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DWTNCS S04 Ep02 News Preview UFC エイドリアン・ヤネツ ブレイディ・ファン ブログ ヴァネッサ・デモパウロス

【DWTNCS S04 Ep02】極め系LFA女子王者デモパウロス&パンクラス参戦のファンが参戦

【写真】URCCバンタム級王者でパンクラスで勝利しているブレイディ・ファンとLFA王者のデモパウロス。これまでUFCへのチケットだった戦績がコンテンダーシリーズ出場許可証になりつつある……恐ろしいものだ(C)Zuffa/UFC&KEISUKE TAKAZAWA/MMAPLANET

10日(月・現地時間)、11日(火・同)にネヴァダ州ラスベガスのUFC APEXで開催されるDana White’s Tuesday Night Contender Seriesシーズン04、エピソード02の計量が行われた。

ダナ・ホワイトの御前試合でUFCとの契約を賭けた戦う10名の選手は全員が計量をクリアしている。


過去3年、必ず最低1人は1エピソードから契約選手を輩出しているUFCへの登竜門、2020年シーズンの第2週も当然のように注目のファイターが集まっている。

女子ストロー級では7月17日にLFAで初代女子ストロー級王座に就いたばかりのヴァネッサ・デモパウロスが、コリー・マッケナと対戦する。色帯時代にパン柔術、USナショナルの表彰台の常連だったデモパウロスはMMAでは北米アマの頂点といえるTuff-N-Uff=タフイナフの王者となり、プロ転向後も5勝1敗の戦績を残している。

アーム・コレクター=ジヴァ・サンタナ直伝の腕十字や三角絞め、そして足関節も得意としているデモパウロス、打撃では気持ちの強さが全面に出ているが、スラッピーな一面も残している。

対するマッケナもプロアマMMAが盛んな英国の選手らしくアマMMAで7勝0敗、プロでは英国#01フィーダーショーのCage Warriorsで5試合を経験し、4勝1敗のレコードを残している。エセックス州コルチェスターのBKKファイターズとサクラメントのチーム・アルファメールでトレーニングを積むマッケナ。寝技も使いこなすオールラウンダーだが、デモパウロスの組みを避けて戦略を立てるのか、あるいは応じるのかが最初の見所だ。

セミに出場するエイドリアン・ヤネツは現UFCファイターのマイルズ・ジョンズに敗れ、LFAバンタム級のベルトを巻きそこなったが、その後はFury FCとLFAで3連勝を挙げ今回の出場にこぎつけた。

ヤネツと戦うブレイディ・ファンは今年2月のPancrase312にブラッディ・ファンというおっかないリングネームで出場し、福島秀和を判定で下している。

カンフーウォリアーの異名を持ちながら柔術&レスリングの融合を見せるファンは、テイクダウンからコントロールだけでなく下からも極めを狙うファイターだ。福島戦では徹底してテイクダウンを防御していたが、ヒザ蹴りを効かされる場面もあった。

父親の影響でボクサーを志したヤネツのボクシングをMMAにアジャストしたステップインに対して、ファンが如何に反応、対応できるか。その辺りが勝負の鍵を握ってくる。

■DWTNCS S04 Ep02計量結果

<ミドル級/5分3R>
ジョセフ・ピファー: 185.5ポンド(84.14キロ)
ダスティン・ストーツフス: 184.5ポンド(83.68キロ)

<バンタム級/5分3R>
エイドリアン・ヤネツ: 135.5ポンド(61.46キロ)
ブレイディ・ファン: 135.5ポンド(61.46キロ)

<女子ストロー級/5分3R>
ヴァネッサ・デモパウロス: 116ポンド(52.62キロ)
コリー・マッケナ: 116ポンド(52.62キロ)

<フェザー級/5分3R>
TJ・ララミー: 146ポンド(66.22キロ)
ダニエル・スウェイン: 145.5ポンド(66.0キロ)

<ミドル級/5分3R>
アンソニー・アダムス: 184.5ポンド(83.68キロ)
インパ・カサンガネイ: 185ポンド(83.9

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News UFC UFC252 ショーン・オマリー スタイプ・ミオシッチ ダニエル・コーミエー ブログ

