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【UFC287】スイッチ、上中下の蹴りとジャブ&ストレート。攪乱ファイトでバハモンデスがオグデンを完封

<160ポンド/5分3R>
イグナシオ・バハモンデス(チリ)
Def.3-0:30-27.30-27.29-28
トレイ・オグデン(米国)

チリから米国に移住した際、2年間住んだマイアミでのファイトに入場時に感極まった症状を見せたバハモンデスは、その特徴であるスイッチを小刻みに繰り返すでローを蹴っていく。オグデンもローを返し、サイドキックへ。かわしたバハモンデスは右ローから左を伸ばす。バハモンデスは左ボディストレートを入れ、ジャブを繰り出す。右ローでオグデンの姿勢を乱させ、スイッチして左ストレートと攪乱するバハモンデスが、ローカーフ&ジャブで試合をリードする。

手がなかなか出ないオグデンが左フック、バハモンデスは左ミドルを決める。ブロックしているとアピールしたオグデンだが、後手後手に回りケージに押し込まれる。ここから右ローを蹴られたオグデンは、続いて左インローを受け、ハイを狙われる。バハモンデスは左ミドルを再び蹴り、跳びヒザで距離を詰める。右に回って間合いを取り直したオグデンだが、距離を詰めることもカウンターも出せず初回を戦い終えた。

2R、引き続きロー、ミドルを入れたバハモンデスがヒザ蹴りから、ジャブを決める。左足が内側も外側も赤く染まっているオグデンが左フックをカウンターで狙うが、これでは足が持たないか。バハモンデスは下を蹴って、顔面にパンチを継続的に入れ優勢を維持する。とはいえボディショットに動きが止まり、絶対的な場面も創れなかったため、マイアミのファンはブーイングを送る場面も見られた。

最終回、ハイから右カーフを蹴って先制したバハモンデス。逆転にはフィニッシュが必要なオグデンは左ミドルを蹴られると、圧を受けて回り始まる。バハモンデスは左ジャブを入れ、下がったオグデンに右カーフを続ける。さらに左ミドル、ワンツーと正確なリズムで試合を続けるバハモンデスは左フックを被弾しても、怯まず左を打っていく。奥足=右足でもハイを蹴り、左右のローで攻めるバハモンデスに対し、オグデンは手がない。

残り90秒を切り、ブーイングが起こるなかでバハモンデスは左ボディ、スピニングバックキックを繰り出す。ブーイングやリスクを冒して攻めないといけないという意見が酷なほど一方的に支配したバハモンデスは、最後に回転系の攻撃とカカト落としと派手な動きで試合を締めた。

フルマークでないのが不思議な一方的な判定勝ちに「次のレベルで戦う力を見せられたと思う。数週間で試合を受けてくれたオグデンに感謝している」とバハモンデスは話した。


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MIKE MMA o UFC UFC287   イグナシオ・バハモンデス クリス・バーネット グンナー・ネルソン ニコ・プライス リー・ジンリャン

4.8『UFC 287: Pereira vs. Adesanya 2』マイケル・キエサ vs. リー・ジンリャンが中止/チェイス・シャーマンの対戦相手がクリス・バーネットからカール・ウィリアムズに変更 etc.



 UFCが4月8日にフロリダ州マイアミで開催する『UFC 287: Pereira vs. Adesanya 2』でマイケル・キエサと対戦予定だったリー・ジンリャンが背中の負傷により欠場するとのこと。


 その後、代わりの選手が見つからなかったとしてキエサも欠場することを発表。キエサによるとニコ・プライスが代替出場をアピールしたそうですが、UFCはプライスには別の計画を持っていたとのこと。キエサ自身はイギリス大会でグンナー・ネルソンとの対戦を希望しています。


 同じく『UFC 287: Pereira vs. Adesanya 2』でチェイス・シャーマンと対戦予定だったクリス・バーネットが欠場、代わりにカール・ウィリアムズがシャーマンと対戦するとのこと。バーネットの欠場理由は不明。

