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45 AB Gladiator Gladiator Challenger Series02 Gladiator CS02 Gladiator027 Gladiator028 LFA MMA MMAPLANET o Progress Road to UFC UFC YouTube アドニス・セビジェーノ エド・ソアレス ソドノムドルジ・プレブドルジ ダギースレン・チャグナードルジ チハヤフル・ヅッキーニョス パク・サンヒョン パン・ジェヒョク 上久保周哉 中川晧貴 木村柊也 松嶋こよみ 水野翔 河名マスト 田中路教 石田拓穂 長谷川賢

【Gladiator028】フェザー級T準決勝2試合が発表。松嶋こよみは上久保周哉と共にLFA契約でOut、水野がIn

【写真】昨年6月の激闘が再び繰り返されるのか。ヅッキーニョスは真価が問われる一戦だ (C)MMAPLANET

13日(金)、10月6日(日)に大阪府豊中市の176BOXで開催されるGLADIATOR028でフェザー級挑戦者決定トーナメント準決勝=ダギースレン・チャグナードルジ×チハヤフル・ヅッキーニョス、パン・ジェヒョク×水野翔の2試合の実施と、松嶋こよみ&上久保周哉がLFAと契約を結んだことが発表された。
Text by Manabu Takashima

河名マストが持つGLADIATORフェザー級王座への挑戦権が賭けられたトーナメントは、7月のGLADIATOR027でヅッキーニョスは中川晧貴を、ダギースレンはアドニス・セビジェーノとの厳しい一戦を紙一重のスプリット裁定で下し準決勝進出を確定させていた。


一方、同じく7月に行われたGLADIATOR CHALLENGER SERIES02でソドノムドルジ・プレブドルジをヒザ蹴りで倒した松嶋は、その後LFAとの契約が締結され同トーナメントから離脱。石田拓穂を破った倒したパン・ジェヒョクは、リザーブ戦で勝利した水野と相対することが決まった。

同リリースによると、松嶋は同じくGLADIATOR CS02でProgressフェザー級王座を獲得した上久保周哉と共にLFAとサインし、現在は米国ビザ取得に向け動いているということ。ビザが取れ次第、マッチメイクが進むということだが両者とも11月か12月にはLFA初陣を希望しているということだ。

両者の契約を仲介したPROGRESS実行委員会の長谷川賢に今回の契約内容を尋ねると「契約は3年で6試合契約。この間、ビザがあるということでUFCのショートノーティス出場のリストに、両者の名前が加わるという利点がある」とのこと。

また田中路教が経験した試合が組まれないという状況になった場合は、日本国内で戦うことは許容されるという。

Road to UFCで敗れた河名の進退も気になるところだが、まずは挑戦権を賭けたサバイバル戦。ヅッキーニョスは昨年6月に同王座決定T準決勝でダギースレンと対戦しており、スプリットでダギースレンに下っている。それからも河名マスト戦にTKO負けを喫しながら、国際戦を含め経験値を高めてきた。まさに、この間の成長をぶつける一戦となる。

加えてダギースレンとパン・ジェヒョクは王座決定トーナメントに進出した者同士(ダギースレンの計量失敗で王座はパン・ジェヒョクのモノとなり、ワンマッチで対戦。パン・ジェヒョクが判定勝ちを収めている)だ。Road to UFCの準決勝全敗は日本が中国、韓国に遅れを取った現状を如実に表した緊急事態──リザーブ戦から勝ち上がった水野、リベンジを誓うヅッキーニョスが意地の決勝再戦を阻止できるか。

また水野と同様にリザーブ戦でハンセン怜雄からTKO勝ちしたパク・サンヒョンだが、計量失敗ということで代替出場の権利を失っている。そのサンヒョン、今大会で木村柊也戦のオファーがあったものの──そのハンセン戦で足の指を骨折しており、ようやくギブスが外れた状態ということで「今回ばかりは、試合を戦えるコンディションは作れない」と出場できず。相変わらず日本勢では対戦相手が決まらない木村の5月大会以来のグラジ出場はあるのか。追加カードの発表を待ちたい。

なおLFAと契約した両者、2人を迎え入れるエド・ソアレスLFA代表。トーナメント準決勝で戦う4選手がリリースに寄せたコメントは以下の通りだ。

エド・ソアレス
「LFAが日本のトップファイターである松嶋こよみと上久保周哉とサインできたことに興奮を隠せないです。日本を代表するエキサイティングな選手との契約は、我々LFAが世界中でファイター達の発掘に力を入れている証といえます。また両者のとの契約はLFAが世界で一番の人材発掘&育成団体として、もう一歩前進したことを意味しています」

松嶋こよみ
「フェザー級挑戦者決定トーナメント参戦中でしたが、LFAとの契約が決まりました。GLADIATORで試合をしたことでこういったチャンスを手にできました。そして快く送り出していただいた関係各位の皆様ありがとうございます。新しいUFCに繋がる道を切り拓いていけるように精進します。応援よろしくお願いいたします」

