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【RIZIN】速報中!RIZIN DECADE~雷神番外地~

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2024年大晦日。RIZIN DECADEの日がやってきました。まずは第1部の雷神番外地。朝倉未来軍と平本蓮率いるBLACKROSE軍の対抗戦。対戦カード発表記者会見はグダグダでしたが、試合で魅せる事が出来るか。本日はU-NEXTで観戦しつつ、電波と充電の続く限り速報します。乱筆乱文にはご容赦くださいませ。


【第1試合 MMA フェザー級】
◯五明宏人(JAPAN TOP TEAM)
(判定2-1)
×赤田プレイボイ功輝(剛毅會)
1R、じわじわと前に出る赤田。距離が詰まって組み付くと五明は引き込み気味にグラウンドに引き込む。下から仕掛けを狙うが赤田はスタンドに脱出。スタンドに戻ると赤田のパンチに合わせて五明は組み付く。投げを狙うが赤田の腰は重い。身体が離れると五明のパンチがヒットしたのか赤田は顔面をカットして出血。ドクターチェックの末に再開。手数は五明が上手だが終了間際に赤田も重たいフックを当ててラウンドを終えた。
2R、開始直後に五明は低空のタックルでテイクダウン。上を固めるが手数がないまま赤田は立ち上がる。スタンドに戻ると五明がカウンターの肘など的確にヒットさせると赤田もパンチを打ち返す。五明も顔面から出血。打撃戦を避けてか組みに行くがテイクダウン出来ないままラウンド終了。互角の展開。
3R、やはり組みに行く五明。コーナーに追い込むが赤田は膝の連打で脱出。身体が離れると五明はすぐにタックル。組み付くが膠着してブレイク。再開すると赤田のフックがヒット!五明はダウン。赤田はパウンドを浴びせるが五明は足を効かせてディフェンス。何とか耐え抜いてスタンドに脱出。その後も五明はひたすらタックルで組み付いて赤田の動きを封じて試合終了。微妙な判定はスプリットで五明に軍配!セコンドの平本は激怒して退場。


【第2試合 MMA フェザー級】
◯安井飛馬(JAPAN TOP TEAM)
(判定3-0)
×黒薔薇くん(BELLWOOD FIGHT TEAM)
1R、序盤はスタンドでプレスを掛ける黒薔薇。しかし安井は組み付くと背中に張り付いて首を狙う。そのままグラウンドに持ち込むと安井の独壇場。バック、マウントと自由自在にポジションを移行。さらに黒薔薇が立ち上がるところにギロチンを仕掛けるなど攻勢のままラウンドを終えた。
2R、やはり組みに行く安井。しかし黒薔薇のボディがヒットすると安井は後退。危ない場面だったが安井は組み付いて難を逃れる。すると組み付いて何度もテイクダウンするが黒薔薇もしっかりディフェンスして極めさせない。だが、ポジショニングでは安井が圧倒してラウンド終了。
3R、スタンドの攻防から黒薔薇の足を掴んだ安井がテイクダウン。ポジショニングで圧倒する。黒薔薇も何度か立ち上がるがその度にテイクダウン。終了間際にはハーフガードからパウンド、肘を乱射。決定打にはならいものの手数で圧倒して試合終了。判定はもちろん安井。


【第3試合 キック 66kg契約】

×YURA(ダイアタイガージム)
(判定0-3)

◯朝久泰央(朝久道場)
1R、開始直後から激しい打ち合い。互いにローて様子を見ながら距離が近付くと左右のパンチを振り回す。最初に朝久のフックがヒットしてYURAはダウン。だが意識はしっかりしている。再開すると今度はYURAのフックでダウンを取り返す互角の展開でラウンドを終えた。
2R、序盤はYURAがパワーにモノを言わせて前進。フックを当てて朝久をグラつかせる。しかし朝久は打たれ強い。中盤には軽快なステップから左右のコンビネーションを的確にヒットさせて手数で優勢。だが終盤にはYURAがフックでグラつかせてラウンド終了。甲乙付け難い。
3R、引き続きYURAはパワー、朝久はスピードと手数で激しく打ち合う。互角の展開のまま時間が経過。終盤になると至近距離での打ち合いから朝久の前蹴りがヒット。ワンテンポ遅れてYURAはダウン。何とか立ち上がったところで試合終了。判定は朝久に軍配!


【第4試合 MMA 63kg契約】
◯冨澤大智(フリー)
(1R TKO)
×三浦孝太(BRAVE)
1R、立ち上がりは様子を見合う両者。距離が詰まると三浦がタックル。冨澤はこれを切るとスタンドに戻ったところで左フック。グラつく三浦。それでももう一回タックルに行くと冨澤は狙い澄ました膝蹴り!これがクリーンヒットして三浦は大の字。パウンドを浴びせたところでレフェリーが試合を止めた!冨澤が衝撃的なKO勝ち!


【第5試合 キック(オープンフィンガーグローブ着用) 58kg契約】
×野田蒼(月心会チーム侍)
(1R KO)
◯篠塚辰樹(MASTER BRIDGE/剛毅會)
1R、開始直後からじわじわとにじり寄る篠塚。コーナーに追い詰めると左右の連打で野田からダウンを奪う。何とか立ち上がると飛び膝などを繰り出すが篠塚は冷静に対処。すかさずカウンターのジャブをヒットさせると野田はスコンとダウン。どうにか立ち上がるが篠塚の左フックが入ってまたもダウン。レフェリーが試合を止めた!篠塚が鮮やかなKO勝ち!試合後はMMA挑戦を表明してヒロヤを挑発して睨み合った。
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【RIZIN_DECADE】全22カード・44選手が無事に計量パス

360: 実況厳禁@名無しの格闘家 2024/12/30(月) 15:45:46.38 ID:FBmuVM1N0
珍しく遅刻なしやん


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News o RIZIN RIZIN DECADE YouTube   チャンネル ニュース 元谷友貴 秋元強真

