As vezes o evento que a gente menos espera é o que mais entrega… Resumão do UFC Mackenzie Dern vs Amanda Ribas 2 está online!
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This one was CRAZY 〓
— UFC (@ufc) January 12, 2025
Chris Curtis and Roman Kopylov take home the first FOTN of 2025! #UFCVegas101
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What a way to start 2025 〓〓@MackenzieDern & Cesar Almeida are taking home the #UFCVegas101 POTN bonuses! pic.twitter.com/abXIiaX9YZ
— UFC (@ufc) January 12, 2025
【写真】計量会場ではシンバートルを顔を合わせることはなかった(C)MMAPLANET
本日12日(日)、大阪府豊中市の176boxで開催されるGLADIATOR029でシンバートル・バットエルデネと変則暫定バンタム級王座決定戦を戦う吉田開威。
Text Manabu Takashima
昨日行われた計量で、シンバートルは1.9キロオーバーで今回のタイトル戦は、吉田が勝った場合のみチャンピオンが誕生するという形に落ち着いた。
とはいえ、シンバートルには減点スタートや、勝ってもNCという日本風のフォーマットではなく、吉田は負けると黒星が付く戦いとなる。体重オーバーを了承して戦う。負ければ、負け。北米流のルールを守っているのに厳しい状況になるという――タフさが要求される変則タイトル戦。
もちろん、吉田はこの試合を受けないという選択もできた。それでも、リスキーなタイトルマッチを吉田が受けいれたのはタイトルに賭ける気持ち――ではなく、ここから彼が歩んでいるMMAライフを第一に考えてのことだった。
幼少期から伝統派の型と基本稽古で体の操作法を身に着け、硬式空手で直接倒す打撃を落とし込んだ。そしてMMAで世界に挑むために越えないといけない相手がシンバートルで、そのチケットとして必要なのがベルトだ。
唯一無二の空手家、そしてMMAファイターといえる吉田開威。今回の試合に賭ける気持ちを昨年末に収録したインタビューからお届けしたい。なぜ、彼が体重オーバーの猛者との戦いに挑むのか。それが分かってもらえるはずだ。
――シンバートルと暫定バンタム級王座決定戦を戦うことになったのですが、当初は南友之輔選手とタイトルを争うことが決まっていました。このタイミングで暫定王座決定戦出場のオファーがあった時はどのような気持ちでしたか。
「まぁ、そのうちやるだろうなっていう気持ちでした。このタイミングになったのは、時期がずれなかったので良かったという感覚です。竹中(大地)さんが防衛戦を行うなら、僕にチャンスは回ってこなかったので。チャンスが回ってきてラッキーだな、と」
――将来性のある若い選手が、このタイミングで潰し合うのは勿体ないという声もありました。
「そこに関しては、相手云々でなく自分が上に行けるなら……まぁ倒せますし。空手同士だから、面白くなれば良いぐらいで。僕に負けて、相手のキャリアアップに影響が出ようが関係ないことですし。自分が先に進むことだけを考えていました」
――自信があったと。
「打撃で倒せると思っていました。間合いに関しては、僕の方が上です。南選手が相手でも、そこは不安はなかったです。確かに一発は強いけど、当たらない。ただ自分がミスをすると貰う可能性はあったので、そのミスを限りなくなくすこと、打撃家に対して一撃で倒すための打撃を当てる技を研究して打ち込んでいました。打ち込みがしっかりしていれば、やりきれる。倒せると思っていました」
――そんななか、全くタイプの違うシンバートルに対戦相手が代わりました。