上久保周哉
「この度多くの方のご尽力の下LFAとの契約書にサインしました。少しでも厳しい道を選ぼうと思っての判断です。毎日積み上げてきたものが自分自身を作ります。今日の自分を明日に繋げる為に過ごしてきました。厳しい相手との試合の日の自分に繋げる為に懸命に1日1日を過ごして備えます」

トーナメント準決勝出場選手のコメントは以下の通りだ。

チハヤフル・ヅッキーニョス
「ダギースレン選手にはいつかもう一度挑戦したいと思っていたので、今回早くも実現しとても嬉しいです。前回は負けましたが、実力は拮抗していたと思います。お互いファイターとして成長した今、どんな試合をお見せできるか楽しみです。僕はあれから5試合を戦い、濃い時間を送ってきた自信があります。それをすべてぶつけて今度こそ倒し、決勝に進みます。ダギースレン選手、前回を超える激しい試合をしましょう! SEE YOU SOON!!!」

ダギースレン・チャグナードルジ
「こんにちは! 今回の試合はこれまでの経験を活かし、新たな一面を引き出せる、華やかな戦いになると思っています。練習も順調で、過去の試合で反省した点を改善してきました。対戦相手には、『どちらがより努力してきたか、皆さんと一緒に見届けてください!』と伝えたいです。応援してくださる皆さんへ、素晴らしい試合をお見せできるよう、全力で頑張ります! ありがとうございます」

水野翔
「まずは、この様なチャンスを頂きありがとうございます。ただ、代わりに入っただけじゃなく俺がこのトーナメント優勝します。練習仲間や応援してくれる方々に感謝をして、試合は覚悟を決めてします。この試合は俺が勝たないとおもろく無いと思うので絶対に勝ちます!」

パン・ジェヒョク
「今回の相手はステミナもパワーもあるので、注意してトレーニングしています。万全を期し、二度と後悔する事なく、綺麗にトーナメント優勝してベルト取り戻します。今回のトーナメント出場が決まった時から、期待していた松嶋こよみ選手との試合が叶わなかったのは残念の極まりないですが、LFAで戦うチャンスを生かしてUFCにステップアップして欲しいです。自分もGLADIATORのベルトを手見上げにステップアップをするので、UFCで戦おう」

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AB Gladiator Gladiator Challenger Series02 Gladiator027 MMA MMAPLANET o ONE ROAD FC UFC UFC ABC07   アドニス・セビジェーノ オトゴンバートル・ボルドバートル ガントゥルム・バヤンドォーレン ジャダンバ・ナラントンガラグ ダギースレン・チャグナードルジ パク・ヒョンソン ボクシング 中村倫也 海外 荒井順一 長谷川賢 食事

【A Memorial Writing】追悼文、モンゴルと日本MMA界の架け橋。荒井順一さんを偲んで

【写真】7月7日GLADIATORの打ち上げの席。左からマーク・サンジャオ、筆者、荒井さん、アドニス・セビジェーノ。右列は前から2人目がオトゴンバートル、ダギースレン、トンガー、そしてUFCフライ級ファイターのパク・ヒョンソン。写真を撮ってくれたのはマーク・サンジャオ夫人 (C)MARK SANGIAO

「些細なことで恐縮ですが、『シャンダス×ラカイ対決は、エンフオルギルがブーミナアンを下し通算対戦成績を6勝0敗に』と書かれていますが、正確には7勝0敗です。(記事を修正して欲しいということではありません)

シャンダスの選手で初めてチーム・ラカイの選手と戦ったのはバットゲレルで、2012年3月30日のLegend FC 8でJasor Ablasiという選手と試合をしました。本当に些細なことで申し訳ありません」

日曜日の朝8時前、LINEにモンゴルの荒井さんからメッセージが入った。「いえ。ありがとうございます。記事も修正させて頂きます」と返信をしたのだが、実際に書き直し終わったのは午前10時11分だった。

言い訳がましいが、この日は午前1時からUFC ABC07の速報があり、メインの記事をアップし終わったのが午前7時22分。直ぐにベッドに潜りこみ、約30分後に荒井さんからのメッセージの着信音で一瞬目が覚め、返信こそしたが──そのまま眠りに落ちた。

3時間後に起きて、記事を訂正したとき「ああ、あの香港の大会で荒井さんに会っていたな」と思い出した。

自分が初めて荒井さんにお会いしたのは、その1年4カ月ほど前の2010年の12月30日だった。

戦極のリングで横田一則を破ったジャダンバ・ナラントンガラグを見て、インタビューを申し込むことを決めた。しかも、大会終了後からホテルに戻るまでの時間に。加えてやけにナラントンガラグがオーバーフックを使うことに興味を持ち、『モンゴル相撲流MMAで使えるテイクダウン』という技術モノまでリクエストをすると、試合後にも関わらず控室で
実践してくれたナラントンガラグは「これから、自分のことはトンガーと呼んでください」と笑顔を見せていた。

