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News UFC UFC ESPN11 ジャスティン・ジェインズ フランク・カマチョ ブログ マット・フレヴォラ

【UFC ESPN11】フランク・カマチョと対戦予定だったマット・フレヴォラ、セコンドが陽性で欠場に

20日(土・現地時間)にネヴァダ州ラスベガスのUFC APEXで開催されるUFC ESPN11「Blaydes vs Volkov」で、フランク・カマチョと対戦予定だったマット・フレヴォラが、セコンドが新型コロナウィルス検査で陽性だったため欠場させられることとなった。

フレヴォラはこの無念さをツイッターで綴っているが、彼自身は2度の検査で陰性であり、抗体検査では陽性で抗体を持っていることを明らかにしている。今回、彼のコーナーマンであり3週間前のESPN09で勝利しているビリー。クゥアンティロが2度の検査で陽性だったため、フレヴォラの欠場が決まった。

「僕のチームメイトで兄弟のビリーQは関して、何も想うところはない。彼はキャンプでも最大限にサポートしてくれたから。フランク・カマチョには、もし新しい対戦相手が見つかり試合ができるなら、応援すると伝えた。もし、そうでないなら彼の臨む時にこの試合を組んでもらう」と言うフレヴォラ。

大会水際のUFCの新型コロナウィルス対策が機能している表れであるものの、自らは陰性であるだけにその気持ちは複雑であろう。なおカマチョはジャスティン・ジェインズと戦うことが決まっている。


■UFC ESPN11対戦カード

<ヘビー級/5分5R>
カーティス・ブレイズ(米国)
アレキサンダー・ヴォルコフ(ロシア)

<フェザー級/5分3R>
ジョシュ・エメット(米国)
シェーン・バーゴス(米国)

<女子バンタム級/5分3R>
ラケル・ペニントン(米国)
マリオン・ルノー(米国)

<ウェルター級/5分3R>
ライモン・グッド(米国)
ベラル・モハメッド(米国)

<ライト級/5分3R>
ルーズベルト・ロバーツ(米国)
ジム・ミラー(米国)

<ライト級/5分3R>
クレイ・グィダ(米国)
ボビー・グリーン(米国)

<女子ストロー級/5分3R>
ティーシャ・トーレス(米国)
ブレアナ・ヴァンビューレン(米国)

<ミドル級/5分3R>
マフクアンドレ・バリユー(カナダ)
オスカル・ピホタ(ポーランド)

<女子フライ級/5分3R>
コートニー・ケイシー(米国)
ジリアン・ロバートソン(カナダ)

<ライト級/5分3R>
フランク・カマチョ(グアム)
ジャスティン・ジェインズ(米国)

<女子フライ級/5分3R>
ロクサン・モダフェリ(米国)
ローレン・マーフィー(米国)

<ライト級/5分3R>
オースチン・ハバート(米国)
マックス・ロスコフ(米国)

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J-CAGE News Shooto2020#04 ブログ 山本健斗デリカット 鍵山雄介

【Shooto2020#04】7月の大阪大会で山本健斗デリカット✖ムテカツなど2回戦✖3試合が追加される

【写真】1年8カ月振りの勝利が欲しい健斗デリカット (C)MMAPLANET

19日(金・現地時間)、Sustainより7月12日(日)に大阪市淀川区のメルパルクホールOSAKAで開催されるProfessional Shooto2020 V0l.04の追加カードが発表された。

新型コロナコロナウィルス感染拡大後、初めて観客を入れて開催される同大会はこれまでに修斗世界ライト級王座決定戦=川名雄生✖キャプテン☆アフリカ、修斗暫定世界フライ級王座決定戦=前田吉朗✖福良龍彌、フライ級3回戦=小巻洋平✖本田良介、フェザー級3回戦=南出剛✖服部賢大などが既に組まれていた。


