カテゴリー
45 MMA MMAPLANET o Road to UFC Shooto UFC YouTube キック タイガー石井 ダイキ・ライトイヤー ボクシング マッチョ・ザ・バタフライ 人見礼王 修斗 内藤頌貴 垂水稔朗 大城匡史 大城正也 大成 大田ノヒロ 山上幹臣 山本健斗デリカット 川北晏生 当真佳直 新井丈 旭那拳 根井博登 泰斗 渡辺健太郎 澤田龍人 牧ケ谷篤 狩野優 田上こゆる 畠山隆弥 畠山隆称 石原夜叉坊 石原愼之介 西村大地 轟轟 野瀬翔平 青井人 青井太一 青柳洸志 高岡宏気 黒部和沙

【Shooto2024 Final】計量終了 メインは田上「倒す練習しかしていない」×旭那「格闘技人生の集大成」

【写真】前日計量の模様はYouTubeでもライブ配信された(C)MMAPLANET

29日(日)、大阪市住之江区のGORILLA HALL OSAKAで、今年最後の修斗公式戦興行「Shooto2024 Final」が開催される。メインは田上こゆる×旭那拳の世界ストロー級王者決定戦、コメインは環太平洋バンタム級王者決定トーメント決勝戦=野瀬翔平×ダイキ・ライトイヤーだ。
Text by Shojiro Kameike

世界ストロー級&フライ級の2冠王であった新井丈が、ストロー級のベルトを返上したことを受けて決まった王者決定戦。田上と旭那は今年5月にノンタイトル戦で対戦し、田上がKO勝ちを収めている。ベルトを賭けた再戦、ともに念願の王座奪取となるか。


現在、修斗の中で最もランカー同士のサバイバルマッチが活発となっているストロー級――そのストーリーに一つの幕が下りようとしている。まずは毎回恒例、ランカーたちの2024年の戦いを振り返ってみよう。

■2024年 修斗ストロー級 主な試合

1月28日@東京・後楽園ホール
黒部和沙 def. 大田ノヒロ by RNC
根井博登 def. 麻生Leg Lock祐弘 by TKO
※根井が2023年度ストロー級新人王に

3月23日@東京・後楽園ホール
旭那拳 ― 田上こゆる
※旭那の負傷により中止に

4月7日@東京・新宿FACE
黒部和沙 def. 澤田龍人 by 変形ツイスター

4月14日@沖縄・ミュージックタウン音市場
当真佳直 def. 根井博登 by 3-0
畠山隆称 def. 牧ケ谷篤 by 3-0

5月19日@東京・後楽園ホール
田上こゆる def. 旭那拳 by KO

5月26日@福岡・アクロス福岡
泰斗 draw 石原愼之介 by 1-1

9月22日@東京・後楽園ホール
山上幹臣 def. 黒部和沙 by ギロチン
内藤頌貴 def. 大城正也 by KO

10月20日@東京・新宿FACE
根井博登 def. 石原愼之介 by トーホールド

11月10日@沖縄・ミュージックタウン音市場
黒部和沙 def. 大城匡史 by RNC
畠山隆弥 def. マッチョ・ザ・バタフライ by KO

12月29日@大阪・GORILLA HALL
田上こゆる × 旭那拳

■2025年 修斗ストロー級 主な試合予定

1月19日@東京・後楽園ホール
当真佳直 × 山上幹臣
泰斗 × 内藤頌貴
田口恵大 × 知名昴海 ※新人王T決勝戦

新しい王者が決まるといえども、2025年も第1弾大会からランカー同士の潰し合いが行われる修斗ストロー級。そんななかで空位のベルトを争うのは、今年5月に対戦していた田上と旭那だ。初戦では田上が旭奈をKOしてランク1位に。直後後、当時の世界王者であった新井丈との対戦をアピールするも実現せず。旭那は2位に下がったものの、リマッチが王座決定戦となった。

プロデビュー以来4連勝、からの3連敗――田上はまさに絶頂からどん底を味わってきた。しかし、試合数こそ少ないものの昨年6月のタイガー石井戦と、旭那との初戦では、確実に新しいスタイルを見せている。それがケージ際に誘い込んでの打撃だ。それまでケージレスリング&テイクダウンで苦杯を舐めていた田上だけに、ケージ際の攻防対策は必須となる。そんななか石井戦は左オーバーフックからの右ヒジ連打、そして旭那戦は誘い込んでの右カウンターと、自身の強みを伸ばす形で2連続KO勝利を収めてきた。

それだけの成長を見せてきた田上に対し、復帰&リベンジ戦が即タイトルマッチとなった旭那が、前戦からどれだけ成長しているかは測り切れない。計量後に旭那は「前回の試合から色々見つめ直して、ベルトを獲るために全身全霊をかけて練習してきました。明日は格闘技人生の集大成となる試合です。注目してください」とコメント。対する田上も「立っても寝ても倒す練習しかしていないし、倒し切ります。5分5Rで泥臭い試合になっても勝つ自信がある。BLOWSの青井人君にも『負けたら五厘刈りやぞ』と言われているので、絶対に勝ち」と答えた。

コメインは9月の後楽園ホール大会からスタートした環太平洋バンタム級王者決定トーナメントの決勝戦だ。ダイキ・ライトイヤーは初戦の対戦相手、川北晏生が試合直前にカポジ水痘様発疹症を発症してドクターストップに。無傷で決勝に進出している。対する野瀬は初戦で人見礼王のパンチを食らい、右目が大きく腫れるもキムラで一本勝ち。

野瀬にとっては3年連続Road to UFC出場を経て、初のベルト獲得を目指すトーナメントでも、開始早々からコントロール&極めにかかるスタイルは変わらず。しかしアグレッシブすぎると、ダイキがカウンターの三角絞めを極めてしまう可能性もある。計量をクリアした両者は「終わってみれば『野瀬のためのトーナメントだったな』という内容で決勝戦を締めくくります」(野瀬)、「明日は自分と応援団のハッピーな1日にします」(ダイキ)と意気込みを語っている。

また、大会直前に出場が決まった夜叉坊はパンツを脱いで、フェザー級のリミットをジャストでクリアし、笑顔を見せた。計量後は「10年振りですかね。ここに帰ってくるまで長い旅でした。旅はこれからも続くので、明日はレフェリーが試合を止めるまで戦いを楽しみたいと思います」と挨拶した。修斗で2連勝プラスTTFCでは狩野優を下し、勢いに乗る轟は「今回は強い相手とマッチメイクしていただきました。しっかり倒して上に行きたいと思います」とアピールした。

