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45 BELLATOR Combate Global LFA MMA MMAPLANET o ONE TTFC10 エフェヴィガ雄志 エマニュエル・サンチェス オンラ・ンサン ジェラルベルト・カスティーリョ ティオール・タン パトリシオ・フレイレ マーチン・ウェン 上田直毅 修斗 唐沢タツヤ 室谷勇汰 小森真誉 永井奏多 海外 狩野優 轟轟 長南亮

【TTFC10】エフェヴィガの対戦相手は元Belltorのサンチェス!上田直毅×ティオール・タンも決定

【写真】エフェヴィガの相手はBellatorでパトリシオ・フレイレとも対戦しているサンチェスに決まった(C)MMAPLANET

16日(金)に東京都練馬区の練馬coconeriホールで開催されるTTF CHALLENGE10の追加対戦カードが発表された。
Text by Takumi Nakamura

TRIBE TOKYO MMAの長南亮代表が2014年5月に若手の育成を目的としてスタートしたTTF CHALLENGE。コロナ禍の2020年12月の大阪(プロ修斗公式戦とのダブルヘッダーで、プロ修斗公式戦も3試合組まれた)大会以来、約3年8カ月振りの活動再開となる。発表済の5試合に加え、メインイベントでの出場が決まっていたエフェヴィガ雄志の対戦相手を含む3試合が追加発表された。


エフェの対戦相手は元Belltorファイターのエマニュエル・サンチェスに決まった。サンチェスは日本人ファイターとも多く対戦しているイーブス・エドワーズ率いるThug Uに所属。2014年10月から2023年6月までBekktorで戦い、31戦22勝(1KO・9S)9敗の実績を誇る。

Bellator時代の2017年10月に元フェザー級王者のダニエル・ストラウスに一本勝ちし、翌2018年11月にはパトリシオ・フレイレの持つ王座にも挑戦。試合は判定負けで王座には手が届かなかったが、2019年からスタートしたフェザー級WGPでは1回戦と準々決勝を勝ち上がり、準決勝でフレイレとのリマッチに敗れている。Bellator後期は5連敗と結果を残せなかったが、今年に入ってからはXFC、Anthony Pettis FCで2連勝している。

エフェにとっては2024年5月「COMBATE GLOBAL」でのジェラルベルト・カスティーリョにTKO勝利して以来の北米ファイターとの対戦。デビューから無敗を誇るエフェが元Bellatorファイター相手にどんなパフォーマンスと結果を残すか。今後のキャリアを占う重要な一戦となった。

(C)LFA

そして上田直毅とティオール・タンの対戦も決まった。タンはアメリカ在住のミャンマー人でキルクリフFCに所属。

同じミャンマー人の元ONE世界ミドル級&ライトヘビー級王者のオンラ・ンサンに師事し、2019年3月から2022年12月までONEで戦い、3勝2敗1NCの成績を残した。

今回は元ONE世界フェザー級&ライト級王者のマーチン・ウェンがセコンドとして帯同し、タンをバックアップする。上田にとっては今回がキャリア初の国際戦で、エフェヴィガと同じく海外の強豪に挑む形だ。

またグラップリングマッチでは伊集龍皇×室谷勇汰も決定。今大会はMMA7試合+グラップリング1試合の全8試合で行われる。

■視聴方法(予定)
8月16日(金)
午後6時25分~ツイキャスLIVE

■TTF CHALLENGE10対戦カード

<ライト級/5分3R>
エマニュエル・サンチェス(米国)
エフェヴィガ雄志(日本)

<64キロ契約/5分3R>
上田直毅(日本)
ティオール・タン(ミャンマー)

<フェザー級/5分2R+ExR>
大越崇宏(日本)
小森真誉(日本)

<ライト級/5分2R+ExR>
岩倉優(日本)
チェ・ジョンミン(韓国)

<グラップリングマッチ 78キロ契約/10分1R>
伊集龍皇(日本)
室谷勇汰(日本)

<フェザー級/5分2R+ExR>
狩野優(日本)
轟轟(日本)

<バンタム級/5分2R+ExR>
永井奏多(日本)
唐沢タツヤ(日本)

<ライト級/5分2R+ExR>
後藤亮(日本)
グラップラー脇(日本)

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45 AB DEEP MMA MMAPLANET o ONE PANCRASE Road to UFC TTFC10 UFC Wardog YouTube エフェヴィガ雄志 中川晧貴 中村京一郎 中田大貴 修斗 名田英平 唐沢タツヤ 岩倉優輝 河名マスト 狩野優 轟轟 長南亮 阿部光太 鹿志村仁之介

【TTFC10】6年10月振りの練馬大会で狩野優が、1年5カ月振りの再起戦。エフェ&阿部の相手は??!!