今回、追加された3試合はフェザー級ランカーの山本健斗デリカットがムテカツと対戦するライト級マッチ、バンタム級では2019年フライ級新人王の宇田悠斗が西村大地と、さらにライト級で青柳洸志がベテラングラップラーの鍵山onion雄介と戦う関西勢対戦で──当日計量&1階級上のクラスで戦うプラットフォームが適用されている。

今回の発表で、大阪大会は新空手2試合を含んだ10試合が出揃ったことになる。

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Brave CF News other MMA ブログ

【Brave CF】Brave CFは7月にルーマニア・ブカレストの巨大ビアホールで2連続大会で、活動リスタート

【写真】昨年11月のブカレスト大会のメインで勝利したNZのブレウィン。ケージにはReal Xtreme Fightingという文字も確認できる (C) BRAVE CF

18日(木・現地時間)、中東バーレーンに本拠地を置き、グローバルにイベント展開するBrave CFが、7月20日(月・同)と27日(月・同)にルーマニアの首都ブレカレスとでイベントを再開することを明らかにした。

今月13日(土・同)にSNS上で「BRAVE is BACK」という発表を行ったブレイブCFの活動再開はルーマニアから、そしてUFCもそうだがLFAにも見られたように同一会場で複数回のイベントを行うというスタイルが取られた。


ブレイブCFにとって1月19日のスロヴェニア大会以来、半年ぶりのイベントはブレカレストのベラリアHという巨大ビアホールで行われることとなった。現状、ルーマニアのコロナ感染状況は国全体で感染者数は23000人、死者は1400人でブカレストの感染者は2500、都市ごとの死者数は発表されていない。当然、活動再開に向けてブレイブでも選手やスタッフの健康を第一とするという旨を発している。

ブレイブCFでは昨年11月4日に初のヨーロッパ大会をブカレストで開いており、その時も会場は同じで、現地のMMAプロモーションであるReal Xtreme Fightingとの共催で行われた。実質の現地の仕切りはRXFという形で、7月の2連戦も実施されることが予想される。そのRXFにとっては昨年12月以来7カ月振りの大会となり、前回のブカレスト大会では13試合中、9試合にルーマニア人選手が出場し、5試合は同朋対決だった。

またBrave28にはZSTなどで戦う森山壱政が出場しているが、もちろん現状で日本人選手の海外遠征はないだろう。今回の2連戦に向け、ブレイブCFでは『誰の試合が見たい?』とSNSで謳っているが、前回のブカレスト大会のメインでポーランドのマチェク・ジェルシェフスキに腕十字で快勝しているジョン・ブレウィンはニュージーランド人選手──現状、NZや豪州は最も海外への渡航がしやすい国といえるが──果たして……。

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News ONE ONE Championship ブログ

【ONE】ONEチャンピオンシップ、パンデミック後の活動再開は中国=HERO SERIESから

【写真】まずは中国から活動が再開されるONE(C)ONE

15 日(月・現地時間)に追加資金調達とレイオフを発表したONE Championshipが、静かに最スタートを明日、明後日にスタートを切る。

ONE本戦、人材育成大会=ONE Warrior Seriesに続き、中国の人材育成大会として開催されてきたONE Hero Seriesの第13回及び第14回大会が、20日(土・同)と21日(日・同)の2日間に渡り、会場非公開で開催される。

ONE HS13はキック2試合とMMA3試合の計5試合、ONE HS14はキックボクシング1試合でMMAが4試合のこちらも計5試合。これまでONE Supper Appで配信されていたヒーローシリーズだが、この2大会は中国内での中継のみが実施されるとのことだ。


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News UFC UFC251 ブログ

【UFC】ファイトアイランド4連戦のカード発表!! 王国ブラジル✖大国アメリカ✖帝国ロシア、がっぷり四つ

【写真】米国✖ブラジル✖ロシア、MMA最大強国がファイトアイランドで真っ向勝負(C)Zuffa/UFC

18日(木・現地時間)、UFCのダナ・ホワイトが7月11日(土・同)から25日(土・同)かけてUAEアブダビのヤス島で開催されるUFC Fight Island4大会のカードを発表した。

