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45 MMA MMAPLANET o PFL PFL2024#05 クレイ・コラード マス・ブーネル

【PFL2024#05】コラードがブーネルに敗れて4位通過。プレーオフ準決勝は1位プリムスと対戦へ

<ライト級/5分3R>
マス・ブーネル(デンマーク)
Def.3-0:29-28.29-28.29-28.
クレイ・コラード(米国)

コラードが左に回りながらパンチをボディに集める。ガードを固めて距離を詰めるブーネルに対し、ワンツーからボディにパンチを突き刺すが、ブーネルの右クロスがヒットする。ガードを下げてパンチを散らすコラードは、ブーネルが距離を詰めると背中を見せて下がった。ケージに詰められたコラードが、首相撲からヒザを突き上げる。しかしブーネルが左足をシングルレッグで抱え、グラウンドに持ち込んだ。背中を見せてから立ち上がったコラードが、ケージ中央に戻してボディ攻撃を続ける。ブーネルも左右フックをコラードの顔面に叩き込んだ。

打ち合いではコラードがパンチの回転で上回る。さらに右スピニングバックフィストから右ボディストレートに繋げた。ブーネルが距離を詰めてくると、コラードが左右ストレートで距離をつくる。時おりブーネルもフックでコラードのアゴを跳ね上げている。ブーネルがニータップでテイクダウンするも、コラードもすぐに立ち上がった。コラードのパンチを受けながらダブルレッグで飛び込んだブーネル。ケージ際でバックに回ると、コラードが仰向けになり下からブーネルの左腕を抱えた状態でラウンド終了のゴングが鳴った。

2R、距離を詰めてきたブーネルを、フェイントで下がらせたコラードがワンツーを浴びせる。コンビネーションで左ボディまで打ち込むコラードだが、ケージを背負わされてしまう。ブーネルはダブルレッグからすくい上げ、尻もちを着かせた。ケージに背中を着けて立ち上がることができないコラードは、さらにうつ伏せになってブーネルの左腕をキムラで抱えようとしたが、ここは抑え込まれてしまう。立ち上がるコラードをガブるブーネル。しかしコラードが離れてパンチで攻め立てる。さらにケージで右跳びヒザを当てた。

左ジャブ、右スピニングバックフィストを見せるコラードに対し、またもブーネルがダブルレッグで飛び込んだ。尻もちを着かせ、両差しを抱えたブーネルは、ボディロックからパスを狙う。亀になったコラードのバックを奪ったブーネルが左足を差し入れる。コラードは腰を上げて前に振り落とした。正対するブーネルの右足に組みついたコラードが、ケージに押し込む。ブーネルは切り返してシングルレッグへ。ヒザを着いてパンチを浴びせるコラードは、ケージ掴みの注意を受けた。ここでラウンド終了のゴングが鳴ったが、コラードはヒザを着いたまま、すぐには立ち上がれなかった。

最終回、コラードが左ジャブ、ワンツーを浴びせていく。ガードを固めるコラードのボディに左を突き刺すコラードは、さらにガードの間を右ストレートで突く。ブーネルのパンチもコラードの顔面を捉えるが、やはりコラードのボディ打ちの印象が強い。徐々にブーネルを下がらせるコラード。ブーネルが残り3分のところで、シングルレッグからグラウンドに持ち込む。肩固めの形からパスを狙うブーネルは、バックに回るもコラードが反転して仰向けに。ケージ際で肩固めの体勢に入るブーネルもパスできない。ブーネルはハーフガードのコラードにパウンドを浴びせて試合を終えた。

裁定はユナニマスでブーネルの判定勝ち。コラードにとってはプレーオフ進出こそ決めているものの、地元ユタ州で敗れるという結果となった。この試合結果を受けて、ライト級プレーオフ準決勝はプリムス×コラード、ラバダノフ×デュフォーに決定している。


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45 MMA MMAPLANET o PFL PFL2024#05 インパ・カサンガネイ ジョシュ・シルヴェイラ ヤコブ・ネドー ロブ・ウィルキンソン

