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【Special】Fight&Life#104より。芦澤竜誠×山本聖悟「竜誠に言われたことは間違ってない」(山本)

【写真】練習はもちろん、お互いにセコンドについて試合をサポートする芦澤と山本。対談でも2人の息はぴったり合っていた(C)MASASHI KIKAWA

現在発売中のFight & Life#104のワイド特集「格闘技日本代表」内で芦澤竜誠と山本聖悟による対談が行われた。
Text by Takumi Nakamura

7月13日に行われたBlack Combat 11でパク・ソンジュンをKOした山本、そして7月28日の超RIZIN03で皇治に判定勝利してMMA初勝利を挙げた芦澤。2人は芦澤がK-1参戦当初から交流があり、芦澤のMMA転向に合わせて共にMMAに取り組むようになった。

今回の対談ではそれぞれの試合を振り返りつつ、独自の打撃論について語っている。MMAPLANETでは「Black Combat 11」での山本×ソンジュンについて語っている部分の一部を掲載したい。


──それでいくと、山本選手は韓国のBlack Combat(以下、BC)に参戦していて、7月のパク・ソンジュン戦でもKO勝利して、現在3連勝中です。ちょうど芦澤選手と練習するようになった時期と重なりますよね。

山本 最後に負けた試合(2023年1月のキム・ジョンフン戦)から竜誠にセコンドについてもらっていて、今年は3戦3勝です。

芦澤 俺がセコンドについて、試合前に「絶対にこれやったら勝てるよ」って話をして、それが実際にハマったことがいっぱいあるんですよ。俺がセコンドにつく以上、勝たせなきゃいけないんで。

山本 BCはプロモーションも兼ねて試合の一週間前くらいから現地に入るんですけど、竜誠もそのタイミングから来てくれて、向こうのジムで一緒に練習して、その一週間で分かることも多いんです

芦澤 それで結果が出て、ってことがお互い積み重なっているから、お互いを信じて、自信にも繋がる。基本的に俺と聖悟は一緒じゃないですか、ストライカーとして。だから聖悟の打撃が段々と試合でもハマって、俺たちがやっていることは間違いないよねっていう。

──山本選手としても芦澤選手のアドバイスを受けて打撃の向上や変化は感じていますか?

山本 感じますね。例えば前回の試合は相手がサウスポーで、試合の一カ月前くらいからクレイジービーの選手にスパーリングパートナーをお願いして、サウスポー対策をやっていたんです。でもその時のスパーリングで怪我しちゃって。その時の動画を見ていたら、僕の位置取りとか動きがよくなかったんです。

芦澤 そうそう。だから俺がスパーリングの映像を見て「それじゃダメだよ。こうやって動かないと」ってアドバイスして。

山本 竜誠のアドバイスを聞いたら、なんで自分が怪我したのか分かるし、骨折してからはスパーリングはできなかったんですけど、動きそのものを修正することが出来たんです。

芦澤 俺もずっと立ち技やってたから“見える”んですよ、有利なポジション取りとか。それでいうと怪我した時の聖悟は相手にとって有利なポジションでやっちゃってたから、ある意味、自滅してた。だからそこを俺が修正したら、試合でKOしたんですよ。

山本 まさに竜誠に言われたことは間違ってないなと思いました

■「俺はK-1の頃から距離で戦うタイプ。MMA用の距離感が自分の中で分かってきた」(芦澤)「一度ブランクがあって復帰して、今年から連勝が始まった。これから竜誠と一緒に上がっていく」(山本)。ファイトスタイルや技術体系はもちろん、人間性も含めて盟友と言いたくなるほど息の合った2人。両者の対談が掲載されたFight&Life Vol.104は現在発売中です。

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45 MMA MMAPLANET o RIZIN SUPER RIZIN03 平本蓮 朝倉未来

【SUPER RIZIN03】朝倉未来×平本蓮は衝撃決着!平本が朝倉を左ストレート→パウンドアウト

<フェザー級/5分5R>
平本蓮(日本)
Def.1R by TKO
朝倉未来(日本)

