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ONE169:第6試合・ケイド・ルオトロ vs. アフメド・ムジタバ

ライト級。

サブミッショングラップリングライト級王者ルオトロのMMA2戦目。サブミッションではONEで5連勝中で、8月に行われたクレイグ・ジョーンズ・インビテーショナルでは80kg以下級で優勝し、名実ともにグラップリング世界一の座に着く。が、その時の負傷により、9月のONE168でのマイキー・ムスメシ戦は欠場した。MMAは6月にブレイク・クーパー戦でデビュー。MMAキャリア4戦目のクーパーに対し、打撃もけっこう打ち合った末に、バックを取ってグラウンドに持ち込みチョークで一本勝ちした。

パキスタンのムジタバはMMA10勝4敗。ONEには2016年から出場し4勝4敗。4勝のうちには、後にRoad To UFCで準優勝するリー・カイウェン戦の反則勝ちも含まれている。昨年はセイジ・ノースカット、ハリル・アミールに連続フィニッシュ負け。前回の試合から1年ぶりとなる。31歳。

前回より対戦相手のレベルが上ったルオトロ。よりMMAの適正が測れる試合。

じわじわ詰めるルオトロ。ロー、ハイ。ムジタバは様子見。右オーバーハンドを見せたが、ルオトロが逆に右オーバーハンドでダウンを奪う。足にしがみつくムジタバにヒザ!さらにパウンドラッシュ!こらえるムジタバにダースチョーク!耐えていたムジタバだがタップ!

またも底を見せること無く勝利したルオトロ。ムジタバもグラウンドは出来る選手ではあるが、やはりルオトロ相手だと分が悪い。

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45 MMA MMAPLANET o ONE ONE FN25 ONE168 ROAD FC YouTube サンザール・ザキロフ ジェレミー・ミアド チャンネル ライカ ルンピニー 修斗 山上幹臣 箕輪ひろば

【ONE FN25】12勝0敗の新鋭ザキロフと対戦、箕輪ひろば「相手の強いところから逃げない」

【写真】箕輪のMMA観が、どんどん明確になってきた (C)SHOJIRO KAMEIKE

5日(土・現地時間)、タイはバンコクのルンピニースタジアムで開催されるONE Fight Night25で、箕輪ひろばがサンザール・ザキロフと対戦する。
Text by Shojiro Kameike

7月にジェレミー・ミアドを下して3年振りの勝利を得た箕輪。次は早くも9月のONE168米国デンバー大会でザキロフとの試合が決まれていたものの、この時はザキロフのビザ取得問題で試合が延期となっている。改めてタイでザキロフと相対することになった箕輪がチームメイト山上幹臣の勝利と、自身も連敗脱出で見えてきたものを語った。


――ミアド戦の勝利で連敗を3で止めました。大きな勝ち星だったかと思います。

「そうですね。勝つことが3年振りでしたし。それと『俺、昔は頭良く戦っていなかったな』ということを思い出したことも大きかったです」

――「頭良く戦っていなかった」とは?

「ONEに来てアディワン、シウバと戦って、2試合とも上手く作戦がハマッたんですよ。真っ向勝負したわけではなく、アディワンの嫌な距離をつくって、アディワンが入ってきたところに合わせてテイクダウンを奪う。そこから箕輪ひろばのフィールドで戦う。シウバ戦も相手に寝技をさせるけど、一本を取らせないところで殴り続ける。スクランブルし続ける。その作戦が上手くハマって。だから上手く作戦を立てて、それを実行に移せれば勝てるというふうに思い込んでいました

だけど修斗で戦っていた時は作戦云々じゃなくて、キツイところに突っ込んで行って勝つという試合だったんですよね。それが修斗の勝ち方だと思うんですよ。シンドイ試合をして勝つ。僕たちはそういう試合を視て育ってきましたから」

――かつての北沢タウンホール大会は、そういった試合で溢れていました。

「もっと掘り下げると、アマチュア修斗があるじゃないですか。1日で6試合から8試合ぐらい戦って、その中で勝ったヤツだけがプロに行ける。そういった試合を経て、自分もシンドイところに突っ込んでいけるところが強みでした。でもONEに来て最初の2試合で、頭良くスカして勝つような戦い方を覚えてしまって。

それはそれで良いんですよ。しっかりと作戦を立てて実行することを捨てたわけじゃないです。でも僕の場合は前提として『シンドイところで勝負できないと勝利に繋がらない』と改めて思いました」

