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BELLATOR LFA MMA MMAPLANET o PFL RIZIN UFC XMMA05   アンドレ・ハリソン インパ・カサンガネイ ウィル・ブルックス ウェスティン・ウィルソン カール・ウィリアムス クリス・カーティス ジャレッド・グッデン ベン・サンダース ボビー・キング マイケ・リニャレス マルセーロ・ゴルム ユライア・フェイバー ルイス・ペーニャ 石原夜叉坊

【XMMA05】北米MMAシーンで注目の再生工場=XMMAに石原夜叉坊が出場、6年振りの連勝を目指す

【写真】夜叉の道を往く、夜叉坊(C)MMAPLANET

23日(土・現地時間)にサウスカロライナ州コロンビアのコロニアルライフ・アリーナで開催されるXMMA05「5outthern Heat」に石原夜叉坊が出場し、ウェスティン・ウィルソンと対戦する。

XMMAは昨年1月の旗揚げから元メジャーやローカルで活躍した選手がステップアップをはかるという位置づけで、注目度を増してきたプロモーションだ。大会全般の印象では人材発掘のLFAとビッグネームが厚待遇でキャリアの終盤を戦うEagle FCの中間より、ややLFA寄りといった印象か。

Eagle FCで戦う選手ほどビッグネームでなく、またメジャーを目指す再生イベントとでもいえばシックリとくるか。XMMA旗揚げ戦で勝利したメンツではアンドレ・フィアルリョ、クリス・カーティス、マルセーロ・ゴルムらがメジャー進出or復帰を果たしている。


その後も第2回大会でベン・サンダース✖ラムジー・ニジェム、ウィル・ブルックス✖スティーブン・ザイラー、第3回大会ではコディ・ギブソン✖ジョン・ドッドソンに加え、ダニエル・ストラウスやネイト・マーコートが出場。4月に前回大会はドッドソン✖チコ・リヴェラJr、ジャレッド・グッデン✖カーティス・ミランダ―などが組まれてきた。

今大会も上位でルイス・ペーニャ✖ウィル・ブルックス、ジャレッド・グッデン✖インパ・カサンガネイの元UFCファイター対決がマッチアップされ、PFLベテランのアンドレ・ハリソンとRIZINに出場経験のあるマイケ・リニャレスのマッチアップなど、興味深いカードが揃っている。

そんなXMMA05で9試合組まれたプレリミに夜叉坊が、出場する。今年の5月1日にユライア・フェイバー主催のA1 Combatの第1回大会でホセ・ヘルナンデスを2R2分53秒TKOで破り、実に4年8カ月振りに白星を挙げた夜叉坊が3カ月弱のインターバルで戦う相手はキャリア13勝6敗のウィルソンだ。

ウィルソンは現在3連勝中だが、過去には今はBellatorで戦うボビー・キングに敗れるなどLFAでは3敗を喫している。とはいえ185センチの長身で当然リーチも長いウィルソンは、ウィル・チョープを連想させる選手といえる。前蹴りで突き放し、近距離ではヒザ&ヒザも武器になる。柔術も修得しており、バックを制してからのボディトライアングルは強力だ。さらにスクランブルでギロチンという極め技も持っており、簡単な相手では決してない。

それでもウィルソンは攻撃する際のガードが下がる傾向にあるため、夜叉坊としてはそこに左を打ち込みたい。ただし、特に意味のない蹴りは厳禁、これをキャッチされて組み技に持ち込まれると一気に旗色は悪くなる。前述したようにLFAに跳ね返されているウィルソンだけに、夜叉坊には組みを必要以上に警戒せずに、泥臭く攻める姿勢を貫いてほしい。

■視聴方法(予定)
7月24日(日)
午前7時00分~You Tube XMMA Channel
            
■XMMA05対戦カード

<160 ポンド契約/5分3R>
ルイス・ペーニャ(米国)
ウィル・ブルックス(米国)

<ミドル級/5分3R>
ジャレッド・グッデン(米国)
インパ・カサンガネイ(米国)

<フェザー級/5分3R>
アンドレ・ハリソン(米国)
マイケ・リニャレス(韓国)

<165ポンド契約/5分3R>
ジュリアン・レーン(米国)
オースティン・ハバート(米国)

<ウェルター級/5分3R>
デマルケス・ジャクソン(米国)
ジョー・ジリオッティ(米国)

<バンタム級/5分3R>
ジョシュ・レッティングハウス(米国)
クリス・ビール(米国)

<ウェルター級/5分3R>
ジャクソン・ファリアス(ブラジル)
コディ・ジョーンズ(米国)

<フェザー級/5分3R>
ウェスティン・ウィルソン(米国)
石原夜叉坊(日本)

<バンタム級/5分3R>
タイラー・ウィルソン(カナダ)
ジェイソン・フェグリアーJr(米国)

<フェザー級/5分3R>
コリン・アングリン(米国)
ジェイムス・ブラウン(米国)

<ライトヘビー級/5分3R>
カール・ウィリアムス(米国)
サイモン・マリーニ(カナダ)

