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BELLATOR Bellator279 MMA MMAPLANET o エマニュエル・サンチェス キック

【Bellator279】Bellator初戦の地元メデイロスが、サンチェスに左ジャブを突き続けて判定勝利

<ライト級/5分3R>
ヤンシー・メデイロス(米国)
Def.3-0:30-27.30-27.29-28.
エマニュエル・サンチェス(米国)

会場の大声援を受けるメデイロスが左ジャブを伸ばす。サンチェスは右ロー、しかしメデイロスの左ジャブがサンチェスの顔面を幾度も捉える。サンチェスの左ジャブは当たらず、左のインローを突いた。メデイロスは変わらず左ジャブを当てたところで、サンチェスがメデイロスの左足へシングルレッグを仕掛ける。メデイロスは左腕でサンチェスの首を取り、ギロチンへ。ケージに押し込んで絞め上げるも、これは極まらず。するとバックに回りながらグラウンドに持ち込んだメデイロスがRNCを狙った。これを凌いだサンチェスが立ち上がり、相手をケージに押し込む。メデイロスが切り返してケージ際で差し合いの攻防が続く。

離れたメデイロス。サンチェスは離れ際にアッパーを繰り出すも当たらず。サンチェスのパンチをフットワークでかわし、メデイロスが左ジャブを突き続ける。サンチェスはメデイロスの左ジャブに右クロスを被せるも、かわしたメデイロスは笑みを浮かべた。残り30秒でサウスポーにスイッチしながら、サンチェスの前進を捌くメデイロス。残り10秒でサンチェスがラッシュを仕掛けるも、メデイロスが防ぎ切った。

2R、変わらず左ジャブを突き続けるメデイロス。サンチェスが強引に距離を詰めるも、メデイロスが足を使ってかわす。サンチェスは右のカーフキック、足が流れるメデイロスが距離を取った。左ジャブをストレート、あるいはフック気味に出すメデイロスに対して、サンチェスはメデイロスの左に合わせて左フックを繰り出した。サンチェスの左ローが当たるも、メデイロスの左をもらってバランスを崩してしまう。

相手を見て前に出たメデイロスだが、サンチェスのカウンターの左フックがヒット。メデイロスは左をボディにも散らすように。対するサンチェスも右カーフキックを効かせた。サウスポーにスイッチするメデイロス。サンチェスは右ストレートを主体に、右カーフを効かせ続ける。

サンチェスの左を食らい、尻もちを着いたメデイロス。すかさずサンチェスが上を取りに行くも、メデイロスが立ち上がる。左腕を差し込み、メデイロスをケージに押し込むサンチェス。メデイロスが離れてケージ中央に戻る。サンチェスの右スピニングフィストを機に、両者はパンチで打ち合ってラウンドを終えた。

最終回、サンチェスが右ローを繰り出す。メデイロスはワンツー、しかしサンチェスのインサイドからの右ストレートがメデイロスの顔面を捉えた。サンチェスの左右のローが当たる。メデイロスは下がりながら左のアッパー、これはサンチェスに読まれている。メデイロスのパンチをブロックするサンチェスの右が当たるように。パンチが当たることでサンチェスの蹴りの数も増えた。

2分が過ぎたところで、サンチェスがシングルレッグへ。メデイロスは足を抜いたが、サンチェスがボディロックでメデイロスをケージへ押し込んでいく。両腕を差し込み、クラッチしたサンチェスがヒザ蹴りを上下に突き刺す。メデイロスはケージに背中を着けてディフェンス。サンチェスがメデイロスをケージから離してテイクダウンを狙うも、ここでメデイロスが切り返してバックを狙った。

しかしすぐに立ち上がったサンチェスが、またも両腕を差し込んでメデイロスをケージに押し込む。動かないメデイロスに対し、離れたサンチェス。両者はケージ中央に戻り、観客にアピールしながらパンチで打ち合う。サンチェスが右バックスピンキックを繰り出し、メデイロスもパンチから右バックスピンキックを見せたところで試合終了のゴングが鳴った。


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BELLATOR Bellator279 MMA MMAPLANET o ゴイチ・ヤマウチ レヴァン・チョクヒリ

【Bellator279】ウェルター級転向でも動きは変わらないゴイチ・ヤマウチがチョクヒリに腕十字を極める

<ウェルター級/5分3R>
ゴイチ・ヤマウチ(ブラジル)
Def.1R3分49秒 by 腕十字
レヴァン・チョクヒリ(ジョージア)

ウェルター級に転向し、お腹のあたりが太めになったヤマウチが距離を詰めて、チョクヒリにケージを背負わせる。右ストレートを返すチョクヒリ、パンチをディフェンスしたヤマウチはダブルレッグでチョクヒリをケージに押し込み、さらに尻もちを着かせた。チョクヒリはケージに背中を着けて、ヤマウチの首を右腕で抱えながら立ち上がろうと試みる。しかしヤマウチがボディロックからチョクヒリに背中を着かせた。ケージ際で左ヒジと右パウンドを打ち込むヤマウチ。足を捌いてパスガードに成功したヤマウチが、サイドからチョクヒリの左腕を取る。アームロックから腕十字に切り替えて腕を伸ばしにかかるも、チョクヒリが凌いだ。そのままトップに回ったチョクヒリに対し、ヤマウチは背中を支点に回転してケージ際から自分の頭を離す。そして下からチョクヒリの右腕を取り、腕十字を極めてタップを奪った。


