カテゴリー
45 BELLATOR MMA MMAPLANET o PFL PFL Road to Dubai CS ウスマン・ヌルマゴメドフ キック ポール・ヒューズ

【PFL Road to Dubai CS】ウスマンがヒューズとの5Rに及ぶ大接戦を制してBellator王座を死守

<Bellator世界ライト級選手権試合/5分5R>
[王者]ウスマン・ヌルマゴメドフ(ロシア)
Def.2-0:48-46.48-46.47-47
[挑戦者]ポール・ヒューズ(アイルランド)

サウスポーのウスマンが左右のロー、オーソドックスにスイッチしてインローを蹴る。ヒューズも足を上げて前に出ていくが、ウスマンはサウスポーからインローと前蹴りを見せ、構えをスイッチしながら左の蹴りを飛ばす。ヒューズはウスマンの右の前蹴りをキャッチしつつ、左フックと右カーフを見せる。ウスマンはインロー・奥足ロー、左ミドルを蹴って距離を詰めさせない。

ウスマンが右ストレートを打つと、ヒューズも右ストレートから前に出る。ウスマンは距離を詰めてくるヒューズに左フックを返す。ウスマンは右の関節蹴り。ヒューズも関節蹴りを見せると、ウスマンがスピニングバックキックを繰り出す。ここでヒューズの前蹴りがローブローとなる。再開後、ウスマンは構えをスイッチして左右の前蹴り、ヒューズの前足にローを集める。前に出るヒューズだが、ウスマンはケージ内をサークリングした。

2R、ウスマンはジャブ、サイドキックと前蹴りから右ローにつなげる。ヒューズも前蹴り。ウスマンは右ストレートから組むが、ヒューズはテイクダウンを許さない。ウスマンは前足のサイドキック、オーソドックスに構えてジャブを突く。ヒューズ右フックを打つと、ウスマンが組んでヒザ蹴り。ヒューズが左ボディを打ち込む。ウスマンは距離を詰めて首相撲からヒザ蹴りに持ち込むが、ヒューズが離れ際にパンチをまとめる。

ウスマンはダブルレッグで組んで首相撲、ヒューズは左右のボディを打ち込む。離れたヒューズがジャブで前進。ウスマンは右ストレートを返す。ヒューズは右ミドルと左のテンカオ。ウスマンのクリンチを切ると、ジャブをボディに振る。ウスマンも右ストレートから入って左右のローを蹴る。

3R、ヒューズがジャブと左フック、ウスマンは構えをスイッチしながらパンチとインローを見せる。ヒューズはじりじりと前に出て右ロー。ウスマンはワンツーからシングルレッグに入るがヒューズは深く組ませない。距離が開くとウスマンのインローがローブローとなる。再開後、ヒューズが右ローを蹴って前進。ウスマンが右ストレートからシングルレッグに入り、ヒューズの離れ際にウスマンが右ローを蹴ると、これがローブロー、ウスマンの減点1となる。

再開後、ウスマンはすぐにダブルレッグでドライブしてバックへ。立ち上がるヒューズを持ち上げて倒し、起き上がろうとするヒューズをがぶる。ここはヒューズも必死に体を起こして頭を抜いて離れる。試合がスタンドに戻るとヒューズが右ボディストレート、ウスマンはサウスポーに構えてインローを蹴る。ヒューズは左フックから前に出て、ウスマンの組み際に右アッパー。ウスマンが首相撲に持ち込むとヒューズが左右のボディを打ち込む。ヒューズがウスマンをケージに押し込み、離れると左フックからヒザ蹴り。ウスマンのヒザ蹴りを返すが、再びヒューズが前に出てウスマンに左ボディを打ち込む。

4R、オーソドックスに構えるウスマンが右の前蹴りとインロー、ジャブを伸ばしてインローにつなげる。ヒューズは右ストレート、インローを蹴って前に出る。ウスマンはサークリングしながらジャブ、サウスポーに構えて左ストレート、足に触るフェイントも入れる。ヒューズはプレッシャーをかけ続けて右ストレート、ウスマンの頭が下がったところに右アッパーを突き上げる。ウスマンはサイドキック、ヒューズは右ストレートで飛び込む。

