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【DEEP JEWELS48】前QOP重田ホノカが初参戦。Road to RIZIN第一弾はHIMEと。東よう子は2年4カ月振り

【写真】この試合は得意分野より、不得手分野での成長が問われる一戦か(C)MMAPLANET

20日(月)、DEEPより3月23日(日)に東京都港区のニューピアホールで開催されるDEEP JEWELS48の対戦カードが発表された。同日は恒例のDEEP Tokyo Impactとのダブルヘッダーで、JEWLES48は夜開催となる。
Text Manabu Takashima

昨日、修斗後楽園ホール大会で23日には新宿FACE大会が行われることが明らかとなっているが、この日は午後5時スタートでONE172がさいたまスーパーアリーナで開かれる。立ち技中心とはいえ若松佑弥がアドリアーノ・モライシュに挑戦するONE世界フライ級選手権試合や、青木真也×エドゥアルド・フォラヤンIIIIが組まれており、全くもって格闘メディア泣かせの1日になる。

そんな格闘の日のJEWELS48、前フライ級QOP重田ホノカが初参戦しHIMEと戦う一戦などアマを含め11試合が決定している。


プロ4戦目でベルトを巻き、昨年7月の初防衛戦で杉山しずかに敗れた重田はこの試合前から「自分の憧れはRIZINのベルト」と話し、ストロー級やスーパーアトム級で戦っていくことを明言しつつJEWELS参戦の青写真を描いていた。

そしてHIMEとの一戦は50キロキャッチウェイト、スーパーアトム+1キロとなっており、まさに重田にとって願ってもない体重といえよう。とはいってHIMEは厳しい相手になることが予想される。戦績5勝4敗ながら3年間、濃密な時を過ごしてきた。デビュー戦でケイト・ロータス、2戦目で藤田翔子に勝利すると3戦目で本野美樹に初黒星。しかし、4戦目で大島沙緒里に大金星を挙げ、3連敗を経験しているものの相手は万智、パク・シウ、中井りんという顔ぶれだった。

昨年9月には彩綺に殴り勝ち、拳の強さは絶対のHIMEは組みへの対応力も上がっている。これまで組み勝つ戦いをしてきた重田だが、HIMEのようなハードパンチャーは未経験だ。いきなりの猛者との戦い、それが重田にとってRoad to RIZINとなる。

(C)DAVE MANDEL/INVICTA FC

HIME×重田と並び3回戦で組まれたのはバンタム級の東よう子×MANA、青野ひかる×彩綺の49キロ契約マッチだ。

東は過去2年、PFLとInvicta FCで戦ってきたが健闘しつつも3連敗、2年4カ月ぶりのJEWELS登場でキャリアの再構築を図るMANA戦となる。

(C)SHOJIRO KAMEIKE & MATSUNAO KOKUBO

上記にあるようHIMEに殴り負けた彩綺は、桐生祐子を打撃で制し再起戦で勝利して今回の青野戦を迎える。

ねちっこい組みが信条で、昨年9月にはサダエ☆マヌーフとのグラップラー対決で生き残っている青野。いえばクラシカルなストライカー×グラップラー対決、自らの強い部分を相手に押し付ける我儘ファイトができた者が勝つ──そんな一戦になりそうだ。

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45 DEEP DEEP JEWELS o RIZIN TATSUMI ライカ 元谷友貴 平松翔 瀧澤謙太

【DEEP】瀧澤謙太vs平松翔が決定

288: 実況厳禁@名無しの格闘家 2025/01/17(金) 17:22:03.09 ID:PYOBFMZT0



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【DEEP123】65カ月振りの復帰。6年8カ月振りのDEEP参戦、ソン・ジンス「4万8000人の前で戦いたい」

【写真】 本当に強かった。あの時の強さがあれば、RIZINバンタム級を引っ掻き回す可能性は十分にある(C)DEEP

明日8日(日)、東京都港区のニューピアホールで開催されるDEEP123。同大会に元DEEPバンタム級王者でUFCベテランのソン・ジンスが5年5カ月振りの復帰戦で、COROと戦う。
Text by Manabu Takashima

2018年にDEEPバンタム級チャンピオンからUFCにステップアップ。9月にピョートル・ヤンと激闘を繰り広げ、敗れてなお名を挙げたソン・ジンスだが、翌2022年7月のマリオ・バウティスタ戦を最後にUFCはおろか、MMA界から姿を消した。

そのソン・ジンスが6年8カ月振りにDEEP参戦。一度はキャリアが途絶えた理由と、復帰後の目標を尋ねようとインタビューを試みると、韓国でまさかの戒厳令が発令されてしまう。一夜で緊迫の夜を終えたソウルの自宅から、リモート取材で効いたソン・ジンスの声をお届けしたい。


──ソン・ジンス選手、今もまだ韓国ですか(取材は5日に行われた)。

「ハイ。明日、東京に向かいます。計量の前日ですね。日本に行ってから水抜きをする予定です」

──すぐに解除されたのですが、まるで1980年代を思い出すような戒厳令が敷かれ本当に驚きました。長引けば日韓の行き来が止まってしまうという恐れもありました。精神的に影響はなかったですか。

「自分もチームメイト達も、もの凄く驚きました。日本に行くことができなくなるんじゃないかと、戒厳令が取り下げられるまで眠ることもできなかったです(苦笑)」

──あり得ないファイトウィークを迎えてしまいましたね。

「本当にその通りです。こんなことは最初で最後であってほしいです」

──しかも5年5カ月振りの復帰戦で、このようなことが起こるとは……。戒厳令は関係なく、復帰に向けてどのような気持ちですか。

「自分がまたプロファイターとして戦う場に立つことに関して、まだ実感でわかないです。だからといって緊張をしているわけではないのですが、ケージのなかに入ってみるまで実感できないのかもしれないです」

──2018年にDEEPで圧倒的な強さを見せ、バンタム級王者からUFCへ。2連敗だったとはいえ、ピョートル・ヤン戦とマリオ・バウティスタ戦で強豪相手にファイト・オブ・ザ・ナイトを獲得。強さを見せていたなかで、半ば引退状態になったのはなぜだったのでしょうか。

