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Black Combat Black Combat04 DEEP MMA MMAPLANET o シン・スンミン パンクラス パン・ジェヒョク ホン・ジョンテ 透暉鷹

【Black Combat04】DEEP対抗戦で見たいっ!!緊急出場シン・スンミン、ホン・ジョンテを右ハイでKO!!

【写真】トルネード・ソンの弟子、シン・スンミンが鮮やかなKO勝ちを収めた(C)MMAPLANET

12月31日(土・現地時間)に韓国はインチョンのパラダイスシティホテル内クラブ・クロマで開催された Black Combat04「The Era of New Kings」。

ブラックコンバットではLIVE配信を一切行わず、試合前から試合後までを編集した動画を大会後、数日を経て1日1試合というペースで公開している。5日(木)に同大会の第4試合=シン・スンミン✖ホン・ジョンテの動画がアップされたので、ここで試合レポートを掲載したい。


<フェザー級/5分3R>
シン・スンミン(韓国)
Def.1R3分03秒 by KO
ホン・ジョンテ(韓国)

スクランブル出場で10日間に11キロ減量し、計量クリアの際に拍手が起こっていたシン・スンミンは、しっかりと体が戻っている。そのシン・スンミンが距離を詰めた。サークリングするホン・ジョンテ、シン・スンミンが左ミドル、左ロー、左ジャブと散らしていく。左ジャブのダブルを突いたシン・スンミンが右ショートをカウンターで当てる。ホン・ジョンテはケージを背負いながら右カーフを蹴り返す。

シン・スンミンの左ジャブがヒット。続いて左インローからワンツーを当てたシン・スンミンが、右回りのホン・ジョンテから右スピニングバックフィストでダウンを奪う。パウンドを被弾しながら立ち上がろうとしたホン・ジョンテに対し、シン・スンミンが右ヒザを突き刺そうとする。

件懸命に立ち上がったホン・ジョンテは、間合いを測ってパンチを伸ばすシン・スンミンの打撃戦に応じようとする。

ならばとシン・スンミンはローに右を合わせて2度目のダウンを奪う。ここは直ぐに立ち上がったホン・ジョンテが組んでケージに押し込んでいく。

ホン・ジョンテはボディロックから前方に崩しバックを伺うが、シン・スンミンは胸を合わせて立ち上がる。

右ミドルを当て、左フックからパンチをまとめたシン・スンミンは、足がもつれたホン・ジョンテに右ハイをクリーンヒットさせる。倒れ込んだホン・ジョンテに追撃の鉄槌を狙ったところで、レフェリーが両者の間に割って入り勝負は決した。

スクランブル発進で衝撃的な強さを見せつけたシン・スンミンは試合後、ブラック代表にメインの勝者=新フェザー級王者への挑戦をアピール。ブラック代表は「まずメインの敗者との対戦を」と条件提示。そこで勝てばベルト挑戦かというシン・スンミンは、2021年3月に先日のパンクラスで透暉鷹にスプリットで惜敗したパン・ジェヒョクにも勝利しており──可能であればDEEPとの対抗戦に出場し、その力を日本のファンの目に届きやすい舞台で披露してもらいたいものだ。


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Black Combat Black Combat04 K-MMA MMA MMAPLANET o   イ・ジンセ イ・ソンハ キム・ジュンギュン シン・スンミン ホン・ジョンテ ユ・スヨン

【Black Combat04】ブラックコンバット04 Gallery クレイジーな減量目立つK-MMA界で計量失敗なし

【写真】過去に減量中に病院に運ばれタイトル戦を欠場した過去を持つシン・スンミンは10日前のオファーを受け、体重を創りリカバリーも程よくされていた (C)MMAPLANET

昨年12月31日(土)に開催されたBlack Combat04。謎が謎を呼ぶK-MMA界の新興勢力。その韓国MMAファイターたちの減量の仕方が壮絶なのは、有名な話だ。

と同時に計量失敗にまつわる対戦カードの変更や欠場は、日常茶飯事となっている。さらにいえば同国での計量失敗に関しては、計量時間に遅れるだけでも罰金があるなど、飴と鞭ならぬ鞭のみの対策がこうじられてきた。

