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【PFL SF01】Bellator王者エブレンがバックコントロールで無限ループ。エドワーズに判定勝利して王座防衛

<Bellator世界ミドル級選手権試合/5分5R>
[王者]ジョニー・エブレン(ブラジル)
Def.3-0:48-47.48-47.48-47
[挑戦者]ファビアン・エドワーズ(英国)

サウスポーのエドワーズに対し、エブレンが右ストレートと右ミドルを見せる。エドワーズもインローと左の前蹴り、エブレンの右ハイに左ストレートを返す。エブレンは右を振って前に出て右ハイ、エドワーズは左ストレートを狙う。

エブレンもエドワーズの蹴りに右ストレートを合わせ、左腕を差してエドワーズをケージに押し込む。離れたエドワーズに対し、すぐに右で詰めるエブレン。右ハイを蹴ってダブルレッグに入り、エドワーズの体を持ち上げるようにテイクダウンする。

背中を見せて立ち上がるエドワーズに対し、エブレンはバックコントロール、持ち上げてマットに叩きつける。ここもすぐにエドワーズが立ち上がるが、再びエブレンが持ち上げてテイクダウンし、最後はその立ち際にエブレンが細かくパンチを入れてラウンド終了となった。

2R、エドワーズが右ジャブから左の前蹴り、右のアウトローを蹴る。エブレンは大きな左フックを見せつつ前に出る。エドワーズは左ストレートを当てるが、前に出るエブレンが右ストレートからダブルレッグで組みつく。エドワーズが距離を取ろうとするが、エブレンはシングルレッグでしつこく組んでテイクダウンする。

エブレンはエドワーズの右足を超えてハーフガードになり、左腕を腰に回してトップキープする。エドワーズが亀になって立ち上がると、エブレンが持ち上げてテイクダウンしてバックから殴る。残り1分30分でエドワーズが立ち上がり、エブレンが持ち上げてテイクダウンする。

ここもエドワーズが立ち上がってクラッチを切って正対する。試合がスタンドに戻ると、互いにインローを蹴り合い、そこにストレートを狙う。エブレンが右ストレートで飛び込むと、エドワーズは左アッパーや左ストレートを狙う。

3R、インローの蹴り合いから、エドワーズが左ストレートからパンチをまとめ、左の前蹴り。エブレンは右ストレート見せ、エドワーズはエブレンのローに左ストレートを返す。エブレンはジャブを伸ばし、エドワーズも左ストレートと左アッパーを返す。

エドワーズはエブレンの右ミドルをブロックして左ストレート、左の三日月蹴りを立て続けに当てる。エブレンはダブルレッグで組みついてテイクダウンし、亀になるエドワーズのバックにつく。離れたエドワーズは左の三日月蹴りと左ハイ、ワンツーから左のヒザ蹴り、エブレンも左フックから右、シングルレッグに入る。

4R、エドワーズは前足にローを集めて左の三日月蹴り。エブレンは右ストレートで飛び込んで、スピニングバックキック、右ストレートにつなげる。エドワーズは左の三日月蹴りと左ストレート、前に出るエブレンは右フックからシングルレッグに入ってテイクダウンする。

すぐにサイドを取ったエブレンは亀になるエドワーズのバックにつく。エドワーズが立ち上がると、エブレンが持ち上げてテイクダウン。このラウンドもこれを繰り返し、時間が過ぎる。残り20秒でエドワーズが距離を取り、左の三日月蹴りと左のヒジで攻めるが、有効打はない。

5R、エドワーズが左の三日月蹴りからパンチをまとめる。ここでエドワーズにアイポークがあり、エブレンにインターバルが与えられる。再開後、エドワーズは左の三日月蹴りを当て、エブレンは右フックからシングルレッグへ。これを切ったエドワーズが左の三日月蹴りを蹴るとローブローとなる。

再開後、エドワーズが左の三日月蹴りとストレートで前進。エブレンも下がりながら右を返す。エドワーズは左ストレートから右フック、三日月蹴りとパンチでボディを狙い、左かパンチをまとめてヒザ蹴りまでつなげる。エブレンも右を返すが、エドワーズの三日月蹴りがもろに入る。

ここから前に出るエドワーズは左からパンチをまとめ、クリンチになると左ヒジとアッパー。これを受けるエブレンだが右を打ち返してシングルレッグで押し込む。最後は四つ組みでヒザを蹴り合い、エブレンがエドワーズをケージに押し込んで試合終了となった。判定は3-0でエブレンが勝利。エドワーズの挑戦を退けて3度目の王座防衛に成功した。


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【PFL】速報中!PFL Super Fights: Battle of the Giants

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今日はPFLのビッグイベントPFL Super Fights: Battle of the Giants NGannou vs. Ferreiraがサウジアラビアのリヤド キングダムアリーナで開催されます。3大タイトルマッチが配置され、メインはボクシングを経て久しぶりにMMAに復帰するフランシス・ガヌー。頭角を現わしてきた新鋭ヘナン・フェレイラと激突します。KO決着・短時間決着必至の一戦はどちらに転ぶのか。さらにクリス“サイボーグ”にAJ.マッキーなど日本でもおなじみの選手が大挙出場。日本時間は早朝ですが、本日もU-NEXTで観戦しつつ、電波と充電の続く限り速報します。乱筆乱文にはご容赦くださいませ。