【PFL2024#05】ドクターストップでネドーを破ったカサンガネイが首位通過。シルヴェイラも4位確定

<ライトヘビー級/5分3R>
インパ・カサンガネイ(米国)
Def.2R5分00秒by TKO
ヤコブ・ネドー(スロヴェニア)

ケージの前を大きく左右に回るカサンガネイ。ネドーがワンツーを繰り出す。カサンガネイがボディから顔面へのコンビ、そして離れて回る。さらにボディから左フックを繰り出したカサンガネイは、リードフックで前に出る。ジャブのネドーだが、正面に立ってもなかなか手が出ない。とジャブに右を当てたネドーが、しゃがみこんだカサンガネイを殴って行く。

立ち上がったカサンガネイは距離を取り直し、一旦落ち着く。そのカサンガネイのステップインしての連打をネドーがかわして初回が終わった。

2R、打撃戦からダブルレッグを狙ったカサンガネイ。ネドーがすぐに立ち上がる。カサンガネイはシングルを狙って、即ワンツーフックを入れる。左を当て、距離を詰めてヒザ蹴りを決めたネドーはジャブの相打ちから首相撲、今度はアゴにヒザを突き上げる。直後に姿勢を乱したネドーが、立ち上がるとカサンガネイがパンチを纏める。ネドーのワンツーが決まり、カサンガネイのスピニングバックフィスト後に首相撲からヒザを突き刺す。流血のカサンガネイがダブルレッグでテイクダウン、スクランブルのネドーが逆にテイクダウンを決めてバックコントロールで殴る。

立ち上がったカサンガネイを投げようとして、体が滑ったネドー。立ちの間合いでジャブを当てる。ここでカサンガネイが右オーバーハンドをテンプルに打ち込むと、効いたネドーにラッシュを掛ける。尻もちをつき、立ち上がったネドーは足がフラフラになりながらカサンガネイは暴風雨のような連打に身をさらしながらもタイムに救われた。と思いきや、インターバル中にドクターが試合続行不可能とみなし、カサンガネイが2R終了時TKO勝ち。

これでカサンガネイは首位通過、ロブ・ウィルキンソンに敗れたジョシュ・シルヴェイラの4位が確定し準決勝で両者が戦うことも決まった。


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45 MMA MMAPLANET o PFL PFL2024#05 キック パトリッキー・フレイレ ブルーノ・ミランダ ミカエル・デュフォー

【PFL2024#05】1Rのラッシュ以降は動きが落ちたパトリッキー。ボディを効かされミランダに判定負け

<ライト級/5分3R>
ブルーノ・ミランダ(ブラジル)
Def.2-1:29-28.29-28.28-29
パトリッキー・フレイレ(ブラジル)

開始早々から両者の距離が近い。パトリッキーがワンツーを放つと、ミランダも右を返す。ここから壮絶な打ち合いへ。パトリッキーの左右フックがミランダの顔面を捉えるも、ミランダも左ハイ、右ローを返す。ケージ中央で一旦落ち着いた両者だが、パトリッキーの動きは重い。右カーフを当てたパトリッキーがプレスをかけていく。ミランダは左ミドル、右ローへ。パトリッキーはミランダの右ローに合わせてダブルレッグでテイクダウンを奪う。

パトリッキーが体を起こしたミランダの首を左腕で抱え、ギロチンで絞り上げる。これは極まらずもマウント→バックマウントと移行したパトリッキーは、再び仰向けになったミランダをケージに押し付けパンチを浴びせた。ミランダがケージに背中を着けて立ち上がる。パトリッキーは離れ際に右ヒザを突き上げた。ケージ中央に戻ると、パトリッキーが左右フックを繰り出す。ミランダはボディへの左ジャブ、右ストストレートからさらにボディを狙う。カーフの打ち合いからパトリッキーの右ストレートに、ミランダも右を合わせていく。パトリッキーは右スピニングバックキックをかわしされるも、右カーフを当てていった。

