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45 AB o UFC UFC306   イグナシオ・バハモンデス エステバン・リボヴィクス ケトレン・ソウザ

『UFC 306: O’Malley vs. Dvalishvili』パフォーマンスボーナス




 UFCが『UFC 306: O'Malley vs. Dvalishvili』のパフォーマンスボーナスを発表。

▼ファイト・オブ・ザ・ナイト
・エステバン・リボヴィクス vs. ダニエル・ゼルフーバー

▼パフォーマンス・オブ・ザ・ナイト
・イグナシオ・バハモンデス、ケトレン・ソウザ


 4選手には各5万ドルのボーナス。続きを読む・・・
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45 MMA MMAPLANET o UFC UFC306 イグナシオ・バハモンデス キック マニュエル・トーレス

【UFC306】バハモンデスがバックステップからの右で2度のダウンを奪い、トーレスをパウンドアウト

<ライト級/5分3R>
イグナシオ・バハモンデス(チリ)
Def.1R4分02秒 by TKO
マニュエル・トーレス(メキシコ)

お互いに右カーフを蹴る展開から、トーレスがワンツーを見せてサウスポーに構える。バハモンデスもインローを見せつつ、構えをスイッチして左ストレートを伸ばし、オーソドックスから右ミドルを蹴る。トーレスはサウスポーのバハモンデスに左ストレートからパンチをまとめ、左ハイを蹴る。

バハモンデスもオーソドックスに戻してインローと右ハイを蹴り、トーレスがパンチで前に出ると組みつく。バハモンデスは首相撲からヒザ蹴りを突き上げ、一旦距離が離れる。

バハモンデスはオーソドックスから右ストレート、構えをスイッチして右フックからの右ハイキックを当てる。これでト―レスがヒザをつくが、すぐに立ち上がる。トーレスはワンツーで前進。バハモンデスは左ミドルを蹴り、トーレスがパンチで前に出てくるとブロックして右ストレートを狙う。

再びトーレスがパンチで前に出ると、トーレスがバックステップから右ストレートを当て、これでダウンしたトーレスに鉄槌とパウンドを連打する。トーレスも亀になって立ち上がり、果敢に打撃で打ち合うが、再びバハモンデスがバックステップからの右ストレートでダウンを奪い、最後はバハモンデスがパウンドアウトで勝利した。


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45 MMA MMAPLANET o UFC UFC306 YouTube   アイリーン・アルダナ アオリーチーラン アレクサ・グラッソ イグナシオ・バハモンデス エドガー・チャイレス オーデ・オズボーン キック ショーン・オマリー ジエゴ・ロピス ジャスミン・ハウレギ ジョシュア・ヴァン ノルマ・ドゥモント ブライアン・オルテガ ボクシング マニュエル・トーレス マラブ・デヴァリシビリ ラウル・ロサスJr ロナルド・ロドリゲス ヴァレンチーナ・シェフチェンコ

【UFC306】展望  ついに決着なるか。史上最強の女子MMA三部作=グラッソ×シェフチェンコ

【写真】グラッソが124ポンド、シェフチェンコが125ポンドで計量をパス。フェイバリットは-140でグラッソ。とはいえシェフチェンコも+115でほぼ差はない (C)Zuffa UFC

14日(土・現地時間)、ラスベガス近郊のパラダイスにあるスフィアにて、NOCHE UFC 306が行われる。昨年9月にオープンしたばかり、世界中で話題の地球上最大の球形建造物におけるUFCの記念すべき初興行。
Text Isamu Horiuchi

メキシコの独立記念日(16日)に合わせて行われるこの大会のコメインを飾るのは、王者アレクサ・グラッソと、元王者ヴァレンチーナ・シェフチェンコによるトリロジー最終章=UFC女子フライ級タイトルマッチだ。

既報の通り、昨年オープンしたばかりの光り輝く球形アリーナ=スフィアで開催される世界初のスポーツイベントとして、2000万ドル(約28億円)という莫大な演出費をかけて行われる今大会。そのメインテーマがメキシコのファイトカルチャーの祝福ということもあり、総勢7人のメキシコ人ファイター(加えてメインカードに出場するブライアン・オルテガもメキシコ系だ)が出場する。そんな彼女/彼らの大トリとして登場するのが、現在UFC唯一のメキシコ人王者であり、女子UFCパウンドフォーパウンドランキングにおいても頂点に君臨するグラッソだ。


