カテゴリー
DWCS DWCS S08 DWCS S08 Ep06 JAM MMA MMAPLANET o UFC   アテバ・グーティエ アフマッド・ハッサンザダ アライジャ・スミス タリソン・テイシェイラ 内藤由良

『Dana White’s Contender Series 72』試合結果/ハイライト動画




・Elijah Smith def. Aaron Tau via unanimous decision (29-28, 29-28, 29-28)
・Tallison Teixeira def. Arthur Lopes via knockout (punches) – Round 1, 1:57
・Benjamin Bennett def. Joey Hart via split decision (28-29, 29-28, 29-28)
・Ateba Gautier def. Yura Naito via TKO (punches) – Round 2, 4:00
・Ahmad Hassanzada def. Dylan Mantello via submission (rear-naked choke) – Round 3, 2:14

【DWCS S08 Ep06】まるで、あの日の脱出劇のような逆転劇。ハッサンザダがマンテーロをRNCで破る(MMAPLANET)

【DWCS S08 Ep06】グーティエにTDを切られパウンドアウトされた内藤由良、完敗=J-MMAの惨敗(MMAPLANET)

【DWCS S08 Ep06】どちらが倒れるか。間を取ったロピスに右ストレート一閃。テイシェイラがKO勝ち(MMAPLANET)

【DWCS S08 Ep06】仕留めにいってガスアウト、タウの猛攻を耐えたスミスがグーティエら4人とUFCへ(MMAPLANET)

 9月17日にネバダ州ラスベガスのUFC APEXで開催された『Dana White's Contender Series 72』の試合結果。日本から参戦の内藤由良はアテバ・グーティエに2R TKO負けしています。アライジャ・スミス、タリソン・テイシェイラ、アテバ・グーティエ、アフマッド・ハッサンザダの4名がUFCとの契約を勝ち取っています。以下、ハイライト動画です。続きを読む・・・
カテゴリー
AB DWCS Interview MMA o UFC UFC Fight Night YouTube

Navajo Stirling: “I’m now a UFC fighter, I wasn’t crazy!” | UFC on Sky

New Zealand’s and UFC’s newest Light Heavyweight Navajo Stirling steps in for Dan Hooker as co-host this week to hare his story of becoming an official UFC fighter. Navajo also gives the details for his UFC debut fight at UFC Fight Night on December 15th (NZT) in Tampa Florida against Tuco Tokkos.

NZ MMA fighter and Stirling’s flatmate, Caeden Skipper joins the desk to talk about headlining local fight show ‘Arsenal X’ on September 21st.

Rav, Navajo and Caeden also discuss Aaron Tau’s appearance on Dana White Contender Series.

00:06 – Noche UFC highlight reel
00:00 – “I’m a UFC fighter!” with Navajo Stirling
05:12 – Dana White Contender Series highlight reel
06:33 – Tales from backstage at DWCS
12:37 – Caeden Skipper Interview
20:41 – Aaron Tau DWCS Highlights
23:19 – Aaron Tau DWCS reactions with Stirling & Skipper
25:43 – Te Wiki o te Reo Māori

Your sport, your Sky: https://www.sky.co.nz/discover/sky-sport | See more on Sky Sport Now: https://www.welcome.skysportnow.co.nz/rugby-world-cup

Subscribe and get notified when we’re live: https://www.youtube.com/skysportnz?sub_confirmation=1

You can catch all the best bits on:

➡️ Instagram: https://www.instagram.com/skysportnz
➡️ Facebook: https://www.facebook.com/skysportnz
➡️ TikTok: https://www.tiktok.com/@skysportnz
➡️ Twitter: https://www.twitter.com/skysportnz

Sky Sport is the home of sport in New Zealand. Visit www.sky.co.nz for more information.

カテゴリー
DWCS MMA News o Report UFC YouTube

Ahmad Hassanzada Ready for Biggest UFC Challenges: ‘I Don’t Fear Anything’ | DWCS 72

DWCS 72 winner Ahmad Hassanzada talks to MMA Junkie and other reporters after being awarded a UFC contract from Dana White for his submission victory on Tuesday in Las Vegas.