<ウェルター級/5分3R>
タナー・サラセノ(米国)
サシャ・パラトニコフ(香港)

<ミドル/5分3R>
ザック・ダーレン(米国)
モンティ・ディオン・オグバナモリソン(ナイジェリア)

<ウェルター級/5分3R>
ジョシュ・ベイカー(ロシア)
クインテズ・サップ(米国)

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F1 MMA MMAPLANET o Special UFC UFC ESPN36 UFC274 イスラム・マカチェフ カーロス・キャンデラリオ シャーウス・オリヴェイラ ジャスティン・ゲイジー ダン・フッカー ブライアン・オルテガ ユライア・フェイバー 修斗 平良達郎 水垣偉弥

お蔵入り厳禁【Special】月刊、水垣偉弥のこの一番:5月:平良達郎✖キャンデラリオ「勝ちある勝利」

【写真】平良の往く道の困難さを、経験値をもって予測できる点で水垣偉弥の言葉は説得力に満ちている(C)ZUFFA/UFC

過去1カ月に行われたMMAの試合からJ-MMA界の論客3名が気になった試合をピックアップして語る当企画。

背景、技術、格闘技観を通して、MMAを愉しみたい。3人の論客から、水垣偉弥氏が選んだ水垣偉弥氏が選んだ2022 年5月の一番。お蔵入り厳禁──5月7日に行われたUFC274で組まれた変則UFC世界ライト級選手権試合=シャーウス・オリヴェイラ×ジャスティン・ゲイジー戦から、同14日のUFC ESPN36で行われた平良達郎✖カーロス・キャンデラリオ戦について語らおう。

<月刊、水垣偉弥のこの一番:5月:シャーウス・オリヴェイラ✖ジャスティン・ゲイジー戦はコチラから>


──いやあヌルマゴメドフがオリヴェイラのトップを取った展開、見てみたいですねぇ!!

「だから完璧なヌルマゴメドフが戻って来るならオリヴェイラ戦が見たいですけど、アレっていう彼は見たくないです」

──いうと今のマクレガーですかね……。

「そうですね(苦笑)。マクレガーはフェザー級時代、ライトになってからはエディ・アルバレスまで……ですね。だから、ブライアン・オルテガをテイクダウンして上から殴る技術とメンタルを持っているヴォルカノフスキーとオリヴェイラでライト級王座決定戦を戦って欲しいです。

イスラム・マカチェフだけが新しい血というのは、ライト級は潰し合いが進み過ぎて一回りした感があるからで。ただしビッグネーム揃いのライト級で、UFCがマカチェフを押し切れるのか。戦績でいえば2015年に1度負けただけで、10連勝しているんですよね。でも対戦相手がそこまでビッグネームじゃなくて、ダン・フッカーぐらいで。これは、上がぐるぐる回っていた影響を受けているのでしょうけど。だからヴォルカノフスキーですかね。やっぱりテイクダウンして殴ることがデキるので(笑)」

──スタンドで殴ることできる。その殴る相手がテイクダウンを仕掛けてくることを常に想定していたからこそ、水垣さんは組みの怖さと、組みがあるからこそMMAという気持ちを強く持ち続けているのが終始伝わってきます。

「テイクダウンも寝技もある。それが僕らがWEC時代にUFCに負けないぞってやってきたMMAなので。MMAのストライカーはテイクダウンのある相手を殴ることができないといけないという気持ちはやはりあります。そういう戦いの最高峰がUFCで」

──そのUFCに平良達郎選手が、約2年振りに日本人男子として新規契約を果たし、デビュー戦で勝利を飾りました。

「まず試合内容云々の前に、僕がWECでデビューをしてから13年が過ぎて……僕自身は国内で断トツだったわけじゃないですけど、一応ケージフォースのチャンピオンになって最初の試合でWEC世界王座に挑戦できました。ウルシ(漆谷康宏)さんも修斗のチャンピオンからUFC世界フライ級王座決定トーナメントに出ています(※2012年3月)。

ウルシさんのUFC初戦から10年ですよね、今年で。平良選手は修斗世界フライ級王者で、国内で抜けている存在です。その彼が当初はプレリミの第1試合、試合が延期されて第2試合で戦った。フライ級でも今や世界と日本は差が広がったんだと感じさせられました。

日本はこの10年で、世界に置いていかれた。僕らの時代は日本である程度のところで戦っていると、割と世界のトップで戦えるという認識でした。それがWECが軽量級に力を入れるようになり、UFCに合流した11年でこの状況になってしまったんだなと」

──実力という部分では、フライ級などは世界の頂点と日本のトップ選手の差はそこまで広がっていないと実は感じています。ただし、そこまでの層が厚くなった。この間にあらゆる国の選手がフライ級にもいる。それがUFCにベルトがある階級なのかと。

「僕らの頃は正直、英国やアイルランドの選手がここまで強いと思っていなかったですし、ニュージーランドや豪州もそう。ロシアやブラジルはともかく、カザフスタンとか南アフリカの選手をチェックすることなんてなかったです。

