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カレーは地球を救う ブログ

オーベルジーヌ@東京

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ロケ弁の定番と言えばオーベルジーヌの欧風カレー。テレビ番組でもちょいちょい取り上げられるのを見て高まる食べたい熱。でも、当然ながらロケに行く機会なんてない。諦めかけていた時、東京駅のグランスタ東京にテイクアウト専門店がオープンしてるじゃありませんか。小走りで向かいました。

勝手に炊き出し風に容器にルーを注いで盛り付ける絵面を想像していましたが、お店は整然。当然ながら鍋もお釜も見当たりません。既に盛り付けられたセットが用意されていて注文が入ったらそれを渡すスタイルです。

メニューはビーフ、ポーク、チキン、シーフード、チーズ、そして東京駅限定のミートミックスカレー。この日はスムーズに入れたおかげですぐに順番が回ってきて選ぶ時間なし。。。とっさにビーフカレーを注文しました。
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大きめの箱に入ったカレーセットを大事に持ち帰って開封。ルーにライス、そして茹でたじゃがいもにバター。このシンプルな配置からして美味しい雰囲気が漂ってきます。

まずはじゃがいもにバターをつけて一口。冷めていてもホクホク、ねっとりした食感。そこにバターの塩味とコクが加わって安定の美味さ。食欲が加速します。

続いてルーにスプーンを入れると驚いたのに肉のデカさ!もはや牛バラ肉がメインでルーよりも肉の方が多いんじゃないかと思うほどのボリューム。

まずは肉をかき分けてルーからいただくと、正真正銘ストレートの欧風カレー。タマネギの甘みとバターや生クリームが加わって濃厚な味わい。スパイスも程よく効いてますが、洋食のソースのような美味さです。もはや具がなくてルーだけでいいんじゃないかと。

牛バラ肉もほろほろと崩れて肉の旨味が凝縮。ルーと肉を一緒にチーズののったご飯にかけていただくと、より一層マイルドになって食べやすい。そりゃロケ弁で重宝されるわけだ。最高峰のテイクアウトカレー。堪能させていただきました。
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タロー軒@高円寺

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ラーメンとカレーライスをどっちも食べたくなる瞬間は突然やってくる。カロリーを考えたら絶対に食べちゃいけない選択肢なのに、なぜか手が伸びてしまう事が年に数回はある。そんないつ来るかわからない食欲に24時間対応しているのが高円寺にあるタロー軒。早朝だろうが深夜だろうが、いついってもラーメンとカレーライスを同時に味わう事が出来るわんぱくなお店です。

この日も朝方に突然食べたくなって高円寺まで出掛けたっけな。その流れで注文したのはラーメンと半カレーのセット。ラーメンは昔ながらの醤油味。屋台風味と言いましょうか。奇をてらわない優しいスープは2日酔いの日にぴったり。柔らかめの麺と具のワカメというのがまた優しさを引き出してくれています。
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そして合間にいただくカレーもまた古き良き時代のジャパニーズカレー。恐らくラーメンのスープや出汁がルーに使われているのでしょう。どこか和風な味わいがあるので食べやすいし、ラーメンともよく合います。

半カレーとは言っていますが、ご飯の盛りも十分にボリュームがあって大満足。近所にあったら確実にカロリー過多になりそうなので、電車を乗り継いで行くくらいがちょうどいいのかもしれませんね。でも確実にまた行きます。
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カレー&オリエンタルバル 桃の実@水道橋

水道橋カレー
水道橋駅近くにあるカレー&オリエンタルバル 桃の実。神保町のカレー屋巡りをしていたご主人が本場のインドで修行を経てオープンしただけあってカレー激戦区の神保町・神田界隈の中でも一際スパイスが効いたカレーをいただけます。

基本のメニューはチキン、キーマ、マトンの3種類。全てが主役のようで入ってくるお客さんが注文するメニューがことごとくバラバラ。チキン、マトン、キーマ、キーマ、チキン、マトンといった具合。こんな状況を見せられたら何を注文するか悩むに決まってます。

迷いに迷った末に注文したのはチキンカレー。ルーはスープカレーのテイストに近くてサラサラ。ピリッとした辛さの後にくる甘さはココナッツミルクかな。そこに重なるスパイス。一筋縄では解明できそうもない複雑かつ難解な味付けがいいじゃありませんか。

こうなると俄然気になるのがキーマとマトン。美味しいに決まってます。これだけレベルが高いのに1000円札を出してお釣りがくるリーズナブルさ。文句なしです。激戦区の中でも抜きん出た孤高の存在。オススメ!
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みのがさ@秋葉原

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蕎麦屋の作るカレーは何故か美味い。ルーに蕎麦で使う出汁を使っているためか。スパイスが効いた本格派とは対極にいる味付けですが、無性に食べたくなるし、たまに食べると妙に美味しいから不思議です。

その蕎麦屋カレーの完成形が秋葉原にあるみのがさの一杯。銀のステンレスのお皿に盛り付けられたルーはもったりとしたオールドスタイル。見た目は給食のカレー、実家で出てくるカレーといういでたち。古き良き時代が蘇ってきます。

