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MMA o UFC   ミシェウ・ペレイラ

5.21『UFC Fight Night』でミシェウ・ペレイラとサンチアゴ・ポンジニービオが対戦


 UFCが5月21日に開催する(会場未定)Fight Nightシリーズの大会でミシェウ・ペレイラ vs. サンチアゴ・ポンジニービオのウェルター級マッチが行われることをMMAJunkieが確認したとのこと。

 ペレイラは1月の『UFC 270: Ngannou vs. Gane』でアンドレ・フィアリョに判定勝ちして以来の試合で4連勝中。

 ポンジニービオは昨年12月の『UFC 269: Oliveira vs. Poirier』でジェフ・ニールに判定負けして以来の試合。続きを読む・・・
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【UFC】再契約なった──超ド級のリア充、佐藤天「もう1度、土俵に立てるので借りを返して上へ」

【写真】根っからの笑顔も久しぶりに見たような気がする (C)MMAPLANET

1月12日(土・現地時間)、フロリダの佐藤天から「試合の日程は決まっていないんですが、UFCと再契約することが決まりました! 今日明日には契約書も出してくれます」という連絡が入った。

2020年11月を最後に、試合のオファーとともに契約更新という宙ぶらりんの状態で、いつあるか分からない緊急オファーに備え練習に精を出してきた。そんな厳しい時間にようやく終止符を打つことができた佐藤に、改めてインタビューを申し込んだ。

時を同じく平良達郎のUFC契約の報がJ-MMA界をわかせた今、佐藤天の心境をお伝えしたい。


──UFCと契約がなったと連絡を頂いていたのに取材が遅くなってしまって申し訳ありません。

「いえ、とんでもないです。あの日にコーチとマネージャーの(ヒラタ)シュウさんとミーティングをして『今日中に決まらないなら、PFLにしよう』という状況でした。次の週の大会のオファーがあったのですが、ビザの発給が間に合うかどうか。コロナの関係で3、4週間掛かるということでしたけど、ここでビザが出ないなら次のオファーはいつになるか分からない。それならPFLと契約するつもりになっていました。

結局、ビザは間に合わないということだったのですが、ショーン・シェルビーが『契約書を先に出す』と言ってくれたんです」

──さっさとそうしてくれれば良かったのに……という想いは?

「UFCも上場したので、契約に関して時間が掛かるようになっていて。試合のオファーの時に契約書を出すということで、同じように待たされているチームメイトも何人かいました。今はオファーがない状態で契約書を出すことが難しくなっているそうです。でも、最後の最後のタイミングで複数試合契約できることになりました」

──気持ちはどれぐらいPFLに向いていたのでしょうか。

「最後の最後までUFCで戦いたいという気持ちでした。ただヘンリー(フーフト)やグレッグ(ジョーンズ)も僕がUFCでやりたいことを十分に理解したうえで『最後の最後、これで無理なら、試合ができないという事態は避けるべき。それだったらPFLでコンスタントに戦おう』という風に言っていましたね。

なのでPFLで戦うという覚悟は決まっていました。UFCでやりたい、1回でも良いからという気持ちは変わっていなかったです」

──そういうなかで契約がなった。素直にどう思われましたか。

「願いは通じるんだなって。ビザとか自分がコントロールできないことだし、ショーン・シェルビーも『枠に入れるようにやっている。それでも難しかったら、PFLでの条件を良くしてもらうように掛け合う』とまで言ってくれていたんです」

──なんと、そこまでですか。

「ハイ。そういうことで決まったのは、素直に嬉しかったです。自分だけの願いじゃなくて、応援してくれる人もそうだし。カミ(バルジニ)も『良かった。ずっと祈っていたんだ』って次の日の練習前に連絡をくれて。皆が僕のことを思ってくれているなか、またスタート地点に立てることが凄く嬉しかったです」

──運を天に任せた。そういう状態で、諦めないからといって願いは叶うものではありません。でも、見切りをつけてPFLにしていれば今回の契約はなかったですね。

「PFLとサインするというタイミングは何度もありました。それでも1パーセントでもUFCの可能性があるなら──と見送ってきました。シュウさんも僕に試合を組ませたいという気持ちがあって、条件面も考えてPFLの話をしてくださっていたので、やり辛かったと思います。でも、僕のそういう気持ちをくんで本当に粘り強くUFCと話してくださいました。この間、シュウさんと密に連絡を取ってきて、立てた方針は他のマネージメントと同様のものですし。しっかりと話して、理解をし合ってここまで来られた。感謝しています」

──PFLは1年間でスケジュールが確定しますし、2試合は確実で。勝てば3試合、4試合とあるので決して悪い話ではないです。自分は日本からPFLに挑戦する選手も出てきてほしいと思っています。

「ハイ。僕もあのタイミングで無理なら、PFLで一生懸命にやるつもりでした。PFLは良い選手が集まっていますし、試合を視るのも好きで。もちろん、簡単に勝てる場所ではないです。でも本当に少しでUFCの可能性があるなら、そこは諦められなかったです。プロである限り、目の前のお金のことも考えないといけないです。ただし、結果が出ていないなかで、そこを一番に求めることは──自分が追い求めてきたものとは違います。UFCの最後の試合で負けていますし、2敗している。借りを返して、上を目指したいです」

──契約が取れた。それから3週間が過ぎましたが、気持ちの方は違いますか。

「いつでもスクランブルで戦えるように準備をしている。そこに変わりはないし、練習に向かう気持ちやモチベーションンはこれまでと同じです。ただ、夜に今後について考えたり、そういうことから開放されたので楽ですね。ただ一度跳ね返されたので、しっかりと勝てる……勝っていけるようにしていきます」

