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DEEP123:第7試合・西川大和 vs. 宇佐美正パトリック

ライト級。両者DEEP初参戦。

修斗王者の西川。2021年、川名のタイトルに挑戦し、テイクダウンされても下からの打撃で削って5Rドクターストップ勝ち。修斗史上最年少の18歳で王座を獲得した。その後は海外での活動を視野に、階級上のウェルター級で戦い3連勝。2022年に一度はUFCとの契約が決まったと発表されたが、契約上の問題により消滅。2023年にPFLライト級に出場するも、クレイ・コラードとシェイン・バーゴスに敗れて予選敗退している。現在はトレーニングの拠点をタイに移しており、ムエタイの試合にも出場した。22歳。

宇佐美はボクシングがバックボーンで、高校時代には6冠を達成。2022年にRoad To UFCに出場決定するも、体重オーバーにより失格に。同年よりRIZINに参戦し、ここまで3勝2敗。RIZINではキックルールで安保瑠輝也とも対戦もしている(判定負け)。前戦は9月のRIZIN.48で矢地祐介に判定負け。24歳。

オーソドックスの宇佐美に、サウスポーの西川がローを蹴っていく。前蹴り。宇佐美左から右ストレートのコンビネーションをヒット。西川もジャブをヒットさせる。西川のインローにワンツーを返した宇佐美。宇佐美右ボディ。さらに右フック。西川がローを蹴っていくが、宇佐美が間合いを詰めていく。ワンツーから左のパンチの連打。ボディ・顔面にヒット。ブロッキングで凌ぐ西川。残り1分。インロー・カーフキックで宇佐美の左足を蹴っていく。三日月蹴り。1R終了。

2R。ローを蹴る西川に宇佐美はワンツーからミドルもヒットさせる。アップライトの構えで顔面をガードしている西川に対し、ボディストレートを打ち込む宇佐美。宇佐美の左足にインロー、関節蹴りを入れる西川。宇佐美もローを返す。西川が飛び込んでワンツーをヒット。飛び込んできた宇佐美。ケージを背負った西川だがサークリングですぐに抜け出した。右ボディを入れた宇佐美。残り1分。左ハイを見せる西川。ジャブのダブルを入れる宇佐美。さらにまた右ボディ。西川はカーフキック。ゴング。

3R。カーフを蹴る西川に宇佐美は左右のボディをヒット。西川インロー。宇佐美がワンツーをヒットさせる。左右の4連打を打ち込んだ宇佐美。西川はローを蹴っていく。宇佐美のパンチでケージを背負った西川だが、パンチをブロックしながら前に出る。そしてまたローキック。残り1分。右を入れた宇佐美。ボディ。西川がワンツーを放つと首相撲ヒザ。最後にローを入れた西川。タイムアップ。

スタンドでの打撃戦に終始した両者。

29-28宇佐美、29-28西川、29-28西川。スプリットで西川勝利。

常にローを蹴り続けた西川と、パンチをまとめて打ち込んだ宇佐美でジャッジの判断が割れた形に。

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UFC310:第11試合・ブライス・ミッチェル vs. クロン・グレイシー

フェザー級。ミッチェル13位。

グラップラーのミッチェル。無敗を集めたTUFでは準決勝で敗退(非公式戦)したが、UFCと契約すると6連勝。その中にはジョン・チャンソン以来のツイスターでの勝利もある。味をしめたのか、その次の試合でもグラウンドでツイスターを狙い続けたが、決まらず判定勝ち。2022年に、モフサル・イヴロイエフとの無敗グラップラー対決が組まれたが、イヴロイエフが欠場。替わって対戦したのが、同じく無敗で現王者のイリア・トプリアで、打撃で打ち負け、タックルも切られる展開で2RKO負けし、MMA初黒星。ダン・イゲには判定勝ちしたものの、昨年12月に準備期間2週間でギガ・チカゼの代役としてジョシュ・エメットと対戦し、飛び込んでの右フックで意識を飛ばされてKO負けした。陰謀論者であり、イーロン・マスクをアンチキリストとして批判している。30歳。

クロンは2019年にUFC初参戦。中堅のアレックス・カサレスにバックを取ってのチョークで一本勝ちすると、2戦目はランキングから外れたばかりのカブ・スワンソンと対戦。スワンソンの組ませずにパンチを打ち込む戦法を崩すことが出来ず、100発以上のパンチを被弾しながら前に出続ける気持ちの強さは見せたものの、判定負けでMMA初黒星。そこからコロナ禍を挟み、3年半の長期ブランク明けで昨年5月にシャルル・ジョーデインと対戦。組み付くと引き込むという旧世代柔術家の戦法を取ったが、密着で攻めを潰され、隙を見て立たれるという、現代MMAなら当然の戦法を取られて判定負け。試合後に、長老たちの打撃ではなく柔術で戦えというアドバイスに従った結果と語っていたが、今回はパンチも使っていくとのこと。ただし、クロン自身はRIZINに出場していた頃から「今のMMAはパンチがなければ通用しない」と語っており、ここに来て急に旧世代の言うことを聞いたのか不可解だった。36歳。

