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45 BELLATOR Bellator CS2024#05 MMA MMAPLANET o クリス・サイボーグ サラ・コリンズ ラリッサ・パチェコ リア・マコート

【Bellator CS2024#05】コリンズ、右でダウンを奪いRNCで一本勝ち。「サイボーグ、アイムカミング」

<女子フェザー級/5分3R>
サラ・コリンズ(豪州)
Def.1R2分25秒by RNC
リア・マコート(英国)

サウスポーのコリンズに右インローを蹴ったマコートだが、蹴り足を掴まれパンチを受けて姿勢を乱す。すぐに立ち上がったマコートは左ロー。そこにコリンズが右を合わせていく。右ローを蹴ったコリンズは、マコートのステップインに右を合わせてダウンを奪う。サイドで抑えてのパンチの連打にレフェリーは試合を止めない。袈裟に取られまいと動いたマコートは、その瞬間にバックを許す。しっかりと両足をフックしたコリンズはRNCを極めて堂々の初回フィニッシュ。

10月にラリッサ・パチェコとスーパーファイトを控えるクリス・サイボーグへの挑戦権を事実上、獲得。「サイボーグ、アイム・カミング」と話した。


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45 BELLATOR Bellator CS2024#05 MMA MMAPLANET o ハファエル・シャビエル

【Bellator CS2024#05】シメオン・パウウェル、ダウンを跳ね返しハファエル・シャビエルに2-1勝利

<ライトヘビー級/5分3R>
シメオン・パウウェル(英国)
Def.2-1:29-28.29-28.28-29
ハファエル・シャビエル(ドイツ)

シジャブを伸ばすパウウェル。シャビエルは右カーフを蹴り、近い距離で拳が交換される。互いにローを蹴り、ジャブを伸ばすなかでシャビエルのカーフでパウウェルが尻餅をつかされる。立ちがったパウウェルのアゴに前蹴りを決めたシャビエル。尻餅をついたパウウェルは急ぎ立ち上がって組みつき、ケージに押し込んでいく。テイクダウンを取れず、打撃の間合いになるとジャブの差し合いからパウウェルがレベルチェンジ、ダブルレッグへ。ケージにシャビエルを押し込んだパウウェルは、すぐに離れる。

カーフの蹴り合い、シャビエルはチェックして前蹴りから左ミドルを繰り出す。パウウェルは左ボディショットを決めると、クリンチでも腹を殴る。離れたシャビエルは右カーフで再び、パウウェルを崩す。終了直前、パウウェルの左に左を合わせたシャビエルがダウンを奪った。

2R、時間に救われた形のパウウェルは慎重にならざるを得ない展開か。そのパウウェルにカーフを続けるシャビエル。ワンツーからスリー・フォーと続けたパウウェルに対し、シャビエルは引き続きカーフを蹴る。下への蹴りを見せ、上を蹴るシャビエルだがパウウェルもパンチで距離を詰めていく。ジャブの応酬から右カーフ、さらに前蹴りと攻撃をまとめたシャビエルに対し、パウウェルは左ボディからクリンチへ。

このまま時間を使ったパウウェルが、右エルボーを打って離れる。シャビエルはカーフからワンツー、ジャブを差す。パウウェルも左ジャブを当て、右ロー。チェックしたシャビエルは、疲れたか動き落ちる。ここで今成ロールのような動きを見せたシャビエルが、スタンドに戻ると最後の1分は両者ともに手数が減って最終回へ。

3R、カーフにジャブを伸ばすシャビエルに対し、パウウェルが足を使ってジャブを伸ばす。ジャブが当たるパウウェル。こうなるとジャブ以外も当たるようになるか。そのジャブにワンツーを返すシャビエルが、ジャブで前に出て右ハイを蹴る。残り半分、パウウェルはジャブの先が欲しい。と、右エルボーを狙ったパウウェルだが空振りに。そして組んでクリンチ、ケージにシャビエルを押し込んだ。