――3連敗中は、シンドイところで勝負できていなかったのですね。

「圧倒的なレスラーと、バックボーンのない僕が戦う場合は、ずっと『レスリングじゃない部分で戦う』と言ってきました。でも、そうじゃない。MMAという競技で戦う以上、レスラーだろうがストライカーだろうが、各々のフィールドで戦って勝負できないと『総合』にならないと思い始めたんです」

――レスラーがストライカーを相手に打撃で上回らないと組むことができない。それが現在のMMAだと思います。

「そう考えると、さらにMMAと競技が確立してきていますよね」

――ミアド戦では思い出した部分だけでなく、自分自身の進化を出すことはできましたか。

「ミアドって見たとおりのストライカーじゃないですか。そこに対して『もらいたくないから打撃の攻防をしない』『パンチを当てに行かないで寝技に行く』という展開ではなく、しっかりミアドと打撃の展開をしたことですね。

キチッと打ち合ったなかでテイクダウンする。本当は一本取りたかったけど、そこで取れなかったのは反省点です。でもスクランブルでキチッと対処できたことで、『これがMMAだよな』って改めて思いました」

――1Rにダウンを喫したこともあり、「なぜミアドを相手にここまで打ち合うのだろう?」とヒヤヒヤした気持ちもありました。箕輪選手にとっては、その打撃の攻防が自分にとってやるべきことだったのですね。

「自分の課題としていたのは、相手の強いところから逃げないことでした。もちろんダウンさせられたのは良くないです。でもあのダウンがあっても尚、僕がストライキングで押すことができました。自分からパンチを当て、プレッシャーをかけてから寝技に持って行くことができた。打撃を嫌がっている状態では、絶対にあの展開にならない。だから結果オーライかな、と考えています」

――あの試合展開でスプリットになるのは怖くないですか。

「その怖さはあります(苦笑)。3人のジャッジのうち1人は1Rのダウンのみでミアドが勝ちだと判断した――ダメージに判定を持っていかれすぎだろとは思いますよ」

――現在のMMAはダメージ重視というか、コントロールよりも手数のほうが重視される傾向にあります。その判定基準について考えたり、対策を施すことはありますか。

「ジャッジメイクについてですよね。もちろん考えます。自分はフィニッシュを狙ってはいるけど、スパッとしたKOもできないし、ルオトロ兄弟みたいな一本も取れない。誰が見ても『ルオトロが勝っているよね』と思われるような寝技の展開もできない。そんななかで、最近は圧倒的に箕輪が勝っているという展開がないと、判定に影響しない。難しいですね。

今、僕の中ではテイクダウンして、スクランブルを起こさないほうが良いのかなとも思っています。スクランブルって先にアクションを起こしているほうが取っていると考えていたけど、おそらく『どっちつかず』の状態なんですよ。どんなに良いスクランブルの展開をつくっていても、最後に下になっていたらジャッジメイクで弱いですし。そのあたりは頭の中に入れていますね」

――ONE参戦以降、勝っている試合は全てスプリットの判定勝ちです。毎試合、判定がどうなるのだろうとヒヤヒヤしませんか。

「僕の中では3-0なんですよ。3-0で圧倒的に勝っている試合をして、それでギリギリ、スプリットなんですよね。だから『ギリギリどちらが勝ったのかな?』みたいな試合はやめようと思います」

――なるほど。そのミアド戦から当初は2カ月の試合間隔で、9月にザキロフと対戦する予定でした。今回は試合オファーが早かったのですね。

「実はミアド戦でタイに行った時、もう次の試合の話はありました」

――それはONEから評価されているということでしょうか。

「いや、相手を上げたいマッチメイクだと思いますよ。マネージメントサイドとマッチメイカーがしていた話なので、僕は全て直接知っているわけではないけど……。本当ならミアドに勝ったあとは、もっとランキングが上の選手と試合したかったです。でも米国大会に出たかったので、短い間隔でもザキロフとの試合を受けました。

ザキロフが強い相手だということは分かっています。ノーランカーだけどFFで3連勝していて、リスキーな相手ですよ。だけど自分も米国大会で試合がしたくて、もしミアド戦で怪我をしていても僕は米国大会に出ていたと思います」

――しかし相手のビザ問題で試合は中止に……。

「アッタマに来ましたね。しかも試合の2週間前、渡航する3日前で。いつもは5日前に現地入りするんですけど、開催地は標高が高い場所だから早く行って体を慣らしておこうと思って。それが――米国で着るために、10万円以上するスーツを買った直後ですよ」

――というと?

