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45 MMA MMAPLANET o UAEW UAEW57 フアン・プエルタ ブログ 藤田大和

【UAEW57】藤田大和、マウントをエスケープするや─待っていましたとばかりにギロチンでプエルタを破る

<59キロ契約/5分3R>
藤田大和(日本)
Def.1R4分50秒by ギロチンチョーク
フアン・プエルタ(米国)

サウスポーのプエルタ、互いにインローを蹴り合うと藤田は左アウトローを蹴り込む。踏み込んで右ダブル、、左カーフ、右に回りながら右ローを入れ、続いて右ミドルを思い切り藤田は決める。姿勢を乱したプエルタは立ち上がりつつシングルに出ると、ケージに藤田を押し込みボディロックから、トップを奪取。一気にマウントを奪う。プエルタは藤田の頭を抱えて、右のパンチを打ちつける。藤田はブリッジをするが、頭の上にケージが有り返せない。右で殴られ、エルボーを落とされた藤田は一瞬、背中を向けて反転。見事にお胸を合わせてトップを奪取する。

プエルタはハイガード、ケージを蹴って腰を切っていく。腕を抜いた藤田は思い切りパウンドを落とすと、プエルタが草刈りから蹴り上げる。一瞬、尻もちをついた藤田に対し、プエルタは起ち上がってテイクダンへ。藤田は待ち受けていたかのようにギロチンに捕える。ケージを蹴ったプエルタの前転に、マウント&ギロチンの態勢に持ち込んだ藤田が反転するや、観念したようにプエルタがタップした。

勝利の大絶叫を挙げた藤田は、両手を挙げ観客の声援に応えた。


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45 AB ACA DEEP DEEP124 J-CAGE KENTA News ブログ 三村亘 中村大介 五明宏人 奥山貴大 平松翔 延命そら 本田良介 水野新太 海飛 瀧澤謙太 狩野優 畠山祐輔 相本宗輝 高橋遼伍

【DEEP124】DEEP2025年のスタートはフェザー級GPから。海飛、相本、水野、世代超えなるか

【写真】ベテラン勢の粘りも当然、期待。上を連続で超えるチャンスが、若い選手にある(C)MMAPLANET

15日(水)、そして本日17日(金)とDEEPから3月15日(土)に東京都文京区の後楽園ホールで行われるDEEP124 Impactの対戦カードおよびフェザー級GP2025の出場メンバー等が発表されている。
Text Manabu Takashima

昨年度から佐伯繁代表が公言していたフェザー級GPが実現する。出場メンバーは──。
中村大介
芦田崇宏
高橋遼伍
海飛
相本宗輝
五明宏人
奥山貴大
水野新太──の8選手。1回戦の組み合わせは後日、抽選会で決定するとのこと。加えて3月23日(日)のニューピア大会=DEEP Tokyo Impacat2025#01で畠山祐輔×狩野優、4月6日(日)のDEEP Osaka Impacat2025#01で三村亘✖延命そら戦とリザーブマッチ2試合が実施されることも明らかとなっている。


また本日のプレスリリースでは瀧澤謙太×平松翔のバンタム級、本田良介×KENATのフライ級マッチという2つの3回戦と2回戦3試合も決定している。

この2つの3回戦はタイトル戦線に直結するマッチアップといえるだろう。一方、フェザーGPだがフェザー級王者の青井人の出場はなく、RIZINで常に試合機会があるという選手の里帰りもない。そんななか、注目は古い表現を使えば世代闘争といえるか。

海外、RIZIN、DEEPタイトル戦出場経験のある中村大介、芦田崇宏、高橋遼伍に対し、25歳の海飛、23歳の相本宗輝、そして22歳の水野新太が如何にぶつかって行くのか。相本と水野は7勝0敗、そして5勝0敗と揃って負け知らずだ。この真っ白なパワーと対照的なのが、勝ったり負けたりを繰り返しながら確実な成長を見せている海飛だ。

実弟の天弥とアゼルバイジャンへ出稽古に行くなど破天荒にすら感じられる我が道を往く路線。この気概が、飛躍に結びつくか。さらに伝統空手界の天才=五明宏人も、海飛と同様に躓きながら経験を積み重ねてきた。そして忘れてならないのがSBからの刺客=奥山貴大だ。SB日本ウェルター級王者は、昨年12月のGROUND ZERO TOKYO 2024で白川ダーク陸斗と対戦し──なんと掟破りの腕十字でMMAデビューを飾っている。

そんな奥山のDEEPフェザー級GP出場に際し、シーザー武志SB会長は「奥山から昨年 6 月ごろに MMA にチャレンジしたいと相談を受けて、12 月に開催したGROUND ZERO TOKYO 2024で白川陸斗選手とのRIZINルールの試合をマッチメイクしたのですが、奥山はそこで見事な一本勝ちを収めシュートボクサーの実力を証明してくれました。今回DEEP という本格的なMMAの舞台でトーナメントに挑むことになりますが、立技格闘技であるシュートボクシングのチャンピオンが頂点を目指して戦い勝ち上がる姿でファンに勇気や感動を与えて欲しいと思います。チャレンジ精神をもって頑張ってください」とリリースのコメントを寄せている。

投げがあるとはいっても、SBとMMAは全くの別モノ。KNOCK OUT Unlimitedルールのようにブレイクは早くない。そのなかでシュートボクサーの挑戦は、まさにシーザー会長が「子供の頃、夢を見ました」的なチャレンジ。村浜武洋を想い出せる──最強を目指す系譜、SBのDNAを見る思いだ。

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45 DEEP DEEP JEWELS o RIZIN TATSUMI ライカ 元谷友貴 平松翔 瀧澤謙太

【DEEP】瀧澤謙太vs平松翔が決定

288: 実況厳禁@名無しの格闘家 2025/01/17(金) 17:22:03.09 ID:PYOBFMZT0



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45 AB MMA o UFC YouTube

UFC 311 Islam Makhachev vs Arman Tsarukyan – LA CONFERENCE DE PRESSE EN FRANÇAIS

Hostilités au micro pour l’UFC 311 lors de la conférence de presse entre Islam Makhachev, Arman Tsarukyan, Merab Dvalishvili et Umar Nurmagomedov.

