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【ROAD FC61】日本来るんと違うんか~い──イ・ジュンヒョンの次戦はRoadで秋葉太樹戦に!!

【写真】打撃の良さは分かった。では、組み技の能力は?(C)ROAD FC &MMAPLANET

30日(月・現地時間)、ROAD FCが7月23日(土・同)に韓国ウォンジュのウォンジュ体育館で開催するRoad FC61でイ・ジュンヒョンが秋葉太樹と対戦することを発表している。

今月14日のRoad FC60で山本聖悟を初回でKOし、MMAPLANETのインタビューで日本襲来を宣言していたイ・ジュンヒョンの次戦が早くも決まった。


このタイミングで那須川天心との対戦をアピールするなど天真爛漫さを爆裂させていたイ・ジュンヒョンの次の相手は、4月のパンクラスで鶴屋怜の右腕を十字で伸ばしたもののRNCで一本負けを喫した秋葉に。

KOパンチを持ち、敗れてなお鶴屋戦で組み技の成長を見せつけた秋葉とはいえ、現状は2連敗中でパンクラス・フライ級王座を狙うには、もう一巡戦う必要がある。そんななか、Road FCからのオファーは新たなモチベーションになるに違いない。

日本の19歳に続き、韓国の19歳との戦うことになった秋葉、絶対に遅れをとることはできない──不退転の決意で対馬海峡を越える。一方、ここまでキャリア7連勝中のイ・ジュンヒョンは山本戦に限らず、打撃の印象が強いが本人は中学1年の時からMMAを続けており、レスリングもグラップリングも得意にしていると豪語する。

とはいえ秋葉の強味は、打撃に臆することなく強度が増した組み技に持ち込めること。イ・ジュンヒョン側から見ると、攻めではなく組み技での防御能力がどこまであるのかは、まさに未知数だ。

日本のフライ級に喧嘩を打った──自らは天才と呼ばれていると断言する一方で、도라에몽=ドラえもんという愛称を持つイ・ジュンヒョンが、秋葉を相手にどのような引き出しの多さを見せる……四次元ポケットから秘密兵器を取り出すことができるのか。

まだ──お手並み拝見という見方をしてみたいモノだ。また同大会ではパク・シウォン×パク・ソクモの間でRoad FCライト級王座決定戦、ちびウルフことパク・ジョンウンがホン・ユンハと対戦する女子アトム級マッチも組まれている。

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MMA o PANCRASE TSUNE   ジェイク・ムラタ パンクラス 上田将竜 修斗 岩本達彦 平田丈二 有川直毅 木下憂朔 村山暁洋 松岡嵩志 田村一聖 秋葉太樹 粕谷優介 近藤有己 透暉鷹 鈴木一史 鶴屋怜

『PANCRASE 327』試合結果


第2部

第5試合 メインイベント ウェルター級 5分3R
○木下憂朔[ゆうさく](パンクラス大阪稲垣組/1位)
×村山暁洋(GUTSMAN/2位、元王者、元修斗環太平洋同級王者)
1R 1’48” KO (左飛び膝蹴り)

第4試合 コーメインイベント フライ級 5分3R
×秋葉太樹(フリー/3位)
○鶴屋 怜(パラエストラ松戸)
1R 3’42” 裸絞め

第3試合 バンタム級 5分3R
×井村 塁(Nexusense/2位、ネオブラッドトーナメント2020優勝・MVP)
○TSUNE(リバーサルジム新宿Me,We/7位)
判定0-3 (出口27-30/太田27-30/荒牧27-30)

第2試合 パンクラス・フェザー級王座挑戦者決定トーナメント決勝 5分3R
×岩本達彦(BLOWS/2位、ネオブラッドトーナメント2020同級優勝)
○透暉鷹[ときたか](ISHITSUNA MMA/3位、修斗2019同級新人王)
1R 4’30” TKO (レフェリーストップ:グラウンドパンチ)

第1試合 73kg契約 5分3R
○近藤有己(パンクラスイズム横浜/元ミドル級・ライトヘビー級・無差別級王者)
×鈴木一史(リバーサルジム新宿Me,We/WARDOG王者)
判定3-0 (出口29-28/大藪29-28/山崎29-28)

第1部

第6試合 メインイベント フライ級 5分3R
○上田将竜[まさたつ](G-face TEAM緒方道場/1位)
×有川直毅(K-PLACE/4位)
判定2-1 (大藪28-29/太田29-28/山崎29-28)

第5試合 コーメインイベント ライト級 5分3R
○松岡嵩志(パンクラスイズム横浜/8位)
×冨樫健一郎(パラエストラ広島/元1位)
2R 1’35” TKO (レフェリーストップ:グラウンドパンチ)

第4試合 ライト級 5分3R
×平 信一(綱島柔術/ZST/9位、ZST王者)
○粕谷優介(CROWN)
2R 2’40” 裸絞め

第3試合 フェザー級 5分3R
○田村一聖(IJC/6位、元王者)
×三宅輝砂[きさ](ZOOMER/9位、ネオブラッドトーナメント2021同級優勝)
判定3-0 (出口29-28/太田29-28/梅木29-28)

第2試合 バンタム級 5分3R
○平田丈二(闇愚羅)
×ジェイク・ムラタ(パラエストラTB/Fighting Nexus/元ZST王者)
1R 4’57” TKO (レフェリーストップ:左アッパー→グラウンドパンチ)