「打ち込みの内容を決めて2、3週間やりこんでいたのですが、まぁタイプが変わってしまいましたね。でも僕はどっちでも良かったです。シンバートルはもともと竹本(啓哉)さんが戦う予定で、一緒に対策とかもやっていたので意外な相手ではありましたけど。
苦手なタイプですよ、正直。ただ、ここから勝って海外へ行くとそういう選手ばかりじゃないですか。だから、ここで勝たないと海外で勝てないと思っているので。シンバートルにしっかりと当てて勝てたら、かなり自信をもって海外に行けると思うので。海外が見えているからこそ、シンバートルのようなタイプの選手と戦えてラッキー、良かったです」
――ここで苦手なタイプに負けてRoad to UFCが難しくなるという考えではなく、ここを越えて海外へ行くという思考なのですね。
「このぐらいは勝たないといけないです。これまでメチャクチャ強い相手に勝ってきたわけじゃなくて、もっと強い相手と戦いたいと思っていました。それでも前の試合ですら、力を使って組んでくる選手にテイクダウンを取られていますし、そこはまだまだ力不足だと感じています。
テイクダウン防御もそうだし、自分が極めるプレッシャーをかけて戦うことはできていない。それでも徐々に、その面でもレベルは上がっています。最初の頃と比較すると、成長しているスピードは速い。自分ではそう思っています。試合ごとに大きく変わることができていると思っています」
――とはいえシンバートルは、吉野光選手に組み勝った。そのインパクトは絶大でした。
「ライト級ぐらいの力があると想定して練習しています。掴まれたら、投げられる。だから投げられないための組み方、手を取り方なんかを詰めてやってきています」
――近い体格が多いNTTでのスパーリング以外に、何かパワー対策をしているということはありますか。
「そうですね、ISHITSUNA MMAの瀬戸のジムに外国人の大きな人でレスリングができる人がいて。そういう人たちと組ませてもらって、凄く良い練習ができています。そういう部分でも練習相手を代えて、色々な人とやっています」
――組みが強いシンバートルですが、ひょっとして倒すための打撃戦を仕掛けてくる可能性もあります。
「そこは分からないですよね(笑)。モンゴル人は……(笑)。和田(教良)さんと戦ったオトゴンバートルもレスラーなのに打撃一辺倒で。あと南選手と戦った時のテムーレンもうまいこと行っていると打撃に付き合う風潮があります。なんで、案外打撃で来るかもしれない。でも、あの感じで付き合ってくれるとラッキーです。組んでこずに、振ってくると僕は当てやすいので」
――逆をいえば、やはり組まれる方が嫌だということになります。組みは100パーセント、打撃は半分も出せるのか。そういうスパーをするしかない状況で、当て感はどのように養っているのですか。
「対人では当てる感覚ですね、タイミング。ミットで、しっかりと打って。スパーだと止めています。打撃って止めることができて、やっと完成してくるので。止められないっていうことは、コントロールができていない。その技は完成していないです。止める、それも練習です。そこまでコントロールできれば、下がっても打てる。止めることができると、そのあと動かなくて出すこともできる。どのタイミングでも最大出力で出せます。
リスキーな技を仕掛けて、組まれても練習ですから。そういうことも試して、タイミングを磨いています。強い打撃を当てるのではなくて、止めることを意識する。それも必要な練習です」
――それは打ち終わりの姿勢を大切にしていることに通じているでしょうか。
「そうですね、打ち終わりに打たれないこと。それでも組まれてしまうことはあるので、そうなった場合の対処という練習の方がスパーリングではやることが多いです。当てるのは感覚が分かれば良いので。それは僕もそうだし、練習仲間も『当てられた』と分かれば……。それができれば、倒す打撃は試合になって打つことができます。
それとスパーリングでなく、シチュエーションで動いてもらって当てる感覚を養っています。対人での打ち込みですね。あとはミットで思い切り打っています。ミット打ちは思い切り打ち込む感覚を自分に覚えさせるのが目的です。出し切る、当て切ることをやっています。対人の打ち込みとミット打ちの感覚をもってスパーに挑むと、より鮮明になります」
