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【A1C14】ユライア・フェイバー率いるA1Cで夜叉坊が、元LFA王者でマチダ空手の後継者と対戦

【写真】既に今年3戦目と、なかなかのペースで実戦経験を積んでいる夜叉坊とKarate Combatから復帰となるソウア(C)MMAPLANET&LFA

2日(土・現地時間)、カリフォルニア州ロスアンゼルスのコマース・カジノで開催されるUrijah Faber’s A1 Combat14「Sanchez vs Hoch」に石原夜叉坊が出場し、ブルーノ・ソウザと対戦する。
Text by Manabu Takashima

2021年1月のプロ修斗公式戦出場以来、北米フィーダーショー・シーンのFury FC、A1C、XMMA、Up Next Fightingなどで7試合を戦い3勝3敗1分と奮闘を続ける夜叉坊が、5月のヴィンス・モラレス戦の敗北からカムバック戦を戦う。


対戦相手は、そのモラレスに続き元UFCファイターのソウザだ。LFAフェザー級王者からUFCに進んだソウザだが、2連敗でリリースされるとKarate Combatと契約。45度の壁に囲まれたスクウェアマット上で3分3R、道着の下のみ着用でヒザとヒジは反則、組みはOKでパウンドを落とせる時間は5秒というルールで戦ってきた。

シンゾー・マチダの愛弟子のソウザは、伝統派空手のようなステップと距離から、接近戦になるとフック系のパンチを振るストライカーだ。実はこのソウザは、松嶋こよみがDEEP初出場の際に、日本人の対戦相手が見つからず国際戦にカードがシフトされた時、真っ先にマネージメント契約を結ぶBlack houseに出場が打診されたのが、ソウザだった。結果的にKarate Combatとの契約が残っておりDEEP出場はなかった。

その後、シウバはKarate Combatのルイス・ホシャ戦で敗れ1年5カ月振りのMMAが、A1 Combatでの夜叉坊戦となる。LFAとUFCではフェザー級、Karate Combatではライト級とほぼノーマルで戦ったこともあるソウザが、今回はバンタム級で戦う。夜叉坊としては、慎重な探り合いという展開はマチダ・カラテの庭といえるので、大胆な攻撃とテイクダウンを織り交ぜるMMAを披露することを期待したい。

なお今大会のメインはメキシコのUltimate Warrior Challenge、Combat Globalで戦績を積み、LFAでも1勝を挙げているアレックス・サンチェスが、ライト級王座決定戦でエディ・ホクと戦う一戦だ。キャリア13勝3敗のボクサーMMAファイターのサンチェスと、ベアナックルファイトも経験しているホク。

ホクは2014年からMMAは7年のブランクがあり、6年振りの実戦はMMAでなくベアナックル・ボクシングだった。

以前は組みと打撃をミックスしたファイターだったホクだが、今ではバチバチのブロウラーになっている公算も高い。とはいえチャンピオのレベルが、プロモーションのレベルを図る物差しになる。今後、夜叉坊に続き日本人選手の出場も噂されるA1 Combatのチャンピオンシップの質は──いかに。

■視聴方法(予定)
9月3日(日・日本時間)
午前11時00分~UFC Fight Pass

■ 主な対戦カード

<A1Cライト級王座決定戦/5分3R>
アレックス・サンチェス(メキシコ)
エディ・ホク(米国)

<フライ級/5分3R>
アイマー・ヘルナンデス(米国)
ロドニー・ケアロヒ(米国)

<ライト級/5分3R>
アンソニー・フィゲロア(米国)
シェラード・ブラックレッジ(米国)

<バンタム級/5分3R>
スティーブ・モラ(米国)
ジェイムス・ギドリー(米国)

<フライ級/5分3R>
クリストファー・クルーズ(米国)
ミゲール・セハ(米国)

<バンタム級/5分3R>
石原夜叉坊(日本)
ブルーノ・ソウザ(ブラジル)

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BELLATOR CJJW2023#02 MMA MMAPLANET o UFC YouTube エディ・ブラボー エライアス・アンダーソン クリス・ゴンザレス コンバット柔術 ジアニ・グリッポ ダナ・ホワイト ベン・エディ マニー・ヴァスケス ユライア・フェイバー リチャード・アラルコン 今成正和 修斗 海外 田中路教 須藤拓真 高橋SUBMISSION雄己

【CJJW2023#02】コンバット柔術ワールズ、バンタム級。掌底有りルール、世界の猛者に挑む高橋SUB雄己

【写真】須藤拓真を相手に、掌底もまま入れる練習をしていた高橋(C)MMAPLANET

30日(日・現地時間)メキシコのビーチリゾート地であるプラヤ・デル・カルメンのポリフォルム・プラヤ・デル・カルメンで行われるCombat Jiu-Jitsu Worlds2023 The Bantamweightsに高橋Submission雄己が出場し、その模様がUFC Fight Passにて生中継される。
Text by Isamu Horiuchi