第1試合 フライ級 5分3R
―谷村泰嘉(パラエストラ八王子/7位)
―大塚智貴(CAVE/ストロー級7位、ネオブラッドトーナメント2021ストロー級優勝)
中止 (谷村の体調不良)

プレリミナリーファイト フェザー級 5分3R
○工藤修久(禅道会小金井道場)
×平田純一(デラヒーバジャパン宇都宮)※DAMM FIGHT JAPANから所属変更
判定3-0 (29-28/30-27/29-28)

 4月29日に立川ステージガーデンで開催された『PANCRASE 327』の試合結果。第2部のメインイベントは木下憂朔が村山暁洋に1R KO勝ち。鶴屋怜が秋葉太樹に1Rリアネイキッドチョークで勝利。近藤有己が鈴木一史に判定勝ちしています。続きを読む・・・
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News o PANCRASE   秋葉太樹 鶴屋怜

【Pancrase327】鶴屋怜がバックチョークで一本勝ち 木下憂朔が跳び膝でKO勝利

440: 実況厳禁@名無しの格闘家 2022/04/29(金) 18:08:38.87 ID:pxN4rmO3aNIKU
鶴屋強いけど危ういなぁ
 2022年4月29日(金・祝)立川ステージガーデンにて『PANCRASE 327』が行われた。  

第2部のコ・メインでは、フライ級の超新星・鶴屋怜(パラエストラ松戸)がPANCRASE初参戦。

同級3位の秋葉太樹(フリー)と対戦し、1R 3分42秒、リアネイキドチョークで一本勝ちした。(全文は以下リンク先参照)

https://news.yahoo.co.jp/articles/daa1abffa3fb2dbd6083b7e0aa8bedad332963c1


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MMA MMAPLANET o PANCRASE Pancrase327 パンクラス 秋葉太樹 鶴屋怜

【Pancrase327】パンクラス初戦、秋葉太樹をRNCで仕留めてプロ4連勝の鶴屋怜がタイトル戦をアピール

【写真】ピンチもあったが、鶴屋がイリディウムとの契約後初戦で勝利。これでデビュー以来4連勝、全てKOか一本勝ちだ (C)MMAPLANET

<フライ級/5分3R>
鶴屋怜(日本)
Def.1R3分43秒 by RNC
秋葉太樹(日本)

開始早々、鶴屋が組みついて投げを打つ。アンダーフックでディフェンスした秋葉。鶴屋はパンチとヒジを打ち込みながら、立ち上がった秋葉をケージに押し込む。鶴屋はまたもテイクダウンを狙うが、秋葉が下から鶴屋の右腕を取って腕十字へ。腕が伸びたかに見えたが鶴屋が前転して上になり、起き上がる秋葉のバックに回る。そのままグラウンドに持ち込んだ鶴屋はマウントを奪い、パンチを落としながらバックに回ってRNCを狙う。

右腕を秋葉の首に回した鶴屋、秋葉は鶴屋の左腕を引いてディフェンスし、パンチを食らいながら起き上がって反対にRNCを狙っていった。これを凌いだ鶴屋がバックへ。パンチを当てながら右腕を秋葉の首に回し、相手の右腕を自分の足で抑えながら、今度はしっかりとRNCを極めた。

パンクラス初戦で一本勝ちを収めた鶴屋は、「1Rで勝ったので、次はタイトルマッチやらせてください」とアピールした。


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【Pancrase327】村山暁洋と対戦、木下憂朔「前回以上の衝撃を。メチャクチャ強いなっているので」

【写真】炭火焼けいじ──はお父さんが営んでいるお店とのこと (C)MMAPLANET

29日(金・祝)、東京都の立川ステージガーデンにて開催されるPancrase327の第2部のメインで木下憂朔が、村山暁洋と戦う。

事実上今大会のヘッドライナーである木下は、昨年11月にほぼ勝利を手中に収めながら金網を掴んでの踏み付け行為で反則負け──キャリア初黒日を喫したRIZIN TRIGGER参戦からホームで再起戦を戦う。

4試合連続初回フィニッシュ、DEEP王者を相手に内容では圧倒していた木下を計量直後にインタビュー。この間の成長をケージの中で披露したい気持ちが満ち溢れていた木下だった。


──計量を終えて、今の調子はいかがですか。

「いよいよやなって感じですね。前回の試合からちょうど5カ月、準備期間が長かったのでようやくソレをお披露目できるなって。体調の方も水抜きはいつも通りしんどいですけど、時間をかけてそこまでは落としてきたので調子は良いです」

──とはいえ、計量の日に大阪から移動するのはやはり厳しいですね。

「どっちにしろしんどいので。東京にいても(笑)。そこは大丈夫です」

──ところで、蒸し返すわけではないのですが……いや、蒸し返しているのですが、前回のTRIGGERでの反則負け。ケージを掴んでいなくても、勝負は決していた可能性が高く。レフェリーもそこで指導がなくて、あとから勝ちが取り消されて反則負けという裁定をどのように捉えていますか。

「あの直後はわけが分かっていなかったので、『ハァ?』という感じだったのですが、ルールはルールですし。動画を視ても、アレを審判の人たちが良しとすると続いちゃいますからね。だから、僕がケージを掴まなかったら良かったので。

RIZINルールやから、踏み付けで終わらせたいという意識が強すぎました。普段やらんことやから、金網を掴んでしまったんやと思います。どういう形でもフィニッシュできていたはずなのに、要らん拘りが出てしまいました。興奮しすぎて、覚えてないのですけど、いつもやらんことをやるとああなってしまいました」

