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【PFL2021#10】レギュラーS最終戦。どうなるフェザー級、崖っぷちのパーマー&ライト級、背水の陣ペティス

【写真】ハイブラエフ✖パーマー(上)、マンフィオ✖ペティス(下)でフェザー級とライト級のプレーオフ=準々決勝の顔合わせが決まる (C) PFL

25日(金・現地時間)にニュージャージー州アトランティックシティのオーシャン・カジノリゾートでPFL2021#06が行われる。

レギュラーシーズン最終戦は本来、女子ライト級と出場選手の半数に渡る5人が入れ替わるという先の読めない展開となったヘビー級でプレーオフ進出4名が決定する──予定だったが、2週間前に消化されなかったライト級とフェザー級の2試合が組まれることで、PFL史上最大のサバイバル大会となる。


ライト級はアンソニー・ペティスがファイトウィークに欠場が決まり、そのまま脱落ではなく今大会で元Titan FCライト級王者ハウシュ・マンフィオと対戦することになった。

このディレイに歩調を合わせるかのようにフェザー級でも対戦カードがシャッフルされ、2度の世界王者ランス・パーマーはモヴィッド・ハイブラエフ戦がマッチアップされた。

ロイック・ラジャポフと第1週でペティスを破ったクレイ・コラードのプレーオフ進出が決まっているライト級は、下のランキングにあるように──マンフィオがアレックス・マルチネスと同様に3Pの持ち点で3位と4位にランクされている。

ドタキャンといえばドタキャンだったペティスは、ペナルティはなく現状0点で9位につけている。ペティスはマンフィオを相手に判定にならないよう、3R中にフィニッシュすれば文句なしのトップ4が確定。ばかりか、判定勝ちで3Pゲットという状況でも、同店となったマンフィオから勝利しているので8月のネクストステージに進むことができる。

2連覇中のナタン・シュルチも準々決勝に進む可能性が残っているが、これはマンフィオとペティスが揃って計量失敗し、その勝敗に関わらず減点されて、勝ち点を得られないケースに限られている。

一方、フェザー級では3Pでレギュラーシーズンを終え、暫定4位につけているシェイモン・モラエス、3Pで5位のハイブラエフと対戦相手=0Pで7位のパーマー、この3人がプレーオフに駒を進める可能性が残っている。

とはいえハイブラエフは計量に失敗せず、勝星を得ることができれば、最後の一枠に収めることができ、フィニッシュが必要ないだけ優位に立っている。

対してパーマーは初回フィニッシュして6Pを得るか、2R4分58秒より前にKOもしくは一本勝ちすれば、モラエスの試合タイムを更新し4位を勝ち取ることができる。つまりドローかパーマーの判定勝ち、もしくは3R中のフィニッシュだとモラエスが逃げ切ることになる。

実力的にはともに優勝候補といっても過言でないパーマーとハイブラエフ。判定勝ちでは3度目の100万ドル獲得を諦めないといけないパーマーは、フィニッシュ至上主義ファイトを展開する必要があり、テイクダウン&コントロールされるよりもハイブラエフの勝機は増えるはずだ。

【ライト級ランキング】
1位 6P ロイック・ラジャポフ
2位 6P クレイ・コラード
3位 3P ハウシュ・マンフィオ
4位 3P アレックス・マルチネス
5位 3P ナタン・シュルチ
6位 3P マーチン・ヘルド
7位 3P アクメト・アリエフ
8位 2P オリヴィエ・オバメルシェ
9位 0P アンソニー・ペティス
10位 0P ジョイルトン・ラターバッバ

【フェザー級ランキング】
1位 9P ブレンダン・ラウネーン
2位 8P クリス・ウェード
3位 6P バッバ・ジェンキンス
4位 5P シェイモン・モラエス
5位 3P モヴィッド・ハイブラエフ
6位 3P タイラー・ダイヤモンド
7位 0P ランス・パーマー
8位 0P ボビー・モフェット
9位 0P アルマン・オスパノフ
10位 0P ジェシー・スターン

