カテゴリー
News ONE ONE110 スタンプ・フェアテックス ブログ マーク・アベラルド

【ONE110】31日のバンコク大会にスタンプ・フェアテックスがMMA出場。今後のスケジュールも発表

【写真】31日ライブ中継枠でスタンプがダークシリーズでもなく、またMMAへの出場は嬉しい (C)MMAPLANET

13日(月・現地時間)にONE Championshipのチャトリ・シットヨートンCEO兼チェアマンが自らのSNSに2つの投稿をし、31日(金・同)にタイ・バンコクで開催される無観客大会のONE110「No Surrender」の追加カードと、今後のイベント・スケジュールに関する発表をしている。

31日大会ではONEムエタイ世界フライ級王者ロッタン・ジットムアンノン✖挑戦者ペッダム・ペッティンディーアカデミー、ONEムエタイ世界フェザー級王者ペットモラコット・ペッティンディーアカデミー✖挑戦者ヨーセングライ・フェアテックスと、キックボクシング・フェザー級でスーパーボン・バンチャメーク✖シッティチャイ・シッソンピーノンの立ち技3試合が既に発表されていた。

ここにMMAマッチでスタンプ・フェアテックス✖スニサ・スリサン、マーク・アベラルド✖ファブリシオ・アンドラジの2試合とムエタイ=パンパヤック・ジットムアンノン✖スーパーレック・ギアットムーガーオが加わることが明らかとなった。


チャトリの投稿にあるようにCOVID19の影響で国境を跨いだ行動は極端に制限されている状態でタイ人対決及び、タイのジムに所属する他国のファイターの試合が組まれた形だ。

立ち技のスーパーシリーズ中心になるのは当然といえるバンコクでの再出発だが、ここにスタンプのMMA出場はMMAファンにとっては嬉しいニュースだろう。

対戦相手のスリサンは2000年12月生まれの19歳の選手で、16歳だった2017年までにタイのローカルショー=FMD(フルメタル・ドージョー)でMMAを3試合経験し3勝している。スリサンはムエタイの経験もあるようで、過去3試合では首相撲から相手を崩しや、柔道に近い足技や腰技で投げも試合で決めてきた。とはいっても、対戦相手の力はスタンプの違いは明白で──どれだけ善戦するかという見方になるか。

もう1つのMMAもONE本戦で戦っている選手と、この状況下で戦う機会を得たファイターのマッチアップとなった。アベラルドはPXCからONEウォリアーシリーズに転じ、本戦にステップアップし竹中大地や佐藤将光と戦ってきたフィリピン系ニュージーランド人選手だ。

一方のアンドラジは22歳のブラジリアンで、キャリアは3勝2敗。ブラジルで1試合、カザフスタンでWFCAの試合に出場してからは、中国のクンルンや武林風で戦ってきた。アンドラジはプーケットのタイガームエタイ所属、アベラルドはパタヤのフェアテックス・ジム所属──タイ在住選手の国際戦MMAとなる。

またチャトリが明らかにしたイベント・スケジュールは7月31日以降、8月14日&21日&28日、9月11日&18日&25日、10月は9日&16日&30日となっているが、開催国等は明らかとなっていない。

当然のようにこの日程の回数だけイベントが行われるのではなく、無観客大会で組まれた録画試合を中継するONE Dark Seriesの配信日との合算であることが予想される。となると以前に「No Surrender大会は、12試合が録画マッチ=ダークシリーズ用として組まれる」とチャトリが公言していたように、今後のイベント形態はライブマッチが6試合&ダークシリーズ=6試合✖2回配信分の18試合というワンセットになりそうだ。

とはいえ、この計算をすればイベント&配信回数の合計は3で割り切れなければならないが、チャトリの発表は10イベント。そうなると31日のNo Surrenderも含め、24試合が用意された大会が出てくるのかもしれない。

もう1つ気になるのが、10月シリーズだ。パンデミック以前にONEでは4月の日本大会を10月に延期する発表をしていた。現状を顧みると、ONEのイベント開催国で国内在住選手のみで18及び24という数の試合が組め、かつ無観客大会を行える目算を立てることができるのはタイ、中国、そして日本の3カ国しかない。