──しかしレコード的には反則負けであろうが、黒星はつけたくなかったのでは。

「そこも何日間は、そういう気持ちになったのですが、自分が進みたい先にいけるならソレで構わないという風に思っています。試合結果ばかりでなく、試合内容に拘るしかないって」

──ポジティブで、良いですね。それなのに──試合前日に気持ちを上下させてしまうような質問になってしまうかもしれないですが、6月にシンガポールで開催されるRoad to UFCに木下選手は出場の有力候補という話は伝わっていました。ただし、アジアの事情かウェルター級自体が組まれなかった。

「そうなんですよ……。そのつもりだったんですけど……でも、いつか行くんで。早くいけそうな今回のタイミングが、僕には当てはまらなかっただけで。自分が頑張れば、いつかオファーくると思っています」

──その頑張る試合が、明日に控えています。

「メインでやるのも初めてで。大阪大会でもなかったことです。先輩の試合も見てきたけど、自分がその場に立つのがベストで。ただただ楽しみ、それだけです。変に気負うこともないです。これまでも4試合目、5試合目で戦っていても、自分がメインやと思って戦ってきたので。それが叶ったのだから、これまで通り僕が一番面白い試合をするだけです」

──ズバリどういった試合をしたいですか。

「カルペディエム芦屋で岩崎さんにグラップリングを習って、寝技や組みも自信がついてきたので打撃もより思い切り使えます。その打撃も当然、スキルアップしていますし。総体的にMMAとして、この半年で上がっているので前回以上の衝撃をお見せします(笑)。めちゃくちゃ強くなっていると思うので」

■視聴方法(予定)
4月29日
午後2時30分~ TIGET LIVE
午後4時30分~ ABEMA PPV ONLINE LIVE

■Pancrase327計量結果

<2022年ネオブラッドTストロー級1回戦/5分3R>
江崎壽:52.65キロ
大和田光太郎:51.9キロ

<ミドル級/5分3R>
押忍マン洸太:83.35キロ
佐藤龍汰朗:82.95キロ

<フェザー級/5分3R>
渡辺謙明:65.6キロ
Ryo Takagi:65.9キロ

<ウェルター級/5分3R>
木下憂朔:77.25キロ
村山暁洋:77.15キロ

<フライ級/5分3R>
秋葉太樹:56.9キロ
鶴屋怜:56.65キロ

<バンタム級/5分3R>
井村塁:60.85キロ
TSUNE:61.3キロ

<フェザー級挑戦者決定T決勝/5分3R>
岩本達彦:65.9キロ
透暉鷹:66.15キロ

<ウェルター級/5分3R>
近藤有己:72.4キロ
鈴木一史:72.35キロ

<フライ級/5分3R>
上田将竜:57.05キロ
有川直毅:57.1キロ

<ライト級/5分3R>
松岡嵩志:70.3キロ
冨樫健一郎:69.1キロ

<ライト級/5分3R>
平信一:70.35キロ
粕谷優介:70.3キロ

<フェザー級/5分3R>
田村一聖:65.5キロ
三宅輝砂:65.85キロ

<バンタム級/5分3R>
平田丈二:61.1キロ
ジェイク・ムラタ:61.3キロ

<バンタム級/5分3R>
工藤修久:64.85キロ
平田純一:65.8キロ

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【Pancrase327】計量終了 世代闘争多し。有川直毅「勝って世代交代」&木下憂朔「僕の大会なんで」

【写真】5カ月ぶりの試合に減量疲れも感じさせなかった木下。闘志が外に出ることがないが、気持ちで戦う村山とどのような戦いになるか(C)MMAPLANET

28日(木)、東京都新宿区の新宿サンエービル地下1階会議室で、明日29日(金・祝)に立川市の立川ステージガーデンで開催されるPancrase327の計量が行われた。

3部制、全14試合=28人の出場選手は計量失敗はなく、明日を迎えることとなる。

以下、1部と2部の出場選手の試合に賭ける意気込みだ。


上田将竜
「先手、先手でかまします」

有川直毅
「勝って世代交代。出たいところがあるので、しっかり成り上ります」

松岡嵩志
「勝って這い上がりたいと思います」

冨樫健一郎
「経験の差を見せようと思います。頑張って勝ちます」

平信一
「明日は投げる」

粕谷優介
「道場生がいっぱい見に来るので、良いところ見せたいと思います」

田村一聖
「やってきたこと全部出して、圧倒して勝ちたいと思います。宜しくお願いします」

三宅輝砂
「圧倒するのは僕です。お願いします」

平田丈二
「明日は戦いを楽しみたいと思います」

ジェイク・ムラタ
「明日は戦いを目いっぱい苦しもうと思います」

工藤修久
「明日は道場の皆、生徒がたくさん見に来るので精いっぱい頑張って良い試合をしたいと思います」

平田純一
「とうとう今年、49歳になっちゃいましたけど、何とか出し切って良いところ見せたいと思います」

村山暁洋
「今回、最高の状態に仕上がったので明日は一本、KOで勝ちます」

木下憂朔
「明日、色んなカードが組まれていると思うんですけど、僕の大会なんで楽しみにしておいてください」

秋葉太樹
「明日は完全決着に近づけるように、全力で最高の試合を見せたいと思います」

鶴屋怜
「明日は面白い試合をするんで、注目してください」

井村塁
「明日は地元の立川で試合ができるので、再起の一戦でしっかりと自分らしくフィニッシュして……勝ちます。以上です」

TSUNE
「かつて一緒に練習していた後輩なんですけど、ここまで先に行かれちゃったんで明日はぶっ飛ばしたいと思います」

岩本達彦
「明日はトーナメントの決勝ということで、相手はリザーバーの選手になっちゃったんですけど、本戦出場者がリザーバーに負けるわけにはいかないので。明日もフィニッシュしてタイトルマッチに向けてタイトルマッチに賭けたいと思います」