■Shooto2024 Final 視聴方法(予定)
12月29日(日)
午後13時~ ツイキャスLIVE

■Shooto2024 Final 計量結果

<世界ストロー級王者決定戦/5分3R>
田上こゆる:51.8キロ
旭那拳:52.0キロ

<環太平洋バンタム級王者決定T決勝戦/5分3R>
野瀬翔平:61.1キロ
ダイキ・ライトイヤー:61.2キロ

<フェザー級/5分3R>
石原夜叉坊:65.8キロ
轟轟:65.8キロ

<キックボクシング 57.5キロ契約/3分3R>
白鳥光希:57.4キロ
タカヤ・ハーデスワークアウト:57.3キロ

<キックボクシング 70キロ契約/3分3R>
シンパヤック・ハマジム:69.6キロ
荒尾祐太:69.5キロ

<フェザー級/5分3R>
山本健斗デリカット:65.7キロ
青井太一:65.7キロ

<フライ級/5分2R>
高岡宏気:56.6キロ
渡辺健太郎:56.1キロ

<バンタム級/5分2R>
青柳洸志:
西村大地:

<バンタム級/5分2R>
青井心二:61.2キロ
中島陸:61.0キロ

<女子50キロ契約/5分2R>
Fukky:49.8キロ
嶋屋澪:49.7キロ

<キックボクシング 51.5キロT 1回戦/3分3R₊ExR>
伊藤琉之助:51.5キロ
山口悠真:51.4キロ

<キックボクシング 51.5キロT 1回戦/3分3R₊ExR>
酒井柚樹:51.2キロ
木下悦志:51.4キロ

<フェザー級/5分2R>
垂水稔朗:65.7キロ
稲葉祥真:65.7キロ

The post 【Shooto2024 Final】計量終了 メインは田上「倒す練習しかしていない」×旭那「格闘技人生の集大成」 first appeared on MMAPLANET.
カテゴリー
45 MMA MMAPLANET o Shooto キック マッチョ・ザ・バタフライ 大城匡史 大田ノヒロ 宮城友一 梅筋毒一郎 畠山隆称 黒部和沙

Overlooked【The Shooto Okinawa11】メインは畠山がバタフライを右で沈める。黒部は大城をRNC葬

【写真】大会MVPは友利幸汰、ベストファイトは知名昴海×友利琉偉に(C)THE BLACKBELT JAPAN

スケジュールの都合により速報できなかった試合をお伝えする──帳尻合わせ試合レポート。ここでは10日(日)、沖縄市のミュージックタウン音市場で開催されたThe Shooto Okinawa11から、メインイベント含む3試合のレポートをお届けしたい。
Text by Shojiro Kameike

<ストロー級/5分3R>
畠山隆称(日本)
Def.1R2分16秒 by KO
マッチョ・ザ・バタフライ(日本)

ケージ中央で畠山が左右のローを散らす。バタフライは右カーフを狙って下がった。畠山も右カーフを狙う。畠山はワンツーでバタフライにケージを背負わせた。するとバタフライが右カーフからダブルレッグで飛び込む。スプロールした畠山はバタフライのリストを押さえるも、ここはバタフライが切って立ち上がった。

スタンドに戻ると、サウスポーにスイッチした畠山がプレスをかける。ケージを背負うも右インローを放つバタフライ。畠山がオーソドックスに戻す。するとバタフライも右カーフを狙う。畠山が左ジャブをボディに伸ばした。スイッチしながらバタフライにケージに詰めていく畠山は、オーソドックスで左ジャブをボディに。さらに左ハイを見せたあと、右スーパーマンパンチがクリーンヒット。さらに左フックを返すとバタフライがダウン。畠山が追撃のパウンドを浴びせると、すぐにレフェリーが試合をストップした。

KO勝利を収めた畠山はマイクを持ち、「ストロー級がメッチャ混沌としているんですけど、ここから僕が上を目指して、最高到達点に行きたいと思います。世界の選手とも試合できたら嬉しいです」と語った。さらに「大会MVPが欲しい」と一発ギャグを披露したが、MVPは大田ノヒロをKOした友利幸汰に贈られている。


<ストロー級/5分2R>
黒部和沙(日本)
Def.1R4分47秒 by RNC
大城匡史(日本)

黒部が左に回って左ミドルを繰り出す。続けて右カーフを放った黒部は、ワンツーで大城を下がらせる。しかし大城も右カーフとワンツーで前に出る。大城の左ミドル、右ストレートを受けた黒部は、ダブルレッグで飛び込んだ。ボディロックに切り替えてドライブした黒部が、小外刈りでグラウンドに持ち込む。ケージに背中を着ける大城の両足を畳んだ黒部は、相手のリストを押さえて動きを止め、ボディロックに切り替えて背中を着かせた。

右腕を枕にして右側へパスした黒部は、さらに右ヒジで削る。肩固めからマウントに移行した黒部に対し、大城はケージキックを狙う。左腕を差し上げた黒部はマウントをキープし、右ヒジを落とした。一度ハーフに戻されるも、再びパスしてマウントを奪取した黒部は、バックに移行して四の字フックに。右腕を首に回すもRNCは極まらず。黒部はパンチで削りながら再度RNCをセットし、ラウンド残り13秒でタップを奪った。

試合後、黒部は「前回、山上選手に情けない負け方をして。本当に悔しくて、一回考えようかと思ったぐらい落ち込みました。皆さんのおかげで、もう一回戦おうと思いました。沖縄の皆さんは暖かくて、また呼んでいただけたら光栄です」と挨拶した。


<フライ級/5分2R>
梅筋毒一郎(日本)
Def.2R0分42秒 by KO
宮城友一(日本)

梅筋が右カーフで先制。さらに右サイドキックで宮城を吹っ飛ばす。距離を詰める宮城に対し、梅筋は右ストレートから首相撲へ。ヒザを突き上げて離れる。右スピニングバックフィスト、左テンカオから組んだ梅筋がケージに押し込んでいく。宮城が両腕を差し上げ、切り返した。互いにヒザで削り合うなか、梅筋がダブルオーバーフックから押し返す。再び梅筋をケージに押し込んだ宮城は、やはりヒザで削る。体勢を入れ替えた梅筋が離れた。

梅筋が左ハイを見せたあと、中に入ってくる宮城に右クロスと右ハイ。さらにワンツーで下がらせる。連打で宮城をケージに詰める梅筋。宮城が前に出るとバッティングが起こるも、そのまま両者は組んだ。梅筋のリストを押さえた宮城がケージに押し込む。しかし梅筋が左腕を差し上げて切り返し、離れる。互いの右ローが交錯したあと、梅筋の右ストレートが宮城の顔面を捉える。宮城の前進を左関節蹴り、右ストレート、右カーフで止める梅筋。ケージ中央で右スピニングバックフィストをブロックされた梅筋。残り30秒で右カーフを連打していった。

最終回、宮城がサウスポースタンスから左ストレートで飛び込む。さらに左インロー、左ハイを繰り出した。梅筋も右ハイ、右ミドルハイを放っていく。一旦距離をつくった梅筋は、宮城の左ストレートに対してカウンターの右スピニングバックフィスト。この一撃で宮城をマットに沈めた。

直後、「お前ら見たか!」と雄たけびを挙げ、ケージを何度も蹴る梅筋はセコンドに諫められた。感情爆発の梅筋は「今、世界で自分が一番好きです。死んでもまた僕に生まれ変わりたい」と喜びを露わにした。