この時、通訳をしてくれたのが荒井順一さんだった。主催者が雇った通訳の方ばかりだと思っていたのだが、モンゴル在住でトンガーの格闘技の先生だという。荒井さんが昭和の日本人気質の持ち主であることは、訳をして下った時の単語の選択や言い回し、なにより取材以外での佇まいからすぐに分かった。

その後、上に記したLegend FCの香港大会、2013年4月に同じくLegend FCのマレーシア大会。2014年8月のドバイでの再開以降はトンガーがONEで戦うのに伴って、2015年11月のシンガポール、2018年7月のクアラルンプール、2019年4月のマニラとほぼ年に1度の割合で荒井さんとは顔を合わせていた。

また日本に来日したモンゴル人選手のインタビューのために、メッセンジャーで通訳をしたくれたこともある。

より荒井さんと言葉を交わすようになったのは、意外にもコロナ禍になってからだ。現地取材ができない期間に、MMA界にリモート取材という新たな慣例が設けられるようになった。

この頃になるとトンガーはトンガーで自分の道場を持ち、荒井さんもイレードゥイMMAクラブという自らの城を構えるようになっていた。イレードゥイで育ちONE Warrior SeriesからONE本戦出場を決めたプレウ・オトゴンジャガルのリモート取材も当然のように荒井さんがサポートをしてくれた。

さらに2022年の秋に長谷川賢から「日本人を強くしたい。その一環としてGLADIATORに日本人選手と切磋琢磨できる外国勢を招聘したい」と相談され、荒井さんを紹介した。2023年1月、ウランバートルの各ジムを回りトライアウト的に練習を視察する長谷川を同行取材した。この時、初めて荒井さんと、彼が生活拠点を置く国で会う機会が訪れた。

以降、GLADIATORにはモンゴル人ファイターは継続参戦し、プレビューインタビューの際には通訳ばかりか、現地で携帯を使って煽り映像の撮影まで荒井さんは助けてくれた。

去年の5月には中村倫也とモンゴルを訪れ、MMAジムだけでなくモンゴル相撲の技術交流などの動画も制作できた。1日に3カ所も回り、それぞれのジムで所属トップ選手が集まり、学校施設に行ってモンゴル相撲の練習に参加できたのも、昭和の男・荒井さんがいてくれたからだ。

いつ何時、どこであろうが下ネタ三昧の自分も、荒井さんの前だけはそ禁句だった。話題はMMA。強くなることもそうだが、人間として正しく導く。それが荒井さんのファイターとの付き合い方だった。冬は氷点下30度になるウランバートルで生きる荒井さんは、自分のようなおちゃらけた雰囲気は一切なく、必要なこと以外は口にしない人だった。

先月の7日、GLADIATOR027にシャンダスMMAからダギースレン・チャグナードルジとオトゴンバートル・ボルドバートルが来日した際、トンガーが「先生、セコンドは2名です。久しぶりに先生と日本に行きたい」と声掛けし、荒井さんが大阪にやってきた。日本で荒井さんに会うのは、トンガーの初インタビュー以来、13年と7カ月振りだった。

昨年8月に荒井さんは一番弟子のプレウを亡くし、ひどく意気消沈していた。今年の6月にウランバートルを訪れた時も「今でもプレウの試合を見ることができないんです。彼のことを思い出すと……」と涙ぐむこともあった。

「だからトンガーが太り過ぎていて、心配で。モンゴルの食事は塩分が多く、動物性たんぱく質と糖質ばかりなので。ヒザが悪くて運動ができないから、酒を控えさせないといけないです」と話していた荒井さんだが、GLADIATOR終了後の打ち上げの席で珍しく砕けた表情を見せ、雄弁に色々と話しをしていた。

とはいっても戦い終わってノーサイド的なシャンダムMMA勢とチーム・ラカイ然の間を取り持ち、モンゴル語と英語のやり取りをずっと続けていたようなものだが、その表情は心の底から嬉しそうだった。

もうそろそろお開きだという頃になってトンガー、荒井さん、自分、そしてマーク・サンジャオが4人で何度もジョッキにビールを注ぎ、一気飲みをした。そう、これぞ昭和の男の酒の飲み方だ。

翌朝、朝の8時前に新幹線に乗り帰京中に「今、我々は関空で飛行機を待っているところです。試合前は関係者、特に相手陣営と話すことは余りありませんので、昨日のような打ち上げは関係者や相手陣営と話せる良い機会でした。また、高島さんとも再会でき、今回の日本滞在は有意義なものでした」という連絡が入った。

その4日後にはGLADIATOR Challenger Series02に来日したモンゴル勢の奮闘ぶりで連絡を取り合った。それからも韓国籍を取ったナンディンエルデンがボクシングの試合に出てKO負けをしたことで「彼が8月31日にRoad FCの試合に出るのは危ないです」と格闘技の安全面に対する意識の低さを指摘する──らしいメッセージが届き、意見交換をさせてもらった。