2R、ミランダが左ジャブから左ハイへ。パトリッキーが距離を詰めて左右フックを振るう。ミランダの左ジャブ、左フックもパトリッキーの顔面をかすめる。パトリッキーは右カーフが当たるも、後続打がない。ケージ中央で右跳びヒザを見せたパトリッキーだが、これは当たらず両手をマットに着いてしまう。立ち上がり、プレスをかけていくパトリッキー。ミランダはサークリングから右ローを繰り出す。パトリッキーは蹴りからバランスを崩してしまう。

ミランダの左ジャブに、パトリッキーが右を被せる。ミランダもパトリッキーのローに左右フック、右ストレートを合わせていく。ミランダの左がパトリッキーの顔面を捉える場面も増えてきた。ミランダの左ミドルに左ジャブを合わせたパトリッキーは、尻もちを着いたミランダを追撃することができない。反対に立ち上がったミランダの猛攻を受けてしまう。真っ直ぐ下がるパトリッキーは、ケージを背にしてミランダの連打を食らってグラついたが、ラウンド終了まで耐えた。

最終回、ミランダが左ミドルを繰り出す。パトリッキーの左ローがミランダの下腹部を捉えたか、休憩が与えられた。再開後、ミランダが左ミドルを見せると、打ち終わりにパトリッキーがワンツーを伸ばす。パトリッキーは右スピニングバックフィストを放つも、ミランダの連打を受けてまたもケージまで下がってしまう。互いに蹴りを散らしながら、ミランダが距離を詰めるとパトリッキーが下がった。パトリッキーのパンチを受けたミランダが打ち返すと、やはりパトリッキーが下がる。パンチを食らいながらもパトリッキーがダブルレッグで飛び込み、ミランダに背中を着かせた。

左腕を枕にしてパスしたパトリッキーが、うつ伏せになったミランダのバックに回る。再び仰向けになってハーフガードのミランダを抑え込むパトリッキー。しかし展開がなく、ここでレフェリーがブレイクをかけた。スタンドで再開されると、距離を詰めてくるミランダを、パトリッキーが右アッパーで迎え撃つ。しかしミランダが連打を浴びせ、ボディにパンチが突き刺さるとパトリッキーの動きが落ちる。パトリッキーはシングルレッグで組みつき、ミランダが足を抜いて離れると、パトリッキーが立ち上がれない。このようなシーンが続くなか、ミランダが攻勢で試合を終えた。

裁定はスプリットでミランダへ。しかしパトリッキーはもちろん、ミランダもプレーオフ進出はならず。試合中にはプレーオフが確定して喜ぶミカエル・デュフォーの姿が映し出されていた。ただ、この試合に限ってはプレーオフ進出を巡る動きよりも、パトリッキーの限界が目立つ内容となってしまった。


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45 MMA MMAPLANET o PFL PFL2024#05 インパ・カサンガネイ ジョシュ・シルヴェイラ ドブレジャン・ヤギュシュムラドフ ボクシング ロブ・ウィルキンソン

【PFL2024#05】ライトヘビー級1位×2位大切はウィルキンソンがスプリット判定勝ちで、トップ4確定

<ライトヘビー級/5分3R>
ロブ・ウィルキンソン(豪州)
Def.2-1:29-28.29-28.28-29
ジョシュ・シルヴェイラ(米国)

サウスポーのシルヴェイラと、オーソのウィルキンソンが前手を合わせる。シルヴェイラは左ミドルから、クリンチになるとケージに押し込まれる。シルヴェイラががぶりにいくが、ウィルキンソンは離れる。直後にダブルレッグを切ったウィルキンソンは、左ミドルを蹴られてもジャブを当てる。クリンチの攻防になり、ウィルキンソンが肩パンチを繰り出す。シルヴェイラが離れると、ここも左ミドルを蹴ってダブルレッグへ。受け止めたウィルキンソンがヒザをボディに入れる。

