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J-CAGE Report Shooto2021#02 ブログ 後藤丈治 魚井フルスイング

【Shooto2021#02】フルスイング当たらず・・・後藤丈治がジャブ&ローの完全コントロールで判定勝ち

<65.8キロ契約/5分3R>
後藤丈治(日本)
Def.3-0:30-26.30-27.30-27.
魚井フルスイング(日本)

開始早々、いきなり魚井が前に出る。後藤は右に回り、ジャブとロー。魚井がプレッシャーをかけると、左にも回るように。魚井は左をフルスイング。後藤は左の蹴りで距離を探る。魚井が右ジャブを出すと、後藤は左ローを返す。後藤のほうがプレシャーをかけていくと、魚井は左のフルスイングで相手を下がらせる。そして左のショートを放つ魚井。後藤の右の蹴り足をキャッチし、左を繰り出す。

距離を詰めていく後藤。魚井は左ストレート、左ボディストレートを返す。後藤は左ジャブとロー、さらに魚井が前に出てくると、右フックからの左ストレートで尻もちを着かせる。立ち上がった魚井を、パンチで追い詰める後藤。左ストレートがヒットすると、よろめく魚井。魚井がガードを固めると、その間を抜いて後藤の右ジャブが突き刺さる。ケージを背負いながら左をフルスイングする魚井だが、これは当たらない。後藤は冷静に右ジャブと右ロー。魚井の左フルスイングをヘッドスリップでかわし、プレッシャーをかけ続けた。

2R、前に出たのは後藤。1Rと同様に、ジャブとローでプレッシャーをかける。魚井は右に回りながら、左をフルスイング。これをかわした後藤は、前蹴りから詰めていく。魚井にケージを背負わせた後藤は、左ロー。魚井のパンチをかわし、自身のパンチをヒットさせる。さらに左ローを当てる後藤は、サイドキックも繰り出す。後藤の右ミドルハイは、魚井がブロック。距離が近くなると、後藤が左ストレートを狙う。

魚井にケージを背負わせ、ローとワンツーで攻め込む後藤。魚井は左フックを狙うが、後藤はバックステップでかわす。ケージ際で左飛びヒザを繰り出した魚井だが、後藤はかわして攻撃を繰りだす。残り1分を過ぎたところで、魚井の左が後藤の顔面をかすめたが、後藤は構わず右ジャブを放つ。ラウンド終了間際、後藤の左がヒットした。

最終R、距離を詰めたのは後藤。後藤の左ローに魚井が左ストレートを合わせる。右ジャブを突き続ける後藤に対し、魚井は距離を詰めることができない。後藤の右ローがローブローとなるも、魚井は構わず試合を続ける。右ジャブとローで後藤が試合をコントロールし、左ハイと右ミドルも放っていく。左ストレートを連打する魚井。しかし後藤には届かず、後藤はそのまま右ジャブと右ローで距離をキープしている。

後藤のサイドキックに対し、魚井が左ストレートを伸ばした。残り1分を切り、魚井はアクションを起こすが、試合のペースは変わらない。終了間際、後藤が右のテンカオをヒットさせて試合を終えた。

裁定は、1人のジャッジが4ポイント差をつけるなど、大差で後藤の勝利となった。

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Interview J-CAGE Shooto2021#02 ブログ 後藤丈治 魚井フルスイング

【Shooto2021#02】後藤丈治と対戦、魚井フルスイング─02─「『やりにくい』と思ってくれることを願う」

【写真】ゾッとするシーンを連想させるシーン。この悪夢を1年2カ月振りの修斗で払拭したい (C)KEISUKE TAKAZAWA

20日(土)に東京都文京区の後楽園ホールで開催されるShooto2021#02で後藤丈治と対する魚井フルスイング・インタビュー後編。

群雄割拠どころか、ONEやRIZINとの出入りで混沌とした状況になっている修斗バンタム級戦線で、常に強豪と戦っていた魚井は後藤のことを「ランキングに入ってないけど、強い相手」と評した。
Text by Shojiro Kameike

<魚井フルスイング・インタビューPart.01はコチラから>


――改めて後藤選手の印象は?

「藤井伸樹選手との試合(2020年9月19日、判定負け)との試合を見たことがあったんですけど、オファーが来た時点で『どこの選手だったかなぁ』と思って(苦笑)」

――あまり後藤選手のことを意識したことがなかったですか。

「後藤選手だけではなく、自分はもともと他の選手の試合を、そんなに見ることがないんですよ。もちろん誰かの試合を見て『良い試合だ』とか『この選手は強いなぁ』と思うことはありますけど」

――同じサウスポーで打撃を得意とする選手でも、魚井選手はクラウチングからパンチを振るう。対する後藤選手はアップライトの構えからミドルで試合を組み立てるなど、タイプは完全に違いますね。

