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45 DWCS DWCS S08 DWCS S08 Ep08 MMA MMAPLANET o UFC キック クリスチャン・サヴォワ ジャコビー・スミス

【DWCS S08 Ep08】独創的イマジネーション・グラップリング=ジャコビー・スミスがヒジでサヴォワをTKO

【写真】勝利を決めると、ケージを蹴ってバック宙。抜群の運動神経で、発想力が豊か(C)Zuffa/UFC

<ウェルター級/5分3R>
ジャコビー・スミス(米国)
Def.2R2分55秒by TKO
クリスチャン・サヴォワ(カナダ)

手を下げた構えから右カーフを蹴るサヴォワに対し、よりパワフルなカーフをスミスが返しダブルレッグからスラムダウンする。スクランブルでバックに回ったスミスは、後方に倒すとサイドバックからパンチを打って行く。スミスは立ち上がってスペースを作るや、後方に小外掛けで崩す。そしてスタンドに戻ろうとしたサヴォワの顔面にヒザを突き上げると、アッパーからフックを打っていく。

レベルチェンジからダブルレッグを決めたスミスは、飛び込んでのパウンドに背中を見せたサヴォワに対して両足をフックする。サヴォワが立ち上がり、スミスはフックを解いて着地するとジャンプしつつ、右ヒザをサヴォワのヒザ裏に押し当てて自ら後方に倒れ込み寝技に持ち込む。イマジネーション溢れる動きでコントロールを続けるスミスはパスを決めてサイドへ。サヴォワのシングルにはバックに回り、立ち上がったところでハイキックを見舞う。残り90秒、簡単にテイクダウンを決めたスミスは左のパンチからエルボーを落とす。右目の周囲をカットして流血のサヴォワは、マウントもサヴォワの動きに合わせて一つのポジションに拘ることはなく、立たせて倒すスタイルでパンチを落とし最初の5分を圧倒した。

2R、懸命に左ハイ、右ミドルを蹴って行ったサヴォワだが攻撃が粗く、カーフからフックを被弾してマウスピースを吐き出す。スミスはカーフを蹴り、左ストレートを2度連続で当てる。サヴォワの右ハイキックが顔面に跳んできたが、キャッチしてテイクダウンしたスミスがハーフで抑える。エルボーを落とされ、潜れないサヴォワは必死にレッスルアップを狙うもバックを譲る。リストコントロールから背中をつかせたスミスは、左足を抜いて右エルボーを連続で落とす。スミスはニーシールドのサヴォワにエルボーを続け、試合は一方的な内容に。ためを創ってエルボーを全力で落とすスミスを見て、レフェリーが試合を止めた。

キャリア9連勝、7つのKO勝ちとしたスミスはバックステージインタビューで「僕は174ポンド、小さい。ただ注目をしてくれ」と話した。


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45 AB Combate Global DWCS DWCS S08 DWCS S08 Ep08 MMA MMAPLANET o UFC YouTube ゼビアー・フランクリン ダビッド・マルチネス トレイシー・コーテズ トーレス・フィニー

【DWCS S08 Ep08】右が当たる距離の創造主マルチネス✖瞬発ステップイン=フランクリン

【写真】Combate GlobalとPit FCの王者対決 (C)Zuffa/UFC

1日(火・現地時間)、ネヴァダ州ラスベガスのUFC APEXでDWCS S08 Ep08が開催される。今年のコンテンダーシリーズもラスト3を迎え、今大会にも米国、カザフスタン、ポーランド、メキシコ、スペイン、カナダと6カ国から10選手が出場する。
Text Manabu Takashima

なかでも注目したいのは3つ目のPIがオープンし、ラテンアメリカ全般が強化を担うメキシコから、5勝0敗のゼビアー・フランクリンと戦うダヴィッド・マルチネスだ。


実妹メリッサが既にUFCストロー級と契約しているマルチネス。姉トレイシー・コーテズに続き、UFCファイターを目指したが2度コンテンダーシリーズに挑み、どちらも敗れたレイエス・コーテズ続き、性別の違う兄妹UFCファイター誕生にチャレンジする。

マルチネスはキャリア10勝1敗。Combate Globalバンタム級チャンピオンで初防衛戦に成功した昨年5月以来の実戦となる。10勝のうちKO勝ちは、実に9試合を誇るマルチネス、その右の拳を当てる間合いを創るのがとにかく上手い。下がって当てる、踏み込みに合わせるカウンターの右は絶品だ。

時にコンテンダーシリーズでは厳禁ともいえる、ケージの前を回って攻めないように感じられる動きも、結果的には焦れた相手が誘いに乗った形で前に出てきたところで、カウンターの右を打ち込んで勝利を手にできる。