 カール・ウィリアムズは3月の『UFC Fight Night 221: Yan vs. Dvalishvili』で行われたUFCデビュー戦でルーカス・ブジェスキに判定勝ちして以来の試合。


 同じく『UFC 287: Pereira vs. Adesanya 2』でイグナシオ・バハモンデスと対戦予定だったニコラス・モッタが練習中に頭部を負傷し欠場、代わりにトレイ・オグデンがバハモンデスと対戦するとのこと。

 トレイ・オグデンは昨年9月の『UFC Fight Night 210: Sandhagen vs. Song』でダニエル・ゼルフーバーに判定勝ちして以来の試合。続きを読む・・・
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MMA o UFC イグナシオ・バハモンデス エイドリアン・ヤネス キック クリスチャン・ロドリゲス クリス・カーティス ケルヴィン・ガステラム ジョナサン・ピアース ホルヘ・マスヴィダル ロブ・フォント

UFC287:オッズ/予想と展望

アレックス・ペレイラ 2.10
イズラエル・アデサニヤ 1.77
ギルバート・バーンズ 1.21
ホルヘ・マスヴィダル 4.80
ロブ・フォント 2.60
エイドリアン・ヤネス 1.53
ケビン・ホランド 1.41
サンチアゴ・ポンジニッビオ 3.05
ラウル・ロザスJr. 1.44
クリスチャン・ロドリゲス 2.90
クリス・カーティス 2.05
ケルヴィン・ガステラム 1.80
ミシェル・ウォーターソン・ゴメス 2.40
ルアナ・ピニェーロ 1.61
ジェラルド・マーシャート 2.60
ジョー・パイファー 1.53
カール・ウィリアムズ 1.22
チェイス・シャーマン 4.70
シンシア・カルビー3.35
ルーピー・ゴディネス 1.36
イグナシオ・バハモンデス 1.29
トレイ・オグデン 3.85
シャイラン・ヌアダンビク 1.51
ティーブ・ガルシア 2.65
ジャケリン・アモリム 1.42
サム・ヒューズ 3.00

メインは先月に続き、絶対王者が敗れて王座から陥落した試合のダイレクトリマッチ。

前回は王者アデサニヤが1R終盤にパンチでペレイラをぐらつかせ、2Rこそペレイラにテイクダウンされ落としたものの、3R・4Rも打撃でリード。後が無くなった5Rに、ペレイラがパンチを効かせてラッシュで逆転KO勝ち。キックでの2連勝と合わせて、対アデサニヤ3連勝とした。

前回はお互い今まで見せたことがなかったグラウンドの展開にも持ち込んでいたが、そこからの攻めはやはり不慣れに見えた。ただ、アデサニヤは最終的にKO負け、ペレイラは勝ったにせよ4R中3Rを取られている内容で、両者ともに差をつけるためにグラウンドを磨いてくるという可能性はある。

オッズは前回同様アデサニヤがフェイバリットだが、差はわずか。MMAでもKO負けしたことで、アデサニヤに苦手意識が埋め込まれている可能性もある。

判定でアデサニヤ勝利と予想。

セミウェルター級タイトル挑戦経験者対決だが、1年1ヶ月ぶりの試合となるマスヴィダルは現在3連敗中(ウスマン×2、コビントン)。年齢も38歳と若くなく、この試合が正念場。バーンズは元同門ウスマンのタイトルに挑戦した試合は3RKO負けしたが、その後2勝1敗。1敗の相手はチマエフで、1Rにパンチでダウンを喫したものの、そこから盛り返し、最後はどちらが勝ってもおかしくない内容だった。