さらにヒューズは距離を詰めて右アッパーから左フック、右ストレート、足を上げるフェイントから左の前蹴りを突き差す。ここでウスマンが組みつこうとした際、偶発的にバッティングが発生し、ヒューズが額をカットする。先にドクターチェックを受けるウスマンが血を舐めながら不敵な笑みを浮かべる。ウスマンもドクターチェックを受けて試合は再開される。再開後、ヒューズが左フック、左ボディから右アッパー。ここでウスマンが渾身のテイクダウンを決める。ウスマンは上体を密着させてトップキープし、終了間際に細かくパンチを落とす。

5R、ヒューズは細かく動いてジャブを突く。ウスマンもローを蹴ってジャブと右ストレートを伸ばす。ヒューズは左フックを見せつつ、ジャブで前進。右ストレートから左フックにつなげるが、ウスマンがこれを空振りさせて組みつくと、すぐにヒューズのバックに回り込む。膝立ちのヒューズに対し、ウスマンはヒューズの太ももにヒザを入れる。ヒューズも立ち上がって正対するが、ウスマンも必死にダブルレッグで組みついてヒューズをテイクダウンする。ウスマンは背中を見せつつ立ち上がり、スイッチして正対するとヒザを突き上げる。

試合がスタンドに戻ると、ヒューズが打撃のプレッシャーをかけて右ストレート。組みの攻防になるとヒューズがウスマンをケージに押し込んで左ボディ。何とか組みつくウスマンだが、ヒューズはボディブローを打ち込む。離れたウスマンもヒザ蹴りと右ストレートを当てて前に出る。ヒューズがジャブ、ウスマンもジャブを返す。ヒューズが右ストレートから左ボディ。ウスマンも必死に組んでテイクダウンを狙うが、ここもヒューズがスイッチでバックを狙い、両者の距離が離れるとボディからパンチをまとめる。判定はジャッジ1名が47-47のイーブンとしたものの、残り2名が48-46でウスマンを支持。ヒューズを振り切って、何とかベルトを死守した。

試合後、ウスマンは「皆のために戦った。ポール・ヒューズ、ブラザー、君はタフだった。でも少しミスをした。俺が無敗のBellatorライト級王者だ。(ヒューズは)テイクダウンディフェンスが強かった。スプロールがすごくて。彼のおかげで次のレベルに進める。成長させてもらった。凄く尊敬している」とコメント。

敗れたヒューズは「もっとプッシュすべきだった。疑うことなく、また戦う。ウスマンを凄く尊敬している。まだタンクにガスが残っていた。次はすべてを使いつくして戦う。ああ、ファ〇ク。PFLは僕を信じてくれた。僕はPFLを信じている。次はベルファーストで戦いたい。ダゲスタンからのファンも歓迎する。次は勝利をつかむ」と語った。


The post 【PFL Road to Dubai CS】ウスマンがヒューズとの5Rに及ぶ大接戦を制してBellator王座を死守 first appeared on MMAPLANET.
カテゴリー
45 MMA MMAPLANET o PFL PFL Road to Dubai CS ティム・ジョンソン ワジム・ネムコフ

【PFL Road to Dubai CS】ワジム・ネムコフ、代役ショートノーティス出場のジョンソンをRNCで一蹴

<ヘビー級/5分5R>
ワジム・ネムコフ(ロシア)
Def.1R3分08秒by RNC
ティム・ジョンソン(米国)

ショート・ノーティス出場のジョンソンはサウスポーに構える。ネムコフの初弾は右ハイ。ジョンソンはこれで額をカットする。ネムコフは右を伸ばし、右ハイを連続で2度繰り出す。ジョンソンのパンチに対し、ダブルレッグでテイクダウンを奪ったネムコフがバックに回る。崩して足のフックを狙うネムコフは、反応してケージ際に移動したジョンソンに右アッパーを突き上げる。

左足をフックしたネムコフは、一度外してジョンソンに飛び乗ると両足をフック。そのまま背中を伸ばしてRNCを極めた。


The post 【PFL Road to Dubai CS】ワジム・ネムコフ、代役ショートノーティス出場のジョンソンをRNCで一蹴 first appeared on MMAPLANET.
カテゴリー
45 MMA MMAPLANET o PFL PFL Road to Dubai CS アクメド・マゴメドフ ネイサン・ケリー