対してフランクリンは、レスリングと融合させた鋭い打撃の持ち主だ。まるで往年のケビン・ランデルマンをサイズダウンさせたような爆発力を持つ。とはいえ、その瞬発力もマルチネスの想定を越えないと右を合わされる可能性は低くない。

それ以前にフランクリンはマルチネスのカーフで前足を削られないことが、勝利への第一条件となるだろう。他方、マルチネスは組まれた時の対処のスタミナは、Combate Globalという殴り合い上等のMMAで経験値を積んできた分、未知数ともいえる。

フィニッシュ、攻める姿勢、アンダードッグのアップセットこそ今シーズンの契約の是非を決める要素ではあるが、加えてハイペースの戦いが求められるだけに、スタミナ配分も重量な勝敗の鍵を握るエレメントになるだろう。

■視聴方法(予定)
10月2日(水・日本時間)
午前9時~UFC FIGHT PASS

■ DWCS S08 Ep08対戦カード

<ライトヘビー級/5分3R>
ジヤル・ヌルゴズヒ(カザフスタン)
バルトス・シェフチェク(ポーランド)

<フェザー級/5分3R>
アルベルト・モンテス(ベネズエラ)
カーロス・カルデロン(米国)

<バンタム級/5分3R>
ダビッド・マルチネス(メキシコ)
ゼビアー・フランクリン(米国)

<ミドル級/5分3R>
アブデラ・エルラミー(スペイン)
トーレス・フィニー(米国)

<ウェルター級/5分3R>
クリスチャン・サヴォワ(カナダ)
ジェイコブ・スミス(米国)

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45 ARAMI DWCS Interview J-CAGE pancrase347 ブログ 久米鷹介 雑賀ヤン坊達也

【Pancrase347】久米鷹介と再戦&防衛戦、ライト級KOP雑賀ヤン坊達也「戦士に最強の僕で挑む」

【写真】インタビューは9月18日——なぜかヤン坊の誕生日の夜に。昼は奥様と水族館でイルカのショーを観てから練習に向かったそうです(C)SHOJIRO KAMEIKE

29日(日)、東京都立川市の立川ステージガーデンで開催されるPancrase347で、ライト級QOPの雑賀ヤン坊達也が久米鷹介の挑戦を受ける。
Text by Shojiro Kameike

両者の初対決は2021年12月の同級王座統一戦で、正規王者の久米が暫定王者ヤン坊を下している。あの激闘から約3年――お互いに立場を変え、今回はヤン坊が王者として久米を挑戦者に迎えることに。そのヤン坊は今年5月、Road to UFCのワンマッチでキ・ウォンビンに敗れて以来の復帰戦だ。久米との初戦、さらにキ・ウォンビン戦も得意の右ストレートで見せ場をつくるが、逆転負けを喫したヤン坊が語る覚悟とは。


――5月にRTUでキ・ウォンビンに敗れて以来の復帰戦が、パンクラスKOPの防衛戦となりました。まずキ・ウォンビン戦に関しては、「なぜ……」という印象が強かったです。

「僕も――ケージで倒れて試合がストップされて。そこにウチのボス(長岡弘樹DOBUITA代表)が『大丈夫!?』と来るじゃないですか。その時、最初に僕が言った言葉は『やっちゃった……』でした(苦笑)」

――なぜ何をやっちゃったのでしょうか。

「ナメんなよって気持ちが出すぎて、打ち合いすぎてしまいました。自分は効かされて足も動かないし、疲れもあって、よく分からない状態になっていましたね。そこから上手く戻すこともできず、とにかく守勢にならないよう打ち合いに行く。気持ちだけ前に出てしまって」

――効かされた際に真っ直ぐ下がるよりも、打ち合うほうが凌げるケースはあると思います。ただ、まず「なぜ!?」と感じたのは、最初はヤン坊選手が効かせながら、そのあとに効かされてしまった点です。

「冷静に試合を運べば良かったものを、『倒さなきゃいけない』『良い印象を残さないといけない』という気持ちが強かったです」

――その気持ちは試合がトーナメントではなくワンマッチであることも影響していましたか。3回勝てばUFCと契約できるトーナメントではなく、いわばDWCSと同じ形で。

「たぶんトーナメントだったら、あそこで打ち合いに行っていないです。やっぱり『ワンマッチだからアピールしなきゃ!』という気持ちがたぎっていて。そんな状態で自分がダウンを奪ったから、余計に行っちゃってしまいましたね。悪い自分が出てしまいました。

あとは海外勢とのフィジカルの近いも感じましたね。キ・ウォンビン選手と組んだ時、『これは同じ階級の力じゃない』と思いました」

――今後またUFCを目指す場合、階級変更は考えますか。

「海外で戦うならフェザー級なのかな、と考えることはあります。でも仕事をしながら20キロも落とすとなると、フェザー級は厳しいというのが正直なところですね。最近はフィジカルトレーニングにも力を入れていて、通常体重も増えてきていますし」