The post Overlooked【The Shooto Okinawa11】メインは畠山がバタフライを右で沈める。黒部は大城をRNC葬 first appeared on MMAPLANET.
カテゴリー
45 MMA MMAPLANET o ONE Shooto YouTube マッチョ・ザ・バタフライ 修斗 内藤頌貴 大城正也 大田ノヒロ 宮城友一 山上幹臣 当真佳直 新井丈 旭那拳 根井博登 泰斗 澤田龍人 牧ケ谷篤 田上こゆる 畠山隆弥 畠山隆称 石原愼之介 蒔田伸吾 金内サイダー雄哉 黒部和沙

【The Shooto Okinawa11】計量終了。メインは畠山×バタフライのストロー級ランカー対決に

【写真】バタフライ、畠山ともに計量をパス。修斗ストロー級は沖縄から動く(C)THE BLACKBELT JAPAN

10日(日)、沖縄県沖縄市のミュージックタウン音市場で開催されるThe Shooto Okinawa11が開催される。9日(土)には那覇市のEVERGROUNDで計量が行われ、全選手がクリアした。
Text by Shojiro Kameike

今大会ではメインイベントの畠山隆弥×マッチョ・ザ・バタフライをはじめ、プロ修斗公式戦全10試合のうち、7試合がストロー級戦となっている。修斗ストロー級戦線の中心地となっている沖縄大会から、次の王座挑戦者は生まれるか。


新井丈がフライ級とともにベルトを保持するストロー級は、現在の修斗の中で最もランカー同士の対戦が活発となっている。まずは修斗ストロー級について触れる記事で恒例となった、ランカー(2024年10月度付け)たちの戦いを振り返ってみよう。

■2024年 修斗ストロー級 主な試合

1月28日@東京・後楽園ホール
黒部和沙 def. 大田ノヒロ by RNC
根井博登 def. 麻生Leg Lock祐弘 by TKO
※根井が2023年度ストロー級新人王に

3月23日@東京・後楽園ホール
旭那拳 ― 田上こゆる
※旭那の負傷により中止に

4月7日@東京・新宿FACE
黒部和沙 def. 澤田龍人 by 変形ツイスター

4月14日@沖縄・ミュージックタウン音市場
当真佳直 def. 根井博登 by 3-0
畠山隆称 def. 牧ケ谷篤 by 3-0

5月19日@東京・後楽園ホール
田上こゆる def. 旭那拳 by KO

5月26日@福岡・アクロス福岡
泰斗 draw 石原愼之介 by 1-1

9月22日@東京・後楽園ホール
山上幹臣 def. 黒部和沙 by ギロチン
内藤頌貴 def. 大城正也 by KO

10月20日@東京・新宿FACE
根井博登 def. 石原愼之介 by トーホールド

2024年の修斗ストロー級戦線で最大のトピックは、田上×旭那だった。1R KO勝ちした田上がランキング1位に上昇。旭那は2位に。前年度新人王の根井を下した当真が3位につけており、続く4位・畠山と5位・バタフライが今大会のメインで激突する。この試合結果によって、さらにランキングが大きく変動するだろう。

畠山は2020年のプロデビュー以来、8戦6勝2分と無敗を貫いている。もともとは寝技のイメージが強かった畠山だが、2023年11月の蒔田伸吾戦からは右カーフを軸に打撃で試合を展開させてきた。カーフを効かせ、さらに左ジャブと右ストレートで削ってからダウンを奪い、パウンドアウト。続く今年4月の牧ケ谷戦も、相手の足関節狙いに付き合うことなく、右カーフと右ストレートで優位に立ち判定勝ちを収めている。計量をクリアした畠山は「今はストロー級が荒れている。その中で自分が上がっていく。今後は世界の選手とも戦っていきたい」と語ったあと、恒例の持ち物ネタを披露した。

MMAファイターとして成長する畠山に対し、2009年プロデビューのベテラン=マッチョ・ザ・バタフライもまた右カーフからテイクダウンを狙うスタイルだ。2022年には沖縄で当真と対戦し、優勢に試合を進めたが計量オーバーによるペナルティもあり判定負け。1年後の再戦では、明白な差をつけられ判定で敗れている。またも11月の沖縄大会で地元の新鋭と対戦することになったバタフライだが、最大の敵は減量プラス移動か。ベストコンディションをつくることができればフルラウンドに渡って組みで削り続けるなど、活路を見出すことができるはず。計量をクリアしたバタフライは「今回はしっかり体重をつくれた。明日は実力差を見せたい」と語っている。

9月の後楽園大会で山上に敗れたものの、黒部もストロー級戦線で欠かせないポジションにいる(C)THE BLACKBELT JAPAN

ランキング上位を沖縄勢が占めるなか、当真と旭那&畠山は所属ジムこそ違えど練習仲間だ。しかし当真は前回のインタビューで「互いに一番を目指しているなら、いつか戦わないといけない日が来る」と語っている。ここにバタフライが食い込んでいくか。あるいは畠山が勝利して田上あるいは当真との対戦はあるのか。さらに今大会は現同級7位の黒部も参戦して、沖縄の大城と対戦する。毎大会、修斗ストロー級戦線を考えるうえでは見逃せない沖縄大会のメインイベントだ。

■視聴方法(予定)
11月10日(日)
午後2時25分~ Twit Casting LIVE

■The Shooto Okinawa11 対戦カード&計量結果

<ストロー級/5分3R>
畠山隆称:52.20キロ
マッチョ・ザ・バタフライ:52.15キロ

連敗中の宮城も地元・沖縄で再起に懸ける(C)THE BLACKBELT JAPAN

<フライ級/5分2R>
宮城友一:56.55キロ
梅筋毒一郎:56.65キロ

<ストロー級/5分2R>
黒部和沙:51.95キロ
大城匡史:52.10キロ

<2024年度新人王Tフライ級準決勝/5分2R>
山本壮馬:56.45キロ
小生隆弘:56.65キロ

<2024年度新人王Tストロー級準決勝/5分2R>
知名昴海:51.95キロ
友利琉偉:52.10キロ

<ストロー級/5分2R>
高橋佑太:52.05キロ
平良龍一:52.20キロ

<ストロー級/5分2R>
大田ノヒロ:52.20キロ
友利幸汰:51.80キロ

<バンタム級/5分2R>
山本敦章:61.20キロ
水嶋敬志:60.85キロ

<ストロー級/5分2R>
ふじい☆ペリー:52.10キロ
金内サイダー雄哉:52.15キロ

<ストロー級/5分2R>
PINKY:51.75キロ
濱口浩大:51.70キロ

The post 【The Shooto Okinawa11】計量終了。メインは畠山×バタフライのストロー級ランカー対決に first appeared on MMAPLANET.
カテゴリー
45 F1 MMA MMAPLANET o Shooto Shooto2024#07 修斗 山上幹臣 黒部和沙

【Shooto2024#07】山上幹臣、復帰2戦目は黒部和沙にギロチンで一本勝ち「強くなって戻ってきたぞ!」

<ストロー級/5分3R>
山上幹臣(日本)
Def.1R2分16秒by ギロチンチョーク
黒部和沙(日本)