■視聴方法(予定)
6月26日(土・日本時間)
午前7時00分~Official Facebook

■ PFL2021#06対戦カード

<女子ライト級/5分3R>
ケイラ・ハリソン(米国)
シンディ・ダンドワ(ベルギー)

<ライト級/5分3R>
アンソニー・ペティス(米国)
ハウシュ・マンフィオ(ブラジル)

<フェザー級/5分3R>
ランス・パーマー(米国)
モヴィッド・ハイブラエフ(ロシア)

<ヘビー級/5分3R>
デニス・ゴルソフ(ロシア)
ブランドン・セイルズ(米国)

<ヘビー級/5分3R>
ブルーノ・カッペローザ(ブラジル)
モー・デリース(米国)

<女子ライト級/5分3R>
ラリッサ・パシェコ(ブラジル)
エレナ・コレスニク(ウクライナ)

<ヘビー級/5分3R>
アンテ・デリア(クロアチア)
チャンドラー・コール(米国)

<女子ライト級/5分3R>
ジャナ・ファビアン(豪州)
ユリア・パジッチ(モンテネグロ)

<ヘビー級/5分3R>
ヒーナン・フェレイラ(ブラジル)
スチュアート・オースチン(英国)

<女子ライト級/5分3R>
テイラー・ゴールダード(米国)
ローラ・サンチェス(米国)

<女子ライト級/5分3R>
マリアナ・モライス(ブラジル)
ケイトリン・ヤング(米国)

<ヘビー級/5分3R>
クリジソン・アブレウ(ブラジル)
ジャマル・ジョーンズ(米国)

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MMA ONE PFL UFC YouTube サディボウ・シ ジョアォン・セフェリーノ ローリー・マクドナルド

『2021 PFL 5: MacDonald vs. Tibau』試合結果/フルファイト動画

2021 PFL 5 results: Gleison Tibau pulls off shocking split decision win over Rory MacDonald(MMAJunkie)
MAIN CARD

・Gleison Tibau def. Rory Macdonald via split decision (29-28, 28-29, 29-28)
・Ray Cooper III def. Nikolay Aleksakhin via unanimous decision (30-27, 29-28, 29-28)
・Emiliano Sordi vs. Dan Spohn declared a unanimous draw (28-28, 28-28, 28-28)
・Chris Camozzi def. Cezar Ferreira via unanimous decision (29-28, 29-28, 29-27)

PRELIMINARY CARD

・Antonio Carlos Junior vs. Vinny Magalhaes ends in no contest (groin strike) – Round 1, 2:45
・Cory Hendricks def. Marthin Hamlet via submission (rear naked choke) – Round 3, 4:09
・Joao Zeferino def. Jason Ponet via submission (arm triangle) – Round 2, 2:16
・Magomed Magomedkerimov def. Curtis Millender via submission (Ezekiel choke) – Round 1, 1:57
・Tom Lawlor def. Jordan Young via unanimous decision (30-27, 30-27, 30-27)
・Sadibou Sy def. Aleksei Kunchenko via unanimous decision (29-28, 29-28, 29-28)


【PFL2021#05】元UFCファイターのクンチェンコに勝利も、サディボウ・シ──プレーオフ進出は微妙(MMAPLANET)

【PFL2021#05】関節蹴りで危ない場面も、マゴメドカリモフがミランダーをエゼキエルで落とし暫定3位に(MMAPLANET)

【PFL2021#05】初回KO負けピンチのセフェリーノが、肩固めでポネを破りプレーオフへ(MMAPLANET)

【PFL2021#05】計量失敗のクーパーが手強いアレクサヒンに判定勝ち。Pレスを最小限に抑えプレーオフ決定(MMAPLANET)

【PFL2021#05】何とロリマクがチバウにスプリット判定負け──も大勢変わらず、プレーオフ進出(MMAPLANET)

 6月17日にニュージャージー州アトランティックシティのオーシャン・カジノ・リジートで開催された『2021 PFL 5: MacDonald vs. Tibau』の試合結果。メインイベントはグレイソン・チバウがローリー・マクドナルドにスプリットデシジョンで勝利していますが、

