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ABEMA Fighter's Diary Interview J-CAGE ONE ブログ 和田竜光 未分類

【Fighter’s Diary con on that day】「試合がない日々」を生きる和田竜光の声 on 2014年11月26日

Wada-vs-Miki【写真】Fighter’s Daiaryではハッキリと試合に出ない、練習しないことを明言。当時から語ることができるMMAファイターだった(C)ABEMA&MMAPLANET

全世界を巻き込む新型コロナウィルス感染拡大の影響は当然のように日本の格闘家たちの人生にも影響が出ている。試合がない、大会が開かれない、練習場所の確保も困難だ。

そんな今、格闘技を愛する全ての人へ──ABEMA格闘CH が公式YouTubeチャンネルで Fighter’s Diary Ep.03が25日(土)より、アップされている。

完結編=第3弾でクローズアップされた格闘家は那須川天心、山本美憂、松嶋こよみ、和田竜光、大沢ケンジ&上迫博之、藤野恵実の7人だ。

Fighter'sDiaryFighter’s Diaryは3週に渡り、3つのエピソードで総勢16人の格闘家たちの声をYouTubeで伝え、26日(日)より、ABEMA格闘CHにて Fighter’s Diary完全版が放送されている。

そんなFighter’s Diaryでは「試合がない日々」を格闘家たちはどう生きるのか? ──という今の声を集めた。MMAPLANETでは、タイアップ企画ならぬボーディング企画を提案。MMAファイター達が今を発せられるようになった原点を探る上で、あの日の彼らや彼女達の声=on that dayとして、MMAPLANETインタビュー初登場時の声を紹介したい。

題してFighter’s Diary con on that day、第18回は2014年11月27日公開、11月26日に行われた大晦日開催= DEEP DREAMでの神酒龍一との試合に向け、対戦相手とともに記者会見に出席した──和田竜光のあの日の声をお届けしよう。


<神酒龍一のコメントを含めた完全版はコチラから>

和田竜光

──(元谷選手に出てきてもらおうかという発言後に)神酒選手の言葉を受けて、どのように思いましたか。

「まぁ、この前負けてしまったので……『チャンピオンじゃないヤツは、まぁサッサとやっつけちゃいます』ってことでしょうけど、やられないように(鼻で笑い)、まぁ頑張ります」

──大晦日に戦うということをどのように捉えていますか。

「さいたまの大晦日というのは、自分にとっても夢の一つでもあります。今回、試合ができることは凄く嬉しいことだと思います。ただ試合は大晦日だから何とかっていうことは特にありません。試合が始まったら、いつも通り自分のパフォーマンスを発揮したいです」

──どのような試合をイメージしていますか。

「試合を見たことがないので、何とも言えないですけど、良い試合にはならず一方的にやっつけちゃうと思います」

──淡々とした様子でコメントされていますが、神酒選手の気合の入った格好についてどのように思われますか。

「格好良いなと思います。何のコスプレなのかなって。武士ですか? もうハロウィンは終わっちゃったんですけど、格好良いと思います」

──試合間隔が空いていると思いますが、その辺りについては?

「僕はいつも間隔が開くほうなので、特に何もないです。逆に今回は試合間隔が短いかなって思うぐらいで」

──ケージで戦うことに関しては?

「ケージの方が良いです。リングの練習なんてしたことがなくて、壁でやってきているので。多分、昔から壁の方が得意だと思います」

──CAVE勢と同様に長倉選手、小島選手と吉田道場から3名の出場となります。意気込みをお願いします。

「意気込みですか? 皆で頑張りましょうと」

──同じ大晦日に行われるIGFへの対抗心は?

「個人的にはIGFに対し、何もないです。DEEPの場でこういうことを言うのは何ですが、多くの人が格闘技を見る機会が増えて良いことだと個人的には思っています」

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News ONE ONE Championship ブログ 山口芽生 手塚裕之 竹中大地 鈴木博昭

【ONE】ファン参加型のインスタライブ対談、第2週は手塚裕之✖鈴木博昭、竹中大地&山口芽生!!

ONE【写真】ファンも参加できるライブ対談、第2弾は手塚✖鈴木、竹中✖山口だ(C)MMAPLANET

世界中の強豪と激闘を繰り広げるONEアスリート達とファンの方々との交流を目的とし、普段聞くことができない本音トークや舞台裏の心境、練習方法などONEを生き抜くリアルな選手達を知ることができる機会となります。今だから、選手同士の『あの選手から話を聞いてみたい』という熱い思いを実現させたそしてこの人だから話せるONEアスリートのIGライブ。

25日(土)に平田樹✖内藤大樹、26日(日)若松佑弥✖仙三のマッチアップが実現していたが、2ndウィークは5月2日(土)に手塚裕之✖鈴木博昭、3日(日)は山口芽生✖竹中大地の対談が実現することとなった。


ウェルター級KOPから昨年10月のONE 東京大会で修斗王者との対戦を制してONEと本契約なった手塚と、すでにSuper Seriesで世界王座挑戦経験のある鈴木の顔合わせは、両者の希望に則して実現するという。野生獣と怪物くん、共通点はマッスル&ネイチャーとリリースでも強調されている両者の間で、どのような筋肉と自然の談話が展開されるか。

また山口と竹中は一見なんの共通点がないように見えるが、マネージメント的には同門だ。ここは山口のSNS以外では、ほぼ門外不出の『あの人』ネタで竹中をリードしてほしいところだ。

この2つのIG LIVEは両日とも、午後8時から1時間の予定で出演する選手のインスタグラムのLIVEから視聴可能となっており、視聴者も参加可能だ。

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ABEMA Fighter's Diary Interview J-CAGE ONE PXC ブログ 松嶋こよみ