──この間、カザフスタンからシャクハト・ラクモフなど新しい選手の台頭がウェルター級でもあります。

「シャクハトはサンフォードで、キャンプをするので試合前は一緒に練習しています。練習中は凄く強いわけじゃないのですが、頭が良いです。度胸もあるし、自分の強さを本番で出す強さがあります。練習中は穴があっても、試合ではそこを見せないです。

あとミシェウ・ペレイラと試合をしたアンドレ・フィアーリョも一緒にやっています。彼も僕と同じように1年ぐらいUFCのオファーを待っている状態で、試合がないからUAEWに出場したりしていたのですが、5日ぐらい前のオファーでサインをして。それにイアン・ギャリーも、いますよ」

──あのアイルランドの新鋭ですか。

「ハイ。組みは課題ですが、打撃は良いですね。大舞台で結果を出す器、華があります」

──カザフスタン、ポルトガル、そしてアイルランドからやってきた選手達と、佐藤選手は日々練習しているわけですね。

「だから……こっちにいないと、日本にいると分からないことが多すぎます。そこがこっちと日本の差が広がる理由の一つだと思います。ジルベウト・ドリーニョがいて、ビセンチ・ルケもいます。メジャーと契約していなくても、LFAに出ていたタイラー・レイとか強いですし。PFLのシーズン中はローリー・マクドナルドもいました」

──凄まじいメンバーです。

「で……やっぱり皆、UFCで戦いたいんですよ。色々な国から、家族を国においてまでやってきて練習している。何も僕がやっていることは特別じゃない。色んな国から気合が入っている連中が集まっているので居心地が良いです。スクランブルのオファーに文句を言うヤツなんていない。僕はそういう連中がいる、ここが好きです」

(C) TEN SATO

──そういう佐藤選手を支える存在に関してですが……。佐藤選手の彼女が美人でヤバいというTwitterの投稿があるという話が伝わって来たのですが。

「あぁ、それはDropkickさんのインタビューでシュウさんから、彼女のことを尋ねてというリクエストがあったそうで(苦笑)。それでインタビューで話して……」

──あぁ、そういうことですか。発信源は自分でないことを伝えたくて。彼女さんの話題は、若松佑弥選手としか話題にしていなかったですよ(笑)。

「初めて食事に行った時、ちょうど佑弥が来ていた時なんです。で家に戻ったらアイツが『天さん、何ニヤニヤしてんですか。どうだったんスか』って(笑)。次に会ったのはドゥリーニョの試合を見に行った時で。3度目のデートの後から付き合うようになりました」

──この間、実は彼女の存在がないと佐藤選手は心が折れてしまっていたんじゃないかと思っていました。

「いやいやいや、そんなことはないですよ。それは別です。ただ練習に身は入りましたね(笑)。この間も色々と話を聞いてくれましたし……」

──厳しい状況が続いていても佐藤選手は彼女さんの話になると、表情が明るくなって。現地の写真を記事用に送って欲しいとお願いすると、さりげなく彼女の写真もあって(笑)。

彼女さんはプロのチェロ演奏者だそう。お幸せに。岡田遼の歯ぎしりが聞こえてきそうだ……(C)TEN SATO

「アハハハハ。彼女も喜んでくれました。

付き合う前に、初めて食事をすることになった時、そろそろ試合があるという話だったので『緊急のオファーを待っているので、試合が終わったら会いましょう』って……。で、それを何度か繰り返して、全然試合が決まらなくて。『なら、もう会いましょう』っていうのが始まりでした。何カ月も連絡だけしていて。あの間があったから、今があると思います」

──御馳走様です(笑)。超ド級のリア充の佐藤選手ですが、あとは試合がいつになるのか。

「遅くとも5月中の試合にオファーをする。それまでもショートノーティスで声を掛けることもあるから、準備をしておいてくれ──ということです。これまで通りです。平良選手もUFCと契約して、また日本でも注目度が上がるかと思います。

僕も契約したからOKでなく、ここからが大切です。今度は結果を残します。本当にあとはやるだけです。もう1度、UFCという土俵に立てるので借りを返して上にいく。UFCでも勝てるということを証明します。そのためにこっちにいるので」

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MMA MMAPLANET UFC UFC270 アンドレ・フィアーリョ キック ミシェウ・ペレイラ

【UFC270】フィアーリョの左ジャブで初回を落としたミシェウ・ペレイラが2&3Rを取り返し、逆転判定勝ち

<ウェルター級/5分3R>
ミシェウ・ペレイラ(ブラジル)
Def.3-0:29-28.29-28.29-28
アンドレ・フィアーリョ(ポルトガル)

左フックで前に出てアッパーを狙うフィアーリョ。距離を詰めたペレイラは、すぐに離れて前蹴りを入れる。さらにケージを蹴ってのスーパーマンパンチで前に出ると、ペレイラはケージの前を左右に回る。左フックのフィアーリョはワンツーをかわし、左ジャブでペレイラのバランスを崩す。フィアーリョはジャブを続け、ペレイラが右ストレートを返していく。

前蹴り、ローのペレイラは右ストレート、そして前蹴りからローを蹴る。構わず前に出てワンツーを繰り出したフィアーリョは、真っ向から正統派の打撃戦を仕掛けペレイラの跳びヒザをかわす。左フックに組んだペレイラは、倒せず圧を受ける展開を打開できない。ヒザ蹴りでスリップしてガードを取ったペレイラに、鉄槌を落としたフィアーリョが初回を取った。