今はトップと15位の差がF1でなくてインディカーですね(笑)。どこでもUFCの試合映像がライブで視聴できて、世界中でMMAの大会が開かれるようになったわけですしね。だから10勝0敗でも、どんな選手と戦っているのか分からない。結果、UFCもまずはコンテンダーシリーズで──という感じになっているんだと思います。でも、それだけMMAが世界に広まったのは嬉しいです」

──その意見も水垣さんらしいです。とはいえ、フライ級はバンタム級やフェザー級ほどではない……とは思います。

「数は少ないですよね。それでも平良選手が無敗できても、『相手は誰?』という風にUFCでは思われてしまう。僕より前だと平良選手の師匠の松根(良太)さんがシャードッグでランキング1位だったりしていたのに。昔だったら修斗のチャンピオンなら、即チャレンジャーだって言われていた。でも日本の評価が相対的に落ちている中で、平良選手はデビューをして……とにかく勝てて良かったです。

日本で彼の試合を見ていた人たちは、バシッと一本勝ちを期待したかもしれないですけど、僕は逆に3Rをドミネイトできた勝利に価値があると思います。今後に向けて良い経験になったし、あまりに鮮烈な勝ち方をすると、すぐにトップと組まれるかもしれないですしね。

将来的にタイトルを獲るという目標があるなかでは、ここ1年ぐらいは試合をしっかりとこなした方が良いと思います。そういう意味でも、いきなり上にパッと引き上げられるよりも、じっくり戦っていく方が良いですし」

──UFCで戦うことで、さらに強くなっていけると。

「そうですね。あの勝利に注文をつけることは何もないです。一本やKOでなくても、完勝です。だから、そうやって一つ一つ勝っていって欲しいです。平良選手自身はどういう風に思っているのか分からないですけど、ランク外の選手と1、2試合戦って。そしてトップ15、トップ10と上がっていって欲しいです」

──水垣さんとしてはあの時代と今を比較して、中央アジアやオセアニア、中東の選手なんか出てくるMMAで戦ってみたかったですか。

「どうですかねぇ。ベルトを賭けて戦ったり、トップ選手と一通り戦えたのでタイミング的には良かったと思っています。スタイル的には今は打撃が多くて、戦いやすいのかという想いも有りますけど……。ヘンリー・セフードとか、五輪金メダリストだった選手やそこに準ずる選手がドッと流入してきたので、そうなると僕は埋もれてしまう可能性が高かったと思います。

何より僕の時代は軽量級で食べていけると思っていなかったです。好きだからMMAを戦っていた。僕自身、できるだけ現役を続けて。その後は細々と暮らすことができれば良いやって思っていました(笑)。それがユライア・フェイバー先輩のおかげで、今もMMAに関わっていられて、家族と楽しく生活ができるようになりました。だから、タイミング的にあの時で良かったです(笑)。

今はそうじゃないかもしれない。でも、平良選手はそういうなかで埋もれず、上を目指して頑張って欲しいです」

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MMA MMAPLANET o UFC UFC FPI02 アンソニー・ペティス アンディ・ヴェレラ カイル・ベーム ジェイムス・クラウス ソン・ヤードン ホルヘ・マスヴィダル ボー・ニッコル ユライア・フェイバー

【UFC FPI02】タザ、ジェイ・ロッド、NCAA3冠のボー・ニッコルらが躍動のチーム戦はペティス勢が優勝

4人制合計体重750ポンド(340.19キロ)以下──UFCファイトパス・インビテーショナル02、チーム対抗グラップリング・トーナメント。

まずアンソニー・ペティス率いるアンソニー・ペティス・ファイティング・チャンピオンシップ=APFCとジェイムス・クラウスのチームFAC(Fighting Alliance Championship)が準決勝で相対した。

APFCのオリヴィエ・タザと、FACのカイル・ベームのドローで始まったチーム戦は、APFCのダニエル・マナスウがジョー・ソレッキーをストレートレッグロックで一蹴、クラウスもRNCで破ると、アンディ・ヴェレラとは痛み分けでチームを勝利に導いた。

もう一つの準決勝はホルヘ・マスヴィダルのアイコンMMAとユライア・フェイバーのAIコンバットの顔合わせに。3人残しの状態でユライアのチームからはソン・ヤードンが登場、二回り大きなニック・ロッドの実弟ジェイ・ロドリゲスを対戦した。

膠着にコイントスで、上を選んだジェイ・ロッド──本来はバタフライガードのソン・ヤードンがダブルアンダーフックからの再開となるが、レフェリーのミスで両ワキを差された状態からのリスタートnに。パスのプレッシャーから、マウントを奪取したジェイ・ロッドがバックグラブに移行してボディトライアングルでソン・ヤードンを捕らえる。ソン・ヤードンの動きに合わせてマウントに戻ったジェイ・ロッドが、背中に回りRNCでタップを奪った。ここで1人抜きをしたチーム・マスヴィダル=アイコンMMAが、決勝進出を決めた。