7月28日には去年の1月にONEのグラップリングでマキシー・ムスメシと対戦し、ヒールにタップをせず、大けがを負ったガントゥルム・バヤンドォーレンが8月10日に中国で試合をすることを教えてくれた。その際の連絡では「ONEとの契約は大丈夫ですかね。何もなければ良いのですが。試合を組めないのであれば団体はリリースすべきだし、選手も契約書にしっかりと目を通さないといけないです」とファイターを心配しつつ、自覚することを促す学校の先生のような言葉で締めくくられていた。

冒頭にあった日曜日のLINEでのやりとり──自分の最後のメッセージが既読になったのは、まさに記事をアップした午前10時11分、モンゴルでは朝の9時11分のことだ。

その3時間後に、荒井さんは亡くなった……。FBに荒井さんの死を投稿したトンガーから、わざわざ日本語でその詳細を教えてくれる連絡が入った。

「高島さん……高島さんに、こんなに悲しいお知らせをする自分を許してください」という言葉と共に。

なんでなん? なんで? こないだ──一緒に酒を飲んで、笑って──初めて、俺の下ネタも聞いてくれたやん!

荒井さん!! おかしいって。そんなにプレウとミット打ちがしたかったんか?  もう50代も半ばの同い年のオッサンを、ここまで泣かせてどういうつもりやねん。

でも、何も嬉しくはないが最後の連絡がシャンダスとラカイの通算成績の訂正だったのは、いかにも荒井さんらしい。

日本語表記が難しいモンゴル人ファイター達、MMAPLANETは荒井さんがいてくれたから、どこよりも正確なカタナカ表記に出来ているはず。でも、これからはどうすんねん……なんて言わないようにする。トンガーが「先生のためにも、モンゴルの選手が強くなれるよう尽くします」と言ってくれたように、悲しむだけ悲しんで前を向くから。

今、自分の手元には今月からMMAPLANETで書いていこうと思っていた「アジアの猛者」達のインタビュー素材が10人分ほどある。モンゴル人選手の通訳をしてくれたのは、荒井さんだ。これが荒井さんとの最後の共同作業──渾身の力で書く。

教師のような荒井さんと、任侠の親分のようなトンガー。2人との出会い、この縁を忘れずに──チンギス・ハンの末裔が世界に出ていく姿を、自分は追いたいと思う。

荒井さん、あなたの思い描いたモンゴルのMMA界の成長、モンゴル人ファイターの海外進出が少しでも現実に近づくように、自分も協力させてもらいます。これまで、本当にありがとうございました。
Text by Manabu Takashima

追伸
荒井さん、訂正した記事──読んでくれていたかな。

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45 Gladiator Gladiator027 MMA MMAPLANET o ONE ONE FN24 エンフオルギル・バートルフー カルロ・ブーミナアン ブログ

【ONE FN24】シャンダス×ラカイ対決は、エンフオルギルがブーミナアンを下し通算対戦成績を6勝0敗に

<バンタム級(※65.8キロ)/5分3R>
エンフオルギル・バートルフー(モンゴル)
Def.3R4分59秒by RNC
カルロ・ブーミナアン(フィリピン)

ジャダンバ・ナラントンガラグ率いるシャンダスMMA所属のバートルフーと、チームラカイのブーミナアンの対戦。過去、ナラントンガラグ本人も含め先日のGladiator027で実施されたダギースレン・チャグナードルジ×アドニス・セベジェーノ戦まで、シャンダス系モンゴル勢はフィリピンのトップチームのファイターに5勝0敗と負け知らずだ。

試合はまうサウスポーのブーミナアンが左ミドルを蹴る。距離を詰めていくバートルフーだが、左右のフックを受けて組みつかれる。ヒザをボディに突き上げるブーミナアンは、クリンチから小手投げのバートルフーを潰しサイドバックへ。キムラから腕十字に移行したバートルフーだが、ブーミナアンは腕を抜く。ならばとトップを狙うも、試合はスクランブルからスタンドに戻った。

ブーミナアンは左フックをヒットさせ、バートルフーがスイッチを織り交ぜ左フックを返し、右ミドルを蹴る。打撃ではブーミナアンがリードするなか、組んだバートルフーはコーナーに押し込みヒザ蹴りからダブルレッグへ、シングルに移行してテイクダウンを奪うとブーミナアンがエプロンに出る。コーナーに詰めたスタンドの状態で試合は再開され、バートルフーがバックに回り、後方からヒザを狙う。頭をロープの外に出すブーミナアンを、引き戻したバートルフーがヒザを太腿に入れ──正対されたところで初回が終わった。

2R、ワンツーのブーミナアン。左カーフを蹴るバートルフーが右ハイも姿勢を乱して尻もちをつく。直後にクリンチからバックに回ったバートルフーだが、ブーミナアンは前転からスクランブルに。と、バートルフーは右フックに左のカウンターを合わされ一瞬動きが止まる。直後にクリンチからバックに回ったバートルフーだが、ブーミナアンは前転からスクランブル。ブーミナアンの組みをがぶられ、ヒザを受けるが間合いを取り直す。

