<フェザー級/5分3R>
ソディック・ユースウ(米国)
Def.1R0分30秒by ギロチンチョーク
ドン・シェイニス(米国)
右ヒザから右前蹴りから首相撲にシェイニスを捕らえたユースウがヒザを連続でボディに突き上げる。明かに効かされたシェイニスが懸命に前進し、左右のヒザを受けながらダブルレッグを仕掛ける。まるで、その隙を与えたようにユースウはギロチンをセットアップしてジャンピンガードから引き込むと、速攻でタップを奪った。
<フェザー級/5分3R>
ソディック・ユースウ(米国)
Def.1R0分30秒by ギロチンチョーク
ドン・シェイニス(米国)
右ヒザから右前蹴りから首相撲にシェイニスを捕らえたユースウがヒザを連続でボディに突き上げる。明かに効かされたシェイニスが懸命に前進し、左右のヒザを受けながらダブルレッグを仕掛ける。まるで、その隙を与えたようにユースウはギロチンをセットアップしてジャンピンガードから引き込むと、速攻でタップを奪った。
<ヘビー級/5分3R>
イリル・ラティフィ(スウェーデン)
Def.3-0:30-27.30-27.30-27
アレクセイ・オレイニク(ロシア)
四十路対決はオレイニクの踏み込みで、両者が頭がクラッシュしてスタートする。両者揃って打撃を見せて組もうという流れのなかで、ラティフィはオレイニクの右ローをキャッチしてテイクダウンを決める。オレイニクはクローズドガードを取りラティフィの左腕を抱えていく。ラティフィはその左腕をマットにつけたまま、右のパンチをボディと顔面に打っていく。オレイニクはカンヌキにとり、完全に試合が止まる。右腕を抜かれたオレイニク、ラティフィは左腕を一度抜きながら、もう一度キャンパスにつける。
ラティフィは右腕を拳を固めた状態でマットにつけており、あまりない形でオレイニクが抱えていく。オレイニクのオーバーフックもルーズで、ラティフィは比較的に簡単にパンチを打てる状態でトップをキープして初回が終わった。
2R、オレイニクが右オーバーハンド、アッパーを伸ばしラティフィが距離を取る。距離が近づくと右を思い切り振るうラティフィに対し、オレイニイクは「行くぞ」、「行くぞ」と右を見せてオーバーハンドに。かわしたラティフィは右を見せて突進するが組めずに離れる。この踏み込みにオレイニクはパンチを合わせるという展開のなか、右アッパーを振りまわす。オレイニクは右ローを蹴り、前蹴りへ。さらにインローのオレイニクに組んだラティフィだが、胸を合わせることがデキずに離れる。
ラティフィのダブルレッグをスプロールしたオレイニクだったが、右の蹴りのタイミングでダブルレッグで倒され、サイドで抑えられる。得意のエゼキエルチョークに入れないオレイニクが、エルボーを連打される。背中を見せたオレイニクをコントロールするラティフィがサイドで抑え直しラウンドが終わった。
インターバル中もそのまま上を向いて寝転がったままだった俺に行くが、椅子に座り3Rも戦う意志があることを見せる。
最終回、前に出るオレイニクにラティフィが左フックを当てる。さらに左オーバーハンドを見せたラティフィは、シングルのフェイクを見せスプロールしたオレイニクのバックを伺う。ここは反応したオレイニクは距離を詰めて首相撲からヒザを突き上げる。ラティフィはアッパーで離れ、ダブルからクリンチへ。ケージに尻をつけたオレイニクは、前傾姿で頭をラティフィの胸につけ、手首を掴む。より頭を低くしたラティフィが離れると、すぐに同じ形にになりオレイニクがヒザをボディに入れる。
左を差したラティフィは、その右手首を両手で掴んできたオレイニクに右アッパーを入れる。残り1分強、離れた両者だがすぐに同じ形のクリンチの状態に。オレイニクは両手で手首をとりにいく状態を使われ、前方にいなされてバックを許す。胸を合わせることができないオレイニクはケージに押し込まれた状態でタイムアップを迎え、ラティフィのハグした。
