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45 MMA MMAPLANET o PFL PFL2024#07 ティム・ジョンソン デニス・ゴルソフ

【PFL2024#07】ゴルソフが初回にジョンソンをパウンドアウト。ヘビー級決勝はロシア対決に

<ヘビー級準決勝/5分3R>
デニス・ゴルソフ(ロシア)
Def.1R2分26秒 by TKO
ティム・ジョンソン(米国)

サウスポーのジョンソンが、パンチから一気に組みに行った。ケージに押し込まれたゴルソフが離れる。ゴルソフが左ジャブを突き、ジョンソンが組んで来るとボディへのヒザ蹴りで迎え撃つ。ケージ際でボディロックからグラウンドに持ち込んだゴルソフは、ハーフガードのジョンソンをパウンドで削る。さらにマウントを奪取したゴルソフは、パウンドと鉄槌でレフェリーストップを呼び込んだ。

これでヘビー級トーナメント決勝はゴルソフ×ポポフのロシア対決に。試合後、ケージでは両者によるフェイスオフが行われた。


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45 MMA MMAPLANET o PFL PFL2024#07   ジェナ・ビショップ タイラ・サントス ダコタ・ディチェバ

【PFL2024#07】ビショップにTDを奪われるも、ディチェバがヒザ蹴り&三日月で倒し決勝進出

<女子フライ級準決勝/5分3R>
ダコタ・ディチェバ(英国)
Def.1R3分54秒 by TKO
ジェナ・ビショップ(米国)

サウスポーのビショップに対し、ディチェバがプレスを掛ける。前手を伸ばすビショップが左ストレートを見せた。ディチェバも右ストレート、右三日月蹴りを繰り出した。ビショップが一気に距離を詰めると、ディチェバは下がってサウスポーへのスイッチも見せる。ビショップがパンチを振りながら飛び込み、ディチェバをケージに追い込みダブルレッグから両足をすくい上げて背中を着かせた。ディチェバはケージ際でガードに戻す。足を上げて三角をセットアップか。しかしケージに背中を着けて立ち上がり、左腕を差し上げてビショップをケージに押し込んだ。

ビショップがワキをくぐって切り返し、さらにバックに回った。ここはディチェバが離れて、打撃の圧力でビショップにケージを背負わせる。ケージ中央で首相撲からヒザ蹴りをボディに突き刺すディチェバ。続けて顔面に右ヒザを突き上げると、ここでビショップが倒れるもレフェリーはストップせず。スタンドの戦いを促したディチェバが、立ち上がったビショップに右三日月蹴りからラッシュをかける。ビショップがダウンすると、遂にレフェリーが試合を止めた。

試合後、ディチェバは「ジェナを含めて皆、色んなことを言っていたけど──見ての通りよ。ファイナル? 退屈な判定決着にはさせないわ」と語り、決勝で対戦するタイラ・サントスとのフェイスオフが行われた。


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45 MMA MMAPLANET o PFL PFL2024#07 オレッグ・ポポフ キック リントン・ヴァッセル

【PFL2024#07】ヴァッセルを削りまくったポポフがフルマークの判定勝ちでヘビー級決勝に進出

<ヘビー級準決勝/5分3R>
オレッグ・ポポフ(ロシア)
Def.3-0:30-27.30-27.30-27.
リントン・ヴァッセル(英国)

左ジャブを伸ばすヴァッセルに、ポポフが左右のローを蹴る。さらにヴァッセルの右ストレートに対し、ポポフが左フックでグラつかせた。ケージ中央でポポフがダブルレッグで背中を着かせる。すぐに右腕を差し上げて上半身を起こしたヴァッセルだが、しっかりと押さえこまれてしまう。ダブルアンダーフックから立ち上がったヴァッセルがポポフをケージに押し込んだ。ポポフが左腕を差し上げて切り返す。

押し返したヴァッセルをポポフが内股で投げた。ここも立ち上がったヴァッセルだが、やはり組み潰されてしまう。ヴァッセルがバックを狙うと、ポポフが前に振り落として自身がバックに回る。立ち上がったヴァッセルをシングルレッグでグラウンドに引き戻したポポフが、パンチを受けながらもケージに押し込み続ける。そのままポポフが優位なポジションで初回を終えた。

2R、ポポフの左ジャブでヴァッセルの動きが一瞬止まる。初回にスタミナを使ったか、ヴァッセルの動きが落ちる。プレスをかけてケージを背負わせるも、ポポフがシングルレッグでグラウンドに持ち込んだ。サイドバックからパンチで削るポポフに対し、ヴァッセルも完全なコントロールを許さない。倒すポポフ、立ち上がるヴァッセルという展開が続く中、ポポフにも決め手がない。残り2分でポポフがパンチで削りながらトップをキープする。またも立ち上がるヴァッセル、グラウンドに戻すポポフ——という展開に会場からはブーイングが飛んだ。