「実は2019年に首のヘルニアで、体が思うように動かすことができなくなりました。マグカップすら持ち上げることが困難で……」

──!! そんなに重症だったのですか。

「ハイ。あの時は試合を続けることはできなかったです。もちろん現役を続けたい気持ちはありました。でも、余りにも首の状態が悪くて引退をしようかという気持ちと半々でした。とりえず試合や練習から離れ、大学での勉強を優先することしたんです。

実はUFCと契約した年に、薬科大学に合格していました。そのまま、そっちの道で生きる人生もあったかと思います。でも妻やチームメイトが、本人以上に自分のことを信じてくれて。彼女や彼らがいてくれたから、復帰が可能になったと思います」

──いつ頃から、本格的に復帰を考えるようになっていたのでしょうか。

「2023年には、体は戻っていました。スパーリングをしても問題なかったですし。ただ今年の1月に薬剤師の国家試験があったので、試験を優先して試合に出るのは控えてしました」

──そして現役復帰ということは、国家試験の方は……。

「無事、合格でした」

──アッ、それは良かったです。おめでとうござます。

「ありがとうございます」

──国家資格は取ったうえで、MMAへの復帰を決めたのですね。

「ハイ。今は資格を生かして働くのではなく、MMAでもう一度上を目指そうと思って格闘技漬けの日々を送っています」

──ソン・ジンス選手が休養していていた5年間で、MMAシーンは変わり世界中から強い選手が生まれています。

「ハイ、世界は変わりました。UFCのレベルが、もの凄く上がっています。ただ本音を言えば、韓国はあまり変わっていないです。世界の進化のスピードに、置いて行かれているように感じています」

──そのように思われているのですね。そのような状況で復帰を決めたソン・ジンス選手は、目標をどこに定めているのでしょうか。

「まだ復帰を決めただけで何の結果も残せていない身分ですが、UFCで自分の力を発揮できなかったので今度こそという気持ちがないわけではないです。ただ、7月のRIZINで4万8000人ものファンが集まっている光景を見て、驚かされました。実はDEEPでベルトを巻いた時に、RIZINで戦わないかという話がありました。限られたファイター人生で、自分も4万8000人の前で戦いたい。その戦う機会があれば……と想像してしまいましたね。もちろん今回の試合で結果を残すことが大前提ですが、RIZINを視野にいれています」

──単刀直入に伺いますが、現状のソン・ジンス選手の力はUFCで戦っていた時代と比較して、どれぐらいだと認識していますか。

「UFCで戦っていた時より、成熟したと思います。体力的にはあの頃の方が上かもしれないですが、ファイトIQがついたことで練習仲間も『今の方が良い』と言ってくれています。その言葉で、自分も自信をつけることができています」

──先日インチョンで行われたRING Championshipのアマチュア大会で、チームメイトのコーナーに就いていました。今はどのような選手たちと練習をしているのでしょうか。

「コリアンゾンビMMAのコーチだったペク・スミンさんが創ったコーナーマン・ジムに所属し、イ・ユンジュンさんのチームAOMで出稽古をさせてもらっています。あとはONEバンタム級のクォン・ウォンイル選手とも練習しています」

──RIZINのレーダーに掛かるためにも、CORO戦ではどのような試合をしないといけないと思っていますか。

「以前、DEEPの試合に出ていた時は自分の強味も理解せずにガムシャラに戦っていました。今は、自分の長所が分かって戦えるはずです。ファンの皆が喜んでくれる試合をして、RIZIN関係者に評価される自信はあります。楽しく、激しい試合ができると思うので応援よろしくお願いします」

■DEEP123 視聴方法(予定)
12月8日(日)
午後5時05分~ YouTube DEEP/DEEP JEWELSメンバーシップ、U-NEXT、サムライTV

■DEEP123対戦カード

<フェザー級/5分3R>
青井人(日本)
芦田崇宏(日本)

<バンタム級/5分3R>
ソン・ジンス(韓国)
CORO(日本)

<ライト級/5分3R>
西川大和(日本)
宇佐美正パトリック(日本)

<フライ級/5分3R>
本田良介(日本)
関原翔(日本)

<ストロー級/5分3R>
越智晴雄(日本)
多湖力翔(日本)

<ライト級/5分3R>
神田コウヤ(日本)
山田聖真(日本)

<フェザー級/5分3R>
高橋遼伍(日本)
GINJI(日本)

<バンタム級/5分3R>
魚井フルスイング(日本)
小崎連(日本)

<フェザー級/5分2R>
安井飛馬(日本)
牧野滉風(日本)

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45 CORO DEEP DEEP JEWELS DEEP123 GINJI MMA MMAPLANET o Report ブログ 本田良介 関原翔

【DEEP123】1年7カ月振りの国内ケージで関原と対戦、本田良介「タイでは慌てて追いつこうと――」

【写真】タイ在住、タイガームエタイ所属は変わらず。しかし主戦場は国内となるか(C)SHOJIRO KAMEIKE

8日(日)、東京都港区のニューピアホールで開催されるDEEP123で、本田良介が関原翔と対戦する。
Text by Shojiro Kameike

本田にとって昨年5月の福田龍彌戦以来、1年7カ月振りの日本での試合となる。福田戦のあとタイに渡ってから1年――ONE Friday Fightでの2勝2敗を経て、本田が得たものとは。試合のために帰国し、福岡で調整する本田がこの1年間と国内復帰について語る。


――12月8日に試合を控えるなか、いつごろ日本入りしたのでしょうか。

「2週間前ぐらい――11月16日ですね。タイと比べて日本は寒い時期なので、環境に体を慣らせておこうと思いました。それぐらいの期間、日本でスパーリングもしたくて」

――この時期でも、やはりタイは暑いのですか。

「そうなんですよ(笑)。トレーナーとかも着ないぐらい暖かいです。帰国して『やっぱり早く帰ってきておいて良かったなぁ』と思っています。試合直前に帰国して、いきなりこの環境だったら、風邪を引いたりしてコンディションを崩すかもしれないですし。どうせ風邪をひくなら、練習のピーク前に引いておきたかったので。あと寒いと走る時にも影響しますしね」

