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45 MMA MMAPLANET o PFL PFL2024#06 Report ジャスティン・ゴンザレス ブレンダン・ラウネーン ブログ

【PFL2024#06】ラウネーンがゴンザレスの額を右ヒザで切り裂きTKO勝利。プレーオフ準決勝はカマカ戦に

<フェザー級/5分3R>
ブレンダン・ラウネーン(英国)
Def.2R3分34秒 by TKO
ジャスティン・ゴンザレス(米国)

ラウネーンが開始早々、プレスを掛けていく。ゴンザレスは左右ストレートを返してサークリングへ。ゴンザレスにケージを背負わせたラウネーンは右前蹴り、右スピニングバックキックを見せた。手数が少ないゴンザレスだが、ケージ際から飛び出して右を当てた。ラウネーンは右バックキックからゴンザレスをケージ際に追いこみ、相手が出て来ると右ショートをカウンターで合わせた。

ゴンザレスの左ジャブに対し、ラウネーンがインから右を突き刺す。マットに手を着いたゴンザレスの顔面に、さらにラウネーンの右が届く。打ち終わりのタイミングを完全に掴んだか、ラウネーンも手数が減ったものの左ジャブでゴンザレスで追い込んでいく。ここでラウネーンの右カーフが効いたか、ゴンザレスがサウスポーにスイッチした。

ゴンザレスがクイックシックスを決められなかったため、ここでカマカのプレーオフ進出が決定した。

2R、いきなりラウネーンが距離を詰める。ゴンザレスは足を使ってケージ際を脱し、パンチを振るう。左ジャブの突き合いから、ラウネーンの右カーフを受けたゴンザレスがバランスを崩した。ゴンザレスがシングルレッグで組みつき、ドライブからダブルレッグに切り替えた。ラウネーンはケージに押し込まれながら右腕を差し上げ、ゴンザレスが離れた。ラウネーンの右がゴンザレスのボディに伸びる。ゴンザレスのニータップに右ローを合わせるラウネーン。ゴンザレスも至近距離でパンチを振るうが、ラウネーンに致命的な打撃を与えられない。

ゴンザレスがオーソドックスにスイッチすると、ラウネーンが左カーフを当てた。さらにゴンザレスがシングルレッグに入ろうとしたところに、ラウネーンが右ヒザを合わせた。この一撃でゴンザレスの額がパックリと割れた。直後はオンゲームであったものの、両者が離れたところでレフェリーが割って入った。ドクターは傷を見た直後に首を横に振り、ここで試合終了となった。

ラウネーンがファブファイブを決め、合計11pでプレーオフに進出。プレーオフ準決勝はラウネーン×カマカ、ブラガ×カイズリエフに決定した。


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MMA MMAPLANET o PFL PFL2024#06 ルカ・ポクリ ローガン・ストーリー

【PFL2024#06】ストーリーがポクリをグラウンド戦で撃破。レギュラーシーズン敗退も会場を沸かせる

<ウェルター級/5分3R>
ローガン・ストーリー(米国)
Def.3-0:30-27.29-28.29-28
ルカ・ポクリ(モルドバ)

ストーリーがジャブ・右ストレートで前に出る。ポクリも距離を取ってジャブを突くが、ストーリーがダブルレッグで飛び込んでテイクダウンを奪う。ストーリーは肩固めを狙いつつパスガードを仕掛ける。ポクリはその動きに合わせてストーリーの身体を後方に返すようにしてポジションを入れ替えてバックへ。

今度はポクリがRNCを狙うが、ストーリーも正対してトップポジションを奪い返す。サイドに出たストーリーだったが、自らハーフガードに戻ってトップキープに専念する。ストーリーは再び肩固めを仕掛けるが、ここもポクリがブリッジでポジションを返して、亀になるストーリーをがぶる。ポクリがバックからマウントに移行すると、ストーリーがポジションを返してポクリをケージに押し込む。

2R、ポクリがジャブとワンツー。ストーリーがダブルレッグでテイクダウンし、肩固めを狙いながらパスガードを仕掛ける。ポクリは1Rと同じように脱出を試みるが、ここはストーリーがポクリの動きに対応してトップキープを続ける。この攻防が続き、ストーリーはヴァンフルーチョークも狙う。

3R、ポクリが左ミドルと三日月蹴り、右カーフを蹴る。ストーリーは右のパンチを振って組みつく。右脇を差してケージに押し込むストーリーは足をかけてポクリのバランスを崩してテイクダウンを狙う。ここでポクリがブルドックチョークへ。