「クレジットカードを切った直後に連絡が来たんです。マジかよって(苦笑)。米国大会に出たいからザキロフ戦のオファーを、しかも2カ月の試合間隔でも受けたわけで。それをスライドされたら――ちなみに、そのスーツ購入の模様はYouTubeチャンネルで公開する予定なので、ぜひ視てください。試合延期の連絡が来るところも入っていますから(笑)」

――アハハハ、それはぜひ拝見します。ただ、9月の試合に向けて仕上げていたわけなので試合が1カ月後にスライドされるのは何か影響はありませんでしたか。

「メンタル面で『ふざけんな、マジかよ』という気持ちはありましたけど、山上さんの試合もあったりして。体重も1カ月前には創っていましたから、そこからカツカツで減量する必要もなく。特に今思ってみれば影響はなかったと思います。ただただ頭に来たという」

――今、名前が出た山上選手ですが、9月22日に修斗で約11年振りの勝ち星を得ました。

「いやぁ……、……、……嬉しかったです。僕は3連敗したあと、ミアド戦が3年振りの勝利だったじゃないですか。山上さんは10年かけて3連敗から脱出して。僕、山上さんが2014年の最後に出たROAD FCも現地へ一緒に行っているんですよ。それで今年のグラジの復帰戦もセコンドに入っていて……今までセコンドとして勝つ姿を見たことがなかったんです。

観客として会場に行っている時は勝っていて、僕がセコンドとして入るようになってからはずっと負けていました。試合前はセコンドも含めて皆で「ヨッシャ、行くぞ!」と気合を入れて、試合が終わると2人でバスの中で何も言わない時間が続くんです。前回も大阪で負けて、2人で何も言わないままタクシーで帰っていて。……本当に今回、勝てて良かったです。とにかく、それに尽きます」

――本来の試合スケジュールでいえば、箕輪選手がザキロフと試合をしたあとに、山上選手が修斗で試合をするはずでした。運命のいたずらか、山上選手が先に勝利することで、箕輪選手も勇気をもらったのではないですか。

「それは間違いないです。そもそも今年1月、山上さんが復帰することが決まっていたなかで、自分が負けて『バトンを渡せなかったなぁ……』と思っていたら、山上さんが大阪で負けました。あの時はもう最悪の気分で――だけど7月に僕が勝つことができて、次も僕の試合があったじゃないですか。もう一度自分が勝ってエンジンをかけたいと思っていたら試合がなくなって。山上さんが一緒にヘコんでくれましたよ。『なんで米国大会じゃねぇんだよ』って(笑)。僕は『もう自分の試合に集中してください』と伝えました。

今回の試合、ハンパないプレッシャーを感じていたと思うんですよ。相手は若くて勢いがあるベテラン喰いの選手で、何よりも失うものがない。たぶん山上さんにしてみれば、あと2年したら戦いたくない相手じゃないですか。それだけまた成長しているはずで。あの年齢の頃の僕たちも、そんな感じだったんですよ。ガンガン大物を喰っていって。それが分かっているから、一番怖い相手でした」

――グラジでの復帰戦も同じ状態でした。

「技術面や体力面は問題なかったと思います。でも感覚的な部分で、1Rにあの展開で仕留めきれない。生物としての勝負勘は戻ってなかったです。それこそ10年前は道場でも『ブッ殺してやる』って感じで練習していて。たとえ試合前でもぶっ壊されるほうが悪いと思っていましたから。

でも10年経って練習体制も変わり、相手のことを労りながら『なるべく長く怪我もストレスもなく続けていきましょう』と練習できる環境が整ってきたんですよ。そんななかでの復帰戦だったから、最初から『感覚的なものは戻らないまま試合するしかないんだろうな』とは思っていました」

――……。

「でも、それって試合をしながら感覚を戻していくしかないんですよ。だから復帰戦で負けて、もう一度取り戻しながら勝つことができて良かったです。近年の風潮って、何でもスタイリッシュでコンパクトに――という感じじゃないですか。何でも便利になって、いらないものはそぎ落とす。もちろん、それだけ便利になって助けられている面もありますよ。でも僕は昔の殺伐した雰囲気も好きで。そのピリピリしていた道場に憧れて入ったところもありますからね。僕は便利ではないハーレーも、昔から変わらない革ジャンも好きなんです。

