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【DWCS S08 Ep04】組み続けるカリーをボクシングで攻略、サントスがフルマークの判定勝ち

<ミドル級/5分3R>
ジジョルデン・サントス(ブラジル)
Def.3-0:30-27.30-27.30-27
ウィル・カリー(英国)

スイッチするカリーが、左ハイ、右カーフを蹴って行く。さらに左ハイを蹴ったカリーに対し、サントスがスウェイでかわす。ワンツーを入れたサントスが、右を続ける。カリーは左ミドルを決め、ダブルレッグでテイクダウンを狙う。ケージを使った堪えたサントスが体を入れ替える。残り1分40秒で離れたサントスはワンツーで前に出る。カリーはダブルレッグから引き込むと、右を差して立ち上がる。サントスは右ストレートを決め、ワンツー。カリーは右オーバーハンドから組むが、テイクダウンを奪わないクリンチはUFCへの道を遠ざけるだけだ。

2R、カリーの左ミドルに右を合わせたサントスは、続くダブルレッグもケージを利して倒されない。離れたサントスはワンツー、右アッパーをケージを背負ったカリーに決める。前に出たカリーだが、ここもダブルレッグを切られ逆にケージに押し込まれる。ヒザを見せるカリーは、離れたサントスに再びダブルを仕掛ける。スプロールし、ケージに押し込まれサントスは回って離れると右を入れ、なぜかテイクダウンを狙う。クリンチから離れたサントスは、ここでアッパー&ワンツーもクリンチを選択する。

残り90秒、間合いを取り直した両者だったが、またもカリーがダルレッグからケージへ。付き合わなかったサントスはボディ、右アッパーからパンチを纏める。カリーはクリンチ、呼吸を整えて離れたサントスが右ストレートを決め、跳びヒザ&ダブルレッグでテイクダウンを決めるとトップを取ってラウンド終了に。

最終回、ジャブから右を伸ばすサントス。さらにワンツー、アッパー、フックと攻撃を纏める。サントスは組ませず離れようとしたところで、カリーがスピニングバックフィストも空振りに。そしてカリーは組んで、ケージに押し込む。回して離れたサントスが、ジャブから右、左フック、左ボディショット、ローと攻撃を纏める。カリーは当然のようにクリンチへ。エルボーを打ったカリーは、間ができるとサントスの拳を被弾する。さらにサントスはエルボーを顔面に入れる。クリンチからケージにサントスを押し込んだカリーは、ヒザをついてダブルレッグも取り切れない。

時間が過ぎ、首を抱えられたカリーはギロチンから逃れるが、逆にケージに押し込まれる。カリーは小手投げでテイクダウンを決め、腕十字を仕掛ける。腕を抜いて立ち上がったサントスは、ダブルレッグで押し込まれるとスナップダウンからバックを許す。カリーはバックコントロールも、時間に。

結果、フルマークで判定勝ちしたサントスは「ここにいることが嬉しい。信じてくれたマネージャーに感謝している。相手は英国のトップでも、自分のボクシングを信じていた。UFCで戦える準備はできている。僕はアンダードックだとも思っていなかった。ブラジル代表して、気持ちで戦った」とまくしたてた。


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45 DWCS DWCS S08 MMA MMAPLANET o オースティン・バシ ドリアン・ラモス

【DWCS S08 Ep04】とにかくTD&バックライド。オースティン・バシがラモスがRNCで仕留める

<フェザー級/5分3R>
オースティン・バシ(米国)
Def.2R3分15秒by RNC
ドリアン・ラモス(米国)

5日前のオファーを受けたラモスに対し、バシは-1100のフェイバリットだ。そのバシは開始早々に右ハイを放つが、空振りに。このタイミングで組んできたラモスを小手で崩し、離れたラモスをめがけてローダブルレッグで突進する。ここはターゲットを見失ったが、バシは続くシングルレッグでテクダウンを決めるとスクランブルでバックに回る。さらに正面にまえる動きを見せ、後方からハイ後繰り出した。

