カテゴリー
45 DEEP KNOCK OUT LFA MMA MMAPLANET o RIZIN UFC YouTube カルロス・モタ キック バズーカ巧樹 ボクシング ライカ 中村優作 倉本一真 栗秋祥梧 重森陽太

【KNOCK OUT】カルロス・モタと無制限キック戦で対戦。栗秋祥梧「MMAグローブはコツコツ効かせる」

【写真】MMAグローブで練習することで打撃の世界が広がる。栗秋がキックボクサーならではの視点でUNLIMITEDルールを語ってくれた(C)NAKAMURA TAKUMI

30日(月)、KNOCK OUTが横浜市中区の横浜武道館で開催するK.O CLIMAX 2024で、栗秋祥梧が2度目のUNLIMITEDルールに挑戦。元UFCファイターかつ元LFAフライ級チャンピオンのカルロス・モタを迎え撃つ。
Text Takumi Nakamura

立ち格闘技イベント=KNOCK OUTが導入したUNLIMITEDルールはMMAグローブ着用&3分3R、サッカーボールキック、踏みつけ、テイクダウン&パウンドが認められたキックボクシング無制限ルール。6月のKNOCK OUT代々木大会でこのルールに抜擢されたのが栗秋だった。

以前から身体能力の高さには定評があり、UNLIMITEDルールに向いているのではないかと言われていた栗秋。中村優作との一戦では中村のテイクダウンを切り、カウンターの左フック一発で中村をマットに沈め、UNLIMITEDルールでのポテンシャルの高さを見せつけた。そして今大会ではMMAファイターとしての実績も十分なモタと対戦。今後のMMA挑戦も見据える栗秋はこの一戦でどんなパフォーマンスを見せるか。


――今回が2度目のUNLIMITEDルールとなる栗秋選手です。公開練習時のインタビューで「MMA自体は結構好きで見ていた」と言っていましたね。

「MMAは好きですよ。選手のことは細かく分からないですけど、MMA自体には興味があってめっちゃ見てました。練習仲間でMMAをやってる選手もいるし、その選手の応援だったりでDEEPとかも何回か見に行ったりしています。MMAは面白いですよね」

――今年6月にUNLIMITEDルールに初挑戦しましたが、MMAをやってみたいという気持ちは昔からあったのですか。

「立ち技でちゃんと結果を残すまではそんなことなかったんですけど、KNOCK OUTのベルトを取って、一瞬でMMAもやってみたいと思いました」

――それは制限の少ないルールで戦ってみたかったからですか。

「そうですね。そうしたらUNLIMITEDルールが始まって、UNLIMITEDルールいいじゃん!と思いました。もしMMAにチャレンジするにしても自分は寝技が全然なんで、UNLIMITEDルールをやりつつ、寝技の練習も続けて徐々に徐々に(MMAに向けて)準備しようと思っています」

――MMAの練習を始めたのはUNLIMITEDルールの試合が決まってからですか。

「はい。組み技に関しては一般会員さんもいるクラスにも参加して…って感じで」

――6月の試合では中村選手のテイクダウンを切って、組みにも対応できるところを見せましたが、組みにも向いていると感じることはありますか。

「最初は『組みでもいけんじゃね?』と思っていたんですけど、本格的にMMAの練習を始めてからは、立ちからスタートしてるのに気づいたら寝かされて極められて……の繰り返しで、1回自信をなくしたんです。『俺(MMAには)向いてない』みたいな。でも自分のキャリアを振り返ると立ち技でも納得いかないことも多かったし、いろいろと失敗を重ねてきたんで、人に見られてないうちに、いっぱい失敗しておこうという考えに変わりました」

――もちろん一番はスタンドの打撃でフィニッシュすることが理想だと思うのですが、チャンスがあったらテイクダウンしてグラウンドの打撃で勝つこともイメージしていますか。

「そうですね。逆に最近はそういう練習をメインにやっていて。自分もある程度は立ちの打撃は出来るんで、そこから自分がタックルに入ったり、相手のタックルを切ったり、そういう練習を主にやっています」

――栗秋選手の話を聞いていても、MMAへの挑戦を考えているキックボクサーにとってUNLIMITEDルールはベストなルールですね。寝技を習得する前段階のMMAの動きを覚えられるというか。

「本当そうです。立ちに関しても距離感が全然違うから、そこもすごく勉強になるんですよね。特に中村選手は日本拳法出身で距離が独特じゃないですか。他のMMAファイターよりも、さらに遠く感じるというか」

――UNLIMITEDルールでいきなり中村選手が相手となると、それまで戦ってきたキックルールとは距離感が全く違うでしょうね。

「逆に言うと他の選手たちはまだまだ近い距離でやっているのかなと思いますよね。(MMAやUNLIMITEDルールだったら)そういう遠い距離でやるのもありなんじゃないかなって思うし、そこは色んなパターンを想定しながら練習しています」

――UNLIMITEDルールをやったことで、打撃でも見える世界が広がったんじゃないですか。

「そうですね。結構打撃がすごく見えやすくなって。逆に10月にKNOCK OUT-BLACK(キックルール)でチュームーシーフーと戦ったときは最初困ったんですよ。チュームーがガンガン距離を詰めてくるから、見えづらいと思っちゃって」

――UNLIMITEDルールで中村選手と戦ったあと、組みやヒジがないKNOCK OUT-BLACKルールで距離を詰めるタイプのチュームーシーフーというのは、距離感を合わせる作業に時間がかかったと思います。

「あとMMAは距離を変えるのもそうですし、正直思い切り(パンチを)振らなくても倒せると思うんですよ。最近で言うと平本(蓮)選手とか篠塚(辰樹)選手とか芦澤(竜誠)選手とか。思いっきり体を振って振りに行かずに、コツコツ細かい打撃を当てて効かせて最後は倒す。そういうMMAグローブで当てる距離を分かってると思うんですよ」

――MMAグローブは一発じゃなくて正確性と数で効かせることができる。と。

「そこを知ってっていうか、そこを分かってやりやすくなりましたよね。あの距離はタックルも切りやすいし。逆にMMAでもフルスイングでパンチを当てる(鈴木)千裕はすごいですよ」

