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News UFC UFC ESPN15 ダニエル・ロドリゲス ブログ 佐藤天

【UFC ESPN15】佐藤天……帯状疱疹で出場許可下りず。「調子を維持して、前を向いてやっていきます」

【写真】無念という言葉しか浮かばない。それでも佐藤天は前を見続ける (C)ON THE ROAD MANAGEMENT

21日(金・現地時間)、22日(土・同)にネバダ州ラスベガスのUFC APEXで開催されるUFC ESPN15「Minchoz vs Edgar」でダニエル・ロドリゲスと戦う予定だった佐藤天にドクターストップが掛った。

計量も終え、残すはファイトのみとなった佐藤だったが、ドクターチェックで帯状疱疹の跡がみつかり──これが感染の可能性があると判断されて試合出場を許可されなかった……。

医学的なことなので、発言を控えるべきかもしれないが、日本国内でいえば帯状疱疹はいってみれば水痘症、感染して起こる症状は水疱瘡とされている。果たして2週間前の症状で伝染性があるのか。跡は残るもので、跡なのであるから急性期ではなく、他人に感染させる可能性があるという話は聞いたことがない。

急性期でもあったとしても、水痘が敗れて感染するのはワクチンを未接種の乳児だけだという意見もある。これは全くもって不可解なドクターストップだが、佐藤はMMAPLANETの読者に──以下のような、前向きなメッセージを送ってくれたので紹介したい。

佐藤天
「今回の試合を楽しみにしてくださっていた皆さん、試合がキャンセルになってしまい申し訳ありません。

前回の試合後から今回の試合に向けてすぐに練習も再開して、ずっと良いコンディションで試合まで創り上げてこられましたが、2週間前に発症した帯状疱疹が原因で試合ができなくなってしまいました。試合がなくなってしまったのは自分自身とても残念ですが、日々成長している実感もありますし、この調子を維持してまたすぐに前を向いてやっていきます。

次はさらに強くなった姿をお見せできるように引き続き精進していきます」


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LFA88 News other MMA ジャリール・ウィリス ナタン・ルヴィ ブログ ヴィニシウス・ジ・ジェズウス

【LFA88】計量終了 ウィリス✖ジェズウスでウェルター級王座決定戦。要注目はナタン・ルヴィ

【写真】前チャンピオン=ジェイソン・ジャクソンがBellatorに転じ、空位となったベルトを争うウィリスとジェズウス (C)LFA

20日(木・現地時間)、21日(金・同)にサウスダコタ州スーフォールズのサンフォード・ペンタゴンで開催されるLFA88「Willis vs De Jesus」の計量が行われた。

メインのLFAウェルター級王座決定戦=ジャリール・ウィリス✖ヴィニシウス・ジ・ジェズウスを筆頭にメインは4試合、プレリミが2試合でうち1試合はアマチュア戦の大会となる。そんななかセミでアーロン・マッケンジーと対戦するグラウシオ・エリジアリオは2.6ポンド・オーバーで、この1戦はキャッチ戦に。


ベルトに挑むウィリスはLFAではライト級で戦っていたこともあり、前ライト級王者のハーベイ・パクに敗れ、その後はLFAから他団体に戦場を移しウェルター級で連勝、ライト級時代も含め現在3連勝中だ。対するヴィニシウス・ジ・ジェズウスはコンバット柔術などでも活躍した柔術家で、東の登竜門CESでウェルター級王者になりながら、LFA王者を目指すという判断をした。

タイトル戦以上に注目したいのが、フェザー級の新鋭ナタン・ルヴィだ。イスラエル出身の28歳、現在はベガスのシンジケートMMA所属のルヴィはアマMMAの名門Tuff-N-Uffから、LFAでプロデビューを果たした。プロキャリアの全試合をLFAで戦っており、現在4連勝中──エド・ソアレスの秘蔵っ子といえる。

強引といえるほどアグレッシブな姿勢の持ち主で、打撃、テイクダウン、寝技もトップ&ボトムから果敢にフィニッシュを狙う。それゆえにパンチを被弾すること、テイクダウンを許すこと、さらに関節技を仕掛けられることも少なくない。ルヴィはそこで守りに入ることなく、馬力で攻勢を取り戻すというファイト・オブ・ザ・ナイト系=コンテンダーシリーズ及びLFAで上を目指す典型的なスタイルの持ち主ともいえる。

