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Full Fight | 元谷友貴 vs. 太田忍 2 / Yuki Motoya vs. Shinobu Ota 2 – RIZIN.48

*2024年12月31日開催RIZIN DECADE 秋元強真と対戦する元谷友貴の過去の試合を公開!!*

2024年9月29日 Yogibo presents RIZIN.48 「元谷友貴 vs. 太田忍 2」
*実況・解説:* 鈴木芳彦 川尻達也 鈴木千裕 くるみ

▼NEXT EVENT
「RIZIN DECADE」
in さいたまスーパーアリーナ
2024年12月31日(日)11:30開場 / 13:00開始
https://jp.rizinff.com/_ct/17729948

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45 MMA MMAPLANET o RIZIN RIZIN LANDMARK10 アラン“ヒロ”ヤマニハ 太田忍 山本聖悟

【RIZIN LANDMARK10】ヤマニハ、山本の打撃で追い込まれるも粘り強い組み技→RNCで一本勝ち

<バンタム/5分3R>
アラン“ヒロ”ヤマニハ(ブラジル)
Def.2R3分7秒 by RNC
山本聖悟(日本)

山本が右の前蹴りと右カーフ、ヤマニハの右カーフに右ストレートを狙う。リーチで勝る山本はジャブと右前蹴りで距離を取り、右カーフでヤマニハの前足を削る。ヤマニハも右カーフを蹴り返すが、山本もしっかり構えて右カーフを蹴る。

山本は細かいパンチのフェイントから顔面前蹴り、右カーフを当てて右ストレートにつなげる。さらに山本がヤマニハのローに右フックを合わせ、ヤマニハのダブルレッグを切ると、ヤマニハの立ち際にパンチをまとめる。

山本は左の三日月蹴りを突き差し、右ストレートからヒザ蹴り、右カーフを蹴ると、ヤマニハをケージに詰めてボディブローを打ち込む。ここから山本は左を当てて右カーフを蹴る。ヤマニハも左フックで山本を追いかけ、山本に組みついてケージに押し込む。

山本もケージに体を預けて粘るが、ヤマニハが足をかけて山本を寝かせてバックへ。ここからRNCを狙うと、山本はヤマニハの腕を外して立ち上がる。ヤマニハは山本の打撃で左目尻をざっくりとカットしている。

2R、山本がスピニングバックエルボー。ヤマニハがダブルレッグで組みつき、山本のバックにつく。山本はスイッチで逃げようとするが、ヤマニハはバックコントロールして肩固めへ。

マウントポジションから絞めるヤマニハに対し、山本はケージを蹴ってブリッジし、インサイドガードで上になる。山本が立ち上がると、レフェリーはブレイクを命じる。

試合がスタンドに戻ると山本は右の前蹴り、左のヒザ蹴り、右アッパー。ダブルレッグから組みついたヤマニハがボディロックからテイクダウンすると、背中を見せて立とうとする山本のバックについてRNCへ。これでがっちりと極まり、ヤマニハが一本勝ちを収めた。

試合後、ヤマニハは大晦日出場、太田忍戦をアピールした。


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45 BELLATOR MMA MMAPLANET o RIZIN RIZIN48 ブログ 元谷友貴 太田忍

【RIZIN48】太田忍にRNCで快勝、元谷友貴「ストレート系のパンチを使ったのは、堀口選手のアドバイス」

【写真】対策練習があったとしても、普段の練習で自力がついた勝利(C)RIZIN FF

9月29日(日)に、さいたま市中央区のさいたまスーパーアリーナで開催されたRIZIN48で、元谷友貴が太田忍からRNCで一本勝ちを収めた。
text by Takumi Nakamura

2022年7月以来、約2年ぶりに太田と再戦した元谷。太田のパワフルなパンチで押される場面もあったが。ジャブ& ストレートを細かく当て続け、最終ラウンドにスクランブルの攻防からバックにつくと、ワンハンド式のRNCを極めた。

2年前に判定勝ちした太田に対してリマッチではRNCによるフィニッシュ。単純な比較はできないが、自身の成長を見せた形の試合となった。この勝利の裏にあるATTでの練習の積み重ね、そして試合の当日のひらめきを元谷に語ってもらった。


やっぱりATTでレスラーたちとたくさん組んできたんで

――前回の太田忍戦はRNCで見事な一本勝ちでした。試合映像はご自身でもチェックされましたか。

「はい。何回か映像を見直して、試合前に自分が思っていたやりたい流れというか、自分の想像通りというか、自分のやりたい試合ができたと思います」

――事前にイメージしていた太田選手とそこまで大きな違いはなかったですか。

「そうですね。大体こんな感じで組んでくるだろうなというイメージはしていて、それを切ったりするイメージはありました」

――太田選手とは2022年7月以来の再戦でしたが、組んだ時の感想はいかがでしたか。

「太田選手はレスリングのトップ選手なので、2年前に試合をした時からテイクダウンが強かったし、ある意味、あそこから劇的にテイクダウン能力が上がることはないと思っていたんです。だから太田選手のテイクダウン力はイメージできていたし、そこに対応できるように練習してきました。前回は結構テイクダウンを取られたんですけど 今回はディフェンスができたかなと思います」

――今回の対戦でテイクダウンディフェンスできた要因は何だったのでしょうか。

「詳しくは言えないですが、太田選手がテイクダウンする感じというか、自分の中ではこういう風にテイクダウンしてくるだろうなというのがあったんで、それをイメージしてやっていました。あとはやっぱりATTでレスラーたちとたくさん組んできたんで、そういう面では免疫というか、すごく対策はできていたのかなと思います」

――ATTでレスリングベースの選手たちと肌を合わせることで自然にレスリング力が上がっているわけですね。

「そうですね、レスリング力は変わったと思いますし、本当に全部の局面で、すごくいい練習ができているなと感じています」

――あとは打撃に関しても元谷選手がイニシアチブ取っているように見えました。

「打撃でああいう感じになるとは思っていませんでしたが、ジャブとかストレートとか、それ系の技でリードできましたね」

――太田選手も自信を持ってパンチを振っていましたが、実際に戦っていてどう感じていましたか。

「やっぱりガードの上からでも一発は重いなと思いましたね。ただ自分の方が打撃を当てられていて、 相手の打撃も見えていたんで、もしバチバチに打ち合っても、1発もらってしまう以外で負ける感じはないなと思いました」