【ライト級】
×AJ.マッキー(米国)
(判定1-2)
○ポール・ヒューズ(アイルランド)
1R、開始直後から軽快な動きを見せる両者。打撃の交差から組みに行くマッキー。一瞬身体が離れて再びタックルに行くとヒューズは飛び膝。ヒヤッとするがマッキーは足を掴んでテイクダウンを狙う。またも身体が離れると再びヒューズはタックルに合わせて膝蹴り。それでも組んだマッキー。しかしテイクダウンしたのはヒューズ。上から強めのパウンド。マッキーは足関節や蹴り上げで抵抗。スタンドに戻ると打撃の交差。ヒューズが飛び膝からの右フックがクリーンヒット!マッキーが腰を落としたところでラウンド終了。あと10秒あったら危なかった。
2R、じわじわとプレスをかけるヒューズ。マッキーは距離を取りつつ様子を窺う。残り半分になったところでマッキーは組み付いてケージに押し込む。だがすぐにヒューズは脱出。身体が離れるとパンチの交差で互いにヒット。ローブローでの中断を挟んで再び打撃の交差。身体が近づいたところでヒューズが左右の連打から膝蹴り。しかしヒューズはバランスを崩して転倒。そこにマッキーが組んでテイクダウンを狙うがタイムアップ。
3R、開始直後に組み付いたマッキー。しかしヒューズの腰は重い。マッキーは自らグラウンドに引き込むような動きを見せるがヒューズは付き合わない。スタンドに戻るとヒューズはまたも組み付いてスタンドでバックに張り付く。だがヒューズはこれも脱出。身体が離れるとヒューズはアッパーを2連発等で攻勢。最後はマッキーが組み付いてテイクダウンを狙うがヒューズは倒れずに試合終了。判定はまさかのスプリットでヒューズ!マッキーを飲み込んだ!

【フェザー級】
×フセイン・カリマゴマエフ
(判定0-3)
○ザッファー・モフセン
1R、長いお見合いからカリマゴマエフが片足タックルでテイクダウンに成功。しかしモフセンはケージを背にして立ち上がる。スタンドに戻ると再びカリマゴマエフがタックルで組み付く。だがモフセンの腰は重い。逆に小手投げのような形で倒しにかかるがカリマゴマエフも倒れずにラウンドを終えた。
2R、スタンドで長いお見合いからモフセンがカリマゴマエフのタックルに合わせて飛び膝。タックルで組むカリマゴマエフを潰すが、すぐにカリマゴマエフが足を掴んで下からタックル。これを切るモフセン。またも柔道の投げでモフセンがテイクダウン。しかしカリマゴマエフは下からの肘をヒットさせてすぐに立ち上がる。最後は差し合いでラウンド終了。
3R、スタンドで圧力を掛けるモフセン。嫌ったカリマゴマエフはタックルに行くがモフセンが切る展開。お互い決定的な場面を作れないまま時間が経過。終了間際にカリマゴマエフのタックルを潰したモフセンが上になる。じわじわとパウンドと肘で削って試合終了。微妙な判定はモフセンに軍配。


【べラトールミドル級タイトルマッチ】
○ジョニー・エブレン
(判定3-0)
×ファビアン・エドワーズ
1R、スタンドの攻防からエブレンが組み付いてケージ際での差し合い。しかしお互い腰が重く、身体が離れる。スタンドで打撃を交差させる中、エブレンがタックルでテイクダウン。エドワーズがすぐに立ち上がるがエブレンがバックに張り付いてコントロールしてラウンドを終えた。
2R、やはりスタンドの攻防からタックルで組み付くエブレンがテイクダウン。立ち上がるエドワーズのバックに周ってポジションをキープ。要所でリフトしてテイクダウンして優勢をアピール。終了間際にやっとエドワーズが脱出。身体が離れてスタンドの攻防になるが手数が出ないままラウンド終了。
3R、後がないエドワーズは手数を出し始める。細かいジャブに三日月蹴りで攻勢。しかし中盤に入ると組み付いたエブレンが簡単にテイクダウン。中腰のエドワーズに対してバックに周る。グラウンドをコントロールしてラウンドを終えた。
4R、早々にエブレンが片足タックルでテイクダウン。立ち上がるエドワーズのバックに周ってリフトしてテイクダウン。このリピートで完全に制圧する。最後の最後でエドワーズが脱出して打撃でプレスを掛けるがラウンド終了。エドワーズはKOするしかない。
5R、開始直後にエドワーズのパンチがアイポークになって試合は中断。再開するとスタンドの攻防からエドワーズの三日月蹴りがローブローになってしまいまたも中断。再開するとエドワーズがイケイケ。ジャブに三日月蹴りを的確にヒットさせるとエブレンは後退。苦し紛れにタックルに行くがエドワーズは切ってスタンドの時間が続く。押せ押せムードだったが最後はエブレンが組み付いてケージに押し込んで試合終了。判定は試合の大半をコントロールしたエブレンに軍配。