【Fighter’s Diary con on that day】「試合がない日々」を生きる松嶋こよみの声 on 2015年8月7日

Otsuka-Matsushima【写真】22歳の松嶋こよみ、若い!! (C)ABEMA&MMAPLANET

全世界を巻き込む新型コロナウィルス感染拡大の影響は当然のように日本の格闘家たちの人生にも影響が出ている。試合がない、大会が開かれない、練習場所の確保も困難だ。

そんな今、格闘技を愛する全ての人へ──ABEMA格闘CH が公式YouTubeチャンネルで Fighter’s Diary Ep.03が25日(土)より、アップされている。

完結編=第3弾でクローズアップされた格闘家は那須川天心、山本美憂、松嶋こよみ、和田竜光、大沢ケンジ&上迫博之、藤野恵実の7人だ。

Fighter'sDiaryFighter’s Diaryは3週に渡り、3つのエピソードで総勢16人の格闘家たちの声をYouTubeで伝え、26日(日)より、ABEMA格闘CHにて Fighter’s Diary完全版が放送されている。

そんなFighter’s Diaryでは「試合がない日々」を格闘家たちはどう生きるのか? ──という今の声を集めた。MMAPLANETでは、タイアップ企画ならぬボーディング企画を提案。MMAファイター達が今を発せられるようになった原点を探る上で、あの日の彼らや彼女達の声=on that dayとして、MMAPLANETインタビュー初登場時の声を紹介したい。

題してFighter’s Diary con on that day、第16回は2015年8月22日公開、8月7日(現地時間)に現地取材した──キャリア3戦目、 PXC49エリック・ギャトマンをスラムでKO 直後──松嶋こよみのあの日の声をお届けしよう。


<リードを含めた完全版はコチラから>

――豪快なスラムでの勝利、おめでとうございます。

「ありがとうございます」

Koyomi 04――あのスラムはキャンバスが硬いこともあり、狙っていたのですか。

「いえ、そんなことはないです。今回、緊張してしまっていて全く自分の動きができなかったので。取りあえず上からパウンドを落とすために、離そうとしたらああいう形になったんです」

――緊張をしたのは、会場の雰囲気など原因ですか。

PXC49「ハイ、今回がプロになって3試合目なのですが、こんな大きな場所で戦ったのは初めてなので、会場の雰囲気に飲まれました。

修斗では新宿フェイス、2戦目のカナダでの試合もホテルの宴会場みたいなところで。そこも僕にすると広かったのですが、PXCは別モノでした」

――PXCで戦うことになったのは、どういった経緯だったのでしょうか。

「7月の終わりに話をもらって。通常体重に近い状態で戦っているので、体調も問題ないし戦おうって思いました」

――外国人相手に通常体重はリスクが高くならないでしょうか。

「ハイ。日本ではライト級で戦い、海外で戦うときにフェザー級に落とすつもりでやってきていました。今回は特別です。急遽出場となったので」

――日本ではライト級というのは?

「そこで負けていると、どうしようもないので。ライト級でも力負けはしたくないという考えで、今は戦っています。今夜の試合は初めて打撃を受けたので――僕のキャリアでは日本の選手のことも分からないのですが、強い選手はこういう打撃を貰うことを経験しているんだろうし……。ただ、外国人だから強いというのはそれほど感じなかったです」

Koyomi 02――がぶられてヒザを頭に受けた後、咄嗟に手をキャンバスに着けることでて追い打ちを貰わないようにしていました。

「テイクダウンされる前にローブローがあって、それが効いてしまっていたので、とりあえず落ち着こうと思っていたらヒザを貰ってしまって……。ダメージはなかったのですが、続くと危ないと思って手を着きました。がぶられた状態は色々と練習してきたんで、怖さがそれほどなくテイクダウンの機会を伺っていました。

Koyomi 03逆に対戦相手もがぶってから攻めてこなかったので、ブレイクが掛かるかなと思ったのですが、掛からなかったので近い位置にあった足を取っていきました。

スタンドに戻したいという気持ちがあったので、少しブレイクを待っていたのですが、そうでなければもう少し早くテイクダウンも取れていたと思います」

――凄く冷静に戦えていたのですね。

「いえ、もっと早く頭を切り替えてテイクダウンを取っておくべきでした。相手も変わらないキャリアの持ち主でしたし……。海外で戦うから、もっと経験のある強い選手と戦うことになると覚悟していたので。でも、戦績も少ない相手だと分かって本当にチャンスなのでインパクトが残る試合をしようと思っていました。そう考えると舞い上がってしまって、たくさん改良点があることは分かりました」

――改めてPXCで戦った感想を教えてください。

「緊張はしたのですが、戦っていて気持ち良かったです。お客さんも試合後に握手してくれたり、そういうなかで戦えたのは嬉しかったです」

――今後の試合予定は?

「今年は修斗の新人王トーナメントに出ているので、そこをまず取りたいです。新人王を取ってからのことは分からないですが、日本と海外の両方で戦ってキャリアを積んでいきたいです」

――このPXC出場を機に、これまで前例のなかったキャリアを積んでいけるかもしれないですね。

「目標はUFCでチャンピオンになる、そのためにやっているので他の選手がしていることと同じじゃなく、自分のやりかたでUFCを目指したいと思っています」

――UFCでチャンピオンになるには、今回セコンドに就いていた大塚隆史選手を練習で圧倒するぐらいでないと(笑)。

「めちゃくちゃ強いですし、普段からずっと一緒にやってもらっているので……。大塚さんも上を目指してやっているので、今はついていっている状態ですが、自分が引っ張れるぐらいになりたいです」