サウスポーの山上がプレッシャーをかけて前に出て、黒部は左のアウトローと右ミドルを蹴る。

変わらず前に出る山上は右ジャブを見せると、黒部も前に出て右ミドルを蹴る。山上がインローを蹴ると、黒部がダブルレッグに入ってテイクダウンを狙う。

山上はそれをスプロールしてケージを背にしながらギロチンを狙う。黒部もこれに対処してシングルレッグに切り替えてテイクダウンを仕掛けるが、ここで山上が再びギロチンへ。

これががっちりと極まり、山上が黒部からギブアップを奪った。約12年ぶりの修斗凱旋、そして復帰2戦目で一本勝ちを収めた山上は「強くなって戻ってきたぞ!」と絶叫。

「5月に復帰して(試合が)できるのかなと思ったんですけど、自分は負けず嫌いなんで、勝つまでやめられねえと思って、今日勝てて良かったです。

約10年このステージに上がることができなくて、上がると決めたときに家族や仲間のサポートが力になりました。また次も戦いたいと思っているので、今日の山上軍団の応援は声が小さかったんで、次は会場が壊れるくらい声を出してください」と語った。


The post 【Shooto2024#07】山上幹臣、復帰2戦目は黒部和沙にギロチンで一本勝ち「強くなって戻ってきたぞ!」 first appeared on MMAPLANET.
カテゴリー
45 DWCS MMA MMAPLANET o RIZIN Road to UFC Shooto Shooto2024#07 UFC YouTube ダイキ・ライトイヤー パク・ソヨン マックス・ザ・ボディ ヤックル真吾 ユ・スヨン 人見礼王 住村竜市朗 修斗 内藤頌貴 大城正也 大竹陽 山上幹臣 川北晏生 平川智也 弘中邦佳 新井拓巳 海外 西尾真輔 西條英成 野瀬翔平 黒部和沙

【Shooto2024#07】環太平洋王座決定Tで再起、野瀬翔平「今まで以上に組みを強化しています」

【写真】3度目のRTU敗戦から4カ月、プロデビューした修斗で出直す野瀬(C)SHOJIRO KAMEIKE

22日(日)、東京都文京区の後楽園ホールでShooto2024#07が開催される。今大会では空位となっている環太平洋バンタム級王座を争う4人制トーナメントが開幕し、野瀬翔平が人見礼王と決勝進出を書けて戦う。
Text by Shojiro Kameike

今年5月に三度目のRoad to UFCに挑んだ野瀬だが、初戦で韓国のユ・スヨンに判定負けを喫した。その野瀬が国内復帰に選んだ場所は修斗、しかも環太平洋王座決定トーナメントだ。RIZIN出場経験もあり、一方でUFCを目指し続けるのであれば海外のフィーダーショーという選択肢もあるなか、野瀬が修斗のベルトを目指すことになった理由とは。RTUのユ・スヨン戦を振り返るとともに、ベルト獲得に向けた現在の練習についても訊いた。


――今回、修斗の環太平洋王座決定トーナメントに出場します。5月に3度目のRTUで敗れたあと、国内のベルトを目指すというのは少し意外でした。

「弘中先生(弘中邦佳マスタージャパン代表)と話をして――RTUへのアタックが3回ダメだったので、もう一度国内で実績を積もうという結論になったんです。『国内のベルトを目指して、そこで負けていてはUFCに行くこともできない。だから国内で立て直そう』と。

じゃあ国内で、どこで試合をしてベルトを目指すのか。僕はアマチュア修斗からプロまでずっと修斗でやってきました。今回、その修斗のベルトを目指すトーナメントを組んでもらえて良かったです」

――「意外」と感じた一つの理由は、これまで野瀬選手が一度もベルトに挑んだことがなかった点です。さらに言えば、ランキングも上位ではなく。

「そうなんですよね(笑)。修斗で戦ってきて『上位ランカーと試合させてほしい』と言っている時に、ちょうどRTUの話が来たんですよ。そこでRTUを選ぶというのが2年続いて。ようやく神田(T800周一)選手に勝ってランキング入りした直後に、また3回目のRTUが決まり……それが修斗でランキングが上がらなかった理由です。

RIZIN、RTUで試合をしてきて、いきなり修斗のベルトというのも虫が良すぎるかもしれないですね(苦笑)。結局、僕は今までMMAをやっていて形になったモノが何もないんです。それもあって、まずは国内で修斗の環太平洋王座、さらに上のベルトを獲りに行こうという話になりました。今回は2回勝てば環太平洋のベルトを巻ける。だからモチベーションは高いです。さらに上のベルトも、その先も見据えた戦いになります」

――ある意味異例ともいえる3回連続RTU出場で、今年は初戦でユ・スヨンに敗れました。あの試合について振り返っていただけますか。

「もう3回目の挑戦だし、絶対に優勝してUFCと契約する。それだけ気持ちが入りすぎて、練習でも早く仕上がりすぎてしまいました。体も早く出来上がって、自分でギアも上げまくり、アドレナリンが出まくって練習でも動きまくってしまい……逆に良くなかったですね。そのために怪我もしてしまいましたし。

早い段階でピークが来るほど、気合いが入りすぎてしまいました。試合当日のパフォーマンスは悪くなかったと思います。もちろんユ・スヨンは凄く強い選手でした。ただ、今思えば自分も気持ちが入りすぎていました」

――確かにユ・スヨン戦もスタートダッシュは悪くないというか、むしろ良かったですよね。

「はい、最初にバックを取りかけたところまでは良かったです。でもそこから落とされて、逆にバックを奪われ、削られてから相手のペースになってしまいました。最初に良い形でバックを取ることができて、こちらが面喰った部分もありましたね。『おぉ、バックを取れちゃったよ!』みたいな(苦笑)」

――野瀬選手に苦手な部分があるとして、そこを突かれて負けたのであれば、また考えることは違ったかもしれません。しかしユ・スヨン戦は、野瀬選手の得意な部分で負けてしまった。試合直後、その点が一番気になりました。

「自分が組み負けてしまいましたからね。最後のラウンドは打撃で行っていれば、もしかしたら――という考えもあったかもしれないです。でも、それは『たら・れば』であって。

自分は組みを練習してきたので、最終ラウンドも組みに行ったことに後悔はないです。だから……帰国してから今まで、打撃を強化しようとは考えませんでした。もちろん普段から打撃は練習していますけど、それ以上に『ユ・スヨンに組み勝てるぐらいになりたい』と思って、今まで以上に組みにフォーカスして強化しています」

――それがファイターとしてのプライドですよね。では組み技の面で新しいことを取り入れるのか、あるいは今まで培ってきたものの精度を上げていくのか。

「一つ一つの技術の精度を上げることですよね。ユ・スヨン戦でも僕がバックを奪った時、前に落とされずに自分がポジションをキープして削っていたら、2Rめでも僕のほうが良いポジションを取れたかもしれません。今までの対戦相手なら、そこで極めることができた。でもユ・スヨンのような体格も技術もある選手なら、ここで攻めるより一度キープしたほうが良い。今はそういうことも意識しながら練習しています」