【UFC252】対戦カード ミオシッチ✖コーミエー、トリロジー第三幕。オマリーはマルロン・ヴェラと

【写真】ここでチート・ヴェラとのマッチアップは意外だったオマリー(C)Zuffa/UFC

15日(土・現地時間)
UFC252「Miocic vs Cormier3」
ネヴァダ州ラスベガス
UFC APEX

■視聴方法(予定)
8月16日(日・日本時間)
午前7時~UFC FIGHT PASS
午前11時~PPV
午前11時~WOWOW ライブ

■対戦カード

<UFC世界ヘビー級選手権試合/5分5R>
[王者]スタイプ・ミオシッチ(米国)
[挑戦者]ダニエル・コーミエー(米国)

<バンタム級/5分3R>
ショーン・オマリー(米国)
マルロン・ヴェラ(エクアドル)

<ヘビー級/5分3R>
ジュニオール・ドスサントス(ブラジル)
ジャイルジーニョ・ホーゼンストライク(スリナム)

<バンタム級/5分3R>
ジョン・ドッドソン(米国)
マラブ・デヴァリシビリ(米国)

<ライトヘビー級/5分3R>
マゴメド・アンカラエフ(ロシア)
イオン・クテレバ(モルドバ)

<ライト級/5分3R>
ジム・ミラー(米国)
ヴィンス・ピッチェル(米国)

<女子ストロー級/5分3R>
ヘナタ・ソウザ(ブラジル)
アシュリー・ヨーダ(米国)

<フェザー級/5分3R>
エウベウチ・バーンズ(ブラジル)
ダニエル・ピネダ(米国)

<女子ストロー級/5分3R>
フェリス・ヘリッグ(米国)
ヴィルナ・ジャンジローバ(ブラジル)

<フェザー級/5分3R>
TJ・ブラウン(米国)
ダニー・チャベス(米国)

<ヘビー級/5分3R>
クリストファー・ダカウス(米国)
パーカー・ポーター(米国)

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Brave CF39 News other MMA ターハル・ハドビ ブログ

【Brave CF39】対戦カード ストックホルム3連戦、オーラスにターハル・ハドビが出場

【写真】2年3カ月振りの実戦復帰となるターハル・ハドビ。パリ在住のアルジェリア人ファイターは2016年にアブダビ・ウォリアーズで日本の佐藤洋一郎に勝利したこともある(C)BRAVE CF

2020年8月15日(土・現地時間)
Brave CF39
スウェーデン ストックホルム

■対戦カード

<ウェルター級/5分3R>
ターハル・ハドビ(アルジェリア)
ジャンニス・ヴァハール(ギリシャ)

<ミドル級/5分3R>
アンドレアス・グスタフソン(スウェーデン)
ミロ・ユルコヴィッチ(セルビア)

<ライト級/5分3R>
ハファエル・マセド(ブラジル)
トビラス・ハリラ(スウェーデン)

<64キロ契約/5分3R>
フィリッピ・リマ(ブラジル)
ファーボッド・イランジェッド(イラン)

<ライト級/5分3R>
サミエ・シライ(スウェーデン)
ダミデ・デラトーレ(イタリア)

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News UFC UFN ESPN+32 UFN174 アレクセイ・オレイニク クリス・ワイドマン ティム・ミーンズ デリック・ルイス ブログ ホアキン・バックリー

【UFN174】計量終了 メインはルイスとヴェウドゥム破ったオレイニク。ワイドマンは生き残り戦

【写真】スタミナが鍵、特にオレニクはいかにつかれずグラウンドに持ち込むことができるか (C)Zuffa/UFC

7日(金・現地時間)、8日(土・同)にネヴァダ州ラスベガスのUFC APEXで開催されるUFN174:UFN on ESPN+32「Lewis vs Oeinik」の計量が行われている。

メインカード・オープニングのライト級でスコット・ホルツマンと戦うベニール・ダルーシュが3ポンドオーバー、プレリミ・メインでティム・ミーンズと対戦するロウレアノ・スタルポリは 4.5ポンドの超過となり、ともに20パーセントのファイトマネーの没収でキャッチ戦を戦うこととなった。