――20キロ!? それは厳しい……。ではRTUで敗れたあと、今後についてはどのような展開を考えたのでしょうか。

「とにかくダメージが抜けたら、すぐに始動する。RTU準決勝の時に、もう1回ワンマッチで組んでもらうことはできないか――という話もしました。でも前回負けているから、どこかで勝っておかないと難しいのも当然で。そんななかでパンクラスの防衛戦の話があり、相手が久米さんだと聞いて『やります!』と返事をしました」

――その久米選手との初戦は、歴史に残る大激闘でした。2021年のベストバウトの一つだったと思います。ただ、あの試合も逆転負けを喫してしまいました。

「僕がダメな時って、仕留めに行きすぎる時なんですよ。グラップラーは、そこで粘るじゃないですか。でも自分は極めに行っているからロスが凄い。そこで感情のコントロールができるかどうかが、大きな課題だと思っています。さらにRTUで、その課題が明白になりましたよね。今回も、僕が効かせても行きすぎないようにしないといけないとは思っています」

――粕谷優介戦は、行きすぎるようなシーンはなかったですよね。

「2Rの最後に右を効かせたと思いますけど、あの時は粕谷さんの首に腕が回りそうだったのでギロチンに切り替えたんですよ。でも取れなさそうだったので、『ここは力を使いすぎないようにしよう』と、また一回切り替えました。

あの試合は冷静でしたね。1Rと2Rで、粕谷さんの組みが強いことは分かった。でも3Rはガス欠に近づいていると感じたので、トップキープしました」

――続くアキラ戦も、冷静に戦うことができていました。ヤン坊選手の右に対して、頭を下げるアキラ選手に右ハイを当ててKO勝ちでベルトを獲得。どの試合が本当のヤン坊選手なのか……。

「アハハハ、どれでしょうね。その時の状況次第で展開も変わりますし、要は勝てば正解ですから」

――確かに。久米選手との再戦も、前回の経験があるからこそ自信は深まるのではないですか。

「そうですね。あの時に足りなかったものは、これまで養ってきています試合の中で効かせる場面は出てくるはずなので、そこで感情のコントロールができるかどうか。

今回は……つまらない試合をしても勝つ。そう言い聞かせています。その気持ちを制御できるかどうか分からないですけどね。生まれ持った性格でもあるので(苦笑)」

――ファイターとしては難しいですよね。その性格がヤン坊選手の魅力でもあるし、だからこそ今までのKO勝ちがあるわけで。どちらを取るのか。

「もちろん自分はKOしてナンボだし、ギリギリまで悩むとは思いますよ。ここで負けたら、自分もお先真っ暗だとも考えますしね」

――久米選手も初戦からここまで、ファイトスタイルが少しずつ変わってきました。

「テイクダウンに来るスピードは遅くなっている気はします。初戦では組まれた時、吹っ飛ばされるような勢いでしたからね。アキラさんや粕谷さんとの試合を視ると、最近は瞬発力が落ちているとは思います。でも、やっぱり久米さんは強いんですよ」

――はい。

「それでも勝つことができるのが久米さんの凄さで。久米さんって戦士だと思います。戦うことを追求し続けて、今でも戦うことに全てを懸けているから。僕との初戦でも、意識が飛ばずに仕留めにきていますからね。

その久米さんという戦士に、最強の僕で挑むために仕上げてきています。今はパンクラスのライト級といえば久米さんだと思うので、その壁を乗り越えて『ライト級はヤン坊だ』と認知してもらえるよう、しっかり勝ちたいですね」

■視聴方法(予定)
9月29日(日)
午後12時40分~U-NEXT

■Pancrase347 対戦カード

<ライト級KOP選手権試合/5分5R>
[王者] 雑賀ヤン坊達也(日本)
[挑戦者] 久米鷹介(日本)

<ストロー級QOP選手権試合/5分5R>
[王者] ソルト(日本)
[挑戦者] 藤野恵実(日本)

<ウェルター級KOP選手権試合/5分5R>
[王者] 押忍マン洸太(日本)
[挑戦者] 佐藤生虎(日本)

<ライト級次期挑戦者決定/5分3ラウンド
葛西和希(日本)
天弥(日本)

<女子アトム級/5分3R>
SARAMI(日本)
ホン・イェリン(韓国)

<バンタム級/5分3R>
井村塁(日本)
カリベク・アルジクル ウルル(キルギス)

<ライト級/5分3R>
粕谷優介(日本)
ホン・ソンチャン(韓国)

<女子フライ級/5分3R>
端貴代(日本)
渡邉史佳(日本)

<女子ストロー級/5分3R>
KAREN(日本)
エジナ・トラキナス(ブラジル)

<フェザー級/5分3R>
糸川義人(日本)
栁川唯人(日本)

<ストロー級/5分3R>
野田遼介(日本)
船田侃志(日本)