透暉鷹
「明日はやってきたことを出すだけなんで、ガッチリと自分を信じて戦います」

近藤有己
「まず階級が変わってしまって、スミマセンでした。全力を出します」

鈴木一史
「格闘技を始める前からテレビでずっと見ていた選手と戦える機会がくるとは考えていなかったので。このチャンスにしっかりと勝ちたいと思います」

■視聴方法(予定)
4月29日
午後2時30分~ TIGET LIVE
午後4時30分~ ABEMA PPV ONLINE LIVE

■Pancrase327計量結果

<2022年ネオブラッドTストロー級1回戦/5分3R>
江崎壽:52.65キロ
大和田光太郎:51.9キロ

<ミドル級/5分3R>
押忍マン洸太:83.35キロ
佐藤龍汰朗:82.95キロ

<フェザー級/5分3R>
渡辺謙明:65.6キロ
Ryo Takagi:65.9キロ

<ウェルター級/5分3R>
木下憂朔:77.25キロ
村山暁洋:77.15キロ

<フライ級/5分3R>
秋葉太樹:56.9キロ
鶴屋怜:56.65キロ

<バンタム級/5分3R>
井村塁:60.85キロ
TSUNE:61.3キロ

<フェザー級挑戦者決定T決勝/5分3R>
岩本達彦:65.9キロ
透暉鷹:66.15キロ

<ウェルター級/5分3R>
近藤有己:72.4キロ
鈴木一史:72.35キロ

<フライ級/5分3R>
上田将竜:57.05キロ
有川直毅:57.1キロ

<ライト級/5分3R>
松岡嵩志:70.3キロ
冨樫健一郎:69.1キロ

<ライト級/5分3R>
平信一:70.35キロ
粕谷優介:70.3キロ

<フェザー級/5分3R>
田村一聖:65.5キロ
三宅輝砂:65.85キロ

<バンタム級/5分3R>
平田丈二:61.1キロ
ジェイク・ムラタ:61.3キロ

<バンタム級/5分3R>
工藤修久:64.85キロ
平田純一:65.8キロ

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【Pancrase327】世界と戦う日本人(07)鶴屋怜─後編─「日本のフライ級の誰と戦っても負けない」

【写真】目指すは不言実行でなく、有言実行なのだろう (C)MMAPLANET

29日(金・祝)、東京都の立川ステージガーデンにて開催されるPancrase327で、秋葉太樹と対戦する鶴屋怜インタビュー後編。

いってみればキャリア3戦。練習での強さは、数多く伝わってくる。とはいえ練習と実戦は違う。『ホントのところ、どんなモンなの?』という風に業界が思っていることは、鶴屋本人が一番感じ取っているところだ。とはいえ幼少期からレスリング、柔術、MMAとコンペティションで戦い続けてきた19歳だ。彼自身が練習と試合の違いを理解している。

2022年、春~世界に立ち向かうJ-MMAファイター特集~。第7弾─後編─、鶴屋怜の話に耳を傾けたい。

<鶴屋怜インタビューPart.01はコチラから>


──K-PLACEとSTF、掟破りですねぇ(笑)。鶴屋浩ならでは、です。

鶴屋浩 いやいや、勘弁してください。僕はどちらのジムの代表とも仲が良いですから(笑)。箕輪選手はONEに参戦するまでウチの道場に来ていましたし、今日も関原(翔)選手が出稽古に来てくれましたよ。

──箕輪選手はONEストロー級に内藤のび太選手がいるから、戦うことがあるかもしれないとパラ千葉系の練習を控えるようになったのでしたね。でも自分の階級の選手と緊張感のある練習ができているということですね。

「ハイ、良い練習になっています。箕輪選手、K-PLACEでは関原選手、荻窪(祐輔)選手、有川(直毅)選手、福島(啓太)選手たちとも、負けないつもりで練習しています。父とも話していて、これからも行けるところには行こうと。Me,Weで藤田(大和)選手、山北(渓人)選手、倉本(一真)選手とお練習させてもらいたいと考えています」

──出稽古を増やすというのは、どういう心境の変化があったのですか。

「正直、ジムで同じメンバーと練習を続けていると仕掛けてくることが分かるので。それが出稽古にいくと何を仕掛けてくるか分からないですし、神経を使います。精神的に実戦に近い気分になれます。だから出稽古に行くっていう感じです」

──神経が擦り減ることはないですか。

「いやぁ自分的には結構楽しくて。喧嘩ではないですし、喧嘩腰の選手もいないです。でもヒリヒリした練習になります。それに父の運転で家に帰るのですが、その時に練習を振り返って話ができるのも凄く面白いです」