既報の通り、11日のUFC251は3階級のタイトルマッチ= UFC世界ウェルター級選手権試合=王者カマル・ウスマン✖挑戦者ジルベウト・ドゥリーニョ・バーンズ、UFC世界フェザー級選手権試合=王者アレックス・ヴォルカノフスキー✖挑戦者マックス・ホロウェイ、UFC世界バンタム級王座決定戦=ピョートル・ヤン✖ジョゼ・アルドが組まれ、同大会で実現が噂されたフランキー・エドガー✖ペドロ・ムニョスのバンタム級戦は15日(水・同)大会のセミで組まれることとなった。


11日は3階級のチャンピオンシップファイト以外にジェシカ・アンドレジ✖ローズ・マナジュナス、アマンダ・ヒーバス✖ペイジ・ヴァンザントという女子ストロー級戦がメインカードに組み込まれている。

ファイトアイランド4連戦、唯一のPPV大会のプレリミではレオ・サントスがロシアのM-1ライト級王者からUFC初陣を迎えるロマン・ボゴトフと対戦。ウェルター級でもエリゼウ・ザレスキ✖ムスリム・サリコフとブラジル✖ロシア──そしてカポエイラ✖カンフーという興味深いマッチアップも見られる。

15日大会はメインがカルヴィン・ケイター✖ダン・イゲのフェザー級戦がヘッドライナーで、上にあるエドガー✖ムニョスが行われる。

18日(土・同)大会のメインはフライ級王座決定戦=デイヴィソン・フィゲイレド✖ジョセフ・ヴァナビデスIIの他、メインカードでマーク・ディアキーシー✖ラファエル・フィジエフ、女子フライ級のアリアネ・リプスキ✖ルアナ・カロリーナ、さらにフライ級のアレッシャンドリ・パントージャ✖アスカル・アスカロフという──これもまた伯✖露決戦と粒ぞろいのカードが揃っている。

そしてファイトアイランド大会の掉尾を飾る25日(土・同)大会のメインはロバート・ウィティカー✖ダレン・ティルのミドル級戦。この他、コ・メインでマウリシオ・ショーグン✖アントニオ・ホジェリオ・ノゲイラのブラジル人ベテラン対決が組み込まれた。

現状、4大会で47のファイトが予定され、94人の出場選手中ブラジル人選手は25人と米国の17人を大きく上回っている。さらにロシア勢は10名ながら、旧ソ連地域をトータルすると19人がファイトアイランドで戦う。王国=ブラジル、大国=米国、帝国=ロシアとMMAグローバル・ファイヤーパワーのトップ3ががっぷり四つとなるファイトアイランド大会だ。

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News UFC UFC ESPN12 ブログ ラミズ・ブラヒメジ 佐藤天

【UFC ESPN12】佐藤天、紆余曲折の末に判定勝ちゼロ──8つの一本勝ち=ブラヒメジとの対戦決定

【写真】さぁ、たまりにたまったモノを一気にぶちまけて欲しい佐藤だ(C)Zuffa/UFC

27 日(土・現地時間)、ネヴァダ州ラスベガスのUFC APEXで開催されるUFC ESPN12「Poirier vs Hooker」に佐藤天が出場し、ラミズ・ブラヒメジと対戦することが決まった。


佐藤本人がSNSで発信してきたように、この試合が決定するまで紆余曲折が見られた。5月のフロリダ州ジャクソンビル3連戦から、ラスベガスに場所を移してUFC APEXでの6連戦、7月にはファイトアイランドにステージが移行するため、佐藤陣営では6月終盤のAPEX大会への出場をターゲットにし、交渉をしてきた。