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45 AB DWCS MMA MMAPLANET o UFC UFC311 YouTube   ハオーニ・バルセロス ブログ ペイトン・タルボット

【UFC311】バルセロス戦へ、DWCS世代ペイトン・タルボット「試合に出るなら、フィニッシュを狙うべき」

【写真】何もずっと、目を見開いてるわけではない。スクショをお願いすると、この表情に。そして、少し髪の毛が短くなっていました(C)MMAPLANET

18日(土・現地時間)、カリフォルニア州イングルウッドのインテュイット・ドームで開催されるUFC 311「Makhachev vs Tsarukyan 2 」。マラブ・デヴァリシビリ×ウマル・ヌルマゴメドフという世界バンタム級選手権試合が組まれている同大会には、日本から中村倫也が出場しムイン・ガフロフと戦う。そんなバンタム級に熱視線が注がれるイベントでは、ペイトン・タルボットがハオーニ・バルセロスと相対する。
Text Manabu Takashima

キャリア9勝0敗、KO勝ちが7試合で一本勝ちが1試合という26歳。オクタゴンでは3試合連続のフィニッシュ勝利を収め、既にパフォーマンス・オブ・ザ・ナイトを2度も獲得している。

エキサイティングな試合をファンに提供することを当然と捉えるタルボットは、コンテンダーシリーズ世代を代表するファイターといえる。柔術とレスリングを融合させ、シャープな打撃を持つベテラン=ハオーニ・バルセロス戦を前にタルボットに話を訊いた。


──前回の試合前に初めてインタビューをさせていただいたのですが、そのヤニス・ゲムリ戦では19秒でKO勝ちを決め強いインパクトを日本のファンにも残しました。

「あんなに短い時間で勝てるとは思っていなかったけど、素晴らしいKO勝ちができた。今回の試合は、同じようにいくとは思ってない。でも同じようなインパクトを残せるよう戦うよ」

──試合中は凄く落ち着いていながら、殺気が感じられました。

「本当に? 特にポーカーフェースでいようとか考えているわけじゃないけど、試合は練習とは違うし。トレーニングをしてきたモノをケージの中で出すにしても、冷静ではいても殺気のようなモノがでてしまうのかもしれないね。

ただ、それが必要かどうかは分からない。対戦相手を殺してやるなんていう気持ちを常に持つ必要はないと思っている。それでも、そういう瞬間っていうのは訪れるものなんだろうね。殺気が感じられるっていうのは。まあ試合内容と対戦相手にもよるものだろうけど」

──2試合連続でパフォーマンス・オブ・ザ・ナイトを獲得していますが、プロMMAファイターとしてボーナスを獲得できる試合内容についてどのように捉えていますか。

「豪快なフィニッシュは欠かせないよ。サブミッションか、ノックアウト。この2つのうちのいずれかの勝利は、プロフェッショナル・ファイターとして必要だ。試合に出るなら、フィニッシュを狙うべきだ。僕の試合を見てくれた人が、エンジョイして次の日が楽しい1日になる。そうなってくれると、僕も嬉しいからね」

──素晴らしいです。今回のハオーニ・バルセロス戦もそのような試合になるのか、期待しています。

「調子は良いし、凄くハングリーだよ。もう、現時点でやるべきことは減量だけになった。ハオーニはスピードがあって、絶対的な経験の持ち主だ。爆発力もある。それでいて、まだブラジルの若い血が流れているような感じだよね」

──と同時にハオーニはタイミングと距離を測り、慎重な一面があります。でも、フィニッシュ力もある。

「僕の方が身長は高いから、距離を取るのは簡単じゃないだろう。それに一発のパワーが違う。僕の方が一つの攻撃で、よりダメージを与えることができる。僕のレンジは、彼に対するアドバンテージになるだろう。とはいっても、そのアドバンテージをポイントを取るために使うつもりはない。倒すために使う」

──ところで今大会のコメインでは世界バンタム級選手権が組まれています。勝利者予想をしてもらえないでしょうか。

「う~ん、凄く接戦になるだろう。興味深い試合だ。でも、僕はマラブ・ダヴァリシビリをピックするかな。ハイペースで戦い、9度倒されても10度立ち上がる。マラブはそんなファイターだから。ハードな状況になると、より強さを発揮すると思う」

──ウマル・ヌルマゴメドフはテイクダウンディフェンス力が高く、切って打撃を入れるという予想もありますが。

「そうかもね。テイクダウンを切ることもあるだろう。ただマラブは常にテイクダウンを狙っているのだから、そのなかの幾つかの試みを遮断することは可能だ。まぁ、僕はあまりウマルの試合をチェックしていないから、あまり彼のことは分かっていないんだけどね」

──押忍。ところで前回にインタビューをさせてもらった時に、中村倫也選手について尋ねたところあまり認識していませんでした。今回、同じイベントで戦う倫也選手のことはまだ視界に入っていないですか。