――太田選手が元谷選手をコーナーに詰めて思い切りパンチを振る場面もあり、見栄えが悪いかもしれないという考えはありましたか。

「仮にガードの上からでも、距離を詰められて打撃をもらうのは、見栄えが良くないなと思いました。多分この試合で1発もクリーンヒットはもらってないし、脳にダメージをもらったかというとダメージはないんですけど、太田選手のパンチで流血しちゃったんですよね。あれはパンチをガツン!ともらってパックリ割れたんじゃなくて、グローブが擦れたかなんかで切れた感じだったんですよね。あれもダメージはなかったのですが、流血のせいで印象が悪いよなと思いました」

――では試合の展開としてはうまく進められているけど、印象が悪い部分もあるなという感覚だったのですね。

「そうですね。実際にダメージはなくても圧をかけられて(ロープやコーナーに)詰まっちゃうと印象が悪いんで。今回は常に動きながら、あまり距離を詰めさせないようにイメージしていました。でもそこは太田選手の強いところでもあるので、まああんなもんかなとは思います」

――逆に元谷選手のコンパクトなパンチも当たっていたと思いますが、手ごたえはありましたか。

「自分のパンチで効かせた感じはあまりなくて、普通に打撃を当てる・ポイントで当てる感じでした。どうしても倒そうと思って強く打ちこんじゃうと、あっちのテイクダウンがあるんで。だから最初は3Rを通して試合を考えて、太田選手に組みつかれないように、バン!と行きすぎないようにしていました」

――ダメージを与えようとしてパンチが大振りになって、そのタイミングで太田選手に組まれる。そういった展開は避けたかったですか。

「太田選手に一度いいところを組まれたら対処が遅れちゃうし、そうなるとテイクダウンを取られて相手に良い形を作られちゃうと思うんで、そこはちゃんと隙を作らず、しっかりポイントアウトして(テイクダウンを)切ってくイメージでした」

――そこも含めて細かいパンチ=真っすぐ系のパンチで試合を作っていく作戦だったのですか。

「ストレート系のパンチを使ったのは、試合直前にセコンドの堀口(恭司)選手にアドバイスされたからなんですよ。『こういう方がいいんじゃない?』みたいな感じで。それを言われるまで自分は普通に打撃をやろうかなと思っていたんです」

――それは意外でした。てっきり試合に向けてミットなどで反復練習しているものだと思っていました。

「試合前のアップで動いてみて、自分の得意なストレートの形があって、これを使おうかなみたいな感じでした。当日の動きと堀口選手のアドバイスがちょうど合って、それが作戦としてハマりましたね」

――まさに直前も直前だったのですね。

「練習の段階ではストレート系のパンチを出す感じはあんまりなかったですね。だから本当に当日、それも試合直前で決めました」

――では組みに対してはしっかり練りつつ、打撃は自分の感性・感覚で出していたという形ですか。

「でも組みも太田選手対策としてはやってなかったです。純粋にレスラーと練習してレスリング力そのものを上げてきた感じです」

――試合のインターバル中には堀口選手とどのような会話をしていたのですか。

「インターバル中に何か話したというのはなくて、自分は試合のことだけを考えていましたね。そこに堀口選手が『ストレート系がいい』、『こういうフェイントがいい』、『これが当たってるね』、『この感じでいいよ』みたいなことをアドバイスしてくれて、それを耳で聞きながら試合に集中していました」

あの形で極まりましたけど、それ以外にも自分の中で極める流れやパターンはもっとあります

――そしてRNCで決着がついた3R、スクランブルの攻防からバックを取る動きは自然に体が動いていましたか。

「あれは体が勝手に動いたというか、いつも通りの動きって感じですね」

――あの場面は元谷選手が太田選にがぶられた状態から一旦引き込むようにして、スクランブルの展開に持ち込んでバックを取る形でした。あれはATTでレスリング系の選手と練習していた成果ですか。

「レスリング系の選手と練習していると、よくスクランブルの展開になるので、例えばですけど、こういう動きが通用する・しないというのがやっていて分かるんですよね。スクランブルの動きは純粋なレスリングの動きじゃなくて、レスリングの動きに寝技の要素も入っているので、ああいう動きを練習でやりながら通用する動きが何かを覚えていく感覚です」

――まさにレスリングとグラップリングを融合させた動きでしたが、ああいった動きは元谷選手も意識しているものですか。

「やっぱりATTには強いレスラーがいるので、この部分だったらいける、この部分は厳しいというのが分かりやすい。それで自分が勝負できるところ、自分の動きの流れや組み立てが明確になってくるんです。そうやって色んな面で強化できているなと思います」

――ATTでの練習を重ねることで使えるようになった技術や技の引き出しは増えていますか。

「そうですね。自分の通用するところ・しないところは米国に行くたびに明確になってきていますね」

――そして最後のRNCは両腕を組むのではなく、ワンハンドチョークのような形で極めていましたが、あれは元谷選手の得意な形なのですか。

「ATTではみんな強いのでなかなか極めさせてくれないんですけど、日本に帰ってきて練習していると結構極まる形ですね。自分の得意な形ではあります」

――相手の首に手を回せば極められるという自信はありますか。

「今回の試合で言えば、あの形で極まりましたけど、それ以外にも自分の中で極める流れやパターンはもっとありますね」

――前回の対戦は判定勝利でしたが、今回は一本勝ち。フィニッシュして勝ったことは率直に嬉しいですか。

「すごく嬉しいですね。今回は結構早めに試合が決まって、すごくいい準備ができて。しかもフィニッシュを目指して戦っていたので、 最後の最後にフィニッシュ出来て、すごく嬉しかったです」

――太田選手は今年に入って牛久絢太郎戦、Bellatorでのロジャー・ブランク戦に勝利していて、流れや勢いは太田選手の方に分があるという見方もあったと思います。その一方で元谷選手もATTでの練習を継続して、自分の方が成長しているという手応えはありましたか。