結果、当然フルマークでラティフィの判定勝ち。勝利者インタビューで「40歳になり、これがUFCとの契約最後の試合だ。これからどうなるか分からない。この試合を最後にしたくない。2日前に左足が感染症になり、熱が出てもコーチにも伝えず戦ったんだ。キャンセルはできなかった。でも、左足が動かなかった。」とラティフィは話した。
<ミドル級/5分3R>
ブレンダン・アレン(米国)
Def.1R4分17秒by RNC
クリシュトフ・ヨッコ(ポーランド)
サウスポーのヨッコが左の蹴りを使い、アレンが右ミドルを決める。続く右ハイのタイミングでテイクダウンを取られたアレンが、オモプッタ狙いのようなストレートアームロックを仕掛ける。腕を抜いたヨッコはハーフで抑え、左のパンチを顔面に打っていく。下から煽るアレンを枕で抑えたヨッコだが、肩ブリッジでリバーサルを許し下になる。クローズドの中でアレンは胸を合わせて抑え、腰を上げた右のパンチを打っていく。スクランブルで立ち上がったヨッコをボディロックテイクダウンし、そのままマウントに入ったアレンは足を一本絡まれても、3/4マウントの形で頭の後ろに手を通してヨッコの右手を制する。嫌がり一瞬ヨッコが下を向くタイミング瞬間に、RNCを完成させたアレンが一本勝ちを決めた。
<140ポンド契約/5分3R>
チェルシー・チャンドラー(米国)
Def.1R4分15秒by TKO
ユリア・ストレアレンコ(リトアニア)
試合がなくなったタバタ・ヒッチがコーナーに就いたストレアレンコが左ローから左、そして右を振るいダブルレッグで一気にテイクダウンを奪う。マウントを取ったストレアレンコは腕十字に即入るが、失敗しガードを取る。左のパウンドを落とすチャンドラーは、右腕への十字に反応し、腕を抜いてパンチを纏める。ストレアレンコが腰を切ったところで腕を抜いて立ち上がったチャンドラーが右をヒットする。
右ミドルにも右を当てるチャンドラーは、ワンツーからスリーとパンチを集中させる。ストレアレンコは2度目のテイクダウン狙いを潰され、逆にマウントを許す。ブリッジからシザースでエスケープしたストレアレンコは、立ち上がったチャンドラーに組んで投げを打つように下になる。チャンドラーはスタンドで待ち受け、左ストレートを打ち込む。ストレアレンコはダブルレッグをここでも止められ引き込む。同時にマウントをチャンドラーに取られると左右のパウンドを連打されレフェリーが試合を止めた。
【写真】波乱万丈、人に歴史あり。かといって、それで勝てるほどMMAは甘くない。ストレアレンコは連勝なるか (C)Zuffa/UFC
1日(土・現地時間)にネヴァダ州ラスベガスのUFC APEXで開催されるUFN211:UFN on ESPN+69「Dern vs Yan」でユリア・ストレアレンコがチェルシー・チャンドラーと戦う。
バルトの格闘技王国リトアニアからSEI☆ZAに参戦し、日本での生活も経験した。さらにラウェイでも戦ったストレアレンコは、母国リトアニアでキャリアの再スタートを切り、TUF、INVICTA FCからUFCへ。3連敗を経て、ようやく片目を開けたばかりのストレアレンコにリトアニア時代を振り返ってもらい、タバタ・ヒッチと揃い踏みする予定だった今回の試合への意気込みを訊いた。
──以前からユリアには尋ねたいことがたくさんがありましたが、今日は15分という限られた時間ですが、可能な限りユリアの格闘技歴についてお尋ねしたいと思います。ユリアと言えば日本でSEI☆ZAで活躍していたことが有名ですが、それ以前にバルトの格闘技大国リトアニア出身という点に興味がありました。リトアニアはドナタス・シマナイティスがBUSHIDOリトアニアを立ち上げキックやMMAが非常に盛んな国です。
