カテゴリー
DEEP DEEP JEWELS DEEP JEWELS42 MMA MMAPLANET o アム・ザ・ロケット 村上彩

【DEEP JEWELS42】足関節からのパウンドとヒジでアムを封じ込めた村上が新ミクロ級王者に

【写真】 涙と笑顔の王座戴冠(C)MATSUNAO KOKUBO

<DEEP JEWELSミクロ級選手権試合/5分3R>
村上彩(日本)
Def.5-0:29-28.29-28.29-28.29-28.29-28.
アム・ザ・ロケット(タイ)

まずは村上が距離を取った。アムが前に出て右ミドルを放つと、村上が蹴り足を取る。アムがその足を引き抜くと、村上は跳びついて引き込んだ。下からアムの右足を取りにいった村上は、アムが立ち上がると狙いを左足に切り替える。さらにアムの右足をストレートフットロックで抱えると、アムも村上の右足にヒールを仕掛けた。アムの右足を離さず凌いだ村上は、アムのパンチを受けながら右足を離さない。そのまま体を起こす村上だが、アムも合わせて上半身を起こしてくる。アムが足を取りに来たところで村上がリバーサルに成功。ハーフガードのアムに左ヒジを落としていった。

2R、村上が前後のステップから左ジャブと右ローを繰り出す。アムは右クロスを繰り出すが、村上はバックステップからダブルレッグでクリーンテイクダウンに成功した。アムはクローズドガードで守る。アムが足を上げて来ると、村上は腰を上げてディフェンス。もう一度頭と胸を着けて左右にパスを仕掛けていく。アムがガードで固めると、村上が強い右のパンチを落とした。

アムが腕十字を狙ってきたところに合わせて、村上がパスを狙う。さらにパスから腕十字、その腕を抜かれると右足を抱える。上半身を起こした村上が、パウンドでけん制しながらヒールを仕掛けた。極まらないとみるや村上はトップに回り、足を絡めたままアムの顔面にパンチを落とす。頭を着けてヒジも落としていく村上。アムにとっては深く足を絡めているのが逆効果か。村上がパンチを連打して、このラウンドを終えた。

最終回、アムが右カーフを蹴る。ローを受けながら前に出る村上の顔面に、アムの右ストレートが突き刺さる。アムの右ローをキャッチしようとしたが失敗した村上に対し、アムは足払いでこかして、マットに手を着いた村上のボディにヒザを突き刺した。村上はそのままアムに組みつき、尻もちを着かせる。アムら下から村上の両腕を抱え、さらに右ヒジを突き刺す。村上はパスを仕掛けるも、アムが足を上げてきた。村上が腰を起こして防御すると、アムは村上の右足をすくいに行ったが潰されてしまう。

パウンドからパスに行った村上に対し、アムは立ち上がったものの再びグラウンドに戻された。腰を切って下から腕十字を狙おうとするアムだが、村上が潰した。ここでバックに回ろうとしたアムの左足を取った村上がアンクルを狙う。さらに立ち上がったアムの右腕を狙って試合を終えた。

裁定はジャッジ5名とも村上の勝利を支持。村上がDEEP JEWELSミクロ級のベルトを獲得した。マイクを持った村上は涙を浮かべながら「今日まで自分にプレッシャーをかけて、有言実行できるように頑張ってきました。これからもっと強くなれるように頑張ります」と語った。


The post 【DEEP JEWELS42】足関節からのパウンドとヒジでアムを封じ込めた村上が新ミクロ級王者に first appeared on MMAPLANET.
カテゴリー
DEEP DEEP JEWELS HIME MMA MMAPLANET o キック パク・シウ

【DEEP JEWELS】HIMEの打撃の間にさせず。殴って、組んで、TD──パク・シウがフルマークの判定勝ち

【写真】組みをミックスしたパク・シウがHIMEを完封した(C)MATSUNAO KOKUBO

<49キロ契約/5分3R>
パク・シウ(韓国)
Def.3-0:30-27.30-27.30-27
HIME(日本)