「ATTに行くようになって、最初に行った時より2回目、2回目よりも3回目…という風に、自分自身も吸収力が上がっているというか、この試合に向けてATTで練習するなかで、たくさんのことを学ぶことが出来たんですよ。ATTで練習する回数が増えることで、環境にも慣れてきて、色んなことを吸収できるようになっていますね。

試合に向けてだけじゃなくて、年間通して練習でやる動きもあるし、そういうものが少しずつ理解できてきて。やっぱり2カ月くらいの練習で、その瞬間だけ覚えるんじゃなくて、時間をかけて身についてきたという感覚があります。だからATTに行けば行くほど、新しいことを覚えて吸収していますね」

――元谷選手としては海外の練習は短期間ではなく、回数を重ねて何度も行くことで、ようやく身になるという感覚ですか。

「どうしても2~3カ月だけ行っても、その環境に慣れるだけで終わっちゃうんですよね。やっと環境とかリズムに慣れてきたと思ったタイミングで帰国しないといけない、みたいな。だから新しいことを学ぶ余裕がないというか、身体で覚えるといったらなおさらですよね。だから1回目で海外に慣れて、そこから何回も練習に行くというのがいいと思います」

――そう考えるとATTでの練習をスタートしたことは元谷選手にとって大きな転機でしたね。

「はい。すごく変わりました。まだ全然伸びしろを感じているし、日本でやっていることとはまた違う技術というか、そういうものもたくさんあるので、これからもATTで練習を続ければ成長できると思っています」

大晦日でもいいですし、もし来年になったとしても自分はその分強くなれる

――さて次の目標としてはRIZINバンタム級のベルトになってくると思います。同じ大会で井上直樹×キム・ス―チョルの王座決定戦が行われ、井上選手がTKO勝利でベルトを巻きました。あの試合を見た感想を聞かせてもらえますか。

「やっぱり井上選手がすごく強いなと思いました。日本人でスーチョル選手に勝った選手はいないし、スーチョル選手のああいう負け方は今までなかったと思うので。しかもちゃんと顎を打ち抜いて倒して勝って、狙い通りの勝ち方だったと思うんですよ。だから井上選手も強くなっているなと思いました」

――元谷選手は2020年大晦日に井上選手に敗れているので、そういった意味でもベルトやリベンジへの想いはいかがですか。

「そうですね。僕が今目指しているものがRIZINのベルトなので、オファーがあれば井上選手に挑戦したいです。で、前回よりもいい試合して勝ちたいと思っています」

――井上選手は大晦日での試合をアピールしていましたが、元谷選手も大晦日の大舞台でベルトに挑みたいですか。

「僕は(挑戦まで)あと1戦挟むか挟まないかだと思っているので、今年の大晦日でもいいですし、もし来年になったとしても自分はその分強くなれるので、それもそれでありかなと思っています」

――元谷選手はRIZINの旗揚げ興行(2015年大晦日)にも出場していて、RIZINでのキャリアも10年近くになります。RIZINで戦うこと、RIZINでベルトを巻くことには特別な思い入れもありますか。

「2015年から出ているので、そろそろ10年ですよね。RIZINも旗揚げ当初から、すごくレベルも上がっているし、世界のトップ団体と比べてもRIZINはレベルが高いと思っています。今は顔ぶれも新しくなって、新しい力・若い世代が入ってきて、RIZINそのものも色々と変わっていくと思うんですけど、僕自身はまだまだ頑張りたいと思います」

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【Gladiator028】蹴り、突き、寝技——吉田開威が語る右回転ヒジKOへの道「技は打ち込みと度胸」

6日(日)、大阪府豊中市の176boxで開催されたGladiator028で、吉田開威が上田祐起を右スピニングバックエルボーでKOした。
Text by Shojiro Kameike

1Rから組みの展開で押されながらも、凌ぎ続けた吉田が2R残り6秒で逆転勝利。6月の中国WKG&M-1、ウー・シャオロン戦に続くKO勝ちの裏にあった自身の成長と課題とは――。試合翌日、吉田が道場主を務める空手道剛柔流朋武館高岳支部を訪ねた。


MMAでも思いっきり軸足を廻すことができるようになっています

――昨日は見事なKO勝ち、おめでとうございます。全試合終了後、上田選手のために救急車が呼ばれていました。試合終了後からしばらく経ってからダメージが表面化したようですが……。

「はい、それは聞きました。でもフィニッシュのスピニングバックエルボーではなく、足先蹴り(そくせんげり)がボディに入った時のダメージだったようですね。自分でも『温かい生肉を神経の通っているナイフで貫き通した』というような感触がありました」

――凄い表現ですが、感触のイメージは伝わってきます。ボディ、内臓のダメージであれば、時間が経って表れてくるのも理解できますね。

足先蹴りは1Rと2Rに一度ずつ確認できる。2Rの蹴りで感触があったという(C)SHOJIRO KAMEIKE

「ズボッと刺さってはいなかったけど、『これは効いたな』という感覚はありましたね。あれがズボッと刺さっていたら、その場で倒れていたと思います。外れていても、それだけ威力があることは分かったので、この蹴りを完成させていきたいです」

――6月は中国で一撃KO勝ちを収めています。あの時も左ハイをブロックされたものの、そのまま相手が倒れました。

「僕もあの左ハイで倒れるとは思っていませんでした。まず作戦として、距離を測るために出した左ハイだったんです。前日の公開計量で、相手がメチャクチャ度の強い眼鏡をかけているのを父が見て『これは遠いところは見えていない』と思ったそうなんです。

それを聞いて――試合前日から、ひたすら遠い間合いからの蹴りの打ち込みをやっていました。ただ、さっきも言ったとおり最初の左ハイで倒れるとは思っていなかったです。相手はブロックしていたし『蹴りを受けられてしまった』という感触で。と思っていたら、そのまま後ろに倒れていったので、『えっ!?』と思いました。

今まで空手で、面を付けている相手をKOする感覚は持っていたんです。面があるからメチャクチャ深く、ガッツリ当てて、ようやく倒れるという感覚で。でも面を付けていない相手を倒すことができた――自分の蹴りが思ったよりも威力があるんだな、って初めて知りました」

――シャオロン戦前のインタビューでは、「空手ではKOできているけど、MMAでは判定続きだから倒したい」と言っていました。これまでMMAの試合で出していた蹴りと、シャオロン戦の左ハイでは何か違いがあったのでしょうか。