平本はサウスポーに構え、朝倉はミドル・アウトロー・インローを蹴る。平本はステップしながらワンツーで飛び込む。さらに平本はジャブで追いかけて左ロー、朝倉はインローを蹴り返す。平本は構えをスイッチしながら右を見せる。距離が開くと平本が左ローを蹴って、左右に体を振ってプレッシャーをかけながら左ストレートを打ち下ろす。これで朝倉の足を止めると、一気に連打をまとめて左ストレートをなぎ倒す。最後は朝倉にパウンドをまとめたところでレフェリーが試合をストップした。

試合後、平本は「すいません、いつもしゃべることを考えているんですけど、今日は考えてなくて。とにかく朝倉未来、ありがとう。そして引退しないでください。朝倉未来がいたから情熱を持ってやってこれたし、自分を見つめ直したし、なにも言うことはないです。勝ててうれしいです」と心境を語った。


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45 GLORY K-1 MMA MMAPLANET o RIZIN SUPER RIZIN03 YA-MAN YouTube   久保優太 斎藤 斎藤裕

【SUPER RIZIN03】絶妙の空間支配と、出させない圧。久保優太が斎藤裕を三日月蹴りで沈める

<フェザー級/5分3R>
久保優太(日本)
Def.2R4分19秒 by TKO
斎藤裕(日本)

サウスポーに構えた久保が左ミドルハイを蹴る。その後ろ足の大きく動かしフェイクで見せると、ミドルハイを狙う。スイッチした斎藤に対し、左ローを蹴った久保が続いてミドルを蹴る。近づくと左ストレートを出す素振りも見せるなど、久保が空間をコントロールすて高いミドルを放つ。右ストレートが届かなかった斎藤は飛び込んでシングルレッグ。コーナーに押し込む。コーナーバックルを利して倒れなかった久保は、小さないヒザを見せダブルレッグも右腕を差して防ぐ。

斎藤はボディロックを外して、右のパンチを放つ。そのまま胸を合わせたコーナーレスリング  左ミドルに右を合わせた斎藤だが、直後に右のカウンターを被弾してしまう。ステップインに左ミドルを入れた久保は、やや口が開き気味になってきたか。最後の10秒、斎藤の前蹴りに対し久保は2度ミドルハイを放った。

2R、久保の左ミドルと斎藤の左が交錯する。遠目の距離からテイクダウンを見せ、直後に同じ動き出して右を伸ばす。斎藤は左ジャブ、久保はかわして左ミドルを蹴る。斎藤は左ロー、久保は左ミドルハイを肩口に入れる。軌道を変えて三日月を蹴った久保は、右ボディストレートにミドルを蹴っていく。ノーガードで誘う久保は、ミドルより高いハイを蹴る。残り2分、ステップをやや増やした久保は左ミドルを蹴り、ダブルレッグを切るとパンチをスウェイして左を打ち込む。斎藤は手数が減り、入れない展開が続いている。

三日月を2発入れた久保は、テイクダウンを切って圧を掛ける。斎藤は真っすぐ下がってから仕掛けたテイクダウンを切れら、ボディにヒザを受ける。直後にコーナーで三日月を蹴られた斎藤はしゃがみこむ。久保が左から右ヒザを放った刹那、レフェリーが試合を止めた。

「途中まで考えていたんですけど、飛んでしまいました。あぁ、思い出しました。例の名前を出しちゃいけないYouTuberさんと大変なことをしてしまって……K-1王者、Glory王者の名を下げてしまいました。でもRIZINで4連勝して、元チャンピオンに勝ちました。僕って立ち技が天才だったんで、MMAでもこんなに強くなっちゃって。今、RIZINフェザー級ランキングで5位ぐらいになったでしょうか。僕はRIZINフェザー級でチャンピオンになりたいです。近々、タイトルマッチを組んでほしいです。榊原社長、最悪、挑戦者決定戦で良いです。サラちゃん、豪州から戻ってきてくれて。YA-MAN選手もそうだけど、愛の力は強いですね。なんちゃって(笑)」と敗者が救われないマイクを終えた。