勿論、10月には各国を巡る状況は好転し、観客を入れた大箱で国際戦を組めることができるようになっているかもしれない。とはいえ、希望的観測をもってイベントの準備はできない。現状に則したイベントの開催方法を考えると、無観客&収録マッチ形式を念頭に動き出す必要があるのは明らかだ。日本国内でいえば那須川天心が無観客 ABEMA TVファイトに出場するニューノーマル時代、チャトリが発信した今後のスケジュールに関して、さらなる詳細の発表を待ちたい。

カテゴリー
KSW53 News Report ブログ ボリズ・マンコフスキー マルチン・ロゼク

【KSW53】元ウェルター級王者マンコフスキーが、元フェザー級王者ロゼクから3-0の判定勝ち

<ライト級/5分3R>
ボリス・マンコフスキー(ポーランド)
Def.3-0:29-28.29-28.29-18
マルチン・ロゼク(ポーランド)

マンコフスキーの右ローに右を合わせようとしたロゼク。続く前進に真正面から組みついたマンコフスキーがテイクダウンを決める。ケージを背に立ち上がったロゼクだが、押し返しても離れることができずケージに押し込まれた状態でエルボーを繰り出す。ニータップで崩したロゼクは、スクランブルでマンコフスキーのバックへ。正面を取り返すと、ボディにパンチを入れる。

体を回して離れたマンコフスキーに左ミドルを入れたロゼク。左フックを空振りしたロゼクだが、シングルからレッグリフトがすっぽ抜けバランスを崩したマンコフスキーの立ち上がり際に跳びヒザを狙う。ここに組みついてケージに押し込むマンコフスキーは、テイクダウンは奪えず自ら離れる。ロゼクのパンチに組んでクリンチという展開を繰り返すマンコフスキーが、シングルからバックに回り込む。ロゼクは胸を合わせてエルボー、間合を取り直したマンコフスキーにローを入れた。

2R、ロゼクは左ロー、続いて左前蹴りを繰り出す。マンコフスキーのワンツーに右をカウンターで入れたロゼクのローが急所に入り、試合が中断。再開後、マンコフスキーが意義フックをヒットさせる。続いて左ボディアッパーを決めたマンコフスキー、直後に頭が当たりまたもショートブレイクが設けられる。試合が再開されるとロゼクが近距離の打ち合いでエルボー、離れたマンコフスキーが左ボディストレートを打ち込む。

距離を詰めてきたロゼクに対し、左ボディフックを決めたマンコフスキーだが直後に右フックを被弾。ここから組んだマンコフスキーがボディロックテイクダウンに成功する。ハーフからワキをこじ開けて肩固めを狙うマンコフスキーに対し、ロゼクはエビで暴れて許さない。枕でプレッシャーを掛けるマンコフスキーの額が、エルボーが頭突きかでカットしている。そのマンコフスキーはスクランブルでバックに回るも、ロゼクがクラッチを剥がして打撃の間合いへ。マンコフスキーが右フック、ボディを決める。ロゼクもワンツーを返すが、疲れが見せて追撃がないままラウンドが終わった。

最終回、距離を詰めるロゼクはここで組みを選択。マンコフスキーはギロチンがすっぽ抜けて下になるが、すぐにスタンドに戻る。直後にボディフックを2発、左フックをマンコフスキーが決める。頭が当たるとアピールするロゼク、ブレイクの目的は少しでも息を整えることか。再開後、組みついたロゼクに対し左腕を差したマンコフスキーが投げを打つ。離れた直後にマンコフスキーがワンツーを決め、ロゼクのハイキックの直後にニータップでテイクダウンを狙う。