HIMEがサークリングを駆使しながら、右カーフを蹴る。スイッチを織り交ぜながら、距離を詰めるパク・シウは蹴りをかわして右カーフを蹴り返す。圧を高めるパク・シウが右カーフを入れ、HIMEのヒザ蹴りをキャッチして殴っていく。離れたHIMEのスーパーマンパンチをかわして、組んだパク・シウが小外を仕掛けつつケージに押し込む。細かいヒザを見せ、ボディロックに捕えたパク・シウがサイドバックを取る。ヒザを腿に入れ、後ろから殴ったパク・シウが正対してリフトからテイクダウンへ。HIMEはすぐに立つ、胸を合わすことができない。

残り1分、ついに小外でテイクダウンを決めたパク・シウが、尻もちをついてケージを背負うHIMEに肩パンチを打ち込み、ウィザー&ヒザ、ヒジを打ち込む。パク・シウが背中を制し、左腕を首に滑らそうとしたところで時間となった。

2R、HIMEがスーパーマンパンチを見せるが、基本遠い距離を保ちたいか。ヒザ蹴りに右のオーバーハンドを狙ったパク・シウは、しっかりとレンジをコントロールしている。レフェリーの「アクション」の声に、ステップインし左右のコンビ、さらにカーフを蹴ったパク・シウに対し、HIMEはなかなか手が出ない。左インローを蹴ったパク・シウは、HIMEのステップインにカウンター、それでも前に出てきたところでダブルレッグで組みつく。ケージに押し込んだパク・シウは、細かいヒザを続ける。

ブレイク後、左ミドルを決めたパク・シウが右カーフを蹴り、左ミドルからスピニングバックキックを繰り出す。このタイミングで距離を詰めたHIMEだが、組まれて勢いを持続できなかった。

最終回、右ローと左オーバーハンドのコンビを見せたパク・シウが、ここも組んでケージにHIMEを押し込む。HIMEはポジションを入れ替えることができず、ワキを潜られる。バックから左エルボーを入れるパク・シウは、胸を合わされヒジを打った放った際にHIMEが体を入れ替える。ダブルをギロチンで切って、押し込み返したパク・シウが左エルボー、ここでスペースができると互いに拳を振るう。パク・シウは直ぐに組み直し、ダックアンダーで背中に回ると後方からハイキックを狙う。

思い切り拳を振るって前に出たHIMEは、シングルからケージに押し込まれる。残り20秒、ブレイクが掛かると両者が、思い切りパンチを交換。直後にダブルレッグから持ち上げてテイクダウンを決めたパク・シウが、MMAとして完全ドミネイト──フルマークの判定勝ちを収めた。

勝者は「DEEP JEWELSは1年半振りです。試合はいつもワクワクします。試合の準備はいつも大変ですが、努力したことを示すことができるステージがあることは嬉しいです。目標はチャンピオンです。もうすぐです」と日本語で勝利のマイクを行った。


The post 【DEEP JEWELS】HIMEの打撃の間にさせず。殴って、組んで、TD──パク・シウがフルマークの判定勝ち first appeared on MMAPLANET.
カテゴリー
DEEP DEEP JEWELS DEEP JEWELS42 MMA MMAPLANET o ケイト・ロータス パク・ジョンウン 須田萌里

【DEEP JEWELS42】引き込みから腕十字&足関節――柔術にこだわった須田がケイトに再起の判定勝利

【写真】とにかく組み、極めにいった須田。そこに彼女の意志が見える (C)MATSUNAO KOKUBO

<49キロ契約/5分2R>
須田萌里(日本)
Def.3-0:20-18.20-18.19-19 ※マスト判定は須田
ケイト・ロータス(日本)

開始早々、須田が組んだ。ケージ際でボディロックから揺さぶるも、ここでケイトが押し倒す。しかし須田は下からケイトの右腕を取って腕十字へ。完全にケイトの右腕は伸びているが、やはり関節が柔らかいのかケイトはタップせず。そのまま須田の頭を抑えて腕を抜く。すぐに須田はシングルレッグで立て直すも、再び引き込んだ。立ち上がったケイトがガードの中に入ってくると、腕十字から足へ。足を抜こうとしたケイトを追いかけトップを奪う。