コンバット柔術は、柔術界の革命児ことエディ・ブラボーが考案した大会。やはり自ら創案したサブミッションオンリーのグラップリングであるEBIに寝技状態における掌打を加えたルールで、グラップリングとMMAの中間的な競技形態だ。


選手としては柔術とグラップリングの専門家としてキャリアを築いたブラボーだが、指導者&技術開発者としては常にMMAを念頭に置いていた。代名詞であるラバーガードも、距離を潰して相手の打撃の威力を殺しながら相手を極める技術として創り上げたものだ。そんなブラボーの思想を踏まえると、MMA進出も視野に入れたグラップラー達が、打撃が許された状況下で寝技の技術を磨くことのできるこのルールの開発は必然だったといえる。

(C)ESTHER LIN

エディがコンバット柔術を公の場で公開したのは2012年5月20日。

LAのクラブノキアで開催されたCAMO(カリフォルニア・アマチュアMMAオーガニゼーション)が開いたアマMMAの大会のでのこと。この日、10thPLANETのエリック・クルーズとKINSA MMAのクリス・ゴンザレスの間で3分3R、掌底ではなくMMAグローブ着用でスタンドの打撃は一切禁止というルールで実施された。

本来はプロとしてアスレチックコミッションの認可を受けようとしていたエディだが、アマチュアでしか許可が下りなかった故のCAMOでのお披露目となった。さらに試合タイムもエディが所望した10分1Rでなく、コミッションは3分3RというアマMMAのレギュレーションをコンバット柔術に当て込んだ。

当時、エディはトップ柔術家がMMAへステップアップを果たす前のワンクッション──MMAと柔術の架け橋となる戦いこそコンバット柔術にコンセプトとしていた。その後、2017年のEBIで掌底&10分1Rという形でコンバット柔術が導入されて以来、数々の強豪グラップラーやMMA選手が参加して規模拡大を続けている。

(C)DAVE MANDEL

2019年5月のCBJJWフェザー級Tに所英男が出場。

2回戦でヘスース・アルビナのマルセロチンで一本負けも、日本との交流を強く望むエディは翌2020年3月のフェザー級では所だけでなく今成正和も招聘した。ここでも所は2回戦で、今成は準決勝で共に優勝者のトム・ヘルペンに一本負け。また、昨年12月のチーム戦Team Duelにはチーム・アルファメールのメンバーとして田中路教が出場したが、Bチームのイサン・クレリンステンに一方的に攻め込まれ続け、辛うじてドローに持ち込んでいる。

日本トップの組技系MMAファイター達でも容易にトップに食い込めないほど、コンバット柔術の出場選手達のレベルは高い。間違いなく海外組技メジャーイベントの一角を占めるこの大会に挑む4人目の日本人となる高橋は、24歳の若さにして日本屈指の足関節の知識と技術を誇る。

昨年6月に英国で行われたPolaris 20で判定勝利し、また今年2月26日にはフィラデルフィアのFinishers Kombat 04ではラミロ・ヒメネスを内ヒールで21秒殺。この実績が評価されて4月にはNY州のEBIルール大会、Emerald City Invitational 06への参戦権を得たものの、なんと搭乗した飛行機のトラブルで無念の出場断念。それでもこうして再びメジャー大会から声がかかるのだから、海外におけるその評価と期待の高さが伺われるというものだ。

強豪がズラリと顔を揃える今大会。

優勝候補として外せないのは、一昨年のバンタム級トーナメントを制した現同級王者のエライアス・アンダーソンだろう。米国BJJ界黎明期の黒帯取得者の一人であり、1999のUFC 22でジョン・ルイスと戦ったこともある父ロウェルの下で幼少時から柔術に親しんできたアンダーソンは、どこからでも積極的に極めを狙ってゆくダイナミックな戦い方を身上とする。立ち技でもアームドラッグ等を積極的に仕掛け、足関節の攻防や自ら下になっての首狙いも厭わない。そして何より、上からも下からも仕掛けるファーサイドへの腕狙いの切れ味が超一級品だ。

前述のトーナメントでは下では誰からもパスを許さず、上のポジションではラバーガードの達人ベン・エディからもパスを奪っている。さらにエスケープ力と極め力の双方に秀でており、準決勝ではエディ&決勝では前王者のアラルコンにOTで競り勝っている。

昨年12月のコンバット柔術大会のスーパーファイトではユライア・フェイバーと対戦し、通常体重よりも重いウェイトだったにもかかわらず五角以上に渡り合い、OTで腕を極めて勝利している。全ての局面に強い万能型グラップラーだ。