――そんななか、吉田選手の特異性は硬式空手という直接打撃の試合に出て、同時に剛柔流の型、基本稽古を幼少期からやり込んでコンペティションに生かしている点にあるかと思います。
「硬式をやってきた間合い。入らせないことはMMAに必要で。あとは面をつけているので、深く当てないと相手が倒れない。ポイントを取るような蹴りでも、引きながら当てれば強く蹴ることができます。そういう硬式空手ならではの打撃というのはMMAに生きています。
あと近い距離で剛柔流のムチミだとか。そこは寝技で下になったときに、腰を切ってヒジを打つ時とか。体の使い方はMMAでも有効です。そういうところは他の選手には、できない部分だと思います。そうですね……寝かされた時の打撃は、骨盤の操作だとか剛柔流の基本と型をやってきたことで、使える体の動きというのがあって。下からでも、僕の場合は強い打撃を入れることができます。
それは四つの時のヒジ、ヒザも同じですね。ヒザはただ足を上げるだけでなく、ムチミをつかって力を伝えています。近い間合いの時は剛柔流、遠い時は硬式空手の技術が使えています」
――MMAファンには、ムチミまでいくと理解の範疇を超えてしまうかと……。
「ムチミは簡単にいえば腰を切る技術ですよね。腰の切りと体を鞭のようにしならせることで、近い間合いで強い打撃を当てることができるという技術。実際、そこはやって説明しても普通の人には分からないものなんで。ただ腰を捻るということでもなくて」
――そこが日本固有の武術の妙技かと。
「そうですね。あとは体重が乗ったりするとバレるので、ガマクを使って気づかれないように力を出す。その辺は、やはり分からないことだと思います。それを養うのが空手の基本形と型。これは組手では養えないです」
――MMAのタイトルマッチがあっても、その基本稽古を続けているのでしょうか。
「週に一度は必ずやります。ただ試合前にそれをしなくても、忘れることはないです。でも、やり続けるもの。空手家を名乗っているなら、基本と型をやらないと空手ではないです」
――信じていないと続けられないものですよね。MMAで次の試合に結果を残したいから、基本や型を真剣にやるということは本当にないと思います。
「そうですね。僕の場合は子供の頃からやってきたので。今、空手の基本稽古を辞めてもメチャクチャ弱体化することはないです。MMAで空手を出しているというより、もともと空手の練習をしている人間なので。空手をやらないと、違う……。答えにならないんですけど(笑)。
だから硬式空手の試合にも出続けていますし。それをやらないと、どこかで技術が違うモノに置き換わってしまうような気がします」
――空手は生涯をかけて、追及できるものですよね。
「ハイ。だから今、勝ちたいMMAファイターが基本や型をすることに関しては――やらないよりは、良いです。でも時間は掛かるものだと思いますね。僕は2歳か3歳からやってきているので、そこは僕の武器です。硬式をやり続けて、勝ってきたことも。それは他にはないかと思います。硬式空手をやって日本王者になるまでやっているMMAファイターはいないですし。
ムチミやガマク、空手を意識してやっている人はいるかもしれないですが、そこを技術として生かしている人はいないと思います。ジャブも刻み突きみたいだってSNSで書かれたこともありますけど……僕、ジャブは他の人より重たいという自覚があります。ジャブは遠くや下がりながら、ムチミを使いながら打っているのでストレートと同じぐらいの威力で打てます。受けた人は結構、痛いと思います。そういうところでも空手は生きていますが、MMAを戦うなら絶対的にMMAの技術は必要です」
――押忍。今回の暫定タイトル、次へのステップに必要ということで取りに行くものかと思います。その次に目指すモノとは何でしょうか。