この選択が功を奏すのか……時間過ぎるならでボディロックに取ったパウウェルだが、テイクダウンを奪えない。こうなると打撃戦となり、シャビエルが圧を掛ける。パウウェルはジャブ、そして右ストレート。シャビエルは左ミドルを蹴る。最後の20秒になるとシャビエルがワンツーで前に出ると、パウウェルは回って過ごした。

最終回のクリンチとサークリング、パウウェルポイントを取っているという判断だったのか、それとも打撃戦を避けたのか……。ジャッジの裁定は割れ、パウウェルに凱歌が挙がった……故に最終回のストレートを当ててからの時間稼ぎは正解ということだが、シャビエルの株が上がった一戦といえるだろう。


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45 BELLATOR Bellator CS2024#05 MMA MMAPLANET o UFC キック ティム・ワイルド

【Bellator CS2024#05】蹴り多用のディアキシーがTD&コントロールのリードを守り、ワイルドを3-0で下す

<ライト級/5分3R>
マーク・ディアキシー(英国)
Def.3-0:29-28.29-28.29-28
ティム・ワイルド(英国)

UFCから転じたディディアキシーアキシーのサークルケージ初陣。足を使うワイルドに左ミドルを入れたディアキシーが、続いて左ハイを蹴っていく。これはガードしたワイルドは、カーフをかわす。ワイルドは前蹴りからパンチを伸ばすが、距離が遠い。ディアキシーは左ローを蹴り、構えを変えて右を振るう。ワイルドはカーフを蹴り、ディアキシーは左フックを空振りした際にバランスを崩す。

ワイルドが左ミドルを返すと、ディアキシーはスピニングホイールキックを繰り出す。豪快な蹴りは届かなかったディアキシーは、続く攻防で急所への攻撃があったとアピール。ワイルドの前蹴りは正面ではないが、ベルトラインだったか。再開後、左インローを蹴ったワイルドに対し、ディアキシーが再びスピニングホイールキックを狙う。左ボディを見せたディアキシーは上への蹴りで姿勢を乱し、ダブルレッグを切られる。

ミドルの蹴り合いから、ディアキシーがダブルレッグへ。ヒザをついてボディロックに持ち込むと、スラムするようにテイクダウンに成功する。マウントは戻されたディアキシーだが、トップで初回を終えた。

2R、スラッピーなパンチの応酬からボディを決めたワイルドが、左ジャブを当てる。ディアキシーは左ミドルを入れ、ダブルレッグからバックに回りつつボディロックテイクダウンを決める。立ち上がったワイルドをケージに押し込んだディアキシーが、ヒザがボディに入ったと訴えるも、レフェリーは続行を命じる。レベルチェンジからダブルレッグ、シングルを仕掛けるディアキシーはボディロックへ。ウィザーのワイルドが顔面を殴っていくが、残り2分15秒でテイクダウンを許す。ディアキシーはハーフで抑え、肩固めを狙いつつマウントへ。ハーフに戻り、レッグドラッグ気味に動きを制したディアキシーがパンチを落とす。ワイルドは背中を預けて立ち上がるも、ここもボディロックで後方に倒される。ディアキシーは鉄槌を落とし、初回以上に明確はラウンドとした。

最終回、回転蹴りの蹴りを繰り出すディアキシーは、構えを変えてジャブ、左ストレートを伸ばす。ワイルドは右ボディストレート、ディアキシーが左ハイ。ならばとワイルドもスピニングバックキックを繰り出すが、基本は蹴りの距離が続く。ワイルドが詰めると、テイクダウンを狙うディアキシー。切ったワイルドが左を当てる。

疲れたディアキシーに対し、ワイルドが右フックから右カーフを当てる。必至のテイクダウン狙いを切られたディアキシーは、ケージを背負うとカーフで姿勢を乱す。右で飛び込み、サークリングのディアキシーに右を当てたワイルド。逆にフィニッシュに向け、残り70秒のワイルドが前に出る。ディアキシーもジャブを突き離しにかかり、テイクダウンを狙いつつサークリングを続ける。ワイルドは最後は打ち合いでなく、組みを選択して時間に。