(C)Zuffaf/UFC

昨年3月にグラッソは、当時7度王座防衛に成功していた絶対女王シェフチェンコに挑戦。

圧倒的に不利が予想される中、4Rに逆転のバックチョークで一本勝ちし、まさに世界が震撼する王座戴冠劇を演じてみせた。そして半年後、ベガスのT-Mobileアリーナで行われたメキシコ独立記念日を祝福する第1回「NOCHE UFC(UFCナイト)」大会のメインイベントにてリマッチが実現。一進一退の大激闘の判定は三者三様のドローとなり、グラッソが初防衛に成功した。

(C)Zuffa/UFC

それからちょうど一年――。

2度目の「NOCHE UFC」大会──販売開始当初のチケット最高価格250万円以上という、前代未聞のメガイベント──で、両者の決着戦が行われる。ちなみに同日、昨年のNOCHE UFCが行われたT-Mobileではメキシコ人が誇るボクシング世界4階級王者のカネロ・アルヴァレズの防衛戦も行われることになっている。当然デイナ・ホワイト代表やメインを飾るショーン・オマリーは「興行としてカネロに完勝してやる」と息巻いているが、対照的にグラッソは「彼と同じ日に戦えて光栄」と謙虚なコメントを残している。

さて、この夏にESPNでオンエアされたTUF32にて、チームを率いてコーチ対決を行うなど決着戦の機運を盛り上げてきた両者。ただしどちらも対戦相手へのトラッシュトーク等は好まず、互いに敬意を持つ二人の間に特筆すべき個人的な遺恨は存在しない。その代わり昨年の両者の2戦そのものが、純粋な競技としてのMMAの魅力がこれでもかとばかりに凝縮された連続ドラマと言える。両者がケージの上で見せているのは、試合を通してお互いが打・投・極の全てにおいて進化を重ね、どんな苦境にも屈しない魂をぶつけ合う、究極の総力戦としてのMMAだ。

第1戦。4Rまで試合をリードしていたシェフチェンコのスピニングバックキックの空振りに乗じたグラッソは、あっという間にバックを奪ってチョークを極めた。絶対王者のたった一つの不用意な攻撃が仇となった、まさかの大番狂わせとの印象が強かったが、実はグラッソの所属するロボジムのヘッドコーチにして叔父のフランシスコ氏が、王者の試合映像を繰り返し研究して生み出した作戦の成果だったことが後に判明した。

そこに至るまでの試合展開も決して一方的なものではなく、1Rはグラッソが自分の最大の武器であるボクシングを存分に活かし、待ちの姿勢の王者を追い込む場面が目立っていた。2、3Rは戦い方を変えた王者にテイクダウンを取られたグラッソだが、高い危機意識をもって動き続けて凌いでみせた。そして迎えた4R、グラッソは王者のテイクダウンを切り始めると、再びスタンドで攻勢に──命運を分けたバックキックは、ジャブでプレッシャーをかけるグラッソに対し、ややケージ側に詰められかけた王者が放ったものだった。

チームの総力を結集して、あまりにも厚い絶対王者の壁に挑んだグラッソは、序盤は自分の強みを最大限に用いて王者に肉薄。中盤作戦を変えてきたシェフチェンコの攻撃を凌いだ上で後半反撃に転じ、最後についに致命的なミスを誘い出したのだ。たゆまぬ努力と研究、不屈の精神と勝負強さの全てが組み合わさりはじめて可能となった、きわめて劇的な王座戴冠だった。

そして第2戦では、初戦を経て進化した両者によるさらなる高次元の攻防が展開された。「もう同じことは起こらない」と断言したシェフチェンコは、スタンドで受けに回った前回の反省を踏まえて先に仕掛け、鋭いジャブとワンツーを次々とヒット。コンビネーションの最後に強烈な左ミドルも放って完全にペースを掌握した。