【RIZIN】18歳・秋元強真、元谷友貴を目の前に強気に“勝利宣言”! 『RIZIN DECADE』公開計量

#秋元強真 #元谷友貴 #rizin_dcade

30日、さいたまスーパーアリーナ内コミュニティアリーナで『RIZIN DECADE』の公開計量が行われ、出場する選手が登場した。

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【RIZIN DECADE】計量終了 ライト級王者サトシ「ベルトは日本に」×挑戦者ケラモフ「新しい王者を」

【写真】RIZIN、10回目の大晦日。ライト級王座を争うサトシ、ケラモフともに笑顔でコメントした(C)RIZIN FF

明日31日(火)に、さいたまスーパーアリーナで開催されるRIZIN DECADEの公開計量が、30日(月)にさいたまスーパーアリーナ内コミュニティアリーナで行われた。出場選手は全員、前日計量をクリアしている。
Text by Shojiro Kameike


メインのフェザー級選手権試合を含め、3大タイトルマッチが並ぶ今年の大晦日。ライト級は王者ホベルト・サトシ・ソウザが、元フェザー級王者ヴガール・ケラモフを挑戦者に迎え、ベルトの防衛戦に臨む。

11月のRIZIN LANDMARK名古屋大会で摩嶋一整をわずか28秒、右ロングフックで沈めたケラモフが1カ月の短いインターバルで大晦日に参戦する。しかも従来のフェザー級ではなく1階級上のライト級王座に挑む。王者サトシは2024年に入り、中村K太郎とルイス・グスタボをいずれも1RでKOしている。

サトシ=柔術、ケラモフ=レスリングという組み技の強さに加え、一撃の威力も証明し続けてきた両者。もちろんグラウンドでもパウンド×サブミッションでフィニッシュできる。相手がどう出て来るか――読み違えると一瞬で勝負が決まる、スリリングな試合になりそうだ。計量ではサトシが「明日絶対に面白い試合を見せて、ベルトは日本にあるまま」、ケラモフは「明日は新しいチャンピオンをご覧いただけると思います」と意気込みを語っている。

一方、ケラモフにとってこのライト級王座挑戦は大晦日イベントのチャレンジであり、今後はフェザー級のベルトも狙っていくという。そうなると気になるのは、メインの鈴木千裕×クレベル・コイケ、そして久保優太×ラジャブアリ・シェイドゥラエフ、YA-MAN×カルシャガ・ダウとベックのフェザー級戦だ。キックボクシング出身MMAファイターが躍進しているRIZINフェザー級において、MMA4戦目のYA-MANが超MMAストライカーのダウトベックと、どのような試合を展開するのか興味深い。

MMAで現在7連続KO中のダウトベック、しかもフィニッシュはいずれも左ストレート、左ボディ、左ヒジ――と左の攻撃である。それだけ左が得意であることが分かっているにも関わらず、仕留められる攻撃はまさに必殺技だ。ただ、ダウトベックが左を打つ前にプレスをかけても、YA-MANが簡単に下がるとは思えない。反対に、YA-MANの打撃に対するダウトベックが如何に反応するのか。互いのMMAストライキングの真価が見られる試合になるだろう。

■RIZIN DECADE 視聴方法(予定)
12月31日(火)
午後1時00分~ ABEMA、U-NEXT、RIZIN LIVE、RIZIN100CLUB、スカパー!

■RIZIN DECADE / RIZIN49 計量結果

<RIZINフェザー級選手権試合/5分3R>
[王者] 鈴木千裕:66.00キロ
[挑戦者] クレベル・コイケ:66.00キロ

<RIZINフライ級選手権試合/5分3R>
[王者] 堀口恭司:56.95キロ
[挑戦者] エンカジムーロ・ズールー:56.95キロ

<RIZINライト級選手権試合/5分3R>
[王者] ホベルト・サトシ・ソウザ:70.90キロ
[挑戦者] ヴガール・ケラモフ:70.65キロ

<女子スーパーアトム級/5分3R>
伊澤星花:48.90キロ
ルシア・アプデリガルリム:49.00キロ

<バンタム級次期挑戦者決定戦/5分3R>
元谷友貴:60.95キロ
秋元強真:60.95キロ

<フェザー級/5分3R>
久保優太:65.95キロ
ラジャブアリ・シェイドゥラエフ:65.15キロ

<フェザー級/5分3R>
YA-MAN:65.90キロ
カルシャガ・ダウトベック:65.70キロ

<バンタム級/5分3R>
福田龍彌:60.95キロ
芦澤竜誠:60.70キロ

<ヘビー級/5分3R>
上田幹雄:107.85キロ
キム・テイン:103.70キロ

<59キロ契約/5分3R>
神龍誠:59.00キロ
ホセ・トーレス:58.80キロ

<ライト級/5分3R>
矢地祐介:70.85キロ
桜庭大世:70.60キロ

<フェザー級/5分3R>
武田光司:66.00キロ
新居すぐる:65.70キロ

<ヘビー級/5分3R>
貴賢神:118.05キロ
エドポロキング:117.85キロ

<バンタム級/5分3R>
大雅:61.00キロ
梅野源治:61.00キロ

<RIZIN甲子園決勝戦/5分2R>
横内三旺:60.60キロ
斉藤健心:60.70キロ

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45 AB F1 o RIZIN RIZIN DECADE  

『RIZIN DECADE』オッズ/視聴方法/見どころ

バンダイ(BANDAI) RIZINウエハース '24 20個入BOX (食玩) ウエハース賞味期限2025/10


 Bovadaの『RIZIN DECADE』のオッズを紹介。続きを読む・・・
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o RIZIN RIZIN DECADE RIZIN49 YouTube クレベル・コイケ 鈴木千裕

鈴木千裕 vs. クレベル・コイケ 試合前インタビュー Yogibo presents RIZIN.49 / RIZIN DECADE

00:00 鈴木千裕
11:17 クレベル・コイケ

◤◢◤ お得なPPV前売りチケットは12/30(月)まで ◢◤◢
■〜12/30(月)23:59
前売り:全公演通し7,000円(税込)
■12/31(火)0:00~配信終了まで
当日:全公演通し7,700円(税込)
https://jp.rizinff.com/_ct/17736936

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▼NEXT EVENT
「RIZIN DECADE」
in さいたまスーパーアリーナ
2024年12月31日(日)11:30開場 / 13:00開始
https://jp.rizinff.com/_ct/17729948

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■RIZIN 100 CLUB会員募集中!
RIZIN定額制動画配信サービス
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会員限定コンテンツも充実!