――なるほど。

「みんな千裕はストライカーのイメージが強いと思いますが組みも強いですからね。触れられたら終わりくらいの感じでやられます(苦笑)。だから千裕とやるとMMAで何が大事か分かりますね。特に距離感の部分で」

――キックルールで首相撲があっても基本的に組んだら攻防が終わりますが、MMAやUNLIMITEDルールではそこから組みの攻防がありますからね。

「でもMNAの距離感が分かり始めると、すごく楽しいですよ。練習を始めた頃は一般会員さんのタックルも切れなかったけど、今はタックルも切れるし、自分からタックルも取れるんで。そのなかで打撃も活かせるようになってきたから、最近の成長ぶりがやばいですよ。そのくらい(MMAは)距離感が大事なんだなと思います」

――今回対戦するカルロス・モタはMMAファイターでもなかなか戦うチャンスが巡ってこないような実績を持つ選手です。対戦相手としてどんな印象がありますか。

「身体能力が高くてバネがあってポテンシャルが高い選手だと思います。ただ気持ちが弱そうなので、自分がしっかりKOしますよ」

――この試合の結果によっては色んなチャンスにつながると思います。栗秋選手は鈴木選手のようにキックとMMAの二刀流でいくことが理想ですか。

「そうですね。実は中村選手とやる前に組みや寝技の展開が分からなくて怖いから、会長(山口元気)に『アマチュアのMMAの試合に出させてください』ってお願いしたんですよ。そしたら会長から『さすがに駄目でしょ』と止められて。それで『だったら僕は一発も打撃を出しません。打撃の間合いと組まれる感覚と寝技の展開を知りたいだけなんで』と粘ったんです。それから会長も色々と考えてくれたみたいなんですけど、やっぱりアマチュアの試合に出るのは難しかったみたいで」

――そんなことがあったんですね。

「中村戦が終わってUNLIMITEDルールのアマチュアも始まったんで、一応会長に『そっちはどうですかね?』と相談してみたんですよ。速攻で『プロでやったんだからダメだ!』と言われましたけど(笑)」

――それは…そうだと思います(笑)。

「だから今の自分はUNLIMITEDルールやるにしてプロの実戦の場しかないので、そういう不安はすごくあります。プロレベルのMMA選手たちと戦えばタックルのスピードや入り方も違うだろうし、そもそもあんな薄いグローブで殴り合うのも最初は怖かったんですし。ただそこを知らない強みもあると思うので、自分は思い切り戦いたいです」

――UNLIMITEDルールに挑戦したことで格闘家としての幅が広がったようですね。

「そうですね。そこが自分の強みにもなってるし、自信になってるんですよね。僕は格闘家は自信がなくなったら勝とうが負けようが終わりだと思っているんで、僕はこれからも自分を信じて戦おうと思っています」

――今大会ではRIZINから倉本一真選手が参戦したり、重森陽太選手などキックボクサーのUNLIMITEDルールへのチャレンジもあったり、これから色んな競技の選手たちがUNLIMITEDルールに集まってくることになりそうですね。

「それが楽しいですよね。これは僕のイメージですけど、UNLIMITEDルールやMMAをやりながら、KNOCK OUT-BLACKの防衛戦をやっていくという感じでいきたいですね」

――逆にUNLIMITEDルールやMMAの試合をやることで、打撃だけの試合をやりたくなるかもしれないですよね。これまでの逆で。

「そうそう。色んなことができるから楽しみですね。それが一通り終わったら次は柔術かなって」

――柔術にも興味があるんですか。

「格闘技人生の最後は打撃がない・危なくない柔術をやるのもいいじゃないですか(笑)。そんな感じでこれからもたくさん挑戦していきます!」

■視聴方法(予定)
12月30日(月)
午後1時30分~U-NEXT

■ UNLIMITEDルール対戦カード

<58キロ契約/3分3R>
栗秋祥梧(日本)
カルロス・モタ(ブラジル)

<61.5キロ契約/3分3R>
重森陽太(日本)
倉本一真(日本)

<63キロ契約/3分3R>
バズーカ巧樹(日本)
大沢文也(日本)

<65キロ契約/3分2R>
木村亮彦(日本)
平石公介(日本

The post 【KNOCK OUT】カルロス・モタと無制限キック戦で対戦。栗秋祥梧「MMAグローブはコツコツ効かせる」 first appeared on MMAPLANET.
カテゴリー
AB Brave CF DEEP Fight&Life MMA o RIZIN ブログ

RIZIN.49:オッズ/予想と展望

大雅 1.38
梅野源治 3.00

オープニングファイト(RIZIN甲子園決勝)の後の第1試合がキックボクサー同士のMMAデビュー戦。両者とも、MMA転向に向けて準備はしてきたというが…。梅野のムエタイスタイルをMMAに適用させたとしても、同じキックボクサー相手にはあまり有効にならないのではと思う。

両者未知数すぎるので予想は無理だし、この試合でもしどちらかがいい内容を見せても、次戦以降MMAファイターとやる時の参考にはならない気がする。

貴賢神 2.70
エドポロキング 1.48

3月に本来ミドル級のキャリア1勝0敗の相手にKO勝ちでMMA初勝利を上げた貴賢神。逆転負けした昨年の名古屋大会での荒東戦では打撃の技術も上がっていて成長は見えた。

エドポロキングは実質MMAプロデビュー戦でこれも未知数。貴賢神の四つからのテイクダウンにどれだけ対処できるのか。

このマッチメイクはエドポロキングを勝たせる意向だと思うのでエドポロキングKO勝ち。

武田光司 1.42
新居すぐる 2.90

武田はフェザーに落としてから萩原を塩漬けにしての判定勝ちと、シェイドゥラエフに得意の組みで完全に上を行かれての1R一本負け。階級を落として相手のパワーはライトよりは下かもしれないが、武田自身のパフォーマンスも落ちているように見える。