Full event coverage: https://mmajunkie.usatoday.com/tag/dana-whites-contender-series-72

Be sure to subscribe to receive updates when we post new content: http://bit.ly/3YstIQd
For the latest UFC and MMA news: https://mmajunkie.usatoday.com
Part of the USA TODAY network: http://www.usatoday.com

#DWCS #UFC #AhmadHassanzada

カテゴリー
45 DWCS DWCS S08 DWCS S08 Ep06 MMA MMAPLANET o UFC アテバ・グーティエ アフマッド・ハッサンザダ アライジャ・スミス アーロン・タウ ショーン・シェルビー タリソン・テイシェイラ ダナ・ホワイト

【DWCS S08 Ep06】仕留めにいってガスアウト、タウの猛攻を耐えたスミスがグーティエら4人とUFCへ

<バンタム級/5分3R>
アライジャ・スミス(米国)
Def.3-0:29-28.29-28.29-28
アーロン・タウ(ニュージーランド)

スミスのカーフをかわしたタウは、ワンツーをガードして笑顔を浮かべる。オーバーハンドからカーフを続けるスミスも、タウのリードフックに対応する。ワンツーを入れ、タウの反応を見た感もあるスミスが、右ストレートを伸ばす。タウの右にジャブを合わせ、右に繋げるスミスが優位に立つ。ワンツーに組まれても、腰に乗せて投げたスミスがスクランブルでキムラクラッチから後方回転。タウも素早く対応して立ち上がるが、打撃戦では自分の距離で戦えていない。

逆にワンツーからダブルレッグとMMAで優勢のスミスはパスから、潜ってきたタウに鉄槌とヒジを落として初回を取った。

2R、ガードを固めたタウだが、ワンツーを被弾する。スミスはジャブを続け、タウのパンチをかわしてカーフを入れる。スイッチも見せるスミスのフェイクに反応が大きくなったタウは、組まれてシングルレッグに頭を抱えるように対応して、バックに回る。胸を合わせたスミスは、ボディロックテイクダウンを耐えて離れ──ジャブを伸ばす。一気のダブルレッグからテイクダウン。そのままサイドを取ったスミスは足を取りつつ、バックを伺うタウの動き、続くディープハーフからのレッスルアップに反応して、アナコンダチョークをセットする。上体を起こしたタウに対し、スミスはギロチンにスイッチする。

ここも起き上って耐えたタウは、ワンツーに左を振るう。スミスはサークリングも、左を打たれる。続くダブルは遠く切られたスミスは、フィニッシュ狙いでスタミナをロスしたか。圧を高め前に出てパンチを振るうタウは、バランスを崩しながら強振を続けた。

最終回、まずジャブを当てたスミス。しかし、シャープさには欠けている。タウは飛び込んでワンツーフック、右ボディショットから左を当てる。さらに左ボディストレートを当て、ハイをかわしてジャブも避ける。ボディを殴られ、やや腕が下がったスミスは左ストレートを被弾する。タウは左リードフックを当て、右ストレートを伸ばす。下がるスミスは右フックから左、続いてボディを打たれ反撃に出られない。

ガードを固めるスミスを殴るタウは、スミスの反撃で殴られても「もっと来い」と挑発する。ダブルを切られ、下になったスミスをスタンドで待ち受けたタウがボディから顔面とコンビネーションを決める。ダブルレッグでテイクダウンに失敗しガスアウト状態のスミスもワンツーで前に出るが、ボディを殴られガードが下がる。そこに左フックを入れるタウも、打ち疲れてきたか。

スミスが最後の頑張りを見せて連打で前へ。それを上回るパンチの勢いを見せたタウは、ダブルレッグも切って足を止めての打ち合いで試合を締めた。立ち上がって拍手を送るダナ・ホワイト──結果はジャッジ3者とも初回と2Rが優勢だったスミスを支持した。

運命の時、アフマッド・ハッサンザダに関しては「ショーン・シェルビーが求めた」とサインを伝えると、満面の笑みを浮かべて「UFCで何ができるか。友よ、明るい未来が待っている」とアテバ・グーティエを迎え入れる。