ファイトが打撃の間合いに戻るとダブルレッグをスプロールしたウィルキンソンが、シングルも切って殴って行く。ワンツーで前に出たウィルキンソンが逆にダブルレッグへ。頭を抱えたシルヴェイラが下になり、リリースしてスクランブル狙いも背中を譲る。立ち上がって胸をあわせたシルヴェイラは、肩パンチを受けつつ時間を迎えた。

2R、シルヴェイラは即左ミドル。キャッチできなかったウィルキンソンは、ジャブから組みへ。距離を取り直すと、シルヴェイラが圧を掛け左フックからシングルレッグへ。ウィルキンソンが切ってエルボー、ダーティーボクシング、さらにヒザを突き上げていく。アッパーを入れて離れたウィキンソンはパンチ、ヒザ蹴りから足を払ってテイクダウン。ワンフックからRNCを狙う。片ヒザをついた状態でRNCは防がれたウィルキンソンは、立ち上がって正対されると間合いを取り直す。

優勢と五分の相手を行き来するウィルキンソンが、ラウンド終盤にテイクダウン&バックコントロールから鉄槌を入れリードを広げた。

最終回、右前蹴りのウィルキンソンはジャブから組まれても、すぐにケージに押し込んで離れる。直後にシングルに出るとシルヴェイラがギロチンへ。ややタイトに見えた仕掛けも、足のフックが十分でなくウィルキンソンが立ち上がる。シルヴェイラはワンツーを入れ、シングルからバックに飛び乗る。軽量級のようなスピーディーな動きも、シルヴェイラは乗り過ぎで前方に落とされると逆にバック&両足フックを許し、背中を伸ばされる。仰向けに移行したウィルキンソンがRNCへ。

シルヴェイラはタートルポジションで回避し、スタンドに戻ったウィキンソンのシングルレッグをがぶって、逆にバックに回り両足をフックする。体を起こしたウィルキンソンに対し、ネックロック気味にRNCを仕掛かけたシルヴェイラが後方に倒れ込む。残り40秒、襷で仕切り直しのシルヴェイラはパンチに転じ──タイムアップを迎えた。

結果はジャッジ1人が初回をシルヴェイラにつけたのか、スプリットでウィルキンソンが判定勝ち──9Pとし、ドブレジャン・ヤギュシュムラドフに続きプレーオフ進出を確定させた。一方6P止まりのシルヴェイラは暫定3位でインパ・カサンガネイ×ヤコブ・ネドーの結果待ちという状態となっている。


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45 MMA MMAPLANET o PFL PFL2024#05 ソロモン・レンフロ ブレント・プリマス

【PFL2024#05】プリマスが3RにRNCを極めてレンフロに一本勝ち!合計9Pでプレーオフ進出を決める

<ライト級/5分3R>
ブレント・プリマス(米国)
Def.3R3分21秒 by RNC
ソロモン・レンフロ(米国)

プリマスが右ロー、レンフロがそこに右ストレートを伸ばす。この右ストレートでスリップしたプリマスだが、すぐに立ち上がる。パンチで前に出るレンフロはプリマスにケージを背負わせて左のショートフックを効かせ、一気にパンチを連打。プリマスも何とか凌いで態勢を立て直す。

構わずパンチで前に出るレンフロだが、プリマスが右ストレートを突き刺すと、これでレンフロがダウン。プリマスはマウントパンチからバックへ回り、RNCを狙いながらパンチを入れる。レンフロも身体を起こしてプリマスをバックから振り落とし、トップを取って鉄槌を連打した。

2R、ここも打撃のプレッシャーをかけるのはレンフロ。プリマスは右ストレートから飛び込む。レンフロは細かくジャブを当て、プリマスの左ハイに左を合わせる。プリマスも1Rにダウンを奪った右ストレートを当てるが、レンフロが右アッパーと突き刺すような左ジャブ。

これでプリマスの動きが止まる。プリマスも距離を詰めて組みに行くがテイクダウンまでは奪えない。レンフロはジャブを当てて前進し、ダブルレッグでテイクダウンを奪う。プリマスはラバーガードからの展開を狙う。