「そもそも、タイトルがかかっていなかったら今回のオファーは受けていないです。ここを取ってRoad to UFCに出たい。UFCを目指してやってきたので、Road to UFCに出て勝つ。2026年にUFCと契約する。そのためにやってきました。今回、タイトル戦でなかったら海外で1試合挟んでRoad to UFCを狙おうと思っていました。次のグラジは4月なので、それではRoad to UFCに間に合わない。だから1月か2月にタイトル戦か海外と考えていて。それが最初に言ったラッキーにつながります。1月のこのタイミングでタイトル戦のチャンスがあるということは」
――Road to UFCは明確な出場基準がないですが、25歳で打撃で倒せる。そこはセールスポイントかと思います。
「だからこそシンバートルという過去最強に組み技が強い相手と戦って、触らせない。そこをいかにやり切れるか。組まれた後、テイクダウン後の対処をしっかりとできるところは、その局面になったら見せたいです。もともと竹本さんが戦う予定だったので、竹本さんから寝技での攻撃という部分でアドバイスももらっていますし。極めのプレッシャーを一つ装備しているというのはあります。
あとは四つ組みですかね。そこの対処と打撃もありますし。そういう組みでの成長を見せて、倒しきる。ああいう突っ込んでくる相手にカウンターを当てることができる。ドンピシャで当てることができるといところを見せたいです。多分。ドンピシャで当ててKOできると思うので、期待してください」
■視聴方法(予定)
1月12日(日)
午後3時30分~ THE 1 TV YouTubeチャンネル
※メインカードのみ
■Gladiator029計量結果
<Gladiatorライト級王座決定戦/5分3R>
田中有:69.9キロ
小森真誉:70.2キロ
<Gladiatorフライ級王座決定戦/5分3R>
今井健斗:56.6キロ
オトゴンバートル・ボルドバートル:56.7キロ
<Gladiator暫定バンタム級王座決定戦/5分3R>
吉田開威:61.2キロ
シンバートル・バットエルデネ:63.2キロ→63.1キロ
<Gladiatorフェザー級王座決定戦/5分3R>
ダギースレン・チャグナードルジ:65.7キロ
パン・ジェヒョク:65.7キロ
<ライト級/5分3R>
チハヤフル・ヅッキーニョス:70.5キロ
岩倉優輝:70.6キロ
<フェザー級/5分3R>
水野翔:66.7キロ→66.2キロ
桑本征希:66.7キロ→66.3キロ→66.2キロ
<フライ級/5分3R>
久保健太:57.0キロ
井口翔太:57.1キロ
<ウェルター級/5分3R>
森井翼:77.4キロ
井上啓太:77.2キロ
<バンタム級/5分2R>
ルキヤ:60.3キロ
藤原克也:60.9キロ
<バンタム級/5分2R>
宮川日向:61.5キロ
三浦颯太:60.6キロ
<フェザー級/5分2R>
田口翔太:66.0キロ
花園大輝:66.1キロ
<バンタム級/5分2R>
しゅんすけ:61.5キロ
コウ:61.4キロ
<ストロー級/5分2R>
塩川玲斗:52.3キロ
高橋佑太:52.4キロ
<フライ級/5分2R>
古賀珠楠:57.0キロ
八木祐輔:57.0キロ
<バンタム級/5分2R>
野口蒼太:60.9キロ
萩原和飛:60.6キロ
<ウェルター級/5分2R>
後藤丈季:77.2キロ
松生知樹:76.6キロ
<バンタム級/5分2R>
秋田良隆:61.4キロ
熊崎夏暉:61.5キロ
<ライト級/5分2R>
八木敬志:69.4キロ
キンコンカンコンケンチャンマン:69.2キロ
<ライト級/5分2R>
藤井丈虎:70.4キロ
健椰:70.0キロ
<フライ級/5分2R>
岩崎圭吾:56.4キロ
福島祐貴:57.1キロ
<バンタム級/5分2R>
堀秀徳※原田康平の体調不良で、当日計量で代替出場
内田勇作:60.0キロ
<OPバンタム級/5分1R>
岩田虎之助:60.9キロ
小林龍輝:61.4キロ
<OPライト級/5分1R>
LUCKYBOY慶輔:70.4キロ
内山裕太郎:68.0キロ
日本時間1月12日(日)6時より、UFCファイトナイト・ラスベガス101のプレリムの模様をライブ配信!
解説: #宇野薫
実況: #宮本賢一
メインカードの模様は日本時間9時より、U-NEXTおよび日本語サービスも展開するUFC Fight Passでライブ配信!