Rory MacDonald lashes out 'clear robbery' loss at 2021 PFL 5: 'This should be looked into'(MMAJunkie)

 マクドナルドは「完全に勝ちを盗まれた」とコメント。しかし、ポイント差でプレーオフ準決勝にはローリー・マクドナルド、マゴメド・マゴメドケリモフ、ジョアォン・セフェリーノ、レイ・クーパー3世が進出しています。



 大会フルファイト動画。続きを読む・・・
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Россияне выбыли из боев в UFC, следующий соперник Усмана Нурмагомедова, Евлоев хочет выйти на замену

Июньский кэшбек 14.5%: https://clck.ru/VHkwu
FIGHT NEWS – самые интересные новости ММА

– Алексей Олейник о победе над Сергеем Спиваком;
– Мишель Перейра о сопернике после боя против Нико Прайса;
– Макс Холлоуэй выбыл из боя против Яира Родригеса;
– Мовсар Евлоев хочет выйти на замену;
– Рамазан Эмеев выбыл из боя против Ворли Алвеса;
– Боец UFC получил черный пояс по джиу-джитсу;
– Новое подписание в UFC;
– Боец UFC стал отцом;
– Боец PFL стал отцом;
– Таннер Босер vs. Овинс Сент Прю и Николас Дэлби vs. Тим Минс на UFC Fight Night 190;
– Халил Раунтри vs. Модестас Букаускас на UFC Fight Night 194;
– Ион Куцелаба vs. Девин Кларк на UFC Fight Night 195;
– Кертис Блэйдс vs. Жаирзиньо Розенстрайк на UFC 266;
– Брент Примус vs. Ислам Мамедов и Усман Нурмагомедов vs. Мэнни Муро на Bellator 263;
– Олег Олениче vs. Карлос Эдуардо на АСА 125;
– Дауд Шайхаев vs. Самвел Варданян на АСА 126;
– Мухамед Коков vs. Айнди Умаханов и Рустам Керимов vs. Даниэль де Альмейда на АСА 127.

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MMA PFL キック グレイゾン・チバウ マゴメド・マゴメドカリモフ ローリー・マクドナルド

【PFL2021#05】何とロリマクがチバウにスプリット判定負け──も大勢変わらず、プレーオフ進出

<ウェルター級/5分3R>
グレイソン・チバウ(ブラジル)
Def.2-1:29-28.29-28.28-29
ローリー・マクドナルド(カナダ)

素早い左ジャブを繰り出すロリマクに対し、チバウもサウスポーの構えからワンツーを見せる。ロリマクは前蹴りで突き放し、左右に足を使ってダブルレッグのフェイク。右を当てて離れるロリマクに対し、チバウの左オーバーハンドは空振りになり、腹に前蹴りを受ける。ワンツー、右ハイと軽快に動くロリマクが左フックを被弾。一瞬のスイッチで間合を取り直すと続く局面で、チバウが大きく声を挙げアイポークがあったとアピールし試合が中断する。

顔をしかめな、左目を気にしながらが再開を要求するチバウ。再開後、チバウが左フックを入れロリマクのシングルレッグを切ると、ショートフックの乱打戦に持ち込む。クリンチで流れを遮断したロリマクは、離れてニータップからバックに回る。スタンドながら一気に両足をフックしたロリマクがパンチからRNCへ。アゴを押して耐えたチバウ、ロリマクは後方からハイキックを狙いラウンドを終えた。

2R、ロリマクが1R終盤のデジャブのようにニータップからバックへ回る。引き込んだチバウは、ギロチンも頭を抜いて立ち上がる。腕を差して胸らを合わせるチバウは、前方に崩されそうになるタイミングで胸を合わせて離れることに成功した。

右ボディを打たれたチバウは続くニータップを切るが、右ハイをキャッチしにいき顔面に蹴りを受ける。ロリマクはここもテイクダウンを狙い切られると、チバウの右フックを受ける。左ジャブから右ハイ、そしてニータップもチバウはもう掛からない。ダブルレッグも切ったチバウが、ワンツーを当て打撃で攻勢も──この回でフィニッシュができずマゴメド・マゴメドカリモフの4位が確定した。