しかしジョーイ・ハートをスプリットで下したベンジャミン・ベネットは、契約ができず。「ベイビー、こっちに来い」とタリソン・テイシェイラもUFC昇格を伝えると、激闘を制したショートノーティス出場のスミスを称えて契約を宣言した。


The post 【DWCS S08 Ep06】仕留めにいってガスアウト、タウの猛攻を耐えたスミスがグーティエら4人とUFCへ first appeared on MMAPLANET.
カテゴリー
45 DWCS DWCS S08 DWCS S08 Ep06 MMA MMAPLANET o アルトゥル・ロピス キック タリソン・テイシェイラ

【DWCS S08 Ep06】どちらが倒れるか。間を取ったロピスに右ストレート一閃。テイシェイラがKO勝ち

<ヘビー級/5分3R>
タリソン・テイシェイラ(ブラジル)
Def.1R1分57秒by KO
アルトゥル・ロピス(ブラジル)

開始直後にジャブから右ローで、ロピスの姿勢を乱させたテイシェイラがパンチでいきなり攻勢を握る。殴られても、リーチの差も構わず右を伸ばし、左を合わせたロピスが連続で右をヒットさせる。さらにジャブをヘッドムーブでかわし、逆にワンツーを当てていくロピス。テイシェイラもはキックを狙い、圧を掛け直す。クリンチの攻防でヒザを入れ、離れたロピスに右ストレートを打ち込んでダウンを奪ったテイシェイラが鉄槌で試合を決めた。


The post 【DWCS S08 Ep06】どちらが倒れるか。間を取ったロピスに右ストレート一閃。テイシェイラがKO勝ち first appeared on MMAPLANET.
カテゴリー
45 DWCS DWCS S08 DWCS S08 Ep06 MMA MMAPLANET o Road to UFC UFC アテバ・グーティエ キック 内藤由良 岩﨑大河 海外

【DWCS S08 Ep06】グーティエにTDを切られパウンドアウトされた内藤由良、完敗=J-MMAの惨敗

<ミドル級/5分3R>
アテバ・グーティエ(カメルーン)
Def.2R4分00秒by TKO
内藤由良(日本)

ワンツーから組みつこうとした内藤、すぐに離れるとシングルレッグでドライブしケージにグーティエを押し込む。アンクルピックも殴られた内藤はシングルからダブルに移行する。体を回したが倒せなかった内藤が、スピニングバックキック。ここから組みに行くが、ヒザをボディに受けてバランスを崩す。続くシングルレッグには、ヒザを頭部に合わされそうになった内藤だが、テイクダウンに成功する。

内藤はクローズドガードのなかでエルボーを落とす。上体を起こしてパンチをまとめた内藤が、ケージ際まで移動する。グーティエはケージを使って立ち上がろうとする。この隙にパンチを入れ、左のパンチを2発入れた内藤がトップをキープする。足は抜けないがパンチを落とす──グーティエは頭を抱えサバイブモードに。

2R、左ハイから左を伸ばしたグーティエが、内藤のテイクダウン狙いをスプロールする。直後にジャンプをしながら組みついた内藤は、ギロチンを防いでケージにグーティエを押し込む。左腕を差し、レベルチェンジで足をとりにいった内藤が懸命にテイクダンを狙う。押し返したグーティエは、内藤のヒザ蹴りに右を合わせる。直後のテイクダウン狙いを切り、右ストレートから左フックでダウンを奪ったグーティエがパウンドで内藤を追い込む。

内藤はクローズドガードも鉄槌、パンチを被弾する。グーティエは上体を起こして鉄槌。左目の下を大きく腫らした内藤は、クローズドガードを取りスクランブルに持ち込めない。と体を起こして隙間を作ったグーティエがパウンドの連打へ。動けない内藤を見て、レフェリーが試合を止めた。

内藤は椅子に座ってうな垂れ、グーティエの勝ち名乗りを聞いた。国内ではずば抜けた強さを持つ内藤の完敗。中量級以上のファイターが、この場に立つまでに国内、そして海外でいかにキャリアを積むのか。実戦で力をつけた選手にしても、Road to UFCで敗れている。先週の岩﨑大河に続き、内藤由良の敗北。中国、韓国人ファイターがコンテンダーシリーズのチャンスを生かしているからこそ、本当にこれからを真剣に考える必要があることが再確認された内藤の完敗、いやUFC志向のJ-MMAの惨敗だ。