「私もドナタスのグループで何度も試合をしたことがあるし、凄く良い関係なの。私の格闘技歴はまだ小さかった頃、12歳の時の空手から始まったんだけど、その空手は私が見たことがあったような空手ではなかったわ」
──どの流派だったのでしょうか。
「協会はユニバーサル・カラテ・フェデレーションという名前だったけど、私の先生は剛柔流空手がベースでケンポー・カラテの練習もしている人だった。私自身、極真空手のルールでも戦っていたし、松濤館空手の大会にも出ていたわ」
──何でも有り空手道だったわけですね。
「そうね一つのスタイルに拘ることなく、どんな空手にもチャレンジをして……全てが楽しかったわ。もともと生まれ故郷のヴィサギナスというベラルーシとラトビア国境に近い街で空手を始めて、高校を卒業した18歳の時にカウナスに移って今のコーチのドナタス・ホウトベリスと出会ったの」
──私も19年や18年ぐらい前にリトアニアを何度か訪れたことがあり、カウナスにあったティターナスジムを訪れたことがあります。たしかボーリング場の2階にあったジムです。
「本当? 実は私のコーチは、元々はティターナスの道場生よ」
──そうなのですか!!
「だから私もティターナスでは何度か練習したことがあって、今は新しいロケーションにジムは移ったけど、たしか4年ぐらい前までボーリング場の建物にジムはあったはずよ。ドナタスはリトアニアにブラジリアン柔術を持ち込んだ最初の世代で、彼も元々は違うスタイルのマーシャルアーツを学んでいて、若い頃はムエタイで戦っていたの。最初は友人が柔術を習っていて、私も指導を受けると『MMAの戦うならスタイルを変える必要がある』とドナタスに言われたわ。彼はただ柔術、ムエタイ、ボクシングという風に別々の競技を考えていたわけじゃなくて、全てを融合してコンプリートファイターを育てようとしていたから。
私はトラディショナル・マーシャルアーツを学び、MMAファイターとして必要なモノをドナタスから吸収してMMAを戦うようになった。そしてドナタス・シマナイティスから声が掛かってBUSHIDOにも出場したけど、そのときはドローで。でぽ、それから暫らくしてドナタス・シマナイティスから日本のプロモーションが選手を探している。日本で戦わないかと言うオファーがあったの」
──それがSEI☆ZAだったのですね。
「そうなの。ドナタス・シマナイティスはその時点で、私はリトアニアではベストの1人だと思っていてくれていたみたいで。日本では人生で最高の経験をさせてもらったわ。人生が変わったといっても良いぐらいに。それまで海外で試合のチャンスなんてなかったし、国内でも年に1試合ぐらいしか戦う機会はなかった。
SEI☆ZAはMMAではないけど、アマチュアMMAに近かった。私はいきなりプロになったから、アマチュアMMAの経験がなくて。日本でSEI☆ZAを戦うことで、改めてキャリア序盤に必要なアマチュアMMAでのキャリアの積むことができたわ。MMAはどういう風に戦うのかをSEI☆ZAで知ることができた。
しかも日本では伝統的な武道の稽古も積むことができたのは素晴らしい経験になっているわ。合気道、剣道、薙刀という武道の稽古は、今から振り返っても興味深いモノだし。私はただMMAを戦うだけでなく、技の歴史や格闘技や武道の歴史に触れて、精神的な部分を成長させたくて。武道を学ぶことで技術的にも体の機能という面でも、理解を深めることができて、MMAをいかに戦うのかという部分で成長したわ。それに生きていて辛いと感じる時も、あの経験があったからしっかりと克服できるようになれたわ」
──SEI☆ZAでの活動期間中と北米に進出を果たす前年の2019年にはラウェイも戦っていますね。