3R、プリマスがジャブからの左ハイ、右ストレート・右フックを狙う。レンフロは左を細かく当てるが、プリマスが左右のフックをヒットさせる。プリマスはジャブとワンツーで前進。レンフロはジャブ、プリマスは右ストレートから返しの左フック。

飛び込むプリマスに対し、下がりながらパンチを合わせるレンフロ。プリマスは右ストレートから左フック、これでレンフロが後方に倒れ、プリマスが一気にバックへ。最後はRNCを極め、一本勝ちで4Pを獲得。合計9Pまで得点を伸ばしたプリマスがプレーオフ進出を決めた。また先ほどの試合で合計6Pとなったラバダノフもプレーオフ進出となった。


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45 MMA MMAPLANET o PFL PFL2024#05 エルヴィン・エスピノーザ ガジ・ラバダノフ キック

【PFL2024#05】ラバダノフが判定勝利で6P獲得。敗れたエスピノーザは敗退が決定

<ライト級/5分3R>
ガジ・ラバダノフ(ロシア)
Def.3-0:30-27.30-27.30-27
エルヴィン・エスピノーザ(ニカラグア)

細かく動くエスピノーザに対し、ラバダノフがジャブとワンツーでプレッシャーをかける。エスピノーザが右ローを蹴ると、ラバダノフが右ストレートを合わせる。エスピノーザがパンチで前に出ていくと、ラバダノフが右のカウンターを狙う。ここでエスピノーザが指がラバダノフの目に入り、一旦ブレイクとなる。再開後、ラバダノフはワンツーと右カーフ、細かいジャブを当てる。エスピノーザも右ストレートと左フックを返すが、ラバダノフがダブルレッグで組みつく。ケージ際で四つの攻防になるも、どちらもテイクダウンは奪えず。エスピノーザが離れ際にヒザ蹴りを放った。

試合がスタンドに戻るとラバダノフが右カーフ、エスピノーザは右フックを振って前に出る。エスピノーザはサウスポーにスイッチして左ミドル。ラバダノフは距離を取りながら右ストレートを返す。エスピノーザはパンチから右ヒザ、これはラバダノフの肩口に当たる。ラバダノフは構わずジャブを突いていくが、エスピノーザは再びパンチからヒザ蹴り、スピニングバックキックを繰り出した。

2R、ラバダノフがジャブと右カーフ、右ストレートをボディと顔面に打ち分ける。エスピノーザもジャブからパンチを返して左ボディまでつなげる。ラバダノフはジャブからワンツー、右ボディストレート、ダブルレッグでテイクダウンを奪い。エスピノーザも倒れ際にラバダノフの左腕にオモプラッタを仕掛ける。ラバダノフはエスピノーザの身体をケージに押し込んで正対すると、エスピノーザも背中を見せつつ立ち上がり、キムラを狙いながら投げを狙って距離を取った。

試合がスタンドに戻るとラバダノフはジャブと右カーフ。エスピノーザもジャブを返すが、ラバダノフがダブルレッグを合わせてテイクダウンし、立ち上がるエスピノーザのバックにつく。エスピノーザが反転すると、ラバダノフは無理にキープせずに離れる。お互いにジャブをつく展開が続いた。

3R、ラバダノフはジャブを顔とボディに振って、右ストレートから左アッパー、ワンツー、ダブルレッグでテイクダウンを奪う。エスピノーザは下からキムラを狙うが、ラバザノフがバックにつく。エスピノーザもスクランブルの攻防から脱出する。試合がスタンドに戻ると逆にエスピノーザがダブルレッグへ。ラバダノフがそれを切ってバックにつき、立ち上がるエスピノーザを持ち上げてテイクダウンする。ここもエスピノーザは足をフックさせずに立つ。

スタンドではジャブを差し合う両者。エスピノーザがジャブからダブルレッグに入り、ケージ際で四つ組みの攻防になる。ここでラバザノフがダブルレッグに入るとエスピノーザがギロチンへ。ラバザノフは手で極まっていないよとアピールし、頭を抜いてトップキープしてパンチを落とす。最後はエスピノーザが立ち上がり、バックをとられた状態からキムラを狙った。試合はラバザノフが判定勝利。これで6ポイントまで勝ち点を伸ばす一方、4ポイント止まりのエスピノーザは敗退が決まった。


