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45 AB MMA MMAPLANET o Shooto Shooto2025#01 キック 修斗 安芸柊斗 関口祐冬

【Shooto2025#01】千載一遇のチャンスを逃さず。関口が安芸にRNCを極めてフライ級暫定王座を獲得

<修斗世界フライ級暫定王座決定戦/5分5R>
関口祐冬(日本)
Def.4R3分24秒 by RNC
安芸柊斗(日本)

サウスポーに構える関口。安芸が右から前に出ていくと、関口はサウスポーにスイッチする。安芸は右ストレートを当てると、右ストレートから左フック、左フックから右、右から左フックとパンチをまとめる。さらに安芸は右カーフ、左フックから飛び込んで右ストレートを打ち込む。関口も右を返し、ダブルレッグで組みつくが安芸は倒せない。

試合がスタンドに戻ると関口はガードを下げて右カーフ、スピニングバックフィスト。安芸がサウスポーに構えると、関口もサウスポーから左ローを蹴る。安芸が四つで組んで関口をケージに押し込みつつ、離れるとオーソドックスに構える。関口がスピニングバックキック、サウスポーにスイッチする。安芸は右ストレートから左フック、関口はオーソドックスに戻して右カーフとスピニングバックキック。関口は構えを何度もスイッチし、安芸はそこに右カーフを蹴る。安芸もスイッチしながら左フックで前に出る。

2Rはオーソドックス同士でスタート。関口がインローと前蹴り、ジャンプしながらの右ハイを蹴る。安芸は右の前蹴りをボディに突き差し、関口の組みを切るとプレッシャーをかけて右のボディストレートを打ち込む。安芸は関口のパンチをバックステップでかわして右フック、ジャブを入れつつ右ストレートのカウンターを狙う。関口も右ストレートで飛び込み、変則的な蹴りを見せるが当たらない。

安芸は左フックからシングルレッグに入ると、関口の体を持ち上げるようにテイクダウンする。ここは安芸が深追いせずにブレイクを待つ。試合がスタンドに戻ると安芸が右カーフ。安芸は関口の攻撃を空振りさせて右ストレート、前に出る関口にシングルレッグを合わせてがぶって、グラウンドで上になる。関口が下から安芸を蹴り、安芸が離れたところでブレイク。再開後、安芸がダブルレッグでテイクダウンを奪う。

3R、関口が左右のフックで前進。左フックから安芸に組みつくと、シングルレッグで安芸をケージに押し込む。ここから関口がテイクダウンを仕掛けると、安芸は立ち上がって距離を取る。安芸はじりじりと前に出てジャブを突く。関口も右カーフを蹴ってダブルレッグに入るが、安芸ががぶる。関口がシングルレッグで安芸をケージまで押し込み、安芸は左手でギロチンを狙う。

関口はテイクダウンしてサイドポジションで抑え込み、バンフルーチョークのプレッシャーをかける。安芸も半身になって体を起こし、関口の体を足ではね上げながら、がぶって立ち上がる。試合がスタンドに戻ると安芸が左フック、関口も左フックから右ロー。ダブルレッグでテイクダウンすると体を起こしてパンチを連打する。

4R、関口が右ストレートで前に出る。安芸は左ストレートを返し、関口がダブルレッグに入ると、安芸がそれを切ってがぶる。関口がハーフで引き込むと、左腕にキムラを狙いつつ半身になって体を起こす。安芸は関口を寝かせながらバックに回ろうとするが、関口も正対してダブルレッグで押し込んでバックを狙う。ここは安芸も正対して離れる。

関口が右カーフ。これで安芸がバランスを崩すと、すぐにパンチを入れて安芸のバックについてRNCへ。関口は一度サイドで抑え込んでマウントに移行してパンチを落とし、再びバックに回ってRNCへ。これで安芸からタップを奪い、関口が一本勝ちで暫定王座のベルトを巻いた。


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45 MMA MMAPLANET o Shooto Shooto2025#01 エフェヴィガ雄志 ライダーHIRO 清水俊一 西尾真輔