しかし2Rは、グラッソが前回見せなかった首相撲からのヒザで反撃。さらにランディ・クートゥアばりに相手の首を抱えてのダーディボクシングで元王者を豪快に殴りつけるという、荒々しくも力強い新しい側面を見せて取り返した。3Rは、シェフチェンコの方が(簡単にエスケープを許した)前回以上にタイトさを増したバックコントロールを披露してさらに上をゆく。続く4Rは、グラッソの荒々しさが再び炸裂。クリンチからの打撃を入れた後にワキをくぐってバックを奪い、高々と抱え上げて元王者を叩きつけるという驚きの新展開を見せた。それを凌いだシェフチェンコが終盤バックを奪い返すと、グラッソは前転してのヒール狙いで逆襲し、さらなる引き出しを開けた。

お互いがお互いの進化に対応し、「その先」を行き合って迎えた最終R。消耗し被弾が目立つグラッソだが、頭を振りながら前に。その右フックをくぐったシェフチェンコは組みつくと、首を抱える形で強引に倒しにいってしまう。ここで一瞬体をずらしたグラッソは、首をすっぽ抜けさせるような形でバックを奪取。前回のスピンキック同様、会場の誰もが思わず大声を上げてしまうような決定的なシーンを経て有利なポジションを奪ったグラッソが、背後からの強烈なパウンドやフェースロックを仕掛けるうちに試合は終了した。

1Rと3Rは間違いなくシェフチェンコ。逆に2Rと5Rは明らかにグラッソ。4Rをどちらに付けるか次第と思われた判定は、何と3者3様のドロー。4Rの判断によって48-47、あるいは47-48と付けた2人の採点は十分理解できるとして、問題はもう一人のジャッジ。4Rをシェフチェンコに付けたにもかかわらず、最終Rは10-8でグラッソに与えていた。

この最終回、ダメージという点で全ラウンド中もっとも差があったことは確かだ。しかし現代MMAにおいては、よほど一方的な展開にならない限り2点差を付けることはない。例外的な──意図的な「得点調整」と思われても仕方のないような──採点が行われた上で、グラッソのドロー防衛が成立したことになる。

試合直後のインタビュー。母国メキシコを祝う日に初防衛を果たしたグラッソは「私のパンチの方が強力だった。私が勝者よ!」と宣言し、インタビュアーのダニエル・コーミエに「でも結果はドローですよ」と訂正されてしまうも笑顔を見せた。

対するシェフチェンコの方は苦笑しながら「メキシコ独立記念日のプレッシャーで、ジャッジはこんな採点をしたのでしょうね。もしもこれがフェアな競技だったとしたら、勝利は私のものだった」と語り、当然のようにメキシコ系の大観衆からブーイングを浴びてしまう。元・絶対女王の名前に恥じない素晴らしい戦いを見せてくれただけに、最終Rのジャッジは確かに気の毒だった。

しかし、前回と同じく最後の最後に痛恨の、かつ決定的なミステイクを犯してしまったことは否めない。そしてそのミスが、苦境に立たされながらも自分を信じて前に出たグラッソの気迫と執念によって引き出されたこともまた、前回と同様だ。そして最終的には、もはや両選手の力ではどうすることもならない領域=ジャッジによる判断によって明暗が別れた。

グラッソとシェフチェンコ。お互いに研究を尽くして全局面での進化を遂げ、全てをぶつけ合った両者による昨年の2試合は、究極的には技術や理屈を超越した勝負強さと、それさえも及ばぬ運が作用し、刹那で天国と地獄が入れ替わってしまう──そんな現実の残酷さも我々に見せつけてくれた。MMAの凄さ、奥深さ、さらには不条理さまで堪能させてくれる極上の連続ドラマだった。

あれから一年──今度はどのような形で両者は「極上の、さらなる先」を見せてくれるのだろうか。前回シェフチェンコの鋭いジャブに翻弄されたグラッソ陣営が今回出してくる答は? 逆にグラッソのダーティボクシングにしてやられたシェフチェンコの対策は? 回を増すごとに高度化する両者のテイクダウン&コントロール&スクランブル&サブミッションの攻防の行き着く先は? そして何より、二度に渡って土壇場で自らのミスを引き出したグラッソの無類の勝負強さを、今回シェフチェンコは克服することができるのだろうか? 