【PFL Road to Dubai CS】マゴメドフが約2年ぶりのMMA復帰戦で11連勝中のケリーにRNCを極める

<フェザー級/5分3R>
アクメド・マゴメドフ(ロシア)
Def.2R4分22秒by RNC
ネイサン・ケリー(アイルランド)

互いに右ローとカーフを蹴り合い、マゴメドフがサウスポーにスイッチして左ミドル。ケリーはアウトローを蹴って右ストレート。マゴメドフは組みついてヒザを蹴って離れる。マゴメドフがワンツー、ダブルレッグからバックに回ってテイクダウンするが、ケリーもバックコントロールは許さずにケージを背にして正対する。ここでケリーが右ヒジを当てると、マゴメドフが距離を取って下がる。ケリーがすぐに打撃で追いかけると、マゴメドフが引き込み気味に下になる。

ケリーはヒジを落としつつバックにつくが、マゴメドフもケリーの足をフックを外して正対し、ケリーをケージまで押し込む。ここでマゴメドフのヒザ蹴りがローブローとなる。再開後、すぐにマゴメドフがダブルレッグでテイクダウンを奪い、ケージを背にするケリーの両足を自分の両足で束ねてパンチを入れつつバックへ。正対するケリーだが、マゴメドフはニアマウントの状態まで持ち込んで、背中越しに右手を回してケリーの右手を固定。ここから細かくパンチを落とす。

2R、じわじわとプレッシャーをかけるマゴメドフがジャブからダブルレッグに入る。両腕をクラッチしてケリーに尻餅をつかせ、自分の両足でケリーの両足を束ねる。ケリーが足を抜いて立とうとすると、マゴメドフはケリーの左足を両足フックして寝かせようとする。

ケリーが背中を見せるとマゴメドフがバックに回り、それを嫌ったケリーが正対するとマゴメドフがニアマウントからパンチを落とし、引っかかっていた左足を抜いて完全にマウントポジションを奪う。ここからマゴメドフはヒジとパンチを落とし、最後は腹ばいになったケリーにRNCを極めてタップを奪った。約2年ぶりのMMA復帰戦となったマゴメドフが11連勝中のケリーから一本勝ちを収めた。


The post 【PFL Road to Dubai CS】マゴメドフが約2年ぶりのMMA復帰戦で11連勝中のケリーにRNCを極める first appeared on MMAPLANET.
カテゴリー
45 MMA MMAPLANET o PFL PFL Road to Dubai CS イブラヒム・イブラヒモフ キック ケニー・モホノアナ

【PFL Road to Dubai CS】脅威のTD能力とコントロール術。イブラヒモフがモホノナに完勝&9勝0敗に

【写真】この選手はぜひとも、ワールドトーナメントで見てみたい(C)PFL

<147ポンド契約/5分3R>
イブラヒム・イブラヒモフ(英国)
Def.3-0:30-27.30-27.30-27
ケニー・モホノアナ(アイルランド)

モホノアナの計量失敗で、キャッチウェイト戦となった一戦。ダゲスタン出身&マンチェスター在住のイブラヒモフがサウスポーのモホノアナをインローで蹴り、バランスを崩させる。組んだモホノアナだが、腰に乗せたイブラヒモフが背負い投げを決めサイドで抑える。モホノアナはハーフに戻し、フルガードを取る。下からエルボーを打ち込むモホノアナは、手首を取って三角を狙う。

イブラヒムはケージにモホノアナを押し込み、バタフライガードを越えにかかる。ケージを背負ったモホノアナを跨いだ形のイブラヒムだったが、離れてボディコントロールへ。モホノアナがギロチンを仕掛けるが、頭を抜いたイブラヒモフはレッグマウント→腰を上げる。

と、一気にパスを決めたイブラヒモフが胸にヒザを蹴り込み、スクランブルのモホノアナからバックを取る。前方に崩しつつヒザを太ももに入れるイブラヒモム。モホノアナはレフェリーの方を見て、ブレイクを要求も──自ら解除できないことを吐露したようなものだ。最後に立ち上がり、スピニングバックキックを狙ったイブラヒモフが初回をリードした。

2R開始直後に見事なダブルレッグテイクダウンを決めたイブラヒモフがトップを取り、エルボーを落とす。背中を見せたモホノアナは両足をフックされ、大丈夫だと指を立てるもマウントに移行され背中を見せる。