「あの左ハイは、軸足を廻す空手の蹴りなんですよ。遠い間合いから軸足を180度廻して、ヒザをグイッと前に出して、真正面に蹴っていくいような感じです。

上田戦では左ミドル、右ハイと軸足を廻して打ち込んだ(C)SHOJIRO KAMEIKE

以前はMMAで蹴りを出すと掴まれそうだと思って、アマチュアの頃から全く蹴りを出せませんでした。寝技を全くやっていなかったので『蹴りを掴まれて倒されたら終わりだ』と。寝技の練習をすることで、その気持ちはどんどん減ってきて、MMAでも思いっきり軸足を廻すことができるようになっています。腰を入れて軸足を廻すことによって軸が残っているから、すぐ体勢を戻すことができて組みにも対応できるように練習しています。そこは進化した部分ですね」

――ということは昨日の試合でも、組まれた時に凌げる自信はあったのですね。

まだまだグラウンドに課題は残るが、徐々に成長は見せている(C)SHOJIRO KAMEIKE

「自信はありました。たとえば1Rにバックを奪われた時も、まずは落ち着いてワンハンドを外すことができました。練習では元谷(友貴)さんのワンハンドを受けているんですよ」

――元谷選手が太田忍戦で極めたようなワンハンドのRNCを……。

「そうです。元谷さんや寒天(たけし)さんのワンハンドは本当に強くて。それを受けていたおかげで、バックを奪われて四の字フックの体勢は辛いけど『両手で取られなければ耐えられる』と思いました。だから落ち着いて片手を外していったんです」

――上田選手の四の字フックに対しては?

「1Rは割とフックが硬かったです。でもカーフが効いて、2Rは動きが落ちていましたよね。試合中はずっと我慢していたのかもしれないけど、試合後に話をしたら『カーフがメチャクチャ痛かった』と言っていました。自分も2Rにトップを取り返した時は結構、無理やりな形ではあって。だけど『カーフが効いているから四の字フックはズレる。これは無理やりでも脱出できる』と感じていたんですよ」

――1Rにスタンドでオタツロックを組まれた時も、吉田選手は落ち着いているように見えました。

この形に入る練習ではなく、逃れる方法を練習していたのか(C)SHOJIRO KAMEIKE

「実は寒天さんをはじめ巧い人に、練習であの形をやってもらったことがあるんです。平良達郎選手のようにガッチリと形に入れば、完全にヒザが壊れてしまうことは分かりました。本来、スタンドの状態でガッチリと入ってしまったら、座って解除しないといけないんですよね。でも完全な形にはなっていなかったので、スタンドで正対しました。NTT(Nagoya Top Team=寒天練習)で受けていたおかげです」

――練習でやられて分かることは多いと思います。吉田選手の場合、NTT後のSNSは「またやられた」「まだまだ弱すぎる」という内容しか投稿していません。

「もう本当にやられまくっていますよ。寝技の練習では、ひたすら技を掛けられ続けて、ひたすら負けています」

――しかし凌ぐ自信はついてきたことで、寝技で勝負しようとは思いませんか。

「それは考えていないですね。僕のゴールはスタンドだと決まっています。そのために寝技も凌げるようになってきました。グラップラーを相手に寝技で勝負しても意味がないですからね。相手が打撃主体の選手であれば、そこは考えますけど。

というのも、MMAにおいて寝技で実績を出している選手のレベルに僕が追いつくことはあっても、そのレベルを超えることはないんですよ。でも超えないと極めるまでにはいかない。組みでグチャグチャになった状態では、今は採点に影響を及ぼさないですし。だから最後も、回ってトップを取った時は絶対に立とうと思いました」

Ares王者ユヌソフの試合からインスピレーションを受けました

――なるほど。スタンドの打撃でいえば、今回はいつもよりストレート系のパンチを、踏み込んで打っていました。

「今回は前に出て、パンチを当てに行こうとしました。同じ大会に出ていた木村柊也選手とか、南友之輔選手もそうですけど……ああいう一撃KOをやってみたいんですよね」

――おぉっ、その2選手を意識しますか。

パンチも間合いも課題のひとつ(C)SHOJIRO KAMEIKE

「僕自身、今までは下がりながらパンチを合わせることが多かったんです。そのほうが得意なので。だけど、今までパンチでは倒し切れていない。自分のパンチに威力があったとしても、それを当てることができていない。だから今回は当てに行く、倒しに行くことをイメージして打ち込みをやっていました」

――ただ、そのパンチにカウンターを合わされる場面も多かったです。

「効いてはいなくても印象が悪いですよね。今までは完全に間合いを取り切ってかた動いていたのが、今回はだいぶ距離を近くしました。特に1Rは積極的にKOを狙いましたけど、ラウンドを取られてしまって。これは無理だと思い、2Rは間合いを取り切ってからスタートしたんです。1Rめは大きく振りすぎてしまったことが反省点でした。でも試してみたかったので。

たとえば相手がチャンピオンや海外の強豪だと、その試合で試しはできないじゃないですか。今回は試す場であり、今は積み上げる時期だと思っていました。とにかく今回は、フィニッシュに繋がる手の技を試したいと思っていて。最後のスピニングバックエルボーも練習していたんですよ」

――1Rと2Rは組みで取られた。これは「たられば」ですが、もしそのスピニングバックエルボーが当たらず最終ラウンドに持ち込まれた場合は、どのような展開になっていたでしょうか。

「その場合、最終ラウンドは完全に空手をやるつもりでした。用意してきた技は、たくさんあったんです。寝技にならないことを前提に、用意してきた技の中からどれを使うか。そのまま行っても負けるので、一撃で倒すことを考えていたと思います。

そこで変にワーッと前に出ていくと、また組まれるリスクがありますよね。とにかく間合い感覚だけでいえば負けることはない。倒しに行かず、ポイントゲームに徹すれば負けることはない。そこに徹しながらKOできる筋を探そうという感じでした」

――それは組みの展開で凌ぐことができる手応えを得たと同時に、中国で倒す感触を得たからこそできる戦いですよね。では、いくつも技を用意してきたなかで、最後にバックエルボーを選択した理由は?