――いまやUFC本戦だけでなくRTUやDWCSでも、自分がやるべきことは分かっていても、それを判断しなければいけないスピードがどんどん速くなっている。とにかくMMAとしての進化が加速し続けています。

「そうなんです。ユ・スヨン戦も一瞬の判断ミスで、そのまま最後まで持っていかれて……まず練習から、もっともっと集中しないといけないと思っています」

――そのユ・スヨンも準決勝で得意の展開に持ち込み切れず、苦戦の末に決勝へ進みました。UFCを目指す戦いの厳しさを物語っています。

「あの準決勝を見て、『RTUの参加者は全員強いんだな』って思いました。でもあの展開で競り勝てるユ・スヨンは強いですね。戦った人間として、このまま優勝してUFCと契約してほしいです」

――なるほど。そして今回、修斗の試合が決まりSNSでは「役者が違う」と投稿していました。

「アハハハ。正直ここで苦戦しているようでは、今後について考えなきゃいけないと思っています。この2試合では圧倒的な差を見せつけて、ベルトを獲らないといけないですね。『これは野瀬がベルトを巻いて当然だ』と思われるような試合にしたいです。

これも正直に言うと、お互いのキャリアを考えたらベルトが賭けられたトーナメントでなければ、試合を受けていないぐらいの相手です。舐めているわけじゃないんですけど……」

――キャリアの差を考えたら、そう感じるのも仕方ないと思います。とはいえ、伝統派空手をベースとした鋭い打撃を持っているファイターです。

「未知な部分はありますけど、やはり打撃の踏み込みが速いですね。相手は一発効かせたい、僕は組んで極めたいという分かりやすい構図かなと思います。瀧澤戦と同じで、空手×柔術で先にどちらが自分の良さを出せるか。

国内のベルトを足掛かりにして、一番高いところに行きたいです。油断することなく、しっかりと格の違いを見せます」

■Shooto2024#07 対戦カード

<環太平洋バンタム級王座決定T準決勝/5分3R>
野瀬翔平(日本)
人見礼王(日本)

<環太平洋バンタム級王座決定T準決勝/5分3R>
川北晏生(日本)
ダイキ・ライトイヤー(日本)

<ウェルター級/5分3R>
住村竜市朗(日本)
西條英成(日本)

<ライト級/5分3R>
マックス・ザ・ボディ(カメルーン)
西尾真輔(日本)

<ストロー級/5分3R>
黒部和沙(日本)
山上幹臣(日本)

<ストロー級/5分2R>
内藤頌貴(日本)
大城正也(日本)

<女子アトム級インフィニティリーグ/5分2R>
パク・ソヨン(韓国)
NOEL(日本)

<女子アトム級インフィニティリーグ/5分2R>
平田彩音(日本)
檜山美樹子(日本)

<フライ級インフィニティリーグ/5分2R>
大竹陽(日本)
ヤックル真吾(日本)

<バンタム級/5分2R>
平川智也(日本)
新井拓巳(日本)

<2024新人王決定T フライ級1回戦/5分2R>
手島響(日本)
直島弘昌(日本)

The post 【Shooto2024#07】環太平洋王座決定Tで再起、野瀬翔平「今まで以上に組みを強化しています」 first appeared on MMAPLANET.
カテゴリー
45 Gladiator MMA MMAPLANET o Shooto Shooto2024#07 YouTube ブログ 山上幹臣 黒部和沙

【Shooto2024#07】復帰二戦目=黒部和沙と対戦、山上幹臣「5月の試合は戦う人間という感じではなかった」

【写真】今回はストロー級、すでに輪郭も5月とは違っているか (C)MMAPLANET

22日(日)東京都文京区の後楽園ホールで開催されるShooto2024#07にて、山上幹臣がストロー級で黒部和沙と対戦する。
text by Takumi Nakamura

5月のGladiatorにて、約9年5カ月ぶりに復帰を果たした山上。この試合では今井健斗にTKO負けを喫したが、あれから約4カ月という短いスパンで修斗での復帰2戦目が決まった。今井戦での自分を「あの試合の自分は戦う人間という感じではなかった。2児の父親が復帰しますみたいな、軽い感じになっていた」と振り返る山上は、あの日の敗北の悔しさを晴らすべく、そして勝利の喜びを味わうべく、再びケージに上がる。


──約9年5カ月ぶりの復帰戦となったGladiatorでの今井健斗戦はTKO負けという結果でした。復帰戦ということも含めて、どんな試合だったと感じていますか。

「ブランクがちょっとデカ過ぎて、自分が思うような動きはできなかったというのが一番ですね」

──復帰戦が決まった時点で、ブランクを埋める・試合勘を戻すことを意識して準備されていたと思うのですが、実際には想像以上でしたか。

「はい。特に試合勘が想像以上でしたね。練習ではだいぶ動けるようになっていたので、試合ではそれを出せるかなと思っていたんですけど、結果ああいう形で何もできず動けずという感じだったので、反省することが多かったです」

──他に久々にケージに上がって、分かったことや感じたことはありますか。

「ほとんど反省点しかなかったんですけど(苦笑)、距離感だったりとか(試合の)流れとか、やっぱりちょっと忘れていたというか、それが大きいですね」

──フィニッシュシーンはややストップが早かったかなとも思ったのですが、山上選手はどう感じましたか。

「実際はフラッシュダウンみたいな形で、あそこから展開していこうかなという感じだったんです。そうしたら(試合を)止められていたので『あれ?』とは思ったんですけど……まあしょうがないかなっていう感じです」

──復帰戦を終えて、周囲の反響はいかがでしたか。

「反響は大きかったですね。『またやるんだ』みたいな感じで。次は東京や関東でやってよという声は多かったです」

──そして今回は復帰2戦目となりますが、前回の試合から約4カ月と比較的短い間隔での試合となります。復帰戦を終えて、すぐに2戦目をやりたいという考えだったのですか。

「そうですね。『ブランクがあった』とか『試合勘が取り戻せなかった』というのを言い訳にしたくないので、次は早めに試合をしたいと思っていました。試合後も1週間ぐらい休んで、すぐに練習を再開して、より濃い練習が出来ていると思います」

──長いブランクを経て復帰する場合、復帰戦を終えたら、そこでまた一区切り選手も多いと思います。でも山上選手の場合はそうではない。完全復帰というか、またここからファイターとしてキャリアを積んでいくという意思の表れかなと思いました。

「完全復帰というよりも、あのまま終わりたくないと思いましたし、だったら試合勘を取り戻すためには、すぐ試合をするしかないという気持ちです」

──そこで復帰2戦目は修斗での試合となりました。修斗は山上選手にとってホームリングと言える舞台ですが、復帰後は修斗でも試合をしたいという想いはあったのですか。

「5月にGladiatorさんに出させてもらったんですけど、修斗さんからもオファーをもらっていて。タイミング的に復帰戦ではGladiatorさんの方に出させてもらい、東京や関東で試合することになれば修斗さんに出させてもらえればと思っていて(サステイン)坂本(一弘)さんには『修斗に出させてください』とお願いしていました」