「まぁ、あまりね……。無敗で、屈強なレスラーといことは分かった。そこ以外は、まだ余り分かっていない。でも今日、彼を見たよ。強そうだった」

──なるほど。ペイトン、計量が近づいているなかメディアデーの翌日にも関わらず、インタビューを受けていただきありがとうございました(※取材は16日に行われた)。最後に日本のファンに一言お願いできますか。

「イタダキマス」

──そ、それは食事をする前に発する一言ですね(笑)。

「オオ、シ〇ト(笑)。ちょと、待って……。アーリガトーゴザイマス」

■視聴方法(予定)
1月19日(日・日本時間)
午前8時00分~UFC FIGHT PASS
午前12時~PPV
午前7時 30分~U-NEXT

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45 o 所英男

NONBEE!!! “グッドビアーのところ”SWEAT

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せんべろやらちょい飲みにハマり始めると同時にハマり始めたノンベーのノンベーによるノンベーのためのアパレルブランドNONBEE!!!。渋谷PARCOでのポップアップイベント呑平酒場に行ってはTシャツやスウェットを買い足してきたした。
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今年の年明けもレモンサワーを浴びながら物色。その時に気になりつつもスルーしてしまった"グッドビアのところ"SWEAT がオンラインストアで発売開始になります。

"グッドビアーのところ"。。。格闘技好きの方ならピンとくると思いますが、reversalから発売された所英男の"クリーニングのところ"のオマージュ作品。まさかまさかの所英男× NONBEE!!!のコラボが実現しました。

フロントにはジョッキに注がれるビールを模したデザイン。黒地に黄色がめちゃくちゃ映えます。さらに大きくグッドビアーの文字がプリントされてインパクトも申し分なし。格闘技色は皆無ですが、わかる人にはわかる、知る人ぞ知る感がたまりません。

スウェットの他に半袖Tシャツもあり、カラーも黒の他にパステルカラーもあり、目移りすること間違いなし。ビールは飲めないですが、グッドビアーのところスウェットを着るなら美味しく飲める気がしてきた。
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45 AB ABEMA DEEP MMA MMAPLANET o Shooto Shooto2025#01 キック シモン・スズキ チャンネル ボクシング ムクロック ライカ 亮我 人見礼王 修斗 内藤頌貴 大竹陽 安芸柊斗 宮城友一 山上幹臣 当真佳直 泰斗 清水俊一 田口恵大 知名昴海 空手 西尾真輔 西條英成 関口祐冬

【Shooto2025#01】新人王トーナメント決勝で田口恵大と対戦、知名昴海「範馬勇次郎の強さに憧れました」

【写真】昴海と書いて「すかい」と読む(C)SHOJIRO KAMEIKE

19日(日)、東京都文京区の後楽園ホールで開催されるShooto2025#01で、知名昴海がストロー級新人王を賭けて田口恵大と対戦する。
Text by Shojiro Kameike

知名は2022年の全日本アマチュア修斗選手権にて、ストロー級で3位になり翌年プロデビュー。ここまで3戦全勝、全試合でフィニッシュして新人王トーナメント決勝に進んでいる。現在18歳の知名が、如何にしてMMAの道に進んだのか。新人王獲得を目指す知名に、これまでのキャリアを訊いた。


――知名選手は2006年7月生まれ。ということは現在、高校3年生なのでしょうか。

「はい。今は通信制の高校に通っています」

――通信制の高校を選んだのは、プロを目指してMMAに専念するためですか。

「そうです。中学を卒業する時にはプロになることを目指していたので、たくさん格闘技の練習ができる環境を探していました。そこで格闘技コースがある八洲学園という通信制の高校を見つけて。八洲学園には格闘技だけでなく、スポーツ関係の人たちが入学しています」

八洲学園大学国際高等学校:
八洲学園では高校卒業の資格取得と、他の資格取得や各種専門分野を学習することができる。なかでもトップアスリートの育成を目指したコースでは、格闘技(ボクシング・キックボクシング・MMA・空手)の練習をしながら高校卒業の資格を取得することができ、日本全国の道場・ジムと提携している。

――なるほど。格闘技を始めた時期やキッカケなどを教えてください。

「もともとは4歳の時に空手を始めて、小学生の時に柔術、そのあとキックボクシングを始めて最後にMMAです。空手は白蓮会館で――『実戦カラテ』という言葉に惹かれました。小さい時から強くなりたくて、それを親に伝えて空手の道場に通わせてもらうようになりました」

――4歳の時、何かに憧れて強さを求めたのですか。

「アニメで『グラップラー刃牙』を視て、範馬勇次郎の強さに憧れました。そこで空手を始めたんですけど、全部ある格闘技はMMAだと思って、最終的にはMMAをやりたいと思いました」

――主人公の刃牙ではなく、地上最強の生物=範馬勇次郎に憧れる4歳児とは!

「アハハハ、そうなんです。空手は4歳から小5までやっていました。MMAをやるためには寝技も必要だなと思って、小3から柔術の道場にも入っています。最初は那覇にあったアクシス系のククロス柔術アカデミーに入って、ククロスが閉館してからは北谷にあるカルペディエム沖縄に行きました。今MMAでやっている寝技の形は、ククロス時代に覚えたものですね」

(上写真)昨年4月に高橋佑太をRNCで下してプロデビューを果たした知名。(下写真)1年後の2戦目は、ふじい☆ペリーにツイスターを極めている(C)SHOJIRO KAMEIKE

――キックボクシングは現在所属しているDROPで?