詳しくはこちらから▼
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45 MMA MMAPLANET o RIZIN ROAD FC Road FC71 キム・テイン 大成 関野大成

【Road FC71】アッパーを織り交ぜる関野、左ストレートからのコンビネーションでシム・ゴンオを沈める

【写真】試合後にはRIZINに出場するキム・テインにも触れ、自身のリベンジもアピールした関野(C)MMAPLANET

<ヘビー級/5分3R>
関野大成(日本)
Def.2R0分24秒 by KO
シム・ゴンオ(韓国)

サウスポーの関野が右に回って、左前蹴りをシム・ゴンオのボディに突き刺す。半身に構える関野の左、返しの右フックがシム・ゴンオの顔面を捉えた。シム・ゴンオもサウスポーにスイッチ。関野が左テンカオ、右ジャブを当てる。左ストレートから右アッパーに繋げる関野。シム・ゴンオにケージを背負わせ、左ストレート、前蹴り、左ボディストレートへ。シム・ゴンオもワンツーを伸ばすが、すぐさま関野がパンチの上下に散らしながら回る。

シム・ゴンオのパンチは届かず、関野が右ジャブを上下に打ち込む。ケージ中央で関野が左ストレートでグラつかせた。シム・ゴンオも右を返すが、関野のパンチを食らうたびにフラついている。残りK1分で関野が左右のパンチからローに繋げた。シム・ゴンオは完全にスタミナ切れか。関野の右アッパーをもらい続けた。

2R、関野がフェイントから左ハイへ。続いて左ストレートを連続で当てる。グラついたシム・ゴンオに左アッパー、右フック、左ストレートを浴びせてダウンを奪うと、追撃のパウンドでレフェリーストップを呼び込んだ。

KO勝利を収めた関野は日韓のファンへ感謝を述べ、「キム・テインに地獄を味合わされて、もう一回這い上がろうと思いました。キム・テインは絶対にRIZINで勝ってくれると思います。すぐにでも再戦したいです。今度は尊敬し合って、最高の試合をしたいです」とアピールした。


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45 AB ABEMA MMA MMAPLANET o RIZIN ROAD FC Road FC71 カミル・マゴメドフ キム・スーチョル シン・ユジン パク・ソヨン ブログ ヤン・ジヨン

【Road FC71】T決勝でキム・スーチョルと対戦、ヤン・ジヨン「早い時間でKOできると思います」

【写真】プロモーションとしては、とんでもない状況になっているが……その分、メインが締まりそうだ(C)ROAD FC

本日29日(日・現地時間)に韓国はウォンジュのチアック体育館でRoad FC71が開催され、メインのGlobalバンタム級=63キロ級トーナメント決勝でヤン・ジヨンがキム・スーチョルと対戦する。
Text Manabu Takashima

8月に開幕し、10月に準決勝。今大会で決勝という短期決戦8人トーナメントのファイナルは韓国人対決となった。初戦をシードされ、9月にRIZINバンタム級王座決定戦に出場し井上直樹にKO負けを喫したスーチョルは、準決勝でキム・ヒョンウを判定で下し、2年連続の決勝進出を決めた。

一方、ヤン・ジヨンは初戦でアレクセイ・インデンコを左ハイキックで35秒殺KOするも、準決勝は当初対戦予定だったエルデュカルディ・ドゥイシェフの代役コシェン・アカノフが減量中に急性心不全で倒れ(※後に回復)、不戦勝となっていた。

昨日行われた計量でスーチョルは62.9キロ、ヤン・ジヨンはジャスト63キロでパスしている。

なおバンタム級と並行して実施されていたライト級トーナメントは、カミル・マゴメドフと対戦予定だったディフェンディング・チャンピオンのアルトゥル・ソロヴィエフとの交渉が不発に。Road FC側はソロヴィエフがファイマネーの大幅な増額を要求したと説明し、選手サイドは「来年の契約をしないと決勝は戦わせないと言われた」とSNSで反論している。

ともあれライト級決勝はなくなり、プレリミ出場予定だったヨ・ジェウが、キャッチウェイト72キロでマゴメドフと戦うこととなった。

さらにパク・ジョンウンの負傷欠場を受け、修斗インフィニティ・リーグ女子アトム級で優勝したばかりのパク・ソヨンが代役出場することとなったRoad FC暫定女子アトム級王座決定戦は――タイトルマッチながら51キロの契約体重制が敷かれていた。それにも拘わらず、もともとタイトル戦が決まっていたシン・ユジンが56.9キロと5キロもオーバーしてしまう。

両者は今日、拳を交えることになるがパク・ソヨンが勝った時のみ新王者が誕生するという超変則女子アトム級暫定王座決定戦となる――など、主催者の胃がキリキリとなる音が聞こえてきそうな今大会。そのトリを務め、世代交代を狙うヤン・ジヨンの声をここでお届けしておきたい。


――ヤン・ジヨン選手、ファイトウィークに入ってから取材を受けていただき、ありがとうございます。

「いえ、こちらこそインタビューをしていただきありがとうございます」

――ところでヤン・ジヨン選手はチェジュ島出身ということですが、今もチェジュ在住なのですか。

「ハイ。そうです」

――アジアのハワイ、さぞクリスマスで賑やかだと思われます(※取材は24日に行われた)。

「やはりチェジュは暖かいので、皆が外に出て楽しんでいる様子は伝わってきます」

――そんななか、ヤン・ジヨン選手は減量中なわけですね。

「通常の試合なら、外の様子を見て羨ましいと思っていたかもしれないですが、今回はタイトルがかかった大切な試合なのでクリスマスを楽しんでいる人達以上に自分の方が盛り上がっています」