そんなルヴィ──一発の被弾も怖いが、ケージに押し込まれて削られるという展開になると、どのような手段で反撃に転じるのかも見ものだ。

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BELLATOR Bellator244 News ウラディスラフ・パルブチェンコ エリック・ぺレス ブログ ヤーソラフ・アモソフ ライアン・ベイダー ワジム・ネムコフ

【Bellator244】計量終了 ベイダー✖ネムコフ、前座のアモソフ、ペレス、パルブチェンコも見逃せない

【写真】やはりライトヘビー級の方が適正体重と思えるライアン・ベイダーだ (C)BELLATOR

20日(木・現地時間)、21日(金・同)にコネチカット州アンカスビルのモヒガンサン・アリーナで開催される Bellator244「Barder vs Nemkov」の計量が行われた。

今大会のメインはBellator世界ヘビー&ライトヘビー級王者ライアン・ベイダーが、ライトヘビー級王座防衛戦をワジム・ネムコフ相手に行う一戦だ。


ベイダーは2018年5月からヘビー級で戦ってきており、ライトヘビー級で戦うのは実に2年9カ月振りとなる。レスリング&ボクシングの強さでベラトール移籍後は無敗の5連勝中のベイダーだが、昨年9月のヘビー級王座防衛戦はチーク・カンゴを圧倒しておきながらアイポークがありNCとなってしまった。

対するネムコフは、サークルケージで4連勝中でうち3試合がフィニッシュと強さを見せてきた。上記にあるようにベラトールに来て無敗の快進撃を続けるベイダーだが、ヘビー級ワールドGPにおける対戦相手──エメリヤーエンコ・ヒョードル、マット・ミトリオン、キング・モー、そしてカンゴにしてもピークから下り坂の選手であることは間違いない。対してネムコフは、ピークに向かっているファイターだ。

そんな勢いのある選手との戦いが、3年に渡りなかったことがどのように影響するのか。ウェルラウンドなネムコフの攻撃の回転数が上がるファイトを寸断できない場合は、大いに王座交代劇もありうるタイトル戦だ。

活動再開後のベラトールの特徴として、プレリミの充実ぶりは今回も見られる。

口が開いているルチャリブレのマスクはつけなかったゴイト(C)BELLATOR

試合間隔が延びているファイターに対し、チューンナップ目的であるかもしれないが、キャリア23連勝中のヤーソラフ・アモソフは24勝目を、転向初戦を6ポンドの体重オーバーだったトビー・ミセッチに敗れたエリック・ペレスはベラトール初勝利を狙い、プレリミマッチで戦う。

さらに日本のファンにとってはアモソフの同朋、ウクライナからウラディスラフ・パルブチェンコの初参戦も気になるところだろう。

元REALフェザー級王者はREAL&Arzaletから、母国のローカルショーとRussian Cagefighting Championshipを経て北米に辿り着いた。中村ジュニア、芦田崇宏からしっかりと一本勝ちを収めているパルブチェンコのメジャー挑戦、非常に楽しみだ。

■Bellator244計量結果

<Bellator世界ライトヘビー級選手権試合/5分5R>
[王者]ライアン・ベイダー: 204ポンド(92.53キロ)
[挑戦者] ワジム・ネムコフ: 203.9ポンド(92.48キロ)

<女子フェザー級/5分3R>
ジュリア・バッド: 145.8ポンド(66.13キロ)
ジェシー・ミーリー: 147ポンド(66.67キロ)

<ヘビー級/5分3R>
ロイ・ネルソン: 264.9ポンド(120.15キロ)
ヴァレンティン・モルドフスキー: 234.6ポンド(106.41キロ)

<ミドル級/5分3R>
ジョン・ソルター: 186ポンド(84.37キロ)
アンドリュー・カペル: 185.1ポンド(83.95キロ)

<175ポンド契約/5分3R>
ヤーソラフ・アモソフ: 174.4ポンド(79.1キロ)
マーク・レミンガー: 174.6ポンド(79.19キロ)

<ライト級/5分3R>
アダム・ピコロッティ: 155.3ポンド(70.44キロ)
シドニー・アウトロー: 156ポンド(70.76キロ)