2R、ジャブで前に出て、ペレイラの大振りのワンツーをかわしたフィアーリョだが、右ストレートからローを蹴られる。ここでボディから顔面とコンビネーションを決めたペレイラが、跳びヒザを繰り出す。組みを狙ったフィアーリョ、離れたところでボディに前蹴りを受ける。前転アックスキックはかわされたが、ペレイラの圧が高まりワンツーを入れる。

フィアーリョも左フックを返すが、前蹴りから前に出たペレイラがボディへのヒザ、そしてボディショットをまとめる。ペレイラは首相撲でヒザを連続で突き上げ、クリンチへ。残り2分で離れると、手をついての回し蹴りをペレイラが繰り出す。さらにケージを蹴ってスーパーマンパンチ、ヒザをボディに突き刺したペレイラが、前蹴りに続き右ストレートを打ち込む。

動けなくなったフィアーリョは右ストレートを被弾し、ようやく左を打ち返す。それでmのペレイラがワンツー、そして前蹴りから最後の15秒でテイクダウンを決め切りラウンドを取り返した。

最終回、左ジャブから前に出るフィアーリョは、ボディから右ストレートを打たれる。小刻み、そして大きなステップを踏むペレイラは、前蹴りに左を合わされそうになる。フィアーリョもジャブだけでなく右を伸ばすが、ボディに前蹴りを蹴られ前進を阻まれる。ケージを背負ってもワンツーを見せたペレイラが左右に回って、腹を蹴る。そしてワンツーからスリー、続くダブルレッグでは倒しきれなかったが、前に出てきたフィアーリョに右を打ち込む。

ジャブに力がなくなったフィアーリョが、右を出してもカウンターを被弾する。ここで左フックを入れたフィアーリョは、前蹴りを受けながら前へ。ペレイラは回ってケージキック&スーパーマンキック。ジャブの差し合いが2度続き、フィアーリョのジャブがペレイラを捉える。回るのではなく下がるようになったペレイラの前蹴りが、急所に入り――試合が中断。とつま先は腹、足の裏が急所に入った形でどちらが効いたか……。

残り20秒で試合は再開されフィアーリョをペレイラを追いかける展開に。ラスト10秒の合図ともに、図ったように足を止めて打ち合った両者、時間と同時にペレイラがフィアーリョの左手を挙げて健闘を称えた。結果、ペレイラが29-28×3で判定勝ちを手にした。


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【UFC270】計量終了 穏やかガヌー×にこやかガンヌ。ピースフルなモレノと1人で興奮フィゲイレド

【写真】非常に穏やかな表情だったガヌーとガンヌ (C) Zuffa/UFC

21日(金・現地時間)、22日(土・同)にカリフォルニア州アナハイムのホンダ・センターで開催されるUFC 270「N’Gannou vs Gane」の計量が行われた。

UFC世界ヘビー級王座統一戦=正規王者フランシス・ガヌー×シリル・ガンヌ、UFC世界フライ級選手権試合は=王者ブランドン・モレノと挑戦者デイヴィソン・フィゲイレドという2つの世界戦が組まれた今大会。

計量日となりホドウフォ・ヴィエイラのメディカルイシューでウェリントン・トゥルマン戦、イリャ・トプリアの減量に伴う体調悪化でシャルル・ジョーダン戦が中止となった。


メインで戦う2人のヘビー級チャンピオン――正規王者ガヌーは体重計の上でワカンダ・フォーエバーのポージングを見せ、ガンヌに歩み寄り笑顔を浮かべる。ガンヌも笑って、グータッチと終始穏やかなフェイスオフとなった。

「クレイジーだよ。たった3年、MMAを戦ってフランシスコと戦う。待ちきれない」と言う暫定王者に対し、ガヌーは「タイトルを防衛して、自分がチャンピオンであることを皆の心に刻むことが大切で、爆発的なKOで成し遂げる」と非常に落ち着いた様子で話した。

またコ・メインでフライ級王座に挑戦するフィゲイレドは計量台の上で「アイム・ベスト」と叫ぶと、フェイスオフで中指を立て、何度も距離を詰めダナ・ホワイトに制止される。「OK。アイム・カムバック。アーイム・カムバック。4カ月、この試合のために凄くし来た。ベルトを大切に持っていてほしい。俺のベルトを」と元世界王者は話し、またもモレノに詰め寄る仕草を見せて、大きなブーイングを受けた。

一方、チャンピオンには大きなメヒコ・チャントが送られ、「皆が僕の応援をしてくれていて、凄く幸せだ。平穏を見つけ、習得する。それがスポーツで、人生を生きるということだから。ビバ・メヒコ」と話した。

■視聴方法(予定)
1月23日(日・日本時間)
午前9時00分~UFC FIGHT PASS
正午~PPV
正午~WOWOWプライム

■UFC270 計量結果

<UFC世界ヘビー級王座統一戦/5分5R>
[正規王者] フランシス・ガヌー: 257ポンド(116.57キロ)
[暫定王者] シリル・ガンヌ: 247ポンド(112.03キロ)

<UFC世界フライ級選手権試合/5分5R>
[王者] ブランドン・モレノ: 124ポンド(56.25キロ)
[挑戦者] デイヴィソン・フィゲイレド: 124ポンド(56.25キロ)