この所勝てていないマスヴィダルの評価が低く、オッズでは今大会一番のアンダードッグ。

バーンズ一本勝ち。

メインカードでは、最年少UFCデビューを果たしたラウル・ロザスJr.18歳のUFC2戦目も組まれている。初戦はすぐにタックルに入り、バックを奪うと一度も逃さず最後はチョークで一本勝ち。完勝だった一方で、相手がUFC最下層レベルだったため、実力が良くわからなかった。今回の相手ロドリゲスも、25歳でUFCでは十分若い選手だが、UFC戦績は1勝1敗。負けたのは直前の代役で出た階級上のフェザー級での試合。相手も現在5連勝中のジョナサン・ピアースで、その試合では敗れたが、ギロチンや腕十字でチャンスを作る場面もあり、一方的ではなかった。ロザスJr.にとっては真価が問われる試合。

第1試合開始は朝7時より。メインカードは11時から。速報します。

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MMA o UFC   イグナシオ・バハモンデス クリスチャン・ロドリゲス ラウル・ロサスJr ルドヴィット・クライン

18歳ラウル・ロサスJr.のUFC2戦目は4.8『UFC 287』のクリスチャン・ロドリゲス戦


 UFCが4月8日にニューヨーク州ブルックリンで開催する『UFC 287』でラウル・ロサスJr. vs. クリスチャン・ロドリゲスのバンタム級マッチが行われることをMMAFightingが確認したとのこと。

 ロサスJr.は昨年12月の『UFC 282: Blachowicz vs. Ankalaev』で行われたUFCデビュー戦でジェイ・ペリンに1Rフェイスクランクで勝利して以来の試合。

 ロドリゲスは昨年10月の『UFC Fight Night 213: Kattar vs. Allen』でジョシュア・ウィームスに1Rアナコンダチョークで勝利して以来の試合。


 同じく『UFC 287』でイグナシオ・バハモンデス vs. ニコラス・モッタのライト級マッチが行われることをMMAJunkieが確認したとのこと。

 バハモンデスは昨年2月の『UFC Fight Night 202: Makhachev vs. Green』でロン・ジューに3Rブラボーチョークで勝利して以来1年2ヶ月ぶりの試合で2連勝中。昨年7月の『UFC 277: Pena vs. Nunes 2』でルドヴィット・クラインと対戦予定でしたが欠場していました。

 モッタは昨年9月の『UFC Fight Night 210: Sandhagen vs. Song』でキャメロン・ヴァンキャンプに1R TKO勝ちして以来の試合。続きを読む・・・
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MMA o UFC   その他 イグナシオ・バハモンデス カリッド・タハ ケルヴィン・ガステラム ジェニファー・マイア セルゲイ・モロゾフ タイ・ツイバサ チアゴ・モイゼス ボビー・グリーン マリオ・バウティスタ マーヴィン・ヴェットーリ

9.3 UFCパリ大会でテイラー・ラピルスとカリッド・タハが対戦/その他対戦カードが判明

UFCが9月3日にパリ大会を開催/メインイベントはシリル・ガーン vs. タイ・ツイバサ(2022年04月30日)

9.3『UFC Fight Night』パリ大会でロバート・ウィテカー vs. マーヴィン・ヴェットーリの仕切り直しマッチ(2022年05月31日)

9.3 UFCパリ大会でジェシカ・アンドラジとマノン・フィオロが対戦/その他対戦カードが判明(2022年06月16日)

 こちらの続報。


Taylor Lapilus(Sherdog)

 UFCが9月3日にフランス・パリで開催する『UFC Fight Night 209: Gane vs. Tuivasa』でテイラー・ラピルス vs. カリッド・タハのバンタム級マッチが行われることをMMAJunkieが確認したとのこと。

 ラピルスは現在30歳のフランス人でMMA戦績18勝3敗(UFC戦績3勝1敗)。2016年9月の『UFC Fight Night 93: Arlovski vs. Barnett』でレアンドロ・イッサに判定勝ちした後に何故かリリースされており、以降はヨーロッパやカナダの団体で7勝1敗の戦績を残しています。

 タハは昨年7月の『UFC on ESPN 26: Makhachev vs. Moises』でセルゲイ・モロゾフに判定負けして以来1年2ヶ月ぶりの試合で2連敗中。2月の『UFC Fight Night 201: Walker vs. Hill』でマリオ・バウティスタと対戦予定でしたが欠場していました。