「あれは選択したのではなく、自然に出ました。上田選手の左は、序盤はジャブを突いてくるけど、疲れて来るとフックが多くなるんです。今回はそのフックを振ってくるところに合わせる練習をしていました。

フランス支部を持つ朋武館。今年8月、現地修行の際にソラヌフとMMAの練習も行っていた(C)GOJUーRYU HO-BUKAN

今回の試合の前にフランスへ練習に行ったんですよ。そこでAresバンタム級王者のアブバカル・ユヌソフと練習して。彼がベルトを獲得した時の試合映像を視たら、フィニッシュが右スピニングバックエルボーだったんです。『これをやりたい!』とインスピレーションを受け、自分の形に落とし込んで、ひたすら打ち込みをしました。

練習では和田教良さんや寒天さんに、大きく振ってもらって、その中に入ってバックエルボーかバックスピンキックを打つ。いろんな相手、いろんなシチュエーションでやってもらっていて、自宅でもミットで打ち込みをやりました。僕の中で技というのは、どれだけ打ち込むか――それと、度胸なんですよ」

――打ち込みと度胸!

「まず技は無意識で出るまで打ち込みをやります。あとはそれを出す度胸ですね」

――そこまでプランが固まっていたのであれば、上田選手にバックを取られた時も「とにかく疲れてくれ」と……。

「アハハハ。それはないけど――スタンドバックを取られたのは、半分わざとです。あまり良くないけど、『立った状態であれば負けない』とは思っています。でも考えていたより上田選手のテイクダウン能力が高くて、倒されてしまいました。『まだまだ全然ダメだ』と思って、今日は朝から柔術の練習に行ってきたんですよ」

――えっ、試合の翌日に!?

試合翌日から練習~空手の指導。昇段審査が近いため指導にも熱が入る(C)SHOJIRO KAMEIKE

「はい。朝は柔術、昼はMMAの練習をして、夜の指導に来ました(笑)」

――もう次に向けて進んでいるわけですね。上田戦後にはマイクを渡され、タイトルマッチについて発言しました。

「どうなんでしょうね? チャンピオンの竹中大地選手はRIZIN出場を希望していて、すぐグラジの防衛戦をやろうという雰囲気ではないですよね」

――順番でいえば7月にテムーレンをKOした南選手のベルト挑戦もありますし。11月にはRIZIN名古屋大会が行われますが、たとえばRIZINに興味はないのですか。

「そういえば今日、カードが発表されていましたよね(※取材開始直前、RIZIN公式YouTubeチャンネルでRIZIN LANDMARK10の対戦カードが発表されていた)」

――はい。

「一緒に練習している人の試合は聞いていましたけど……自分はRIZINより、開催されるならRoad to UFCを目指したいですね。海外で戦うならフライ級まで体重を落とせるかどうかもテストしています」

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AB BELLATOR DEEP MMA o RIZIN UFC エンカジムーロ・ズールー カルシャガ・ダウトベック シン・ユリ パンクラス ラジャブアリ・シェイドゥラエフ ヴィンス・モラレス 伊澤星花 修斗 元谷友貴 太田忍 宇佐美正パトリック 新井丈 昇侍 木下カラテ 浅倉カンナ 浜崎朱加 海外 牛久絢太郎 矢地祐介 秋元強真 芦澤竜誠 萩原京平 金太郎 高木凌

RIZIN.48:セミ・メイン以外の試合の感想

カルシャガ・ダウトベック vs. 木下カラテ

打撃戦なら木下にも勝機はある…なんてことはなくて、普通にダウトベックが打ち合いで意識を飛ばしてKO勝ち。木下自身が言うように、他の選手がダウトベックを拒否した上で回ってきた試合なのだとしたら、ランキングは上がらず実力的には怖い相手という印象がさらに増してしまっただけの結果で、ダウトベックはますます避けられる存在になりそう。さすがに次に外国人同士で組むのは露骨すぎるだろう。

新井丈 vs. エンカジムーロ・ズールー

ズールーが打撃を効かせてのKO勝ち。ストローから上げてきた新井と、近年バンタムでも戦ってきたズールー。新井は筋力増量したと言っても、単純に体格に差があった。前回は激闘からブランクを開けずに出てきてしまったので、ダメージが抜けていなかったという事情があったが、今回の効かされ方を見ていると、若くして早くもダメージの蓄積が感じられる内容だった。

KO勝ちしたズールーについては、やはりそこまでの実力の選手とは思えなかったが、派手な打ち合いをしてくれそうだし、初手でインパクトは残せたので、今後も若手の壁としての役割がちょうど良さそう。年齢的にもUFCが取るとも思えず、いなくなる心配もない。

金太郎 vs. 秋元強真

テイクダウンしたら金太郎にも勝機はありそうだったが、凌いで打撃を入れた秋元の1RKO勝ち。まずは今後もこのクラスの、コロナ禍で外国人枠が空いたおかげでメインストリームに入っていたことがあるレベルの相手を刈っていって経験を積むのが良いのでは。

金太郎はATT所属になって鍛え直したと言っても、30歳を過ぎてそこまで短期間で飛躍的に実力が上がるはずもなく。ていのいい咬ませ犬の役割が精一杯。それにしても18歳相手に完敗というのは、言い訳が全く出来ないし、あまりにも残酷すぎる。今後は関西大会限定キャラとして使うしかなさそう。

萩原京平 vs. 高木凌

高木がタックルを仕掛けた時点で、打撃戦を避けての展開だったので、これは萩原の勝ちかと思ったが、高木レベルの組みもしのげずにチョークで一本負け。とどめにDV騒動の報道まで出る始末。まあ今さら影響することもなさそうだが。さすがに相手のレベルを高木クラスまで落として勝てないようでは、咬ませ犬としての役割も厳しいし、金太郎同様、関西大会ご当地枠になるのが関の山か。

高木は2連続フィニッシュ勝利ではあるが、2連戦とも相手ありきのマッチメイクだったので、これでRIZINが推してくれるかは微妙なところ。結局中堅外国人相手には手も足も出ないという実力は変わっておらず、上位と当てられると厳しい。ダウトベックのような地味強の踏み台にされそう。