決勝戦、PJバーチが先鋒戦でクリストス・パパデロスにRNCを極めたアイコンMMAは、ドローが2試合続き、ジェイ・ロッドがAPFCの大将オリヴィエ・タザと対戦。後の無いタザが意地のストレートフットロックで一本勝ちすると、ペンシルベニア州立大時代にNCAAを184ポンドと197ポンドで3度制し、1年次は174ポンドで準優勝だったボー・ニッコルと体格差が明白な最終決戦に。

ニッコルは2019年のU23フリースタイル92キロ級でも優勝し、アイコンMMAでプロMMAデビューを6月に果たしたばかりで、既に8月9日にコンテンダーシリーズ出場も決まっている。柔術は青帯のニッコルは基本トップからパス狙い、反応を見てがぶってバックを伺う。タザは引き込んで、対応するが体格差は大きい。

シングルレッグをスプロールして離れたニッコルは、シッティングのタザに足を絡めさせず柔術とレスリングの噛み合わない展開が続く。Kガードから足関をエントリーしたタザだが、ニッコルが反応して足を抜く。ついには足関節狙いからトップを取ったタザだったが、場外際でレフェリーはセンター&スタンドでの再開を命じる。

明かに不満げな表情を浮かべたタザ──何と、ニッコルは自ら率先して座り、下からのリスタートに応じる。

漢気を見せたニッコルがシントゥシン、Zハーフガードでパスを耐える。背中をつけた展開に挑んだニッコルは、パスを許さない。それでもタザは残り2分20秒で足を抜いて直接マウントへ。ニッコルがすぐに足を戻し、ハーフを取る。1分20秒を経過し、パスのピンチで背中を見せたニッコルが、タザを前方に落として立ち上がることに成功した。

側転パスに足を絡ませるタザ、すぐに離れたニッコルは頭を押して組ませずタイムアップに。最終戦の時間切れは、勝敗の行方をジャッジに委ねた結果、APFCが優勝し賞金2万ドルを手にした。



FAC

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LFA MMA MMAPLANET o PFL UFC アンソニー・ペティス アンディ・ヴェレラ カイル・ベーム クレイグ・ジョーンズ ジェイムス・クラウス ソン・ヤードン ブランドン・ロイヴァル ホルヘ・マスヴィダル ボクシング ユライア・フェイバー ロクサン・モダフェリ

【UFC FPI02】ファイトパス招待02にヤードン、ユライア、クレイグらが出場。ワンマッチに63&ロイヴァルも

【写真】ロイヴァルの華麗なノンストップ・グラップリングがMMAグローブのない戦いでも見られるか(C)LFA

7月3日(日・現地時間)、ネヴァダ州ラスベガスのUFC Apexでチーム対抗のグラップリングイベント=UFC Fight Pass Invitational 02が開催される。

27日(月・同)から開幕している10度目のUFC International Fight Week。正式スタート前の25日(土・同)からラスベガス・コンベンションセンター内サウスホールではUltimate InvitationalとしてUSAウェイトリフティング・ナショナル選手権が開催され、同会場では引き続きIBJJF柔術のアメリカン・ナショナルやアマチュアボクシングの大会も開かれている。

そんなファイトウィークのヘッドラインは勿論2日(土・同)にT モバイル・アリーナで開催されるUFC276「Adesanya vs Cannoier」だが、催し物のトリはこのUFC FPI02が務めることになった。


昨年12月の第1回大会と同様に4チーム対抗のトーナメント戦と、シングルマッチが組まれたプログラップリングイベント。参加チームはホルヘ・マスヴィダル率いるマスヴィダルス・アイコンMMA、UFCのグラップリング大会といえば顔役でもあるユライア・フェイバーのフェイバーズA1コンバット、そしてPFL参戦中で先週の土曜日にワキ腹を負傷したアンソニー・ペティスはアンソニー・ペティス・ファイティング・チャンピオンシップとして参戦、さらにFighting Alliance Championshipは監督でなくジェイムス・クラウスがプレイングマネージャーとして出陣する。

アイコンMMAにはクレイグ・ジョーンズ、エンリコ・コッコ、PJ・バーチらが属しており、A1コンバットはユライア御大自らソン・ヤードンを帯同しマットに上がる。

ペティス配下にはオリヴィエ・タザ、FACにはアンディ・ヴェレラとカイル・ベームというSUG組がその名をメンバーに連ねている。

そんなチーム戦以上に注目はシングルマッチだ。ラスベガス開催ということで地元シンジケートMMAから2月にMMAを引退したロクサン・モダフェリが出場し、ノヴァウニオンの柔術家であるMMAファイターのミッシェレ・オリヴェイラを迎え撃つ。

そのシンジケート所属でMMAも経験している柔術家ショーン&ジェリーのシャピロ兄弟が、それぞれアンドレ・フィート&ブランドン・ロイヴァルと戦うことも決まっている。もちろんロクサンのピュアグラップリングにどれだけ慧舟會色が残っているのかも楽しみだが、さらに必見なのは……やはりロイヴァルだろう。