【写真】代理戦争MAXで名を挙げた中村京一郎のデビュー戦の相手を務めた狩野がケージに戻って来る (C)MMAPLANET

16(火)、TTMより8月16日(金)に東京都練馬区の練馬coconeriホールで開催されるTTF CHALLENGE10のカードの発表があった。
Text by Manabu Takashima

コロナ禍の2020年12月の大阪(プロ修斗公式戦とのダブルヘッダーで、プロ修斗公式戦も3試合組まれた)大会以来、3年8カ月振りのTTFCの活動再開。Tribe Tokyo MMAのおひざ元である練馬での大会は2017年10月以来、実に6年10カ月振りとなる。


すでにメインでエフェヴィガ雄志が戦うことが明らかとなっている同大会だが、今回の発表ではエフェ以外の5試合が明らかとなった。

バンタム級が1試合、ライト級が2試合、そしてフェザー級が2試合という内訳の5試合中4試合にTTM所属ファイターの出場となる。

なかでも注目は狩野優の1年5カ月振りの再起戦だ。狩野はコロナ禍の2020年6月に無観客&配信大会で実施されたTTFC08でプロデビューを果たし、その後はPancrase、EX FIGHT、Pound Storm、DEEPでキャリアを積み、8勝2敗の好レコードで昨年3月にONE FFにイヴァン・パルシコフのヒザ十字に下った。

このとき、Road to UFC出場の話を進んでいたが強い相手との対戦を避けてもUFCでは通じないということで、未知のロシア人との戦いに挑んだという話を伝わっている。

あの敗北後も練習は続けていたが、人生において優先させるべきことにプライオリティを置き、長期間の実戦離脱となっていた。対する轟轟(とどろき・ごう)はWardogから修斗でキャリアを積み、3勝1敗1分の戦績を残している。

鹿志村仁之介、中田大貴、中川晧貴、名田英平、河名マスト、中村京一郎という実力者としのぎを削ってきた狩野とすれば2回戦から、キャリアの仕切り直しに挑むこととなるようなマッチアップといえる。また唐沢タツヤ、小森誉、岩倉優輝、グラップラー脇など、まさに長南亮人脈といえる選手が集まっている。

ここにエフェと阿部光太が揃い踏みすることになるが、気になるエフェの相手は東南アジア在住の元ONEファイターやモンゴル系の選手を打診しているという話は伝わっていたが、まとまらなかった模様だ。いずれにせよ、TTMだけでなくJ-MMAをリードするポテンシャルの持ち主=エフェが、どのような相手と戦うことになるのか正式発表が待たれる。

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45 MMA MMAPLANET o Shooto Shooto2024#04 アーイージアコ・アーケンビエコア エフェヴィガ雄志 修斗

【Shooto2024#04】ケージ際の差し合いを制したエフェヴィガ、左ボディでアーケンビエコアを沈める

<ライト級/5分3R>
エフェヴィガ雄志(日本)
Def.2R2分31秒 by KO
アーイージアコ・アーケンビエコア(中国)

エフェヴィガが回りながら距離を詰め、左ジャブを突く。アーケンビエコアの左ローに対し、エフェヴィガが右カーフを効かせる。さらに右カーフを連打すると、アーケンビエコアがバランスを崩した。アーケンビエコアがシングルレッグからドライブし、エフェヴィガをケージに押し込む。左腕を差し入れているエフェヴィガは、さらに右腕を差し上げてボディロックで切り返した。頭をおっつけてケージに押し込むエフェヴィガは、アーケンビエコアの足にヒザを入れつつ、左右に揺さぶる。エフェヴィガが右腕を背中に回したまま左アッパーを連打すると、アーケンビエコアが明らかに嫌がる。

レフェリーのブレイク直後、エフェヴィガが右カーフを連打していく。アーケンビエコアのシングルレッグをスプロールしたエフェヴィガは、相手の右をかわして右カーフと左ジャブで寄せ付けない。アーケンビエコアの右ミドルをブロックしたエフェヴィガが、ケージを背負わせて右ストレートを決める。アーケンビエコアの左ローがローブローとなり試合は中断。再開後、アーケンビエコアが左の蹴りを散らす。エフェヴィガの打ち下ろしの右がアーケンビエコアの顔面を捉える。距離を詰めたエフェヴィガを抱えたアーケンビエコアだったが、ケージに押し込まれて初回を終えた。