が、相手が新居なら、キムラにだけ注意すれば問題はないか。

武田判定勝ち。

矢地祐介 1.42
桜庭大世 2.90

サクJr.は若いと言っても26歳で鈴木千裕より年上。練習仲間からの評判も、そこまで強いという話は聞かないというレベルのよう。負けてもともとで、ちょっとでも健闘すれば「デビュー戦なのにすごい」と言わせるためのマッチメイク。組みでも矢地が上だと思うので、何か起こすならむしろ打撃か。

矢地一本勝ち。

神龍-
ホセ・トーレス -

この試合はオッズなし(見つけ次第追加予定)。

UFCトーレスだが、本来ストロー級のジャレッド・ブルックスには組みで劣勢な展開から、ブルックスが水車落としをかけた際に頭を打って自爆しての勝利。2戦目のアレックス・ペレスには1RKO負けで、当時(2018年)はランカーレベルとは差があった。その後はBRAVE CFのフライ級トーナメントは体重が落とせず途中棄権。バンタムでは王者となったが、直近では王座から陥落し、ダイレクトリマッチでも敗れて連敗中。

今回はブルックスに合わせた59kg契約。そのパワー差の部分だけ不安がある。

神龍判定勝ち。

上田幹雄 3.00
キム・テイン 1.38

ともにキャリア5戦で、前戦で敗れて3勝2敗の上田に対し、テインは全試合KO勝ちの5連勝。しかし前戦のコバルチェクのように寝技が強い相手ではなさそうなので、上田には相性がいい相手か。

上田KO勝ち。

福田龍彌 1.25
芦澤竜誠 4.00

芦澤は昨年大晦日MMAデビュー戦は太田相手にあまりにも差がありすぎたが、参考にならない今年の2連勝を経て、MMAでの現在地を測る一戦。普通に考えたら1年でDEEP王者の福田というのも無茶なマッチメイクのはず。

イージーファイトで福田KO勝ちと予想。

YA-MAN 3.80
カルシャガ・ダウトベック 1.19

これもキック選手の飛び級マッチ。ダウトベックが打撃主体で、その打撃でYA-MANが上を行けるなら勝機はあるのかもしれないが、これも普通に考えたら大きな差がある試合。

ダウトベックKO勝ち。

久保優太 13.00
ラジャブアリ・シェイドゥラエフ 1.04

この試合もキック選手が格上と戦う試合だが、久保の場合は芦澤やYA-MANよりもMMAでの実績を上げた上での挑戦。しかしながらオッズでは芦澤・YA-MANを下回る一番の大差でのアンダードッグ。当然タックルへの対策はしてきていると思うが、一度もテイクダウンされないで戦えるとも思えないので、寝技を凌いでスタンドに戻せるかどうか。シェイドゥラエフには一度目のテイクダウンであっさりフィニッシュされそう。

シェイドゥラエフ一本勝ち。

元谷友貴 2.00
秋元強真 1.77

9月にデビューしたばかり、先月はフェザー級で鈴木博昭に判定勝ちした18歳の秋元が3戦目で挑戦者決定戦に抜擢。発売中のFight&LIFEの記事によると、秋元はJTTで一番寝技が強いとのことだが、秋元がすごいと言っていいのかどうか迷う情報。18歳の秋元に誰もグラウンドで勝てないというのはどうなのか。いくら強いと言っても元谷より上とは思えない。打撃なら元谷の打たれ弱さもあって秋元になりそうだが。

元谷判定勝ち。

伊澤星花 1.03
ルシア・アプデルガリ17.00

RENA欠場で巌流島でぱんちゃん璃奈に勝っているアプデルガリムが代役だが、MMA2勝3敗ではケイト・ロータス以下だし、さすがに伊澤には盛り上げようもない相手。

伊澤一本勝ち。

ホベルト・サトシ・ソウザ 1.83
ヴガール・ケラモフ 1.91

予想外にオッズが肉薄。パワーのあるケラモフならサトシの下からの極めも凌げそうだが、ケラモフからタックルに行けないようだと、打撃でもサトシが押す展開になり、結局はパンチか組みに捕まってサトシペースになりそう。逆にケラモフがスタンドでテイクダウンを狙っていく展開にできるなら勝機はある。

サトシ一本勝ち。

堀口恭司 1.11
エンカジムーロ・ズールー 7.00

タイトルマッチだがこのオッズ差。堀口は勝っても苦戦するようだと評価を下げかねない、何もメリットがない試合。大舞台でのタイトルマッチだし、モチベーションが低いこともないはず。

堀口KO勝ち。

鈴木千裕 2.25
クレベル・コイケ 1.65

前回の対戦でクレベルに秒殺(体重オーバーでノーコンテスト)されて以降、パトリシオ・ケラモフ・金原と3試合連続でKO勝ちしている鈴木だが、その後は五味とのやる意味も良くわからないボクシングエキシで内容も良くない上に拳を負傷して超RIZIN.3でのパッキャオ戦も欠場と、MMA以外の試合で運気を下げている。前回やられていて苦手意識が生じていないか。クレベル戦以降、テイクダウンされて凌いで立つという展開がなく勝負が終わっていて、クレベルからテイクダウンされても逃れることができるイメージを持てているのか不明。

クレベルは金原には負けたが斎藤とアーチュレッタには完勝。金原のようにクレベルの寝技を恐れる必要がなくテイクダウンに来る選手が相手だと今でも苦戦しそうではあるが、鈴木相手にはさすがにその不安はないか。

クレベル一本勝ち。

第1部は13時開始。MMAの試合のみ速報します。

カテゴリー
RIZIN YouTube 試合動画

【密着】Preparation|篠塚辰樹 / Tatsuki Shinotsuka – with BLACK ROSE

カテゴリー
AB ABEMA o RIZIN RIZIN DECADE YA-MAN YouTube その他 エドポロキング エンカジムーロ・ズールー カルシャガ・ダウトベック キム・テイン クレベル・コイケ チャンネル ニュース ホベルト・サトシ・ソウザ ラジャブアリ・シェイドゥラエフ ルシア・アプデルガリム ヴガール・ケラモフ 三浦孝太 上田幹雄 久保優太 五明宏人 伊澤星花 元谷友貴 堀口恭司 大雅 宇佐美正パトリック 安保瑠輝也 新居すぐる 桜庭大世 梅野源治 横内三旺 武田光司 矢地祐介 神龍誠 福田龍彌 秋元強真 篠塚辰樹 芦澤竜誠 貴賢神 鈴木千裕