女子MMA史上最高の連続ドラマは、週末に完結する。

■視聴方法(予定)
9月15日(日・日本時間)
午前8時30分~UFC FIGHT PASS
午後11時~PPV
午前8時00分~U-NEXT

■対戦カード

<UFC世界バンタム級選手権試合/5分5R>
[王者] ショーン・オマリー(米国)
[挑戦者] マラブ・デヴァリシビリ(ジョージア)

<UFC世界女子フライ級選手権試合/5分5R>
[王者] アレクサ・グラッソ(米国)
[挑戦者] ヴァレンチーナ・シェフチェンコ(キルギス)

<フェザー級/5分3R>
ブライアン・オルテガ(米国)
ジエゴ・ロピス(ブラジル)

<ライト級/5分3R>
ダニエル・セルフーベル(メキシコ)
エステバン・リボビチ(アルゼンチン)

<フライ級/5分3R>
ロナルド・ロドリゲス(メキシコ)
オーデ・オズボーン(米国)

<女子バンタム級/5分3R>
アイリーン・アルダナ(メキシコ)
ノルマ・ドゥモント(ブラジル)

<ライト級/5分3R>
マニュエル・トーレス(メキシコ)
イグナシオ・バハモンデス(チリ)

<女子ストロー/5分3R>
ジャスミン・ハウレギ(メキシコ)
ケトレン・ソウザ(ブラジル)

<フライ級/5分3R>
エドガー・チャイレス(メキシコ)
ジョシュア・ヴァン(ミャンマー)

<バンタム級/5分3R>
ラウル・ロサスJr(米国)
アオリーチーラン(中国)

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45 F1 MMA o UFC   イグナシオ・バハモンデス エドガー・チャイレス ジョシュア・ヴァン チャールズ・ジョンソン

9.14『UFC 306: O’Malley vs. Dvalishvili』エドガー・チャイレスの対戦相手がケビン・ボルハスからジョシュア・ヴァンに変更



9.14『UFC 306』でマヌエル・トーレス vs. イグナシオ・バハモンデス、ヤスミン・ハウレギ vs. ケトレン・ソウザ etc.(2024年09月03日)

 こちらの続報。


 UFCが9月14日にネバダ州パラダイスのスフィアで開催する『UFC 306: O'Malley vs. Dvalishvili』でエドガー・チャイレスと対戦予定だったケビン・ボルハスが欠場、代わりにジョシュア・ヴァンがチャイレスと対戦するとのこと。

 ヴァンは7月の『UFC on ESPN 59: Namajunas vs. Cortez』でチャールズ・ジョンソンに3R KO負けして以来の試合。続きを読む・・・
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F1 MMA o UFC UFC Fight Night   アレッサンドロ・コスタ イグナシオ・バハモンデス エドガー・チャイレス クリス・ダンカン サム・ヒューズ ダニエル・ダ・シウバ マーニック・マン

9.14『UFC 306』でマヌエル・トーレス vs. イグナシオ・バハモンデス、ヤスミン・ハウレギ vs. ケトレン・ソウザ etc.



 UFCが9月14日にネバダ州パラダイスのスフィアで開催する『UFC 306: O'Malley vs. Dvalishvili』でマヌエル・トーレス vs. イグナシオ・バハモンデスのライト級マッチが行われるとのこと。

 トーレスは2月の『UFC Fight Night 237: Moreno vs. Royval 2』でクリス・ダンカンに1Rリアネイキッドチョークで勝利して以来の試合で6連勝中(UFC3連勝中)。バハモンデスは4月の『UFC Fight Night 240: Allen vs. Curtis 2』でクリストス・ジアゴスに1R KO勝ちして以来の試合。


 同じく『UFC 306: O'Malley vs. Dvalishvili』でヤスミン・ハウレギ vs. ケトレン・ソウザの女子ストロー級マッチが行われるとのこと。

 ハウレギは2月の『UFC Fight Night 237: Moreno vs. Royval 2』でサム・ヒューズに判定勝ちして以来の試合。ソウザは4月の『UFC on ESPN 55: Nicolau vs. Perez』でマーニック・マンに判定勝ちして以来の試合。


 同じく『UFC 306: O'Malley vs. Dvalishvili』でエドガー・チャイレス vs. ケビン・ボルハスのフライ級マッチが行われるとのこと。

 チャイレスは2月の『UFC Fight Night 237: Moreno vs. Royval 2』でダニエル・ダ・シウバに1R三角絞めで勝利して以来の試合。ボルハスは5月の『UFC 301: Pantoja vs. Erceg』でアレッサンドロ・コスタに2R TKO負けして以来の試合でUFCデビュー以来2連敗中。続きを読む・・・
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45 AB F1 o UFC UFC Fight Night   イグナシオ・バハモンデス