──その出稽古は秋葉戦を踏まえてという部分もあるのですか。

「いえ、出稽古に行ける時間ができたので行くという感覚です」

──もう、このインタビューを読むと秋葉選手や陣営は今まで以上に負けたくないと思うでしょうね。その秋葉選手の印象、改めて聞かせてください。

「ハッキリ言って、自分の今の実力だったら、練習通りの力が出されば勝てます。普通の力を出すことができれば、相手にならないと思います」

──練習通りの力……過去3戦は出せましたか。

「ハイ。出せています。今言った、練習通りの力が出せないというのはアイポークがあったり、アクシデントが起こらない限りということです。自分のメンタルとか、練習通りの動きができないということではなくて。練習と同じ動きは、試合でも出せます。

それに練習と実戦は違いますし、練習では思い切りぶん殴ることはないじゃないですか。だから秋葉選手を軽視しているわけじゃないです。倒しに来る一発のパンチ、ヒザ蹴りとか気を付けないといけない攻撃があります。その一発を受けないように戦い、本来のスタイルをやり抜けば勝てると思っているということです」

──本来のスタイルをやり抜くと、鶴屋怜の勝ち方とはどういう風になるのでしょうか。

「基本、自分が得意なのはテイクダウンです。そこから上を取ってパウンドですね。まぁ一本取れれば狙います」

──イリディアムと契約したことで、世界から視られるファイトになるかと思います。どのような鶴屋怜を見せたいですか。

「正直、皆、この試合……秋葉✖鶴屋怜という試合で『鶴屋、こんなもんなんだ』って言いたいと思っているんでしょうけど──。世界の人の前に日本の皆さんに言いたいことは、今回の試合で『鶴屋怜は自分が思っているような弱いヤツじゃなかったんだな。普通にシンプルに強いな』と思ってもらえるような試合をします。

秋葉選手はパンクラスで3位、いえば日本のトップのなかでの1人です。ただ、自分的には日本のフライ級の誰と戦っても負けないと思っています。だから、圧倒した試合を見せたいと思います」

■視聴方法(予定)
4月29日
午後2時30分~ TIGET LIVE
午後4時30分~ ABEMA PPV ONLINE LIVE

■ Pancrase279対戦カード

<2022年ネオブラッドTミドル級1回戦/5分3R>
江崎壽(日本)
大和田光太郎(日本)

<ミドル級/5分3R>
押忍マン洸太(日本)
佐藤龍汰朗(日本)

<フェザー級/5分3R>
渡辺謙明(日本)
Ryo Takagi(日本)

<ウェルター級/5分3R>
木下憂朔(日本)
村山暁洋(日本)

<フライ級/5分3R>
秋葉太樹(日本)
鶴屋怜(日本)

<バンタム級/5分3R>
井村塁(日本)
TSUNE(日本)

<フェザー級挑戦者決定T決勝/5分3R>
岩本達彦(日本)
透暉鷹(日本)

<ウェルター級/5分3R>
近藤有己(日本)
鈴木一史(日本)

<フライ級/5分3R>
上田将竜(日本)
有川直毅(日本)

<ライト級/5分3R>
松岡嵩志(日本)
冨樫健一郎(日本)

<ライト級/5分3R>
平信一(日本)
粕谷優介(日本)

<フェザー級/5分3R>
田村一聖(日本)
三宅輝砂(日本)

<バンタム級/5分3R>
平田丈二(日本)
ジェイク・ムラタ(日本)

<バンタム級/5分3R>
工藤修久(日本)
平田純一(日本)

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MMA MMAPLANET o UFC UFC ESPN35   カーロス・キャンデラリオ 佐藤天 修斗 岡田遼 平良達郎 鶴屋怜

【UFC ESPN35】世界に立ち向かうJ-MMAファイター(08)平良達郎「試合に出せることが増えた」

【写真】沖縄にいると日焼けが目立った?!平良達郎 (C)MMAPLANET

30日(土・現地時間)──ネヴァダ州ラスベガスのUFC APEXで開催されるUFC on ESPN35「Font vs Vera」で平良達郎が、カーロス・キャンデラリオとUFCデビュー戦を戦う。

佐藤天以来、実に3年振りに日本人男子ファイターのUFC新規契約となった平良は2月中旬までのラスベガス修行を終え、大会2週間前まで沖縄で調整を行っていた。この間、岡田遼の修斗世界バンタム級王座決定戦が行われた残後で千葉や東京で1週間のトレーニングをしてきた平良にUFC契約以後の日本での練習について尋ねた。

2022年、春~世界に立ち向かうJ-MMAファイター特集~。第8弾はUFC初陣を目前に控えた平良達郎に話を訊いた。


──今は、どちらですか(※取材は4月8日に行われた)。

「沖縄の自分の家です。岡田(遼)さんの試合の時に東京に行って、1週間ほど練習していました。岡田さんの試合の翌々日まで練習して、沖縄に戻ってきています」

──岡田選手はまるで「あとは皆に任せた」とばかりの表情を試合後に見せて、素晴らしい幕引きに見えました。

「いや、幕引きはしていないんじゃないですか(苦笑)」

──でも「ガンバレ」とは無責任に言えないですし。

「自分は何もいえないです。岡田さんが決めることですし……ただ、ショックでした。やっぱりずっとラスベガスで一緒にいて、勝ってほしいという気持ちは人一倍持っていましたから」

──そのラスベガスから帰国した時は、まだホテルでの隔離措置があったはずですが、隔離が終わると千葉で練習することなく沖縄に戻られたのですか。

「すぐに戻りました。沖縄に戻りたかったです……。松根さんに会いたかったですし」

──師匠の松根さんとはUFCとの契約が成ってから、初めて会ったかと思います。お互いどのような雰囲気だったのでしょうか。

「松根さんはやったなぁという感じではなく、『取り敢えずケガなくて帰国できて良かったよ』とまず言われて」

──UFCとの契約や初戦に関しては?

