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AB MMA o UFC UFC298   パウロ・コスタ

『UFC 298』ロバート・ウィテカー vs. パウロ・コスタを見たファイター・関係者の反応

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 『UFC 298: Volkanovski vs. Topuria』ロバート・ウィテカー vs. パウロ・コスタを見たファイター・関係者のSNSでの反応。続きを読む・・・
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AB F1 MMA o UFC UFC298   アレックス・ヴォルカノフスキー

『UFC 298』アレックス・ヴォルカノフスキー vs. イリア・トプリアを見たファイター・関係者の反応

【特典】EA SPORTS UFC 5(【予約封入特典】DLC)


 『UFC 298: Volkanovski vs. Topuria』アレックス・ヴォルカノフスキー vs. イリア・トプリアを見たファイター・関係者のSNSでの反応。続きを読む・・・
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45 MMA MMAPLANET o UFC UFC298 アレックス・ヴォルカノフスキー イリャ・トプリア キック

【UFC298】スペインにUFCのベルトが─拳の圧で上回るトプリアが、右フックでヴォルカノスキーをKO

<UFC世界フェザー級選手権試合/5分5R>
イリャ・トプリア(スペイン)
Def.2R3分32秒by KO
アレックス・ヴォルカノフスキー(豪州)

オクタゴン中央のトプリアに、ハイキックをまず蹴ったヴォルカノフスキー。ワンツーに距離を取ったヴォルカノフスキーは、左ロー、左ミドルを蹴る。トプリアはやや前足重心から右オーバーハンドを繰り出し、ヴォルカノフスキーが左の蹴りを構えを変えながら続ける。逆に右カーフで、姿勢を乱させたトプリアがカーフ。さらに右を見せつつ、圧を掛けるチャレンジャーが右を蹴りに合わせる。

姿勢を乱した直後に右カーフを蹴られたヴォルカノフスキーは、スイッチして構えを戻す。王者は左ミドル、右ロー。トプリアはワンツーからスリー&フォーとパンチを続け、右をヒットさせる。左ミドルをブロックして、右を伸ばしたチャレンジャーだがヴォルカノフスキーがカーフを2度蹴り込む。トプリアは組みのフェイクを見せてカーフ、逆にヴォルカノフスキーが組みつくとヒザを放って離れた。残り10秒、牽制し合った両者──初回は挑戦者のラウンドとなったか。

2R、挑戦者は左ジャブ、さらに右オーバーハンドからワンツーの左を伸ばす。構えを変えるヴォルカノフスキーは左に回り、左の蹴りも拳の圧は挑戦者が上か。ワンツーで左フックを当てたトプリアが、近距離でボディにショートのコンビを打ち込む。追うトプリアとの回るヴォルカノフスキーという展開のなかで、トプリアがローに右を合わせる。そしてカーフに続けたチャレンジャーは、ジャブを被弾すると上体を振って前へ。離れ際に左をヒットさせ、カーフに繋げたトプリアはジャブに右を合わせた。ヴォルカノフスキーは右ローからジャブを当てた直後に、トプリアが右を当て下がる。

左&右で前に出たトプリアが、ヴォルカノフスキーの右に右を合わせてフックを打ち抜く。腰から崩れ落ちたヴォルカノフスキーは、衝撃的な王座陥落となった。

「本当に嬉しい。人生は自分で創っていくんだ。君自身だ。どれだけ怖くても、自分で責任を取る。僕を見て欲しい」と新チャンピオンは話した。一方、敗れたヴォルカノフスキーは「長い間フェザー級チャンピオンだった。再戦はスペインでやりたい」とコメントした。


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45 MMA MMAPLANET o UFC UFC298 キック パウロ・コスタ ロバート・ウティカー

【UFC298】ノンストップの打撃戦!ウティカーが左ジャブ&フックと右カーフを当て、コスタに判定勝利

<ミドル級/5分5R>
ロバート・ウティカー(豪州)
Def.3-0:30-27.29-28.29-28.
パウロ・コスタ(ブラジル)

先に前に出るのはコスタ。ウティカーは距離をとって右カーフを蹴る。コスタも右カーフと左ハイ、右カーフをカットして、コスタの前進に左フックを合わせる。ウティカーは前後のステップ、上体を沈めるフェイントも入れる。コスタは右ハイを蹴って、ジャブと右カーフを蹴る。ウティカーはジャブと左フック、コスタのジャブに右フックをかぶせ、左フックを返す。