しかしUFCからは6月13日大会への出場要請が、大会まで10日を切ろうかという時に届き、対戦相手は5月30日大会で判定勝ちを収めたばかりのダニエル・ロドリゲスの名前が挙がっていた。このショートノーティス出場に関して、調整を続けてきた佐藤はこのオファーは受けるつもりだったが、ロドリゲスの方が試合のダメージが残っており万全でないと固辞。ロドリゲスに代わりUFCサイドは、コンテンダーシリーズからUFCを契約し、デビュー戦がコロナでキャンセルされたフィリップ・ロウに打診したが、結局まとまることはなかった。

この時点で6月の出場を諦め、8月の米国大会に標準を変えようという空気もあるなか、陣営は27日大会に向けて調整、交渉を続け──先週の金曜日にティム・ミーンズ戦の話が挙がる。試合まで2週間だが、UFC戦績21戦(※11勝9敗1NC、2度の契約期間を合わせると7年7カ月間も在籍しているミーンズ戦に関して、佐藤に「No」という選択肢はなかった。

2月のマキ・ピトロ戦を相手の体重オーバーで戦えなかった佐藤にとって、昨年9月以来8カ月振りのオクタゴン3戦目が決まった──かに思えたが、ここからも一筋縄にはいかなかった。試合を10日後に控えた17日(水・同)にミーンズが出場を撤回し、相手はラミズ・ブラヒメジに変更。ようやく佐藤はく契約書にサインすることができた。

(C)LFA

ブラヒメジにとって、今回がUFC初戦でLFAからのステップアップとなる。そのLFAでは4勝2敗。キャリア全体では9勝2敗で、8試合で一本勝ちしているフィニッシャーだ。

その内訳はRNCが3試合、ギロチンでも3度タップを奪っており、この他の一本勝ちは肩固めとサイドからのキムラを極めている。このサイドからのキムラと肩固め、抑え込みが必要なサブミッションでの勝利は、ブラヒメジが上攻めからポジションを奪う戦いや、スクランブルでもギロチンを使いこなすことが予想される。

オクタゴン2勝目を目指す佐藤は、度重なる対戦相手の変更にも「負けて良い試合は、一つもない」と力強い言葉を残している。

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【LFA84,85,86&87】コロナ後のLFAは、サウスダコタ州スーフォールズで4週連続開催&4週連続王座決定戦!!

【写真】活動再開=4連戦、一発目のメインでフェザー級王座を賭けてジャスティン・ゴンザレスと戦うジェイク・チルダース(C)LFA

17日(水・現地時間)、FLAが7月10日(金・同)から4週連続でサウスダコタ州スーフォールズのサンフォード・ペンタゴンでイベントを開き、毎大会でタイトル戦を組むことを発表した。

1週間前に7月10日の活動再開を発表したLFAだが、想像を上回る形でリスタートを切ることとなった。


サウスダコタ州スーフォールズはLFAのエド・ソアレス代表が、6年前のRFA時代に同州で初めてサンクションされたMMA大会を開催した思い出の地で、会場となるサンフォード・ペンタゴンはHardknocks365を買収したサンフォード・ヘルスが所有する会場だ。サンフォード・ヘルスはゴルフの全米男子ツアーのシニア大会の冠スポンサーであり、また男子ツアーのウィルス検査体勢をバックアップすることが報じられている。

LFA4連戦も無観客で行われ、ソアレス代表は「選手、セコンド、大会スタッフには厳格なCovid19の検査が行われる」と話しており、サンフォード・ヘルスが関係していても不思議でない。

4大会連続のタイトル戦は、全て王座決定戦となっている。まず10日=LFA84では昨年4月にデイモン・ジャクソンがPFLと契約したデイモン・ジャクソンが返上したフェザー級のベルトを賭けて、ジャスティン・ゴンザレスとジェイク・チルダースが戦う。

ゴンザレスはキャリア10勝0敗で、これがLFA初出場だ。既に昨年のコンテンダーシリーズに出場経験があり、延期となった4月3日大会で試合が決まっていた。対するチルダースは8勝0敗、LFAで既に2勝しており──うち1試合はスラムでKOとインパクトを残している。