2R開始早々、タイムストップが掛かる。アーケンビエコアの右スネから大量の出血が見られ、ドクターチェックが入った。再開されると、アーケンビエコアが左の蹴りを散らす。エフェヴィガは左ジャブを突きながら追い込んでいく。アーケンビエコアが組みつくと振り払い、パンチを浴びせる。なおもシングルレッグで組んだアーケンビエコア。エフェヴィガは片足でケージ際まで移動し、背中を着けて腕を差し返す。ボディロックで組んだエフェヴィガは、頭をおっつけて左アッパーを連打する。顔面だけでなくボディにも打ち込んだエフェヴィガが、離れて左ジャブから左ボディをぶち込んだ。この一撃でダウンし、亀になったアーケンビエコアにパウンドを浴びせてレフェリーストップを呼び込んだ。

KO勝ちしたエフェヴィガは「試合内容には納得いかない。勝ちは勝ちだけど、良い勉強をさせてもらいました。修斗の上位ランカーは逃げてばかりですが、いつかやると思うので、よろしくお願いします」と挨拶した。


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45 MMA MMAPLANET o Road to UFC SASUKE Shooto UFC YFU武林笼中对 エフェヴィガ雄志 キム・サンウォン ソルト ライカ 中池武寛 修斗 川北晏生 新谷琴美 田中半蔵 西條英成 飯田健夫

【Shooto】日中対抗戦 7対7のカード決定!現世界フェザー級王者SASUKE、エフェヴィガ、ソルトらが参戦

【写真】昨年末に世界王座を防衛したSASUKEが対抗戦の大将戦に登場(C)MMAPLANET

5月19日(日)、東京都港区のニューピアホールで開催されるプロフェッショナル修斗公式戦昼夜大会の第2部=修斗×YFU 7対7 日中対抗戦の全対戦カードが発表された。
Text by Takumi Nakamura

今大会で組まれた修斗と中国のMMA団体=YFU武林笼中对による対抗戦。女子2試合を含む、以下の7試合が決定した。

フェザー級:SASUKE×ホワーン・ユエロア
ライト級:エフェヴィガ雄志×アーイージアコ・アーケンビエコア
女子ストロー級:ソルト×ハイライ・ウーシャアモー
バンタム級:川北晏生×ドウ・ガーシュエ
ウェルター級:西條英成×ジャン・シイジェン
フライ級:中池武寛×ゾウ・ジンボウ
女子ストロー級:新谷琴美×リー・グワーンジェン


この中でも最注目はやはり大将戦、修斗世界フェザー級王者SASUKEとユエロアによる一戦だろう。2023年のSASUKEは3月に飯田健夫をスピニングバックエルボーでKOして王座を防衛すると、2年連続となるRoad to UFC出場へ。

キム・サンウォンとの準々決勝では初回をリードしたものの、2Rにサンウォンの右ストレートを浴びてTKO負け。SASUKEのRoad to UFC挑戦は2年連続初戦敗退という結果に終わった。12月には修斗に戻り、田中半蔵をパウンドアウトして2度目の王座防衛に成功すると、2024年の初戦を迎えた。

そのSASUKEと対戦するユエロアはプロ戦績10戦9勝1敗、打撃格闘技をバックボーンに持ち、ローを散らして右ストレートにつなげるストライカータイプ。唯一の敗戦は昨年10月に元UFCファイターのレジナルド・ヴィエイラにギロチンチョークを極められて喫したものだ。

サンウォンの右一発で苦杯をなめさせられているSASUKEにとっては、ユエロアの右に警戒しつつ、どうユエロアを攻略するか。サンウォン戦での教訓が試される一戦になった。

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45 AB ABEMA MMA MMAPLANET o YouTube エフェヴィガ雄志 チャンネル 北野一声 岩﨑大河 平田樹 木下憂朔 本野美樹 海外 澤田千優 田上こゆる 鈴木崇矢

【ABEMA】海外武者修行プロジェクト第9期生=鈴木崇矢はキルクリフ、第10期生=岩﨑大河はCMMAへ

【写真】ヘンリー・ホーフトのお眼鏡にかなった鈴木 (C)MATSUNAO KOKUBO

12日(金)、ABEMAより海外武者修行プロジェクト第9期生=鈴木崇矢、第10期生=岩﨑大河が米国にMMA留学を行い、その模様が5月にABEMA格闘技チャンネルの公式YouTubeのFighter’s Diaryで配信されるという発表があった。
Text by Manabu Takashima