前手でジャブを出し牽制するクロン。しかしまだ間合いが遠い。見っちゃるボディを入れる。四つに組んだ。クロン引き込み。ハーフで押さえ込んだミッチェル。フルガードに戻すクロン。密着したまま殴るミッチェル。クロン下から抱えるが、密着した状態では攻め手がない。会場ブーイング。脇腹をコツコツ殴るミッチェル。下からミッチェルの右腕をホールドしたクロンだが、腕を引き抜いたミッチェル。クロンがハイガードを狙うが密着されて仕掛けられず。ヒジを入れるミッチェル。残り1分。下から腕固めを狙ったクロンだが防がれる。ホーン。

1Rミッチェル。やはり引き込みでは通用しない。

2R。蹴り・パンチを入れるミッチェル。クロン追っていくが左をもらい効いた。ミッチェルヒザ。クロンが組みに行くがかわされる。また組んだクロンが即引き込み。下から足を掬おうとしたが掬わせないミッチェル。コツコツ殴るミッチェル。クロンのクローズドが開いたところで立ったミッチェル。クロンパンチで出る。ミッチェルヒザ。クロンまた引き込み。体を起こしたミッチェルだがクロン腕十字へ。クラッチしてこらえるミッチェル。クロンバックに回ろうとするがまだ不完全。左腕を流されているミッチェル。横三角。腕十字へ。しかし腕が抜けた。バックに回ったミッチェルがパウンド連打。亀のまま耐えているクロンだが、まだ時間がありそのままだと止められる。立ったクロン。ホーン。

2Rミッチェル。終盤のパウンドがなければクロンのニアフィニッシュが取られたかもしれないが。

3R。ミッチェルがパンチを出したが、ヒザを出したところでスリップ。しかしすぐ立った。クロンがまた組みに来た。引き込み。こらえたミッチェル、首に腕を押し当てて倒れ込み後頭部をマットに叩きつける。グラウンドになりヒジ連打!意識が飛んでいるクロン。KO!

クロン、初のフィニッシュ負けで3連敗。2R腕を極めかけて見せ場は作ったが…。

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【DEEP123】65カ月振りの復帰。6年8カ月振りのDEEP参戦、ソン・ジンス「4万8000人の前で戦いたい」

【写真】 本当に強かった。あの時の強さがあれば、RIZINバンタム級を引っ掻き回す可能性は十分にある(C)DEEP

明日8日(日)、東京都港区のニューピアホールで開催されるDEEP123。同大会に元DEEPバンタム級王者でUFCベテランのソン・ジンスが5年5カ月振りの復帰戦で、COROと戦う。
Text by Manabu Takashima

2018年にDEEPバンタム級チャンピオンからUFCにステップアップ。9月にピョートル・ヤンと激闘を繰り広げ、敗れてなお名を挙げたソン・ジンスだが、翌2022年7月のマリオ・バウティスタ戦を最後にUFCはおろか、MMA界から姿を消した。

そのソン・ジンスが6年8カ月振りにDEEP参戦。一度はキャリアが途絶えた理由と、復帰後の目標を尋ねようとインタビューを試みると、韓国でまさかの戒厳令が発令されてしまう。一夜で緊迫の夜を終えたソウルの自宅から、リモート取材で効いたソン・ジンスの声をお届けしたい。


──ソン・ジンス選手、今もまだ韓国ですか(取材は5日に行われた)。

「ハイ。明日、東京に向かいます。計量の前日ですね。日本に行ってから水抜きをする予定です」

──すぐに解除されたのですが、まるで1980年代を思い出すような戒厳令が敷かれ本当に驚きました。長引けば日韓の行き来が止まってしまうという恐れもありました。精神的に影響はなかったですか。

「自分もチームメイト達も、もの凄く驚きました。日本に行くことができなくなるんじゃないかと、戒厳令が取り下げられるまで眠ることもできなかったです(苦笑)」

──あり得ないファイトウィークを迎えてしまいましたね。

「本当にその通りです。こんなことは最初で最後であってほしいです」

──しかも5年5カ月振りの復帰戦で、このようなことが起こるとは……。戒厳令は関係なく、復帰に向けてどのような気持ちですか。

「自分がまたプロファイターとして戦う場に立つことに関して、まだ実感でわかないです。だからといって緊張をしているわけではないのですが、ケージのなかに入ってみるまで実感できないのかもしれないです」

──2018年にDEEPで圧倒的な強さを見せ、バンタム級王者からUFCへ。2連敗だったとはいえ、ピョートル・ヤン戦とマリオ・バウティスタ戦で強豪相手にファイト・オブ・ザ・ナイトを獲得。強さを見せていたなかで、半ば引退状態になったのはなぜだったのでしょうか。

「実は2019年に首のヘルニアで、体が思うように動かすことができなくなりました。マグカップすら持ち上げることが困難で……」

──!! そんなに重症だったのですか。

「ハイ。あの時は試合を続けることはできなかったです。もちろん現役を続けたい気持ちはありました。でも、余りにも首の状態が悪くて引退をしようかという気持ちと半々でした。とりえず試合や練習から離れ、大学での勉強を優先することしたんです。