【PFL女子フェザー級 スーパーファイトチャンピオンシップ】
○クリス“サイボーグ”(ブラジル)
(判定3-0)
×ラリッサ・パチェコ(ブラジル)
1R、打撃の交差からパチェコが打ち気に出たところに合わせてサイボーグがタックルでテイクダウン。簡単にサイドに移行。しかしパチェコはすぐに立ち上がる。立ち上がり際にサイボーグがハイキックからパンチをまとめる。さらにスタンドの攻防からサイボーグがタックルでテイクダウン。パチェコは下からギロチンを狙うが首が抜けて不発。このままサイボーグが上を固めてラウンドを終えた。
2R、スタンドで前に出るのはパチェコ。プレスをかけてサイボーグをケージに追い詰める。するとサイボーグはタックルでテイクダウン。ハーフになってポジションをキープ。側頭部にパウンドを入れて手数を稼ぐ。最後は猪木アリ状態になってブレイクがかかってラウンド終了。
3R、距離を取るサイボーグに対してパチェコは掛ってこいとアピール。徐々に距離が詰まるとサイボーグの蹴りを掴んでパチェコがフックを当てるとサイボーグはバランスを崩して転倒。パチェコが上を取る。手数こそないが上を固めてラウンドを終えた。
4R、このラウンドは終始スタンドの展開。お互いに一定の距離を置いて様子を窺う。徐々にパチェコが圧力を強めるが手数がなかなか出ない。一瞬距離が詰まるとサイボーグがパンチをたたみかける場面はあったがパチェコは後退して回避。終了間際にはサイボーグがタックルで組み付くと離れ際に激しい打撃の応酬でラウンド終了。
5R、後がないパチェコだがなかなか手が出ない。サイボーグも距離を取って様子を窺う。しかしサイボーグはチャンスと見るやパンチのラッシュで前に出てテイクダウン。上からパウンドを落とすがパチェコは立ち上がる。スタンドの攻防からサイボーグはクレバーにタックルでテイクダウンでまとめて試合終了。判定はサイボーグ。PFLの王座戴冠!

【PFLヘビー級 スーパーファイトチャンピオンシップ】
○フランシス・ガヌー(カメルーン)
(1R TKO)
×ヘナン・フェレイラ(ブラジル)
1R、カーフキックの蹴り合いで幕開け。そこからガヌーはタックルでテイクダウンに成功。フェレイラは下から三角を狙うがガヌーは冷静に対処。上をキープすると怒涛のパウンド。最後は亀になったフェレイラにパウンドを浴びせ続けて身体が伸びる。レフェリーが試合を止めた!ガヌー強い!
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【PFL SF01】ポール・ヒューズ強し!強烈なヒザと右で追い込み、AJ・マッキーJrに判定で勝利

<ライト級/5分3R>
ポール・ヒューズ(アイルランド)
Def.2-1:29-28.29-28.28-29
AJ・マッキーJr(米国)

サウスポーのマッキーがジャブと左ミドル、ワンツー、右の関節蹴りを見せる。ヒューズは前に出て右ストレート、マッキーは細かくパンチをまとめて左ハイ、そこから組み付く。ヒューズをケージに押し込むマッキーはテイクダウンを狙いつつ、ヒジも入れる。離れたヒューズが組みつこうとするマッキーに右のヒザ蹴り。マッキーはそのままシングルレッグで組みつき、右腕を差して押し込む。

マッキーはダブルレッグに入りつつボディロックしてバックを狙う。ヒューズが正対するとマッキーはヒジを入れる。離れたヒューズは打撃の圧力をかけて再び右のヒザ蹴り。マッキーはそれを取ってケージまで押し込むが、ヒューズはテイクダウンを許さずにトップを取る。ヒューズは立ち上がった状態から右のパンチを落とし、マッキーの足関節を外すと左右のパウンド。マッキーの左足を超えてトップキープする。

マッキーも足を戻して体を起こしていくが、ヒューズはがぶる。立ち上がったマッキーが左ミドル。ヒューズはその蹴り足をとって右の飛びヒザ蹴り。これを当ててマッキーをケージに詰めると右フック。これでマッキーがダウン気味に倒れ、ダブルレッグで組みついたところでラウンド終了となった。

2R、マッキーが左ストレートを伸ばして前に出る。ヒューズは関節蹴りと右ハイ、外にステップしながらのワンツー、インローを蹴る。ヒューズはマッキーの左をかわして右ストレート、マッキーも左ミドルを蹴る。ヒューズは右ハイを蹴って、じりじり前に出る。マッキーは左ストレートやローを出すが、ヒューズが距離を詰めてマッキーをケージに押し込む。

マッキーが態勢を入れ替えると、離れたヒューズが右ストレートでプレッシャーをかける。マッキーが左ストレートを当てると、ヒューズが右ストレートから左フック、右ストレート。ここでマッキーのサイドキックがローブローとなる。再開後、ヒューズはマッキーの左ミドルをキャッチして左ヒジ、右ボディから左フック、右のヒザ蹴り。このヒザでヒューズがバランスを崩してしまい、マッキーがバックにつく。ここでラウンド終了となった。