――この松嶋選手の言葉を打撃を見てくれている岩崎(達也)コーチも目にすると思います。

「もう、この試合に関しては間違いなく怒られます。帰るのが怖いです。でも、改善点があるということはノビシロがあるということなので、まだまだ自分を試合で出せていないので出せるように頑張ります」

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News ONE ONE Championship シィォン・ヂィンナン ジョシュア・パシオ スタンプ・フェアテックス ブログ リン・ホーチン 上久保周哉 和田竜光 山田哲也 若松佑弥 青木真也

【ONE】オフィシャルランキング完全版。上久保が4位で青木は5位。スタンプはMMAでランク外に

Stamp【写真】スタンプはムエタイで世界王者、キックは1位。しかしMMAでは5位に入らず(C)ONE

27日(月・現地時間)、ONE Championshipがムエタイ、キックボクシング、MMAのオフィシャルランキングを発表した。

MMAは男子がストロー級からライト級までと女子がアトム級とストロー級の7階級、ムエタイは男子がストロー級からフェザー級までで女子はアトム級と5階級、キックは男子がMMAと同様の5階級とキックも同様に男子はストロー級から5階級、女子はアトム級と計6階級となっている。


全階級で5位前の発表となった初のオフィシャルラキング、ムエタイのキックの重複は多いが、延べ人数でいえばタイ人が25人で一番多く、次いで日本と米国の11人。日本人選手は全てMMAで立ち技ではランクインはなかった。

続いて豪州はMMAではフェザー級王者のマーチン・ウェン、リース・マクラーレンがフライ級ランクに入っている。フィリピンは8名で立ち技は女子ムエタイのラズマ・アブバカーのみ、7人はMMAファイターでラカイは

【MMAストロー級】

ONE MMAの世界王者で最もアクティビティなパシオ

ONE MMAの世界王者で最もアクティビティなパシオ


C ジョシュア・パシオ(フィリピン)
1 猿田洋祐(日本)
2 内藤 のび太(日本)
3 レネ・カタラン(フィリピン)
4 アレックス・シウバ(ブラジル)
5 リト・エディワン(フィリピン)

【MMAフライ級】

若松がランク入り、和田竜光はランク外。マクラーレン戦が響くのか……

若松がランク入り、和田竜光はランク外。マクラーレン戦が響くのか……


C アンドリアーノ・モライシュ(ブラジル)
1 デメトリウス・ジョンソン(米国)
2 ダニー・キンガド(フィリピン)
3 カイラット・アクメトフ(カザフスタン)
4 若松佑弥(日本)
5 リース・マクラーレン(豪州)

【MMAバンタム級】

何と4位に入った上久保、ジョン・リネケル、ムイン・ガフロフより上だ(ONE)

何と4位に入った上久保、ジョン・リネケル、ムイン・ガフロフより上だ(ONE)


C ビビアーノ・フェルナンデス(ブラジル)
1 ケビン・ベリンゴン(フィリピン)
2 佐藤将光(日本)
3 ユサップ・サーデュラエフ(ロシア)
4 上久保周哉(日本)
5 竹中大地(日本)

【MMAフェザー級】

去年の5月から試合がない山田もランクイン。次期チャレンジャーと目されるタン・リーは3位

去年の5月から試合がない山田もランクイン。次期チャレンジャーと目されるタン・リーは3位


C マーティン・ウェン(豪州)
1 クリスチャン・リー(米国)
2 松嶋こよみ(日本)
3 タン・リー(米国)
4 山田哲也(日本)
5 ゲイリー・トノン(米国)

【MMAライト級】

本来なら5月に王座挑戦が決まっていたラピクス。青木、フォラヤンら元世界王者はランク外──

本来なら5月に王座挑戦が決まっていたラピクス。青木、フォラヤンら元世界王者はランク外──


C クリスチャン・リー(米国)
1 ユーリ・ラピクス(モルドバ)
2 ダギ・アサラナリエフ(トルコ)
3 ピーター・バウシュト(オランダ)
4 ティモフィ・ナシューヒン(ロシア)
5 青木真也(日本)

【MMA女子アトム級】

リン・ホーチン……誰? 去年の3月にミャンマー大会で勝利もONEではこの1勝のみ。そしてスタンプはランク外……(C)ONE

リン・ホーチン……誰? 去年の3月にミャンマー大会で勝利もONEではこの1勝のみ。そしてスタンプはランク外……(C)ONE


C アンジェラ・リー(米国)
1 デニス・ザンボアンガ(フィリピン)
2 モン・ボー(中国)
3 リン・ホーチン(中国)
4 山口芽生(日本)
5 ジナ・イニオン(フィリピン)

【MMA女子ストロー級】

アンジェラはアトムとともにランクインも、パンダはストロー級のみ

アンジェラはアトムとともにランクインも、パンダはストロー級のみ


C シィオン・ヂィンナン(中国)
1 ティファニー・テオ(シンガポール)
2 ミッシェル・ニコリニ(ブラジル)
3 アンジェラ・リー(米国)
4 三浦彩佳(日本)
5 マイラ・マザール(ブラジル)

【ムエタイ・ストロー級】
C サムエー・ガイヤーンハーダオ(タイ)
1 ジョシュ・トナー(豪州)
2 ロッキー・オグデン(豪州)
3 ダレン・ローラン(フランス)
4 アンディ・ホーソン(英国)
5 ルイ・ボテーリョ(ポルトガル)

【ムエタイ・フライ級】
C ロッタン・シットムアンノン(タイ)
1 パンピャック・シットムアンノン(タイ)
2 スーパレック・キアトモー9(タイ)
3 ジョナサン・ハガディ(英国)
4 エリアス・マムーディ(アルジェリア)
5 ペッダム・ペッティンディー(タイ)