──対戦相手の黒部選手は今回がキャリア4戦目、年齢でも山上選手より15歳下という選手です。

「この歳になってきたら、若い選手を当てられるのはしょうがないことなので、自分の中では想像はしていました。選手としても本当に若くて勢いがあって、いい選手だなと思いますね」

――黒部選手は前回の試合で澤田龍人選手に一本勝ちしていて、今回も山上選手に勝って自分の名前を上げようというメンタルで試合をすると思います。逆に山上選手はどんなテーマを持って、この試合に臨もうと思っていますか。

「本当に相手どうこうというよりも、自分自身との戦いだと思っているので、どれだけ試合でやってきたことを出せるかっていうところだと思います。昔の動きをどれだけ取り戻せるかというところでは、復帰2戦目で100パーセントを出すことは無理だと思うんですけど、それに近い動きはしていかなきゃいけないなと思います」

──例えば復帰戦としてケージに上がったことで、前回よりも研ぎ澄まされた部分や洗練された部分はありますか。

「ありますね。なんだろうな……5月の試合に関しては戦う人間というか、ファイターという感じではなかった気がしますね。2児の父親が復帰しますみたいな、軽い感じになっていたのかなと。それで前回の負けが自分の中ではデカくて、全然気持ちの入り方が違いますし、格闘技に向かう姿勢もそうですし、練習一つ一つもそうですけど、試合に向けての追い込み方、気持ちの作り方は前回と違いますね。昔の感覚が練習も含めて戻っている感じはあります」

──試合に負けて『悔しい』や『勝ちたい』という気持ちがまた湧いてきましたか。

「そうですね。悔しい気持ちしかないですね」

──練習に向かう姿勢という面では、復帰戦前とはどこが変わりましたか。

「集中力もそうですし、練習の量も少し増やしながら考えながらやっています」

──練習そのものは前回の試合以降で新たに取り組んだものもありますか。

「継続しながらやっていることもあるし、新しいこととして、グラップリングで強い人を呼んだり、追い込みをキツくしたり、色々と取り組んでいます」

──体力的には昔のように動けない部分もあると思いますが、逆に今の方が伸びている部分はありますか。

「技術もついてきているし、フィジカルも上がってきているので、5月の復帰戦とは仕上がり方は違うと思います」

──今回は関東での復帰戦ということでたくさんの人が見に来ると思うのですが、どんな試合を見せたいですか。

「地元の人もたくさん来てくれるし、前回のような試合は絶対にできないです。何がなんでも気持ちで勝つ試合を、相手も気持ちで来るタイプなんで、それに負けないぐらいの気持ちを出していきたいです」

──黒部戦以降のことで何か考えていることはありますか。それとも目の前の黒部戦が全てですか。

「今はこの試合に勝つことだけですね。この試合に勝ってから…という感じです」

──それでは最後に山上選手の試合を楽しみにしている人たちにメッセージをいただけますか。

「今回が復帰2戦目で、前回の負けがあるので、今回は勝ちにこだわって会場を盛り上げたいです」

The post 【Shooto2024#07】復帰二戦目=黒部和沙と対戦、山上幹臣「5月の試合は戦う人間という感じではなかった」 first appeared on MMAPLANET.
カテゴリー
Gladiator MMA MMAPLANET o ONE ONE Championship ROAD FC Shooto Shooto2024#07 ブログ 内藤頌貴 大城正也 山上幹臣 黒部和沙

【Shooto2024#07】山上幹臣が約12年ぶりに修斗凱旋、キャリア4戦目・黒部和沙と対戦

9月22日(日)東京都文京区の後楽園ホールで開催されるShooto2024#07の追加カードが発表された。
text by Takumi Nakamura

第1弾対戦カードとして、現ウェルター級キング・オブ・パンクラシストの住村竜市朗×西條英成、環太平洋バンタム級王座決定トーナメントを含む9試合が決定している今大会で、新たにストロー級の2試合=山上幹臣×黒部和沙、内藤頌貴×大城正也が発表された。

山上は2011年11月に第3代世界ストロー級(当時の表記はフライ級)王者となり、同年9月に猿丸ジュンジを下して初防衛に成功。2014年から韓国ROAD FCに主戦場を移すと、2014年12月にユ・ジェナムに敗れた試合を最後に選手生活から身を引いていた。

そんな山上が2024年5月のGladiatorで実に9年5カ月ぶりに現役復帰。フライ級で今井健斗TKO負けを喫したが、実に12年ぶりに修斗に凱旋し、ストロー級で復帰2戦目を迎える。

対戦相手はTRIBE TOKYO MMA所属の黒部。2023年10月に修斗でプロデビューすると、わずか3戦目でONE Championshipでも活躍した澤田龍人と対戦し、おたつロックからの変形ツイスターで大金星といえる一本勝ちを収めた。山上にとっては15歳下の黒部を迎え撃つ試合であり、黒部は2試合連続で年齢・キャリアで勝る相手に挑む形となった。

またフライ級戦線で活躍してきた内藤がストロー級に階級変更し、2024年は修斗で2戦2勝の大城と対戦する。

■ Shooto2024#07対戦カード

<ウェルター級/5分3R>
住村竜市朗(日本)
西條英成(日本)

<ライト級/5分3R>
マックス・ザ・ボディ(カメルーン)
田村ヒビキ(日本)

<環太平洋バンタム級王座決定トーナメント/5分3R>
川北晏生(日本)
ダイキ・ライトイヤー(日本)

<環太平洋バンタム級王座決定トーナメント/5分3R>
野瀬翔平(日本)
人見礼王(日本)

<ストロー級/5分3R>
黒部和沙(日本)
山上幹臣(日本)

<バンタム級/5分2R>
平川智也(日本)
新井拓巳(日本)

<ストロー級/5分2R>
内藤頌貴(日本)
大城正也(日本)

<インフィニティリーグ2024フライ級/5分2R>
大竹陽(日本)
ヤックル真吾(日本)

<インフィニティリーグ2024女子アトム級/5分2R>
平田彩音(日本)
檜山美樹子(日本)

<インフィニティリーグ2024女子アトム級/5分2R>
パク・ソヨン(韓国)
NOEL(日本)

<2024年度新人王決定トーナメント一回戦ライト級/5分2R>
手島 響(日本)
直島弘昌(日本)

The post 【Shooto2024#07】山上幹臣が約12年ぶりに修斗凱旋、キャリア4戦目・黒部和沙と対戦 first appeared on MMAPLANET.
カテゴリー
45 MMA MMAPLANET o Shooto The Shooto Okinawa10   ザ・タイガー石井 タイガー石井 パンクラス マッチョ・ザ・バタフライ リトル 修斗 内藤太尊 南風原吉良斗 大城正也 大田ノヒロ 宇藤彰貴 安芸柊斗 当真佳直 新井丈 旭那拳 木村旬志 松根良太 根井博登 泰斗 澤田龍人 牧ケ谷篤 田上こゆる 畠山隆弥 畠山隆称 蒔田伸吾 黒澤亮平 黒部和沙