海外武者修行プロジェクトは過去に平田樹&直樹、田上こゆる&北野一声、本野美樹、木下憂朔、澤田千優、エフェヴィガ雄志ら11名のMMAファイターを米国のジムに送り出し、澤田とエフェは現地でのトレーニングでの総決算としてCombat Globalで試合を行い、その模様もABEMAで中継されている。


今回のプロジェクトでは、鈴木はキルクリフFC、岩﨑はカリフォルニアMMA&フィットネスで練習を行うことになった。鈴木の武者修行先がキルクリフFCになったのは、昨年末に日本でセミナーを行ったヘンリー・ホーフトがいたく鈴木の動きを気に入ったという背景があるという。岩﨑は澤田とエフェと同様に、現地のMMA大会に出場するというプランもあるようだが、続報を待ちたい。

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45 MMA MMAPLANET o Shooto Shooto2024#02 エフェヴィガ雄志 キム・ミンヒュン 修斗

【Shooto2024#02】エフェヴィガ、スタンドでRNCを極めて一本勝ち。修斗3戦3勝・MMA戦績7戦7勝に

【写真】圧勝、そしてマイクもインパクト大(C)MATSUNAO KOKUBO

<ライト級/5分3R>
エフェヴィガ雄志(日本)
Def.1R by RNC
キム・ミンヒュン(韓国)

サウスポーのエフェヴィガが左ミドル、左ストレートから組む。ケージで四つ組の攻防になると、ミンヒュンが態勢を入れかえる。エフェヴィガもミンヒュンを押し返し、足をかけてテイクダウンを奪うと膝立ちの状態からボディにパンチを入れる。立ち上がって思い切りパンチを落とすエフェヴィガ。ミンヒュンのガードからの攻撃をさばきつつパンチを落とす。ミンヒュンが亀になると、バックを取って両足をフックする。ミンヒュンが立ち上がると、エフェヴィガはそのままバックキープしてRNCで一本勝ちした。

試合後、エフェヴィガは「これで修斗で3試合全部フィニッシュして、7戦7勝で来ることができました。試合で負けるかもしれないけど、自分はこうやってチャレンジしています。それが自分の仕事です。今回キム選手が試合を受けてくれるまで、何人も日本人選手に試合を断られました。その人たちはこの仕事をやめた方がいいと思います。僕はこれからもチャレンジするし、みなさんが楽しんでくれる試合をします」というマイクで大会を締めた。


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45 AB ABEMA F1 MMA MMAPLANET o RIZIN Shooto Shooto2024#02   エフェヴィガ雄志 チャンネル ブログ 上原平 竹原魁晟

【Shooto2024#02】右ヒジ負傷で欠場、竹原魁晟が話していたこと「決着をつけたい気持ちは持っていた」

【写真】負傷が癒え、この舞台に少しでも早く戻ってくることに期待(C)SATOSHI NARITA

本日23日(土)に東京都文京区の後楽園ホールで開催されるSHOOT2024#01で、上原平と環太平洋フェザー級王座決定戦を戦う予定だった竹原魁晟インタビュー後編。
Text by Shojiro Kameike

しかし、21日(木)に竹原が右肘関節外則側副靱帯を損傷し、今大会を欠場することが発表された。ここでは幻に終わった上原とのタイトル戦、そしてMMAファイター誕生前夜に関して、竹原が語っていたことを書き記しておきたい。

(竹原魁晟インタビューPart.01はコチラから)


――アハハハ。

「でも結局はボクシングジムも体験だけで、入会はせずに……。当時はまだ自衛隊にいたので、自衛隊員を続けながらボクシングジムに通うのは難しいと思ったんです。当時は千葉の習志野駐屯地におり、最先任上級曹長から『じゃあMMAのジムはどうだ?』とパラエストラ松戸を紹介されました」

――すみません、最先任上級曹長とは……。再度登場されるとは思わず、先ほどはスルーしてしまいました(苦笑)。

「あっ、そうですね。最先任上級曹長というのは、各部隊の指揮官を直接補佐する役職で、簡単に言うと我々の相談に乗ってくれる方でした。その方がパラエストラ千葉ネットワークを知っていて、『あのジムなら良いんじゃないか』と薦めてくれました。