ラモスはこれを抱えてテイクダウンへ。すぐに立ち上がったバシは、ダブルレッグでテイクダダウンを決めて再びバックに。ラモスの前転にもついていきワンフックへ。ラモスが立ち上がると、フックを解いたバシはヒザ蹴り&左フックを見せて離れる。間合いを取ると、ローからフック──そしてダブルレッグでテイクダウンを決めたバシが、ワンフックでバックへ。パンチ、鉄槌を受けたラモスが両足フックを許す。

バシは殴りながらRNCの機会を伺う。ラモスは立ち上がると、ワンフックから着地したバシが押し倒すようなパンチを見せて、すぐにバックグラブに。パンチを受けながら、ラモスは初回をサバイブした。

2R、バシは左ミドルハイを見せ、右ローへ。ラモスも右フックを振るうが、すぐにダブルレッグからスタンドでバックを許す。正対し、担いでスラムしたバシはラモスの前転にここもバックをキープする。スクランブルで胸を合わせたバシが、ラモスのダブルレッグに頭をとって後方へ引き揉む。頭を抜かれると、即レッスルアップから倒したバシが6度目のバック奪取へ。腰を抜き、立ち上がったラモスだが前蹴りからシングルレッグで倒される。ここもバックを預けたラモスは、スクランブルに持ち込んだが倒されバシのバックコントロールが続く。

この展開がエンドレスで続くかと思われた刹那、バシは立ち上がったラモスにRNCをセットして後方に倒れ込むとタップを奪った。

「ここまで長かった。13連勝、フィニッシュできて良かった。対戦相手が代わったけど、言っていたように2Rにフィニッシュした。このペースが僕の持ち味、5Rこれを続けることができる」と22歳の勝者は話した。


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45 DWCS DWCS S08 MMA MMAPLANET o   シャノン・クラーク ジュネイシ・ドゥベン ダナ・ホワイト

【DWCS S08 Ep04】女子フライ級で一撃KO!!! クラークを失神させたドゥベンにダナは「おめでとう」

<女子フライ級/5分3R>
ジュネイシ・ドゥベン(ベネズエラ)
Def.1R1分13秒by KO
シャノン・クラーク(カナダ)

スイッチを織り交ぜ、荒いパンチを纏めるドゥベン。左を受けて腰が落ちたクラークが、首相撲からヒザを突き上げる。ドゥベンは細かいコンビからスピニングバックフィスト、前に出てくるクラークに右を合わせてダウンを奪う。すぐに立ち上がったクラークもスイッチしたが、ローにドゥベンの右オーバーハンドを合わせる。この一発でクラークが失神、大の字に倒れた相手への鉄槌をわざと外したドゥベンに、ダナ・ホワイトは「最高だ。おめでとう」という言葉をかけた。

「しっかりとビジョンを描いて、実現していくの。ダナが話していることは分からなかったけど、ただハグをしたわ(笑)。ベネズエラだけで、7年間拠点にしているペルーを代表して戦っている」とドゥベンは話した。


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45 AB DWCS DWCS S08 DWCS2024 S08 Ep04 Eterna GFC Gladiator Gladiator Challenger Series01 LFA MMA MMAPLANET o UFC YouTube アン・ジェヨン イゴール・カバウカンチ キム・ジェウン キム・ハンソル クイラン・サーキルド コ・ソクヒョン シャノン・クラーク ティン・ワン ドリアン・ラモス 三上ヘンリー大智 内藤由良 岩﨑大河 桜井隆多

【DWCS2024 S08 Ep04】韓国からAngel’s FC二階級制覇のコ・ソンヒョクが出場。注目は12-0のバシ!!!

