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【UFC ESPN02】計量終了 最強女子姓=ヌネスになったアンサロフがマッケンジーと。ミラーは37戦目!!!!

【写真】ユニオンジャックを手にフェイスオフに挑んだアーノルド・アレン。名前と顔を一致させてほしいグッドファイターだ(C)Zuffa/UFC

9日(金・現地時間)、10日(土・同)にネヴァダ州ラスベガスのUFC APEXで開催されるUFC on ABC02「Vettori vs Holland」の計量が行われた。

ライト級期待のチリ人ルーキー=イグナシオ・バハモンデスは、1ポンドオーバー規約からさらに0.75ポンド重くキャッチウェイト戦でジョン・マクデッシと戦うこととなった。

またエリン・ブランクフィールドと女子バンタム級で戦う予定だったノルマ・ドゥモントが 139.5ポンドと4.5 ポンドもオーバーしており両者の試合は中止となった。


ブランクフィールド✖ドゥモントなキャンセルされてなお13試合組まれたロングラン・イベント、コ・メインのフェザー級戦ではUFCで7連勝、通算戦績16勝1敗の英国人ファイター=アーノルド・アレンが抜擢されソディック・ユースウと対戦する。

ボディフック、ストレートと奥手となる左のパンチ力が抜群のアレン。ギルバート・メレンデスやニック・レンツを勝利しているが、7勝のうち判定勝ちが5試合という選手が、この試合順を任されるのは珍しい。

また女子ストロー級戦でマッケンジー・ダンと戦うニナ・ヌネスとは、女子バンタム級&フェザー級2冠のアマンダ・ヌネスと同性婚し、昨年9月に女児を出産したニーナ・アンサロフのこと。

ヌネス姓、そして母となり始めてケージで戦うが、ブランクは1年10カ月あり、同じくママとして活躍しているマッケンジーに柔術をさせると厳しい戦いになるだろう。

プレリミに目をやると、アジア系から2選手がラインナップに加わっている。

第2試合では韓国から元HEATライトヘビー級王者のチョン・ダウンがUFCで4戦目、そして3連勝を目指す。前回は今大会のメインカード出場のサム・アルヴィーとドローだっただけに、次は上位進出を目指したい。

そしてオープニングマッチに香港在住でAngels FCミドル級王者サーシャ・パラトニコフが出場する。韓国からUAEを経てオクタゴンでデビュー戦でTKO勝ちしており、米国初陣でインパクトを残したい。

そんなプレリミでは上位3試合のライト級が見ものだ。

上記にあるようにバハモンデスは契約体重戦となったが、KSWチャンプ・チャンプからUFCと契約も、初陣を落としたマテウス・ガムロが負けられないスコット・ホルツマン戦に臨む。

UFC最多出場記録36でドナルド・セラーニと並んでいたジム・ミラーは今回のジョー・ソレツキ戦で、単独記録となる37戦目を迎える。2019年のコンテンダーシリーズからUFCと契約したそれ突きは、オクタゴンで2連勝中のグラップラーだ。

トップからパウンド、下から三角、スクランブルでギロチン──ケージで道着柔術も経験しており、極めやポジション奪取への位置取りも巧妙だ。ミラーとしては新記録を勝利で飾りたいが、タフなファイトになることは間違いない。

■視聴方法(予定)
4月11日(日・日本時間)
午前0時30分~UFC FIGHT PASS

■UFC ABC02計量結果

<ミドル級/5分5R>
マーヴィン・ヴェットーリ: 186ポンド(84.37キロ)
ケビン・ホランド: 183.5ポンド(83.23キロ)

<フェザー級/5分3R>
アーノルド・アレン: 145.5ポンド(66.0キロ)
ソディック・ユースウ: 146ポンド(66.22キロ)

<ミドル級/5分3R>
サム・アルヴィー: 186ポンド(84.37キロ)
ジュリアン・マルケス: 186ポンド(84.37キロ)

<女子ストロー級/5分3R>
ニナ・ヌネス: 115.5ポンド(52.38キロ)
マッケンジー・ダーン: 115ポンド(52.16キロ)