何でもかんでも最先端にすれば良いってものじゃないから。MMAも同じで、何でもスタイリッシュでそぎ落とせば良いわけじゃない。無駄なこともやってきたからスタイリッシュになってきている面もある。そこのバランスが一番大事なんだろうと思います」

――一見そぎ落としているようで、実際は端折っているも増えました。それは何が無駄で、何が無駄ではないのかを認識できるような経験を積んでいないと、区別がつかないのも当然のことです。結果、効率化の名のもとに端折るしかなくなっている。

「やっぱり何事も経験だと思うんですよ。自分の場合は、これまで人生で3連敗を経験したことがなかったので、逆に20代のうちに3連敗していて良かったと今は思っています。今が26歳で、これから3連敗したあとに戻してタイトルマッチ――となったら、そのタイトルマッチで終わっちゃいますからね」

――今回のザキロフもプロデビュー以来12連勝中で、若く勢いがあって失うものはないであろう一番怖い相手です。

「おいしくない相手ですよ。若くて、強くて、地位だけない(苦笑)。ただ、噛み合う気はしています。お互い、やっていることはMMAじゃないですか。お互い何か一つだけ要素が飛び抜けているタイプではなくて。

テイクダウンの入り方もレスラーっぽくなく、ちゃんとMMAとしての入り方をしてくる。巧いファイターですね。今回の結果がどうあれ、この先もマークしておかなくてはいけない選手だと思いますよ」

――そのザキロフを相手に、どのような試合を見せたいですか。

「相手が打撃と寝技、どっちで来るかヤマをはらない、というのがポイントかもしれないです。たぶん出たとこ勝負になるんですよ。僕の試合映像はたくさんあるけど、相手の映像はない。そのなかで、どちらの適応能力が上回るか。

ファーストコンタクトで決まると思っています。最初に相手のペースになったら、戻すのは大変になるでしょうね。逆にコッチがペースを握れば、そのまま押しつぶしていける展開になる。今回は1Rの出だしが遅れたほうが負けるんじゃないか、と」

――なるほど。

「お互い最初に打撃がハマッたからといって、ずっと打撃で攻めるようなタイプでもない。それはお互いに。『寝技で逃げられたから、もうテイクダウンには行かない』ということもない。おそらく判定決着になるとは思うし、お互いにシンドイ試合になりそうですね。でも僕は前回の試合で学んだとおり、相手の強いところから逃げないですから」

■視聴方法(予定)
10月5日(土)
午後8時45分~U-NEXT

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K-1 KANA MMA MMAPLANET o ONE ONE Championship ONE168 アニッサ・メクセン キック 大成 武尊 海外 野杁正明

【ONE】元K-1王者KANAがONE参戦を発表、アニッサ・メクセン戦は実現なるか?

初代K-1 WORLD GP女子フライ級(52kg)王者KANAのONE Championship参戦が発表された。
text by Takumi Nakamura

KANAは新生K-1の女子部門をけん引し、2019年12月に初代女子フライ級王座決定トーナメントで優勝。新生K-1の女子王者として海外の強豪と戦い続けてきたが、2023年12月にアントニア・プリフティに敗れて王座陥落となり、それ以降は試合から遠ざかっていた。

KANAは「ONE168」の解説席にサプライズゲストとして登場し、ONE参戦に向けて「今日からONEアスリートのKANAです。新しい舞台で挑戦することになって、新鮮な気持ちですごく楽しみです。(参戦ビジュアルを見て)気分が上がりますね。ワクワクします」とコメント。「キック人生で戦いたい相手がONEにいて集大成としてどこまでいけるか挑戦したい。ベルトを巻けるように頑張っていきたい」と語っている。

解説席でKANAと並んだ野杁正明からも「武尊くんに続いてONE参戦することになって、KANAちゃんも一緒に戦えることになってうれしい。みんなでベルトを獲りたい」とメッセージを送った。

現時点ではKANAのONEデビュー戦の日時は発表されなかったが、KANAは新生K-1時代からONEに参戦中のアニッサ・メクセンとの対戦を熱望しており「キック人生で戦いたい相手」の一人はアニッサで間違いないだろう。KANAのONEでのキャリア、そして集大成ともいえる挑戦に注目したい。

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45 MMA MMAPLANET o ONE ONE168 キック ジョナサン・ハガディ スーパーレック・ギアットムーガーオ ボクシング