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BELLATOR Bellator279 MMA MMAPLANET o キック ジャスティン・ゴンザレス ベラトール ボクシング マコア・クーパー

【Bellator279】先手の取り合い、圧の掛け合いでジャスティン・ゴンザレスが、カマカ3世に競り勝つ

<フェザー級/5分3R>
ジャスティン・ゴンザレス(米国)
Def.3-0:30-27.29-28.28-29
カイ・カマカ3世(米国)

右ローを蹴ったゴンザレスに対し、カマカも右カーフを蹴り返す。カーフの蹴り合いで、姿勢を乱したカマカに組みついたゴンザレスが、離れ際にエルボーを入れる。左ミドルでも姿勢を乱すカマカは、すぐに立ち上がってジャブを伸ばす。カマカがジャブを続け、ゴンザレスは右ストレートから左ハイも届かない。ゴンザレスも素早いジャブを伸ばし、カマカがジャブを返す。右に右を合わせたゴンザレスが、続いて左フックを入れる。カマカは左ミドルを蹴り、ワンツーへ。ゴンザレスのボディストレートに、カマカが左フックを合わせるなど、キックボクシング戦は一進一退の状態が続く。ゴンザレスの右の踏み込みに、左を被せていくカマカが左カーフを入れる。最後にシングルレッグに出たゴンザレスだが、テイクダウンに至らなかった。

2R、左フックを当てたカマカが、ダブルレッグを切り左ハイを狙う。ゴンザレスは右ミドルで、カマカのジャブの距離を潰そうとする。ステップインには左フックを打っていくカマカの間になっているか。スイッチも見せたカマカは、左ハイ。そしてワンツーを入れる。カマカは左前蹴りを腹にいれるなど、ゴンザレスの攻撃を許さない。フックにテイクダウンを狙ったカマカだが、これを切ったゴンザレスがヒザ蹴り、離れ右を当てる。と、左を振って組んだゴンザレスがバックに回る。

ケージ中央から、ケージ際に走って戻ったカマカが、背中に乗ったゴンザレスを落とす。一瞬のダブルレッグを決めたゴンザレス、カマカがすぐに立ち上がり時間となった。

最終回、左リードで前に出るゴンザレスが、右オーバーハンドからシングルレッグもカマカも反応して足を抜く。左ローに左フックを合わせたカマカは、ジャブを被弾。カマカはジャブを返し、シングルレッグを切る。ジャブとリードフックの制空圏争いの中で、ゴンザレスのカーフでカマカが姿勢を乱す。さらにジャブに右ボディストレートを合わせたゴンザレスが、右を当てるなど優勢に。

と左の蹴りにシングルに出たゴンザレスだが、カマカは倒れない。ゴンザレスはここでも足払いのようにカーフを入れ、右を右で迎え撃つ。カマカもようやく左ジャブを届かせると、シングルをかわして右ストレートにワンツーを打っていく。ゴンザレスはスイッチして左ミドル、カマカはゴンザレスの攻撃に合わせた動きに終始し、最終回を落とした。

初回と2Rは、決定的に有利という局面はなかった──結果、スプリットでゴンザレスに凱歌が挙がった。ハワイのファンはブーイングを送ったが、妥当な裁定だ。昨日のマコア・クーパーに続きカマカ3世とハワイのMMAオハナのベラトール2daysはほろ苦いモノとなった。


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BELLATOR Bellator279 MMA MMAPLANET o ネイノア・ダン ランス・ギブソンJr

【Bellator279】ダウンを喫したギブソンJrが、えげつないパウンド攻撃でダンから大差の判定勝ち

<ライト級/5分3R>
ランス・ギブソンJr(カナダ)
Def.3-0:30-25.20-25.30-26.
ネイノア・ダン(米国)

ジャブを伸ばすダンが、左ロー。ギブソンJrは左ハイを見せる。間合いの測り合いで、ギブソンJrが左ミドルからパンチのコンビへ。ダンも応じでパンチを返す。距離を取り直すと、ダンの長い距離のパンチにギブソンJrが踏み込むが、右を受けてダウン。右の追撃を受け足に来ているところで、ヒザの突き刺される。

たまらず組んだギブソンJrは、ボディロックも内股で体を浮かされる。これを耐えたギブソンJrはワキを差しあげてテイクダウンを決めると、ハーフで強烈な勢いのパンチを落とす。さらにギブソンJrはパスを決めサイドで抑えつつ、ヒザで頭を固定してパンチ、エルボーと父親譲りのえげつない攻撃を続ける。ハーフに戻したダンは、エルボーとパンチを続けられ下からエルボーを返す。ギブソンJrは再びパスを決め、クルスフィックス、ハーフ、フルガードとどのような状態でパンチとヒジを打ちつけ、形成を逆転した。