【The Shooto Okinawa10】メインで根井博登を迎え撃つ当真佳直「無敗の新人を圧倒して勝ちます」

【写真】プロデビュー戦は沖縄大会だった根井と対戦する、沖縄メインイベンター当真(C)SHOJIRO KAMEIKE

13日(土)、翌日に沖縄市上地のミュージックタウン音市場で開催されるTHE SHOOTO OKINAWA 10の計量が行われ、メインで根井博登を迎え撃つ当真佳直が一発でクリアした。
Text by Shojiro Kameike

ここまで2連敗を喫したこともあった。しかし沖縄で着実に、諦めずに戦ってきたことでランキング的にもベルト挑戦が目前というポジションにいる。そんな当真が迎え撃つのは、現役高校生で2023年度新人王の根井だ。決戦前日、計量後に当真が根井戦について、さらに盟友である同級1位と旭那拳と、修斗ストロー級のベルトについて語ってくれた。


――当真選手が沖縄大会のメインを務めるのは、今大会が4度目となります。

「はい。前回のメイン(2020年11月、マッチョ・ザ・バタフライに判定勝ち)は微妙な試合でした。その点については自分でも考えて、今回はちゃんとフィニッシュするか、圧倒的な差をつけて勝ちたいです」

――マッチョ・ザ・バタフライ選手との初戦は正直なところ、内容的には押されていた末、相手の計量失敗があったことも影響して当真選手の判定勝ちとなりました。そのぶん昨年11月の再戦では絶対に決着をつけるという気持ちは強かったですか。

「そうですね。初戦は――練習ではうまくいっていても、試合では出せないものがあるんだなって思いました。たとえば練習では相手にバックを奪われても逃れることはできるんですけど、試合になると相手も必死だし、全力でキープしてきますよね。だから、そもそもバックを取らせない。その点を徹底していれば勝てる。

あとは自分のギロチンに対して過信していたところもありました。ただただギロチンを取りにいくのではなく、要所要所で使っていく。それがうまく行けば勝てるだろうと思ったんです。再戦ではギロチンこそ狙わなかったけど、作戦を徹底して完封できました」

――まさに正面からの強さこそが当真選手のスタイルだと思います。

「自分のスタイルは、まず相手の打撃にテイクダウンを合わせて、トップをキープしながら削って勝つこと。もちろんフィニッシュしたいですが、そこはまだ足りないところがあるかなって思います。でも練習の中ではフィニッシュする力もついてきているし、打撃も含めて全局面で戦える力はついてきました。あとは練習の試合の差を埋めることが大切で。それがいつも反省点であるけど、今は自信もあります」

――現在、修斗ストロー級ではランカー同士の潰し合いが繰り広げられています。その中でご自身の立ち位置については、どのように考えていますか。

■2023年~2024年 修斗ストロー級 主な試合
【2023年】
3月19日 
安芸柊斗 def 澤田龍人 by TKO

4月16日
ザ・タイガー石井 def. 旭那拳 by 2-0
当真佳直 def. 大城正也 by 3-0

5月22日
阿部マサトシ def. 木内SKINNY ZOMBIE崇雅 by 2-0

5月28日
畠山隆弥 draw 泰斗 by 1-0

6月18日
田上こゆる def. ザ・タイガー石井 by TKO

7月23日 
新井丈 def. 安芸柊斗 by TKO
※新井が王座防衛

11月12日
旭那拳 def. 泰斗 by 3-0
当真佳直 def. マッチョ・ザ・バタフライ by 3-0
畠山隆称 def. 蒔田伸吾 by TKO

【2024年】
1月28日
根井博登 def. 麻生Leg Lock祐弘 by 1R TKO
※根井が2023年度ストロー級新人王に

3月23日
旭那拳 ― 田上こゆる
※旭那の負傷により中止に

4月7日
黒部和沙 def. 澤田龍人 by 変形ツイスター

【試合予定】
4月14日
当真佳直(4位) × 根井博登
畠山隆称(6位) × 牧ケ谷篤

5月26日
泰斗(8位) × 石原愼之介

「今、僕はランキング4位です。まず2位の黒澤亮平選手はパンクラスに出ていて、次はタイトルマッチじゃないですか(4月29日にリトルと暫定ストロー級王座を争う)。次に3位の安芸柊斗選手は、MMAPLANETのインタビューで『フライ級に転向する』と言っていましたよね。あとはチャンピオンの新井丈選手もフライ級で戦うために、メチャクチャ体が大きくなっていて。僕も新井選手への挑戦を見据えていましたが、見ていると新井選手はもうストロー級に落とすのは無理なんじゃないかな、と思うこともあります」

――ということは、1位の旭那拳選手と……。

「そうなるかもしれないですよね。旭那選手の怪我で中止になりましたけど、3月に田上こゆる選手の試合が組まれていて。ここで旭那選手が勝ち、次に僕が勝てば対戦することになっていたかもしれない。その可能性は、まだ残っています。ただ――複雑な気持ちです」

――……。

「練習仲間で、いろんな技術を教わることもあります。プライベートで一緒に遊びに行くこともあります。正直なことを言えば、対戦したくないですよ。でもお互いに一番を目指しているなら、いつか戦わないといけない日が来る。それは分かっています」

――同じ階級の練習仲間で、しかも近い存在であればあるほど心境は複雑でしょう。しかし松根良太さんが修斗沖縄大会を始めて、今回で10回目を迎えます。その結果として、沖縄在住ファイター同士がベルトを賭けて戦う日が来たら、それは喜ばしいことでもあるかと思います。

「僕と旭那選手が戦うなら、沖縄大会でタイトルマッチをやりたいです。松根さんも、そう願ってくれていると思っています」

――そうしてランカー同士の潰し合いが繰り広げられるなかで、根井選手のように新人王トーナメントを制したばかりの新世代が絡んでくるとは思いませんでした。

「僕はそうなると思っていましたよ。根井選手は新人王トーナメント決勝の前から注目されていて、僕はすぐに対戦する日が来るだろうと思っていました。それだけ根井選手は強いし、特に新人王を獲った時に『次は自分だろうな』と。勘でしかなかったけど」

――しかし、ここまで上位陣が潰し合いをして、自身が勝ち残った。そこで新人が来るのか……とは考えなかったですか。

「そういう考えはないです。どんどん新しい選手が出てきてほしいですね。根井選手もそうだし、澤田龍人選手に勝った黒部和沙選手とか。どんどん入ってきて、どんどんランキングを動かしてもらいたいと思います」

――今のところ旭那選手と田上選手の試合については、5月19日のニューピアホール大会にスライドできるよう調整中と発表されています。また、王者である新井丈選手の動向次第でもありますが、当真選手にとって今回の試合はタイトルマッチ前哨戦だと思いますか。

「その気持ちはあります。新井選手か田上選手が相手なら後楽園ホールでも良いけど、旭那選手と対戦するなら、やっぱり沖縄が良いですね。どちらにしても、今回はタイトルマッチ出場をアピールできるよう、しっかり勝ちます。