もともとMMAは存在を知っていたものの、詳しいことは知りませんでした。実はプロボクサーになろうと考えていた時、自衛隊に入ってバディとなった先輩から『ボクシングも良いけど、柔道やレスリングをやってきたならMMAのほうが向いているんじゃないか』と言われていたんです」

――陸上自衛隊の方に紹介されたとは意外な情報です。

「当時はまだ、プロのMMAファイターになりたいと考えていたわけではありませんでした。まずはMMAの技術を習得し、強くなることが目標で。プロになりたいと思ったのは、入会して少し経ってからです。それが2018年ぐらいだったと思いますが、やはり自衛隊に所属しながらプロのファイターになるのは難しいと思い、自衛隊を離れることにしました」

――竹原選手のプロキャリアを見ると、とても興味深いポイントがあります。勝つ時は判定決着か秒殺KOか。たとえば1R後半や2Rに入ってフィニッシュした試合はないです。これは何か理由があるのでしょうか。

「いえ、特に理由は……自分でもよく分からないです(笑)。試合の途中で作戦変更するわけでもないですし。自分はそんなに器用なタイプでもないので。とにかくここまで負けることなく、タイトルマッチまで進んでくることができたことは嬉しいです」

――今回タイトルを賭けて戦う上原平選手とは昨年3月に対戦してドローに終わっています。引き分けとはいえ無敗キャリアの中で、唯一勝てなかった相手です。

「あの試合は本当に悔しかったです。負けていないとはいえ、公式記録はドローだったので。再戦で挽回したい気持ちが強いです」

――前戦は開始早々に上原選手の右ストレートで腰を落としてしまいました。

「フラッシュダウンと言うのでしょうか。自分にとっては未体験のことでした。でも腰が落ちたのは一瞬だけで、すぐに持ち直すことができました。でも、あのフラッシュダウンで1Rは相手の10-9になってしまう。2回戦だったので、次のラウンドを取ってもドローですよね。だから2RでKOするか、一本を取りたいと思って戦っていました。でも上原選手はディフェンスもしっかりしていますし、何よりフレームが大きくて、やりづらかったです」

――それだけフレームの差があるために、1Rは中に入りづらそうでした。しかし2Rから一気に距離を詰めることができたのは、何か切り替えたものがあったのでしょうか。

「詳しいことは言えないのですが、自分の中に切り替えスイッチがあるんです。インターバル中に鶴屋さんからアドバイスを頂いて、その内容を自分自身でも考え、次のラウンドから動きを変えてみたりします。それで何とか2Rに追い上げることができました。

でもドローに終わったので、ずっと決着をつけたい気持ちは持っていたし、近いうちに再戦があるだろうとは考えていました。結果、インフィニティリーグは僕が1位で上原選手が2位。1位と2位が王座決定戦に進むことは決まっていたので、やはり――と思いました」

――前回の対戦から1年、ご自身は何が一番伸びたと思いますか。

「もともと持っていたレスリング力が強化されました。トップキープもバックキープも強くなり、そこに打撃が上乗せされていますね。

上原選手がどう変わっているかは分かりませんが、今度こそKOか一本で完全決着を目指します。僕にとって環太平洋のベルトは通過点です。ここで勝って必ず修斗の世界チャンピオンになります」

 
■視聴方法(予定)
3月23日(土)
午後6時00分~ ABEMA格闘チャンネル

■対戦カード

<ライト級/5分3R>
エフェヴィガ雄志(日本)
キム・ミンヒュン(韓国)

<フェザー級/5分3R>
結城大樹(日本)
椿飛鳥(日本)

<バンタム級/5分3R>
平川智也(日本)
川北晏生(日本)

<68キロ契約/5分2R>
児山佳宏(日本)
松浦真実也(日本)

<インフィニティリーグ2024フライ級/5分2R>※57.25キロ契約
片山将宏(日本)
青井太一(日本)

<フェザー級/5分3R>
島村裕(日本)
大田ノヒロ(日本)

<バンタム級/5分2R>
中野剛貴(日本)
椿馨(日本)

<フェザー級/5分2R>
加藤裕彦(日本)
人見礼王(日本)

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AB ABEMA DREAM F1 MMA o Shooto   エフェヴィガ雄志 エンゼル☆志穂 オーディン チャンネル パンクラス ブラック ライダーHIRO 修斗 吉成はるか 宇野薫 山内渉 川北晏生 後藤陽駆 新井丈 杉本静弥 浜松ヤマト 竹原魁晟 藤野恵実