最終回、従来のMMAイベントではありえない消化ラウンドとなる5分。シングルレッグからヒザを見せたロリマクに対し、チバウは豪快な右から左のオーバーハンドを振るう。一見、勢いはあるが振りの大きなパンチにはロリマクも対処し、近い距離での乱打の方が嫌なようだ。テイクダウンは食わないが、その分踏み込みも甘くなったチバウがまたもアイポークがあったと、ブレイクを要求する。

指を水平にはしていないが、掌を広げているロリマクだけに、どうしてもアイポークが増えるか。リスタート後、チバウはダブルレッグを切るが、左右に回るロリマクを追う足はそれほどない。ミドルを蹴られながら前に出たチバウ、回って距離を取ったロリマクは足を使い続けジャブ、ミドルをブロックしてタイムアップに。

結果はスプリットに割れ、グレイゾン・チバウが番狂わせの判定勝ち。プレーオフ進出ならなかったチバウだが、歓喜の判定勝ちでPFL2021年シーズンを去ることになった。これでプレーオフ準決勝はロリマク✖ブラダボーイ、セフェリーノ✖マゴメドカリモフに決まった。


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PFL PFL2021#05 Report ニコライ・アレクサヒン ブログ レイ・クーパーIII

【PFL201#05】計量失敗のクーパーが手強いアレクサヒンに判定勝ち。Pレスを最小限に抑えプレーオフ決定

<171.6ポンド契約/5分3R>
レイ・クーパー3世(米国)
Def.3-0:30-27.29-28.29-28
ニコライ・アレクサヒン(ロシア)

計量失敗で、-1P。この試合で加点はない前回の世界王者ブラダボーイが、左ジャブを伸ばす。アレクサヒンはワンツーからジャブ、右を当て首相撲からヒザ蹴りもブラダボーイがダブルレッグへ。ボディロックを腰の乗せて投げたアレクサヒンだが、スクランブル後に左を被弾し効かされる。

それでも鋭い打撃を振るうアレクサヒンに対し、ブラダボーイは再びダブルレッグからケージ際のクリンチへ。ヒザをボディに受けて、効いたように見えたブラダボーイが離れると、アレクサヒンが離れて左ローからワンツーを打ち込む。

殴られながらブラダボーイは組んでいく。スプロールしたアレクサヒンが右をヒット、さらに左ジャブを当てる。ブラダボーイも左ジャブを入れるが、呼吸が粗くなっている。フックに左をカウンターで受けたブラダボーイが、ワンツーフックで前に出て組んでいく。アレクサヒンはテイクダウン防御も強く、ヒザやボディにパンチを打ちつけ、シングルレッグも頭を押して足を引き抜く。前蹴りから右フック、続いてヒザ蹴りから左フックを当てたアレクサヒンが打撃戦でブラダボーイをリードした。

2R、ジャブ&リードフックの交換からブラダボーイが右オーバーハンド。続いて左フックを放つアレクサヒンはヒザ蹴り、続いて前蹴りを互いに蹴り合う。アレクサヒンは左ミドルから左フック、ブラダボーイが左ジャブ、フックから組みに行くも既に標的は目の前から移動している。打撃戦でリードしたアレクサヒンがスピニングバックフィストも、直後にブラダボーイが左フックを打ち込む。ジャブにも、跳びヒザを見せたアレクサヒンが右フックを被弾する。

凄まじい打撃戦が続き、アレクサヒンが初めて自分から組んでケージへ。体を入れ替えたブラダボーイは、ヒザをボディに受ける。逆に左ボディショットを打ち込んだブラダボーイがケージレスリングで削っていくと、ついに前方に崩してバックへ。両手をマットにつけてヒザを防ぐアレクサヒン、ブラダボーイがワキ腹にヒザを突き刺しイーブンとしたか。