「はい。小6の時に空手を辞めて、MMAのためにキックボクシングを習いたいと思って――代表の宮城友一先生がMMAのファイターだったので、中1からDROPに入りました」

――格闘技以外のスポーツ経験はありますか。

「いえ、格闘技だけで他には何もやっていなかったです。小さい頃からMMAのチャンピオンになりたいと思っていました」

――……一番驚くのは、試合の時はあれだけイケイケな感じなのに、インタビューでは圧倒的にトーンが低いですね。

「あぁ、すみません! インタビューに慣れていなくて(苦笑)」

――いえいえ。ケージの中ではあれだけ打ち合い、マイクでもアピールできるのに(笑)。

「アハハハ」

――プロデビューから1戦目と2戦目は落ち着いてグラウンドで攻め込んで勝利しています。しかし3戦目の友利瑠偉戦はフィニッシュこそRNCであったものの、開始早々は激しく打ち合っていました。正直なところ、もっとリスクを下げる戦い方もあったかとは思いますが……。

昨年11月の友利琉偉戦はRNCで仕留めたものの、序盤はド派手な打撃戦に(C)THE BLACKBELT JAPAN

「なんだか流れで熱くなってしまいました(苦笑)。3戦目の相手は、どちらかといえば寝技が得意な選手だと聞いていて。だから自分は打撃で行くと決めていました。でも相手が打ち合ってきた流れで――最後は組んで、相手も疲れていたので一本取れましたけど……」

――相手は寝技が強いと聞いていたのに、相手のほうから打ち合ってきたから自分も熱くなってしまったと。

「そうです(苦笑)。打ち合いがあったからか当日はベストファイト賞を頂きましたけど、試合後は『危ない戦い方だ』と父から怒られました。次の試合は冷静に、作戦通り進めたいです。……MVPも欲しいですけど、今後も負けずに無敗で進んでいきたいですね」

――お父さんも何か格闘技をやっているのですか。

「父は柔術の茶帯です。今はDROPで宮城先生とMMA&キックボクシングの練習をしているほかは、THE BLACKBELT JAPANとクロスラインで練習させてもらっています。あと空いている時間は、家で父と一緒に練習しているんです。柔術やグラップリングの練習ができるように家のベランダを潰して、マットを敷いてくれました(笑)。あと妹もMMAをやっていて――」

――もしかしてDEEPジュエルスで戦っている、同じDROP所属の知名眞陽菜選手は妹さんなのですか。

「そうです! 自分が格闘技を始めたあとに、妹も僕の真似をして同じ流れでMMAを始めました。今16歳で、DEEPジュエルスでは2戦2勝です」

――そうだったのですか。ともに無敗、いずれ兄妹同時チャンピオンが実現するかもしれません。

「そうなると良いですね。妹に先を越されないように頑張ります(笑)」

――妹さんも含めて、今は沖縄から多くのプロ選手が誕生しています。修斗でもストロー級ランカーは沖縄在住選手が多いです。

「そうですね。ストロー級の選手が多いから、良い練習になります」

――次の試合で新人王を獲得すれば、次は上位ランカーとの対戦が待っているでしょう。現在の練習仲間と対戦することは意識しますか。

「……そうですね。THE BLACKBELT JAPANの選手練習に参加させてもらうようになったのが中3の時でした。当時は練習していても、先輩たちには全然敵わなかったです。でも今は――去年ぐらいから、少しは追いつくことができているかなって思います。昔はスパーで毎回極められていたけど、今は僕が極めることもできていたりとか」

――昨年、ですか。昨年4月にプロデビューして以降、何か気持ちの面で変化があったのでしょうか。

「それはあります。選手練に参加し始めた頃、僕はまだアマチュアでした。だからプロの選手に負けるのは当たり前だと思っていて。だけど自分もプロになり、『しっかり対等に戦えるようにならないといけない』と考えるようになったんです」

――結果、新人王トーナメント決勝に進出しました。決勝で対戦する田口選手の印象を聞かせてください。

「相手はストライカーで、次は作戦どおり戦いたいです。熱くならないように」

――先ほど言われたとおり、ストライカーに対しては寝技で挑む、と。

「アハハハ、作戦は秘密です。寝技だけじゃなく、ストライカーと打ち合える自信もあります。でもまずは勝って新人王を獲ることが一番なので、勝つための試合をします。

新人王決勝は2Rプラス延長1Rがあります。3R戦うことも想定して、スタミナをつけてきました。きっちりフィニッシュして勝ちたいけど、まずは確実に新人王を獲ります!」

■Shooto2025#01 視聴方法(予定)
1月19日(日)
午後6時00分~ ABEMA格闘チャンネル

■Shooto2025#01 対戦カード
<世界フライ級暫定王者決定戦/5分5R>
関口祐冬(日本)
安芸柊斗(日本)

<環太平洋ライト級選手権試合/5分3R>
[王者] エフェヴィガ 雄志(日本)
[挑戦者] 西尾真輔(日本)

<ストロー級/5分3R>
当真佳直(日本)
山上幹臣(日本)

<ストロー級/5分3R>
泰斗(日本)
内藤頌貴(日本)

<バンタム級/5分3R>
人見礼王(日本)
清水俊一(日本)

<インフィニティリーグ2024フライ級/5分2R>
大竹陽(日本)
亮我(日本)

<2024年度新人王Tライト級決勝/5分2R>
シヴァエフ(日本)
手島響(日本)

<2024年度新人王Tストロー級決勝/5分2R>
田口恵大(日本)
RISING SUN
知名昴海(日本)

<2024年度新人王Tフェザー級決勝/5分2R>
ヒカル(日本)
歩生(日本)

<2024年度新人王Tフェザー級決勝/5分2R>
シモン・スズキ(日本)
山本壮馬(日本)