今大会のメインはヘビー級でデリック・ルイスが、5月にファブリシオ・ヴェルドゥムを破ったアレクセイ・オレイニクと戦い、セミでは連敗中のクリス・ワイドマンがライトヘビー級からミドル級に戻し、逆に5連勝中のオマリ・アクメドフと生き残りを賭けた厳しい試合が用意されている。

なおケビン・ホランドと対戦するホアキン・バックリーは、7月31日のLFAで勝利したばかり。8日間のインターバルでオクタゴン・デビューを迎えることとなった。またオープニングファイトではBrave CFからUFC初陣を向けるヨルダン人ファイターのアリ・アルカイシは、Titan FCバンタム級王者から2戦目の初勝利を目指すアーウィン・リヴェラと対戦。北米と中東&欧州フィーターショーからのUFCデビューが続く。

■UFN174対戦カード

<ヘビー級/5分5R>
デリック・ルイス: 265 ポンド(120.2キロ)
アレクセイ・オレイニク: 227ポンド(102.96キロ)

<ミドル級/5分3R>
クリス・ワイドマン: 186ポンド(84.37キロ)
オマリ・アクメドフ: 185.75ポンド(84.25キロ)

<ミドル級/5分3R>
ダレン・スチュアート: 186ポンド(84.37キロ)
マキ・ピロト: 186ポンド(84.37キロ)

<女子バンタム級/5分3R>
ヤナ・クニスカヤ: 136ポンド(61.69キロ)
ユニア・ストレアレンコ: 135.5ポンド(61.46キロ)

<ライト級/5分3R>
ベニール・ダルーシュ: 158ポンド(71.66キロ)
スコット・ホルツマン: 156ポンド(70.76キロ)

<ウェルター級/5分3R>
ティム・ミーンズ: 171ポンド(77.56キロ)
ロウレアノ・スタルポリ: 174.5ポンド(79.15キロ)

<ミドル級/5分3R>
ケビン・ホランド: 183.5ポンド(83.23キロ)
ホアキン・バックリー: 185ポンド(83.91キロ)

<ライト級/5分3R>
ナスラ・ハクパレス: 156ポンド(70.76キロ)
アレックス・ムニョス: 156ポンド(70.76キロ)

<ミドル級/5分3R>
アンドリュー・サンチェス: 185.5ポンド(84.14キロ)
ウェリントン・トゥルマン: 185.5ポンド(84.14キロ)

<フェザー級/5分3R>
ジャスティン・ジェインズ: 146ポンド(66.22キロ)
ギャヴィン・タッカー: 146ポンド(66.22キロ)

<フェザー級/5分3R>
ユーゼフ・ザラル: 146ポンド(66.22キロ)
ピーター・バレット: 145.5ポンド(66.0キロ)

<バンタム級/5分3R>
アリ・アルカイシ: 136ポンド(61.69キロ)
アーウィン・リヴェラ: 136ポンド(61.69キロ)

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JJ Globo KIT01 News イアゴ・ウエノ ブログ 吉永力

【KIT01】KITで吉永力✖イアゴ・ウエノ戦が決定。茶帯ルースター級の出世争い、始まる?!

【写真】昨年の全日本おーぷ以来の再戦が決まった吉永✖イアゴ。ここから茶帯ルースター級の世界観がKITで広まっていくのか──非常に楽しみだ (C)SATOSHI NARITA

6日(木)に10月11日(日)に開催されるブラジリアン柔術の無観客&ライブ配信大会=KINYABOYZ INVITATIONAL TOKYO 01=KIT01の追加カードが発表されている。

柔術ライターの橋本欽也氏率いるKINYABOYZ JIU JITSU CLUBが主催する今大会、既にリダ・ハイサム✖イゴール・タナベの一戦と、丹羽飛龍、吉永力、ミレーナ・サクモトの参戦が発表されていた。

今回、その参戦が発表されていた吉永力がイアゴ・ウエノと対戦することが明らかとなっている。


国内、ブラジリアン柔術にあって茶帯のトップ対決、吉永力はトライフォース所属で昨年のIBJJFアジア柔術選手権のルースター級を制している。

対するイアゴは2018年のアジア紫帯ルースター級と2019年欧州で実兄チアゴとクローズアウト、ムンジアルでは3試合を一本勝ちで準優勝し、茶帯に昇格を果たしている。