<ウェルター級/5分3R>
マイク・ペリー: 170ポンド(77.11キロ)
ダニエル・ロドリゲス: 170.5ポンド(77.34キロ)

<ライト級/5分3R>
ジム・ミラー: 155.5ポンド(70.53キロ)
ジョー・ソレツキ: 155.5ポンド(70.53キロ)

<ライト級/5分3R>
スコット・ホルツマン: 155.5ポンド(70.53キロ)
マテウス・ガムロ: 156ポンド(70.76キロ)

<女子バンタム級/5分3R>
ノルマ・ドゥモント: 139.5ポンド(63.27キロ)
エリン・ブランクフィールド: 135ポンド(61.24キロ)

<ライト級/5分3R>
ジョン・マクデッシ: 153.5ポンド(69.62キロ)
イグナシオ・バハモンデス: 156.75ポンド(71.1キロ)

<ヘビー級/5分3R>
ヨーガン・デ・カストロ: 261.5ポンド(118.61キロ)
ジャルジス・ダンホー: 255.5ポンド(115.89キロ)

<バンタム級/5分3R>
ジャック・ショア: 136ポンド(61.69キロ)
ハンター・アジャー: 135.5ポンド(61.46キロ)

<フェザー級/5分3R>
ルイス・サルダーニャ: 145.5ポンド(66.0キロ)
ジョーダン・グリフィン: 145.5ポンド(66.0キロ)

<ライトヘビー級/5分3R>
チョン・ダウン: 205.5ポンド(93.21キロ)
ウィリアム・ナイト: 205.5ポンド(93.21キロ)

<ウェルター級/5分3R>
インパ・カサンガネイ: 170.5ポンド(77.34キロ)
サーシャ・パラトニコフ: 170.5ポンド(77.34キロ)

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Interview UFC UFC ABC02 イグナシオ・バハモンデス ジョン・マクデッシ ブログ

【UFC ABC02】16歳で母国チリを離れたイグナシオ・バハモンデス、彼こそシン・ドミニク・クルーズ?!

【写真】 要注目、チリの新感覚ファイター=イグナシオ・バハモンデス(C)Zuffa/UFC

10日(土・現地時間)にネヴァダ州ラスベガスのUFC APEXでUFC on ABC02「Vettori vs Holland」が開催される。2015年4月のUFN63 以来となる米国メインランドでのデーゲームとなる今大会にチリ人ファイターのイグナシオ・バハモンデスが、ジョン・マクデッシを相手にUFCデビュー戦を戦う。

昨年11月のコンテンダーシリーズにおけるエジソン・ゴメス戦で変化自在のフォームから打撃で試合を創り、最後は前蹴りでKO勝ちを収めたバハモンデス。このフィッシュシーンの動画再生が180万回を越え、一躍その名を知らしめることとなった。

本来はライト級ながらコンテンダーシリーズではウェルター級で戦い、さらに体重オーバーだったゴメスを相手にバハモンデスはスイッチスタンスから左右&上中下の蹴り、ステップインしてのジャブ、下がりながらのカウンターとフィニッシュに至るまでの展開でも印象に残る打撃を見せていた。

23歳、10代でMMAファイターを目指し故郷、両親と離れ米国に移り住み──ついにUFCデビューを迎えたイグナシオ・バハモンデスにZoomでインタビューを行った。


──ジョン・マクデッシとのUFCデビュー戦が間近に迫ってきました。

「ジョンとの試合でUFCデビューを迎えることは、僕やチームにとっても最高にハッピーなことだよ。この試合に勝利するためにしっかりと準備をしてきた」

──チリ人MMAファイターというのは、今でもあまり耳にすることがないですが、イグナシオはなぜMMAファイターを目指そうと思ったのですか。

「チリでMMAは決して人気のあるスポーツじゃなかったよ。もちろんサッカーがずば抜けてポピュラーで。それほどコンバットスポーツは人気はなかった。ボクシングは世界王者もいて、キックボクシングも比較的注目されていたかな。

そんなチリで、僕は3歳の時から父にケンポーカラテを習っていた。父はケンポーカラテの黒帯で、キックボクシングでも南米王者だったんだ。僕も3年間カラテを習い、そこからキックに進んだ。14歳のときにチリの王者になったよ。アマチュアのキック戦績は35勝0敗1分、17歳でMMAに転向したんだ」

──なぜキックで世界を目指さず、MMAへ?