『UFC Fight Night 240: Allen vs. Curtis 2』パフォーマンスボーナス

競技者・指導者のためのウエイトトレーニング大全 パフォーマンスが劇的に向上! [ 片井 忠 ]



 UFCが『UFC Fight Night 240: Allen vs. Curtis 2』のパフォーマンスボーナスを発表。

▼ファイト・オブ・ザ・ナイト
・チェペ・マリスカル vs. モルガン・シャリエール

▼パフォーマンス・オブ・ザ・ナイト
・シザー・アルメイダ、イグナシオ・バハモンデス


 4選手には各5万ドルのボーナス。続きを読む・・・
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45 MMA MMAPLANET o UFN UFN240 イグナシオ・バハモンデス キック クリストス・ギアゴス

【UFN240】190cmのライト級=バハモンデスがリーチをフル活用、左ハイでギアゴスに1RTKO勝利

<ライト級/5分3R>
イグナシオ・バハモンデス(チリ)
Def.1R3分34秒by TKO
クリストス・ギアゴス(米国)

バハモンデスが構えをスイッチしながらプレッシャーをかけて右のカーフキック。ギアゴスは踏み込んで右のストレートを返す。バハモンデスはジャブを返して、ギアゴスの踏み込みにアッパーを狙う。ギアゴスは右ボディストレートから組みつくが、バハモンデスはテイクダウンを許さない。

バハモンデスはスピニングバックキックを顔とボディに蹴り分け、ギアゴスが前に出たところに右ストレートを合わせる。これを受けてケージまで下がるギアゴスはガードを固めて半身になる。バハモンデスはそこにパンチをまとめて、ギアゴスが正対すると右ヒジも狙う。

一旦距離が離れるとバハモンデスは右ストレートで前進。ギアゴスもワンツーを返すが届かない。バハモンデスはジャブから左ミドル、そしてサウスポーにスイッチしての左ハイキック。これがギアゴスの側頭部を捉え、そのままギアゴスは崩れ落ちる。バハモンデスが追撃しようとしたところでレフェリーが試合を止めた。


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45 AB o UFC アマンダ・ヌネス イグナシオ・バハモンデス クリス・カーティス ジョニー・ウォーカー チャーリー・キャンベル ブレンダン・アレン ペドロ・ファルカォン マーヴィン・ヴェットーリ

UFC on ESPN+98:オッズ/予想と展望

ブレンダン・アレン 1.49
クリス・カーティス 2.70
アレクサンダー・ヘルナンデス 1.51
デイモン・ジャクソン 2.64
モルガン・シャリエール 1.87
チェペ・マリスカ1.95
イグナシオ・バハモンデス 1.29
クリストス・ジアゴ3.70
ヴァルター・ウォーカー 1.37
ルーカス・ブジェスキー 3.20
トレバー・ピーク 2.45
チャーリー・キャンベル 1.57
コート・マクギー 3.45
アレックス・モロノ 1.33
ノルマ・ドゥモン 1.65
ジャーメイン・デ・ランダミー 2.30
ペドロ・ファルカォン -
ヴィクトル・ウーゴ -
ピエラ・ホドリゲス 1.74
シンシア・カルビー2.14
ダン・アルグエタ 2.36
ジェアン・マツモト 1.62
ディラン・ブドゥカ 1.65
セザル・アウメイダ 2.30
ノーラ・コノール 3.80
メリッサ・マリンズ 1.28

メインはミドル級。マーヴィン・ヴェットーリがブレンダン・アレンと対戦予定だったが、ヴェットーリが3週間前に欠場となり、クリス・カーティスが代役出場。両者は2021年に対戦している。当時、カーティスは1ヶ月前に代役でUFCデビューし1RKO勝ちしたばかりで、アレンがランカーのブラッド・タバレスと組まれていたが、その時もタバレス欠場によりカーティスが代役出場している。試合はアレンがテイクダウンを奪って優勢に試合を進めていたが、2Rにカーティスがボディブローで攻めてからの右フックを効かせ、最後はヒザを顔面に打ち込んでKO勝ち。