ケージに押し込まれたロゼクは、両ワキを差されバックを許してグラウンドに持ち込まれる。すぐに立ち上がるもバックを取られた状態が続くロゼクは、スイッチもすかされ我慢の展開に。マンコフスキーは前方にロゼクを崩し、ワンフックでバックに乗る。ロゼクは前方に落として、間合を取りなおす。ここで再び組んだロゼクは、ギロチンを失敗したマンコフスキーをがぶってヒザを入れる。マンコフスキーがヘッドロックを振り払った立ち上がったところで時間に。結果、マンコフスキーが判定勝ちを手にした。

組みだけでなく打撃でも上回ったマンコフスキーが、元ウェルター級王者の意地を見せ元フェザー級王者のロゼクを3-0の判定で下した。


カテゴリー
News UFC UFC251 アマンダ・ヒーバス アレックス・ヴォルカノフスキー カマル・ウスマン ジョゼ・アルド ピョートル・ヤン ブログ ペイジ・ヴァンザント ホルヘ・マスヴィダル マックス・ホロウェイ レオ・サントス

【UFC251】計量終了 終始笑顔のアマンダ・ヒーバス。マスヴィダルもミステリアス・スマイル!?

【写真】マスクをせずに計量に臨んだマスヴィダル、この笑顔が意味するところは (C)Zuffa/UFC

10日(金・現地時間)、11日(土・同)にUAEはアブダビのヤス島=ファイトアイランドで開催されるUFC251「Usman vs Masvidal」の計量及びフェイスオフが行われた。

3階級の世界戦に出場する選手は全員が問題なくパス。ジョゼ・アルドとバンタム級王座決定戦を戦うピョートル・ヤンはスケールに乗る前に服と一緒にマスクを外し、つけるように指示を受ける。

一方でマック・ホロウェイの挑戦を受ける世界フェザー級王者アレックス・ヴォルカノフスキーと、メインで世界ウェルター級王者カマル・ウスマンに挑戦するホルヘ・マスヴィダルはマスク無しで体重を測った。

そのマスヴィダルは下着を脱いで計量に臨み、指を組み腕を合わせるや満面の笑みを浮かべる。フェイスオフではマスクをつけたマスヴィダルだが、離れるとすぐに外し──ウスマンに何やら呟くようなシーンも見られた。


メインカード出場選手では会見などで、いつも明るさ満点のアマンダ・ヒーバスが大きなマスク着用でも体重計の上で思い切り笑顔を見せていることが分かった。そのヒーバス、ペイジ・ヴァンザントと相対すると鋭い目つきになるものの直後に背筋をピンと伸ばして、周囲にお辞儀するなど、どこまでも好人物ぶりを披露している。

なお女子バンタム級でカロル・ホサと対戦予定だったするヴァネッサ・メーロが 141ポンドと6ポンドのオーバー──30パーセントのファイトマネーのカットで、キャッチウェイト戦へ。またフライ級でジャルガス・ジャマグロフと戦うパウリアン・パイヴァは拝むような仕草をスケールの上で見せたが、3ポンド・オーバーで掌を合わせ周囲に詫び20パーセントの減給となり契約体重戦に臨むこととなった。

■UFC251計量結果

<UFC世界ウェルター級選手権試合/5分5R>
[王者]カマル・ウスマン: 170ポンド(77.11キロ)
[挑戦者]ホルヘ・マスヴィダル: 170ポンド(77.11キロ)

<UFC世界フェザー級選手権試合/5分5R>
[王者]アレックス・ヴォルカノフスキー: 145ポンド(65.77キロ)
[挑戦者]マックス・ホロウェイ: 145ポンド(65.77キロ)

<UFC世界バンタム級王座決定戦/5分5R>
ピョートル・ヤン: 135ポンド(61.24キロ)
ジョゼ・アルド: 135ポンド(61.24キロ)

<女子ストロー級/5分3R>
ジェシカ・アンドレジ: 115ポンド(52.16キロ)
ローズ・ナマジュナス: 116ポンド(52.62キロ)

<女子フライ級/5分3R>
ペイジ・ヴァンザント: 126ポンド(57.15キロ)
アマンダ・ヒーバス: 126ポンド(57.15キロ)

