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BELLATOR Bellator CS2024#03 MMA MMAPLANET o RENA   カヴァナウ ジェイソン・ジャクソン ラマザン・クラマゴメドフ 太田忍

『Bellator Champions Series 3: Jackson vs. Kuramagomedov』試合結果/太田忍 vs. ロジャー・ブランク他ハイライト動画



Main Card

・Ramazan Kuramagomedov def. Jason Jackson via unanimous decision (48-47, 48-47, 48-47) – to win welterweight title

・Paul Hughes def. Bobby King via TKO (strikes) – Round 2, 4:50

・Arlene Blencowe def. Sinead Kavanagh via submission (standing guillotine choke) – Round 2, 3:02

・Dalton Rosta def. Norbert Novenyi Jr. via majority decision (28-28, 29-28, 29-28)

・Darragh Kelly def. Mathias Poiron via technical submission (guillotine choke) – Round 1, 1:29

・Kasum Kasumov def. Matheus Mattos via unanimous decision (29-28, 30-27, 30-27)

Preliminary Card

・Nathan Kelly def. Jose Sanchez via submission (front naked choke) – Round 1, 3:04

・Khasan Magomedsharipov def. Tyler Mathison via unanimous decision (30-27, 30-27, 30-27)

・Sarvadzhon Khamidov def. Marcirley Alves da Silva via unanimous decision (30-27, 30-27, 30-27)

・Shinobu Ota def. Roger Blanque via submission (north-south choke) – Round 1, 2:18

・Michelle Montague def. Karolina Sobek via submission (rear-naked choke) – Round 1, 2:41


【Bellator CS2024#03】太田忍、危なげなくノースサウスチョークで一本勝ち「This is Japanese MMA!」(MMAPLANET)

【Bellator CS2024#03】ハミドフがTD&トップキープでアウベスに判定勝ち、無敗記録を16に伸ばす(MMAPLANET)

【Bellator CS2024#03】多彩な打撃と組みでも圧倒。マゴメドシャリポフがマティソンに文句なしの判定勝利(MMAPLANET)

【Bellator CS2024#03】カスモフが強力なトップキープでマトスを制圧&判定勝利(MMAPLANET)

【Bellator CS2024#03】根性ファイトのロスタ、ノヴェニーJrの猛攻を振り切って判定勝利をもぎとる(MMAPLANET)

【Bellator CS2024#03】マクレガーがセコンドにつくカヴァナウを、ブレンコウがギロチンで返り討ち(MMAPLANET)

【Bellator CS2024#03】ヒューズ、注目のBellatorデビュー戦はヒジ&パウンドでキングにTKO勝利(MMAPLANET)

【Bellator CS2024#03】ローを効かせたクラマゴメドフ、ジャクソンのギロチンに耐えて世界王座を奪取(MMAPLANET)

 6月22日にアイルランド・ダブリンの3ARENAで開催された『Bellator Champions Series 3: Jackson vs. Kuramagomedov』の試合結果。メインイベントのウェルター級タイトルマッチはラマザン・クラマゴメドフがジェイソン・ジャクソンに判定勝ちし新チャンピオンに。プレリミナリーカードでは太田忍がロジャー・ブランクに1Rノースサウスチョークで一本勝ちしています。以下、ハイライト動画です。続きを読む・・・
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45 BELLATOR Bellator CS2024#03 MMA MMAPLANET o キック ジェイソン・ジャクソン ラマザン・クラマゴメドフ

【Bellator CS2024#03】ローを効かせたクラマゴメドフ、ジャクソンのギロチンに耐えて世界王座を奪取

<Bellator世界ウェルター級選手権試合/5分5R>
ラマザン・クラマゴメドフ(ロシア)
Def.3-0:48-27.48-47.48-47.
ジェイソン・ジャクソン(ジャマイカ)

サウスポーのクラマゴメドフが右腕を伸ばす。ジャクソンは左腕を高く構え、距離を詰めていく。クラマゴメドフの右がヒットするも、ジャクソンは構わず組んでいった。クラマゴメドフが右腕を差し上げ、離れ際に左ヒジを放つ。ジャクソンの右ストレートは届かず、クラマゴメドフの左ローが当たる。組んでくるジャクソンを突き放したクラマゴメドフは、ケージを背負わせて左ストレートからダブルレッグで飛び込んだ。