コスタはジャブと右カーフ、ウティカーも右のカーフを蹴り返す。コスタは細かくジャブを打ち、ウティカーは飛び込んでの左フックやジャブにかぶせる右フックで前に出る。コスタはワンツーから左右のボディ、ウティカーは細かいパンチで前に出る。終了間際、コスタがスピニングバックキック。カカトがウティカーの顔面をとらえ、ウティカーが後退。コスタがインパクトを残した。

2R、ウティカーがジャブと右カーフ。コスタはジャブから右カーフ、左ハイを蹴る。ウティカーもジャブから右ハイ、コスタはジャブを当て、ウティカーの前進に右カーフを合わせる。ウティカーはジャブ・左フックから前に出て右カーフ、コスタも右ハイキックを蹴り返して譲らない。

ウティカーは右ストレートからアッパー気味の左を当て、コスタのジャブに右をかぶせて左フックを2連発。コスタはガードを下げて挑発して右カーフ、ウティカーはジャブ・左フックと右カーフで前に出て、果敢にワンツーやサイドキック。懐の深いコスタはクリーンヒットを許さない。

3R、コスタがワンツー、ウティカーは左フックと右カーフ。ウティカーがジャブから前に出ると、コスタもジャブを見せつつ右カーフを当てる。距離が詰まるとコスタは首相撲からヒザ蹴り、ウティカーは上体を沈めての左フックとワンツーで飛び込む。

2Rと同じくパンチの打ち合いを要求して煽るコスタ。サウスポーにスイッチして左ミドルを蹴ると、ウティカーの前進に左フックを狙う。コスタはスピニングバックキック、ウティカーは左フックを見せるが当たらない。ウティカーは細かくフェイントを入れて右カーフ、コスタも左フックの合わせを狙う。ウティカーがシングルレッグに入り、コスタが距離を取ったところで試合終了。両者ともに手を上げて勝利をアピールした一戦は、ウティカーに軍配が上がった。


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45 MMA MMAPLANET o UFC UFC298   イアン・ギャリー ギャリー コナー・マクレガー コルビー・コビントン ジェフ・ニール

【UFC298】ニールの拳を足で制したイアン・ギャリーがブーイングのなか、スプリットながらニールに快勝

<ウェルター級/5分3R>
イアン・ギャリー(アイルランド)
Def.2-1:30-27.30-27.28-29
ジェフ・ニール(米国)

サウスポーのニールに対し、ギャリーは中央を取る。ニールが左インロー、ギャリーは続くアウトローをチェックして右ハイを蹴っていく。ニールはインローを続け、ギャリーが右前蹴りを繰り出し、右に回る。ステップインにサークリングのギャリーは、USAコールのなかで右ボディを入れる。ニールはインローの距離から、右オーバーハンドも空振りに。逆にギャリーが右を繰り出し、ヒザから右を打っていく。ワンツーで前進したニールが、ケージに詰まったギャリーに左を当てる。

ここからクリンチの展開となり、ギャリーが体を入れ替える。ニールが押し返すが、ギャリーが離れて右ミドル、ヒザ蹴りを決める。間合いを取り直したニールがワンツー、ギャリーは腹への前蹴り、そして右ヒザを突き刺す。ニールのコンビを回ってかわしたギャリーは、最後に左を届かされたがパンチはほぼ防いで見せた。

2R、間合いの測り合いのなかで右ミドルを入れたギャリーが、ワンツー。そして左右に回って上への蹴りを狙う。この距離を嫌がったニールは、クリンチでケージにギャリーを押し込むが、押し返したギャリーが離れる。そのギャリーはヒザを顔の高さまで突き上げると、ジャブ。そしてニールのステップインをヒザで迎え撃つ。それでもパンチを振るって組んだニールが、クリンチ。ケージ際から離れると、ギャリーが首相撲へ。ヒザを嫌がり離れたニールは左を当てる。ギャリーは左前蹴りを顔面に伸ばし、回りつつワンツー、そして右ミドル、ヒザを入れる。右から左で前に出たニールは、接近戦に持ち込むがギャリーが左を返したところで下がる。直後にステップインから左を当てたニールは、ギャリーのクリンチに体を入れえ、ヒザをボディに受けたところで時間に。