2R、ダンの右ミドルをキャッチしてダブルに移行したギブソンJrがテイクダウンに成功する。サイドからマウントを取られたダンがハーフに戻す。ギブソンJrはパンチ、エルボーを落とし肩固め狙いからマウントへ。左右のパンチを落とし、ダンの動きに合わせて拘りなくハーフになっても、パンチ、鉄槌を続ける。必死にフルガードに戻したダンは、左右のエルボーを打たれスクランブルに持ち込めない。

残り半分、じっくりと足を抜きにかかったギブソンJrはサイドを取るとエルボーを入れ、肩パンチからマウントを取り直す。殴られながらハーフに取ったダンがついにスクランブルで立ち上がるが、ギロチンに捕えられ引き込む。枕で圧を掛け、ラウンド終了までギブソンJrが削り続けた。

最終回、インターバル中に笑みを浮かべていたダンのキレたような神経も凄まじい。ドクターチェックを受けて最後の5分に向かったダンは、すぐにダブルレッグでテイクダウンを許す。パス&クルスフィックスのギブソンJrが、肩固めをセットしてマウントへ。ロールして逃れた段だが、即クルスフィックスに捕らえられる。ギブソンはまたもマウントを取り直し、パンチとエルボーを打ってバックからRNCを仕掛ける。

ダンはここで胸を合わせてトップへ。スクランブルで逆にバックに回るが、ギブソンJrがスクランブルでシングルレッグ。ダンは切り切れず、トップを取り切るとサイドで抑える。諦めないダンが潜ろうとするが、これを潰したギブソンは残り70秒でマウントに。すぐにハーフに戻したダンが上体を起こすが、すぐに背中をつかされ左のパンチを被弾。最後もパス&サイドで殴ったギブソンJrが、ダメージを受けた後の処理の上手さと、パウンドのえげつなさを見せつけ大差の判定勝ちを手にした。


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BELLATOR Bellator279 MMA MMAPLANET o UFC UFN205   アーリーン・ブレンコウ エマニュエル・サンチェス クリス・サイボーグ ゴイチ・ヤマウチ ジャスティン・ゴンザレス スミコ・イナバ セルジオ・ペティス パッチー・ミックス フアン・アルチュレタ ボビー・キング マネル・ケイプ ラフェオン・スタッツ ランス・ギブソンJr 堀口恭司

【UFN205】【Bellator279】UFC欠場のマネル・ケイプが語っていた──パッチー・ミックス✖堀口恭司

【写真】かつてのライバルは、この試合をどう見ていたか…… (C)BELLATOR

現在、ネヴァダ州ラスベガスのUFC APEX でイベント進行中のUFN205:UFN on ESPN+63「Lemos vs Andrade」に出場予定だったマネル・ケイプ。

ファイトウィークに入り、禁止薬物トリナボルの使用問題が起こり欠場──スムダーチーとの試合がキャンセルされた彼をMMAPLANETでは19日(火・現地時間)にインタビューを行っていた。

ここでは、イベント開始直前──ハワイ州ホノルルのニールSブレイズデール・センターで行われるBellator279「Cyborg vs Blencowe 2」で組まれているバンタム級GP準々決勝パッチー・ミックス✖堀口恭司戦に関して、ケイプが話した部分のみ切り取ってお伝えしたい。

かつてのライバルと練習仲間の対戦について、ケイプが何を語っていたか。


マネル・ケイプ
「僕がUFCで戦う時には、キョージもBellatorで戦っている。面白いことだ。前回の試合で僕の予想が間違っていた? 間違っていないよ。確かにあのセルジオ・ペティスのフィニッシュはラッキーパンチじゃなかった。MMAにラッキーなんてない。でもキョージは試合に勝っていた。ただ、フィニッシュにいかなかっただけだ。

時にはフィニッシュするためにプッシュする必要がある。でも彼は試合を完全にドミネイトした。僕は間違っていないよ。

パッチーとはラスベガスのエクストリーム・クートゥアーで練習してきた。彼は良いヤツで、とてもデンジャラスなファイターだよ。試合がグラウンドになれば、きっとパッチーはキョージを極めるだろう。彼は本当に寝技が強いからね。

でも……もちろん、キョージの打撃はパッチーの寝技と同様に強力だからね。まあ、そういう試合だよ」

■視聴方法(予定)
4 月24日(日)
午前9時00分~ U-NEXT

■Bellator279計量結果

<Bellator世界女子フェザー級選手権試合/5分5R>
[王者]クリス・サイボーグ: 144ポンド(65.31キロ)
[挑戦者] アーリーン・ブレンコウ: 144.6ポンド(65.58キロ)

<Bellaotr世界暫定バンタム級王座決定戦&バンタム級ワールドGP準々決勝/5分5R>
フアン・アルチュレタ: 134.5ポンド(61.0キロ)
ラフェオン・スタッツ: 135ポンド(61.24キロ)