【ムエタイ・バンタム級】
C ノンオー・ガイヤーンハーダオ(タイ)
1 センマニー・サティアンムエタイ(タイ)
2 ボボ・サッコ(フランス)
3 クラップダム・ソー・チョー・ピャッウータイ(タイ)
4 アラヴェルディ・ラマザノフ(ロシア)
5 ムエンタイP.K.センチャイムエタイジム(タイ)

【ムエタイ・フェザー級】
C ペットモラコット・ペッティンディー・アカデミー(タイ)
1 スーパーボーン・バンチャメーク(タイ)
2 ジャマル・ユスポフ(ロシア)
3 ジョー・ナタワット(タイ)
4 サミー・サナ(フランス)
5 ヨーセングライ・IWE・フェアテックス(タイ)

【ムエタイ女子アトム級】
C スタンプ・フェアテックス(タイ)
1 ジャネット・トッド(米国)
2 アン・リーネ・フグスタード(ノルウェー)
3 アルマ・ユニク(豪州)
4 エカテリーナ・ヴァンダリエバ(ベラルーシ)
5 ラズマ・アブバカー(フィリピン)

【キックボクシング・ストロー級】
C サムエー・ガイヤーンハーダオ(タイ)
1 アステミル・ボルソフ(ロシア)
2 ワン・ジュンウァン(中国)
3 ロッキー・オグデン(豪州)
4 ジョシュ・トナー(豪州)
5 ダレン・ローラン(フランス)

【キックボクシング・フライ級】
C イリアス・エナッシ(オランダ)
1 ロッタン・シットムアンノン(タイ)
2 スーパレック・キアトモー9(タイ)
3 ヴァウテウ・ゴンカウベス(ブラジル)
4 パンピャック・シットムアンノン(タイ)
5 エリアス・マムーディ(アルジェリア)

【キックボクシング・バンタム級】
C アラヴェルディ・ラマザノフ(ロシア)
1 ノンオー・ガイヤーンハーダオ(タイ)
2 センマニー・サティアンムエタイ(タイ)
3 ジャン・チェンロン(中国)
4 リアム・ハリソン(英国)
5 ロドレックP.K.センチャイムエタイジム(タイ)

【キックボクシング・フェザー級】
C 空位
1 ジョルジオ・ペトロシアン(イタリア)
2 スーパーボーン・バンチャメーク(タイ)
3 ジョー・ナタワット(タイ)
4 タイフン・オズカン(オランダ)
5 ヨーセングライ・IWE・フェアテックス(タイ)

【キックボクシング・ライト級】
C レギン・アーセル(オランダ)
1 ニキー・ホルツケン(オランダ)
2 ムスタファ・ハイダ(イタリア)
3 アンソニー・ジュングアニ(米国)
4 アンディ・サワー(オランダ)
5 エリオット・コプトン(豪州)

【キックボクシング女子アトム級】
C ジャネット・トッド(米国)
1 スタンプ・フェアテックス(タイ)
2 アルマ・ユニク(豪州)
3 カイティン・チュアン(台湾)
4 アン・リーネ・フグスタード(米国)
5エカテリーナ・ヴァンダリエバ(ベラルーシ)

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News ONE ONE Championship ブログ

【ONE】ONEがMMA7階級、キックボクシング6階級、ムエタイ5階級のオフィシャルランキングを発表

ONE【写真】ONEがオフィシャルラキングを制定した──(C)ONE

27日(月・現地時間)、ONE Championshipがムエタイ、キックボクシング、MMAのオフィシャルランキングを発表した。

MMAは男子がストロー級からライト級までと女子がアトム級とストロー級の7階級、ムエタイは男子がストロー級からフェザー級までで女子はアトム級と5階級、キックは男子がMMAと同様の5階級とキックも同様に男子はすとろーきゅうから5階級、女子はアトム級と計6階級となっている。

ONEオフィシャルMMAランキングは以下の通りだ。


【MMAストロー級】
C ジョシュア・パシオ(フィリピン)
1 猿田洋祐(日本)
2 内藤 のび太(日本)
3 レネ・カタラン(フィリピン)
4 アレックス・シウバ(ブラジル)
5 リト・エディワン(フィリピン)

【MMAフライ級】
C アンドリアーノ・モライシュ(ブラジル)
1 デメトリウス・ジョンソン(米国)
2 ダニー・キンガド(フィリピン)
3 カイラット・アクメトフ(カザフスタン)
4 若松佑弥(日本)
5 リース・マクラーレン(豪州)

【MMAバンタム級】
C ビビアーノ・フェルナンデス(ブラジル)
1 ケビン・ベリンゴン(フィリピン)
2 佐藤将光(日本)
3 ユサップ・サーデュラエフ(ロシア)
4 上久保周哉(日本)
5 竹中大地(日本)

【MMAフェザー級】
C マーティン・ウェン(豪州)
1 クリスチャン・リー(米国)
2 松嶋こよみ(日本)
3 タン・リー(米国)
4 山田哲也(日本)
5 ゲイリー・トノン(米国)

【MMAライト級】
C クリスチャン・リー
1 ユーリ・ラピクス(モルドバ)
2 ダギ・アサラナリエフ(トルコ)
3 ピーター・バウシュト(オランダ)
4 ティモフィ・ナシューヒン(ロシア)
5 青木真也(日本)

【MMA女子アトム級】
C アンジェラ・リー(米国)
1 デニス・ザンボアンガ(フィリピン)
2 モン・ボー(中国)
3 リン・ホーチン(中国)
4 山口芽生(日本)
5 ジナ・イニオン(フィリピン)

【女子ストロー級】
C シィオン・ヂィンナン(中国)
1 ティファニー・テオ(シンガポール)
2 ミッシェル・ニコリニ(ブラジル)
3 アンジェラ・リー(米国)
4 三浦彩佳(日本)
5 マイラ・マザール(ブラジル)