パスした須田はマウントに移行しようとしたが、ケイトがハーフで守る。さらにクローズドガードまで戻したケイトの顔面に、須田がパンチとヒジを落とし、ストレートフットロックへ。立ち上がろうとするケイトの足を離さず、ヒールに切り替える須田。足を抜いたケイトがパウンドを浴びせるも、ケ再びケイトの足を取った須田がヒール、さらにヒザ十字で攻め込んだ。ラウンド終了間際に立ち上がった両者は、打撃を出しながら初回を終えた。

最終回、須田がダブルレッグからボディロックに切り替えてドライブする。ケージ際で引き込む須田はケイトの右腕に狙いを絞る。ケイトが体を起こすと、須田が抱え込みながら右腕に腕十字を仕掛ける。ケイトは回転して腕を抜いた。須田が背中を着けたままだったためか、ここでレフェリーがブレイクをかける。

再開後、すぐに組んだ須田がケイトをケージに押し込み、ケイトの首を取ってギロチンへ。ハーフガードのケイトを抑え込む須田は、ケイトのブリッジに合わせて腕十字に移行する。ケイトが腕を抜くとスイープを狙う須田。ケイトもトップをキープするが、下から抱えられてパンチを落とすことができない。ケイトは立ち上がり、マットに背中を着けている須田の顔面にパンチを落とす。しかし須田が足を利かせ、ケイトにポジションを許さなかった。

引き込みから腕十字&足関節と、自身の柔術スタイルで攻め続けた須田が判定勝利。パク・ジョンウン戦のKO負け、さらにマユミGSBにグラップリングマッチで敗れてからの涙の再起となった


The post 【DEEP JEWELS42】引き込みから腕十字&足関節――柔術にこだわった須田がケイトに再起の判定勝利 first appeared on MMAPLANET.
カテゴリー
DEEP DEEP JEWELS DEEP JEWELS42 MMA MMAPLANET o 桐生祐子 青野ひかる

【DEEP JEWELS42】青野のTDをリバーサル。2Rにパウンドで攻めた桐生が判定勝ちで連敗脱出に成功

【写真】 ともに動き続けるハードファイトだった(C)MATSUNAO KOKUBO

<ストロー級/5分2R>
桐生祐子(日本)
Def.3-0:19-18.19-18.19-19.
青野ひかる(日本)

開始早々、青野が組んで右腕を差し上げた。ドライブしてケージに押し込んでから、桐生をグラウンドに引きずりこむ。パスガードに成功した青野が抑え込むも、ここで桐生がリバーサルに成功した。すぐに立ち上がる青野だが、そのままケージに押し込まれてしまう。しかし青野が体勢を入れ替えた。桐生の右腕を抑える青野は、ケージ際でシングルレッグに切り替えようとしたところで、桐生に返されてしまう。ケージ際での差し合いが続くなか、両者が離れる。

ケージ中央に戻ると、すぐに青野がシングルレッグでクリーンテイクダウンを奪った。ここで桐生は同様に体を起こしてリバーサルに成功するも、青野がトップを奪い返す。ハーフガードの桐生に対し、肩固めを狙いつつバックマウントへ。桐生は動いて逃れようとするが、青野がノースサウスからバックに回る。桐生の首を潰した青野が、そのまま正面から絞め上げるも、桐生が耐えて初回が終了した。

最終回、青野が組んでいくも桐生が離れた。青野もシングルレッグで飛び込むも、桐生にスプロールされてしまう。打ち合いでは桐生のパンチが青野の顔面を捕らえる。青野にケージを背負わせ、左ジャブを当てた桐生は青野のシングルレッグをスプロールしてバックへ。バックマウントからパンチを連打し、RNCを狙う。ここは極められなかったが、バックマウントをキープする桐生。青野の体を伸ばしにかかるも、青野もディフェンスする。トップに回った青野がサイドで抑え込むも、桐生が突き放す。青野は立ち上がった桐生の首を取ってニンジャチョークを仕掛けるも極まらなかった。