「MMAは柔術もレスリングも必要で、これ以上チャレンジングなことはないと感じたんだ」

──今から6年前ですが、チリでMMAの練習はできたのでしょうか。

「あの頃はなかった。だから、僕はチリを離れて米国に来たんだ。今はチリも状況が良くなっていて、僕の父は最高の打撃チームを率いているし、いくつか柔術チームもある。チリはストライカーが多いけど、それでも優れた柔術家も育ってきているよ。

MMA人気は凄く高まっていて、UFCでなくても僕の試合を多くのチリの人達は視聴してくれるようになっていた。そしてMMAやUFCの人気も同時に高くなっているんだ」

──なるほど。チリでのMMA人気をけんいんするイグナシオは17歳でMMAファイターになるために、米国に移り住んだということですか。

「16歳の時にMMAの練習をするために米国にやってきた来た。大きな決断だったよ。でも両親や家族の皆がサポートしてくれた。父は『トライすることが大切だ。上手くいかなければ、戻ってくれば良い』と言ってくれたんだ。

最初はフロリダへ行き、2年間高校に通いにながらジムで練習した。で、まずはMMAでなくキックの試合に出て、自分より大きな相手を倒し続けたんだ。

その後、レスリングキャンプでシカゴを訪れ2カ月滞在し、街の雰囲気、ライフスタイルが凄く気にいった。マイク・バイルの指導は最高だったし、良い練習も相手もいるから。一度フロリダに戻り、すぐにシカゴに引っ越した。

以来、ずっとマイクのバイルフロー・ストライキングで練習し、シカゴに住んでいるよ。ジャイー・ロドリゲスやアレハンドロ・フローレスがトレーニング・パートナーだ」

──あの独特な打撃スタイルはお父さん譲りなのですが、それともマイク・バイルの指導によって身につけたモノなのでしょうか。

「父もそうだし、マイクもそう。マイアミ時代もそうだし、僕は必要なモノを全てミックスして、自分のスタイルを創ってきた。色々な試合をして、もちろんドミニク・クルーズやフランキー・エドガーの試合映像もしっかり見て研究した。

そして彼らのダッキングやステップを試して、使えると思ったものは採り入てきたんだ。

テイクダウン防御にも自信があるし、寝技になっても勝てる。グラップリングを恐れることがないから、打撃で相手を倒すことができると思っている」

──マクデッシも空手とキックを融合させたストライカーです。

「経験豊かな選手だね。でも、ジョンが僕と打撃戦をしたいと思っているなら大きな間違いだよ。彼に勝ち目はない。彼の経験値の高さを軽視することはないけど、打撃勝負が来るなら願ったり叶ったりさ」

──土曜日はこれまでのキャリア、これまでの人生で最も大切な試合になるかと思います。どのような戦いを魅せたいですか。

「僕のスタイルを見てほしい。距離、アングル、タイミング、スイッチ、キック、ボクシング、フットワーク、ボディへのヒザ蹴り、顔面へのヒザ蹴り、エルボー、テイクダウン……全てを皆に披露するよ。

ここが最初の一歩だ。今年中にトップ10になる。そしてコロナが終息すれば、僕の力でUFCサンチアゴ大会を開くんだ」

──イグナシオ、今日はありがとうございました。

「こちらこそ、ありがとう。僕のルーツは父から習ったマーシャルアーツで、カラテは日本からやってきた。日本の皆が大切にしてきたマーシャルアーツ、カラテを僕も大切にしている。そして、その大切なモノを使って土曜日は必ず勝つから、僕をサポートしてほしい。ムーチョス・グラシアス!!」