しかし、左ローに右フックを被弾してダウン。直ちに立ち上がったブーミナアンだが、明らかに動きは落ちておりバートルフーの手数が増える。ショートのフックからダブルレッグを決めたバートルフーがサイドバックへ。パンチを受けたブーミナアンは、襷掛けからバックを許すと、バートルフーがRNCを仕掛ける。残り1分、半身で耐えるブーミナアンは立ち上がろうとしたが潰され、RNCをセットされるも時間に救われた。

最終回、バートルフーの左ローに右フックを合わせようとしたブーミナアンだが、シングルレッグでテイクダウンを奪われる。疲れが目立つブーミナアンは、バックに回らないよう自ら背中をマットにつける。バートルフーはハーフからマウントを奪って殴ると、背中を向けたブーミナアンはRNCを防ぎ、ハーフガードに戻す。バートルフーは右ヒジを連打し、潜ってきたブーミナアンの頭をステップオーバーして、腕十字を狙う。

ここは察知したブーミナアンだが、背中を見せる展開が続きスクランブルに何とか持ち込む。バートルフーはがぶって、バックに回ると前転を潰してサイドからマウントへ。強烈な勢いでパンチを打ち込むバートルフーは、背中を見せるしかないブーミナアンにRNCから肩固めに移行する。試合終了直前にブーミナアンが落ちて、バートルフーはセベジェーノ、ジャンロ・サンジャオに続き、ブーミナアンと✖ラカイで3連勝を決め──チームとしては対戦戦績を6勝0敗とした。


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45 AB F1 Gladiator Gladiator027 MMA MMAPLANET o RIZIN キック 竹中大地 竹本啓哉

【Gladiator027】距離を支配した竹中、左カーフ&ストレートで竹本に判定勝利してバンタム級王座奪取

<Gladiatorバンタム級選手権試合/5分3R>
[挑戦者] 竹中大地(日本)
Def.3-0:29-28.30-27.30-27.
[王者] 竹本啓哉(日本)

両者ともにサウスポー。竹中が左ストレートを打つと、竹本はスピニングバックフィストを狙い、ジャブを突いていく。竹中はそのジャブに左ストレートを合わせる。

竹本が前蹴りを蹴り、竹中がそれをすくってテイクダウンする。竹本の左足を超える形のハーフガードでトップキープする。竹中はしっかりと竹本の上半身を寝かせ、竹本は竹中の顔に細かく右の掌底を入れる。竹中はスペースを潰してトップキープを続け、なかなか攻撃が出なかったが、左のパウンド、肩パンチ、右のヒザ蹴りを入れていった。

2R、ここも竹中は左のカーフキック、左ストレートを打つ。竹中は距離を取りながら左カーフを蹴って、左のロングフックを見せる。

竹本がジャブから飛び込もうとすると、竹中はワンツー、左アッパー、左ミドルを蹴る。竹中は竹本の前蹴りを一瞬キャッチして左ストレートから右フックを打ち、しっかりと距離を取ってワンツー、左カーフキック。竹本もジャブを突いて右の関節蹴りとバックキックも見せる。

竹中は距離を取りつつ左ストレートから右フック、左のカーフキックを当てる。距離を詰めたい竹本は前に出てスピニングバックフィストを打つが当たらない。竹中はペースを崩さず左のカーフキックを当て、左のスーパーマンパンチを当てた。

3R、竹本がジャブから前に出ると、竹中はバックステップでかわす。距離を取ると竹中は左カーフを蹴って、竹本が入ってくるところに左ストレートを合わせる。さらに竹中は左のボディストレートも見せ、ジャブのフェイントから左カーフを蹴る。竹本は右フックで飛び込み、じりじりと前に出ていく。

竹中はケージ内をサークリングして左のカーフ、右フックのカウンターを狙う。竹中はしっかり距離をキープして左ストレートと左カーフ。竹本は蹴り足キャッチを狙い、ジャブ、右の関節蹴りからバックキックと攻撃を繰り出すが、竹中が距離を詰めさせない。

逆に竹中はペースを崩さずに左カーフと左ストレート。竹本がスピニングバックフィストを狙うが当たらない。終盤、竹中が左ストレートを当てるとサークリングして距離を取る。徹底的に自分の距離をキープし続けた竹中が判定勝利でバンタム級王座に就いた。

試合後、ベルトを巻いた竹中は周囲に感謝の言葉を述べたあと「今日は判定勝ちでフィニッシュできませんでした。前回もアピールしましたが、僕はRIZINに出たいと思っています。思い出作りじゃなくて勝負しに行きたいので、パフォーマンスが出るうちにオファーお願いします」と改めてRIZIN参戦をアピールした。


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45 Gladiator Gladiator027 MMA MMAPLANET Report アドニス・セビジェーノ ダギースレン・チャグナードルジ ブログ

【Gladiator027】セビジェーノのカーフに耐えたダギースレンが三角を狙い続けて判定勝ち=準決勝に進出

【写真】ダギースレンがトップゲームでもキープせず、三角を狙い続けたのは勝利への気持ちと捉えていいのか。(C)MMAPLANET

<Gladiatorフェザー級王座決定T準々決勝/5分3R>
ダギースレン・チャグナードルジ(モンゴル)
Def.2-1:30-27.29-28.28-29.
アドニス・セビジェーノ(フィリピン)