<ライトヘビー級/5分3R>
ヴォルカン・オデズミア: 205.5ポンド(93.21キロ)
イリー・プロハースカ: 205ポンド(92.99キロ)

<ウェルター級/5分3R>
エリゼウ・カポエイラ: 171ポンド(77.56キロ)
ムスリム・サリコフ: 171ポンド(77.56キロ)

<フェザー級/5分3R>
マクワン・アミルカーニ: 146ポンド(66.22キロ)
ダニー・ヘンリー: 146ポンド(66.22キロ)

<ライト級/5分3R>
レオナルド・サントス: 156ポンド(70.76キロ)
ロマン・ボガトフ: 155.5ポンド(70.53キロ)

<ヘビー級/5分3R>
マルチン・ティブラ: 252ポンド(114.3キロ))
マクシム・グリシン: 223ポンド(101.15キロ)

<フライ級/5分3R>
パウリアン・パイヴァ: 129ポンド(58.51キロ)
ジャルガス・ジャマグロフ: 126ポンド(57.15キロ)

<女子バンタム級/5分3R>
ヴァネッサ・メーロ: 141ポンド(63.95キロ) 136ポンド(61.69キロ)
カロル・ホサ: 141ポンド136ポンド(61.69キロ)

<バンタム級/5分3R>
マーチン・デイ: 136ポンド(61.69キロ)
デイヴィー・グラント: 136ポンド(61.69キロ)

カテゴリー
KSW53 News other MMA アンジェイ・グジェビク トマシュ・ヤクビエツ ノーマン・パーク ブログ ボリズ・マンコフスキー マテウス・ガムロ マルチン・ロゼク

【KSW53】計量終了 ファンの前で公開計量も、パークが体重オーバーでガムロとの統一戦はノンタイトルに

【写真】なんともシュールなファイト時の出で立ちのヤクビエツと、背広姿のグジェビグ(C)KSW

10日(金・現地時間)、ポーランドのワルシャワで無観客大会として開催されるKSW53「Reborn」の計量が行われた。

明日のイベントは無観客で行われるが、お国柄かKSW名物の生バンドの重低音BGMこそ省かれたもののパブリック計量&フェイスオフがショッピングセンターで行われた。

またファンはソーシャルディスタンスを取ることなく、マスクをしている人の数も非常に少ない様子がKSW TVの動画からも明らかになっている。

公開計量を通して、マスクをして登場したのはクロアチア人のフィリップ・ペジッチだけ──つまりポーランド人ファイターは全員がマスク未着用だった。

そんなパブリック計量の最後にメインでノーマン・パークとライト級王座統一戦を戦う──ライト級&フェザー級王者マテウス・ガムロが、2本のベルトを肩にかけメガネをつけたまま登壇。パークは本計量で体重オーバーになっており姿を見せないまま計量は終了し、両者の試合はノンタイトル戦の5分✖5Rで実施されることとなった。

因縁の決着戦もパークが体重を落とせなかったことで、いきなり水を差された形だ。


ファンの目の前で行われた公開計量では、ノーネクタイの背広姿で登壇したアンジェイ・グジェビグと、トマシュ・ヤクビエツのフェイスオフ──ヤクビエツの苦い顔が印象に残った。

この両者の1戦はグジュビクがFight Exclusive Nightミドル級&ウェルター級王者で、ヤクビエツがArmia Fight Nightウェルター級王者という顔合わせで、KSWウェルター級王者ロベルト・ソルディッチへの挑戦権が事実上掛けられている。

背広で公開計量に姿を見せたグジェビグはストライカーで、オーソながら特に左から右のワンツー後に繰り出される左ミドルや左ハイは非常に威力があり、ペースを掴む攻撃手段だけでなくフィニッシュにもなる。

対してヤクビエツはボクシング&柔術の選手で、基本はトップでパウンドで削り、スクランブルからバックを制す現代MMAなスタイルながら、ストレートフットロックを果敢に仕掛け、ヒールで対戦相手のヒザを破壊するなど、極めの強さも見せてきた。