The post 【DWCS S08 Ep06】グーティエにTDを切られパウンドアウトされた内藤由良、完敗=J-MMAの惨敗 first appeared on MMAPLANET.
カテゴリー
45 DWCS DWCS S08 DWCS S08 Ep06 MMA MMAPLANET o UFC アフマッド・ハッサンザダ ダナ・ホワイト

【DWCS S08 Ep06】まるで、あの日の脱出劇のような逆転劇。ハッサンザダがマンテーロをRNCで破る

<ライト級/5分3R>
アフマッド・ハッサンザダ(アフガニスタン)
Def.2R2分41秒by RNC
ダイラン・マンテーロ(米国)

左ハイ、左オーバーハンドを連続で見せ、スピニングバックフィストを繰り出したハッサンザダに対し、マンテーロが左フックを当てる。もう一度回転系のパンチからダブルレッグに出たハッサンザダだが、テイクダウンは奪えない。ジャブを当て、スピニングバックフィストの直後にボディショットを決めたマンテーロが精度で序盤は上回る。勢いので攻めるハッサンザダはジャブを当てると、ショートのワンツーへ。マンテーロはジャブから右ストレートを打ち返す。ハッサンザダ左を放ってダブルレッグへ。ケージにマンテーロを押し込むと、抱え上げケージ中央でスラムする。

クローズドガードの中でパンチを落とすハッサンザダが、エルボーを顔面に打ち込む。左足を抜かれたマンテーロはパスを許すが、マウント狙いにバタフライガードに戻す。しかし、スクランブルでバックを許したマンテーロはRNCを防ぐために自ら背中をつける。再度スクランブルでバック→正対してダブルレッグに入ったハッサンザダは、マンテーロを持ち上げる。ここで時間となったが、マットに投げ捨てた。

2R、圧を掛けるマンテーロが、ハッサンザダの左ローに右を合わせてダウンを奪う。起き上りながらダブルレッグ、ボディロックに出たハッサンザダは両ワキを差し返されても、シングルに切り替える。マンテーロはエルボーを側頭部に落とす。それでも組み続けるハッサンザダだが、テイクダウンは奪えず引き込む。ハイガードで三角を仕掛けようとしたハッサンザダだが、そのまま担がれてパスガードを許す。ハッサンザダはバギーチョークをセットする。上も下も動きは止まると、残り90秒でレフェリーがブレイクを命じる。

打撃で優勢のマンテーロ。ハッサンザダはダブルから引き込むが、付き合ってもらえずスタンドに戻らされる。スピニングバックフィストを空振りして、再び引き込んだハッサンザダは非常に厳しい状態に追い込まれる。賭けのような打撃戦で左フックを被弾したハッサンザダは、完全にラウンドを落とした。

最終回、ハッサンザダの左ミドルにパンチを合わせたマンテーロが、スピニングバックフィストへ。同じ技を返したハッサンザダだが、ワンツーからスリーと連打を受ける。ここからパンチを当てながら前に出たハッサンザダが、ワンツーをヒットさせる。スピニングバックフィストの空振りにテイクダウンを合わせ、またも引き込んだハッサンザダ。しかし、ここはフェイントですぐに起き上りながら組みつくとダブルレッグでテイクダウンを奪い、ついにスクランブルでバックを奪取する。前方に落とされず、四の字フックで寝技に持ち込んだハッサンザダはRNCをセットする。

マンテーロが落ち、まるで米軍撤退のカブールでタリバンの襲撃を受けながら、命からがら米国に避難できた──あの日のような逆転劇、涙にくれるハッサンザダだが、ダナ・ホワイトの冷めた表情は気になるところだ……。

「この試合のために2カ月ハードトレーニングをしたから諦めることはできなかった。UFCで試合がしたいんだ。アフガンの愛する人々に感謝している。家族が僕のモチベーションとなっている」と勝者は話した。