ちなみにこのアンダーソン、2020年のフェザー級T今成正和に足を極められて敗退している。今成の弟子の足関節師である高橋との再戦が実現したら、リベンジ戦としてのストーリーも楽しめることとなる。

アンダーソンの対抗馬一番手は、2019年コンバット柔術バンタム級世界王者のリチャード・アラルコンか。NCAA Division 1 という強力なレスリングベースを持ち、腕十字の名手ジヴァ・サンタナの弟子であるアラルコンは、2019年にコンバット柔術バンタム級トーナメントを制し、さらにADCC世界大会にてジアニ・グリッポに勝利したことで一躍名を挙げた。

一昨年の大会におけるアンダーソンとの決勝でも、OTの第一ターンではチョークを深く食い込ませアンダーソンを大ピンチに追い込んでおり、第3ターンで腕を取られて逆転負けを喫したものの、コンバット柔術史上に残る名勝負を繰り広げた。この時を含めアンダーソンとはこのルールで2度対戦し、いずれもOTで腕を取られて敗れているだけに、今回こそと期するものは大きいだろう。

そのほか、Bellatorやダナ・ホワイト・コンテンダーシリーズに出場したMMAファイターにして、現在10th planet グリーンヴィル支部を主催するマニー・ヴァスケス。

今年4月、高橋が出場できなかったECI 06において優勝候補のエステヴァン・マルティネスをOTで下してベスト4に進出したガブリエル・ダフロン。

一昨年のコンバット前回大会1回戦にて、そのダフロンからOTでチョークを極めて勝利したザック・シュナイダー(次戦でアンダーソンの腕十字に本戦一本負け)、UFCでの3戦を含めてMMA戦績12勝2敗のジョセフ・モラエス等、強豪が多数エントリーしている。

高橋自身はアンダーソンよりも、ヴァスケスやダフロンを警戒するという発言もあり、寝技に対応できるフィジカル系グラップラーがこのルール下においては優位に立つという見方も成り立つ。

ともあれ掌打による顔面打撃ありの状況下で、優勝するには4試合を勝たねばならないという過酷なトーナメントだ。

そのなかで、もう一人注目を集めているのがBチーム所属の17歳、ドリアン・オリヴァレズだ。今年8月にはUSAレスリングフォークスタイル・ナショナルズのジュニア138パウンド以下級も制した全米トップクラスの高校生レスラーのオリヴァレズは、Bチーム所属で紫帯を保持するノーギグラップラーでもある。

昨年12月のコンバット柔術Team Duelでは、青帯にしてBチームのメンバーとして出場。初戦はテイクダウンからパス、ノース&サウスチョークで圧勝し、決勝のTeam 10th planet戦でもレスリング力で圧倒的に攻め込むが、極めきれずに本戦を引き分けた。チーム戦の決着が代表同士によるOT戦(双方が相手チームの代表を選ぶという変則ルールだ)にもつれ込むと、相手チームから指名されてしまい、OTにおける経験不足を突かれて敗れ、チーム優勝を逃している。

が、前回の試合では弱点となったOTにおけるエスケープ力も、その身体能力と若さからして短期間で飛躍的に向上している可能性がある。12月に見せたポテンシャル、年齢、練習環境、レスリングの実績を考えれば、この大会が将来のADCC世界王者候補とすら言えるこの若者の初ブレイクの舞台となる可能性は決して少なくないだろう。

この凄まじいメンバーの中に、高橋は単身日本から殴り込みをかける形となる。以前プロ修斗でも2度にわたり見事な一本勝ちを収めているだけに、掌打ありの寝技に戸惑うことはないだろう。OTに持ち込まれてしまうと経験的にもスタイル的にも不利は免れないだけに、打撃が許された状況を最大限に活かしての快進撃に期待だ。

■視聴方法(予定)
7月31日(日・日本時間)
午前8時~UFC FIGHT PASS

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MMA o UFC ユライア・フェイバー

UFC on ABC5:メインイベント・ジョシュ・エメット vs. イリア・トプリア

フェザー級5分5R。エメット5位、トプリア9位。

エメットはフェザー級で5連勝し、2月に初のタイトル挑戦(暫定王座決定戦出場)のチャンスを掴んだものの、ヤイール・ロドリゲスの三角絞めに捕まって一本負け。チーム・アルファメール所属で、ファイトスタイルはユライア・フェイバーと瓜二つで、常にステップを繰り返して飛び込んで攻撃していく。フェザー級ランカー最年長の38歳で、5Rマッチは3戦連続4度目。

