カテゴリー
ABEMA DEEP MMA MMAPLANET o RIZIN Road to UFC SASUKE UFC UFC272 アンシュル・ジュビリ イ・ジョンヨン イー・チャア ウリジブレン キム・ギョンピョ キム・ハンソル クルムアリ・マイマイティトゥハティ ググン・グスマン コルビー・コビントン シャオ・ロン トップノイ・キウラム パク・ヒョンソン パンクラス ホルヘ・マスヴィダル ホン・ジュンヨン 中村倫也 修斗 内田タケル 堀内佑馬 宇佐美正パトリック 松嶋こよみ 海外 野瀬翔平 風間敏臣

【RTU ASIA2022】「優勝できる実力を持っていると想定して」。イー・チャアと準々決勝、SASUKE─02─

【写真】一連のインタビューはABEMAと共同取材。動画でRoad to UFC出場選手たちの模様も楽しんでいただきたい(C)MMAPLANET

9日(木・現地時間)、シンガポールはカレンのシンガポール・インドアスタジアムで開催されるRoad to UFC ASIA Episode01でイー・チャアと対戦するSASUKEインタビュー後編。

UFC PPV大会をラスベガスでの出稽古期間中に会場で観戦したことで、SASUKEは日本との違い感じ、今回のトーナメントは決勝で松嶋こよみと戦いたいと思っていたという。SASUKEが目にしたベガスと日本のMMAの違いとは。そしてUFCとの契約を勝ち取るには障害となる初戦の相手イー・チャア、両者が勝ち上がれば準決勝で戦うことになった松嶋について尋ねた。

<SASUKEインタビューPart.01はコチラから>


──RIZINでフェザー級トップになるのではなく?

「そうですね。パンクラス、DEEPが一番分かりやすいと思っていました。RIZINで勝って名前を挙げて、日本で注目される存在になることでUFCも契約するというルートがないわけでないことは理解しています。それよりも自分の責務を全うしながらアピールをする方が、可能性があるのではないかと思っていました」

──UFCで戦える選手でもRIZINで戦い続けるケースと、UFCで戦いたいと思って戦っている選手がいるかと思います。

「行こうと思っている、思っていないは別にしても実力が上の選手はRIZINに集まっています。クレベル選手、斎藤裕選手、今のチャンピオンの牛久選手、それに摩嶋選手とか勝ち星こそないけど海外でベルトを獲ったこともあります。自分の力を測る、海外で戦えるのか試すうえでRIZINのファイターと戦うにもアリだと思いました。

ただ格闘技界で前例のないことといっても……そもそも知ってもらわないと始まらないということは、最近になって分かったというか。そういう意味では注目度の高いRIZINに出るのも一つの選択肢として全然ありだとは思っています」

──そういうなかで7年振りになります。日本人選手が勝てばUFCという戦いに臨むのは。そこが無くて皆が苦労してきた。と同時にコンテンダーシリーズだったら1試合でケリがつくのですが。その辺り、どのように感じていますか。

「そもそもチャンスがなかったので、行くしかないです。それは勿論厳しい道ですけど、ここでやらないといつやるの?って感じじゃないですか。なのでオファーが来た時に、やるって決めました。3つ勝って契約なら、3つ勝てない限り話にならないということ。そういう風に自分のなかで解釈したので」

──ベガスの練習でやっていけるという手応えを掴めたことで、そういう風に割り切れるということはありますか。

「そうですね。向うのファイターと組み合った経験があり、UFCに出ているファイターの実力も知った。そこで自分がどうやっていくのか、策というか……活路が見えている状態なので、やってやると腹を括っています」

──対戦相手は中国のイー・チャアという選手です。

「試合も数試合しかチェックできていないですけど、絶対に弱くないですよね。レコードも良いし」

──未知数で、実力が測りづらい。対戦相手のレベルも分からない。でも、強いヤツは強い。

「その通りです。相手は優勝できる実力を持っている。その可能性があると想定しています。この8人に選ばれるということは絶対に弱くはないですし。自分も似たような立場なので、誰がとってもおかしくないかなと。情報がなくても、優勝する力を持っている選手。油断はしていないです」

──私は韓国勢がやはり一番のライバルだと思っています。と同時に韓国の選手は映像もあって情報も豊富です。対して中国勢は分からない。そのような相手に、ここまで培ってきたことをどのようにぶつけたいと考えていますか。

「結局、勝たないと始まらないので。勝つために必要なことを全うする。5分3Rを戦った時にチャンスがあればフィニッシュしますけど、15分間のなかで如何に自分の時間を創ることができるか。自分が先に仕掛けるだとか、エゴを押し付ける試合をすれば勝ちにつながるので、そういう試合をしようと思います」

──それがトーナメント戦の良さかと。これがコンテンダーシリーズだと、ド派手で勝利至上主義とならない、また別のMMAになるかと思います。しっかりと制圧することが否定されがちな。

「僕はスタイル的に他の人と違う所があると思うので。そこを良い意味で楽しんでもらえるというのがあります。見せなきゃいけないとか、自分のやりたいことが出せればなるようになると思っています。だから、そんなにトーナメントだからとか、コンテンダーシリーズだからとかは考えていないです。自分のパフォーマンスを出し切って、なるようになるだろうと(笑)」

──SNSで松嶋選手とは決勝のつもりだった、本物の格闘技を日本に根付かせたいと書かれていたのは?

「僕、現地時間の3月1日にラスベガスに着いたんですけど、現地の5日にUFC272をTモバイル・アリーナで観たんですよ。ホルヘ・マスヴィダルとコルビー・コビントンがメインのPPV大会を観て……全てが違っていました。ただの格闘技ファンに戻った1日になって。これが世界一のMMAだと思いました。

選手のレベルとかではなくて──スポーツと政治は別物であってほしいですけど、ロシアの選手には大ブーイングで、ウクライナの選手は大声援というぐらい国民性が反映されていました。そこまでMMAに乗っかることができるって、日本にはないじゃないですか。そこまで感情を動かせるんだって。

実際に向うで生活をして、どれだけUFCファイターがリスペクトされているかも見てきました。引退したロクサン(モダフェリ)でさえ、ショッピングしていると店員に声を掛けられていました。ここまでいけばMMAも本物だなって。だからUFCぐらいの盛り上がり、その市場を日本の国民に知ってもらうには僕と松嶋選手で決勝をやるのがベストだと思っていました」

──それだけの志を持っていると互いに認め合っているわけですね。

「そうです。松嶋選手も本気でソコを目指してやっている。彼も実力で生き残ってきている人なので。倒し合わないといけない時が来るんですけど、✖世界で見た時には仲間ではないですけど、そういう気持ちはチョットありました」

──松嶋選手とはアマチュア修斗で戦っています。

「アハハハ。そうなんです、やっています。松嶋選手のアマ修斗デビュー戦だったかと。で、僕が負けて。松嶋選手は関東選手権で優勝し、そのまま全日本選手権で優勝しました。プロでも修斗新人王になり、負け無しで上がっていきました。僕はアマ修斗で負け越してプロになっていますから。それからケガもしたし、負けも経験した。あの人も順風満帆でやってきたわけじゃないですけど、僕とはキャリアの積み方が違っています。だから当たった時は『実はあの時やっていたんだよ』と引っ張り出してもらうと、見る人にとって一つのストーリーになるかなって(笑)。そんなには気にしていないですけど」

──そういう背景があると、なおさらあのトーナメント枠はほろ苦いです。

「決勝で当たることができていれば、日本国民は……日本のMMAファンはもっともっと注目してくれると思いました。準決勝でも話題になるでしょうけど、やっぱり決勝でやる方がストーリーがあるじゃないですか。まぁ、そういう風に現地でUFCを観て思いました」

──浪漫があるわけですね、MMAに。それでもUFCは2人が勝てば準決勝で当たるトーナメント枠を作成しました。浪漫はあっても、全くセンチメンタリズムはない。あの人達のやっていることは容赦がないです。

「それだけ厳しいところなんだと、通告された感じです」

──ともあれ準決勝の前に1回戦を勝って貰わないといけないです。改めて初戦に向けて意気込みをお願いします。

「やれることはやってきたので、自分のパフォーマンスを出してどんな形でも勝ちます。ここでこけたら終わり。先は見えないと思うので、何をしても勝つ。そういう気持ちです」

■視聴方法(予定)
6月9日(木・日本時間)
午後3時30分~ABEMA格闘Ch

Episode01
午後3時30分~UFC FIGHT PASS
Episode02
午後6時30分~UFC FIGHT PASS

6月10日(金・日本時間)
午後3時30分~ABEMA格闘Ch

Episode03
午後3時30分~UFC FIGHT PASS
Episode01
午後6時30分~UFC FIGHT PASS

■ROAD TO UFC AISA2022 Episode01対戦カード

<Road to UFCフェザー級T準々決勝/5分3R>
SASUKE(日本)
イー・チャア(中国)

<Road to UFCライト級準々決勝/5分3R>
パラチン(中国)
キ・ウォンビン(韓国)

<Road to UFCバンタム級準々決勝/5分3R>
風間敏臣(日本)
クルムアリ・マイマイティトゥハティ(中国)

<Road to UFCフライ級準々決勝/5分3R>
チェ・スングク(韓国)
ラマ・スパンディ(インドネシア)

<ライトヘビー級/5分3R>
チャン・ミンヤン(中国)
トゥコ・タクコス(ウクライナ)

■ROAD TO UFC AISA2022 Episode02対戦カード

<Road to UFCバンタム級T準々決勝/5分3R>
シャオ・ロン(中国)
キム・ミンウ(韓国)

<Road to UFCフェザー級準々決勝/5分3R>
松嶋こよみ(日本)
ホン・ジュンヨン(韓国)

<Road to UFCフライ級準々決勝/5分3R>
チウ・ルェン(中国)
ウォーレン・デルロサリオ(フィリピン)

<Road to UFCライト級準々決勝/5分3R>
アイリヤ・ムラトベク(中国)
パワン・マーン・シン(インド)

<フライ級/5分3R>
ショーン・エチェル(豪州)
内田タケル(日本)

■ROAD TO UFC AISA2022 Episode03対戦カード

<Road to UFCフェザー級T準々決勝/5分3R>
シェ・ビン(中国)
イ・ジョンヨン(韓国)

<Road to UFCフライ級準々決勝/5分3R>
堀内佑馬(日本)
トップノイ・キウラム(タイ)

<Road to UFCライト級準々決勝/5分3R>
アンシュル・ジュビリ(インド)
宇佐美正パトリック(日本)

<Road to UFCバンタム級準々決勝/5分3R>
中村倫也(日本)
ググン・グスマン(インドネシア)

<女子ストロー級/5分3R>
ソ・イェダム(韓国)
ジョセフィン・クヌトゥソン(スウェーデン)

■ROAD TO UFC AISA2022 Episode04対戦カード

<Road to UFCバンタム級T準々決勝/5分3R>
野瀬翔平(日本)
ウリジブレン(中国)

<Road to UFCライト級準々決勝/5分3R>
キム・ギョンピョ(韓国)
アスクルバイ(中国)

<Road to UFCフェザー級準々決勝/5分3R>
ルー・カイ(中国)
アンガ・ハンス(インドネシア)

<Road to UFCフライ級準々決勝/5分3R>
パク・ヒョンソン(韓国)
ジェレミア・シレガー(インドネシア)

<ウェルター級/5分3R>
ジョン・アダハー(フィリピン)
キム・ハンソル(韓国)

The post 【RTU ASIA2022】「優勝できる実力を持っていると想定して」。イー・チャアと準々決勝、SASUKE─02─ first appeared on MMAPLANET.
カテゴリー
ABEMA MMA MMAPLANET o ONE ROAD FC Road to UFC SASUKE UFC アンシュル・ジュビリ イ・ジョンヨン イー・チャア ウリジブレン キック キム・ギョンピョ キム・ハンソル クルムアリ・マイマイティトゥハティ ググン・グスマン サンチン シャオ・ロン トップノイ・キウラム パク・ヒョンソン ホン・ジュンヨン ボクシング 中国武術 中村倫也 内田タケル 堀内佑馬 宇佐美正パトリック 松嶋こよみ 野瀬翔平 風間敏臣

【RTU ASIA2022】ホン・ジュンヨン戦へ、松嶋こよみ─02─「ちゃんと喧嘩して、ちゃんと勝って」

【写真】MMAスパー後に站椿に取り組む、松嶋こよみ(C)MMAPLANET

10日(金・現地時間)、シンガポールはカレンのシンガポール・インドアスタジアムで開催されるRoad to UFC ASIA Episode02でホン・ジュンヨンと対戦する松嶋こよみインタビュー後編。

レスリング、キック、ボクシング、グラップリング、空手だけでなく、その空手でも型、基本稽古、さらには中国武術から站椿、メディテーションを生活のなかに採り入れている松嶋は、ある意味の異形のMMAファイターといえる。全てを出し切るが、集大成ではないRoad to UFC初戦に向けて、松嶋は非常に穏やかに自分が何をすべきかを話した。

<松嶋こよみインタビューPart.01はコチラから>


──対戦相手が決まったのが5月の中旬、全員が同じ条件とはいえ研究及び対策練習の時間は多くなかったです。

「トノン戦が終わって来てから積み重ねてきたことがあるので。決まってからは相手のことを考えて、コレが当てはまるように何個も何個も創りつつ、精度を上げる練習が今はできています」

──この1年強、動きの説明の言語化がかなり進歩したかと感じています。

「う~ん、トレーナーの岳(大宮司岳彦)さんのムーブメントと空手だったり、ボクシングが自分のなかで消化できてきた部分があって。こことここが組み合わせるというのが分かってきたので、言葉としてつかえるようになってきたんだと思います。

でも、まぁ分からないところとかは家に戻ってひたすらノートに書いているので(笑)。リマインドできて、頭に残るような感じにはしています」

──Road to UFCに出場することで、これまで松嶋選手の試合を追って来なかったファンも試合を視たり、その前後をチェックすることも考えられます。そういうファンの人からするとやはり空手の型稽古、基本稽古、さらに站椿と松嶋選手は何をやっているのかと思われるかと。

「七不思議ですよね、きっと(笑)。それこそ僕は朝にメディテーションをしたり、人が普通にMMAを線でつなげるところを色々な角度からつなげようと考えている部分はあると思います。だから站椿が直接MMAに繋がらなくても良いですし、サンチンで勝てるなんて全く思っていないです。ただし、站椿をやって、サンチンをやり、基本稽古をすることが自分のMMAに良い影響を与えてくれています。

サンチンを見て意味がないだろうと思う人がいても、それは然りです。当然だと思います。でも僕のなかではつながる部分がある。ただここはまだ言語化できていないです(笑)。別に試合前に瞑想をするNBAの選手だっています。僕だけがやっていることではない。どういうアプローチをするのかは人それぞれだと思っています。だけど、僕がこういうアプローチをしているというのを見てもらえると嬉しいです」

──そこを踏まえて、次の試合はこれまでやってきたこと出す集大成なのか。ただし、これはトーナメントで優勝してようやくUFCというスタート地点に立てるという状況です。

「う~ん、集大成にはしないです。何だろう……でも、出さないといけないモノは出さないといけないです(苦笑)。結局、優勝しないといけないし、その先を見据えて戦わないといけない。けれども、ここで出し切らないといけない。難しいです。

難しいですけど、あまり気張らずという感じでもあります。もちろん出し切るつもりですけど、ここがゴールじゃないので。ここで喜んでいるようじゃ、まだまだ。ただやることをやる。そこを意識して戦いたいと思います」

──準決勝が日本人対決になるかもしれないということに関しては?