【写真】バック奪取能力とキープ力に注目のバシ(C)Zuffa UFC

3日(火・現地時間)、ネヴァダ州ラスベガスのUFC APEXでDWCS S08 Ep04が開催され、メインでは韓国から出場のコ・ソクヒョンがブラジルのイゴール・カバウカンチと対戦する。
Text by Manabu Takashima

今年のコンテンダーシリーズでは第1週に中国からティン・ワンが出場も判定負け。

9月には岩﨑大河、内藤由良の日本人ミドル級ファイターの試合が控えているが、一足早くAngel’s FCでミドル級とウェルター級のベルトを巻いたコ・ソクヒョンがUFC行きを賭けての一発勝負に挑む。


柔道ベースのコ・ソクヒョンは2017年のサンボ世界選手権、コンバットサンボ82キロ級に出場し投げ技でポイントを稼ぐスタイルで韓国サンボ史上、初の世界王者に輝いている。

MMAデビュー後は7戦目で戦績3勝3敗のアン・ジェヨン(今年の2月にGladiator Challenger Series01で三上ヘンリー大智に敗れている)を破り、Angel’s FCウェルター級王座を獲得すると初防衛に成功した後、Double GFCウェルター級王者キム・ハンソルとのチャンプチャンプ対決で67秒KO負けし王座陥落。

ミドル級に転じると、2022年12月にキャリア5勝4敗のキム・ジェウンに勝利してAngel’s FCミドル級のベルトを腰に巻いた。倒す、崩す、投げるという意味での組みは強い。一発の力もある。とはいえフィニッシュ勝利は経験値の少ない相手から挙げたケースが多く、ミドル級チャンピオンになってからは大ベテラン桜井隆多、インドネシア人で7勝7敗のアルウィン・キンカイを倒してコンテンダーシリーズ出場権をウェルター級で得たことになる。

対するカバウカンチはブラジルのInside Fightes’ Leagueなるプロモーションのウェルター級王者で戦績は9勝0敗だ。試合映像はアマ時代とプロ初陣のモノが確認できたが、12秒KO勝ちと27秒でRNCで一本勝ちで実力は測り辛い。9勝0敗、7つのTKO勝ちと2つのサブミッション勝ちというレコードは立派だが対戦相手の実力は未知数で、6勝16敗や5勝9敗という相手も含まれている。この試合は蓋を空けてみるまで予測がしずらい。

アジア枠という見方を取っ払うと注目は、ドリアン・ラモスと対戦するオースティン・バシだ。レコードは12勝0敗、ミシガン州のローカルプロモーション=Lights Out Championshipのバンタム級チャンピオンは、3つのTKO勝ちと4つの一本勝ちをしている。

彼がRNCで勝利した3試合のなかで、LFAで5勝2敗のアルカル・アスカルが含まれている点は大きい。キャリア14勝2敗だったアスカルに対し、ダブルレッグでテイクダウンを奪うとバックに回って絞めあげた。このタップアウト勝利は、未知過ぎる相手からの連続フィニッシュ勝利よりも、実力の裏付けとなることは間違いないはずだ。

また第1試合のライト級=クイラン・サーキルド×ゲージ・ヤングも気になる。今や世界の五指にはいるかという実力者を生み出すパワーハウス=豪州からシーズン08初のUFC昇格を目指し、サーキルドが参戦する。サーキルドは同国のトップフィーダショーであるEternal MMAのライト級チャンピオン。日本からもEternal MMA経由でUFC行きを狙うファイターが出てきつつあるなか、ベルトを巻いたサルギルドの挑戦──その確認を怠ることはできない。

■視聴方法(予定)
9月4日(水・日本時間)
午前9時~UFC FIGHT PASS

■DWCS S08 Ep04対戦カード

<ウェルター級/5分3R>
イゴール・カバウカンチ(ブラジル)
コ・ソクヒョン(韓国)

<ミドル級/5分3R>
ウィル・カリー(英国)
ジジョルデン・サントス(ブラジル)