そんななか同大会では、試合数は6試合ながら計量失敗は見られなかった。それでも10日前のオファーで体重を創ったシン・スンミン、メインのフェザー級王座決定戦に出場したイ・ジンセなどは相当なリカバリーがあったように映る。他の選手も大胸筋の戻り幅は、なかなかのもの。ここでは──まだ試合結果が未公開のブラックコンバット04上位カード出場選手の計量Before & Afterを見比べてみたい。


ユ・スヨン


イ・ジンセ


イ・ソンハ


キム・ジュンギュン


ホン・ジョンテ

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ABEMA Black Combat Brave CF DEEP IMMAF LFA MMA Special ブログ

新年、あけましておめでとうございます

MMAファンの皆さま、新年あけましておめでとうございます。

コロナと共生時代――世界中のMMA会場に観客が戻り、声援が復活した昨年は3月にバーレーンでBRAVE CFとIMMAF Super Cup、シンガポールでONE 。6月には同じくシンガポールでUFCとRoad to UFC、7月から8月にかけてはABEMAの多大なる協力を得た結果、ニューヨーク、フロリダ、ミルウォーキーでのジム巡りとLFA。10月はアブダビでUFCとRoad to UFCを再び、そして12月はフィリピンでONE、年越しは韓国取材で30日にAngel’s FC、31日はBlack Combatと2カ月に1度以上の頻度で現地取材を行うことができました。

UFC275とUFC280ではPPV大会にも関わらずケージサイドでの撮影が可能でした。東南アジアと中東とはいえPPV大会で、イリー・プロハースカ×グローバー・テイシェイラ、イスラム・マカチェフ×シャーウス・オリヴェイラの激闘を目の当たりにできたことは、望外な経験になったことは間違いありません。

しかし、ここには目を瞑ってはいけない現実が存在しています。今やMMAを伝えるメディは写真と文字ではなく、圧倒的に映像を撮り、動画を流す時代に代わっています。以前のようにケージサイドを希望するメディアが、シンガポールやアブダビでは以前のような数ではなかった――MMAPLANETがケージサイドに陣取ることができたのは、メディアとして価値を認めてもらえたからではなく、競合相手が少なくなったことが一番の要因です。

他方、UFC APEX大会ではケージサイドはオフィシャルの撮影のみ。一般メディアは撮影をできないことが要因となり、佐藤天選手や平良達郎選手のオクタゴンでの活躍を現地から届けることを断念しました。

UFCはそれでもAPEX大会以外では一般メディアに8スポットほどスチール撮影が可能になっています。他方ONEではオフィシャル以外は2つのスポットを各メディアで共有するルールが存在します。そこをチャトリ御大に直接交渉した結果、1スポットの確保という確約を得ることができました。

LFAも実はケージサイドの撮影は認められないとオクラホマ州アスレチックコミッションから大会当日に言い渡されるとう事態に陥っていました(笑)。こおは古くから親交のあるLFA首脳のエド・ソアレス&スヴェン・ビーンの口利きがあったおかげでコミッション代表の隣で撮影が許可された次第です。

BRAVE CFも同じで、モハメド・シャヒド代表と美人広報のシャイハ・アル・マウラニ嬢にねじ込んで撮影が可能に。驚いたことに韓国のAngel’s FCもオフィシャル以外にカメラマン席はなく、オフィシャルのデスクつきのスポットの末席をプロモーターから頂戴しました。

Black Combatに関しては、既に我々の常識は非常識状態でした。ライブ配信を行わず、YouTubeでディレイ配信という形態をとっている彼らは、オフィシャル以外の大会取材すら認めてないのが現状です。そのなかで、ライブ配信予定のDEEPとの対抗戦があるということで、我々は特別な計らいを受けて取材&撮影が可能になりました。

そのBlack Combat。日本国内向けに速報が許可されていたものが、韓国の記者がMMAPLANETをチェックして結果を流す恐れがあるという理由で、一度はアップした記事とツイートの削除のリクエストが届きました。

「日本国内では皆がRIZINを視聴中で、MMAPLANETに目をやる人はいないよ」という自虐ギャクに彼らも笑顔を浮かべてはくれましたが、速報ではなくYouTube配信とともに記事の再アップをしていく方針が大会中に決まりました。