最終回、ブラダボーイが左ロー、アレクサヒンが左ハイを見せる。前に出てヒザを突き上げるアレクサヒンは、ダブルレッグを切る。ケージ前を左右に回るアレクサヒンが、首相撲&ヒザを顔面に連続でいれる。ブラダボーイはダブルレッグから、リフトアップしてスラム。そのままバックに回ったブラダボーイは、腰にヒザを打ちつけアレクサヒンを立たせない。アンクルをコントロールし、肩を押し付けてコントロールするブラダボーイの前にアレクサヒンは動きが止まっている。クラッチを剥がしつつ立ち上がったアレクサヒン、バックコントロールを許したまま時間は残り1分になり、ようやく胸を合わせることに成功する。

ブラダボーイは離れず、ダブルレッグ。左腕を差したアレクサヒンは、左ハイを狙う。ラスト30秒、アレクサヒンがワンツー。続くスピニングバックフィストを空振りしたアレクサヒンは打撃で前に出ることができずダブルレッグを狙う。スプロールして、がぶったブラダボーイはタイムアップを迎え──なんとジャッジの1人は30-27をつけるスコアで、3-0の判定勝ち。ボーナスをアレクサヒンに与えず、プレーオフ進出しミッション・コンプリートとした。

シーズン最終戦=ローリー・マクドナルド✖グレイゾン・チバウ戦を前に、そのロリマク、セフェリーノ、ブラダボーイがトップ4を確定。残りの一席をチバウとマゴメドカリモフが争う状況になった。


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MMA PFL ジェイゾン・ポネ ジョアォン・セフェリーノ

【PFL2021#05】初回KO負けピンチのセフェリーノが、肩固めでポネを破りプレーオフへ

【写真】初回のピンチを切り抜けたセフェリーノ。グラウンドに入ると、ポネは手も足も出ない状況だった(C)PFL

<ウェルター級/5分3R>
ジョアォン・セフェリーノ(ブラジル)
Def.2R2分16秒by 肩固め
ジェイゾン・ポネ(フランス)

試合開始直後に走って、跳び蹴りを見せたセフェリーノが左フックに、左から右を合わされ腰から崩れる。シングルを切られパウンドを受けたセフェリーノは、辛くも組みながら立ち上がり離れる。ポネはスピニングバックフィストを空振りも、セフェリーノの右をかわして左を伸ばす。セフェリーノもワンツーを打ち返し、パンチから組んでボディロック、ケージに押し込む。ウィザーのポネはヒザをつかされたが、立ち上がって離れることに成功した。

左を見せてから右を当てたポネは、右フックも当てる。初回フィニッシュならプレーオフ進出のあるポネに対し、セフェリーノはテイクダウン狙いから引きこむ。付き合わないポネに続き、スタンドに戻ったセフェリーノは左ハイにテイクダウンを合わせる。ハーフでキムラ、ここからマウントに入ったセフェリーノは頭を抱えて圧をかける。これを解き、パンチに切り替えたセフェリーノはRNC狙いに反応したポネを、後方から殴り続け初回が終了。セフェリーノがリードを許す予想外のスタートとなった。

2R、プレーオフにはこの回の1分56秒以内での勝利が必要なポネだが、最初のダブルレッグでテイクダウンを許す。ハーフで抑えられ、枕でプレッシャーを受けるポネはキムラをセットされそうになり、マウントを許す。セフェリーノは肩固めを極め、初回の劣性を跳ね返し5Pを獲得、トータルポインドを『8』としプレーオフ進出を決めた。と同時にシの脱落が決まった。


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MMA PFL マゴメド・マゴメドカリモフ

【PFL2021#05】関節蹴りで危ない場面も、マゴメドカリモフがミランダーをエゼキエルで落とし暫定3位に

【写真】関節蹴りにドキリとさせられた。この技は禁止にすべきだろうが、米国ではその論議は聞かれない (C)PFL

<ウェルター級/5分3R>
マゴメド・マゴメドカリモフ(ロシア)
Def.1R1分57秒by エゼキエルチョーク
カーティス・ミランダ―(米国)

-1Pのマゴメドカリモフが、まず右を当てていく。ミランダーは左ジャブを伸ばし、跳びヒザ。着地した直後の関節蹴りで、マゴメドカリモフがヒザを負傷する。非常に嫌なヒザへの攻撃に、足を引きずるようになったマゴメドカリモフだが、ワンツーを当てる。直後に関節蹴りを蹴ったミランダーに対し、ダブルレッグでテイクダウンを許す。と、マゴメドカリモフはクローズドガードの中でエゼキエルチョークを極め、ミランダーを落とした。