結果はジャッジ3者は29-28でディアキシーを勝者とした。


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45 BELLATOR Bellator CS2024#05 MMA MMAPLANET o   アーチー・コーガン

【Bellator CS2024#05】殴られないと、TDで勝てる?! コーガンがソウザとの無敗対決を制す

<ライト級/5分3R>
アーチー・コーガン(米国)
Def.3-0:30-27.29-28.29-28
マノエル・ソウザ(ブラジル)

11勝0敗のソウザ、10勝0敗のコーガン。慎重な立ち上がりとなり、両者が距離を取り手を出さない。1分が過ぎ、構えを変えるソウザが左ジャブを伸ばす。同時にステップインすると、ソウザが左フックを当てる。ツーステップでジャブを入れたコーガンは、ワンツーで前へ。距離を取ったソウザが右を振るう。ソウザは低いガードからパンチを伸ばし、コーガンはしっかりとガードを上げている。

そのガードを打ち破るように鋭いフックを振るうソウザに対し、コーガンも右を返す。中盤も両者の手が止まり、ステップとフェイクが繰り返される。会場のファンがじれ始めた頃にコーガンが一気にダブルレッグでテイクダウンを決め、残り15秒でソウザが立ち上がってケージを背負ったところで時間となった。

2R、ソウザが左リードフック、頭を振って前に出たコーガンも左フックを返す。左ボディショットを放ったソウザは、左ハイをブロックして左を放つ。と、コーガンがアイポークがあったとアピールし、試合は中断される。やや時間をおいてリスタートが切られると、遠い位置からの踏み込みでなく、近い距離でパンチの交換が見られるように。

全てが強振という風のソウザは、残り半分でダブレッグでテイクダウンを許す。ニーシールドからハーフ&キムラ狙いにパンチを落としたコーガンは、2度目のソウザのトライの際に足を抜いてステップオーバーへ。腕関節をあきらめてリリースしたソウザは、ダブルレッグにヒザ蹴りを見舞う。コーガンは構わず肩にまでリフトし、スラム。パウンドを落として、この回を取った。

最終回、ソウザのパンチに距離を取るコーガンが右を当てる。右オーバーハンド、左フックと思い切り振るうソウザだがクリーンヒットはない。クリンチの状態で互いにパンチを見せ、離れるとコーガンがダブルレッグでテイクダウンを決める。ソウザはケージを利して立ち上がるも、コーガンがバックを取る。正対したソウザが左フック、このタイミングで離れたコーガンは右をヒットさせる。ダメージはなく前に出てアッパー、ストレートを振るうが届かないソウザは、コーガンとの距離を詰め切れない。

残り15秒のダブルレッグを切ったソウザは、最後まで拳を射抜くことはできなかった。結果、テイクダウンを奪ってからは距離を取って戦ったコーガンが3-0の判定勝ちを収め連勝を11に伸ばし、ソウザはキャリア初黒星を喫した。


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45 BELLATOR Bellator CS2024#05 MMA MMAPLANET o Report エスラム・アブドゥル・バセット ブログ マイク・シップマン

【Bellator CS2024#05】シップマンがバセットをヒジで流血に追い込み、ヒザからのパウンドでTKO勝利

<ミドル級/5分3R>
マイク・シップマン(英国)
Def.2R2分32秒by TKO
エスラム・アブドゥル・バセット(エジプト)

いきなりシップマンがワンツーで飛び込む。バランスを崩したバセットだが、すぐに立ち上がってシップマンをケージに押し込む。シップマンは両差しで組んで態勢を入れ替えて、ケージ際から引き出すようにテイクダウンを奪う。シップマンはバセットの左足をまたいでハーフガードでトップキープし、この時間が長く続く。ラウンド終盤にシップマンが右ヒジを落とし、これでバセットが右眉の上をカットして流血。バセットが右腕を差して立ち上がったところでラウンド終了となった。

2R、シップマンがジャブを見せてダブルレッグでテイクダウンを奪う。一度は立ち上がるバセットだが、シップマンが再びテイクダウンに成功し、すぐにサイドポジションを奪う。バセットが腹ばいになると、シップマンがアナコンダチョークを狙う。