トプリアはジョージア人の両親の元、ドイツで生まれ、その後ジョージア→スペインと移住。7歳の時にジョージアグレコローマンレスリングを始め、15歳の時スペインのクリメント・クラブでMMAを始め、現在もそこでトレーニングしている。柔術黒帯。ここまでキャリア13戦で、判定になったのはUFCデビュー戦のユーサフ・ザラル戦のみで、それ以外は2R以内に決着している。ザラル戦以降は3試合連続KO勝ち、前戦のブライス・ミッチェル戦はパンチでダウンを奪ってからの肩固めで一本勝ち。まだ底が見えない26歳。

 

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Cage Warriors ECI06 MMA MMAPLANET o UFC YouTube エステヴァン・マルチネス エライアス・アンダーソン ゲイブリエル・デフロン コンバット柔術 マニー・ヴァスケス ユライア・フェイバー リチャード・アラルコン 今成正和 修斗 高橋SUBMISSION雄己

【CJJW2023】修羅の組み技道!! 7月30日、コンバット柔術ワールド:バンタム級に高橋Sub雄己が参戦!!

【写真】2022年の世界王者エライアス・アンダーソンと2019年の世界王者リチャード・アラルコン (C)EBI & DAVE MANDELL

7月30日(日・現地時間)、メキシコはキンタナ・ロー州プラヤ・デル・カルメンのポリフォルム・プラヤ・デル・カルメンで開催されるCombat Jiu-Jitsu World Bantam weightに高橋Submission雄己が出場することが決まった。

(C)FINISHER SUB ONLY

孤高のJ-Grapplar、高橋。

彼は4月30日にEBIルールを用いたグラップリング・トーナメント=エメラルドシティ・インビテーショナルのバンタム級Tに出場予定だったが、渡米のために搭乗した飛行機のトラブルで現地入りを断念、無念の欠場となっている。

今春に10thPlanet HQで武者修行を行っていた高橋が、今回はそのエディ・ブラボー率いる掌底有りのCJJWと挑戦となった。プロ修斗で活躍していた高橋だけに、掌底のあるなかで一本を狙う経験は十分にある──と言いたいが、純粋に体格差というハンデを取り除いても、屈強かつコンバット柔術の経験が豊かなグラップラーが待ち受けている。


16人制トーナメント、現時点で大会フライヤーから確認できるのは高橋を含めて10名、そのなかにはリチャード・アラルコン、ゲイブリエル・デフロン、マニー・ヴァスケス、エライアス・アンダーソンらが含まれている。

アームコレクターことジヴァ・サンタナの黒帯アラルコンは2019年のCJJWバンタム級世界王者で、翌年はフェザー級でエライアス・アンダーソンを相手にまさかの初戦OT敗退。そのアンダーソンは準々決勝で今成正和にヒールで一本負けを喫した。

この敗北を発奮材料にアンダーソンは2021年バンタム級世界王者に輝いている。この時は決勝でアラルコンにエスケープタイムで敗色濃厚だったが、第3ターンで腕十字を極めて返り討ちに成功している。

その後、コンバット柔術世界王者としてアンダーソンはエリック・ペレス、ユライア・フェイバーというMMAファイターを同ルールで破り、今回は連覇を目指す。最大のライバル=アラルコンは昨年のノーギワールズこそ初戦敗退となったが、今年に入っては4月29日ADCCオレンジカウンティ・オープンで圧倒的な強さで制している。

アンダーソンとアラルコンが本命&対抗馬となろうトーナメントで、穴以上対抗馬に近い存在がマニー・ヴァスケスとガブリエル・デフロンの両者だ。ヴァスケスは元MMAファイターだが、悪性リンパ腫を克服後にグラップリングに専念するようになり、現在は10thPlanetグリーンヴィルを主宰している。

グラップリングでもトップゲームを得意としており、コンバット柔術においては、掌底を交えたパスゲームは脅威となるはずだ。そのヴァスケスは高橋と同じようにECI06にエントリーしていたが、欠場。そのECI06にデフロンは出場している。ばかりか、優勝候補筆頭といわれたエステヴァン・マルチネスをOTで破り、ベスト4という結果を残した。

常識的に考えて、この4名は山が別れるはず。となると、高橋は初戦か、そこをクリアすると彼らと当たる可能性が高い。4選手以外にもアルファメール所属のジョセフ・モラレスは元UFCファイター。リリース後は、Cage WarriorsとA1Combatで3連勝中だ。まだ全出場選手は確定していないが、それでもこれだけの猛者揃い。そして掌底有りで優勝するには4試合戦う必要があるトーナメント、高橋は修羅の組み技道を征こうとしている。

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Bu et Sports de combat MMA MMAPLANET o RIZIN UFC ソン・ヤードン ユライア・フェイバー リッキー・シモン 剛毅會 岩﨑達也 平本丈 平本蓮 斎藤 斎藤裕 朝倉未来 武術空手 牛久絢太郎