──デナーダ。エスペロ・ケ・ベンガス・ア・ハポン。

「おお、スペイン語が話せるのかい?」

──大学の時に勉強して、これだけ覚えている感じです。

「アハハハハ」

■視聴方法(予定)
4月11日(日・日本時間)
午前0時30分~UFC FIGHT PASS

■対戦カード

<ミドル級/5分5R>
マーヴィン・ヴェットーリ(イタリア)
ケビン・ホランド(米国)

<フェザー級/5分3R>
アーノルド・アレン(英国)
ソディック・ユースウ(米国)

<ミドル級/5分3R>
サム・アルヴィー(米国)
ジュリアン・マルケス(米国)

<女子ストロー級/5分3R>
ニナ・ヌネス(米国)
マッケンジー・ダーン(ブラジル)

<ウェルター級/5分3R>
マイク・ペリー(米国)
ダニエル・ロドリゲス(米国)

<ライト級/5分3R>
ジム・ミラー(米国)
ジョー・ソレツキ(米国)

<ライト級/5分3R>
スコット・ホルツケン(米国)
マテウス・ガムロ(ポーランド)

<女子バンタム級/5分3R>
ノルマ・ドゥモント(ブラジル)
エリン・ブランクフィールド(米国)

<ライト級/5分3R>
ジョン・マクデッシ(カナダ)
イグナシオ・バハモンデス(チリ)

<ヘビー級/5分3R>
ヨーガン・デ・カストロ(米国)
ジャルジス・ダンホー(シリア)

<バンタム級/5分3R>
ジャック・ショア(英国)
ハンター・アジャー(米国)

<フェザー級/5分3R>
ルイス・サルダーニャ(米国)
ジョーダン・グリフィン(米国)

<ライトヘビー級/5分3R>
チョン・ダウン(韓国)
ウィリアム・ナイト(米国)

<ウェルター級/5分3R>
インパ・カサンガネイ(米国)
サーシャ・パラトニコフ(香港)

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DWTNCS S04 Ep08 Report UFC イグナシオ・バハモンデス エジソン・ゴメス ブログ

【DETNCS S04 Ep08】ウェルター級のドミニク・クルーズ?? イグナシオ・バハモンデスも前蹴りでKO勝ち

<174ポンド契約/5分3R>
イグナシオ・バハモンデス(チリ)
Def.2R2分31秒by KO
エジソン・ゴメス(メキシコ)

体重オーバーのゴメス、左右のローから左ジャブを伸ばすバハモンデス。右フックを振るうゴメスだが、身長とリーチに優るバハモンデスの距離で試合を進む。それでも左右のフックで前に出る6KO勝ちのゴメスは、左を2発当ててダブルレッグへ。ケージを背にしてエルボーを落とし離れたバハモンデスは左右に動きながらスイッチし、左リードフックを当てる。前進にも左フックを入れたバハモンデスが、ヒザ蹴りを頭に届かせる。

さらに足払いでゴメスを崩し、立ち上がったところで左ハイを繰り出すバハモンデスはカウンターの左、スイッチして後の先ファイトを見せる。ゴメスはそれでもステップインを繰り返し、バハモンデスのカウンターを浴びる。右ミドルを蹴られ、大きく息をついたゴメスはシングルレッグでドライブ、離れたバハモンデスが右ミドルを再び蹴り込む。スイッチしても飛び蹴り、着地後にスピニングバックキックを入れたバハモンデスが初回を取った。

2R、まずバハモンデスが右ローを蹴り、右ストレートを入れてスッと離れる。フックでラッシュ&前進したゴメスは、逆に動きが止まり連打を被弾、ボディを打ち抜かれマウスピースを吐き出す。ミドルからジャブを3発、4発を連続で入れたバハモンデスに対し、ゴメスはそれでも右フックを振るって前に出る。

アッパー、ハイキックと空振りのゴメスは、パンチを纏められたもガードを固く逆転のパンチを狙う。後頭部を固定し右のショートを連打したバハモンデス、はダブルの左ジャブから右前蹴り──ゴメスが大の字になった。