バセットが頭を抜いて立ち上がると、シップマンがケージに押し込んでバックにつく。ここはバセットが正対して離れる。試合がスタンドに戻るとシップマンが右から左フック、組みつこうとするバセットに右ヒザをカウンターで合わせるとバセットがダウン。シップマンが追撃のパンチを落としたところでレフェリーが試合をストップした。


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45 BELLATOR Bellator CS2024#05 MMA MMAPLANET o Report キアラン・クラーク ツオマス・グロンヴァル ブログ

【Bellator CS2024#05】クラークが代打出場グロンヴァルを判定で下し、デビューから無傷の10連勝

<140ポンド契約/5分3R>
キアラン・クラーク(アイルランド)
Def.3-0:30-26.30-27.30-27
ツオマス・グロンヴァル(フィンランド)

当初クラークと対戦予定だったセベンスイ・ルイが欠場。急遽グロンヴァルがクラークと対戦する形となった。グロンヴァルが左ミドル、クラークがジャブを見せて前に出ていく。シングルレッグでテイクダウンを奪うと、すぐにバックに回り込む。腰を上げるグロンヴァルに対して、クラークは両足をフックする。グロンヴァルはクラークの頭を持って前に落とそうとするが、クラークもグロンヴァルの足を持ってバックキープする。

ここはグロンヴァルがクラークを前に落とすことに成功し、グロンヴァルはがぶってコントロールしようとする。立ち上がったクラークはグロンヴァルをケージに詰めてヒジ。距離が離れるとクラークがジャブから前に出る。今度はグロンヴァルがシングルレッグに入ってケージまで押し込む。クラークはそれを切って首相撲からヒジ。グロンヴァルは再びシングルレッグに入るが、クラークは先ほどと同じようにそれを切って首相撲からヒジ、グロンヴァルは離れる。

試合がスタンドに戻るとクラークがジャブ、グロンヴァルが左ハイを蹴って右ストレートから前に出る。クラークも左を当ててダブルレッグに入り、一度自ら引き込むようにして上を取ろうとする。ここはクラークが立ち上がり、クラークがバックについてパンチを入れる。

2R、グロンヴァルがシングルレッグに入ってテイクダウンに成功。クラークはガードからヒジを入れ、グロンヴァルの体を蹴り離す。グロンヴァルは立ち上がってパンチを落とし、クラークは一度亀になって立ち上がる。ここでクラークは態勢を入れ替え、グロンヴァルをケージに押し込んでシングルレッグに入るが、グロンヴァルもそれを許さない。

再びクラークはグロンヴァルをケージに押し込み、1Rと同じようにバックに回り込む。グロンヴァルもクラークを前方に落としてがぶってコントロール。逆にグロンヴァルがバックを狙い、正対するクラークをケージに押し込む。ここでクラークがグロンヴァルのバックについて投げを狙いつつ、ダブルレッグでグロンヴァルをケージに押し込む。

3R、パンチの打ち合いからクラークがシングルレッグに入って、スタンドでグロンヴァルのバックにつく。一度はグロンヴァルに距離を取られるが、クラークがすぐに組みついてグロンヴァルをケージに押し込む。ここからクラークがバックを取ってグラウンドに持ち込み、足を四の字クラッチする。

グロンヴァルは立ち上がって脱出を試みるが、クラークはバックコントロールを続ける。何度かRNCのチャンスもあったクラークだったが極めきることができずに試合終了。クラークが代打出場のグロンヴァルを下して、戦績を10戦10勝とした。


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45 AB BELLATOR Bellator CS2024#05 LFA MMA MMAPLANET o PFL UAEW UFC アーチー・コーガン ウスマン・ヌルマゴメドフ エスラム・アブドゥル・バセット カヴァナウ キアラン・クラーク シネード・カヴァナウ ジョニー・エブレン ティム・ワイルド ファビアン・エドワーズ リア・マコート