「最高だったわ。ラウェイは大好きよ。ベアナックルで頭突きもあって。『最高、これ戦ってみたい』って思ったの。でもSEI☆ZAの関係者も『気でも狂ったのか?』って言っていたわ(笑)。最初に出た時は、ルールも理解できていなかったけど『掴んで殴れば良いわ』って。それにラウェイの判定なし、KOで勝たないとドローになるというルールセットが特に好きで。
本来、ファイトってそうじゃないといけないと思う。フィニッシュできなければドローよ、ファイトは」
──その経験がユリアを強くしたと思っていますか。
「貴重な経験になったけど、そういうメンタルが子供の頃から私にはあったんだと思う。実際に試合に出るようになってからも、恐怖を感じることなく戦うことができているわ」
──では今回のチェルシー・チャンドラー戦、UFC3連敗から1勝を挙げたユリアにとって今後のキャリアアップを考えると、非常に大切なファイトになると思います。
「本当に大切な試合よ。ようやく勝つことができたから、ここから勝利を重ねていかないと。何より、UFCで初めて自分より経験の少ない相手と戦うんだし、絶対に落とせないわ。全てを出し切って、勝利を掴むつもりよ」
──今回はSEI☆ZA時代の仲間タバタ・ヒッチと同じ大会で戦います(※インタビュー後、ヒッチの試合はキャンセルになった)。
「私にとってタバタは妹のような存在。いつかこんな日が来ると良いね……なんて2人で日本で話していて。5年後に実現するなんて、本当に信じられないわ。これこそ夢が現実になったっていうことよね」
──素晴らしい話です。ユリアにはもっと尋ねたいことがあるのですが、時間が来てしまいました。最後に日本のファンにメッセージをお願いします。
「私は日本への感謝の気持ちを忘れたことはないわ。タバタと一緒に日本社会の中で過ごした日々が、私と彼女のキャリアの第一歩になっている。日本で私たちを尊敬し、応援してくれた人々のことを絶対に忘れることはないわ。土曜日、日本の皆に喜んでもらえる試合をすることを約束するわ。そして、タバタと2人で日本のファンに勝利を届けるから」
■視聴方法(予定)
10月2日(日・日本時間)
午前6時00分~UFC FIGHT PASS
■UFN211計量結果
<女子ストロー級/5分5R>
マッケンジー・ダーン: 115.5ポンド(52.38キロ)
イェン・シャオナン: 115.5ポンド(52.38キロ)
<ウェルター級/5分3R>
ランディ・ブラウン: 170.5ポンド(77.34キロ)
フランシスコ・トリナルド: 170ポンド(77.11キロ)
<バンタム級/5分3R>
ハオーニ・バルセロス: 135.5ポンド(61.46キロ)
トレヴィン・ジョーンズ: 135ポンド(61.24キロ)
<フェザー級/5分3R>
ソディック・ユースウ: 145.5ポンド(66.0キロ)
ドン・シェイニス: 146ポンド(66.22キロ)
<140ポンド契約/5分3R>
ジョン・カスタニエダ: 139.5ポンド(63.27キロ)
ダニエル・サントス: 138.5ポンド(62.82キロ)
<ライト級/5分3R>
マイク・デイヴィス: 155ポンド(70.31キロ)
スラヴァ・ボルシェフ: 155.5ポンド(70.53キロ)
<ヘビー級/5分3R>
アレクセイ・オレイニク: 254ポンド(115.21キロ)
イリル・ラティフィ: 253ポンド(114.75キロ)
<ライト級/5分3R>
ジョアキン・シウバ: 155ポンド(70.31キロ)
ジェシー・ロンソン: 155.5ポンド(70.53キロ)
<ミドル級/5分3R>
ブレンダン・アレン: 186ポンド(84.37キロ)
クリシュトフ・ヨッコ: 185.5ポンド(84.14キロ)