<2024年度新人王Tバンタム級決勝/5分2R>
宮口龍鳳(日本)
恵真(日本)

<ウェルター級/5分2R>
西條英成(日本)
ムクロック(日本)

<バンタム級/5分2R>
御前昂史(日本)
菊西拓馬(日本)

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45 AB ABEMA MMA MMAPLANET o RIZIN Shooto Shooto2025#01 エンカジムーロ・ズールー チャンネル 修斗 安芸柊斗 川名TENCHO雄生 平良達郎 新井丈 海外 猿丸ジュンジ 石井逸人 関口祐冬

【Shooto2025#01】修斗開幕戦のメイン。安芸柊斗と暫定フライ級王座戦、関口祐冬「勝ち方もこだわって」

【写真】ベルトへ。この流れは昨年5月から始まっていた(C)MMAPLANET

19日(日)東京都文京区の後楽園ホールで開催されるShooto2025#01で関口祐冬が安芸柊斗と世界フライ級暫定王座決定戦で対戦する。
Text Takumi Nakamura

昨年5月に石井逸人に勝利し、フライ級チャンプ新井丈に挑戦するチャンスを待っていた関口。その新井が9月にRIZINでエンカジムーロ・ズールーにKO負けを喫し、最終的に今大会で暫定王座決定戦が組まれ、暫定王者が新井と統一戦を行うという流れに収まった。

正規王者への想い、暫定王座を争う安芸への想い、そして尊敬する猿丸ジュンジへの想い。関口にとってフライ級王座を巡る戦いは格闘技キャリアにおける大きな意味を持つものだ。


――安芸柊斗選手との世界フライ級暫定王座決定戦が迫ってきました。この試合は昨年11月の後楽園大会で発表されたカードで、あの場で関口選手は正規王者の新井丈選手をケージ内に呼び込んで保持している王座について問う一幕がありました。あれは事前に考えていたものだったのですか。

「僕が5月に石井逸人選手に勝ったあと、タイトル挑戦は新井選手待ちの状態だったんです。そのなかで新井選手が9月にRIZINで試合をすることになって、修斗のチャンピオンは防衛期間(※原則として1年以内に防衛戦を行わなければならない)があるので、それを超過することになったら新井選手が何かしらコメントすると思っていたんです。でもそれが一切なかったので、直接新井選手の口から修斗のベルトのことをどう思っているか聞こうと思いました。あの日、新井選手は会場にいると思っていたので、それでケージに呼び込んだ感じです」

――当日、新井選手の体調・コンディションを考慮して暫定王座が設けられることになったと説明があり、ケージに上がった新井選手からは「正直(返上は)俺が決めることじゃない」、「修斗から『返上しろ』と言われたらそれに従う。そうじゃなくて暫定王座戦を組んだということは安芸と関口じゃ荷が重いということなんじゃないんですか」という言葉がありました。

「ああ言われたら……納得せざるをえないですよね。そこは新井選手個人の意思だけじゃないだろうし、あの場で自分が言った通り、色々とコミュニケーションがあったなかでのことだと思うので」

――それと同時に新井選手からは統一戦を行う意思表示もあり、今後の流れも明確になったと思います。

「そうですね。ただタイトルマッチだからと言って特別な気持ちはないし、毎試合毎試合が大事で、一つでも落としたらそれを取り戻すのは本当に大変です。僕は目の前の試合に一つずつ勝っていくだけですね」

――では対戦相手の安芸選手についても聞かせてください。試合発表時には「安芸君は尊敬する先輩・猿丸ジュンジの同じ弟子だと思っているから本当はやりたくない」と話していましたが、試合が決まった時は複雑な心境でしたか。

「僕は猿丸さんを尊敬していて、安芸選手は猿丸さんと関係が深くて(※猿丸は安芸佳孝・柊斗の親子と対戦経験がある)、同じ猿丸一派としてはやりたくないですよね(苦笑)。ただ同じ目標に向けてやっている以上、どこかで戦うことになっていたと思いますし、対戦相手として見て純粋に強い選手だと思います」

――この試合に向けてどのようなことを意識して練習してきたのですか。

「基本的にはいつもと同じ練習ですが、フライ級は組みの強さが大事だと思うので、組みを強くする練習をしてきました」

――フライ級が組みの強さが大事だと思う理由はなんでしょうか。

「フライ級は体重が軽い分、打撃一発でKOすることが少ない階級だと思うんですね。(フライ級の)どの団体のチャンピオンを見ても、打撃を効かせても組まれる展開になるし、レスリング力・グラップリング力がより重要だと思っています」

――MMAPLANETでの過去のインタビューを読んでも分かる通り、MMAマニアともいえる関口選手ですが、そこは他のフライ級の試合を見ていても感じることですか。

「そうですね。それこそ大晦日RIZINの堀口(恭司)選手はエンカジムーロ・ズールーに打撃を効かされたけど、最後は組みの力で勝っていたし、逆に神龍(誠)選手は ホセ・トーレスに打撃を当てていたけど、グラウンドで下になる時間があって、それが判定に響いた。フライ級は打撃を当てても組みの攻防でどちらが有利に戦うかが判定に関わってくる階級だと思います」

――同階級の他の選手の試合を見て刺激やインスピレーションを受ける部分は大きいですか。

「早くあの選手たちに追いつきたいし、目指すものだと思うし。あとは純粋に強くなりたいという気持ちで、自分の階級の試合はよく見ます」

――前回の石井戦はケージに押し込まれた状態でのヒジでKOという珍しいフィニッシュでした。あのヒジについても聞かせてもらえますか。

「実はあのヒジは事前に練習したものじゃなくて、ケージに押し込まれた時に石井選手の頭がヒジを入れやすい位置にあったので、やってみようと思ってやった感じなんですよ。だから練習じゃできないことが試合で出ることもあるんだなと思いました」