<フェザー級/5分3R>
オースティン・バシ(米国)
ドリアン・ラモス(米国)

<女子フライ級/5分3R>
ジュネイシ・ドベン(ベネズエラ)
シャノン・クラーク(カナダ)

<ライト級/5分3R>
クイラン・サーキルド(豪州)
ゲージ・ヤング(米国)

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45 DWCS DWCS S08 DWCS S08 Ep03 MMA MMAPLANET o UFC   アンドレイ・プリャエフ キック ボグダン・グラッド マルコム・ウェルメーカー マルコ・トゥーリオ

『Dana White’s Contender Series 69』試合結果/ハイライト動画




・Andrey Pulyaev def. Liam Anderson via unanimous decision (30-27, 30-27, 30-27)
・Bogdan Grad def. Michael Aswell via split decision (28-29, 29-28, 30-27)
・Marco Tulio def. Matthieu Duclos via TKO (spinning back kick to the body) – Round 2, 2:38
・Malcolm Wellmaker def. Adam Bramhald via knockout (punch) – Round 1, 2:29
・Nick Piccininni def. Jack Duffy via split decision (28-29, 29-28, 29-28)

【DWCS S08 Ep03】カーフで削られたピッチニーニが、組みに来たダフィーを逆転スプリット判定勝ち(MMAPLANET)

【DWCS S08 Ep03】打撃に自信のブラムハルドをウェルメーカーが右一発でKO(MMAPLANET)

【DWCS S08 Ep03】2度目の正直?! マルコ・トゥーリオがデュクロをスピニングバックキックでKO(MMAPLANET)

【DWCS S08 Ep03】人生を賭けた15分。CS史上初、アズウェルに競り勝ったグラッドにダナがボーナス公言!!(MMAPLANET)

【DWCS S08 Ep03】プリャエフ、3-0勝利で合格&グラッドは敗者ともに。5人がINもピッチニーニは再戦指令!(MMAPLANET)

 8月27日にネバダ州ラスベガスのUFC APEXで開催された『Dana White's Contender Series 69』の試合結果。


 マルコム・ウェルメーカー、マルコ・トゥーリオ、ボグダン・グラッド、アンドレイ・プリャエフの4名がUFCとの契約を勝ち取っています。以下、ハイライト動画です。続きを読む・・・
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【DWCS S08 Ep03】プリャエフ、3-0勝利で合格&グラッドは敗者ともに。5人がINもピッチニーニは再戦指令!

<ミドル級/5分3R>
アンドレイ・プリャエフ(ロシア)
Def.3-0:30-27.30-27.30-27
リアム・アンダーソン(米国)

開始直後から圧を掛けて、パンチを見せて組みついたアンダーソン。右を差してケージにプリャエフを押し込む。シングル、ダブルとテイクダウンを狙うアンダーソンだが防ぐプリャエフが鉄槌を打っていく。アンダーソンはボディロックに取るが、後方へ崩しを防がれる。残り2分半で離れたプリャエフが左カーフを蹴る。シングルのフェイクを見せたアンダーソンだが、プリャエフは左を入れ、前蹴り、右ジャブを繰り出す。スイッチしたアンダーソンに対し、プリャエフはインローからボディ、左ストレートを当てる。

さらに左ハイから左ストレートを入れたプリャエフは、打撃で攻勢に。アンダーソンもオーソに戻して右を当て、ダブルレッグで押し込んだところで時間になった。

2R、初回同様に開始直後に前に出るアンダーソンが右ミドルを決める。ここから組んでケージ際のクリンチから、シングルレッグへ。ヒザをつかされたが、すぐに立ったプリャエフはケージを背負った状態が続く。この時間が続くと契約へのアピールタイムが目減りするプリャエフが首相撲から肩パンチを入れて離れると、左ストレートをヒットさせる。