【Shooto2025#01】スクランブル出場のライダーをRNCで仕留めたエフェヴィガーー試合後に本音が爆発

【写真】エフェがバックからパンチを全力で打っていないように見える場面もあった。試合後に語った内容に完全同意だ(C)MMAPLANET

<ライト級/5分3R>
エフェヴィガ雄志(日本)
Def.1R4分33秒 by RNC
ライダーHIRO(日本)

当初は環太平洋ライト級王者エフェヴィガに、西尾真輔が挑むタイトルマッチが予定されていた。しかし西尾が減量中に体調不良で病院に搬送される事態に。試合に出場できない西尾に代わり同じジムのライダーHIROが、通常はバンタム級で戦っているにも関わらず、スクランブル発進でエフェヴィガとーーライト級で対戦することとなった。

両者が向かい合うと、当然のことながら体格差が目立つ。試合が始まり、エフェヴィガの左ミドルでライダーが吹っ飛んだ。エフェヴィガの打撃に対し、下がり続けるライダーがシングレッグで飛び込む。これをスプロールしたエフェヴィガはスタンドに戻ると左ストレートでダウンを奪った。エフェヴィガがパウンド&ヒジを連打し、さらに左へパスを狙う。ハーフガードのライダーが右腕を差し上げる。そのライダーの顔面に左の鉄槌を落とすエフェヴィガが、立ち上がって離れた。

スタンドに戻ると、ライダーがケージづたいに回る。ライダーのテイクダウンは通じず、エフェヴィガがガブってバックへ。右足を差し入れたエフェヴィガがバックコントロールからパンチを打ち込む。ライダーが正対するとエフェヴィガがスタンドに戻った。ライダーのテイクダウンを切ったエフェヴィガが、バックからパンチを打ち込むが―――力を抑えているようにも感じられる。最後はエフェヴィガがRNCでタップを奪って試合を終わらせた。

勝者のエフェヴィガに笑顔はない。それはそうだ。普段はバンタム級で戦っている選手がライト級の試合に、しかもスクランブル出場で臨む。MMAでは2階級ーーリミットには約9キロの差がある。

そもそもライダーについてはMMAPLANETのインタビューで、兄の清水俊一が自身の出場について「弟(ライダーHIRO)に話があったんですけど、仕事の都合で1月は試合が出来ないということになって」と語っている。バンタム級のオファーを断っているライダーが、たとえライト級での代役出場を「直訴」したとしても、それを許可しないのがプロモーターや競技運営団体の役割ではないのか。それだけ危険をおかして試合を組む必要があるのか。何もなかったから良かった、ではない。何かあった後では遅いのだ。

マイクを握ったエフェヴィガも「見てのとおり、試合にならなかった。RNCで終わって良かったです。遊びでやっているわけじゃない。これで取り返しのつかない怪我に繋がっても仕方ない。相手にとっては幸運な終わり方だったと思います」と語り、首をかしげた。さらに「自分が試合をする理由は、仲間たちやお客さんのおかげで試合ができるので、精一杯恩返しがしたいから」と――このエフェヴィガの言葉を、関係者はしっかりと受け止めてほしい。


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45 MMA MMAPLANET o Shooto Shooto2025#01 山上幹臣 当真佳直

【Shooto2025#01】山上が1Rのピンチを乗り越えてTD&トップキープで挽回。判定2-1で当真に競り勝つ

<ストロー級/5分3R>
山上幹臣(日本)
Def.2-1:29-28.29-28.27-30
当真佳直(日本)

サウスポーの山上に対し、当真が左右のフックで前進。ニータップで組みつこうとする。山上はバックステップでかわす。一旦距離を取った山上はインロー、右ジャブをつく。当真が右フックから組みついてテイクダウンすると、山上が体を起こしたところでギロチンへ。これがかなり深く入るが、山上は腰を上げてディフェンスする。当真の腕が外れると、山上は立ち上がる当真をにケージに押し込む。