ハーフでキムラにこだわるモホノアナはヒザをボディに受け、腕を抜かれる。立ち上がっても、すぐにボディロック&大内刈りで倒されたモホノアナは、サイドを取られ頭を抱える。

肩固め狙いのイブラヒモフは、またもモホノアナが仕掛けたキムラを潰し、足関狙いに鉄槌を落とした。

最終回、飛び上がるようなヒザ蹴りを見せるモホノアナは、組まれて小外刈りで簡単にテイクダウンを許す。徹底したテイクダウン&コントロールを続けるイブラヒモフは、足関を防いでバックへ。正対したモホノアナが飛びつき三角を狙う。足を組まれそうになったイブラヒモフが頭を抜いてパス。ここもバックを制して、前方にテイクダウン。モホノアナは同時に前転するが足を取ることはできず、バックを奪われる。胸を合わせてダブル、上を取り続けるイブラヒモフは、モホノアナのギロチンを未遂に終わらせる。

モホノアナはスクランブルで背中を取られ、豪快なバックスローで投げられる。後方から殴ったイブラヒモフは、最後の最後にスタンドに戻って打ち気のモホノアナにスピニングバックキックを決め、タイムアップを迎えた。

力の差をまざまざと見せつけたイブラヒモフがフルマークの判定勝ち、デビュー以来の連勝を9に伸ばした。


The post 【PFL Road to Dubai CS】脅威のTD能力とコントロール術。イブラヒモフがモホノナに完勝&9勝0敗に first appeared on MMAPLANET.
カテゴリー
45 MMA MMAPLANET o PFL PFL Road to Dubai CS キック クライヴェル・フェルナンジス リナット・カヴァロフ

【PFL Road to Dubai CS】TDは奪えずもケージに押し込み続けたカヴァロフがフェルナンジスを判定で下す

<バンタム級/5分3R>
リナット・カヴァロフ(ロシア)
Def.3-0:30-27.29-28.29-28
クライヴェル・フェルナンジス(ブラジル)

1R、カヴァロフがオーソドックスから右ローを蹴り、サウスポーにスイッチする。フェルナンジスもジャブを伸ばし、互いにインローを蹴り合う。カヴァロフはフェルナンジスの前足に関節蹴りを見せて右フック、フェルナンジスはすぐに右フックを打ち返す。距離を取ったカヴァロフがフェルナンジスの前足にローを蹴り、右ジャブを突く。

フェルナンジスが右ボディを放つと、カヴァロフが組みついて右腕を差してフェルナンジスをケージに押し込む。互いに態勢を入れ替えつつ、カヴァロフが右腕を差して左ヒジ・ヒザを入れる。フェルナンジスがカヴァロフをケージに押し込むと、右腕を深く差して両差しで両手をクラッチする。ここからフェルナンジスが右足をかけてテイクダウンし、カヴァロフの立ち際でバックに回り込む。フェルナンジスがカヴァロフの背中に飛び乗る形でバックキープしてラウンドを終えた。

2R、サウスポーのカヴァロフがジャブと右アウトカーフ、右フックとサイドキックで前に出る。フェルナンジスが右の前蹴りを見せると、カヴァロフはオーソドックスにスイッチして左フックを打つ。カヴァロフはサウスポーに構えて、細かいパンチからフェルナンジスをケージに押し込む。

カヴァロフは左腕を差してテイクダウンを狙い、ヒザ蹴りを突き差す。今度はカヴァロフが右腕を差してケージに押し込むと、フェルナンジスはカヴァロフの左腕をツーオンワンで持ち、離れて左右のパンチを入れて再び組みつく。ここからフェルナンジスのバックにつくと、フェルナンジスが立った状態のままキムラロックを狙って飛びつくように引き込む。カヴァロフはグラウンドにはいかずに立った状態からローを蹴る。ブレイク後、カヴァロフが構えをスイッチして軽快にステップして右フック。フェルナンジスが右を蹴ると、カヴァロフが右フックを狙う。