ジャクソンに尻もちを着かせ、その両足を畳むクラマゴメドフ。ジャクソンはケージに背中を着けて立ち上がろうと試みる。しかしクラマゴメドフが頭をおっつけてジャクソンの動きを封じる。パンチで削りながらジワリジワリとパスを狙うクラマゴメドフは、ジャクソンのヒザを超えてニア・マウントへ。ジャクソンは立ち上がるも、バックに回ったクラマゴメドフは、正対した相手をダブルレッグで押し込んでいった。

2R、クラマゴメドフは右関節蹴りを放つ。距離を詰めて来るジャクソンにダブルレッグで入るクラマゴメドフだが、これを切られると離れ際に右ストレートを打ち下す。さらに組んでボディにアッパーを突き上げるクラマゴメドフ。ジャクソンはクラマゴメドフのダブルレッグをスプロールした。ケージ中央でクラマゴメドフがアウト、インとローを散らす。さらにダブルレッグで飛び込んだが、ジャクソンが切り返してケージに押し込んだ。クラマゴメドフが切り返そうとしたところで、ジャクソンが離れた。

ジャクソンの右ストレートをダッキングでかわしたクラマゴメドフが左インローを当てる。さらに左インローを連打すると、ジャクソンのバランスが崩れた。クラマゴメドフはジャクソンの右ミドルに左ストレートを合わせる。さらにクラマゴメドフが左ハイを繰り出すと、ジャクソンの髪の毛を結ぶものが外れて試合が中断される……。ジャクソンが髪をまとめて試合は再開。クラマゴメドフの左インローに合わせてジャクソンがダブルレッグで入るも、これは切られた。スタンドに戻ると、ジャクソンが右を伸ばすも当たらず。クラマゴメドフがサイドキックを上下に散らした。

3R、ジャクソンが右を振るう。クラマゴメドフはローのフェイントを見せるが、ジャクソンも右ストレートを突き続ける。クラマゴメドフは左インローを連打、ジャクソンの左足が流れた。クラマゴメドフはスイッチして右アウトローも当てる。ジャクソンが距離を詰めてくると、クラマゴメドフは左フック、左テンカオを当てて距離をつくる。ジャクソンが組みに来たところで、右腕を差し上げたクラマゴメドフ。ジャクソンが離れると左ヒジを見せた。

さらにダブルレッグで押し込みながら、ジャクソンが離れるとプレスをかけて左インローを叩き込む。ジャクソンの右ストレートから左アッパーは空を切り、クラマゴメドフがオーソドックスから右ストレートを打ち込んだ。サークリングしながらジャクソンを挑発するクラマゴメドフは、残り30秒でケージを背負わせてパンチの連打を浴びせる。ジャクソンも右ストレートを返すが、完全に動きが止まりケージ際から脱出することができなかった。

4R、ジャクソンが距離を詰めていく。しかしクラマゴメドフが左インローで中に入れさせない。ジャクソンは右ストレートをボディに突き刺した。さらにクラマゴメドフの顔面に右を伸ばし、ダブルレッグで飛び込んだ。ケージに押し込まれたクラマゴメドフは左ヒザを着き、右オーバーフックで耐える。ジャクソンも頭をおっつけ、クラマゴメドフの右足を封じている。ジャクソンは腰を上げて、クラマゴメドフの首に左腕を巻き付けた。

ジャクソンがケージに押し込みながら、ギロチンで絞り上げる。これはクラマゴメドフが耐えた。再びジャクソンがギロチンを狙うと、クラマゴメドフは右手のサムアップを見せる。とはいえクラマゴメドフも鼻と口から出血が見られ、苦しい状態か。クラマゴメドフを立ち上がらせないジャクソンは3度目のギロチンへ。これを外して立ち上がろうとしたジャクソンに、クラマゴメドフはダブルレッグで入るも潰され、スクランブルを制した状態でラウンドを終えた。

最終回、クラマゴメドフが右関節蹴りと左インローで攻め立てる。ジャクソンが距離を詰めてくると組みついた。しかしジャクソンが切り返し、ダブルレッグで押し込むと、クラマゴメドフがギロチンで引き込んだ。首を抜いたジャクソンは4Rと同様、クラマゴメドフの右足を制してケージに押し込む。クラマゴメドフがスクランブルに持ち込もうとすると、ジャクソンはダースへ。ガブりながらバックに回るジャクソン。しかしクラマゴメドフが切り返して、シングルレッグで組んだ。