ストーリーは頭を抜いてバックにつき、亀になるポクリにパンチを入れる。ポクリが引き込み気味にグラウンドで下になり、ストーリーは一気にパンチを連打。一度は亀に戻ったポクリだが、最終的にストーリーがハーフガードでトップキープする。パンチを落としながらマウントに移行してパンチを連打。この状態で試合終了となった。3P獲得もレギュラーシーズン敗退となったストーリーだが、ポクリとのハイレベルなグラウンドゲームで会場を沸かせた。

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45 MMA MMAPLANET o PFL PFL2024#06 ブレナン・ワード

【PFL2024#06】無敗ウマラトフがアナコンダを極めてクイックシックス! ワードは現役引退を発表

<ウェルター級/5分3R>
マゴメド・ウマラトフ(ロシア)
Def.1R3分43秒 by アナコンダチョーク
ブレナン・ワード(米国)

ケージ中央で向かい合う両者、ウマラトフが左ミドルを見せると、ワードはプレスをかけてケージを背負わせる。ワードの左ジャブにウマラトフが右を被せた。さらに左フックをカウンターで合わせていくウマラトフ。ワードも左ジャブをダブルで突いた。右ストレートからアンクルピックを狙ったワードだが、ここは倒せず。

ケージを背負ったウマラトフが打ち合いからボディロックで組みつき、グラウンドに持ち込んだ。ハーフからガードに戻したワードだが、ウマラトフがバックコントロールへ。ワードが何かを主張しているようだが試合は継続される。バックからワードを崩しつつ、左ヒザを顔面に突き刺すウマラトフ。ボディロックからグラウンドに引きずりこみ、ワードに背中を着かせた。スクランブルに持ち込むワードに、ギロチンからスイープしながらアナコンダに移行したウマラトフがクイックシックスとなった。

試合後、インタビューが勝者ウマラトフではなく敗者のワードにマイクを向けると、ワードは現役引退をアナウンスした。対して、これで16戦無敗のレコードとなったウマラトフは、合計9pでプレーオフ進出を決めた。


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MMA PFL PFL2024#06 Report ガブリエル・ブラガ バッバ・ジェンキンス ブログ

【PFL2024#06】体重超過のブラガが右腕負傷のジェンキンスにTKO勝利。プレーオフ進出を決める

<150.6ポンド契約/5分3R>
ガブリエル・ブラガ(ブラジル)
Def.2R1分48秒 by TKO
バッバ・ジェンキンス(米国)

ブラガは計量失敗のため、勝ち点からマイナス1のペナルティが与えられる。お互いにサウスポー、左のローを蹴り合う。ジェンキンスがシングルレッグから組み付いて、ブラガをケージまで押し込む。ブラガの右足を持つ形となり、サイドに振って寝かせようとする。

ここからジェンキンスは両差しで組んで持ち上げるようにしてテイクダウンを狙い、ダブルレッグでケージまで押し込む。ブラガはケージに体を預け、ジェンキンスの頭を押してディフェンスする。ジェンキンスがブラガの立ち際にバックについたところでラウンド終了となる。

2R、ジェンキンスが左ハイと左ミドル。ブラガは右ストレートを返して前に出ていく。ジェンキンスのダブルレッグを切ると、ワンツーと左のカーフキック。ブラガが構えをスイッチしながら前に出ていくと、ジェンキンスはダブルレッグに入る。

ブラガが足を抜いて距離を取ると、ジェンキンスは右腕を押さえて立ち上がる。そこにブラガがパンチをまとめたところでレフェリーが試合をストップした。この勝利でブラガは5Pを獲得し、プレーオフ進出を決めた。

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45 MMA MMAPLANET o PFL PFL2024#06 キック シャミル・ムサエフ

【PFL2024#06】ムサエフが左フックでラマザノフを豪快KO。無敗対決を制して合計10P獲得

<ウェルター級/5分3R>
シャミル・ムサエフ(ロシア)
Def.2R1分51秒 by KO
ムラッド・ラマザノフ(ロシア)

17勝1分のムサエフ×12勝1NCのラマザノフという無敗対決。ラマザノフが右ロー、ジャブを伸ばしてシングルレッグに入る。そのままケージに押し込むと右腕を差して四つ組の攻防になる。ムサエフも右腕を差し返し、頭を入れて距離を取る。試合がスタンドに戻るとムサエルが右ロー、ラマザノフは再びパンチを見せてシングルレッグへ。ムサエフはここもケージに体を預けてテイクダウンを許さない。