 ケイトリン・チューケイジアン vs. マノン・フィオロの女子フライ級マッチが行われるとのこと。

 元々両者は同大会で対戦予定でしたが、チューケイジアンの欠場により代わりにジェシカ・アンドラジがフィオロと対戦。しかし、アンドラジの欠場により再びチューケイジアン vs. フィオロに戻されています。

 チューケイジアンは5月の『UFC on ESPN 36: Blachowicz vs. Rakic』でアマンダ・ヒバスに判定勝ちして以来の試合で4連勝中。現在UFC女子フライ級ランキング1位。フィオロは3月の『UFC on ESPN 33: Blaydes vs. Daukaus』でジェニファー・マイアに判定勝ちして以来の試合で9連勝中(UFC戦績4勝0敗)。現在UFC女子フライ級ランキング7位。


 ナッソーディン・イマヴォフ vs. ホアキン・バックリーのミドル級マッチが行われることをMMAJunkieが確認したとのこと。

 イマヴォフは昨年11月の『UFC 268: Usman vs. Covington 2』でエドメン・シャバジアンに2R TKO勝ちして以来の試合で2連勝中。現在UFCミドル級ランキング13位。4月の『UFC 273: Volkanovski vs. The Korean Zombie』でケルヴィン・ガステラムと対戦予定でしたがビザ問題で欠場していました。バックリーは6月の『UFC on ESPN 37: Kattar vs. Emmett』でアルバート・デュラエフに2R TKO勝ちして以来の試合で3連勝中。


UFC Paris | Alles wat je moet weten over UFC Fight Night Paris: Gane vs. Tuivasa(Eurosport)

 ジョン・マクデッシ vs. ナスラット・ハクパラストのライト級マッチが行われることをEurosportが確認したとのこと。

 マクデッシは4月の『UFC on ABC 2: Vettori vs. Holland』でイグナシオ・バハモンデスに判定勝ちして以来の試合。ハクパラストは2月の『UFC 271: Adesanya vs. Whittaker 2』でボビー・グリーンに判定負けして以来の試合で2連敗中。


 ベノワ・セント・デニス vs. クリストス・ジアゴスのライト級マッチが行われることをMMAJunkieが確認したとのこと。

 デニスは6月の『UFC Fight Night 207: Volkov vs. Rozenstruik』で二クラス・ストルツに2Rリアネイキッドチョークで勝利して以来の試合。ジアゴスは6月の『UFC on ESPN 38: Tsarukyan vs. Gamrot』でチアゴ・モイゼスに1Rリアネイキッドチョークで敗れて以来の試合で2連敗中。続きを読む・・・
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Column MMA MMAPLANET UFC Result UFN ESPN+60 UFN202 アルメン・ペトロシアン イグナシオ・バハモンデス イスラム・マカチェフ テレンス・マッキニー ブログ

【UFN202】試合結果 イスラム・マカチェフ、グリーンを完封。アジア勢3人は3連敗……

【写真】一度のテイクダウンで、スタンドにグリーンを戻すことなくマカチェフはパウンドアウト勝利。UFC戦績を11勝1敗、そして10連勝を達成した(C)Zuffa/UFC

26日(土・現地時間)、ネヴァダ州ラスベガスのUFC APEXでUFN202:UFN on ESPN+60「Makhachev vs Green」が開催された。

メインではイスラム・マカチェフがダニール・ベリューシュの代役ボビー・グリーンを完封し、パウンドアウト。世界王座挑戦を改めてアピールした。

今大会にはアジア由来の選手が3名出場、韓国のキム・ジヨンは最終回の追い上げもエルボーに封じ込められプリシーラ・カショエイラに判定負けもファイト・オブ・ザ・ナイトの激闘だった。