「どうなんですかね(苦笑)、アレ。普通に決勝で当たるトーナメント枠になると思っていました。SASUKE選手と会った時もそういう話になったのですが……、あまりそういう意識はないですね。

トーナメント表が発表される前もRoad FCのチャンピオンが上がって来るだろうなとか、SASUKE選手が1回戦勝つだろうとか考えていたので、どっちと先に当たろうが気にすることなく、ただやることをやるだけです」

──これだけはやってはいけない。ケージのなかで、守らないといけないということはありますか。

「ちょっと試合間隔があいたことで、デビューした頃の勢いが戻ってきた感じがしています。ただあの頃の無鉄砲さ、考えなしで攻めるというのはその後の経験でダメなこと分かっているので。けど、勢いは無くさないで戦う。という感じですかね」

──カッとなってはいけない?

「そうですね。カッとなるとういうか、行けると思っていって失敗した。そういうことは経験してきたので、そこを生かして。同時に自分の鋭さをなくないように戦いたい。今回は本当にそう思っています。

ONEで戦っている間、だんだんと喧嘩ができなくなってきた部分がありました。そこをもう1回取り戻すというか。ちゃんと喧嘩して、ちゃんと勝って、ちゃんとUFCの本舞台に上がりたいと思います」

■視聴方法(予定)
6月9日(木・日本時間)
午後3時30分~ABEMA格闘Ch

Episode01
午後3時30分~UFC FIGHT PASS
Episode02
午後6時30分~UFC FIGHT PASS

6月10日(金・日本時間)
午後3時30分~ABEMA格闘Ch

Episode03
午後3時30分~UFC FIGHT PASS
Episode01
午後6時30分~UFC FIGHT PASS

■ROAD TO UFC AISA2022 Episode01対戦カード

<Road to UFCフェザー級T準々決勝/5分3R>
SASUKE(日本)
イー・チャア(中国)

<Road to UFCライト級準々決勝/5分3R>
パラチン(中国)
キ・ウォンビン(韓国)

<Road to UFCバンタム級準々決勝/5分3R>
風間敏臣(日本)
クルムアリ・マイマイティトゥハティ(中国)

<Road to UFCフライ級準々決勝/5分3R>
チェ・スングク(韓国)
ラマ・スパンディ(インドネシア)

<ライトヘビー級/5分3R>
チャン・ミンヤン(中国)
トゥコ・タクコス(ウクライナ)

■ROAD TO UFC AISA2022 Episode02対戦カード

<Road to UFCバンタム級T準々決勝/5分3R>
シャオ・ロン(中国)
キム・ミンウ(韓国)

<Road to UFCフェザー級準々決勝/5分3R>
松嶋こよみ(日本)
ホン・ジュンヨン(韓国)

<Road to UFCフライ級準々決勝/5分3R>
チウ・ルェン(中国)
ウォーレン・デルロサリオ(フィリピン)

<Road to UFCライト級準々決勝/5分3R>
アイリヤ・ムラトベク(中国)
パワン・マーン・シン(インド)

<フライ級/5分3R>
ショーン・エチェル(豪州)
内田タケル(日本)

■ROAD TO UFC AISA2022 Episode03対戦カード

<Road to UFCフェザー級T準々決勝/5分3R>
シェ・ビン(中国)
イ・ジョンヨン(韓国)

<Road to UFCフライ級準々決勝/5分3R>
堀内佑馬(日本)
トップノイ・キウラム(タイ)

<Road to UFCライト級準々決勝/5分3R>
アンシュル・ジュビリ(インド)
宇佐美正パトリック(日本)

<Road to UFCバンタム級準々決勝/5分3R>
中村倫也(日本)
ググン・グスマン(インドネシア)

<女子ストロー級/5分3R>
ソ・イェダム(韓国)
ジョセフィン・クヌトゥソン(スウェーデン)

■ROAD TO UFC AISA2022 Episode04対戦カード

<Road to UFCバンタム級T準々決勝/5分3R>
野瀬翔平(日本)
ウリジブレン(中国)

<Road to UFCライト級準々決勝/5分3R>
キム・ギョンピョ(韓国)
アスクルバイ(中国)

<Road to UFCフェザー級準々決勝/5分3R>
ルー・カイ(中国)
アンガ・ハンス(インドネシア)

<Road to UFCフライ級準々決勝/5分3R>
パク・ヒョンソン(韓国)
ジェレミア・シレガー(インドネシア)

<ウェルター級/5分3R>
ジョン・アダハー(フィリピン)
キム・ハンソル(韓国)

The post 【RTU ASIA2022】ホン・ジュンヨン戦へ、松嶋こよみ─02─「ちゃんと喧嘩して、ちゃんと勝って」 first appeared on MMAPLANET.
カテゴリー
ABEMA MMA MMAPLANET o Road to UFC SASUKE UFC   アンシュル・ジュビリ イ・ジョンヨン イー・チャア ウリジブレン キム・ギョンピョ キム・ハンソル クルムアリ・マイマイティトゥハティ ググン・グスマン シャオ・ロン トップノイ・キウラム パク・ヒョンソン ホン・ジュンヨン 中村倫也 修斗 内田タケル 吉野光 堀内佑馬 宇佐美正パトリック 松嶋こよみ 海外 野瀬翔平 風間敏臣 齋藤翼

【RTU ASIA2022】福岡から世界へ。野瀬翔平─02─「僕が優勝すると言う人は身内以外にいない」

【写真】師・弘中連佳と。「良い経験になる」という言葉は否定的に捉えられるかもしれない──が、なら国内で日本人同士で戦い続ければ良いのかということになる(C)MMAPLANET

いよいよ今週の9日(木・現地時間)と10日(金・同)に開催が迫ってきたRoad to UFC ASIA 2022。9日のEpisode04で元UFCファイター=ウリジブレンと戦う野瀬翔平インタビュー後編。

首都圏下、無料放送での試合から1年遠ざかってきた野瀬は、この間いかに成長しRoad to UFCに向かうのか。ダークホースと本人が断言するなかで、野瀬の心境を尋ねた。

<野瀬翔平インタビューPart.01はコチラから>


──相手に合わせないということですね。

「ハイ。いつも通りの自分を出せれば勝てると思います」

──外国人選手との戦いということを考えると、フィジカル負けをした吉野光選手との試合を思い出さないわけにはいかないです。

「あの試合があって、フィジカルを強化したということは特にないです。ただ3Rを動き続けることができるようにというトレーニングを増やしました。2R終盤から3Rにかけて僕がもう少し動くことができていればとにかくフィニッシュできたかもしれないし、もっとこっちのペースで動けたかもしれないので。僕がちょっと疲れてしまったのがあって。なので3R、15分を動き続けられるようにサーキットとかを増やしたというのはあります」

──ウリジブレンと吉野選手を比較すると……組んでみるまで分からないのですが、映像だと吉野選手の方が組み力というか切れは上ではないかと。

「あんな返され方は、練習で大きな選手とやっていてもされたことがないので(苦笑)。あのブリッジ返しは……。ただ、あの吉野選手のパワーが対戦相手が持っていないという想定はしないです。それ以上にあると考えて準備しています」

──それはそうですね。下らないことをいってすみませんでした。ところでトーナメント表が出ると、1回戦以降のことを考えざるを得ないかと。これが勝ってもう一度抽選で準決勝の組み合わせが決まるなら、ここだけに100パーセント集中できると思いますが。

「正直、僕は全く次のことは考えてないです。目の前の相手に勝たないと、次はないので。だからトーナメント表が発表されたことは全く関係ないです」

──なるほど。とはいえ準決勝にキム・ミンウが出てくると想定し、そこを乗り越えてなお、希望として日本人対決の決勝戦が残っています。この8人のメンツを見て野瀬選手自身、自分の力をどのように見極めていますか。

「正直、僕が優勝すると言ってくれる人は身内、本当に応援してくれる人以外いないと思います。ダークホースもダークホースで。本命ではないです。なのでひっくり返して、ビックリさせたいです」

──去年の7月の齋藤翼選手との試合以来、東京で戦っていないです。そしてHEATと闘裸男はツイキャス等の有料放送なので、それ以前の試合ほどファンが野瀬選手の試合を視聴できていないかと思います。この間、野瀬選手はどこが最も成長したと感じていますか。

「階級上の大きな選手を相手に、懐に潜りこめるように打撃の試合にも挑戦して(3月20日にRise West Zeroに出場し、1R1分59秒で勝利)、組みでの極め力もついてきていると思います。一番の成長は、試合前のメンタルですね。気持ちの持っていきかたが少しずつ分かってきて、その結果か連続でフィニッシュできています。心の持っていき方が分かってきたことが一番変わった点かと」

──インタビューでも以前より受け答ができるようになっています(笑)。

「ちょっと変わったかもしれないです(笑)。何がっていうのは、具体的は言えないですけど。試合に関しては、以前は気持ちが前に行き過ぎているのがあって……その辺りの自分を俯瞰して見えるようになりました。自分を抑えることができる自分がいて、ここはこんなモノでとバランスが取れるようになってきました」

──師匠として、弘中さんはこの間の成長をどのように捉えていますか。

弘中 ウチに入った時から精神的に脆いところがあったので。でも、今の若者は頭ごなしに言って育てることはできないです。実力がつくほどに気持ちの方も成長していけばと思ってきました。正直、自分も我慢しながら指導をしてきたというはあります(笑)。精神的な部分はまだまだ不完全ですけど、思っていたように成長しています。試合だけでなく、練習に臨む態度もどんどん変わってきました。

僕が持ちうる範囲の経験と知識のなかでやってきて、少しずつ結果として出てきていると感じています。そこは翔平とともに互いに納得しながらやってくることができていると思いますね。

──ポテンシャルは絶対的なモノがある野瀬選手でした。それが徐々に出てきたということですね。

弘中 動きに関しても教えたことがすぐにできるだけでなく、練習でも試合中でも発想力があります。その感覚は普通の選手とは全然違うモノで。修斗のデビュー戦の頃とか空回りしていましたけど、だんだんと試合でも極めるタイミングや閃きが出てきています。そこが正直、『おっ』と思わされるぐらいのレベルになっています。あとはUFCレベルになると、極め切れないときにどうやって戦うのか……ですね。

自分もUFC初戦のジョン・フィッチ戦(※2006年10月14日)で、三角絞めが極まらないのに仕掛け続けて疲れ果ててやられた苦い経験があります。

あの試合はずっと後悔していて、あの経験を踏まえて翔平には指導してきました。ただ、そういうのも自分で実際に体験しないと分からないところもあります。翔平はまだ若いですし、今回が海外で初めての試合です。自分としては勝てばそれで嬉しいですが、負けてもまだまだ強くなる。だから気負わず戦えという感じで考えています。

──国内で成長につながる国際戦が積めなくなって久しいです。

弘中 その通りです。ホントは修斗でチャンピオンになってからUFCを狙わせようと思っていました。でも、このタイミングでRoad to UFCに参戦できてシンガポールで戦う。凄く大きな財産になると考えています。とても良いタイミングです。

──という師匠の言葉を受けて、最後に意気込みの方を改めてお願いします。

「九州、福岡からでも世界と戦えることを証明するために優勝します。皆さんをビックリさせたいと思います」

■視聴方法(予定)
6月9日(木・日本時間)
午後3時30分~ABEMA格闘Ch

Episode01
午後3時30分~UFC FIGHT PASS
Episode02
午後6時30分~UFC FIGHT PASS

6月10日(金・日本時間)
午後3時30分~ABEMA格闘Ch

Episode03
午後3時30分~UFC FIGHT PASS
Episode01
午後6時30分~UFC FIGHT PASS

■ROAD TO UFC AISA2022 Episode01対戦カード

<Road to UFCフェザー級T準々決勝/5分3R>
SASUKE(日本)
イー・チャア(中国)