選手もプロモーションも自己発信が可能な現状は、MMAを競技、スポーツ、目の前で行われていることをそのまま伝えるという従来の伝達方法は必要とされなくなりつつあります。

くわえて国内での賃金の伸びがない状況に加えて、円安が重なり海外取材においては経費の高騰はコロナ以前と比較にならない状態です。つまり「UFCのケージサイドで撮影できたぁ」なんて喜んでいられる時代は全くないわけです。

それでもMMAPLANETの軸は変わりません。自分が好きなモノを世に伝える。伝える手段は紙媒体、ネット、動画、携帯動画と世の中は変化の連続です。記事と写真の媒体は時代遅れと思われても致し方ないことも理解しています。

ただし伝える手段は変わろうが、伝えるモノ、伝える目的は1995年にこの仕事を初めてから一切変わりはないです。

自分が好きなモノを伝える。

自分が取材で得た知識や情報を本当にMMAが好きな人とシェアする。

世の中、経済の論理では価値はないかもしれないです。ただし、希少価値のある――かもしれないモノを追っていきたい。この姿勢を理解し、支えてくださる方々に感謝の想いを抱き続け、MMPLANETでは2023年もここを軸に、もう少しインフラ整備とマンパワー不足を解消するための整理をしつつ、海外MMAシーン、国内ケージMMA、グラップリング、武術や土着&民族格闘技を少しでも皆さんにお伝えしていければという想いでいます。

本年も引き続きMMAPLANETとともに、そんな格闘の日々を楽しんでいただけましたら幸いです。

高島学

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Black Combat Black Combat04 MMA MMAPLANET o ROAD FC YouTube イ・チョンス ソル・ヨンホ

【Black Combat04】元釣り師YouTuberのソル・ヨンホにイ・チョンスが最終回RNCで一本勝ち

【写真】しっかりとTD→トップキープとMMAを展開したイ・チョンス。今回勝ったことで、徴兵は避けられるようだ(C)MMAPLANET

<ウェルター級/5分3R>
イ・チョンス(韓国)
Def.3R by RNC
ソル・ヨンホ(韓国)

ソル・ヨンホはRoad FCの最新番組であるファイトクラブの優勝者。さらに以前は釣りのYouTuberだったという人気者だ。ガードを固めるソル・ヨンホ、左手を伸ばして相手にケージを背負わせる。イ・チョンスは左ロー、左ジャブを繰り出すがソル・ヨンホは下がらない。スイッチしながらサークリングするイ・チョンスに対し、ソル・ヨンホは左フックを振るうが、打ち終わりに右を合わせられてしまう。

イ・チョンスはサークリングしながら左ローを当てる。ソル・ヨンホが組みつき、左腕を差し上げて相手をケージに押し込んだ。足を踏んで削るソル・ヨンホ、イ・チョンスは四つで組み左右に揺さぶるも、ソル・ヨンホが押し込み続ける。ソル・ヨンホがボディにパンチを打ち込むと、それだけで会場の観客は湧いている。

離れた両者、ソル・ヨンホがパンチ画を打ち込みながら組み付き相手を押し込む。しかしイ・チョンスが腕を差して体勢を入れ替えた。離れるソル・ヨンホ、イ・チョンスは相手を追い、ダブルレッグで押し込みテイクダウンに成功する。ソル・ヨンホはガードからスクランブルへ。立ち上がったイ・チョンスが再びダブルレッグで背中を着かせる。下になったソル・ヨンホは、イ・チョンスの右足を取ってヒザ十字を狙ったが、ここは取り切れなかった。

2R、ともにガードを固めてパンチを繰り出すなか、イ・チャンスがシングルレッグでテイクダウンに成功する。立ち上がろうとするソル・ヨンホの左足を抑え、ボディロックでケージに押し込むイ・チョンス。左腕を差し上げ、さらにハイクロッチからテイクダウンを狙うも、ソル・ヨンホは倒れない。ソル・ヨンホは右腕を巻き付けてギロチンを仕掛けたが、ここは極まらず。