グラップラーのアレンはカーティスに敗れて以来6連勝中で、しかも5試合がチョークでの勝利。ランキング入りしてもなかなか上位ランカーと組まれなかったが、今回ようやくランキング5位のヴェットーリとの対戦が組まれていた。UFC11勝2敗で、敗れた相手はアレンと元王者ストリックランド。

激闘型ストライカーのカーティスはコンテンダーシリーズで勝ってもUFCと契約できず、一時は引退を表明していたが、復帰すると34歳で代役でUFCと契約。その後も緊急出場でチャンスを掴み、劣勢の展開からパンチ一発で逆転勝利して、アレンより先にランキング入り。が、対ランカーとの試合では、ここまで勝利がない。

前回は直前のカード変更でカーティスもUFCで1戦しかしておらず、アレンは十分対策ができていなかった。今回もカード変更ではあるが、準備期間はあり、カーティスの強み・弱みももう明らかになっている。

アレンが手堅く判定勝ちと予想。

メインカードでは、ヘビー級ランカージョニー・ウォーカーの弟、ヴォルター・ウォーカーがUFCデビュー。昨年6月にTitan FCのヘビー級王座を獲得。9月にデビュー予定だったが、負傷欠場で延期になっていた。ここまで11戦全勝(6KO・1一本勝ち)の26歳。初戦はUFC0勝3敗のプジェスキー戦。さすがにこの相手に負けるようなことはないと思うが…。

プレリムでは、初代女子フェザー級王者のジャーメイン・デ・ランダミーが3年半ぶりに復帰。フェザー級王座は防衛せず剥奪され、それ以降はバンタム級で戦っている。UFC7勝2敗の2敗はいずれも元バンタム&フェザー級王者のアマンダ・ヌネス。相手のノルマ・ドゥモンはUFC6勝2敗だが、1試合を除いてすべてフェザー級。唯一バンタム級で組まれた試合も体重オーバーしており、UFCでバンタムまで落とせたことがない(それどころかフェザー級でも体重オーバーしている)。女子フェザー級が継続するなら、王座決定戦出場の有力候補だったが、UFCはやはり女子フェザー級は廃止するつもりのようだ。

第1試合開始は7日朝4時。速報します。

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MMA o ONE UFC YouTube   イグナシオ・バハモンデス ダスティン・ジャコビー ルドヴィット・クライン ロブ・フォント

『UFC on ESPN 50: Sandhagen vs. Font』前日計量動画

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MAIN CARD (ESPN/ESPN+, 9 p.m. ET)

・Cory Sandhagen (139.5) vs. Rob Font (139) – 140-pound contract weight
・Jessica Andrade (115.5) vs. Tatiana Suarez (115.5)
・Dustin Jacoby (205) vs. Kennedy Nzechukwu (205)
・Diego Lopes (145.5) vs. Gavin Tucker (145)
・Tanner Boser (204.5) vs. Aleksa Camur (204)
・Ignacio Bahamondes (156) vs. Ludovit Klein (156)

PRELIMINARY CARD (ESPN/ESPN+, 6 p.m. ET)

・Raoni Barcelos (135.5) vs. Kyler Phillips (135)
・Carlston Harris (170) vs. Jeremiah Wells (170.5)
・Damon Jackson (145.5) vs. Billy Quarantillo (145)
・Cody Durden (125.5) vs. Jake Hadley (126)
・Dennis Buzukja (146.5)* vs. Sean Woodson (146)
・Asu Almabaev (125.5) vs. Ode Osbourne (125.5)

 『UFC on ESPN 50: Sandhagen vs. Font』前日計量結果。メインカードは全員パス。プレリミナリーカードでデニス・ブズカが146.5ポンドと0.5ポンドオーバー。出場給の20%を譲渡し試合は行われます。