17日=LFA85では初代LFA女子ストロー級王座決定戦がサム・ヒューズとヴァネッサ・デモパウロスの間で行われる。

LFAでは過去にバンタム級とフライ級でチャンピオンとなった3選手が揃ってUFCにステップアップを果たしている。今回はヒューズが4勝0敗、デモパウロスは4勝1敗と経験は決して多くない選手の一騎打ちとなる。

ジミー・フリック

24日=LFA86のメインでフライ級のベルトが争われる。ブランドン・ロイヴァルがUFCへ行き返上したベルトをShogun Fightsバンタム級王者グレッグ・フィッシャー=10勝1敗と、FCFバンタム級王者でLFAでは1年9カ月振りのファイトとなるジミー・フリックの間で争われる。

4連戦オーラス、31日のLFA87では前王者ハーベイ・バクが負傷&返上したライト級王座を狙うブライス・ローガンとジェイコブ・ロサレスの試合が組まれた。既にBellatorで勝利した経験もあるローガンはLFAで3勝0敗、満を持してコンテンダーシリーズの敗北からLFAに転じ1勝を挙げているロサレスと相対することとなった。

まだ他のカードの発表がないが、既にイベントを再開しているTitan FCに倣いコンパクトな試合数になることも十分に考えられる。とはいえ世界一のMMA市場を誇り、世界の頂点=UFCが存在する米国では、フィーダーショーやアマチュア大会が再び動き始めている。選手の絶対数が多いとはいえ、ここでの大会開催数の多さは米国人ファイターの成長をさらに後押しすることになる。

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JJ Globo News Polaris13 トム・ブリーズ ブログ

【Polaris13】ノーP&サブオンリー=ポラリスが活動再開。K太郎戦でトルネードスイープ見せたブリーズ出場

【写真】トム・ブリーズがポラリスに出場。英国格闘技界も動き始めた──のか (C)Zuffa/UFC

17日(水・現地時間)、英国のノーポイント&サブオンリー・グラップリング大会=Polarisが、7月11日(土・同)にPolaris13「UK Under 90kg Grand Prix」の開催を発表した。

もともとポラリス13は4月4日にウェールズのニューポート・インターナショナル・コンベンションセンターでアブソリュートGPとして開催予定だったイベントだ。


ニック・ロドリゲス、ネイサン・オーチャード、パトリック・ガウジオ、カイナン・デュアルチらが出場予定だったオリジナルプランに対し、今回は国内勢だけの出場となる。新型コロナウィルス感染者数は30万近く、死者も4万人以上を数える英国だが、6月15日からイングランドにおいて入店客数の制限や徹底した消毒を条件に商店の活動が再開されている。とはいえ小学校の再開は先送りとなっているなか、スポーツ界でいえば、6月1日に競馬、昨日17日にサッカーのプレミアリーグが無観客でリスタートされている。と同時にポラリス13が開催予定だったウェールズで10月29日から11月1日に予定されていた自動車の世界ラリー選手権=WRCのウェールズ・ラリーGBが中止となっている。

この現状を鑑みると、ポラリス13が国内組だけの参戦となるのは致し方ないだろう。そんな英国勢のみ8人のワンナイトトーナメントはUFC Fight Passでの配信が決まっているが、ここにUFCファイターのトム・ブリーズの出場も決まっている。

このところMMAでは2年に1度の試合間隔とブランクも目立つブリーズだが、その間にもグラップリングの試合には2度ほど出場している(※2勝)。日本のファンにとってブリーズといえば、2016年2月の中村K太郎戦の印象が強いだろう。

テイクダウンからポジションをとっていくK太郎に対し、ブリーズはヒールを仕掛けてリバーサルで上を取り、さらにはトルネードスイープまでをMMAで見せていた。比較的、ポジションを奪われていたが、MMAもポラリスもポイントはない。ブリーズがK太郎戦のように積極的なグラップリングを披露すれば、日本では馴染みのない英国組み技勢とのトーナメントも非常に興味深いモノとなるだろう。

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【UFC ESPN11】対戦カード ロクサン・モダフェリ✖ローレン・マーフィー──えっ、第2試合?!