――おお、力強い言葉です。ところでトーナメント初戦を終えた時にキム・スーチョル選手のRIZINタイトル戦について話を伺った時、韓国勢のほぼ全員がスーチョル勝利を高らかに宣言していたのに対し、ヤン・ジヨン選手だけが井上選手は簡単でないという風に話していました。

「井上選手が強いことは絶対です。加えてスーチョル選手にとって井上選手の打撃とグラップリングは相性的に良くないと思っていました」

――そのスーチョル選手と決勝を戦うことになりましたが、RIZINのチャンピオンになったキム・スーチョルと試合がしたかったという気持ちはありますか。

「ハイ。RIZINのベルトを持つスーチョル選手と戦いたかったです。RIZINは韓国での知名度も高いですし、RIZIN王者と戦えるのは絶好の機会だと捉えていました。RIZIN王者に勝つと次にRIZINで戦う時は、トップ選手と戦えると期待していたのは事実です。

ただスーチョル選手のように実績のある選手に勝つことで、自分の評価も上がる。それは確かなので、またRIZINで戦う機会を得た時にはスーチョル選手に勝った者同士、井上選手と戦いたいです。なによりスーチョル選手はずっと憧れていた選手で、彼を追いかけてやってきました。スーチョル選手に勝って、アジア最強という称号を手に入れます」

――すでにそこまで青写真を描いているわけですね。ところで今回のトーナメントは、準決勝が不戦勝でした。結果、このトーナメントでは35秒しか戦っていないです。

「相手の健康状態なので、致し方ないです。ただし計量とはどの選手もクリアしないといけない、スタート時点です。その計量を終えることができない選手は、自分に負けていると思います。本当に戦いたかったので、残念でした。トーナメント戦であっても、相手が体重オーバーしようが試合がしたかったです。試合のために練習をしていたわけですし、やはり応援してくれる人たちに、勝利を届けるのが一番の恩返しなので」

――スーチョル選手はスタミナ、圧力が最大の武器かと思いますが、フィジカル的にヤン・ジヨン選手も凄く充実していますね。

「こういうことを口にするのは気が早いと思われるかもしれませんが、早い時間でKOできると思います。本当に体調が良くて、それだけでなく精神的にも緊張することなく、とてもリラックスできていて。過去最高の状態なんです。

過去の試合を見ると分かってもらえると思いますが、自分はストライカーです。打撃ではスーチョル選手より上だという自負があります。自分の拳に自信を持っていますし、ファイターならそれぐらいのプライドを持つべきです」

――では逆に気をつけないといけない点は、どういうところでしょうか。

「グラップリングではスーチョル選手にアドバンテージがあるかと思います。だからこそ、グラップリングに重点を置いてきました。それでも警戒しないといけないです」

――チェジュという土地柄、ソウルやプサンと比較して自身の練習環境をどのように捉えていますか。

「確かに練習相手が豊富だとは言えないです。プロファイターも少ない。でも、それを言い訳にはしたくないです。強くなれるかどうかは、環境でなく自分次第です。と同時に次の試合でチャンピオンになって、チェジュ島で大会を開いてほしいとジョン・ムンホン代表に直訴します。

チェジュ島にMMAブームを起こせるよう頑張ります。そして、自分より強い選手を育てたいと思っています」

――そのために日曜日の決勝戦、どのような試合をして勝利を手にしたいと考えていますか。

「もう、ここで言葉にすることはそれほどないですが、見てくれる人たちに楽しんでもらえるよう激しい試合をします」

――では最後に2025年を見据えて、日本のファンにメッセージをお願いします。

「必ずRoad FCのタイトルを取り、そしてRIZINに戻ってもタイトルに挑戦できるように頑張りますので応援よろしくお願いします。アリガトウゴザイマス」

■視聴方法(予定)
12月29日(日・日本時間)
午後2時00分~KAKAO TV、AFREECA TV


■ メイン対戦カード

<Globalバンタム級T決勝/5分3R>
キム・スーチョル(韓国)
ヤン・ジヨン(韓国)

<72キロ契約/5分3R>
カミル・マゴメドフ(バーレーン)
ヨ・ジェウ(韓国)

<ROAD FC暫定ミドル級選手権試合級/5分3R>
イム・ドンフアン(韓国)
ラ・インジェ(韓国)

<フライ級/5分3R>
イ・ジョンヒョン(韓国)
ピョン・イェジュン(韓国)

<ROAD FC女子アトム級暫定王座決定戦/5分3R>
パク・ソヨン(韓国)
シン・ユジン(韓国)

<ヘビー級/5分3R>
シム・ゴンオ(韓国)
関野大成(日本)

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45 AB ABEMA BELLATOR Brave CF IMMAF MMA MMAPLANET o PRIDE RIZIN RIZIN DECADE RIZIN49 UFC YA-MAN   アミール・アルバジ アレッシャンドリ・パントージャ イスラエル・アデサニャ イリー・プロハースカ エドポロキング エンカジムーロ・ズールー カルシャガ・ダウトベック キック キム・テイン クレベル・コイケ ケルヴィン・ガステラム ジョン・ジョーンズ ブランドン・モレノ ホベルト・サトシ・ソウザ ボクシング マネル・ケイプ ラジャブアリ・シェイドゥラエフ ロナルド・ロドリゲス ンコシ・ンデベレ ヴガール・ケラモフ 上田幹雄 久保優太 伊澤星花 元谷友貴 堀口恭司 大雅 斉藤健心 新居すぐる 桜庭大世 梅野源治 横内三旺 武田光司 矢地祐介 神龍誠 福田龍彌 秋元強真 芦澤竜誠 貴賢神 鈴木千裕

【RIZIN DECADE】神龍誠と対戦。小さな巨人ホセ・トーレス「ショーティー航空だ。僕が宙を舞わすから」

【写真】待望というか、来日を期待することができなかったフライ級の実力者がRIZINフライ級戦線へ(C)BRAVE CF

31日(火)、さいたま市中央区のさいたまスーパーアリーナで開催されるRIZIN DECADE。その第2部=RIZIN49にホセ・トーレスが初来日を果たし、59キロ契約マッチで神龍誠と対戦する。
Text Manabu Takashima