その味も辛すぎず甘すぎずちょうどいい塩梅。これぞジャパニーズクラシックカレー。無造作にカットされた肉や野菜もキャンプや給食を彷彿とさせてくれます。でも懐かしいだけじゃなくて何故か美味い。これが蕎麦屋マジックなんですよね。瞬く間にペロリと平らげました。

そんなみのがさですが当然ながら蕎麦も美味い。カレーの前にセットのもり蕎麦をすすった時は蕎麦だけでお腹をいっぱいにしたいと思ったのは私だけではないはずです。とても立ち食いとは思えないクオリティ。気軽に蕎麦とカレーをたぐるにはもってこいです。
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うず担@赤坂

うず担 (2)
先日取り上げた赤坂にあるうず担の担々麺。見た目も色鮮やかで味も抜群に美味い。パーフェクトな一杯ですが、そんなうず担の隠れた逸品がミニカレーです。担々麺にライスやルーロー飯、麻婆丼という組み合わせは聞いたことがありますが、まさかカレーを持ってくるとは。。。しかも担々麺に合わせてルーを四川風にアレンジしたわけでもなく、純粋なインドカレーで勝負してるからよほど自信があるのでしょう。

早速いただいてみると、噂に違わぬ超がつくほど本格的なインドカレーじゃありませんか。辛うじてチキンの形が確認出来るくらい煮込まれたルー。担々麺のラー油と胡麻に負けないくらいスパイスが香ります。いやはやおみそれしました。担々麺で満たされた口と胃袋にも鋭角に突き刺さってきます。

そして禁じ手。カレーを食べた直後に担々麺のスープをすする。これは新しい。インドと中華の融合。カレーの辛さの後に担々麺の辛さ。異なる2つの辛さの雪崩式は他では味わえません。うず担の最強タッグ。満腹覚悟でぜひお試しを。
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シリ バラジ@中目黒

中目黒カレー (1)
どうしてもカレーとナンの組み合わせが食べたくなって中目黒で下車。向かった先は目黒方面に10分くらい歩いたところにあるシリ バラジです。ずっと気になっていたものの今回が初めて。恐る恐る入った店内はまさかの真っピンクじゃありませんか。今までに出会った事がないサイケデリック感に不安は増すばかり。しかも開店直後という事もあってお客は私だけ。店員さんは全員が恐らくインド人。ここはもはや日本ではなくインドですよ。

異国情緒溢れるアウェイ感の中で見るメニュー。なかなか決められない。。。完全に雰囲気に飲まれてしまいました。スタンダードなナンにするか、南インドの家庭料理のドーサにするか。正常な判断が出来そうもないのでまずはドリンク。せっかくなのでちょっと変わったものという事でソルティーラッシーいってみましょう。
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塩キャラメルや塩バニラのように甘味を引き立てるための塩味と思いきやしょっぱさ全開。言うなればしょっぱいヨーグルトドリンク。飲んだ瞬間は脳が全く反応できませんでしたが、インドの方にしてみればみそ汁みたいものか。勝手にそう整理して前に進みました。頭も整ったところでいざ注文。まずは基本に立ち返ってバターチキンカレーとナンにしてみました。
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もっちもちのナンをカレーに浸して一口。バターの甘味と香りが極限に効いてまろやかな味わい。これこれ、この甘味がバターチキンカレーの真骨頂。ん?合間に飲むソルティーラッシーの塩味のおかげで逆にバランスが取れているじゃありませんか。意外に調和した組合せ。カレー&ナン欲がすっかり満たされました。食べ終わる事には完全なホームグラウンドに昇格。また来よう。
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イエローカンパニー@恵比寿

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つい最近までコッテリしてなきゃカレーじゃないと思ってましたが、スープカレーに惹かれるようになったのは歳をとったせいなのか。サッパリしつつも、スパイスの効いたスープカレーを無性に食べたくなる瞬間がやってきます。

その衝動に駆られて恵比寿へ。お目当てはイエローカンパニー恵比寿本店。美味しいスープカレーは全て札幌発なのかと言いたくなりますが、こちらも当然のごとく札幌発祥。飲食店激戦区の恵比寿の中で15年以上もスープカレーの名店として人気を博しています。

恵比寿と渋谷の中間にあって少し歩く場所なのに開店と同時にあっという間に満員。ウーバーイーツもテイクアウトの人も次から次へと押し寄せる人気ぶりを見せつけられました。これはもう間違いありません。

注文したのはキングオブスープカレー?のチキン&ベジタブル。食べ応えのある鶏もも肉にじゃがいも、にんじん、キャベツ、かぼちゃ、ピーマン、ナスと野菜もたっぷり入って具沢山。ド定番の組み合わせですが、どのスープカレーのお店に入っても100%この組み合わせを選んでしまいます。