<バンタム級/5分3R>
エレック・ペレス: 135.6ポンド(61.5キロ)
ジョシュア・ヒル: 136ポンド(61.69キロ)

<フェザー級/5分3R>
ルーカス・ブレナン: 145.8ポンド(66.13キロ)
ウィル・スミス: 143.7ポンド(65.18キロ)

<ライト級/5分3R>
ウラディミール・トコフ: 155.3ポンド(70.44キロ)
クリス・ゴンザレス: 156ポンド(70.76キロ)

<150ポンド契約/5分3R>
ウラディスラフ・パルブチェンコ: 147.5ポンド: 149.6ポンド(67.85キロ)
ジョン・デ・ジーサス: 147.8ポンド: 149.1ポンド(67.63キロ)

<147ポンド契約/5分3R>
ヴェベル・アルメイダ: 147.5ポンド(66.9キロ)
サリム・ムハイジノフ: 147.8ポンド(67.04キロ)

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News ONE ONE110 No Surrender III シャノン・ウィラチャイ ファビオ・ピンカ ブログ

【ONE110 No Surrender III】最終計量結果 ファビオ・ピンカ、ウィラチャイ共に問題なくパス

【写真】ムエタイ界のビッグネームのデビュー戦の相手となる、現在4連敗中のウィラチャイ。ここで遅れを取るようなことがあれば、中途半端は笑いを取るパフォーマーで終わってしまう。どちらかといえば、正念場は彼の方だ(C)MMAPLANET

21日(金・現地時間)に中継される無観客大会=ONE110「No Surrender III」の計量及びハイドレーション結果が発表された。

ONEでは水抜き禁止、北米MMAより実質1階級の体重が上限となり、ハイドレーション・テストが試合の2日前と前日に行われている。体重はリミット+500グラム、ハイドレーションは1.0250以下という規定が設けられており、1日でもパスできないと試合当日の朝に再計量が必要になっている。


MMAデビュー戦でシャノン・ウィラチャイと対戦する──今大会再注目といっても過言でないファビオ・ピンカは体重は規定通り、ハイドレーションの数値もかなり低めでパス。No Surrender大会で2人目の日本人選手となるLittle Tigerはアトム級でもリミットから2.85キロも軽く、体格面のハンデを技術で切り崩せるか注目したい。

■ONE No Surrender III計量結果

※赤字の選手の名前をクリックすると、インタビューページに移動します。

<ムエタイ・バンタム級T準決勝/3分3R>
センマニー・クロンスアンプルリゾート:65.3キロ/1.0247
クラップタム・ソーチョーピャッウータイ:64.8キロ/1.0031

<ムエタイ・フライ級/3分3R>
モンコルペット・ペッティンディーアカデミー:60.85キロ/1.0148
ソク・ティー:60.7キロ/1.0018

<フェザー級(※70.3キロ)/5分3R>
シャノン・ウィラチャイ:69.55キロ/1.0233
ファビオ・ピンカ:70.3キロ/1.0074

<ムエタイ・女子ストロー級/3分3R>
ワンダーガール・フェアテックス:56.5キロ/1.0237
ブルック・ファレル:56.7キロ/1.0156

<ムエタイ・女子アトム級/3分3R>
マリー・ルーメット:51.6キロ/1.0023
Little Tiger:49.35キロ/1. 0112

<フェザー級(※70.3キロ)/5分3R>
ベン・ロイル:69.9キロ/1.0027
クインティン・トーマス:69.75キロ/1.0070

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JJ Globo News PJJC2020 ブログ

【PJJC2020】Jiu Jitsu is Back !! IBJJFがパン柔術の10月8日~11日&フロリダ開催を発表!!