※完全版は後程アップします

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Interview J-CAGE ONE other MMA Road to ONE02 ブログ 宮田和幸 田中路教

【Road to ONE02】田中路教─03─最初で最後のグラップリング戦の理由。「負けたくないんで、他の練習が」

Nori【写真】柔軟性のないまま、突っ走るしかない(C)MMAPLANET

17日(日)に開催されたRoad to ONE02で宮田和幸とグラップリングマッチを戦い10分間時間切れとなった田中路教インタビュー最終回。

グラップリングマッチを終え、MMAファイター田中にとって打撃なしの組みの重要性、そして未だに終着点が見えないコロナ感染拡大のなか、LFAでの活動をどのように捉えているのかを尋ねた。

<田中路教インタビューPart.02はコチラから>


──スクランブルにはならなくても、MMAに生きるグラップリングになったのですね。

「グラップリングの試合をして、自分の不器用さが浮き彫りになったと思います(苦笑)」

──田中選手の最大の特徴である、経験しないと分からないという流れですねか(笑)。

「一つのことにしか、なかなか集中ができないんで(笑)」

──ただ、SNSで『これが最初で最後のグラップリングマッチ』という話がありましたが、『これが最後の日本での試合』とはならないのですか。

「まぁLFAと契約は結べましたが、その契約書をもってビザの申請に行くのに、今は受け付けてもらえない状況ですからね。これがいつまで続くのか分からないので、あの試合が日本で最後の試合になるかというのは断言できなかったです。ただ、グラップリングの試合をもうすることはないと思います」

──MMAのためになったのに、なぜグラップリングに出るつもりはないのはどういうことでしょうか。

「純粋グラップリングの技術は、僕に必要です。それはもう絶対なんです。でも、グラップリングの試合があると、練習もそこに集中してしまって……他の練習が疎かになることが今回の試合で分かりました。

やっぱり、負けたくないんで完全にグラップリングの試合のための練習ばかりになって」

──えぇ? では打撃やMMAの練習はその間はしなかったということですか。

「試合が決まったころはやっていたんです。でも、打撃のミット打ちとかやっていても、本当に集中できないことが分かって……。グラップリングの試合で勝ちたいから、打撃の練習をすることを体が拒否してしまっているような感じで(苦笑)。

MMAの練習でもパウンドも打つことができなくて……。止まってしまうんですよ」

──なんともまぁ、本末転倒じゃないですか。

「本当に……。だから、本気でグラップリングの技術を向上させるつもりはあっても、グラップリングの試合に出ることはMMAファイターである限り、止めようと思います。

練習に関しては続けます。グラップリングも打撃も僕はもって一つの局面を深堀りする必要があります。グラップリングに関しては嶋田君もそうだし、八隅(孝平)さんにセコンドについてもらって、その指示にしても凄く知識が深くて。

八隅さんのアドバイスがなければ、どんな試合になっていたか。八隅さんはきっと宮田さんがどう動くのか、全て見えていたと思います。嶋田君も1回、動画を見ただけメチャクチャ細かく指摘しれくれました。2人に比べると、僕のグラップリングの知識は全然で。結局のどれだけ自分が近視眼的にMMAをやっていたのかが分かりました。

だからこそ、この時期にグラップリングの試合ができたのはベストでした。今、MMAの練習を試合モードでしている選手なんて世界にほぼいない。そのなかで組み技でも実戦に向かうという日々を送れたのは大きいです」

──LFAの活動再開も、ビザの申請がいつから再開するのも見えないなか、今後はどのように過ごしていこうと考えていますか。

「やれることをやるしかないです。現状を見て……ここからコロナの感染が続き、格闘家だけでなく社会が疲弊してくると思います。活動を続けられなくなるプロモーションも出てくるだろうし。

結果的にファイターの需要が少なくなっていくかもしれない。なので、いつ、どこで、誰とでも戦える選手が求められる時代になる。僕自身ももっと覚悟が必要です。いつでも戦える心身状態にしておかないといけないです。

ただし、人に迷惑をかける行動はできない。そこは頭において、最大限に気を付けていきます」

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Interview J-CAGE ONE other MMA Road to ONE02 ブログ 宮田和幸 田中路教

【Road to ONE02】宮田和幸と組技戦を終え、田中路教─02─「内股を狙ったのですが、ビクとも……」

Nori vs Miyata【写真】試合序盤の立ちレスで、田中は宮田から何を感じ取ったのか(C)MMAPLANET

17日(日)に開催されたRoad to ONE02で宮田和幸とグラップリングマッチを戦い10分間時間切れとなった田中路教インタビュー第2弾。

試合直後に嶋田裕太に連絡を取り、寝技での展開での改善点を尋ねた田中だが、試合序盤のスタンド戦に関してはどのような経験ができたのか。

また嶋田の教えをMMAに生かすことができるのかを訊いた。

<田中路教インタビューPart.01はコチラから>


──嶋田選手に指摘してもらった寝技の攻防になる以前に、まずは立ちレスの展開になりました。試合前にはテイクダウンを取る宣言もありましたが……。

「レスリングでテイクダウン、柔道の投げという2つの選択肢があったのですが、実際に宮田さんを正面に見てレスリングをしようとはならなかったです。もう、これは感覚ですね。あの時、何を考えていたとか覚えていないので。隙がないって直感したんだと思います。ダブルやシングルに入ることができる軌道が見えなかったですから」