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45 MMA MMAPLANET o RIZIN SUPER RIZIN03 キック 扇久保博正 神龍誠

【SUPER RIZIN03】扇久保×神龍の因縁の一戦は、扇久保が接戦の末に判定勝利。試合後の握手はなし

<フライ級/5分3R>
扇久保博正(日本)
Def.3-0
神龍誠(日本)

サウスポーの神龍に対し、扇久保がインローを蹴る。神龍は扇久保の前足にシングルレッグに入ってテイクダウンを奪う。扇久保の左足をまたいでハーフガードでトップキープする神龍。扇久保はフルガードに戻し、神龍は身体を起こしてパンチを落とす。神龍は中腰からパンチを落とし、扇久保は神龍の身体を蹴って立ち上がる。

扇久保がジャブを突き、神龍は左ハイキックを蹴る。扇久保が左のアウトローと右の三日月蹴り、神龍は左ストレートを返す。扇久保はアウトローと右の前蹴り、神龍は右ハイと右アウトローを蹴り返す。扇久保はインローを飛ばし、神龍は左ストレートを返し、この左から飛び込んでいく。扇久保は右のインローと前蹴り、組みの攻防になるが両者離れる。神龍がジャブを突いて、扇久保は右ストレートから左フック。終了間際に組みになると神龍が反り投げを狙うが、扇久保がそれを潰す。神龍が亀になったところでラウンド終了となった。

2R、扇久保は右の前蹴り。神龍が左ストレートで飛び込むと、扇久保が組んでテイクダウンし、神龍が立ち上がる。この組み際でバッティングが派生し、神龍が左目尻をカットしてドクターチェックが入る。再開後、扇久保が右で飛び込むと、神龍はステップでかわす。扇久保は右ストレートから左フック、神龍は足を使ってジャブを突く。神龍はニータップで飛び込みつつ、扇久保の左フックに合わせて組みつく。そのまま四つの攻防になるが離れる。

神龍はジャブ、扇久保は右ストレートをのボディと顔に打ち分け、組みのフェイントを入れる。神龍はジャブを振って、扇久保のインローに左ストレートを合わせる。右フックを蹴り足をすくってテイクダウンを狙う。前に出る扇久保は前足にローを集める。神龍はニータップを狙うが、扇久保は左フックと左ロー、神龍の前足をローで削る。神龍が左のスーパーマンパンチ、扇久保も右ストレートを返す。扇久保はスピニングバックフィストを狙い、神龍はそれをかわして左ストレート。扇久保の蹴り足をキャッチしてテイクダウンし、扇久保はその立ち際にパンチを入れる。

3R、神龍はジャブとアウトロー、扇久保も右ストレートを見せつつアウトローを蹴る。神龍は左ストレートから飛び込んで右フック。扇久保が右ストレートから左フック、神龍のシングルレッグにギロチンを合わせる。神龍は頭を抜いてトップキープする。神龍はインサイドガードでトップキープして、コツコツとパンチを落とす。神龍が体を起こしてパンチを落とすと、扇久保は神龍の身体を蹴って立つ。

扇久保はインローを蹴って前に出る。神龍が左ストレート、扇久保も右ストレートを返して右ミドルを蹴る。扇久保がそのまま前に出て両差しで組み付いてコーナーまで押し込む。神龍はテイクダウンをディフェンスし、扇久保が離れてパンチをまとめたところで試合終了となる。判定は3-0で扇久保が勝利。神龍との因縁の一戦を制した。


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45 MMA MMAPLANET o RIZIN SUPER RIZIN03 ヒロヤ 所英男

【SUPER RIZIN03】崖っぷちの所英男、ローに右ストレートを合わせてマウント&ヒジでヒロヤにTKO勝ち

<59キロ契約/5分3R>
所英男(日本)
Def.1R3分20秒 by TKO
ヒロヤ(日本)