<Road to UFCライト級準々決勝/5分3R>
パラチン(中国)
キ・ウォンビン(韓国)

<Road to UFCバンタム級準々決勝/5分3R>
風間敏臣(日本)
クルムアリ・マイマイティトゥハティ(中国)

<Road to UFCフライ級準々決勝/5分3R>
チェ・スングク(韓国)
ラマ・スパンディ(インドネシア)

<ライトヘビー級/5分3R>
チャン・ミンヤン(中国)
トゥコ・タクコス(ウクライナ)

■ROAD TO UFC AISA2022 Episode02対戦カード

<Road to UFCバンタム級T準々決勝/5分3R>
シャオ・ロン(中国)
キム・ミンウ(韓国)

<Road to UFCフェザー級準々決勝/5分3R>
松嶋こよみ(日本)
ホン・ジュンヨン(韓国)

<Road to UFCフライ級準々決勝/5分3R>
チウ・ルェン(中国)
ウォーレン・デルロサリオ(フィリピン)

<Road to UFCライト級準々決勝/5分3R>
アイリヤ・ムラトベク(中国)
パワン・マーン・シン(インド)

<フライ級/5分3R>
ショーン・エチェル(豪州)
内田タケル(日本)

■ROAD TO UFC AISA2022 Episode03対戦カード

<Road to UFCフェザー級T準々決勝/5分3R>
シェ・ビン(中国)
イ・ジョンヨン(韓国)

<Road to UFCフライ級準々決勝/5分3R>
堀内佑馬(日本)
トップノイ・キウラム(タイ)

<Road to UFCライト級準々決勝/5分3R>
アンシュル・ジュビリ(インド)
宇佐美正パトリック(日本)

<Road to UFCバンタム級準々決勝/5分3R>
中村倫也(日本)
ググン・グスマン(インドネシア)

<女子ストロー級/5分3R>
ソ・イェダム(韓国)
ジョセフィン・クヌトゥソン(スウェーデン)

■ROAD TO UFC AISA2022 Episode04対戦カード

<Road to UFCバンタム級T準々決勝/5分3R>
野瀬翔平(日本)
ウリジブレン(中国)

<Road to UFCライト級準々決勝/5分3R>
キム・ギョンピョ(韓国)
アスクルバイ(中国)

<Road to UFCフェザー級準々決勝/5分3R>
ルー・カイ(中国)
アンガ・ハンス(インドネシア)

<Road to UFCフライ級準々決勝/5分3R>
パク・ヒョンソン(韓国)
ジェレミア・シレガー(インドネシア)

<ウェルター級/5分3R>
ジョン・アダハー(フィリピン)
キム・ハンソル(韓国)

The post 【RTU ASIA2022】福岡から世界へ。野瀬翔平─02─「僕が優勝すると言う人は身内以外にいない」 first appeared on MMAPLANET.
カテゴリー
ABEMA LFA MMA MMAPLANET o RIZIN Road to UFC SASUKE UFC アレックス・ペレス アンシュル・ジュビリ イ・ジョンヨン イー・チャア ウリジブレン カーラ・エスパルザ キム・ギョンピョ キム・ハンソル クルムアリ・マイマイティトゥハティ ググン・グスマン シャオ・ロン トップノイ・キウラム ニュース パク・ヒョンソン ホン・ジュンヨン ルイス・スモルカ 中村倫也 内田タケル 堀内佑馬 堀江圭功 宇佐美正パトリック 平良達郎 松嶋こよみ 野瀬翔平 風間敏臣

【RTU ASIA2022】世界に立ち向かうJ-MMAファイター(10)堀内佑馬─02─「一番下からやってきた意地は…」

【写真】コリン・オーヤマ・コーチ、カーラ・エスパルザ、ルイス・スモルカ、アレックス・ペレスらUFCファイター達らチーム・オーヤマの練習仲間と(C)YUMA HORIUCHI

10日(金・現地時間)、シンガポールはカレンのシンガポール・インドアスタジアムで開催されるRoad to UFC ASIA Episode03で堀内佑馬が、トップノイ・キウラムとRoad to UFCフライ級トーナメント準々決勝を戦う。

UFC行きを賭けた8人制トーナメントに、カリフォルニア州アーバインから乗り込む堀内は、他の日本人選手と違い米国を拠点にMMAに打ち込み、UFCファイターを目指してきた。

前例のないJ-MMAファイター人生を送る堀内にRoad to UFC出場と、初戦となるトップに戦について尋ねた。

<堀内佑馬インタビューPart.01はコチラから>


──そうだったのですか!!

「トップノイがMMAをやり始めたばかりの頃で、寝技はそんなに強くなかったですけど、打撃は強かったです。『強い選手がいるなぁ』って思ったから覚えていたんです。

だからRIZINに出た時も『あの選手だ。RIZINに出るんだ』という感じの選手と、ここでやることになるなんて……『ムエタイを越えていけ』という神様のお告げのようなのかなって(笑)。ムエタイを越えていけっていうのとアジアを越えていけっていうのが」

──RIZINに出ていたトップノイは、国内のフライ級選手と戦っています。そこで今回の試合内容が、日本のフライ級選手と比較されるかと思います。

「そこは意識することは、それほどないです。ただトップノイもRIZINに出ていた頃より絶対に強くなっていることは間違いないです。それこそ別人になっているぐらいで。寝技ももっと上手くなっているでしょうし、そこは注意しています」

──両者打撃が強い。そしてMMAは全局面の勝負ですが、スタートは立ちからです。この打撃という面でトップノイに対する自信の程は?

「負ける気はしないです。打撃でも……そこは覚悟を決めているし、打撃で負けないのが自分の長所だと思っています」

──そんなトップノイ戦ではどのような試合したいと思っていますか。

「色々作戦とかも考えていますけど、新しい自分を見せたいです。UFCに行くために僕がやらないといけないことは、新しいスタイルです。いつも打撃ばかりになっちゃうので……LFAでは寝技も少しでしましたけど、ニュースタイルを次の試合では見せたいです」

──フライ級に出場する日本人選手は堀内選手1人です。

「余り出る選手のことが分かっていないのですが……とりあえずアジアレベルではないということを見せてUFCに行くことが今回のトーナメントの目標なので。僕がUFCレベルにあることを示したいと思っています」

──堀内選手と他の日本人選手との違いは、カリフォルニアに移り住んでUFCを目指してきたという部分があります。その自負というのは、日本から出場する選手に対して持っていますか。

「正直あります(笑)。僕はズルをせずに、米国でやってきました。ローカルな大会からLFAで戦わせてもらって、3回負けています。全てスプリットで負けました。この中で学ぶことも多かったです。全てUFCに行くために、米国で学んできたんです。

だからこそ、ここでソレを見せることができなかったら、俺はここまでの人間です。その自負を見せるために今回のトーナメントがあります。他の階級の選手でも、日本人と慣れ合うことは好きじゃないです。僕は僕。これは僕のためのトーナメントです。そのことを証明するためにシンガポールで戦うというつもりでいます」

──ズルはしない……ですか。

「そうッスね。色々となんちゅうか、たくさん日本人選手が出ますけど、僕は本当に下からやってきたつもりがあります。日本を捨てて、米国に来て……誰も知らない路上で戦うような試合から、LFAで戦えるようになりました。誰も気もとめないところで戦って。それこそLFAでABEMAさんが放送してくれたから、日本で僕のことを知ってくれる人が現れました……。

そうスね、一番下からやってきたという意地は人一倍持っています。下からやって、力を積み上げてきたという自負があるので、そこは見せたいです。最近、自問自答することが多くて、『お前がやってきたことは、これぐらいの程度だったのか』とか、『ここに出るために、やってきたんじゃないのか』とか。そういう風に考えることが増えました。

本当にコレを取らなかったから、何のためにやってきたんだって。だからこそ、ここに全てを賭けたいと思っています」

──では平良達郎選手がコンテンダーシリーズをスキップしてUFCと契約し、既に勝ち星を挙げたことはどのように受け止めていますか。

「アハハハハ。そこ、来ますか。ソコはあんまりいうと叩かれちゃうんですけど……まぁ、このトーナメントで俺が強いというのを見せて。UFCに行って強さを見せれば──皆を分からせるためにも。そうっスね、やってきたことを全部出して俺はUFCレベルだぞっていうのを見せたいです」

──綺麗ごとですが、1人でも多くの日本人選手にUFCに行って欲しいです。Road to UFCも全階級、日本人が優勝してほしい。それでいて、堀江圭功選手がチーム・オーヤマに出稽古に行っていた時にインタビューするためにアーバインを訪れた。あの時にファイターズハウスのベッドに寝転がっていた少年が、このトーナメントに挑む。選手に肩入れしてはいけないのですが、『見せろよ』という想いが私にもあります。

「ありがとうございます。絶対に見せます。ホントに何て言うのか、今回はタイミングが良かったと思っています。詰めてきて詰めてきて──このチャンスを得た。皆が『チャンス』だと言いますけど、僕はこのトーナメントを絶対に制する気持ちでいるし、多分、他の参加選手よりUFCに行きたいという気持ちは強いと思います。

それを見せて。強さも見せて。Road to UFCというトーナメントを絶対に制して、UFCで活躍する。そこを既定路線として、練習を続けて来たので。俺の覚悟を見てください」

■視聴方法(予定)
6月9日(木・日本時間)
午後3時30分~ABEMA格闘Ch

Episode01
午後3時30分~UFC FIGHT PASS
Episode02
午後6時30分~UFC FIGHT PASS

6月10日(金・日本時間)
午後3時30分~ABEMA格闘Ch

Episode03
午後3時30分~UFC FIGHT PASS
Episode01
午後6時30分~UFC FIGHT PASS

■ROAD TO UFC AISA2022 Episode01対戦カード

<Road to UFCフェザー級T準々決勝/5分3R>
SASUKE(日本)
イー・チャア(中国)

<Road to UFCライト級準々決勝/5分3R>
パラチン(中国)
キ・ウォンビン(韓国)

<Road to UFCバンタム級準々決勝/5分3R>
風間敏臣(日本)
クルムアリ・マイマイティトゥハティ(中国)

<Road to UFCフライ級準々決勝/5分3R>
チェ・スングク(韓国)
ラマ・スパンディ(インドネシア)

<ライトヘビー級/5分3R>
チャン・ミンヤン(中国)
トゥコ・タクコス(ウクライナ)

■ROAD TO UFC AISA2022 Episode02対戦カード

<Road to UFCバンタム級T準々決勝/5分3R>
シャオ・ロン(中国)
キム・ミンウ(韓国)

<Road to UFCフェザー級準々決勝/5分3R>
松嶋こよみ(日本)
ホン・ジュンヨン(韓国)

<Road to UFCフライ級準々決勝/5分3R>
チウ・ルェン(中国)
ウォーレン・デルロサリオ(フィリピン)

<Road to UFCライト級準々決勝/5分3R>
アイリヤ・ムラトベク(中国)
パワン・マーン・シン(インド)

<フライ級/5分3R>
ショーン・エチェル(豪州)
内田タケル(日本)

■ROAD TO UFC AISA2022 Episode03対戦カード

<Road to UFCフェザー級T準々決勝/5分3R>
シェ・ビン(中国)
イ・ジョンヨン(韓国)

<Road to UFCフライ級準々決勝/5分3R>
堀内佑馬(日本)
トップノイ・キウラム(タイ)

<Road to UFCライト級準々決勝/5分3R>
アンシュル・ジュビリ(インド)
宇佐美正パトリック(日本)

<Road to UFCバンタム級準々決勝/5分3R>
中村倫也(日本)
ググン・グスマン(インドネシア)

<女子ストロー級/5分3R>
ソ・イェダム(韓国)
ジョセフィン・クヌトゥソン(スウェーデン)

■ROAD TO UFC AISA2022 Episode04対戦カード

<Road to UFCバンタム級T準々決勝/5分3R>
野瀬翔平(日本)
ウリジブレン(中国)

<Road to UFCライト級準々決勝/5分3R>
キム・ギョンピョ(韓国)
アスクルバイ(中国)

<Road to UFCフェザー級準々決勝/5分3R>
ルー・カイ(中国)
アンガ・ハンス(インドネシア)

<Road to UFCフライ級準々決勝/5分3R>
パク・ヒョンソン(韓国)
ジェレミア・シレガー(インドネシア)

<ウェルター級/5分3R>
ジョン・アダハー(フィリピン)
キム・ハンソル(韓国)

The post 【RTU ASIA2022】世界に立ち向かうJ-MMAファイター(10)堀内佑馬─02─「一番下からやってきた意地は…」 first appeared on MMAPLANET.
カテゴリー
ABEMA MMA MMAPLANET o Road to UFC SASUKE UFC   アンシュル・ジュビリ イ・ジョンヨン イー・チャア ウリジブレン キム・ギョンピョ キム・ハンソル クルムアリ・マイマイティトゥハティ ググン・グスマン コリー・サンドハーゲン シャオ・ロン トップノイ・キウラム パク・ヒョンソン パンクラス ホン・ジュンヨン ボクシング 中村倫也 修斗 内田タケル 堀内佑馬 大尊伸光 宇佐美正パトリック 松嶋こよみ 海外 野瀬翔平 風間敏臣 鶴屋怜

【RTU ASIA2022】再起戦がUFCへの一歩。宇佐美正パトリック「一発で仕留めようとし過ぎていた」

【写真】初黒星からの再起戦がRoad to UFC。デビュー9カ月で、この機会を得たパトリック(C)MMAPLANET

10日(金・現地時間)、シンガポールはカレンのシンガポール・インドアスタジアムで開催されるRoad to UFC ASIA Episode03で宇佐美正パトリックが、インドのアンシュル・ジュビリと対戦する。

昨年9月に修斗でプロMMAデビュー、怒涛の3連勝を果たすも4月24日、POUNDSTORMで大尊伸光にプロ初黒星を喫した。それでもUFCへの入り口に近づいたパトリックに、前回の敗北からの変化について尋ねた。


──POUNDSTORMで勝てば、パトリック選手がRoad to UFCに出場できる。そういう話は回ってきていました。

「そうですね」

──では大尊伸光選手に初黒星を喫した時、そこも含めてどのような気持ちになっていましたか。

「もう無くなったと思ったので、皆が創ってくれたせっかくのチャンスを逃してしまって、皆の期待に応えることができなかったことが申し訳なくて。それが一番でしたね。『やってもうた』という気持ちでもありました」

──Road to UFCの話があり、先を見て大尊戦にフォーカスできていなかったということは?