矢地祐介 vs. 宇佐美正パトリック

海外のオッズでは宇佐美がフェイバリットになっているところもあったが、矢地が順当に勝利。しかし矢地の強さを見せたと言うより、宇佐美がまだこのレベルではなかったというのを見せただけで、評価が上がる内容ではなかった。タイトル戦線の海外勢の相手は厳しいので、フィーダーショー王者クラスの野村・ヤン坊・大原あたりとの対戦が見てみたいが、わざわざRIZINで矢地のために組むカードなのかという疑問も残る。

宇佐美もまた、矢地クラスの前に適当な踏み台の実力の相手との対戦が必要なところだったが、前回のように実質セミリタイアしていた徳留のような相手を毎回連れてくるわけにもいかないし、宇佐美自身がDEEPクラスで経験を積んだほうが良いと思える。

牛久絢太郎 vs. 佐藤将

またも僅差の試合になった将光だが、終盤のギロチンの印象もあり勝利。実際にこれがジャッジで評価されたかは不明だが、観客に勝ったという印象は残した。トップクラスが相手だから仕方ないが、毎回僅差の試合になる。王者井上には敗れているし、次の相手が難しくなりそう。

その将光に敗れてしまった牛久はさらに難しい状況に。太田戦に比べれば動きは悪くなかったが、やはりフィジカルを落として階級を下げる判断が、選手としての魅力も下げているように見えてしまう。

伊澤星花 vs. 浅倉カンナ

伊澤が危なげなく勝利。もとより勝負論がある組み合わせではなかったが。RIZINではパウンド・フォー・パウンドと言ってもいい実力を見せてはいるが、それに値する相手がいないのが残念。UFCにない階級だけに、アメリカのこの階級のトップは階級を上げてストローで戦ってしまう。伊澤は海外への挑戦よりもRIZINを盛り上げたい意向を示しているが、伊澤が強すぎるが故に盛り上がっていないのが実情。

浅倉は当時の絶対王者浜崎をあと一歩のところまで追い込み、年齢的に次の対戦では超えられそうだったが、その前に同い年の伊澤に先を越されてしまった。RIZIN初参戦時には、修斗パンクラスJEWELSでは前座クラスで、抜擢されたのは実力ではなく「現役JK」という当時の肩書きありきだったが、その後王者にまで昇りつめた。昇りつめてしまったために、目標がなくなってモチベーションが上がらなくなってしまったのかもしれない。王座から陥落後、JEWELSに降りてきて、当時の王者前澤を圧倒した試合が一番印象に残っている。

RIZIN LANDMARK10カード発表

浜崎朱加 vs. シン・ユリ

42歳で2年ぶり復帰の浜崎。相手はビジュアル枠のシン・ユリ。厳しい試合が続いてきたので、調整試合的なカードになるのは仕方がないが、一度実力の世界を構築したRIZIN女子が、またキャラ先行階級になってきてはいないか。

昇侍 vs. 芦澤竜誠

昇侍も41歳で2年以上のブランク。以前、ジヨン戦で負傷した腕の経過が思わしくなく復帰できないとSNSで報告していたが、大丈夫なのだろうか。

イゴール・タナベ、ヘビー級転向

ウェルターの減量が厳しいタナベが、ミドルやライトヘビーではなくヘビー級に。まあウェルターへの減量が厳しい時点で、通常体重は100kgくらいあるだろうし、減量ではなく増量すればRIZINヘビー級でも戦えるだろう。ナチュラスーパーヘビー級で技術もあるような、階級トップとの試合は厳しいが。同時に、タナベありきで存続していたRIZINウェルター級の終了のお知らせかもしれない。

フアン・アーチュレッタ vs. ラジャブアリ・シェイドゥラエフ

もともと差があるマッチメイクと思っていたところで、アーチュレッタが体重超過。勝っても公式記録にならず、試合のモチベーションはさらに低下してしまい(もともと大幅超過する時点であまりないのかもしれないが)、内容も見どころなくシェイドゥラエフ勝利。北米MMAでの厳しい競争をするより、Bellator王者の肩書きを世界一大事にしてくれるJMMAで戦うことを選択したエンジョイ勢なのかもしれないが、最低限のルールを守れないのは厳しい。

シェイドゥラエフは完勝したが、榊原代表は「ダメージがないから11月の名古屋大会出場」とコメント。地方大会だと集客力がある日本人選手との対戦はなさそうだし、勝ってもタイミング的に大晦日に出られなくなってしまうのがもったいない。

元谷友貴 vs. 太田忍

一番意外だった試合結果。太田は将光戦といい、ベテラン相手だとうまくいなされてしまうのか。もっとレスリングでゴリゴリ削っていくと思っていたので、レスリングで攻めさせず、打撃で削りながら、最後はスクランブルに持ち込んでチョークを決めたのが見事だった。前回の井上戦は1Rチョークで敗れたが、実力を出し切ったとは思えなかったので、王座戦での再戦が見てみたい。ただ、前回大晦日で負けたヴィンス・モラレスが、同日のUFCの前座で完敗していたので、選手が抜けて階級全体が底下げされている感は否めない。

太田はまたもや今後使いにくくなる敗戦。前回のBellator出陣は、直前で相手が欠場して、階級下でRIZINに出ているより下のレベルの外国人との対戦になってしまったので、またBellatorに出て、今度はちゃんとトップクラスの選手との対戦が見てみたい。

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【RIZIN48】反省会場

735: 実況厳禁@名無しの格闘家 2024/09/29(日) 19:55:02.81 ID:VQeJB2jB0NIKU
太田最強推ししてた人いたけど
お元気でしょうか・・・?


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【ABEMA同時生中継】RIZIN.48 冒頭2試合&8試合目無料生中継

9.29『RIZIN.48』
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RIZIN.48」が9月29日(日)にさいたまスーパーアリーナにて開催決定!

2つの王座戦でRIZIN”新章”が開幕。

ライト級王者で柔術スパーエリートのホベルト・サトシ・ソウザに挑むのは、
現在4連勝中で勢いの乗るルイス・グスタボ。悲願のベルト奪取は叶うのか。

そしてバンタム級新王者決定戦では「天才と呼ばれ続けたエンジェル」こと井上直樹と、韓国出身で対日本人10勝無敗の戦績を誇る「ゾンビ」ことキム・スーチョルが激突!日韓対決を制するのは果たしてどちらなのか。

その他、リベンジに燃える悪童こと萩原京平、今回で現役を引退を決意した浅倉カンナ、前戦では苦杯を喫した元谷を相手に再戦に挑む太田忍、朝倉未来の弟子として「格闘代理戦争」でアラン“ヒロ”ヤマニハに快勝した秋元強真など豪華選手が一挙に集結!