【写真】IBJJF4大トーナメントが復活する──写真は昨年のムンジアル(C)MMAPLANET

20日(木・現地時間)、IBJJFが2020年ブラジリアン柔術パン選手権を10月8日(木・同)から11日(日・同)にかけてフロリダ州オーランドのシルバースパーズ・アリーナで開催することを発表している。

IBJJF四大大会の中でも最古の歴史を誇る伝統のトーナメントは、本来3月18日から22日にかけてカリフォルニア州アーバインのブレン・イベントセンターで開催予定だったが、新型コロナ感染拡大を受け中止となっていた。

IBJJFでは現在、9月19日にテキサス州オースチンで道着とノーギのオースチン国際オープン、26日にオクラホマシティ国際オープンの開催が決まっているが、メジャー・トーナメントの復活はパン柔術となった。

当然のように感染予防対策が講じられての開催となるが、今大会はポイントは関係なく参加でき、無観客、出場1名につき帯同できる人間も1人に限定、ソーシャルディスタンスを保つことも合わせて発表されている。

マットは1面ずつ囲いを設け、1時間ごとにマットとともに清掃される。スタッフと出場選手はマスクとフェイスシールドの着用が義務付けられており、試合をするときのみ外すことが許される。来場者全員が検温し、高熱及び体調不良の者の来場を禁じ、出場選手も試合のある日だけ会場を訪れることができるなど、様々な対策が講じられている。

なお大会がキャンセルされた場合は出場料は払い戻され、締め切り期限までの出場取り消しもリファンドが適用される。

ワンマッチ&無観客、配信時代を迎えたMMAとは違い、柔術は参加型のアマチュア・トーナメントで運営がなされている。エントリーは早期締め切りが9月2日、最終的な締め切りは9月28日というパン柔術。若い世代の重症化が少ないというのは世界に通じているが、果たしてどれだけの参加者が集まるのか。

また北米で現状行われているMMA大会では出場選手、コーチ、マネージャーに加えて運営&中継スタッフ、さらにメディアにもPCR検査を行っている。一方、結果が出るには1日は掛かることもあるからか、パン柔術は熱を測るという対策に留まっている。

現状大会が開かれるフロリダやテキサスという州はいち早く経済活動を再開させ、MMAやワンマッチの柔術&グラップリングイベントも開催されてきた。とはいえ1日当たりの感染者数は全米で最多の水準にあり、フロリダでは18日の1日の死者数が200人を超えている。依然として米国の感染者数は高止まりという状況で、1週間の平均感染者数は4万9千人(※インドに次ぎ世界2位)と数える。

同時に世界規模でいえることはロックダウン後も経済活動を再開させると、コロナの感染者数は春のピーク時に迫ることは明らかとなっており、それでも移動の制限などは対処療法的に行う国が殆どで、全面的なロックダウンは採られる方向にはない。

参加型のアマ競技の復活は、コンバットスポーツを新たなフェーズに進めることになる……と同様に、米国人の新型コロナウィルスに対する受け取り方が顕著に反映されることにもなるに違いない。復活するメジャー大会が、どのように遂行されるかを世界中の柔術関係者が見守ることになる。


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News UFC UFC ESPN15 フランキー・エドガー ブログ ペドロ・ムニョス マリヤ・アガポワ マルチン・プラチニオ マーク・ストリーグル 佐藤天 魅津希

【UFC ESPN15】対戦カード 佐藤天&魅津希揃い踏み。比=ストリーグル、カザフのアガポも注目!!

【写真】PCR検査の陰性となり、PIで汗をかくことができた佐藤と魅津希。メインや日本勢の試合、PXCやONEで活躍したマーク・ストリーグル、ONEミドル級で王者候補だったマルチン・プラチニオ、女子ストロー級のマリヤ・アガポワ=カザフスタンなどアジア関連の選手の出場も多い(C)ON THE ROAD MANAGEMENT

2020年8月22日(土・現地時間)
UFC ESPN15「Minchoz vs Edgar」
ネヴァダ州ラスベガス
UFC APEX

■視聴方法(予定)
8月23日(日・日本時間)
午前6時30分~UFC FIGHT PASS

■対戦カード

<バンタム級/5分5R>
ペドロ・ムニョス(ブラジル)
フランキー・エドガー(米国)

<ライトヘビー級/5分3R>
オヴァンス・サンプレー(ハイチ)
アロンゾ・メニフィールド(米国)

<ライトヘビー級/5分3R>
マイク・ロドリゲス(米国)
マルチン・プラチニオ(ポーランド)

<女子フライ級/5分3R>
マリヤ・アガポワ(カザフスタン)
シェイナ・ドブソン(米国)

<ウェルター級/5分3R>
佐藤天(日本)
ダニエル・ロドリゲス(米国)

<女子ストロー級/5分3R>
魅津希(日本)
アマンダ・レモス(ブラジル)