――11月16日といえば、ちょうど日本も寒くなり始めるかどうかの時期で。帰国後、最初の練習では動きに影響はありましたか。

「気候については予想していたのと、まだ帰ってきた時は福岡も暖かかったんですよ。そこから2、3日でグッと寒くなって――この2、3日間があって良かったと思います」

――なるほど。日本での試合は昨年5月の福田龍彌戦以来となります。以降はONE FFで4試合を戦いました。現在、ONEとの契約はどのような状況なのでしょうか。

「ONE FFでは1試合ごとの契約で、あとはいわゆるマッチング期間というものがありました。そこから12月にDEEPで試合をするお話を頂き、ONEとも相談してOKが出たという形ですね。今はフリーランスの状態です」

――このタイミングでONEではなくDEEPで戦う。本田選手の中に、日本で試合をしたいという気持ちがあったのですね。

「はい。前回の試合(トレプチ・ドガクに判定負け)が今年の8月で、その後に佐伯(繁DEEP代表)さんから『久しぶりに日本で試合をしないか』というお話を頂きました。僕も日本で試合をしたいと思っていましたし、特に今はDEEPのカードが毎回凄いじゃないですか。なので、すぐ話を進めてもらいました」

――DEEPひいては日本のプロモーションで試合をするためにタイを離れる、という選択肢はなかったのですか。

「それは無いですね。やっぱり今の練習環境が良いので。今回のように試合前、体を環境に慣らすために帰ってくることはありますけど」

――本田選手のSNSを視ているだけで、様々なファイターがタイガームエタイで練習していることは分かります。

「今一番勢いのある中央アジアのファイターも、たくさん来ていますよ」

――それは貴重な練習環境です。一方で、久々の日本での練習はいかがですか。

「ビザのこととかで、ちょくちょく帰国して練習もしていたので……。あ、でも福岡も選手が増えてきて、盛り上がってきていますよね。レベルが底上げされて、みんな強くなってきているなって感じます。今は福岡でもMMAの大会が増えていますし」

――もう一つ、今はご実家にいるのですよね。ご家族も暖かく迎えてくれて……。

「改めて家族には感謝しています。今、減量がうまく進んでいるのも母に料理をつくってもらっているおかげですね。『こういうのが欲しいな』と言ったら、つくってくれて(笑)」

――アハハハ。普段タイにいる時は、食事の面で不便はないですか。

「タイガームエタイのグリルや、ジムの近くにあるレストランや屋台で食べています。日本食のレストランも、たくさんありますしね。お寿司の食べ放題もありますよ」

――一方、東京で試合をするので、東京で調整するという考えはなかったのですか。

「今回はないですけど、今後はそういう機会も増えると思います。タイガームエタイにいるおかげで、日本から来る人たちと繋がりができました。MMAだけでなくキックボクシングの選手も、たくさん来ていますからね。日本のトップ選手とタイで触れ合うことができるのは凄く新鮮ですし、これを生かして僕も日本全国で練習してみたいです」

――タイガームエタイ所属になって1年強、ご自身の中では何が一番変わりましたか。

「環境が変わったことで選手としてもう一度、格闘技について考えることができました。自分がガラリと変わったかどうかは難しいですけど、結構変わってきているとは思います。
練習環境だけじゃなく、タイに行って1年で4試合できたというのが、一番大きいかもしれないですね。2017年にプロデビューして、とにかく試合がしたかった。でもコロナ禍もあって試合の機会が減り……」

――これまで年2試合ほどのペースで、多くても3試合。それが次の関原戦は、2024年の4試合目です。

「それが一番望んでいたことでもあるので、嬉しいです」

――ではONEで戦った4試合については、どのような感想を持っていますか。

「2勝2敗、それは決して良い結果とは言えないです。ただ良くも悪くも、どんどん試合をさせてもらって――その経験を踏まえて、また日本でしっかり戦いたいです。今回もそのために仕上げてきました」

――正直なところ、前回のドガク戦については意外でした。本田選手がここで敗れるとは……。判定が下った瞬間、本田選手は「えっ!?」という表情でしたが、自分の中では勝っているだろうと感じていたのですか。

「ダメージという面では、相手も出血していましたし――ただ、自分の中でも『本当にダメだな』って思いました。あまりネガティブなことは考えたくはないけど、『ここで負けてしまうのか』という気持ちはありましたね。でも、良い気づきになったという面もあります」

――そこでポジティブに考えることができて良かったと思います。本田選手が今後どうするのだろうか、と気になる部分ではありました。

「ONEで戦ってきた期間の中で、本当に自分の中で切り替えないといけないと考えました。まだタイに来て1年で、今ようやくジムの人たちともコミュニケーションを取れるようになってきて……」

――確かに1年ではジムのスタッフもまだ本田選手のことを完全に理解することは難しいかもしれないし、本田選手にとっても同じことが言えるでしょう。

「トレーニングのルーティンとか、ジムのシステムに対しても慌てて追いつこうとしていましたね。前回の試合で負けて、もう一度そういう面を見直してきました。自分にとってはタイに来て1年、これからが本当のスタートだと思っています。慌ててやってはきましたけど、タイにいることで得られる経験を一つひとつ、確実に身につけていきたいですね」

――「慌てて……」という言葉が、最も腑に落ちました。

「そうですか(苦笑)。試合についても『タイに来たからには、とにかく試合に出よう』と慌てていましたね。練習は確実に良い強度でやることができているんです。だから改めて、試合への取り組み方を見直していきたいと思いました。

今回の試合に向けて、もう一度自分がやるべきことを明確にする。コーチやセコンドとも話をして、練習内容と試合プランがうまく繋がるように意識を変えることができています」