【Bellator CS2024#05】英国&愛蘭連合✖世界のなかで、非英国対決。10勝0敗=コーガン×11勝0敗=ソウザ

【写真】無敗対決、名のある選手に勝ってきたコーガンだが、名前を挙げようとする強豪との対戦は初めてか (C)MMAPLANET

14日(土・現地時間)、英国はロンドンのOVOウェンブリーでBellator Champions Series2024#05「ロンドン」が開催される。
Text by Manabu Takashima

2週連続のBellator CSはサンディエゴから北米大陸&大西洋を横断し、英国はロンドンへ。メインは3月のBellator CS2024ベルファースト大会のシネード・カヴァナウ戦を肋骨の負傷で欠場したリア・マコートが、サラ・コリンズと戦う女子フェザー級の一戦だ。

コメインはPFL Challenger Seriesで本戦契約を勝ち取り、昨年は欧州シリーズを戦ったシメオン・パウウェルが、Bellatorの名がつくショーに初参戦。ドイツ在住のブラジル人ファイター=ハファエル・シャビエルと相対する。


Bellator CSは、そのフォーマットとしてBellator世界戦を組むのが前提だったが、イベント開催10日前にBellator世界ミドル級選手権試合=王者ジョニー・エブレン×挑戦者ファビアン・エドワーズ戦がキャンセルとなり、ローカル色の強さが浮き彫りとなる大会に。

ローカルといっても英国勢は押しなべて国際戦が並んでおり、アイルランド勢も加わると──その相手は豪州、ドイツ、リトアニア、ブラジル、エジプト、ウクライナと非常に国際色豊かだ。さながら英国&アイルランド連合✖ワールドというイベントのなかで、英国系が絡まない唯一のカードがアーチー・コーガン×マノエル・ソウザのライト級戦だ。

LFAでプロMMAをデビューし、3戦目でBellatorで戦うようになったコーガンはEagle FCの勝利を挟んでサークルケージで7連勝中、通算10勝0敗のファイターだ。ランペイジ・ジャクソンに憧れていたというコーガンは、コロラド州デンバーというマイルハイシティで育ち、大学ではさらに標高が高いワイオミングでカレッジレスリングに勤しんでいたスタミナ・モンスターだ。D-1レスラーで当然のようにレスリングは強いが、打撃勝負を挑む度胸がさらにコーガンのテイクダウン&コントロール能力をレベルアップさせている。

対戦相手のソウザは、コーガンを上回るデビュー以来の戦績は11連勝を誇る。

今大会でもメインカードに登用されたティム・ワイルドを相手に、初回KO勝ちしているソウザの実力は折り紙付きだ。今回の無敗対決を勝利したとしても、ウスマン・ヌルマゴメドフへのタイトルチャレンジャーになれるとは思えないが、この両者──順番を待ってサークルケージでのタイトル戦よりも、デカゴンのライト級ロースターに加わるところも見てみたい。そんな風に思わせる新鋭の潰し合いだ。

(C)UAEW

この他、UFCから転じるマーク・ディアキシー。UAEWアラビア・ミドル級王者エスラム・アブドゥル・バセット。

キャリア9連勝でサークルケージ9連勝というBellator欧州の秘蔵っ子キアラン・クラークが気になる選手が揃っている。

そのクラークは戦績12勝3敗のスパニッシュ・ファイター=セベンスイ・ルイとの試合が組まれた。

そろそろ上の相手との対戦が望まれるクラークが、その期待値をさらに上げるファイトができるのか。国際的な舞台で進出し始めたスペイン人MMAファイターのルイがアップセットを起こすか。人勢育成か、品評会か。そんなBellator CSロンドン大会だ。

■視聴方法(予定)
9月8日(日)
午前0時45分~ U-NEXT

■Bellator CS2024#05対戦カード

<女子フェザー級/5分3R>
リア・マコート(英国)
サラ・コリンズ(豪州)

<ライトヘビー級/5分3R>
シメオン・パウウェル(英国)
ハファエル・シャビエル(ブラジル)

<ライトヘビー級/5分3R>
ルーク・トレイナー(英国)
ローリナス・ウルボナビチス(リトアニア)

