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News ONE ONE110 No Surrender I スタンプ・フェアテックス スニサ・スリサン ファブリシオ・アンドラジ ブログ マーク・アベラルド

【ONE110 Surrender I】計量&ハイドレーション結果 3度のPCRと計量を経て、12名の選手がリングへ

【写真】バンコクでは初の無観客大会へ向け、レフェリー陣など競技運営サイドも入念なリハーサルを行った。そんなリングへスタンプが、今夜上がる (C)MMAPLANET

31日(金・現地時間)にタイのバンコクで開催される無観客大会=ONE110「No Surrender I」の計量及びハイドレーション結果が発表された。

ONEでは水抜き禁止、北米MMAより実質1階級の体重が上限となり、ハイドレーション・テストが試合の2日前と前日に行われている。そして1日でもパスできないと試合当日の朝に再計量が必要になっている。

6月のヒーローシリーズにから1カ月と10日、今大会で本格的に新型コロナウィルス感染下でグローバル配信を行うイベントを再開させるONEチャンピオンシップ。今大会はライブ中継大会と、後日配信される18試合が組まれている。

大会出場選手は3度のPCR検査が行われ、食事も宿泊ホテルの個室に1日に3度運ばれ、トレーニングルームも時間差を設けて使用されるなど、他チームとの接触を極力避けると言う形で予防対策に尽力がなされてきた。


今夜のライブ中継で戦う12人のファイターの計量とハイドレーションテストの結果は以下の通りだ。

■ONE110計量結果

※赤字の選手の名前をクリックすると、インタビューページに移動します。

<ONE Super Seriesムエタイ世界フライ級選手権試合/3分5R>
[王者]ロッタン・シットムアンノン:60.9キロ/1.0049
[挑戦者] ペッダム・ペッティンディー・アカデミー:60.95キロ/1.0152

<ONE Super Seriesムエタイ世界フェザー級選手権試合/3分5R>
[王者] ペットモラコット・ペッティンディーアカデミー:70.3キロ/1.0148
[挑戦者] ヨーセングライ・フェアテックス:69.95キロ/1.0036

<キックボクシング・フェザー級/3分3R>
スーパーボン・バンチャメーク:69.75キロ/1.0168
シッティチャイ・シッソンピーノン:70.25キロ/1. 0191

<女子アトム級(※52.2キロ)/5分3R>
スタンプ・フェアテックス:52.15キロ/1.0057
スニサ・スリサン:52.2キロ/1.0241

<67キロ契約/5分3R>
マーク・アベラルド:67.0キロ/1.0040
ファブリシオ・アンドラジ:66.8キロ/1.0074

<ムエタイ・フライ級/3分3R>
パンパヤック・ジットムアンノン:61.2キロ/1.0241
スーパーレック・ギアットムーガーオ:60.9キロ/1.0087

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Invicta FC41 News other MMA エリン・ブランクフィールド ジャナイザ・モランジン ブログ ブローガン・ウォーカーサンチェス モントセラト・ルイス

【Invicta FC41】計量終了 メインでルイスと戦う──モランジンが2試合連続で計量失敗

【写真】なかなかのタトゥーぶりを発揮しているモランジン(左)とルイス(C)DAVE MANDEL/INVICTA FC

29日(水・現地時間)、30日(木・現地時間)にカンザス州カンザスシティのメモリアル・ホールで開催されるInvicta FC41「Morandin vs Montserrat」の公開計量が行われた。

活動再開第2弾は全6試合ながら、メインでモントセラト・ルイスと対戦するジャナイサ・モランジンが体重オーバーとなり、25パーセントのファイトマネーを没収されキャッチウェイト戦に出場することとなった。


2018年9月にはインヴィクタ世界ストロー級王座に挑戦経験もあるモランジンだが、昨年9月のエミリー・ダコーテ戦で119.6ポンドで計量失敗したのに続き、2試合連続の体重オーバーとなった。前回はダコーテにTKO前を喫しており、ダニエル・テイラー戦以来1年8カ月の実戦復帰となるルイスを相手に汚名返上のファイトが求められる。

セミではPXCからインヴィクタに活躍の場を移すも、3戦目となるパール・ゴンザレス姉御との一戦でプロ初黒星を喫したブローガン・ウォーカーサンチェスが、エリン・ブランクフィールドと再起戦に挑む。