ムンジアル直後の7月に開かれた第7回全日本ブラジリアン柔術オープントーナメントの茶帯ルースター級の準決勝で両者は対戦しており、この時は吉永がアドバンテージ差で勝利。吉永は決勝でチアゴに敗れ準優勝となった。

8月の全日本及び、前述した9月のアジア選手権にイアゴはエントリーせず、そのアジアで吉永は全日本王者の山本博斗を下し優勝している。現状、吉永はアジアを制したことで暫定茶帯ルースター級最強といえる。

茶色ルースター級には──パンデミック以前の最後のメジャー大会=2020年欧州の茶帯ルースター級で3位入賞を果たしているチアゴ、全日本王者・山本に加え、国内ではライトフェザー級でもムンジアルではルースター級の石黒翔也、紫帯時代にイアゴに一本勝ちしたこともある堤宏太、この辺りの選手たちが、KITで吉永✖イアゴの勝者に絡んでくることはあるのか。

現状、国内外で柔術トーナメントは動きを止めているなか、KITという場で茶帯ルースター級勢が試合経験を積めば、世界で戦う橋本知之、芝本幸司、澤田伸大という黒帯との距離も近づき、対戦の機運も高まる。日本が世界で戦える階級だけにKIT、茶帯、ルースター級という3つのキーワードは今後も大いに注目したい。

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AJ・アガザーム BELLATOR Bellator243 News アダム・ボリッチ ジョージ・カラキャニャン ブログ ベンソン・ヘンダーソン マイケル・チャンドラー マイルズ・ジュリー ヴァレリー・ルレーダ

【Bellator243】計量終了 チャンドラー✖ベンヘンII待ったなし。アガザームの相手は股間にスネーク!!

【写真】セレモニアル計量、すでにかなり戻っているチャンドラーに対し、ベンヘンはここから本格的にリカバリーか (C)BELLATOR

6日(木・現地時間)、7日(金・同)にコネチカット州アンカスビルのモヒガンサン・アリーナで開催されるBellator243「Chandler vs Henderson 2」の計量が行われた。

3年9カ月振りの再戦となるチャンドラーとベンヘンは問題なく計量をクリアしている。


メインカード4試合、プレリミ6試合の計10試合。無観客大会とあって、通常時のベラトールのようにプレリミにローカル勢が大挙出場するということはない。

ヘビー級でマット・ミトリオンが出場するメインカードでは、ジョージ・カラキャニャンのライト級2戦目──ベラトールで2戦目となるマイルズ・ジュリー戦は通好みのマッチアップだ。

スイッチヒッターでKOパンチを持つウェルラウンダーのジュリーと、空手ベースながら卓越したグラップリング技術の持ち主カラキャニャンの対戦は、両者が中堅ではないことを示すファイトとなる。

一方プレリミでは本戦に出場してもおかしくない実力者&注目株の名前が確認できる。フェザー級ワールドGPの台風の目と目されていたが、ダリオン・コールドウェル戦でワンテイクダウン&RNCで敗れたアダム・ボリッチが再起戦に挑む。

対戦のマイク・ハメルは今大会で唯一の体重オーバーに。150ポンド契約を4ポンド以上も上回る154.6ポンドもあったハメル、ボリッチは事実上ライト級マッチに臨むこととなる。

ベラトールの活動休止期間もF2Wでグラップリングマッチに出場していたAJ・アガザームは勝ち星も負け星も揃って彼の倍、6勝2敗のクリス・レンチオーニと戦う。とにかく組んで、倒して、寝技勝負が必要なアガサームはフェイスオフでレスリングの低いスタンスで立つ。と、目前には蛇の膨らみが股間あるレンチオーニのアンダーウェアがあった。

■Bellator243 試合結果

<ライト級/5分3R>
マイケル・チャンドラー: 155.9ポンド(70.71キロ)
ベンソン・ヘンダーソン: 155.6ポンド(70.57キロ)