<バンタム級/5分3R>
安藤武尊(日本)
ギレルメ・ナカガワ(ブラジル)

<2024年ネオブラッドTフライ級決勝/5分3R>
岸田宙大(日本)
山﨑蒼空(日本)

<フライ級/5分3R>
時田隆成(日本)
齋藤楼貴(日本)
 
<バンタム級/5分3R>
友寄龍太(日本)
渡邉泰斗(日本)

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45 BELLATOR DWCS DWCS S08 DWCS S08 Ep07 LFA MMA MMAPLANET o UFC ケヴィン・バジェホス ダナ・ホワイト ダニエル・フルンザ ベイリー・ショーンフェルダー ボクシング

【DWCS S08 Ep07】RNCで一本勝ちのヴォイエヴォドキンを始め、5人の勝者全員がUFCとサイン

<ヘビー級/5分3R>
ダニーロ・ヴォイエヴォドキン(ウクライナ)
Def.1R1分13秒by RNC
ベイリー・ショーンフェルダー(米国)

カレッジのフットボールからMMAに転向し、LFA & Bellatorで2勝ずつ挙げCage Fury FCでヘビー級王者となったショーンフェルダーが、ロー、ハイをと左右の蹴りを多用するヴォイエヴォドキンにボクシングで勝負を挑む。距離を詰めると、パンチに切り替えたヴォイエヴォドキンが、回るショーンフェルダーに左を入れてダウンを奪う。すぐさまバックを制したヴォイエヴォドキンがRNCでタップを奪った。

運命の時。まずはダナ・ホワイトからアレクサ・タイナラにまず契約が告げられると、ケヴィン・バジェホスを「20のコンビネーションを決めた。この22歳には光り輝く未来が待っている」と大絶賛しUFC行きを伝える。

そして、3試合目の勝者ケヴィン・クリスチャンには「9勝2敗、100パーセントのフィニッシュ率。これだけリーチのアドバンテージがあるのに、ジャブを一発も打たずスローな試合だった。それでも5連勝だ……。私自身は本当にこの試合は楽しめなかった。でもミック・メイナードが強くプッシュしてきた。こっちにきてミック・メイナードに礼を云え。君はミック・メイナードの選手だ」と、合格に。

続いてダニエル・フルンザ、ヴォイエヴォドキンは、ダナの満面の笑みとともにUFCに迎え入れらた。


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45 DWCS DWCS S08 DWCS S08 Ep07 MMA MMAPLANET o ダニエル・フルンザ ワジム・クーチ

【DWCS S08 Ep07】初回にダウンを奪ったクーチ、2Rにスタミナ切れ。フルンザがパウンドアウト

<ウェルター級/5分3R>
ダニエル・フルンザ(ルーマニア)
Def.2R3分30秒by TKO
ワジム・クーチ(ベラルーシ)

右ローを蹴ったクーチ。フルンザが右ハイを狙う。ローに右を合わせ、カーフを蹴ったフルンザは、ローを返したクーチに右をヒットさせる。動きが止まったクーチは、直後にダブルレッグでテイクダウンを決めて息を整える。クーチは下からエルボーで右目尻をカットしたが、立ち上がって強烈な勢いのパウンドを左右から落とす。

フルンザは明らかに怯み、足を一本抜かれると背中を預けてスクランブルに。後方から蹴りを見せたクーチは、再びテイクダウンを奪う。すぐに立ち上がったフルンザに正対したクーチは離れたフルンザに右を当てる。さらに間合いを測るなかで、右アッパーを決めてダウンを奪う。残り1分、クーチはクローズドガードのフルンザに細かいパンチを落とし、上体を起こしてエルボーを打ちつける。ここで立ち上がったクーチだが、フルンザが右を打ち込んでラウンド終了となった。

2R、初回はクーチが取ったが勝負の行方はまだまだ読めない。肩で息をするクーチは右アッパーからフックで前に出る。構わす打の圧を高めるフルンザは、ニータップを切って右を当てる。クーチは頭から突っ込むようなボディショット、そしてアッパーからオーバーハンドを狙う。直後にダブルレッグを仕掛けたクーチは、スプロールされ完全にガスアウト状態に。

シングルレッグも自ら離れたクーチは、ワンツーを被弾する。さらに右を受けたクーチは、エルボーに右を打ち返す。勢いを高めるフルンザは右を当て、スイッチを織り交ぜて圧を掛ける。組んで切られ、足が泳ぐクーチ。これはもう時間の問題か。フルンザはボディショットから、三角蹴りを決める。腹を効かされシングルを切られて動けないクーチが引き込むが、パンチの連打の前にレフェリーが試合を止めた。


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45 DWCS DWCS S08 DWCS S08 Ep07 MMA MMAPLANET o UFC ケヴィン・クリスチャン フランチェスコ・マッツェオ

【DWCS S08 Ep07】立っても、寝てもカウンター狙い。クリスチャンの一本勝ちにダナの判断は??