 前日計量動画。


 MMAJunkieスタッフによるメインカード勝敗予想。

・コリー・サンドヘイゲン vs. ロブ・フォントはサンドヘイゲン支持10人、フォント支持1人。

・ジェシカ・アンドラジ vs. タティアナ・スアレスは11人全員スアレス支持。

・ダスティン・ジャコビー vs. ケネディ・エンゼチュクウはジャコビー支持2人、エンゼチュクウ支持9人。

・ディエゴ・ロペス vs. ギャヴィン・タッカーはロペス支持6人、タッカー支持5人。

・タナー・ボザー vs. アレクサ・カムールはボザー支持10人、カムール支持1人。

・イグナシオ・バハモンデス vs. ルドヴィット・クラインはバハモンデス支持10人、クライン支持1人。続きを読む・・・
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MMA o UFC イグナシオ・バハモンデス ウマル・ヌルマゴメドフ エイドリアン・ヤネス カイラー・フィリップス カールストン・ハリス キック ジョゼ・アルド ダスティン・ジャコビー ピョートル・ヤン マルロン・ヴェラ モフサル・エフロエフ ロブ・フォント

UFC on ESPN50:オッズ/予想と展望

コーリー・サンドヘイゲン 1.29
ロブ・フォント 3.70
ジェシカ・アンドラージ 3.85
タティアナ・スアレス 1.28
ダスティン・ジャコビー 2.30
ケネディ・エンジーチュクー 1.65
ディエゴ・ロペス 1.56
ギャビン・タッカー 2.45
タナー・ボーザー 1.65
アレクサ・カムール 2.30
イグナシオ・バハモンデス 1.43
ルドビト・クライン 2.90
カイラー・フィリップス 1.51
ラオーニ・バルセロス 2.64
ジェレマイア・ウェルズ 1.77
カールストン・ハリス 2.10
ビリー・クアランティー1.56
デイモン・ジャクソン 2.50
ショーン・ウッドソン -
デニス・ブズカ -
コーディ・ダーデン 2.60
ジェイク・ハドリー 1.52
オデー・オズボーン 2.60
アスー・アルマバイエフ 1.52

メインではMMA全勝のハビブ・ヌルマゴメドフのいとこ・ウマル・ヌルマゴメドフが、バンタム級タイトル戦線の門番・サンドヘイゲンに挑戦する試合が組まれており、勝てばヌルマゴメドフ一族2本目のUFCタイトル挑戦のチャンスだったが、ウマルが負傷欠場。再来週のUFC292でソン・ヤドン戦が組まれていたが、同じ頃にヤドンが欠場し相手がいなくなったロブ・フォントが2週間前倒しして出場し対戦することに。試合までの日程が短くなったことで、バンタム級ではなく140ポンドのキャッチウェイトで行われる。

元キック世界王者サンドヘイゲンはピョートル・ヤンとの暫定王座決定戦では後半打撃で押される展開で判定負けしたが、その後2連勝。前回はマルロン・ヴェラ相手にタックルからのテイクダウン主体で攻め、MMAファイターとしての成長を見せた。

そのヴェラに完敗しているフォント。その前にはジョゼ・アルドにも敗れていて2連敗していた中迎えた前戦は無敗の下位ランカー・エイドリアン・ヤネスの挑戦を受ける試合になったが、ボクサーのヤネスに打撃で打ち勝って1RKO勝ち。しかし今回もまた、下位ランカーのソン・ヤドンと対戦する予定だった。ヤドン欠場のおかげで上位ランカーと対戦するチャンスが巡ってきた。

ヴェラに打撃で打ち負けたフォントと、打撃で打ち勝ちながらテイクダウンでも攻めたサンドヘイゲン。緊急出場ということもあり、オッズは大差でサンドヘイゲン。

サンドヘイゲン判定勝ち。

セミは2月に3年8ヶ月ぶりに復帰したタティアナ・スアレスがランキング5位のアンドラージと対戦。もともとランキング2位まで行って、タイトル挑戦目前での長期欠場だったので、ここで勝てば次にタイトル挑戦のチャンスが回ってきてもおかしくない。

セミ前ではディエゴ・ロペスUFC2戦目を行う。ロペスは5月に試合1週間前に緊急の代役でUFCと契約。いきなり無敗のランキング10位モフサル・エフロエフと組まれたが、1Rに腕十字、終了間際に膝十字を極めかけ、負けたものの評価を上げた。今回はUFC4勝2敗で中堅のタッカーとの試合が組まれている。

他にも、プレリムからランキング入り目前の選手が出場。今回はベガスのAPEXではなく、テネシー州ナッシュビルでの客入りイベントのため、カードの質が高い。というかAPEXのカードが悪すぎるので、もうちょっとバランスをとって欲しい。

第1試合開始は6日朝7時から。速報します。