<ヘビー級/5分3R>
マット・ミトリオン: 262.6ポンド(119.11キロ)
ティモシー・ジョンソン: 263.2ポンド(119.38キロ)

<ライト級/5分3R>
マイルズ・ジュリー: 155.6ポンド(70.57キロ)
ジョージ・カラキャニャン: 155.5ポンド(70.53キロ)

<175ポンド契約/5分3R>
サバウ・ホマシ: 175ポンド(79.37キロ)
カーティス・ミランダー: 174ポンド(78.92キロ)

<150ポンド契約/5分3R>
アダム・ボリッチ: 150.2ポンド(68.12キロ)
マイク・ハメル: 154.6ポンド(70.12キロ)

<フェザー級/5分3R>
クリス・レンチオーニ: 145.8ポンド(66.13キロ)
AJ・アガザーム: 145.3ポンド(65.9キロ)

<女子フライ級/5分3R>
ヴァレリー・ルレーダ: 125.3ポンド(56.83キロ)
テラ・グラフ: 125ポンド(56.7キロ)

<ライトヘビー級/5分3R>
グラント・ニール: 204.7ポンド(92.85キロ)
ハムザ・サリーム: 205.1ポンド(93.03キロ)

<ライト級/5分3R>
ネイノア・ダン: 155.1ポンド(70.35キロ)
チャーリー・キャンベル: 155.8ポンド(70.66キロ)

<ミドル級/5分3R>
ダルトン・ロスタ: 185.7ポンド(84.23キロ)
マーク・ガードナー: 184.8ポンド(83.82キロ)

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News ONE ONE110 No Surrender II ONE110 No Surrender III シャノン・ウィラチャイ ファビオ・ピンカ ブログ ポンシリ・ミートサティート 藤沢彰博

【ONE110 No Surrender II & III】14日に藤沢彰博、21日にフランス最強ムエタイ戦士ピンカのMMA初陣

【写真】ついにファビオ・ピンカがMMAを戦う (C)ONE

3日(月・現地時間)、ONEより14日(金・同)と21日(金・同)に配信されるONE Surrender II及びIIIの対戦カードが発表された。

ONEでは7月31日(金・同)にタイのバンコクはインパクト・アリーナで無観客大会=ONE110「No Surrender I」のライブ中継が行われたが、それら6試合の前に12試合が収録されており、この両日に配信される。

両日揃って6試合の配信となり、両中継でMMAは2試合ずつ見られる。


まず14日のNo Surrender IIではバンコク在住の日本人選手=藤沢彰博が、59.5キロ契約マッチでポンシリ・ミートサティートと対戦。藤沢は本来フライ級で戦っているが、ストロー級のポンシリとの対戦に合わせてキャッチ戦となった。

この試合まで藤沢は3連敗中でONEでの戦績は2勝3敗、なぜかマニラやクアラルンプール大会で試合が組まれてきたが、ホーム・バンコク大会は初出場だけに無観客とはいえ地元で星を五分にしたい。この日の中継では藤沢✖ポンシリ以外に、ヨッカイカー・フェアテックス✖ジョン・シンクのONE初陣同時のタイ✖英国フライ級対決が組まれている。

21日のSurrender IIIでは、あのファビオ・ピンカがついにMMAデビューを迎える。ピンカは昨年12月のKL大会のユン・チャンミン戦でMMA初戦を行う予定だったが、負傷欠場に。そのピンカはMMAデビューを目指し、今年の2月からタイガームエタイで練習していたことでパンデミック後も母国フランスに戻らず、タイで練習をしてきた。

タイ人以外で7人目のラジャダムナン(※ウェルター級)の頂点に立ち、WBCムエタイでウェルター級とスーパーライト級で世界王座獲得、ISKAでも世界ウェルター級王座、米国のLion Fight、ユーラシアのKombat Leagueと世界中で結果を残してきた最強・仏製ナックモエ、そのデビュー戦の相手はシャノン・ウィチャイだ。

2018年7月の青木真也戦から現状4連敗中のウィラチャイとはいえMMAの戦い方、特にグラップリング面の経験値はピンカを大きく上回る。ONE Super Seriesがスタートした2018年4月のマニラ大会でノンオー・ガイヤーンハーダオに判定負けを喫しているピンカだが、この頃には既にMMA転向を決めフランスのスネークジムでトレーニングを開始していた。