ジャクソンも右足を差し入れる。ジャクソンが体を起こすと、クラマゴメドフもシングルレッグで組む。これをスプロールしたジャクソンは、ガブりの体勢で止まってしまう。クラマゴメドフは反対の足に切り替えた。立ち上がるジャクソンを押し込んでいくクラマゴメドフ。残り10秒でジャクソンがギロチンで引き込むも、試合終了のゴングが鳴り響いた。

裁定はジャッジ3者ともクラマゴメドフへ。クラマゴメドフが13戦無敗でベルトを奪取した。


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45 BELLATOR Bellator CS2024#03 MMA MMAPLANET o ベラトール ボビー・キング ポール・ヒューズ

【Bellator CS2024#03】ヒューズ、注目のBellatorデビュー戦はヒジ&パウンドでキングにTKO勝利

<ライト級/5分3R>
ポール・ヒューズ(アイルランド)
Def.2R4分50秒by TKO
ボビー・キング(米国)

キングがジャンプしての左の前蹴り、圧力をかけながら右フックを狙う。ヒューズは右カーフを蹴り、ジャブを突いていく。キングは右フックを打ちつつ、ヒューズはワンツーから組みつく。ヒューズはキングをケージに押し込んでヒザ蹴り、両者ともに離れ際にパンチを振る。

距離が離れるとヒューズがジャブから前に出て右カーフ。互いにパンチで打ち合い、距離が離れるとヒューズが右ハイを蹴る。組みついたヒューズが離れ際のヒジ。キングが左右のフックと左フック。組みついたヒューズに対し、キングはケージを背にしてヒザ蹴り。ヒューズは左ヒジ、左のヒザ蹴り、右カーフ。キングは下がりながらも右ストレートから左フックを当てる。

2R、キングが右フックを振る。ヒューズは右カーフと左フックを返し、右ハイを蹴る。キングが右ストレート、そこから左フックにつなげる。ヒューズはジャブからシングルレッグに入り、左足を持ち上げてテイクダウンを狙いつつバックへ。ヒューズがハーフガードでトップキープするとヒジ、立ち上がってパンチを落としてパスを仕掛ける。

さらにヒューズは肩固めも狙いつつ足を抜いてサイドへ。さらにヒューズがヒジを落とすと、これでキングが流血。ヒューズは体を起こしてパンチとヒジを連打し、ヒューズの動きが止まったところでレフェリーが試合を止めた。ヒューズが注目のベラトールデビュー戦をTKO勝利で飾った。


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45 BELLATOR Bellator CS2024#03 MMA MMAPLANET o アーリーン・ブレンコウ カヴァナウ シネード・カヴァナウ

【Bellator CS2024#03】マクレガーがセコンドにつくカヴァナウを、ブレンコウがギロチンで返り討ち

<女子フェザー級/5分3R>
アーリーン・ブレンコウ(豪州)
2R3分02秒 by ギロチン
シネード・カヴァナウ(アイルランド)

ブレンコウがガードを固めて距離を詰める。マクレガーがセコンドにつくカヴァナウが左ジャブを突くと、ブレンコウも右ローを合わせた。カヴァナウの左フックがヒット。さらにワンツーがブレンコウの顔面を捉える。なおもパンチで攻め立てるカヴァナウだが、ブレンコウがスウェーでかわす。ブレンコウの右も当たるが、カヴァナウが右カーフで動きを止めた。

徐々に互いのパンチスピードが上がっていく。左ジャブ、ワンツー、インローでけん制するカヴァナウ。左を当ててから距離を取る。ブレンコウは遠い距離からのパンチを余儀なくされる。右関節蹴りを見せるブレンコウ。またもワンツーから距離を取ったカヴァナウの顔面に、ブレンコウの右がクリーンヒットする。ダウンしたカヴァナウにパウンドを浴びせて初回を終えた。

2R、カヴァナウが左ジャブを突く。右まで返すと、ブレンコウが左フックを合わせた。カヴァナウは左ジャブから右カーフに繋げていく。さらにワンツーから左フックが当たる。ブレンコウは足に攻撃を集め始めるも、カヴァナウのパンチに打ち合いを選択する。カヴァナウがワンツーから左フックへ。ブレンコウが左フックを合わせる。

カヴァナウのパンチのタイミングを呼んだか。カヴァナウの右に合わせる右ストレートでダウンを奪ったブレンコウは、スクランブルに持ち込むカヴァナウの首を左腕で抱える。ケージに押し込みながらギロチンで絞り上げ、タップを奪った。