ここでもギロチンを狙う当真だったがブレイクとなる。再開後、山上がワンツー。当真も右フックを返す。さらに当真が右から左フック、続く右フックを当てて、山上からダウンを奪う。山上もすぐに組みつき、当真がケージを背にした状態でギロチンを狙ってブレイクとなる。再開後、山上がインローとジャブ、当真はシングルレッグのフェイントを入れて左フックを打つ。山上は当真の蹴り足をキャッチしながら左ストレートで前に出て、当真をテイクダウンする。山上が当真をケージに押し込む形で1R終了となった。

2R、山上が蹴りのフェイントからインロー、左ストレートを打ち込む。当真も左フックを打ち返すが、山上が左ストレートを当ててテイクダウンを奪う。ここでも当真がギロチンを狙い、山上がサイドポジションでトップキープする。当真は足を一本戻してギロチンを狙って、クローズドガードまで戻す。山上は細かく鉄槌とヒジを落とすが、当真も下からパンチを返す。このラウンドも山上がトップキープし、終了間際に体を起こしてパンチを落とした。

3R、先に組みつく当真だったが、山上が当真をケージに押し込む。一度は距離が離れるが、すぐに山上が当真をケージに押し込んでシングルレッグへ。当真は組まれたままヒジを連打するが、山上が当真に尻餅をつかせる。当真は左手でギロチンを狙いつつ、ケージに背中を預ける。山上は左腕で当真の上体を寝かせてサイドポジションで抑え込む。

山上はこのままトップキープして細かくボディにパンチを入れる。当真は半身になりつつガードに戻し、ブレイクとなる。再開後、山上が右フックと左のヒザ蹴り、左の前蹴りからダブルレッグに入る。当真はここにギロチンを合わせるが、山上が頭を抜いてパンチを落とす。ここで試合終了となり、山上がスプリット判定で当真に競り勝った。


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45 MMA MMAPLANET o Shooto Shooto2025#01 内藤頌貴 泰斗 田上こゆる

【Shooto2025#01】ストロー級に切り込むベテラン内藤。左ミドル&ローを駆使して泰斗をフルマークで下す

【写真】沖縄勢の田上こゆる包囲網が形成されたストロー級に、ベテラン内藤が切り込む(C)MMAPLANET

<ストロー級/5分3R>
内藤頌貴(日本)
Def.3-0:30-27.30-27.30-27.
泰斗(日本)

サウスポーの内藤が右ジャブを放つと、泰斗が左ローを合わせた。内藤も右ローを返す。ガードを固め、フェイントからプレスをかける泰斗。内藤がケージ中央に戻す。ローを打ち合う両者、内藤がワンツーを伸ばした。泰斗がダブルレッグで飛び込むも、これは距離が遠くスプロールされる。内藤の右ジャブに合わせて泰斗がシングルレッグで組み、内藤に尻もちを着かせてケージに押し込んだ。内藤はケージに背中を着ける。右足を挟んだ泰斗が内藤の左足首を掴むが、ここは内藤が立ち上がった。体勢を入れ替えた内藤が、泰斗をケージに押し込み肩パンチを連打した。

2R、内藤が左右ロー&カーフを散らす。右ジャブを突くと、泰斗が足を滑らせた。そのまま泰斗がニータップで入るも内藤がかわす。ケージ中央で内藤が右スピニングバックフィストを見せた。右ジャブで泰斗にケージを背負わせる内藤が、左ミドルで追撃する。泰斗も内藤の左ミドルに左フックを合わせていく。左ストレートをボディに伸ばす内藤。頭を下げる泰斗に右フックから左ミドルへ繋げる。しかし泰斗が左フックを返すと、内藤もバランスを崩した。

内藤が右カーフを繰り出すと、泰斗の左フックが内藤の顔面を捉える。左ミドルを効かせた内藤が、さらに左跳びヒザへ。耐えた泰斗が組みつき、ボディロックで内藤をケージに押し込みながらバックに回った。しかしバックマウントまでは奪えず、内藤がトップを奪取する。内藤がパスを狙うと、泰斗がフックガードから跳ね上げ、前に落ちた内藤からトップを奪ってラウンドを終えた。