――タイで対戦相手の映像を視ることはできるのですか。

「そこはDEEPのYouTubeチャンネルです。YouTubeは世界どこでも視ることができますし、メンバーシップにも入っていますから。タイでもライブ中継を視聴していますよ」

――おぉっ! 便利な世の中になりましたね。

「特に自分の団体ですからね」

――自分の団体、ですか。

「あっ、僕の団体ではないですね。こういうことを言っちゃいけないか(苦笑)」

――もちろん本田選手がDEEPを運営していないことは分かっています(笑)。本田選手にとっては、DEEPが日本におけるホームなのですね。

「今回の試合が決まってから、DEEPで試合をしている選手から『頑張ってください』という連絡をもらったりして、嬉しいです」

――話を戻すと、2024年に入って関原選手の試合もリアルタイムで視ていたのですか。

「はい。アグレッシブなファイターですよね。特に怪我で試合から離れたあと、何かパッと掴んで変わってきたのかなって思います。今のDEEPフライ級で一番勢いのある選手だと思いますし、僕もそういう勢いを止めるぐらいの勢いで試合に臨みたいです。それは今回だけじゃなく、今後もずっと――だから勢いのある選手との対戦は嬉しいですね。DEEPに連続参戦できるのであれば、しっかりとDEEPのベルトを目指していきます」

■DEEP123 視聴方法(予定)
12月8日(日)
午後5時05分~ YouTube DEEP/DEEP JEWELSメンバーシップ、U-NEXT、サムライTV

■DEEP123 対戦カード

<フェザー級/5分3R>
青井人(日本)
芦田崇宏(日本)

<バンタム級/5分3R>
ソン・ジンス(韓国)
CORO(日本)

<ライト級/5分3R>
西川大和(日本)
宇佐美正パトリック(日本)

<フライ級/5分3R>
本田良介(日本)
関原翔(日本)

<ストロー級/5分3R>
越智晴雄(日本)
多湖力翔(日本)

<ライト級/5分3R>
神田コウヤ(日本)
山田聖真(日本)

<フェザー級/5分3R>
高橋遼伍(日本)
GINJI(日本)

<バンタム級/5分3R>
魚井フルスイング(日本)
小崎連(日本)

<フェザー級/5分2R>
安井飛馬(日本)
牧野滉風(日本)

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【DEEP123】RTUからの復帰戦、魚井と対戦する小崎連の自己分析「僕って一番オイシイ相手じゃないですか」

8日(日)、東京都港区のニューピアホールで開催されるDEEP123で、小崎連が魚井フルスイングと対戦する。
Text by Shojiro Kameike

小崎にとっては今年5月、Road to UFC初戦でダールミス・チャウパスゥイに敗れて以来、7カ月ぶりの復帰戦となる。チャウパスゥイ戦では初回に3度のダウンを奪いながらも、2R以降に盛り返されて判定負け。初黒星を喫した小崎にとっては、再度UFCを目指すための重要なリスタートとなる試合だ。そんな小崎にRTUを感想を訊くと、魚井戦に向けた冷静で客観的な自己分析が返ってきた。


――RTU初戦敗退から約半年を経て、DEEPで復帰戦に臨みます。RTU後の展開については、どのように考えていたのでしょうか。

「いくつか選択肢はありました。DEEPさんで復帰戦をやらせてもらうか、KROSS X OVERでもう1回試合をやらせてもらうか。主な選択肢は、その2つでした」

――結果、DEEPで復帰戦を行うことになった要因は何だったのですか。

「良いオファーを頂いたからですね。魚井フルスイング選手という名前があるファイターで、ここで勝てば僕にとっては凄くオイシイ話ですし。これはチャンスだな、と思ってオファーを受けさせていただきました」

――DEEPの1週間後となる15日にはKROSS X OVERのプロ大会が行われます。しかも通常の大会より規模が大きいですよね。

「そうですね。毎回プロの試合は行われていますが、14日がアマチュアで15日がプロと、2日間に分けて開催されるのは初めてだと思います。規模としては大がかりな大会です」

――リバーサル久喜&KROSS X OVERの島村直希代表からすれば、その15日のKROSS X OVERで小崎選手の復帰戦を組みたいと考えるかもしれません。

「そうだと思います。そんななかで僕のためにDEEPの試合を選ばせてくれて、本当にありがたいです」

――同時にジムの中も大変ですよね。2週続いて、これだけ試合があると……。

「はい(笑)。僕も自分の試合が終わったら、すぐ大会やチームメイトのお手伝いをさせていただきます」

――チームメイトと練習のピークの時期が少し違うだけでも、小崎選手の調整には影響を及ぼしませんか。

「そこは良い感じでやってもらっていて、僕だけじゃなく皆が良いように練習できています。僕自身もバッチリですね。このインタビュー直前まで練習していたんですけど、すごく良い動きができているので問題ないです」

――確かにリモートの画面越しでも、まず肌の状態を見るかぎりコンディションが良いことは分かります。減量も順調ということですね。

「そうなんですよ。今回は結構前から体重調整も準備していて、あとは計量前日に水抜きで落とすだけ――というぐらいの状態になっています。だからコンディションも凄く良いですね」

――試合前のインタビューでも仰っていたとおり、RTUは小崎選手のキャリアにとって初の大舞台です。そのなかで小崎選手が落ち着いた表情で試合を迎えていることが印象的でした。

「あまり覚えていないんですけど――特に変な緊張感もなくて。環境が変わったからといって浮足立ってしまう、ということもなかったですね。普通に、いつもどおりの感じで試合に臨むことはできました」

――試合では右ストレートを当て、ダウンを奪い続けました。あの展開はイメージどおりだったのか、あるいはイメージ以上ではなかったですか。

「右を当てるのはイメージどおりでした。でも、もっとうまく左を使って最終的に右を当てるというプランだったんです」

――3度ダウンを奪いながらも倒し切れなかった。それは左をうまく使えておらず、右が当たっても完全にKOするような手応えは感じていなかったのでしょうか。

「それもあるとは思いますけど、失神させるような当たりではなく、すべてフラッシュダウンのような感じだったじゃないですか。自分の中でも『これでは倒れないな。でも効かせることはできたのかな』と思っていて。あの時に『これは効いている。もっと行けば倒せる』という感覚があれば、そこで倒しに行っていました。だけど全てが中途半端な当たり具合で、結果的にも中途半端になってしまいましたね」