──宮田選手もその距離でテイクダウンを仕掛けるということはなかったですね。

「ハイ。なので組手勝負になりました。それもあると試合前から思っていたので、そこでもしっかりと勝負しようとは考えていたんです」

Nori vs Miyata 02──そこから投げを狙おうと。

「ハイ。最初は牽制ですね。投げることができるとは考えずに、先手をとるために出しました。

2度目は入るという感覚があって内股を仕掛けました。引手が不十分な状態でしたが、思い切り仕掛けました。いやぁビクともしなかったです。タイミングも良かったのに……。崩れるぐらいはあると思ったのですが、全く動かなかったです(苦笑)。練習ではそういうことがあっても、試合ではあれだけ崩せなかったことは過去になかったですね」

Nori vs Miyata 03──その後、もう1度仕掛けても投げられず右ワキを差されテイクダウンを奪われました。

「ビックリしました。ヒザがついたか、バランスを崩した時なんです。根本から僕の投げとは種類が違う。

僕の投げは浮かすというか、瞬間的に飛ばすモノなんです。でも宮田さんの投げは、合気道チックというか遠心力を使っているみたいな」

──達人系じゃないですか。

「そうですね、あまり食らったことのない投げでした。

力も使っているんですけど、そこ以外の要素が凄いと思います」

──そのテイクダウンからバックを許しましたね。

「上手かったですねぇ。一度、首を極めにこられて……。正直、バックを取られても早い段階で逃げる自信はあったんです」

──出ました。またバック取らせて、落とす理論。それでバックを取り続けられる選手が世界にいるというのが、もう8年ぐらい前から勝村(周一朗)さんが指摘していた部分ではないですか(笑)。

「アハハハ。2度目の投げを防がれた時点で、立ちレスで時間を費やすのは良くないって判断したんです。あのままではドン詰まりになって勝てない。なら投げられても、グラウンドになった方が良いと思いました。矢継ぎ早に動いて、宮田さんを休ませないというのが理想的な試合展開だったので。

Nori vs Miyata 04でもバックを取られて、すぐに胸を合わせることはできなかったですね。バックチョークが入る位置ではないですが、宮田さんの体にあった絞めです、アレは……。

レスリングのコントロールを利用した極めというか。

すぐには上を取れなかったですが、あのままバックを制され続けられるとも思わなかったです。逃げる自信はありました。思ったより時間が掛かっただけで」

──そして上になってからやるべきこと、その部分で嶋田選手の指摘が入ったような展開になったと。

「ハイ。本当はスクランブルの展開になってポジションを取る。それが理想の展開でした。そこから極めに移行していければと」

──宮田さんは下になると、あのまま下から仕掛け──柔術になりましたね。

「それをさせないことが大切だったのですが、やられてしまいました。僕が宮田さんをもっと動かせるまで、持ち込めなかったです」

Nori vs Miyata 05──あの時点で、MMAグラップリングでなくグラップリングになりました。

「それも想定していたのですが、隅返し風に返されてすぐに起き上った時はスクランブルになると思っていたので……あそこで宮田さんが下を続けたのは意外でした」

──もうレスリングをやり続けたから、今はスクランブルとかよりも柔術的なグラップリングを宮田さんは追及しているようでしたね。それでもオモプラッタはともかく、糸通しを狙ったのは驚きました。

「いやぁ、握力もそうだし力が強かったです」

──田中選手もMMAなら、あれだけパスを狙うこともないですしね。

「狙わないですね。だからこそ、しっかりとパスできる技術が僕には必要なんだと思いました。青木さんの言葉じゃないですが、これまでMMAグラップリングに偏っていました。だから、あそこで攻防が止まってしまう。

それ以降の攻防ができるためにも、しっかりとグラップリングの技術を身につけないといけない。それは今回の練習から試合までを通じて感じていたことです」

──パスガードにしても、純粋グラップリングとMMAでは違いもあるかと思いますが。

「それでも嶋田君が指摘されたことができるようになれば、それはMMAに生きると思います。また、しっかりとかみ砕いてこれからの練習に生かせるようにしたいですね。

嶋田君に教えてもらったことを踏まえて、ヒジとパウンド有りの目線を加えることで、その先を探っていけるんじゃないかと思っています。

それを考えると、世界的にみてもMMAの流れが現実として、止まっている中で、このグラップリングマッチを戦えたことは良かったです。試合に向けて一つの行程をこなすことができましたし、そのなかで学びが多くあり試合で改善点も見られた。

マットでのグラップリングでなく、スクランブルにはならなくても金網際での試合が続いたので、それも良い経験になりました。金網際で自分の動きにどれだけ制限が加わるのか、またどういう風になら動けるのかを実践で試すことができたので。金網があるプラス面、マイナス面を試合で理解できることも貴重な経験になりましたね」

<この項、続く>

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News ONE ONE Championship ブログ 仙三 内藤大樹 平田樹 若松佑弥

【ONE】平田樹&内藤大樹、仙三&若松佑弥──インスタライブでファン参加型の対談が実現!!

ONE【写真】平田✖内藤、仙三✖若松。選手間で、どのような会話が聞かれるのか──楽しみだ (C)MMAPLANET

24日(金)、ONE Championship Japan広報より、新型コロナウィルス拡大による外出自粛の日々が続く中、Stay HomeでONEアスリートの一面が知られ、ファンも交流ができる企画「ONEアスリートコラボIGライブ」の実施が発表された。

プレスリリースには「『ONEアスリート コラボIGライブ』は、世界中の強豪と激闘を繰り広げるONEアスリート達とファンの方々との交流を目的とし、普段聞くことができない本音トークや舞台裏の心境、練習方法などONEを生き抜くリアルな選手達を知ることができる機会となります。今だから、そしてこの人だから話せるONEアスリートのIGライブは、選手同士の『あの選手から話を聞いてみたい』という熱い思いから実現しました」と明記された今回の試み。