IMMAF二連覇、プロ転向後は3戦目でTitan FCフライ級王座を獲得すると5戦目でバンタム級を制し2連覇を達成。合計4度の王座防衛の末に契約を果たしたUFCだったが、フライ級冬の時代と重なり1勝1敗で階級閉鎖の流れのなか、バンタム級転向&契約続行でなくリリースを選択した。

トーレスが選んだ再就職先は、バーレーン王国が所有するBRAVE CFだった。結果的に未完に終わったフライ級王座決定トーナメントに出場後に、階級を上げてバンタム級でBRAVE CFの頂点に立った。

厚待遇、レスト・オブ・ザ・レスト級の未知強と戦える砂漠のMMA独立王国で、トーレスはファイター人生のピークを過ごすものかと思われた。そんな身長163センチ、ショーティーと呼ばれる小さな巨人が思いもしないRIZIN参戦へ。しかも今後はフライ級に戻すことも明言した。

ボクシングの距離で戦い続けることができるトーレスは、レスリングでなく柔道、キックでなくムエタイと散打を重視する。そんな北米MMAの枠を飛び越えた――北米MMAの実力者が心躍る日本初戦への想いを語った。


BRAVE CFを日本の人達に知ってもらうためのファイト

──まさかショーティーの試合が、大晦日に日本で見られる日が来るとは思ってもいなかったです。

「ようやくこの日を迎えることができたよ。僕が最初にMMAに夢中になったのはPRIDEを視たからだった。ストリートでPRIDEのDVDを打っている人間がいて(笑)。それを買ってランペイジのスープレックス、皇帝ヒョードルや多くのファイターの試合を夢中になって視ていた。そして今回、PRIDEが行われていて会場で、PRIDEのようにリングで戦うことができる。こんな環境で戦えるなんて、めちゃくちゃエキサイトしているよ。楽しみでしょうがない」

――BRAVE CFに属してギャリアを全うするように感じていたので、この日が来ることが本当に嬉しいです。

「僕は今もBRAVE CFのファイターだ。彼らが僕にこのDECADEイベントで戦う機会を与えてくれた。そしてポケモン、デジモン、ドラゴンボールZと僕が夢中になった夢のような国で戦うことができる。BRAVE CFの元チャンピオンとして、BRAVEのショーツ、BRAVEのTシャツを着て、BRAVEとは違うマーケットで、BRAVEのブランドを知らしめるために戦う。32歳になった僕には、そういう役割もある。BRAVE CFを日本の人達に知ってもらうためのファイト。その機会をマッチメイカーが僕に設けてくれた。

ただ、それとは別に本当に訪れたかった場所に行けるという喜びがあるんだ。最高にファイターを尊敬してくれるところで戦うことができる。今回の試合だけでなく、観光客として日本に行く日が来ることを願っているよ(笑)」

――ではこの話が決定した時、ショーティーは本当に嬉しかったのでしょうね。

「もう言葉に言い表すことはできないよ。かつての練習仲間だったキョージ・ホリグチがチャンピオンのフライ級まで、すぐに体重を落とすことはできなかった。でもキャッチウェイトでマコト・シンリュウと戦うという話に、即イエスと答えたよ。ホントはキャッチウェイトでない正規の階級で戦いたいけど、今は自分のオリジナルウェイトに落とす過程にあるから、今回は59キロで戦うことにしたんだ。

怖いモノ知らずの若くて、強いファイターと戦う。彼はフライングニーやフライングハイキックをリングで使っているよね。最高にエキサイティングなファイターだ。ただ、僕の武器はシンリュウにとって最悪だ。この試合で、僕の名前を日本のファンの心にしっかりと刻むことできるに違いない。心の底からワクワクしている」

――ショーティーは自分にとって、MMAの打撃戦がボクシングの距離で続くことを初めて見せてくれたファイターです。ただ、それゆえにダメージの蓄積もあったかと思います。そして、最近ではバンタム級でレスリング重視の試合をしてきました。日本のファンはグラップリングを熟知していますが、どのような試合をしたいと考えていますか。

(C)BRAVE CF

「まず、RIZINでは僕にとって未体験の技が許されている。

グラウンドでヒザやキックを使うことができる。それに日本のファンが柔道やレスリングが分かっているといっても、RIZINという場所で見たいのはファイトだ。それに現実的なことをいえばレスリングは嫌いだ。ボクシングが好きなんだ」

レスリングで勝負してくるなら、柔道で迎え撃つ

――アハハハハ。言い切りましたね。

「前に出て殴る。若い頃のマニー・パッキャオのように、スピードに乗って飛び込むようにパンチを繰り出したい。戦いたいんだ。ただ、ここ2年間で3度戦ったンコシ・ンデベレは、背の高いパワーあふれるファイターだった。あの相手に勝つには、テイクダウンを選択するしかない。

ンコシと僕の試合はイスラエル・アデサニャとケルヴィン・ガステラムのマッチアップと同じだよ。ボクシング、テイクダウンと必死に懐に入っていった。ジョン・ジョーンズと戦った時のダニエル・コーミエーのようにね。五輪レスラーのDCが、テイクダウンを狙って苦労し続けた。もう、これはサイズとレンジの問題なんだ。

でも、ついに自分のサイズの相手と戦うことができる。懐に跳びこんで、顔面を殴ることができるんだ。もちろん彼だって僕を殴ることができる。そういう戦いのなかで、スタンドでもグラウンドでも僕には仕留める力があることを見せたい。

シンリュウがテイクダウンを仕掛け、レッスルしたいことは分かっている。試合がグラウンドになっても、構わない。立ちレスになっても、内股や払い腰で投げることが可能だ。ただ日本のファンに最高にエキサイティングな試合を見せたいから、僕のゴールはKOすることになる」