実はUFCと契約した年に、薬科大学に合格していました。そのまま、そっちの道で生きる人生もあったかと思います。でも妻やチームメイトが、本人以上に自分のことを信じてくれて。彼女や彼らがいてくれたから、復帰が可能になったと思います」

──いつ頃から、本格的に復帰を考えるようになっていたのでしょうか。

「2023年には、体は戻っていました。スパーリングをしても問題なかったですし。ただ今年の1月に薬剤師の国家試験があったので、試験を優先して試合に出るのは控えてしました」

──そして現役復帰ということは、国家試験の方は……。

「無事、合格でした」

──アッ、それは良かったです。おめでとうござます。

「ありがとうございます」

──国家資格は取ったうえで、MMAへの復帰を決めたのですね。

「ハイ。今は資格を生かして働くのではなく、MMAでもう一度上を目指そうと思って格闘技漬けの日々を送っています」

──ソン・ジンス選手が休養していていた5年間で、MMAシーンは変わり世界中から強い選手が生まれています。

「ハイ、世界は変わりました。UFCのレベルが、もの凄く上がっています。ただ本音を言えば、韓国はあまり変わっていないです。世界の進化のスピードに、置いて行かれているように感じています」

──そのように思われているのですね。そのような状況で復帰を決めたソン・ジンス選手は、目標をどこに定めているのでしょうか。

「まだ復帰を決めただけで何の結果も残せていない身分ですが、UFCで自分の力を発揮できなかったので今度こそという気持ちがないわけではないです。ただ、7月のRIZINで4万8000人ものファンが集まっている光景を見て、驚かされました。実はDEEPでベルトを巻いた時に、RIZINで戦わないかという話がありました。限られたファイター人生で、自分も4万8000人の前で戦いたい。その戦う機会があれば……と想像してしまいましたね。もちろん今回の試合で結果を残すことが大前提ですが、RIZINを視野にいれています」

──単刀直入に伺いますが、現状のソン・ジンス選手の力はUFCで戦っていた時代と比較して、どれぐらいだと認識していますか。

「UFCで戦っていた時より、成熟したと思います。体力的にはあの頃の方が上かもしれないですが、ファイトIQがついたことで練習仲間も『今の方が良い』と言ってくれています。その言葉で、自分も自信をつけることができています」

──先日インチョンで行われたRING Championshipのアマチュア大会で、チームメイトのコーナーに就いていました。今はどのような選手たちと練習をしているのでしょうか。

「コリアンゾンビMMAのコーチだったペク・スミンさんが創ったコーナーマン・ジムに所属し、イ・ユンジュンさんのチームAOMで出稽古をさせてもらっています。あとはONEバンタム級のクォン・ウォンイル選手とも練習しています」

──RIZINのレーダーに掛かるためにも、CORO戦ではどのような試合をしないといけないと思っていますか。

「以前、DEEPの試合に出ていた時は自分の強味も理解せずにガムシャラに戦っていました。今は、自分の長所が分かって戦えるはずです。ファンの皆が喜んでくれる試合をして、RIZIN関係者に評価される自信はあります。楽しく、激しい試合ができると思うので応援よろしくお願いします」

■DEEP123 視聴方法(予定)
12月8日(日)
午後5時05分~ YouTube DEEP/DEEP JEWELSメンバーシップ、U-NEXT、サムライTV

■DEEP123対戦カード

<フェザー級/5分3R>
青井人(日本)
芦田崇宏(日本)

<バンタム級/5分3R>
ソン・ジンス(韓国)
CORO(日本)

<ライト級/5分3R>
西川大和(日本)
宇佐美正パトリック(日本)

<フライ級/5分3R>
本田良介(日本)
関原翔(日本)

<ストロー級/5分3R>
越智晴雄(日本)
多湖力翔(日本)

<ライト級/5分3R>
神田コウヤ(日本)
山田聖真(日本)

<フェザー級/5分3R>
高橋遼伍(日本)
GINJI(日本)

<バンタム級/5分3R>
魚井フルスイング(日本)
小崎連(日本)

<フェザー級/5分2R>
安井飛馬(日本)
牧野滉風(日本)

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【DEEP123】西川大和戦へ。宇佐美正パトリック「血の気のヤバい、ぶっ飛んだ試合をしたい」

明日8日(日)、東京都港区のニューピアホールで開催されるDEEP123で、宇佐美正パトリックが西川大和と対戦する。
Text by Takumi Nakamura

2022年からRIZINを主戦場に戦ってきたパトリックがDEEPに初参戦、しかも対戦相手はPFL参戦を経て約2年ぶりの日本での試合となる西川だ。今大会でも屈指の注目カードとなった一戦、パトリックは「血の気のヤバい、そういう試合がしたい」と語り、何度も「楽しみ」という言葉を繰り返した。