【ONE168】スーパーレックが衝撃の秒殺KO勝利!階級を超えてキック・ムエタイの2冠を達成

<ONEムエタイ・バンタム級選手権試合/3分5R>
[挑戦者] スーパーレック・ギアットムーガーオ(タイ)
Def.1R0分49秒 by KO
[王者]ジョナサン・ハガディ(英国)

ハガディが右カーフとジャブを突きさす。スーパーレックがハガディのジャブに右をかぶせると、ハガディも右を返してパンチで前に出ていく。ハガディは軽快にステップしながらワンツーで飛び込むと、そこにスーパーレックが右ヒジを合わせ、これでハガディがダウン。なんとか立ち上がるハガディだったが、レフェリーが試合をストップ。スーパーレックが衝撃の秒殺勝利でフライ級キックボクシングに続き、バンタム級ムエタイ王座を手にした。


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45 AB F1 MMA o ONE ONE Championship ONE168 UFC   チャトリ・シットヨートン 和田竜光 堀口恭司 若松佑弥

デメトリアス・ジョンソンが引退を発表/ONEホール・オブ・フェーム第1号に

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デメトリアス・ジョンソンがMMA引退の可能性についてコメント(2024年09月02日)

 こちらの続報。



 9月6日にコロラド州デンバーのボール・アリーナで開催している『ONE 168』でデメトリアス・ジョンソンが引退を発表し以下のコメント。

「前回デンバーに来た時に、これが最後の試合になるかもしれないとみんなに言ったが、それは嘘ではなかった。もう終わりだ。総合格闘技で戦うのはもう終わりだ。この機会を与えてくれた皆さんに心から感謝したい」


 チャトリ・シットヨートンCEOはデメトリアス・ジョンソンがONEホール・オブ・フェーム第1号になることを発表しています。

Demetrious Johnson(Sherdog)

 デメトリアス・ジョンソンは1986年8月13日生まれで現在38歳。MMA戦績25勝4敗1引き分け(UFC戦績15勝2敗1引き分け、ONE戦績5勝1敗)。UFCフライ級王座11連続防衛記録は全階級を通じてもUFCレコード。日本人では山本“KID”徳郁、堀口恭司、若松佑弥、和田竜光と対戦しており、いずれも勝利しています。2018年10月にベン・アスクレンとのトレードでUFCからONEに移籍しました。続きを読む・・・
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45 MMA MMAPLANET o ONE ONE168 セクサン・オー・クワンムアン リアム・ハリソン

【ONE168】これぞONEムエタイ!激しいパンチ・ヒジの打ち合いの末にセクサンがハリソンにTKO勝利

<ムエタイ140ポンド契約/3分3R>
セクサン・オー・クワンムアン(タイ)
Def.2R1分49秒 by TKO
リアム・ハリソン(英国)

お互いにジャブと右ローを見せるなか、セクサンは左右のミドルを蹴る。ハリソンはジャブで距離を測りつつ強烈な右ローを当てる。セクサンも前に出て右ヒジ、ハリソンは左ボディを当てる。前に出るセクサンが右ストレートを当て、ハリソンの左ボディを受けても強烈なミドルを蹴る。

セクサンが距離を詰めてヒジ、ハリソンのローに右ストレートを合わせ、ヒジをまとめる。ハリソンも下がりながらヒジを返して左ボディ。セクサンが右ストレートで飛び込み、ハリウソンが右ヒジ、左ボディを打ち返す。

2R、お互いに右ローとカーフを蹴り合い、セクサンが右ストレートと右ヒジで前に出る。ハリソンは右ヒジで迎え撃ち左ボディ。セクサンがハリソンをケージに詰めると激しいヒジとパンチの打ち合いになり、セクサンが右ストレートでダウンを奪う。

再開後も両者は打ち合い、セクサンが右でダウンを追加。最後は再びフルスイングの打ち合いからセクサンが右フックでなぎ倒し、TKO勝利を収めた。試合後、セクサンはボーナスを獲得。ハリソンはMMAグローブを外してケージに置いたままバックステージへと戻り、現役引退を示唆した。


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45 MMA MMAPLANET o ONE ONE168 オンラ・ンサン シャミエル・エルドアン

【ONE168】両者計量オーバーのキャッチウェイト戦は、エルドアンが元王者ンサンをパウンドアウト

【写真】エルドアンがンサンを封じ込めた(C)ONE

<213.75ポンド契約/5分3R>
シャミエル・エルドアン(トルコ)
Def.2R2分48秒 by TKO
オンラ・ンサン(ミャンマー)