対戦カードおよび試合順、試合数は事前の予告なしに変更となる場合がございます。予めご了承ください。
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UFCファイトナイト・ラスベガス101:ダーン vs. ヒバス2 → https://jp.ufc.com/event/ufc-fight-night-january-11-2025
現地時間2025年1月11日(土)、日本時間12日(日)
アメリカ・ネバダ州ラスベガス /UFC APEX
<備考:試合は一覧の下から順番に行われます>
【プレリム】
フライ級マッチ
ホゼ・ジョンソン vs. フェリペ・ブネス
ミドル級マッチ
マフコ・トゥリオ vs. イーホル・ポチエリア
ライト級マッチ
チアゴ・モイゼス vs. トレイ・オグデン
ウェルター級マッチ
プレストン・パーソンズ vs. ジャコビー・スミス
女子フライ級マッチ
エルネスタ・カレツケイテ vs. ニコーレ・カリアーリ
ライトヘビー級マッチ
マゴメド・ガジヤスロフ vs. ブルーノ・ロペス
女子ストロー級マッチ
ファティマ・クライン vs. ビクトリア・ドゥダコバ
ライト級マッチ
ヌルーロ・アリエフ vs. ジョー・ソレッキ
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UFC公式サイト(日本語版):http://jp.ufc.com/
UFC FIGHT PASS: https://bit.ly/3hpe6XI
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UFC Japan X:https://twitter.com/UFC_JP
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【UFCについて】
UFCは世界最高峰の総合格闘技(MMA)団体であり、世界中に7億人のファンを有するとともに、ソーシャルメディアのフォロワー数は2億6,600万人を誇ります。年間40回以上の興行を主催するUFCは世界の名だたるアリーナを満員にし続け、UFC関連番組を世界170以上の国と地域で9億7,500万以上の世帯に放送しています。現在のロースターには世界80カ国以上から世界最高のMMAアスリートたちが名を連ねています。コンバットスポーツにおいて世界をリードするデジタル有料配信サービスの”UFC FIGHT PASS(UFCファイトパス)”では興行の独占配信や試合のオンデマンド配信、オリジナルコンテンツを世界中のファンに提供しています。UFCは『TKO Group Holdings(TKOグループ・ホールディングス、NYSE:TKO)』の一員として、アメリカ・ネバダ州ラスベガスを拠点としています。
<フェザー級/5分3R>
クリスチャン・ロドリゲス(米国)
Def.3-0:29-28.29-28.29-28.
オースティン・バシ(米国)
バシはプロ無敗の13連勝、今回がUFCデビュー戦となる。試合が始まると打撃のプレッシャーをかけるロドリゲスが右ストレートから右ヒザ蹴り。バシはダブルレッグに入ってテイクダウンを狙うが、ロドリゲスもそれを許さない。バシはロドリゲスをケージに押し込んで両差しに組み、再び低く入ってテイクダウンを仕掛けるがバシは倒れない。ここでバシがノーアームギロチンを狙いつつ、離れ際にヒザ蹴りを突き差す。
試合がスタンドに戻るとバシがワンツー、ロドリゲスもワンツーを返す。バシがワンツーから右ロー。ロドリゲスは左手を下げ気味に構え、前足で踏み込むフェイントをかけて右ミドルを蹴る。バシが右を蹴り返すと、ロドリゲスが蹴り足をキャッチしてテイクダウンし、バシの立ち際にヒザ蹴りを狙う。
試合がスタンドに戻るとバシが組みついてバックへ。すぐにロドリゲスの背中に飛び乗って足を四の字クラッチする。ここからバシは左手をロドリゲスの左脇の下から入れてハーフネルソンで上体を固め、右足を斜めに入れてオタツロックへ。バシもその右足を外して正対し、距離を取る。