対して中国のシャオ・ロンと香港のラモーナ・パスカルは、イグナシオ・バハモンデスとジョジアニ・ヌネスを相手に力の差を見せつけられた敗北を喫している。

ファイト・オブ・ザ・ナイト=プリシーラ・カショエイラ×キム・ジヨン
パフォーマンス・オブ・ザ・ナイト=ウェリントン・トゥルマン、アルマン・ツァルキャン

UFN202:UFN on ESPN+60「Makhachev vs Green」
<160ポンド契約/5分5R>
○イスラム・マカチェフ(ロシア)1R3分23秒
TKO
詳細はコチラ
×ボビー・グリーン(米国)
<ミドル級/5分3R>
○ウェリントン・トゥルマン(ブラジル)2R1分29秒
腕十字
×ミシャ・サークノフ(カナダ)
<女子フライ級/5分3R■>
○プリシーラ・カショエイラ(ブラジル)3R
判定
詳細はコチラ
×キム・ジヨン(韓国)
<ライト級/5分3R>
○アルマン・ツァルキャン(アルメニア)2R1分57秒
TKO
×ヨエル・アルバレス(スペイン)
<ミドル級/5分3R>
○アルメン・ペトロシアン(アルメニア)3R
判定
詳細はコチラ
×グレゴリー・ホドリゲス(ブラジル)
<160ポンド契約/5分3R>
○イグナシオ・バハモンデス(チリ)3R1分40秒
ニンジャチョーク
詳細はコチラ
×ロン・チュウ(中国)
<女子フェザー級/5分3R>
○ジョジアニ・ヌネス(ブラジル)3R
判定
詳細はコチラ
×ラモーナ・パスカル(香港)
<ライト級/5分3R>
○テランス・マッキニー(米国)1R2分11秒
RNC
詳細はコチラ
×フェレス・ジアム(フランス)
<フェザー級/5分3R>
○ジョナサン・マルチネス(米国)3R
判定
×アレハンドロ・ペレス(メキシコ)
<ウェルター級/5分3R>
○ラミズ・ブラヒメジ(米国)1R2分02秒
RNC
詳細はコチラ
×マイケル・ギルモア(米国)
<フライ級/5分3R>
○カーロス・ヘルナンデス(米国)3R
判定
詳細はコチラ
×ヴィクター・アルタミラノ(メキシコ)


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MMA MMAPLANET o UFN202 イグナシオ・バハモンデス キック ロン・チュウ

【UFN202】体重超過のロン・チュウ。バハモンデスの打&組みに成すすべなくニンジャチョークにタップ

<160ポンド契約/5分3R>
イグナシオ・バハモンデス(チリ)
Def.3R1分40秒by ニンジャチョーク
ロン・チュウ(中国)

まず左ジャブを当てたバハモンデスが、右ローを入れる。左を振るって前に出るロンを前蹴りで突き放したバハモンデスが、ローにつなぐ。ロー、右ストレートを小刻みに構えを変えて決めるバハモンデスが左ストレート、そして左ジャブを入れる。ロンもローからジャブを繰り出すが、構えをチェンジした直後の左を被弾するなど、迷いながらの打撃戦になっている。

つまりは自身のペースであるバハモンデスがジャブやストレートを当て、ボディにも拳を打ち込む。一気に距離を詰めたロンがダブルレッグも、バハモンデスがギロチンをセット。自ら背中をつけて防御したロンはエルボーから左のパンチを受けて厳しい展開に。潜るとギロチン、背中をつけるとエルボー&パンチを打ち込むバハモンデスが、最後はヒザをボディに入れ初回が終わった。

2R、左右のフックで前に出たロンがボディストレートを決めて、圧を高める。バハモンデスは前蹴り、左ジャブもロンがボディにワンツーを打ち込む。バハモンデスも蹴りのフェイクから、右ストレートをヒットさせる。ロンはボディから左フックと手数が増える。バハモンデスは右ジャブを2つ、そして左ハイへ。直後に腹を殴られてもロンは圧を掛けていく。ただし、パンチが当たるのはバハモンデスの方でスイッチしつつジャブを間断なく届かせている。