自分としては、まず修斗のベルトを巻くために着実に進んできました。正直、2連敗した時は『自分はこんなモンなのか……』と考えた時もあります。でも、あの連敗からココまで来ました。もうあの時の自分とは違います」

――2連敗した時と今の自分では、何が違うと思いますか。

「打投極、全てが進化しています。それと――2連敗した時は、一気に攻め込んでダメだったら『もうダメだ……』という気持ちになっていました。でも今は、試合で劣勢になっても、諦めなければ必ずチャンスは来ると考えるようにしています」

――それこそ砂辺イズムなのかもしれませんね。2010年9月に砂辺選手が田原しんぺー選手をKOした試合がすごく印象に残っています。最初に砂辺選手がダウンを喫した時、過去の試合ぶりから『ダウンを跳ね返して勝つんじゃないか』と直感的に思いました。

「えぇ、そうなんですか」

――結果は田原選手の三角絞めをスラムで返してKO勝ち。試合後に聞いたところ、セコンドの勝村周一郎さんも砂辺選手がダウンした時に「勝った!」と思ったそうです。砂辺選手としてはダウンを喫してからのほうが強いのかもしれませんが、最後まで諦めない気持ちというのは理解できます。

「その話を聞けて嬉しいです。今回の相手は高校生で、パワーは僕が勝っていると思います。でも無敗の人間が、絶対に何か持っている。何かあるから無敗なので。だから『高校生だから勝てる』なんて考えていません。無敗だから何か持っているはずだけど、自分としてはこれまで負けたことがあるから分かるものがあると思っています。明日は、そんな無敗の新人を相手に圧倒して勝ちます」

■視聴方法(予定)
4月14日(日)
午後2時25分~ Twit Casting LIVE

■ THE SHOOTO OKINAWA10対戦カード&計量結果

<ストロー級/5分3R>
当真佳直:52.04キロ
根井博登:51.80キロ

<フェザー級/5分3R>
内藤太尊:65.52キロ
宇藤彰貴:65.62キロ

<ストロー級/5分2R>
畠山隆称:52.10キロ
牧ケ谷篤:52.04キロ

<ウェルター級/5分2R>
西條英成:76.92キロ
アイエティ・ケビン:76.80キロ

<フェザー級/5分3R>
南風原吉良斗:65.62キロ
メイヘム和成:65.24キロ

<ストロー級/5分2R>
木村旬志:52.16キロ
大城匡史:52.14キロ

<ストロー級/5分2R>
ふじい☆ペリー:52.48キロ→52.20キロ
知名昴海:51.52キロ

<ストロー級/5分2R>
大田ノヒロ:52.14キロ
高橋佑太:52.20キロ

<2024年度新人王Tフライ級準決勝/5分2R>
松本ごだい:52.22キロ
小生隆弘:56.56キロ

<修斗トライアウトマッチ バンタム級/3分2R>
山本敦章:61.10キロ
武田昴大:60.90キロ

<修斗トライアウトマッチ フェザー級/3分2R>
藤崎陽平:65.32キロ
神田篤社:65.48キロ

<アマチュア修斗 女子スーパーアトム級/3分2R>
高田双葉:48.36キロ
徳本望愛:49.22キロ

The post 【The Shooto Okinawa10】メインで根井博登を迎え撃つ当真佳直「無敗の新人を圧倒して勝ちます」 first appeared on MMAPLANET.
カテゴリー
o ONE Shooto SHOOTO GIG TOKYO ライカ 修斗 剛毅會 安芸柊斗 新井丈 旭那拳 澤田龍人 長南亮 黒部和沙

【修斗】デビュー3戦目 黒部和沙が澤田龍人に一本勝ち!

IMG_8464
4月7日に新宿FACEで開催されたプロフェッショナル修斗公式戦『SHOOTO GIG TOKYO Vol.36』。メインイベントで修斗やONEで活躍してきた澤田龍人(AACC×剛毅會)がプロ3戦目の黒部和沙(TRIBE TOKYO M.M.A)と対戦。実績から考えると澤田が断然優位と目されていましたが、なんと1Rで黒部が一本勝ちするアップセットが起こりました。

試合は開始直後に澤田がパンチをヒットさせたものの、そのままタックルで組み付く黒部。スクランブルの展開から上を取ると、澤田の下からの腕十字をかわすとバックに周る。そこから身体を捻るようなツイスターを仕掛けると澤田はタップ。黒部が3分38秒で見事に一本勝ちを収めました。

連敗中とはいえ、レスリングや組みに強い澤田をポジショニングで制圧して最後はツイスターを極めるとは。。。23歳にしてこの完成度は末恐ろしい。長南亮門下で強豪に揉まれてるでしょうし、ストロー級戦線の台風の目になるのは間違いなさそうです。

順当にいけば安芸柊斗や旭那拳、そして新井丈らとの対戦は今から楽しみ。わりとストライカーが目立つ階級だけに、寝技主体で試合を進める黒部なら突き抜けるかもしれません。

逆に負けた澤田はONEから数えて5連敗。かなり苦しい立ち位置に追い込まれましたが、言ってもまだ20代。子役タレントばりに早くから実戦投入されていましたが、まだ老け込むにはもったいない。再浮上に期待します。
カテゴリー
45 MMA MMAPLANET o RIZIN Shooto SHOOTO GIG TOKYO 後藤丈治 澤田龍人 黒部和沙

【SHOOTO GIG TOKYO】キャリア3戦目の黒部がおたつロック→変形ツイスターで澤田に一本勝ち

【写真】TRIBEの同門・後藤丈治もRIZINで極めているおたつロックからの変形ツイスター。もはやこれは“TRIBEスペシャル”!?(C)TAKUMI NAKAMURA

<ストロー級/5分2R>
黒部和沙(日本)
Def.1R3分38秒 by 変形ツイスター
澤田龍人(日本)

1R早々に澤田の右がヒット。黒部はそのままシングルレッグに入ってドライブするが、足を飛ばして切った澤田がニンジャチョークを狙い、黒部がグラウンドで下になる。黒部が左腕を差して立ち上がると、澤田は小手に巻いて投げるようにトップキープする。

ここからスクランブルになり、最終的に黒部がインサイドガードで上になる。下になった澤田は腕十字とオモプラッタを仕掛け、黒部は澤田の身体を跨ぐようにディフェンスしてバックへ。澤田が腰を上げてもバックキープ→おたつロックで澤田の動きを止め、澤田が向き直ろうとしたところでツイスターを極め、澤田からタップを奪った。

キャリア3戦目で澤田に一本勝ちするアップセットを起こした黒部は「言いたいことが3つあります。まず澤田選手、ペーペーの僕の試合を受けてくれてありがとうございました。2つめはいい加減、宣材写真をかっこいいものにしてください(笑)。最後に好きなものを続けて入れば、僕も19歳から格闘技を初めて強くなれました。好きなものを続けていれば一番になれることを証明します」と語った。


The post 【SHOOTO GIG TOKYO】キャリア3戦目の黒部がおたつロック→変形ツイスターで澤田に一本勝ち first appeared on MMAPLANET.