「それは一切ないです。100パーセント、試合に向き合っていたので。そういうことないです」

──では、そこまで集中していた試合で負けた。振り返ってみて、敗因はどこにあったと思いますか。

「正直、最後に行くことがデキなかった。だから気持ちですね。トップ同士で戦っても、最後は気持ちの勝負になるじゃないですか。そこで自分の気持ちが負けてしまったので……でも、負けて色々と学ぶこともありました。考える時間もありましたし、これから強くなったところを見て欲しいという気持ちになっています」

──対戦相手の攻撃に恐怖を感じたということはありましたか。

「恐怖はなかったです。恐怖というよりかは……テイクダウンからね転がされて時間を使われてしまうと、チャンスが無くなってしまう。そういう思考になっていて、行くことができない……行き切れない自分がいました」

──怖さでなく危機察知能力がききすぎたのでしょうか。

「大尊選手は返し、リターンが凄く速くて。自分で思っていた以上にスピードがあったのでビックリした部分はありました。でも、あそこで行けば良かったのに行けなかった。何を言っても、そこに尽きると思います」

──テイクダウンを取ると、寝技で時間を使える。そう大尊選手は思ったかもしれないです。背中をつける時間が多くなってしまっていたので。

「だから作戦ですよね。テイクダウンに来ることも予想していたのですが、一瞬のパワーが予想以上でビックリしてしまいました。でも2Rは小手を巻き、投げてパウンドが打てました。でも1回目にテイクダウンを取られた時に、長い時間を使われて削られたのが痛かったです」

──3Rに入る時に、ポイント計算はしていましたか。

「いえ、とにかく勝とうと……集中していました。インターバル中に岡見さんから『倒さないとダメだぞ』って言われました。でも、もう余裕がなくなってしまっていて。一発当てて、カットさせた。向うも出て来ると思ったけど、足が止まってしまったんです。行こうにも行けなくて。なぜか……」

──その「なぜか」の答は?

「出ていないです。これまでに、そんなことはなかったですし。何かしら、目には見えていないですけど、感じることがあったのかもしれないです」

──そして初黒星を喫してなお、Road to UFCに出ることができました。

「負けたのに出していただけるのは、凄くラッキーです。ありがたいと思いました。勝って波に乗れるのも良かったですけど、負けて気付いたことがあるので……さっきも言いましたけど、色々と考えることができました。デキなかったことの穴埋めをして、長所を伸ばすという練習をあれからずっとやることができたので」

──デビュー前からパトリック選手の取材をさせてもらってきたのですが、常にEXFIGHTという練習環境に感謝している言葉が聞かれました。逆に「こういう練習がしたい」と思うことはないでしょうか。初めて敗北を喫したことで、そういう想いは沸き起こってきたということはないですか。

「あぁ……。テイクダウンを取られて、ああいう風に負けたので……自分はやはりグラップリングの力が全然足りていないです。だからMMAのスパーリングをしている時も、自分から組んでグラップリングの展開を創ろうとはするようになりました。

EX FIGHTには倫也さん、藤波(勇飛)君がいて、GENでは海外でも活躍してきた選手もいます。色々な人がいて……今の環境できることを最大限にやっているので、出稽古をしたいとかはないです。それよりもここで自分の土台を創ってやっていきたいです」

──パトリック選手は既にボクシングに関しては、日本のMMAで抜けていると思います。MMAでそのパンチ力を使えるよう、どのようにMMAを創っていくのか。同等のボクシング能力のある選手がいないので、海外の選手を参考にするなどして相当に自分で考えていかないといけないのかと。

「試合内容でいえば、自分は一発で仕留めようとし過ぎている部分があると思うので、もっと組み立てるということを覚えないといけないです」

──我々のように傍で見ている人間は、デビューからの3試合を見て期待値が高まった。そして初黒星を喫すると、経験不足だったのではないかと不安視する。非常に勝手なのですが、Road to UFCで戦うアンシュル・ジュビリの試合映像を見ても以前ならパトリック選手がボディ効かせて勝てると思っていたはずです。それが今や、テイクダウンされたらどうなるのかという見方になってしまう。

「正直、前に出てきて打撃を使ってくれるので。自分はカウンターが得意だから、タイミングさえあれば絶対に大丈夫です。体の強さは、大尊選手の方が強いと思います。入ってきて組んでくるので、それこそしっかりと組み立てて戦いたいです。誘って、入ってきたところにカウンターを合わせるような感じで」

──ジュビリがこれまで戦ってきた相手のレベルも分からないので、試合映像を見ても実力を見極めるのが困難で。

「ハイ。難しいです。3試合ぐらいの見ても、どれも同じような試合展開で。それでも組むタイミングとパンチの軌道は見ることができるので、そこはしっかりとチェックしました。スパーリングでも相手の動きを想定して、タイミングを考えて動いています」

──自信のほどは?

「あります。本当にこれまでにないぐらい、考える時間……自分と向き合える時間があったので。今までやってきた試合も全て見直しましたし、変わった姿を見せることができると思っています」

──ではトーナメント全体になると、どのように考えていますか。韓国のキム・ギョンピョが一歩、二歩とリードしているかというのが正直なところです。

「中国人選手のことはあまり分からないので、韓国人選手が強敵になるのは絶対だと思っています。まず1回戦を勝ち、次まで期間が空くのでレベルアップをして勝ち取りたいです」

──UFCチャンピオンになるという目標は?

「全く変わりないです。今もそう思っています」

──パトリック選手がということではなく、上の世代にはUFCと気楽に口にするなというムードもあります。そこに関しては、どのように思いますか。

「何を言われても、変わる気はないです。自分のやることも変わらないですし。自分の目標はUFCのチャンピオンになることなんで。全く目標を変えるつもりもないです。前の試合で見せられなかった分、次で見せます」

──これまでパトリック選手な試合前に、〇〇で勝つということを取材で口にしていて。記事では伏字にしているのですが、3試合目まで実践してきました。それが大尊戦で崩れた。あのとき、出せなかったです。

「いやぁ、この前は右ストレートでKOって言っていましたよね……。左フックから右ストレートを打っていたら、多分当たっていたんです。それが左フックを打った時に、大尊選手の上から打って来る左オーバーハンドが気になってしまって……」

──また、大尊戦に戻ってしまいますが、それも危機察知能力だと思うんです。同時に大尊選手は左の後に追撃を被弾していたら、試合が終わるという気持ちになっていたという話が伝わってきていました。目が五重に見えたと。

「ちょっとその話は僕の耳にも入って来てはいたんですが……、僕は打たなかった。それに大尊選手は目が死んでいなかったです。脳みそは死んでいても、目は死んでいなかった……。でも五重に見えるって凄いですよね」

──行けると思って出たところで、当てられることはMMAでは往々にありますし。行った、行かないは結果論で。いや、落ち込まないでください。すぐに試合が控えているんですから。

「……(苦笑)」

──次回こそ右ストレート、期待しています。

「ハイ!! あっ、でも次は〇〇〇〇ですね。相手の入ってくるのが、〇なので」

■視聴方法(予定)
6月9日(木・日本時間)
午後3時30分~ABEMA格闘Ch

Episode01
午後3時30分~UFC FIGHT PASS
Episode02
午後6時30分~UFC FIGHT PASS

6月10日(金・日本時間)
午後3時30分~ABEMA格闘Ch

Episode03
午後3時30分~UFC FIGHT PASS
Episode01
午後6時30分~UFC FIGHT PASS

■ROAD TO UFC AISA2022 Episode01対戦カード

<Road to UFCフェザー級T準々決勝/5分3R>
SASUKE(日本)
イー・チャア(中国)

<Road to UFCライト級準々決勝/5分3R>
パラチン(中国)
キ・ウォンビン(韓国)

<Road to UFCバンタム級準々決勝/5分3R>
風間敏臣(日本)
クルムアリ・マイマイティトゥハティ(中国)

<Road to UFCフライ級準々決勝/5分3R>
チェ・スングク(韓国)
ラマ・スパンディ(インドネシア)

<ライトヘビー級/5分3R>
チャン・ミンヤン(中国)
トゥコ・タクコス(ウクライナ)

■ROAD TO UFC AISA2022 Episode02対戦カード

<Road to UFCバンタム級T準々決勝/5分3R>
シャオ・ロン(中国)
キム・ミンウ(韓国)

<Road to UFCフェザー級準々決勝/5分3R>
松嶋こよみ(日本)
ホン・ジュンヨン(韓国)

<Road to UFCフライ級準々決勝/5分3R>
チウ・ルェン(中国)
ウォーレン・デルロサリオ(フィリピン)

<Road to UFCライト級準々決勝/5分3R>
アイリヤ・ムラトベク(中国)
パワン・マーン・シン(インド)

<フライ級/5分3R>
ショーン・エチェル(豪州)
内田タケル(日本)

■ROAD TO UFC AISA2022 Episode03対戦カード

<Road to UFCフェザー級T準々決勝/5分3R>
シェ・ビン(中国)
イ・ジョンヨン(韓国)

<Road to UFCフライ級準々決勝/5分3R>
堀内佑馬(日本)
トップノイ・キウラム(タイ)

<Road to UFCライト級準々決勝/5分3R>
アンシュル・ジュビリ(インド)
宇佐美正パトリック(日本)

<Road to UFCバンタム級準々決勝/5分3R>
中村倫也(日本)
ググン・グスマン(インドネシア)

<女子ストロー級/5分3R>
ソ・イェダム(韓国)
ジョセフィン・クヌトゥソン(スウェーデン)

■ROAD TO UFC AISA2022 Episode04対戦カード

<Road to UFCバンタム級T準々決勝/5分3R>
野瀬翔平(日本)
ウリジブレン(中国)

<Road to UFCライト級準々決勝/5分3R>
キム・ギョンピョ(韓国)
アスクルバイ(中国)

<Road to UFCフェザー級準々決勝/5分3R>
ルー・カイ(中国)
アンガ・ハンス(インドネシア)

<Road to UFCフライ級準々決勝/5分3R>
パク・ヒョンソン(韓国)
ジェレミア・シレガー(インドネシア)

<ウェルター級/5分3R>
ジョン・アダハー(フィリピン)
キム・ハンソル(韓国)

──まだ出稽古を行う状況ではないということでしょうか。

「ロータスには行かせてもらっていないですけど、パンクラスイズム横浜ではフィジカルや追い込み練習をさせてもらっています」

──正直なところ1回戦がキム・ミンウでなくて、ググン・グスマンで良かった思うことはありますか。

「1回戦で終わらせてしまうという考えもありましたけどね。アハハハハ。でもレスリング時代ですけど、意外とワンデートーナメントの初戦とかでチャンピオン同士の試合とかで勝つと、気が抜けてしまうのか──その後に決勝でコロッと負けたりするってあるんですよね。

それと同じで6月にキム・ミンウに勝ったら、7月とかも余裕で過ごしてしまうかもしれないですし。そういう意味では最後まで気を引き締める必要がある……めちゃくちゃ良いトーナメントだと思います」

──強くなれるトーナメントだと。

「ハイ。もちろん準決勝が風間選手でなかったり、決勝がキム・ミンウでないかもしれない。中国人選手は凄くタフですし、まだMMAでは未知の国ですからね」

──中村倫也が強くなるには準決勝は風間選手、それともクルムアリ・マイマイティトゥハティ、どちらの相手を望みますか。

「全くやったことがないタイプの方が良いと思うので、風間君ですかね。彼は僕が相手でも躊躇なく組んでくると思うので。そこから引き込むかもしれないですし、足関節もある。そういう選手とは、まだ戦ったことがないですからね。一つコレっていうゴールを持って、走って来るヤツって強いです。そういう意味での怖さが、風間選手にはあります。

でもまぁ、やるなら自信はありますよ(笑)」

──なるほど(笑)。ではグスマン戦ですが、デビューから2戦目まで如何に一方的でフィニッシュが衝撃的でも倫也選手は未知数な部分が多かったです。3戦目がRoad to UFCで、初の国際戦を迎えるとなると、かなり不安要素は残っていたと思います。ただし、4月のカエタノ戦で5分3R、修斗ブラジル王者にあの戦い方と勝ち方ができたことで、正直に言えば、この相手に負けたらアカンだろうと。

「確かに最初の2試合はただ暴れていただけですもんね(笑)。カエタノ戦では序盤でああいう打撃を貰って、そこからカエタノも傷口を狙って当ててくるというシンプルな戦いをしてきました。そこで凄く落ち着いて距離感とか見ながら、テイクダウンも取れたし。MMAがデキてきたと思っています。だから、今回の試合は全く心配ないです」