「そうですね……でも僕は、どんな対戦相手でも、やりにくいことが多いんですよ」

――それは相手にとっても同じかもしれません。

「ハハハ。ここまでフルスイングする選手は、なかなか他にはいないでしょうね。相手も『やりにくい』と思ってくれることを願います。僕も、相手によって作戦は考えますが、ベースを変えたりすることはないので」

――今、修斗バンタム級では世界ランカー、ノーランカー含めて潰し合いのマッチメイクが続いています。その中で、魚井選手はどのように上がっていきたいですか。

「上は目指していきたいけど、今の時点では先のことは言えません。そんなことを言える立場にない。でも、その現状に対して『やってやる』っていう気持ちはあります。次の試合が正念場ですね」

――正念場、ですか

「後藤選手からすれば、僕は良い相手でしょう。さっきも言いましたけど、魚井フルスイングっていうキャラに勝てば印象に残る。仮に僕と同じレベルの選手がいても、その選手と対戦するよりは、僕と試合したほうがおいしいじゃないですか」

――相手からそのように見られていたら、魚井選手自身はどのように感じるのでしょうか。

「もう関係ないといえば関係ないです。そういうことを言って盛り上げなくても、今はただ試合を見てほしい。後藤選手を応援している人や、僕を応援してくれている方たちが『面白そうだな』と思って試合を見てくれて、実際に『面白かったなぁ』と思ってもらえたら。……すみません。トラッシュトークみたいなことができなくて」

――いえいえ、決してキャラクターではない、魚井選手の想いは分かります。

「そういうのって、勝っているからこそ言えると思うんです。今、修斗に限らず、国内のランキングって分からないところがあるじゃないですか」

――分からない、というのは?

「いろんな事情があるんでしょうけど、ONEやRIZINがあって、修斗のランキングを見てもランキング通りには考えられないというか。後藤選手は、修斗の世界ランキングには入っていないけど、強い相手であるというのは分かっています。

でも、良かったですよ。良いジムで練習している良い選手が相手だから。僕は負けても、ずっと良い相手と試合させてもらっています。だからこそ、次は勝ちたい」

――確かに、試合間隔はハイペースなうえ、バンタム級のトップどころと試合し続けていますからね。

「はい。そこ分かってほしいなぁとは思いますけど(苦笑)、やっぱりダメですよ。勝たなきゃ」

――分かりました。では最後に、試合に向けて一言お願いします。

「会場やABEMA TVで、ぜひ試合を見てください。勝つためにフルスイングします!」

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Interview J-CAGE Shooto2021#02 ブログ 後藤丈治 魚井フルスイング

【Shooto2021#02】後藤丈治と対戦、魚井フルスイング─01─「格闘技や試合との向き合い方に自問自答」

【写真】当たれば、でっかいホームラン──となるか(C)MMAPLANET

20日(土)に東京都文京区の後楽園ホールで開催されるShooto2021#02。

メインで修斗世界バンタム級チャンピオン岡田遼に、大塚隆史が挑むという注目カードが組まれた今大会の上位カードには、もう1試合見逃せないバンタム級戦が組まれている。

それが魚井フルスイング✖後藤丈治のKO必至マッチだ。ここでは1年2カ月振りの修斗出場となる──悩める魚井の話を訊いた。
Text by Shojiro Kameike


――3月20日の後藤丈治戦は、昨年1月26日の手塚基伸戦以来の修斗公式戦となります。2020年は11月にキックボクシングのRISEで戦った試合を除けば、MMAは手塚戦と、RIZINでの元谷友貴戦(8月10日)の2試合のみ。2014年から2019年まで5年間で4試合とハイペースで試合に出場してきたなか、この試合間隔はどのように感じていますか。

「次の試合への影響という意味では、それはやってみないと分からないのが、正直なところです。でも、コロナ禍のなかでも僕はまだ、試合をやらせてもらっているほうだと思います。そもそも、以前の試合のペースが特別だったのではないかと(苦笑)」

――なぜあれだけハイペースで試合をこなしていたのでしょう。

「それはもう、オファーを頂いていたからです。たぶん『魚井フルスイング』というキャラクターは分かりやすいんですよね。キャラが立っているから、相手にしてみれば、そんな選手に勝つと印象に残る。僕も、自分自身を俯瞰で見て考えると、色があっていいのかなぁとは思いますけど」

――キャラとしては印象に残る。だから試合のオファーもある。しかし選手として考えた時に勝敗とキャラ、どちらを優先するのか。

「自分としては『嫌な路線になっているなぁ』と思います。負けているのに試合に出て、しっかり勝っている選手に申し訳ない……」

――申し訳ない?