カウンターの左ジャブを受けて、頭が後方に反れながら思い切り右オーバーハンドをロンが放っていく。距離をとってかわしたバハモンデスが、ジャブ、ハイ、左ストレートと放ち、ボディ以外は攻撃を受けない。さらにジャブ、前蹴り、右クロスのバハモンデスがボディを効かせ、ジャブから右ストレート、最後にスピニングバックキックを決めた。

最終回、パンチの回転数を上げ、一気に組んだロンだがテイクダウンは奪えない。離れたバハモンデスが左ストレートをヒットさせ、首相撲&ヒザをボディに突き刺す。と1分経過頃にダブルレッグでテイクダウンを決めたロンだったが、バハモンデスが即フックスイープを決めて上下を入れ替えると、スタンドで待ち受ける。ミドル、左ストレートを受けたロンはダブルレッグを仕掛けたが、バハモンデスはスプロールしながらギロチンチョーク。背中をつけたロンを絞め続けタップを奪った。


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LFA MMA MMAPLANET o UFC UFN202   アルマン・ツァルキャン アルメン・ペトロシアン イグナシオ・バハモンデス イスラム・マカチェフ カーロス・ヘルナンデス キム・ジヨン グレゴリー・ホドリゲス シャオ・ロン ジョシアニ・ヌネス ジョナサン・マルチネス フェレス・ジアム ボビー・グリーン ラミズ・ブラヒメジ ラモーナ・パスカル ヴィクター・アルタミラノ 平良達郎

【UFN202】計量終了 第1試合に──平良の第2戦が戦うこともある元LFA王者アルタミラノ登場

【写真】アルタミラノとヘルナンデス、どちらかが平良の相手になることは十分にあり得る(C)Zuffa/UFC

26日(土・現地時間)にネヴァダ州ラスベガスのUFC APEXで開催されるUFN202:UFN on ESPN+60「Makhachev vs Green」の計量が行われた。

メインはヌルマゴが現役を退いた後、イーグル軍団を引っ張るイスラム・マカチェフがオクタゴン10連勝(※戦績は10勝1敗、2戦目にアドリアーノ・マルチンスにKO負けを喫している)を賭けて、160ポンド契約でボビー・グリーンと対戦する。

当初、ライト級でベニール・ダリューシュと戦う予定だったマカチェフ、ダリューシュの負傷欠場で勝って挑戦権獲得という筋書きは修正が必要になるかもしれにが、近い距離での打撃戦を許さないテイクダウン能力が、グリーンを相手に炸裂するか要注目だ。


今大会は韓国のキム・ジヨン、中国のシャオ・ロン、香港からはラモーナ・パスカルと東アジア所縁のファイターが3人もラインナップに含まれている。

しかし、ライト級のドミクル・クルーズ・スタイルの継承者イグナシオ・バハモンデスと戦うシャオ・ロンが160ポンドと大幅に計量オーバーに。ファイトマネーを40パーセントを没収され、キャッチウェイト戦を戦う機会を得ている。

この他、LFA~UFCショートノーティス・コンビといえるグレゴリー・ホドリゲス&トレンス・マッキニーが揃い踏みする。ホドリゲスはオクタゴン3連勝、マッキニーはLFA時代から5試合連続の初回フィニッシュ記録を伸ばすべきケージに足を踏み入れる。

そんなか日本のファンにとって要注目なのが、第1試合に出場するヴィクター・アルタミラノだ。LFAフライ級王者からコンテンダーシリーズを経てUFCデビュー戦を迎えるアルタミラノに対し、対戦相手のカーロス・ヘルナンデスも昨年のコンテンダーシリーズからのステップアップファイターだ。

LFA時代は纏まりはあるもののコレといった強さを見せることはなかったアルタミラノだが、コンテンダーシリーズで一進一退の攻防で、前に出る姿勢と折れない心の持ち主であるこを世に示した。

アルタミラノは平良達郎のUFC初戦の相手カーロス・キャンデミラノと、コンテンダーシリーズで対戦し競り勝っている。ガチャガチャな動きにある軸は、気持ちの強さ。平良と対戦することも十分にあり得るアルタミラノの試合──見逃すことはできない。