裁定はジャッジ1者がドローをつけるも、マスト判定は桐生に。ユナニマス判定で桐生が青野を下した。


The post 【DEEP JEWELS42】青野のTDをリバーサル。2Rにパウンドで攻めた桐生が判定勝ちで連敗脱出に成功 first appeared on MMAPLANET.
カテゴリー
DEEP DEEP JEWELS DEEP JEWELS42 MMA MMAPLANET NØRI o キック 斎藤 斎藤百瑚

【DEEP JEWELS42】斎藤は反則ヒザ蹴りで痛いイエローカード。打撃では優位に立ったNØRIの判定勝ちに

【写真】スタンドでパンチの精度が高まり、グラウンドでも致命的な攻撃を許さなかったNØRIの成長だ (C)MATSUNAO KOKUBO

<フライ級/5分2R>
NØRI(日本)
Def.2-1:19-18.19-18.18-19.
斎藤百瑚(日本)

サウスポーのNØRIが右ロー、右サイドキックを繰り出す。斎藤が距離を詰めてくると左ミドル、左ハイで迎え撃つNØRI。斎藤はサークリングしながら、左ジャブを突き刺した。軽く左ショートを出したNØRIが、蹴りとパンチで距離を保つ。ここで一気に距離を詰めてきた斎藤のパンチがNØRIを捕らえた。NØRIが右ローと左ミドルを散らしながら、左ストレートで斎藤のアゴを跳ね上げる。さらに左ストレートから右フックを返したNØRIは、サークリングしながらコツコツとパンチを当てる。右前蹴りが斎藤の顔面をかすめ、さらに首相撲からヒザを突き上げた。

どんどん前に出て来る斎藤に右カーフキックと左右ショートパンチを当てるNØRI。残り1分で斎藤がニータップでグラウンドに持ち込んだ。ケージに背中を着けるNØRIの顔面にパンチを連打する。NØRIは立ち上がり、首相撲からヒザを突き刺す。斎藤も左腕を差し入れてNØRIをケージに押し込み、ボディロックからテイクダウンを狙うも、そのまま初回を終えた。

最終回、NØRIがサイドキックと右ローで斎藤を中に入れさせない。それでも距離を詰めてくる斎藤の顔面を、NØRIのパンチが捉えた。斎藤はシングルレッグでNØRIに尻もちを着かせる。パンチを落としてくる斎藤の右肩に左足をかけていったが、ここで斎藤が左側へパスに成功した。すぐにハーフガードに戻るNØRI。足をすくったNØRIがリバーサルを狙うも、スクランブルから斎藤がNØRIをガブる。しかしここで斎藤がNØRIの顔面に反則の右ヒザを打ち込んでしまい、試合が中断され、斎藤にイエローカードが与えられた。

再開後、ケージ中央でNØRIがローからパンチを連打する。組んできた斎藤を首相撲で捕えるも、斎藤がシングルレッグからクリーンテイクダウンを奪った。NØRIは斎藤の首を左腕で抱えるも、すぐに頭を抜かれてしまう。斎藤がNØRIをケージに押し付けながらパンチを連打。背中を着けてしまったNØRIのパウンドを連打する。NØRIは下から斎藤の左足を取ってヒールへ。極まりが浅いか斎藤はNØRIの顔面に鉄槌を連打する。NØRIは再度、足を取りに行くも、すぐに斎藤がトップに戻る。NØRIは下から斎藤の腕を取るも、腕十字を極められず終了のゴングを聞いた。

NØRIの打撃と、斎藤のテイクダウン&グラウンドコントロール--というところだが、2Rには斎藤にイエローカードのマイナス1Pがある。結果、そのマイナスが響きNØRIが勝利した。


The post 【DEEP JEWELS42】斎藤は反則ヒザ蹴りで痛いイエローカード。打撃では優位に立ったNØRIの判定勝ちに first appeared on MMAPLANET.
カテゴリー
DEEP DEEP JEWELS DEEP JEWELS42 MMA MMAPLANET o 古林礼名 山崎桃子