頭を抜いたイ・チョンスが、ハーフガードのソル・ヨンホにパウンドを連打する。起き上がったソル・ヨンホがシングルレッグでイ・チョンスをケージに押し込むも倒しきることはできず、イ・チョンスが立ち上がってワンツーを伸ばした。見合ってから右ストレートを繰り出すイ・チョンス。さらに左フックがソル・ヨンホの顔面をかすめる。

ラウンド終了間際、イ・チョンスがダブルレッグでソル・ヨンホに背中を着かせ、ケージ際でトップをキープする。ソル・ヨンホはここでもヒザ十字を狙ったが、足を抜いたイ・チョンスが左パウンドを連打した。

最終回、左右フックで飛び込んだソル・ヨンホ。イ・チョンスは打ち合いに応じる。笑いながら近づくソル・ヨンホをニータップで倒したイ・チョンスが、ハーフガードの相手にパウンドを放つ。足を捌きながらパンチを撃ち込んだイ・チョンスが、亀になったソル・ヨンホのバックを狙うが、ソル・ヨンホが回転しながら逃れる。立ち上がって打撃戦を望むソル・ヨンホだが、疲労が見える。

ケージ際で組んだイ・チョンスが、シングルレッグでソル・ヨンホに背中を着かせた。フルガードのソル・ヨンホをケージに押し込み、トップをキープするイ・チョンス。相手の足を捌いてパスを狙うイ・チョンスだが、ソル・ヨンホのガードも固い。しかし亀になったソル・ヨンホのバックを狙いながらパンチを打ち込むイ・チョンス。バックマウントを奪い、左腕を相手の首に巻き付けてRNCを極めた。

勝利したイ・チョンスは試合後に父親をケージに呼び込み、泣きながら抱き合った。


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Black Combat Black Combat04 MMA MMAPLANET o イム・ジョンミン イ・ソンウン

【Black Combat04】サンタ君(イム・ジョンミン)が右フックからRNCでイ・ソンウンを仕留める

【写真】一瞬のチャンスを逃さなかったイム・ジョンミン。試合後は次の対戦相手とのトラッシュトークが展開された(C)MMAPLANET

<フェザー級/5分3R>
イム・ジョンミン(韓国)
Def.1R by RNC
イ・ソンウン(韓国)

サンタクロースのコスチュームで入場したイム・ジョンミンが、ケージに昇ってコールを受ける。笑顔で向かい合うイム・ジョンミンが、左ジャブから右ストレートを伸ばした。右で蹴り上げてからテイクダウンを奪ったイム・ジョンミンに対し、イ・ソンウンがリバーサルからトップへ。イム・ジョンミンはスクランブルから立ち上がり、左腕を差し上げてイ・ソンウンをケージに押し込む。

ケージから離れたイ・ソンウンに対し、ボディロックで組みついたイム・ジョンミンがシングルレッグに切り替えるが、イ・ソンウンがカットしてケージから離れた。しかしイム・ジョンミンの右フックがカウンターで当たり、イ・ソンウンがダウン。すぐにイ・ソンウンが立ち上がりシングルレッグで組みつくも、イム・ジョンミンが腕を首に回しながらバックマウントを奪い、RNCでタップさせた。

勝利したイム・ジョンミンがインタビューで‟海賊王”イ・ガンナムを挑発。イ・ガンナムがケージに入り、トラッシュトークが展開された末、ブラック代表が両者の試合を4月に行うとアナウンスした。


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Black Combat Black Combat04 MMA MMAPLANET o オク・ウンチャン キック キム・ソンウン

【Black Combat04】距離を詰めるオク・ウンチャンを首相撲でかわしたキム・ソンウンがギロチンで勝利

【写真】フィニッシュ時の盛り上がりは大きい。試合後は勝者、敗者ともにインタビューが行われる(C)MMAPLANET

<フライ級/5分3R>
キム・ソンウン(韓国)
Def.2R4分46秒 by ギロチン
オク・ウンチャン(韓国)

トラッシュトークで人気が高い両者の一戦。ケージ中央を取ったのはオク・ウンチャン。オク・ウンチャンが左ミドルを見せる。さらに左ローからサウスポーにスイッチした。オーソドックスに戻したキム・ソンウンに対し、オク・ウンチャンが右フック。組むとキム・ソンウンが首相撲から左ヒザを突き上げる。オク・ウンチャンはケージに押し込んでいくが離れた。