さらに右ストレート&左フックを振るうプリャエフに対し、疲れたアンダーソンは右ハイを狙って後方に崩れる。パウンドを落として、すぐにスタンド戦を選択したプリャエフがアンダーソンのクリンチにエルボーを打っていく。離れて左の三日月、ローを蹴ったプリャエフは自らボディロックへ。アンダーソンはこの機会を逃さず、テイクダウンを決めるとダースを狙う。リスト取って防いだプリャエフだが、背中をつかされてしまう。鉄槌とパンチを連打したアンダーソンは、マウントを取ると左右のパンチを落とし、スコアは分からない状態となった。

最終回、まず左ミドルを入れたプリャエフが、アンダーソンに組ませずパンチを振るう。それでも組んだアンダーソンはアッパーとヒジの応手のなかで間合いを取り直す。と、左を決めたプリャエフが2発、3発と左を打ち込む。ケージ中央のスナップダウンからがぶっていったアンダーソンだが、プリャエフがダブルレッグでテイクダウンを決める。ガードの中からエルボーを落とすプリャエフに対し、アンダーソンはハイガードから腰を切ろうとする。

腰を抱えて左のパンチを2発落としたプリャエフは左エルボーを振り下ろす。アンダーソンは左腕を差してレッスルアップを狙うも、ヒジを受けて背中をみせてしまう。頭部にカットが確認できるアンダーソンからバックを取ったプリャエフは、前方に落とされそうになって足を抱える。結果、下になったプリャエフはバックを許して、両足をフックされる。残り試合時間は40秒、プリャエフはマウント狙いを利してリバーサルを決めると左のパンチを落とし、スクランブルでバックに回ってタイムアップを迎えた。

結果はプリャエフがフルマークでラウンドを揃えるという結果に。「今日は最高の力を見せることができなかった。もっと、デキる。サインをして、それを証明したい。ミドルキックは作戦とはいえない。でも、入ると思ったから使った。契約が欲しい。ベストファイトとダナが思うなら、ボーナスも」と話したプリャエフ。他の4試合より組みの展開が多かったが、両者とも死力を尽くして戦ったことには変わりない──が、ショーン・シェルビーの熱のない拍手が気になるところだ……。

ダナ・ホワイトは「第1試合の判断は難しい。なぜなら、あのジャッジの裁定には納得できないからだ。ニックが勝ったと思っていない。ダメージが多かったのはニックだ。ニック、君の才能は疑いようがない。もし、両者が合意するなら第10週で再戦を組みたい。それがフェアだと思う」と何と、ニック・ピッチニーニの契約は見送られることに。

対して「君はコンテンダーシリーズで求められていることをやり切った」とマルコム・ウェルメーカーは大歓迎でUFCに迎え入れられる。続いてマルコ・トゥーリオも「コンテンダーシリーズでスピニングバックキックでのKOは初めてだ」と契約が告げられた。

激闘パート2の勝者ボグダン・グラッドは「コンテンダーシリーズ史上、最高の試合だった。両者にボーナスを贈りたい。2人には明るい未来が待っている。君は当然だが、マイケルもUFCだ。2人ともおめでとう」という言葉に大きく手を叩いた。

「アンドレイはまだいないよな。でも、私の言っていることは分からないだろうから、問題ない。彼のファイトIQは高い。少しの動きが本当に素晴らしくて、最高だ。彼も明るい未来が待っているだろう」とプリャエフの契約も決まった。


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45 DWCS DWCS S08 DWCS S08 Ep03 MMA MMAPLANET o UFC ダナ・ホワイト ボグダン・グラッド マイケル・アズウェル

【DWCS S08 Ep03】人生を賭けた15分。CS史上初、アズウェルに競り勝ったグラッドにダナがボーナス公言!!