試合後には敗れたカヴァナウのセコンドであるマクレガーのインタビューが行われるのが、アイルランド大会らしさか。2017年8月の初戦で判定勝ちしているブレンコウが、相手の地元で返り討ちにした。


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45 BELLATOR Bellator CS2024#03 Report ダルトン・ロスタ ノルベルト・ノヴェニーJr ブログ

【Bellator CS2024#03】根性ファイトのロスタ、ノヴェニーJrの猛攻を振り切って判定勝利をもぎとる

<ミドル級/5分3R>
ダルトン・ロスタ(米国)
Def.2-0:29-28.29-28.28-28
ノルベルト・ノヴェニーJr(ハンガリー)

ノヴェニーJrが右ストレートで飛び込む。ガードを下げた構えから前後にステップして。再び右を狙うノヴェニーJr。組んだロスタはケージに押し込んでテイクダウンを狙うが、ノヴェニーJrは離れる。ロスタは左フック、ノヴェニーJrのパンチに合わせて組んでケージへ。ノヴェニーJrに尻餅をつかせるが、ノヴェニーJrはすぐに立つ。

ここでノヴェニーJrが飛びヒザ蹴り。ロスタはそれをキャッチしてダブルレッグに入り、ノヴェニーJrに尻餅をつかせる。ノヴェニーJrは背中を見せて立ち上がろうとするが、ロスタのキープが強く、最終的にロスタがハーフガードで上になる。

ノヴェニーJrは腹ばいになってシングルレッグに入るとロスタががぶって、ノヴェニーJrをケージまで押し込む。ノヴェニーJrは半身になってキムラを狙うが、ロスタは持ち上げるようにテイクダウンし、トップからパンチを落とす。

2R、ノヴェニーJrが打撃のプレッシャーをかける、ロスタがケージをサークリングする。ノヴェニーJrが右ストレートを打つと、ロスタがそれに合わせて組み付く。一度はノヴェニーJrが距離を取るが、すぐにロスタがダブルレッグからロスタをケージで押し込む。ロスタはシングルレッグに変えてテイクダウンを狙い、ノヴェニーJrは離れる。

ノヴェニーJrは打撃のプレッシャーをかけつつ、今度は自らシングルレッグに入ってバックへ。ロスタが正対すると、ノヴェニーJrは離れる。今後はロスタが前に出てジャブからワンツー、ダブルレッグに入るがノヴェニーJrは離れる。ノヴェニーJrがジャブから右ヒジ。ここもロスタが組みつくが、ノヴェニーJrはテイクダウンを許さない。

ノヴェニーJrがスピニングバックエルボーを出すと、ロスタがダブルレッグで組みつき、バックにを狙いつつ両足を束ねてテイクダウンを狙う。その離れ際にロスタがパンチをまとめ、ノヴェニーJrがロスタのシングルを切ったところでラウンド終了となった。

3R、ノヴェニーJrが前に出てジャブ、そこから右ストレートにつなげる。ロスタも左から飛び込んで右アッパー、そして左ハイキック。これでバランスを崩すが、すぐに組みつく。ノヴェニーJrは離れ際にヒジを当てて、ロスタのテイクダウンを切ってバックへ。ロスタが亀になると、その流れでノヴェニーJrがグラウンドで上になってヒジを落とす。

ロスタも必死にシングルレッグに入るが、ノヴェニーJrはそれを切って立ち上がる。スタンドではノヴェニーJrが右ストレートを当て、組みつくノヴェニーJrが正座した状態で動きが止まる。離れたノヴェニーJrはすぐに殴り掛かる。ノヴェニーJrは離れてスタンドを要求し、右アッパー、右ヒザ蹴り、右ヒジで猛攻。ダブルレッグを切られたロスタは亀になる。ノヴェニーJrは後ろから殴り、ロスタが立つとそこにヒジ。ロスタが引き込み気味に下になる。

ノヴェニーJrはインサイドガードからヒジと鉄槌、離れてロスタを立たせる。試合がスタンドに戻るとノヴェニーJrは右のヒザ蹴り、自分からダブルレッグに入るが離れる。ノヴェニーJrはヒジで前進。ロスタは組みついてケージまで押し込む。ノヴェニーJrのキムラを外して後ろについて、しがみつく。ノヴェニーJrがそれを外してバックにつきつつ離れ際のヒジ。最後はスタンドでロスタが右のスーパーマンパンチを打ったところで試合終了。キツい試合展開になったものの、ロスタが根性ファイトでノヴェニーJrから判定勝ちをもぎ取った。