<フェザー級/5分3R>
ケヴィン・クリスチャン(米国)
Def.2R4分17秒by 腕ひしぎ腕固め
フランチェスコ・マッツェオ(イタリア)

右カーフを蹴ったマッツェオ。クリスチャンがジャブを伸ばす。間合いを測るなか、右を振るって前に出たマッツェオが組んでボディロックテイクダウンを決める。クリスチャンは下からエルボー、腰を切って腕十字へ。マッツェオは担ぎパスへ。足を戻したクリスチャンは、流血のマッツェオにヒジを続ける。十字&三角を警戒して、効果的な動きをトップで見せることができないマッツェオ。このまま時間がすぎ、残り1分近くになると上体を起こして鉄槌を落とす。クリスチャンが腰を切り、腕十字を再び狙う。立ち上がって腕を抜いたマッツェオは、草刈り気味の仕掛けもバランスを維持。頭をつけて、パウンドを落とした。

2R、クリスチャンが右前蹴り。マッツェオが右カーフを返す。エルボーで前に出たクリスチャンは、組みつかれても体を入れ替えてケージにマッツェオを押し込む。右を入れて離れたマッツェオだが、コンテンダーシリーズとしてはペースが不足しているか。マッツェオが肩で息をし、クリスチャンはカウンター狙いで手が出ない。それでも前に出るのはマッツェオだが、攻撃は続かない。左フックを合わせたクリスチャンは、自身からの攻撃があまりにも少ない。残り90秒でダブルレッグを仕掛け、一度は耐えたクリスチャンにケージ際で尻もちをつかせたマッツェオ。そのまま動きが止まり、クリスチャンが三角絞めをセット。左腕を伸ばしたタップを奪った。フィニッシュはした。しかし、それまでの試合内容はUFC首脳の望むモノではないことは絶対。果たして、クリスチャンは契約なるか──。


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45 DWCS DWCS S08 DWCS S08 Ep07 MMA MMAPLANET o キャム・ティーグ ケヴィン・バジェホス ジアン・シウバ

【DWCS S08 Ep07】PIメキシコのアルゼンチン人選手バジェホス、衝撃のボックスMMA披露し初回KO勝ち

<フェザー級/5分3R>
ケヴィン・バジェホス(アルゼンチン)
Def.Def.1R2分23秒by TKO
キャム・ティーグ(米国)

キャリア唯一の敗北が、去年のコンテンダーシリーズのジアン・シウバ戦というバジェホス。今ではPIメキシコでトレーニングをするバジェホスが、右カーフを続けワンツーフック。ティーグも左を打ち返し、ジャブから右を伸ばす。さらに近距離では首相撲からヒザを突き上げる。バジェホスは右フックを直後に入れ、ヒザ蹴りにも右を果敢に打っていく。左リードフックも勢いがあるバジェホスが、右ボディを入れて動きが落ちたティーグにパンチを纏める。

オーバーハンド、アッパー、そしてボディを打ち続けるバジェホスは腹から顔面を殴り、ボディでティーグの動きを止める。ガードを固めるティーグに対し、アッパーを入れると最後の10秒はガードの擦り抜ける左右のフックを連打。ティーグが腰から崩れ落ち、勝負が決した。

「全ては作戦通り。ダナが『武器を増やして戻ってこい』と言ってくれたので、その通りにした。今、22歳。これからもっと強くなれる。血なまぐさいファイトが求められれば、そう戦う。僕は世界のベスト、チャンピオンになるんだ」と意気揚々とバジェホスは話した。


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45 DWCS DWCS S08 DWCS S08 Ep07 MMA MMAPLANET o アレクサ・タイナラ ブログ ホージー・コンセンサォン

【DWCS S08 Ep07】初回はTDでリードしたタイナラが、喧嘩打撃でもコンセンサォンを上回り判定勝ち

<女子ストロー級/5分3R>
アレクサ・タイナラ(ブラジル)
Def.3-0:30-27.30-27.30-27
ホージー・コンセンサォン(ブラジル)

ワンツーで前に出るコンセンサォンに対し、タイナラが組んでケージ中央でボディロックテイクダウンを決める。自ら立ち上がったタイナラは、コンセンサォンの立ち上がり際に右を狙う。すぐに組み直したタイナラだが、ここも自ら離れる。コンセンサォンは右ヒザがクリーンヒットしなかったが右ストレートから右ミドルを決める。直後にダブルレッグでテイクダウンに成功したタイナラは、クローズドガードの中で首を両手て抱えてネックロックというクラシカルな攻撃を繰り出す。