まずは明日25日(土)の午後7時から平田樹✖内藤大樹、明後日26日(日)の午後7時からは若松佑弥✖仙三のマッチアップが決まっている。


平田と内藤は2月に同じジャカルタ大会で戦っており、内藤のサヴァス・マイケル戦の勝利で平田は気持ちがさらに入ったと言う。他競技を同じ場所で戦う両者からどのような話が聞かれるのか、選手同士ならではトークが楽しみだ。

そういう意味ではさらに興味深いのが、若松✖仙三の顔合わせだ。何といっても両者は2018年2月に拳を交え、激闘を実際に繰り広げている間柄だ。戦った当人の間でどのような話が展開されるのか──そのパンチと違い、「喋り」に関しては切れがない若松をどう仙三がリードできるかも興味深い。

なおONEアスリートコラボIGライブは、ストーリーズにて見逃し配信の視聴が可能(配信後24時間)とのこと。これらのLive対談は、出演選手のインスタグラムのLIVEから約40分の予定で視聴ができ、ファンも参加可能だ。このファン参加型の新しい試みは、今後も佐藤将光や山口芽衣の出演が予定されている。

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Interview J-CAGE JJ Globo ONE Road to ONE02 ブログ 嶋田裕太 田中路教

【Road to ONE02】宮田和幸とグラップリング戦を終え、田中路教─01─「嶋田君に改善点を尋ねました」

Michinori Tanaka【写真】最初で最後のグラップリングという発言の意図も、続編で語られた (C)MMAPLANET

17日(日)に開催されたRoad to ONE02に、田中路教が宮田和幸とグラップリングマッチを戦い10分間時間切れとなった。

試合前には五輪レスラーを相手にテイクダウンを奪い、一本勝ち宣言もあったが、どちらも公約を守ることはできなかった。LFAとの契約も終えビザを取得すると、日本を離れる予定だった田中だが、コロナ禍によって今はまた足踏み状態だ。そんななかで戦った宮田との組み技マッチで田中は何を感じ、何を学んだのかを尋ねた。


──Road to ONE02で宮田和幸選手とグラップリングマッチを戦って6日が過ぎました。試合後はどのように過ごしていたのですか。

「外に出ないようにしていました。軽く肉離れをしてしまったのですが、それでもランニングなどはできるので外に出たそれぐらいですね。あと一度、両親のところを訪ねたくらいで」

──アレっ、田中選手は米国から戻ってきてからは、ご両親と同居していたのでは?

「実はコロナの感染が広まってから、実家を出て知り合いの家に身を寄せています。うちは医療関係じゃないですか?  僕は自分の判断で練習をして、試合にも出たけど、それで親が僕から感染するようなことが起こると、どれだけ社会に迷惑をかけることになるのかと考えて、3月の途中から家を出ていたんです」

──なるほど、そこは田中選手としても気になっていたのですね。

「それでも格闘技をやっている人間は、自分は元気だから一般の人よりも大丈夫と思いがちなところもあるかと思います。それにあの大会に参加して、主催してくれた人たちの努力を無駄にしちゃいけないと強く思いましたね。試合を見ていた知り合いからも慎重に行動をした方が良いという進言もあり、大会後は大人しくしていました」

──大会前、青木選手が彼自身がメインで戦うことに若い選手は危機感を持て──というようなコトを発した時に田中選手は「試合前だから偉そうにいえないけど、終った時に僕の方が印象に残る勝ち方をする」と言っていました。

「ソレ言っちゃうんですか?(苦笑)。でも見事に返り討ちにあいましたね」

──青木選手は自ら塩試合だと振り返ってもいます。

「まぁ動きは僕の試合の方が多かったですけど、勝っていないので、まるでダメです」

──まるでダメだと思った試合、大人しくしていた期間に振り返ることは?

「まぁ、振り返るというか……今、NYから嶋田(裕太※昨年までプライベートでグラップリングの指導を受けていた)君がコロナの影響で帰国しているので、映像を見てもらって何がいけなかったかを尋ねました」

──へぇ、嶋田選手はどのようなことを指摘してくれましたか。

「凄く丁寧に返答をくれたので、僕にはまだ説明ができなし、嶋田君が送って来てくれたテキストを見せますよ」

──構わないのですか?

「構いません。その方が僕も頭に残りますし……。今、送りますね」

【嶋田裕太の田中路教へのアドバイス】

「試合も見て何よりも感じたのは、焦りすぎているということです。10分かけて、宮田選手を疲れさせようという意図も理解できましたが、初めてのグラップリングマッチで、ペース配分の感覚が掴めていなかったというのはあるかもしれません。でも焦ることによって以下のような事態を招いていました。

01 :パスガードを狙っているのですが、動きが中途半端になっていて崩し切れていないため失敗してしまう。
Tanaka vs Miyata 02
オープンガードに対して足を横に捌いたり、担ぎパスを仕掛けるのは良いのですが、一か八か一気にパスを狙うのではなく、仕掛けから50パーセント、60パーセント、70パーセントというように少しずつポジションを進めてみてはどうでしょうか。

それには形に応じて技のバリエーションを増やす必要がありますし、落ち着いて何ができるのか考えられるようにならないといけないです。

02:宮田選手のハーフガードやバタフライガードに対して、足を制する前に上半身にアプローチしてしまい、結果オモプラッタ、すみ返しスイープ、糸通しなど反対に上半身をコントロールされてしまう
Tanaka vs Miyata 01

ハーフガードに近い態勢からオモプラッタを食らうことが多かったですが、1度掛けられた技は同じ試合で2度と食らってはいけません。試合で出す技というのは相手の得意技である可能性が非常に高いです。1度目で逃げることができたら必ず頭に入れておいて、再び形にならないように動きを修正します。