ジャブを見せて動く所、ヒロヤが右カーフを蹴る。距離を測るなかで、ヒロヤが右クロスを放つ。カーフからワンツーのヒロヤに対し、所も右ローを蹴る。跳ねるような右ハイを見せたヒロヤは、シングルレッグを切る。ここで引き込んだ所の足関節を対処すると、潜りもエルボーを落とす。所は左を差して立ち上がって、離れる。様子見のなかローの同士討ちから、ヒロヤが右カーフを入れる。体がよれた所はローに右ストレートを合わせる。

グシャっという音がして、腰から崩れたヒロヤ。所はマウントを取った、エルボーの連打で引退返上のTKO勝ちを決めた。所は家族とチームメイトと勝利を喜んだ。


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45 MMA MMAPLANET o RIZIN SUPER RIZIN03 キック 皇治 芦澤竜誠

【SUPER RIZIN03】ジャブで距離を支配して組みに対応。芦澤がMMAルールでも皇治を撃破

<バンタム級/5分3R>
芦澤竜誠(日本)
Def.3-0
皇治(日本)

芦澤がいきなり左フックで飛び込む。芦澤は左ジャブで距離を取って、ワンツーを見せる。前に出る皇治が右ストレート、芦澤はワンツー、皇治の右に右を合わせる。芦澤はサークリングしながらジャブを突き、皇治は右をかぶせる。皇治は距離を詰めてクリンチになるが、芦澤は離れる。

試合がスタンドに戻ると皇治が右ストレートを当て、皇治が距離を詰めるが芦澤は組ませない。芦澤はスイッチもしながら左ストレート、皇治が組みつこうとすると、それを切って鋭いヒザ蹴りを突き刺す。芦澤は変則的な動きを見せてジャブと左フック、ガードを下げて左フック。皇治が右ストレートと右ハイ、ワンツーで前進。芦澤はガードを下げてジャブを突き、皇治はローと右ハイを見せる。

2R、芦澤サークリングしてジャブを当てる。皇治も右フックで飛び込むが、芦澤はジャブ&ステップで距離を詰めさせない。皇治が組みつこうとすると、ヒジを差し込んで深く組ませずにボディにヒザ蹴りを入れる。芦澤は縦ヒジと首相撲からヒザ蹴り。皇治は距離を詰めてパンチで前に出るが、芦澤はそれを空振りさせてジャブ・右ストレートとヒザ蹴り、右ストレートから左のヒザ蹴りを当てる。

皇治は左右のフックで前進し、芦澤はそこに左フックを返す。皇治が組みつくが、芦澤はテイクダウンは許さない。芦澤はパンチで前に出続け、芦澤はヒザ蹴りで迎え撃つ。残り30秒、芦澤がパンチを空振りし、皇治がバックにつくが、芦澤は正対する。芦澤は右ストレートで飛び込み、ジャブと左フック、左のヒザ蹴りを当てる。

3R、お互いの右と右が交錯。芦澤が左のヒザ蹴り、前に出る皇治が左フックを当てると、これで芦澤が尻餅をつく。すぐに芦澤が立ち上がるとが、皇治がテイクダウンを奪う。皇治はインサイドガードでトップキープし、一度、立ち上がる。再び皇治が距離を詰めると、芦澤もヒジを立ててガードから立ち上がる。

芦澤はジャブをついて、距離を詰める芦澤にヒザ蹴り。組みついた皇治が首投げ気味に投げると、芦澤は頭を抜いて立ち上がる。試合がスタンドに戻ると、芦澤は皇治が前に出てくる来るところに左右フック、クリンチしてアッパー。両者の右と右が交錯すると、芦澤はワンツーから左フック、左のヒザ蹴りを突き刺す。

皇治も必死にパンチで詰めていくと、芦澤はボディにヒザ蹴り。これを効かせて左フックを打ち込むと、皇治の足が止まる。それでも皇治は前進。芦澤はそれをジャブで止めてヒザ蹴り、皇治も左フックを打ち返す。芦澤は縦ヒジで迎え撃ち、消耗が激しい皇治は打撃の攻防から自らガードに引き込む。

芦澤はそこにパンチを落とし、皇治もガードからサブミッションを狙い、芦澤はそこをがぶる。両者が立ち上がり、お互いフラフラになって殴り合う。ここで試合終了となり、芦澤が判定勝利。スタンドで距離を支配した芦澤がキックルールに続いてMMAルールで皇治を下した。