【Bu et Sports de combat】武術的な観点で見るMMA。ソン・ヤードン✖リッキー・シモン「練習量」

【写真】得意かより得意か。得手不得手があってはUFCでは勝ち残れない (C)Zuffa/UFC

MMAと武術は同列ではない。ただし、武術の4大要素である『観えている』状態、『先を取れている』状態、『間を制している』状態、『入れた状態』はMMAで往々にして見られる。

武術の原理原則、再現性がそれを可能にするが、武術の修練を積む選手が試合に出て武術を意識して勝てるものではないというのが、武術空手・剛毅會の岩﨑達也宗師の考えだ。距離とタイミングを一対とする武術。対してMMAは距離とタイミングを別モノとして捉えるスポーツだ。ここでは質量といった武術の観点でMMAマッチを岩﨑師範とともに見てみたい。

武術的観点に立って見たソン・ヤードン✖リッキー・シモン戦とは。


──前回の締めに「蓮の試合の翌日にやっていたUFCを見ると……やっぱり別モノですから」という言葉がありましが、その翌日に行われたソン・ヤードン✖リッキー・シモン戦に関してはどのように思われましたか。シモンの強烈なテイクダウンに対して、ソン・ヤードンも最初は倒されていましたがスクランブルで立ち上がった。その後は切るようになり、ボディも含めパンチを入れ最後はKO勝ちでした。

「テイクダウンの攻防だけで終わらない戦いがありましたね。頭から当たっていくところも見えましたが(笑)。一つ言いますと、全部をちゃんとやってきた2人でした。と同時にパターン化されている部分もあると感じました。ソン・ヤードンはなぜ、そこでパンチで倒し切らずに抱えてしまうのかという場面がありました。あのままフィニッシュできたのに」

──それは試合前から言っていましたが、レスリングでも負けないという部分を見せたかったのかと思います。

「つまりはMMAファイターとして凄い試合でした。MMAが全てできている。ただ、それは相手もいて、どういう試合になるのかはケース・バイ・ケースです。そしてソン・ヤードンとリッキー・シモンに関しては、安心してMMAをやり切っているように映りました。型を形にしないといけないとよく口にしていますが、形とは結果論なんです。こういう形にしていこうという形はなくて。形とは最終的に自分で決めるものではない。

だから平本丈はウェルラウンダーになるかもしれないし、平本蓮も模索の際中なんです。この機会を経て、また稽古を積む。その結果として、形になっていく。そういう意味でソン・ヤードンもリッキー・シモンも結果論として、誰憚かれずMMAの戦いを繰り広げていました」

──凄まじかったです。

「それは、そこまでやってきているからですよ」

──ちなみにソン・ヤードンは言葉もできない19歳の時にサクラメントへ行きユライア・フェイバーに師事をした。そして現地の中国系ファミリーのサポートを受け、家庭も持った。今や通訳なしで、英語でインタビューを受けることができます。そしてUFC戦績は9勝2敗1分けです。

「ねっ、そういうことでしょ。そこまでやっている。それが本気度というやつです。試合中も下になっても挽回できるから、下にもなれる。絶対に倒れないということや、絶対に組まさないという戦いにはならないです。下になってから挽回、ギロチンなんかも見せていましたしね」

──あのシモンのテイクダウンに対して、ギロチンに出たのはワキをさせなかったから頭を抱えたにすぎないと思います。

「それも自力だろうが、膠着ブレイクかどちらになろうが、また立てるという自信がソン・ヤードンからは感じられました。アレを決めないと、終わりだという動きではなかった」

──同時に打撃を効かせて、倒れた相手の立ち上がり際に極めるなどギロチンも上手いです。

「なるほど。そこも自信があるわけですね。それにソン・ヤードンは打撃、ちょっと嫌らしいことをやるんですよ。站椿のような動きですね。一瞬、立ち止まります。あの状態だと、相当に威力のあるカウンターが打てます。

ただし、ソン・ヤードンのパンチは全てフック系でした。真っ直ぐが無かったです。頭をぶつけながら頭を入っていって、ボディブロー。しかも、その頭をぶつけることを意識させて右クロスを打ち込んでいました(笑)。そういうなかで、あのバッと立ち止まった時は何を狙っていたのか気になりますね。まぁ、とにかく世界レベルのMMAでした」

──ハイ。と同時に朝倉未来✖牛久絢太郎、斎藤裕✖平本蓮の試合内容で「打ち合え」という言葉がでなかった。それは日本も、あの戦いの場に挑める素養ができているのかと思った次第です。戦いの純度が上がり、戦いがフィーチャーされた。だからこそ、まだまだなんだと。そうでない格闘技興行のベクトルなら、「まだまだ」と思うこともなかったかと。それはもう、UFCが頂点にあるMMAとは別モノなので。