──MMAファイターとして説得力のある戦い方と勝利でした。ただしカットをした一発、アレはカットで終わって良かったですが、当たり所が悪ければ相当に危ないパンチだったかと思います。

「眼窩底とかいっていたかもしれないですね。なかなか難しいですね」

──ここからトーナメント3試合で勝ってUFCと契約をする。そこからUFCで戦うことに対して、どれだけ自信を持っていますか。

「自信……自信はもちろんあります。どれだけ……どれぐらいあるのかってことは……ちゃんと創ることができれば100パーセントあります。だから本当にケガに気を付けないといけないです」

──MMAではルーキーですが、年齢的には27歳。実は19歳の鶴屋怜選手がPOUNDSTORMでの出稽古に関して話を訊いた際に、『中村倫也選手は真剣度、向き合い方が違います。もうすぐ30歳で時間がないから』と言っていました(笑)。

「アハハハハ。俺、そんな必死だったのかな。まぁ若者からすれば、そういうことですね(笑)。でも、このタイミングでRoad to UFCがあるんだから、『アレ、引き寄せちゃった?』みたいな感じですね、ホントに(笑)」

──確かにここ数年、日本人選手はどうすればUFCと契約できるか。暗中模索という状況が続いてきました。そういうなかで倫也選手はデビュー1年に満たない状態で、Road to UFCが開催されて、出場権を得ることができたわけすしね。

「僕のなかでは、LDHのFighter Battle Auditionがずっと終わっていないんです。受かったけど、ずっと続いているような。一つクリアすると、次の課題がまた与えられる。ずっとオーディションが続いているような感覚なんです。一つを終わらせると、『また来たぁ!!』みたいな感じで(笑)」

──オクタゴンの頂点に立つまで続くということではないでしょうか。

「そうかもしれないです」

──では今、倫也選手がコリー・サンドハーゲンやチート・ヴェラと戦うと、どうなると考えていますか。

「まだちょっと想像できないです。サンドハーゲンとかに関しては、そのレベルに触ったことがないので。一番やりたくないですけどね。アッハハハハハ」

──上久保選手は触れることができれば五分と去年の4月の段階で言っていました。

「アッハハハハ。そうですね、その通りです。触ることができるか、どうかです。でも、本当にこのタイミングでRoad to UFCが開かれて良かったです。MMA転向が4年遡っていても、当時これはなかった。ステップアップに関して、もっと苦労をしていたはずです。

東京五輪に行っていても、コロナで練習ができない時間が長かったはずです。それからMMAに転向していたら、ちょうど今ぐらいがMMAキャリアをスタートさせるところで、Road to UFCには全然間に合っていなかった。気が付けば、自然と行きたい場所に連れてきてもらっている。凄く有難いです。

だからこそ、モノにしないといけないです」

■視聴方法(予定)
6月9日(木・日本時間)
午後3時30分~ABEMA格闘Ch

Episode01
午後3時30分~UFC FIGHT PASS
Episode02
午後6時30分~UFC FIGHT PASS

6月10日(金・日本時間)
午後3時30分~ABEMA格闘Ch

Episode03
午後3時30分~UFC FIGHT PASS
Episode01
午後6時30分~UFC FIGHT PASS

■ROAD TO UFC AISA2022 Episode01対戦カード

<Road to UFCフェザー級T準々決勝/5分3R>
SASUKE(日本)
イー・チャア(中国)

<Road to UFCライト級準々決勝/5分3R>
パラチン(中国)
キ・ウォンビン(韓国)

<Road to UFCバンタム級準々決勝/5分3R>
風間敏臣(日本)
クルムアリ・マイマイティトゥハティ(中国)

<Road to UFCフライ級準々決勝/5分3R>
チェ・スングク(韓国)
ラマ・スパンディ(インドネシア)

<ライトヘビー級/5分3R>
チャン・ミンヤン(中国)
トゥコ・タクコス(ウクライナ)

■ROAD TO UFC AISA2022 Episode02対戦カード

<Road to UFCバンタム級T準々決勝/5分3R>
シャオ・ロン(中国)
キム・ミンウ(韓国)

<Road to UFCフェザー級準々決勝/5分3R>
松嶋こよみ(日本)
ホン・ジュンヨン(韓国)

<Road to UFCフライ級準々決勝/5分3R>
チウ・ルェン(中国)
ウォーレン・デルロサリオ(フィリピン)

<Road to UFCライト級準々決勝/5分3R>
アイリヤ・ムラトベク(中国)
パワン・マーン・シン(インド)

<フライ級/5分3R>
ショーン・エチェル(豪州)
内田タケル(日本)

■ROAD TO UFC AISA2022 Episode03対戦カード

<Road to UFCフェザー級T準々決勝/5分3R>
シェ・ビン(中国)
イ・ジョンヨン(韓国)

<Road to UFCフライ級準々決勝/5分3R>
堀内佑馬(日本)
トップノイ・キウラム(タイ)

<Road to UFCライト級準々決勝/5分3R>
アンシュル・ジュビリ(インド)
宇佐美正パトリック(日本)

<Road to UFCバンタム級準々決勝/5分3R>
中村倫也(日本)
ググン・グスマン(インドネシア)

<女子ストロー級/5分3R>
ソ・イェダム(韓国)
ジョセフィン・クヌトゥソン(スウェーデン)

■ROAD TO UFC AISA2022 Episode04対戦カード

<Road to UFCバンタム級T準々決勝/5分3R>
野瀬翔平(日本)
ウリジブレン(中国)

<Road to UFCライト級準々決勝/5分3R>
キム・ギョンピョ(韓国)
アスクルバイ(中国)

<Road to UFCフェザー級準々決勝/5分3R>
ルー・カイ(中国)
アンガ・ハンス(インドネシア)

<Road to UFCフライ級準々決勝/5分3R>
パク・ヒョンソン(韓国)
ジェレミア・シレガー(インドネシア)

<ウェルター級/5分3R>
ジョン・アダハー(フィリピン)
キム・ハンソル(韓国)

The post 【RTU ASIA2022】再起戦がUFCへの一歩。宇佐美正パトリック「一発で仕留めようとし過ぎていた」 first appeared on MMAPLANET.
カテゴリー
MMA MMAPLANET o SASUKE Shooto   キック ボクシング 中村未来 修斗 山田崇太郎 平大門 田中智也 笹晋久 西川大和 飯田建夫

【Shooto】サステイン北海道大会をサポート。平大門「北海道にもこれだけ選手がいるんだ」

【写真】J1、プロ野球球団(※来季から北広島市に本拠地は移転)もある北海道。札幌の人口は195万人、潜在能力はたっぷりな大都市で地道に活動する平マルスジム代表だ(C)SHOJIRO KAMEIKE

5日(日)、北海道札幌市のサッポロ・イーワン・スタジアムで、プロフェッショナル修斗公式戦札幌大会が開催される。

プロ修斗が札幌で開催されるのは、2016年10月のバトルミックス11以来、約6年ぶり。今回は北海道在住の修斗世界ライト級王者、西川大和がメインで韓国のチェ・ジウンを迎え撃つほか、北海道在住ファイターが多数出場することとなった。そこで西川大和のマネージャーを務め、今大会の主催に名を連ねるマルスジム代表の平大門氏に、北海道MMAの現状と今大会の見どころを訊いた。


――マルスジム代表であり、西川大和選手ほか多くの北海道ファイターのマネージャーも務めている平さんです。今回のプロ修斗札幌大会は、サステインとマルスジムの共催という形なのでしょうか。

「いえ、主催はサステインさんで、私たちマルスジムがお手伝いさせていただくという形です。私たちは修斗のプロモーターライセンスは持っておりませんので、あくまでサステインさんのライセンスでプロフェッショナル修斗公式戦が札幌で開催されます」

――その札幌大会が開催されることになった経緯から教えていただけますか。

「以前から札幌で大会をやりたいというお話は頂いていました。しばらく札幌ではプロ修斗興行が開催されていなかったので。最初にお話を頂いたのは、中村未来がプロ修斗に出始めた頃ですね。その話が具体化したのは、やはり西川大和の存在が大きいです。ずっと大和も地元で試合がしたいと言っていたので。コロナ禍の影響もあって実現までに時間を要しましたが、ここでようやくサステインさんとの間でGOサインが出ました」

――プロ修斗の札幌大会といえば過去、バトルミックスやSHOOTO GIG NORTHが開催されていました。しかし西川選手もインタビューで仰っているとおり、なかなかMMAが根づきづらい環境にあったと思います。

「そうですね。アマ修斗に出る人数からも分かります。アマ修斗の大会が行われても数試合しか組むことができない。関東、関西、東北大会と比べても出場選手が少ないですよね。

私は昔からD-SPIRALという大会にも携わっていて、D-SPIRALには出るけどアマ修斗には出ないという選手やジムもありました。地域的に、そういった敷居の高さもあるのかなと思っています。でも、ここで変えていかないと北海道MMAのレベルも上がらないので。

プロ興行でいえば、やはり出る選手が毎回同じでは難しいと思います。新しい選手が出てこないと盛り上がっていかないですよね。結果、人気のある選手もチケットが売れなくなる。チケットが売れないと、主催者としても毎回赤字になってまで大会を開催するのは……と考えるようになっても仕方ありません。

D-SPIRALには素人みたいな子も出ます。その中に可能性を感じる子がいると、マルスジムに呼んで練習してもらい、D-SPIRALからアマ修斗に出てプロを目指す流れを作ってきました。それほど北海道は新しい選手が育ちにくい環境にあると思います」

――その中でマルスジムが日本修斗協会に加盟する際、障害となったのがD-SPIRALの存在でした。D-SPIRALは立ち上げ当初、地下格闘技であることを謳っていたためです。

「そうでしたね(苦笑)。簡単に言うと、当時は若者の間で地下格闘技ブームが起こっていたからです。それで私たちも格闘技のイベントを開催するうえで、地下格闘技と謳えば人が集まるかなという……本当に単純な理由でした。そのあと、地下格闘技のイメージから脱却するのに苦労しましたけども(苦笑)」

――平さんがMMAに関わることになったキッカケは何だったのでしょうか。

「僕はずっとボクシングをやっていたのですが、関東の地下格闘技団体が北海道で、北海道の選手との対抗戦のような形で大会を行うことになったんです。そこで北海道の選手のコーチを頼まれたのがキッカケです。当時は周りに寝技の練習をする環境がなかったのですが、札幌にベッチーニョというブラジル人柔術家がいまして」

――ベッチーニョですか! 山本KID徳郁さんをはじめ、KRAZY BEEで柔術やグラップリングを指導されていましたよね。

「そうなんです。一緒にD-SPIRALに関わっていた方が、ベッチーニョの柔術クラスを開いていたので、私もいいですかという感じで(笑)。そこからマルスジムでもベッチーニョに教えてもらうようになり、だんだんと人も増えてきました。

そうなると……当然のことなのですが、練習している選手とそうでない子で実力差が生まれてきますよね。主催者側としても、実力差があるカードは危ないと判断して、部門を分けるようになりました。素人といいますか格闘技の試合を楽しみたい子のための部門と、選手のための部門を分けたんです。

そこで練習している選手同士の試合を組んでいると、アマチュア修斗に出ている選手も出場してくれるようになって、地下格闘技のイメージもなくなってきたのかなと思います。その頃にグラチャンの岩﨑(ヒロユキ代表)さんが『グラチャンとコラボしませんか?』というお話をくださいました」

2015年アマ修斗ウェルター級(※現ライト級)決勝。飯田がSASUKEこと佐須啓祐に勝利。試合後のベロ出しポーズなど──『なんだ? あの集団は?』という空気があったのも事実。ちなみに同トーナメントには久保村嘉輝、森宣行、宮崎清孝、笹晋久、 田中有、山本健斗(デリカット)、出田貴大、宋野(鬼子)が出場していた

――その結果、グラチャン札幌大会に繋がるわけですね。

さらに2015年には全日本アマ修斗選手権の結果を受けて、飯田建夫選手と間宮晃仁選手がプロ昇格を果たしています。

「選手に『絶対に優勝しろよ!』と発破をかけていました(笑)。あの時のことはよく覚えています。私たちにとっては初めての全日本アマ修斗だったのですが、こんなにしっかりと大会が行われているのか、と衝撃を受けました。ケージが2つ置かれ、大会進行もスムーズで。そこからマルスジムの選手には『全日本には出たほうがいい。すごいぞ』と言うようになりました。また、大会主催者としても勉強させてもらいましたね。

それと、全日本のあとに岩﨑さんから言われたことがあるんです。全日本って後片付けをジムや選手の方が手伝っていますよね。私たちはそういった流れも分からず、何も動いていなかったんです。それを聞いた岩﨑さんから『出場選手に片づけを行う義務はないけど、もともとマルスジムはマイナスイメージから入っているのだから、そういうところで手伝ってイメージを払拭していったほうがいいんじゃないか』と。そう聞いて、翌年は朝イチから最後まで手伝うことにしました(笑)。

私たちも、そうやって言われないと気づかないですからね。自分自身のこととして考えても、よく分からない人から突然一緒にやりたいと言われても難しいですよ。そうやって最初は協会加盟を断られながら、選手が全日本で優勝し、翌年のバトルミックスはマルスジムで開催されて、今に至ります」

――その状況のなかで、マルスジム所属ではありませんが西川大和選手が登場してきた時は、どのように感じましたか。

「これは凄いと思いました。大和のことは小学生の頃から知っているのですが、最初は正直『このスタイルで続けていても大丈夫なのかな?』と感じていました。もちろん格闘技として基本的なことは身についていても、独特な面もあるので。小学生の頃から、下からの打撃をやっていましたから(苦笑)。しかし中学生の時には、『この選手は化けるんじゃないかな』と思うようになっていましたね」