<バンタム級/5分3R>
コディ・ステーマン: 135.5ポンド(61.46キロ)
サイド・ヌルマゴメドフ: 136ポンド(61.69キロ)

<ウェルター級/5分3R>
ミシェウ・ペレイラ: 170ポンド(77.11キロ)
アンドレ・フィアーリョ: 169.5ポンド(76.88キロ)

<バンタム級/5分3R>
ハオーニ・バルセロス: 135ポンド(61.24キロ)
ビクター・ヘンリー: 135.5ポンド(61.46キロ)

<ウェルター級/5分3R>
マイケル・モラレス: 170ポンド(77.11キロ)
トレヴィン・ジレス: 170ポンド(77.11キロ)

<ウェルター級/5分3R>
ジャック・デラ・マダレナ: 170.5ポンド(77.34キロ)
ピート・ロドリゲス: 170.5ポンド(77.34キロ)

<バンタム級/5分3R>
トニー・グレーブリー: 135.5ポンド(61.46キロ)
サイモン・オリヴェイラ: 136ポンド(61.69キロ)

<ライト級/5分3R>
マット・フレヴォラ: 154.5ポンド(70.08キロ)
ヘナロ・ヴァルデス: 155.5ポンド(70.53キロ)

<女子ストロー級/5分3R>
ヴァネッサ・デモパウロス: 115.5ポンド(52.38キロ)
シルヴァナ・ゴメス・フアレス: 115.5ポンド(52.38キロ)

<女子フライ級/5分3R>
ジャスミン・ジュスダヴィチェス: 125ポンド(56.7キロ)
ケイ・ハンセン: 125ポンド(56.7キロ)

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『UFC 270: Ngannou vs. Gane』前日計量動画

UFC 270 weigh-in results: Everyone on weight for first PPV of 2022(MMAJunkie)
MAIN CARD (Pay-per-view, 10 p.m. ET)

・Champ Francis Ngannou (257) vs. Ciryl Gane (247) – for heavyweight title
・Champ Brandon Moreno (124) vs. Deiveson Figueiredo (124) – for flyweight title
・Andre Fialho (169.5) vs. Michel Pereira (170)
・Said Nurmagomedov (136) vs. Cody Stamann (135.5)
・Trevin Giles (170) vs. Michael Morales (170)

PRELIMINARY CARD (ESPN/ESPN+, 8 p.m. ET)

・Raoni Barcelos (135) vs. Victor Henry (135.5)
・Tony Gravely (135.5) vs. Saimon Oliveira (136)
・Jack Della Maddalena (170.5) vs. Pete Rodriguez (170.5)

PRELIMINARY CARD (ESPN+, 6:15 p.m. ET)

・Vanessa Demopoulos (115.5) vs. Silvana Gomez Juarez (115.5)
・Matt Frevola (154.5) vs. Genaro Valdez (155.5)
・Kay Hansen (125) vs. Jasmine Jasudavicius (125)

 『UFC 270: Ngannou vs. Gane』前日計量結果。全員パスしています。フランシス・ガヌー(257ポンド)とシリル・ガーン(247ポンド)の体重差は10ポンドあります。




 前日計量動画。


UFC 270 predictions: Ngannou or Gane, Moreno or Figueiredo in title fights?(MMAJunkie)

 MMAJunkieスタッフによるメインカード勝敗予想。

・フランシス・ガヌー vs. シリル・ガーンはガヌー支持5人、ガーン支持8人。

・ブランドン・モレノ vs. デイヴィソン・フィゲイレドはモレノ支持10人、フィゲイレド支持3人。

・ミシェウ・ペレイラ vs. アンドレ・フィアーリョはペレイラ支持12人、フィアーリョ支持1人。

・コディ・スタマン vs. サイド・ヌルマゴメドフはスタマン支持3人、ヌルマゴメドフ支持10人。

・トレヴィン・ジャイルズ vs. マイケル・モラレスはジャイルズ支持5人、モラレス支持8人。続きを読む・・・
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【UFC270】計56勝6敗のCS勢。アルティメット・スパイディ=マイルスもといマイケル・モラレスに超注目

【写真】UFCが壁となるのか。それとも難なく飛び越えることができるのか──マイケル・モラレス (C)

22日(土・現地時間)、カリフォルニア州アナハイムのホンダ・センターでUFC 270「N’Gannou vs Gane」が開催される

2022年UFC初のPPV大会は男子最重量級と最軽量級のダブルクラウンが組まれている。UFC世界ヘビー級王座統一戦は正規王者フランシス・ガヌー×シリル・ガンヌというフランス由来のチャンピオン対決。そしてUFC世界フライ級選手権試合はブランドン・モレノとデイヴィソン・フィゲイレドのトリロジー決着戦となる。


メインカードでは四次元MMA封印で安定度がバカ増しのミシェウ・ペレイラがUAE Warriorsからステップをアップを果たしたアンドレ・フィアーリョを迎え撃つ一戦、ホドウフォ・ヴィエイラも同朋ウェリントン・トゥルマンと戦う。

プレリミでもイリャ・トプリアとシャルル・ジョーダンというヒートアップ間違いないフェザー級戦、ビクター・ヘンリーのオクタゴン初陣=ハオーニ・バルセロスと粒揃いのカードが並んでいる。

そんななか今回のPPVではダナ・ホワイト・コンテンダーシリーズ出身のファイターが5人もラインナップに名前を並べている。

マイケル・モラレス、サイモン・オリヴェイラ、ジャック・デラ・マダレナ、ヘナロ・ヴァルデス、ジャスミン・ジュスダヴィチェス、5人合わせてレコードは56勝6敗という驚異的な数字を誇る。