お互い計量オーバーのキャッチウェイト戦となった。サウスポーのエルドアンのワンツーでンサンがグラついた。エルドアンはダブルレッグで背中を着かせ、パウンドを浴びせる。背中を見せたンサンをバックコントロールで制するエルドアン。ンサンはケージ掴みで注意を受けた。グラウンドに持ち込んだエルドアンが、ンサンの体を伸ばして両足を差し込んでいく。なんとか片足を抜かせたンサンだがバックをキープされたままだ。

エルドアンは亀になったンサンの顔面にパンチを打ち込む。ンサンは正対したが背中を着かされてしまう。エルドアンのパウンドに対して、ンサンはまたも亀になってしまう。バックコントロールを切ることができないンサンの顔面を、エルドアンのパンチが襲う。背中を着かせたエルドアンは左ヒジで削り、さらに左ヒザをンサンの顔面に突き刺す。ラウンド終了間際にエルドアンが左ヒジを連打した。

2R、ンサンがサウスポースタンスで距離を詰めていく。しかしエルドランのパンチを受けて動きが止まり、左ミドルをもらう。ワンツーでンサンを吹っ飛ばしたエルドアンは、パンチと蹴りを上下に散らす。なおも前に出てきたンサンをダブルレッグでテイクダウンした。ンサンの腕十字をかわしたエルドアンはバックコントロールへ。バックマウントを奪取し、ンサンの体を伸ばしにかかるエルドアン。仰向けになったンサンだが、マウントから鉄槌を連打されるとレフェリーが試合を止めた。

レスリングをベースとした強さを見せるエルドアンは、これでMMAデビュー以来10連勝となった。


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45 MMA ONE ONE168 Report アリス・アンダーソン ビクトリア・ソウザ ブログ

【ONE168】ソウザが序盤のピンチを凌いで、RNCと肩固めで反撃。アンダーソンに判定勝利で2連勝

【写真】序盤にピンチを迎えたソウザだったが挽回。最終的には寝技のスキルが光った(C)ONE

<女子アトム級(※52.2キロ)/5分3R>
ビクトリア・ソウザ(ブラジル)
Def.3-0
アリス・アンダーソン(米国)

アンダーソンが足への前蹴りとジャブで距離を取る。ソウザはアンダーソンの左の蹴りを取って組みつく。ソウザが四つ組みでアンダーソンをケージに押し込んでダブルレッグでテイクダウンを奪う。尻餅をついてケージに体をあずけるアンダーソンだが、ソウザがそれを寝かせて右足をまたいでハーフガードでトップキープする。

ここでアンダーソンがケージを蹴って体を起こしつつ、ソウザが正対してくるところで三角絞めへ。アンダーソンはしっかり足を組んで、アンダーソンの右足を抱えつつヒジを入れる。ここからアンダーソンは腕十字に切り替えるが、ソウザも腕を外す。ソウザはアンダーソンが亀になったところでバックにつき、RNCを狙いながらパンチを落としていく。

2R、ソウザがジャブと右ロー。アンダーソンもそこにパンチを合わせ、スピニングバックエルボーを狙うが、ソウザがそのままアンダーソンのバックにつく。アンダーソンが正対するとソウザがダブルレッグでテイクダウンし、アンダーソンが三角絞めを狙う。これを外したソウザがサイドポジションへ。

マウントポジションに移行して肩固めを極めつつ、バックにつく。アンダーソンも正対してインサイドガードでトップポジションを取り返す。ソウザはアンダーソンの左腕を抱えてラバーガードからオモプラッタを狙いつつ、アンダーソンがトップキープしてラウンドを終えた。

3R、アンダーソンが左ミドル、前蹴りから右ストレートを狙う。ソウザに組みつかれてケージに押し込まれるが、離れ際にヒジを当てる。一旦距離が離れるとアンダーソンは右ストレート、ケージを背負うソウザにワンツーから左右のフックをまとめる。ここらアンダーソンがテイクダウンを狙うとソウザがギロチンを仕掛ける。

アンダーソンが頭を抜いてインサイドガードでトップキープすると、ソウザはアンダーソンの両腕を抱えてパンチとヒジを打たせない。アンダーソンはソウザも右足をまたいでハーフガードでトップキープし、右手で細かく殴る。ソウザも右腕を差してから立ち上がり、両差しでアンダーソンをケージに押し込む。アンダーソンがパンチを入れ、ソウザの顔を突き放そうとしたところで試合終了となった。