メインとセミに出場する4選手では、ブランクフィールドのみが前回の試合で勝利──ハイキックKO勝ち──を収めており、ヴァネッサ・ポルトの持つ世界フライ級王座挑戦権が掛った試合で勢いを持続できているのか注目だ。

■Invicta FC41計量結果

<ストロー級/5分3R>
ジャナイサ・モランジン: 116.9ポンド(53.02キロ)
モントセラト・ルイス: 114ポンド(51.7キロ)

<フライ級/5分3R>
エリン・ブランクフィールド: 125.5ポンド(56.92キロ)
ブローガン・ウォーカーサンチェス: 125.5ポンド(56.92キロ)

<フェザー級/5分3R>
ケイトリン・ヤング: 145.9ポンド(66.17キロ)
ラトヤ・ウォーカー: 144ポンド(65.31キロ)

<ストロー級/5分3R>
ケリー・ディアンジェロ: 115.7ポンド(52.48キロ)
イツォエル・エスキベル: 114.9ポンド(52.11キロ)

<フライ級/5分3R>
キャスリン・サモンズ: 124.6ポンド(56.51キロ)
クレア・ガスリー: 125.9ポンド(57.1キロ)

<フライ級/5分3R>
ナタリア・スピース: 125.1 ポンド(56.74キロ)
アレクサ・カルプ: 124.8ポンド(56.6キロ)

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iSMOS01 J-CAGE News ブログ 北岡悟 友實竜也 大井洋一 小金翔 木村裕人 矢澤諒 近藤有己 餅瓶太

【iSMOS01】計量終了 北岡悟「小金翔と北岡悟の真剣勝負をニコニコプロレスチャンネルで」

【写真】マスク着用、ジョイントマット1枚分のソーシャルディンスタンスを取ってフェイスオフが行われた (C)MMAPLANET

30日(木)、明日31日(金)に横浜市中区のパンクラスイズム横浜で開催される無観客大会=iSMOS01の計量が行われた。

4試合に出場する全8名の選手は問題なく、計量をクリアしそれぞれが以下のようにコメントした。


小金翔
「今回、クラウドファンディングをして試合をする場所を提供してもらったことを感謝しています。ただ明日は真剣勝負なので全力で僕が勝ちに行きたいと思います」
北岡悟
「明日は小金翔と北岡悟の真剣勝負をニコニコプロレスチャンネルで見てください。宜しくお願いします」

餅瓶太
「和神会所属、栃木から来た餅瓶太と申します。今回のカード、正直に言ってバグみたいなものだと思っています。もう、どうせなら結果もバグみたいな結果にしたいと思います。皆さん、その瞬間を明日、夜8時からニコニコチャンネルでご覧になってください」
近藤有己
「試合ができる喜びでいっぱいです。明日、一生懸命やります。宜しくお願いします」

大井洋一
「北岡さんから連絡が来て、断る選択肢はなかったです。選ばれたことが凄く嬉しくて、あとはしっかりと戦って勝つことまでが求められていると思うので、しっかり勝つというところまで明日見せたいと思います。ありがとうございます」
矢澤諒
「明日は全力で戦って勝ちに行きます。見ていてください」

友實竜也
「試合ができて嬉しいです。頑張ります。宜しくお願いします」
木村裕斗
「プロデビュー戦で相手の戦績もキャリアも全然、俺より上で。でも全然勝負できないとは思っていないので。明日は全力で頑張ります」

■ iSMOS01計量結果

<71キロ契約/5分3R>
北岡悟:71.35キロ
小金翔:71.35キロ

<78キロ契約/5分3R>
近藤有己:77.9キロ
餅瓶太:77.8キロ

<61キロ契約/5分3R>
大井洋一:61.25キロ
矢澤諒:61.35キロ

<73キロ契約/5分3R>
友實竜也:73.15キロ
木村裕斗:72.7キロ

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News UFC カビブ・ヌルマゴメドフ ジャスティン・ゲイジー ダナ・ホワイト ブログ

【UFC】ダナ・ホワイトが10月24日にカビブ・ヌルマゴメドフ✖ジャスティ・ゲイジー戦を組むと明言

【写真】果たして、このダナの発言だけでヌルマゴメドフ✖ゲイジーのライト級王座統一戦が決定したと考えて良いのだろうか (C)Zuffa/UFC

28日(火・現地時間)、CNNでインタビューを受けたダナ・ホワイトがカビブ・ヌルマゴメドフ✖ジャスティン・ゲイジーが10月24日(土・同)に組まれることを明言した。