動いて下になりつつ三角や腕十字というLFA時代にMMAでも魅せていた──スクランブルの向こう側、極めて終わるグラップリングがサブオンリー戦で爆発するか。日本でもMMAファイターと柔術家のグラップリングでの交流はGCMのコンテンダーズ時代から見られてきたが、そこは北米MMA界──異種格闘技戦でなく、純粋グラップリングとして戦えるであろうロイヴァルと黒帯柔術家の組み技戦は見逃せない。

■視聴方法(予定)
7月4日(月・日本時間)
午前6時00分~UFC FIGHT PASS

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o UFC エイドリアン・ヤネス カルヴィン・ケイター キック ギガ・チカゼ グレゴリー・ホドリゲス グロリア・ジ・パウラ ジェレミー・スティーブンス ジム・ミラー ジョシュ・エメット ドナルド・セラーニ マックス・ホロウェイ ユライア・フェイバー

UFC on ESPN37:オッズ/予想と展望

カルヴィン・ケイター 1.43
ジョシュ・エメット 2.90
ドナルド・セラーニ 1.61
ジョー・ローゾン 2.45
ティム・ミーンズ 3.20
ケビン・ホランド 1.36
ホアキン・バックリー 2.80
アルベルト・デュラエフ 1.45
ダミア・イスマグロフ 1.65
グラム・クタテラーゼ 2.35
ジュリアン・マルケス 2.50
グレゴリー・ホドリゲス 1.59
エイドリアン・ヤネス 1.31
トニー・ケリー 3.50
ジャスミン・ジャスダビシアス 1.42
ナタリア・シウバ 2.95
コート・マッギー 1.83
ジェレマイア・ウェルズ 2.00
リカルド・ラモス 1.33
ダニー・チャベス 3.35
マリア・オリベイラ 3.15
グロリア・ジ・パウラ 1.38
エディ・ワインランド 5.00
コーディ・スタマン 1.18
フィル・ホーズ 1.38
デロン・ウィン 3.10
ロマン・ドリーゼ 3.00
カイル・ドーカス 1.40

久々にUFC APEXを離れて、客入れで行われるファイトナイト。セミ前に出場するケビン・ホランドがテキサス在住の地元ファイター。

メインはフェザー級ランカー対決。4位のケイターは昨年1月にマックス・ホロウェイと対戦。不動のランキング1位・ホロウェイ相手に打撃で一方的にやられる展開で、あまりにも打たれすぎて、逆に打たれ強さが評価される内容だったが完敗。ダメージを負ったこともあって1年のブランクとなった今年1月には、UFCデビューから7連勝中の元キック王者ギガ・チカゼと対戦。オッズはアンダードッグだったが、序盤から間合いを詰めて打撃戦で消耗させる作戦が功を奏し、下馬評を覆す判定勝ちでタイトル挑戦圏内に生き残った。

相手のエメットは7位。アルファメール所属で、師匠ユライア・フェイバーを彷彿させるステップからアグレッシブに攻めるスタイルで、地味ながらフェザー級で6勝1敗と高いアベレージを残している。もともとノーランカーの時に、ランキング3位のリカルド・ラマスをKOして一気に上位ランカーとなっていたが、次戦でジェレミー・スティーブンスにKO負けし、その後4連勝しているが、相手はすべてランキング下位の選手。

ともにレスリングバックボーンのストライカー。UFC無敗のチカゼを破ったこともあって、オッズではケイターの評価が高い。

ケイター判定勝ち。

セミに出場するセラーニは、現在ジム・ミラーとアンドレイ・アルロフスキーに並んでUFC史上最多23勝をマークしていて、勝てば単独1位となるチャンス。が、一方で現在6戦続けて勝ち星がなく、負ければ記録更新できないままリリースが濃厚。勝てば天国だが負ければ地獄のマッチメイク。

第1試合開始は19日朝5時。遅くとも午前中には終わるので、同日のTHE MATCHも見る場合は、オープニングマッチから問題なく見られる。

速報します。

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Cage Warriors K-1 LFA MMA o ONE UFC   ユライア・フェイバー リヴァイ・モウルズ 修斗 石原夜叉坊

石原夜叉坊、5.1『Urijah Faber’s A1 Combat 1』で4年8ヶ月ぶりに勝利(ハイライト動画)


 2022年5月1日(日本時間2日)、米国カリフォルニア州ウィートランドのハードロックカジノ&ホテルにて、元UFCのユライア・フェイバー主催の「Urijah Faber's A1 Combat 1」が開催され、メインイベントで石原夜叉坊(チーム・アルファメール)が出場。米国のジョゼ・ヘルナンデス(Ivan Salaverry MMA)と対戦した。

 30歳の石原は、MMA10勝9敗3分。米国を拠点にフェイバーのジムでトレーニングしてきた。UFC3連敗でリリース後、2021年1月に修斗復帰戦で祖根寿麻に判定負け。その後、米国Fury FCに参戦し、7月にリヴァイ・モウルズにリアネイキドチョークで一本負け。10月の前戦でヴィニシウス・ザニに判定ドローで、連敗を「5」で止めていた。