タイナラがクローズドのまま立ち上がり、このタイミングでコンセンサォンもガードを解いて試合がスタンドに。コンセンサォンはワンツー、そこで組まれるとヒザを突き上げる。さらにエルボーを入れたコンセンサォンは、間合いを外したタイナラのローに右ストレートを合わせる。タイナラが荒いワンツーで前に出ると、コンセンサォンもスラッピーな打撃で応じて時間となった。

2R、タイナラの右ローにパンチを合わせたコンセンサォンだが、右を被弾する。コンセンサォンが手数を増やして前に出てきたところで、タイナラがテイクダウンを決める。パウンドを一通りまとめてスタンドに戻ったタイナラは、続いたコンセンサォンに左フックを入れる。インローで姿勢を乱したコンセンサォンは思い切り右フックを振るうが、前蹴りでケージを背負わされる。その前蹴りを掴んだコンセンサォン、テイクダウンは奪えず離れた直後に右を打たれる。

コンセンサォンも右を返すが、ケージを背負った状態が増えてくる。タイナラもテイクダウン主流でなく右ハイ、ローから右ストレートと打撃で前に出る。後ろ回し蹴り後に右ストレートを決めたタイナラはカーフを聞かせると、右オーバーハンドでコンセンサォンを下がらさせる。コンセンサォンも右フック、左ジャブを当てる。ローとジャブ、そして後ろ回し蹴りを見せたタイナラのラウンドとなった。

最終回開始直に、覚悟を決めたような足を止めての打ち合いを挑んだコンセンサォン。間合いを外したタイナラも、打ち合いに応じて右を当てる。蹴りヲキャッチしたコンセンサォンはケージにタイナラを押し込む。タイナラは体を入れ替えて離れ、打撃でいくという姿勢を見せる。互いに大振りで単発のパンチが増えてきたが、近い距離でインロー、右カーフを織り交ぜたタイナラが圧を掛け続ける。

コンセンサォンは左をヒットするが、それでもタイナラは前に出て譲らない。笑顔を見せ挑発するタイナラは右を打たれても前に出てスピニングバックキックを腹に入れる。コンセンサォンが声を挙げながらパンチを振るうも、勢いはタイナラが上だ。タイナラはカーフを効かせ、左フック。最後の10秒で思い切りパンチを交換した両者──結果はフルマークでタイナラが判定勝ちを手にした。


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45 AB Brave CF DWCS DWCS S08 DWCS S08 Ep07 LFA MMA MMAPLANET o UFC YouTube   ケヴィン・バジェホス ダニエル・フルンザ ワジム・クーチ

【DWCS S08 Ep07】85勝7敗の潰し合い。UFC戦士越えを果たした究極の勝利至上主義=クーチに注目

【写真】一発勝負で、クーチがどのようなファイトを選択するか (C)Zuffa/UFC

24日(火・現地時間)にネヴァダ州ラスベガスのUFC APEXで開催されるDWCS S08 Ep07。残念ながら日本人ファイターが2週連続で敗れたUFC直下型登竜門の戦い。今週も世界最高峰との契約を目指し、7カ国から10選手が集結する。
Text Manabu Takashima

オープニングファイトでは、コンテンダーシリーズでありながらブラジルの同朋対決となった女子ストロー級のホージー・コンセンサォン×アレクシア・タイナーラを筆頭に、今週の出場選手はレコードの綺麗なファイターが多い。出場10選手の通算戦績は85勝7敗となっている。


なかでもコメインのウェルター級マッチで、ルーマニアのダニエル・フルンザと戦うベラルーシのワジム・クーチは、17勝1敗という戦績を誇る。ばかりか2022年12月にはBRAVE CFで、元UFCファイターで10月にはオクタゴン再デビューが予定されているイズマイル・ナルディエフをスーパーウェルター級戦ながら1RKOで葬っている。

既にUFCファイタークラスの力があることを結果で示しているクーチ。フランスでMMAが合法化される以前に、パウンド無しMMAとして活動していた100% Fightのウェルター級王者で、アマMMAという言い方もできるパンクラチオンでは3度の欧州王者、世界大会でも準優勝という結果を残している。

プロMMAと並行して、アマのパンクラチオンを戦い続けてきたクーチは、アマチュアイズムが体にしみ込んでいる戦い方を見せることがある。それが決して無理をしない、リードを守り切るスコアリングMMAだ。ラウンドをリードしていると、攻勢であっても残り10秒でフィニッシュを狙わないばかりか、攻撃を止めて大逆転を芽を摘んでしまう。

もちろん、この戦い方ではコンテンダーシリーズでは勝っても契約できなことは十分に考えられる。究極の勝利至上主義者クーチだが、それでいて5つのKO勝ちと7のサブミッション勝利を挙げている。