――2R以降はセコンドから「一発を狙いすぎるな!」という指示が飛んでいました。

「1Rに右が当たっても倒せていない。だから2Rからは『もっと頑張らないと!』と考えて狙いすぎになり、大振りになったところで組まれて、そのまま僕が下になって漬けられてしまいました。1Rが想定以上にうまく行っちゃったんですよ(苦笑)。

だから相手は打撃戦じゃなく組みに来ることも分かっていたのに、自分が大振りになってしまって。より相手に戦いやすい状況を与えることになりました。試合を振り返ると、それがダメだったポイントですね」

――一方で、倒されてから立ち上がる能力の高さは見せつけていたと思います。

「ありがとうございます。でも僕としては『そんなに……』なんですよ」

――というと?

「まずは倒されず、離してから打撃を当てないといけない場面が多かったからですね。なのに、ただ寝かされて立ち上がる、寝かされて立ち上がるということを繰り返しただけでは、勝ちには繋がらないじゃないですか。僕としてはまずテイクダウンされずに、相手にとって嫌なことをやり続けたかったです」

――なるほど。ディフェンスからオフェンスに繋げることができていなければ意味はないわけで。

「2R以降は僕がディフェンス一辺倒になってしまいましたからね。それはあの試合を経て、課題として見えてきた部分です。RTUが終わってからは、まずフィジカルトレーニングに取り組み始めました。それと、ただ倒されない、ただ立ち上がるというだけではなく、その次に繋げるための練習を強化しています」

――試合前のインタビューでは「Road to UFCに出ることで自分のことを知ってくれる人は多い」と仰っていました。ではRTUで自分のことを知ってもらうチャンスをチャンスを生かすことができたのか。あるいはUFCと契約する大きなチャンスを逃してしまったのか。どちらの気持ちのほうが大きいですか。

「正直言うと、両方です。やり方次第では勝てる試合でした。でも勝てる試合を落としてしまったことで、後悔もあります。でも試合を視た人からは『負けたけど良かった』という声も多くて、僕のことを知ってもらうことはできたんじゃないかと思います。だから、両方ですね」

――もちろん勝てば、どちらのチャンスもモノにできていたでしょう。これは「たられば」ですが、RTU初戦で惨敗していれば、復帰戦の扱われ方も……。

「アハハハ、それはそうだと思います。逆にあの試合内容だったからこそ――もう僕が絶対に勝つと思われるようなマッチメイクはないだろうと考えています。他の選手からすれば、僕って一番オイシイ相手じゃないですか。逆の立場だったら自分はそう思いますよ(笑)。

だからしっかり練習していないと、僕は越えられる壁が越えられない。反対に僕が越えられてしまう。だからRTUで負けたあと、『より一層頑張らないといけない』って気が引き締まりました」

――負けたけれども、あの試合内容を見せた小崎連を倒せば自分の名前が上がる。魚井選手こそ今、最もそんな試合を欲しているファイターの一人でしょう。

「魚井選手はMMAで4連敗していて、9月にようやく連敗を脱している。そこで次の試合を落としたら、今後のキャリアが危うくなる立ち位置ですよね。でも勝てば、もう一度上に行くことができる。だから相手も死に物狂いで立ち向かってくることは自覚しています。

僕も同じです。この試合で負けたら――もう後がない、というわけではないと思います。だけど負けたら、UFCへの道にもう一度最初から並び直さないといけないですよね。レコード的には2連敗になると、国内のプロモーターも使いづらくなるでしょうし」

――えっ!? 使いづらくなるでしょうか。

「だって、プロモーターからすれば『RTUであの試合をしておいて、ここで負けるのか』と思うじゃないですか」

――あぁ、なるほど。確かに『負けたけど良い試合』の直後はキツイだろうと思います。内容や結果によっては「あの試合はまぐれだったのか」と思われるかもしれませんし。

「そうなんですよ! それが一番嫌です(笑)。やっぱりRTUに対しても、初戦敗退のままでは終われないと思っています。もう一度RTUに出るためにも次の試合は落とせないし、それこそ『この選手に勝てば来年のRTUにエントリーできる』という相手と対戦する必要もあると思っています。

RTUに出るためにはレコードが重要になるじゃないですか。ただ勝っているだけではダメで。今年初戦敗退の選手が来年も出るためには、それだけの相手に勝たないといけない。来年だけじゃなく再来年に開催されるとしても……」

――はい。

「UFCと契約するためにはレコードもそうですけど、年齢も大切ですよね。契約するだけでなく、その後も勝ち続けていくことも考えると。もし結果が良くなくても、つくり直すこともできる。だから早く挑戦できることは、どんどん挑戦したいです。もちろんそのためには毎試合、とんでもない相手と組まれるかもしれないけど、それはファイターなら仕方のないことだと思いますし。

次の魚井選手も、僕にとっては越えなくてはならない高い壁です。RTUが終わって半年――そろそろ自分のことも忘れられている頃だと思うので、ここで魚井選手に勝って僕の存在を証明します」

■DEEP123 視聴方法(予定)
12月8日(日)
午後5時05分~ YouTube DEEP/DEEP JEWELSメンバーシップ、U-NEXT、サムライTV

■DEEP123 対戦カード

<フェザー級/5分3R>
青井人(日本)
芦田崇宏(日本)

<バンタム級/5分3R>
ソン・ジンス(韓国)
CORO(日本)

<ライト級/5分3R>
西川大和(日本)
宇佐美正パトリック(日本)

<フライ級/5分3R>
本田良介(日本)
関原翔(日本)

<ストロー級/5分3R>
越智晴雄(日本)
多湖力翔(日本)