The post 【DWCS S08 Ep06】まるで、あの日の脱出劇のような逆転劇。ハッサンザダがマンテーロをRNCで破る first appeared on MMAPLANET.
カテゴリー
45 AB BELLATOR Cage Warriors DWCS DWCS S08 DWCS S08 Ep06 LFA MMA MMAPLANET o UFC YouTube アテバ・グーティエ アフマッド・ハッサンザダ アライジャ・スミス アーロン・タウ ボグダン・グラッド マルコ・トゥーリオ 内藤由良 岩﨑大河

【DWCS S08 Ep06】内藤由良出陣=コンテンダーシリーズ。マオリのタウ、アフガンのハッサンザダも要注目

【写真】既に存在感がありまくるアーロン・タウ (C)Zuffa/UFC

14日(土・現地時間)、ネヴァダ州ラスベガスのUFC APEXで開催されるDWCS S08 Ep06。
Text by Manabu Takashima

先週の岩﨑大河に続き日本から内藤由良が出場しアテバ・グーティエと対戦する今大会には、ケージ外のサイドストーリーが強烈なファイターが出場する。

それがオープニングファイトでダイラン・マンテーロと対戦するアフマッド・ハッサンザダだ。2021年8月、20年に渡りアフガニスタンに在留した米軍の完全撤退時、首都カブールの警察署で徒手格闘技を指導していたMMAファイターのハッサンザダは親米民主政権下側の人間とみなされ、タリバン武装勢力から命を狙われる状況に陥っていた。

実際に襲撃を受け、空港から国外への避難を図ったハッサンザダは警察署での身分と、MMAファイターであることを告げアフガンを去る軍用機の搭乗が許されたという壮絶な過去を持つ。


当時7勝1敗だったハッサンザダは、チーム・アルファメールに合流し2022年2月にLFAでデビュー。その年のコンテンダーシリーズに挑むも3RにKO負けを喫し、ステップアップはならなかった。その後、LFAでの再起戦でも判定負けを喫したがCage Warriors米国大会、Tuff-N-Uff(タフイナフ)で連勝し、再度の挑戦権を得た。

ムエタイベースの打撃、トップもボトムもこなすグラウンドと長い手足を武器としたスタイルのハッサンザダは、LFA初陣以外の勝利はTKO勝ちか一本勝ちを挙げているフィニッシャーだ。ただし、打と寝技の間にありMMAのコアといえるレスリングには課題が残っていたが、今では自らテイクダウンを仕掛けるウェルラウンダーに成長している。

対するマンテーロも昨年のコンテンダーシリーズで黒星を喫しておりセカンドチャンスに挑む同じ状況にあるファイターだ。今年のコンテンダーシリーズの特徴の一つが、マルコ・トゥーリオ、リズワン・クニエフ、ボグダン・グラッドら再挑戦組みの活躍と契約だ。ハッサンザダ、あるいはマンテーロの何れかがこの流れに乗ることができるか。

またメインに登場する豪州XFCのバンタム級チャンピオン=アーロン・タウも非常に興味深いファイターだ。マオリ族にとって高貴さの象徴と言われている顔へのタ・モコ(刺青)であるマタオラが一際目立つタウ。そのフィニッシュに至る殺傷能力の高さは、まさに神がかったよう。一心不乱に対戦相手を殴りつける姿は、狂気ささえ感じられる。

一見して南太平洋の民に見られる重厚ながら柔らかさのある肉体でなく、隆起した肩や上腕の太さは筋肉の鎧をまとっているようで、とにかく振り回し系のパンチが強い。また首相撲でなく、頭を押さえてのヒザ蹴り、組んでくる相手に対しての鉄槌等々、パワーあふれる攻撃力がタウの最大の持ち味だ。

対戦相手のエライジャ・スミスは2度のTUF出場、UFCとBellatorで合計3試合を戦っているギルバート・スミスと父に持つ親子鷹ファイターだ。テイクダウン&コントロールが軸にあるスミスだが、右はKOパワーを誇り接近戦も強い。それでいて寝技でもポジションを失う可能性もある腕十字を迷いなく仕掛ける思い切りの良さを持つ。

タウの粗さが勢いと化し、スミスを下がらせることができるのか。あるいはテイクダウンで釣っておいて、必殺の右の距離をスミスが構築することができるのか。KO必至のヘッドラインといえるバンタム級戦だ。