<ライトヘビー級/5分3R>
マキシム・グリシン: 205.5ポンド(93.21キロ)
フィリッピ・リンス: 205.5ポンド(93.21キロ)
<140ポンド契約/5分3R>
ユリア・ストレアレンコ: 139.5ポンド(63.27キロ)
チェルシー・チャンドラー: 140ポンド(63.5キロ)
<バンタム級/5分3R>
ランディ・コスタ: 135ポンド(61.24キロ)
グイド・カネッティ: 135.5ポンド(61.46キロ)
【写真】散打の選手は基本的に打撃を使った後のバランスは良いが、足を取られることに対してレスリングの強化は欠かせない (C)Zuffa/UFC
9月30日(金・現地時間)、1日(土・同)にネヴァダ州ラスベガスのUFC APEXで開催されるUFN211:UFN on ESPN+69「Dern vs Yan」の計量が行われている。
メインは女子ストロー級のマッケンジー・ダーンイェン・シャオナンが組まれた今大会、マッケンジーにとってはUFCで2度目のメイン登場で、同様に5回戦も2度目となる。対するシャオナンはUFC9戦目で初めてヘッドライナーを務めることとなった。また前回大会のソン・ヤードンに続き、中国人選手が2大会連続でメインを戦うことになる。
そのシャオナン、現女子ストロー級世界王者カーラ・エスパルザ、そしてマリナ・ホドリゲスと連敗中で今回のメインを務めることになっている。
マッケンジーも前回のメイン出場では、シャオナンと同様にホドリゲスに判定負けを喫しているが、5Rの経験という部分では文字通り1日の長がある。スタイル的にも散打ベースのムエタイがバックボーンのシャオナンは、マッケンジーを相手に寝技には持ち込まれたくない。いやグラウンドでは苦戦は免れないどころか、上でも下でも常に一本負けの危機があるといって良いだろう。
独特のサイドキック基調で、足をジャブのように使えるシャオナンだが、UFCで挙げた6勝は全て判定勝ちで世界最高峰ではKOパワーがあるとは言い難い。計量の様子からもフィジカルではマッケンジーを上回るシャオンとはいえ、パンチを被弾することをいとわず、組んで倒せば勝利が近づくマッケンジーと距離を取り、組みを切って25分間戦い続けるのは至難の技だ。
テイクダウン&極めを如何に耐え、常にフィニッシュ狙いのマッケンジーが疲弊させ、かつサイドキックやジャブで削ることができるか。シャオナンにとっては我慢の初メインとなる。
またバンタム級のトレヴィン・ジョーンズハオーニ・バルセロス、45歳のアレクセイ・オレイニクと40歳のイリル・ラティフィの仕切り直しの一戦など、負けると後がない対決も気になるファイトナイトだ。
なおマッケンジーと共にファイトキャンプを行ったタバタ・ヒッチは、対戦相手のジェシカ・ペネの体調不良で試合がキャンセルされている。
■視聴方法(予定)
10月2日(日・日本時間)
午前6時00分~UFC FIGHT PASS
■UFN211計量結果
<女子ストロー級/5分5R>
マッケンジー・ダーン: 115.5ポンド(52.38キロ)
イェン・シャオナン: 115.5ポンド(52.38キロ)
<ウェルター級/5分3R>
ランディ・ブラウン: 170.5ポンド(77.34キロ)
フランシスコ・トリナルド: 170ポンド(77.11キロ)
<バンタム級/5分3R>
ハオーニ・バルセロス: 135.5ポンド(61.46キロ)
トレヴィン・ジョーンズ: 135ポンド(61.24キロ)
<フェザー級/5分3R>
ソディック・ユースウ: 145.5ポンド(66.0キロ)
ドン・シェイニス: 146ポンド(66.22キロ)
<140ポンド契約/5分3R>
ジョン・カスタニエダ: 139.5ポンド(63.27キロ)
ダニエル・サントス: 138.5ポンド(62.82キロ)