明日の試合でも、下にったヤクビエツが果敢に極めを狙うことができるのか。あるいはグジェビグが打撃で突き放し、テイクダウンを切ってパンチで詰めていくのか──が、見所となる。

さらには、KSW活動再開イベントらしく実績のある選手が揃った今大会では、セミの階級を越えたチャンピオン対決=元KSWウェルター級王者ボリス・マンコフスキー✖元フェザー級マルチン・ロゼクも注目だ。

フェイスオフでロゼクがかめはめ波は見せる。これに対し、マンコフスキーはロゼクが被っていたキャップを取り上げ、ならばとロゼクが逆にマンコフスキーのサングラスを外す。ここから胸をついてあわや乱闘という状況ながら、両者は笑顔を浮かべたままで、じゃれあっている風でもあった。

■ KSW53計量結果

<ライト級/5分5R>
マテウス・ガムロ:70.3キロ
ノーマン・パーク:71.8キロ

<ライト級/5分3R>
ボリス・マンコフスキー:70.7キロ
マルチン・ロゼク:70.4キロ

<ミドル級/5分3R>
トマシュ・ドルヴァル:83.9キロ
ウーカシュ・ビエンコウスキ:84.0キロ

<ウェルター級/5分3R>
アンジェイ・グジェビグ:77.2キロ
トマシュ・ヤクビエツ:77.4キロ

<ライト級/5分3R>
ロマン・ジュマンスキ:70.7キロ
フィリップ・ペジッチ:70.5キロ

<ライト級/5分3R>
アルトゥル・ソウィンスキ:70.4キロ
グシェゴシュ・ジュラコウスキ:70.5キロ

<80キロ契約/5分3R>
カミル・スミゾウスキ:79.1キロ
ミハウ・ピエツァク:79.7キロ

<バンタム級/5分3R>
セバスチャン・シュブシュ:61.1キロ
ヤクブ・ヴィクワッチ:61.6キロ

カテゴリー
Grachan J-CAGE News ブログ

【Grachan】グラチャン、過去12年の名勝負総集編が3度に分けFITEで世界に向けて配信決定!!

【写真】今週末でいえばKSW53はPPV配信が行われるFITE(C)FITE

10日(金)、Grachanより日本時間で明日の午前9時よりMMA、ボクシング、プロレスなどのPPV及びフリー配信を行くFITEで「Grachan: Greatest Fights of All Time, part1」の配信されることを発表した。

今後、グラチャンのイベントはFITEによってライブ中継されることが決まっており、今回はそれに先駆け過去12年からベストファイトを3回に分けて配信される。第1回は上記のように明日の午前9時から無料配信が行われ、パート2は12日(日)、パート3は18日(土)と共に午前9時から4ドル99セントのPPVとなっている。

FITEではBrave CFやKSWなども配信しており、国内MMAではRIZINも中継を行ってきた。コアファンにとってはお馴染みのサイトで、老舗3団体とは違ったアイデアで勝負してきたグラチャンらしいグローバル展開の一歩といえよう。


カテゴリー
J-CAGE News Shooto Shooto2020#04 キャプテン☆アフリカ ブログ 前田吉朗 川名雄生 福田龍彌

【Shooto2020#04】サステインがプロ修斗大阪大会における、観戦ルールを発表

【写真】5月31日の無観客大会では選手の入場時にアルコール消毒も行われていた(C)MMAPLANET

9日(木・現地時間)、Sustainより12日(日)に大阪市淀川区のメルパルクホールOSAKAで開催されるShooto2020#04 V0l.04における感染予防対策及び、観戦ルールが発表された。

修斗公式戦では新型コロナコロナウィルス感染拡大後、初めて観客を入れて開催される同大会。2階級の世界戦、修斗世界ライト級王座決定戦=川名雄生✖キャプテン☆アフリカ、修斗暫定世界フライ級王座決定戦=前田吉朗✖福良龍彌などをライブ観戦する際のガイドラインは以下の通りだ。8月1日には後楽園ホールでも客入れを行うことになっており、ぜひとも一読してほしい。