<ライト級/5分3R>
オースチン・ハバート(米国)
ジョー・ソレツキ(米国)

<ウェルター級/5分3R>
ドゥワイト・グラント(米国)
ケーレン・ボーン(米国)

<ライトヘビー級/5分3R>
イケ・ビジャヌエバ(米国)
ジョーダン・ライト(米国)

<ウェルター級/5分3R>
マヒュー・セムレスバーガー(米国)
カールトン・マイナス(米国)

<バンタム級/5分3R>
マーク・ストリーグル(フィリピン)
チムール・ワリエフ(ロシア)

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Angel's Fighting14 News other MMA オ・ホテク キム・ジェヨン チャ・インホ. ユ・サンフン ブログ

【AFC14】Angel’s Fighting14が新型コロナウィルス感染者急増を受けて、午前7時スタートに変更!!!

【写真】前代未聞の時間変更といえる決定を下したAngel’s Fighting (C)AFC

17日(月・現地時間)に韓国はキョンギ道パジュ市のAngel’s Fightingオフィシャルジムで午後7時から開始予定だったAFC14が、午前7時からのスタートに変更されるという情報が入ってきた。

韓国では15日の感染者数が279人に及び急増しており、そのうち首都圏が244名と圧倒的に多く、ソウルの146人とパジュ市のあるキョンギ道は98人だ。この事態を受け、韓国政府はソウル市とキョンギ道のソーシャルディスタンスのレベルを第2段階引き上げることを決定。今日の午前0時からの実施を発表していたが、さらに15日の感染者が増え、3月8日の366人に次ぐ数字になっている。


もともとAFC14は無観客で開催されることで大会開催に関しては影響はないかという見方もあったが、パジュ市では明日の午前10時からさらになる強制力が高まる措置を取る話もあり、AFCは午前10時にイベントが終了するよう──午前7時スタートに踏み切ったという。

そんな同大会ではAFC暫定ミドル級王者決定戦としてキム・ジェヨン✖チャ・インホ戦など8試合が組まれている。セミでアン・ギョンジュンと対戦するユ・サンフンは昨年のコンテンダーシリーズに出場経験がある選手。6試合でキム・サンウクと相対するオ・ホテクはライト級の次期タイトル挑戦者候補で、この両者は注目だ。

午前7時からMMA、その決定が前日の夕刻──ダブルブランドではないが、まさに緊急事態といえよう。

■AFC14対戦カード

<AFC暫定ミドル級王座決定戦/5分3R>
キム・ジェヨン(韓国)
チャ・インホ(韓国)

<ウェルター級/5分3R>
ユ・サンフン(韓国)
アン・ギョンジュン(韓国)

<キック・ライト級/3分3R>
ハ・ウンピョ(韓国)
キム・ハンギョル(韓国)

<ライト級/5分3R>
オ・ホテク(韓国)
キム・サンウク(韓国)

<ウェルター級/5分3R>
コ・ソクヒョン(韓国)
パク・ムンホ(韓国)

<女子アトム級/5分3R>
チョ・ウンビ(韓国)
チェ・ジェイ(韓国)

<ライトヘビー級/5分3R>
キム・ジョンギュン(韓国)
パク・ジョンミン(韓国)

<バンタム級/5分3R>
チョ・ハラン(韓国)
チャ・ビュンクォン(韓国)

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News UFC UFC252 エウベウチ・バーンズ カイ・カマカIII ショーン・オマリー ジム・ミラー スタイプ・ミオシッチ ダニエル・コーミエー ブログ マルロン・ヴェラ

【UFC252】計量終了 ミオシッチ✖DCは問題なく。ジム・ミラーがUFC最多出場記録、単独1位へ

【写真】13日に行われた記者会見でのフェイスオフ (C)Zuffa/UFC

15日(土・現地時間)、ネヴァダ州ラスベガスのUFC APEXが開催されるUFC252「Miocic vs Cormier3」の計量が14日(金・同)に行われた。

メインのUFC世界ヘビー級選手権試合で戦う、王者スタイプ・ミオシッチと挑戦者ダニエル・コーミエーは、それぞれ233ポンドと236ポンドで計量を終えている。

フェザー級でダニエル・ピネダと戦うエウベウチ・バーンズが149.5ポンドで大幅オーバーに。ファイトマネーの20パーセントがピネダに支払われキャッチウェイト戦で戦うこととなった。同じくフェザー級のTJ・ブラウンは1ポンド・オーバー規約を0.5ポンド上回る146.5ポンドとなり、彼もまた20パーセントを没収されダニー・チャベスと戦うことが決まっている。