エクアドルのモラレスは12勝0敗、メキシコのヴァルデスは10勝0敗とラテン系の両者は無敗の連勝中でUFCに辿り着いた。22歳のモラレスは、メキシコのティファナを拠点としておおり、カウンターのパンチ力は相当なモノだ。

エクアドルではレスリングとムエタイで国内トップレベルだったモラレス、豪快なバックスープレックスだけでなく──KOパワーを持つスーパーマンパンチと、そこで距離を詰めてのボディロックテイクダウンがトレヴィン・ジレスに通じるか。褐色のラテン系ファイター=モラレスは、まさにアルティメット・スパイダーマンのマイルス・モラレスを彷彿させる──スーパールーキーだ。

また18勝3敗、キャリア22戦目でUFCに到達したオリヴェイラはパンクラス参戦経験のある選手だ。ムエタイ・ベースのウェルラウダーは体力と精神力に基づいたハードワーカー、そしてハイペースでトニー・グレーブリーに挑む。


■視聴方法(予定)
1月23日(日・日本時間)
午前8時00分~UFC FIGHT PASS
正午~PPV
正午~WOWOWプライム

■UFC270 対戦カード

<UFC世界ヘビー級王座統一戦/5分5R>
[正規王者] フランシス・ガヌー(カメルーン)
[暫定王者] シリル・ガンヌ(フランス)

<UFC世界フライ級選手権試合/5分5R>
[王者] ブランドン・モレノ(メキシコ)
[挑戦者] デイヴィソン・フィゲイレド(ブラジル)

<バンタム級/5分3R>
コディ・ステーマン(米国)
サイド・ヌルマゴメドフ(ロシア)

<ウェルター級/5分3R>
ミシェウ・ペレイラ(ブラジル)
アンドレ・フィアーリョ(ポルトガル)

<ミドル級/5分3R>
ホドウフォ・ヴィエイラ(ブラジル)
ウェリントン・トゥルマン(ブラジル)

<フェザー級/5分3R>
イリャ・トプリア(ドイツ)
シャルル・ジョーダン(カナダ)

<バンタム級/5分3R>
ハオーニ・バルセロス(ブラジル)
ビクター・ヘンリー(米国)

<ウェルター級/5分3R>
マイケル・モラレス(エクアドル)
トレヴィン・ジレス(米国)

<ウェルター級/5分3R>
ジャック・デラ・マダレナ(豪州)
ピート・ロドリゲス(米国)

<バンタム級/5分3R>
トニー・グレーブリー(米国)
サイモン・オリヴェイラ(ブラジル)

<女子ストロー級/5分3R>
ヴァネッサ・デモパウロス(米国)
シルヴァナ・ゴメス・フアレス(アルゼンチン)

<ライト級/5分3R>
マット・フレヴォラ(米国)
ヘナロ・ヴァルデス(メキシコ)

<女子フライ級/5分3R>
ジャスミン・ジュスダヴィチェス(カナダ)
ケイ・ハンセン(米国)

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【UFC270】仕切り直しのバルセロス戦、ビクター・ヘンリー「僕らは時給を貰っているわけじゃない」

【写真】減量もあり疲労が見えるなか、ビクターは「全てはファンのためだよ」と快くインタビューを受けてくれた。感謝だ(C)MMAPLANET

22日(土・現地時間)、カリフォルニア州アナハイムのホンダ・センターで開催されるUFC 270「N’Gannou vs Gane」で、ビクター・ヘンリーが仕切り直しのハオーニ・バルセロス戦が実現する。

昨年12月18日に組まれていた試合は、ビクターが計量後のコロナ検査で陽性となり、最後の最後のタイミングで流れた。あれから1カ月後のファイトも、実際のオファーは2週間前だった。

断ることもできた試合を受けた。ビクター・ヘンリーはどんなに強い相手と戦ってもフィニッシュを目指す。


──昨年12月19日のUFN199でオクタゴン・デビューが決まっていたビクターですが、まさかの計量後のテストでコロナ陽性となり、試合が流れてしまいました。

「計量が終わったあとも、決まりで検査を受けないといけない。それまで2度の検査では陰性だったけど、計量とフェイスオフ後にホテルでもう1度検査があり、そこから隔離されることになったんだ」

──なにか自覚症状はあったのですか。

「ノー、ないよ。体調はまるで問題なくて、カリフォルニアに戻ってからのテストでは陰性だった。まぁ今、あらゆるスポーツで起こり得ることだよ」

──それにしてもヴィクター自身、やり切れないかったのではないですか。

「もちろん。特に計量も終えて、あとは試合だけっていうタイミングだったからね。全てやってきたことを奪われてしまった感じがした。ただ不幸ではあったけど、最後のチャンスじゃない。またチャンスが巡ってきて、ケージに戻れることは間違いなかったからね」。

──今や米国ではCOVID19はインフルエンザ以下、風邪という風に捉えられているように日本に伝わってくることもるのですが、UFCはそこまで厳格に対策を行っているのですね。

「UFCじゃないよ。州政府がやっていることだよ。UFCは州毎のプロトコルに従っている。UFCは世界中で開催されているから、その土地毎に決められたルールに則して大会を開く。カリフォルニアではカリフォルニア、ベガスでネヴァダの有り方にできる限り従っているんだ」