「これ配信して大丈夫?」RIZINファイター”堀江圭功”の新企画がスタート!酔い&遠慮なしでRIZIN DECADEを独自解説|12.31 RIZIN DECADE ABEMA PPVで全試合生中継

◆『RIZIN DECADE』ABEMA PPVで全試合生中継!
12/31 (火) ごご1時〜PPV購入・詳細はこちら▷https://abe.ma/41mfmFk

【大会出場選手】
鈴木千裕 / クレベル・コイケ / ホベルト・サトシ・ソウザ / ヴガール・ケラモフ
堀口恭司 / エンカジムーロ・ズールー / 元谷友貴 / 秋元強真
伊澤星花 / ルシア・アプデルガリム / 久保優太 / ラジャブアリ・シェイドゥラエフ
上田幹雄 / キム・テイン / 矢地祐介 / 桜庭大世
YA-MAN / カルシャガ・ダウトベック / 武田光司 / 新居すぐる
大雅 / 梅野源治 / 福田龍彌 / 芦澤竜誠
貴賢神 / エドポロキング / 神龍誠 / ホセ・トーレス
横内三旺 / ⻫藤健心
安保瑠輝也 / シナ・カリミアン / 細川一颯 / 宇佐美正パトリック
野田蒼 / 篠塚辰樹 / 冨澤大智 / 三浦孝太
YURA / 朝久泰央 / 安井飛馬 / 黒薔薇くん
五明宏人 / 赤田プレイボイ功輝
※選手のケガ等で中止になる場合があります。あらかじめご了承ください。

#ABEMA #rizin #アベマでrizin
————————————————————
※YouTubeの動画には一部ミュート(消音)となっている部分がございますのでご了承ください
※YouTubeの動画には掲載期限があり、予告なく掲載をおろす場合がございますのでご了承ください

▼▼▼▼▼▼▼▼▼▼▼▼▼▼▼▼▼▼
専門YouTubeチャンネルが続々オープン中!

ABEMA公式Ch:https://www.youtube.com/channel/UCLsdm7nCJCVTWSid7G_f0Pg
恋愛番組Ch:https://www.youtube.com/channel/UCfgQFWzaw7HfaKN-uVIf73Q
夜あそびCh:https://www.youtube.com/channel/UCCqbFzCTb3HwWHmMJl2DJIg
バラエティCh:https://www.youtube.com/channel/UC9OvLVXb-okaVtoK9V8Biwg
MリーグCh:https://www.youtube.com/channel/UCBHvzjvii3kp4gd_gw6UEIA
アベプラCh:https://www.youtube.com/channel/UCB1dgsqLiEp57oDAyNV_vww
ニュースCh:https://www.youtube.com/channel/UCk5a240pQsTVT9CWPnTyIJw
格闘Ch:https://www.youtube.com/channel/UClPKS7S62cwYYaq6udr-G-Q
今日好きCh:https://www.youtube.com/channel/UCzXVsEc1h2Elljge0fnQYRg
オオカミCh:https://www.youtube.com/channel/UCLU_4Nmos905QrG9npOzJUA
恋ステCh:https://www.youtube.com/channel/UCe816MskSn1I90H02pVzHTg
将棋CH:https://www.youtube.com/channel/UC2Fj0jEiCpmlbofC8Wiexfg
チャンスの時間CH:https://www.youtube.com/channel/UC29qkYL1bp4aJDtGra8ZMuQ
ドラ恋CH:https://www.youtube.com/channel/UCzj_FIiBTFYfQAUjtApz0WA
ABEMA LDH CH:https://www.youtube.com/channel/UCkpfU4xMEKpeGFKW19qU41g
アニメ&声優CH:https://www.youtube.com/channel/UCpR3X7_RKNjTTUV51CxURGQ
HIPHOP CH:https://www.youtube.com/channel/UC-xDRps8JhkrEj1UbuufmjQ?guided_help_flow=5
私たち結婚しましたCH:https://www.youtube.com/channel/UCmix-nImYhNnVUjmPOz23Ow
MLB CH:https://www.youtube.com/channel/UCmyNpT-FZ-_0ghEmjW3AOZA

※その他COMING SOON!
▲▲▲▲▲▲▲▲▲▲▲▲▲▲▲▲▲▲

▷公式SNSでも見どころ配信中!
公式Instagram:https://www.instagram.com/abema_official
公式LINE:https://line.me/R/ti/p/%40abema
公式Twitter:https://twitter.com/ABEMA
公式Facebook:https://www.facebook.com/ABEMAofficial

▷ABEMAアプリをダウンロード(登録なし・無料)
iOS:https://abe.ma/2NBqzZu
Android:https://abe.ma/2JL0K7b

カテゴリー
45 AB ABEMA BELLATOR K-1 MMA MMAPLANET o PFL RIZIN RIZIN DECADE RIZIN49 UFC YA-MAN エドポロキング エンカジムーロ・ズールー カルシャガ・ダウトベック キック キム・テイン クレベル・コイケ ホベルト・サトシ・ソウザ ボクシング ラジャブアリ・シェイドゥラエフ ヴガール・ケラモフ 上田幹雄 久保優太 今成正和 伊澤星花 元谷友貴 堀口恭司 大雅 斉藤健心 斎藤 斎藤裕 新居すぐる 朝倉海 桜庭大世 梅野源治 横内三旺 武田光司 矢地祐介 神龍誠 福田龍彌 秋元強真 芦澤竜誠 貴賢神 鈴木千裕

【RIZIN DECADE】クレベル戦へ、鈴木千裕―02―「リングの上だけは自己中、王様、俺様になれば良い」

【写真】リングの上では身勝手。それがチャンピオンの特権か(C)MMAPLANET

31日(火)、さいたま市中央区のさいたまスーパーアリーナで開催されるRIZIN DECADEの第2部=RIZIN49のメインでRIZINフェザー級王座防衛戦でクレベル・コイケの挑戦を受ける鈴木千裕インタビュー後編。
Text by Manabu Takashima