【DEEP JEWELS42】ケージに押し込み続けた古林が、山崎のニンジャチョークを凌いで判定勝ち

【写真】古林が山崎を組みで完封した (C)MATSUNAO KOKUBO

<ミクロ級/5分2R>
古林礼名(日本)
Def.3-0:20-18.20-18.20-18.
山崎桃子(日本)


The post 【DEEP JEWELS42】ケージに押し込み続けた古林が、山崎のニンジャチョークを凌いで判定勝ち first appeared on MMAPLANET.
カテゴリー
DEEP DEEP JEWELS DEEP JEWELS42 MMA MMAPLANET o しなしさとこ イ・イェジ キック 古瀬美月

【DEEP JEWELS42】ミドルとレスリングで優位に立ったイ・イェジが、古瀬美月をマスト判定3-0で下す

【写真】久しぶりのファイトで、確かなMMAファイターとしての成長を見せつけた (C)MATSUNAO KOKUBO

<アトム級/5分2R>
イ・イェジ(韓国)
Def.3-0:19-19.19-19.19-19 ※マスト判定はジャッジ3者ともイ・イェジ
古瀬美月(日本)

開始早々、古瀬が距離を詰める。互いに前蹴りを繰り出したあと、イ・イェジが古瀬の蹴り足をつかんでドライブする。古瀬も一度は体勢を入れ替えたが、イ・イェジが右腕を押し上げてケージに押し込み続ける。差し合いから古瀬がイ・イェジをケージに押し込み。ボディロックからテイクダウンを狙う。しかしイ・イェジは立ち上がると、古瀬のダブルレッグをスプロールして、再びケージまでドライブした。右腕を差し上げて揺さぶりつつ、ボディにヒザを突き刺す。パンチを上下に散らして差し合いを制するイ・イェジは、シングルレッグからパンチを上下に散らしていく。ここでレフェリーがブレイクをかける。

ケージ中央に戻ると打撃の交換から、イ・イェジが古瀬の右足をすくいながらドライブし、右腕を差し入れてケージに押し込む。なんとかイ・イェジの顔面を引きはがそうとする古瀬だが、ここでまたもレフェリーがブレイクをかける。ケージ中央で古瀬が前蹴りから飛び込んだが、ここでトップを奪ったのはイ・イェジだ。古瀬も下からイ・イェジの右腕に腕十字を仕掛けるも、極めることはできず。そのままイ・イェジはトップから抑え込んで初回を終えた。

最終回、イ・イェジが右カーフキックを連続で当てる。左右のミドルをボディに突き刺したイ・イェジが組みつくも、ここで古瀬が左腕を差し入れてケージに押し込んでいく。しかしイ・イェジが体勢を入れ替えて、古瀬はウィザーで耐える。イ・イェジはシングルレッグを狙うも捕えきれず。古瀬がケージから離れた。ケージ中央でイ・イェジが左右のミドルを当てる。古瀬の右ストレートをもらったイ・イェジが組んでケージへドライブした。イ・イェジケージに押し込みながら右フックを古瀬の顔面に叩き込む。

ウィザーの古瀬からクリーンテイクダウンを奪ったイ・イェジに対し、古瀬は下から足を利かせ、イ・イェジの左足を抑えながら立ち上がる。バックをうかがう古瀬がパンチで削りながら、イ・イェジに尻もちを着かせた。さらにパスからバックに回った古瀬が、ボディロックからイ・イェジに背中を着かせる。すぐにスクランブルに持ち込んだイ・イェジに対し、立ち上がった古瀬はギロチンへ。頭を抜いたイ・イェジが鉄槌を落としていった。

裁定はジャッジ尾3者ともドローとなったが、マスト判定はいずれもイ・イェジに。勝利したイ・イェジはマイクを握り、日本語で挨拶。ケージサイドに座っていた過去に対戦経験のある、しなしさとこと握手を交わした。