■開場時間は13時30分としておりますが、ご入場の際の手順に時間の余裕をもたせる為、13時00分よりロビー開場致しますので、諸々のお手続きをお済ませ下さい。

■ご入場の際
・マスクの着用(4歳以上のお客様は必ず着用)
・大阪府指定、コロナ追跡システムの登録。会場指定QRコードのスキャンをお願い致します。
・ご入場の列を形成する場合、お客様同士距離をとってお並び頂きます。
・検温、手の消毒
・チケットの半券はスタッフの前で、お客様自身でお切り頂きます。

■観戦時
・館内での飲食の持ち込みは禁止させて頂きます。
・こまめな手洗い、うがいを心がけてください。
・飛沫感染を防ぐため、暫くの間は歓声や声援ではなく、拍手で選手の応援をお願い致します。
・必ずチケットに記載してあるお席でご観戦下さい。
・立ち見はできません。通路等に立ち止まっている方がいらっしゃった場合、係員がお声掛け致します。お聞き入れ頂けない場合はご退場頂く場合がございます。

■終演後
・規制退場の実施。指定の場所から順番にご退場頂きますので、終演後はご自分のお席でお待ち下さい。
・ゴミが出ないようご協力下さい。ゴミは各自お持ち帰り下さい。

■その他
・選手の会場入り待ち、出待ちはお断り致します。
・選手に触る等の行為はお止め下さい(ハイタッチ、ボディタッチ、握手等)
・選手へのプレゼント、差し入れは辞退させて頂きます。
・選手のファンサービス等は当面の間、実施致しません。

■以下に該当されるお客様のご入場をお断り致します。
・平熱を越える発熱(37.5度以上)
・咳、くしゃみ、のどの痛み等風邪の諸症状がある方
・臭覚、味覚の異常がある方
・同居家族や身近な方に新型コロナウィルス感染が疑われる方がいる場合
・ご高齢の方、基礎疾患をお持ちの方、妊婦の方や体調に不安がある方はご無理なさらず、慎重なご判断をお願い致します。
・当社の興行運営にご協力頂けない方はご退場頂く場合がございます。

             
■プロ修斗公式戦対戦カード

<修斗世界ライト級王座決定戦/5分5R>
川名雄生(日本)
キャプテン☆アフリカ(日本)

<修斗暫定世界フライ級王座決定戦/5分5R>
前田吉朗(日本)
福田龍彌(日本)

<フライ級/5分3R>
小巻洋平(日本)
本田良介(日本)

<フェザー級/5分3R>
南出剛(日本)
服部賢大(日本)

<ライト級/5分2R>
山本健斗デリカット(日本)
ムテカツ(日本)

<バンタム級/5分2R>
西村大地(日本)
宇田悠斗(日本)

<ライト級/5分2R>
青柳洸志(日本)
鍵山onion雄介(日本)

<ウェルター級/5分2R>
林RICE陽太(日本)
石田拓穂(日本)


カテゴリー
JJ Globo News SUG16 UFC アマンダ・ローウェン クレイグ・ジョーンズ ケビン・ケイシー ジェイク・エレンバーガー ジリアン・ロバートソン ブログ メイソン・ファウラー リッチー・ブギーマン・マルチネス

【SUG16】5分で極めることができるか!! クレイグ✖ファウラー。ロバートソンがUFCより出場

【写真】マイク・ブラウンから陽性反応が出たATTからの参戦となる──キックを繰り出すロバートソン。彼女はATTの中でもディン・トーマス組だが、無事出場できるのか(C)Zuffa/UFC

12日(日・現地時間)にチェール・ソネンがホストのSubmission Underground16が開催され、UFC Fight Passでライブ中継させる。

今回もSUGアイランドと名付けられたスタジオで収録される大会は、前回大会の1万ドル争奪の8人トーナメントでコンバット柔術世界王者コディ・スティーグや、IBJJF柔術の新鋭ロベルト・ヒメネスを破ったメイソン・ファウラーが、クレイグ・ジョーンズとメインで戦う。