「なるほど。そういうことですね。そういうことであればRIZIN、日本のMMAとUFCで戦っている選手を見ていると、練習量に違いがあるのは一目瞭然かと。練習量、練習内容なのか。とにかく練習が少ない。それは国内と米国のMMAの基盤が違っているので。アルファメールやATT、キルクリフFCですか、そういうところで1日に複数回練習してないと、あの動きはできないと思います。そういうことができる環境が、米国にはある。

ただし、あるからといってやるかといえばそれも違います。その環境があっても、そこまで練習しない奴はいます。とにかく日本のMMAは恐らくは業界として、もう太刀打ちできないです。太刀打ちできるのは選手、それにはしっかりと練習をすることです。嫌な練習に音を上げないで向き合うこと。

きっとソン・ヤードンも問答無用で練習させられてきたんだろうし、それが当たり前なんですよ。でも、所属もハッキリしない。練習は自主参加。そういう自主練習では限界があって。それでも選手の自主性を重んじない練習をさせているジムもあると思います。ただし、そうすると長続きする人間も少なくなる。

でも上から言われてやるって、きついかもしれないけど、何も考えずに猛進できるから、それはそれで楽な面もあるのですが……。自分の行きたい場所を選んで、スパーリングも入るかどうか、自分で決める。それは自主練であって、稽古じゃない。ソン・ヤードンはUFCでチャンピオンになるという明確な意志を持って、アルファメールという環境で練習に没頭しているはず。そうでないと──あの動きはできないと思いました。ただし、そのような練習も指導者と選手の間に信頼関係がないとできない。

だからUFCだって口にするなら──『こんなんじゃ無理』って、どんどん練習して嫌な想いで日々を過ごせば良い。こんなんじゃ勝てないというところから、練習しないと。そこが持続する法則性があるとすれば、それは信頼関係になります。人間関係がないと、厳しい稽古はできない。逆にいえば、信頼関係があれば突破できるはずです」

──日本では体育会系の上下関係や、強制だらけの指導者の下で競技格闘技を続けてきた選手が少なくないです。だからMMAの指導者のいない、上下関係もないことが心地よいと感じることもあるかと思います。

「あぁ、そこですか。それこそ学生の部活動でも指導者と生徒に信頼関係なんてない。あぁ、それは根が深いですね。それでもね、UFCを目指すなら──自分の意志で厳しい状況を望まないと。あのソン・ヤードンのような動きを日本人選手がすることは無理になってしまいます。ホント、できるわけがない。

余計やこと考えず、1日中強くなるためにやっているんです。ずっとやっているから技術もあって、安心して戦っていますよ。だからソン・ヤードンのMMAは打倒極の回転があります。それだけ練習しているから、アレが可能になるんです。練習量のケタが違っていて、そのなかで生き残っている選手たち──改めて凄い話です」

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ABEMA DEEP Gladiator LFA MMA MMAPLANET o PANCRASE Pancrase333 Road to UFC UFC パンクラス ユライア・フェイバー 修斗 田中路教 竹本啓哉 笹晋久

【Pancrase333】「自他共に納得のいく試合を」──田中路教が出場、笹晋久とリアル崖っぷち対決

【写真】4年振りの国内でのファイトは、笹とのリアル背水の陣対決に(C)MMAPLANET

4月30日(日)に立川市の立川ステージガーデンで開催されるPancrase333に田中路教が出場、笹晋久と対戦することが発表された。

パンクラス・オールスター戦といえる立川大会に、米国を拠点に置きUFCを目指し続けてきた田中の意外な参戦が正式発表された。田中のパンクラス参戦は2019年3月のウラジミール・レオンティブ戦以来、4年振りとなる。


前回のパンクラス出場後、LFAと契約もコロナ禍でビザの発給が遅れに遅れ、2021年の春に再びサクラメントに本拠を移した田中だが、LFAでは同年11月と昨年8月の2試合の出場(1勝1敗)と試合機会に恵まれず、UFCとの再契約はなされていない。

そして田中がLFAと契約した最大の理由である契約→ビザの習得という部分に関して、今冬には3年間のタイムリミットが迫ってきた。ここで田中が下した決断は、LFAとの契約を解消しユライア・フェイバー率いるA1 Combatとサインをして米国に留まり、アルファメールで練習を続けるということだった。

ユライアはA1Combatに限らず、UFCの道を模索できるよう田中をマネージメントすることとなり、米国のフィーダーショー、さらにはRoad to UFC出場も画策していた。