■視聴方法(予定)
9月18日(水・日本時間)
午前9時~UFC FIGHT PASS

■DWCS S08 Ep06対戦カード

<バンタム級/5分3R>
アーロン・タウ(ニュージーランド)
アライジャ・スミス(米国)

<ヘビー級/5分3R>
タリソン・テイシェイラ(ブラジル)
アルトゥル・ロピス(ブラジル)

<ウェルター級/5分3R>
ベンジャミン・ベネット(米国)
ジョーイ・ハート(米国)

<ミドル級/5分3R>
内藤由良(日本)
アテバ・グーティエ(カメルーン)

<ライト級/5分3R>
ダイラン・マンテーロ(米国)
アフマッド・ハッサンザダ(アフガニスタン)

The post 【DWCS S08 Ep06】内藤由良出陣=コンテンダーシリーズ。マオリのタウ、アフガンのハッサンザダも要注目 first appeared on MMAPLANET.
カテゴリー
45 DWCS MMA MMAPLANET o UFC UFC306 アオリー・チーラン ラウル・ロサスJr

【UFC306】フィニッシュだけじゃない。ポイントも押さえるロサスJrがトップキープでチーランに判定勝ち

<バンタム級/5分3R>
ラウル・ロサスJr(米国)
Def.3-0:29-28.29-28.29-28.
アオリー・チーラン(中国)

ガードを固めて距離を詰めるチーランに、ロサスJrは右ローを当ててサウスポーにスイッチする。サークリングするロサスJrが足を止めて左ミドルを打ち込んだ。オーソドックスからワンツーを伸ばしたロサスJrに、チーランもワンツーを返す。スイッチしながらチーランの右をブロックしたロサスJrが、サウスポーから左インロー→シングルレッグでテイクダウンした。

トップからパンチで削るロサスJr、チーランは下からヒジを突き刺したものの、ハードガードに。右腕を差し込んだロサスJrが右側へパスする。マウント奪取と同時にチーランが背中を向けた。バックマウントから四の字フックで固めたロサスJrが右腕をチーランの首に回す。チーランはケージウォークの際に、足の指がケージに引っかかり注意を受ける。ロサスJrはバックから削りつつ、ラウンド終了間際にマウントに移行してパンチを浴びせた。

2R、チーランが距離を詰める。ロサスJrはスイッチから左右ローを散らす。チーランは跳びヒザなどフェイントを見せて左ジャブを突き刺す。さらに左ジャブから右を大きく振ったチーロンに対し、ロサスJrはニータップで組むも切られた。ワンツーでチーロンを中に入れさせないロサスJr。右ジャブからシングルレッグに繋げるも、これは組みつけない。

ロサスJrのワンツーに対し、チーロンが少し足を滑らせた。ロサスJrはオーソドックスで左アッパーを突き上げるも空振りに。チーロンがロサスJrの右に、右ストレートを合わせた。チーロンのワンツーをかわして右を打ち込んだロサスJrが打ち合いからシングルレッグへ。しかしこれも切られてしまう。両者ミドルを打ち込んでラウンドを終えた。

最終回、ロサスJrは鼻から出血が見られる。距離を詰めるチーロンに対し、スイッチ&サークリングからジャブとローでけん制するロサスJr。シングルレッグで尻もちを着かせたロサスJrは、立ち上がったチーロンをボディロックでリフトアップしてからマットに叩きつける。サイドについたロサスJrは右ヒジを落とす。

亀になったチーロンのボディに右ヒザを突き刺すロサスJrは、チーロンが反転するとトップをキープする。フルガードのチーロンは両手を広げるが、これはブレイクのアピールか。しかしロサスJrがトップから手を出し続けている。腰を上げてチーロンの動きを潰するロサスJrは、そのままチーロンのガードの中で試合終了を待った。

裁定はロサスJrがユナニマスで勝利。ロサスJrにとっては2年前のDWCS以来、2度目の判定勝ちとなった。


The post 【UFC306】フィニッシュだけじゃない。ポイントも押さえるロサスJrがトップキープでチーランに判定勝ち first appeared on MMAPLANET.
カテゴリー
DWCS o UFC ダニエル・ラセルダ チャールズ・ジョンソン 平良達郎