最終回、ニールはすぐに組みつき、ケージへ。左エルボーをかわしたギャリーが右ハイ、右ミドルを放つ。ニールもボディにコンビを返す。ギャリーはスッと離れるが、ニールがインローを蹴る。ボディから左、ヒザ蹴りのギャリーは右回りって誘うとヒザへ。察知したニールに右ミドルを蹴っていく。ニールは距離を詰めてもパンチは当たらず、クリンチという展開が多い。場内にブーイングが起こるなか、距離を取り直したギャリーは右インロー、前に出てくるニールにヒザを決める。

ニールはそれでも前に出るが、右ミドルを蹴られる。残り90秒、ギャリーは左ジャブを当てて大きく左に回る。いよいよ大きくなったブーイングにもギャリーはサークリングを続けヒザ蹴り、ニールも前に出るが追い切れずにパンチの空振り後にクリンチという展開のまま時間はラスト10秒に。離れ際にエルボーを放ったギャリー、下がったニールはタイムアップと共に右手を挙げた……。

顔面パンチの有効打は少なかったが、ヒザ蹴り、ミドルのヒット数がニールのパンチの精度を完全に上回っていたギャリーがスプリットながら、2つの30-27を集め快勝した。

「俺は生涯無敗で、勝ったんだ。スプリット? 驚かない。ジェフ・ニールを尊敬している。とてもデンジャラスで、トップなのが分かった」と話し、コルビー・コビントンをコールアウトした。そして「コナー・マクレガーに影響され、ここにいる。何をいわれようが、ファッ〇〇フ」とブーイングを続けるカリフォルニアのファンに言い放った。


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45 MMA MMAPLANET o UFC UFC298 キック ヘンリー・セフード マラブ・デヴァリシビリ

【UFC298】デヴァリシビリがセフードを判定で撃破!UFC10連勝で王座挑戦をアピール

<バンタム級/5分3R>
マラブ・デヴァリシビリ(ジョージア)
Def.3-0:29-28.29-28.29-28.
ヘンリー・セフード(米国)

前に出るセフードが右カーフを蹴る。デヴァリシビリはジャブを見せて、スピニングバックキックを繰り出す。デヴァリシビリは右カーフ、ワンツー。セフードも右ストレートを伸ばして、右カーフを蹴る。デヴァリシビリが前に出ていくと、セフードは右ストレートから返しの左フック。これでデヴァリシビリの足が止まる。セフードが前に出て距離が詰まると右ボディ、離れると右カーフを蹴る。

デヴァリシビリもセフードの右ストレートにシングルレッグを合わせてテイクダウンを奪う。すぐにセフードも亀になって立ち上がり、正対する。セフードが右カーフ、デヴァリシビリがそこに右ストレートを合わせ、これでセフードが後方にバランスを崩す。

そのままトップキープしようとするデヴァリシビリだったが、セフードが逆に上を取ってハーフガードでトップキープする。デヴァリシビリが足を効かせて立ち上がろうとすると、セフードがバックコントロールする。デヴァリシビリが立ってケージへ移動して正対。お互いに左手を差し合った状態でボディにパンチとヒザを入れて離れる。

2R、デヴァリシビリがジャブと前蹴りで前に出る。セフードも右フックを狙いつつ、互いに右カーフを蹴り合う。デヴァリシビリがサウスポーになると、セフードはすかさずシングルレッグでテイクダウンするが、デヴァリシビリも背中を見せて立ち上がる。距離が離れるとデヴァリシビリはジャブ、左ミドル、右フック。セフードはシングルレッグに入りつつ、離れ際の打撃を狙う。

デヴァリシビリがジャブから右フック、歩きながらワンツー、左の前蹴りをボディに突き刺す。さらにセフードの左フックをかわしてシングルレッグに入ると、バックコントロールして足をかけてセフードを倒す。ここはセフードもトップキープを許さない。試合がスタンドに戻るとセフードが右ストレートから左フック、デヴァリシビリはバックステップして右ストレートを返す。

セフードがデヴァリシビリの右ストレートにシングルレッグを合わせるも、デヴァリシビリががぶってヒザ蹴り。ケージサイドのマーク・ザッカーバーグの目の前でノーアームギロチンを狙いつつ、ラウンド終了を待った。