──現地で陽性になると、隔離されるわけですか。

「陽性結果が出ると、そうなる。ただ飛行機で家に戻ることはできないけど、ベガスと南カリフォルニアは車で移動できる距離だから、僕はUFCが手配してくれたレンタカーでドライブして戻った」

──公共交通は使用できないけど、車なら移動できるらしいですね。フロリダまで戻った人もいたと聞きました。

「そうなんだ。自分で運転して、ね。隔離措置は陰性結果が出るまで。1度目のテストで陰性で、もう1度受けて陰性だったから練習に戻ったよ」

──それにしても、色々と大変でした。

「忙しかったよ(苦笑)。精神の浮き沈みもあったけど、そこまで深刻じゃなかった。メディアの対応も、書類のサインとか全てをやり……さっきも言ったけど、何といっても計量を終えていたからね。まぁ、どうしようもないよ。目を開いて、次を見据えるだけだった。

次だ、次のことを考えないと。落ち込んでばかりいられない。何もできないし、全てを良い経験にして次に向かわないとね。ただ、前に進むだけだったよ」

──と同時に、ショートノーティスの出場予定から1カ月、今回はより準備ができたのではないでしょうか。

「前回は試合まで1週間、減量しかできなかった。今回は多くの人が1月15日に同じ相手と試合をするって話してきたけど、何もオフィシャルなことは決まっていなかったんだ。契約書にサインをしたわけでもなくて、ただ噂が一人歩きしていた。マッチメイカーからもマネージャーから何も連絡はなかった。

2週間前かな、連絡がきた。『もう1度、ハオーニ・バルセロスだ』ってね。まぁ、またショートキャンプだよ。ただし、キャンプの長さは問題じゃない。どっちにしても、タフな試合になることは分かり切っている。1週間のキャンプでも、8週間のキャンプでも彼の強さは変わらない。だから、試合の有無にかかわらずファイターはいつもジムにいて、ケガのことだけ注意しながらハードトレーニングを続けておく必要があるんだよ。

だいたいハオーニにはハオーニで、ビザ関係で解決しないといけないという状況だった。ビザの更新がないなら、この試合もないと聞かされていた。でも、僕はハオーニと戦いたかった。日程と相手とチェンジして戦うことも可能だったけど、どう考えても強いハオーニとマーシャルアーチストとして戦いたかったんだ。だからオファーがあった時、即イエスと答えた」

──ビクター、漢ですね。では、そのハオーニの強さとは?

「16勝2敗、8KOというレコードでも明らかだ。パンチの強さは疑いようがない。何よりもフェザー級で戦ってきたから、フィジカルも大きな武器になっている。この2つの要素だけで、彼と戦うバンタム級の選手にとっては大きな問題だ。それでも、僕には何とかできる武器がある。大きくてボクシングの強いハオーニの穴を見つけるんだ。

僕の打撃はただボクシングをするだけじゃない。蹴り、ヒザ、ヒジと多様性がある。そしてフットワークだ。スタミナとサブミッション・ゲームでも僕の方が上だよ。フィニッシュへの意識も違う。

僕は過去に勝ったと思った試合を落としたことがある。相手が安全に戦っていたからだ。フィニッシュするのが困難な相手もいる。でも5分3R、5分5Rの試合中にフィニッシュを狙わないで、どうする? そんな試合をしても、誰の記憶に残ることもない。UFCファイターのなかにもセーフティゲームを戦い、白星を積み重ねている選手もいるよ。

一方でキャリアに浮き沈みがあっても、常にフィニッシュを狙うエキサイティングなファイターも残っている。僕らは時給を貰っているわけじゃない。15分間戦おうが、3分間で終わろうがファイトマネーは同じだ。ならなら少しでも早くフィニッシュした方が良いだろう(笑)」

──アハハハ。ヴィクター、またいつも通り日本のMMAファンに一言お願いします。

「いつもと同じように──言うよ(笑)。皆が恋しい。日本に行ってゴーゴーカレーが食べたい」

──ヴィクターがゴーゴーカレーに触れると、清水俊一選手が『僕が連れて行ったんです』とツイートするんですよ(笑)。

「その通りだ。シミズのおかげで、日本にいくと太る。アイツのせいだよ(笑)。シミズとはまずゴーゴーカレーを食べて、直後にグラップリングのスパーリングをするんだ(爆)。また、アレをやりたいな。早く、そんな日が訪れてほしいよ」

■視聴方法(予定)
1月23日(日・日本時間)
午前8時00分~UFC FIGHT PASS
正午~PPV
正午~WOWOWプライム

■1UFC270対戦カード

<UFC世界ヘビー級選手権試合/5分5R>
[王者] フランシス・ガヌー(カメルーン)
[挑戦者] シリル・ガンヌ(フランス)

<UFC世界フライ級選手権試合/5分5R>
[王者] ブランドン・モレノ(メキシコ)
[挑戦者] デイヴィソン・フィゲイレド(ブラジル)

<バンタム級/5分3R>
コディ・ステーマン(米国)
サイド・ヌルマゴメドフ(ロシア)

<ウェルター級/5分3R>
ミシェウ・ペレイラ(ブラジル)
アンドレ・フィアーリョ(ポルトガル)

<ミドル級/5分3R>
ホドウフォ・ヴィエイラ(ブラジル)
ウェリントン・トゥルマン(ブラジル)

<ウェルター級/5分3R>
マイケル・モラレス(エクアドル)
トレヴィン・ジレス(米国)

<ライト級/5分3R>
マット・フレヴォラ(米国)
ヘナロ・ヴァルデス(メキシコ)