プレリミメインではUFC最多出場記録でドナルド・セラーニと並んでいたジム・ミラーが、36試合目となる計量を無事パス。単独最多出場記録となるヴィンス・ピッチェル戦に臨む。またこの試合で勝利すれば、ミラーはUFC最多勝記録を21から22に伸ばすことになる。

そんなミラーとは対照的に初オクタゴンとなるハワイアンMMA第3世代のカイ・カマカ3世と対戦相手のトニー・ケリー──オープニングファイトで戦う両者は共に144.5ポンドでクリアしている。

■UFC252計量結果

<UFC世界ヘビー級選手権試合/5分5R>
[王者]スタイプ・ミオシッチ: 233ポンド(105.68キロ)
[挑戦者]ダニエル・コーミエー: 236ポンド(107.04キロ)

<バンタム級/5分3R>
ショーン・オマリー: 136ポンド(61.69キロ)
マルロン・ヴェラ: 136ポンド(61.69キロ)

<ヘビー級/5分3R>
ジュニオール・ドスサントス: 238.5ポンド(108.18キロ)
ジャイルジーニョ・ホーゼンストライク: 254ポンド(115.21キロ)

<フェザー級/5分3R>
エウベウチ・バーンズ: 149.5ポンド( 67.81キロ)
ダニエル・ピネダ: 146ポンド(66.22キロ)

<バンタム級/5分3R>
ジョン・ドッドソン: 136ポンド(61.69キロ)
マラブ・デヴァリシビリ: 136ポンド(61.69キロ)

<ライト級/5分3R>
ジム・ミラー: 156ポンド(70.76キロ)
ヴィンス・ピッチェル: 156ポンド(70.76キロ)

<女子ストロー級/5分3R>
フェリス・ヘリッグ: 116ポンド(52.62キロ)
ヴィルナ・ジャンジローバ: 115.5ポンド(52.38キロ)

<フェザー級/5分3R>
TJ・ブラウン: 146.5ポンド(66.45キロ)
ダニー・チャベス: 146ポンド(66.22キロ)

<女子ストロー級/5分3R>
ヘナタ・ソウザ: 115.5ポンド(52.38キロ)
アシュリー・ヨーダ: 115.5ポンド(52.38キロ)

<ヘビー級/5分3R>
クリストファー・ダカウス: 241ポンド(109.3キロ)
パーカー・ポーター: 264.5ポンド(1119.97キロ)

<フェザー級/5分3R>
カイ・カマカ3世: 144.5ポンド(65.54キロ)
トニー・ケリー: 144.5ポンド(65.54キロ)

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News ONE ONE110 No Surrender II ジョン・シンク ブログ ポンシリ・ミートサティート ヨッカイカー・フェアテックス 藤沢彰博

【ONE110 No Surrender II】最終計量結果 ヨッカイカー・フェアテックス──尿比重1.0005!!!!

【写真】素晴らしいミドルの防御、メインに出場のセーマーペッチ・フェアテックスら12選手が体重、尿比重のいずれもクリアしている
(C)MMAPLANET

14日(金・現地時間)に中継される無観客大会=ONE110「No Surrender II」の計量及びハイドレーション結果が発表された。

ONEでは水抜き禁止、北米MMAより実質1階級の体重が上限となり、ハイドレーション・テストが試合の2日前と前日に行われている。体重はリミット+500グラム、ハイドレーションは1.0250以下という規定が設けられており、1日でもパスできないと試合当日の朝に再計量が必要になっている。


今夜の中継で戦う12人のファイターの計量とハイドレーションテストの結果は以下の通りだ。尿比重に関してはロドレックP.K.センチャイムエタイジムとレオ・ピントが上限に近く、逆にヨッカイカー・フェアテックスの1.0005は水分過剰摂取ともとれる低い数字だ。尿比重は水分摂取、食事制限、運動負荷ばかりか発汗状況でも数値が変わってくるので、この数値を見る限り非常に上手くコントロールできる陣営が出てきたといえるだろう。