<女子フライ級/5分3R>
イルマレイ・マクファーレン: 126ポンド(57.15キロ)
ジャスティン・キッシュ: 125.2 ポンド(56.78キロ)

<Bellatorバンタム級ワールドGP準々決勝/5分5R>
堀口恭司: 134.2ポンド(60.87キロ)
パッチー・ミックス: 135ポンド(61.24キロ)

<120ポンド契約/5分3R>
ランディ・フィールド: 120ポンド(54.43キロ)
マラヤ・ミラー: 119.6ポンド(54.24キロ)

<ライト級/5分3R>
ヤンシー・メデイロス: 155.4ポンド(70.48キロ)
エマニュエル・サンチェス: 155.4ポンド(70.48キロ)

<フェザー級/5分3R>
カイ・カマカ3世: 145ポンド(65.77キロ)
ジャスティン・ゴンザレス: 145.6ポンド(66.04キロ)

<ウェルター級/5分3R>
ゴイチ・ヤマウチ: 170.6ポンド(77.38キロ)
レヴァン・チョクヒリ: 169.6ポンド(76.92キロ)

<ライト級/5分3R>
キオニ・ディッグス: 156ポンド(70.76キロ)
ボビー・キング: 155.2ポンド(70.39キロ)

<女子フェザー級/5分3R>
ジェネイ・ハーディング: 146ポンド(66.22キロ)
ダイアナ・シウバ: 145.6ポンド(66.04キロ)

<女子フライ級/5分3R>
スミコ・イナバ: 125.2 ポンド(56.78キロ)
ウィタニー・パイルス: 127.4ポンド(57.78キロ)

<ライト級/5分3R>
ランス・ギブソンJr: 155.6ポンド(70.57キロ)
ネイノア・ダン: 155.4ポンド(70.48キロ)

<バンタム級/5分3R>
ライアン・デラクルーズ: 135.2ポンド(61.32キロ)
ジョーダン・ウィンスキー: 135.6ポンド(61.5キロ)

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BELLATOR Bellator279 MMA MMAPLANET o   アーリーン・ブレンコウ エマニュエル・サンチェス クリス・サイボーグ ゴイチ・ヤマウチ ジャスティン・ゴンザレス スミコ・イナバ パッチー・ミックス フアン・アルチュレタ ボビー・キング ラフェオン・スタッツ ランス・ギブソンJr 堀口恭司

【Bellator279】計量終了 GP&堀口は当然、カマカ3世✖ゴンザレス、イナバ、ギブソンJr、ゴイチも注目

【写真】強引な共通項ではギブソンJrとカマカ3世はともに2世ファイターで、イナバは日系ハワイアンでゴイチは日系ブラジリアンだ (C)BELLATOR

22日(金・現地時間)、23日(土・同)にハワイ州ホノルルのニールSブレイズデール・センターBellator279「Cyborg vs Blencowe 2」の計量が行われている。

Bellator世界女子フェザー級選手権試合=王者クリス・サイボーグ✖挑戦者 アーリーン・ブレンコウがメインの今大会。日本のファンの注目は今大会から開幕するバンタム級GPトーナメント準々決勝で、4カ月振りの再起戦となる堀口恭司だ。


メインカード第1試合出場となった堀口恭司とパッチー・ミックス。セレモニアル計量後、フェイスオフでミックスが腰を落としたワイドスタンスで、右手を伸ばすパフォーマンスを見せると、笑顔で応えた堀口はしっかりと握手をして正面からの撮影に応じた。

今回はビッグショーのセレモニアル計量にも関わらず、インタビューステージ上で行われなかった。

メインカードのGP戦やタイトル戦は当然、今大会はウェルター級以下のカードばかりだが、興味深いプレリミマッチも多くマッチアップされている。

フェザー級ではカイ・カマカ3世✖ジャスティン・ゴンザレス、女子フライ級では日系ハワイアンのスミコ・イナバがウィタニー・パイルス対戦。ライト級でランス・ギブソンJr✖ネイノア・ダン、ウエルター級で戦うゴイチ・ヤマウチのスピード&技の切れの確認も欠かせない。

■視聴方法(予定)
4 月23日(土)
午前9時00分~ U-NEXT

■Bellator279計量結果

<Bellator世界女子フェザー級選手権試合/5分5R>
[王者]クリス・サイボーグ: 144ポンド(65.31キロ)
[挑戦者] アーリーン・ブレンコウ: 144.6ポンド(65.58キロ)

<Bellaotr世界暫定バンタム級王座決定戦&バンタム級ワールドGP準々決勝/5分5R>
フアン・アルチュレタ: 134.5ポンド(61.0キロ)
ラフェオン・スタッツ: 135ポンド(61.24キロ)

<女子フライ級/5分3R>
イルマレイ・マクファーレン: 126ポンド(57.15キロ)
ジャスティン・キッシュ: 125.2 ポンド(56.78キロ)

<Bellatorバンタム級ワールドGP準々決勝/5分3R>
堀口恭司: 134.2ポンド(60.87キロ)
パッチー・ミックス: 135ポンド(61.24キロ)