<バンタム級/5分3R>
トニー・グレーブリー(米国)
サイモン・オリヴェイラ(米国)

<女子フライ級/5分3R>
ジャスミン・ジュスダヴィチェス(カナダ)
ケイ・ハンセン(米国)

<バンタム級/5分3R>
ハオーニ・バルセロス(ブラジル)
ビクター・ヘンリー(米国)

<女子ストロー級/5分3R>
ヴァネッサ・デモパウロス(米国)
シルヴァナ・ゴメス・フアレス(アルゼンチン)

<フェザー級/5分3R>
イリャ・トプリア(ドイツ)
シャルル・ジョーダン(カナダ)

<ウェルター級/5分3R>
ジャック・デラ・マダレナ(豪州)
ピート・ロドリゲス(米国)

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MMA UFC   アンドレ・フィアーリョ ニコ・プライス ミシェウ・ペレイラ

1.15『UFC on ESPN 32: Kattar vs. Chikadze』で予定されていた複数の試合が延期・中止に

直前で変更が続出…1.15『UFC on ESPN 32: Kattar vs. Chikadze』の対戦カードを紹介(2022年01月13日)

 こちらの続報。


Kay Hansen vs. Jasmine Jasudavicius moved to UFC 270(MMAJunkie)

Jasmine Jasudavicius(Sherdog)

 『UFC on ESPN 32: Kattar vs. Chikadze』で予定されていたケイ・ハンセン vs. ジャスミン・ジャスダヴィシウスの女子フライ級マッチが女子フライ級マッチが1月22日にカリフォルニア州アナハイムで開催する『UFC 270: Ngannou vs. Gane』に延期されるとのこと。理由は不明。

 ハンセンは2020年11月の『UFC Fight Night 182: Felder vs. dos Anjos』でコリー・マッケナに判定負けして以来1年2ヶ月ぶりの試合。ジャスダヴィシウスは現在32歳のカナダ人で戦績6勝1敗。9月の『Dana White's Contender Series 39』でジュリアナ・ポラストリに判定勝ちして以来の試合で今回がUFCデビュー戦。



Andre Fialho(Sherdog)

 『UFC on ESPN 32: Kattar vs. Chikadze』で予定されていたミシェウ・ペレイラと対戦予定だったムスリム・サリコフが体調不良により欠場、さらにペレイラのセコンドの一人に新型コロナウイルスの陽性反応が出たことから、改めて1月22日にカリフォルニア州アナハイムで開催する『UFC 270: Ngannou vs. Gane』でミシェウ・ペレイラ vs. アンドレ・フィアーリョのウェルター級マッチが行われるとのこと。

 ペレイラは7月の『UFC 264: Poirier vs. McGregor 3』でニコ・プライスに判定勝ちして以来の試合で3連勝中。フィアーリョは現在27歳のポルトガル人で戦績14勝3敗1無効試合。今回がUFCデビュー戦。


Kleydson Rodrigues vs. Zarrukh Adashev pulled from UFC Vegas 46(MMAFighting)

 『UFC on ESPN 32: Kattar vs. Chikadze』で予定されていたクレイドソン・ホドリゲス vs. ザルルフ・アダシェフのフライ級マッチですが、ホドリゲスにインフルエンザの陽性反応が出たことから中止されるとのこと。試合が後日行われるかは不明。続きを読む・・・
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MMA UFC UFC264 アイリーン・アルダナ イリャ・トプリア カーロス・コンディット クリス・モウティーニョ コナー・マクレガー ショーン・オマリー ジルベウト・ドゥリーニョ スティーブン・トンプソン タイ・ツイバサ ダスティン・ポイエー ドリキュス・デュプレシー ニコ・プライス マックス・グリフィン ミシェウ・ペレイラ ヤナ・クニツカヤ ライアン・ホール

【UFC264】試合結果 マクレガー、足首壊れポイエーに敗北。オマリーはタフすぎるモウティーニョに激勝!!

【写真】ビッグネームとの対戦にケリをつけ、次の狙いはシャーウス・オリヴェイラか(C)Zuffa/UFC

10日(土・現地時間)、ネヴァダ州ラスベガスのTモバイル・アリーナでUFC264「Poirier vs McGregor 3」が開催された。

メインのライト級5回戦は初回終了間際にコナー・マクレガーが足を負傷し、試合速攻不可能となりダスティン・ポイエーが、トリロジーの最終幕でTKO勝ちを収めた。

セミのウェルター級はジルベウト・ドゥリーニョ・バーンズが宣言通りテイクダウンを織り交ぜてスティーブン・トンプソンに判定勝ち、注目のショーン・オマリーは驚異的なタフネスさを誇るクリス・モウティーニョにパンチを入れ続け、3RにTKO勝ちを手にしている。

プレリミではニコ・プライスを相手に、限定四次元殺法&正道的なMMAでミシェウ・ペレイラが判定勝ち、ライアン・ホールは寝技の展開に持ち込めずイリャ・トプリアにパウンドアウトされている。