ムサエフはスピニングバックキックを放ち、ラマザノフも右ローを蹴る。残り2分のところで、ラマザノフが3度目のシングルレッグに入る。両差しをとったラマザノフだが、ムサエルもすぐに腕を差し返してケージ中央でラマザノフか離れる。ムサエフが右ストレートから返しの左フック。ラマザノフの組みを切って右ロー、左フックで飛び込む。終盤、ムサエフがスピニングバックキックを2連続で繰り出した。

2R、ラマザノフが前に出てシングルレッグで組みつく。ムサエフが足を抜いてディフェンスするが、ラマザノフが再びシングルレッグから組み付いて、ムサエフに尻餅をつかせる。ムサエフがケージに体を預けて立ち上がると四つの攻防から離れる。じわじわと前に出るムサエフが右ストレートから返しの左フック。この一撃でダウンを奪うと、そのままパンチをまとめて豪快なKO勝利を収めた。これでムサエフは勝ち点5を獲得し、トータル10点とした。


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45 MMA MMAPLANET o PFL PFL2024#06 ペドロ・カルバーリョ ボクシング

【PFL2024#06】ボクシング&壁レスで優位のカマカ3世が判定勝ちで6Pに。カルバーリョは2敗で、終幕

<フェザー級/5分3R>
カイ・カマカ3世(米国)
Def.3-0:30-27.29-28.29-28
ペドロ・カルバーリョ(ポルトガル)

序盤、様子見のなかにも倒す意志が感じられる打撃戦のなかで、カマカが右を伸ばす。右ローから左の蹴りを見せようとしたカルバーリョは、そのローに右を合わさせる。蹴り足を掴むシーンもあったカマカだが、組みにはいかない。カルバーリョは首相撲にボディを打ちは、離れてからは蹴りからパンチのコンビを狙う。カマカのテンカオは距離が合わず、右ミドルハイを繰り出す。リードアッパーから右と鋭いコンビを見せたカマカはボディから顔面という連係を近距離で効果的に使う。

カルバーリョは左ミドルを決めたが、右を2発被弾する。残り10秒を切り、ボディから顔面──そしてミドルを入れたカマカが初回をリードした。

2R、ジャブから前に出るカルバーリョだが、そこにカマカが右を当てていく。カルバーリョはガードの上からハイを蹴るも、直後にカマカがワンツーを打ち返し、右を入れて組みへ。バックに回ったカマカは後方からヒザをワキ腹や太腿に入れる。シングルレッグで浮かしたカマカは、足をフックできずカルバーリョが離れる。

ここで蹴りに右を合わせたカマカが、右ボディを決める。カルバーリョも左と蹴りのコンビを見せ、左ミドルを決める。カマカは右ミドルを返すが、右を被弾する。首相撲もケージに押し込まれたカマカが、体を入れ替えてバックコントロールへ。正対したカルバーリョのギロチンは不完全で、ここも背中に回ったカマカが後方から殴って時間を迎えた。

最終回、ミドルを蹴りあった両者、カマカが右ストレートをヒットさせる。さらにカルバーリョのパンチ後に左フックを入れ、ミドルを効かせる。動きが落ちたカルバーリョはジャブを被弾し、果敢に拳を振るいシングルレッグへ。切ったカマカは、続くレベルチェンジでバックを許す。前方に崩しつつ、正対したカルバーリョはここでダブルレッグを切られ逆にバックを取られてしまう、

カマカはスイッチを察知するが、離れたカルバーリョが初めてダブルレッグで尻もちをつかせる。半身から立ち上がったカマカは、ギロチンの頭を抜いて離れて右フックを入れる。カルバーリョは左ローに右を当てる。バランスを崩したカマカは、ガードを取ってタイムアップまで下になった。

3-0 の判定勝ちを手にしたカマカは2勝0敗の6Pで暫定3位に。カルバーリョは2敗で敗退が確定した。


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45 MMA MMAPLANET o PFL PFL2024#06 アンドレイ・コレシュコフ キック ゴイチ・ヤマウチ