――確かに、現代MMAにおいて西川選手の下からの打撃は、不安要素に感じても仕方ないと思います。

「それが今では、下になったら安心するようになりました。あれは本当に、子供の頃からやっていた十八番の技術なので。川名(雄生)選手との試合もそうですし、山田崇太郎選手との試合でもレスリングで勝負して体力が削られるよりは……と。実際、山田選手に胴クラッチされた時は息が止まるぐらい苦しかったと言っていましたから(笑)。でも昔から冷静で、練習したことを淡々と試合で出す。それが大和の強みなんですよね。

そんな大和が修斗のチャンピオンになったことで、北海道のMMAも変わったと思います。彼のファイトスタイルは独特なので、それは真似しようと思っても無理です。でも北海道からでもチャンピオンになれる。そういった意識が選手に芽生えましたよね、明らかに。特に大和と一緒に練習した選手は、ハッキリと意識が変わっています。北海道にいて現役チャンピオンと肌を合わせることができるというのは、本当に大きいです。

さらに今回は地元での試合とあって、選手の意気込みも違いますね。地元の人たちの前で絶対に負けることはできないと思って、練習しすぎてしまう選手もいます。それでは壊れてしまうから休め、って私が言うぐらいです」

――特に今回の札幌大会は、新しい世代の北海道ファイターが出場している点は大きいですよね。平さんから見て、注目してほしい選手を挙げるとすれば……。

「ウチの選手であれば、丸山大輝ですね。極真空手出身で、本当に練習しかしていない選手です。今回対戦する泰斗選手も強い相手ですが、ここを乗り越えたら今後おもしろい選手になっていくんじゃないかなと思います。注目していただきたいし、勝ってほしいですね。

あとはグラップリングになりますが、ハワード颯真です。彼は柔術をやっていて、まだ青帯ですが、SBJJFの青帯ランキング1位の選手です。それから田中智也。新しい世代の選手というわけではないですが、強い選手なので見てほしいですね」

――さらにセミファイナルではインフィニティリーグ戦として、中村未来選手が加藤春菜選手と対戦します。

「中村は平田(樹)選手に負けたあと、もっとできたと泣いていて……。難しいかもしれませんがインフィニティリーグで優勝して、大和に続いて修斗のチャンピオンになってくれたら嬉しいです。そのためにも今回の試合が重要になりますね。気持ちが強い選手なので、いつも試合では気合いが入りすぎて余裕がなくなることもあるのですが、今回は冷静に戦うと言っています」

――最後に、大会全体を通じて『ここを見てもらいたい!』という点はありますでしょうか。

「まず北海道にもこれだけ選手がいるんだとアピールしたいです。そのあとに、アマ修斗に繋げたいです」

――プロ興行ではなく、アマ修斗ですか。

「はい。この大会を見て、アマ修斗からこういう大会に出られるんだと知ってほしいです。北海道からでもこんなに強くなれて、こんな大会に出られる。そう思ってもらえる起爆剤にしたいですね」

■視聴方法(予定)
6月5日(日)
午後1時50分~ Twit Casting LIVE
             
■対戦カード

<ウェルター級/5分3R>
西川大和(日本)
チェ・ジウン(韓国)

<インフィニティリーグ2022女子アトム級/5分2R>
中村未来(日本)
加藤春菜(日本)

<2022年度新人王決定トーナメント1回戦ストロー級/5分2R>
泰斗(日本)
丸山大輝(日本)

<フェザー級/5分2R>
阿仁鬼(日本)
竹原魁晟(日本)

<女子ストロー級/5分2R>
ソルト(日本)
和田千聖(日本)

<バンタム級/5分2R>
秋山翼(日本)
田中智也(日本)

<グラップリング58キロ契約/5分1R>
ハワード颯真(日本)
竹内直矢(日本)

<キック72キロ契約/3分3R>
畑中健太(日本)
サッシス(カンボジア)

<ライト級/5分2R>
磯部鉄心(日本)
安海健人(日本)

<バンタム級/5分2R>
NφB-force(日本)
GEN(日本)

<58キロ級契約/5分2R>
平塚亮介(日本)
佐々木健吾(日本)

<トライアウト・フェザー級/3分2R>
磯城嶋一真(日本)
鹿野太雅(日本)

<アマ特別ルール50キロ契約/3分2R>
山内絵里(日本)
高田暖妃(日本)

The post 【Shooto】サステイン北海道大会をサポート。平大門「北海道にもこれだけ選手がいるんだ」 first appeared on MMAPLANET.
カテゴリー
ABEMA MMA MMAPLANET o ROAD FC Road to UFC SASUKE UFC アリアンドロ・カエタノ イ・ジョンヨン イー・チャア クルムアリ・マイマイティトゥハティ ググン・グスマン シャオ・ロン トップノイ・キウラム ホン・ジュンヨン 中村倫也 内田タケル 堀内佑馬 大沢ケンジ 宇佐美正パトリック 松嶋こよみ 海外 風間敏臣

【RTU ASIA2022】視界良好=Road to UFC、中村倫也─01─「トーナメント戦の3試合で、より強くなれる」

【写真】中村倫也を語るには、+15戦ぐらいの目線がちょうど良いような気がする。SUSUKEの言う自身の選択を正解するのは自分という言葉をここまで実行している(C)MMAPLANET

10日(金・現地時間)、シンガポールはカレンのシンガポール・インドアスタジアムで開催されるRoad to UFC ASIA Episode03でインドネシアのググン・グスマンと対戦する中村倫也。

昨年7月のデビューから11カ月でUFCが見える戦いの臨むこととなった──レスリングも強かった──天性のMMAファイターは、4月24日のPOUNDSTORMでアリアンドロ・カエタノとの激闘から、わずか1カ月半のインタバーバルでRoad to UFCに挑むこととなった。

キャリア4戦目のチャレンジ、中村はRoad to UFCで勝つことではなく、UFCで戦うことをイメージし、この3試合で如何に自分が強化できるのかを主眼に置いていた。


──Road to UFCのトーナメント枠が本日発表されました(※取材は5月23日に行われた)が、倫也選手はいつブラケットを知ったのですか。

「いや、自分もさっきです。対戦相手の名前を知ったのは……先々週、契約書を見たときですね。その時に知りました」

──では先ほど知ったトーナメント枠、順当に日本人選手が勝ち進めば風間選手と準決勝で当たることになりました。ここに関しては、どのように思っていますか。

「本当に誰と当たっても構わないので特別な感覚はないですが若干、キム・ミンウがどこに入るのかは気になりましたけど」

──キム・ミンウは気になっていたと。

「ちゃんと一つ、UFCに行くまでの壁として『ここを越えないといけないんだな』という相手ですね。もちろん、やるとなると覚悟は決まる相手ですけどね。正直、ずっと見てきたわけではないですけど、エントリーリストを見て『ROAD FCのチャンピオンがいるな』と思い映像をチェックしました。

シンプルに韓国人選手特有の骨の強さ、あとはやっぱり気持ちの強さがあります。技術が高いのはもう当然で、そのなかで韓国の選手はハートが強い。その気持ちの強さがあるから、一目を置いているという感じです」

──レスリングでもそうでしたか。

「正直なところレスリング時代には、韓国人選手に苦手意識が少しありました。でもその時と比較すると、今の僕は心の成熟度合が違うので。何でも受け入れられる状態になっているので、大丈夫です。

ただ対戦相手として、キム・ミンウは無傷で終わる相手ではないかと思っています。これはトーナメント戦ですから、大きなケガは絶対にしてはいけない。そこがワンマッチとトーナメント戦の違いで。そいう意味では、ケガをするリスクが低い方が良いのでキム・ミンウの枠は気になっていました。初戦の相手は分かっていたので、彼と準決勝で当たるのか、決勝になるのかというのは」

──風間選手を指導する大沢ケンジさんも、初戦の相手が分かった時点で『キム・ミンウは誰と戦うか知っていますか?』と気になった様子でした(笑)。

「アハハハハ」

──つまりケガをするかもしれない相手なので、キム・ミンウと戦うなら決勝戦がベスト。つまり今回のトーナメント枠は、歓迎すべきモノだったということですか。

「気にせず、思い切って戦えますからね(笑)」

──実はPOUNDSTROMの前に倫也選手に関しては、まだプロ2戦目だからRoad to UFCにはエントリーされないという話が我々の間では伝わってきていました。

「僕は出られるのか、出られないのかということも頭になかったです。Road to UFCに向けて動いているということが僕の耳には入ってきていなかったので。POUNDSTORMのカエタノ戦に集中できるようにしてくれていたようです。で、カエタノ戦が終わった次の週に出られるっていうのを聞いて、『おっ、ここに行けるんだ』と」

──出たいという気持ちはあったのですか。

「正直、少し早いと思っていました。ただ、海外で戦うというチャンスが少ないなかで、この話をもらって躊躇することは全くなかったです。もちろん出たいという気持ちは前提としてあったので」

──ベガス開催のコンテンダーシリーズだったら一発勝負、Road to UFCは3つ勝ち続ける必要がある。そこに関しては、何か思うところはなかったですか。

「もちろん一発の方が良かったです(笑)。でもトーナメント戦の3試合で、より強くなれるので。そうやって強くなった状態でUFCにデビューできるというメリットもあると思います。しっかりとトーナメントを通して、成長したいです。

3試合というのはデメリットになるかもしれないですけど、UFCの人たちが僕の試合を3回見るわけで──色々なことが背景にあるかと思いますが、僕のなかではこの3試合で多くのモノを得られると思っています。トーナメント戦は厳しいです。そして厳しい方が得られるモノは当然多いです」

──4月24日のアリアンドロ・カエタノ戦、あの勝利の裏にケガでなかなか調整が上手くいっていなかったという事実が隠されていました。あれから実質1カ月半で、今回のトーナメント初戦を迎えるだけですが、その辺りに関しては?

「とりあえず1回戦までにベースアップをする時間はないです。試合までの期間、その前半で体の痛みを取り、心を元気にする。そこにまず重点をおいて、後半で4月の試合と同じところまで持っていく。そういう風にイメージしています。当然、戦略は戦略で立てていますが、6月まではベースアップではなくて整える。自分を元気にして、ちゃんと暴れることができる状態を創って──9月、そして12月は武器を増やしていきたいです。現状、コンディションは整ってきています」

<この項、続く>

■視聴方法(予定)
6月9日(木・日本時間)
午後3時30分~ABEMA格闘Ch

Episode01
午後3時30分~UFC FIGHT PASS
Episode02
午後6時30分~UFC FIGHT PASS

6月10日(金・日本時間)
午後3時30分~ABEMA格闘Ch

Episode03
午後3時30分~UFC FIGHT PASS
Episode01
午後6時30分~UFC FIGHT PASS

■ROAD TO UFC AISA2022 Episode01対戦カード

<Road to UFCフェザー級T準々決勝/5分3R>
SASUKE(日本)
イー・チャア(中国)

<Road to UFCライト級準々決勝/5分3R>
パラチン(中国)
キ・ウォンビン(韓国)

<Road to UFCバンタム級準々決勝/5分3R>
風間敏臣(日本)
クルムアリ・マイマイティトゥハティ(中国)

<Road to UFCフライ級準々決勝/5分3R>
チェ・スングク(韓国)
ラマ・スパンディ(インドネシア)

<ライトヘビー級/5分3R>
チャン・ミンヤン(中国)
トゥコ・タクコス(ウクライナ)

■ROAD TO UFC AISA2022 Episode02対戦カード

<Road to UFCバンタム級T準々決勝/5分3R>
シャオ・ロン(中国)
キム・ミンウ(韓国)

<Road to UFCフェザー級準々決勝/5分3R>
松嶋こよみ(日本)
ホン・ジュンヨン(韓国)

<Road to UFCフライ級準々決勝/5分3R>
チウ・ルェン(中国)
ウォーレン・デルロサリオ(フィリピン)

<Road to UFCライト級準々決勝/5分3R>
アイリヤ・ムラトベク(中国)
パワン・マーン・シン(インド)

<フライ級/5分3R>
ショーン・エチェル(豪州)
内田タケル(日本)

■ROAD TO UFC AISA2022 Episode03対戦カード

<Road to UFCフェザー級T準々決勝/5分3R>
シェ・ビン(中国)
イ・ジョンヨン(韓国)

<Road to UFCフライ級準々決勝/5分3R>
堀内佑馬(日本)
トップノイ・キウラム(タイ)

<Road to UFCライト級準々決勝/5分3R>
アンシュル・ジュビリ(インド)
宇佐美正パトリック(日本)

<Road to UFCバンタム級準々決勝/5分3R>
中村倫也(日本)
ググン・グスマン(インドネシア)

<女子ストロー級/5分3R>
ソ・イェダム(韓国)
ジョセフィン・クヌトゥソン(スウェーデン)

The post 【RTU ASIA2022】視界良好=Road to UFC、中村倫也─01─「トーナメント戦の3試合で、より強くなれる」 first appeared on MMAPLANET.
カテゴリー
ABEMA MMA MMAPLANET o RIZIN Road to UFC SASUKE UAEW UFC   イ・ジョンヨン イー・チャア ウリジブレン キム・ギョンピョ キム・ハンソル クルムアリ・マイマイティトゥハティ シャオ・ロン トップノイ・キウラム パク・ヒョンソン ホン・ジュンヨン 中村倫也 内田タケル 堀内佑馬 宇佐美正パトリック 松嶋こよみ 野瀬翔平 風間敏臣

【RTU ASIA2022】RIZIN発UFCへ、堀内佑馬と対戦。トップノイ「MMAをMMAファイターとして戦う」

【写真】UAEWで戦った時から、随分と進化が見られたトップノイ。そのまま強くなっているなら……相当にMMAファイターとして力をつけているに違いない(C)MMAPLANET

10日(金・現地時間)、シンガポールはカレンのシンガポール・インドアスタジアムで開催されるRoad to UFC ASIA Episode03でトップノイ・キウラムが、Road to UFCフライ級トーナメント準々決勝で堀内佑馬と戦う。

コロナ前はRIZINを主戦場にしていたトップノイは、仮にコロナ禍にならなければRIZINで戦い続けていたという。と同時に、当時はMMAを軽く考えていたともインタビューで言及した。つまり今はより真剣にMMAに向き合っている。そんなトップノイの変化と進化を訊いた。


──来週の金曜日にシンガポールで開催されるRoad to UFCで日本の堀内選手と戦います。今はどのような気持ちですか。

「凄く調子は良いよ。しっかりとゲームプランを立てて、どうすれば一番勝ちやすいかを考えて準備してきた。コーチのジョージ・ヒックマンは試合が確定するより先にUFCのマッチメイカーと交渉をしていたのは間違いないけど、僕は2カ月前にはRoad to UFCで戦うことを知った。少しファイトキャンプの期間は十分ではなかったかな。でも普段からしっかりと練習をしているから問題ない。とにかくケージに入るのが楽しみでしょうがないよ」

──トップノイはいつ頃からUFCで戦いたいと思っていのたでしょうか。

「それはMMAファイターを目指した時からだよ。タイガームエタイにやってきた外国人ファイターの大半が、UFCで戦い、UFCで戦うことを目標にしていたから。MMAで戦い、MMAの練習する人間は当然のようにUFCを目指しているものだし。僕のなかにも常にUFCで戦いたいという気持ちはあったよ」

──コロナパンデミックがなく、RIZINで戦う機会が続いていれば?