――神龍選手は拳の届く距離に立ち続けることはないかと予想されます。

「僕のボクシングは徹底的にプレッシャーを与えるなかで、カウンターを決めること。マコトの打撃は、カラテやテコンドーのように遠い距離から出入りを多用する。その先にあるのはテイクダウンをすること。でも、僕はカウンターファイターだ。掴んできても、さっきも言ったように投げることができる。それがショーティー・エアラインだ。無料でマイル・ポイントを獲得できるんだ。僕が宙を舞わすから」

――ショーティー航空で、投げを食らうといことですね(笑)。

「そう。でも、決して自分が思うような飛行はできないからね。マコトがレスリングで勝負してくるなら、柔道で迎え撃つ。打撃の間合いなら、殴って来ればよい。その時点でカウンターを打ち込む。彼はまだ若い。そういう経験をしたことがない。それでもマコトのように前に出てくる相手と戦うことは、楽しみでならないよ。それにレスリングと柔術にしても、僕は彼より優れている。テイクダウンをしたいなら、してくれば良い。

僕の爆発力を試合開始直後から、ぶつけるよ。その仕掛けに5分間耐えることができれば、彼は徹底して2Rと3Rを組み続けてくるようになるだろう。でも僕は皆に楽しんでもらいたい。例え、そういう風に攻めてきても僕のペースにマコトはついてくることができるかな?

特にラウンド毎の裁定でなく、試合を通じてダメージを与えた方が勝てる判定基準は、絶対的に僕に有利に働く。本当にシンリュウにとって、しんどい試合になるはずだよ。初回を戦い切ることができたとしても、ね」

――リングで戦うことに対して、免疫はありますか。

「リング、90度のコーナーがあることは僕のようなプレッシャーファイターにとってアドバンテージでしかない。オクタゴンやサークルは、足を使われると先回りすることが難しい。でもコーナーがあれば、サイドステップで先回りして簡単に追い込むことができる。

それに散打の経験が絶対的に生きてくる。散打はリングが舞台だった。ボクシングとレスリングをミックスして、リングで戦っている。リングで戦うことで、何かマイナスがあるとすればケージを背負って仕掛けるサブミッション、ギロチンが極めづらくなることだろう」

――柔道に散打ですか……ショーティーのことを単なる北米スタイルのMMAファイターとは思わない方が良いですね。

「これは僕も分かっていなかったんだけど、ダゲスタンで練習したときに僕のレスリングや柔術は凄くサンボ的だったことを知った。トップから攻めるのが好きで、柔術プレーはしたくない。リバーサルは立ち技に戻るための手段で。それに散打の投げも大好きだけど、僕が本当に得意にしていて皆に見て欲しい攻撃はボクシング。そして組まれたときの柔道とムエタイ・クリンチだ。

首相撲からヒザやヒジを叩きこむこと。ボクシング、柔道、ムエタイを見て欲しい。それを同じサイズのファイターにぶつけることができる。いやぁ、本当に楽しみで仕方ないよ(笑)。上のクラスから、フライ級に戻ることもね」

フライ級で再び戦う。この階級でトップになるために

――さきほどのフライ級でという言葉が聞かれ、実は鳥肌が立っていました。

「アハハハハ。僕はフライ級で戦う。UFCフライ級トップファイターのアミール・アルバジに僕は勝っている。UFCで戦っていた頃、いやそれ以前もだ。僕は世界で有数のファイターたちとトレーニングをしていた。ブランドン・モレノ、アレッシャンドリ・パントージャ、キョージ、多くのフライ級トップファイターとね。もちろん練習は練習だ。

でも、本当に良い日々だった。そしてフライ級で彼らとやり合える自信がある。君がさっき言ったように、僕はダメージが蓄積していた。だから少し体を休めためにクリスマスを楽しんだり、サンクスギビングデーに好きなだけ食べるという生活を数年してきた。そしてフライ級で再び戦う。この階級でトップになるために」

――いやぁ、本当にRIZINフライ級が楽しみになってきます。ショーティーがロースターに加わればRIZINフライ級は、UFCフライ級に続き世界から選手があつまるタフな階級になりますね。

「日本という北米マーケットとは異質のグループが、力をつけることは本当に楽しみだ。カイ・アサクラはUFCで、他のプロモーションからやってきいきなり世界戦を戦えることを証明した。キョージ・ホリグチはRIZINとBellatorの二冠王、カイ・アサクラはRIZINで2度ベルトを巻いた男。マネル・ケイプ、イリー・プロハースカというRIZIN出身のファイター達はUFCファイター達を相手に、その強さを見せてきた。

今回の試合に勝って、フライ級GPのメンバーに入りたい。素晴らしい経験になるだろうから。そしてキョージに挑戦したいんだ。それは彼がチャンピオンというだけでなく、如何に強い人間か知っているからで。大晦日、キョージは問題なくズールーに勝つ。間違いないよ」

――フライ級GPの正式発表の日を指折り数えて待ちたいと思います。ところでショーティーは今、メキシコシティにいるそうですね(※取材は22日に行われた)。どのジムで試合の準備をしてきたのでしょうか。

「それがクレイジーなことに、ここにジムはないんだ。僕がコーナーに就く一人ロナルド・ロドリゲス(17勝2敗、UFCフライ級ファイター)がメキシコシティに住んでいて、マイク・ミゲール・ゴンザレスの指導を受けている。彼が『ジムはないけど、色々なところを回ってファイトキャンプをしないか』って誘ってきたんだ。今回は5、6人のチームで色々なジムを回って練習してきた。なかでもUFC PIメキシコシティは数多く使ってきた。

いずれこのメンバーで、ジムを持ちたいと思っている。それだけ最高のメンバーが揃っているんだ。でも日本とメキシコは凄く似ていると思うよ。日本人、ハワイアン、メキシカンは共通点がある」

――えぇ? ハワイの人は日本の血が流れていることも多いのですが、メキシコ人と日本人が似ている?