<120ポンド契約/5分3R>
ランディ・フィールド: 120ポンド(54.43キロ)
マラヤ・ミラー: 119.6ポンド(54.24キロ)

<ライト級/5分3R>
ヤンシー・メデイロス: 155.4ポンド(70.48キロ)
エマニュエル・サンチェス: 155.4ポンド(70.48キロ)

<フェザー級/5分3R>
カイ・カマカ3世: 145ポンド(65.77キロ)
ジャスティン・ゴンザレス: 145.6ポンド(66.04キロ)

<ウェルター級/5分3R>
ゴイチ・ヤマウチ: 170.6ポンド(77.38キロ)
レヴァン・チョクヒリ: 169.6ポンド(76.92キロ)

<ライト級/5分3R>
キオニ・ディッグス: 156ポンド(70.76キロ)
ボビー・キング: 155.2ポンド(70.39キロ)

<女子フェザー級/5分3R>
ジェネイ・ハーディング: 146ポンド(66.22キロ)
ダイアナ・シウバ: 145.6ポンド(66.04キロ)

<女子フライ級/5分3R>
スミコ・イナバ: 125.2 ポンド(56.78キロ)
ウィタニー・パイルス: 127.4ポンド(57.78キロ)

<ライト級/5分3R>
ランス・ギブソンJr: 155.6ポンド(70.57キロ)
ネイノア・ダン: 155.4ポンド(70.48キロ)

<バンタム級/5分3R>
ライアン・デラクルーズ: 135.2ポンド(61.32キロ)
ジョーダン・ウィンスキー: 135.6ポンド(61.5キロ)

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BELLATOR Bellator278 Bellator279 o UFC エマニュエル・サンチェス クリス・サイボーグ ジュリアナ・ヴェラスケス ダニー・サバテーロ ラフェオン・スタッツ リズ・カモーシェ 堀口恭司 渡辺華奈

Bellator278&279:メインカードオッズ

Bellator278
ジュリアナ・ヴェラスケス 1.69
リズ・カモーシェ 2.25
ニキータ・ミハイロフ 2.35
エンリケ・バルゾラ 1.65
ジョーネル・ルゴ 3.70
ダニー・サバテーロ 1.29
クリスチャン・エドワーズ 2.35
グラント・ニール 1.63
ネイト・アンドルーズ 1.24
マニー・ムーロ 4.10
Bellator279
クリス・サイボーグ 1.10
アーリーン・ブレンコウ 7.50
ファン・アルチュレタ 2.85
ラフェオン・スタッツ 1.44
堀口恭司 1.39
パトリッキー・ミックス 3.05
イルマレイ・マクファーレン 1.29
ジャスティン・キッシュ 3.70

Bellator278のメインは女子フライ級タイトルマッチ。地元ハワイ出身のイルマレイ・マクファーレンからタイトルを奪ったヴェラスケスが、渡辺華奈を破った元UFCのリズ・カモーシェ相手に防衛戦を行う。カモーシェはUFCでタイトルマッチに挑んで敗れた直後にリリースされたが、Bellator移籍後3連勝中。

セミセミ前は欠場者が相次いだバンタム級GPのワイルドカードが組まれ、勝った選手がGPに出場する。さらにこのワイルドカードでもジョシュ・ヒルが欠場し、ニキータ・ミハイロフが代役として出場している。

Bellator279のメインは女子フェザー級タイトルマッチと、2日続けて女子のタイトル戦がメインに。サイボーグとブレンコウは2年前にも対戦し、サイボーグが圧倒して、最後はキャリア初となる一本勝ちをしている。ブレンコウが39歳ということもあり、オッズは大差に。

セミバンタム級GP一回戦にして、セルジオ・ペティスのGP欠場を受けて行われる前王者アルチュレタとBellator無敗のスタッツによる暫定王座決定戦。オッズはレスリングエリートのスタッツが優勢。

同じくバンタム級GP一回戦として行われる堀口 vs. ミックスは、堀口にとってBellatorで初のノンタイトル戦となるが、GPのため5分5Rで行われる。ペティスにKO負けしてから4ヶ月での再起戦。相手のミックスは堀口が返上したベルトの王座決定戦をファン・アルチュレタと行い、判定でキャリア初の黒星を喫したが、その後は2連続一本勝ち。オッズは堀口がフェイバリット。

Bellator279のプレリムでは、元UFCウェルター級ランカーで地元ハワイ出身のヤンシー・メディロスがBellatorデビュー戦でフェザー級タイトルに挑戦したこともあるエマニュエル・サンチェスと対戦する試合も組まれている(ただし、試合はサンチェスがライト級に上げて行われる)。

Bellator278は23日9時半開始予定。Bellator279は9時開始予定。速報します。

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BELLATOR Bellator279 MMA MMAPLANET o RIZIN   セルジオ・ペティス パッチー・ミックス ベラトール ラフェオン・スタッツ 堀口恭司

【Bellator279】世界と戦う日本人(03)堀口恭司─後編─「日本だけに留まっていると夢は見られない」

【写真】さぁパッチー・ミックス戦まで1週間を切った。昨年12月、ファンにあんな想いを2度とさせたくない──日本を離れても日本のファンへの想いは変わりない堀口だ (C)BELLATOR