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45 MMA MMAPLANET o PFL PFL2024#05 アダム・ピコロッティ キック ミカエル・デュフォー

【PFL2024#05】ライト級ポイントでトップのデュフォーがピコロッティの右でダウン。スプリットで敗れる

<ライト級/5分3R>
アダム・ピコロッティ(米国)
Def.2-1:29-28.29-28.28-29.
ミカエル・デュフォー(カナダ)

開始早々、デュフォーがプレスをかけてピコロッティにケージを背負わせる。サウスポーのピコロッティは左右に回りながら、オーソドックスにスイッチして右を振るう。下がってかわしたデュフォーは、サウスポーに戻したピコロッティを追いかける。ケージ中央まで押し戻したピコロッティは左ミドルを突き刺す。デュフォーも右を打ち込むも、ピコロッティの右を受けてアゴが跳ね上がる。

デュフォーの右をかわしたピコロッティがニータップで組みつき、クリーンテイクダウンを奪った。デュフォーはハーフガードから左腕を差し上げ、体を起こした。ピコロッティは体を突っ込みすぎたか、デュフォーが首を抱える。首を抜いたピコロッティの顔面に、デュフォーがコツコツとパンチを当て続けた。

2R、デュフォーが距離を詰めるも、ピコロッティがオーソドックスにスイッチして右カーフキックを当てる。デュフォーの右がピコロッティの顔面を捉えたが、デュフォーもバランスを崩してしまう。しかしピコロッティの左ミドルに、デュフォーが右を合わせて尻もちを着かせた。立ち上がったピコロッティはデュフォーをケージに押し込む。

ここは離れたピコロッティが、ケージ中央でオーソドックススタンスから右を当て続ける。デュフォーの右は届かず。デュフォーは果敢に接近戦に持ち込もうとしたが、ピコロッティが捌く。デュフォーがニータップからドライブし、バックに回る。しかし切り返したピコロッティがダブルレッグで組んで倒したが、デュフォーは首を抱えながらリバーサルへ。ピコロッティも立ち上がった。

最終回、デュフォーが細かい打撃を当てていく。ピコロッティはサウスポースタンスから左を伸ばし、続いてオーソドックスから右を当ててダウンを奪った。立ち上がるデュフォーの首を抱えたピコロッティは、ケージに押し付けてギロチンで絞り上げる。ここは極まらずに離れた。

ピコロッティが右ショートを当てると、デュフォーはボディロックで組みつきドライブする。ウィザーのピコロッティに対して、ヒザで削るデュフォー。ピコロッティは正対して離れた。ピコロッティの左目下から出血が見られる。デュフォーが右カーフキックを当てた。残り30秒、ニータップで組むもテイクダウンを奪えなかったデュフォーは打撃戦で試合を終えた。

2R終了時点でピコロッティのプレーオフ進出の可能性はなくなったが、そのピコロッティがスプリットで勝利。5pでリーグ戦トップを走っていたディフォーは、プレーオフ進出は以降の試合結果に委ねられる。


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45 MMA MMAPLANET o PFL PFL2024#05 アンソニー・ロメロ セルヒオ・コッシオ

【PFL2024#05】コッシオが独特のリズムと乱打戦でペースを掴んで逆転、最終的にロメロに判定勝利

<ライト級/5分3R>
セルヒオ・コッシオ(メキシコ)
Def.3-0:29-28.29-28.29-28
アンソニー・ロメロ(カナダ)

ロメロが細かいステップからジャブと左ハイ。コッシオは構えをスイッチしつつ、ケージ内をサークリングする。コッシオがサウスポーから左ボディが前に出て、ロメロが右の前蹴りと右ストレートを返す。コッシオがシングルレッグで組みつき、右腕を差してロメロをケージに押し込む。ロメロが態勢を入れ替えて、左腕を差してテイクダウンを狙う。ここはコッシオが離れた。