The post 【DEEP JEWELS42】ミドルとレスリングで優位に立ったイ・イェジが、古瀬美月をマスト判定3-0で下す first appeared on MMAPLANET.
カテゴリー
DEEP DEEP JEWELS HIME o   アム・ザ・ロケット ケイト・ロータス パク・シウ 村上彩 須田萌里

【DEEP JEWELS】速報中!DEEP JEWELS 42

CF5D0C5F-B615-4EA2-9445-98BD0A1B79B4
昼の部のDEEPはKO・一本決着が連発で大いに盛り上がりましたが、夜の部はDEEP JEWELS 42。引き続き浜松町のニューピアホールで開催されます。メインはDEEP JEWELSミクロ級タイトルマッチ。王者のアム・ザ・ロケットに村上彩が挑みます。この階級では絶対的な強さを誇るアムに村上がどこまで迫るか。他にもパク・シウ×HIME、須田萌里×ケイト・ロータスなど10周年記念大会に相応しいラインナップ。今宵も電波と充電の続く限り速報します。乱筆乱文にはご容赦くださいませ。


【アマチュアファイト第1試合 アマチュアSPルール 49kg契約】
×須田美咲(リバーサルジム立川ALPHA)
(1R フロントチョーク)
◯槇原未来(AACC)
1R、開始直後の差し合いから槙原が首投げでテイクダウン。簡単にマウントを奪う。逃げる須田の首を取るとフロントチョーク。そのままグラウンドで下になって絞めあげるとレフェリーが試合を止めた!


【アマチュアファイト第2試合 アマチュアSPルール ストロー級】
◯サラ(FIGHT BASE都立大)
(判定2-1)
×愛温(CAVE)
1R、愛温のパンチを掻い潜って組み付いたサラ。差し合いから首を取ってグラウンドに引き込む。しかし愛温は首を抜いてマウント。サラもするっと抜けてスタンドに脱出。終盤もサラが組み付いてコントロールしてラウンドを終えた。
2R、またも組み付くサラ。首を取ってギロチンを狙う。しかし愛温はすぐに首を抜いて脱出。逆にテイクダウンを奪う。だがサラは下から足関節を狙ったところで試合終了。判定はスプリットでサラに軍配。


【第1試合 フライ級】
◯奥富夕夏(リバーサルジム新宿Me,We)
(1R TKO)
×鈴木“BOSS”遥(SAI-GYM)
1R、打撃の交差からタックルでテイクダウンした奥富。しかし鈴木はすぐに立ち上がる。再び打撃戦になると奥富が組み付いてテイクダウン。ケージ際でパウンドを集中させるとレフェリーが試合を止めた!


【第2試合 ライト級】
×ぽちゃんZ(パラエストラ東京/レグルス池袋)
(2R TKO)
◯細谷ちーこ(ABLAZE八王子)
1R、前進するぽちゃんに対して細谷はパンチを集中。嫌がるぽちゃん。しかしピンチを乗り切ると逆にフックで細谷をグラつかせる。すると細谷はタックルでテイクダウンに成功。パウンドで削って主導権を握ってラウンドを終えた。
2R、打撃の交差から細谷がタックル。反応したぽちゃんはこれを切ってバックに周るが、細谷は前方に落としてスイープ。上からパウンドを連打すると動けないぽちゃんを見てレフェリーが試合を止めた!


【第3試合 ミクロ級】
ちびさい KYOKA(SAI-GYM)
(ノーコンテスト)
上瀬あかり(毛利道場)
上瀬が800gの計量オーバーのためレッドカード2枚の状態で試合開始。ちびさいが勝った場合のみ公式記録となる。
1R、開始直後から重たいミドルに強烈なフックを入れる上瀬。さらにタックルで組み付くとテイクダウン。立ち上がるちびさいのバックに周り込んでチョーク。グラウンドに持ち込んで絞めるとちびさいはタップ。しかし規程により試合はノーコンテスト。
カテゴリー
DEEP DEEP JEWELS DEEP JEWELS42 DEEP Tokyo Impact HIME MMA MMAPLANET o アム・ザ・ロケット イ・イェジ ケイト・ロータス パク・シウ 佐伯繁 古林礼名 古瀬美月 山崎桃子 斎藤 村上彩 桐生祐子 竹林愛留 青野ひかる 須田萌里