【PFL2024#06】コレシュコフが右ストレート&パウンドで追い込み、ゴイチのプレーオフ進出を阻む

<ウェルター級/5分3R>
アンドレイ・コレシュコフ(ロシア)
Def.3-0:29-27.29-27.29-28.
ゴイチ・ヤマウチ(ブラジル)

サウスポーのゴイチに対してコレシュコフが左手を伸ばす。ゴイチは左ミドルからスイッチし、右カーフを当ててサウスポーに戻す。ゴイチが右ミドルをキャッチすると、コレシュコフの右ストレートがゴイチの顔面を捉えた。ダウンしたゴイチはすぐに立ち上がる。右ジャブから展開をつくり、ボディロックで組みついたゴイチがバックコントロールへ。右足を差し入れてポジションをキープするゴイチに対し、場内からはブーイングが飛ぶ。

ゴイチは差し入れる足を左足に切り替え、コレシュコフを崩していく。一瞬バックマウントで乗りかけたが、ここはコレシュコフが耐える。するとゴイチは引き倒してグラウンドに持ち込んだ。四の字フックで固めるゴイチの顔面に、コレシュコフがパンチを当てていく。ゴイチはリストコントロールでコレシュコフのパンチを止めつつ、自身もパンチで削りながら腕を首に回す。コレシュコフが体を起こしたところで右腕を回したゴイチは、絞め上げるもアゴの上で極まらず。そのままケージに背中を着けて、パンチで削り続けた。

2R、コレシュコフが右カーフから左ジャブに繋げる。ゴイチも左ジャブを返す。しかし至近距離の打ち合いはコレシュコフに分があるか。右スーパーマンパンチを当てたコレシュコフが、さらに首相撲からヒザを突き上げた。離れたゴイチだが、すぐに至近距離に戻る。

コレシュコフは右アッパーでダウンを奪うと、トップから抑えてパウンドと鉄槌の連打を浴びせる。かなりのパンチを食らったゴイチだが、コレシュコフの連打が収まると下から抱え込む。しかし体を起こしたコレシュコフが、またも右の強打を振り落としていく。ゴイチは潜りからケージキックも使い、スイープを試みるも返せず。ケージに頭を向けたゴイチにパウンドを浴びせていった。

最終回、コレシュコフが距離を詰める。右ストレートから右ヒザに繋げるコレシュコフが、さらに右ストレートを放つ。これをかわしたゴイチがボディロックからグラウンドに持ち込むも、コレシュコフがスクランブルから立ち上がった。スタンドに戻ると、打撃戦ではやはりコレシュコフが攻勢に。左ジャブでゴイチのアゴを跳ね上げると、右スピニングバックキックも見せる。

ここでゴイチが前に出て、コレシュコフにケージを背負わせると、ダブルレッグでテイクダウンに成功した。ハーフガードのコレシュコフを抑え込むゴイチは、パスしてマウントを奪取。しかしコレシュコフのディフェンスも固い。コレシュコフのブリッジに合わせて、ゴイチは右腕に十字を仕掛けたが、腕を抜いたコレシュコフのパウンド連打を浴びて試合終了となった。

裁定はユナニマスでコレシュコフの勝利に。この結果、両者とも計3pで終わりプレーオフ進出には至らなかった。


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45 MMA MMAPLANET o PFL PFL2024#06 エンリケ・バルゾラ キック チムール・カイズリエフ

【PFL2024#06】カイズリエフがバルゾラに判定勝利して16連勝。勝ち点を6に伸ばす

<フェザー級/5分3R>
チムール・カイズリエフ(ロシア)
Def.3-0:30-27.30-27.30-27
エンリケ・バルゾラ(ペルー)

バルゾラがジャブを見せながら細かくステップする。カイズリエフはそこにワンツーを見せて右の三日月蹴り、スピニングバックキックも繰り出す。さらにカイズリエフはジャブ、右フック、右カーフと手数を増やし、飛び込んでの左フックを当てる。バルゾラもジャブと右ストレートを返し、バックステップしながら左フックを狙う。

パンチから右ハイキックにつなげるバルゾラ。カイズリエフはジャブを伸ばして関節蹴りと右カーフ。バルゾラはジャブ・左フックを打ち返す。カイズリエフはパンチから足をかけるようなテイクダウンを狙い、距離が離れるとジャブを突く。バルゾラは変わらずジャブ・左フックを見せ、カイズリエフは右のボディストレート。終盤、バルゾラが立て続けに右ストレートを放ち、ダブルレッグでテイクダウンを狙う。切ったカイズリエフは右ローを連続で蹴る。