3R、セフードが右カーフ、デヴァリシビリはスピニングバックキック。セフードは左アッパーから右ストレート、デヴァリシビリはジャブを顔とボディに振って右ストレートにつなげ、組みついてバックに回る。デヴァリシビリはバックコントロールしながらヒザ蹴りを入れ、セフードも離れる。

セフードが右カーフ、デヴァリシビリはジャブを当てて、シングルレッグからボディロックでテイクダウンへ。テイクダウンさせないセフードは左から右カーフ、お互い右ストレートを打ち合う。デヴァリシビリがワンツー、右ストレートからダブルレッグで組みつくと、セフードのを高々と持ち上げて前に叩き落す。

インサイドガードからパンチを落とすデヴァリシビリ。セフードがデヴァリシビリを蹴り離して立つと、デヴァリシビリがバックについてケージへ押し込む。残り30秒で離れて打撃、右をフル。セフードはお互い離れて打撃戦になると、セフードがカーフを蹴ってシングルに入るがデヴァリシビリを倒せない。これで勝ちを確信したデヴァリシビリは両手を広げて勝利をアピールする。判定はジャッジ3名とも29-28でデヴァリシビリを支持。セフードを下し、UFC10連勝となったデヴァリシビリはタイトル挑戦をアピールした。


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45 MMA MMAPLANET o UFC UFC298 アマンダ・レモス キック マッケンジー・ダーン

【UFC298】2度ダウンを奪ったアマンダがマッケンジーの猛攻を交わして3者1ポイント差の判定勝ち

<女子ストロー級/5分3R>
アマンダ・レモス(ブラジル)
Def.3-0:29-28.29-28.29-28.
マッケンジー・ダーン(米国)

アマンダが上下に体を振って右カーフキックを当てる。体のバランスを崩すマッケンジー。アマンダはケージを背負いながらワンツーを打ち込み、マッケンジーをグラつかせた。距離を保って右カーフを決めるアマンダに対し、マッケンジーのパンチは届かない。アマンダがワンツーから左ミドルハイを繰り出す。さらに右カーフを当てると、マッケンジーの体が完全に流れる。サウスポーにスイッチしたアマンダは左ストレートを伸ばした。

オーソドックに戻したアマンダの右スイングをかわしたマッケンジーが、ダブルレッグでテイクダウンする。一気にパスを仕掛けるマッケンジー。アマンダはケージキックからハーフガードへ。マッケンジーがボディロックでトップをキープし、パウンドで削っていく。左ヒザでアマンダの右腕を抑えにかかるが、これは腕を抜かれた。再びパスを仕掛けるマッケンジーだが、これも防がれる。アマンダはニーシールドからハーフガードの状態で初回を終えた。

2R、マッケンジーがガードを固めて頭を振り、距離を詰める。アマンダはサウスポーにスイッチし、蹴りを散らして中に入れさせない。パンチを繰り出しながら距離を詰めていくマッケンジーだが、アマンダを捕まえることができない。オーソドックスから右カーフを当てたアマンダは、右ストレートのカウンターでダウンを奪う。立ち上がり真っ直ぐ下がるマッケンジーを追い、さらに左フックでダウンさせたアマンダがパウンドを連打で落とす。ケージ際、ハーフガードで守るマッケンジーの顔面からは流血が見られる。アマンダは立ち上がり、背中を着けたままのマッケンジーに対してブレイク→スタンドアップが命じられた。

スタンドで再開後、アマンダの右カーフでマッケンジーがバランスを崩す。カーフを受けたマッケンジーの左足の動きが悪くなる。しかしマッケンジーも右を当てたあとに飛び込んだ。ここはアマンダが投げ勝ち、トップへ。マッケンジーはスイープに成功して、ハーフガードのアマンダに右ヒジを落としていった。

最終回、マッケンジーがアマンダの左ミドルに右を合わせ、腰を落とさせた。マッケンジーは組みに行くも、トップを奪ったのはアマンダだ。マッケンジーは下からアマンダの右腕に十字を仕掛けるも、これはアマンダが腕を抜いて防ぐ。マッケンジーはアマンダの右足を抱えたが、アマンダが右パウンドを突き刺す。なおも足を取りにいくマッケンジーはリバーサルに成功するも、アマンダがマッケンジーの左腕をオモプラッタで抱えた。