■視聴方法(予定)
2月27日(日・日本時間)
午前6時00分~UFC FIGHT PASS

■UFN202計量結果

<160ポンド契約/5分5R>
イスラム・マカチェフ: 160ポンド(72.57キロ)
ボビー・グリーン: 158ポンド(71.66キロ)

<ミドル級/5分3R>
ミシャ・サークノフ: 185.5ポンド(84.14キロ)
ウェリントン・トゥルマン: 185ポンド(83.91キロ)

<女子フライ級/5分3R>
プリシラ・カショエイラ: 125ポンド(56.7キロ)
キム・ジヨン: 126ポンド(57.15キロ)

<ライト級/5分3R>
アルマン・ツァルキャン: 156ポンド(70.76キロ)
ヨエル・アルバレス: 156ポンド(70.76キロ)

<ミドル級/5分3R>
グレゴリー・ホドリゲス: 186ポンド(84.37キロ)
アルメン・ペトロシアン: 186ポンド(84.37キロ)

<ライト級/5分3R>
イグナシオ・バハモンデス: 154.5ポンド(70.08キロ)
シャオ・ロン: 160ポンド(72.57キロ)

<女子フェザー級/5分3R>
ジョシアニ・ヌネス: 145.5ポンド(66.0キロ)
ラモーナ・パスカル: 146ポンド(66.22キロ)

<ライト級/5分3R>
テランス・マッキニー: 156ポンド(70.76キロ)
フェレス・ジアム: 155ポンド(70.31キロ)

<フェザー級/5分3R>
アレハンドロ・ペレス: 144.5ポンド(65.54キロ)
ジョナサン・マルチネス: 144ポンド(65.31キロ

<ウェルター級/5分3R>
ラミズ・ブラヒメジ: 170.5ポンド(77.34キロ)
マイケル・ギルモア: 170.5ポンド(77.34キロ)

<フライ級/5分3R>
ヴィクター・アルタミラノ: 123ポンド(55.79キロ)
カルロス・ヘルナンデス: 125ポンド(56.7キロ)

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『UFC Fight Night 202: Makhachev vs. Green』前日計量動画/ボビー・グリーン、10日間で16.8kgも減量

UFC Fight Night 202 weigh-in results: One fighter fined 40 percent, but full card set(MMAJunkie)
MAIN CARD (ESPN+, 7 p.m. ET)

・Islam Makhachev (160) vs. Bobby Green (158)
・Misha Cirkunov (185.5) vs. Wellington Turman (185)
・Priscila Cachoeira (125) vs. Ji Yeon Kim (126)
・Joel Alvarez (156) vs. Arman Tsarukyan (156)
・Armen Petrosyan (186) vs. Gregory Rodrigues (186)

PRELIMINARY CARD (ESPN+, 4 p.m. ET)

・Ignacio Bahamondes (154.5) vs. Rong Zhu (160)*
・Josiane Nunes (145.5) vs. Ramona Pascual (146)
・Terrance McKinney (156) vs. Fares Ziam (155)
・Jonathan Martinez (144) vs. Alejandro Perez (144.5)
・Ramiz Brahimaj (170.5) vs. Micheal Gillmore (170.5)
・Victor Altamirano (123) vs. Carlos Hernandez (125)

 『UFC Fight Night 202: Makhachev vs. Green』前日計量結果。ショートノーティスにより160ポンド契約となったイスラム・マカチェフ vs. ボビー・グリーンはマカチェフ160ポンド、グリーン158ポンドで共にクリアしていますが、


 2週間前の『UFC 271: Adesanya vs. Whittaker 2』でナスラット・ハクパラストに判定勝ちしたばかりのグリーンはマカチェフ戦のオファーを受けた時の体重は、なんと195ポンドだったそうです。