<フェザー級/5分3R>
ボグダン・グラッド(オーストリア)
Def.2-1;30-27.29-28.28-29
マイケル・アズウェル(米国)

昨年のコンテンダーシリーズで敗れ、リベンジとなるグラッドが左ハイを見せる。アズウェルもワンツーを放ち、序盤からアグレッシブな展開に。それでも両者とも力が入り過ぎりおり、どこまでこの展開が続けることができるのか。それとも一撃フィニッシュとなるか。グラッドはローからボディ、ミドルにアッパーととにかく手数が多い。アズウェルもカウンターで右を当てるなど、落ち着きを見せるが勢いに圧された状態だ。と、グラッドは左フックに逆に左を合わされ動きが落ちる。

アズウェルはジャブを伸ばしてサークリングを駆使するようになるが、グラッドは前に出続けワンツーを振るう。ボディを決めたアズウェルは、ジャブを差しスピニングバックフィストをかわす。と、グラッドはダブルレッグでテイクダウンへ。しりもちをついて立ち上がったアズウェルの頭を抱えたグラッドだが、ギロチンはセットできず間合いを取り直す。スピニングバックフィストの空振りから。左ミドルというコンビを見せたグラッドが最後に左フックをヒットさせた。

2R、アズウェルのジャブにフックを合わせたグラッド。アズウェルも右フックからローを蹴って、ワンツーを入れる。グラッドは足が止まる瞬間も出てきたが、右オーバーハンドを決める。さらにガードの上から力強い左ハイを見せるなど、グラッドは勢いを持続しようと懸命に攻撃を続ける。それでも口が開き気味のグラッドに対し、アズウェルはボディを抉っていく。

攻撃が大きくなってきたグラッドに対し、アズウェルはボディから顔面を狙う。さらにワンツーからスリーを決めたアズウェルはグラッドのダブルレッグをケージを利して切りエルボーを落とすが、尻もちをつかされる。すぐに立ち上がったアズウェルにエルボーを狙って離れたグラッドが、右をヒットし腹にヒザを入れる。さらに右ストレートを決めたグラッドは、無尽蔵のスタミナと精神力を見せる5分となった。

最終回、「契約は目の前だ」とセコンドにプッシュされたアズウェルがハイをかわしてボディを殴る。グラッドもすかさずコンビネーションを接近戦で見せる。アズウェルも対応し、激しい乱打戦のなかでグラッドがマウスピースを吐き出し、試合が一旦止まる。再開後も、グラッドはパンチを被弾しながらも、「うんうん」と頷き、前に出る。そこに右を当てるアズウェルも、左目尻をカットしており──まさに激闘に。グラッドはダブルレッグ、崩して足を束ねていくがアズウェルはすぐに立ち上がる。

離れて右オーバーハンドをヒットさせたグラッドに対し、アズウェルも細かいパンチを纏めジャブを2発入れる。ローに右を合わせ、ボディから顔面を打ち抜くアズウェルはテイクダウン狙いを切ると、クリンチからボディを連打する。両者、大きく肩で息をしながら打ち合いを続けるなかで、精度と手数で上回るのはアズウェルだ。それでもグラッドも右ハイをチップさせ、テイクダウン狙いでアズウェルの姿勢を崩す。そのまま殴りに出たグラッドに対し、アズウェルもすぐに応戦したところでタイムアップに。

まさに人生を賭けた15分を追え、この日2度目のダナ・ホワイトによるスタンディングオベーションが見られた死闘は、スプリットに割れ──グラッドに凱歌が挙がった。バックステージに戻るグラッドに対し、ダナはコンテンダーシリーズ8年の歴史で初めて5000ドルのボーナスを中継中に伝える。この1戦で1万5000戦ドルを手にすることになったグラッドは「マイケルと一緒に契約が欲しい。ハードな日々が、このボーナスにつながった。UFCでもっと活躍したい、激闘になることは分かっていた。だから、タッチグローブをしなかったんだ」と勝利者インタビューで語った。


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45 DWCS DWCS S08 DWCS S08 Ep03 MMA MMAPLANET o キック マチュー・デュクロ マルコ・トゥーリオ