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45 MMA MMAPLANET o RENA RIZIN SUPER RIZIN03 ケイト・ロータス

【SUPER RIZIN03】大健闘ケイト・ロータスの腹を攻め、止まらない連打でRENAがTKO勝ち

<女子スーパーアトム級/5分3R>
RENA(日本)
Def.2R4分18秒by TKO
ケイト・ロータス(日本)

サウスポーのケイト・ロータスが左インローも、RENAが右ストレートを伸ばす。ケイト・ロータスも踏み込んでワンツー、距離を測るRENAが右を当てる。前蹴りを入れ、ローに左から右ストレートを当てたRENAの組みに、体を入れ替えたケイト・ロータスが離れる。RENAは右インローを蹴り、ケイト・ロータスは前蹴りを繰り出す。RENAのワンツーに距離を取り、右ミドルを蹴ったケイト・ロータスは左ハイを繰り出す。左のショートを決めたRENAは、前蹴りを捌いていく。ケイト・ロータスが前蹴りを多用するが、RENAはどっしりと構え焦らずに、右インローを蹴る。

ケイト・ロータスの左の蹴りを前蹴りでストッピングしたRENAが、左ストレートをバックステップでかわして左フックを被せていく。さらにワンツーの右を当てたRENAがワンツーを続ける。しかし、健闘のケイト・ロータスが頭を下げて左ロングを届かせる。ケイト・ロータスの左ハイをガードしたRENAが手数でなく、質でリードした。

2R、ボディから左を入れたケイト・ロータスは、近い距離で組んでヒザを見せる。RENAはスーパーマンパンチを繰り出すが、組むと体を入れ替えられヒザを受ける。飛び込んでボディも、ややパンチが粗くなったケイト・ロータスはステップインされると首相撲、クリンチでは引けを取らない。RENAが右を当て、ケイト・ロータスは打撃の押収に疲れたか動きが落ちる。コーナーに詰めたRENAに対し、ケイト・ロータスは首相撲からヒザを見えせる。

ワンツー、そして右を入れたRENAは頭が下がったケイト・ロータスをギロチンで捕らえる。頭を抜いた直後に体が伸びたケイト・ロータスのボディにパンチを集めたRENAだが、右を受けて動きが落ちる。右ハイは空振りになったが、左を当てたRENAが左ボディを連続で入れ、右は顔面を打ち抜く。コーナーに詰まったケイト・ロータスにパンチを集中させる。必至にパンチを返すケイト・ロータスだが、RENAのパンチが回転数を増して止まらない。動きが止まったケイト・ロータスを見て、レフェリーが試合を止めた。左目の下を大きく腫らせたRENA が、満面の笑みを浮かべた一方、善戦のケイト・ロータスは涙を見せた。

「下からの追い上げがほぼ初めてなので、凄く怖かったです。でも殴り合えて、凄く楽しかったです。勝ってから言えと言われ、勝ったので。榊原さん、私にもチャンスを下さい」と話し、RENAが1、2、3、Shootで締めた。


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45 MMA MMAPLANET o RIZIN SUPER RIZIN03 YA-MAN 鈴木博昭

【SUPER RIZIN03】YA-MAN、組み技への対応力を見せたうえで鈴木博昭を左フックでKO

<フェザー級/5分3R>
YA-MAN(日本)
Def.1R2分28秒 by KO
鈴木博昭(日本)

サウスポーの鈴木がインローと左ハイ、YA-MANはそれをブロックして右ストレートを返す。鈴木がシングルレッグでYA-MANに尻餅をつかせる。YA-MANはロープに体をあずけてヒジを落とし、鈴木はYA-MANの立ち際にヒザ蹴りとパンチを入れる。

鈴木は左腕を差してYA-MANをロープに押し込んでコーナーへ。YA-MANは差し返して首相撲に持ち込む。YA-MANは離れ際に左右のフック、アッパーから右ストレートと連打をまとめる。鈴木も左ストレートと左ミドルを返し、シングルレッグでテイクダウンを狙うが、YA-MANはテイクダウンを許さずに立ち上がり、左腕を差してコーナーに押し込む。