 また、イグナシオ・バハモンデスと対戦するロン・ジューが160ポンドと4ポンドオーバー。出場給の40%を譲渡し試合は行われます。






 前日計量&フェイスオフ動画。


UFC Fight Night 202 predictions: Who's taking short-notice Bobby Green over Islam Makhachev?(MMAJunkie)

 MMAJunkieスタッフによるメインカード勝敗予想。

・イスラム・マカチェフ vs. ボビー・グリーンはマカチェフ支持11人、グリーン支持1人。

・ミーシャ・サークノフ vs. ウェリントン・ターマンはサークノフ支持11人、ターマン支持1人。

・キム・ジヨン vs. プリシラ・カショエイラはキム支持9人、カショエイラ支持3人。

・アルマン・ツァルキャン vs. ジョエル・アルバレスはツァルキャン支持10人、アルバレス支持2人。

・アルメン・ペトロシアン vs. グレゴリー・ホドリゲスはペトロシアン支持4人、ホドリゲス支持8人。続きを読む・・・
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UFC on ESPN+60:オッズ/予想と展望

イスラム・マカチェフ 1.11
ボビー・グリーン 7.00
ミーシャ・サークノフ 1.83
ウェリントン・トゥルマン 2.00
キム・ジヨン 1.61
プリシラ・カショエイラ 2.45
アルマン・ツァルキャン 1.45
ヨエル・アルバレス 2.80
アルメン・ペトロシアン 2.35
グレゴリー・ホドリゲス 1.65
ロン・チュー 2.70
イグナシオ・バハモンデス 1.50
ジョジアニ・ヌネス 1.48
ラモーナ・パスクアル 2.75
テレンス・マッキニー 2.00
ファレス・ジアム 1.83
アレハンドロ・ペレス 3.00
ジョナサン・マルチネス 1.40
ラミズ・ブラヒマイ 1.25
マイケル・ギルモア 4.00
ビクトル・アルタミラノ 2.25
カルロス・ヘルナンデス 1.69

メインではランキング3位ベネイル・ダリウシュと4位イスラム・マカチェフの対戦が予定されていたが、ダリウシュが負傷欠場。代役として、2週間前のUFC271で試合をしたばかりのボビー・グリーンが10日前に急遽出場決定。直前のため、160ポンド契約での試合となる。

ネクスト・ヌルマゴメドフとして期待されているマカチェフは現在9連勝中。なかなかチャンスを与えられなかったが、昨年7月にようやく初メイン。前回はダン・フッカー相手に1R一本勝ちで完勝。王者オリヴェイラは5月にランキング1位ゲイジーと対戦予定で、2位ポイエーは前回挑戦したばかりなので、ダリウシュとの対戦での勝者が次期挑戦権獲得濃厚だった。

代役でUFC9年で初のメイン登場となるのはボビー・グリーン。ノーガードからパンチを打ち込んでいくスタイルで、昨年11月にはアル・アイアキンタを1RKO。しかし本来は倒しに行くスタイルではなく、2週間前のナスラット・ハクパラスト戦ではタックルを切ってパンチをヒットさせていくという本来のスタイルで判定勝ち。次はランカーとの対戦が期待されていたが、予想外に上位の相手との試合に。しかしマカチェフは相手が悪すぎる。

マカチェフがテイクダウンからドミネイトして最後は一本勝ちと予想。

UFCデビュー戦でメインカードに登場となるアルメン・ペトロシアンは、あのジョルジオ・ペトロシアンの弟…と同姓同名。10月のコンテンダーシリーズで勝利しUFCと契約した。勝った試合はすべてKO勝ちのストライカー。

プレリムではテレンス・マッキニーがUFC2戦目を戦う。初戦はUFC5戦のマット・フレヴォラ相手にわずか7秒でのKO勝ち。これだけならまぐれかもしれないが、その前の3試合も1RKOで、16秒・17秒・72秒で勝利していて、高い殺傷能力を持っているのは間違いない。しかし、今回はUFC2勝1敗のファレス・ジアムにアンダードッグ。

第1試合開始は27日朝6時から。速報します。