 対する29歳のヘルナンデスは、修斗やK-1、UFCに参戦したアイヴァン・サラベリー主宰ジムの所属で、MMA4勝4敗。2021年10月の前戦ではLFAにも参戦のキム・ジョシュワンに「Cage Warriors 130」で2R TKO負けしている。白星は3つの判定勝ち、パウンドによる1TKO勝ち。

 2R 2分53秒、TKO勝利した石原は、着流しを羽織ると、試合後のインタビューで、「ただ、自分を信じて戦った。これ(拳)を信じてただ見せただけ。次? いつでも準備できている。これは始まりだ」とコメント。女性インタビュアーから「あなたはパーティーガイだよね。今夜はパーティーに?」と問われると「今夜はみんなパーティーの準備が出来ている。君も準備できてる?」と逆質問。インタビュアーは笑顔で「そうねー、でもあなたとじゃないかな、私は向いてないと思う!」と回答。フラれた夜叉坊はおどけながら顔を覆うと、最後に大きな笑顔を見せた。


Teruto Ishihara(Tapology)

Jose Hernandez(Tapology)

 石原夜叉坊とジョゼ・ヘルナンデスの戦績はこちらを参照。


 フィニッシュシーン動画。


 試合後コメント。続きを読む・・・
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MMA o UFC   ソン・ヤードン ドミニク・クルーズ ボクシング マルロン・モラエス ユライア・フェイバー

ソン・ヤードン「ドミニク・クルーズと対戦したい。子供の頃からファンだった」


 『UFC Fight Night 203: Santos vs. Ankalaev』でマルロン・モラエスに1R KO勝ちしたソン・ヤードンが試合直後のマイクでドミニク・クルーズ戦をアピールした真意について以下のコメント。

「子供の頃から彼の試合を見ていて大ファンになった。彼のファイトスタイルが好きだから興味がある。僕のスタイルと彼のスタイルが激突したらどうなると思う?」

 マルロン・モラエス戦については以下のコメント。

「どんな打ち合いでも危険を感じたことはない。それに僕の方が速いしね。毎日コンビネーションを練習している。ボクシングコーチに感謝したい。彼は良いアッパーカットを教えてくれた」

「僕は試合を続けていくだけだし、勝っていけば自ずとタイトルに辿り着けるだろう」

 ソン・ヤードンは現在24歳なので子供の頃からドミニク・クルーズを見ていた年齢になります。また、チーム・アルファメール所属なのでユライア・フェイバーの弟子としてクルーズと対戦したい意図もあるようです。続きを読む・・・
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Fight&Life Interview ブログ ユライア・フェイバー 田中路教 石原夜叉坊

【Fight&Life】ユライアが語った田中路教&<未掲載>石原夜叉坊「テルトの戦いは終わっていない」

【写真】世界中からファイターがユライアの下に集まる(C)MICHINORI TANAKA

23日(月)発売のFight&Life#86にカリフォルニア州サクラメントに移り住んで4カ月が経過した、田中路教のインタビューが掲載されている。

その囲み記事で、ユライア・フェイバーが田中について語った。ここではユライアが田中に対して、どのような想いでいるのかに加え、本誌で掲載できなかった──ユライアが考えるチーム・アルファメールに世界中から選手が集まってくる理由と、結果が出ない石原夜叉坊についてどういう想いでいるのかを紹介したい。


「タナカが4年振りにアルファメールに戻ってきたことは、本当にアメージングだ。

技術的な成長は当然して、ファイターとしてだけでなく人として成熟していた。オープンマインドで、懸命に学ぼうという姿勢は常に好感が持てる。彼が僕のことやチーム・アルファメールに慕ってくれていることに感謝している。

僕は気持ちが強くて、ハードワークを続けることができる選手を見出すことができると思っているけど、タナカは未来を掴み取るために必要な正しいメンタルの持ち主だ。持って生まれた才能に加えて、たゆまぬ努力を続けることができるタナカのことを僕は信じている。

2度目のチャンスを掴むためには、とにかく連勝が必要だ。そしてエキサイティングな試合を、以前と変わらずしてほしい。これから待っている勝負では、相手より強い意志で戦う必要がある。そのために世界で最高のチームで、自らを奮い立て一心不乱にトレーニングしているんだ。彼は目標を達成するために、ペダルから足を外すことがない。何をすべきかを分かっている。タナカならLFAでチャンピオンになり、UFCでまた戦うことができるに違いない」

※未掲載分

──なぜ、世界中から成功を求めるファイターがユライアの下に集まってくるのでしょうか。本人に尋ねるのもなんですが、ユライア自身はどのように考えていますか。

「伝統……チーム・アルファメールの伝統だと思う。アルファメールのファイターは、UFCを代表とするMMAのビッグショーで成功を収めてきた。このスポーツでフィーダーショーだけでなく、メインステージでも勝ち残ってきたんだ。MMAが注目を集め始めた時に、僕らはUFCで結果を残している。

そういう姿を見ていた世界中のファイターが、アルファメールに集まるようになった。そして、また成功を収める選手が生まれ、また彼らのようになりたくて世界中から選手がやってくる。ビッグショーのメインステージで、結果を残す。それがチーム・アルファメールの伝統になっており、次世代、また次世代と続いているんだと思うよ。