<ライト級/5分3R>
マーク・ディアキシー(英国)
ティム・ワイルド(英国)

<ライト級/5分3R>
アーチー・コーガン(米国)
マノエル・ソウザ(ブラジル)

<ミドル級/5分3R>
マイク・シップマン(英国)
エスラム・アブドゥル・バセット(エジプト)

<175ポンド契約/5分3R>
ジョセフ・ルシアーノ(豪州)
スティーブン・ヒル(英国)

<バンタム級/5分3R>
キアラン・クラーク(アイルランド)
セベンスイ・ルイ(スペイン)

<ライト級/5分3R>
デラグ・キャリー(英国)
ドミトリー・フリツェンコ(米国)

<女子フェザー級/5分3R>
イマン・アルマダフ(英国)
ダイアニ・シウバ(ブラジル)

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45 AB BELLATOR Bellator CS2024#04 Bellator CS2024#05 Bellator299 MMA MMAPLANET o PFL PFL vs Bellator アレクサンデル・シャブリー アーロン・ジェフリー インパ・カサンガネイ ウスマン・ヌルマゴメドフ ジョニー・エブレン ファビアン・エドワーズ 太田忍

【Bellator CS2024#04&#05】9月の米国&英国大会でウスマン×シャブリー、エブレン×エドワーズII決定

【写真】早くも9月の世界戦が2試合決まった(C)PFL

18日(火・現地時間)、PFLが9月7日(土・同)と14日(土・同)というBellator Champions Seriesの2大会で2つの世界タイトル戦を組むことを発表している。
Text by Manabu Takashima

22日(土・同)にアイルランドのダブリンで日本から太田忍も出場するBellator CS2024#03が開催されるが、その後は9月から上記にあるよう7日に米国サンディエゴ、14日に英国ロンドン、10月は米国シカゴ、11月にフランス・パリ、さらに開催地未定ながら色々と期待してしまう12月31日大会のスケジューリングをPFLでは発表している。


今回のプレス発表では、早くもサマーブレイク後の米国&英国大会で組まれるタイトルショット──Bellator世界ライト級選手権試合=王者ウスマン・ヌルマゴメドフ×挑戦者アレクサンデル・シャブリー、Bellator世界ミドル級選手権試合=王者ジョニー・エブレン×挑戦者ファビアン・エドワーズの2試合がアナウンスされた。

カリフォルニア州サンディエゴのペチャンガ・アリーナ(旧サンディエゴ・スポーツアリーナ、ヴァリービューカジノ・センター)で開催されるBellator CS2024#04で組まれた世界ライト級選手権試合は、5月のパリ大会で組まれていたが、チャンピオンの負傷で延期となっていた一戦だ。

またロンドンのOVOアリーナ・ウェンブリーで開かれるBellator CS2024#05の実施される世界ミドル級選手権試合は昨年9月のBellator299=ダブリン大会の再戦となる。前回の試合はチャンピオンのエブレンが3Rに右オーバーハンド2発でエドワーズがダウンし、パンチとヒジの連打でTKO勝ちを収めている。

エブレンは今年2月のPFL vs Bellatorでインパ・カサンガネイとの接戦に競り勝って以来の実戦で、エドワーズは3月のベルファースト大会でアーロン・ジェフリーに判定勝ちを収め、早くも王座を巡る一戦に返り咲くこととなった。

前回の試合後、決着がついていたにも関わらず興奮しエドワーズに何やら捲し立てたエブレンに向かって、敗者が詰め寄るシーンもあったが、早々のリマッチとエドワーズが連続で挑戦になったことは意外といえる。

いずれにせよBellator CSは当初の予定では1大会2つのタイトル戦が組まれる前提であったため、この他の階級のチャンピオンシップが組まれるのか。

そして9月といえばPFLではレギュラーシーズン及びプレーオフ=準決勝シリーズも終了しているタイミングだ。8月の準決勝大会に出場した選手は当然無理だが、PFLレギュラーシーズンに出場していたBellator勢が同シリーズで戦うことはあるのか──今後のカード発表を待ちたい。

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