UFC306:第2試合・エドガル・チャイレス vs. ジョシュア・ヴァン

フライ級。

チャイレスは昨年7月の平良達郎戦でUFCデビュー。もともと翌月にDWCS出場が決まっていたが、平良の試合が相手の体重オーバーで試合が消滅し、急遽代わりの試合を組むためにUFC契約が決まる。敗れたが、入れ込みすぎた平良がフィニッシュに至らず、チャイレスが終盤ギロチンを仕掛ける場面もあった。2戦目は昨年9月のノーチェUFCで、4連敗中のダニエル・ラセルダと対戦。1Rにスタンディングギロチンを仕掛けたところ、ラセルダの腕の力が抜けレフェリーが落ちたとみなして止めたものの、落ちておらずノーコンテストに。今年2月のメキシコ大会でリマッチが組まれ、今度はテイクダウンされた後にガードから三角を決め、タップを奪いUFC初勝利。今回はそれ以来の試合。今回出場するメキシコ人ファイターは昨年のノーチェUFC→今年2月のメキシコ大会→今回のノーチェUFCというローテーションの選手が多い。28歳。

ミャンマー出身のヴァンは、負傷選手の代役として今月に入ってから急遽出場が決まった。UFCデビューからアグレッシブな打撃を武器に3連勝。当初チャイレスと対戦予定だったケビン・ボルハスにも勝利している。6月に平良との対戦が組まれていたが、カードシャッフルによりタギル・ウランベコフとの対戦に変更となり、さらにウランベコフの欠場で試合が消滅。7月にチャールズ・ジョンソン戦が組まれたが、1Rずつ取り合った3R目の開始と同時にジョンソンがラッシュを仕掛け、最後はアッパーをもらってKO負け。UFC初黒星を喫した。少しでも早く負けを払拭したかったのだとは思うが、初のKO負けから2ヶ月で急遽代役オファーを受けたことが吉と出るか凶と出るか。フライ級では鶴屋の次に若い22歳。

カーフ、ミドルを蹴るチャイレス。ジャブ。積極的に手を出す。前蹴り、カーフ。ヴァンはじっくり見ている。チャイレスがまたカーフ。連続でヒット。さらにカーフ。効いてきている。チャイレス飛び込んで右をヒット。またカーフ。足が流れたヴァン。距離が詰まってパンチ連打を入れたヴァンだが、チャイレスインロー、ジャブをヒット。またカーフを入れる。ジャブ。まだ手数が少ないヴァン。ワンツーをもらい尻もちをついたヴァン。すぐ立ったがチャイレス詰めていく。ジャブをヒット。ヴァンもパンチで出る。ワンツーを振る。ホーン。

1Rチャイレス。ヴァン、カーフがかなり効いており、早めに勝負をかけないと厳しい。

2R。ヴァン距離を詰めたがチャイレスがジャブを入れていく。左ボディ。ヴァンもカーフからパンチの連打を入れた。ようやくペースが上がってきたヴァン。左ボディ。他ヒィレスボディが効いた。また左ボディ。チャイレス嫌がってタックルに行くが、切ってヒザを入れたヴァン。距離を取るチャイレスに顔面・ボディにパンチ打ち込む。チャイレスグロッキー。ケージに詰めてパンチのラッシュ。連打。しかしチャイレス打たれながらバックブロー。ヒットしぐらついたヴァン。チャイレスが逆襲するが、ヴァンタックルでテイクダウン。チャイレスのガード。チェイレスガードから三角。しのいだヴァンだが、距離ができたところで立ったチャイレス。また左ボディを入れたヴァン。効いたがチャイレスのパンチも入り効いている。ヴァンタックルへ。チャイレス得意のギロチン。ボディシザースしてガードで絞めるが首を抜いたヴァン。体を起こさずパウンドを入れるヴァン。両者消耗がある。ホーン。

2R両者ダメージがあったが、よりKOに近かったのはヴァンか。最後バックブローがヒットするまでは、ストップされる直前だった。