――そうだったんですね。あの場面を想定して練習していた技だと思っていました。過去に練習していなかった技が出ることはありましたか。

「自分は腕十字が得意で、それが試合でパッと自然に出たことはありましたけど、ヒジは危ないからそこまで練習できないじゃないですか。きっとああいう技をやると練習仲間に嫌われるだろうし(笑)。軽く触るくらいでやったことはあるかもしれませんが、あれで倒そうと思って練習していたわけではないです。ただああいう態勢になったらヒジが入るイメージはあって、実際にあの場面はヒジを入れて腕のクラッチが緩まれば(タックルが)切れるくらいの感覚でヒジを出しました」

――なるほど。効かせるというよりも嫌がらせ的な攻撃だったんですね。

「はい。だからこそあれでKOできるとは思わなかったので、自分でも驚きました」

――偶然の産物ではあるものの、今後も使える技になったのではないですか。

「そうですね。修斗でも西川大和選手が下からのパウンドで相手(川名TENCHO雄生)をKOしたこともありますし、有効な技ではあると思います。もちろんガードで下になり続けるのはよくないし、基本的にガードでは打撃にこだわるよりも立ち上がった方がいいと思いますが、一つの攻撃方法として使える場面はあると思います」

――関口選手は現在3連勝中ですが、好調の要因をご自身ではどのように考えているのでしょうか。

「2019年6月に平良達郎選手に負けて、復帰するまでに1年3カ月くらい空いてるんですけど、その時に奥さんと出会ったんです。で、復帰後は新井丈選手以外には負けてないので、明確に変わったことと言えば奥さんと出会ったことですね。正直、平良選手に負けた後、もうMMAの試合はやらなくもいいかなと思ったんです。でも奥さんから『人生一回きりなんだから、もう一回頑張りなよ』と言われて、それでまた頑張ろうと思いました。復帰後はランキングにも入ってタイトルマッチまでいって、目標が明確になりましたね。自分にとって奥さんは格闘技に対する気持ちを上げてくれる存在でもあります」

――では今回の王座戦ではどんな試合を見せたいですか。

「僕は今までリスクを負わず手堅く戦って、相手の弱いところを突くような試合で判定で勝ちをあげてきました。ファンのみなさんが求める試合はできていないと思います。ただ今回はリスクを負ってでもフィニッシュして勝ちたい。これからちゃんと格闘技で食っていくためにはそういう試合をやらないといけないと思うし、プロでやる以上、試合で稼ぎたい。負けない試合じゃなくて、勝ち方にこだらないといけないと思っています」

――冒頭にも触れましたが修斗のベルトを巻くことへの思い入れとは?

「ベルトやタイトルというよりも、僕は猿丸さんがめっちゃ好きで、階級は違いますけど猿丸さんと同じ修斗のベルトを巻きたいです。実は猿丸さんも先に暫定王者になって、それから正規王者になったので、自分と同じシチュエーションなんですよ。猿丸さんの背中を追いかけるじゃないですけど、同じ道を辿りたいですね」

――しかも同じ猿丸一派の安芸選手とベルトを争うというのも運命的ですね。

「そうなんですよね。しかも猿丸さんからベルトをぶんどったヤツが新井選手なんで、その新井選手からベルトをぶんどりたいです」

――そこにもつながるわけですね。

「もっと言うなら新井選手がフライ級に上げて、最初の相手がランキングで1位の僕だったんですよ。それで僕が新井選手にやられてフライ級のベルトを持っていかれたので、自分が新井選手の勢いに火をつけてしまったという責任もあります。もしあそこで僕が新井選手を止めていたら、今のような状況にはなってないと思うし、そういう意味でも新井選手に勝って正規王者になりたいです」

――修斗のベルトを巻けば色々なチャンスにつながると思いますが、これからやっていきたいことはありますか。

「自分を応援してくれる人が少なかった頃は海外でやりたいと思っていましたが、応援してくれる人が増えてからはRIZINにも興味があります。RIZINにはフライ級の強い選手が集まっているし、それこそ新井選手は修斗の2階級王者としてRIZINに出て負けているじゃないですか。だから僕が新井選手からベルトを獲って、僕がRIZINに出て修斗王者の強さを見せたいです」

――今年のプロ修斗の開幕戦のメイン、どんな試合をお客さんに見せたいですか。

「きっと新井選手は僕の人間性は嫌いじゃないと思いますが、僕の試合は好きじゃないと思います(苦笑)。今回は勝ち方にもこだわって、新井選手が僕とやらざるをえない状況を作りたいですね」

――それでは最後にファンのみなさんへメッセージをお願いします。

「今回の試合、判定決着にはならないと思います。必ずフィニッシュして勝ちます。なのでぜひみなさんには会場まで足を運んでほしいです。大会を盛り上げるのは選手だけではなく、お客さんの応援や熱が必要だし、会場でしか味わえないものがあるので、ぜひ後楽園で僕の試合を見てほしいです」

■視聴方法(予定)
12月19日(日)
午後6時00分~ ABEMA格闘チャンネル

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[Heroes・1/21史竜クラス]反転柔術式125外伝1068

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[反転柔術式125]
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MC: QP (イデトモヒロ)

会話:井手史竜選手 (カルペディエム久留米代表)

日時:1/7(火)22:50 ~

取材:パラエストラ福岡イデDOJO・イデトモヒロ(qp)
   福岡県那珂川市道善2-40渡辺第2ビル2F
   HP⇒  http://idedojo.com​​​​​​​​​​

★すべて一発撮り!! ライブ感覚をお楽しみください!!