■ONE No Surrender II計量結果

※赤字の選手の名前をクリックすると、インタビューページに移動します。

<ムエタイ・バンタム級T準決勝/3分3R>
セーマーペッチ・フェアテックス:65.3キロ/1.0040
ロドレックP.K.センチャイムエタイジム:65.65キロ/1.0244

<キックボクシング・バンタム級/3分5R>
レオ・ピント:65.65キロ/1.0241
メヂ・ザッツプッツ:65.75キロ/1.0218

<59.5キロ契約/5分3R>
ポンシリ・ミートサティート:58.3キロ/1.0112
藤沢彰博:59.25キロ/1.0095

<ムエタイ・フェザー級/3分3R>
ソーグラオ・ペッティンディーアカデミー:69.8キロ/1.0018
ポンシリP.K.センチャイムエタイジム:70.3キロ/1.0183

<フライ級(※61.2キロ)/5分3R>
ヨッカイカー・フェアテックス:61.0キロ/1.0005
ジョン・シンク:60.3キロ/1.0061

<ムエタイ・フライ級/3分3R>
ファン・ディン:60.9キロ/1.0083
ファディ・カレッド:60.852キロ/1.0074

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LFA88 News other MMA ジャリール・ウィリス ズヴァイアド・ラジシュビリ ブログ リッキー・スティール ヴィニシウス・デジャズウス

【LFA】LFAが8月から9月にかけての4連戦を発表。第一弾はライト級王座決定戦=LFA88 on Aug.21

【写真】7月の4連戦を──感染症予防対策という面で支えたサンフォード・ヘルスのスタッフとLFAのオクタゴン(C)LFA


北米ナンバーワン・フィーダーショー=LFAが、11日(月・現時間)に今後のスケジュールとメインカードを──12日(火・同)にLFA88の対戦カードを発表している。

ニューノーマルのLFAはフェーズ2も7月の4連戦と同じように、サウスダコタ州のスーフォールズにあるサンフォード・ペンタゴンから4週連続で金曜開催となった。


まず今月21日にライト級王座決定戦=ジャリール・ウィリス✖ヴィニシウス・デジャズウスをメインにLFA88が開かれ、翌週28日のLFA89はライト級のブラント・ムーア✖ジョー・ジャンネッティのライト級戦がメイン、9月4日のLFA89はズヴァイアド・ラジシュビリ✖リッキー・スティール=LFAバンタム級王座決定戦ヘッドライナーで、11日のLFA90はまだメインイベントは決定していない。

7月の4連戦からは既に3選手がUFCにステップアップ、コンテンダーシリーズへの進出も見られるLFA。21日のLFA88ではライト級王座決定戦以外のカードも決定し、LFA84に出場予定だったが、Covid19感染者と濃厚接触があったということで出場が取りやめになっていたイスラエルの新鋭ナタン・ルヴィ、シャムロックFCでアマからプロとキャリアを積み、計9勝1敗(※プロでは3勝0敗)のエヴァン・エルダーのプロモーション・デビューも決まった。

今回の4連戦、現時点の再注目カードはLFA90のバンタム級王座決定戦だろう。ラジシュビリは現在12連勝中の無敗のファイターだ。生まれ故郷ジョージアでMMAキャリアを積み、米国の大学に留学したことで活動を一時中断していたが、昨年11月にLFA初陣を飾っている。対するスティールはTUF27で1勝を挙げるも負傷リタイア、それでもコンテンダーシリーズで勝利しながらUFCと契約ならず──3度目の正直をLFAで果たそうとする6勝0敗の選手だ。

LFAバンタム級は2017年1月の旗揚げ戦でRFA王者レアンドロ・イーゴが、LFC王者スティーブン・ピーターソンを破り初代王者になるとBellatorと契約。以降、リッキー・シモン、マイルズ・ジョンズ、ケイシー・ケニーと3人のチャンピオンがUFCにステップアップを果たすなど、メジャー進出率100パーセントの階級だ。

ファジシュビリと同様に次期王者候補だったJP・バイスは、フライ級でコンテンダーシリーズ出場が決まっていたが、労働許可証の不備が見つかり出場不可能になった。バイスの今後も含め。訪米の目途が今も立たない田中路教にとっても、非常に気になるLFAバンタム級王座の行方だ。