ダギースレンが左ジャブを伸ばす。セビジェーノは右カーフを当てると、左右フックを振るいボディロックで組んだ。ケージに押し込まれたダギースレンはダブルのオーバーフックから、ボディにヒザを突き上げる。顔面を押してセビジェーノの顔面を剥がし、体勢を入れ替えて離れた。ケージ中央でダギースレンの右の打ち終わりに、セビジェーノが右を当てる。打ち合いからダギースレンが右ハイ、右ストレートを当てる。蹴りで距離を保ったダギースレンは、シングルレッグでグラウンドに持ち込んだ。

背中を着かされたセビジェーノがケージまで下がる。ダギースレンは腰を上げてセビジェーノを押し込み、パスを狙う。セビジェーノのフックガードを超え、一気にパスから三角絞めをダギースレンだが逆にトップを奪われてしまう。ケージキックから体を起こしたダギースレンが、セビジェーノの左腕をキムラで抱える。セビジェーノがダギースレンをケージに押し付けて初回を終えた。

2R、ガードを高く構えて前に出るセビジェーノに、ダギースレンは左ジャブを突く。互いにロー、カーフを蹴り合う中、カーフの蹴り合いはセビジェーノに分があるか。しかしダギースレンも右三日月蹴りを繰り出す。ダギースレンの左フックの打ち終わりに、セビジェーノが右カーフキックを打ち込む。ケージを背負ったダギースレンが右ハイを幾度も見せる。セビジェーノはニータップからドライブしたが、ダギースレンがキムラで切り返す。

トップを奪ったダギースレンは、マウントから三角のセットアップへ。頭を抜いたセビジェーノがローアンクルショットでダギースレンに尻もちを着かせる。立ち上がったダギースレンは、右腕を差し上げてグラウンドに持ち込んだ。ここでダギースレンは、またも三角を狙ってトップを奪われてしまう。セビジェーノはダギースレンを立たせた。スタンドに戻り、打ち合いからセビジェーノがダブルレッグでドライブしたところで、ダギースレンがカウンターでアナコンダを狙うも、これは極まらなかった。

最終回、セビジェーノが左右ローを見せる。プレスをかけるダギースレンは右ストレートを当てた。右スピニングバックキックを見せたダギースレンだが、ケージ際で少し足を滑らせてしまう。この隙にセビジェーノがダブルレッグで入り、グラウンドへ。左足を抑えられたダギースレンは、右腕を差し上げてリバーサル。立ち上がったセビジェーノをケージに押し込み、バックに回った。腰を上げるセビジェーノのバックに飛び乗ったダギースレンだが、前に振り落とされてしまう。そのままセビジェーノがトップを奪った。

ダギースレンはセビジェーノのパスを防ぎながら、うつ伏せになって立ち上がる。セビジェーノがバックに回ると、またもキムラで抱えようとする。しかしここはダブルレッグに切り替え、足をすくい上げて背中を着かせた。セビジェーノはニーシールド、フックガードで耐える。やはりダギースレンがパス&三角を狙うと、セビジェーノがリバーサルしてトップから殴り、試合を終えた。

裁定はジャッジ1名がダギースレンにフルマークをつけるも、スプリットに。勝利したダギースレンは「今日は何とか勝ち上がることができて嬉しいです。トーナメントで勝ち上がり、必ずチャンピオンになります。準決勝ではチハヤフル選手と戦うことになると思いますが、彼に負けず私も進歩しているので、トーナメントは私が勝ち上がります」と語る。昨年6月ダギースレンに敗れているチハヤフルも、このメッセージに拍手を送った。


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45 AB Gladiator Gladiator027 J-CAGE Report チハヤフル・ズッキーニョス ブログ 中川晧貴

【Gladiator027】まさに総力戦、チハヤフルが最終回に中川とのスクランブルを制して判定勝利

【写真】2Rにバックキープに成功、3Rは激しいスクランブルの攻防に競り勝ったチハヤフルが勝利を掴む(C)MMAPLANET

<Gladiatorフェザー級挑戦者決定T準々決勝/5分3R>
チハヤフル・ズッキーニョス(日本)
Def.2-1:29-28.28-29.29-28.
中川晧貴(日本)

サウスポーのチハヤフルがインロー、中川がワンツーを伸ばす。

互いに距離を探る展開からチハヤフルが左の三日月蹴り、中川も強いインローを返す。チハヤフルは左ミドルを蹴って前に出て、前手で距離を測る。中川は右ミドルと右ストレート、右ミドルを当てる。

チハヤフルは左のヒザ蹴りで飛び込み、組みついた中川がケージに押し込む。チハヤフルは右手を小手に巻いて投げを狙いつつヒザ蹴り。中川が再びチハヤフルをケージに押し込む。

2R、チハヤフルがインロー、中川が右ミドルと右ストレートを返す。チハヤフルは左の三日月蹴り、左右のハイキック、バックヒジ。中川も右ストレートを当て、その右から返しの左フックまでつなげる。チハヤフルも距離を取って左ミドルを蹴る。