UFC世界ライト級王者ヌルマゴメドフは大会自体が延期となったUFC249でトニー・ファーガソンの挑戦を受ける予定だったが、ロシアにおける新型コロナウィルス感染拡大をうけて出場を取りやめていた。そして5月に延期された同大会のメインでジャスティン・ゲイジーがファーガソンを破り暫定世界王座に就いている。


今月、ヌルマゴメドフは父である指導者でもあったアブドゥルマナプ氏をCOVID19による合併症で失くしたばかり。そんなハードな状況ながら、ダナ・ホワイトはCNNでこの両者の対戦が、開催場所は未定だが10月24日に組まれることを伝えた。

UFCでは両者の対戦を9月に行う方向で動いていることが5月中に明らかとなっていたが、アブドゥルマナプ氏の死を受け、ヌルマゴメドフの実戦復帰には時間を要することになるという見方もでていた。なおヌルマゴメドフ、ゲイジーの両者をマネージメントするドミナンスMMAマネージメントは両者の対戦についてはコメントを出していない。

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JJ Globo KIT01 News イゴール・タナベ ハイサム・リダ ブログ ミレーナ・サクモト 丹羽飛龍 吉永力

【KIT01】橋本欽也&KINYABOYZが無観客&配信の柔術大会開催!! そしてハイサム✖イゴール、実現へ

【写真】2019年2月のQuintet FNでの一戦は両者失格だった──そして、GTF04=ZSTグラップリングではすれ違ったハイサム✖イゴールが道着柔術で実現(C)KEISUKE TAKAZAWA/MMAPLANET

29日(水)に柔術ライターの橋本欽也氏率いるKINYABOYZ JIU JITSU CLUBが10月11日(日)にブラジリアン柔術の無観客&ライブ配信大会=KINYABOYZ INVITATIONAL TOKYO 01の開催を発表した。

Eddie Bravo InvitationalがEBIなら、まさにこの大会はKBI──ではなくKIT01と略称が用いられている。そんなKITの開催に向け、橋本氏はリリースで以下のような活動開始理由を話している。

「いまコロナ・パンデミックのせいで無観客大会が多くなり、有料大会配信が主流になりつつあります。ですがMMAやグラップリングの配信大会はあっても柔術はないので、ならば配信大会をやってみようと一念発起し配信大会開催を決めました。

試合機会のない柔術家のために柔術家でもある自分が、日本の柔術シーンの活性化を目指し開催するのが今大会です。今後は年に2~3回の定期開催を検討していますが、それも初回大会をしっかりと終わらせることができてこそ──なので、まずは初回大会のことだけを考えてやりたいと思っています。よろしくお願いします」


橋本氏のいうように、既に客入れが始まったMMA大会とは対照的に柔術界からはまだ活動再開の報が聞かれない。柔術は基本、アマチュア競技で出場選手が参加費を支払い試合を戦う。帯、体重、年齢など細かくカテゴライズされたトーナメントが何階級も取り行われ、国内でも多い時には6面や8面という試合場が敷かれて競技運営がなされる──屋内競技だ。

加えて日本にも複数の連盟が存在し、プロモーターが興行を打って収益を得るMMAとは競技運営及び団体運営形態が根本から違っている。そのような背景もあり、ここまで柔術のワンマッチ無観客&ライブ配信大会は開かれてこなかった。

結果、柔術家達は限られた出場機会をグラップリングに求めていたのが実情だ。そんな状況に橋本氏が立ち上がり、開催されるKIT01はオンラインサロン「KINYABOYZ Jiu Jitsu CLUB」の会員限定Facebookページにて配信予定で、視聴するにはオンラインサロンに加入する形が取られる。その一方で、他の配信方法も調整中で後日発表されるとのことだ。

また最新情報や出場選手のオファー状況などは随時オンラインサロン内で情報共有されることになる。

気になる出場メンバーだが、なんとリダ・ハイサム✖イゴール・タナベ──グラップリングでZSTの勝村周一朗Pが熱望していたカードが決定した。全8試合程度が予定され、両者以外に丹羽飛龍、吉永力、ミレーナ・サクモトというようにムンジアル、パン、ヨーロピアンで結果を残している実力者の参戦が決まっている。