──試合直前のインタビューありがとうございます。今のコンディションや仕上がりはいかがですか。

「もうやることはやったので、あとは試合するだけかなって感じです」

──前回9月RIZIN48の矢地祐介戦は試合中に体調を崩していたそうですが、どういう状況だったのでしょうか。

「試合は試合で負けたんで言い訳はしたくないんですけど、色々と問題はありました。でもそれを含めて自己責任ですし、それを含めて試合なんで、いい経験にはなりました」

──逆にそういった経験もして、今後に活かせる部分はありましたか。

「試合運びもそうですし、試合への準備の部分でも学ぶことが出来たんで、前回と同じことを起こさないようにちゃんと対策してきました」

──さて今回はDEEP初参戦が決まりました。試合スケジュール的に年内に試合をしたいという考えだったのですか。

「それはもちろんありましたね。前回しっかり倒して勝っていたら、大晦日とか生意気なことも言えたんですけど、負けてしまっている以上、僕はどこでも試合は受けますと言っていて、それでDEEPさんから話があって、それを受けた感じです」

──今回の試合に向けてはどんな準備、どんなことを意識されて練習されてきましたか。

「グラップリングはもちろん、西川選手は変則的な寝技をするので、そういうタイプの選手とMMAスパーリングをめちゃくちゃやりました」

──今の主な練習場所はどこになるのですか。

「基本的には起一さんとコブラ会で、あとはパラエストラ森ノ宮や色々なジムに行っていて、フィジカルトレーニングもやっています」

──コブラ会は寝技が強い選手が多いイメージですし、かなり西川選手対策は練っていますか。

「やっぱり西川選手は下からの寝技が強くて、頑張って動いてくる選手なんで、そういう展開にならないようにちゃんと練習しています。西川選手は僕がデビューした時には、すでに修斗でチャンピオンやったんで、超えないといけない壁かなと思っています」

──その西川選手ですが、国内での試合は約2年ぶりとなります。自分の対戦相手としては想定外だったのではないですか。

「確かにそうですね。まさか日本に戻ってきて試合すると思ってなかったですし、最近はムエタイの試合にも出たりしてるじゃないですか。なんかよくわからんなと思いつつ……本人も色々な考えがあってやってることでしょうし、打撃対策・強化のためにムエタイをやっているのかもしれないし。とにかく今回は試合が楽しみです」

──その楽しみな部分は対戦相手が西川選手だから、ですか。

「やっぱり日本では西川選手のことは知られているし、みんな彼が強いことも知っている。そういう相手とやれることに嬉しい気持ちはありますし、そこでしっかり勝つ・結果として勝ちをあげるというのは絶対なんで、試合そのものが楽しみです。今回は練習でも自分がやることにこだわってきて、寝技・組技が強い選手ともたくさんスパーリングをやって、自分に自信をつけるために毎日反復練習して、今まで嫌だと思うようなことでも最後まで楽しく調整できたので、今はめちゃくちゃエンジョイしてますね」

──お話を聞いていると凄く充実した準備期間を過ごせたようですね。

「そうですね。グラップリングやレスリングも、結構自分から進んでやっていて、結構楽しく練習できました」

──西川選手は元修斗王者であり、PFLにも参戦しています。そういったキャリアがある相手との対戦は燃えますか。

「やっぱりそういうのもあるし、選手として強さがあるから、僕の気持ちを上げてくれてるっていうのもありますね。まあでも、どの選手に対しても失礼のないようにしっかり仕上げるのが僕の仕事なんで、今回しっかり自分のいい部分を出していけたらいいなと思います」

──パトリック選手自身はどんな試合、どんな姿を見せたいと思っていますか。

「最近はずっとRIZINで試合させてもらっていて、結構待ちのスタイルでカウンター狙いのファイターだと思われがちなんですけど、西川選手と殴り合って血の気のヤバい、そういう試合がしたいです。僕がデビューして3戦目で野村駿太選手とやったんですけど、めちゃくちゃ殴り合ったんですよ。ああいう試合ができたら凄く楽しいなと思います。別に殴り合いじゃなくても、MMAとして組みやスクランブル中でもそういう面白い攻防、5分3R最後までしんどい、どちらが倒れてもおかしくない、めちゃくちゃ面白い試合をしたいですね。それぐらい練習したんで、ぶっ飛んだ試合をしたいです」

──RIZINに出たばかりの頃は手堅く勝つ・自分の弱みを出さずに勝つことにシフトしていたのでしょうか。

「シフトしていたというより、慎重になり過ぎていた自分がいました。昔を思い出したら、もっと野性味があったし、感情も剥き出しでやってたなと思うので、デビュー当初に修斗のケージでやっていた頃の初心を忘れず。そういう意味では、またケージで試合ができるタイミングもできましたし、しっかり全部を出したいなと思います」

──久々にケージに入ると昔の自分を思い出したり、闘争本能にも火がつきそうですね。

「檻に入った人間が逃げ場なしで戦うって、あれでこそ“戦い”って感じじゃないですか。西川くんがDEEPの事前映像で言っていたように結果が全てやと思うし、あっちも死ぬ気でやってくると思うので、俺もそれは楽しみで仕方ないですね」