6Pを手にして、獲得Pを『5』としたマゴメドカリモフだが、試合タイムでブラボ―イの1分23秒に届かず、現状で3位とボーダーラインにいる形となった。


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PFL PFL2021#05 Report アレクセイ・クンチェンコ サディボウ・シ ブログ

【PFL2021#05】元UFCファイターのクンチェンコに勝利も、サディボウ・シ──プレーオフ進出は微妙

【写真】UFCで岡見勇信に勝利しているクンチェンコに判定勝ちしたシ、とはいえボーナスPは欲しかった(C)PFL

<ウェルター級/5分3R>
サディボウ・シ(スウェーデン)
Def.3-0:29-28.29-28.29-28
アレクセイ・クンチェンコ(ロシア)

長身のシがワンツーを2度入れる。さらに前蹴りで腹を蹴り、クンチェンコを懐に入らせない。クンチェンコが右カーフロー、前蹴りも右ストレートを被弾する。まるで階級が違う様な体格差の前にクンチェンコは右オーバーハンドを2発繰り出すが、届かない。逆にシはガードの上からハイを蹴り、ジャブ、そして前蹴りを続ける。左ジャブにクンチェンコは右ローを入れ、ショートのコンビから組みつく。ケージに押し込み、ボディを殴るクンチェンコ。押し返したシが、ケージ中央で離れる。

残り1分、再び組んだクンチェンコがヒザを太腿に入れるが、-1Pスタートだけにこれではプレーオフ進出が厳しくなる。シがここも押し返すと、クンチェンコが払い腰を決めたところで初回が終わった。

2R、1Pのシもプレーオフ進出のためにこの回でフィニッシュが欲しいシが左ミドルを3発蹴り、右ジャブを当てる。オーソに戻し、ワンツーをヒットさせるとクンチェンコが後方にふらつく。追撃の右で尻もちをついたクンチェンコがダブルレッグでケージに押し込み、まずはピンチを乗り切る。

一度は体を入れ替えたシだったが、クンチェンコは再びケージに押し込む。プレーオフ進出へのボーナスが遠くなる展開が続き残り80秒でシは離れる。左ミドルを入れ、左ハイはガードされたシが、ボディを殴り左ジャブから右アッパー、左ミドルと攻撃を続ける。しかし、的確な攻撃もラッシュと表現するには至らず、クンチェンコがシングルでケージに押し込みシは総得点を6Pとする機会を失い、ブラダボーイ逆転は無理となった。

3R、クンチェンコは右ロー2発から、左ミドル。シも左ミドルを返すが、最終回になりクンチェンコの勢いが出てきた。シはクリンチで出るが、逆にケージに押し込まれ細かいパンチ&ヒザを受け続ける。ダブルレッグ、シングルレッグを切るシだが、ケージに押し込まれた時間は3分を越える。もちろん判定で敗れることはなく、レコードは汚れないが、ボーナスもない。

と左の相打ちから、クンチェンコが右ローを入れる。左ミドルにも、軸足にローを入れるクンチェンコは、シのスピニングバックフィストもダックで見切る。自らのハイでスリップしたクンチェンコが、尻もちから起き上りつつシングルでケージに押し込み、クリンチでボディを殴りタイムアップ。

シは判定勝ちも獲得Pは合計で『4』。クンチェンコは『-1』のままでシーズン敗退が決まった。これから4試合を残した時点で、シは「この4Pで、なんとかプレーオフに進みたい」とインタビューで話した。


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News PFL PFL2021#05 アレクセイ・クンチェンコ グレイゾン・チバウ ニコライ・アレクサヒン ブログ マゴメド・マゴメドカリモフ レイ・クーパーIII ローリー・マクドナルド