以来、柔術とレスリングもしっかりと積んできたピンカにとっても、初戦がウィラチャイというのは決して楽でない。とはいえ、ここを軽くクリアするようなことがあれば一気にトップ戦線入りとなる。

またNo Surrender IIIでもプーケットトップチーム所属の英国人ファイターのベン・ロイル✖タイガームエタイ所属の米国人クインティン・トーマスというフェザー級の一戦も見られる。トーマスは2017年のIMMAF=アマMMAの世界王者で、プロはまで2戦目だがアマ時代に14勝2敗というレコードを残している。パンデミック下のバンコク・シリーズは、ONEと契約できる大きなチャンスを彼ら在タイ人ファイターにもたらしており、高いモチベーションから好パフォーマンスを生んで欲しいものだ。

なおSurrender IIIではリトルタイガーが、ムエタイ女子アトム級で マリー・ルーメット と対戦している。既にこれらの大会は結果がでてしまっているが、MMAPLANETでは事前に対戦カードを入手し、試合前の藤沢とピンカのインタビューを行っており、ファイトウィークに掲載する予定だ。

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J-CAGE News Pancrase318 ブログ 菊入正行 高木健太

【Pancrase318】9月大会で菊入正行✖高木健太戦が決定。バチバチか、ガチガチか。バチガチか

【写真】あの戦いができ、勝った──菊入にとって中村勇太戦の経験が生きる、そしてつながる高木戦だ(C)KEISUKE TAKAZWA/MMAPLANET

3日(月)、パンクラスより9月27日(日)に東京都江東区の新木場スタジオコーストで開催されるPancrase318で高木健太✖菊入正行のウェルター級戦が組まれるという発表があった。

昨年6月に手塚裕之との暫定ウェルター級KOP決定戦、続くアレキサンダー・ラカス戦と連続してRNCで敗れている高木にとって、この試合は昨年10月以来約11カ月振りの再起戦となる。


対して菊入は7月24日の316大会において、ウェルター級転向初戦となった中村勇太戦でバチバチの殴り合いを制したばかり。高木としては殴って殴られての打撃戦は望むところだろうが、若い菊入は被弾せずに殴る、あるいは組んで倒していけるのか──今後を睨んだ一戦になる。

同大会では暫定ライト級KOP王座決定戦=雑賀ヤン坊達也✖林源治、上迫博仁✖粕谷優介という2つのライト級戦、ライリー・ドゥトロ✖秋葉太樹のフライ級戦という3試合とネオブラッドTが決まっているが、9月に国際戦が組まれるまで日本と米国の間で行き来が緩やかになっているかは誰も知る由がなく、厳しいという見方も成り立つ。

そのなかでタイトルコンテンダーであり、HEATではウェルター級王者になるなど、数多くのプロモーションで拳を振るい続けてきた高木との対戦は、25歳の菊入にとって存在感を示す格好のマッチアップだ。そして──高木としてタイトル戦線に踏みとどまるために落とせない戦いとなる。

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LFA87 News other MMA ジェイコブ・ロサレス ブライス・ローガン ブログ マイケル・スタック.カイ・カマカIII

【LFA87】計量終了 ライト級ニック・ブラウン、フェザー級のスタック✖ハワイアン第3世代カマカも注目

【写真】メインでライト級王座を賭けて戦うロー月とロサレス (C)LFA

7月30日(木・現地時間)、同31日(金・同)にサウスダコタ州スーフォールズのサンフォード・ペンタゴンで開催されるLFA87「Logan vs Rosales」の計量が同地のホリデーインで行われた。

メインのLFAライト級王座決定戦に出場するブライス・ローガンとジェイコブ・ロサレスを筆頭に全7試合、14人の出場選手に計量オーバーは見られなかった。


LFAからBellatorプレリミ、CESライト級選手権試合と連敗を喫し、LFA再出場で再起を図ったローガンは、現在2連勝中でロサレスとのライト級王座決定戦に駒を進めてきた。ロサレスもLFAからコンテンダーシリーズで敗れ、出戻りしライト級王座を目指す。