──パトリック選手がそれだけ野生味や本能を解放するんだったら、間違いなく見る方も熱くなると思います。

「やっぱり自分も解放する方が、自分らしさが出るし、内に秘めていても本領発揮できない、いいものを見せられないと思うんで、一皮剥けようと思いますね」

──もしかしたら今回の試合はパトリック選手が覚醒するきっかけになる試合かもしれませんね。

「ほんまに一瞬一瞬がポイントになると思いますし、何回も言っちゃいますけど、楽しみです」

──今回の試合もきっちりクリアして、来年はどんなことを目標に戦っていきたいと思っていますか。

「しっかり勝って、日本のみんなにパトリックできるやん、強いやんってところを証明して、来年はトップ戦線のヤツらに絡んでいきたいです」

──そういった期待感を背負う選手になりたいですか。

「ほんまにそうですね。他のライト級を見ても、自分ほど打撃スキルを持っているヤツはいないと思っているんで、そこでもしっかり勝って、全般的にもMMAとしてもトップに行けるように。周りからは『パトリックは世界に通用するから、もっと自信を持ってやった方がいいよ』って言われて、そこには自分も自信を持ってやっているんで、全部剥き出しにして行こうと思っています」

──それでは最後にこの試合を楽しみにしているファンの皆さまにメッセージをいただけますか。

「自分はDEEP初参戦になるんですけど、本当にみんなが見に来て後悔しない試合、大晦日にRIZINでライト級のタイトルマッチがありますけど、それよりも熱いと思ってもらえるような試合をします」

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【RIZIN】堀口恭司、「名前は知らなかった」ミステリアスな南アの強豪・ズールーとのタイトルマッチへ!『RIZIN DECADE』追加対戦カード発表記者会見

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ホベルト・サトシ・ソウザ、武田光司、新居すぐる、伊澤星花、大雅、梅野源治、堀口恭司(Zoom参加)、秋元強真、元谷友貴、榊原信行CEOが5日、『RIZIN DECADE』追加対戦カード発表記者会見に登場。大会への意気込みを語った。

RIZINオフィシャルサイト
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【ONE FN26】フライ級初戦、ジャレッド・ブルックス「サイズじゃない。戦いはハートの大きさで決まる」

【写真】ONEのMMAを盛り上げる役者が、フライ級転向を果たす(C)MMAPLANET

明日7日(土)に、タイはバンコクのルンピニースタジアムで開催されるONE Fight Night26「Lee vs Rasulov」。同大会にONE世界暫定ストロー級王者ジャレッド・ブルックスが、リース・マクラーレンとフライ級で戦う。
Text by Manabu Takashima

ストロー級で圧倒的な強さを見せ、以前からフライ級と二冠を狙うと明言していたブルックスがついに135ポンドで戦う。ここ2年、立ち技やグラップリングの裏で停滞していたONEのMMAをタイトルマッチだけでなく、その一つ一つの戦いで活性化させるだけの力と、存在感を持つブルックス。

ここで勝利を収め、タイトルショットの機会を伺う彼の視線の先には日本で若松佑弥と戦う2025年の光景が目に浮かんでいるようだった。


125ポンドだろうが、135ポンドだろうが最高のコンディションでファイトに挑める

──ジャレッド、ONEフライ級初戦が週末に控えています。今の気持ちを教えてもらえますか(※取材は4日に行われた)。

「最高だよ。自信もある。ここまで、なかなか試合機会に恵まれなかったけど、これからはどんどん試合ができるポジションに立つことができた。来年はもっともっと戦うことができるだろう。フライ級で戦ううえでリース・マクラーレンは、この1試合で僕をタイトルコンテンダーに引き上げてくれる恰好の相手だよ。これからONEのフライ級を最高に盛り上げるよ」

──ストロー級暫定王座を取ったタイミングでフライ級への転向を果たしたのは? 統一戦は待てなかったということですか。

「いやストロー級でマンスール・マラチェフと戦う話があったんだけど、やつがケガをしているということで流れた。3カ月も前のオファーだから、僕は治るだろうと踏んでいたんだけどね。ストロー級で相手がいないなら、フライ級でも戦える。同時に2階級でやっていけるからね。で、今回はフライ級で戦うことにしたんだ」

──フライ級で戦うことは以前から公言していましたが、その際には常にDJと戦いたいという希望を口にしていました。

「そう、そうなんだよ。でもDJのようなレジェンドが、自身の考えで引退を決めたのは素晴らしいことだよ。もともとDJは、僕がMMAを始めるきっかけになった1人だ。そうだね……僕はDJにチャレンジを表明した。その2日後にリタイアを彼は決めた。それはそれで、最高だよ(笑)。まぁ、心の底ではDJがカムバックし、僕と戦ってくれればという気持ちはある。それでも、今は彼の引退におめでとうという言葉を送るだけだよ」