3R、ヒューズが左のサイドキック。、マッキーもサイドキックやスピニングバックキックを見せてダブルレッグに入る。そのままマッキーがケージまで押し込み、左足にシングルレッグに入りつつバックへ。ヒューズも正対して、逆にグラウンドで上をとる。

ここはヒューズがマッキーを立たせ、マッキーがワンツーから組んでバックへ。ヒューズはマッキーのクラッチを下げて、コントロールさせない。正対して離れたヒューズは右ストレートからパンチをまとめる。マッキーがスピニングバックフィストを見せるが、ヒューズは左右のフックからヒザ蹴り、ヒューズが前に出て来るところに右アッパーを合わせ、ワンツーにつなげる。

マッキーは下がって左ミドルと左ヒジ、ヒューズはマッキーのテイクダウンを切ってがぶる。マッキーもここからバックを狙うが、立ち上がったヒューズが正対する。ここもヒューズがパンチからヒザ蹴りで前に出る。判定は2-1と割れたものの、ヒューズが番狂わせと言っていい勝利を収めた。


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45 MMA MMAPLANET o PFL マルコス・ブレノ ラフェオン・スタッツ

【PFL SF01】1Rこそブレノの打撃に苦戦するも、スタッツが3RにRNCを極めて一本勝ち

<バンタム級/5分3R>
ラフェオン・スタッツ(米国)
Def.3R3分01秒by RNC
マルコス・ブレノ(ブラジル)

サウスポーのスタッツがジャブとインロー。ブレノはアウトローを蹴って、右ストレートをボディと顔に打ち分ける。これでスタッツをケージまで下がらせ、スタッツのシングルレッグを切る。ブレノは右ボディ、右の三日月蹴りと右ミドル。スタッツが何度も組みつこうとするが、ブレノはそれを許さない。

打撃でプレッシャーをかけるブレノは右ストレートから左フック、右ストレート。しっかり間合いを測りつつ、右ストレートと右ハイ、右ボディ、スタッツの左ストレートに左フックを合わせる。距離を詰めたブレノがワンツーと右ボディ、右ストレート。スタッツも左ミドルを蹴って、前足にシングルレッグに入る。

スタッツは右腕を差してテイクダウンを狙い、ブレノはそれを小手に巻いて凌ぐ。スタッツはそのままスタンドでバックにつくと、バックコントロールして寝かせてサイドでトップキープする。最後はハーフガードでトップキープする形でラウンドを終えた。

2R、ブレノはジャブと左フック、右のヒザ蹴りを狙う。スタッツが左ミドルを蹴ると、ブレノも右ミドルを蹴り返す。ブレノはワンツーから前に出てインローとミドル、右ストレートからパンチをまとめる。スタッツも左ストレートを返し、ブレノはパンチから右ミドル。続くブレノのインローにスタッツが左ストレートを合わせる。

ここからスタッツが左ストレートで前に出てシングルレッグで組みつくとバックへ。ケージ際でブレノを寝かせ、ケージを背にして立ち上がるブレノを寝かせる。この流れでスタッツがバックにつくとスクランブルの攻防にも競り勝って、右膝が抜けた形のハーフガードでトップキープする。スタッツは肩固めを狙い、ブレノもガードポジションに戻す。この態勢で2Rは終了となった。

3R、ブレノが右ミドル、右ストレートと左フック。スタッツがジャブを伸ばすと、ブレノが飛び込むような右アッパーを見せる。スタッツはジャブを振って左ミドルと左ストレート、ブレノの右ミドルを受けて左ストレートからパンチをまとめる。

ここでブレノがダブルルレッグでテイクダウンすると、スタッツは右腕でギロチンを狙う。頭を抜いたブレノは左腕を首に回して肩固めのクラッチでパスガードを仕掛けるが、この動きに合わせてスタッツがブリッジを効かせてポジションを返す。

ハーフガードでトップキープしたスタッツは亀になるブレノにパンチを入れ、ブレノが立ち上がろうとするとバックコントロールしてRNCを狙いながら両足をフックする。最後はスタッツがこのRNCをがっちりと極めて一本勝ちを収めた。


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【PFL SF01】計量終了 ガヌー、2年10カ月振りのMMA。エブレンはBellator防衛戦。AJ&スタッツも

【写真】フェヘイラが大きく見えるが、俊敏性がガヌーが上だろう (C)

19日(土・現地時間)にサウジアラビアはリヤドのキングダム・アリーナで開催されるPFL Super Fights 01「Battle of the Giants」の計量が18日(金・同)に行われた。
Text Manabu Takashima

オイルマネーを背景に、世界のスポーツエンターテイメントの誘致を進めてきた中東国家にあって近年、躍進しているのが門戸開放を進めるサウジアラビアだ。MMAでもPFL、UFCが進出を果たし、PFLはMENAという地域リーグも実施している。


そんなサウジアラビアで2月のPFL vs Bellator以来のビッグマッチとなるPFL SF01「Battle of the Giants」で2年10カ月振りのMMAマッチとなるフランシス・ガヌーが、その2月大会でライアン・ベイダーを破ったヒーナン・フェヘイラと戦う。

パブリック計量時のフェイスオフでは、一触即発どころ額をグイグイぶつけ合った両者。非常に険しい表情でにらみ合いを続けると、珍しく顔を合わせたままインタビューが始まる。