【PFL2021#05】計量終了 ブラダボーイが計量失敗。減点され5Pから加点なし、プレーオフ進出に黄信号

【写真】セレモニアル・フェイスオフでもやや目がくぼんだ感があったクーパー3世 (C) PFL

16日(水・現地時間)、17日(木・同)にニュージャージー州アトランティックシティのオーシャン・カジノリゾートで開催されるPFL2021#05の計量が行われた。

数字上、全員にプレーオフ進出の可能性があるウェルター級で、一大事が起こった。現在6Pでランク1位のれい・クーパー3世が計量に通過せず、-1Pで5Pから勝っても加点はないという厳しい状況に追い込まれた。


対するニコライ・アレクサヒンは初戦が不運にもNCで1Pとし手にできておらず、3Pをとっても4Pにしかならずフィニッシュが必須の対戦となる。

そのアレクサヒンはセレモニアル計量後に「初戦では不幸にも、自分の力を全て見てもらうことはできなかった。でも今回は、全てを手にするつもりだよ」とインタビューに答える。

対してブラボ―イは当然のように硬い表情で、「やることは変わらない。フィニッシュする。計量ミスをしてしまって、申し訳ないと思っている。ただ、勝つしかない。体調不良? そういうことはない。でも減量に失敗してしまったんだ。試合に集中するよ」と話した。

ライバルの計量失敗で、暫定1位となったローリー・マクドナルドと対戦するグレイゾン・チバウは「この試合は2人のレジェンドが戦う。ローリーはレスリング、柔術、打撃、全てができる。ただ、僕らの間にそれほど差はない。ただ戦う、喧嘩だ」とコメント。

対してロリマクは「どのような状況だろうが、準備はできている。喧嘩ファイトを仕掛けれても、相手の観察してアドバンテージを見つけるだけの経験が僕にはある。喧嘩がしたいなら、応じるよ。フィニッシュする自信もある。プレーオフに進めるなら、ランキングは関係ない。その時に人生最高のパフォーマンスを見せるだけだから」と非常に落ち着いた様子で語った。

クーパーが5P止まりになったことで、ジョアォン・セフェリーノは3Rでフィニッシュすれば、トップ4入りが濃厚となる。前回王者の動向は、マイナススタートのアレクセイ・クンチェンコが2Rまで、マゴメド・マゴメドケリモフが初回でフィニッシュされないことが重要になるが、果たしてサディボウ・シとカーティス・ミランダーにロシアンを倒す力はあるのか……。

■視聴方法(予定)
6月18日(金・日本時間)
午前6時30分~Official Facebook

■ PFL2021#05対戦カード

<ウェルター級/5分3R>
ローリー・マクドナルド: 171ポンド(77.56キロ)
グレイソン・チバウ: 170.6ポンド(77.38キロ)

<ウェルター級/5分3R>
レイ・クーパー3世: 171.8ポンド(77.92キロ)
ニコライ・アレクサヒン: 169ポンド(76.66キロ)

<ライトヘビー級/5分3R>
エミリアーノ・ソルディ: 205ポンド(92.99キロ)
ダン・スポーン: 205.6ポンド(93.25キロ)

<ライトヘビー級/5分3R>
セザー・フェレイラ: 205.4ポンド(93.16キロ)
クリス・カモージ: 204.6ポンド(92.8キロ)

<ライトヘビー級/5分3R>
アントニオ・カーロス・ジュニオール: 205ポンド(92.99キロ)
ヴィニー・マガリャエス: 204ポンド(92.53キロ)

<ライトヘビー級/5分3R>
マールシン・ハムレット: 205.6ポンド(93.25キロ)
コリー・ヘンドリックス: 205.6ポンド(93.25キロ)

<ウェルター級/5分3R>
ジョアォン・セフェリーノ: 171ポンド(77.56キロ)
ジェイゾン・ポネ: 169.4ポンド(76.83キロ)

<ウェルター級/5分3R>
マゴメド・マゴメドケリモフ: 171ポンド(77.56キロ)
カーティス・ミランダー: 170.6ポンド(77.38キロ)

<ライトヘビー級/5分3R>
ジョーダン・ヤング: 206ポンド(93.44キロ)
トム・ローラー: 203.6ポンド(92.35キロ)