ここもYA-MANは離れ際のヒジを狙い、左フックからボディブローにつなげる。さらにYA-MANは右ストレートを顔面とボディに打ち分けて前進。一気にパンチをまとめる。鈴木も前蹴りや左ストレートを返すが、YA-MANが右ボディストレート、そして右から返しの左フックで鈴木をなぎ倒して豪快なKO勝利を収めた。

試合後、YA-MANは「MMAはめちゃめちゃ難しくて、最初はアマチュアの高校生に極められまくりました。でも一から始めて、この超満員の舞台に凡人の俺が立てるんだから、誰でも立てると思います。最後まで諦めないで頑張ってください。あきらめないで最後まで(にじほさんがいるお店に)通います!」と叫んだ。


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45 MMA MMAPLANET o RIZIN SUPER RIZIN03   摩嶋一整 新居すぐる

【SUPER RIZIN03】摩嶋がTD&組み技の強さを発揮、新居をパームトゥパームで斬って落とす

<フェザー級/5分3R>
摩嶋一整(日本)
Def.2R3分9秒 by RNC
新居すぐる(日本)

サウスポーの摩嶋に対し、新居が右ストレートを見せる。摩嶋がシングルレッグに入って、右腕を差してコーナーに押し込む。新居はテイクダウンをディフェンスしながらボディにヒザ蹴り。これで新居がバランスを崩してしまい、摩嶋がその立ち際にバックにつく。

そのままテイクダウンした摩嶋は足を四の字ロックして、新居の動きに合わせてマウントへ移行する。摩嶋は新居の脇を差せて肩固めを狙いつつ、パンチも落とす。摩嶋は新居が半身になるとヒジを落とし、下からホールドする新居の頭をマットに叩きつけた。

2R、新居が右アッパーを2連発。摩嶋もシングルのフェイントからパンチを狙う。新居はここも右アッパーから入って右ストレートを伸す。摩嶋がシングルレッグで組もうとすると、新居はそれを切って右ストレート。摩嶋はそのまま前に出てダブルレッグから組みつき、右腕を差してロープに押し込む。ここは新居が距離を取る。

試合がスタンドに戻る摩嶋が左ストレート、左の前蹴りからシングルレッグに入る。このまま四つで組んで足をかけて後方にテイクダウンしてバックへ。摩嶋は新居の右腕ごと足を四の字クラッチしてRNCへ。最後はパームトゥパームの形で一本勝ちを収めた。

試合後、摩嶋は「大舞台に立てたのも仲間、家族、スポンサーのみなさんのおかげです。僕一人では立てない舞台に立たせてもらえたことを感謝しています。明日も現場仕事が あるので今日はこの辺で」とコメントした。


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45 AB ABEMA MMA MMAPLANET o RENA RIZIN SUPER RIZIN03 YA-MAN   ケイト・ロータス ジョン・ドッドソン ヒロヤ ボクシング 久保優太 安保瑠輝也 平本蓮 征矢貴 所英男 扇久保博正 摩嶋一整 斎藤 斎藤裕 新居すぐる 朝倉未来 皇治 神龍誠 芦澤竜誠 鈴木博昭

【SUPER RIZIN03】計量終了 握手も一触即発も3試合。フィリピンではパッキャオの試合が300円PPV

【写真】所に対する、ヒロヤのリスペクトが感じられた (C)MMAPLANET

明日28日(日)に、さいたま市中央区のさいたまスーパーアリーナで開催される超RIZIN03の公開計量が、27日(土)に会場非公開で実施された。
Text by Manabu Takashima

メディアとファンクラブ当選者に限定公開された公開セレモニアル計量は、選手のアクションに対するファンの反応が非常に良く既に大きな盛り上げりを見せていた。

そんななかMMA、ベアナックル戦、スタンディングバウトに出場する22選手全員が計量をクリアし、フェイスオフが行われた。ところでフェイスオフ前後で握手を交わしたのは、わずかに3試合のみ。MMAに限ると8試合中、健闘を誓い合ったのは所英男とヒロヤの2人だけだった。