すると一転して「最後にケージに立っているのは1人。この試合のためにハードなトレーニングを積んできた。皆に喜んでもらえる試合をする」とフェヘイラが平たいコメントをする。

ガヌーは「(額をぶつけ合ったことを尋ねられて)ここまで来るとなんでもありだと思っている。もう、準備はできている。明日、その時がやってくる。俺がキングだ。アイツは明日、思い知ることになる」と話した。

コメインはスーパーファイト女子フェザー級のタイトルが掛かったブラジリアン同胞対決。ケイラ・ハリソンに唯一黒星を与えたパチェコは「彼女はこのスポーツのために尽くしてきた。ファンではないけど、憧れてきた。でも、ここには勝つためにやってきた。厳しい練習をしてきた私を誰も止めることはできない」とサイボーグに敬意を払った勝利宣言を行った。

一方、サイボーグは「ここにいられることを感謝し、凄く幸せに感じている。正しいタイミングで、正しい場所にいる。ベルトを巻くのは私の仕事だから。5分5Rのウォーを戦い抜くだけのコトはやってきた」と穏やかに語った。

SFのベルトが掛かったメインとコメインの前に組まれたのは、Bellator世界ミドル級選手権試合だ。

9月のBellator CSロンドン大会で組まれていたカードが、スライドされ同大会に花を添えることとなった。

加えてPFLはシーズン・ファイナルが控えており、AJ・マッキーJrやラフェオン・スタッツというBellatorライト級とバンタム級の中軸ファイターが、リヤドで戦う。

ポール・ヒューズ、マルコス・ブレノとBellatorバナーの下で戦うファイターが対戦相手というころもあり、Bellator内の序列争いがスーパーファイト・イベントで組まれたことになる。

またBRAVE CFでキャリアを積んだフセイン・カジマゴメドフ、UAEWで戦ってきたマカシャリプ・ゼニュコフ、PFL MENAから昇格(?)のタリク・イズマイル。加えてPFL欧州リーグに参戦中のイブラヒム・イブラヒモフと中東&ムスリム勢の投入が目立つ同大会。PFLのリーグ構想が既に形になりつつある印象も残るSuper Fights=PPVイベントだ。

■視聴方法(予定)
10月20日(日)
午前2時15分~U-NEXT

■ PFL Super Fights01計量結果

<PFL SFヘビー級選手権試合/5分5R>
フランシス・ガヌー: 256.8ポンド(116.48キロ)
ヒーナン・フェヘイラ: 251.5ポンド(114.07キロ)

<PFL SF女子フェザー級選手権試合/5分5R>
クリス・サイボーグ: 144.5ポンド(65.54キロ)
ラリッサ・パチェコ: 144.1ポンド(65.36キロ)

<Bellator世界ミドル級選手権試合/5分5R>
[王者]ジョニー・エブレン: 184.7ポンド(83.77キロ)
[挑戦者]ファビアン・エドワーズ: 184.9ポンド(83.86キロ)

<フェザー級/5分3R>
フセイン・カジマゴメドフ: 146ポンド(66.22キロ)
サファー・モーゾン: 145.8ポンド(66.13キロ)

<ライト級/5分3R>
AJ・マッキーJr: 155.8ポンド(70.66キロ)
ポール・ヒューズ: 155.8ポンド(70.66キロ)

<バンタム級/5分3R>
ラフェオン・スタッツ: 135.8ポンド(61.59キロ)
マルコス・ブレノ: 136ポンド(61.69キロ)

<ライト級/5分3R>
マカシャリプ・ゼニュコフ: 155.6ポンド(70.57キロ)
デドリック・サンダース: 154.9ポンド(70.26キロ)

<フェザー級/5分3R>
イブラヒム・イブラヒモフ: 145.5ポンド(66.0キロ)
ナチョ・カンポス: 145.9ポンド(66.17キロ)

<フェザー級/5分3R>
タリク・イズマイル: 145.1ポンド(65.81キロ)
タハ・ベンダウト: 145.5ポンド(66.0キロ)

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『PFL Super Fights: Battle of the Giants』オッズ



 BetOnlineの『PFL Super Fights: Battle of the Giants』のメインカードオッズは以下の通り。

▼PFLヘビー級スーパーファイトチャンピオンシップ/5分5R
フランシス・ガヌー-240(1.42倍)
ヘナン・フェレイラ+205(3.05倍)


▼PFL女子フェザー級スーパーファイトチャンピオンシップ/5分5R
クリス・サイボーグ+127(2.27倍)
ラリッサ・パチェコ-147(1.68倍)


▼Bellatorミドル級タイトルマッチ/5分5R
ジョニー・エブレン-350(1.29倍)
ファビアン・エドワーズ+275(3.75倍)


▼フェザー級/5分3R
フセイン・カジマゴマエフ-1200(1.08倍)
ザファー・モウセン+750(8.50倍)


▼ライト級/5分3R
A.J.マッキー-185(1.54倍)
ポール・ヒューズ+160(2.60倍)


