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45 Grachan Grachan69 MMA MMAPLANET o 藤村健悟

【GRACHAN69】ビラルがハーフネルソンで藤村の首&右肩に圧力をかけ続け、アメリカーナでフィニッシュ

<ライト級/5分2R>
芳賀ビラル海(日本)
Def.1R4分56秒 by アメリカーナ
藤村健悟(日本)

藤村が右縦蹴りを放ち、足を滑らせた。距離を詰めたビラルに対し、藤村がダブルレッグから背中を着かせる。下からハーフネルソンで右肩を抱えるビラルは、藤村の腰にカカトを叩きつけていく。藤村は腰を上げて体重を前にかけていくと、ビラルがクローズドガードで固める。ハーフネルソンで絞り上げながらリバーサルしたビラルは、そのままマウントを奪い、ハーフネルソンで藤村の首に圧力をかける。耐える藤村だったが、残り10秒でビラルが右腕へのアメリカーナに切り替えて右肩を捻るとタップした。勝利したビラルはGrachanライト級王座への挑戦をアピールした。


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45 Grachan Grachan69 MMA MMAPLANET o ルクク・ダリ 能登崇

【GRACHAN69】ルクク・ダリが延長RのTD&トップキープで能登との接戦を制す

<ウェルター級/5分2R>
ルクク・ダリ(コンゴ)
Def.3-0
能登崇(日本)

サウスポーの能登に対し、ダリが左を見せながら構えをスイッチする。サウスポーのダリが右ジャブと右フック、能登は左ローを蹴る。ダリが左のロングフックを見せ、オーソドックスに戻すと左の前蹴り。能登は左のインロー、左ストレートを当てる。ダリはサウスポーにスイッチし、能登の左ローに左ストレートを狙う。ともに距離を測る時間が続くなか、お互いの左ストレートが交錯。終了間際、ダリが左のロングフックを放つも当たらない。

2R、ここもダリはサウスポーに構えて前に出る。能登が左ストレートから飛び込んで組みつくと、ダリは離れ際の右フック。距離が離れると能登はジャブと左ロー、左ストレート。ダリは能登にケージを背負わせて左フックからダブルレッグでテイクダウンする。能登はケージに体を預けて立ち上がると態勢を入れ替え、ダリのボディにヒザ蹴りを入れる。

ダリも能登をケージに押し返し、ダブルレッグでテイクダウンを狙うが倒せない。お互い右腕を差した状態から、能登がダリをケージを押し込む。ダリも小手を巻いてテイクダウンを阻止しつつ、態勢を入れ替えるとダブルレッグを狙う。どちらもテイクダウンを奪えないまま試合終了。ジャッジ1名が能登を支持したものの、残り2名はイーブンとしたため試合は延長戦へ。

延長R、オーソドックスに構えるダリ。能登はインローを蹴り、ダリは右フックを打つ。ダリはサウスポーに構え、右フックと左ストレートを打つが当たらない。ダリがワンツー、能登は左ローを出す。ダリは能登のローをキャッチして左ストレート、そのままテイクダウンを奪うとハーフガードでトップキープする。

能登も足を戻すが、ダリのトップキープを崩せない。残り1分、ダリはインサイドガードでトップキープしてパンチを落とし、能登も下からパンチを返す。ダリは一度立ち上がって飛び込むような左のパンチを落とし、その後はトップキープしてラウンドを終えた。このTD&トップキープでダリが能登から延長判定3-0で勝利を収めた。


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45 Grachan Grachan69 MMA MMAPLANET o 鍵山雄介 高橋孝徳

【GRACHAN69】ケージ際のテイクダウン&初回のマウント奪取で優勢。高橋が鍵山を判定で下す

<フェザー級/5分2R>
高橋孝徳(日本)
Def.3-0
鍵山雄介(日本)

ムエタイスタイルで、サウスポーの鍵山にケージを背負わせる高橋。首相撲からケージに押し込むが、四つで組んだ鍵山が体勢を入れ替える。鍵山はコツコツとヒザを打ち込むながら左右に揺さぶる。鍵山がダブルレッグに切り替えると、カットした高橋がケージに押し込んだ。ケージ際の差し合いから鍵山がダブルレッグへ。スプロールからガブった高橋はバックに回る。立ち上がった鍵山をケージに押し込んだ高橋がヒザで削る。両者の動きが止まると、レフェリーがブレイクをかけた。

