女子フライ級。ライカ3位。45歳の元ボクシング王者ライカと、…
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カテゴリー: PANCRASE
パンクラス2021年の開幕戦。カードはこちら。www.pan…
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2018年からパンクラスに参戦している高杉だがここまで3連敗で勝ち星なし。
聖王はネオブラ3年連続一回戦負けで2勝6敗だが、7月にはレスリングエリートの力也にダウンを奪われながらも変形センタク挟みで逆転一本勝ち。
高杉が組んでいきボディロックからテイクダウンしてサイド。足を利かせて離した聖王が立つ。高杉がパンチで出て聖王がケージを背負うとまたテイクダウンを狙う高杉。聖王首相撲から膝。高杉ダブルアンダーフック。テイクダウンできず離れた。聖王かなり強い打撃を入れていく。強烈なパンチ・ロー。バックブローヒット。ラッシュ。膝。
1者高杉、2者聖王。
2R。聖王が出ていくと高杉後退。聖王ローを蹴っていく。ハイ。高杉前に出られない。高杉が出てきたところにパンチを合わせる聖王。高杉つっこんで押し込んだ。ダブルアンダーフックから投げてテイクダウン。サイド。また足を利かせると高杉は立ち上がりスタンドに戻る。聖王ハイ、ロー。高杉タックル。テイクダウン。ガードに戻す聖王。また高杉立って聖王に立たれる。ホーン。
2者高杉、1者聖王。
3R。遠い間合いで打撃を入れる聖王。高杉突っ込んで組み付くとボディロック。ギロチンに抱えた聖王をテイクダウン。パスしてサイドに回った高杉。亀になった聖王。バックを取られ投げられるが、抜け出して立った。しかし高杉放さずにまた担いでテイクダウン。サイドで固める。タイムアップ。
30-27、29-28、28-29の2-1で高杉勝利。
ほぼテイクダウンのみで勝った高杉。聖王は打撃は良いが、あまりにもテイクダウンを取られすぎた。
ライト級。
元DEEP王者上迫 vs. 元修斗王者松本(ただし、上迫はフェザー級)がパンクラスのメインで実現。
上迫はパンクラスでは昨年3月のソリホン戦以来。その試合では、ほぼKOされていた(当日のみ採用されたISKAのレフェリー以外なら間違いなくストップされていた)状況から、ソリホンの負傷による逆転KO勝ち。「持っている」と思わせたが、前戦の矢地戦では逆に3R4分すぎまで勝っていたのに、最後にパンチを貰いダウンしたところにサッカーボールキックをもらって逆転KO負け。
パンクラス初参戦となる松本は本来は4月に試合をする予定だったのがイベントが5月に延期になり、さらに8月に延期になり、8月の試合は当日に中止になって、対戦相手を変えて半年後にようやく実現。前戦はONEでの久米戦で、修斗とパンクラスの現役王者対決でテイクダウンから固められて判定負け。
いきなり右をヒットさせた上迫。効いた松本は距離を取りパンチを入れるがやや足取りがふらつきが見えるか。タックルに入る松本だが上迫倒されずに立つ。しかし松本ダメージは抜けたか。間合いを詰める松本にジャブを入れる上迫。上迫がパンチをヒットさせていく。松本右フックから出る。残り1分。プレスする松本だが手が出ない。ホーン。
1R三者上迫。
2R。上迫がカーフキック、スーパーマンパンチを入れる。松本は右フックを入れる。上迫の右ハイをキャッチした松本がテイクダウンを狙うが振りほどいて離れた。上迫のカーフキックで足が流れる松本。松本がジャブから逆にカーフキック。上迫のミドルがヒット。キャッチしようとするが取れず。上迫が出るところにタックルに入ったが止めた上迫。残りわずかで放してパンチを一発入れた松本。ホーン。
2R三者松本。