そんななかで決まったパンクラスでの笹戦。進路、路頭に迷った際に田中の国内での選択肢はパンクラス──というのは前回と同じだが、その立ち位置は4年分変化している。UFCばかりか、北米メジャーで戦うつもりでいるのであれば、田中にはもう一刻の猶予も残されていない。前回のような試合内容ではその道を閉ざすことになるやもしれない。

そんな状況の田中と戦う笹も、背水の陣という状況は同じだ。修斗からDEEP、HEAT、そしてGladiatorでステップアップを図ってきた笹だが、そのグラジでは竹本啓哉に惜敗し1月にはキャリア3勝0敗のフィリピン人ファイター=ジョン・オルニドを相手に、初回を失ったうえで不本意な反則勝ちという結果に終わっている。

今回の田中との試合結果如何で、笹もパンクラスで地に足をつけた戦い、あるいはステップアップという道を切り開くことも可能になる。その一方で星を落とすと、いよいよ袋小路に陥ることとなる。そんな両者のキャリアが掛かった一戦に向け、米国の田中から以下のような抱負が届いている。

田中路教
「今回1試合契約でパンクラスに出させて頂くことになりました。前回パンクラスに出場させて頂いた時に、自分の中で納得の出来ない試合をしてしまったことがずっと心残りだったので、こうしてまたチャンスを頂けたことをとても嬉しく思っています。

今回は自他共に納得のいく試合をお見せするので、会場まで足を運んで頂けたら光栄です。よろしくお願いします」

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MMA o UFC   デイヴィー・グラント ハファエル・アスンソン ユライア・フェイバー

『UFC Fight Night 221』デイヴィー・グラント vs. ハファエル・アスンソン&アスンソン引退を見たファイター・関係者の反応



 『UFC Fight Night 221: Yan vs. Dvalishvili』でデイヴィー・グラントに3R横三角絞めで敗れたハファエル・アスンソンが試合後にグローブを外して引退を表明しています。アスンソンは以下のコメント。

「この年齢まで強さを与えてくれた神に感謝している。100%のサポートをしてくれた家族に感謝している。UFC、そしてこのような大会に呼んでくれたみんなに感謝している。とてもタフなキャリアだった。プロとして19年間やってこれたが、これが潮時だと思う。家族と離れてトレーニングキャンプに力を入れてきたが、自分の中ではこれで終わりだと思う」

Raphael Assuncao(Sherdog)

 ハファエル・アスンソンは現在40歳のブラジル人でMMA戦績28勝10敗(UFC戦績12勝7敗、WEC戦績3勝2敗)。デイヴィー・グラントに敗れたことで最近6試合の戦績は1勝5敗となっていました。


 デイヴィー・グラント戦でUFCバンタム級でのトータル試合時間は3時間44分19秒となりユライア・フェイバーを抜いて1位になっています。


 デイヴィー・グラント vs. ハファエル・アスンソンを見たファイター・関係者のツイッターでの反応。続きを読む・・・
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MIKE MMA o ONE UFC ユライア・フェイバー

TUF31:コナー・マクレガーとマイケル・チャンドラーがTUF31のコーチに就任。シーズン終了後にコーチ対決で対戦。

TUF31は5月30日から8月15日まで行われる。マクレガーのTUFコーチ就任はTUF22以来だが、その時の相手チームのコーチであるユライア・フェイバーとは階級が異なるため、コーチ対決はなかった。チャンドラーは初のTUFコーチとなる。

以前マクレガー自身が明らかにしたところによると、マクレガーは今月からUSADAの検査プールに復帰する。検査開始後から6ヶ月経過した時点で試合に出ることが出来る。そのため、TUF後の試合出場には問題はない。

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コナー・マクレガー、復帰戦の相手はトニー・ファーガソンか/共に次期TUFのコーチを打診される

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 コナー・マクレガーのヘッドコーチ、ジョン・カヴァナが以下のコメント。

「コナー・マクレガーは年内に復帰するし、それについては自宅を賭けても構わないと思ってる。最近彼と話をしたが、その後(マクレガーのマネージャーである)オーディ・アターも来た。現在、面白い交渉が行われてると思う。それ以上のことは絶対に言えないが、今年はコナーがオクタゴンに戻ってくると確信している」

「よく聞かれることだが、対戦相手については正直言って本当に気にしていない。私にとって重要なのは、例えば今週コナーに会って、話をしている時に、彼が何人かの名前を言ったとしよう。特に目を見開いて、リビングルームを行ったり来たりして、彼が何をしようとしているのかを私に示す。それが一番大事なことだ。彼が興奮するような名前であることがね」

「コナーにとって、次の試合のためのトレーニングは、大きなモチベーションになるものを見つけなければならない。今さらお金とかチャンピオンベルトがモチベーションになるとは思えない。だから、特定の相手、特定のスキル、そしてそれが彼にどうマッチするかということの方が重要だと思う」