でも若い選手だけじゃない。チーム・アルファメールにはこのスポーツで活躍し続けてきたクレイ・グイダやダレン・エルキンスのようなファイターが、今も成長していることを試合で証明している。それも皆がサクラメントにやってくる大きな要因になっていると思うよ」

──国籍を問わず、ソン・ヤードンやパウリアン・パイヴァなどの試合でもユライアがコーナーにいます。

「タナカ(田中路教)もその1人だ。彼はLFAで戦うためにアルファメールに戻ってきた。田中はLFAでチャンピオンになってUFCに戻る。日本のファイターは、昔ながらのファイティング・スピリットを持ち続けている。それはファンが、MMAを理解してちゃんと選手のことを見ているからだと思うんだ。

そのMMAの見方が日本人選手の精神性を、世代を越えたモノにしているんだよ」

──なるほど、そんななか田中路教選手と並んで、日本人で古株となった石原夜叉坊選手ですが、先日のFury FCの試合でも敗れてしまいました。敗れたことよりも、今ユライアがまさに口にしていた……戦う気持ちが伝わってことなかったことが本当に気になります。ユライアに全幅の信頼を寄せてアルファメールで練習している夜叉坊選手について、どのように考えていますか。

「君の言ったことは正しい。テルトからウォリアー・スピリットが感じられなかった……。このスポーツは本当にハードなんだ。彼は4連敗中だった……そしてまた敗れてしまった。彼の動きが悪くて負けた試合もあるけど、テルトの動きが良くても、それ以上に相手が良かった試合もある。

でもテルトの心はまだライフ・マーシャルアーチストだと僕は思っている。まだウォリアー・スピリットも持っているはずだ。まだテルトの戦いは終わっていない。

ダレン・エルキンスを見てくれ。4連敗から復活した。クレイ・グイダもそうだ。4連敗しても、終わっていない。ルイス・ゴンザレスは負けても、負けても立ち上がっている。

テルトはファイティング・スピリットを失っていない。でも、眠ってしまっているんだ。テルトが再び目を覚ますことを僕は信じている」

※同インタビューでは田中路教のアルファメールでの練習やサクラメントでの生活。そしてプライベートでの嬉しいニュースなどが語られています。

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【UFC ESPN08】ユライア・フェイバーのスタンバイ計量は、もしものため……??

Urijah Faber【写真】ユライアが体重を計ったのは、話題創りとも捉えることができるが──果たして、明日オクタゴンに足を踏み入れるのはヤードンかユライアか(C)Zuffa/UFC

16日(土・同)にフロリダ州ジャクソンビルのヴィスター・ベテランズ・メモリアル・アリーナで開催されるUFC ESPN08「Ovreem vs Harris」でマルロン・ヴェラと対戦予定だったソン・ヤードンが欠場する可能性があり、その場合はユライア・フェイバーのスクランブル出場するために計量を行った。

ソン・ヤードンは本計量を145.5ポンドでパスしていたにも関わらずビザ問題で試合出場がならない可能性がある。計量前日のバーチャル・メディアデーもこの問題は挙がっており、ヴェラは「試合はない」というツイートを一度はしていた。

そして計量会場ではメインで戦うウォルト・ハリスとアリスター・オーフレイムの体重が測られてもインスペクターは会場を去らず、スタンバイ選手としてまずマーヴィン・ヴェットーリがスケールに乗り、続いてユライアが登場し153.5ポンドでウェイインを終えている。


米国ESPNの報道によると、ユライアはこのサプライズ計量に関して「本来クリアになっていたと思われたソンのビザが最後の最後で問題が起こった。そして、ジェット機で他の国にいってビザを取得するとか、ワイルドなアイデアまであった。最悪のシナリオとしてソンのビザ問題が解決しないなら、僕が戦うとUFCに伝えたんだよ。ビザ問題がクリアすればそれで構わない。そうじゃない場合は僕が戦う。ほんと緊急事態で昨夜はパニックだったけど、155ポンドを下回るだけ体重は落とした。問題は解決したみたいだけど、必要なら僕は戦う」とサプライズ計量に関して語ったとのこと。

この件に関して、UFCではオフィシャルの発表を行っておらず、UFC Fight Passなどでも現時点で対戦カードに変更は見られていない。

※UFC ESPN08計量結果はコチラから
※UFCのコロナウィルス対策=ローラ・サンコ インタビューはコチラから
※ソン・ヤードン✖マルロン・ヴェラ、見所はコチラから

■UFC ESPN08計量結果

<ヘビー級/5分5R>
アリスター・オーフレイム: 253.5ポンド(114.98キロ)
ウォルト・ハリス: 264.5ポンド(1119.97キロ)

<女子ストロー級/5分3R>
クラウジア・ガデーリャ: 115.5ポンド(52.38キロ)
アンジェラ・ヒル: 115ポンド(52.16キロ)

<フェザー級/5分3R>
エジソン・バルボーサ: 145.5ポンド(66.0キロ)
ダン・イゲ: 146ポンド(66.22キロ)