【写真】女子フライ級6のロクサン。7位のマーフィーとの対戦が第2試合?!(C)Zuffa/UFC

2020年6月20日(土・現地時間)
UFC ESPN11
ネヴァダ州ラスベガス
UFC APEX

■視聴方法(予定)
6月21日(日・日本時間)
午前6時~UFC FIGHT PASS

■対戦カード

<ヘビー級/5分5R>
カーティス・ブレイズ(米国)
アレキサンダー・ヴォルコフ(ロシア)

<フェザー級/5分3R>
ジョシュ・エメット(米国)
シェーン・バーゴス(米国)

<女子バンタム級/5分3R>
ラケル・ペニントン(米国)
マリオン・ルノー(米国)

<ウェルター級/5分3R>
ライモン・グッド(米国)
ベラル・モハメッド(米国)

<ライト級/5分3R>
ルーズベルト・ロバーツ(米国)
ジム・ミラー(米国)

<ライト級/5分3R>
クレイ・グィダ(米国)
ボビー・グリーン(米国)

<女子ストロー級/5分3R>
ティーシャ・トーレス(米国)
ブレアナ・ヴァンビューレン(米国)

<ミドル級/5分3R>
マフクアンドレ・バリユー(カナダ)
オスカル・ピホタ(ポーランド)

<女子フライ級/5分3R>
コートニー・ケイシー(米国)
ジリアン・ロバートソン(カナダ)

<ライト級/5分3R>
フランク・カマチョ(グアム)
マット・フレヴォラ(米国)

<女子フライ級/5分3R>
ロクサン・モダフェリ(米国)
ローレン・マーフィー(米国)

<女子フライ級/5分3R>
オースチン・ハバート(米国)
マックス・ロスコフ(米国)


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News ONE ONE Championship ブログ

【ONE】ONEチャンピオンシップが痛みを伴う改革を断行。人員整理と追加調達資金──からのこれからは

【写真】パンデミックがUFC、Bellatorと並ぶMMA界の三大メジャーの一つONEを直撃した形か(C)MMAPLANET

15 日(月・現地時間)、ONE Championshipが世界各国の社員の20パーセントを削減したうで、7000万ドル(約75億円)の追加資金調達を完了し、約371億円の資本を持つことになったことを発表している。

今回のリリースにはチャトリ・シットヨートンCEO兼会長でなくグループ副社長のテイ・フワファンより「数週間前に新たな機関投資家からの資金調達を完了したことを発表できることに喜びを感じている。この100年で最悪の経済危機において、このような強大な信任を得ることができ感謝の気持ちでいっぱいだ。ONEの貸借対照表には9桁の現金があり、組織が合理化されたことで、今後何年にもわたって、世界中のファンを喜ばせ続けることができる」という声明が出された。

まさに痛みを伴う改革がONEに起こったといえよう。ONEは巨大資本を持つが故に融資額、損失も桁違いの額に見える。が、ここで重要になってくるのが──彼らがKPI(重要業績評価指標)をどのように見立て、今回の動きも目標を達成するうえでの選択であるのかどうかだ。未だに終息が見えない新型コロナ感染拡大。ONEは日本にもオフィスを構えているが、世界各国で人員カットが行われているということは、当然のようにこの国でも動きは見られるだろう。

実際に取材を通してMMAPLANETと親交のあるスタッフにも、今回の決断は直撃している。そして派手に活動してきた分だけ、人々の注目は増資よりも人員削減にいくのは火を見るよりも明らかで、実際にUFCのダナ・ホワイトまでが「なんで、こんな発表をするんだ」とFワードを用いて反応している。

過去2年で日本の格闘技界との関係も深まり、投資を続けてきたONEだけに──日本大会も含めた今後の見通しが、幾度となく変更が加えられることを承知のうえでアナウンスされるのを待ちたい。