セミでは同じく前回大会でUFCファイターのジェシカ・アイを破ったアマンダ・ローウェンが、ジリアン・ロバートソンと対戦。ロバートソンもまた6月20日のUFC ESPN11でコートニー・ケイシーをRNCで破ったばかりのUFCと契約下にある選手だ。前回、ロバートソンより格上のアイをオーバータイムでアイに腕十字を極めてローウエンは、道着でも活躍していたように守りの堅さも5分✖1R&OTのSUGのレギュレーションに適している。その一方で、打撃を効かせず極める術をロバートソンが持っているのかが鍵となる。

この他、ジェイク・エレンバーガー✖マイカー・ブレイクフィールドというMMAからグラップリングに活躍の場を移しながら、なかなか結果が出せない者同士の崖っぷち対決、10thPLANET柔術のリッチー・ブギーマン・マルチネス✖ヒクソン・グレイシー柔術のケビン・ケイシーと戦う一番も組まれている。

5分✖1Rは守りに入ると、なかなか極め切ることが難しいフォーマットだけに、OTに勝負を掛ける出場者も増えてきた感があるSUGだが、サブオンリーの醍醐味がOTより印象に残る大会となるか、注目だ。

カテゴリー
Combate Americas60 News other MMA クリサイダ・アダメス デザレー・ヤネス フアン・プエルタ ブログ

【Combate Americas60】コンバッテ・アメリカ再開大会のセミで、ヤネス✖アダメスの女子マッチ

【写真】疑問の残るタイトル戦の判定負けからの再起戦で、アダメス(右)と対戦するヤネス(C) COMBATE AMERICA

7日(火・現地時間)、Combate Americasより8月28日(金・同)にフロリダ州マイアミで開催される無観客大会=Combate Americas60のセミでクリサイダ・アダメス✖デザレー・ヤネスの女子120ポンド契約マッチが組まれることが発表されている。

南北アメリカ・スペイン語圏最大のMMAショーであるコンバッテ・アメリカは、3月13日のアリゾナ州ツーソン大会から活動を停止してきたが、マイアミのクローズドショーでリスタート──メインではTitan FCフライ級王者フアン・プエルタ✖デイヴィッド・デュランの初代Combate Americasフライ級王座決定戦が組まれている。


ヤネスは昨年12月にCombate Americas女子ストロー級王座決定戦で、僅差の判定負けをメリッサ・マルチネス相手に喫している。とはいえ、このスプリット判定負けはジャッジのスコアが論争を呼び、3月20日のメキシコ・シティ大会でダイレクト・リマッチが決定していた。

同大会はコロナ感染拡大の影響で中止となり、ヤネスは今大会のキャッチウェイト戦で再起戦を測ることとなった。対するアダメスはドミニカ共和国生まれフィラデルフィア育ちの選手で、キャリアはまだ3戦目のストライカーだ。

米国は今やスペイン本国の4770万に測る4100万人のスペイン語を母国語する住民が住んでおり、Invicta FCだけなくコンバッテ・アメリカもUFCへのラテン系ファイターの供給源として有力視されている。そだけにセミで組まれる意味合いも含め、興味深いマッチアップだ。

カテゴリー
News UFC UFC Fight Island フランキー・エドガー ブログ ペドロ・ムニョス

【UFC】15日のファイトアイランド大会でエドガーと対戦予定だったペドロ・ムニョスに陽性反応

【写真】15日大会で再注目のカードだっただけに残念だ (C)Zuffa/UFC

ブラジル勢及びフロリダ在住ファイターやコーチ達の新型コロナウィルス感染が続く、UFC。11日(土・現地時間)のUFC251に続き、UAE・アブダビのヤス島=ファイトアイランドで15日(水・同)に行われる予定のUFC Fight Night大会で、フランキー・エドガーと対戦予定だったペドロ・ムニョスの陽性が判明した。

この件もまだUFCからオフィシャルの通知はないが、対戦相手のエドガーが、“Sorry to hear you had a positive test @PedroMunhozmma wish you a speedy recovery let know as soon as you’re ready to scrap, I’ll be waiting”──ペドロ、君が陽性だったことを聞き、残念でならない。すぐに回復し、少しでも早く戦える準備ができるようになることを待っている──とツイートした。