※当日の通信状況により、配信の乱れが生じる場合がございます。
※予告なく中断・中止等の可能性があります。

★チャンネル登録よろしくお願いします。

「井手史竜クラス」月2回開催!!

2025年
⭐️次回は1/21(火))予約受付中!!

★2月は24(火)&2/18(火)予約受付中!!

 ※「井手史竜 (Shiryu Ide)」・カルペディエム久留米代表
 場所:福岡県那珂川市道善渡邊第2ビル2F
    パラエストラ福岡イデDOJO

 時間:21:00~22:00 22:00~22:40

 クラス:ALL BELT

 参加基準:全てのアカデミー&サークル&個人

 参加費: ¥3,000 

 ※22時〜23時までオープンマットとなります。
 「井手史竜クラス」に参加された方はそのままご参加いただけます。
  予習復習にご活用下さい。

 ※外部からの参加希望の方は事前にこちらのフォームにご記入頂くと
  受付がスムーズです。ご協力よろしくお願いします。

  HP: idedojo.com ※お問い合わせフォームからどうぞ!
  参加希望者は 代表「イデ」までご連絡を
  携帯:080-4353-3515(イデまで)

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[大会イベント情報]

Next〜「福岡春日編」

⭐️2025年2/11(火・祝)
 「The 3rd Reversal Jiu Jitsu Cup In Fukuoka」

福岡県 春日市総合スポーツセンターサブアリーナ

  [柔術]
  ↓
https://asjjf.org/main/eventInfo/1654

※最終〆切は2月2日(日)迄

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< 井手智広 (いで ともひろ) プロフィール (最新)>

 代表:井手智広(BJJ黒帯弐段・柔道参段)

・パラエストラ福岡イデDOJO
 2010年8月OPEN〜現在も体験見学生徒募集中!!
 HP⇒ idedojo.com

・パラエストラ福岡イデDOJO鳥栖
 住所:佐賀県鳥栖市宿町620 鳥栖市民体育館柔道場

・パラエストラ福岡イデDOJO中津
 住所:大分県中津市本耶馬渓町跡田 本耶馬渓中学校 武道場

[YouTube番組]
・「バリカタTV」毎週日曜日生放送中 13:45~14:00
・「QP5 バリカタ外伝」不定期放送  

「QP」が興味を持ったり、話をしたいと思う人を
見つけたらいきなりその場で5分間のトーク番組が始まる。
完全ノーカット版 何が起こるかわからない。

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45 AB DREAM MMA UFC UFC311 ブログ ムイン・ガフロフ 中村倫也

【UFC311】必勝ガフロフ戦へ、中村倫也─01─「軸の創り方を見つめ直し、プチスランプになっていました」

【写真】風呂上りで、顔が真っ赤だった中村倫也。新陳代謝はすこぶる良さそうだった(C)MMAPLANET

18日(土・現地時間)、カリフォルニア州イングルウッドのインテュイット・ドームでUFC 311「Makhachev vs Tsarukyan 2 」が行われ、中村倫也がムイン・ガフロフと戦う。
Text Manabu Takashima

待ちがなく、過去にオクタゴンと向き合って来た相手とは別モノ。と同時に、2025年の飛躍の年にするには負けられないばかりか、フィニッシュが必要だと中村はガフロフ戦について語る。しかし、試合から1カ月と2週間前に撮影されたFight Farmにおける修斗世界バンタム級王者で、格闘DREAMERSの同期だった齋藤奨司とのスパーリング映像には『これで、大丈夫なのか』と不安になるしかない中村の姿が確認された。

あの動きが固く、テイクダウンを決まらない。息が上がるという姿は、一体なんだったのかを渡米直前の中村倫也に尋ねた。


迷いに迷って、さいたまスーパーアリーナに行きました(笑)

──オクタゴン3戦目が迫ってきました。渡米はいつに?

「今週の土曜日に現地入りします(※取材は9日に行われた)。UFCのスケジュールより2泊早く入る形ですね。月曜日入りだと、金曜日の計量まで時差が整わないで入ってしまう恐れがあります。この2泊があるだけでも違うかと思って。早く入り過ぎても練習環境が整っていないので、2泊か3泊早いのがちょうど良いかと思います。

ホテルのマットスペースが用意されるのも、月曜日からなので。この2日間は現地の空気に慣れて、ジョグをする。今回はFight Farmの齋藤奨司も同じ日に入ってもらうことになっているので、ちょっと向き合って確認作業をやろうかと。もう何をやるのかは決まっているので、その確認ですね」

──1月18日に試合がある。以前は正月は練習相手の確保が難しいという話がありましたが、その辺りは如何でしたか。

「大晦日まで選手練習で。EX FIGHTの(中村)京一郎なんかに付き合ってもらっていました。元旦は毎年お墓参りに行くのが恒例で。8キロほど走って、墓参りをしてきました。ちょうどピーキングが終わって、テーパリングに入る時期なので2日と3日は体を休めて、疲れを抜いていました。正月でなくても体の様子を見て、休むことはしているので大きな影響はなかったです」

──ではインフルエンザも流行しているし、大晦日の格闘技観戦は自宅でという感じだった?