最終回、両者が飛び出した。内藤が右ジャブを突き、泰斗の動きに合わせて左ミドルを打ち込む。泰斗のダブルレッグに左ヒザを合わせる内藤。しかし泰斗がそのままドライブした。内藤は両ヒザを着いてケージに背中を着けて耐える。両腕を差し返した内藤は、ボディにヒザを突き刺しながら押し倒す。そのまま背中を着かせた内藤がパスを狙う。

ハーフで凌ぐ泰斗に対し、内藤はパウンドと肩パンチで削る。上半身を起こした泰斗に再び背中を着かせた内藤は、両腕を差し上げて左側へパスする。サイドから左肩パンチで削る内藤に対し、泰斗がガードに戻したが、そのままボトムを強いられて試合を終えた。

試合終了と同時に、両手を広げて勝利をアピールする内藤。裁定はジャッジ3者がフルマークをつける判定で内藤が勝利した。


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45 Gladiator ブログ 修斗

修斗250119:第9試合・当真佳直 vs. 山上幹臣

ストロー級

リバーサルジム沖縄所属の当真は2020年以降の8試合すべてが沖縄での試合で、現在6連勝中。ランキングは2位。現王者の田上こゆるとは2022年に対戦しており、判定勝ちしている。28歳。

山上は2011年にストロー級王座を獲得したが、フライ級に上げてROAD FCで2連敗し、一時引退。昨年5月、GLADIATORで10年ぶりに復帰するも3RKO負け。しかし、9月に12年ぶりに修斗に参戦すると、いきなりランカーの黒部から1Rフロントチョークで一本勝ちした。ランキング7位。37歳。

オーソドックスの当真にサウスポーの山上。右オーバーハンドで飛び込んだ当真だが山上はかわす。当真タックルへ。テイクダウンすると首を抱えた。山上立つが、当真はギロチンに捕らえて引き込んだ。アームインからノーアームに切り替えた当真だが、外して脱出した山上。すぐに立ち上がる当真に山上がタックルに入るが、また首をギロチンに抱える当真。山上が押し込んでボディを殴るがブレイクがかかる。山上の左がヒットするが当真の右もヒット。当真詰めて左フックから右を打ち込み山上ダウン!すぐに詰めてパウンドを入れる当真。立ち上がる山上だが、また首をギロチンに抱えた当真。またケージに押し込んで凌ぐ山上。ブレイクがかかる。残り1分。左フックをヒットさせる当真。山上は当真の足をキャッチしてタックルへ。テイクダウン。残り30秒。当真は下からホールドして凌ぐ。1R終了。

2R。左を入れる山上。当真の左がヒットすると山上タックルに。当真は引き込んでハイエルボーギロチン。しかし山上はサイドに出て外した。押さえ込みながら脇腹にヒザを入れる山上。ハーフに戻した当真がまた首を抱える。またギロチンを仕掛けたが、首が抜けて外れる。当真のガード。山上がパウンド・ヒジを入れる。脇腹を殴る山上。残りわずかで体を起こして強いパウンドを入れた。2R終了。

3R。当真からタックルに入るが、受け止めた山上が逆にタックルからテイクダウンを狙う。足を払って倒そうとしたがこらえる当真。ケージを背負いながらヒジで抵抗する。ダブルレッグに入る山上の側頭部にヒジを連打するが、山上は打たれながらテイクダウン。パンチで抵抗する当真。山上が押さえ込もうとする。こらえていた当真だが、山上がサイドで押さえ込むことに成功。押さえ込みながら細かいパンチを入れる山上に対し、当真は下からヒジを脇腹に入れる。マウントを狙う山上だが、ガードの中に入れた当真。残り45秒でレフェリーがブレイク。山上飛びヒザからタックル。当真ギロチンで引き込んだ。絞めるが残り10秒で首を抜いた山上。上からパウンドを入れタイムアップ。

判定30-27当真、29-28山上、29-28山上。2-1のスプリットで山上勝利。

2R・3Rは当真の打撃・ギロチンの仕掛けと山上のコントロールで判断が分かれたか。

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45 AB MMA MMAPLANET o Shooto Shooto2025#01 ブログ 人見礼王 清水俊一