最強戦線、RIZINの新たな門出を、その目に焼き付けよう。

▼対戦カード
メインイベント
ライト級タイトルマッチ
RIZIN MMAルール:5分3R(71.0kg)
ホベルト・サトシ・ソウザ vs. ルイス・グスタボ

第10試合
バンタム級タイトルマッチ
RIZIN MMAルール:5分3R(61.0kg)
井上直樹 vs. キム・スーチョル

第9試合
RIZIN MMAルール:5分 3R(61.0kg)
元谷友貴 vs. 太田忍

第8試合
RIZIN MMAルール:5分3R(66.0kg)
フアン・アーチュレッタ vs. ラジャブアリ・シェイドゥラエフ

第7試合
RIZIN MMAルール:5分3R(49.0kg)
伊澤星花 vs. 浅倉カンナ

第6試合
RIZIN MMAルール:5分 3R(61.0kg)
牛久絢太郎 vs. 佐藤将光

第5試合
RIZIN MMAルール:5分 3R(71.0kg)
矢地祐介 vs. 宇佐美正パトリック

第4試合
RIZIN MMAルール:5分3R(66.0kg)
萩原京平 vs. 高木凌

第3試合
RIZIN MMAルール:5分 3R(61.0kg)
金太郎 vs. 秋元強真

第2試合
RIZIN MMAルール:5分 3R(57.0kg)
新井丈 vs. エンカジムーロ・ズールー

第1試合
RIZIN MMAルール:5分 3R(66.0kg)
カルシャガ・ダウトベック vs. 木下カラテ

#ABEMA #RIZIN #アベマRIZIN #RIZIN48
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【RIZIN.48】アーチュレッタ、“盟友”朝倉海とのコンタクト&クレベル戦でのケガの状況を明かす “強敵”シェイドゥラエフ戦に意気込み 『RIZIN.48』試合前インタビュー

9月29日開催の『Yogibo presents RIZIN.48』(さいたまスーパーアリーナ)の試合前インタビューが27日に都内で行われた。

■『Yogibo presents RIZIN.48』対戦カード
第11試合/ホベルト・サトシ・ソウザ vs. ルイス・グスタボ
第10試合/井上直樹 vs. キム・スーチョル
第9試合/元谷友貴 vs. 太田忍
第8試合/フアン・アーチュレッタ vs. ラジャブアリ・シェイドゥラエフ
第7試合/伊澤星花 vs. 浅倉カンナ
第6試合/牛久絢太郎 vs. 佐藤将光
第5試合/矢地祐介 vs. 宇佐美正パトリック
第4試合/萩原京平 vs. 高木凌
第3試合/金太郎 vs. 秋元強真
第2試合/新井丈 vs. エンカジムーロ・ズールー
第1試合/カルシャガ・ダウトベック vs. 木下カラテ

#アーチュレッタ #シェイドゥラエフ #RIZIN48 #RIZIN #朝倉海

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【RIZIN48】2年2カ月振りの再戦=元谷友貴戦へ、太田忍「スキルは追いつかないけど、当たったら倒せる」

【写真】戦闘態勢になくても、強さ、ヤバさが伝わってくる(C)TAKUMI NAKAMURA

29日(日)さいたま市中央区のさいたまスーパーアリーナで行われるRIZIN48にて、太田忍が元谷友貴と対戦する。
Text by Takumi Nakamura

昨年10月の佐藤将光戦ではスプリットでの判定負けを喫して以降、3連勝と勝ち星を積み重ねている太田。今年4月には元RIZINフェザー級王者の牛久絢太郎に判定勝利し、6月の海外遠征=Bellator CSダブリン大会ではローゲル・ブランケから一本勝ちを収めた。

今大会では2022年7月に敗れている元谷との再戦を迎え、年内での王座挑戦という目標を達成すべく「いい勝ち方をすることが最低条件」と語った。


――6月のBellator CSダブリン大会ではローゲル・ブランケにノースサウスチョークで一本勝ちでした。大会直前に対戦相手がフランチェスコ・ヌッツィからブランケに変更になるアクシデントもありましたが、あの試合を振り返っていただけますか。

「ヌッツィがサウスポーだったのでずっとサウスポー対策をやっていて、ブランケはオーソドックスだったんですけど、試合の時に(ブランケが)スイッチしてミドルを蹴ってきたんです。だから事前にやっていたサウスポー対策は出た試合だったかなと思います」

――向かい合った時にいけるという感覚はありましたか。

「そうですね。前日計量の時点で相手はリミットをアンダーしていたので、通常体重がそのくらいの選手だったと思います。だから組みになったら体格差・フィジカル差が出るだろうと思っていて、いざ試合で組んでテイクダウンした時に、これだったらいけるなと思いました」

――ヌッツィ戦に向けて準備していて、そこで身についたもの・プラスになったものはありますか。

「ヌッツィは打撃をメインに組み立てて、テイクダウンの処理もできる相手だったんです。4月の牛久(絢太郎)戦はテイクダウンしてトップキープ出来たんですけど、そこがより強くなったかなと思います。自分のMMAが世界に通用するかどうかだったところで、それが世界にも通用できる準備はできていたと思います」

――前回のインタビューでは「今はMMAのMぐらいまではできるようになってきた」という言葉もありました。そこの理解度は上がっていますか。

「徐々に、ですね。僕はなんだかんだで次がMMA11戦目で、試合の感覚とか、場慣れはしている思います。ただ客観的に自分を見てMMAファイターとしてレベルが低いと思うので、MMA全体のスキルで見たときにはまだまだですね」

――MMAでは初の海外遠征で勝利したことで得られたものはありますか。

「ファイターとしてスキルが実力が飛躍的に変わったというのはないんですけど、世間の評価は変わりましたよね。Bellator CSに出て勝ったという部分で。そういう評価は得られた試合だったかなと思います」