<ウェルター級/5分3R>
アレクセイ・クンチェンコ: 169.6ポンド(76.92キロ)
サディボウ・シ : 170ポンド(77.11キロ)

【ウェルター級ランキング】
1位 6P レイ・クーパー3世
2位 6P ローリー・マクドナルド
3位 3P ジョアォン・セフェリーノ
4位 1P ニコライ・アレクサヒン
5位 1P サディボウ・シ
6位 0P グレイソン・チバウ
7位 0P カーティス・ミランダー
8位 0P ジェイゾン・ポネ
9位 -1Pアレクセイ・クンチェンコ、マゴメド・マゴメドケリモフ

【ライトヘビー級ランキング】
1位 6P セザー・フェレイラ
2位 6P アントニオ・カーロス・ジュニオール
3位 5P マールシン・ハムレット
4位 3P エミリアーノ・ソルディ
5位 3P ジョーダン・ヤング
6位 0P クリス・カモージ
7位 0P ダン・スポーン
8位 0P トム・ローラー
9位 0P コリー・ヘンドリックス
10位 -1P ヴィニー・マガリャエス

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『2021 PFL 4: Shields vs. Elkin』試合結果/フルファイト動画

2021 PFL 4 live and official results(MMAJunkie)
MAIN CARD (ESPN2/ESPN+, 10 p.m. ET)

・Claressa Shields def. Brittney Elkin via TKO (punches) – Round 3, 1:44
・Clay Collard def. Joilton Lutterbach via split decision (29-28, 28-29, 29-28)
・Bubba Jenkins def. Bobby Moffett via unanimous decision (29-28, 29-28, 29-28)
・Brendan Loughnane def. Tyler Diamond via majority decision (30-27, 29-27, 28-28)

PRELIMINARY CARD (ESPN+, 7 p.m. ET)

・Natan Schulte def. Alex Martinez via split decision (29-28, 28-29, 29-28)
・Olivier Aubin-Mercier def. Marcin Held via unanimous decision (30-27, 30-27, 30-27)
・Loik Radzhabov def. Akhmed Aliev via TKO (punches) – Round 1, 0:27
・Sheymon Moraes def. Jesse Stirn via submission (kimura) – Round 2, 4:59
・Chris Wade def. Arman Ospanov via KO (punches) – Round 2, 2:18


【PFL2021#04】アルマン・オスパノフに北米の壁、ウェードのハイキックから左でKO負け(MMAPLANET)

【PFL2021#04】2ラウンド終了1秒前、シェイモン・モラエスがキムラでスターンから一本勝ち(MMAPLANET)

【PFL2021#04】アリエフを失神に追い込んだラジャポフが希望繋ぐ27秒KO勝ち(MMAPLANET)

【PFL2021#04】オバメルシェに判定負けのヘルド、ポイント3Pのままで厳しい状況に(MMAPLANET)

【PFL2021#04】シュルチのスプリット判定勝ちで、シュルチ&ヘルドのプレーオフが消える(MMAPLANET)

【PFL2021#04】えげつない消耗戦。勝者も敗者も気持ちは折れず、ラウネーンがプレーオフ決定(MMAPLANET)

【PFL2021#04】しっかりとポイント計算、ジェンキンスが判定でプレーオフスポット勝ち取る(MMAPLANET)

【PFL2021#04】クレイ・コラード、プレーオフ確定。体重オーバーのラターバッハからスプリット勝利(MMAPLANET)

【PFL2021#04】「絶対に諦めるつもりはなかった」。五輪金〓2&BOX8冠シールズ、初陣は大逆転TKO勝ち(MMAPLANET)

 6月10日にニュージャージー州アトランティックシティのオーシャン・カジノ・リゾートで開催された『2021 PFL 4: Shields vs. Elkin』の試合結果。

 今大会の目玉はロンドン&リオデジャネイロ五輪ボクシング女子ミドル級金メダリスト、プロボクシング女子3階級王者のクラレッサ・シールズのMMAデビュー戦。階級はライト級でブリトニー・エルキンに1、2Rを落としましたが、3Rに逆転のTKO勝ちを収めています。



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