【DWCS S08 Ep03】2度目の正直?! マルコ・トゥーリオがデュクロをスピニングバックキックでKO

<ミドル級/5分3R>
マルコ・トゥーリオ(ブラジル)
Def.2R2分38秒by KO
マチュー・デュクロ(フランス)

サウスポーのデュクロが左ミドルを2発連続で放つ。トゥーリオは右インロー、左アウトローから右を伸ばす。スイッチするデュクロに対し、ワンツーを打ち込みダウンを奪ったトゥーリオは立ち上がったデュクロをケージに押し込む。間合いを取り直したトゥーリオもスイッチを見せ、オーソに戻して右ボディショットを決める。なかなか手を出せないデュクロだが、右を被弾した直後に左フックを打ち返す。

さらにデュクロ右を当て、トゥーリオもここで前に出ると右ローで姿勢を乱したデュクロをケージに押し込む。回って離れたデュクロにジャブを伸ばすトゥーリオはミドルをガードして飛び込む。警戒感が増した感のあるトゥーリオのステップインに、デュクロは右を合わせ組まれても最後にテイクダウンを決めた。

2R、左アウトローを蹴ったトゥーリオはパンチの応酬のなかで右ストレートを入れ、デュクロのステップインにスピニングバックフィストを合わせていく。そして右カーフから左ストレートを入れ、デュクロは右三日月を蹴る。トゥーリオは左フックを当て、ワンツーで左フックを強振する。デュクロはこれをかわすが、手数は減っているか。

トゥーリオは一気に距離を詰めて組みつくと、ケージに詰めてエルボーを打ち込む。離れて右を決めたトゥーリオは、デュクロの右オーバーハンドにスピニングバックキックを合わせレバーを蹴り抜く。デュクロは悶絶して、ヒザをつきKO勝ちを決めた。

「前回、タフな相手と戦い今回の相手もそうだった。シュートボクセの力を見せて戦いたかった。練習の30パーセントの力で倒すことができる。フィニッシュの蹴りは、他の試合でも使っている。タイミングをずっと磨いてきたんだ」とバックステージインタビューで笑みを見せた。


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45 DWCS DWCS S08 DWCS S08 Ep03 MMA MMAPLANET o アダム・ブラムハルド マルコム・ウェルメーカー

【DWCS S08 Ep03】打撃に自信のブラムハルドをウェルメーカーが右一発でKO

<バンタム級/5分3R>
マルコム・ウェルメーカー(米国)
Def.1R2分29秒by KO
アダム・ブラムハルド(英国)

左ローを蹴ったブラムハルドが、ウェルメーカーの蹴りをキャッチ。すぐにリリースし、様子見ながら手数は多い打撃戦に。互いに相手の攻撃を見つつ、蹴り、拳を使う。構えを変えるウェルメーカーは右カーフを蹴り、ブラムハルドがジャブを伸ばす。組んだウェルメーカーだが、すぐに離れるとブラムハルドのステップイン&ジャブにが右クロスを合わせる。この一発でブラムハルドが前方に崩れ落ち、勝負は決した。

「自分が何をしないといけないかを理解している。彼は打撃戦に本当に自信を持っていた。そこに右を打ったんだ」とウェルメーカーは話した。


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45 DWCS DWCS S08 DWCS S08 Ep03 MMA MMAPLANET o キック ジャック・ダフィー ダナ・ホワイト ニック・ピッチニーニ ボクシング

【DWCS S08 Ep03】カーフで削られたピッチニーニが、組みに来たダフィーを逆転スプリット判定勝ち

<フライ級/5分3R>
ニック・ピッチニーニ(米国)
Def.2-1:29-28.29-28.28-29
ジャック・ダフィー(米国)