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45 MMA MMAPLANET o ONE ONE168 イシ・フィティケフ キック 手塚裕之

【ONE168】手塚は連勝ストップ。右を効かせたフィティケフがバックコントロールで削り勝つ

<ウェルター級(※83.9キロ)/5分3R>
イシ・フィティケフ(豪州)
Def.3-0
手塚裕之(日本)

プレスをかけるフィティケフに左ジャブを突く手塚。フィティケフのワンツーに対し、下がって右カーフを蹴る。左に回りながら左ローを放った手塚だが、フィティケフの右クロスをもらって腰を落とした。一気に攻め立てるフィティケフを、手塚がカウンターでテイクダウンした。ハーフガードのフィティケフは手塚の左足に足を巻きつけたが、手塚は左腕を枕にして逆サイドに動く。フィティケフがブリッジからガードに戻すも、すぐに手塚は一本足を越えた。パンチで削りながら、背中を向けたフィティケフからバックを奪い、右腕を首に回す。しかしフィティケフが立ち上がった。

両者スタンドに戻り、左ジャブを突き合う。手塚がインサイドから右ストレートを打ち込んだ。フィティケフは手塚のシングルレッグをスプロールして、立ち上がり突き放す。右から左フックを打ち込むフィティケフ。さらにフィティケフの右が手塚のテンプルをかすめる。手塚が入ろうとしたところに右を合わせたフィティケフは、手塚の体が起きると左ジャブを突き刺す。右スピニングバックキックをかわされた手塚が、フィティケフのパンチをもらう。ラウンド終了間際、ダブルレッグをスプロールした手塚の顔面を、フィティケフの右が襲った。

2R、左ジャブの突き合いからフィティケフがシングルレッグで飛び込んだ。手塚はスプロールできずケージに押し込まれる。フィティケフが顔面にヒザ蹴りを狙った。立ち上がった手塚がフィティケフをケージに押し込み、離れる。フィティケフのパンチを受けながらも、手塚がまたも組んでドライブする。しかしフィティケフは離れ、パンチを受けた手塚が足を滑らせた。すぐシングルレッグで組んだ手塚がケージ際で揺さぶるも、フィティケフがプッシュで突き放した。

手塚は距離を取って左に回り、ボディロックで組みつきグラウンドに持ち込む。即パスを狙ったところでフィティケフが体を起こすと、右腕を取って十字を仕掛けたが極めることができず。立ち上がったフィティケフにケージへ押し込まれてしまう。パンチを振って離れたフィティケフに対し、距離を詰めていく手塚。ニータップはカットされ、ワンツーを浴びる。残り1分でフィティケフのダブルレッグをスプロールした手塚は、スタンドで右腕を差し上げ、ケージに押し込んでいく。ここもフィティケフが切り返して離れた。

最終回、手塚が右カーフで先制し、シングルレッグで飛び込んだ。フィティケフに尻もちを着かせ、バックに回る。立ち上がり、正対したフィティケフにシングルレッグで組み直した手塚だが、フィティケフがバックに回った。ボディロックからグラウンドに引きずりこんだフィティケフに対し、手塚は立ち上がる。再び足をかけて揺さぶるフィティケフ。バックコントロールから正対した手塚だが、明らかに疲労が見られる。グラウンドに引き戻したフィティケフは、再びバックコントロールへ。背中を見せる手塚をパンチで削り、そのまま試合を終えた。

裁定はフィティケフのユナニマス判定勝ち。手塚のONE連勝は5でストップした。


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45 MMA MMAPLANET o ONE ONE168 YouTube キック ゴントーラニー・ソー・ソンマイ ジョナサン・ハガティー スーパーレック・キアトモー9 ボクシング 武尊

【ONE168】階級を上げてのムエタイ王座奪取へ。スーパーレック「自分のムエタイを米国の人に見せたい」

【写真】6月のゴントーラニー戦ではワイクルーを披露したスーパーレック。自身にとってはキックとムエタイの2冠をかけた、全米進出となる一戦だ (C)ONE

6日(金・現地時間)、コロラド州デンバーのボール・アリーナで開催される「ONE 168: Denver」にて、スーパーレック・キアトモー9がジョナサン・ハガティーの持つONEムエタイ世界バンタム王座に挑戦する。
Text by Takumi Nakamura