3R、サウスポーのカヴァロフが右フックとロー。この右を細かく顔とボディに打ち分け、オーソドックスにスイッチするとフェルナンジスの右ローをキャッチして右ストレートを打つ。これでフェルナンジスのバランスを崩して後方に倒すが、グラウンドにはいかずに立たせる。フェルナンジスも右を返すが、カヴァロフがプレッシャーをかけて組みつく。フェルナンジスがカヴァロフをケージに押し込むと、カヴァロフが首相撲からヒジを入れつつ態勢を入れ替える。

カヴァロフは左手を深く差して右ヒジ。差している腕を左右に変えながら逆手でヒジを入れる。距離が離れて試合がスタンドに戻ると、カヴァロフがオーソドックスに構え、フェルナンジスが右ロー。カヴァロフが構えをスイッチしながら関節蹴りを見せる。ここで試合終了となり、明確なテイクダウンこそ奪えなかったものの、フェルナンジスをケージに押し込み続けたカヴァロフが判定勝利した。


The post 【PFL Road to Dubai CS】TDは奪えずもケージに押し込み続けたカヴァロフがフェルナンジスを判定で下す first appeared on MMAPLANET.
カテゴリー
45 MMA MMAPLANET o PFL PFL Road to Dubai CS キック マイク・トンプソン ミラフザル・アクタモフ

【PFL Road to Dubai CS】パワフルな打撃から、TD&肩固めでアクタモフがトンプソンを落とす

<ライト級/5分3R>
ミラフザル・アクタモフ(ウズベキスタン)
Def.2R2分50秒by 肩固め
マイク・トンプソン(英国)

トンプソンが右カーフを2発蹴り、右ストレートをヒットさせる。圧をかけるが手は出ないアクタモフは、カーフを引き続き蹴られる。アクタモフの右オーバーハンドは空振りに。続く左フックがトンプソンの顔面をかすめる。トンプソンが左フックを打ち込み、右カーフへ。アクタモフの右オーバーハンドはまたも空を切る。パンチに勢いはあるが、距離が遠いアクタモフの右がようやく届く。トンプソンは近い距離で左フックを打ち返すが、ローに右を合わされ、もう一発右を被弾して倒れる。起き上がったトンプソンに連打、スピニングバックキックをミスしたアクタモフは攻め急がず間合いを測る。残り10秒の打撃の交換は、トンプソンが下を向いておりアクタモフ優勢という印象を残した。

2R、トンプソンが右カーフ。距離を詰めたアクタモフとクリンチでパンチを交換する。トンプソンのヒザ蹴りにもアクタモフが左を当て、圧を高める。ケージを背負ったトンプソンは左で殴られ腰が一瞬落ちる。組んだアクタモフはバックに回り、大きく抱え上げてスラム。アクタモフは後方から左で殴り、トンプソンが立ち上がっても前方に崩す。尻もちから体重を掛けられ背中をつかされたトンプソンは、そのまま肩固めに捉えられ失神──アクタモフがレコードを8勝0敗1分とした。


The post 【PFL Road to Dubai CS】パワフルな打撃から、TD&肩固めでアクタモフがトンプソンを落とす first appeared on MMAPLANET.
カテゴリー
45 MMA MMAPLANET o PFL PFL Road to Dubai CS Road to UFC UAEW UFC ハディ・オマール・アル・フサイニ ルエル・パニャレス

【PFL Road to Dubai CS】PFL MENA出場のフサイニが、Road to UFC出場のパニャレスに判定勝ち

<フライ級/5分3R>
ハディ・オマール・アル・フサイニ(UAE)
Def.3-0:30-27.30-27.29-28
ルエル・パニャレス(フィリピン)

昨年のRoad to UFCに出場し、初戦は不戦勝&準決勝敗退のパニャレス。フサイニはUAEWで中東勢を相手に4勝0敗1分、PFL MENAでは1敗のファイターだ。サウスポーのパニャレスがジャブから左ローを蹴ると、組みながら前に出たフサイニの右がヒット。頭からマットに崩れたように見えたパニャレスは、ガードを取る。フサイニは左足を抜くが、パニャレスも足を戻す。

鉄槌を落とすフサイニに対し、パニャレスはケージを利して立ち上がる。しかし、ヒザ蹴りを抱えられ再びテイクダウンを許す。ハーフでしっかりとトップコントロールするフサイニは手首をつかんでパニャレスに立たせない。残り90秒でマウントを取ったフサイニは左右のパンチを落とす。パニャレスも下からパンチを返したが、すぐに体を抱えにいく。フサイニは頭をつけさせてエルボーを連打も、パニャレスがマウント返しでトップを取り返し左エルボーから左の鉄槌を落とす。腕十字に腕を抜いて立ち上がったパニャレスは、相当に疲れているが時間に。