プロフェッショナル修斗公式戦『PROFESSIONAL SHOOTO 2023 Vol.7』試合結果

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第10試合 メインイベント 修斗世界フライ級チャンピオン決定戦 5分5R
×山内 渉(FIGHT FARM/世界1位)
○新井 丈(和術慧舟會HEARTS/世界暫定1位、ストロー級世界王者)
3R 2’55” KO (レフェリーストップ:右フック→グラウンドパンチ)
※新井が王者に

第9試合 セミファイナル フェザー級 5分3R
○オーディン(格闘DREAMERS/世界3位)
×宇野 薫(UNO DOJO/元ライト級世界王者)
2R 0’56” KO (レフェリーストップ:右飛び膝蹴り)

第8試合 epsomsalt seacrystals Presents インフィニティリーグ2023 女子ストロー級 5分2R
△藤野恵実(JAPAN TOP TEAM/パンクラス3位・元王者/勝ち点6→7)※トライフォース赤坂から所属先名称変更
△杉本 恵(AACC/女子スーパーアトム級1位/勝ち点4→5)
判定1-0 (長久保20-18/橋本19-19/杉本19-19)

第7試合 epsomsalt seacrystals Presents インフィニティリーグ2023 女子ストロー級 5分2R
○吉成はるか(パラエストラ小岩/勝ち点0→3)※シューティング宇留野道場から所属変更
×エンゼル☆志穂(GSB多治見/勝ち点0)
2R 4’36” Vクロスアームロック

第6試合 epsomsalt seacrystals Presents インフィニティリーグ2023 フェザー級 5分2R
○竹原魁晟(パラエストラ松戸/勝ち点6→10)
×浜松ヤマト(T・GRIP TOKYO/勝ち点6)
1R 0’38” KO (右フック)

第5試合 バンタム級 5分2R
×ライダーHIRO(シューティング宇留野道場)
○川北晏生[はるき](TRIBE TOKYO MMA)
2R 3’34” フロントチョーク

第4試合 バンタム級 5分2R
△江口 諒(SAI-GYM)
△シモン・スズキ(和術慧舟會HEARTS/23年全日本アマ同級優勝)
判定0-0 (19-19/19-19/19-19)

第3試合 フライ級 5分2R
×本多“弥彦”直樹(SAI-GYM)
○中池武寛(パラエストラ小岩/23年全日本アマ同級優勝)
1R 1’32” KO (レフェリーストップ:グラウンドパンチ)

第2試合 フライ級 5分2R
△大竹 陽(HAGANE GYM)
△杉本静弥[せいや](パラエストラ柏)
判定1-1 (19-19/19-19/19-19)

第1試合 ライト級 5分2R
○エフェヴィガ雄志 (TRIBE TOKYO MMA/2022ウェルター級新人王)
×後藤陽駆[ようく](シューティングジム大阪)
1R 0’21” KO (レフェリーストップ:グラウンドパンチ)

オープニングファイト バンタム級 5分2R
×Jセロウ若林(SAI-GYM)
○中野剛貴(KRAZY BEE)
判定0-3

 11月19日に後楽園ホールで開催されたプロフェッショナル修斗公式戦『PROFESSIONAL SHOOTO 2023 Vol.7』の試合結果。メインイベントの世界フライ級チャンピオン決定戦は新井丈が山内渉に3R KO勝ち。セミファイナルはオーディンが宇野薫に2R KO勝ちしています。オーディンは「この試合を機に一回格闘技界に一区切りをつけます。どっかで名前を見た時は応援お願いします」とコメント。


 宇野薫はXでこんなコメントをしています。続きを読む・・・
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MMA MMAPLANET o Shooto Shooto2023#07 エフェヴィガ雄志 マックス・ザ・ボディ 修斗 後藤陽駆

【Shooto2023#07】わずか21秒! エフェヴィガが左ヒザから左ストレートで後藤をマットに沈める

【写真】ライト級転向は成功か。エフェの動きが鋭い(C)SATOSHI NARITA

<ライト級/5分2R>
エフェヴィガ雄志(日本)
Def.1R0分21秒 by TKO
後藤陽駆(日本)

サウスポーのエフェヴィガがサークリングから左ストレートを放つ。左ヒザをボディに突き刺して後藤の動きを止めたあと、パンチを振るいながら下がる相手の顔面を右から左ストレートで打ち抜いた。ダウンした後藤に左のパンチを落とし続け、やや遅いレフェリーストップを呼び込んだ。