23日(土・現地時間)に開催が迫ってきたBLLATOR279。ハワイ州ホノルルのニール・S・ブレイズデール・アリーナで行われる同大会で、パッチー・ミックスとフェザー級ワールドGP準々決勝を戦う堀口恭司インタビュー後編。

何が起こるか分からないトーナメント戦を前に、自身でコントロールできないことに気にすることははいというシンプルな強さの源=精神性を改めて話した堀口だが、Bellatorで世界王座に返り咲くことに関してはそれが、日本のMMA界を盛り上げることに通じるという強い意志を持っていることが伝わってきた。

2022年、春~世界に立ち向かうJ-MMAファイター特集~。第3弾─後編─、堀口恭司の話に耳を傾けたい。

<堀口恭司インタビューPart.01はコチラから>


──明快ですね!! ところでラフェオン・スタッツとの試合が決まっていたセルジオ・ペティスが負傷でGPから撤退しました。

「自分に勝って、あそこで運を使い果たしたんじゃないかと思っています(爆)。まぁ、ケガをしたことによってスタッツとも戦わず、チャンピオンのままでいられる。ペティスとしては、それが良い方向に働いていますよね。多分、スタッツと戦っていたら──テイクダウンされて、そのまま負けていたと思います。自分の時の3Rまでのように」

──でも返上にはならないのも、MMAビジネスの妙ですよね。

「まぁ、自分もそういう感じでしたからね」

──堀口選手はBellatorとRIZINの二冠王時代に、ヒザを手術することになり返上したではないですか。

「アレは返して欲しいって言われたんです、RIZINから。そうしたらベラトールもRIZINのベルトを返上するなら、ベラトールのベルトも返上してくれということになって。なら『ハイ、そうします』と。きっとダダをこねれば、ずっと持っていることができたと思います。そんなことをする気もなかったですけどね」

──GPは暫定王座を争う、事実上チャレンジャー決定トーナメントの様相を呈してきました。

「GPで勝った選手が暫定王者になって、統一戦。ベラトールにとっても良い流れですよ。自分はどこで戦おうが、やり返すだけです。だから優勝して、ペティスにやり返せば良い」

──なるほど。ではその一歩となる準々決勝、対戦相手がミックスに決まるまでの練習とは、どういうモノだったのでしょうか。

「コンディション、そして自分の動きを高める練習をしてきました。ATTにマウリシオ・ゴメスっていう凄く寝技の強い柔術家が来て、本当にピュアなグラップリングが強いです。力じゃなくて、タイミングで攻めるような感じで。MMAを始めて、まだプロでは戦っていないけど一緒に練習するようになりました。本当に強くて……まだMMAは全然大したことはないですけど、グラップリングは強いです。ミックス戦に向けて、対策練習を一緒にしてアドバイスを貰っています。

さっきも言いましたけど、アドリアーノが今は休んでいるので……。彼はずっとケガをしていたんです。それもあって、今はマウリシオをやることが多いです」

──アドリアーノはそれでも若松選手を相手に、しっかりと勝ち切れるのですね。

「まぁ、ああなるとは思っていましたよ」

──あの試合、MMAの打撃の展開としてイエローが出されたことを堀口選手はどのように思いますか。

「アレは何なんですか。イエローカードで減点して、ファイトマネーを没収しているのかなって(爆)」

──それはないと思うのですが……。間合いの取り合い。打っても打たれる位置だと手を出さす。出すと、カウンターを受けないように移動する。そこに組みがあるのだから、あの間合いになっても然りではないかと……。

「あれでイエローっていうのは……あのレフェリーはMMAの素人なのかって思いました。あんなことをしていると、ただの殴り合いになって終わってしまいますよ。ああいうレフェリングは嫌ですね。だからといってアドリアーノが、強引に動くことはないですけど。もうアドリアーノのやり口に掛かっていますからね。打撃の距離にならないから、若松選手は組んでいったと思います。そこをギロチンで待つのはもうアドリアーノの試合ですよね」

──前回の試合で3Rまでテイクダウンを奪い、試合を支配していた堀口選手が『メインだし良い試合をしないといけない』という気持ちになったと言われていたではないですか。今回のGPに向けても、そのような気持ちはありますか。

「う~ん、今は……そうですね、しっかりと勝ちにいきたいです」

──プロセスはともかく、結果が伴わないと堀口恭司も落ちた──という声が挙がってくるのが世の常です。私自身はやはり距離が近くなったことは、腑に落ちないままなんです。正直なところ。ただ勝っていれば、そういう風に思わなかったかもしれないです。

「近い距離というか、どこでも戦える武器を身に着けてきたということなので。近い距離でも、組みでも勝負していこうかと思っています。トーナメント戦でも、目の前の試合に集中して。次のことは、勝ってから考える。だから、しっかりと勝たないとダメです」