最終回、ポポフが左ジャブから右カーフキックに繋げる。ヴァッセルもプレスをかけるが、動きは戻っていない。ポポフがダブルレッグで飛び込み、ケージ際で倒した。ハーフガードのヴァッセルをボディロックで抑え込むポポフ。ここはしっかりとバックコントロールからポジションをキープする。2Rよりも完全にコントロールするポポフに向けて、会場からはブーイングが聞かれる。そのままポポフがトップキープで試合を終えた。

裁定はジャッジ3者ともポポフにフルマークをつけ、ポポフがトーナメント決勝に進出した。


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45 MMA MMAPLANET o PFL PFL2024#07 キック タイラ・サントス リズ・カモーシェ

【PFL2024#07】計量失敗のカモーシェ、ジャッジ3者とも28-29で敗れ──タイラ・サントスが決勝進出

<女子フライ級準決勝127ポンド契約/5分3R>
タイラ・サントス(ブラジル)
Def.3-0:29-28.29-28.29-28
リズ・カモーシェ(米国)

計量失敗で──カモーシェは1Pを失った状態でケージへ。ジャブに、ローを合わせるサントス。さらにロングには、左フックを被せていく。サウスポーのカモーシェはインローで揺さぶり、右足でフックキックを繰り出す。サントスもインローを蹴るが、カモーシェはワンツーからシングルレッグへ。ヒザをついた状態から腰を上げたカモーシェが、ダブルにスイッチして一瞬持ち上げる。耐えたサントスに対し、頭を外側に出してシングルを仕掛けたカモーシェは、再びだダブルへ。逆側に頭を突っ込んだカモーシェに対し、サントスはその頭を抱えていく。

カモーシェはボディロックに切り替えるが、体を入れ替えたサントスが小外刈りでテイクダウンを決める。USAチャントのなか、サントスは腕十字を外しスクランブル狙いのカモーシェからバックを奪う。絞めを狙いつつ、殴ったサントスは腕を入れ替えボディトライアングルからRNCをセットするも、時間に阻まれた。

2R、初回を落とし2Pを追う形となったカモーシェは右ジャブ&右カーフを蹴る。さらに左インローを蹴るが、サントスは余裕を持って戦えるようになっているか。インローで姿勢を乱しながら、サントスはジャブを2発伸ばす。カーフでも体が回ったサントスだが、ワンツーを2度クリーンに決めカモーシェも頭が後方に持っていかれる。そのまま組んだサントスはのボディロックテイクダウンに対し、カモーシェは小手投げを狙う。

耐えたサントスが組み直すが、カモーシェが押し返して小外刈りでテイクダウンに成功する。サイドで抑えたカモーシェは、しっかいと抑えて左で殴り──最後の5分に賭けることとなった。

最終回開始直後にダッシュで詰め寄り、ダブルレッグを決めたカモーシェ。マウント狙いもサントスはケージを蹴ってスクランブルに持ち込む。カモーシェはケージにサントスを詰めてボディロックも、時間を使ってしまっている。ラウンドも半分が過ぎ、フックを振るって離れたカモーシェが左右のローを蹴る。右ローにカウンターを合わせるサントスは、遠い距離から強振するカモーシェに、逆に右ストレートをヒットさせる。

カモーシェは右フックで飛び込んでシングルレッグへ。スプロールしたサントスは、背中にn乗って左足を抱えて潰しに掛かる。カモーシェはドライブして、立ち上がるとリフトしてスラムも時間となった。

結果、ジャッジ3者とも29-28でサントスが決勝進出を決めた。


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【PFL2024#07】プレーオフ開幕!! 女子フライ級準決勝はカモーシェ✖サントス&ディチェバ×ビショップ

【写真】決勝に残るのは── (C)PFL

2 日(金・現地時間)テネシー州ナッシュビルのナッシュビル・ミュニシパル・オーデトリアムでPFL2024#07が開催される。レギュラーシーズンを終え、今大会からプレーオフが開始されヘビー級と女子フライ級の準決勝が4試合組まれた。
Text by Manabu Takashima

レギュラーシーズンのランクから1位と4位、2位と3位が戦うセミファイナルはヘビー級がデニス・ゴルソフ×ティム・ジョンソン、オレッグ・ポポフ×リントン・ヴァッセルの2試合。女子フライ級はダコタ・ディチェバ×ジェナ・ビショップ、タイラ・サントス×リズ・カモーシェという顔合わせとなっている。


女子フライ級を実力で引っ張ってきたのは、間違いなくカモーシェだ。初戦はジュリアナ・ヴェラスケス、2戦目は渡辺華奈との激闘の末、腕十字で下し準決勝進出を決めた。対するUFCからPFL転じたサントスは初戦でデニス・キルホンツの代役イララ・ジョアニをRCNで一蹴してクイックシックス獲得も、2戦目ではビショップにスプリット判定と僅差で勝利をモノにしている。