 開始時刻は日本時間10月20日午前1時30分でU-NEXTで生配信されます。『UFC Fight Night 245: Hernandez vs. Pereira』と被るので当サイトでは試合結果のみとさせていただきます。続きを読む・・・
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【RIZIN】朝倉未来 パンチの変化

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UFC on ESPN+103:オッズ/予想と展望

アンソニー・ヘルナンデス 1.74
ミシェル・ペレイラ 2.14
ロブ・フォント 4.40
カイラー・フィリップス 1.23
チャールズ・ジョンソン 1.43
ス・ムダルジ 2.90
ジェイク・ハドリー 1.50
キャメロン・スマザーマン 2.70
ダレン・エルキンス 1.93
ダニエル・ピネダ 1.89
マテウス・ニコラウ 2.64
アスー・アルマバイエフ 1.51
ブラッド・カトーナ 2.85
ジェアン・マツモト 1.44
ジョセリン・エドワーズ 1.36
タミレス・ビダル 3.25
ジェシカ・ペネ 2.50
エリース・リード 1.56
メリッサ・マルティネス 1.77
アリス・アルデレアン 2.10
オーステン・レーン 3.80
ロベリス・デスパイネ 1.28

メインはミドル級ランカー対決。両者ともにUFC初メイン。

ヘルナンデスはUFC6勝2敗で現在5連勝中。レスリングベースのグラップラーで、ノーランカー相手に4連勝でランキング入りし、前戦はランク外のロマン・コプィロフにテイクダウンを仕掛ける展開で体力を削ってからのチョークで一本勝ち。今回が初のランカー同士の試合(下位ランカーが相手だが)となる。

ペレイラUFCデビューから3戦で1勝2敗だったが、そこから8連勝中。ウェルターで5連勝し、ランカーのスティーブン・トンプソンとの試合が組まれたが、体重オーバー(UFCでは2度目)により試合が消滅。昨年10月からはミドル級に上げると、3試合連続で秒殺フィニッシュ勝利しパフォーマンス・オブ・ザ・ナイトを受賞している。身体能力が高く、バック宙パスガードなどの奇想天外な攻めを見せる四次元ファイター(ただし、UFCで出した際には、着地の際に相手の顔に膝が当たってしまい物議を醸した)。こちらもランカー同士の試合はこれが初めて。

ペレイラUFCでは1度しかテイクダウンを奪われていないが、そもそもグラップラー、レスラーとの対戦が少なく、対戦しても秒殺で勝っており、ヘルナンデスのようなゴリゴリのレスラーとの対戦はキャリアを通じて初めて。スタミナもあまりないので、ヘルナンデスのテイクダウン狙いの攻めで体力を削られると厳しくなりそう。

ヘルナンデス判定勝ち。

セミ前のフライ級の試合では、チャールズ・ジョンソンが今年4連勝目を掛けて出場。LFAで堀内佑馬に判定勝ちで暫定王座を獲得し、2022年にUFCと契約したが、昨年は初戦で勝利した後3連敗。後がない状況で、緊急の代役としてローカルから15連勝中のカザフスタン人・アザト・マクスム相手に、序盤にいきなりダウンを奪われてピンチに陥ったが、2R以降盛り返して判定勝ち。5月にジェイク・ハドリーに判定勝ちすると、7月の前戦はUFCデビューから3連勝中の若手のホープ・ジョシュア・ヴァンに打撃戦で打ち勝って3RKO勝ち。

相手のス・ムダルジは散打バックボーンのストライカーで、16勝中13KOと、フライ級では高いKO率を誇る。一時はランキングにも入っていたが、マット・シュネルとティム・エリオットに連敗中。

連勝中はずっとアンダードッグだったジョンソン。今回はノーランカー相手にフェイバリット。ス・ムダルジはパンチに一発の重さがあるが、ボクシングテクニックではジョンソンか。

第1試合開始は20日朝5時から。当時はPFLのメインカード(5時開始)をリアルタイム実況して、終了後にUFCを追いかけ視聴します。

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PFL Super Fights:Battle of the Giants:オッズ/予想と展望

フランシス・ガヌー 1.31
ヘナン・フェレイラ 3.60
クリス・サイボーグ 2.14
ラリッサ・パチェコ 1.74
ジョニー・エブレン 1.25
ファビアン・エドワーズ 4.10
フセイン・カジマゴマエフ 3.00
ザファー・モフセン 7.25
A.J.マッキー 1.60
ポール・ヒューズ 2.40
ラウフェオン・ストッツ 1.15
マルコス・ブレノ 5.90
デドレック・サンダース 3.75
マカシャリプ・ザヌコフ 1.29
イブラギム・イブラギモフ 1.11
ナチョ・カンポス 7.25
モスタファ・ラシャド・ナダ 1.60
アフメッド・サミ 2.40
タリク・イスマイル 2.95
タハ・ベンダウド 1.42

PFL今年初のスーパーファイトイベント。アメリカ・カナダでは49.99ドル、イギリスでは19.99ポンドのPPVで放送される。日本ではU-NEXT月額会員で視聴可能。