UFC前夜という戦いで、LFAで2連勝中のフルンザを相手にし、クーチがどのような選択をするのか非常に興味深い。

■視聴方法(予定)
9月24日(水・日本時間)
午前9時~UFC FIGHT PASS

■ DWCS S08 Ep07対戦カード

<ヘビー級/5分3R>
ベイリー・ショーンフェルダー(米国)
ダニーロ・ヴォイエヴォドキン(ウクライナ)

<ウェルター級/5分3R>
ダニエル・フルンザ(ルーマニア)
ワジム・クーチ(ベラルーシ)

<フェザー級/5分3R>
フランチェスコ・マッツェオ(イタリア)
ケヴィン・クリスチャン(米国)

<フェザー級/5分3R>
ケヴィン・バジェホス(アルゼンチン)
キャム・ティーグ(米国)

<女子ストロー級/5分3R>
ホージー・コンセンサォン(ブラジル)
アレクシア・タイナーラ(ブラジル)

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45 DWCS MMA MMAPLANET o RIZIN Road to UFC Shooto Shooto2024#07 UFC YouTube ダイキ・ライトイヤー パク・ソヨン マックス・ザ・ボディ ヤックル真吾 ユ・スヨン 人見礼王 住村竜市朗 修斗 内藤頌貴 大城正也 大竹陽 山上幹臣 川北晏生 平川智也 弘中邦佳 新井拓巳 海外 西尾真輔 西條英成 野瀬翔平 黒部和沙

【Shooto2024#07】環太平洋王座決定Tで再起、野瀬翔平「今まで以上に組みを強化しています」

【写真】3度目のRTU敗戦から4カ月、プロデビューした修斗で出直す野瀬(C)SHOJIRO KAMEIKE

22日(日)、東京都文京区の後楽園ホールでShooto2024#07が開催される。今大会では空位となっている環太平洋バンタム級王座を争う4人制トーナメントが開幕し、野瀬翔平が人見礼王と決勝進出を書けて戦う。
Text by Shojiro Kameike

今年5月に三度目のRoad to UFCに挑んだ野瀬だが、初戦で韓国のユ・スヨンに判定負けを喫した。その野瀬が国内復帰に選んだ場所は修斗、しかも環太平洋王座決定トーナメントだ。RIZIN出場経験もあり、一方でUFCを目指し続けるのであれば海外のフィーダーショーという選択肢もあるなか、野瀬が修斗のベルトを目指すことになった理由とは。RTUのユ・スヨン戦を振り返るとともに、ベルト獲得に向けた現在の練習についても訊いた。


――今回、修斗の環太平洋王座決定トーナメントに出場します。5月に3度目のRTUで敗れたあと、国内のベルトを目指すというのは少し意外でした。

「弘中先生(弘中邦佳マスタージャパン代表)と話をして――RTUへのアタックが3回ダメだったので、もう一度国内で実績を積もうという結論になったんです。『国内のベルトを目指して、そこで負けていてはUFCに行くこともできない。だから国内で立て直そう』と。

じゃあ国内で、どこで試合をしてベルトを目指すのか。僕はアマチュア修斗からプロまでずっと修斗でやってきました。今回、その修斗のベルトを目指すトーナメントを組んでもらえて良かったです」

――「意外」と感じた一つの理由は、これまで野瀬選手が一度もベルトに挑んだことがなかった点です。さらに言えば、ランキングも上位ではなく。

「そうなんですよね(笑)。修斗で戦ってきて『上位ランカーと試合させてほしい』と言っている時に、ちょうどRTUの話が来たんですよ。そこでRTUを選ぶというのが2年続いて。ようやく神田(T800周一)選手に勝ってランキング入りした直後に、また3回目のRTUが決まり……それが修斗でランキングが上がらなかった理由です。

RIZIN、RTUで試合をしてきて、いきなり修斗のベルトというのも虫が良すぎるかもしれないですね(苦笑)。結局、僕は今までMMAをやっていて形になったモノが何もないんです。それもあって、まずは国内で修斗の環太平洋王座、さらに上のベルトを獲りに行こうという話になりました。今回は2回勝てば環太平洋のベルトを巻ける。だからモチベーションは高いです。さらに上のベルトも、その先も見据えた戦いになります」

――ある意味異例ともいえる3回連続RTU出場で、今年は初戦でユ・スヨンに敗れました。あの試合について振り返っていただけますか。

「もう3回目の挑戦だし、絶対に優勝してUFCと契約する。それだけ気持ちが入りすぎて、練習でも早く仕上がりすぎてしまいました。体も早く出来上がって、自分でギアも上げまくり、アドレナリンが出まくって練習でも動きまくってしまい……逆に良くなかったですね。そのために怪我もしてしまいましたし。

早い段階でピークが来るほど、気合いが入りすぎてしまいました。試合当日のパフォーマンスは悪くなかったと思います。もちろんユ・スヨンは凄く強い選手でした。ただ、今思えば自分も気持ちが入りすぎていました」