【DEEP JEWELS42】アム・ザ・ロケット&イェジは無事に来日&計量クリア 佐伯代表「2人とも減量がキツくなくてよかった…」

【写真】台風の影響が心配されたが来日組のアム・ザ・ロケット(左)、イ・イェジ(右)は無事に計量をクリア (C)Takumi Nakamura

明日10日(日)に東京都港区のニューピアホールで開催されるDEEP Tokyo Impact 2023#05&DEEP JEWELS42「10th Anniversary」の計量が、9日(土)に新宿区のホテルローズガーデンにて行われた。

2大会合わせて25試合50名が参加した計量は2部構成で行われ、第1部にDEEP Tokyo Impact 2023#05出場選手、第2部にDEEP JEWELS42「10th Anniversary」出場選手が登場。DEEP JEWELS出場の上瀬あかりを除く全選手が無事に計量をクリアしている。


8日に台風13号が関東地方に接近するなか、DEEP JEWELSにはタイからアム・ザ・ロケット、韓国からイ・イェジの2選手が来日。イェジこそ予定通りに来日できたものの、アムは天候不良の影響をもろに受け、宿泊ホテルに到着したのが深夜2時頃だったという。

DEEP佐伯繁代表は「仮に来日できても、空港からホテルまで移動できるか分からなかったからホントに心配しましたよ。2人とも減量がキツくなくてよかった。問題なく計量をパスしてくれたけど、これが減量のキツイ選手だったら大変だったよ!」と胸をなでおろしていた。

実際にアムは計量後に「久々に適正階級で試合ができるし、ベルトは絶対に渡しません。自分が防衛することを確信してます」と話し、改めてコメントを求めると「日本に到着するんが遅れましたけど体調は問題ないです。練習している時から勝つイメージしかないし、KOか一本で勝てると思っています」と自信をのぞかせていた。

村上もバキバキ・ボディを披露

■ DEEP JEWELS42対戦カード

<DEEP JEWELSミクロ級選手権試合/5分3R>
[王者]アム・ザ・ロケット:43.06キロ
[挑戦者]村上彩:43.80キロ

<49キロ契約/5分3R>
パク・シウ:48.95キロ
HIME:48.95キロ

<49キロ契約/5分2R>
須田萌里:48.50キロ
ケイト・ロータス:48.80キロ

<ストロー級/5分2R>
青野ひかる:52.55キロ
桐生祐子:52.25キロ

<フライ級/5分2R>
NORI:56.9キロ
斎藤百瑚:57.00キロ

<ミクロ級/5分2R>
山崎桃子:43.20キロ
古林礼名:44.00キロ

<アトム級/5分2R>
古瀬美月:47.90キロ
イ・イェジ:47.80キロ

<50キロ以下契約/5分2R>
竹林愛留:49.70キロ
彩綺:49.80キロ

<ミクロ級/5分2R>
ちびさい KYOKA:43.15キロ
上瀬あかり:46.15キロ

<ライト級/5分2R>
ぽちゃん Z:70.10キロ
細谷ちーこ:65.95キロ

<フライ級/5分2R>
奥富夕夏:57.00キロ
鈴木”BOSS”遥:56.90キロ

<アマ・ストロー級/3分2R>
サラ:52.50キロ
愛温:52.25キロ

<アマ49キロ契約/3分2R>
須田美咲:48.90キロ
槇原未来:49.00キロ

The post 【DEEP JEWELS42】アム・ザ・ロケット&イェジは無事に来日&計量クリア 佐伯代表「2人とも減量がキツくなくてよかった…」 first appeared on MMAPLANET.
カテゴリー
DEEP DEEP JEWELS DEEP JEWELS42 DEEP Tokyo Impact DEEP Tokyo Impact2023#05 DJ.taiki K-1 MMA MMAPLANET o RIZIN   上田直毅 五明宏人 井上直樹 劉獅 山口コウタ 梶本保希 神田コウヤ