左腕を抜いたマッケンジーは足を抜きつつ、ハーフガードのアマンダを抑え込む。ケージまで下がるアマンダ。マッケンジーが右パウンドを連打すると、嫌がる表情を見せる。マッケンジーは右ヒジを落としていく。アマンダが立ち上がるも、マッケンジーはシングルレッグでケージに押し込み、尻もちを着かせた。しかしアマンダがバックに回る。下になったマッケンジーがアマンダの左足を抱えたが、スイープできないまま試合を終えた。

裁定はジャッジ3者とも29-28でアマンダの勝利となった。


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45 MMA MMAPLANET o UFC UFC298 キック 中村倫也

【UFC298】中村倫也、ヴェラの足関節を潰し続けて判定勝ちも「全ての要素を磨く必要がある」

<バンタム級/5分3R>
中村倫也(日本)
Def.3-0:30-27.30-27.30-27.
カルロス・ヴェラ(コロンビア)

サウスポーの中村が左ストレートを見せ、インローを蹴る。ヴェラがスピニングバックキックを蹴ると、中村が組みついてバックにつき、そのままテイクダウンする。すぐに足関節を狙うヴェラ。中村はヒザを抜いて対処し、バックキープする。ヴェラが正対すると、中村は蹴り上げを捌きながら左のパンチを落とす。

ヴェラは再び足をすくって足関節を狙うが、ここも中村はすぐに対処してトップキープ。パンチを落としながらサイドで抑え込むと、ヴェラは亀になって前転して正対する。中村は立って顔とボディにパンチを落とす。インサイドガードでトップキープする中村がパスガードを仕掛けると、ヴェラもすぐに足関節を狙う。中村はヴェラをがぶってパンチを入れ、最後はガードポジションのヴェラをパウンドで攻めた。

2R、ヴェラが右ミドル、左のかけ蹴りを見せる。中村は右ミドルをキャッチしてテイクダウンする。ヴェラの足をさばいて、後ろ袈裟で抑え込む中村。ヴェラは亀になって、ガードポジションで引き込む。中村は立ち上がってパンチを落とし、ヴェラは足を効かせて蹴り上げを狙う。

中村はヴェラの潜りを潰してバックへ。RNCを狙うが、ヴェラはマウントを取らせるようにディフェンスし、亀になる。ガード→亀になって動き続けるヴェラに対し、中村もバックコントロールを続けて、ヴェラを疲弊させる。ヴェラが四つん這いになって立とうとすると、中村は後方に倒す。最後は正対して細かくパンチを落とした。

3R、ヴェラは右の二段蹴り、左のサイドキック。中村は左ストレートを伸ばし、右フックで前に出る。ヴェラは半身に構えて距離を取り、スピニングバックキックを見せる。これを空振りしたヴェラは自らガードポジションを取り、中村はすぐにパンチを落として飛び込む。

ヴェラが亀になって立ち上がると、中村はバックコントロールして顔面にヒザ蹴り。インサイドガードでトップキープし、足を一本またいでハーフガードへ。ヴェラが横三角から足関節を狙うと、中村はヒザを抜いて形を作らせない。インサイドガードの中村はヴェラをケージ際に移動させ、ここもバックコントロール。ヴェラは立ち上がって前転して足関節へ。中村も立ち上がって鉄槌を落とし、バックコントロールして殴り続けた。

試合は中村が30-27×3で判定勝利。試合後、中村は「パウンドをした時に、右の拳をやってしまって……。この試合内容には満足できないです。ソーリー、エブリワン。彼はテコンドーを含め、長いマーシャルアーツ歴があって、トライはしたけどフィニッシュすることは難しかったです。今、自分は頂点を目指す位置にいなくて、全ての要素を磨く必要があります」」とすべて英語でコメントした。


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45 MMA MMAPLANET o UFC UFC298 チャン・ミンヤン ブレジソン・ヒベイロ

【UFC298】RTU ASIA→本戦デビューのチャン。ワンツーからの左フックでヒベイロをマットに沈める

<ウェルター級/5分3R>
チャン・ミンヤン(中国)
Def.1R1分41秒 by KO
ブレジソン・ヒベイロ(ブラジル)