<ライト級/5分3R>
神田コウヤ(日本)
山田聖真(日本)

<フェザー級/5分3R>
高橋遼伍(日本)
GINJI(日本)

<バンタム級/5分3R>
魚井フルスイング(日本)
小崎連(日本)

<フェザー級/5分2R>
安井飛馬(日本)
牧野滉風(日本)

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DEEP DEEP JEWELS o UFC アム・ザ・ロケット 万智 中井りん

【DEEP JEWELS】12連勝決めた中井りんが渡辺華奈に対戦要求「逃げずに私と試合をしてください」

400: 実況厳禁@名無しの格闘家 2024/11/23(土) 17:15:57.71 ID:DW094nl40
DEEP JEWELS、UFC、Krush、RISEが同時に開催されてるのか


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45 DEEP DEEP JEWELS DEEP JEWELS47 MMA MMAPLANET o アム・ザ・ロケット 万智

【DEEP JEWELS47】万智が足関節の取り合いから、アムに内ヒールを極めて大晦日の柔術マッチ出場を希望

【写真】「打撃でKOを狙っていた」という万智が足関節の取り合いで会心の勝利(C)MATSUNAO KOKUBO

<ストロー級/5分3R>
万智(日本)
Def.2R2分27秒 by ヒールフック
アム・ザ・ロケット(タイ)

サウスポーの万智が右に回る。右ローを見せたアムに対し、ワンツーを放った。アムの右インローが当たると、万智が少し距離を取る。しかりケージ中央に戻るとプレスを強め、左ミドルを放った。アムも右に回ってケージ中央へ。万智は左右の蹴りを散らす。互いに右ハイを見せたあと、万智がワンツーからアムの左足を払ってテイクダウンする。ハーフガードのアムに対し肩固めに持ち込める体勢となったが、アムがクローズドガードに。

万智に持ち上げられたアムが立ち上がり、バックを狙うもそのまま背中を着かされた。アムがクローズドガードから万智の右足を抱えに行く。しっかり胸を合わせた万智、アムは左オーバーフックから右腕で万智の首を抱えに行く。すぐに万智がアムに背中を着かせると、レフェリーがブレイクをかけた。スタンドで再開されると、万智は右に回る。両者のパンチが交錯したあと、万智が右ジャブでプレスをかけ、ケージを背負ったアムに左ハイを見せた。

2R、万智が右ジャブ、左ミドルでプレスをかけていく。万智の右ローの打ち終わりに、アムが右ストレートを合わせた。直後、アムの右ミドルをキャッチした万智が、自コーナー側でグラウンドに持ち込む。背中を着けてクローズドガードで守るアムに対し、万智は左右に揺さぶっていく。手首を切った万智は上半身を起こしてパウンドを落とす。アムが下から万智の右足を抱えた。すると万智もアムの右足にヒールを狙う。アムはストレートフットロック、万智が左足に切り替えて外ヒールを仕掛けた。これが極まらないとみるや、内ヒールにチェンジしてタップを奪った。

勝利した万智はマイクを握り「大晦日は試合じゃなくて良いので、柔術マッチに出させてください」と柔術の試合出場をアピールした。


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【DEEP】速報中!DEEP TOKYO IMPACT 2024 5th ROUND

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今日は1日DEEPの日!浜松町のニューピアホールでDEEP TOKYO IMPACT 2024 5th ROUNDとDEEP JEWELS 47が開催されます。まずはDEEP TOKYO IMPACT 2024 5th ROUND。メインは五明宏人×ミョン・ジェウク、セミに後藤丈治×マンド・グディエレスというナンバーシリーズではおかしくない好カード。最近のDEEPの勢いを感じさせられます。本日はU-NEXTで観戦しつつ、電波と充電の続く限り速報します。乱筆乱文にはご容赦くださいませ。


【オープニングファイト第1試合 アマチュアSルール バンタム級】
○左京(レンジャージム)
(1R TKO)
×玄(IGGY HAND GYM)
1R、スタンドの攻防からケージ際での差し合い。左京が押し込むと左右の連打。さらに首相撲からの膝蹴りを連打。さらに左右のフックを打ち込むと効いた玄の動きを見てレフェリーが試合を止めた!左京が完勝!


【オープニングファイト第2試合 アマチュアSルール バンタム級】
×井上セナ(K-Clann)
(1R ギロチンチョーク)
○橋本玲音夢(パンクラスイズム横浜)
1R、開始直後からスタンドでのパンチの交差。井上がタックルに行くと橋本はギロチンチョーク!自ら下になって絞め上げると井上はタップ!橋本が師匠の北岡悟ばりのギロチンで一本勝ちです!


【オープニングファイト第3試合 アマチュアSルール フェザー級】
○ダイア(FIRED UP GYM)
(1R チョーク)
×千(IGGY HAND GYM)
1R、開始と同時にタックルを仕掛けるダイア。ケージに押し込むが千は耐えてスタンドに戻る。打撃の交差からダイアがまたもタックルでテイクダウンに成功。千は立ち上がるがダイアはすぐさまタックルで組み付いて動きを封じる。さらにバックに周るとチョーク!これで千はタップ!


【第1試合 フェザー級】
○荒井銀二(BRAVE)
(1R KO)
×中村雄一(ハイブリッドレスリング八戸)
1R、開始直後からスタンドの攻防。互いに積極的に打撃を出す。すると荒井の左フックがクリーンヒット!顎に被弾した中村はダウンして失神!荒井が圧巻のKO勝ち!


【第2試合 ライト級】
×野尻大輔(パラエストラ八王子)
(2R TKO)
○ケンシロウ(FIGHTER’S FLOW)
1R、タックルでテイクダウンした野尻。しかしケンシロウはすぐに立ち上がるとスタンドでバックに周る。そのままグラウンドに持ち込むとバックをキープして側頭部にパウンド。野尻の身体を伸ばしてパウンド連打。そこからチョークを狙うが野尻は耐えてラウンドを終えた。
2R、開始直後から野尻はしつこいタックル。ケージに押し込むがケンシロウの腰は重い。身体が離れるとスタンドの攻防からケンシロウは右のハイキック。野尻は一瞬腰を落とすがすぐに組み付く。だが足を掛けてテイクダウンしたのはケンシロウ。パスしてマウントを奪取。さらにバックに周るとそこから怒涛のパウンド連打。動けない野尻を見て試合を止めた!