メインはUFCで王座を防衛したまま、契約切れでFAとなったガヌーと昨年のPFLウィナー・フェレイラの対戦。

ガヌーはUFCデビューから6連続フィニッシュで、2018年にスティーペ・ミオシッチのタイトルに挑戦。しかし2Rに早くもスタミナ切れを起こし、フィニッシュこそ免れたが、一方的な展開でUFC初黒星。続くデリック・ルイス戦も消極的な戦いぶりで判定負けし、評価が大きく下落した。しかしそこから再び連続1RKO勝ち街道に戻すと、前回の対戦から3年後の2021年3月にミオシッチに再挑戦。今度は2RKOで破り王座を獲得した。22年1月にはシリル・ガーン相手に初防衛戦を行ったが、タックルからテイクダウンを奪う展開で判定勝ち。その後はUFCとの関係がこじれ、試合が成立しないまま、昨年1月に契約満了となりFAに。5月にPFLとの契約が発表された。

PFLとの契約はボクシングの試合が可能な内容となっており、昨年10月のボクシングデビュー戦で、無敗のボクシング世界王者タイソン・フューリーと対戦。圧倒的不利を予想されながらも、3Rにダウンを奪い、敗れたがスプリット判定まで持ち込んだ。しかし今年3月の元王者アンソニー・ジョシュアとの2戦目では2RでKO負け。今回は2年9ヶ月ぶりのMMA復帰戦となる。

相手のフェレイラは2021年のPFLデビュー戦でガヌーと同じ元UFC王者のファブリシオ・ヴェウドゥムと対戦。1Rに三角絞めに捕まったが、レフェリーがタップに見える動きを見逃し、そのままフェレイラが三角に捕らえられたままパウンドを打ち込み1RKO。しかし試合後にはタップ見逃しが認められ、ノーコンテストに変更となっている。2021年・22年とPFLのリーグ戦・トーナメントを勝ち上がることはできなかったが、昨年ついに全試合KO勝ちでトーナメントを制覇。賞金100万ドルをゲットしている。2月のPFL vs. Bellator対抗戦では、Bellatorヘビー級王者ライアン・ベイダーをわずか21秒でKOし、PFL軍として唯一王者対決を制している。

実績では実質世界最強ファイターのガヌーが上。38歳で3年近いブランクの影響がどれだけあるかが唯一の気がかりとなる。

ガヌーKO勝ち。

セミは2月に組まれなかったPFLウィナー vs. Bellator王者の対抗戦となる女子フェザー級のクリス・サイボーグ vs. ラリッサ・パチェコ

サイボーグはUFC女子フェザー級で王座を獲得したが、2018年に当時のバンタム級王者アマンダ・ヌネスとの階級を超えた対戦で1RKO負けし、MMAデビュー戦以来13年ぶりの敗戦。その後Bellatorと契約すると、初戦でタイトルマッチが組まれ、KO勝ちで王座を獲得。4年間で5度の王座防衛に成功している上に、合間にはボクシングの試合にも出場している。

パチェコは2022年にケイラ・ハリソンを破りPFLライト級を制し、昨年はライトからフェザーに階級変更されての実施だったが、2年連続優勝。PFLではケイラ・ハリソンに2度判定負けしたのみで12勝2敗。PFL参戦前にはUFCにも出場しており、後の女子ストロー級王者ジェシカ・アンドラジと女子フェザー級王者ジャーメイン・デ・ランダミーに連敗。2018年にはTUFの女子フェザー級トーナメントにも出場したが、一回戦でメイシー・チアソンに1RKO負けした。

オッズは意外にもパチェコがフェイバリット。まだ30歳のパチェコに対し、39歳のサイボーグは実力的にピークアウトしていると見られているか。

サイボーグ判定勝ち。

第1試合開始は20日午前1時半(19日土曜日の25時半)。メインカード5試合は朝5時開始予定。なお、同日のUFCは5時から第1試合がスタートする。

メインカードから速報します。

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【UFC307】オクタゴン2戦目、圧巻のリカバリー11キロ!! ケイラ・ハリソン「UFCタイトル戦はすぐに」

【写真】確かに柔道時代とはまるで輪郭も変わっている。これがMMAバージョンのケイラ・ハリソンだ (C)MMAPLANET

5日(土・現地時間)、ユタ州ソルトレイクシティのデルタ・センターでUFC307「Pereira vs Rountree」が開催され、ケイラ・ハリソンがオクタゴン2戦目をケトレン・ヴィエイラと戦う。
Text by Manabu Takashima

2度の柔道金メダリストからMMAに転向し、PFL女子ライト級を連覇。3連覇を逃し、PFLが女子フェザー級を新設するも参戦せず、UFCへ。そしてフェザー級を通り越し、バンタム級に落とすことを決めた。3月のUFC初戦で元世界王者のホーリー・ホルムを相手に圧巻のパフォーマンスを魅せたケイラはUFC世界女子バンタム級王者ではなく、王座をロックオンしている。


オクタゴンで戦った時は、きっと160ポンドに戻っていたはず

――今週末、UFC第2戦が控えています。今の気持ちを聞かせてください。

「最高ね。しっかり段階を踏んで、夢であるUFCチャンピオンに近づいているわ」

――UFC300という歴史的なショーでデビュー戦を戦い元世界王者のホーリー・ホルムを払い腰で投げ、マウントを取って強烈なパウンドからパームトゥパームで勝利しました。UFCでの勝利は、これまで主戦場してきたPFLでの勝利とはファンの反応が違うような感じはありましたか。