「迷いに迷って、さいたまスーパーアリーナに行きました(笑)」

──アハハハハ。

「(堀口)恭司さんと元谷(友貴)さんの応援と、2人からパワーを貰おうと。でもズールー、強かったですね。テイクダウンをオフェンスにも使っていましたし、アレは想定外でした。ストライカーと思っていても、当たり前にああいう風に戦える。幅のあるMMAをやっていました。対して、恭司さんはしっかりと上を取ってハーフで抑えながら、コツコツなのに重いパンチを打っていた。分からない人も多いかもしれない、ああいう技が北米レベルだと改めて感じました。結果、見にいって良かったです。パワーを貰って、確実に追い風になりました」

半歩、届かない要因

──そんななかTHE 1 TVのグラジ029プレビューでは、モンゴル人ファイター分析という動画で解説を行うのと同時に、今回の試合に向けたFight Farmでのスパーリングの場面がありました。アップされた動画では未使用だった部分も気になったので拝見させてもらったのですが、撮影は12月5日だったので今から1カ月以上も前なのですが……正直、あの動きを見た時はどうしたんだと。

「あっ、そういう風に見えました。それこそ齋藤奨司とやっているMMAスパーですよね。あぁ、分かっちゃいました?」

──何か狙いがあるのだろうし、良くないところをあぶりだすための動きかもしれないと思いつつ、背中と首、頭が全く同調していて硬い。ブリキの人形かと……スミマセン、試合前に。

「いえ、まんまその通りで。ムイン・ガフロフ戦が決まり、今までの自分だと呑まれるかもしれない相手が来たなと。もう1回、一から創りなおそうと思ってやっていたんです」

──拳の届かない距離で、あの構えでバーンとダブルレッグに入るのは全然良いことだと思いました。足から尻、背中、肩、手と力が伝わっている。でも、相手の踏み込みに対して、その位置で同じ姿勢だと危ないだろうと。

「ハイ。ATTでは毎日のように色々なファイターと組み主体のスパーリングを続けて、組みの持久力なんかを積みかさねて創ることができました。その一方で、打撃の方はどう創っていくのか。迷いがあったんです。そこでマモルさんに、もう一度指導をお願いしようと思って。

あの日はマモルさんに指導されたことを試そうと思っていた日でした。自分の癖が色々と出てきて、分かり始めた時期だったんです。動きの癖もそうだし、レスリングでケガをした箇所が多くて、細かいことをいうと足首の腓骨と脛骨が開いていて抜ける。だから後ろ足がペタペタとくっつく癖があった。後ろに力を貯めているように見えて、ただ居着いているだけ。そんな打撃になっていると、外から見てもらって教えてもらいました。

それが半歩、届かない要因だったんです。あと一つ出したら、来たのをかわしてもう一つ出す。それが感覚的に遅れているという風にATTで練習している時から感じていました。奥手の突き方とか……。それは足下から関係していて」

──というのは?

「20年間、レスリングシューズを履いていて足の指をギュッと固めて、一つの関節のようにして足下を蹴ってきました。それをMMAははだしですから、指を一つ一つ開いて一つ一つ地面を掴む。あぁ、そこかっていう風に自分の癖と修正すべき点が、次々と見えてきたんです」

──ベースがレスリング、グラップリングのMMAファイターと元ストライカーのMMAファイターは基本、動きが違うのかと。いや打撃でも空手は前者ですね。ボクサーやキックの人と力の伝達や養成方法が違う。ボクサーの人って足、背中、頭と一定のリズムでも各々は違う動きができる。よって捻り効果などで、力を生むことができるのかと。奨司選手など、まさにそうで。倫也選手の力の伝え方はチンクチが掛かっているような……力を伝えるのは、和太鼓を叩くような感じで。対して、奨司選手はドラム。足の動き、手の動きがあってグルーブがある。そんなドラムの動きに対して、和太鼓の動きで危険な箇所を感覚的に掴むことも練習なのでしょうが「危ない。その頭の位置と動き」と映像を見て感じることがままありました。

「あぁ、ありがとうございます。そこまで見てもらって。実は、軸の創り方を見つめ直していました。僕には心地良い軸があって、そこをベースにして創りなおす。要は後ろに貯める軸だったのを、前側のお腹を突き出すんじゃないですけど、張って落として上半身の軸を前側で創る。体を一体化して相手の攻撃を外すことが前提としてできないと、自分の理想の格闘技が完成しない。それを完成させたいと思ってやっていたんです」

──中村倫也の完全体ですね。一番強い、構え。その時、腹が大切だと。そうでないと質量が落ちる。

「腹が弱いと、ダメですね。それが伝わってか、ミドルもガンガン蹴られます。そこの軸があって、僕の方でも一番遠いミドルをちゃんと蹴ることができる。その意識ですね。全体練習とは別に毎日5分5R、軸だけを意識してやってきました。

だからスパーでも、奥足の蹴りばっかになって(笑)。軸を創ることに加え、これまでにやってこなかった動きをする。それをすることで、スタミナが上がらない。むしろ落ちている」

──えぇ、それは一大事じゃないですか。

「後から気付いたのですが、横隔膜の使い方がいつもと違っていた。だから素直に上がり下がりがなくて、すぐに息が細くなって太い力がでない。そんな状況に陥っていたんです。テイクダウンの力もない。出しても、切られる。そんなプチスランプのような期間こそ、あの撮影をしてもらった時だったんです」

──なるほど!! 実はカメラさんがBGMを入れて撮っていたので結果的にほぼ使えなくなったのですが、逆に使わなく良かったかと。

「はい。あの時の動きは、あまり使ってほしいモノではなかったですね(笑)」

<この項、続く>


■視聴方法(予定)
1月19日(日・日本時間)
午後8時00分~UFC FIGHT PASS
午前12時~PPV
午後7時 30分~U-NEXT

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