──ONEのフライ級は水抜き無しの135ポンド、ジャレッドは減量の必要があるのでしょうか。

「125ポンドでも減量の必要なんてなかった。ファイトウィークになると123ポンドには落ちていたから。毎日、しっかりと食事をとってもそれぐらいだ。今回、フライ級で戦うことでプロテインやクレアチンをたくさん摂取してきた。それでも、今の体重は133ポンドか132ポンドだ。減量の必要がないことが、僕の強味になっている。125ポンドだろうが、135ポンドだろうが最高のコンディションでファイトに挑める。サイズじゃない。フライ級は技術面、精神面とともに最高の状態で戦う姿を見てもらえる最高の階級だよ」

──とはいえ、ストロー級と比較すると対戦相手は大きくなります。

「いいかい? 俺たちは体のサイズで戦うじゃない。ハートの大きさで戦うんだ。リース・マクラーレンを恐れることは一切ない。それが全てだよ。僕らがリングで向かい合い、試合が進むにつれてどっちのエネルギーゲージが減って行くのか、楽しみに眺めていてほしい。僕のハート、エナジーはずっと最高潮だから。戦いはハートの大きさで決まって来る。それを土曜日にしっかりと証明してみせる」

──とはいえマクラーレンはフライ級で最高のグラップラーです。彼のスキルをどのように評価していますか。

「素晴らしい実力者だよ。グラップリング面において。でも、少し遅い。それに他の皆と同じように、僕の体力を軽視してくるにちがいない。『こんな小さなヤツは、問題ない』ってね。僕がトップを取ったり、バックに回った時にヤツは200ポンドの相手に捕獲されたように感じるだろう。その力があるから、僕は戦うことができているんだ」

ユーヤ・ワカマツと日本で試合を組んでくれ

──この試合でタイトルコンテンダーの地位を獲得するという発言がありましたが、せっかくジャレッドがフライ級にやってきたのであれば若松祐弥選手やダニー・キンガドというトッププロスペクトとの対戦も見てみたいものです。

「僕とユーヤの試合は、きっと最高のファイトになるだろう。ユーヤはしっかりと、どの局面でも戦えるようになった。あの打撃力があれば、最高のグラップリングは必要ない。本当にあのパンチ力は警戒が必要だ。それでもテイクダウンをして、極めることができると思っている。

ダニーも素晴らしいウェルラウンダーだ。ユーヤと比較すると、下の動きで少し上回っている。それでもユーヤと同じだ。僕は彼をサブミットできる。そうだね、僕が彼らとの試合を拒否ることは一切ない。ただし、今、僕の目の前にいるのはリースだ。そのリースを倒すと、どう考えてもアドリアーノ・モライシュという名前が浮上するはず。

アドリアーノと戦う前にストロー級王座を統一し、フライ級のベルトを巻く。ジョシュア・パシオとは、いつでも戦う。蹴散らす機会を待っているだけだよ(笑)」

──明らかにグラップリング戦を前にした時より、モチベーションの高さが感じられますね。

「そりゃあ、そうだよ。グラップリングマッチは楽しむもの。ファイトは、恐怖を伴っている。グラップリングとは違い、相手を殺すためにリングに上がるんだ。僕がフライ級で戦うことで、ONEのフライ級をもっと活性化させたい。ストロー級でも決して大きな方じゃない。いえばフライ級で戦うことは、2階級上の相手と戦う様なものだ。そしてまずはリース・マクラーレンを倒す。そのことで世界中が、僕を中心としたフライ級を気に掛けるようになるに違いない」

──凄く楽しみです。我々MMAファンにとっては、どれだけ素晴らしいムエタイ、キック、グラップリングがあっても、やはりMMAがしっかりと回って行くところが見たかったので。

「同じ想いだよ。だからこそ、フライ級で僕がやるべきことも分かっている。マッチメイカーにはもう、伝えてあるよ。アドリアーノ・モライシュ、あるいはユーヤ・ワカマツと日本で試合を組んでくれってね。僕らが戦うことで、日本のファンはRIZINのように盛り上がってくれるはずだからね。

どこで戦おうが僕が日本を愛する気持ち、日本のファンへの感謝の気持ちは忘れようがない。12月7日、リース・マクラーレンをぶっ飛ばす。そして、2025年は必ず日本で戦う」

■ONE FN26 視聴方法(予定)
12月7日(土・日本時間)
午前9時45分~U-NEXT

■ONE169 対戦カード

<ONE世界ライト級(※77.1キロ)選手権試合/5分5R>
[王者] クリスチャン・リー(米国)
[挑戦者] アリベク・ラスロフ(トルコ)

<キック・バンタム級/3分3R>
ペッタノン・ペットファーガス(タイ)
ナビル・アナン(アルジェリア)

<ONEサブミッショングラップリング世界女子アトム級(※52.2キロ)選手権試合/10分1R>
[王者] マイッサ・バストス(ブラジル)
[挑戦者]ダニエル・ケリー(米国)

<フライ級(※61.2キロ)/5分3R>
リース・マクラーレン(豪州)
ジャレッド・ブルックス(米国)