「『沖縄修斗があるから(※4月17日に開催された)、どうかなぁ?』って感じでした。本当に(笑)」

──松根さんは自分には『沖縄修斗が達郎の試合の2週間前で良かったですぅ』と言っていました。

「アハハハ。そうなんですよ。ギリギリのタイミングで良かったです」

──とはいえ米国に挑戦するために米国を知ろうとベガスへってきました。そしてUFC前に沖縄で練習する。そこについては、どのように考えられているのでしょうか。ラスベガスだとUFC PIで何から何まで用意してもらえると聞きました。

「沖縄の方が体を追い込みやすいのは絶対なんです。練習後に自分の家に戻れて、自分の体をずっと診てきてくれた整骨院もあります。ただし、スパーリングに関してはサウスポーがいない。サウスポー・レスラーがいれば沖縄でも完璧です。

そうはいってもラスベガスで学んだことを沖縄で試して。習ったことは覚えていますし、携帯でメモもたくさん書いて戻ってきました。向うでできなかったこと……例えばレスリングではテイクダウンの幅、ディフェンスもそうですし、デキなかった動きができてきました。試合に出せることが増えたと思います」

──ベガスで将来的に強くなることを想定した練習をしていた。そこで試合が決まった。向うから持ち帰ったことと試合用の練習と、これまでにない二通りの練習で混乱しなかったでしょうか。

「同時進行というか、それが使えないとUFCでは勝てないわけですし。同時に対策と息上げのトレーニングが増えていますし。松根さんは最初だし、極力リスクを減らす方向で考えていてくれていて、そこに自分の考えたことを加えていく。そんな感じで対策をしています」

──では最初の話に戻るのですが、岡田選手の試合がなければ千葉や東京で練習することはなかったわけですか。

「岡田さんの試合がなければ、沖縄だけでやっていたかもしれないです」

──でもレスラーとの練習が必要なら、鶴屋怜選手が千葉にはいますが。

「岡田さんの試合があるのは、もう決まっていたことなので。だから千葉で練習するつもりでしたし。1日だけですけどEXFIGHTでも練習させてもらって。練習をしたことがない人とやるのは、やっぱり新鮮した。それに疲れます(笑)。

倫也さん、パトリックさんを始め、僕はあんまり名前が分からないのですが、色々な選手と凄く良い練習ができました。MMAとグラップリングの練習が主体でしたけど、パトリック選手はマスでも左ボディとか巧かったです。あと弟のメイソン選手もいて、サウスポーで蹴りとか万遍なく使うので、やり辛い打撃を使っていました」

──1週間の東京と千葉での練習も役立ったと。

「そうですね。やっぱり怜君は相当に強いので。色々と自分が習うことが多いです。僕と怜君だと相四つになるので、シングルとかどうやったら切るのかと──そんな感じで教わってきました。

怜君との練習はキャンデラリオ対策にもなっています。ただ、僕との試合では打撃で来るのかなとも思っています。僕的には正直、混ぜられた方が嫌です。なので色々と想定していて、怜君との練習は勉強になりました」

──3勝0敗、19歳の鶴屋怜選手は相当に強いのですね。

「まだ3戦ですか!! いや、めちゃくちゃ強いです。極められることもありますし、スクランブルが凄く強い。テイクダウンも切れたと思っても、押し込む力があって。バランスが良くて、体の使い方が巧いので凄く相手が疲れる戦い方ができると思います」

<この項、続く>

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【Pancrase327】世界に立ち向かうJ-MMAファイター(07)鶴屋怜「出稽古は覚悟を決めないとできない」

【写真】取材時点では超グリーンアッシュ。立川のケージでは何色になっているのだろうか (C)MMAPLANET

29日(金・祝)、東京都の立川ステージガーデンにて開催されるPancrase327で、鶴屋怜が秋葉太樹と対戦する。

昨年2月にDEEPでプロデビュー、3連勝で戦場をパンクラスに移すことを決めた。その直後に平良達郎のUFC行きを成立させたイリディアム・スポーツ・エージェンシーとの契約が決まった怜は、今後に対してどのようビジョンを父・浩とともに持っているのか。

2022年、春~世界に立ち向かうJ-MMAファイター特集~。第7弾はUFCしか、その視線の先にない19歳、鶴屋怜に訊いた。


──パンクラスで初ファイト、そしてイリディアムとの契約も発表された鶴屋怜選手です。イリディアムとの契約が成った時は、どのような気持ちでしたか。

「ここから世界と戦っていくんだなという気持ちになって、ワクワクと不安が半々のようになっていました」

──不安というのは?

「いずれそういう風になりたいとは考えていたのですが、現時点では早いとも感じているので。でも、契約してもらったのでそんなこと言っていなくて、どんどん強くなって戦っていこうという風にはなっています」

──イリディアムと契約したことで、キャリアップの変更点はありますか。

「特に今のところはないです。取りあえず次の試合がパンクラスであるので、そこで勝つことに集中しています。その後は巡ってきたチャンスにはトライしようと思っています」

──まだ公にできてないですが、6月にはシンガポールでRoad to UFCが開催されます(※取材は4月5日に行われ、22日にRoad to UFCが正式発表された)。その辺りを考えることは?