試合が打撃戦になるとコッシオが左ボディとインロー、ロメロは下がりながら左フックを合わせて右ミドル、右カーフを蹴る。コッシオは構えをスイッチしながら前に出て、サウスポーから左ストレートと右フック。ロメロが組みついて、コッシオをケージに押し込む。コッシオが態勢を入れ替えるとロメロは投げを狙う。これは決まらなかったが、離れ際のスピニングバックフィストを狙った。

2R、コッシオはサウスポーで左ストレートと右フックを強振。コッシオがオーソドックスに構えを戻すと、ロメロは右ストレートと左フック、右カーフを蹴る。コッシオがサウスポーになると、ロメロが右の蹴りのフェイントから右ストレート、右のミドル。コッシオが打撃を返そうとすると、ロメロがダブルレッグに入ってバックにつく。一度は立ち上がったコッシオだが、ロメロは持ち上げるようにテイクダウンして右足を一本フックし、RNCへ。コッシオも向き直ってロメロをケージに押し込み、コッシオはケージを使って立ち上がる。

コッシオは左腕を小手に巻いて投げを狙うが、ロメロはテイクダウンされずにコッシオをケージに押し込む。ここでコッシオのヒザ蹴りがローブローとなる。ブレイク後、コッシオは左ストレート、ロメロが右ミドル。コッシオが組みつくと、ロメロがコッシオをケージに押し込んで投げを狙う。これを凌いだコッシオはギロチンを狙いつつ、離れる。左ストレートから連打をまとめるコッシオ。ロメロがダブルレッグに入ったところでラウンド終了となった。

3R、ここもコッシオが左から左右のフック、左ストレートまでつなげる。ロメロの右の前蹴りをキャッチしてケージに押し込み、テイクダウンを狙う。離れたロメロは自分からテイクダウンを狙うが、コッシオはそれを許さない。ケージでの差し合いが続くが両者の動きがなく、ブレイクとなる。

再開後、消耗が見え始めたロメロに対し、コッシオが左ストレートからコツコツと打撃を当てる。さらにコッシオがダブルレッグでロメロにしりもちをつかせてバックへ。ロメロが前転して足関節を狙うが、コッシオはそれをディフェンスしながらパンチを入れ、最後はコッシオがバックからパンチを入れ続ける。独特のリズムと乱打戦でペースを掴んだコッシオが逆転する形で判定勝利した。


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45 AB MMA MMAPLANET o PFL PFL2024#05   アダム・ピコロッティ アレックス・ポリッジ アンソニー・ロメロ アントニオ・カルロス・ジュニオール インパ・カサンガネイ エルヴィン・エスピノーザ カール・アルベクツソン ガジ・ラバダノフ クレイ・コラード サディボウ・シ シモン・ビヨン ジョシュ・シルヴェイラ セルヒオ・コッシオ ソルト ソロモン・レンフロ トム・ブリーズ ドブレジャン・ヤギュシュムラドフ パトリッキー・フレイレ ブルーノ・ミランダ ブレント・プリマス マス・ブーネル ミカエル・デュフォー ロブ・ウィルキンソン

【PFL2024#05】計量終了 とにかく殴り勝つしかないパトリッキー×ミランダ。非情なLH級1位×2位対決

【写真】これがPFL、100万ドルに向けたの戦いだ(C)PFL

21 日(金・現地時間)にユタ州ソルトレイクシティのハンツマンセンターで開催されるPFL2024#05の計量が、20日(木・同)に行われた。2024年第5戦はライト級とライトヘビー級のレギュラーシーズン最終戦となる。
Text by Manabu Takashima

初戦を終えてライト級の上位4選手=プレイオフ進出圏内はミカエル・デュフォー、クレイ・コラード、そしてエルヴィン・エスピノーザの4名だ。


とはいえデュフォーとコラード、そしてプリマスが5P獲得で、エスピノーザは4P、もう1人勝ち星を手にしているガジ・ラバダノフは3Pで、この両者が今大会で潰し合う。

デュフォーは7位のアダム・ピコロッティと、コラードは10位のマス・ブーネルと戦うわけでは、彼としては何としてもクイックシックスを狙う相手に3Pを手にできれば、プレーオフ進出が見えてくるので、敢えてフィニッシュを狙う必要がないファイト故にさらなるポイントの獲得もなるかもしれない。