「COVID19がなければ、RIZINで戦い続けていた。RIZINは本当に良いプロモーションだった。RIZINではMMAに欠かせないエンターテインメントという部分で、凄く良い経験を積ませてくれたよ。僕も皆が喜んでくれるファイトを心掛けた。だから日本に行くことができていたなら、できるだけ長い間RIZINで戦っていたはずだよ。実際、コロナ禍にあっても何とか契約を維持できないか話は続けていたんだ。でも、日本に入国できないのだから試合をすることは叶わなかった」

──では2020年9月にUAEWで戦った時は、UFCを目指す方向になっていたのでしょうか。UAEWは北米ユニファイドルールですし、UFCにステップアップできる大会です。

「あの時はUFC云々を考えていたわけではなくて、あの状況で試合ができる機会を求めていて、それが可能だったから出場したんだ。UFCのことは頭にあったけど、そこに軸を置いていたわけじゃない。とにかく試合がしたかった。例えショートノーティスでも。

と同時に、あの頃はMMAファイターとして考え方が変わり、試合に向けてのアプローチ方法も見なおした時期だった。普段からしっかりと練習をする。継続的に、規律を守ってトレーニングするようになった。なんというのか、真面目にMMAに向き合うようになったのが、あの試合の前からだったんだよ」

──つまり、それ以前は違ったわけですね。

「そうだね。ファイトキャンプ期間中と、それ以外の時期では練習への身の入り方が違っていた。ファイトキャンプは試合に勝つため。だから、それ以外の期間は自分の穴を埋める、欠点を失くすトレーニングに力を入れるようになった」

──UAEWでのピメンタウ戦は、ダウンを奪った後のパウンドや寝技の展開など以前よりずっとウェルラウンダー化していたように映りました。

「そうだね。考え方からして変わったから。RIZINで戦っていた時は、MMAを軽く考えていた。当時は僕の技術的なバックグラウンドは当然のようにムエタイだし、僕自身がムエタイの選手としてRIZINでMMAを戦っていた。ムエタイ選手として、MMAで成功を目指していたんだ。

でも、そんな考えは捨てた。UAEWで戦う頃には、ムエタイの打撃だけではMMAに勝てないと心底思うようになっていた。だからグラップリングに力を入れるようになったし、テイクダウンディフェンスにも力を入れて練習をした。今の僕は以前より、大きな視野でMMAを見ることができている。それは視野だけの問題でなくて、心を開いたからだよ。MMAをMMAファイターとして戦うために、もっと理解を深めたいと思うようになったんだ。MMAに必要な動き、技術を全て駆使して勝ちたいってね」

──ところでジョージ・ヒックマンがバンタオ・ムエタイ&MMAを開いて、タイガームエタイを離れたことで何か変化はありますか。

「練習環境は変わっていない。場所は変わったけど、ジョージ・ヒックマンは当然としてアレックス・シールズらコーチの多くもバンタオに移ったし。練習仲間もそう。同じように練習できている。僕自身にとってジムが変わったことも、よりMMAに集中できるきっかけになったと思っている。変化があったとすれば、そこで。僕にとっては良い変化だよ」

──トップノイがどれだけ堀内選手のことを知っているか分からないですが、どのような印象を持っていますか。

「打撃系の選手だよね。だからスタンディング・バトルになれば良いなと思っている。でもグラップリングになってもテイクダウンはもちろん、寝技でも彼を驚かせることになるだろう。グラップリングは僕のゲームの一部になっている。以前とは違うよ。それでも、この試合はファンが喜ぶ打撃戦になるだろう。ユーマの打撃も良いからね」

──堀内選手は6、7年前にタイガームエタイで練習したことがあるようです。

「世界中から色々なファイターが集まって来ていたから、皆のことを覚えているのは難しいよ。特に6、7年も前なら(笑)。それに僕がやるべきことは、やってきた選手たちと練習をすることで、人間関係を全員と築くわけじゃない。違う顔をして、違う体つきの練習相手という風に付き合っているからね」

──なるほど、では堀内選手との試合だけでなく、Road to UFCフライ級トーナメントを勝ち抜く自信のほどを教えてください。

「僕の自信はどれだけ練習をしてきたのか。その過程が基準になっている。それはここ数カ月のことではなく、過去数年の経験によるものだから……そうだね、今の僕はウェルラウンディット・ファイターとして自信を持っている。本当に多くのことを、この間にやってきた。この間の変化を見て欲しい。特に前回の試合を見比べて欲しいと思っている」

──今日はインタビューに時間を割いてもらってありがとうございました。日本のファンにメッセージをお願いします。

「アリガトゴザイマス。ヘッヘー!! 日本のMMA界のことは忘れられない。ホントに僕のMMAキャリアを支えてくれた。今も日本のMMAファンからインスタにメッセージが届き、彼らは僕がどんな風にトレーニングをしているかをチェックしてくれている。僕のキャリアを見続けてくれて、本当に本当に感謝しているよ」

──堀内選手はカリフォルニア在住で、米国でキャリアを積んできました。RIZINのファンにとってはトップノイの方が近しい存在かもしれないです。

「それは嬉しいなぁ。凄く嬉しいよ。ベストを尽くし、全力で戦うことをファンの皆に約束するよ」

■視聴方法(予定)
6月9日(木・日本時間)
午後3時30分~ABEMA格闘Ch

Episode01
午後3時30分~UFC FIGHT PASS
Episode02
午後6時30分~UFC FIGHT PASS

6月10日(金・日本時間)
午後3時30分~ABEMA格闘Ch

Episode03
午後3時30分~UFC FIGHT PASS
Episode01
午後6時30分~UFC FIGHT PASS

■ROAD TO UFC AISA2022 Episode01対戦カード

<Road to UFCフェザー級T準々決勝/5分3R>
SASUKE(日本)
イー・チャア(中国)

<Road to UFCライト級準々決勝/5分3R>
パラチン(中国)
キ・ウォンビン(韓国)

<Road to UFCバンタム級準々決勝/5分3R>
風間敏臣(日本)
クルムアリ・マイマイティトゥハティ(中国)

<Road to UFCフライ級準々決勝/5分3R>
チェ・スングク(韓国)
ラマ・スパンディ(インドネシア)

<ライトヘビー級/5分3R>
チャン・ミンヤン(中国)
トゥコ・タクコス(ウクライナ)

■ROAD TO UFC AISA2022 Episode02対戦カード

<Road to UFCバンタム級T準々決勝/5分3R>
シャオ・ロン(中国)
キム・ミンウ(韓国)

<Road to UFCフェザー級準々決勝/5分3R>
松嶋こよみ(日本)
ホン・ジュンヨン(韓国)

<Road to UFCフライ級準々決勝/5分3R>
チウ・ルェン(中国)
ウォーレン・デルロサリオ(フィリピン)

<Road to UFCライト級準々決勝/5分3R>
アイリヤ・ムラトベク(中国)
パワン・マーン・シン(インド)

<フライ級/5分3R>
ショーン・エチェル(豪州)
内田タケル(日本)

■ROAD TO UFC AISA2022 Episode03対戦カード

<Road to UFCフェザー級T準々決勝/5分3R>
シェ・ビン(中国)
イ・ジョンヨン(韓国)

<Road to UFCフライ級準々決勝/5分3R>
堀内佑馬(日本)
トップノイ・キウラム(タイ)

<Road to UFCライト級準々決勝/5分3R>
アンシュル・ジュビリ(インド)
宇佐美正パトリック(日本)

<Road to UFCバンタム級準々決勝/5分3R>
中村倫也(日本)
ググン・グスマン(インドネシア)

<女子ストロー級/5分3R>
ソ・イェダム(韓国)
ジョセフィン・クヌトゥソン(スウェーデン)

■ROAD TO UFC AISA2022 Episode04対戦カード

<Road to UFCバンタム級T準々決勝/5分3R>
野瀬翔平(日本)
ウリジブレン(中国)

<Road to UFCライト級準々決勝/5分3R>
キム・ギョンピョ(韓国)
アスクルバイ(中国)

<Road to UFCフェザー級準々決勝/5分3R>
ルー・カイ(中国)
アンガ・ハンス(インドネシア)

<Road to UFCフライ級準々決勝/5分3R>
パク・ヒョンソン(韓国)
ジェレミア・シレガー(インドネシア)

<ウェルター級/5分3R>
ジョン・アダハー(フィリピン)
キム・ハンソル(韓国)

The post 【RTU ASIA2022】RIZIN発UFCへ、堀内佑馬と対戦。トップノイ「MMAをMMAファイターとして戦う」 first appeared on MMAPLANET.
カテゴリー
MMA o RIZIN SASUKE YouTube   チャンネル パク・シウ ボクシング

【RENA】RIZIN公開計量まとめ12連発!!【RIZIN切り抜き】

RIZIN女子総合格闘技選手、ツヨカワ女王RENAの過去の公開計のまとめです
下記に目次と詳細があります。
チャンネル登録、高評価してもらえると嬉しいです。

【目次】
00:00 RENAvsイリアーノ・ヴァレンティアーノ
00:26RENAvs山本美憂
01:34 RENAvsハンナ・タイソン
02:56 RENAvsドーラ・ペリエシュ
03:53 RENAvsアンデイ・ウィン
04:45 RENAvsアイリーン・リベラ
05:52 RENAvs浅倉カンナ  
06:41 RENAvsサマンサ・ジャン=フランソワ
07:36 RENAvsアレキサンドラ・アルヴァーレ
08:28 RENAvsリンジーヴァンザント 
09:19 RENAvs山本美憂
11:46 RENAvsパク・シウ

【RENA】
1991年6月29日 星座 かに座 出身地 大阪府
シュートボクサー。2007年、16歳でプロデビュー。
シュートボクシング初の女子トーナメントであるGirls S-cup日本トーナメント2009で初優勝を飾る。
2010年、2012年、2014年のGirls S-cup世界トーナメントで王座を獲得。
2015年8月の同大会・シュートボクシング女子世界フライ級王座決定戦でチャンピオンに輝く。
同年12月、格闘技イベントRIZINに参戦し、初となるMMAルールでの勝利をあげた。
TBS「炎の体育会TV」、「SASUKE」、日本テレビ「ミヤネ屋」、「ナカイの窓 芸能人100人集結SP」などに出演。
TBSラジオ「大沢悠里のゆうゆうワイド」ほか多数のラジオにも出演。雑誌「TARZAN」「FRIDAY」「ビックコミックスピリッツ」などに掲載される。
特技・趣味は旅行、ドライブ、ダイビング、ショッピング、お菓子作り。

【元動画】
RIZIN 「IZAの舞」出場選手公開計量

16.9.24『公開計量』Cygames presents RIZIN FIGHTING WORLD GRAND-PRIX 2016 無差別級トーナメント開幕戦

16.12.30『Cygames presents RIZIN FIGHTING WORLD GP 2016 無差別級トーナメント Final ROUND 公開計量』

17.4.15『RIZIN 2017 in YOKOHAMA – SAKURA – 公開計量』

RIZIN FIGHTING WORLD GP 2017 in FUKUOKA -秋の陣- 』 【全選手マスコミ公開計量】

大晦日開催『RIZIN FIGHTING WORLD GP 2017 Final ROUND』 前日公開計量

RIZIN.15 公開計量

RIZIN 19 大会前日公開計量

RIZIN.20 前日公開計量

【公開計量】Yogibo presents RIZIN.32

【公開計量】Yogibo presents RIZIN.33

【RIZIN FIGHTING FEDERATION】様を切り抜いて投稿しています。
当チャンネルは【RIZIN FIGHTING FEDERATION】様の動画管理元であるガジェット通信様とご連絡のもと運営しております。