「最初はイリディアムの方から米国のコンテンダーズ、次にシンガポールのRoad to UFCの方でプッシュするという話はありましたが、そこも早過ぎるので断ろうという考えでした。ただオファーがあるかどうかはUFC次第ですし、さっきもいったようにチャンスがあるならトライしようという風に思うようになりました。

技術的に成熟する時と、選手の勢いは時期が同じじゃない。父と話していて、勢いがある時に話があればチャレンジすべきだと考えるようになりました。父も僕はこれから強くなり、巧くなっていくだろうけど、勢いというのは重要だろうと。ただ正式な話ではないので、今はパンクラスで勝って、パンクラスでチャンピオンになるということを考えています」

──ではイリディアムと契約したことで、秋葉戦への意気込みに変化は起きましたか。

「いえ、そこと関係なく力の差をつけて勝つつもりでいることは変わりないです」

──なるほど。では3月の最初にゴング格闘技用に話を伺った時に、まずはジムのなかで強い先輩を越えないといけないという発言がありました。しかし、その対象であった岡田遼選手が修斗世界バンタム級王座を失いました。あの試合を見て、想うところは?

「安藤選手には勢いがあって強い選手なので、一発入ればそういうことはある。それがMMAだと思います。ただ、自分の中では岡田さんが負けて悔しいという気持ちしかないです。ジムの先輩が負けた……それは自分が負けるのと同じように悔しいです。

岡田さんの試合が終わった後、父に『あのベルト、俺が取り戻した方が良いのかな』って言いました。僕にはUFCの世界チャンピオンになるという夢がありますけど、そこを成し遂げてキャリアの最後に日本に戻ってきて、修斗世界バンタム級のベルトを獲る。そういう目標が一つ加わりました」

──なるほど。いや、浪漫です。それと前回に話を伺った時に『世界、世界っていうけど俺ほどの本気度はない』とUFCと口にする選手に対し、なかなかの口調で話していました。それが締め切り前にEXFIGHTに出稽古に行き、仲良く写真に収まっているのを見てずっこけました。

「アハハハハ。中村倫也選手と練習させてもらって普通に強くて……。倫也選手は年齢なこともあり、次の対戦相手(※4月24日のPOUNDSTORMで勝利したアリアンドロ・カエタノ)が強いというのもあって、本気でUFCを狙っている。そこに賭けているというのは伝わってきました」

──年下の鈴木崇矢選手は、いかがでしたか。

「17歳ですよね。17歳ということを考えると良い動きです。ただ、強くなれるかどうかは彼次第です」

──ライバル意識を持つことはない?

「倫也選手はバンタム級で階級が違うので、ライバル意識を持つことはないです。練習をしてくれる仲間のような感じで。ただフライ級の選手だと、そういう意識を持つこともあるかもしれないです。倫也選手は身体能力が高くて、これまでやったことがない練習ができて。本当に良い練習ができています」

──UFCに行くと口にしている選手たちとの練習は、同志ができたような気持ちになるのでしょうか。

「別にそうはならないです。普通に話はしますけど、友達を創りに行っているわけではないですし、良い練習をしたくて行かせてもらっていて。だから自分もEXFIGHTの選手にとって良い練習相手になれればと思っています」

──アハハハ。もう忖度しないのが心地良いです。

「これまで自分のジムだけで練習していたのですが、今は出稽古を増やすようにしました。そのなかでEXFIGHTで練習させてもらっていて、倫也選手やパトリック選手、鈴木崇矢選手が受け入れてくれたことは感謝しています」

──出稽古先を増やしたというのは?

「やっぱり初めて練習する時とか、緊張感が違います。あの感覚は選手の強度や巧さとか、いうと強さに関係なくても良い練習になるというか……」

──どう来られても文句は言えない。対応するのが出稽古ですね。

「やっぱり舐められるかっていうことで、本気で当たって来てくれます。出稽古は覚悟を決めないとできないと思っています」

──鶴屋怜に負けてたまるかと掛かって来る選手もいるでしょうし。

「そう思っている人もいるかもしれないです(苦笑)」

──ではEXFIGHT以外では、どこで出稽古を?

「K-PLACEですね。軽量級の選手が多いので。それとSTFでも箕輪ひろば選手とスパーリングがしたくて行かせてもらいました」

<この項、続く>

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【Pancrase327】鶴屋怜と対戦、秋葉太樹─02─「踏み台にされる側が勝ったら面白い。不安要素は2割」

【写真】関西グラップリング界の虎の穴=カルペディエム芦屋で組み技の向上もはかっている(C)MMAPLANET

29日(金・祝)、東京都の立川ステージガーデンにて開催されるPancrase327にて、鶴屋怜と対戦する秋葉太樹のインタビュー後編。

2013年にプロデビューし、現在31歳。これまで22戦を経験したなかで、秋葉は自らを見つめ、そして勝つ術を身に着けてきた。それだけキャリアを重ねてきたファイターにとって、これがプロ4戦目となる鶴屋怜とは――。自分のことをアンダードッグだと認識している秋葉、しかしホープに噛みつくイメージは、すでに出来上がっている。

<秋葉太樹インタビューPart.01はコチラから>


――秋葉選手のキャリアに変化が起こったのは、2018年3月の安永有希戦からかと思います。その後も荻窪祐輔、神酒龍一といったパンクラスのトップランカーを下しました。当時、ご自身の中でも何か変化があったのでしょうか。