ルールはIBJJFではなく、ノーポイント&サブオンリーで時間切れの場合は延長戦(本戦の半分の時間)のゴールデンスコア方式。つまり、延長戦はポイント先取のポイント制が適用される。延長戦で決着がつかなかった場合は、レフリー判定が採用される。また外掛け&ヒールフック、スラムなしというのもIBJJF競技柔術に準じており、道着の有無だけでなく競技ブラジリアン柔術のアイデンティティが感じられるルール設定だ。

試合時間は黒帯が8分で以下、1分ごと刻まれ青帯が5分、キッズは3分とサブオンリーに求められる瞬発系の時間設定となっている。ライブ視聴という形態も踏まえ、柔術を愛するメンバーが辿り着いたワンマッチ大会といえるKIT01、その続報を待ちたい。

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Grachan45 J-CAGE News ブログ 伊藤空也 小谷直之 岸本篤史 桜井隆多 植田豊 獅庵 鈴木一史 長岡弘樹

【Grachan45】2つのタイトル戦で、活動再開。魂の桜井隆多✖根性の長岡弘樹、伊藤空也✖獅庵

【写真】気持ちと気持ちの戦いになることは間違いない、Grandウェルター級選手権試合(C)MMAPLANET

23日(木)にGrachanが3月1日以来、半年ぶりとなるイベント再開──9月20日(日)に東京都大田区産業プラザPIOでのCrachan45の開催と対戦カード第一弾、27日(月)に追加カードの発表を行っている。


COVID19の影響でイベント休止期間にFITE.TVでのベストバウトマッチの配信など、独自の活動をしてきたグラチャンにとって、リスタートは2階級の選手権試合からとなった。

2つのタイトル戦、そのうちの1試合はGRANDウェルター級選手権試合だ。昨年12月大会でルクク・ダリを魂の腕十字で破り、チャンピオンとなった桜井隆多が長岡弘樹の挑戦を初防衛戦に臨む。チャレンジャー長岡は、桜井がベルトを巻いた同じ日に根性のウィル・チョープ完封で挑戦権を手にしていた。

もう1つタイトルマッチでは堀友彦が返上したバンタム級王座を賭けて伊藤空也と獅庵が対戦。

Wardogからグラチャンで戦うようになった伊藤、パンクラス→DEEP→グラチャンという道を辿ってきた獅庵。当初、バンタム級王座はトーナメントで次期王者を決定するプランもあったが、コロナ感染拡大の影響で両者のマッチアップで新しいベルトの持ち主が決まることとなった。

また5分2Rマッチではチャンピオン山本琢也が、ニューノーマル時代も変わらず開店休業中のライト級戦線のサバイバルマッチ=小谷直之✖植田豊、Wardogライト級チャンピオン鈴木一史✖岸本篤史というマッチアップも決まっている。

この他4試合が決定していていた、昨日に阿仁鬼✖藤村健悟という前者が52歳で後者が19歳、年の差33歳対決が追加カードとして明らかされた。そんな半年ぶりのグラチャンでは、場内のソーシャルディスタンス確保のための入場制限や、検温、過去2週間以内に発熱や風邪で受診や服薬等&海外への訪問歴のある人だけでなく、それらの人と濃厚接触した人の来場の控えてもらうこと、そしてチケットの半券の裏に名前、住所、連絡先の事前記入の義務化と新型コロナウィルス感染予防策が採られている。

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Brave CF36 News other MMA イオン・ソルドゥ トッド・スタウト ブログ モチャメド・モチャエフ

【Brave CF36】対戦カード あと90分で、ブレイブCFルーマニア大会2連戦の後半戦がスタート

【写真】オーストリア在住のチェチェン人ファイター=モチャメド・モチャエフ(右)はキャリア8勝0敗。対戦相手はルーマニアのチプリアン・マリシで戦績16勝7敗。この他のマッチアップも1週間前のイベントより、試合内容は期待できぞうだ、第2のカムザット・チマエフは現れるか?!(C)BRAVE CF

2020年7月27日(月・現地時間)
Brave CF36
ルーマニア ブカレスト
ベラリアH

■視聴方法(予定)
7月27日(月・日本時間)、午後11時00分~ FITE

■対戦カード

<ライトヘビー級/5分3R>
トッド・スタウト(トリニダードトバコ)
アミルカウ・アウベス(ブラジル)