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45 BELLATOR Bellator CS2024#03 MMA MMAPLANET o カスム・カスモフ マテウス・マトス

【Bellator CS2024#03】カスモフが強力なトップキープでマトスを制圧&判定勝利

<バンタム級/5分3R>
カスム・カスモフ(ロシア)
Def.3-0:30-27.30-27.29-28
マテウス・マトス(ブラジル)

マトスがサウスポーに構えて一気にパンチをまとめる。組みになってもカスモフを押し込む。カスモフはシングルレッグからテイクダウンすると、体を起こすマトスのバックへ。カスモフがダースチョークを狙うが、マトスが頭を抜いて立ち上がる。ここもマトスはサウスポーに構えて左ミドル、左右のフックを打ち込む。

カスモフはシングルレッグで押し込んでテイクダウンし、トップキープして細かく殴る。マトスが三角絞めを狙うと、カスモフはそれを外してバックへ。マトスはここで前転して立ち上がるとすぐに飛びヒザ。パンチをまとめて左ボディにつなげる。カスモフも右アッパーを返し、ジャブで距離を取る。マトスは前に出て右ストレートを当てる。

2R、マトスが右ローを空振りしてバランスを崩す。カスモフはすぐにマトスをがぶってバックへ。マトスは前転して足関節を狙うが、カスモフが足を抜いてバックにつく。再びマトスが前転して脱出しようとするが、カスモフがトップキープしてインサイドガードでトップキープする。カスモフはトップキープを重視し、コツコツとパンチを入れる。ここもマトスが背中を見せつつ前転して逃げようとするが、カスモフがハーフガードでトップキープ。肩固めのクラッチで固めつつ殴る。最後はマトスが身体を起こしてダブルレッグに入ったところでラウンド終了となる。

3R、カスモフが左をついて左右のフック。シングルレッグからテイクダウンしてバックへ。マトスは四つん這いで凌ぐが、カスモフがマトスを寝かせてハーフガードで上になる。ここからカスモフは上体にプレッシャーをかけてトップキープしつつ細かく殴る。この時間が長く続き、終了間際にマトスが背中を見せて立ち上がり、スクランブルの攻防で一瞬マトスがグラウンドで上を取りかけるが、結局下になってしまい、カスモフがグラウンドで上になる。強烈なテイクダウンとトップキープでカスモフが判定勝利を収めた。


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45 BELLATOR Bellator CS2024#03 MMA MMAPLANET o カサン・マゴメドシャリポフ キック テイラー・マティソン

【Bellator CS2024#03】多彩な打撃と組みでも圧倒。マゴメドシャリポフがマティソンに文句なしの判定勝利

<フェザー級/5分3R>
カサン・マゴメドシャリポフ(ロシア)
Def.3-0:30-27.30-27.30-27
テイラー・マティソン(米国)

いきなりマゴメドシャリポフがスピニングバックキック。シングルレッグから組みつくと右腕を差してマティソンをケージに押し込む。マゴメドシャリポフは足をかけてテイクダウンを狙いつつバックにつき、前後に崩しながらパンチとヒザ蹴りを入れる。マティソンはここから脱出できず、残り1分のところでマゴメドシャリポフが両足をフックする。

ここは足を外したマティソンだったが、マゴメドシャリポフがスタンドでバックキープを続ける。終了間際、マティソンが正対して両差しでマゴメドシャリポフをケージに押し込む。マゴメドシャリポフが左腕を差し返し、マティソンをケージに押し込み返したところでラウンド終了となった。

2R、先に前に出てくマティソン。マゴメドシャリポフは右の前蹴りで距離を取る。マティソンは右ストレートで飛び込むが、マゴメドシャリポフが組みついてマティソンをケージに押し込む。マティソンも態勢を入れ替え、四つの攻防へ。

マゴメドシャリポフは首相撲からのヒザ蹴りを混ぜつつ、一旦距離を取る。マゴメドシャリポフは右ストレート、スピニングバックキック、ダブルレッグからバックにつくと、両足を入れて足を四の字ロックしてバックキープする。このまま2Rを終えた。