ハーベイ・パクが返上したライト級王座が争われるメインだが、セミで出場するニック・ブラウンは次期挑戦者、もしくは新チャンピオンがUFCにステップアップを果たした際は王座に最も近いライト級ファイターといえる。レスリング&柔術を融合させた鉄板スタイルは要注目だ。

またフェザー級マッチではLFAのエド・ソアレス代表の一押しマイケル・スタックと、PFL世界ウェルター級王者ブラダボーイことレイ・クーパー3世と従弟でベラトール・ハワイ大会では2年連続勝利を挙げながら、本土での大会にオファーがなかったカイ・カマカ3世のマッチアップも見逃せない。フィニッシャー=スタックとドミネイター=カマカ3世、メジャーを目指す両者、ここで躓くことは許されない。

■ LFA87計量結果

<LFAライト級王座決定戦/5分5R>
ブライス・ローガン: 154.6ポンド(70.12キロ)
ジェイコブ・ロサレス: 155ポンド(70.31キロ)

<ライト級/5分3R>
ニック・ブラウン: 155.4ポンド(70.48キロ)
ベン・エグリ: 156ポンド(70.76キロ)

<フェザー級/5分3R>
マイケル・スタック: 144.2ポンド(65.4キロ)
カイ・カマカ3世: 144.8ポンド(65.68キロ)

<ミドル級/5分3R>
ホアイン・バックリー: 184.4ポンド(83.64キロ)
ジャッキー・ゴッシュ: 184.8ポンド(83.82キロ)

<ライト級/5分3R>
キース・ファテム: 155.8ポンド(70.66キロ)
ジェラルド・スコット: 154.8ポンド(70.21キロ)

<ライトヘビー級/5分3R>
サック・カベンダー: 204.8ポンド(92.89キロ)
ザック・パウガ: 203.2ポンド(92.16キロ)

<ウェルター級/5分3R>
アンドリュー・リップ: 168.4ポンド(76.38キロ)
ライアン・シャーリボア: 168.8ポンド(76.5キロ)

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J-CAGE News Shooto2020#05 ブログ 安藤達也 杉本恵 田丸匠 黒部三奈

【Shooto2020#05】タイトル戦出場の黒部三奈✖杉本恵、安藤達也✖田丸匠は前日計量で問題なしっ!!

【写真】ゴールド&ピンクの修斗初の女子チャンピオンベルトを手に杉本と黒部(C)MMAPLANET

31日(金)、明日8月1日(土)に東京都文京区の後楽園ホールで開催されるShooto2020#05の計量が品川区の修斗ジム東京で行われた。


今大会における前日計量は、5試合の中からメインとコ・メインで組まれている修斗女子スーパーアトム級王座決定戦と修斗環太平洋バンタム級王座決定戦に出場する4選手のみが参加し、他の6選手は通常体重よりも1階級上のクラスで当日計量を経て戦うことになっている。

前日計量自体も対戦相手のセコンドが体重を確認するという従来の形式は用いられず、4選手が15分刻みで別々に体重を測り個々に計量、撮影のときだけ顔を合わせるという接触をなるべく減らすスタイルが採られた。2つのタイトル戦に出場する黒部三奈、杉本恵、安藤達也、田丸匠の計量結果は以下の通りだ。

<修斗女子スーパーアトム級王座決定戦/5分3R>
黒部三奈:50.0キロ
杉本恵:49.8キロ

<修斗環太平洋バンタム級王座決定戦/5分5R>
安藤達也:61.1キロ
田丸匠:61.2キロ


             
■ SHOOTO2020#05対戦カード

<修斗女子スーパーアトム級王座決定戦/5分3R>
黒部三奈(日本)
杉本恵(日本)

<修斗環太平洋バンタム級王座決定戦/5分5R>
安藤達也(日本)
田丸匠(日本)

<フライ級/5分3R>
木内“SKINNY ZOMBIE”崇雅(日本)
黒澤亮平(日本)

<インフィニティLバンタム級/5分2R>
小野島恒太(日本)
石井 逸人(日本)

<ウェルター級/5分2R>
宮路智之(日本)
飯田健夫(日本)