「自分より強い相手にも、一歩も引かない。スピードがあってパワフルだ。ハワイアンは、めちゃくちゃテクニカルでタフ。メキシカン・ファイターとの戦いでは、こっちが倒さない限り倒される。とにかく彼らは前に出てファイトを続けるから。最高のテクニシャンじゃない。でも諦めることなく戦い続ける。日本とメキシコは、ボクシングも優秀だし。メキシコではボクサーからMMAに転じるファイターが多くなっている。もちろん柔術やレスリングというように身に着けないといけないことは残っている。でも最高のボクサーが投げを習い、レスリングの指導を受けている。

僕自身、ここではレスリングの指導を徹底してやっている。それぞれ別の特色があるファイターだけど、揃ってずば抜けてタフで才能にあふれている」

――メキシコで準備をしてきた神龍誠戦、日本でどのような試合を見せたいと思っていますか。

「小さな紫色のヘアーカラーをした男が、デッカイことをやってのけるところを見て欲しい。フライ級に戻れば、僕がどれだけのファイターなのか。そう期待してもらえるよう戦う。長い間、1人で戦ってきたけど、今は最高のチームに支えてもらっている。日本で絶対に勝ちたい、メキシコ代表としてね。そしてBRAVE CFの了解を得て、フライ級GPで戦いたい」

■RIZIN DECADE 視聴方法(予定)
12月31日(火)
午後1時00分~ ABEMA、U-NEXT、RIZIN LIVE、RIZIN100CLUB、スカパー!

■RIZIN DECADE / RIZIN49 対戦カード

<RIZINフェザー級選手権試合/5分3R>
[王者] 鈴木千裕(日本)
[挑戦者] クレベル・コイケ(ブラジル)

<RIZINフライ級選手権試合/5分3R>
[王者] 堀口恭司(日本)
[挑戦者] エンカジムーロ・ズールー(南アフリカ)

<RIZINライト級選手権試合/5分3R>
[王者] ホベルト・サトシ・ソウザ(ブラジル)
[挑戦者] ヴガール・ケラモフ(アゼルバイジャン)

<女子スーパーアトム級/5分3R>
伊澤星花(日本)
ルシア・アプデリガルリム(アルゼンチン)

<バンタム級次期挑戦者決定戦/5分3R>
元谷友貴(日本)
秋元強真(日本)

<フェザー級/5分3R>
久保優太(日本)
ラジャブアリ・シェイドゥラエフ(キルギス)

<フェザー級/5分3R>
YA-MAN(日本)
カルシャガ・ダウトベック(カザフスタン)

<バンタム級/5分3R>
福田龍彌(日本)
芦澤竜誠(日本)

<ヘビー級/5分3R>
上田幹雄(日本)
キム・テイン(韓国)

<59キロ契約/5分3R>
神龍誠(日本)
ホセ・トーレス(米国)

<ライト級/5分3R>
矢地祐介(日本)
桜庭大世(日本)

<フェザー級/5分3R>
武田光司(日本)
新居すぐる(日本)

<ヘビー級/5分3R>
貴賢神(日本)
エドポロキング(日本)

<バンタム級/5分3R>
大雅(日本)
梅野源治(日本)

<RIZIN甲子園決勝戦/5分2R>
横内三旺(日本)
斉藤健心(日本)

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【RIZIN DECADE】久保優太戦へ、シェイドゥラエフ「ただ単にキックボクサーでないことは承知している」

【写真】メインの試合結果、そして――この試合の結果でまず2025年のRIZINフェザー級戦線の流れは決まることになるのか。そしてシェイドゥラエフのポジションはどこにあるのか(C)RIZIN FF

31日(火)、さいたま市中央区のさいたまスーパーアリーナで開催されるRIZIN DECADE =RIZIN49でラジャブアリ・シェイドゥラエフが、久保優太と対戦する。2024年、群雄割拠RIZINフェザー級戦線の勢力分布を一気に塗り替えたのが、このシェイドゥラフと久保優太だった。
Text Manabu Takashima

かたやK-1からMMAに転向し、その卓越した打撃術をMMAに落とし込み過去に例の見ないほど精度の高い打撃戦をRIZINに持ち込んだ久保。一方でシェイドゥラエフは6月の初来日で武田光司をワンアームRNCで下すと、9月にはフアン・アルチュレタと腕十字で一蹴した。

アグレッシブなグラップリング、攻め続ける姿勢を持ち続ける故に柔術ベースとは違った寝技の流れを持つシェイドゥラエフ。2025年のフェザー級戦線を見据えると、次期挑戦者決定戦という見方も成り立つ一戦を前にシェイドゥラエフをインタビューした。


5分間のスパーリングで2度は取るように心がけている

――前回、フアン・アルチュレタから素晴らしい腕十字で一本勝ちし大晦日のRIZIN DECADEで戦うことがきまりました。

「大晦日に日本で大きなイベントが行なわれてきたことを、実はあまり知らなかったんだ。キルギスは12月31日から1月1日にかけて新年を祝うためにお祭り騒ぎになるけど、2024年最後の日に試合をし、勝って2025年のスタートにしたいと思っている」

――大晦日のイベントは実力もそうですし、ファンに認知された存在でないと出場権を手にするのは難しい場です。そういう特別なショーで戦えることをどのように感じていますか。

「そんな特別な大会に、3試合目で出ることができて嬉しい。アルチュレタに勝ち、すぐに大晦日で試合ができて光栄だと感じている」

――それも過去2試合でしっかりとインパクトを残したからだと思います。

「タケダ、アルチュレタは揃って経験豊富な選手だと分かっていたので、試合のビデオを全てチェックし弱点を探ったんだ。両者の弱点をしっかりと把握したうえで、キルギスで最高の練習仲間を相手に準備をした。結果、こういうとアレだけど楽勝できた」

――アルチュレタ戦では、彼のどこに弱点があるという認識で戦っていたのですか。

「グラップリングが強くない。いくつも穴がある。ただアルチュレタは計量に失敗し、2キロも体重オーバーだった。アレには試合をしたくなくて、わざと落とさなかったんじゃないかと疑ってしまったよ」

――腕十字で見事な一本勝ちでした。下になる可能性もある技を、そして下になりながら連続で仕掛ける。試合タイム的には3分代でまだ残り時間があるなかで、あまり見られない連続の腕十字のトライでした。