3R、マゴメドシャリポフは左ミドル、顔へのスピニングバックキック。マティソンがダブルレッグに入ると、それを切ったマゴメドシャリポフがマティソンをケージに押し込む。離れたマゴメドシャリポフは左ボディ、右ヒジ、スピニングバックキック。今度は自ら組んでマティソンをケージに押し込み、首相撲からヒザ蹴りを狙う。距離が離れるとマゴメドシャリポフが左ミドル、スピニングバクフィスト、三日月蹴り、左ボディ、右ヒジ、三日月蹴りと猛攻。

マティソンがシングルレッグでマゴメドシャリポフをケージに押し込むが、マゴメドシャリポフはケージに体を預けてテイクダウンをディフェンスする。マティソンはしつこく組み続けるがマゴメドシャリポフを崩せない。

残り40秒でブレイクとなり、試合がスタンドに戻るとマゴメドシャリポフはスピニングバックキック、カポエイラキック、二段蹴り。マティソンが組むと、マゴメドシャリポフが豪快な投げでテイクダウンした。多彩な打撃と組みでマティソンを圧倒したマゴメドシャリポフが判定勝利を収めた。


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45 BELLATOR Bellator CS2024#03 MMA MMAPLANET o サルバツホン・ハミドフ マルシルリー・アウベス

【Bellator CS2024#03】ハミドフがTD&トップキープでアウベスに判定勝ち、無敗記録を16に伸ばす

<バンタム級/5分3R>
サルバツホン・ハミドフ(タジキスタン)
Def.3-0:30-27.30-27.30-27
マルシルリー・アウベス(ブラジル)

ハミドフがサウスポーのアウベスにインロー、ダブルレッグを見せる。さらにハミドフが左フックからダブルレッグ、右ストレート、右ミドルと攻める。アウベスもハミドフの左フックにシングルレッグを合わせて組むが、ハミドフがケージまで押し込む。

左腕を深く差した状態からヒザ蹴りと足への踏みつけを続けるハミドフ。アウベスも態勢を入れ替えるが、ハミドフはアウベスの後ろに回り込み、スタンドのまま足へのヒザ蹴りを繰り返す。ハミドフはアウベスを前方に崩しつつ、アウベスの左足に自分の左足をフックしてバックからRNCを狙う。最後はハミドフがハーフガードで上になったところでラウンド終了となった。

2R、じりじりと前に出るアウベス。ハミドフは右の三日月蹴りを見せる。アウベスは前に出て左フックを打ち込む。ハミドスフはダブルレッグに連続で入り、2度目のダブルレッグでテイクダウンする。

ハミドフはアウベスの右足を超えてハーフガードでトップキープする。アウベスの左腕を差して立ち上がるが、ハミドフがすぐにダブルレッグで組んでケージまで押し込むと、ここからバックを奪う。ハミドフは両足をフックして完全にバックを撮ると、パンチを入れながらRNCを狙う。この態勢のままラウンド終了となった。

3R、アウベスがジャブから前進。ハミドフは左フックを返す。アウベスが左ボディを打つと、ハミドフは右ミドルと右ストレート、シングルレッグからテイクダウンを奪う。ハミドフは上体にプレッシャーをかけながら、腰を上げてパスガードを仕掛ける。

アウベスも脇を差して展開を作ろうとするが、ハミドフのトップキープは強い。アウベスはハミドフの左腕をキムラに捉えて腕十字を狙う。ハミドフはこれにもすぐに対処して、再び上体にプレッシャーをかけてトップキープ&パスガード仕掛ける。このまま試合終了となり、ハミドフが判定勝利。これで戦績を16戦16勝とした。


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45 BELLATOR Bellator CS2024#03 MMA MMAPLANET o RIZIN ベラトール ホーゲル・ブランケ 太田忍

【Bellator CS2024#03】太田忍、危なげなくノースサウスチョークで一本勝ち「This is Japanese MMA!」

<バンタム級/5分3R>
太田忍(日本)
Def.1R2分18秒by ノースサウスチョーク
ホーゲル・ブランケ(スペイン)

ブランケがジャブとインロー、左ミドル。太田がその蹴り足をとってテイクダウンすると、パンチを落としながら飛び込む。インサイドガードでトップキープする太田。ブランケはケージまで移動するが、太田はブランケの頭をケージに押し付け、立ち上がってパンチを落とす。そのままサイドポジションにつくと、脇を差して起きてくるブランケにダースチョーク→ジャパニーズネクタイを狙う。ここからノースサウスチョークに移行し、最後は首だけを絞める形で一本勝ちを収めた。