【Shooto2025#01】人見礼王が1・2Rは打撃でリードするも、3R終盤の減点で清水俊一とドロー

【写真】人見がグラウンドで清水の顔を蹴った…というよりも足が当たった形で減点。人見にとっては悔やまれるドローだった(C)MMAPLANET

<バンタム級/5分3R>
人見礼王(日本)
Draw.0-0:28-28.28-28.28-28
清水俊一(日本)

いきなりサウスポーの人見がスピニングバックキックを繰り出す。組みつこうとする清水だが距離が遠い。清水がインローを蹴ると、人見が右の蹴りと左ミドルを返す。人見は左ストレートから前進し、清水がケージを背負うと左ミドルを蹴る。さらに人見は右のサイドキックと左ミドル。清水は人見が前に出たところでシングルレッグで組んで、人見の左足に絡む形でハーフガードで引き込む。

人見は右ヒジを落としつつ、清水の背中をマットにつけさせ、清水の右腕にアメリカーナを狙う。ここで両者の動きが止まってブレイク。再開後、人見がスピニングバックキックを見せ、前に出て左ストレートを打つ。ここで清水がシングルレッグで組んでテイクダウンすると、人見は清水の左腕にキムラを狙う。

2R、人見が打撃のプレッシャーをかけて前に出る。清水は細かいステップから組みのフェイントを入れて右ミドル。人見はインローを蹴り返し、右フックで飛び込みつつ左ミドルを蹴る。清水が前に出ていくと、人見が右フックから左ストレート。人見はこの左ストレートを顔とボディに打ち分け、右フックにつなげる。前に出る清水が右ストレートから組みつくと、人見は両差しで清水をケージに押し込む。

ブレイク後、人見が右のフェイントを入れ、清水の右ミドルに右フックを合わせる。清水は細かく右ストレートで前進。人見は右フックを返し、左アッパーと右フック、左のロングフックを打ち込む。清水が右ミドルを蹴り、ダブルレッグから引き込むと、人見はハーフガードからヒジを落とす。

3R、人見が右フックから左ストレートで飛び込むと、清水のインローがローブローとなる。インターバル後、人見がステップしながら右フックを打つが、ここで足を負傷したか、人見はステップを踏めずに足が止まる。清水は前に出て左フックを当て、人見は右フックと左ミドルを返す。

ここで清水がシングルレッグでテイクダウンすると、人見の後ろに回り込む。清水は立ち上がろうとする人見を寝かせ、足を四の字に組む。清水は細かいパンチを入れながら腕十字を狙い、人見も足を外して正対しようとするが、清水がバックキープを続けて人見の右足に二重絡み・シングルバックへ。ここで清水が股裂きのような形になると、人見の左足が清水の顔面に当たってしまい、清水にインターバルが与えられ、人見は減点1となる。

同じ状態から試合再開となり、両者が足関節を狙いあったところで試合終了。判定はジャッジ3名とも28-28のイーブン、人見としては3R終盤の減点1が悔やまれるドローとなった。


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45 AB MMA o YouTube チャンネル 竹浦正起

システマ東京の北川さんに柔術に役立つシステマを教えてもらった

システマ東京
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【竹浦正起のX】
https://x.com/MasakiTakeura

【BJJ LAB公式X】
https://x.com/bjj_laboratory

【竹浦正起Instagram】
https://www.instagram.com/masakicdbjj/

【BJJ LAB Instagram】
https://www.instagram.com/bjj_lab_/

【竹浦正起Voicy】
https://voicy.jp/channel/3366

【新R25紹介記事】
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45 MMA MMAPLANET o Shooto Shooto2025#01 田口恵大 知名昴海

【Shooto2025#01】好勝負が展開されるも田口のグラウンドヒザ=残念な反則決着に。知名が新人王を獲得

【写真】知名、田口ともに良さが出ていた試合内容だけに反則決着は残念。決着戦が見たい(C)MMAPLANET

<2024年度新人王Tストロー級決勝/5分2R>
知名昴海(日本)
Def.2R3分47秒 by DQ
田口恵大(日本)