(C)RIZIN FF

「下になった時に、アルチュレタがヒザで顔面を蹴ってきた。

あの瞬間、もう一度腕を伸ばす機会が訪れた」

――なるほど一度取り切れず、ガードを取り直した直後に極めました。あの場面、もうしばらくクローズドガードが取るのが定石のように思い込んでいたので、凄く新鮮でした。マインドが本当に攻めなんだと。

(C)RIZIN FF

「1度目がダメでも、次にトライする。

諦めることはない。いつも練習してきた技だから、あの動きは頭のなかでイメージしていた。試合で実際に使えて良かったと思う。特に僕のポジションとしては、まだ腕十字を狙うことができる態勢だったし。クローズドガードを取り続けるつもりはなかったよ」

――肩抜き後転の腕十字、なかなか力もいるし素晴らしい切れでした。

「腕十字は得意技で、5分間のスパーリングで2度は取るように心がけている。何度も何度も繰り返して練習し、スパーリングでも狙っている。そうやって腕十字は完全に体に落とし込むことができている」

――さらなるバリエーション溢れる腕十字を期待します。

(C)RIZIN FF

「あらゆる入り方の腕十字を、これから披露していきたいと思う。

仕掛けることができるタイミングが来れば、その時に応じた腕十字を見せて極めることができるからね。レスリング、グラップリングの技術は使い続けるので楽しみにしてほしい」

――そのアルチュレタ戦で勝利した時点では、次は誰と戦いたいと思っていましたか。

「スズキと組んでほしかった。3戦目はタイトル戦にしたかったけど、残念ながら実現はしなかった。でもクボとの試合が決まって、すぐに彼の試合映像を全てチェックしたよ」

――率直にどのような印象を持ちましたか。

「まぁキックボクサーだ。しかも凄くスムーズに戦っている。ただクボの長所と短所を見究めて、しっかりと練習しているから何も怖くない」

――久保選手の長所と短所を誰もが理解し、彼と戦ってきたと思います。そして組んでテイクダウンすれば勝てると思っていたはずです。過去2試合、それでも久保選手は倒されず、MMAで有効な打撃を見せて勝っています。彼の距離感やタイミングの取り方について、どのように思いますか。

「ただ単にキックボクサーでないことは百も承知している。MMAに特化した打撃を使うキックボクサーだ。クボのキックボクシングを研究しているわけでなく、彼のMMAを見て対策を練っている。クボをテイクダウンできない、サブミットできないと皆が思っているなら、僕が皆を驚かせてみせるよ。12月31日には全力を尽くして戦い、良い試合を日本のファンに見てもらいたいと思っている」

――ではこの試合に向けてのキャンプやタイやダゲスタン、もしくはキルギスのどこで行っているのでしょうか。

「基本的に自分たちのチーム、イーラスMMAで練習している」

――先ほど言われた最高の練習仲間ですね。

「そうだ。アジエット・ヌルマトフ、アジレット・マイトフ、アルマルダン・アルディカウロフ、カザクバイ・ティレノフら強いファイターが揃っているから、キルギスで全ての調整ができている」

スズキとコイケの力を見究めると6-4でスズキが有利

――それだけネクスト・シェイドゥラエフが揃っているということですね。恐ろしくなってきます。ところで大晦日はシェイドゥラエフ選手が狙うRIZINフェザー級のタイトル戦が組まれています。勝利者予想をしてもらうことはできますか。

「スズキが勝つ。スズキの打撃は優秀なので、スズキの試合になるだろう」

――それは鈴木千裕選手に挑戦したいというバイアスがあっての勝利者予想ということはないですか(笑)。

「そんなことは関係なくスズキとコイケの力を見究めると6-4でスズキが有利と思うだけだ。それにスズキが今回勝ったからといって、自分が挑戦できるという期待はしていない」

――……。では最後に日本のファンにメッセージをお願いします。

「最近、僕のことを応援してくれる日本のファンが増えている。大晦日は素晴らしい試合をするので楽しみにしてほしいと空らに伝えて欲しい。31日に日本で会おう!!」

■RIZIN DECADE 視聴方法(予定)
12月31日(火)
午後1時00分~ ABEMA、U-NEXT、RIZIN LIVE、RIZIN100CLUB、スカパー!

■RIZIN DECADE / RIZIN49 対戦カード

<RIZINフェザー級選手権試合/5分3R>
[王者] 鈴木千裕(日本)
[挑戦者] クレベル・コイケ(ブラジル)

<RIZINフライ級選手権試合/5分3R>
[王者] 堀口恭司(日本)
[挑戦者] エンカジムーロ・ズールー(南アフリカ)

<RIZINライト級選手権試合/5分3R>
[王者] ホベルト・サトシ・ソウザ(ブラジル)
[挑戦者] ヴガール・ケラモフ(アゼルバイジャン)

<女子スーパーアトム級/5分3R>
伊澤星花(日本)
ルシア・アプデリガルリム(アルゼンチン)

<バンタム級次期挑戦者決定戦/5分3R>
元谷友貴(日本)
秋元強真(日本)

<フェザー級/5分3R>
久保優太(日本)
ラジャブアリ・シェイドゥラエフ(キルギス)

<フェザー級/5分3R>
YA-MAN(日本)
カルシャガ・ダウトベック(カザフスタン)

<バンタム級/5分3R>
福田龍彌(日本)
芦澤竜誠(日本)

<ヘビー級/5分3R>
上田幹雄(日本)
キム・テイン(韓国)

<59キロ契約/5分3R>
神龍誠(日本)
ホセ・トーレス(米国)

<ライト級/5分3R>
矢地祐介(日本)
桜庭大世(日本)

<フェザー級/5分3R>
武田光司(日本)
新居すぐる(日本)

<ヘビー級/5分3R>
貴賢神(日本)
エドポロキング(日本)

<バンタム級/5分3R>
大雅(日本)
梅野源治(日本)

<RIZIN甲子園決勝戦/5分2R>
横内三旺(日本)
斉藤健心(日本)

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