2R、右目の周囲を腫らしたパニャレスは左をヒットする。打たれて前に出るフサイニは、左ミドルも被弾。フサイニは右インローを蹴るが、初回のような爆発力はない。それでも右を伸ばしたフサイニは、ワンツーも届かせる。とはいえパンチに力がなく、パニャレスが左ミドルを決める。頭からぶつかるように前に出るフサイニは、パニャレスの左オーバーハンドにダブルレッグを合わせてテイクダウンを奪う。すぐに立ち上がったパニャレスも、スタミナのロスを控えたようにミドルは蹴るものの拳の交換はほぼ見られないまま、残り1分に。インローにワンツーをフサイニが合わせる。パニャレスは左ハイ、フサイニはすぐに右を返しラウンド終了を迎えた。

最終回、フセイニが左リードフックを当てる。ダブルで前に出るフセイニに対し、パニャレスが右に回って組ませない。続く左ハイを担がれてテイクダウンを許したパニャレスはガードを取って背中をマットにつける。ハーフからフルマウントを取ったフサイニは、足を戻されそうになると立ち上がる。そのまま飛び込んでパス、サイドを取ったフサイニはクローズドガードに戻されてもパンチを落とす。パニャレスもケージを背負って立ち上がろうとしたが、腰をコントロールされて立てない。大きなパンチもないが、勝つには十分なフサイニはトップをキープしたままタイムアップを迎え3-0で判定勝ちを収めた。


The post 【PFL Road to Dubai CS】PFL MENA出場のフサイニが、Road to UFC出場のパニャレスに判定勝ち first appeared on MMAPLANET.
カテゴリー
45 AB AJ・マッキー BELLATOR Cage Warriors MMA MMAPLANET o PFL PFL Road to Dubai CS UAEW UFC YouTube   アクメド・マゴメドフ ウスマン・ヌルマゴメドフ クライヴェル・フェルナンジス ティム・ジョンソン ポール・ヒューズ リナット・カヴァロフ ルエル・パニャレス ワジム・ネムコフ 修斗

【PFL Road to Dubai CS】計量終了 これからが頂点=ウスマン・ヌルマゴ×UFCを蹴ったポール・ヒューズ

【写真】当然、この両者もワールドトーナメントに関連してくるだろう(C)PFL

25日(土・現地時間)、UAEはドバイのコカコーラ・アリーナで開催されるPFL Road to Dubai Champions Series「Nurmagomedov vs Hughes」の計量が24日(金・同)に行われている。
Text Manabu Takashima

シーズン制を廃止、8人トーナメントに切り替えたPFLの2025年初興行は中東勢とロシアン・ムスリムが揃ったドバイ大会からスタートする。


Bellatorの活動を終了させたPFLにおいて、最後のBellator世界戦となるのか。メインはBellator世界ライト級王者ウスマン・ヌルマゴメドフがポール・ヒューズの挑戦を受ける一戦だ。同王座3度目の防衛戦となるウスマン・ヌルマゴ、挑戦者のヒューズは昨年10月にAJ・マッキーを下し、挑戦をアピールしていた。

ヒューズはBellator CSで1勝、PFLはそのマッキー戦の1試合を経験しているだけのいわば新参者だ。Bellatorの歴史にほぼかかわってこなかったヒューズが、節目のタイトル戦に登場するのもUFC以外のMMAプロモーションの栄枯盛衰を感じさせる。

見事な対角線コンビネーションを駆使するヒューズは、接近戦の打撃戦も強いウェルラウンダーだ。相手の攻撃を見切る眼を持ち、一発で倒すパンチ力も有する。Cage Warriorsライト級王者時代には、フィーダーショー・ライト級最強という評価もされていた。当然、UFCもヒューズに興味を示していたが、条件が良かったPFLを彼は選択した。

一方、ドバイは「第2のホーム」というウスマンの充実ぶりは、アブダビにもジムを持つカビブ・ヌルマゴメドフが「UFCでもトップ5、ピークはこれから」と断言していることでも想像がつくだろう。それだけの実力と、依然としてこれからの可能性を秘めているウスマンは、セレモニアル・フェイスオフにBellatorのロゴが入ったTシャツを着用していた。