2024年、日本の格闘技界のおおとりで戦う鈴木に中央アジアの台頭とともに顕著になったキックボクサーの躍進について尋ねると、二刀流の貫く経験と自負が感じられる言葉が発せられた。

<鈴木千裕インタビューPart.01はコチラから>


いやいやいや待てよ、と。『世界のRIZINを創る時がきたな』と

──その千裕選手の戦闘意欲というのは2022年11月の今成正和戦で、飛び込んで足を取られるというシーンを見た時から他と違うという風に感じていました。

「アハハハハ。アレは死んだと思いました(笑)。蹴りに行ったのですが、蛇が大口を開けて待ち構えている感じだったんですよね。そこに自分が入っていってしまった」

──それをしなくても判定で勝てたわけではないですか。

「残り30秒だと思って、いったんですよね。それなら解除する自信があったので。でも1分も残っていて(笑)。想定していなかった30秒はきつかったです。その30秒を逃げることができた。それが自信になったんです。あれから今成辛抱十一段だと思っています」

──ダハハハ。

「クレベルとの試合もそうですけど、避けては通れないんですよ。結局、世界を取る人は全部やりますし。そこを避けて世界チャンピオンにはなれないです。相手の土俵に上がって、凌ぐ。乗り越える。それが大事ですよ」

──世界チャンピオンという言葉が聞かれましたが、朝倉海選手がRIZIN王者の実績を引っ提げて異例の初戦でUFC世界王座挑戦を実現させました。千裕選手もUFCに向けて、心境の変化はありましたか。

「一つ時代が変わったと思います。RIZINのスター選手がUFCに行った。いやいやいや待てよ、と。『世界のRIZINを創る時がきたな』と。勝てばRIZINが世界最強を証明できるので、それはきますよね。でも僕はいつも言っている通り、UFCは籠の中の鳥。もちろんUFCブランドは世界一で、世界最強が集まっている。

世界最強はUFCだと言われています。でもUFCのなかでしか戦っていないです。RIZINはウェルカムでPFLだろうが、Bellatorだろうが、KSWだろうが呼んできます。『お前ら、その金網から一歩出てRIZINとか他団体に出て勝ち続けることができるのか』と疑問を感じるんです。だから、その疑問を確信に変えたいです」

──と同時にRIZIN経由で日本人選手がUFCに進んだ。同じルートを進もうという選手もRIZINで戦うようになるかもしれないです。

「まぁ、そういう風に言いだす人も出てきていますけど『勝てんのか?』ってことですよね。朝倉海選手は堀口選手にも勝っているし、元谷選手をKOしているんですよ。たくさんの選手を倒して、今回のことにつながった。『じゃあ、それをあなた達にできるの?』と。いるかもしれないです。

でも、確率は低いです。そういう考えの持ち主だから、RIZINのリングに上がることができていないんじゃないかなって思います。それにUFCに行く人は行っていますよ。どのルートだろうが」

違うッスね。そこは。二刀流は僕の流儀で

──そのRIZINのリングですが、キックボクシングで実績を残した選手がMMAに本気で取り組み、アジャストし結果を残しています。大晦日も久保優太選手がシェイドゥラエフと。YA-MAN選手がダウトベックと戦う機会を得ました。千裕選手はMMAからキック、その後も両刀使いでキャリアを続けており、明確な違いがあります。このキャリアの積み上げ方の違いは、MMAにおける打撃でも違いが生じるものでしょうか。

「違うッスね。そこは。二刀流は僕の流儀で。僕は何だかんだと言っても、キックとMMAの両方のタイトルを取っているので。ちゃんと強い人とも戦っていますし。格闘技をやるうえで、僕には自分の教科書があります。他の人の教科書でなく、僕が創った教科書が。キックで試合をして、次にMMAを戦う。次はキックを戦う。キックのスタンス、MMAのスタンスと試合の度に変えないといけない。

切り替えるためにスイッチがあって。だから向き合った時に『相手は打ち合いモードだな』と感じると、キックのスタンスにします。『MMAをやりたがっているな』と思うと、MMAのスタンスで戦います。組みにきても、打撃で来ても問題ない。組みに対応して、打撃オンリーの展開になれば僕はキックボクシングをやれば良い」

──二刀流でない選手たち、キックに区切りをつけてMMAに専念する選手はそうはならないということですか。

「できないですよね。まだ知らないです。その道を通っていないので、経験値が足りない。打撃だけじゃもちろんダメですけど、MMAに真面目に取り組んでいる打撃上がりの人、そうなると最初は勝てる。MMAの選手は、彼らの打撃が分かっていないから。どんな攻撃がくるのか、分からない。彼らの得意分野が分からないんですよ。

対してMMAの人のやってくることは、分かりやすいです。組んで勝とうとしてくるので。組みを切るか、ヒザを合わせるのか。そこを徹底すれば良いので。だから最初は勝てる。でも、トップや中間層の選手と戦うと違ってきます。

打撃ができて組み技ができる選手が、相手になってきます。例えば三日月がメチャクチャうまい選手いる。でも、それがもう分かる。ジャブが上手い選手がいて、そのデータが揃う。結果、組むための対策が整ってきます。打撃が競って来ると、自分の攻撃が当たらないことも出てきます。そうなると、それまでは切れていたのにテイクダウンを許すことになります」

──斎藤裕選手に勝った久保優太選手にも、それが当てはまる?