ソロモン・レンフロと対戦するピコロッティも同様だが、レンフロが計量失敗で-1Pが確定しており、この時点でプレーオフ進出は他の試合でドローが続くという奇跡が起こらなければ絶望的となっている。

そのなかで注目なのは初戦で2R TKO負けした者同士、パトリッキー・フレイレとブルーノ・ミランダの一戦となる。上位陣の敗北があること前提で、両者揃って必要なのはクイック6だ。そして、それが可能なファイトスタイルの持ち主同士の対戦で、さらにいえば前戦からのインターバルは70日しかない。

特にパトリッキーはダメージの蓄積が心配されるからこそ、ピットブルらしくGo for Brokeファイトを展開するに違いない。しかもライト級全5試合中、後ろから2番目にこのカードは組まれている。つまりそれまでの状況だけでなく、クレイ・コラードが2Rまで敗れる可能性に賭けてパトリッキーとミランダは、KO狙いの殴り合いを展開することになる。

ライトヘビー級は初戦が全て初回決着、つまり上位5選手が6Pで、下位5選手が0Pという優劣なハッキリした状況下にある。

それなのに1位ロブ・ウィルキンソンと2位のジョシュ・シルヴェイラが潰し合うという──非情なまでのカードが切られた。この理不尽さこそ、PFLの妙といえる。

■視聴方法(予定)
6月22日(土)
午前5時45分~U-NEXT

■ PFL2024#05計量結果

<ライト級/5分3R>
クレイ・コラード: 155.8ポンド(70.66キロ)
マス・ブーネル: 155.6ポンド(70.57キロ)

<ライトヘビー級/5分3R>
インパ・カサンガネイ: 204.8ポンド(92.89キロ)
ヤコブ・ネドー: 206ポンド(93.44キロ)

<ライト級/5分3R>
パトリッキー・フレイレ: 155ポンド(70.31キロ)
ブルーノ・ミランダ: 154.6ポンド(70.12キロ)

<ライトヘビー級/5分3R>
ロブ・ウィルキンソン: 204.8ポンド(92.89キロ)
ジョシュ・シルヴェイラ: 206ポンド(93.44キロ)

<ライトヘビー級/5分3R>
ドブレジャン・ヤギュシュムラドフ: 205ポンド(92.99キロ)
シモン・ビヨン: 203.8ポンド(92.44キロ)

<ライトヘビー級/5分3R>
アントニオ・カルロス・ジュニオール: 205.6ポンド(93.25キロ)
アレックス・ポリッジ: 203.4ポンド(92.26キロ)

<ライト級/5分3R>
ブレント・プリマス: 155.8ポンド(70.66キロ)
ソロモン・レンフロ(米国)

<ライトヘビー級/5分3R>
サディボウ・シ: 205.2ポンド(93.07キロ)
トム・ブリーズ: 206ポンド(93.44キロ)

<ライト級/5分3R>
ガジ・ラバダノフ: 156ポンド(70.76キロ)
エルヴィン・エスピノーザ: 155.8ポンド(70.66キロ))

<ライト級/5分3R>
ミカエル・デュフォー: 156ポンド(70.76キロ)
アダム・ピコロッティ: 155.8ポンド(70.66キロ)

<ライト級/5分3R>
アンソニー・ロメロ: 155.8ポンド(70.66キロ)
セルヒオ・コッシオ: 156ポンド(70.76キロ)

<ライトヘビー級/5分3R>
アンドリュー・サンチェス: 204.8ポンド(92.89キロ)
カール・アルベクツソン: 205.2ポンド(93.07キロ)

<フェザー級/5分3R>
ブライアン・ザーカー(メキシコ)
ジュリアン・ルイス(米国)

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