MMAPLANETでは日本時間の日曜日の早朝にムニョスにインタビュー予定だったが、直前になり「ラスベガスで1日過ごすので、その時の方が時間もあるからリスケしてほしい」というメッセージを得ていた。その後ムニョスからの連絡が途絶え、エドガーのツイートと前後するタイミングで関係者に確認すると彼の陽性の言質がとれた。

これで15日のイベントではヴィニシウス・モレイラとアンデウソン・ドス・サントスに続き3選手目の陽性反応で、加えてマリナ・ホドリゲスが本人は検査で陰性だったが、セコンドが陽性のため欠場が決まっている。大会でのクラスターが起こらないよう、幾重にも張り巡らされた水際対策だからこそ感染者が確認できるという風に捉えることができるが──、これがニューノーマルUFCということか。


カテゴリー
DEEP95 DEEP96 J-CAGE News ブログ 佐藤洋一郎 大原樹里 川原波輝 笹晋久 越智晴雄 鈴木琢仁 阿部大治 高野優樹

【DEEP95&96】DEEPが8月23日にニューピアでダブルヘッダー。阿部✖佐藤、越智✖川原等が組まれる

【写真】カード発表の際、パッと目に留まったカード──それが高野✖笹、そして大原✖鈴木だった(C)KEISUKE TAKAZAWA/MMAPLANET

6日(月・現地時間)、DEEPが8月23日(日)に東京都港区のニューピアホールでDEEP95とDEEP96のダブルヘッダーを開催することを発表した。DEEPは3月1日の後楽園ホール大会以降、4月の大阪大会と5月6日のJEWELSとのダブルヘッダーを中止とし、今月23日にJEWELS新宿FACE大会で活動再開──そして、今回のダブルヘッダーでケージMMAが復活する。

両大会とも予防対策として、観客はマスク着用で入場時に検温(※2度に渡り37.5度以上の発熱が確認されると入場できない)、また接触確認アプリに登録もしくはチケットの半券の裏に指名と住所、連絡先を記入することとなっている。加えて手指の消毒のために会場各所に消毒液が設置されるとのこと。

そのうえで感染拡大状況によってイベント中止もあるという一文がリリースには添えられている。

そんなニューピア・ダブルヘッダー、正午試合開始となるDEEP95では5月大会からUFC&ONEベテランの阿部大治✖佐藤洋一郎のウェルター級3回戦がスライドされ、3回戦ではメガトン級の関根シュレック秀樹✖酒井リョウ、2回戦で関根の同門=鈴木琢仁が大原樹里とライト級の一戦がマッチアップされている。

4月の大阪大会からは95キロキャッチウェイト2回戦=ジョシュア・ロビソン✖中村圭佑が再マッチメイクされた。さらにZSTグラップリング=GTF04出場権が掛った昨日の予選大会で見事に2試合連続一本勝ちし60キロ級本戦出場を決めた渋谷カズキが、加藤瑠偉と戦うフライ級2回戦も組まれた。

午後6時開始のDPPE96ではDEEPストロー級選手権試合=チャンピオン越智晴雄✖チャレンジャー川原波輝戦、3回戦では昇侍✖COROのバンタム級、フライ級の村元友太郎✖鮎田直人、バンタム級はもう1試合=高野優樹✖笹晋久の対戦が発表された。

越智✖川原は昨年3月以来、1年5カ月ぶりの再戦で王者は昨年末のジャレッド・ブルックス戦の黒星から再起を賭け、返り討ちを狙う。村元はRIZINで敗北を喫して以来1年振り、DEEPは2年のインターバルを空けての再登場、対する鮎田は昨年12月に伊藤裕樹を破ったのに続きアップセットを目指す。

高野✖笹はHEARTS→Fight Farm=高野、Tribe Tokyo MMA→パラエストラ柏=笹という母体を変えて再上昇を目指す者同士の興味深い顔合わせだ。