――確かにユ・スヨン戦もスタートダッシュは悪くないというか、むしろ良かったですよね。

「はい、最初にバックを取りかけたところまでは良かったです。でもそこから落とされて、逆にバックを奪われ、削られてから相手のペースになってしまいました。最初に良い形でバックを取ることができて、こちらが面喰った部分もありましたね。『おぉ、バックを取れちゃったよ!』みたいな(苦笑)」

――野瀬選手に苦手な部分があるとして、そこを突かれて負けたのであれば、また考えることは違ったかもしれません。しかしユ・スヨン戦は、野瀬選手の得意な部分で負けてしまった。試合直後、その点が一番気になりました。

「自分が組み負けてしまいましたからね。最後のラウンドは打撃で行っていれば、もしかしたら――という考えもあったかもしれないです。でも、それは『たら・れば』であって。

自分は組みを練習してきたので、最終ラウンドも組みに行ったことに後悔はないです。だから……帰国してから今まで、打撃を強化しようとは考えませんでした。もちろん普段から打撃は練習していますけど、それ以上に『ユ・スヨンに組み勝てるぐらいになりたい』と思って、今まで以上に組みにフォーカスして強化しています」

――それがファイターとしてのプライドですよね。では組み技の面で新しいことを取り入れるのか、あるいは今まで培ってきたものの精度を上げていくのか。

「一つ一つの技術の精度を上げることですよね。ユ・スヨン戦でも僕がバックを奪った時、前に落とされずに自分がポジションをキープして削っていたら、2Rめでも僕のほうが良いポジションを取れたかもしれません。今までの対戦相手なら、そこで極めることができた。でもユ・スヨンのような体格も技術もある選手なら、ここで攻めるより一度キープしたほうが良い。今はそういうことも意識しながら練習しています」

――いまやUFC本戦だけでなくRTUやDWCSでも、自分がやるべきことは分かっていても、それを判断しなければいけないスピードがどんどん速くなっている。とにかくMMAとしての進化が加速し続けています。

「そうなんです。ユ・スヨン戦も一瞬の判断ミスで、そのまま最後まで持っていかれて……まず練習から、もっともっと集中しないといけないと思っています」

――そのユ・スヨンも準決勝で得意の展開に持ち込み切れず、苦戦の末に決勝へ進みました。UFCを目指す戦いの厳しさを物語っています。

「あの準決勝を見て、『RTUの参加者は全員強いんだな』って思いました。でもあの展開で競り勝てるユ・スヨンは強いですね。戦った人間として、このまま優勝してUFCと契約してほしいです」

――なるほど。そして今回、修斗の試合が決まりSNSでは「役者が違う」と投稿していました。

「アハハハ。正直ここで苦戦しているようでは、今後について考えなきゃいけないと思っています。この2試合では圧倒的な差を見せつけて、ベルトを獲らないといけないですね。『これは野瀬がベルトを巻いて当然だ』と思われるような試合にしたいです。

これも正直に言うと、お互いのキャリアを考えたらベルトが賭けられたトーナメントでなければ、試合を受けていないぐらいの相手です。舐めているわけじゃないんですけど……」

――キャリアの差を考えたら、そう感じるのも仕方ないと思います。とはいえ、伝統派空手をベースとした鋭い打撃を持っているファイターです。

「未知な部分はありますけど、やはり打撃の踏み込みが速いですね。相手は一発効かせたい、僕は組んで極めたいという分かりやすい構図かなと思います。瀧澤戦と同じで、空手×柔術で先にどちらが自分の良さを出せるか。

国内のベルトを足掛かりにして、一番高いところに行きたいです。油断することなく、しっかりと格の違いを見せます」

■Shooto2024#07 対戦カード

<環太平洋バンタム級王座決定T準決勝/5分3R>
野瀬翔平(日本)
人見礼王(日本)

<環太平洋バンタム級王座決定T準決勝/5分3R>
川北晏生(日本)
ダイキ・ライトイヤー(日本)

<ウェルター級/5分3R>
住村竜市朗(日本)
西條英成(日本)

<ライト級/5分3R>
マックス・ザ・ボディ(カメルーン)
西尾真輔(日本)

<ストロー級/5分3R>
黒部和沙(日本)
山上幹臣(日本)

<ストロー級/5分2R>
内藤頌貴(日本)
大城正也(日本)

<女子アトム級インフィニティリーグ/5分2R>
パク・ソヨン(韓国)
NOEL(日本)

<女子アトム級インフィニティリーグ/5分2R>
平田彩音(日本)
檜山美樹子(日本)

<フライ級インフィニティリーグ/5分2R>
大竹陽(日本)
ヤックル真吾(日本)

<バンタム級/5分2R>
平川智也(日本)
新井拓巳(日本)

<2024新人王決定T フライ級1回戦/5分2R>
手島響(日本)
直島弘昌(日本)

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