「ありますね。彼は打撃が凄く見える。相手の打撃が見える。K-1の時から、凄くディフェンス能力が高くて巧い選手でした。ただテイクダウンの圧力が上がると、被弾率は上がります。もちろん、対戦相手の技量にもよってきますけど。このままMMAを戦っていくと、K-1時代と比べると被弾率は上がると思います」

──やってきたことが違う。そのような気持ちが伝わってきます。

「そうですね。僕はちょっと異例ですからね」

久保選手に関しては、分からない。でもYA-MAN選手とダウトベックは、ダウトベック

──防衛戦を控えたチャンピオンに失礼なお願いですが、久保優太×シェイドゥラフ、YA-MAN×ダウトベックの行方を占ってもらえないでしょうか。

「勝負は何か起こるか分からないので断言はできないですけど、圧倒的に不利なのはキックボクサー勢です。ダウトベック、何だかんだと言って打撃も相当上手いですし。ただシェイドゥラエフは打撃はそんなに上手くない。けど組みのパワーは凄い。そこを久保選手が、どう崩すのか。

久保選手に関しては、分からないです。正直、分からない。でもYA-MAN選手とダウトベックは、ダウトベックだと思います」

──久保×シェイドゥラフ戦は2025年のRIZINフェザー級シーンに大きな影響をもたらすかもしれない一戦ですね。

「そうですね。僕はファンが求める試合をやっていきたいです」

──解説をするたびに、フェザー級の勝者が対戦をアピールしてきます。ある意味、気持ち良くないですか。それこそRIZINフェザー級の頂点にある者の証で。

「ありがたいですね。それがチャンピオンの特権です」

──ではチャンピオンとして、クレベル戦ではどのような姿をファンに見せたいと考えていますか。

「本来の鈴木千裕で戦うことです」

──本来?

「僕のファイトスタイルは、人の話を聞かない。聞かないというのは、セコンドの指示を聞かないということ」

──!!

「指図は受けない。俺は俺のやりたいように戦う。自己中に生きる。それができれば勝てます。リングの上では、ですよ。練習中はしっかりと、指導してもらいます。試合、リングの上だけは自己中、王様、俺様になれば良いと思っています」

■RIZIN DECADE 視聴方法(予定)
12月31日(火)
午後1時00分~ ABEMA、U-NEXT、RIZIN LIVE、RIZIN100CLUB、スカパー!

■RIZIN DECADE / RIZIN49 対戦カード

<RIZINフェザー級選手権試合/5分3R>
[王者] 鈴木千裕(日本)
[挑戦者] クレベル・コイケ(ブラジル)

<RIZINフライ級選手権試合/5分3R>
[王者] 堀口恭司(日本)
[挑戦者] エンカジムーロ・ズールー(南アフリカ)

<RIZINライト級選手権試合/5分3R>
[王者] ホベルト・サトシ・ソウザ(ブラジル)
[挑戦者] ヴガール・ケラモフ(アゼルバイジャン)

<女子スーパーアトム級/5分3R>
伊澤星花(日本)
ルシア・アプデリガルリム(アルゼンチン)

<バンタム級次期挑戦者決定戦/5分3R>
元谷友貴(日本)
秋元強真(日本)

<フェザー級/5分3R>
久保優太(日本)
ラジャブアリ・シェイドゥラエフ(キルギス)

<フェザー級/5分3R>
YA-MAN(日本)
カルシャガ・ダウトベック(カザフスタン)

<バンタム級/5分3R>
福田龍彌(日本)
芦澤竜誠(日本)

<ヘビー級/5分3R>
上田幹雄(日本)
キム・テイン(韓国)

<59キロ契約/5分3R>
神龍誠(日本)
ホセ・トーレス(米国)

<ライト級/5分3R>
矢地祐介(日本)
桜庭大世(日本)

<フェザー級/5分3R>
武田光司(日本)
新居すぐる(日本)

<ヘビー級/5分3R>
貴賢神(日本)
エドポロキング(日本)

<バンタム級/5分3R>
大雅(日本)
梅野源治(日本)

<RIZIN甲子園決勝戦/5分2R>
横内三旺(日本)
斉藤健心(日本)

The post 【RIZIN DECADE】クレベル戦へ、鈴木千裕―02―「リングの上だけは自己中、王様、俺様になれば良い」 first appeared on MMAPLANET.
カテゴリー
45 AB ABEMA F1 K-1 MMA MMAPLANET o RIZIN RIZIN DECADE RIZIN49 YA-MAN エドポロキング エンカジムーロ・ズールー カルシャガ・ダウトベック キック キム・テイン クレベル・コイケ ホベルト・サトシ・ソウザ ボクシング ラジャブアリ・シェイドゥラエフ ヴガール・ケラモフ 上田幹雄 久保優太 伊澤星花 修斗 元谷友貴 堀口恭司 大雅 斉藤健心 新居すぐる 桜庭大世 梅野源治 横内三旺 武田光司 瀧澤謙太 矢地祐介 神龍誠 福田龍彌 秋元強真 芦澤竜誠 貴賢神 鈴木千裕 雅駿介

【RIZIN DECADE】芦澤竜誠と本能の戦いへ。福田龍彌「単純にどっちが強い生き物か。それだけの話」

【写真】RIZINがなければ交わらなかったであろう福田と芦澤。しかし戦いの思考やファイトスタイルなど間違いなく噛み合う2人だ(C)TAKUMI NAKAMURA

31日(火)、さいたま市中央区のさいたまスーパーアリーナで開催されるRIZIN DECADEの第2部=RIZIN49で福田龍彌が芦澤竜誠と対戦する。
Text by Takumi Nakamura

2024年はバンタム級に階級を上げ、雅駿介と瀧澤謙太を1Rで仕留めている福田。今年の大晦日RIZIN49の最後の追加対戦カードとして芦澤と対戦することが決まった。

対戦相手の試合映像を見て対策を立てることに時間を割くのではなく、自分のクオリティを上げて対戦相手の向かいった時の感覚で戦う。本能に任せた戦いで強さを発揮するという意味では福田と芦澤には共通するものがある。福田自身も「単純にどっちが強い生き物かっていう、それだけの話」と語る。


――大晦日での芦澤戦が発表されて、周りの反響も大きかったのではないですか。

「周りの反響は大きいですね、特に大晦日というところで。『やっぱり大晦日出るんですか!?』って感じでしたね。芦澤戦というより大晦日みたいな。みんなそこなんやなと思いました」

――福田選手自身も大晦日のオファーは意外な部分もありましたか。

「もしかしたら試合があるかもみたいな感じだったんですけど、フライ級まで落とすのは無理やなと思っていて。そしたら(大晦日は)難しそうな感じやったんで、オファーをもらった時はびっくりしましたね」