3R。松本がプレスしていく。右がヒット。松本が入ってくるところにカウンターをあわせていく上迫。松本のパンチに上迫が打ち返すが、松本が最後に打ち返して終わる。上迫のパンチがヒットし一瞬ぐらついた松本だがそのまま組み付く。ケージに押し込んだ。ダブルアンダーフック。押し込んで足をかけテイクダウンを狙う松本。押し込まれた状態がつづく上迫。残り1分。松本シングルレッグ。倒せず。距離を取る上迫。追いかけてパンチを入れる松本。タイムアップ。
松本「修斗のベルトを捨てて、キングの首を刈りに来ました。よろしく」
バンタム級。春日井4位、TSUNE9位。
かつてはUFC参戦を目指していた春日井。しかしUFCがフライ級を廃止させるという噂が出て、一時はモチベーションを失っていたが、現役を続行。パンクラスでは体重オーバーのホジェリオ・ボントリンに腕十字を極められた(公式記録ではノーコンテスト)以外負け無しだったが、昨年10月にアラン・ヒロ・ヤマニハに1Rダウンを奪われ、2Rも取られて後がなくなり、3Rに猛攻で挽回しようとしたが判定負けでパンクラス初黒星。グラップラーだが日本拳法も学んで打撃も身につけている。
TSUNEも前戦はヤマニハに敗れている。1Rテイクダウンし上から攻めたが、2Rに打撃でダウンを奪われ、3Rに再びテイクダウンしたものの、スイープされバックを取られて殴られ続けてKO負け。パンクラスでは瀧澤・金太郎・ヤマニハに敗れ3連敗中。一時はランキング1位だったが、9位まで後退している。
ローを蹴る寒天。TSUNEの左がヒット。ジャブで牽制する寒天。なかなか間合いに入らない両者。残り2分。両者手数が少ない。TSUNEがパンチからタックルに。テイクダウン。時間がない。ホーン。
二者寒天、一者TSUNE。
2Rになっても両者牽制以上の打撃がない。2分半を過ぎて組んだTSUNE。投げてテイクダウン。ハーフで押さえ込むが、寒天ガードに戻す。ケージで立とうとする。立った。TSUNEまた足をかけテイクダウンするが、春日井残り15秒でボディロックから逆にテイクダウン。チョークを狙うがホーン。
2R三者寒天。TSUNEはフィニッシュしなければ勝てない。
3R。プレスするTSUNEだが、前に出るだけで手が出ない。パンチからタックルに。首をギロチンに抱えるが、自ら放してパンチを入れる。パンチからまたタックルに入るTSUNE。寒天ケージで耐える。テイクダウン。寒天はガードで下からホールディング。TSUNEのセコンドは「離れていいよ」と指示を送るが細かいパンチしか入れられないまま時間が過ぎる。セコンドは最後足(足関)行けよと指示するが、インサイドから細かく殴るだけ。タイムアップ。
29-28寒天、29-28TSUNE、29-28寒天。2-1で寒天勝利。
3Rフィニッシュするしかない状態で細かいパウンドだけしか入れないのは勝ちを捨てていたのか?セコンドも3Rに「ポイントを取っても勝てない」とアドバイスしていたが、聞こえていなかったのか。
フェザー級。田村7位、アキラはランク外。
元王者の田村だが、中島太一に僅差判定負けした後、摩嶋にはドミネイトされ完敗。前回は杉山和史に1RKO勝ちして連敗をストップしている。3月・8月にも試合が予定されていたが、いずれもイベントがキャンセルになり、1年1ヶ月ぶりの試合。
7月にフェザー級に落としての初戦で王者ISAOと対戦したアキラだが、タックルを切られて打撃を打ち込まれ、逆にテイクダウンを奪われて完敗。
田村のローでバランスを崩したアキラ。飛び込んだところに田村のパンチがヒット。ケージを背負ったアキラにラッシュ。クリンチで凌いだアキラ。離れる田村。パンチをまとめる田村。組もうとするアキラを切って殴る。しかしバランスを崩した田村の上を取った。尻クラッチして立たせない。抜けて立った田村だがその瞬間にまたクラッチして倒すアキラ。だが寝かすことができない。田村肘を入れるが垂直肘気味。レフェリー何度か注意しているが反則は取らない。アキラが寝かせたがホーン。