バシが右ストレート、ロドリゲスもパンチから右ヒザ蹴りで前に出る。バシがダブルレッグからバックを狙いつつテイクダウンするが、ロドリゲスがスクランブルの攻防で上を取る。バシが脇を差して起き上がるとロドリゲスは小手を巻いてディフェンス。試合がスタンドに戻るとバシがロドリゲスをケージまで押し込むが、ここはロドリゲスが距離を取って打撃を狙う。
2R、ロドリゲスが左手を下げて構えてジャブ。バシがワンツー、サウスポーにスイッチする。ロドリゲスは右ミドルを蹴って右ストレート、バシはロドリゲスの左足にシングルレッグに入ってテイクダウンするが、ロドリゲスがすぐ立つ。バシはボディロックからダブルレッグに入り、ロドリゲスの両足を束ねて持ち上げてテイクダウンする。
ロドリゲスはバシの頭を押しながらヒジを入れ、半身になって体を起こす。バシはロドリゲスが立ち上がるところでバシがバックについて足を四の字ロックする。1Rとは逆でバシは右腕でハーフネルソンの形を作ってバックキープする。ロドリゲスはバシの足に左のヒジ打を落とし、バシの足のロックが外れると正対。右ヒジを打ち込んで距離を取る。
ここもバシがサウスポーに構え、ロドリゲスがジャブを2発。バシが左ストレートからダブルレッグに入り、バックを狙いながらロドリゲスを寝かせる。バシはロドリゲスの上体をしっかりと寝かせ、左右に動いてパスガードする。マウントからバックを狙うバシだったが、ロドリゲスがバシを前に落として逆にマウントからバックを狙う。バシがシングルレッグに入ると、ロドリゲスが離れる。
試合がスタンドに戻るとロドリゲスがワンツー、距離を詰めて右ヒザ蹴り、右アッパー、右ストレートと手数を増やす。ここもバシが組んでバックを狙い、ロドリゲスがスイッチして返そうとすると、バシがしつこくダブルレッグに入ってラウンド終了となった。
3R、バシがオーソドックスで右の前蹴りとダブルレッグに入りつつ、サウスポーにスイッチして左ミドルを蹴る。ロドリゲスは右ストレートで前進。バシが左ストレートからダブルレッグに入ると、ロドリゲスは腰を前に突き出してダブルレッグを切る。バシはしつこく組んでロドリゲスをケージまで押し込むが、ロドリゲスは小手を巻いて投げでバシをテイクダウンする。バシはフックガードからロドリゲスの左腕をキムラに取りつつ、左腕を差して立ち上がる。
スタンドではロドリゲスがすぐにワンツーと右ストレート。バシの蹴りをスウェーでかわして左ボディを打ち込む。バシもシングルレッグでバシをケージまでドライブしてダブルレッグへ。ロドリゲスはそれを切って正対、逆にバシをケージに押し込んで離れ際にヒザ蹴りを入れる。ロドリゲスは打撃でプレッシャーをかけ、バシのミドルとスピニングバックフィストをスウェーでかわし、すぐにワンツーを打ち込む。
組みつくバシだったが、ロドリゲスがバシをケージに押し込んで右ヒジと右アッパー。距離が離れるとワンツーを打ち込む。ここでバシがオーソドックスで前に出てジャブ、サウスポーにスイッチする。ロドリゲスはすかさず右ミドルを蹴って、バシに組まれてバックを狙われてもすぐに正対。逆にロドリゲスが足をかけてテイクダウンを仕掛けつつ離れる。
試合がスタンドに戻るとロドリゲスがジャブから右のヒザ蹴りとワンツー。バシが前に出ようとすると右ヒザをカウンターで合わせる。終盤、ロドリゲスはカポエイラ式のハイキック。グラウンドで下になってもすぐに足関節を仕掛けて試合終了となった。判定はジャッジ3名とも29-28でロドリゲスを支持。バシの積極的なアタックを受け流し、最終的に試合をコントロールしたロドリゲスが判定勝利した。
<ウェルター級/5分3R>
プナヘラ・ソリアーノ(米国)
Def.1R0分31秒 by TKO
ウロス・メディッチ(セルビア)
ともにサウスポー。メディッチが右フックを振ると、ソリアーノが左ストレートを返す。ソリアーノが頭を下げてワンツー。メディッチはケージづたいに左へ回った。メディッチの右目尻から出血が見られる。メディッチがフェイントから左ボディストレートを伸ばした。ソリアーノは一気に踏み込み、左ストレートから右フックでメディッチのアゴを打ち抜いた。背中からダウンしたメディッチに、ソリアーノが追撃のパウンドを浴びせると、即レフェリーが割って入った。
<ミドル級/5分3R>
マルコ・トゥーリオ(ブラジル)
Def.1R3分04秒by TKO
イホール・ポティエリア(ウクライナ)