<ウェルター級/5分3R>
ケビン・ルアート(スイス)
イオン・ソルドゥ(ルーマニア)

<ライト級/5分3R>
サメル・シラジ(スウェーデン)
マチェク・ギエルシェウスキー(ポーランド)

<フェザー級/5分3R>
モチャメド・モチャエフ(オーストリア)
チプリアン・マリシ(ルーマニア)

<バンタム級/5分3R>
ビラル・ティプサエフ(スウェーデン)
マティス・ザハロフ(ラトヴィア)

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DEEP97 J-CAGE News ブログ 弥益ドミネーター聡志 牛久絢太郎

【DEEP97】9月20日に半年ぶりの後楽園大会。メインは仕切り直しの弥益✖牛久のフェザー級選手権試合

【写真】緊急事態宣言下、自宅でリモートワークを行っていた時の弥益と、愛猫ニナちゃん (C)SATOSHI YAMASU

27日(月)、DEEPより9月20日(日)に東京都文京区の後楽園ホールでDEEP97 IMPACTの開催とカードの第一弾の発表があった。

首都圏では8月23日(日)に東京都港区のニューピアホールでDEEP95とDEEP96というダブルヘッダーを開くDEEPが、3月1日以来半年ぶりに聖地でイベントを行うことが決まった。


今日のプレスリリースで発表されたのは2試合。1つは新型コロナ感染拡大による緊急事態宣言及び後楽園ホールの休館で中止となった5月大会で組まれていたDEEPフェザー級選手権試合=チャンピオン弥益ドミネーター聡志✖チャレンジャー牛久絢太郎だ。

2018年10月にフェザー級王者となった弥益は、昨年5月にDJ.taikiを破り初防衛に成功、5月に1年振りの実戦で2度目の王座防衛戦が予定されていた。サラリーマンとして生計を立てている弥益は「イベントが行われるなら欠場を申し入れるつもりだった」ことを大会中止の報を受けてツイッターで呟くなど、確固たる意志を持ちMMAと付き合っている。そんな弥益が9月にケージに戻る──彼自身MMAを含めた部分でも、ニューノーマルが始まったということだろうか。その心境が気になるところだ。

また今日の発表ではフライ級の2回戦でランボー宏輔✖藤田大和戦も同大会で実施されることが明らかとなっている。

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News UFC UFC ESPN14 アレクサンダー・グスタフソン アントニオ・ホジェリオ・ノゲイラ カムザット・チマエフ ダレン・ティル ファブリシオ・ヴェウドゥム ブログ マイク・グランディ マウリシオ・ショーグン モフサル・エフロエフ ロバート・ウィティカー

【UFC ESPN14】計量終了 ウィティカー✖ティル。グスタフソンがヘビー級で。10日前に続きチマエフ

【写真】ファイトアイランドの大トリはウィティカー✖ティル(C)Zuffa/UFC

24日(金・現地時間)、26日(日・同間)にUAEはアブダビ・ヤス島=UFC Fight Islandで開催されるUFC ESPN14「Whittaker vs Till」」の計量が行われた。

全15試合のロングランイベント。メインは元UFC世界ミドル級王者ロバート・ウィティカーとウェルター級タイトルコンテンダーのダレン・ティルのミドル級戦が組まれている。そんなファイトアイランド4連戦、最後のイベントに出場する30名のファイターが計量に臨み、ライト級でジェイ・ハーバートと戦うフランシスコ・トリナルドが5ポンド・オーバーで、30パーセントのファイトマネーの没収を受けキャッチウェイト戦でファイトすることとなった。


メインカードではセミでは今回のマウリシオ・ショーグン戦がリタイアメントマッチとなるアントニオ・ホジェリオ・ノゲイラ。

そしてアレキサンダー・グスタフソンがヘビー級に階級を上げて、5月にアレクセイ・オレイニクに敗れたファブリシオ・ヴェウドゥムと相対する。

ベウドゥムは「リモートワークでの調整がいかに不十分であったかを前回の試合で学んだ」とメディアデーで語っており、ヘビー級で戦うグスタフソンとともにどれだけコンディションを整えることができたかも勝敗の鍵を握ってくるだろう。