2R、カイズリエフがプレッシャーをかけて左ハイキック。バルゾラが距離を詰めてくるところに右ストレートを打ち下ろす。バルゾラも右ハイキックを蹴って、パンチで前に出ていこうとするが、カイズリエフはジャブと右カーフを当てる。徐々にカイズリエフが前に出る時間が長くなり、バルゾラのジャブに右をかぶせ、右のヒザ蹴りから右ストレート、右カーフを当てる。

カイズリエフは右ヒザから右ストレート、テイクダウンも仕掛ける。完全にペースをつかんだカイズリエフはジャブと右カーフ、バルゾラの前進に右のカウンターを合わせつつ、バルゾラのダブルレッグを切って、そのままバックにつく。スタンドでバックコントロールしながらバルゾラの足にヒザ蹴りを入れ、バルゾラが正対すると無理せず離れた。ラウンド開始前、左目尻をカットしたバルゾラにドクターチェックが入る。

3R、カイズリエフは右カーフを蹴って、右ストレートを打ち下ろす。右の前蹴りを当ると、ダブルレッグでテイクダウンを奪い、腰をコントロールしてトップキープする。そのままバックへ回り、立ち上がるバルゾラをケージに押し込む。バルゾラが正対すると、カイズリエフは自ら離れた。試合が打撃戦になるとカイズリエフはジャブを細かく当て、パンチで前に出ていくバルゾラをバックステップでかわす。

カイズリエフはシングルレッグに入り、バルゾラをケージまで押し込むとダブルレッグに切り替えてテイクダウンに成功する。バルゾラが背中を見せて立ち上がると、カイズリエフは深追いしない。必死にパンチで前に出ていくバルゾラ。右アッパーと左フックを当て、カイズリエフのダブルレッグを切ってギロチンを狙うが極まらない。カイズリエフは無理にフィニッシュは狙わずに試合終了を迎える。試合はカイズリエフが判定勝利し、3Pを獲得。勝ち点を6に伸ばすと共に無敗記録を16とした。


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45 MMA MMAPLANET o PFL PFL2024#06 ドン・マッジ ネイマン・グレイシー

【PFL2024#06】意外にも寝技勝負に出たマッジは、ネイマンに0-3で敗退も暫定トップをキープ

<ウェルター級/5分3R>
ネイマン・グレイシー(ブラジル)
Def.3-0:30-27.30-27.30-27
ドン・マッジ(南アフリカ)

サウスポーのマッジに対し、ネイマンが右ミドルを蹴る。シングルレッグに出たネイマンが、ケージ中央でテイクダウンを決める。マッジが外ヒールを狙うが、すぐにリリースし立ち上がろうとする。ネイマンがバックを伺うと、自ら背中をつけて下になったマッジはXガードからスイープを仕掛け、スタンドに戻る。打撃の間合いでネイマンのシングルを切り、クリンチにもヒザを入れたマッジは、ケージに押し込まれても顔を刈ってシングルを防ぐ。

左腕を差してボディロックのネイマンだが、テイクダウンは奪えない。離れたマッジは右フックを入れる。ネイマンもジャブからシングル、即アンクルピックで倒してバックへ。ここも引き込むように下になったマッジは、Xガードへのエントリーを潰され抑えられる。さらに足を抜きに掛かったネイマンは、一旦立ち上がってパンチを落とす。マッジはXガードからヒールに移行すると、ネイマンがヒザ十字に取り──時間となった。

2R、右を振って前に出るネイマンが、ジャブを伸ばす。マッジは右オーバーハンドを被弾するが、左ストレートを打ち返す。前に出るマッジが左ボディを決める。ネイマンはここもシングルレッグへ。ギロチンのマッジは、頭を抜かれるとパスの圧にバタフライガードを取る。ネイマンは左足を抜き、ハーフからレッスルアップ狙いを重いポスチャーで防ぐ。ディープハーフのマッジは後方回転から、バックライドへ。ネイマンは背中を譲らず、足を抜く。ここでマッジは立ち上がって上を取り、リバーサル。殴るマッジに足関をエントリーできなかったネイマンは、鉄槌を落とされた。

最終回、左ストレートを伸ばし前に出たマッジは、右ジャブから左を決める。フィニッシュが欲しいネイマンが、クリンチへ。ヒザ蹴りから小外掛けを決めたネイマンだが、直前のヒザが急所に入っていたとブレイクが掛かり、試合はスタンドへ戻される。パンチの交換のなかでネイマンがダブルレッグから直接サイドで抑える。