<ミドル級/5分3R>
エリク・アンダース: 186ポンド(84.37キロ)
クリシュトフ・ヨッコ: 185.5ポンド(84.14キロ)

<バンタム級/5分3R>
ソン・ヤードン: 145.5ポンド(66.0キロ)
マルロン・ヴェラ: 145.5ポンド(66.0キロ)

<ウェルター級/5分3R>
ミゲール・バエザ: 170.5ポンド(77.34キロ)
マット・ブラウン: 171ポンド(77.56キロ)

<ミドル級/5分3R>
ケヴィン・ホランド: 185.5ポンド(84.14キロ)
アンソニー・ヘルナンデス: 182.5ポンド(82.78キロ)

<フェザー級/5分3R>
ジガ・チカズ: 145.5ポンド(66.0キロ)
アーウィン・リベラ:──ポンド(──キロ)

<フェザー級/5分3R>
ダレン・エルキンス: 146ポンド(66.22キロ)
ネイト・ランドヴェール: 146ポンド(66.22キロ)

<女子フライ級/5分3R>
コートニー・ケイシー: 126ポンド(57.15キロ)
マラ・ロメロ・ボレッラ: 125.5ポンド(56.92キロ)

<ヘビー級/5分3R>
ドンテイル・メイス: 241ポンド(109.3キロ)
ホドリゴ・ナシメント: 255ポンド(115.66キロ)

マーヴィン・ヴェットーリ: 203.5ポンド(92.3キロ)
ユライア・フェイバー: 153.5ポンド(69.62キロ)

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【UFC ESPN08】計量終了 デイヴィスがメディカルで不可、アーウィン代役案。ヤードン→ユライア IN??

15日(金・現地時間)、16日(土・同)にフロリダ州ジャクソンビルのヴィスター・ベテランズ・メモリアル・アリーナで開催されるUFC ESPN08「Ovreem vs Harris」の計量が混乱を伴って行われた。

ジガ・チカズとフェザー級マッチで対戦予定だったマイク・デイヴィスが、合併症でメディカルを通らず、欠場が決定。代役として白羽の矢が立ったアーウィン・リベラは、コロナの検査を含めたメディカルにパスした場合は計量と試合出場が認められるということになり、オフィシャル計量とは別の時間で計量が実施されることなった。


今回の計量ではフェザー級転向のエジソン・バルボーサを含め、計量失敗はなかったが、マルロン・ヴェラと対戦するはずだったソン・ヤードンが計量後にビザ問題で出場不可能になる可能性があり、何と師匠格のユライア・フェイバーが代役出場に名乗り出て──153.5ポンドで計量を終えている。

※ソン・ヤードン欠場&ユライアの代役出場に関しては、詳細を後程掲載します。

さらにスタンバイファイターとして、水曜日のUFN171でカール・ロバーソンと体調不良で試合がなくなったマーヴィン・ヴェットーリがライトヘビー級として計量を済ませている。

全選手の計量結果は以下の通りだ。

■UFC ESPN08計量結果

<ヘビー級/5分5R>
アリスター・オーフレイム: 253.5ポンド(114.98キロ)
ウォルト・ハリス: 264.5ポンド(1119.97キロ)

<女子ストロー級/5分3R>
クラウジア・ガデーリャ: 115.5ポンド(52.38キロ)
アンジェラ・ヒル: 115ポンド(52.16キロ)

<フェザー級/5分3R>
エジソン・バルボーサ: 145.5ポンド(66.0キロ)
ダン・イゲ: 146ポンド(66.22キロ)

<ミドル級/5分3R>
エリク・アンダース: 186ポンド(84.37キロ)
クリシュトフ・ヨッコ: 185.5ポンド(84.14キロ)

<バンタム級/5分3R>
ソン・ヤードン: 145.5ポンド(66.0キロ)
マルロン・ヴェラ: 145.5ポンド(66.0キロ)

<ウェルター級/5分3R>
ミゲール・バエザ: 170.5ポンド(77.34キロ)
マット・ブラウン: 171ポンド(77.56キロ)

<ミドル級/5分3R>
ケヴィン・ホランド: 185.5ポンド(84.14キロ)
アンソニー・ヘルナンデス: 182.5ポンド(82.78キロ)

<フェザー級/5分3R>
ジガ・チカズ: 145.5ポンド(66.0キロ)
アーウィン・リベラ:──ポンド(──キロ)

<フェザー級/5分3R>
ダレン・エルキンス: 146ポンド(66.22キロ)
ネイト・ランドヴェール: 146ポンド(66.22キロ)

<女子フライ級/5分3R>
コートニー・ケイシー: 126ポンド(57.15キロ)
マラ・ロメロ・ボレッラ: 125.5ポンド(56.92キロ)

<ヘビー級/5分3R>
ドンテイル・メイス: 241ポンド(109.3キロ)
ホドリゴ・ナシメント: 255ポンド(115.66キロ)

マーヴィン・ヴェットーリ: 203.5ポンド(92.3キロ)
ユライア・フェイバー: 153.5ポンド(69.62キロ)