【DEEP Tokyo Impact2023#05】計量終了 上田直毅を迎え撃つDJ.taiki「ここで負けられない。いつも通りの心境」

【写真】一戦一戦が大勝負のキャリアになったDJ.taiki(左)。九州合宿の成果を見せられるか (C)Takumi Nakamura

明日10日(日)に東京都港区のニューピアホールで開催されるDEEP Tokyo Impact 2023#05&DEEP JEWELS42「10th Anniversary」の計量が、9日(土)に新宿区のホテルローズガーデンにて行われた。

DEEP Tokyo Impact 2023#05のメインイベントで上田直毅を迎え撃つDJ.taikiは、計量後に「福岡で合宿をやってきたので、その成果を見せたい」と語った。


改めてDJ.taikiに話を聞くと、最近は「関東を離れて集中して練習をやりたい」という理由で、試合前に九州で約一週間の短期合宿を慣行。午前中は山道でロードワーク、夜はカルペディエム福岡、MMA Rangers Gym、G-faceなど幾つかのジムを回っているという。

対戦相手の上田は15歳下で、中学生時代にDJ.taikiの試合を見てきた世代だ。そんな上田を迎え撃つDJ.taikiは「ここで負けられないし、それはいつもと一緒。そういう意味ではいつも通りの心境ですよ。あとはいかにコンディションのいい自分を見せられるか。そこです」とベテランらしく語った。

2月のDEEPフェザー級暫定王座決定戦での神田コウヤ戦を含めて連敗中の五明宏人、7月に初黒星を喫したユータ&ロック、6月RIZINで元K-1王者・久保優太に敗れて以来の木下カラテなど再起戦組が多いなか、第6試合で根本元太と対戦する坂本岳に注目したい。

坂本はレスリングとMMAを並行して学び、中学時代にはアマチュアで井上直樹とも対戦経験を持つ。

高校入学後はレスリングでの活動に集中し、名門・山梨学院大学に進学。2021年には全日本大学グレコローマン選手権3位に入賞している。

今回がプロデビュー戦でもある佐藤は「全試合のなかで一番面白い試合をして圧倒します」と意気込みを語った。

なおブレイキングダウン出身の信原空と対戦するMr.サタンはコスプレやモノマネ以上に、計量時に試合コスチュームを脱ぐ際、同時にアンダーパンツも脱げそうになるアクシデントで会場をざわつかせた。

■ DEEP Tokyo Impact 2023#05対戦カード

<バンタム級/5分3R>
DJ.taiki:61.55キロ
上田直毅:61.55キロ

<フェザー級/5分3R>
五明宏人:66.30キロ
劉獅(日本):66.20キロ

<フェザー級/5分2R>
ユータ&ロック:66.15キロ
TATSUMI:66.20キロ

<フェザー級/5分2R>
木下カラテ:66.05キロ
梶本保希:66.10キロ

<ライト級/5分2R>
岩倉優輝:70.70キロ
後藤亮:70.70キロ

<ライト級/5分2R>
山本颯志:70.80キロ
前田啓伍:70.15キロ

<アマ68キロ契約/3分2R>
信原空:67.80キロ
Mr.サタン:67.20キロ

<フライ級/5分2R>
根本元太:57.10キロ
坂本岳:57.15キロ

<フェザー級/5分2R>
相本宗耀:65.95キロ
森俊樹:66.20キロ

<バンタム級/5分2R>
山口コウタ:61.55キロ)
清太郎:61.25キロ

<ストロー級/5分2R>
佑勢乃花:52.25キロ
石井涼馬:52.60キロ

<ウェルター級/5分2R>
マッスル岩倉:76.70キロ
宇土冬真:77.50キロ

<バンタム級/5分2R>
岩見凌:61.55キロ
川瀬大祐:61.60キロ

<フライ級/5分2R>
濱口麗地:57.05キロ
浅井優一:56.70キロ

The post 【DEEP Tokyo Impact2023#05】計量終了 上田直毅を迎え撃つDJ.taiki「ここで負けられない。いつも通りの心境」 first appeared on MMAPLANET.