サウスポーの知名に田口が左ローを放つ。右手を伸ばして距離をはかる知名に対し、田口はローから攻めていく。左前蹴りを見せる知名は、軽くパンチから組みに行くも、バックステップでかわされると深追いはせず。鋭い左ローを極め続ける田口に、知名が左ストレートからボディロックで組んだ。左足を刈るも倒せず、ケージに押し込みながら左ヒザを顔面に突き上げる。さらに小外刈りで揺さぶるも、田口が左腕を差し上げている。

田口も右ヒザを突き上げ、大外刈りでクリーンテイクダウンに成功した。背中を着かされた知名が左オーバーフックへ。田口が右パウンドを浴びせる。頭を着けて抑え込む田口の左腕をキムラで抱える知名。そのままスイープを狙うも、一度返された田口がトップを維持する。知名は腕を離さず、伸ばしながら腕十字にも移行しようとしたところでラウンド終了のホーンが鳴った。

最終回、田口の左ローが当たる。知名が飛び込み、田口にヒザを着かせて、そのままドライブした。左腕を差し上げる知名。田口も右オーバーフックで投げを打つ。耐えた知名は、立ち上がる田口をケージに押し込んだ。ボディロックから小外刈りで崩した知名がバックを狙う。ハーフバックの状態からトップに回った知名がパスを仕掛けるも、田口がフックガードで守る。

さらにラバーガードからヒジを打ち込む田口。知名は右側へ足を一本越えた。知名が田口の右腕をすくうと、田口はブリッジでトップに。そのまま右腕をキムラで抱えている田口が腕を伸ばしながら上になり、胸を合わせて腕を伸ばしにかかる。田口は体を起こしてケージに背中を着け、キムラにこだわる知名から離れる。

右オーバーフックから投げを打った知名の顔面に、棚口が右ヒザを突き刺すも、これは知名が左手を着いた状態であり反則だ。審判がスルーすると、さらに田口はケージ際で知名が手を着いている状態で顔面にヒザを浴びせてしまう。うずくまる知名、レフェリーが割って入った。ここで田口に反則があったとして、知名にドクターチェックが入る。試合続行不可能と判断され、知名が反則勝ちが新人王を獲得した。


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45 MMA MMAPLANET o UFC UFC311 アルマン・ツァルキャン イスラム・マカチェフ ヘナト・モイカノ ベニール・ダリューシュ

【UFC311】「このベルトが欲しければケージに来い」マカチェフが代役モイカノにダースを極めて王座防衛

<UFC世界ライト級選手権試合/5分5R>
[王者] イスラム・マカチェフ(ロシア)
Def.1R4分05秒 by ダースチョーク
[挑戦者] ヘナト・モイカノ(アルメニア)

当初、マカチェフはアルマン・ツァルキャンと対戦予定だったが、大会前日にツァルキャンが欠場。同大会でベニール・ダリューシュと対戦予定だったモイカノが急遽マカチェフに挑戦することとなった。

サウスポーのマカチェフに対し、モイカノがインローと右ミドルを蹴る。マカチェフも左ストレートから前に出るが、モイカノは」左フックを返してインローを蹴る。マカチェフは左ストレートと左ハイ、モイカノはやはりインローを蹴る。マカチェフは右手を細かく動かして左ミドルにつなげる。モイカノも左を返してインロー、マカチェフは左ストレートを伸ばす。

マカチェフが右・右フックから左ストレートで前に出ると、モイカノが右ストレートから左フック。これで尻餅をついたマカチェフだが、すぐに立ち上がって左ストレートからのニータップでテイクダウンを奪う。モイカノの右足を超えてハーフガードでトップキープするマカチェフは細かくパンチを入れる。モイカノも足を戻して距離を取り、体を起こして立ち上がろうとするとマカチェフがモイカノをがぶって右腕を深く入れてダースチョークへ。これでモイカノからタップを奪い、マカチェフが一本勝ちで王座防衛に成功した。