──連敗は許されないと。

「う~ん、連敗とかも考えていないです。前の試合で負けていようが、連勝していようが目の負けの試合に勝つだけなので」

──一貫していますね。堀口選手が出場することで、Bellatorへの注目度は過去最高です。

「そうなんですか。嬉しいですね。昔、夢を貰ったMMAという舞台で、自分が今度は皆に夢を与えることができれば。だからこそ、しっかりと勝たないといけないなという気持ちになります」

──堀内選手の試合を視て、Bellatorで戦いたいと思うようになる選手も現れるでしょうし、そこに期待したいです。

「世界を舞台に戦っていないと……日本だけに留まっていると夢は見られない。世界を相手に戦える日本人の姿を見せたいです」

──勝手な話ですが、堀口選手が勝ってくれないと『堀口恭司でも勝てないのか』という重い空気になってしまいます。

「そうならないように、しっかりとGPで優勝してベルトを巻き、ペティスにやり返して日本でも盛り上げる。それしかないとは思っています。前回、日本のファンの皆にガッカリさせてしまいましたが、今回は倍の歓びを返したいです。楽しみにしてほしいですね」

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【Bellator279】世界に立ち向かうJ-MMAファイター(03)堀口恭司「ミックスは戦い辛い相手ではあります」

【写真】少し伸び掛けのレアな髪形──無頓着ではない泰然自若な堀口だ (C)MMAPLANET

23日(土・現地時間)、ハワイ州ホノルルのニール・S・ブレイズデール・アリーナで開催されるBLLATOR279で堀口恭司がパッチー・ミックスとフェザー級ワールドGP準々決勝を戦う。

昨年12月のまさかの逆転KO負けをセルジオ・ペティスに喫してから4カ月。そのペティスの負傷欠場で、ワールドGPは暫定バンタム級王座を争う場となった。ペティス欠場も対戦相手の決定が後手後手だったことも、全てをポジティブに捉える肯定脳──こそ、堀口の強味だ。

ハワイ2Daysで開幕するBellatorフェザー級ワールドGPは堀口恭司×パッチー・ミックス、もう1試合は世界バンタム級のベルトが賭けられた王者セルジオ・ペティス×挑戦者ラフェオン・スタッツが組まれていた。

2022年、春~世界に立ち向かうJ-MMAファイター特集~。第3弾は、BELLATORバンタム級ワールドGP制覇と、世界バンタム級王座返り咲きを狙う堀口恭司に話を訊いた。


──堀口選手、バンタム級ワールドGPの初戦パッチー・ミックス戦があと2週間強と迫ってきました。「!」、 少し髪の毛が伸びていませんか。

「ハイ。もう、全然気にしていなかったので。ちょっと伸びてしまって(笑)」

──でも米国で髪の毛を切ると、角刈りみたいにならないですか。

「ハイ、なんかカクってなりますよね(笑)」

──いやぁ、でもこういうとアレですがヘルメットを被っているみたいになっていますね(笑)。

「ホントですか、アハハハハ。本当に全然気にしていなかったので」

──ところでハワイでのGP初戦、相手はミックスというのはいつ頃に聞かされていたのでしょうか。

「オファーがあったのは……2カ月前ぐらいですかね。でも、対戦相手はなんか、米国のサイトで発表されて、そこでパッチー・ミックスになるんだって。で、その翌日にBellatorから正式に連絡が来た感じでした。なんか、どういう順番なのかも分からない感じで」

──でも気にしない……と。

「そうですね、全く気にならなかったです(笑)」

──やはり。ところでハワイのニールブレイズ・センターは2003年に山本KID徳郁選手が、ジェフ・カーランを相手に戦った場所です。

「へぇ、そうだったんですか」

──それを聞いても、特に響くモノはないですか。

「う~ん、どこで誰が戦ったから何かあるかってのはないです。それをいうなら、さいたまスーパーアリーナでもKIDさんは戦っていたし」

──確かに、そうですね。ではハワイという場所で戦うことにも何も感じるモノはない?

「ないですね。でもハワイは……」

──ハイ、ハワイは?

「初めて行った海外なんです。高校の時の修学旅行で」

──……。しかし、高校の修学旅行がハワイですか!!

「ヨーロッパとか5つぐらい候補があって。その中の一つを選んでいくんですけど」

──作新学院、どんなお坊ちゃん学校なのですか!!

「お坊ちゃん、アハハハハ。そんなことはなかったですよ。自分はただ、どんなところだろうって思ったのがハワイだったんです」

──何かハワイでの思い出はありますか。

「あのファイヤーダンスってあるじゃないですか、アレを見に行った時に、ろくすっぽ見ていなくて友達と喋って笑っていたら、踊っている人が『バカにしてんのか?』みたいなに怒ってきて、銛か槍みたいなのを向けられました(笑)。他のヤツも笑っていたのに、なんか自分にだけにやってきて。ショーの一環かなって思っていたら、ガチ切れしてきて」