左ミドル、左ハイを放ったダフィーがシングルレッグへ。レッグリフトにも耐えたピッチニーニは、クリンチでダフィーをケージに押し込んでヒザをボディに入れる。ボディロック&小外掛けでテイクダウンを奪ったピッチニーニはギロチン、三角、オモプラッタを防いでパウンドを落としていく。ダフィーは蹴り上げを見せると、飛び込んできたピッチニーニに対してハイガード、Kガードから足を取りに行く。ピッチニーニがヒザ十字にヒザを抜いて立ち上がると、試合はスタンドに戻る。

ダフィーはヒザ蹴りから右カーフ、そして左ハイ、左ミドルと蹴りを多用する。ピッチニーニは右カーフを蹴られ、スイッチしたダフィーの左ミドルの受ける。腹、足をスイッチしながら攻め、ヒザも繰り出すダフィーがダブルレッグへ。切ったピッチニーニががぶりからヒザを突き上げる。ダフィーは右エルボーを打ち込み、左ミドルから右カーフを続ける。ピッチニーニの右ハイをかわして、カーフを続けるダフィーが残り10秒でも2発カーフを決めて試合を有利に進めた。

2R、フック、前蹴りのピッチニーニはスピニングバックフィストからカーフを蹴られ、ついに構えを変える。すぐにオーソに戻したピッチニーニに対し、ダフィーはテイクダウンを仕掛けて切られると引き込む。カーフを効かせているので、勿体ない展開だ。ガードの中からパウンドを落とすピッチニーニに対し、ダフィーは足を懸命にきかせて、ハーフを取らせない。それでも下が続くダフィーは、蹴り上げから立ち上がろうとしてバックを取られる。

サイドバックから崩し、真後ろに回ったピッチニーニはボディトライアングルを完成させて仰向きに。ピッチニーニは足を組み替えようとしフックを解いた刹那、ダフィーが胸を合わせてスタンドに戻る。ピッチニーニがクリンチでケージに押し込み、残り30秒を切って小外刈りでテイクダウンを決めると、再びスクランブルでバックを取り四の字フックへ。立ち上がったダフィーは背中からスラムするが、バックを許したまま時間となった。

最終回、ピッチニーニが右オーバーハンド。ダフィーのワンツーは届かないが、続く右ハーフでピッチニーニが尻もちをつく。直ぐに立ち上がったピッチニーニ。ダフィーはまたもテイクダウンを狙うが、切られる。ここはスタンドに戻ったダフィーはテンカオ、直後にピッチニーニはダブルレッグでテイクダウンを奪う。ギロチンを防御されたダフィーは背中を見せて、両足のフックを許す。

前方に落としに掛かったダフィーだが、ピッチニーニは位置を修正してフックを解きバックコントロールに転じる。正対してダブルレッグを仕掛けたピッチニーニは、ギロチンを警戒して離れると一気に動きが落ちる。ダブルを切ったダフィーはジャブの差し合いから前蹴りで顔面を蹴る。残り2分を切り、ダブルレッグからワキを潜ってバックに回ったピッチニーニはテイクダウンを狙う。胸を合わせたダフィーはがぶって離れると、スピニングバックキックをボディに入れる。

エルボーのダフィー、ダーティーボクシングのピッチニーニ。ここから互いにスピニングバックフィストを空振りと、白熱の根性戦に。と、ピッチニーニが組んでバックへ。前転を潰され、立ち上がったダフィーは背中を取られ厳しい展開に。残り15秒で胸を合わせたダフィー、最後の10秒は足を止めての打ち合いで終幕となった。瞬間、ダナ・ホワイトは立ち上がって両者に拍手を送った。

ジャッジの裁定は割れ、スプリット判定をピッチニーニが制した。10日前のショートノーティス・ファイト、厳しい戦いを勝ち抜いたピッチニーニは「2Rと3Rは僕の方がフィニッシュに近かったから、判定には自信があった。初回は落としたけど、前に進むだけだった。フィニッシュを目指して戦った。今後はオクタゴンで戦っていきたい」と話し、足を引きずってドレッシングルームに戻った。


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