危なげない試合運びで一本勝ちした太田は「I’m Japanese Ninja!This is Japanese MMA!」と絶叫。「ベラトールデビュー戦は派手に勝ちたかったのでミスなく戦うことができてよかったです。またベラトールに戻ってきてもいいし、RIZINでチャンピオンになって戻ってきて、もっと大きいチャンピオンを狙う試合をしたいです」と語った。


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45 AB BELLATOR Bellator CS2024#03 Brave CF Cage Warriors MMA MMAPLANET o PFL UFC   アーリーン・ブレンコウ カサン・マゴメドシャリポフ カスム・カスモフ カロリーナ・ソベック カヴァナウ サルバツホン・ハミドフ ジェイソン・ジャクソン ダルトン・ロスタ ピョートル・ヤン フランチェスコ・ヌッツィ ヘンリー・セフード ホセ・サンチェス ボビー・キング ポール・ヒューズ マテウス・マトス マルシルリー・アウベス モーガン・シャリエール ライカ ラマザン・クラマゴメドフ ローゲル・ブランケ 太田忍

【Bellator CS2024#03】計量終了 太田忍の後も─UFCを蹴ったヒューズや15-0のハミドフらに要注目!!!!!

【写真】上段左がヒューズ、右がカスモフ。下はハミドフとカサン(C)MMAPLANET

22日(土・現地時間)、アイルランドはダブリンの3アリーナで開催されるBellator CS2024#03の計量が、21日(金・同)に行われた。
Text by Manabu Takashima

日本から参戦する太田忍は135.6ポンドで問題なくクリアしており、対戦相手のローゲル・ブランケは132.9ポンド=60.28キロとバンタム級リミットを2ポンド以上も下回っていた。

日本との時差は9時間のダブリン、当然のように太田の試合は深夜になるが──その彼の試合をチャックするために夜更かしをするファンには、裏でUFCの中継も行なわれていることもあり、All Night LongでMMAを楽しんでほしい。そんなディープなファンに眠い目をこすりながらでも、チェックしてほしいファイターを4選手を同大会からピックアップしたい。


1人目は日本でも既に認知されているカサン・マゴメドシャリポフだ。カサンは早々にMMAから身を引いた天才=ザビットを兄に持ち、デビュー以来9連勝中。生涯成績が18勝1敗だったザビットが、5戦目で唯一の黒星を喫したことを考えると一つは兄の記録を越えたことになる。

まだBellatorフェザー級戦線でトップクラスとは当たっておらず、今回の対戦相手テイラー・マティソンも6勝3敗で育成枠的なカードともいえる。地道に強くなる道もあるが、プロとして上との試合が見たいと思わせるところに至ってないという現実が、カサンにはあるかもしれない。とはいってもカサンも23歳、そろそろプレリミから抜け出したいところだ。

今大会はそのプレリミであと2人、注目選手が戦う。太田のBellator初陣直後にマルシルリー・アウベスと戦うサルバツホン・ハミドフは、15勝0敗のタジキスタン人ファイターだ。今回がBellator3戦目で、過去2戦がフランス&イタリア大会だったことで、ヨーロッパ戦線要員という印象はある。

その半面、ケージの中のハミドフのパフォーマンスは凄まじい。前足を自由に使いこなす、組みに対応したMMAストライカーはハイだけでなく、前蹴り、左ミドルの威力も凄まじく、右オーバーハンドのキレからもポテンシャルの高さを感じさせる。ピョートル・ヤン、そしてヘンリー・セフードのトレーニングパートナーでもあるハミドフは、とにかく圧が強く殴っても蹴っても勝てて、テイクダウンからサブミッションでも勝てる。何よりコントロール&ドミネイトにも長けたウェルラウンダーだ。

続いてもう一人のバンタム級選手はプレリミメインで14勝2敗1分のブラジリアン=マテウス・マトスと相対するするカスム・カスモフだ。 戦績15勝1敗、BRAVE CF ~ Eagle FCを経てBellatorに辿り着いたロシアンは、テイクダウンを武器に削って首を刈り取るサブミッション・レスラーといえる。