──アハハハハ。ふてぶてしい笑顔だったのですよ。

「言葉も分からないし、もう何も反応もできないスよ。何をあんなに怒っていたのか、今も分からないです」

──微妙なハワイの思い出はともかく、パッチー・ミックスと戦うことが決まった時はどういう風に思いましたか。

「まぁ寝技の強い選手ですよね。柔術系っていう感じで」

──打撃が苦手な風もあるかと思いますが。

「ただ、こっちに打撃をさせないリーチの長さや背の高さがあるので……パッチー・ミックスは、戦い辛い相手ではあります」

──極めの強さにも警戒は必要です。

「手足の長い選手は、やはりバックコントロールが巧いです。そこは対策を練っていく必要がありますね」

──長身のグラップラー、アドリアーノ・ミキーニョ・モライシュやダニー・サバテーロという力強い味方がいるのではないですか。

「アドリアーノは試合に勝ってからは、練習に来ていないです。それでも寝技の対策も含めて、ミックスの強い所と弱い所は研究して、そこを頭に入れた練習をしています」

──スタイルは全く違いますが、サブミッションは10秒あれば逆転できるという部分を考えると、今回の試合に向けてペティス戦の逆転負けから生かせることもあったかと。

「そうですね、どの選手が来ても気を抜いたら負けます。だから相手云々でなくしっかりと決められない、自分が決める試合をしたいです」

──トーナメント戦の特徴もあり、相性的にも最初に戦っておきたかった相手などいましたか。

「ないですね。相手を決めるのはベラトールで。自分に決める権利がないので、そういうことを考えても意味がないじゃないですか。意味がないことに時間を使うのは勿体ないです(笑)。だから全然、誰と戦いたいとかは考えなかったです」

<この項、続く>

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【Bellator278&279】ペティス脱落のハワイ2Daysに公然の謎多きMMA一家から、マコア・クーパー出場

【写真】プロ2戦目──クーパー一家らしく精悍の顔つきの21歳=マコア・クーパーがベラトール初陣に挑む (C)TITAN FC

24日(木・現地時間)、Bellatorより4月22日(金・同)と23日(土・同)にハワイ州ホノルルのニール・S・ブレイズデール・アリーナで開催されるBellator278と279の追加カード及びカードの変更が発表されている。

ハワイ2Daysで開幕するBellatorフェザー級ワールドGPは堀口恭司×パッチー・ミックス、もう1試合は世界バンタム級のベルトが賭けられた王者セルジオ・ペティス×挑戦者ラフェオン・スタッツが組まれていた。

しかし、王者ペティスは負傷で同門対決からドロップアウト。波乱の幕開けどころか、幕開け前の波乱が起きてしまった。


その結果、スタッツは前世界王者のフアン・アルチュレタと暫定王座を争うGP準々決勝をBellator279で戦うことになった。またジェイムス・ギャラガーもトーナメント戦から姿を消し、ペティスとギャラガーが抜けた穴埋めにBellator278でワイルドカード戦が2試合組まれることも今回明らかとなっている。

勝てば準々決勝進出がワイルドカード戦はジョシュ・ヒル×エンリケ・バルゾラ、そしてジョーネル・ルゴ×ダニー・サバテーロとなり、ヒル×バルゾラの勝者はマゴメド・マゴメドフと、ルゴ×サバテーロの勝者はレアンドロ・イーゴとのクオーターファイナルに進出する。

(C)BELLATOR

バルゾラはTUFラテンアメリカ優勝、6勝3敗1分と勝ち越しているUFCから転じた初戦で、ダリオン・コールドウェルを破ったばかり。

(C)BELLATOR

Titan FCバンタム級王者&コンテンダーシリーズで勝利もUFCと契約がならなかったサバテーロはサークルケイジ初陣で、UFC戦績5勝2敗だったブレット・ジョンズを下している。

ペティス脱落、ワイルドカードにニキータ・ミハイロフの名が見られないのは残念だが、それも準々決勝にバルゾラやサバテーロが進出するならGP見所はプラスマイナス・ゼロといっても過言でない。

それだけトーナメントの行方、予想を困難にする実力者がワイルドカード戦に選出されたといえる。

また279大会でベラトール世界女子フェザー級王者クリス・サイボーグ✖アーリーン・ブレンコウのBellator世界女子フェザー級選手権試合が組まれたのに対し、278大会では世界女子フライ級選手権試合=王者ジュリアナ・ヴェラスケス✖リズ・カモーシェ戦が組み込まれている。

その278大会ではプレリミに父にレイ・ブラダ・クーパーJr、兄にレイ・ブラダボーイ・クーパー3世を持つマコア・クーパーがプロ2戦目で、ハワイ・ローカル枠に抜擢されブレイク・ペリーとのマッチアップも決まっている。

父はハワイMMAのパイオニア、兄はPFLで2度の優勝も自宅にガレージで家族だけ練習するという公然ながら、謎多きMMA一家から、レスリングとフットボールで活躍したマコアのBellator初陣は非常に楽しみだ。

なお279大会のプレリミでジャスティン・ゴンザレス×カイ・カマカ3世、エマニュエル・サンチェス✖ヤンシー・メデイロス戦、さらにランス・ギブソンJrも出場するなど注目カードが並んでいる。

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