ファイト・オブ・ザ・ナイト=ショーン・オマリー✖クリス・モウティーニョ
パフォーマンス・オブ・ザ・ナイト=タイ・ツイバサドリキュス・デュプレシー

UFC264「Poirier vs McGregor 3」
<ライト級/5分5R>
○ダスティン・ポイエー(米国)1R5分00秒
TKO
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×コナー・マクレガー(アイルランド)
<ウェルター級/5分3R>
○ジルベウト・ドゥリーニョ・バーンズ(ブラジル)3R
判定
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×スティーブン・トンプソン(米国)
<139.5ポンド契約/5分3R>
○アイリーン・アルダナ(メキシコ)1R4分35秒
TKO
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×ヤナ・クニツカヤ(ロシア)
<バンタム級/5分3R>
○ショーン・オマリー(米国)3R4分33秒
TKO
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×クリス・モウティーニョ(米国)
<ウェルター級/5分3R>
○マックス・グリフィン(米国)3R
判定
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×カーロス・コンディット(米国)
<ウェルター級/5分3R>
○ミシェウ・ペレイラ(米国)3R
判定
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×ニコ・プライス(米国)
<フェザー級/5分3R>
○イリャ・トプリア(ドイツ)1R4分47秒
KO
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×ライアン・ホール(米国)
<ミドル級/5分3R>
○ドリキュス・デュプレシー(南アフリカ)2R1分41秒
TKO
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×トレヴィン・ジェイルズ(米国)
<女子フライ級/5分3R>
○ジェニファー・マイア(ブラジル)3R
判定
×ジェシカ・アイ(米国)
<ミドル級/5分3R>
○ブラッド・タヴァレス(米国)3R
判定
×オマリ・アクメドフ(ロシア)
<フライ級/5分3R>
○ザルガス・ズマグロフ(カザフスタン)1R2分02秒
ギロチンチョーク
×ジェローム・リヴェラ(米国)

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MMA UFC UFC264 ニコ・プライス ミシェウ・ペレイラ

【UFC264】一瞬四次元。バック宙からマウントを取った寝技でペレイラが、プライスから逃げ切り勝利

<ウェルター級/5分3R>
ミシェウ・ペレイラ(米国)
Def.3-0:29-28.29-28.29-28
ニコ・プライス(米国)

タッチグローブから足を使うペレイラが、まず左を当てる。同時にアイポークがあったとアピールし、試合が早々に中断する。再開後、ケージの前を左右に動くペレイラが前蹴り。組んだプライスが組んでケージへ押し込む。シングルから右腕を差したプライスに対し、回ったペレイラが離れる。右ミドルをキャッチして倒したペレイラは、前転パスではなく距離を取って離れる。

試合はスタンドに戻り、蹴りでの制空権争いが続きペレイラが左ハイを繰り出す。ケージを蹴ってのスーパーマンパンチも、プライスは組んでケージに押し込む。離れてパンチを交換した両者、ペレイラが大きく動き左ジャブをヒットさせる。さらに右フックを見せ左を当てると、蹴り足を捌いてプライスを崩す。ガードを取ったプライスを立たせたペレイラは、ケージを蹴ってのスーパーマンパンチもかわしたプライスが組んでいく。押し返し、ヒザをボディに入れて離れたペレイラが、スイッチして左ハイ。左ボディフックも入れたペレイラは、最後に浴びせ蹴りを見せ──空振りも初回をモノにした。

2R、独特のリズムで、体を揺らして左右のローを蹴るプライスだが、腹に前蹴りを受けて顔をしかめる。右カーフを蹴ったプライスが、その足をすくわれ倒される。ここでついにペレイラがバック宙からスタンプ、動きが止まったプライスからマウントを奪う。アメリカーナを狙い、パンチに移行したペレイラが再びアメリカーナから肩固めへ。頭を起こして左右のパンチを連打すると、プライスが背中を見せる。四の字フックで前転にも反応したペレイラはマウントに戻り、腰を押されてのブリッジも足を解除にしてスタンドでバックコントロールに。

プライスはビクトル投げからヒザ十字、足を抜いたペレイラがスタンドに戻るがパンチを連打される。シングルレッグにギロチン、外されたペレイラがヒザをボディにいれるが、グラウンド戦で相当に疲れたようだ。残り30秒で離れたペレイラを追いかけて、左を当てたプライスは、右エルボーからパンチの連打へ。腰を落とし、腹を据えたペレイラが打ち返し時間となった。

序盤のグラウンド戦でラウンドを2つとも取ったと思われるペレイラだが、相当に疲れているのは確かだ。最終回、粗いパンチの打ち合いのなかでプライスがダブルレッグ。ペレイラがケージを背に耐えて離れる。ジャブの差し合いから右を入れたプライスに対し、ペレイラの左ミドルが急所をかすめ、プライスがヒザをつく。再開後、プライスが右を2発当てる。跳びヒザもその場飛びになったペレイラが、着地にパンチを合わされる。それでもペレイラは右を当てるが、力が感じられない。

プライスが頭から突っ込み、ケージに押し込む。離れたペレイラが左ミドル、さらに回りながら左を伸ばす。ワンツーで前に出たプライスが、前蹴りを顔面に届かせる。残り2分、ジャブを差し合った両者、ニコ・チャントを背にプライスは前に出てクリンチ。押し返したペレイラが、ケージの前を回る。右を出して飛び込んだプライスすが、シングルレッグにも回転しながらスクランブル。スタンドに戻って右をヒットする。

残り20秒でダブルレッグに出たペレイラ、プライスはスプロールしてパンチを連続で打ち込む。足が揃って、殴り返したペレイラが追い込まれた状態でタイムアップに。最終回は10-8もあり、28-28のドローまでプライスが盛り返したこともありえる──が、ジャッジの裁定は3者とも29-28でペレイラを支持した。

不満げな表情を浮かべたプライスを肩車して諫めたペレイラ、見事なインサイドワークを試合後も見せた。


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