試合後、マカチェフは「いつもフィニッシュを狙っている。口だけじゃない。対戦相手が少しでも隙をみせれば、そこをつく。1日前に対戦相手が代わることも気にしない。この体重にして、ケージの前に立ち塞がる人間と戦う。このベルトが欲しければケージに来い」とベルトを肩にかけてコメント。敗れたモイカノは「1日前じゃない。人生のなかで、得た機会だ。この時のために生きてきたから、とても悲しい。今日、イスラムは僕よりずっと良かった。色々と話すことはあるけど、今じゃない。僕は終わらない。また、このようなチャンスが巡ってきたらベストを尽くす」と語った。


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45 MMA MMAPLANET o UFC UFC311 ウマル・ヌルマゴメドフ ダナ・ホワイト マシン マラブ・デヴァリシビリ

【UFC311】人間永久電池。序盤劣勢のデヴァリシビリがRが進むほどウマルを圧倒、3-0で防衛に成功

<UFC世界バンタム級選手権試合/5分5R>
マラブ・デヴァリシビリ(ジョージア)
Def.3-0:49-46.48-47.48-47
ウマル・ヌルマゴメドフ(ロシア)

サウスポーに構えたウマル。デヴァリシビリと同様に、すぐに距離を詰めることはなく様子見で距離を取る。蹴りの間合いから、右ジャブを伸ばしたウマルはデヴァリシビリの左ローに左を合わせていく。直後に距離を詰めて、押し倒すように突っ込んだデヴァリシビリはすぐに起き上ったウマルにボディショットを入れる。続いてボディから左右のフックは空振りとなったチャンピオンは、続くシングルレッグを切られると同時に右フックを2発見せた。

ウマルが左ミドルを届かせ、右ミドルからワンツー。距離が近づくと、逆にシングルレッグを仕掛ける。反転して足を抜いたデヴァリシビリに、ウマルは跳びヒザを狙う。これは空を切り、ウマルは蹴りからテイクダウンへ。受けのレスリングも強いデヴァリシビリはパンチが届く距離で拳を振るう。しかし、間合いを取り直したところで右ストレートを被弾。インパクトで挑戦者がとってもおかしくないラウンドとなった。

2R、前足でハイを狙ったウマル。デヴァリシビリのジャブ後に、左を伸ばす。続いて組みにきたところでショートのコンビを入れる。それでも前に出るデヴァリシビリだが、ダブルは取れず未だにケージに押し込むこともできていない。と、右オーバーハンドからシングルを切ったウマルがスプロールからバックに回る。そのままワンフックでグラウンドに持ち込んだウマル。リストコントロールを切ったデヴァリシビリがスタンドに戻る。王者の右オーバーハンドからシングルにも足を掴ませないウマルは、逆に蹴りを見せて組みも仕掛ける。

デヴァリシビリはシングルを蹴って、ショートのワンツー。さらに左からボディを見せて、距離を詰める。ついに右を振って組んだデヴァリシビリが、ケージにウマルを押し込むことに成功する。ウマルは押し返してヒザ蹴り、オクタゴン中央に戻るとデヴァリシビリが離れた。ウマルは王者のステップインにカウンターを合わせようとして、右を当てる場面も。殴られても組もうとするデヴァリシビリを組ませないウマルが、この回も取った。

3R、ウマルは後ろ足だった右で前蹴りを見せ、そのまま前足としてサウスポーで構える。凄まじい圧とともに距離を詰めたデヴァリシビリのテイクダウン狙いも、姿勢こそ乱したが切ったウマルはスピニングバックフィストを簡単にかわす、デヴァリシビリは蹴りに右を合わせて、前に出る。そこに一発でなくコンビで待ち受けるチャレンジャーは、またもシングルレッグをスプロールする。

左インローが急所をかすめるが、試合は続きデヴァリシビリがショートを入れる。さらに右オーバーハンドで圧を掛けるなど、王者の勢いがウマルを上回り始める。ここでテイクダウンを狙ったウマルは、逆にシングルレッグで倒される。スタンドで待ち受けたデヴァリシビリは、いよいよエンジン全開となったかダブルレッグでテイクダウン──と思いきや、ウマルは後方にフリップしてスクランブルに持ち込む。