離れるとオク・ウンチャンの左フックが連続でヒット。パンチを受けるとオク・ウンチャンの動きが止まる。ガードを固めて相手の様子をうかがうキム・ソンウンの左ジャブが相手の顔面をかすめる。左ヒザを放ったオク・ウンチャン、しかし打ち終わりにキム・ソンウンにケージへ押し込まれてしまう。オク・ウンチャンが離れると、追うキム・ソンウンの左右フック、右クロスが当たる。

ここでオク・ウンチャンがシングルレッグで組みついた。ケージに押し込まれたキム・運損が右腕を差し上げて、体勢を入れ替える。しかし四つで組んだオク・ウンチャンがヒザを打ち込むと、キム・ソンウンが離れた。相手にケージを背負わせたキム・ソンウン。しかしオク・ウンチャンのパンチが当たり、会場が湧く展開に。

2R、左右にステップを踏むキム・ウンソン。オク・ウンチャンはバックステップから左フックを合わせる。キム・ソンウンの左ローをかわしたオク・ウンチャンだが、右サイドキックをキャッチされ、ケージに押し込まれる。両者が離れてケージ中央へ。オク・ウンチャンの左フックが当たるも、キム・ソンウンのパンチが当たったか自身の鼻を気にし始める。

左ローでけん制するオク・ウンチャン。しかしキム・ソンウンのパンチに押されてケージに追い込まれてしまう。動きの落ちたオク・ウンチャンに対し、キム・ソンウンが距離を詰める。右のオーバーハンドライトを放つ相手を捉え、右エルボーから首相撲、そしてヒザを突き上げるオク・ウンチャン。距離を詰めるも攻め切れないキム・ソンウン、オク・ウンチャンはサウスポーにスイッチして様子を見ている。

オーソドックに戻したオク・ウンチャンとキム・ウンソンの右フックが交錯。キム・ウンソンが距離を詰めると、オク・ウンチャンが首相撲からヒザを連打。これでグラついたキム・ウンソンに右ヒジを叩きつけるオク・ウンチャンだったが、キム・ソンウンがシングルレッグでテイクダウンを狙った。しかしここでオク・ウンチャンが左腕を巻き付け、ギロチンでタップを奪った。


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Black Combat Black Combat04 K-MMA MMA MMAPLANET o YouTube   イ・ジンセ イ・ソンハ シン・スンミン ホン・ジョンテ ユ・スヨン

【Black Combat04】計量終了 スクランブル出場シン・スンミンのパスに、対戦相手ホン・ジョンが笑み

【写真】シン・スンミンの計量パスに計測係の人物が嬉しそうな笑顔を見せていた。実は家族的な空気のブラックコンバットの一面がうかがえる(C)MMAPLANET

30日(金・現地時間)、明日31日(土・同)に韓国はインチョンのパラダイスシティホテル内クラブ・クロマで開催される Black Combat04「The Era of New Kings」の本計量が行なわれた。

イベントのライブ配信は無し。YouTubeでディレイ配信し「ライブを楽しむのは会場」という方針で、満員の観客を集めるブラックコンバットでは、セレモニアル計量も実は大会1週間に撮影済みで、前日は本計量のみという創り込みようだ。


メインのフェザー級王座決定戦に出場するユ・スヨンとイ・ジンセの両者を始め、6試合全12選手が計量クリア。体重オーバーが多いK-MMA界にしては極々順調に出場ファイターは大会当日を迎えることとなる。

それでも下着を脱いで体重を測る選手は3名に及び、特に第4試合のフェザー級マッチでホン・ジョンテとのファイトを10日前に受けたシン・スンミンは、リミット丁度という結果にガッツポーズし、すぐに水分補給に入った。ここで対戦相手のホン・ジョンテも、満面の笑みを浮かべていたのが印象的だった。

また第2試合のフェザー級でイム・ジョンミンと対戦するイ・ソンウンは、フェイスオフの際にサンタクロースの衣装に身を飾って「初回で倒す」と言い続けた。25日が過ぎるとお正月ムード一色の日本と違い、クリスマスの情景が街中に残る韓国らしいイ・ソンウンのコスプレ・フェイスオフだった。