再開後、パンチを振るう鍵山のボディに高橋が右テンカオを突き刺す。ボディロックからグラウンドに持ち込んだ高橋がパスを仕掛ける。鍵山が絡めてきた足を逆に利用し、固定して背中を着かせた高橋がマウントを奪う。鍵山のブリッジに合わせてバックを狙った高橋。鍵山は立ち上がるもケージに押し込まれてしまう。ボディロックから足を崩しにかかる高橋は、そのままケージに押し込み続けた。

2R、鍵山が左ミドルから右フックを振るう。ブロックした高橋に対し、ひと呼吸おいてから左ハイ→右フックを当てた。鍵山は続いてダブルレッグで飛び込んだが、スプロールからケージに押し込まれる。鍵山が体勢を入れ替えると高橋が離れた。距離が近づくと高橋が四つで鍵山を押し込んでいくも、レフェリーがブレイクをかけた。再開後、またも高橋はケージ際に持ち込み、ボディロックから小外刈りでグラウンドに持ち込む。すぐに立ち上がる鍵山にも疲労が見える。両者の動きが止まり、ブレイク。再開後、やはり高橋はケージ際に持ち込み鍵山の動きを封じる。ボディロックからダブルレッグへ、さらにボディロックに戻した高橋。鍵山も押し返して投げを見せるが、これを防いだ高橋が押し込みきった。

裁定はユナニマスで高橋の判定勝ちを収めた。


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45 Gladiator Grachan Grachan61 Grachan69 MMA MMAPLANET o ONE ONE FN17 ROAD FC Road to UFC UFC パク・シウ パク・シウォン ロッキー・バクトル 原口伸 小島勝志 岸本篤史 林RICE陽太 藤村健悟 長谷川賢 高橋孝徳

【Grachan69】フェザー級王者の小島勝志が国際戦でバクトルを迎え撃つ。芳賀ビラル海は藤村健悟と対戦

【写真】小島の真価と進化が問われるバクトルとの国際戦(C)MMAPLANET

1日(月)、GRACHAN実行委員会より5月26日(日)東京都大田区の産業プラザPIOで開催されるGrachan69の対戦カードが発表された。同大会ではフェザー級王者の小島勝志が、フィリピンのロッキー・バクトルを迎え撃つ。
Text by Shojiro Kameike


小島は昨年5月のGrachan61で、フェザー級王座決定トーナメント決勝を高橋孝徳と争い判定勝ちを収めてベルトを巻いた。その小島が1年ぶりの試合で、ONE参戦経験を持つバクトルとノンタイトル戦で激突することとなった。

高橋戦では、ムエタイ技術を高めたグラップラーを相手に左ジャブと左ボディが冴え渡った。高橋のテイクダウンに苦しむ場面はあったものの、終盤には小島がバックを奪い、さらに左だけでなく右クロスと右テンカオを混ぜて3-0の判定勝ちで新王者に。

対するバクトルはMMA戦績が5勝3敗。昨年5月にはONE FN17でモンゴルのエンフオルギル・バートフルーと対戦している。実はMMAPLANETでは、昨年11月のフィリピン取材でバクトルの姿をキャッチしている。この時、GLADIATORタレントリレーションを務める長谷川賢氏はバクトルの馬力に対して評価をしていたという。ONEのエンフオルギル戦ではパワフルなテイクダウンと打撃に屈したものの、持ち味である馬力に打撃と組みの連動という部分でONE時代よりも成長が見られると、一筋縄ではいかないファイターとなるに違いない。

小島の持ち味は、どの距離からでも相手を削ることができるパンチを持っていること。左ジャブに対してバクトルが馬力を武器に距離を詰めてきても、左ボディと右アッパーで削り続けて仕留めたいところだ。

今大会には、3月のGrachan68×Brave Fight31でライト級2位の岸本篤史を下した芳賀ビラル海も連続参戦を果たし、藤村健悟と対戦する。藤村は昨年12月に中国WLF(武林風)でワン・ジンピンを下している。藤村のグラップリングに対して、ビラルも岸本戦ではダウンを奪ったうえバックコントロールなどキープ力の成長を伺わせた。

現在グラチャンのライト級は、Road to UFC以降の動向が注目される原口伸が正規王座に付いている。原口のRTU参戦を受けて設置された暫定のベルトは、林RICE陽太が巻いているものの、その林も4月13日に韓国ROAD FCでパク・シウォンと対戦する。もし原口がフェザー級に転向し、林RICEが正規王者となれば、ビラル×藤村の勝者の挑戦を受ける可能性もあるだけに注目だ。

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