――今年から本格的にバンタム級で試合を続けていますが、バンタム級に照準を絞ってやきたいと思っていたのですか。

「今年はそうっすね。今年はフライ級の話が来そうになかったんで、それやったらバンタム級で開拓していこうと思っていました」

――同じバンタム級とは言え、芦澤選手と対戦することは想像していましたか。

「全然想像してへんかったし『ええ?マジで?』みたいには思いました」

――カード発表時に初めて顔を合わせたと思うのですが、どんな印象を受けましたか。

「思っていたより自分のことをリスペクトしてくれてるんやなっていうのは感じて。あとはすごいキレイな目をしていましたね。めちゃくちゃ真っ直ぐやな、と」

――対戦が決まって試合映像は見ましたか。

「見てないっす。あんまりそこは意識してへんかな。実際現場でどう感じるかを大事にしたいというか。芦澤くんに限らず、いつもこんなな感じなんで」

――芦澤選手はK-1での実績があり、MMAファイターの中ではすぐれたストライキング技術を持っている選手です。そこも実際に試合で向かい合って感じたいですか。

「はい。芦澤竜誠っていう生き物がどういう動きをする生き物なのかなって。そこは実際現場で感じて、狩りにいこうと思います」

――福田選手は京都のWIZARDキックボクシングジムでも練習されてるんですよね。

「そうです。だから斗麗とか“狂拳”迅とか大夢とか、Krushでチャンピオンになったり、K-1のトーナメントで結構上まで行ったような選手とは普通にやり合ってます。だからそういう選手とやり合う方が難易度は高いんかなと思ってますけど」

――昔から打撃の専門家との練習は続けていたのですか。

「やってましたね。ボクシングでももう引退しちゃいましたけど、WBAでランキング1位になったり、日本タイトルを獲ってるような子らとスパーしてきてるんで。結構立ち技競技で結果を出してる人と殴り合う経験はいっぱいしてきてるんで、あんまりそこは気にならへんかな」

――福田選手自身はバンタム級での2試合を振り返って、自分の中で手応えを掴んでるものはありますか。

「減量苦がない分、自分を削る作業をせんでいいというか。自分を削らずに、ずっと積み上げる練習ができるんで、そういう意味で強くなってるというのは感じます。階級を上げてすごい充実した練習が出来てるし、結果も出ているんで。ただ今年は2試合やって6分くらいしか戦えてへんのですよ、雅(駿介)戦が2分ぐらいで終わって、タッキー(瀧澤謙太)戦が4分ぐらいで終わっちゃったから」

――2試合とも1R決着だったので、2Rまで行ってないんですね。

「そうなんですよ。で、1試合は俺が怪我して試合を飛ばしちゃったから、6分しか戦えてへんのはちょっと寂しいなと。そういう意味では大晦日に試合さしてもらえるのがすごい嬉しいし、まだまだ見せてへんものがいっぱいありますよ」

――それは打撃だけじゃなくてMMA的なところでまだまだ出していないものがあるということですか。

「そうです。それはどの試合でもそうですよ。お客さんが見て喜んでくれるのってやっぱりKOじゃないですか。僕、修斗のデビュー戦で一本勝ちしてるんすけど、そのときお客さんが全然沸かへんかったです(苦笑)。絞め落として失神させたのに。会場がなんであの人やられたの?みたいな感じになっちゃったんで、やっぱりKO勝ちの方がみんな喜びますよね」

――福田選手はストライキングの印象が強いですが、試合の流れでそうなってるだけで、MMAとして出来ることは多いわけですよね。

「別にテイクダウン取ってパウンドでゴスゴスにしてもいいし、そっから組み伏せて、ちゃんとパスガードして、順序を追ってバックチョークを取ってもいいし。選択は自由なんすけど……やっぱり殴るのが一番好きっす」

――そういった意味ではバンタム級では体も動く・反応がいいという感覚もありますか。

「めちゃめちゃあります。なんて言うのかな、ほんま普段通りできるんですよ。調子いいというか。普段の力が10だとしたら、フライ級まで落とすと7ぐらいで試合してる感じなんです」

――フライ級は自分が弱体化している感覚なんですね。

「これは力が出ねえな…みたいな。どちらかというと自分のクオリティが落ちた状態でリングに上がってました。(フライ級の)最後の方はそこがずっと自分でも歯がゆくて。それでバンタム級に上げたんすけど、やっぱり大正解って感じです」

――パンチ威力や正確性が上がったわけではなく、全体のクオリティが上がっていて、試合で出ているのがそこ(パンチ)ということですか。

「そうです。流れで勝手に(打撃が)出ちゃっただけだし、打撃は良くなってるところの片鱗やから。あれしかできひんわけではないです」

――見る側からすると、芦澤竜誠て生き物と福田選手が遭遇したら何が起こるんだろうというワクワクがあります。ファイトスタイル的にもリングで向かい合った感覚を大事にしているタイプだと思いますし。

「間違いないですね。単純にどっちが強い生き物かっていう、それだけの話やから。めちゃめちゃ楽しみっすよ。わくわくするし。早く向き合いたいっすね」

――福田選手にとっては初の大晦日ですが、大晦日に戦うということで何か変化はありますか。

「あんまり自分は箱にこだわってはいいひんから。後楽園ホールで試合するのも、高松シンボルタワーで試合するのも、さいたまスーパーアリーナで試合するのも一緒。全力で向き合う気持ちは変わらないです。でも大晦日に声がかかるような選手になれたんやなっていうのはあります。キャリア13年ぐらいかかりましたけど、それはすごく嬉しいです。地方とか四国の小さい会場で試合してたやつが、大晦日のさいたまスーパーアリーナで戦っているおっさんになって、多分、17歳の俺にそれを言ったら『マジで?』って驚くと思います」

――そのぐらい最近の福田選手は勝ち方にインパクトがあるし、期待感も上がってるからこそのオファーだと思います。来年以降はどんなキャリアを積んでいきたいと考えていますか。