<ライト級/5分3R>
マイク・デイヴィス: 155ポンド(70.31キロ)
スラヴァ・ボルシェフ: 155.5ポンド(70.53キロ)
<ヘビー級/5分3R>
アレクセイ・オレイニク: 254ポンド(115.21キロ)
イリル・ラティフィ: 253ポンド(114.75キロ)
<ライト級/5分3R>
ジョアキン・シウバ: 155ポンド(70.31キロ)
ジェシー・ロンソン: 155.5ポンド(70.53キロ)
<ミドル級/5分3R>
ブレンダン・アレン: 186ポンド(84.37キロ)
クリシュトフ・ヨッコ: 185.5ポンド(84.14キロ)
<ライトヘビー級/5分3R>
マキシム・グリシン: 205.5ポンド(93.21キロ)
フィリッピ・リンス: 205.5ポンド(93.21キロ)
<140ポンド契約/5分3R>
ユリア・ストレアレンコ: 139.5ポンド(63.27キロ)
チェルシー・チャンドラー: 140ポンド(63.5キロ)
<バンタム級/5分3R>
ランディ・コスタ: 135ポンド(61.24キロ)
グイド・カネッティ: 135.5ポンド(61.46キロ)
【写真】こちらからではなく、タバタの方から日本のファンに「my loveを伝えたい」と言ってくれた (C)MMAPLANET
10月1日(土・現地時間)、ネヴァダ州ラスベガスのUFC APEXで開催されるUFN211:UFN on ESPN+69「Dern vs Yan」にタバタ・ヒッチが出場し、ジェシカ・ペネと対戦する。
今大会では2017年に日本で寝起きを共にし、SEI☆ZAで戦ったユリア・ストレアレンコも第2試合でチェルシー・チャンドラーと戦う。5年前、日本で知り合ったブラジル人とリトアニア人は終生の友となり、今や世界の最高峰で戦うようになった。そして、同じ日にUFCで勝利するという夢を実現させようとしている。
──タバタ、ZOOMをオープンするのが遅れてしまってスミマセン。ユリア(ストレアレンコ)のインタビューを今の今までやっていました。
「全然、大丈夫よ。インタビューしてくれてありがとう。ユリアは私との練習が終わってすぐにインタビューに向かっていったわ(笑)。ユリアと同じ日にUFCで戦えるなんて、本当にハッピーよ。夢が実現して、スーパーエキサイトしているの。5年前に日本で一緒に暮らして、SEI☆ZAに出ていた私たちが世界最高峰で一つのイベントのカードに名前が並んでいる──日本でユリアと『どうすればUFCで戦えるようになるかな。でも、とんでもなく大変なんだろうね』なんて話していた日が昨日のようよ。
だからこそ今、この瞬間が幸せでたまらないわ。夢は諦めちゃいけないのよ。でも本当の夢は2人して、UFCで勝つことよ。それは土曜日に実現させるから(笑)」
──5月に事前の予想では不利と見られていたポリアナ・ヴィアナ戦で勝ったことは、大きかったですね。
「私自身は試合前から自信があって、あの試合は勝てるという気持ちで挑んでいたわ。しっかりと作戦を立てて、実行できたことで自信はさらに深まった感じね」
──では今回の対戦相手、ジェシカ・ペネの印象を教えてください。
「ジェシカはスロトー級のパイオニアの1人。そんな選手との試合はランキングをアップさせるチャンスだし、大きなステップにしたいと思っている。経験豊かで、柔術では黒帯。ジャスティン・フローレスという素晴らしい柔道コーチも就いているし、彼女と戦うことは楽しみでならないわ。でも、やっぱり柔術よね。彼女の一番の武器は。
ただ身長で少し私の方が小さくて、レスリングの展開になると彼女は上半身を固めて柔道の投げ技を狙うでしょうけど、その時こそ私が彼女をテイクダウンするチャンスよ」
──柔道ならタバタも負けないという自信は?