<ムエタイ・フライ級/3分3R>
デニス・ピューリック(ボスニアヘルツェゴビナ)
エリアス・マムーディ(アルジェリア)

<フライ級(※61.2キロ)/5分3R>
若松佑弥(日本)
ギルバート・ナカタニ(米国)

<ムエタイ・フライ級/3分3R>
ナックロック・フェアテックス(タイ)
ゴントーラニー・ソー・ソンマイ(タイ)

<フェザー級(※70.3キロ)/5分3R>
シャミル・ガフロフ(ロシア)
ハリル・アミール(トルコ)

<サブミッショングラップリング世界ライト級(※77.1キロ)/10分1R>
青木真也(日本)
コール・アバテ(米国)

<キック・ストロー級/3分3R>
ジョン・ディベラ(カナダ)
ルイ・ボテーリョ(ポルトガル)

<ムエタイ・ストロー級/3分3R>
トンプーン・PK・センチャイ(タイ)
ダニエル・ウィリアムス(豪州)

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【RIZIN DECADE】堀口恭司がズールーと防衛戦。サトシ×ケラモフのライト級王座戦など7試合が決定

【写真】まさに真打ち登場。堀口がRIZINにいることでフライ級が加速する (C)RIZIN FF

5日(木)都内にて、大晦日にさいたまスーパーアリーナで開催されるRIZIN DECADEの追加対戦カード発表記者会見が行われた。
Text by Takumi Nakamura

すでに鈴木千裕×クレベル・コイケのRIZINフェザー級タイトルマッチ、久保優太×ラジャブアリ・シェイドゥラエフ、YA-MAN×カルシャガ・ダウトベックなど6試合が発表されていた今大会。3日(火)のライアン・ガルシア×安保瑠輝也の会見時に神龍誠×ホセ・トーレスが追加発表され、この日の会見ではタイトル戦を含む以下の7試合が発表された。


ライト級タイトルマッチ:ホベルト・サトシ・ソウザ×ヴガール・ケラモフ
フライ級タイトルマッチ:堀口恭司×エンカジムーロ・ズールー
バンタム級次期挑戦者決定戦:元谷友貴×秋元強真
女子スーパーアトム級:伊澤星花×ルシア・アプデルガリム
フェザー級:武田光司×新居すぐる
バンタム級:大雅×梅野源治
RIZIN甲子園決勝:横内三旺×斉藤健心

6月のRIZIN47でセルジオ・ペティスにリベンジを果たし、今後の去就が注目されていた堀口が大晦日RIZINに参戦。今回は自身が保持するフライ級王座をかけて、TUF(シーズン24)経験者でEFCでフライ級・バンタム級を2階級制覇しているズールーと対戦する。

TUFでは扇久保博正とも対戦しているズールーは9月のRIZIN48で日本初登場。新井丈を鋭い蹴りからのパンチでレフェリーストップに追い込み、RIZIN2戦目にしてタイトル挑戦のチャンスを掴んだ。前回11月のRIZIN LANDMARK10inNAGOYAでは堀口包囲網としてフライ級で4試合が組まれ、今大会では59キロ契約ながら神龍と元UFCファイターにしてTitan FC&Brave FCでベルトを巻いたトーレスの試合も組まれている。堀口がRIZINでの戦いを選んだことで、来年2025年のフライ級の更なる盛り上がりが想像できる――そんな大晦日決戦だ。

9月に約2年5カ月ぶりの防衛戦でルイス・グスタボに秒殺KO勝利したライト級王者サトシには、前フェザー級王者のケラモフが階級を上げて挑む。RIZINでは11月に摩嶋一整を秒殺KO勝利しているケラモフだが、RIZINで戦った8試合はすべてフェザー級。ライト級は未知数で、ケラモフが階級を上げてどんなパフォーマンスを見せるかに注目したい。

バンタム級王者・井上直樹は怪我で大晦日出場が見送りとなり、次期挑戦者筆頭の元谷友貴と超新星・秋元強真の間で挑戦者決定戦が行われる。女子スーパーアトム級王者の伊澤星花はRENAとの防衛戦が計画されていたが、RENAが怪我のため正式決定には至らず。キックボクサーとしてぱんちゃん璃奈やNA☆NAとも対戦しているアプデルガリムとのワンマッチに臨む。

11月のビクター・コレスニック戦がコレスニックの欠場で中止となった武田は新居と生き残りをかけたサバイバルマッチ、K-1・RISEでベルトを巻いた大雅と元ラジャダムナン王者・梅野がともにMMAデビュー戦で対戦という異色カードも組まれている。

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【RIZIN】伊澤星花、RENAとの“大晦日対決”は消滅し苦言「いつも逃げちゃう」ぱんちゃん璃奈に黒星をつけたアプデルガリムと対戦へ『RIZIN DECADE』追加対戦カード発表記者会見

#伊澤星花 #RENA #RIZIN #格闘技

ホベルト・サトシ・ソウザ、武田光司、新居すぐる、伊澤星花、大雅、梅野源治、堀口恭司(Zoom参加)、秋元強真、元谷友貴、榊原信行CEOが5日、『RIZIN DECADE』追加対戦カード発表記者会見に登場。大会への意気込みを語った。