【第3試合 バンタム級】
○清太郎(K-Clann)
(2R TKO)
×柴田修杜(FIGHTER’S FLOW)
1R、前に出る清太郎に対して柴田はカーフキックで対抗。それでも清太郎間合いを詰めると左右の連打から膝蹴り。あわやの場面だったが柴田は組み付いて回避。距離が出来るとカーフを蓄積して反撃。だが前に出る清太郎。ケージに追い詰めると左右の連打。しかしクリーンヒットしない。柴田も要所で組み付いてテイクダウンを狙うが不発でラウンドを終えた。
2R、前に出る清太郎に対して組む柴田。スタンドでバックに周ってテイクダウンしかけるが清太郎はすぐに立ち上がる。スタンドに戻ると清太郎が圧力を強める。柴田をケージに追い詰めると怒涛の左右の連打。手数が止まらない!柴田は組みに行くが切られる苦しい展開。さらに清太郎は膝蹴り連打も交えて攻勢。膝を突いた柴田を見てレフェリーが試合を止めた!


【第4試合 ウェルター級】
×小林ゆたか(夕月堂本舗)
(1R KO)
○前田啓伍(Tristar Gym)
1R、開始直後から前に出る前田。左右の連打をヒットさせると小林は後退。一気に攻勢を仕掛けるが小林は組み付く。膝がローブローに入って一時中断。再開するとまたも前田がパンチを振るって攻勢。左右のフックをヒットさせて最後は右フック。ダウンを小林を見てレフェリーが試合を止めた!
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【DEEP Tokyo Impact2024#05& DEEP JEWELS47】計量終了。TTM冬の3連戦、わんぱくララミー登場

明日23日(土)に東京都港区のニューピアホールで開催されるDEEP Tokyo Impact2024#05及びDEEP JEWELS47の計量が新宿区のホテルローズガーデン新宿で行われた。
Text by Takumi Nakamura

Tokyo Impactは本戦11試合+JEWELSは本戦8試合が組まれ、合計19試合・38選手が最初の計量でリミットをクリアしている。後藤丈治、狩野優、後藤亮の3選手が出場するTRIBE TOKYO MMA(TTM)勢は、今大会を皮切りに、11.30修斗でエフェヴィガ雄志、12.7ONE Fight Night26で若松佑弥と3週連続で試合が続く。

TTM冬の3連戦で先陣を切る3選手のリーダー格=後藤丈治曰く、TTF CHALLENGE以外で同じ大会にこれだけ多くの選手が出ることは記憶にないとのこと。「全員でDEEPに乗り込む気持ち。3週連続で試合が続くので、みんな士気を上げて練習できましたし、全員で勝って大将(若松)までつなぎます」と3人を代表して意気込みを語った。

その後藤と対戦するマンド・グディエレスは11.17RIZIN LANDMARK10で村元友太郎に勝利したトニー・ララミーと共に計量に登場。計量をパスすると、ルールレビュー後に個別にJMOCスタッフにサッカーボールキックと踏みつけが認められるDEEPルールを細かく確認する姿が印象的だった。なおララミーは一週間前にフライ級(56.85キロ)で戦ったとは思えないほど、わんぱくなビジュアルに変貌を遂げていた。

JEWELSの計量では中井りんが女豹のコスプレで登場。前回に続いて、今回もピンヒールを履いてステージへ向かい、ピンヒールを脱いで体重計に乗って計量→写真撮影時にはピンヒールを履くプロフェッショナルぶりを見せていた。

そしてMMAPLANETが追い続けているフェイスオフ時の握手率だが、Tokyo Impactは全14試合中8試合、JEWELSは全10試合中1試合とやはり女子選手は握手しない傾向は変わらず。その一方、女子選手のフェイスオフ時の会釈率は全10試合中8試合と80%を記録。女子選手は握手はしないけど会釈はする――という新たな傾向が発見された。

■DEEP Tokyo Impact2024#05 視聴方法(予定)
11月23日(土)
午後12時05分~YouTube DEEP/DEEP JEWELSメンバーシップ、U-NEXT、サムライTV

■DEEP Tokyo Impact2024#05 計量結果

<フェザー級/5分3R>
五明宏人:66.30キロ
ミヨン・ジェウク:66.15キロ

<バンタム級/5分3R>
後藤丈治:61.55キロ
マンド・グディエレス:61.50キロ

<バンタム級/5分2R>
力也:61.60キロ
吉田陸:61.65キロ

<バンタム級/5分2R>
諏訪部哲平:61.25キロ
上田直毅:61.65キロ

<バンタム級/5分2R>
山本有人:61.55キロ
山口コウタ:61.50キロ

<フェザー級/5分2R>
狩野優:66.20キロ
森俊樹:66.15キロ

<ライト級/5分2R>
山本颯志:70.60キロ
後藤亮:70.70キロ

<ウェルター級/5分2R>
小林ゆたか:77.25キロ
前田啓伍:76.85キロ

<バンタム級/5分2R>
清太郎:61.50キロ
柴田修斗:61.45キロ

<ライト級/5分2R>
野尻大輔:70.70キロ
ケンシロウ:70.55キロ

<フェザー級/5分2R>
荒井銀二:66.25キロ
中村雄一:66.10キロ

<アマ・フェザー級/3分2R>
ダイア:65.65キロ
千:65.55キロ

<アマ・バンタム級/3分2R>
井上セナ:61.50キロ
橋本玲音夢:61.40キロ

<アマ・バンタム級/3分2R>
左京:60.80キロ
玄:61.00キロ

■DEEP JEWELS47視聴方法(予定)
11月23日(土)
午後17時00分~YouTube DEEP/DEEP JEWELSメンバーシップ、U-NEXT、サムライTV