今回の挑戦に向け、キルクリフFCでトレーニングを積んできたヒューズは「チャンピオンになるためにここに来た? 絶対的にそうだ。間違いなくベルトを巻くためにやってきた。7カ月前にPFLとサインをしたとき、ウスマン・ヌルマゴメドフと戦わせてほしいと伝えていた。プロモーションにとっても最大のファイトになる。ここに来てくれたファンの盛り上がりを見ても分かるように。明日はコカコーラ・アリーナが炎上する。待ちきれない。ドバイに感謝している」とフェイスオフ後のインタビューで話した。

対して王者ウスマンは「準備はできている。明日、僕はアイツを倒す。この応援が、後押ししてくれる。ここは僕のテリトリーだ。5Rのウォー、もしくはフィニッシュする。フィニッシュはできる。アイツは俺のレベルじゃない」と、ウスマン・チャントに応えていた。

ウスマンの言葉にあるように、今大会はメインカードの全5試合にロシア人ファイターが出場。プレリミで5人が戦うMENAファイターと同様にホームといえる。

そんななかメインカード第1試合のバンタム級マッチには2023年10月にUAEWで吉野ひかるに2RKO勝ちしているリナット・カヴァロフが出場する。このEagle FCバンタム級王者とクライヴェル・フェルナンジスと戦う試合も注目だ。

フェルナンジスはノヴァウニオン所属で、修斗ブラジル・バンタム級チャンピオン。MMA帝国とMMA王国の王者対決が、砂漠で実現することになる。

昨年までPFLはシーズンフォーマットを用いており、活動開始以来バンタム級シーズンは制定されたことがなかった。それがワールド・トーナメントではバンタム級トーナメントが組まれることが決めっている。Bellatorバンタム級勢に加え、どのようなメンバーが出揃うのか。この一戦はトーナメント出場査定試合の意味合いがあって然り。そういう意味で興味深い、カヴァロフ×フェルナンジスの一戦だ。

■視聴方法(予定)
1月26日(日)
午前0時45分~U-NEXT

■PFL Road to Dubai CSカード

<Bellator世界ライト級選手権試合/5分5R>
[王者]ウスマン・ヌルマゴメドフ: 154.9ポンド(70.26キロ)
[挑戦者]ポール・ヒューズ: 155ポンド(70.31キロ)

<ヘビー級/5分5R>
ワジム・ネムコフ: 242.4ポンド(109.95キロ)
ティム・ジョンソン: 264.2ポンド(119.83キロ)

<フェザー級/5分3R>
ネイサン・ケリー: 145.6ポンド(66.04キロ)
アクメド・マゴメドフ: 145.7ポンド(66.08キロ)

<フェザー級/5分3R>
イブラヒム・イブラヒモフ: 146ポンド(66.22キロ
ケニー・モホノアナ: 147ポンド(66.67キロ)

<バンタム級/5分3R>
リナット・カヴァロフ: 136ポンド(61.69キロ)
クライヴェル・フェルナンジス: 135.9ポンド(61.64キロ)

<199ポンド契約/5分3R>
タレック・スリマン: 194ポンド(87.99キロ)
アフメド・サリ: 199.6ポンド(90.53キロ)

<ライト級/5分3R>
ミラフザル・アクタモフ: 156ポンド(70.76キロ)
マイク・トンプソン: 155.4ポンド(70.48キロ))

<フライ級/5分3R>
ハディ・オマール・アル・フサイニ: 125.3ポンド(56.83キロ)
ルエル・パニャレス: 126ポンド(57.15キロ)

<ライト級/5分3R>
ジョン・ミッチェル: 155.2ポンド(70.39キロ)
ソウヒル・テイリ: 155.8ポンド(70.66キロ)

<ミドル級/5分3R>
ムスタファ・ネダ: 184.6ポンド(83.73キロ)
ヘイダー・カーン: 185.5ポンド(84.14キロ)

The post 【PFL Road to Dubai CS】計量終了 これからが頂点=ウスマン・ヌルマゴ×UFCを蹴ったポール・ヒューズ first appeared on MMAPLANET.