03:クローズドガードを立ち上がって割るときのバランスが崩れる
Tanaka vs Miyata 03
クローズドガードに対して、立ち上がることは腕で足を抱えられたりするリスクとセットなので、あそこで慌てず、もっと時間をかけて腕を足から遠ざけてからエスケープを狙っても良かったと思います。

クローズドガードを立ち上がって割る際は、しっかりと腹を突き出して胸を張ること。前のめりでは相手の足を強く押したりできません。また腰を反るくらい身体を起こすことで、クローズドガードを組んでいる相手の足自体にプレッシャーをかけることに繋がります。

その一方で、ハーフガードで足を越えてからの動きは良かったです! アンダーフックと首への攻撃を同時にすることで結果的にハーフガードからエスケープできていました。腹固めのセットアップは理想的だったと思います。

足で腕を踏んでコントロールしようとしている場面も見受けられて、以前紹介した動きをやってもらえて嬉しかったです」

──最後には帳尻合わせのように褒めてくれていますが、なかなか手厳しいですね。

Tanaka vs Miyata 04でもその後にABEMAの画面を貼ってくれて(※ここでは同じシーンの写真を使用)、また解説してくれたんです。それがこのやりとりですね」

『このシーンでは下半身を制す前に上半身にアプローチしてしまいカウンターを食らってしまいました』

<この項、続く>

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Interview J-CAGE ONE Road to ONE02 SARAMI ブログ 鈴木祐子

【Road to ONE02】Road to ONEを欠場した鈴木祐子─02─「なんで、そんな風に伝わっていたのか」

Suzuki Yuko【写真】写真は2018年10月のバンコクで。立場を変えて、ONEに出場することが彼女の目標だ(C)MMAPLANET

Road to ONE02を欠場した鈴木祐子インタビュー後編。

SARAMIと対戦予定だった鈴木祐子はコロナ禍と自粛要請のなか欠場を決めた。そして試合が流れたSARAMIは同サイトの取材で不満を述べ、さらにSNSでも言葉を重ねた。

Road to ONE02の終了後、鈴木から欠場理由も含め彼女の言い分を記事にして欲しいという連絡がMMAPLANETにあった。インタビュー後編では、実行委員会という名前で開かれる共同開催に難しさも伝わってくるミスコミュニケーションの存在も明らかとなった。

<鈴木祐子インタビューPart.01はコチラから>


──もう、その状況では出る、出ないは個人の判断によるかと思います。

「ハイ」

──と同時にSARAMI選手も鈴木選手と同じであの状況で試合があるのか、ないのかという部分で精神的に不安定だったと思います。それでもやるつもりで練習を続けているところに、『ジムが閉まるから練習できなくて、欠場する』という風に聞いたから、インタビュアーに乗せられてついつい話してしまったというのはあるかと思います。これは私の責任でもあります。

「でもその後のSNSでの言い方は正直、感情を逆なでされるようなことが多かったです」

──そこですね。鈴木選手の欠場の発表は4月3日でしたが、私が取材をした3月30日の夕刻にはそのような理由で欠場になったと北岡選手らに伝わっていたようでした。

「なんで、そんな風に伝わっていたのか。ジムが休館になったのは非常事態宣言があってからですし。宮田先生もそんな風には伝えていないということだったので、何がどうなってそんな風になってしまったのか……」

──プレスリリースも明確な欠場理由が明記されていなかったので、道場閉鎖で云々という話が定着したというのは考えられますね。

「そこは私も思いました。世の中がこのような状況なので、分かるだろうということで、ああいう風に発表されたのかなとは思うようにしましたが……」

──インタビューをした時は、代替選手を探すという状況でした。そこから1週間、ギリギリの状態でSARAMI選手も練習をして、大会の10日前までに相手が決まらないなら、試合はできないという風に追い込まれていたと聞きました。彼女も精神的に厳しく、気持ちのはけ口を鈴木選手に求めたところはあるかと思います。

「でも、あまりにも言い方が……」

──あの発言をしているのだから、当然のように鈴木選手から反論があることも心得ているでしょう。

「あの動画は『責任感がない』とか『ONEに上がる資格はない』って話していて……格闘家を辞めた方が良いぐらいの感じだったので。ここまで言われるなら、自分も言わないといけないって思いました」

──SNSのやりとりは自己の存在アピールが多分に入っているので、どこまでがリアルで、どこからは虚像なのか分からなくて難しいですよね。ところでRoad to ONEは視聴されましたか。

「ハイ。宮田先生の試合もありましたし。あそこで輝いている選手もいて、私は半年も試合をしていないので、試合がしたいと思ったのも事実です。でも、試合に出なかったという判断に関しては、これで良かったと思っています。大会が終わって安心しました。そういう部分でも」

──これから……次の試合に関して、考えることはできますか。

「現時点では終息してからでないと、試合はできないかなと思います。今回、しなかったのと同じ理由で。ただでさえ試合をするのが怖いのに、コロナと二重で怖くなってしまう間は……」

──感情のもつれがあるようですし、コロナ終息後にSARAMI選手と改めてオファーがあっても試合はできそうにないですね。試合で決着を何て言うのはありがちですが、格闘技は性善説で成り立っているので、本当にしこりがある場合は危険です。

「う~ん、ちょっとやりたくないとは思っています。逃げているかと思われるでしょうけど。今は関わりたくないっていう感じです。でも、試合ってなったら……ONEに行くために戦っているんで、どうしてもSARAMI選手と試合をしないといけなくなったらやります。それだけONEに行きたいという気持ちですし。そのために練習は続けています。旦那がいるんでっ!!」

──それは意地の発言ですね。

「だってマットも買いましたし、家でも練習できます」

──なるほど(笑)。今日は連絡をくれて、ありがとうございました。

「こちらこそ、聞いていただきありがとうございます。もうこれで、言いたいことは言えたので、気にしていないでやっていけると思います」

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