勝利したエフェヴィガは「早めにKOしたので、長めに喋れますか? これが修斗2戦目で負けなしです。本当はランカーとやれると思っていたけど、腰抜けがいたみたいです。名前は出さないけど――マックス・ザ・ボディ。強すぎてビビって、また試合しないと思うので。いろんなところで試合をして、また修斗でも試合があると思うので、よろしくお願いします」と語った。


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AB ABEMA DREAM MMA MMAPLANET o Road to UFC Shooto Shooto2023#07 UFC   エフェヴィガ雄志 エンゼル☆志穂 オーディン チャンネル ボクシング ヤックル真吾 ライカ ライダーHIRO 修斗 吉成はるか 大竹陽 宇野薫 山内渉 川北晏生 平良達郎 後藤陽駆 新井丈 杉本恵 杉本静弥 浜松ヤマト 清水清隆 竹原魁晟 藤野恵実 鶴屋怜

【Shooto2023#07】無敗の修斗世界王者へ。新井丈と対戦する山内渉「失神するまで、殴るか絞める」

【写真】全局面打撃で勝つことが理想。それが山内の理想のMMAだ(C)MMAPLANET

19日(日)、東京都文京区の後楽園ホールで開催されるShooto2023#07のメインで、山内渉が修斗世界ストロー級王者の新井丈と空位の同フライ級王座を争う。
text by Takumi Nakamura

プロデビューから6戦6勝というレコードで世界戦にたどり着いた山内。修斗のレギュレーションを変えた新井の2階級同時制覇に注目が集まるが、山内が勝利すれば修斗に新たな無敗の世界王者が生まれることになる。極真空手に始まり、FIGHT FARMで育成されたMMAスタイルでベルトを狙う山内に話を訊いた。


――試合5日前のインタビューとなりますが(※取材は11月14日に行われた)、ここからは体調を整えて体重を落とす段階ですか。

「はい。やることをやって仕上がりはいいので、あとは身体を休めて体重を落とすだけですね」

――前回7月のヤックル真吾戦では鮮やかなKO勝ちでした。あれは狙っていたものだったのですか。

「普段から田村(彰敏)さんと打撃の打ち込みをやっていて、いつも数パターンを分けて練習しているんですね。その一つがハマって倒せた試合でした。繰り返し練習しているものなので、試合になると勝手に体が動きました」

――またテイクダウンされてから立ち上がるまでの流れもしっかり対応できていたと思います。

「FIGHT FARMはみんな組みも強いので、練習では寝かされることが多いんですよ。そこの対処も普段からやっていることなので、それが試合に出たと思います」

――2022年11月の清水清隆戦、ヤックル戦と2連続KO勝利となりました。

「拳の当て方や拳を握るタイミングだったり、倒す感覚を覚えてきたと思います」

――少しずつ山内選手のファイトスタイルが固まってきていますか。

「そうですね。次の新井選手は基本的に打撃でくると思いますが、僕は寝技もできるので、その場の状況に合わせて、自分が戦いやすい方で戦おうと思います」

――2連続KO勝利の山内選手とハードパンチャーの新井選手の試合ということで打撃戦が期待されますが、それだけの試合にはならない、と。

「お客さんが盛り上がるのは打撃だと思うんですけど、僕は打撃にこだわって大事な試合を落としたくないので、打撃でいけたらいくし、寝技でいけたらいく。特にこれというのは決めずに戦います」

――その新井選手にはどんな印象を持っていますか。

「ガッツがあって、パンチ力と当て感がすごいという印象です。でも一番印象に残っているのは気持ちの強さと気合いですね」

――KO勝ちの印象が強いですが、被弾しても最後は殴り勝つというスタイルです。

「それができるのもガッツがあるからですよね。組みでやられた試合を見ても落ちるまでタップしないし、僕も徹底的にやらないとダメだなと思いました。意識がある限りは絶対に試合をあきらめないと思うので、新井選手が失神するまで、殴るか絞めます」