RIZINオフィシャルサイト
https://jp.rizinff.com/

(オススメ動画)
🎬【RIZIN】元谷友貴、秋元強真との“挑戦者決定戦”に「いいと思いました」と笑顔 注目の新星へリスペクト示す『RIZIN DECADE』追加対戦カード発表記者会見

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RIZIN.49:サトシ vs. ケラモフ、堀口 vs. ズールー他、MMA6カード発表。元谷 vs. 秋元で次期挑戦者決定戦。大雅と梅野がMMAデビュー戦で対戦。

RIZINライト級(71.0kg)タイトルマッチ 5分3R
ホベルト・サトシ・ソウザ(ボンサイ柔術/王者)
ヴガール・ケラモフ(アゼルバイジャン/挑戦者)

9月にルイス・グスタボと防衛戦をしたばかりのサトシ。相手がいないと思っていたが、まさかのフェザー級のケラモフに。ケラモフはライトに上げるのではなく、フェザーのタイトル挑戦が回ってこないので、2階級で王座を狙うとのこと。ムサエフでいいと思うが、契約上出られないのか?唐突感が否めないマッチメイク。

RIZINフライ級(57.0kg)タイトルマッチ 5分3R
堀口恭司アメリカン・トップチーム/王者)
エンカジムーロ・ズールー(南アフリカ/挑戦者)

「大晦日に全王者が防衛戦」と言われて、サトシと並んで相手が想像出来なかったのが堀口。相手は今年RIZINデビュー戦で新井丈をKOしたズールーに。同じくデビュー戦で勝利したアリベク・ガジャマトフも候補だったとのこと。いずれにしても、無理に大晦日に組まなくても、もう一戦挟んで実力を認知させてからの挑戦が見たかった。

RIZINバンタム級(61.0kg)王座次期挑戦者決定戦 5分3R
元谷友貴アメリカン・トップチーム
秋元強真(JAPAN TOP TEAM)

9月にRIZINデビューしたばかりの秋元がもう挑戦者決定戦。18歳でキャリア自体浅いため、タイトルに挑戦するならもっといろいろなタイプの選手に勝てることを証明する必要があると思った。元谷に勝ったとしても、元谷が勝った太田に勝てるかどうか疑問だし、外国人相手にどれだけやれるかも見たかった。元谷にしても、太田に勝った実績は大きいが、その前はDEEPで格下の平松にKO寸前まで追い込まれてからの勝利で、その前はヴィンス・モラレスに判定負け。モラレスがUFCと契約したので仕方がないが、牛久・将光・太田あたりはいずれも今年負けていて難しいか。キム・スーチョルは年末のROAD FCに出場、セルジオ・ペティスなどBellatorの選手を連れてくるのも難しい模様。

王者井上は怪我のため大晦日は回避とのこと。

RIZINスーパーアトム級(49.0kg)5分3R
伊澤星花(Roys GYM/JAPAN TOP TEAM)
ルシア・アプデルガリム(アルゼンチン)

当初は伊澤 vs. RENAだったが、RENAだったが、が負傷により出場できず。5月の巌流島でぱんちゃん璃奈に勝利(キックルール)したアプデルガリムとの対戦に。アプデルガリムはKNOCKOUTで再来日したが判定負け、さらにK-1ブラジル大会でも判定負け。MMAのキャリアはあるものの、2勝3敗で、さすがにこの相手ではタイトル戦にはできないし、女子スーパーアトム級の試合を組んでこなかったのがここに来て響いている。脈絡も準備期間もなく浜崎朱加との試合がタイトル戦で組まれるよりは、無難にノンタイトル戦で良かったか。

RIZINフェザー級(66.0kg)5分3R
武田光司(フリー)
新居すぐる(HI ROLLERS ENTERTAINMENT)

武田は6月のフェザー級2戦目でシェイドゥラエフに1R一本負け。11月にビクター・コレスニック戦が組まれていたが、コレスニックの欠場で試合が流れていた。

新居は昨年の大晦日は弥益ドミネーター聡志と対戦しKO勝ち、7月の超RIZINでは摩嶋と対戦し一本負けと、大舞台への抜擢が続いている。

RIZINバンタム級(61.0kg)5分3R ※MMA
大雅(TRY HARD GYM/リバーサル横浜グランドスラム
梅野源治(PHOENIX

キックボクサーのMMAデビュー戦同士での対戦。デビュー戦でなくても、RIZINはキックボクサーから転向した選手同士を当てがち。RIZINに出るレベルのベテランMMAファイターが相手では勝負にならないから仕方ないのかもしれないが、この試合ではMMAへの適応状況を判断するのは難しい。とはいえ、この試合の勝敗で次に与えられるチャンスの大きさが変わってくるだろう。

RIZIN甲子園決勝戦(61.0kg)5分2R
横内三旺(フォーランバス)
斉藤健心カルペディエム横浜)

当初より発表されていたRIZIN甲子園の決勝戦