■DEEP JEWELS47計量結果

<58キロ契約/5分3R>
中井りん:57.75キロ
鈴木”BOSS”遥:57.90キロ

<ストロー級/5分3R>
万智:52.60キロ
アム・ザ・ロケット:52.30キロ

<バンタム級/5分2R>
熊谷麻理奈:61.55キロ
MANA:61.10キロ

<バンタム級/5分2R>
百湖:61.55キロ
ゆりな:60.15キロ

<アトム級/5分2R>
サラ:47.95キロ
横瀬美久:47.90キロ

<ストロー級/5分2R>
SAAYA:50.80キロ
堀井かりん:52.05キロ

<ストロー級/5分2R>
横瀬友愛:52.45キロ
ののか:52.65キロ

<アマ・ストロー級/5分2R>
吉川桃加:52.25キロ
あきぴ:50.25キロ

<アマキック・ストロー級/5分2R>
島村優花:51.85キロ
須山はな:52.05キロ

<アマ・49キロ契約/5分2R>
横江明日香:48.85キロ
須山ゆな:49.70キロ

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【DEEP JEWELS47】元ミクロ級王者アム戦へ。万智「1年前の負けを払拭するためには勝つしかない」

【写真】過去の自分を超える。そこにも挑む万智だ(C)TAKUMI NAKAMURA

23日(土)に東京都港区のニューピアホールで開催されるDEEP JEWELS47で万智がアム・ザ・ロケットと対戦する。
Text by Takumi Nakamura

9.8DEEP JEWELS46でスーリ・マンフレディに肩固めで一本勝ち、連敗脱出を果たした万智。11月23日という日は、1年前に万智がDEEP JEWELS暫定ストロー級王座決定戦で松田亜莉紗に敗れ、プロとして初黒星を味わった日でもある。あの時の悔しさを払拭すべく、万智は元DEEP JEWELSミクロ級王者のアムとの一戦に挑む。

――計量直後のインタビューありがとうございます。計量を終えて今どんな心境ですか。

「相手の顔も見たし、やる気満々です」

――実際に顔を合わせたアム・ザ・ロケット選手の印象はいかがですか。

「2階級下の選手ってことで、もっと小っちゃいのかなと思ったんですけど、あんまり自分と大きさが変わらなかったですね。ファイトスタイルで言えば、立っても寝ても強い、打撃も寝技も出来る選手なので、穴がないなというイメージです」

――その穴がないアム選手に対して、どんな練習や準備を積んできましたか。

「自分の練習は出稽古中心なんですけど、寝技も打撃も、今回はムエタイも多くやりました。寝たら自分の方が強い自信はあるし、今回は打撃でもいけるように、打撃中止に頑張ってきました」

――ちなみに打撃・ムエタイはどこで練習してきたのですか。

「栃木にあるキックボクシングジムのZEROというところでやってます。タイ人の先生にもミットを持ってもらって」

――今回の試合前に限らず、普段から練習に行っているのですか。

「はい。ジムの場所が地元の家の近くなんです。だから栃木にいる時はそこで練習してます」

――アム選手はムエタイ出身ですが、ムエタイ対策もやってきましたか。

「練習そのものは普段通りでしたけど………ヒジとヒザは多めにやった気がします。雰囲気的に(笑)」

――VSアム以外の部分で、前回の試合(※スーリ・マンフレディに肩固めで一本勝ち)から今回の試合に向けて取り組んでものはありますか。

「際の部分とかはもうちょっと詰められたかなっていうのが前回の課題で。あと前回は2連敗してからの復帰戦で、結構試合中に動揺しちゃったというか。自分ができる・できた技の場面でも、もし出来なかったらどうしよう?と思ったりもしちゃって。それでメンタル的なところも意識して練習してきました」

――マンフレディ戦は精神的にキツイ試合でしたか。

「やっぱり2連敗していて、ここで負けたらどうしよう?みたいな感じで、気持ち的には結構切羽詰まってました」

――ではマンフレディ戦で勝てたことで気持ちもだいぶ楽になったのではないですか。

「そのはずだったんですが、今回の試合が11月23日で、ちょうど去年の同じ日にタイトルマッチをやって負けちゃって(※DEEP JEWELS暫定ストロー級王座決定戦で松田亜莉紗に判定2-3で敗れる)。 なんか、そのことを未だに忘れられなくて……まぁ忘れちゃダメなんですけど。でもあの負けを払拭するためには今回勝つしかないと思っています」

――例えばふとした時に去年のことを思い出したりもしますか。

「ふとしなくても、常に思い出しちゃいますね(苦笑)。一年前の試合は減量にも失敗しちゃって、計量はクリアしたんですけど、体調も具合も悪かったんです。それで今回は減量から気をつけて、そこはしっかり出来たかなと思います」

――そういうこともあって、計量後の「去年の同じ日に負けた自分を超えたい」というコメントに繋がったのですね。今回も色々なテーマがある試合だと思いますが、どんな試合をお客さんに見せたい。もしくはどんな自分を見せたいですか。

「今回はKOします!打撃をもうちょっと見せたいんで」

――ずばりKO宣言ですね。これまでずっと継続して練習してきた打撃を見せたい・出したいですか。

「そうですね。前回も打撃をやりたかったんですけど、1発目蹴った時にすっ転んじゃって……」

――これは蹴らない方がいい、みたいな。

「そんな感じでした(笑)。でもあれから練習を続けて少しは上手くなったんで、そこ見せられるようにしたいです」

――それでは明日の試合に向けて、ファンの皆さんにメッセージをください。

「いつも皆さん応援ありがとうございます。今回もやるはやるんですけど、KOするので楽しみにしていてください。あとコスチュームも新しくしたんで、そこも見てください!」

■視聴方法(予定)
11月23日(土)
午後17時00分~YouTube DEEP/DEEP JEWELSメンバーシップ、U-NEXT、サムライTV

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