「そうね(笑)。私も自分の柔道を見せるチャンスがあると思う。でも、どの局面になってもしっかりと戦うわ。この試合はこれからのキャリアアップを考えると、本当に大切な一番になる。ここで勝って、ランキングをしっかりと上げて将来的にはタイトル挑戦を実現させたいから」
──この試合前もメインで戦うマッケンジー・ダーンと練習してきたのでしょうか。
「マッケンジーとはファイトキャンプも一緒だったわ。同じ日に戦うから、互いの準備になった。マッケンジーがどれだけ調子が良いのか、トレーニングパートナーだった私が一番知っているわ。マッケンジーはイェン・シャオンを相手にフィニッシュして勝つ。相談言できる」
──マッケンジーは今や打撃も使いますが、もともとは卓越したグラップラーです。ただし、今や多くの選手が柔術はディフェンスに使って、寝技の攻防は避けられるようになっています。そのなかでマッケンジーはサブミッションに賭けた試合をすることも少なくないです。彼女のMMAに向かう姿勢に何か感じることはありますか。
「マッケンジーは本当に卓越した柔術家よ。どういう場面で柔術を使って戦えば良いのかも、知り抜いている。MMAで柔術を武器にするには、技術的にもアジャストが重要で、そういう部分でもマッケンジーはパンチ、エルボーを考慮して柔術を使いこなしている。
私も彼女と一緒に練習することで、そういう面でも成長できた。だから、今回の試合は私もグラップリングの強さを見せるチャンスだと思っているわ。土曜日の夜は、もちろんフィニッシュを狙っているけど、それ以上に自分のスキルをしっかりと見せたい。そして、勝利を手に家に戻りたいわ(笑)」
──タバタ、今日はありがとうございました。
「最後に日本のファンに、私の想いを伝えてもらっても良い?」
──もちろんです。
「日本のファンの皆、特にSEI☆ZAを見てくれた人たち──皆が私の人生を切り開いてくれた。日本という最高の国、そして日本食が恋しくてたまらないわ。また日本に行って、そうね……ジュリアと一緒にUFC日本大会で戦いたい。今の私たちを日本の皆に見て欲しい。絶対に実現させるわ。アリガト、チャオ!!」
■視聴方法(予定)
10月2日(日・日本時間)
午前6時00分~UFC FIGHT PASS
■UFN211対戦カード
<女子ストロー級/5分5R>
マッケンジー・ダーン(米国)
イェン・シャオナン(中国)
<ウェルター級/5分3R>
ランディ・ブラウン(ジャマイカ)
フランシスコ・トリナルド(ブラジル)
<バンタム級/5分3R>
ハオーニ・バルセロス(ブラジル)
トレヴィン・ジョーンズ(グアム)
<フェザー級/5分3R>
ソディック・ユースウ(米国)
ドン・シェイニス(米国)
<140ポンド契約/5分3R>
ジョン・カスタニエダ(米国)
ダニエル・サントス(ブラジル)
<ライト級/5分3R>
マイク・デイヴィス(米国)
スラヴァ・ボルシェフ(ロシア)
<ヘビー級/5分3R>
アレクセイ・オレイニク(ロシア)
イリル・ラティフィ(スウェーデン)
<女子ストロー級/5分3R>
ジェシカ・ペネ(米国)
タバタ・ヒッチ(ブラジル)
<ライト級/5分3R>
ジョアキン・シウバ(ブラジル)
ジェシー・ロンソン(カナダ)
<ミドル級/5分3R>
ブレンダン・アレン(米国)
クリシュトフ・ヨッコ(ポーランド)
<ライトヘビー級/5分3R>
マキシム・グリシン(ロシア)
フィリッピ・リンス(ブラジル)
<140ポンド契約/5分3R>
ユリア・ストレアレンコ(リトアニア)
チェルシー・チャンドラー(米国)
<バンタム級/5分3R>
ランディ・コスタ(米国)
グイド・カネッティ(アルゼンチン)