■ Black Combat04計量結果

<Black Combatフェザー級王座決定戦/5分3R>
ユ・スヨン:65.7キロ
イ・ジンセ:65.75キロ

<ライト級/5分3R>
イ・ソンハ:70.35キロ
キム・ジュンギュン:70.4キロ

<フェザー級/5分3R>
シン・スンミン:66.0キロ
ホン・ジョンテ:66.0キロ

<ウェルター級/5分3R>
ソル・ヨンホ:76.75キロ
イ・チョンス:76.9キロ

<フェザー級/5分3R>
イ・ソンウン:64.7キロ
イム・ジョンミン:64.9キロ

<フライ級/5分3R>
オク・ウンチャン:57.2キロ
キム・ソンウン:57.18キロ

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Black Combat Black Combat04 K-MMA MMA MMAPLANET o ROAD FC YouTube イ・ジンセ オーディン シン・スンミン ホン·ジョンテ ライカ 根津優太

【Black Combat04】戦いに狂った男「クァンナム」×粘りが身上の「チンホン」――これがBlackCombat流

31日(土・現地時間)、韓国はインチョンのパラダイスシティホテルでBlack Combat04が開催される。

突如K-MMA界に新風を巻き起こしたBlack Combatの第4回大会の第4試合に組まれたシン·スンミンとホン·ジョンテのフェザー級戦を掘り下げることでBlack Combatの特性を探りたい。


キャリア10勝4敗、6つのKO勝ちを誇るシン·スンミンにはクァンナムというリングネームがある。対するホン·ジョンテのリングネームはチンホンだ。

さらにいえば Black Combatの彼らの押し出し方は戦いに狂った男「クァンナム」シン·スンミン×柔術黒帯――粘り強さが身上の「チンホン」ホン·ジョンテという風になる。

過去のK-MMA界になかった映像クオリティとYouTubeを最大限に生かした拡散の仕方で、新たなファンの獲得に成功していると――現在はMMAや格闘技のメディアから離れ、古流を追求する韓国格闘技メディアのパイオニア的な存在の人物は、一歩離れた位置から冷静にBlack Combatの在り方を考察している。

一方で現状メディアのなかには、彼らの方法論には慎重論を唱える者がいるのも事実だ。そのような声を封印するには、ケージの中のパフォーマンスの向上が欠かせない。Black CombatがMMAとしての質の向上を求めている姿勢が、シン·スンミンのように国内フェザー級のトップの1人で、Double GFCでフェザー級タイトル戦線で戦っていた選手の登用だ。

もともとホン·ジョンテはRoad FCのリアリティTVショー上がりで、根津優太と対戦経験のあるパク·ヒョングンと対戦予定だったが、ヒザの負傷による欠場を受け1週間のショートノーティスでオファーを受けた。

絶え間なく手を出すストライカーのシン・スンミンに対し、ホン·ジョンテは柔術家――MMAでは3連敗の後、3連勝を果たしBlack Combatのプロオーディンス2でギロチンやヒザ十字で相手を仕留め、同プロモーションで確かな地位を築き始めた。しかし、10月大会で今大会でフェザー級王座決定戦に出場するイ・ジンセに秒殺KO負けを喫し、再起戦を大晦日に戦うこととなった。

典型的なストライカー×グラップラーの一戦だが、シン·スンミンは「初回にギロチンで勝つ」と明言――インパクトを残し、次期フェザー級チャレンジャーに名乗りを挙げるという青写真を描いている。

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Black Combat Black Combat04 DEEP K-MMA MMA MMAPLANET o イ・ジンセ ブログ ユ・スオン

【Black Combat04】K-MMA界の大晦日は、噂のブラックコンバット。最年少黒帯ユ・スヨンが4冠を目指す

【写真】寝技がしっかりとできる──そんな選手が実はK-MMAでも増えている (C)BLACK COMBAT

31日(土・現地時間)、韓国はインチョンのパラダイスシティホテルで噂のBlack Combatの第4回大会「The Era of New Kings」が開催される。