「そういう人たちは、戦う世界が違う選手なんやろうなと考えていました。それが安永戦の前から稲垣組へ出稽古に行かせてもらって、自分の世界観も大きく変わったんです。トップファイターたちは、こんなしんどい練習してんのかって。良い意味で、自分に対するプレッシャーになりました。精神力とかも稲垣組でつけてもらって……めちゃくちゃキツかったです。知らない人たちばかりやし、怖いし(苦笑)」

――アハハハ、怖いとは(笑)。

「一般会員さんのクラスは違うと思うんですけど、プロ練は殺伐としていて。でもそれは冷たい感じじゃなく、強い指示が飛ぶんです。『そこで動け! 動かなアカンやろ!!』って。そうなると余計にしんどいけど、自分が弱いところで打ち勝つ強さを鍛えてもらっています」

――そうやって稲垣組で鍛えてもらった秋葉選手としては、先日の前田吉朗引退興行で、稲垣組メンバーが集まったのは感慨深かったのではないですか。

「当日は体調を崩して会場に行けていなくて……。でも僕が修武館に通っていた時、電車の中でずっとDREAMの試合動画を見ていました。そこに出ていた前田さんと、少しの間でも同じ時代に試合をできたのは、ホンマに嬉しかったです。前田さんって魂で戦うじゃないですか。毎試合、全力で言い訳もしない。カッコいい人です」

――なるほど。試合の話に戻ると、トップランカーとの試合の中では何か手応えを感じましたか。

「それが……意外と試合中は何も感じていないんです。戦っている自分は自分ではない、というか――」

――えっ、どういうことでしょうか。

「伝わるかどうか分からないんですけど、自分を客観的に見ている感じなんですよ。試合中に自分の動きに対して『こんな動きできるんや!』と思ったり。でも、それがダメなところやったんです。その動きができる理由が分かっていないから。それとトップ選手に勝った時も『おっ、勝ったんや』って自分の試合ではないような感覚を持ったり」

――それは、自分自身のことを冷静に見ることができているのではないですか。

「それが分からないんですよね。試合は自分ではないヤツが戦っていて、そいつに任せて僕は試合を楽しむだけ、っていう」

――自分ではない自分は、自分が思っている通りに動けているのでしょうか。

「自分が思ったとおりではなく、相手の動きに対するリアクションで動いているんです。冷静になる時もあります。組みと組みの間はコレをしよう、と考えて動き時もありますけど、基本的には無で動いている感じですね」

――そういった感覚は、昔からあったものですか。

「いえ、勝ち始めてからですね。勝っているから、その感覚でいいんやと。昔は試合前もすごく力んでいて、良い試合せなアカンって自分に言い聞かせて……。大丈夫、大丈夫と思いながら試合中は怖いな、ヤバいなって、いろんな感情が沸き上がっていました。でも勝ち始めてからは、そういう感情も無くなってきて。戦っても死ぬわけじゃないし、何も怖くはないと思ってから勝てるようになってきたんです」

――不思議な感覚ですね。

「試合が終わってから映像を見て、こんな展開があったなと思い出すことも多くて。たぶん僕は計算すると勝てないんです。とにかくその時はガムシャラにやっていて勝てた、っていう」

――すると、2017年に安永戦、荻窪戦を含めて3連続KO勝ちを収めた時は、KOしたパンチのことは覚えていたのでしょうか。

「それは全部覚えています。しっかりと形にハメこんで、最後はこのパンチで倒すと決めていて」

――それは自分に中で、よほど染み込ませていないと出ない動きなのかもしれないですね。

「ただ、動き自体は練習していないものなんですよ。でもずっとイメージしていて、当たる自信もある。水抜きしている時とか、『この動きはいけるな。これで倒せる』っていうことしか考えていないんです。安谷屋戦の時は、最初は打撃で勝負しようと思っていました。でも寝技の練習もしていたし、水抜きの時にイメージしながら『寝技でもいけるな』と思って」

――なんとも不思議な世界です……。しかし自分の中で、しっかりイメージしておくことは大切ですよね。

「それが前回の試合(2021年5月、小川徹に判定負け)は、自分の準備不足でした。せっかくベルトに挑めるチャンスやったのに、負けて遠回りすることになったなと。でもいずれベルトは獲りたいし、獲れると思っているので。遅かれ早かれ、パンクラスのフライ級のベルトは、僕のものになります」

――そのベルトに向けた再起戦、相手は鶴屋怜選手です。

「このマッチメイクでは、僕がアンダードッグだということは分かっています。でも注目を浴びている選手に、踏み台にされる側が勝ったら面白いですよね。そう思う一方で、僕と対戦するのはまだ早いんじゃないかっていう声もあって。そういう声を聞くと嬉しいです。

若くて注目を浴びている選手でも、平良(達郎)君や西川(大和)君の強さは分かるんですよ。でも鶴屋君はまだ、それほどキャリアのある選手と対戦していないから、その強さが分からない部分があって。だから楽しみでもありますよね。自分で言うのも何ですけど、彼のキャリアにとって、僕の試合が大きなヤマになるんじゃないですか」

――確かに、そうですね。

「まぁ、試合って時の運じゃないですか。僕は鶴屋君に勝つイメージも持っているし、負けるイメージも持っています。実は、いつも試合前は負けるイメージしかなくて(苦笑)。それのイメージを自分自身へのプレッシャーにして練習していくんです。今回もそういう練習をしてきたし、もう不安要素は残り2割ぐらいですね。試合当日にはその2割も無くなっていますから、最高のパフォーマンスをお見せしますよ」

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