彼ら以外の握手組はマニー・パッキャオ&安保瑠輝也、ジョン・ドッドソンと征矢貴というボクシングとベアナックルファイト出場選手達で、同様にベアナックルで戦うタイ・エマリーはチャリーサ・シガーラに対し、手を合わせて丁寧に挨拶を行っていた。

意外だったのは斎藤裕と久保優太が握手をしなかったことか。

両者の普段の言動を前提とすると掌を合わせるかと思われたが、第7試合以降はフェイスオフ後にマイクでコメントという流れだったために、一旦取った距離を戻すことが難しい空気にはなっていた。


対して握手でなくても体が触れる──もしくは触れそうな一触即発の状況に陥ったのも3試合。鈴木博昭が一気に距離を詰めると、YA-MANに額を押しつけ不敵な笑みを見せた。

手を伸ばしたのは、やはり芦澤竜誠と皇治だった。ただし、5月の会見時のように殴り合いに発展することはなく、ばかりか芦澤が最前列で見学をしていたライアン・ガルシアを指さし、これに反応した皇治がガルシアを挑発するという出来上がり具合だった。

ショーアップを超越してピリピリしていたのは、扇久保博正と神龍誠だった。握手をしづらい距離となっていたにも関わらず、マイクで互いに「殺してやる」と言葉を吐くと、指をさして詰め寄るというシーンが見られた。

体が触れることはなかったが、やはり最高の緊張感が感じられたのはメインで戦う朝倉未来と平本蓮だった。その平本、会場を後にする際に目が合うと「これまでと全く違いますよ」と仕上がり具合に自信をのぞかせていた。

打撃もそうだが、グラップリングに関して打ち合うこと前提の組みを取り入れて、より総合力が上がっているという話も聞かれる。結果、打撃に関しても、より威力を増した一撃を入れることができるようになったというが──果たして……。

今回の計量はフィリピンから多くのメディアが取材をしていたのも印象深い。もちろん、パッキャオが目当ての彼らは「MMAに興味はない。マニーの取材のためにだけに日本に来た」と言い切っていたが、懸命にIZINガールを撮影していたのはご愛敬だ。

そんなフィリピンのメディアに、どのようにしてフィリピンのファンが今大会をチェックできるのかを尋ねると、日本円で300円ほどのPPVで、携帯で視聴できるということ。ただし、それもイベント全体でなくパッキャオ×安保の1試合のみということだった。

■視聴方法(予定)
7月28日(日)
午後2時00分~ ABEMA、U-NEXT、RIZIN LIVE、RIZIN100CLUB、スカパー!

■ SUPER RIZIN03計量結果

<フェザー級/5分5R>
朝倉未来:65.9キロ
平本蓮:66.0キロ

<スタンディングバウト特別ルール69キロ契約/3分3R>
マニー・パッキャオ:68.05キロ
安保瑠輝也:68.75キロ

<フェザー級/5分3R>
斎藤裕:66.0キロ
久保優太:65.95キロ

<フライ級/5分3R>
扇久保博正:56.95キロ
神龍誠:56.95キロ

<59キロ契約/5分3R>
所英男:58.9キロ
ヒロヤ:59.0キロ

<バンタム級/5分3R>
芦澤竜誠:61.0キロ
皇治:60.85キロ

<BKFCフライ級(57.2キロ)/2分5R>
ジョン・ドッドソン:57.2キロ
征矢貴:57.2キロ

<女子スーパーアトム級/5分3R>
RENA:48.9キロ
ケイト・ロータス:48.65キロ

<フェザー級/5分3R>
鈴木博昭:65.9キロ
YA-MAN:65.95キロ

<BKFCフライ級(57.2キロ)/2分5R>
タイ・エマリー:54.1キロ
チャリーサ・シガーラ:53.9キロ

<フェザー級/5分3R>
新居すぐる:65.6キロ
摩嶋一整:65.8キロ

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