ジャッジ三者田村。アキラは押さえているだけで、明確にコントロールできていなかったか。
2R。田村ロー。しかしアキラのパンチがヒット。間合いを詰めたアキラ。距離を取る田村。しかし田村のパンチがヒットし動きが止まったアキラ。田村が出るがアキラのカウンターの右が入り田村ダウン!レフェリー即ストップ。
早めのストップ。もう少し見てもいいと思ったが。
フェザー級次期挑戦者決定戦。8月に組まれていた試合がスライド。4位中島、5位堀江。1位マレガリエ・2位アグオンは来日の見込みが立たず、3位ユータ&ロックも試合出来ない状態とのことでこの2人にチャンスが回ってきた。
パンクラス復帰以降は2勝2敗の中島。田村一聖には際どい判定で勝利したが、カイル・アグオンとユータ&ロックには連敗。このところは組み合う試合が多くなっている。
UFCを1試合でリリースされた堀江は前回内村洋次郎とのストライカー対決では、打撃勝負ではなくテイクダウンを奪う展開で判定勝ち。
両者ローで牽制。中島が間合いを詰めてケージを背負わせるとタックル。受け止める堀江。中島パンチを入れて離れた。堀江左ハイ。堀江がパンチで出たが中島組んで押し込む。離れた堀江。中島また出ていく。パンチから組んだ堀江だが中島がケージに押し込もうとする。離れた堀江。堀江の左がヒット。ゴング。
1R三者堀江。
2R。中島間合いを詰めてきた。堀江飛び込んでジャブ。中島のシングルレッグを切った。中島またシングルレッグ。そこから押し込み。堀江引き剥がし離れる。堀江左ボディ。しかし単発。中島シングルレッグからダブルレッグに。肘で抵抗する堀江。離れた。堀江飛び込みアッパー。中島またタックル。切った。飛び込んでワンツー。中島またタックルに入る。初めてボディロック。投げを狙ったが堀江こらえて抜けた。中島フルスイングのワンツー。空振り。堀江のワンツーが入った。ゴング。
2R三者中島。
3R。中島のタックルを切った堀江のパンチがヒット。中島シングル。切られた。前に出ていく中島。タックルへ。押し込んでシングルレッグ。堀江引き剥がした。中島タックル。切れずに中島がバックに回る。クラッチを切った堀江。引き剥がしてパンチを打ち込む。残り1分。シングルレッグ。堀江こらえた。残り20秒。堀江下がる。中島が追いかけて押し込み。タイムアップ。
29-28中島、29-28堀江、29-28中島。スプリットで中島勝利。
2Rの展開は堀江かなと思ったが中島に。その時点で、同じ内容の3Rも中島に入りそうだったが、堀江は展開を変えられなかった。
ネオブラバンタム級準決勝。
宮島は7月大会でパンクラスイズム大谷にタックルのカウンターの膝からのパウンドで3RKO勝ち。
20歳の修我は2月の一回戦ではスタンドの打撃で攻勢だったが、挑発を繰り返したものの仕留めきれず判定勝ち。
ノーガードでステップしながら飛び込みパンチを入れていく宮島。宮島プッシングで倒すと修我の立ち際にパンチで追いかける。修我が組んで押し込んだ。バックを狙う。離れた。飛び込んでパンチを入れていく宮島。
二者宮島、一者修我。
2R。また飛び込んでパンチを打ち込む宮島。修我もパンチを打ち込むがヒットは宮島か。修我パンチからタックルに。テイクダウン。レッグドラッグハーフで押さえ込みパウンドを入れていく。宮島亀になりハーフバック。パウンドを入れていく修我。四の字バックにした修我。チョークを狙う。宮島抜けられないままゴング。
2R修我。
3R。出ていく修我。宮島左ミドル連打。打撃戦。修我が出たところでタックル。倒したが立たれてしまう。押し込んで膝を入れる修我。ダブルアンダーフック。離れた。疲れが見える宮島。修我がパンチで出る。パンチが相打ちになり一瞬膝をついた修我。タイムアップ。
判定2-1で修我勝利。