サウスポーのポティエリアに対し、トゥーリオが左のアウトロー、右ストレートで飛び込む。さらにトゥ―リオは右ストレートから返しの左フック、右のパンチから距離を詰める。ポティエリアも右フックと左ストレートのカウンターを狙う。トゥーリオが右ミドルを蹴って、再び右ストレートから左フック。ポティエリアも左ストレートを顔とボディに打ち分ける。
トゥーリオは左のアウトローから踏み込むタイミングを測りつつ、右ハイを蹴る。ここからトゥーリオはポティエリアの蹴りに右ロングフックを狙い、スイッチしながら左右にフックで前に出る。ポティエリアは左ボディストレート、トゥーリオはポティエリアが体を沈めたところに右ストレートを打ち、右ボディストレートにつなげる。
ポティエリアはトゥーリオの前足に左右のローを集め、ポティエリアが体を沈めたところに右を打ち込む。続けてトゥーリオは右のスーパーマンパンチで飛び込み、距離が詰まったところでヒザを蹴ると、これがローブローとなる。再開後、トゥーリオがジャブから右ミドル、踏み込むポティエリアに右ストレートを合わせる。
さらにトゥーリオはジャブから右ハイ、ジャブから右ストレートで前に出ると、ショートの右フックでダウンを奪う。ポティエリアが体を起こして組みつこうとするが、トゥーリオがポティエリアを寝かせてヒジを連打。ポティエリアのガードからの腕十字を腕を抜いて外すと、亀になるポティエリアに後ろからパンチを連打して、レフェリーストップを呼び込んだ。
ライト級。
モイゼスはATT所属のグラップラーで、UFC7勝6敗。ランキングには届かない中堅ファイター。前戦ではライト級4勝0敗1部のルドビト・クラインと、ランカーへの挑戦権がかかっているであろう試合で対戦。1Rにパンチでダウンを奪われ、3Rにはミドルを腹に打ち込まれてダウンするなど、終始劣勢のまま判定負け。2Rには得意の足関狙いから膝十字を決めかけた場面もあったものの、すぐに外されてしまい、逆に上からパウンドをもらってしまった。29歳。
オグデンはUFC3勝2敗1NC。オグデンといえば、ニコラス・モッタ戦で終始圧倒していながら、3Rに肩固めに入ったところで、モッタが落ちていないにも関わらずレフェリーがストップを掛けたせいで、逆にノーコンテストとなってしまう逆アシストをされたことが印象に残っているが、その試合後は2連勝して勝ち越している。キャリア18勝でKO勝ちがゼロで、一本勝ちが11回。ここ2試合は押さえ込んでの塩漬けで判定勝ちしているが、ここから上に行くにはフィニッシュを狙う姿勢を見せないと、チャンスすらもらえない。35歳と若くないので、今さらスタイルチェンジも難しいかもしれないが。
両者オーソドックス。ATTの伝家の宝刀カーフキックを蹴るモイゼス。右オーバーハンド。さらにまたカーフ。じわじわ詰めてジャブを出すオグデンだが、モイゼスにカーフを蹴られる。オグデンはインロー。さらに右を入れた。ワンツーからインロー。インロー連打。手数を増やしてきたオグデン。モイゼスは逆に手数が減る。ホーン。
1R打撃の手数でオグデン。
ウェルター級。
パーソンズはUFC2勝3敗と負け越している。ローカル時代は9勝すべてが一本勝ち(うち8試合が1R)で、KO勝ちはゼロ。しかしUFCでの2勝はいずれも判定勝ちで、ローカル時代は相手のレベルが低すぎただけという疑惑がある。前戦はUFC2戦目のオーバン・エリオットにグラップリング勝負で劣勢となっての判定負け。29歳。
スミスは今年に入ってからアンドレアス・グスタフソンの代役として出場が決まった。昨年10月のDWCSで勝利し、UFCとの契約を決めたばかり。キャリア9戦全勝で、うち7KO勝ち。パーソンズとは逆で、一本勝ちがなくフィニッシュはすべてKOだが、オールアメリカンレスラーで、DWCSの試合では8分間に7度テイクダウンを奪ってパウンド・ヒジで削ってのKO勝ち。ウェルターにしては小さめの178cmで、DWCSの試合では当日リミットより4ポンドしか重くない174ポンドだったとのこと。28歳。
スミスがロー、前蹴りをヒット。ヒザ。四つに組んだパーソンズ。引き剥がしたスミス。ヒジ。テンカオ。右ストレートからの左フックでパーソンズダウン!パウンドに行ったところでレフェリーストップ!
スミス、準備期間は短かったが、秒殺KO勝利でUFCデビューを飾る。
自分がプレイしてKOした瞬間を動画にしました。
#UFC5
#PS5