イエローカンパニーのチキン&ベジタブルは正統派のトマトベースのスープ。大山地鶏のガラや牛スジ、香味野菜を煮込んでいるから旨味がじっくりと沁みてくる。さらに辛味と香りのスパイスがふんだんに効いてまさしく王道のスープカレーと言っていいでしょう。

表面がサクサクして歯応えのよい野菜にスープが沁みたところが最高に美味い。そしてジューシーでプリプリした鶏肉も味わえるなんて最高の贅沢。このボリュームならご飯なしでも十分に満足しそう。。。はっ!?これはスープカレーダイエットをやれという思し召しか。そんなわけで今日から挑戦中。経過はまた追って。。。
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王ろじ@新宿

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健康診断の帰り道。節制したのはたかだか半日ですが、その反動でとびっきりジャンキーなモノを食べたくなるのがいつもの事。そんなわけで新宿にあるとんかつのお店「王ろじ」に向かいました。

なんと大正10年創業という老舗中の老舗。伝統と格式のとんかつを味わうのが本流なんでしょうが、ジャンクにキメる今日のお目当てはカツカレー。王ろじではとん丼という名前で人気を博しています。もはやお客さんの半分はとん丼を注文してるんじゃないかというほどの人気ぶり。

底が深い蕎麦屋のような丼で出てくるのが王ろじスタイル。ルーも蕎麦屋のカレーを彷彿とさせるもったりとした舌触り。出汁の香りがふわっと漂う優しい味かと思いきや、意外や意外スパイスの効いたビーフカレー。ピリッとした辛さが舌を刺激する本格派です。

ルーの上にのったとんかつは厚切りの豚ロース。ルーが染みているのに表面がサクサクなのがうれしい。それでいて内側の豚肉は柔らかさと弾力のバランスが絶妙。最初は噛み応えがあるのにすんなりほぐれると豚肉の旨味が溢れ出てきます。

健康診断前の粗食で飢えていた舌と胃袋を一瞬のうちにジャンクな世界に引き戻してくれる最強コンビ。さすがは老舗のカツカレーです。食後は摂取したカロリーを考えて罪悪感を感じるいつものパターン。自宅まで歩いて帰りましたとさ。
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キッチンヨッチ@江戸川橋

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洋食の名店キッチン南海の流れを汲むキッチンヨッチ。南海で修行したご主人が腕を振るいます。生姜焼きやミックスフライなどの定番洋食メニューが並ぶ中、イチオシは本家南海と同じくカレーライス!中でも1番人気はカツカレーに目玉焼きのトッピングだそうです。

少し黒みがかったルーはスパイスと辛味が控えめのホームメイドスタイル。もしこれが家の晩ごはんに出てきたら泣きながらおかわりしまくるやつです。具はしんなりしたタマネギと牛肉、そして存在感のあるジャガイモというシンプルな作りがいいじゃありませんか。

それだけにカツが光る。薄切りのサクサクした食感が心地いい。ルーをかけてもよし、ソースで味わうもよしです。脇に添えられたキャベツの千切りもちょうどいい箸休め。途中で目玉焼きの黄身を割ってキャベツやルーと混ぜていただくとまた美味いんだコレが。

結構なボリュームでしたが勢いに乗って完食。食後の余韻に浸りながら次は何を食べるか物色スタート。ハンバーグやピラフ、ナポリタンもいいな。でもまたカレーを注文しちゃいそうな予感です。
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Red Book@中目黒

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カフェっぽい外観ながら超本格的なカレーを味わえるのが中目黒にあるRed Book。目黒川の程近く。代官山に向かって歩く途中のおしゃれエリアにお店はあります。入った瞬間に立ち込めてくる強烈なスパイスの香り。この時点でタダモノではない雰囲気が漂ってきます。

メニューはチキン、ラムキーマ、豚肉、ひよこ豆、マトンなどひとクセあるカレーのオンパレード。その他にも古白鶏のチキンカレーやほうれん草のチキンカレー、豚肉とかぶのカレーなどその時々のメニューもあるので目移りすること間違いなしです。

さらに迷わせるのがライス。基本のターメリックライスにサフランライス、レモンライス、ナッツライスの4種類。レモン?ナッツ?気になるじゃありませんか。めちゃくちゃ悩みます。今回は初めてという事で手始めに豚肉のカレーとターメリックライスを注文しました。

登場したのは見るからに濃密なカレーと黄色が鮮やかなサフランライス。しかもカレーの上には山ほどパクチーが乗ってます。クセモノにクセモノを重ねる徹底ぶり。一部マニアを標的にしたと言っていいでしょう。

カレーを一口いただくと濃いめでガツンとした味わい。身体に染みてくようや強烈なインパクトが襲い掛かってきます。もちろんパクチーの独特の風味も重なって追撃開始。この破壊力の凄まじさ。香るサフランライスにもよく合います。美味いわけだわ。

この完成度の高さを目の当たりにすると、他のメニューも食べたくなるのがカレー好きの悲しいサガ。ワンランクお高めのお値段ですが、せっかくなので制覇するとしますか。