自らも消耗するであろうレスリング勝負で上を取るや、足を抜きつつ強烈パウンドを打ち下ろす。ここから相手が起き上って来るならダース、背中を向けようならRNC、上を向いて耐えているとパウンドアウトか、足を抜いての肩固めというフィニッシュ・ラインナップを揃え持つ。メイン出場にならなかったのが不思議に思われるカスモフ、先に挙げたハミドフとともに──フランチェスコ・ヌッツィが負傷欠場となった太田忍の相手を務めてほしかったぐらいだ。

最後の1人はメイン、しかもコメインでBellatorデビューを迎えるポール・ヒューズだ。いや、正確にいえばヒューズの今回の試合はPFLと契約し、Bellator CSの地元興行の核としてボビー・キングを迎え撃つ形だ。

11勝1敗、Cage Warriors暫定フェザー級チャンピオンは非常に完成度の高いMMAを戦う、ジ・アイリッシュらしいMMAファイターといえる。テイクダウンやスクランブルでも粘り腰、しっかりと相手の攻撃を見切ることができる打撃戦と防御能力が高い。加えて下がって、打ち抜くことができるカウンター……特に被せて打っていく左フックのタイミングの良さは、目を見張るものがある。

2021年10月に現UFCファイターのモーガン・シャリエールを下したCage Warriors暫定フェザー級王座決定戦は、この年のUFC FIGHT PASSのベスト・ファイト・オブ・ジ・イヤーに選ばれている。ここまでの完成度の高さを誇り、Fight Passで知られたヒューズは、なぜUFCと契約したなかったのか。

もちろんUFCはオファーを掛けていた。しかし、27歳のヒューズはUFCの契約内容に──自分は決して若くない。キャリアを積むために銀行にお金を貯められないファイトを繰り返す年齢ではない──と首を縦に振らなかった。その結果、より良い条件と上の舞台を用意したBellator、いやPFLとの契約をヒューズは望んだわけだ。

ライト級でBellator戦績3勝3敗のベテランとのプロモーショナル・デビュー戦は、絶対的にヒューズのお披露目マッチの意味合いを持つ。そんな時に見られる好事魔多し、という現象が見られるのか。そこはキングの意地次第となるコメインだ。

■視聴方法(予定)
6月23日(日)
午前0時45分~ U-NEXT

■ Bellator CS2024#03計量結果

<Bellator世界ウェルター級選手権試合/5分5R>
[王者] ジェイソン・ジャクソン: 169.9ポンド(77.06キロ)
[挑戦者] ラマザン・クラマゴメドフ: 169.8ポンド(77.01キロ)

<ライト級/5分3R>
ポール・ヒューズ: 155.7ポンド(70.62キロ)
ボビー・キング: 156ポンド(70.76キロ)

<女子フェザー級/5分3R>
シネード・カヴァナウ: 146ポンド(66.22キロ)
アーリーン・ブレンコウ: 145.4ポンド(65.95キロ)

<ミドル級/5分3R>
ノルベルト・ノヴェニーJr: 185.8ポンド(84.27キロ)
ダルトン・ロスタ: 185.1ポンド(83.95キロ)

<ライト級/5分3R>
デラー・ケリー: 155.7ポンド(70.62キロ)
マチアス・ポアホン: 155.1ポンド(70.35キロ)

<バンタム級/5分3R>
カスム・カスモフ: 135.9ポンド(61.64キロ)
マテウス・マトス: 136ポンド(61.69キロ)

<148ポンド契約/5分3R>
ネイサン・ケリー: 145ポンド(65.77キロ)
ホセ・サンチェス: 148.8ポンド(67.49キロ)

<フェザー級/5分3R>
カサン・マゴメドシャリポフ: 145.8ポンド(66.13キロ)
テイラー・マティソン: 146ポンド(66.22キロ)

<バンタム級/5分3R>
サルバツホン・ハミドフ: 135.9ポンド(61.64キロ)
マルシルリー・アウベス: 136ポンド(61.69キロ)

<バンタム級/5分3R>
太田忍: 135.6ポンド(61.5キロ)
ローゲル・ブランケ: 132.9ポンド(60.28キロ)

<女子フェザー級/5分3R>
ミッシェル・モンテギュー: 143.7ポンド(65.18キロ)
カロリーナ・ソベック: 145.9ポンド(66.17キロ)

<アマMMAフライ級/5分3R>
ネイト・ケリー: 126ポンド(57.15キロ)
ポール・ノーラン: 125ポンド(56.7キロ)

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