ケージに押し込まれながら笑顔を浮かべ、観客席を見やった王者はウマルが離れると右を振って前に出る。ウマルもカウンターの右フックを繰り出し、左インロー。そしてシングルレッグからバックに回る。尻もちをつかされたデヴァリシビリは、直ぐに立ち上がって観客席に右の拳を突き上げた……が、終盤にテイクダウンを許したことはどうジャッジに影響を与えるだろうか。

4R、圧を掛けるデヴァリシビリ。ウマルはカウンター狙いというよりも受け身となり──居着き始めたか。手数で上回るデヴァリシビリが、シングルレッグでテイクダウン。立たせて、ダブルレッグで尻もちをつかせる。懸命に立ち上がったウマルの顔には、完全に疲労の色が浮かんでいる。パンチ、テイクダウンと攻勢のチャンピオンが右ボディストレート。

ウマルは口が開いているが、それでもダブルをスプロールする。近い距離のパンチの打ち合いでも、圧で上回るデヴァリシビリが右をヒット。さらにボディを入れて、組みへ。対応したウマルは逆にシングルレッグも、序盤のような力強さはない。それでもカウンターを決めたウマルだが、勢い取り戻すことはできない。デヴァリシビリも当然疲れているが、能動的に動き続けている。チャンピオンの動きに反応するという動きが続くウマルは、シングルに出てヒザをついて動きを止めるシーンも。ならばと立ち上がったウマルに組みついたデヴァリシビリがテイクダウンを決めて、スクランブルでバックへ。組んでパンチを入れるデヴァリシビリは、完全に勢いでウマルを上回った。

最終回、ファンを煽ったデヴァリシビリは、すぐに距離を詰めることなく間合いを測る。スピニングバックフィストは空振りとなった王者は、直後にテイクダウンを狙う。ウマルは切って、ジャブを伸ばす──が、体が流れている。必死で続くシングルを切ったウマルに、連続でテイクダウンを仕掛けるチャンピオン。倒せなくとも、反応させパンチを見せて組んで一気にドライブ。ケージにウマルを押し込み、ボディロックへ。自ら離れたデヴァリシビリは左に回るウマルのシングルをスプロールし、右を届かせる、左を返したウマルも最後の力を振り絞る時間帯に入ったか。

ウマルは左ミドルを決め、真っ直ぐ飛び込んできたデヴァリシビリを押し返す。デヴァリシビリはシングルレレッグへ、腕を差して耐えたウマルが左を伸ばす。チャンピオンはニータップ、切ったウマルが左ハイを狙う。続いてジャブを当てたチャレンジャーは、シングルを切りスイッチで前に出る。残り40秒で、右をヒットさせたデヴァリシビリは動き止まったウマルをテイクダウン。そのままスタンドで待ち受けてファンに両手を広げてアピール。直後にダブルレッグで倒し、立ち上がったウマルをボディロックで後方に組み伏せたデヴァリシビリはパンチも落とさず、抑えもせずに観客に勝利をアピールして立ち上がって試合終了を迎えた。

凄まじいスタミナ、精神力。序盤は完全に試合をリードされながら、3Rで流れを変えて4Rと5Rは圧倒したデヴァリシビリ。ジャッジ48-47が2人、49-46が1人と王座初防衛に成功したデヴァリシビリは、ダナ・ホワイトに「言いわけしない。でもケガをしていたんだ。UFCは全てを与えてくれた。どれだけガッカリしたか……」と話し、ジョー・ローガンのインタビューへ。

「僕はマシン。実は6日前に足をカットし、感染した。今日はまあ動けた。でも、しっかりと練習できなかった影響はあった。ウマルはタフ、良いファイターだ。彼は僕を年寄りだと言ったけど、確かに年寄りだ。でも毎日、ハードワークをこなしている。オールドスクールはハードワークを信じている。皆、自分を過小評価してイジメないでくれ。自分を信じよう。なんでも可能になるから。僕はアンダードッグだった。でも、自分を信じていた」と絶叫した。

対してウマルは「1Rが終わって、拳を折ったみたいだ。だから自分の戦いができなかった。ビデオを見てみるけど、僕は負けていないと思う。彼はタフだと分かっていたけど、とにかく拳をやっちゃったから」と話した。


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