中川は右ストレートから突進するが、チハヤフルがバックステップして右フックを当て、中川のパンチを合わせて組み付いてテイクダウンを奪う。

背中を見せて立ち上がる中川のバックにつき、中川の身体を持ち上げてテイクダウンすると、両足をフックしてグラウンドでバックキープする。

チハヤフルは足を四の字クラッチし、細かくパンチを入れる。残り20秒、チハヤフルが腕十字を仕掛ける。これは極まらなかったが、チハヤフルが攻勢を印象付けた。

3R、中川が右ミドルとインロー。互いに三日月蹴りを蹴り合う。チハヤフルも左ストレートを返し、中川は右ストレートで飛び込む。チハヤフルはインカーフを蹴って、左アッパーから右フックを返す。

組みついた中川が左腕を差してチハヤフルをケージに押し込む。チハヤフルは右腕を小手に巻いて投げを狙うが、中川がそれを潰してバックを取る。

今度は中川がバックキープして右腕を深く首に入れてRNCを狙う。苦しそうな表情を浮かべたチハヤフルだが腕を組ませず、反転して上のポジションを取り返す。

中川も身体を起こしながらバックを取り返すが、再びチハヤフルが反転してインサイドガードで上になる。

ここからチハヤフルは必死にトップキープして鉄槌とヒジを落とす。ここで試合終了となり、判定2-1でチハヤフルが勝利。トーナメント準決勝に駒を進めた。

試合後、チハヤフルは不死鳥ポーズを決めると「中川選手、ホンマに気持ちでぶつかって全部出し切ってくれたと思います。強かったです。何はともあれ、これで一回戦を勝ったんで、次戦に向けて強くなってベルトを獲ります」と語った。


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45 Gladiator Gladiator027 MMA Report ハンセン玲雄 パク・サンヒョン ブログ

【Gladiator027】ハンセンは左ミドルで止めきれず。パク・サンヒョンが右フックからの連打で沈める

【写真】チャンスとみるや一気に攻め立てた、パク・サンヒョンのラッシュ力(C)MMAPLANET

<Gladiatorフェザー級挑戦者決定Tリザーブ戦/5分3R>
パク・サンヒョン(韓国)
Def.2R1分17秒 by TKO
ハンセン玲雄(日本)

サウスポーのハンセンが左インローを見せる。右を狙うような構えのパク・サンヒョンに対し、ハンセンが左前蹴りを繰り出す。ワンツー、左ロー、左ミドルと散らしていくハンセン。パク・サンヒョンは距離を詰めてダーティボクシングから押し込んでいく。離れたハンセンに、パク・サンヒョンが左カーフを蹴る。さらに左ハイ、左ジャブを見せるパク・サンヒョン。相手の打撃をよく見ているハンセンは、左ストレートから左右フックで距離を詰める。

パク・サンヒョンの左フックをかわしたハンセンが組みつくも、パク・サンヒョンがケージに押し込む。ここでハンセンのヒザ蹴りがパク・サンヒョンの下腹部に入り、試合が中断された。再開後、パク・サンヒョンが右ハイを放つ。ブロックしたハンセンが右ローを繰り出すも、これもローブローとなってしまい、またもパク・サンヒョンに休憩が与えられた。

試合が再開されると、ハンセンが左ミドルで攻め込む。ハンセンの右に右ミドルを合わせるパク・サンヒョン。さらにハンセンの左ローに右ストレートを合わせていく。右が交錯したあと、ハンセンが下がりながら左ミドルを当てる。パク・サンヒョンがプレスをかけてケージを背負わせるも、ハンセンが左右に回って左ミドルを当てた。

2R、パク・サンヒョンが右ミドルを放つ。下がるハンセンはパク・サンヒョンの右をブロックし、右ジャブと左ミドルで前に出る。パク・サンヒョンのパンチに対し右フックを合わせるハンセン。左ミドルハイでパク・サンヒョンを下がらせ、ワンツーからダブルレッグに入るも、これは切られてしまう。

パク・サンヒョンが右フックでハンセンのアゴを跳ね上げると、一気に左右フックを当てながら距離を詰める。ハンセンをケージに詰め、左右の連打を浴びせて動きを止める。ヒザを突いたハンセンに対し、パク・サンヒョンの頭が当たるも、そのままパンチを打ち続けてレフェリーストップを呼び込んだ。

パク・サンヒョンは前日計量で1.1キロのオーバーだが、試合は成立しており、TKO勝ちを収めたパク・サンヒョンがトーナメントのリザーブ出場権を獲得した。


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45 Gladiator Gladiator027 MMA MMAPLANET o 水野翔 田口翔太

【Gladiator027】リザーブ戦は水野翔が組み続ける&TDを仕掛け続けて田口に判定勝利

<Gladiatorフェザー級挑戦者決定Tリザーブ戦/5分3R>
水野翔(日本)
Def.2-1:29-28.28-29.29-18.
田口翔太(日本)