【RIZIN公式YouTubeチャンネル】
https://youtube.com/c/RIZINFIGHTINGFEDERATION
【RIZIN公式Twitter】
https://twitter.com/rizin_pr?s=21
【RIZIN公式instagram】
https://instagram.com/rizin_pr?igshid=YmMyMTA2M2Y=
【RIZIN公式オフィシャルサイト】
RIZIN FIGHTING FEDERATION オフィシャルサイト

#RIZIN#RENA#ツヨカワ#女子格闘技

カテゴリー
ABEMA MMA MMAPLANET o ONE Road to UFC SASUKE UFC   イ・ジョンヨン イー・チャア ウリジブレン キム・ギョンピョ キム・ハンソル クルムアリ・マイマイティトゥハティ シャオ・ロン トップノイ・キウラム パク・ヒョンソン ブラジリアン柔術 ホン・ジュンヨン 中村倫也 修斗 内田タケル 堀内佑馬 宇佐美正パトリック 岩本健汰 松嶋こよみ 野瀬翔平 風間敏臣 齋藤奨司

【RTU ASIA2022】勝っても笑わない男?! 風間敏臣─01─「思い描いていた人生が、見えてきた」

【写真】目力が強い──風間(C)MMAPLANET

6月9日(木・現地時間)、シンガポールはカレンのシンガポール・インドアスタジアムで開催されるRoad to UFC ASIA Episode01で風間敏臣がクルムアリ・マイマイティトゥハティと戦う。

柔術家として将来が嘱望されていた風間は、MMA転向を果たすとデビュー戦こそ敗れたものの、その後は9連勝を達成した。しかし、4月のPOUNDSTORMでが齋藤奨司に跳びヒザで敗れる。ここからRoad to UFC出場が決まった風間だが、MMAPLANETでは彼を初インタビューし柔術時代からUFCに転じるまで。そしてRoad to UFC出場に向けて話を聞くと、彼の目指す格闘家像──いやプロ格闘家像が浮き彫りになってきた。


──なかなか取材のタイミングが合わず、風間選手はMMAPLANETでインタビューをさせていただくのは初めてとなります。風間選手といえば柔術からMMAに転向し、その組み技の強さでネオブラ優勝、そして石渡伸太郎選手の引退興行~継承~ではバンタム級ワンナイト4人制T優勝と結果を残してきました。そもそも柔術を始めたきっかけは何だったのでしょうか。

「高校3年生まで柔道をやっていて、寝技が好きで。柔道で強くなるために、その寝技をもっと強くする。柔道の寝技が強くなるにはどうすれば良いかを調べて、ブラジリアン柔術を知りました。近くに柔術道場がないかを調べると土浦の近くのかすみがうら市にストライプル茨城、自分の家がある水戸にR-BLOODがありました。どちらも見学に行かせてもらったのですが、ストライプル茨城は柔術に特化していたのでお世話になった形です」

──水戸と土浦、まま離れていないですか。

「ハイ。ただ高校が土浦だったので。部活が終わったら5キロぐらい自転車で移動して、柔術をやって。終わったらまた5キロ戻って、駅に自転車を止めて電車で1時間かけて帰宅していました(笑)」

──土浦で柔道をいえば、もうどこの高校が分かりますが、柔道の戦績はどのようなモノだったのですか。

「高校は県でベスト8程度です」

──十分に立派かと思いますが……。

「中学の時は3位だったので、全然大したことないです」

──柔術を学ぶようになった成果を感じることはありましたか。

「あったとは思いますけど、結果では出ていないですね(笑)。だから大学で柔道という考えもなくなり、つくばの自動車整備の専門学校に進み柔術を続けました。柔道よりも柔術の方が得意だなって感覚があったので、得意なことを続けようと思ったんです」

──柔道は生活の糧にできるというか──就職をすることも可能です。一方で柔術はほぼそうはいかない。そういうなかでどのように柔術と向かい合っていたのですか。

「趣味ではなく競技としてやっていました。最初は整備士の資格を取ろうと考えていたのですが、柔術を続けて世界大会とか見えてきて。柔術ですぐに食べていくことはできなくても、世界まで行けば食べていけるというのはザックリとしてですがありました。そこを目指したいと思っていました」

──ではカルペか、IGLOOだと思いませんでしたか(笑)。

「アハハハハ。あのときはまだIGLOOは、それほど出てきていなかったです(笑)。専門学校を卒業するまでストライプル茨城に所属し、それからは兄が川崎に住んでいでパラエストラ川崎に通っていてので、自分も北田(拓也)先生の指導を受けるようになりました」

──そして2018年と2019年にアジア選手権紫帯ライト級優勝を果たしました。それでもMMAに転じたのは?

「2019年のガナビー杯の準決勝で岩本健汰選手と当たった時に足関節を取られて、右足のアキレス腱を切ってしまいました(※試合はパスを決めて勝利し、トーナメント自体優勝を果たした)。それで半年ぐらいかけて直して、右足に関しては足関節対策をメチャクチャしたんです。そうしたらアジアの決勝で、韓国人選手(チョ・デヨン)に左足をストレートフットロックに取られて靭帯を切られました(笑)。『左足はやってねぇよ(笑)』って。また練習できない期間があって、自分のなかでは、柔術での未来が見えなくなっていました。その時に色々と考えて……、相談させてもらった方から『MMAをやってみたら』という風に言ってもらい、この道を進もうと決めました」

──ストライプル茨城の井上和浩代表は元MMAファイター、修斗のトップ選手でした。井上代表からMMAを勧められたことはなかったですか。

「最初の頃にありました。『打撃やれよ』っていう風に。でもストライプルに入門する前から母親から『打撃だけはやらないでほしい』と言われていたので、ずっと断っていました」

──ノーギの方は?

「ノーギも触れていないです。MMAに来るまで一切触れなかったです。柔術を専門的に教えてもらいました。ずっと柔術で行こうと思っていたので。だから、MMAに転向しようと決めるまで、MMAのことを真剣に考えることもなかったです。TVとかでやっているのを本当に一般人として眺めていただけで。選手個人について、興味を持つこともなかったですし」

──なるほどぉ。それでもMMAに転向した際には、風間選手の持つ柔術の技術が生きると思ったのでしょうか。

「う~ん、なると思っていました(笑)」

──ではHERTSで練習をするようになったのは?

「相談させてもらった時に、電車に実家に戻りながらずっと考えて……『やるなら決めてしまおう』と。両親とヒザを詰めて話し『やらせてくれ』と頼みました。母は本当に反対していました。でも父親が説得してくれた感じで。

相談に乗ってくれた方にMMAで行くことを決めたと話した時に、いくつかジムをリストアップしてくれていて。その流れで『一度、HEARTSを見に行こうか』という話になり、初めて大沢さんと話をして……そのままHEARTSに決めました」

──大沢さん、柔術で強い選手がHEARTSに入ったと喜んでいました。

「そうなんですか(笑)」

──その時はどのようなスタイルのMMAファイターになろうと考えていたのですか。

「どういうっていうのはなかったのですが、取りあえずは柔術を生かしていこうと思っていました。ただ練習を始めると、まるで別モノで。全然上手くいかなくて。掴めないですし、下からの攻めって相手が突き放してくると成立しないじゃないですか。1年ぐらいかけて、寝技を修正しました。常にトップゲームを意識して練習するようになりましたね」

──高校時代からやってきた柔術は、トップを取ると生きましたか。

「いえ、生きているのは今ですね。柔術でもトップの練習をしていなかったので、ゼロスタートのような感じでした」

──トップからの攻めすらMMAを始めてから!! それでも短期間で、フィニッシャー振りを発揮するように!!

「そうですね、極めは柔術の時から『極めないと負け』というのはありました。MMAに必要な練習をしてきて、形になってきたので柔術の経験が生きるようになってきたんじゃないかと自分では思っています。柔術時代は引き込んでいたので、レスリングも大沢さんから『一からやれ』と言われて、言葉通り一からやってきましたし」

──道着の練習は今も続けているのですか。

「ハイ。北田先生とプライベートでさせてもらっています。今は柔術の時より、道着の練習でもトップを意識してやっています」

──MMAファイターに道着の練習は有効でしょうか。

「必要だと思います。必ずしも柔術でないといけないかと言われると、そうではないかもしれないです。でもMMAに寝技は含まれているので、MMAにおいて柔術は一つのツールになる……必要な部分だと思います」

──そんな風間選手に一つ、どうしても伺いたいことがありました。

「ハイ」

──Road to ONEぐらいから試合を撮影させてもらってきたのですが、勝っても喜ばない。憮然とした表情ばかりなので、アレはどうしたことかと。今日、初めて話をさせてもらって笑顔が見られてホッとしたほどで(苦笑)。

「アハハハ。笑っていないですか? 試合後はホッとしているのもあるんですけど、自分が思い描いたように戦えなかったからだと思います」

──ネオブラで優勝した時も、怒っているように見えました。

「あの試合はバックを取られて接戦になってしまって……。バックを取り、コントロールして削るという試合がしたかったのに。それがずっと相手に立たれ続けて、コントロールできなくて。結果、自分が削られて。勝っても、全然嬉しくなかったです(苦笑)。負けた時ぐらいの気分で。あの試合は本当に悔しかったです」

──その後の継承バンタム級Tでも優勝しましたが、デビューから今回のRoad to UFC出場が決まるまで、プロMMAファイターとしてどこを目標にしていたのですか。

「格闘家として食べていくというのは、変わらぬ目標です。今はアルバイトをしながら格闘技の練習をしているので、プロ格闘家とは言えないと思っています。とにかく食えるようになりたい。そのなかでRoad to UFCという話をもらって、凄いチャンスだと捉えています。自分が思い描いていた人生が、叶うところが見えてきたので」

──大沢さんから風間選手は戦う団体を問わない。条件の良い大会で戦っていくと伺ったことがありました。

「アハハハハ。そうですね、何て言うのか……ファイトマネーが高いところで戦うっていう風にあからさまに言ったことはないかと思うんですけど(笑)。自分はどこかのチャンピオンになりたいというわけでなく。本当に食うためにMMAを戦うので、少しでも自分の生活が楽になるなら、その条件を出してくれるところで戦います」

──ケージだ、リングだという思想も持たない?

「持たないですね。早く格闘技一本で生活をしたいので」

<この項、続く>

■視聴方法(予定)
Episode01
6月9日(木・日本時間)
午後3時30分~UFC FIGHT PASS
Episode02
6月9日(木・日本時間)
午後6時30分~UFC FIGHT PASS
Episode03
6月10日(金・日本時間)
午後3時30分~UFC FIGHT PASS
Episode01
6月10日(金・日本時間)
午後6時30分~UFC FIGHT PASS

■ROAD TO UFC AISA2022 Episode01対戦カード

<Road to UFCフェザー級T準々決勝/5分3R>
SASUKE(日本)
イー・チャア(中国)

<Road to UFCライト級準々決勝/5分3R>
パラチン(中国)
キ・ウォンビン(韓国)

<Road to UFCバンタム級準々決勝/5分3R>
風間敏臣(日本)
クルムアリ・マイマイティトゥハティ(中国)

<Road to UFCフライ級準々決勝/5分3R>
チェ・スングク(韓国)
ラマ・スパンディ(インドネシア)

<ライトヘビー級/5分3R>
チャン・ミンヤン(中国)
トゥコ・タクコス(ウクライナ)

■ROAD TO UFC AISA2022 Episode02対戦カード

<Road to UFCバンタム級T準々決勝/5分3R>
シャオ・ロン(中国)
キム・ミンウ(韓国)

<Road to UFCフェザー級準々決勝/5分3R>
松嶋こよみ(日本)
ホン・ジュンヨン(韓国)

<Road to UFCフライ級準々決勝/5分3R>
チウ・ルェン(中国)
ウォーレン・デルロサリオ(フィリピン)

<Road to UFCライト級準々決勝/5分3R>
アイリヤ・ムラトベク(中国)
パワン・マーン・シン(インド)

<フライ級/5分3R>
ショーン・エチェル(豪州)
内田タケル(日本)

■ROAD TO UFC AISA2022 Episode03対戦カード

<Road to UFCフェザー級T準々決勝/5分3R>
シェ・ビン(中国)
イ・ジョンヨン(韓国)

<Road to UFCフライ級準々決勝/5分3R>
堀内佑馬(日本)
トップノイ・キウラム(タイ)

<Road to UFCライト級準々決勝/5分3R>
アンシュル・ジュビリ(インド)
宇佐美正パトリック(日本)

<Road to UFCバンタム級準々決勝/5分3R>
中村倫也(日本)
ググン・グスマン(インドネシア)

<女子ストロー級/5分3R>
ソ・イェダム(韓国)
ジョセフィン・クヌトゥソン(スウェーデン)

■ROAD TO UFC AISA2022 Episode04対戦カード

<Road to UFCバンタム級T準々決勝/5分3R>
野瀬翔平(日本)
ウリジブレン(中国)

<Road to UFCライト級準々決勝/5分3R>
キム・ギョンピョ(韓国)
アスクルバイ(中国)

<Road to UFCフェザー級準々決勝/5分3R>
ルー・カイ(中国)
アンガ・ハンス(インドネシア)

<Road to UFCフライ級準々決勝/5分3R>
パク・ヒョンソン(韓国)
ジェレミア・シレガー(インドネシア)

<ウェルター級/5分3R>
ジョン・アダハー(フィリピン)
キム・ハンソル(韓国)

The post 【RTU ASIA2022】勝っても笑わない男?! 風間敏臣─01─「思い描いていた人生が、見えてきた」 first appeared on MMAPLANET.