ケージ中央でチャンは左手を伸ばして構える。ローでヒベイロを下がらせたチャンは左ミドルを打ち込むも、ヒベイロの右ストレートを受けてしまう。チャンがプレスをかけてヒベイロのケージを背負わせた。しかしヒベイロも押し返して右を当てる。至近距離の打ち合いでヒベイロの左フックがチャンの顔面を捕らえた。チャンの顔面が赤くなっている。ここでヒベイロは至近距離を選択したが、パンチの振り合いからチャンのワンツー、さらに左フックがヒットし、ヒベイロがダウン。チャンの追撃のパウンドが入ると、レフェリーが試合をストップした。

RTU ASIA 2022のワンマッチでトゥコ・タクコスを下して、UFCとの契約を勝ち取ったチャンが、強烈なオクタゴン本戦デビューを飾った。


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45 MMA MMAPLANET o UFC UFC298 アンドレア・リー キック ミランダ・マーヴェリック

【UFC298】マーヴェリックが左主体の攻撃からTDへ。リーの投げも耐えてユナニマス判定勝ち

<女子フライ級/5分3R>
ミランダ・マーヴェリック(米国)
Def.3-0:30-27.30-27.29-28.
アンドレア・リー(カナダ)

サウスポーのマーヴェリックがガードを固めて距離を詰める。ローで距離を測るが、リーもプレスを返す。マーヴェリックは左ストレートをボディに伸ばした。頭を振って右ローを繰り出すマーヴェリックが、ボディロックからリーの左ワキをくぐりテイクダウンを狙う。両手をマットに着いたリーに対し、サイドバックからグラウンドに引き込んだが、バックを奪えずリーに抑え込まれてしまう。リーは起き上がったマーヴェリックのバックに回り、後方に投げ飛ばした。

両者が離れてスタンドに戻ると、今度はリーが距離を取る。マーヴェリックの左ストレートに対し、リーは首相撲から右ヒザをボディに突き刺した。マーヴェリックの左もリーの顔面をとらえる。上下にパンチを散らしながら左インローを当てたマーヴェリックだが、リーも右ミドルを返す。リーの左右ハイをかわしたマーヴェリックは、残り30秒でまたもボディロックで組み、今度はテイクダウンに成功してリーに背中を着けさせた。

2R、肩を振ってプレスをかけるリーに対し、マーヴェリックが左ミドルから畳みかける。リーの蹴りをエルボーブロックするマーヴェリックはシングルレッグからドライブし、ボディロックに切り替えた。ケージに押し込みヒザで削りながらグラウンドに持ち込む。左手を枕にしてハーフガードのリーを抑え込むマーヴェリックは、その左手を離して左ヒジを連打する。リーがガードに戻すと、スクランブルから立ち上がった。

スタンドに戻ると、マーヴェリックは左ボディストレート、左ハイを見せる。さらに左縦ヒジを繰り出したマーヴェリックに対し、リーは右スピニングバックキックを放った。マーヴェリックはバックステップでかわし、細かいパンチを当てる。リーの左ミドルをキャッチするなど、スタンドでも優位に立つマーヴェリックが残り10秒で、シングルレッグで飛び込んだ。リーが首投げで切り返してテイクダウンするも、マーヴェリックがすぐにトップを奪いラウンドを終えた。

最終回、スタンドでもマーヴェリックがコントロールする。距離を取りつつリーが前に出ると、左ショートを当てる。左ストレート、左ハイを見せるマーヴェリックが組みつき、ボディロックからバックへ。ここは耐えたリーが離れる。左右に回るマーヴェリックは、左ストレートから右ハイに繋げる。サウスポースタンスから左をジャブのように突き出すマーヴェリック。完全に自分の距離を保ち、リーの右ストレートをバックステップでかわした。

マーヴェリックは左ストレートからニータップ、左ストレートから左ハイへと繋げていく。リーの左フックがマーヴェリックの顔面をとらえ、ここでマーヴェリックの動きが止まった。しかしリーは追撃することができない。すかさずマーヴェリックがシングルレッグでテイクダウンする。リーはボトムから三角絞めで固めて右ヒジを連打する。しかし足の組み方が逆になったか、マーヴェリックが耐えて試合終了のホーンを聞いた。

ジャッジ2名がフルマークをつけるユナニマス判定でマーヴェリックが勝利した。


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