「来年はどういう話をもらえるかですけど、どっちにしろヒリヒリしたものを見せたいです。俺にしかできひんぐらいのもんを戦うことで見せていきたいと思ってるし。それとやっぱり常にチャレンジャー精神を持っておきたいです。なんか今年は赤コーナー側の試合が続いたんで、2025年はできるんやったら青コーナー側の試合、チャレンジ的な試合をやりたいです」

――福田選手には何度か取材させてもらっていますが、リングに上がったときの緊張感など、日常にはないものを味わうのが好きですか。

「そうですね。あの時間が一番必死に生きれてるでしょう。一番濃い時間。全力で今を生きてる感」

――確かに5分3R=15分間、相手が必死になってぶん殴りに来るような場面は普通に生きていて遭遇しないと思います。

「それが何て言うのかな…本能として人間として大事な感覚な気がするんですよね。そういうものを常々感じられる人生にしたいなとは思ってます」

――階級を上げたことも含めて、そういった本能的なものを感じられる相手や試合が増えそうですね。

「そう思います。どうしても13年やってるとマンネリ化しちゃうし、そういう意味では、自分もキャリア終盤だと思うんで、残りの格闘技人生も楽しめそうやなって思いますね。バンタム級で」

――それでは最後にこの試合を楽しみにしているファンのみなさんにメッセージをいただけますか。

「芦澤くんも言ってましたけど、辰年最後ってことで。ドラゴンが頑張って締めさせていただきます。しかも来年はへび年で、僕のキャッチコピーが壬生の大蛇なんですよ。なんで大蛇か分からないけど(笑)」

――メデューサのタトゥーが入ってるから……ですかね。

「でもメデューサの蛇は髪の毛やから大蛇じゃないよなぁ、みたいな(笑)。それはさておき、来年も良い働きができたらいいなと思ってます!」

■RIZIN DECADE 視聴方法(予定)
12月31日(火)
午後1時00分~ ABEMA、U-NEXT、RIZIN LIVE、RIZIN100CLUB、スカパー!

■RIZIN DECADE / RIZIN49 対戦カード

<RIZINフェザー級選手権試合/5分3R>
[王者] 鈴木千裕(日本)
[挑戦者] クレベル・コイケ(ブラジル)

<RIZINフライ級選手権試合/5分3R>
[王者] 堀口恭司(日本)
[挑戦者] エンカジムーロ・ズールー(南アフリカ)

<RIZINライト級選手権試合/5分3R>
[王者] ホベルト・サトシ・ソウザ(ブラジル)
[挑戦者] ヴガール・ケラモフ(アゼルバイジャン)

<女子スーパーアトム級/5分3R>
伊澤星花(日本)
ルシア・アプデリガルリム(アルゼンチン)

<バンタム級次期挑戦者決定戦/5分3R>
元谷友貴(日本)
秋元強真(日本)

<フェザー級/5分3R>
久保優太(日本)
ラジャブアリ・シェイドゥラエフ(キルギス)

<フェザー級/5分3R>
YA-MAN(日本)
カルシャガ・ダウトベック(カザフスタン)

<バンタム級/5分3R>
福田龍彌(日本)
芦澤竜誠(日本)

<ヘビー級/5分3R>
上田幹雄(日本)
キム・テイン(韓国)

<59キロ契約/5分3R>
神龍誠(日本)
ホセ・トーレス(米国)

<ライト級/5分3R>
矢地祐介(日本)
桜庭大世(日本)

<フェザー級/5分3R>
武田光司(日本)
新居すぐる(日本)

<ヘビー級/5分3R>
貴賢神(日本)
エドポロキング(日本)

<バンタム級/5分3R>
大雅(日本)
梅野源治(日本)

<RIZIN甲子園決勝戦/5分2R>
横内三旺(日本)
斉藤健心(日本)

The post 【RIZIN DECADE】芦澤竜誠と本能の戦いへ。福田龍彌「単純にどっちが強い生き物か。それだけの話」 first appeared on MMAPLANET.
カテゴリー
AB ABEMA o RIZIN RIZIN DECADE YouTube   安保瑠輝也 平本蓮

【RIZIN】安保瑠輝也、シナ・カリミアンと激しい舌戦!?平本蓮と対戦の可能性に言及 RIZIN DECADE『雷神番外地安保瑠輝也対戦カード発表』

大みそかの『RIZIN DECADE』(さいたまスーパーアリーナ)で行われる「雷神番外地」追加対戦カードとして、安保瑠輝也vs.シナ・カリミアンが決定した。22日にABEMAの特別生放送番組で発表された。ルールはスタンディングバウトで2分6ラウンド、契約体重は100キロで、判定ありとなる。

————————–
『RIZIN DECADE』ABEMA PPVでチケット各種販売中!
ABEMAプレミアム会員に新規登録で【最大3,000円】のキャッシュバック!
※広告つきABEMAプレミアムは対象外

購入はここから
通し券    https://abe.ma/4g2xE38
雷神番外地のみhttps://abe.ma/49lUfVw
RIZIN.49のみ  https://abe.ma/49lUlMS

さらに、ABEMA PPV購入者限定
【5試合のうち1試合でも勝敗的中したら1000万円山分け】も実施中!
https://rizin-decade.com/
—————————

#安保瑠輝也 #シナカリミアン #RIZIN #平本蓮

カテゴリー
45 o RIZIN RIZIN49 YouTube

【RIZIN_DECADE】堀口恭司vsズールー、元谷友貴vs秋元強真、福田龍彌vs芦澤竜誠、横内三旺vs⻫藤健心を事前特集したライコンが公開

675: 実況厳禁@名無しの格闘家 2024/12/25(水) 19:01:51.45 ID:nPaE5tRF0XMAS
なんで芦澤


続きを読む
カテゴリー
AB ABEMA o RIZIN ブログ

【雷神番外地】明日12/26(木)12時から安保瑠輝也の対戦カード発表会見 

943: 実況厳禁@名無しの格闘家 2024/12/25(水) 13:07:00.67 ID:E91tfvQt0
26日Liveで安保の相手発表とでた

さて反応は?


続きを読む
カテゴリー
RIZIN YouTube チャンネル

入院中の弟子にエ◯本を差し入れしてきた。