ウェルター級ながらドミニク・クルーズばりのバハモンデスは「彼のパンチは何も効かなかった。5年間の成長の結果で、この機会を得てもう準備はできている。もう怖がっていたし、蹴りが入ると思って蹴ったんだ。チリを代表して戦い、チリだけでなくメキシコ、シカゴの皆がサポートしてくれた。彼らのために戦えて嬉しい」と勝利を振り返った。


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LFA90 other MMA Report イグナシオ・バハモンデス クリス・ブラウン ブログ

【LFA90】とリッキー対決。フグトルネード、カカト落としたで魅せたバハモンデスがブラウン下す

<ウェルター級/5分3R>
イグナシオ・バハモンデス(チリ)
Def.2-1:30-27.29-28.28-29
クリス・ブラウン(米国)

ロー、ハイを見せながらパンチを振るうバハモンデスに対し、ブラウンがニータップでテイクダウンを決める。バハモンデスはハーフバタフライからスイープ、スクランブルに持ち込みブラウンが立ち上がってきたところに右ハイを頭部に蹴り込む。ブラウンはジャブに関節蹴りを合わせるという危ない攻撃を繰り返す。

左を当てたバハモンデスは右ボディストレート、スイッチを入れてローを蹴る。チェックし前蹴りを繰り出したブラウンはケージを背負って戦うが、バハモンデスはカカト落としを見せる。関節蹴りを繰り返すブラウンに右ジャブを当てたバハモンデスは、オーソから右ミドルハイ、さらに右オーバーハンドを入れ、ブラウンがパンチを纏めるとスピニングバックフィストを放った。

疲れた感のあるブラウンに対し、バハモンデスは構え、角度を変えミドルを蹴り込む。続いてブラウンの前進に右を合わせたバハモンデスはフグトルネード、そしてカカト落としとアンディ・フグを彷彿させる蹴りをMMAで魅せた。

2R、バハモンデスの左ローに対し、右フックを振るうブラウンがサイドキックの要領でヒザへの関節蹴りを狙う。右フック、左オーバーハンドを当てたバハモンデスはテイクダウン狙いを切り、左を振るう。カウンターの右を当てたブラウンが、右ストレート。右フック、そして左フックから右ハイを狙う。手数が増えてきたブラウンが右を当て、左フックを決める。

バハモンデスはケージを背負ったブラウンに、スピニングバックキック。よけたブラウンは右フックに左を被弾して動きが落ちる。ここで組んだブラウンだがテイクダウンを奪えず、大きく息をする。残り90秒、鋭い右ローを走らせたバハモンデスは右ミドル、左ロー、右ボディストレートと手数が減ることはない。

再びフグトルネードを入れ、右フックを当てたアハモンテデス。ブラウンは続く右オーバーハンドを被弾して後退。ブラウンは左ハイ、そこにバハモンデスがスピニングバックフィストを繰り出す。さらにブラウンはハイからスピニングバックフィストに移行する。くるくる回る両者、互いにヒットはしなかったが、色々と手を変えてペースを握ろうと戦った。

最終回、カカト落としを蹴ったバハモンデスに対し、ブラウンはパンチをダックでかわしてから左ハイという動きを見せる。パンチの打ち終わり、頭が下がった状態でハイを繰り出し、さらにスピニングバックフィストに繋げるブラウンは変則的な動きが多い。

ハイからバックフィストという攻撃をブロックしたバハモンデスは、スイッチをしつつ右を届かせる。手数はブラウンが増えた最終回、バハモンデスが右ミドルを決める。ボディロックテイクダウンに失敗し、ケージ際まで下がったブラウンは左ジャブを被弾する。

頭を下げた状態でハイを繰り返すブラウンだが、バハモンデスは見えているか。残り1分でダブルレッグを切られたブラウンは、右ジャブを当て右ショートアッパー。バハモンデスは最後に浴びせ蹴りを見せ、ガードを強いられ試合が終わった。

両者揃ってトリッキーな動きを続けたタフファイト、ジャッジは2-1でバハモンデスを支持した。 「これをやるために生まれてきたんだ。チームが僕が何をすべきが知ってくれている。どのようなレスラーと戦っても大丈夫だ」とバハモンデスは話した。