反転してシングルに出たマッジに対し、潰したネイマンがバックを狙う。このタイミングでガードを取ったマッジはクローズドガードへ。潜るマッジに鉄槌、あるいは掌底を落とすネイマンだが、またもマッジは足関を仕掛ける。簡単に捌いたネイマンは、直後にシングルレッグにも対応し、スクランブルでバックへ。マッジはここでも自ら背中をつけると、バタフライガードへ。パスを許さないマッジは下のままでタイムアップを迎え、0-3で判定負けに。

ネイマンの庭というべきグラウンドに簡単になり、そこでグレイシーに決めさせなかったマッジは6Pのままで暫定1位をキープ。ネイマンは3Pで、プレイオフ進出は厳しい暫定4位となった。


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45 MMA MMAPLANET o PFL PFL2024#06 アダム・ボリッチ タイラー・ダイヤモンド ボクシング

【PFL2024#06】リザーブ戦から本戦へ。スクランブルを制したダイヤモンドがジョンズを下す

【写真】勝利したダイヤモンドには来シーズン参加の機会が欲しい(C)PFL

<フェザー級/5分3R>
タイラー・ダイヤモンド(米国)
Def.3-0:29-28.29-28.29-28.
ブレット・ジョンズ(英国)

互いにケージ中央で向かい合う。左ジャブと右ローで探りながら、ジョンズは左ボディを突き刺す。ステップバックしたジョンズがニータップでグラウンドに持ち込むも、ジョーンズがスクランブルからトップを奪う。ジョンズの首を抑えてケージ際でトップに回ったダイヤモンド。ジョンズは上半身を起こしてケージに背中を着ける。ボディロックから頭を着けていくダイヤモンドに対し、ジョンズは左足を鼠径部に置くも、ダイヤモンドがジョンズの背中下で右腕を抑え、背中を着かせた。

このクラッチは解かれたものの、ダイヤモンドは頭をおっつけてトップを維持する。ジョンズは再び背中をケージに着けて、今度は立ち上がる。しかしダイヤモンドが左腕を差し上げて押し込んでいく。ジョンズがボディロックからテイクダウンを狙うと、すぐにダイヤモンドはスクランブルへ。ジョンズがガブって腰を上げたが、ダイヤモンドが立ち上がってダーティーボクシングへと繋げた。

2R、ジョンズが距離を詰める。ダイヤモンドがパンチを繰り出すと、ジョンズはバックステップから戻して右カーフを当てる。ニータップからドライブしたジョンズは、ハイクロッチからテイクダウンを狙う。一度倒されたダイヤモンドが、すぐに立ち上がった。右腕を差し上げ、頭をおっつけているジョンズは、ボディロックでグラウンドに持ち込みバックに回る。

左足を差し入れ、首に腕を回していくジョンズ。立ち上がったダイヤモンドはケージへ。しかしジョンズがボディロックでダイヤモンドに尻もちを着かせる。スタンドに戻っても再びグラウンドに戻されたダイヤモンドは、ケージに押し付けられる。ハーフで守るダイヤモンドをパスしたジョンズはマウント→バックマウントへ。四の字フックからパンチで削っていった。

最終回、ダイヤモンドがサウスポーに構える。押し相撲の展開から離してパンチを当てたジョンズがニータップで入った。スクランブルからトップを奪ったダイヤモンドに、なおもシングルレッグで組みつくジョンズ。ダイヤモンドもスタンドに戻った。打ち合いからボディ攻めを見せたダイヤモンドがジョンズをケージに押し込む。

離れたジョンズは大外刈りでグラウンドに持ち込むも、切り返されてボトムへ。しかしZハーフからチョイ・バーの体勢に入るもダイヤモンドに防がれる。以降は何度も下から三角をセットアップするジョンズだが、ダイヤモンドにケージに押し込まれて、しっかりと形に入ることができない。ダイヤモンドは立ち上がり、背中を着けたままのジョンズにパウンドとローを当てていった。

裁定はジャッジ3者とも1ポイント差でダイヤモンドの勝利に。ダイヤモンドは負傷欠場となったアダム・ボリッチの代役としてシーズン2戦目からの出場。プレーオフ進出はならなかったものの、ダイヤモンドがしっかり1勝を得た。


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