DEEPとの対抗戦や、K-MMA界の実力者とどんどん契約している。過去の大会と違い、映像で魅せてオーディションでジェネラル層の関心を得る──等々、色々な話が伝わってくるBlack Combatだが、今回のメインはフェザー級王座決定戦=ユ・スヨン✖イ・ジンセがマッチアップされている。


オーディションで名前を挙げた選手中心の今大会にあって、ユ・スオンはTOP FCでプロデビューし、柔術でも韓国柔術界史上最年少24歳で黒帯を獲得。日本ではパンクラスで大橋悠一を19秒KO、母国ではZEUS FCフェザー級王者に就くと、コロナ禍では中東UAEWにもチャレンジするなど9勝2敗というレコードを残している。

Black Combat初陣ではライト級王座決定戦でキム・ジョンギュンと161ポンド契約戦で戦い、寝技を圧倒的に支配し判定勝ち。さらにはカザフスタンのNEIZA FCでもフェザー級王者にもなり、今回は4本目のベルト獲得を目指し── Black Combatフェザー級王座に挑むこととなった。

対戦相手のイ・ジンセとは4年前にTOP FC時代に対戦し2-0の判定勝ちを収めている。前回の対戦時には打撃は強力な威力を誇るもののグラップリングで歯が立たなかったイ・ジンセは、その後の4年間にレスリングの強化に努めてきた。

そのイ・ジセはBlack Combatではプロオーディションのシーズン2で台頭、現ランク2位のホン・ジョン手を27秒KOし、タイトル&リベンジ戦の権利を得た。

大晦日、K-MMAのオオトリを務めるBlack Combat。そのベールが、いよいよはがされようとしている。

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ABEMA Black Combat Double GFC15 K-MMA MMA MMAPLANET o ROAD FC イ・スンジョン キム・ミョンフアン

【Double GFC15】キム・ミョンファンがイ・スンジョンにアメリカーナ極めヘビー級王者に

【写真】投げ、抑え込みが強かった(C)DOUBLE GFC

23日(金・現地時間)、韓国はソウルのサンボォンにあるDouble GFCオフィシャルジムでDouble GFC15が開催された。

18日のRoad FC、そして今大会、さらに30日のAngel FC、大晦日のBlack Combatと2022年のクライマックスに向かうK-MMA。ここでは同大会よりメインのDouble GFCヘビー級王座決定戦の模様をレポートしたい。


<Double GFCヘビー級王座決定戦/5分3R>
キム・ミョンフアン(韓国)
Def.2R3分38秒by アメリカーナ
イ・スンジョン(韓国)

キャリア5勝1敗のキムと4勝4敗のイ。最近のK-MMA界に多いキャリア10戦未満同士のタイトル戦だ。般若のタトゥーのイに、キムが右ローを蹴る。イは軽くジャブを見せ、様子見の中でライトな打撃戦が続く。キムがワンツーで前に出て、組みつくと左手で頭を抱えて投げを狙う。

倒されなかったイだが、一旦離れて同じ形で組まれると、今度は払い腰で投げられる。キムは抑えることができず、両者が立ち上がってスタンド戦へ。左を当てたキムが、ここも左手で頭を抱えて払い腰を決める。

袈裟で抑えるキムは。バックを許さず一瞬胸を合わせようとし、袈裟に戻る。左で抱えて右のパンチを打っていくキムは、イが腹ばいになって体を起こそうとすると無理せずスタンドへ。打撃からクリンチの攻防になるや、イはヒザ蹴りからボディショット、さらにアッパーを突き上げる。キムも前に出て、クリンチアッパーを入れて時間に。

2R、開始直後にパンチの応酬が見られ、イが左ジャブを当てる。キムもワンツーを打つが、純粋なパンチの交換ではイに軍配が挙がるか。と、ショートの左右のフックの連打で距離を詰めたキムが、左腕でイの頭を下げさせ、右腕を差しあげて体を振ってテイクダウンを決める。

ハーフで抑えたキムは足を抜いてパスガード、ここからアメリカーナへ。半身になって耐えたイは左腕を差すが胸を合わされスクランブルには持ち込めない。左の鉄槌、腹に右エルボーのキムが、しっかりとアメリカーナを極めタップを奪った。

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