フライ級でキックボクシング王座を保持し、一階級上のバンタム級にチャレンジして階級をまたいでのキック・ムエタイの2冠達成に挑むスーパーレック。ハガティーとはONE参戦前のい2018年10月にムエタイイベントYOKKAOで対戦し、スーパーレックがカットによるドクターストップで勝利を呼び込んだ。

戦う舞台とお互いの立場を大きく変えての再戦を前に、スーパーレックはKO勝利を予告。前回の試合を踏まえて「判定になると色々と疑問を口にする人たちもいるから、そうさせないためにも明確に倒して勝つ」と完全決着を誓う。


――今回は試合会場がデンバー、いわゆる高地での試合となりますが、コンディションはいかがですか。

「フライトが長かったので、その疲れは多少あるけど基本的にフィジカルもメンタルも問題ない(※取材はデンバー到着後に実施)。デンバーが高地ということで、そのためのトレーニングもやってきたし、準備は万端だよ」

――スーパーレック選手はキックボクシングのタイトルを保持していて、今回はムエタイでのタイトル挑戦になります。6月のONE Friday Fightsで久々にムエタイでの試合を行ってゴントーラニー・ソー・ソンマイに判定勝利していますが、あの試合を振り返っていただけますか。

「久しぶりのムエタイルールだったことは確かだけど、僕はずっとムエタイをやってきたし、何か難しいと思うようなことはなかった。むしろハガティー戦がすでに決まっていたから、この試合に向けてムエタイだけにフォーカスできたことは大きかったと思う」

――キックルール(ヒジ・ヒザがない)をやったことで、ムエタイをやるうえでプラスになったことはありますか。

「すごくフットワークが良くなったと思うし、キックル―ルをやる前の僕はほとんどパンチを使わないファイターだったんだ。でもキックルールをやるためにパンチをかなり練習して、よりパンチを使えるファイトスタイルになったことは大きな変化だと思う」

――今回はキックに続いてムエタイのベルトを狙うことになりました。いずれはONEのムエタイのベルトを巻きたいという気持ちはあったのですか。

「やっぱり僕はずっとムエタイをやってきた人間だから、ムエタイルールのベルトをかけて戦えることはうれしい。僕の一番のゴールはムエタイルールのチャンピオンになることだから、そのチャンスが来たことは本当にうれしいよ」

――今回はバンタム級での試合ですが、階級を上げるわけではなく、今後はフライ級でも試合は続けていく予定ですか。

「もちろん。僕はフライ級のキックボクシングのチャンピオンだから、この試合を終えたらフライ級でも戦っていくつもりだ。この試合に勝てば2階級、違うルールのチャンピオンとして、それぞれの階級とル―ルで戦っていこうと思っている」

――対戦相手のハガティーとは2018年10月にYOKKAOで対戦して、スーパーレック選手がTKO勝利しています。ファイターとしてどんな印象を持っていますか。

「ハガティーは本当にいい選手で素晴らしい選手だと思う。そして以前戦った時よりもかなりレベルが上がっていると思う」

――ハガティーはとてもテクニカルで穴がない選手ですが、ムエタイのトップのスーパーレック選手から見ても、彼はテクニカルで上手い選手ですか。

「おっしゃる通り、僕も同じ意見だね。ただスキルという部分で言えば、彼と同じレベルの選手はタイにはたくさんいるよ」

――オフィシャルの事前インタビューで「今回はKOを狙う」とコメントしていましが、特に今回そう思った理由はなんですか。

「やっぱりKOは分かりやすく自分の勝ちを証明できるものだからね。判定になると色々と疑問を口にする人たちもいるから、そうさせないためにも明確に倒して勝つ。今回はそこを目指しているよ」(※前回の対戦ではカットにTKO決着で、試合後に会場からはブーイングも起きていた)

――スーパーレック選手にとって米国での試合は今回が初めてです。米国のファン、全世界のファンに自分のことを知ってもらいたいですか。

「米国で試合することは前から夢に見ていたことで、ずっと米国で試合をしたいと思っていた。この試合を通して自分のムエタイのスキルを米国の人たちに見せたい。ベストを尽くすよ」

――スーパーレック選手は武尊選手と戦ったことで日本での人気や知名度も上がっています。ぜひ日本のファンにメッセージをいただけますか。

「いつも応援ありがとう!また必ず日本に行くし、次日本に行くときにはムエタイルールで試合をして、僕のムエタイをみなさんにお見せしたいと思います。(日本語で)アリガトウゴザイマス!」

■放送予定
9月7日(土・日本時間)
午前8時45分~U-NEXT

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