一方、メディアデーでカモーシェ、サントス共に対戦相手よりもディチェバに関する質問の方が多かったように、レギュラーシーズンで常に話題の中心にいたのはディチェバであることは間違いない。同時にメディアやファイターからも彼女がプロテクトされている声は絶えることなく聞かれたが、ケージのなかでのパフォーマンスは圧巻。見事なボディショットを決めてリサ・マールディン&チェルシー・ハケットを倒し、その力強さでプロテクトされなくても強いのではないか──という風に見方を変えさせてきたのも事実だ。

そんなディチェバへの評価がカモーシェとサントスで割れたのも印象深い。ここは自分たスプリットだったビショップ押しのサントス、そしてディチェバのバリューを決勝で奪い取るというカモーシェの思惑が見え隠れする。

いずれにせよ、今週末の試合が事実上の決勝戦という意識を両者が持つなか、シーズンと違ってプレーオフはボーナスポイントがないという一面を忘れてはならない。シーズン中は多少のミスがあっても、アグレッシブに攻め合うために攻撃的な面がより重要だった。ただし、ボーナスポイントがないフィールドでは、ミスを少なくして戦うことは欠かせない。レギュラーシーズンの2試合と違い、ミスをチャラにする場面は準決勝では少なくなることは間違いない。

勝てば官軍のトーナメント戦だけに、攻めと防御のバランスが過去2試合とは違ってくる中で、Bellatorで戦うようになり、常にアグレッシブに戦った来たカモーシェの気持ちが、攻撃だけでなく防御面でも強度を上げることができるのか。この辺りがキーポイントになりそうだ。

もう一つの準決勝=ディチェバ×ビショップ戦の行方を占うと、如何にビショップがディチェバに組みついてテイクダウンを奪えるのか。これまでのようなスラッピーな打撃で踏込み、勢いで制するというやり方は厳禁──頭が下がり、腹が守れない組みのセットアップでは、ディチェバの標的になるだけだ。

組みつくタイミングをしっかり見極めることができるだけ、ディチェバとの打撃に対する防御&耐久力があるのか。また組んで、すぐに自分の形に持ち込みテイクダウンを奪えるのか。倒した後のコントロールと同様に、この2つの局面はディチェバの総合力が問われる。そんな準決勝となろう。

以下、メディアデーでカモーシェ、サントス、ディチェバでのコメントだ(※要約)。

リズ・カモーシェ
「カナとの試合は寝技でのポジションを凄く考えた。彼女の形でスタンドで戻ると柔道の投げ技で頭から落とされるから。

まずはタイラに勝つこと。それが今のゴール。正直なところ、タイラはこのシーズンでトップの動きをしてきた。私と彼女は別々のブラケットに入るべきだった。彼女との試合こそ本当の意味でタイトルファイトであり、もっとも困難が伴う戦いになるはず。

ダコタはこれまでキャリアの少ない相手と戦ってきたけど、今回の準決勝でようやく同じような戦績の選手と戦う経験をすることになった。でも最終的には彼女は私と戦うことになるでしょうね」

タイラ・サントス
「スタイル的にも良い試合になると思うけど、フィニッシュして勝てる。チャンピオンに近づいてることは夢が現実になりつつある。今年は2試合をして、その間の練習というコンビネーションで成長することができた。

PFLではしっかりと選手をプロモートをしてくれている。以前に属していた場所では、そういうことはなかった。でも、それがプロモーターのやるべきことで、ファイターは戦うことが仕事だから。

もう一つの準決勝ではジェナが勝つだろうけど、私はダコタと戦いたい」

ダコタ・ディチェバ
「毎試合同じだけど、試合のたびに成長をしてファンが喜ぶパフォーマンスで魅せることが大切。

ハイライトリール・フィニッシュを狙うわ」

■視聴方法(予定)
8月3日(土)
午前6時45分~U-NEXT

■ PFL2024#07対戦カード

<ヘビー級準決勝/5分3R>
デニス・ゴルソフ(ロシア)
ティム・ジョンソン(米国)

<女子フライ級準決勝/5分3R>
ダコタ・ディチェバ(英国)
ジェナ・ビショップ(米国)

<ヘビー級準決勝/5分3R>
オレッグ・ポポフ(ロシア)
リントン・ヴァッセル(英国)

<女子フライ級準決勝/5分3R>
タイラ・サントス(ブラジル)
リズ・カモーシェ(米国)

<ヘビー級/5分3R>
タイレル・フォーチュン(米国)
セルゲイ・ビロシチェニ(ロシア)

<フェザー級/5分3R>
アレクセイ・パーガンデ(米国)
ダニエル・ボーハル(米国)

<フェザー級/5分3R>
コディ・ロウ(米国)
ザッカリー・ヒックス(米国)

<ライト級/5分3R>
セルヒオ・コシオ(メキシコ)
デドレック・サンダース(米国)

<ウェルター級/5分3R>
ジャリール・ルイス(米国)
アンソニー・アイビー(米国)

<ウェルター戦/5分3R>
ケヴィン・ピース(米国)
ニック・メック(米国)

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