またメインカードのオープニングに出場するカムザット・チマエフは、10日前のファイトアイランド大会第2弾でジョン・フィリップスをダースチョークで破ったばかり。ケージウォリアーからUFCデビュー戦を迎えるリース・マッキーを相手にオクタゴン2連勝を狙う。

修斗に来日経験があり、パンクラス来日は幻に終わったマイク・グランディがキャリア13勝目(※1敗)を目指し、デビュー以来12連勝中で負けなしのロシアン=モフサル・エフロエフと戦う一戦も注目だ。

■UFC ESPN14計量結果

<ミドル級/5分5R>
ロバート・ウィティカー: 186ポンド(84.37キロ)
ダレン・ティル: 186ポンド(84.37キロ)

<ライトヘビー級/5分3R>
マルリシオ・ショーグン: 206ポンド(93.44キロ)
アントニオ・ホジェリオ・ノゲイラ: 206ポンド(93.44キロ)

<ヘビー級/5分3R>
ファブリシオ・ヴェウドゥム: 242ポンド(109.77キロ)
アレキサンダー・グスタフソン: 240ポンド(108.86キロ)

<女子ストロー級/5分3R>
カーラ・エスパルザ: 116ポンド(52.62キロ)
マリナ・ホドリゲス: 115.5ポンド(52.38キロ)

<ライトヘビー級/5分3R>
ポール・クレイグ: 206ポンド(93.44キロ)
カジムラッド・アンデグロフ: 206ポンド(93.44キロ)

<ウェルター級/5分3R>
アレックス・オリヴェイラ: 171ポンド(77.56キロ)
ペーター・ソボタ: 171ポンド(77.56キロ)

<ウェルター級/5分3R>
カムザット・チマエフ: 171ポンド(77.56キロ)
リース・マッキー: 170.5ポンド(77.34キロ)

<ライト級/5分3R>
フランシスコ・トリナルド: 160ポンド(72.57キロ)
ジェイ・ハーバート: 156ポンド(70.76キロ)

<ウェルター級/5分3R>
ニコラス・ダルビー: 171ポンド(77.56キロ)
ジェシー・ロンソン: 171ポンド(77.56キロ)

<ヘビー級/5分3R>
ジェイク・コリアー: 264 ポンド(119.74キロ)
トム・アスピナル: 248ポンド(112.49キロ)

<フェザー級/5分3R>
モフサル・エフロエフ: 146ポンド(66.22キロ)
マイク・グランディ: 146ポンド(66.22キロ)

<ヘビー級/5分3R>
ハファエル・ペッソア: 264 ポンド(119.74キロ)
タナー・ボーザー: 235ポンド(106.59キロ)

<女子バンタム級/5分3R>
ベチ・コヘイア: 136ポンド(61.69キロ)
パニー・キアンザド: 136ポンド(61.69キロ)

<ウェルター級/5分3R>
ラマザン・エメエフ: 171ポンド(77.56キロ)
ニクラス・ストルツァ: 170.5ポンド(77.34キロ)

<バンタム級/5分3R>
ナサニエル・ウッド: 136ポンド(61.69キロ)
ジョン・カスタニエダ: 136ポンド(61.69キロ)

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Double G FC04 News other MMA Preview オク・レユン キム・サンウォン キ・ウォンビン ケビン・パク ジョン・ヒョンジ バク・ホビョン ブレンゾリグ・バットムンク ブログ ホン・ジュンヨン

【Double GCF04】計量終了 グラジ王者✖ケビン・パク、元HEAT王者に格闘代理戦争、QOPT経験者集結

【写真】皆が団体のTシャツを着るなかで、ケビン・パクだけがこの出で立ちで競れも似る計量に姿を見せていた(C)DOUBLE G

25日(土・現地時間)、韓国ソウルのKBSアリーナで開催されるDOUBLE G04の計量が24日(金・同)に行われた。

本計量→セレモニアル計量という韓国MMA界らしい流れで今日の計量は実施された。そしてメインカードが5試合、パッションマッチと呼ばれるプレリミ6試合、計11試合の出場選手のなかでパク・ポヒョンと対戦するジャン・ヒョンジが体重オーバーだった。