「そこは確実にあるわね。UFCは世界最大の団体で、MMA界の五輪よ。UFCに合流してからファンの反応は、跳ねあがったわ。子供たちとビーチにいると、高校生が『ケイラ・ハリソンでしょ?』って話しかけてきて、『すっごい勝ち方だったね』なんて言っているの。そんなこと以前はなかった。UFCは別世界ね。それで浮かれることはないし、自分の目的を達成するために戦うだけだけどエンジョイしているわ」

――元UFC世界王者からの勝利は、これまでの16勝とは違う自信を得ることができたでしょうか。

「そうね……ホーリーとの試合はUFC初戦で、あのビッグカードだし凄くプレッシャーを感じていたの。しかもバンタム級で戦うことも始めてだったし。そんなプレッシャーにさらされると、自分ができるのかって疑問を感じるようになるのが人間じゃない?  自分で口にしてきたことを達成できるのか……だからこそ、これまで以上に自分自身、自分のやってきたこと、チーム、コーチ達の言葉を信じて戦った。その結果の勝利で得られたモノは大きいわ」

――体重を落とせても、リカバリー後のパフォーマンスが重要になってきますが、試合を見る限りそこも問題なかったように見えました。

「リカバリーも完璧だったわ。バンタム級でも以前のように動けるか、正直をいえば自分でも疑問を感じていたの。でもスピードはあるし、圧力も力強さも感じることができた。オクタゴンで戦った時は、きっと160ポンドに戻っていたはずよ」

――えぇ、25ポンド(約11.3キロ)も戻せたのですか!!

「そうよ。最高のコンディションだったわ。チームのおかげよ。コンディショニングコーチ、栄養士、それにマイク・ブラウン、スティーブ・モッコ、柔道時代からずっと支えてくれているジミー・ペドロ。チームの皆を尊敬している。それに母もね。子供たちの面倒を見て、私を支えてくれた。本当に素晴らしいチームが、私を支えてくれている。チームがあったからこそ、あの勝利が実現したのよ」

――そして今回はケトレン・ヴィエイラと対戦します。ランク2位ですが、どのような印象を持っていますか。

「彼女は元世界王者やタイトルコンテンダーに何度も勝っている素晴らしいファイターよ。打撃もできて、レスリングも、柔術もできる。柔道も柔術も黒帯で、本当の意味でウェルラウンダーね。

経験豊かで、タフな試合もやってきている。でも全局面において、私の方が上回っている。打撃もテイクダウンも、グラウンドゲームも、もちろん柔道もね」

――過去の試合では彼女の柔道はゲームを支配するうえで大きな効力を持っていましたが、相手がケイラとなると……。

「私は6歳の時に柔道を始めて20年間、涙と汗、血を流してきた。彼女と私の柔道はレベルが違う、それは断言させてもらうわ。そして、彼女だって分かっているはず。彼女は私のようなレベルのファイターと戦う準備はできない。土曜日の夜は、UFCタイトル戦はすぐにやってくることを皆に証明するつもりよ」

――この一戦は事実上の次期挑戦者決定戦です。そしてラケル・ペニントンとジュリアナ・ペニャのUFC世界女子バンタム級選手権試合が、同じ日に行われます。挑戦するなら、どちらの選手が良いかを含めて試合の行方を予想をしてもらえないでしょうか。

「私はどっちが勝とうが構わない。なんなら一晩で2人と戦っても良いから(笑)」

――WOW。

「問題ないわ。ジュリアナはグラップラーに転じて、凄く良くなっている。従来の力を出せればジュリアナが勝つんじゃないかと思うけど、2年も試合をしていないと実際のところは分からない。負傷明けのファイトだしね。それにラケルはチャンピオンになったことが自信になり、力にもなっているはず。どっちが勝つかは分からない……し、別に気にしない。私はベルトを持っている選手と戦うだけだから。

私のゴールはUFCで戦うことでも、お金を稼ぐことでもない。それは私がUFCのチャンピオンになることも一部でしかないわ。土曜日の夜、そのゴールにまた一歩近づくことになる」

――ケイラは強者の印象が強すぎて、ファンは対戦相手の応援に回るような傾向があるかと。そんな会場の空気が感じられることはありますか。

「そこも楽しんでいるわ。私は輝きを消す存在なのよ(笑)。だからプレッシャーも感じているけど、ファンが私のことをどう見ていようが、自分が好きで1日、1日全力で取り組んできていることの成果を出すために、自分を全うするだけよ」

もうATTではなくてJTT

――気持ちが良い言葉です。ケイラ、最後に日本のファンにメッセージをお願いできますか。

「今、ATTは凄くたくさんの日本人ファイターが練習していて、もうAmerican Top TeamではなくてJTT、Japan Top Team……Japanese Top Teamよ(笑)。私は凄く日本が恋しいわ。すぐにでも、また日本に戻りたい。アリガトゴザイマシタ。オヤスミナサイ」

■視聴方法(予定)
10月6日(日)
午前7時30分~UFC Fight Pass
午前11時00分~PPV
午前7時00分~U-NEXT

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