――山内選手はプロ無敗のままタイトルマッチにたどり着きました。自分では順調なキャリアだと思いますか。

「めちゃくちゃ順調だと思います。今振り返るとマッチメークや試合展開も含めて運が良かった部分もあったと思いますが」

――過去にMMAPLANETでも取材している山内選手ですが、今回は山内選手がMMAを始めるまでのことを聞かせてください。もともと山内選手は極真出身ですよね。

「はい。小さい頃から“たたかいごっこ”みたいなことが好きで、父親と遊ぶときもボクシングの真似事とかをやってたんですよ。そしたら友達の中に空手をやっている人とつながっている子がいて、自分も空手をやってみたいと思って始めました。空手は8歳から始めて18歳まで、高校を卒業するまで続けました」

――空手からMMAに興味を持ったのは何がきっかけだったのですか。

「僕めっちゃ空手は弱かったんですけど(苦笑)、一応高校に入るまでは空手で世界チャンピオンになることを目標にやったんですね。でも高校に入ってからは『顔面を殴ってみたらどうなるんだろう?』とか『空手よりも顔面ありの方が向いてるんじゃないかな』と思うようになって。組み技とか寝技にも興味があったんで、それだったらMMAをやってみようという考えになりました」

――空手時代はどんなファイトスタイルだったのですか。

「接近戦が苦手で足を使って戦うタイプだったんですよ。足を止めて突き…じゃなくて、動いて動いて蹴りを合わせるみたいな。そういうスタイルだったから余計に顔面ありやMMAをやってみたいと思ったのかもしれないです」

――実際にMMAを始めるのは高校卒業→上京してから、になるのですか。

「はい。はじめは高校を辞めて上京したかったのですが、親に猛反対されたんですよ。それでちゃんと高校を卒業してMMAをやることになったら親は応援してくれました(笑)」

――2度目のチャレンジだった、と(笑)。でもそのくらいMMAをやりたいという衝動に駆られていたのですね。

「はい。とにかくMMAをやりたくて、高校在学中に東京のジムを調べて、色んなジムを周って体験入会巡りしたことがあるんですよ。それこそ新井選手が所属する和術慧舟會HEARTSにも行きましたよ(笑)」

――そのなかでFIGHT FARMを選んだ理由は何だったのですか。

「最初はTRIBE TOKYO MMAに入会したのですが、当時は専門学校に行きながらジムに通っていて、ジムまで片道1時間半くらいかかったんです。そうしたら長南(亮)さんが通いやすいジムとして髙谷(裕之)さんとFIGHT FARMを紹介してくれて、FIGHT FARMに入ることになりました」

――そういった流れがあってFIGHT FARM所属になったのですね。今の山内選手のファイトスタイルを考えると、髙谷さんや田村さんの指導がハマっていますよね。

「そうかもしれないです。最初はそこまでストライカーになろうとは思わなかったんですけど、やっぱり自分の持ち味は打撃だと思うし、理想は髙谷さんのようにガンガン打撃でいってパウンドを打つスタイルです」

――それから格闘DREAMERS出場を経て、修斗でプロデビューという流れになるわけですが、山内選手はファイターとしてどんな目標を持っていますか。

「修斗で世界チャンピオンになって、世界で戦っていきたいですね。フライ級は日本にも強い選手が多いし、いつかはUFCで戦いたいです」

――平良達郎選手がUFC、鶴屋怜選手がRoad to UFCにも出場していますが、そういった選手たちへのライバル心はありますか。

「ありますね。彼らとは年齢も近いんですけど、現時点では僕よりも先の舞台で戦っていると思うので、早く追いついて抜かしたいと思います」

■視聴方法(予定)
11月19日(日)
午後6時00分~ ABEMA格闘チャンネル
             
■Shooto2023#07対戦カード

<修斗世界フライ級王座決定戦/5分5R>
山内渉(日本)
新井丈(日本)

<フェザー級/5分3R>
オーディン(日本)
宇野薫(日本)

<インフィニティリーグ2023女子ストロー級/5分2R>
藤野恵実(日本)
杉本恵(日本)

<インフィニティリーグ2023女子ストロー級/5分2R>
吉成はるか(日本)
エンゼル☆志穂(日本)

<インフィニティリーグ2023フェザー級/5分2R>
竹原魁晟(日本)
浜松ヤマト(日本)

<バンタム級/5分3R>
ライダーHIRO(日本)
川北晏生(日本)

<バンタム級/5分2R>
江口諒(日本)
シモン・スズキ(日本)

<フライ級/5分2R>
大竹陽(日本)
杉本静弥(日本)

<ライト級/5分2R>
エフェヴィガ雄志(日本)
後藤陽駆(日本)

<バンタム級/5分2R>
Jセロウ若林(日本)
中野剛貴(日本)

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