「ネイト・ディアス戦が素晴らしかったのは明らかだ。ジャスティン・ゲイジーはこれまで戦ったことのない非常に興味深い相手になるだろう。ダスティン・ポイエーとは現時点で何度もやってるが、変な終わり方だった。マイケル・チャンドラーは偉大なファイターであり、偉大なアスリートだ。 それらはすべて素晴らしい。彼らは皆、何か違うものをもたらすだろう」

「私が探しているのは、コナーを動かす名前だ。彼を椅子から立ち上がらせて興奮させる。何人かは『ああ、彼となら戦ってもいい』という感じだが、その程度しか興味がなかったら、彼が12週間のトレーニングキャンプを乗り切ることができないのではないかと不安になる。エキサイティングな名前であれば、トレーニングは楽しくやれる」



 コナー・マクレガーがインスタグラムで「これはThe Ultimate Fighterハウスでのスナップだ。ユライア・フェイバーとコーチ対決をした場所で、この写真は開始直前のものだ。ユライアのチームメイトのチャド・メンデスを倒して、初めて世界タイトルを獲得する直前だった」「そして、俺はチームを勝利に導いた。クレイジーな旅路だった。そして今、またこのコーチのオファーがあった。俺はやりたい。この世界観にどっぷり浸かりたい。ファイターたちが整列しているのが見えるよ」とコメント。


 するとトニー・ファーガソンもインスタグラムで「TUFのコーチをするかと尋ねられた」「こっちはいつでも準備ができている」とコメント。

 2015年の『TUF 22』のコナー・マクレガーとユライア・フェイバーのように対戦しない例もありますが、基本的にThe Ultimate FighterはFinaleの後にコーチ同士が対戦します。昨年の『TUF 30』はアマンダ・ヌネスとジュリアナ・ペーニャがコーチ対決をし、その後7月の『UFC 277: Pena vs. Nunes 2』で両者は再戦、ヌネスが判定勝ちをし王座奪回しています。続きを読む・・・
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CJJW2022 MMA MMAPLANET o UFC エライアス・アンダーソン コンバット柔術 ユライア・フェイバー

【CJJW2022】バンタム級王者アンダーソンが、ユライアにOTで勝利。敗者は「A1CombatでCJJ戦」実施へ

<バンタム級/10分1R>
エライアス・アンダーソン(米国)
De.OT by 腕十字
ユライア・フェイバー(米国)

コンバット柔術世界バンタム級王者アンダーソンと、UFC殿堂入りユライアのスーパーファイト。立ちレスが続き、アンダーソンはアームドラッグやレベルチェンジからニータップを狙う。1分が経過し、アンダーソンのバタフライガード&ダブルアンダーフックで試合がリスタートされる。掌底を見せ、足を抜きに掛かるユライアに対し、アンダーソンがクローズドガードを取る。ヒップスロー狙いに掌底を入れたユライアは、立ち上がったアンダーソンを追ってスタンドへ。

跳びつきを見せたアンダーソンだが、ここも立ちレスが1分続き、今度はユライアのバタフライ&両差しで試合が再開される。意外にも下を選択したユライアはヒールに移行し、アンダーソンのバック狙いに逆足を取りにいく。ユライアが足をリリースしてスクランブルから立ち技に戻ると、アンダーソンが飛びつき十字へ。足を抜いたユライアは、オモプラッタからリバーサルを許すが、ファンクロールを狙う。アンダーソンはユライアの足を掴んで胸の上に座り、逆マウントの形に。ここもスクランブル狙いのユライアはロールから、ついにトップに取ったと思われたが、腰を抜いたアンダーソンがバックを狙う。横回転からスクランブルに持ち込み、上を取ったユライアが掌底を打つ。

レッスルアップ&リバーサルを決めたアンダーソンは肩固めを狙う。ユライアはディープハーフ、キムラを狙われると立ち上がる。残り80秒、アンダーソンがスナップダウンでユライアを前方に崩し、トップを取るとパスを決める。疲れが見えるユライアは、逆マウントで座り、足を狙うアンダーソンのトーホールドを耐え、内ヒールを掛けさせずタイムアップを迎えた。

チーム対抗戦に続き、スーパーファイトもOTにもつれ込み、アンダーソンが先攻にも関わらずスパイダーウェブを選択する。5秒で十字を極められたユライアはシートベルトを選択も、さすがに5秒で絞めは極めることはできずアンダーソンに軍配が挙がった。

敗れたもののフォークスタイルの妙技と柔術を融合させたユライアは、試合後のインタビューで自らがプロモートするMMA大会=A-1 Combatのなかでコンバット柔術のルールを組んでいくことをエディ・ブラボーと話したことを明かした。

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