セミのキ・ウォンビン✖ケビン・パク戦、ライト級のオク・レユン✖ブレンゾリグ・バットムンク戦は、日本のMMA界ともリンクした試合ということもあり特に注目が集まる。

前者はGLADITORライト級王者で昨年のDEEPにおける岸本篤史戦のKO負けからの再起をかけるキ・ウォンビンが、Arzaletでタイトル戦を経験しているケビン・パクと74キロで戦う。ライト級でもアベレージより大きなキ・ウォンビンに対し、フェザー級で戦ってきたケビン・パクがバルクアップしたボディでどのような戦いを挑むのか。

オク・レユンとブレンゾリグ・バットムンクはAngel’s Fightingでの2回戦で対戦したことがあり、既にHEATライト王者だったオク・レユンがまさかの判定負けを喫し、2年8カ月振りのリベンジに挑む。

返り討ちを狙うバットムンクは同じくHEATでウェルター級王座に挑戦経験がるものの、現状は4連敗中で後がない状況といえる。

上記にあるようにジャン・ヒョンジが体重オーバーとなった女子マッチも、日本にゆかりのある選手同士のマッチアップであるだけでなく、昨年1月にAngel’s Fightingで両者は拳をかわしており、ジャン・ヒョンジがパク・ポヒョンから判定勝ちを収めている。

この試合の3カ月前にパク・ボヒョンは格闘代理戦争シーズン3の準々決勝で平田樹に腕十字で敗北、ジャン・ヒョンジは昨年12月に藤野恵実とストロー級QOP王座を賭けて戦い敗れている。格闘代理戦争卒業生とパンクラス女子の頂点を賭けた戦いの場を経験している両者の一戦は、ジョン・ヒョンジが1Rにつき-2Pという壊滅的に不利なスコアでキャッチ戦として行われる。

また今回からダブルGでは10点法で5人のジャッジがスコアする制度が用いられるようになった。そんな同大会のメインはキム・サンウォンとホン・ジュンヨンのフェザー級戦だ。ホン・ジョンヨンはコリアンゾンビことジョン・チャンソンの教え子でTOP FCでは暫定フェザー級王座決定戦でUFCにステップアップを果たしたジョ・ソンビンに敗れている選手だ。

キックの経験があるストライカーの本・ジュンホンは韓国海軍の特殊部隊出身で潜水活動のスペシャリスト──スタミナでは誰にも負けない。ただしホン・ジュンヨンは昨年10月のダブルG03でキルギスのアジスベク・サティバルディエフに惨敗といってもおかしくない判定負けを喫しており、本来はダイレクトリマッチでフェザー級王座決定戦が組まれていた。しかし、新型コロナウィルス感染拡大により、サティバルディエフの訪韓が不可能となり、今回はキム・サンウォンと戦うこととなったという経緯がる。

キム・サンウォンはキャリア6勝3敗でデビュー戦はFighting NEXUS、その後も豪州のHEX FSやロシアのMFP、グアムのBrawlと海外での試合経験が多い。KTT所属でレスリングとボクシングの融合MMAを得意とするキム・サンウォン。彼とホン・ジュンヨンの勝者がサティバルディエフとベルトを賭けて戦うことになる。

■DOUBLE G04計量結果

<フェザー級/5分3R>
キム・サンウォン:66.2キロ
ホン・ジュンヨン:66.25キロ

<74キロ契約/5分3R>
キ・ウォンビン:73.55キロ
ケビン・パク:73.45キロ

<女子ストロー級/5分3R>
ジャン・ヒョンジ:55.15キロ
パク・ポヒョン:52.0キロ

<ライト級/5分3R>
オク・レユン:70.9キロ
ブレンゾリグ・バットムンク:70.9キロ

<ライト級/5分3R>
ジン・テオ:70.4キロ
ジョン・ジェイル:70.85キロ

<フェザー級/5分2R>
キム・ミンウ:66.25キロ
イ・ミンジェ:66.0キロ

<ライト級/5分2R>
イ・ヨンフン:70.25キロ
パク・ジョンホン:70.75キロ

<フェザー級/5分2R>
ソ・ドンヒョン:66.05キロ
カン・シンホ:66.1キロ

<フェザー級/5分2R>
イ・ギョンソップ:66.15キロ
パク・サンヒョン:66.25キロ

<ウェルター級/5分2R>
アン・ジョンギ:77.25キロ
キム・ジュンギョ:77.05キロ

<ライト級/5分2R>
ユン・ダウォン:70.75キロ
キム・ビョンソク:70.2キロ