――今大会では元谷選手と約2年2カ月ぶりの再戦となりました。太田選手にとってはリベンジマッチにもなりますが、オファーを受けた時はどんな心境でしたか。

「対戦カードが決まる時に、ここで勝ってタイトルマッチへという雰囲気もあったので、リベンジマッチですけどタイトルマッチにつながるステップの試合をやっと組んでもらえたなと思いました」

――最近の元谷選手にはどんな印象を持っていますか。

「全体的にレベルが高くてトータルファイターだと思います。今まで寝技の極めは強かったけど、あまり自分からテイクダウンしにいくタイプじゃなかったと思うんです。でも最近の試合は自分からテイクダウンにいくようになって、あの年齢ですけど、米国に行って戦いの幅が広がったなと思います。今年の5月にうちの平松(翔)とやった試合を見るとボクシングに穴があるし、撃たれ弱くなっていると思いますが、そこをリカバリーできる経験値もあって強い選手だと思います」

――太田選手自身は前回と今回ではどこが変わったと思いますか。

「打撃ですね。まだスキルの部分は追いつかないですけど、当たったら倒せる自信はついてきました」

――太田選手は純粋な打撃は誰の指導を受けているのですか。

「内山(高志)さんにボクシングを教えてもらっています。内山さんの指導はすごく分かりやすいんですよ、こういう動きのときはこういう対処をするとか。あとはどういうパンチが当たりやすいとか。まだまだ自分のスキルが高くないので、どこにどういう風に当てればいいとか、パンチの打ち方そのものも教えてもらっています」

――それまで打撃の練習はどうされていたのですか。

「ジムにいるムエタイのコーチにミットを持ってもらったり、選手同士でミットを持ったりですね。内山さんにはデビュー戦の前に教えてもらっていたんですけど、それをまた再開した感じです」

――打撃が伸びたことでMMAとして戦いの幅が広がった部分はありますか。

「パンチがあることを相手に印象づけられれば、自分の得意なテイクダウンにも有効だと思います。今までは相手が消耗していないところで組んで、決めきれないことがあったんですけど、今は打撃で相手を消耗させてから自分のいいところを出せるようになったかなと思います」

――今大会では同じ階級=バンタム級の王座決定戦として井上直樹×キム・スーチョルが組まれていますが、どちらと戦いたいですか。

「自分は今回元谷選手を倒して、チャンピオンになりたいので、勝った方とやりたいです。そこに関してはどちらでもいいですね。ただ井上選手には一度試合を飛ばされているから、そこを倒したいという気持ちもあるし、僕がタイトルマッチをやるなら井上選手と日本人対決をやった方が盛り上がるかなと思います」

――太田選手は2024年内にRIZINのベルトを獲るという目標を立てていますが、ここまでは計画通りに来たという感覚ですか。

「井上選手は年間の試合数が少ない方だから、大晦日にすぐ防衛戦をやるかどうか分からないし、ス―チョルもこの試合のあとにROAD FCのGlobalトーナメントを控えているので、年内に自分のタイトルマッチが組まれるかどうかは分からないですよね。ただ自分が今回いい勝ち方をして見たいという声が大きかったら実現する可能性もありえるので。まずは元谷戦でいい勝ち方をすることが最低条件ですね」

――今年のパリ五輪ではレスリングの日本代表がメダルを多数獲得しました。太田選手も元レスリングの銀メダリストとして刺激は受けましたか。

「凄すぎましたね。言い方は変かもしれませんが、僕からするとこいつらバカじゃねえの?と思うぐらい凄すぎます(笑)。僕は必死こいて銀メダルを獲ったのに、みんな金メダルをポンポン獲っちゃうから、凄いとしか言いようがないです」

――今のレスリングはルール的に日本人が勝ちやすいという側面もあるのでしょうか。

「僕が出た時とはあまりルールが変わっていないので、そこはないのかなと思います。メダルを獲った選手はそのための準備ができていたんだと思います。五輪は本来の力を出せない選手が多いので。僕がメダルを獲った時も、僕が強かったからメダルを獲れたというよりも、五輪というタイミングで自分が持っている力をすべて出すことができたからメダルを獲れたと思っています。今回はみんなそれができていたってことですよね」

――五輪は大会そのものが4年に1度ですし、そこに選手としてのピークを持っていけるかどうか。ライバルたちの仕上がりがどうかも影響しますよね。

「そうなんですよ。五輪にドン!とピークを合わせるには、そのための準備が必要だし、逆に五輪の合間の世界選手権を3連覇していても、オリンピックに出られない選手もいるわけですよ。そういう巡り合わせもあるだろうし、いろんな要素がピタッとハマらないと五輪で結果を出すことは難しいと思いますね」

――こういったお話を聞くと、改めて太田選手のファイターとしてのポテンシャルの高さを感じさせられます。ご自身でもまだまだ伸びしろがあると感じますか。

「伸びしろしかないと思います。僕は2020年にMMAに転向して、年齢的に若くはないし、MMAを始めたのも遅いです。でも言ったらMMAをやってまだ4年、4年生なんですよ。算数でいったらようやく3桁の割り算をやっているとか、そういうレベルじゃないですか。ようはまだ算数の段階で数学にすらいけてないわけですよ。そのくらい僕はMMAファイターとしてやらなきゃいけないことだらけです。

自分は去年・今年と定期的に試合が続いて、試合のための練習が中心になっていて、その準備のなかで強くなってはいますけど、MMAファイターとして自分を強化するための時間がどうしても少ない。試合を定期的に組んでもらえるのはありがたいことなんですけど、将来的にはバランスを見ながら試合をしていきたいです」

――もちろん元谷戦もそうですが、ここから太田選手がどう変化・進化していくかも楽しみにしています。

「僕はRIZINで戦う上で今年が一つの勝負だと思っています。僕は年内もう1試合やるつもりでいますし、そのなかで成長して、ファンの期待に応えられるかどうかも勝負だと思っています」

■RIZIN48視聴方法(予定)
9月29日(日)
午後2時00分~ ABEMA、U-NEXT、RIZIN LIVE、RIZIN100CLUB、スカパー!

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9.29『RIZIN.48』の試合順が決定

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 RIZINが9月29日にさいたまスーパーアリーナで開催する『RIZIN.48』の試合順を発表しています。続きを読む・・・