サウスポーの水野に対し、田口がプレッシャーをかけていく。水野は左ストレートから組み付こうとするが距離が遠い。田口はインローを飛ばし、右アッパーのフェイントを見せる。田口が左アウトローや右ストレートを出すが、水野はバックステップでかわす。お互いコンタクトが少ないまま時間が過ぎる。残り1分を切ると田口がインロー、水野が左ミドル。お互い前足のローを見せるがクリーンヒットはない。

2R、田口はアウトローを蹴って、右ストレートのフェイントを入れる。水野もシングルレッグのフェイントを見せて、パンチを狙う。水野が左ボディストレートから組み付き、右腕を差してケージに押し込む。田口は右ヒジで水野の顔を押してヒザ蹴り。水野は両差しで組んで、田口の身体を振ってバックを狙う。水野はしつこく田口をケージに押し込み続けるが、テイクダウンを奪うには至らずブレイクとなる。

再開後、田口は右ミドルと右のアッパーのフェイントを見せる。水野は左のオーバーフックを見せ、ダブルレッグから田口をケージまで押し込む。水野は田口の左足にシングルレッグに入り、田口はギロチンのように左手で首を抱える。この態勢のままラウンド終了となった。

3R、ここも田口が打撃のフェイントを入れるが当てるところまでいかない。水野はダブルレッグで田口をケージに押し込んで、田口の左足にシングルレッグに入る。田口はケージに体を預けてテイクダウンをディフェンスしてブレイクを待つ。

再開後、先に水野が三日月蹴りを蹴って、ダブルレッグへ。先ほどと同じようにケージまで押し込んで左足にシングルレッグに入る。ここから水野はダブル、シングルと切り替えてテイクダウンを仕掛ける。水野がシングルで田口をテイクダウンし、田口の立ち際にバックにつく。田口が正対しようとすると、水野が田口の顔面にヒザ蹴り。最後は水野が田口に尻餅をつかせて試合を終えた。判定は2-1と割れて、水野が勝利を掴んだ。


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45 Gladiator Gladiator027 MMA MMAPLANET NavE o オトゴンバートル・ボルドバートル キック 和田教良

【Gladiator027】和田のカウンターを防ぎ、オトゴンバートルが左ハイからパウンド&ヒジでTKO勝ち

【写真】このポテンシャル――さらに大きなインパクトを残した(C)MMAPLANET

<フライ級/5分3R>
オトゴンバートル・ボルドバートル(モンゴル)
Def.1R2分59秒 by TKO
和田教良(日本)

和田がガードを固めて距離を詰めた。オトゴンバートルの左ジャブに対し、和田が右カーフを蹴る。しかしオトゴンバートルがプレスをかけて和田にケージを背負わせた。オトゴンバートルのパンチに対し、和田が右ストレートを合わせる。オトゴンバートルが右スピニングバックキックからパンチ連打を浴びせると、和田がダブルレッグで組んだ。

ダブルレッグを切ったオトゴンバートルにケージへ押し込まれた和田だが、差し返して反対に押し込でいく。ここでなんとケージを背負ったオトゴンバートルが和田の左足をすくってグラウンドに持ち込むも、ここはスタンドに戻った。

打撃戦から和田がテイクダウンを狙う。ダブルレッグを潰したオトゴンバートルがトップから鉄槌を落とすも、和田が潜りからスクランブルへ。立ち上がり、左腕を差し上げてケージに押し込む。オトゴンバートルは離れ際にパンチを浴びせた。離れると和田が右ハイを見せる。

オトゴンバートルがワンツーから右ストレート、さらに左ハイに繋げてダウンを奪う。ハーフガードで潜る和田に、オトゴンバートルがパウンドとヒジの連打を浴びせる。和田の動きが止まり、レフェリーが試合を止めた。

オトゴンバートルの大きなパンチと蹴りに、和田はインサイドからカウンターを合わせにいった。そのためかオトゴンバートルの振りがコンパクトになり、和田は最後の左ハイを被弾したともいえる。

TKO勝ちを収めたオトゴンバートルは「今日は2度目のグラジエイター参戦で、何とか勝つことができました。NavE選手、早く戦いましょう!」と、フライ級トーナメント決勝で戦うNavEを挑発した。


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45 Gladiator Gladiator027 MMA MMAPLANET o 古賀珠楠 澤田政輝

【Gladiator027】澤田政輝、左ストレートを効かせてパウンドからRNCで一本勝ち

<フライ級/5分2R>
澤田政輝(日本)
Def.1R1分9秒 by TKO
古賀珠楠(日本)

サウスポーの両者。古賀がジャブを見せてワンツー、澤田も左ストレートを2連続で当てる。

これで古賀がケージ際で後方に倒れ、澤田が一気にパンチをまとめる。古賀がバックを見せて立ち上がろうとすると、澤田がすぐに両足をフックしてRNCを極めた。

試合後、澤田は「初めてのマイクなんで緊張しているんですけど…2連敗からちょっと空いて勝ってるんでよかったです。言葉難しいんで終わります」と初々しいマイクで締めた。


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