「いや、申し訳ないっていうのは違いますね。僕たちはプロだから。でも、自分自身に対して『どうなんだろう?』と考えることはあります」

――というと……。

「僕はもともと神戸の出身です。地方出身の人間から見ると、東京でしっかりとした舞台に立てているのは、自分がそのレベルにあると認められているのだろうと思うし、それはすごく嬉しい。そして、頂いたチャンスにはトライしたい。だからハイペースでもオファーを受けてきました」

――はい。

「試合を重ねていくうちに、勝ち続けることが重く感じられる選手もいると思います。あるいは、負けが続いたり、勝ったり負けたりを繰り返していると、少し試合間隔を空けてみようと考える選手もいるでしょう。でも自分は、試合が全くないっていうよりは、そうやって試合をさせてもらえることに対して嬉しいし、特には気にならなかったです」

――ただ、現在は連勝後の連敗というパターンが続いていますね。

「そうですね……。試合の勝敗って、自分自身はもちろん、周囲の環境や心境も影響してくるじゃないですか。自分の中で何かまとまっていない、気持ちが入りきっていない試合もあったかもしれない。その中で負けという結果が続いているのは、何か歯車が噛み合っていないのだと思います」

――今その歯車が噛み合っていない原因は見つかっているのでしょうか。

「はい。ここ最近は、試合が終わってから、自分の格闘技や試合に対する向き合い方に対して、『ここはダメだった』『ここは間違っていない』と、自問自答しています。そうやって、歯車が噛み合っていない原因は、見えてきています」

――HEARTSの大沢ケンジ代表からは、どのように言われていますか。

「しっかりとMMAの技術を高めていこう、という感じです。僕は、勝つ時は打撃っていうパターンが多いじゃないですか。どちらかといえば、バランスの悪い選手だと思います。後藤選手は、すごくバランスの良い選手ですよね」

<この項、続く>

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Interview J-CAGE News  Shooto2021#02 ブログ 一條貴洋 前田吉朗 大塚隆史 岡田遼 平良達郎 後藤丈治 野尻定由 魚井フルスイング

【Shooto2021#02】岡田遼✖大塚隆史、世界戦決定。「金網で見るMMA、岡田×大塚が1番面白い」(岡田)

【写真】今や伝統の環太平洋、漆黒の暫定王座ベルトではなく銀色に輝く正規王座のベルトを持つ岡田(C)MMAPLANET

13日(土)、サステインより3月20日(土)に東京都文京区の後楽園ホールで開催されるShooto2021#02の対戦カードが発表された。

今回明らかとなったのは──メインは修斗世界バンタム級チャンピオン岡田遼に、大塚隆史が挑む一戦。セミではフライ級世界ランカー対決=平良達郎✖前田吉朗、魚井フルスイング✖後藤丈治のKO必至対戦やインフィティリーグ2020から野尻定由✖一條貴洋など5試合だ。


昨年5月に暫定世界王座決定戦で倉本一真を破り、佐藤将光の返上を経て正規王者となった岡田。世界の端っこで修斗愛を叫び続けてきた岡田に対し、大塚はDEEP、DREAM、RIZINと日本のフェザー級&バンタム級トップ戦線で戦い続けてきた。そして昨年11月にプロ修斗初陣で安藤達也をカーフで破り、僅か2戦目で頂点に挑む。

「強い相手と戦いたいだけで、修斗のベルトには興味がない」とまで言い切る大塚に対し、修斗の世界王者になることにわき目を振らず生き、さらに広い視野を持つようになった岡田は自身の存在証明となる初防衛戦だ。

また扇久保博正の返上により、福田龍彌が暫定から正規王者となったフライ級戦線で今や最注目の平良がベテラン前田と対戦する。前田は福田との昨年7月に暫定王座決定戦に敗れており、まさに平良に挑戦権を与えるための査定試合という趣のあるマッチアップだ。平良の充実&成長ぶりは目を見張るものがある一方で、古くは佐藤ルミナ✖宇野薫、マモル✖大石真丈、直近では石原夜叉坊✖祖根寿麻と、プロモーションサイドの肩入れとその後の流れが透けて見えるカードを組むと──思惑が外れるのも修斗の伝統だ。

この忌まわしいジンクスと前田を打ち破る力を平良が有しているのか、注目のマッチアップといえる。

なお今回の世界バンタム級王座防衛戦に関して、チャンピオン岡田にコメントを求めたところ──以下のような発言が訊かれた。

岡田遼
「大会開催日近隣で他にも格闘技大会が開催されるようですが、金網でみるMMA──岡田遼×大塚隆史のカードが1番面白いと思います。僕はテレビで取り上げられる有名なレストランのサイドオーダーになるより、味が分かる人が食べに来てくれる店のメインディッシュでいたい。MMAが分かる人の前で、最高の試合を見せます。

それと2月21日に鶴屋怜がDEEPでMMAデビュー戦を戦います。練習でプロをボコっている怜には、しっかりと勝ってもらって──『鶴屋家には僕より10倍強い、お兄ちゃんがいる』と言ってほしいです」

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Interview J-CAGE ONE ブログ 安藤達也 後藤丈治 根津優太 魚井フルスイング

【Road to ONE02】後藤丈治のMMAファイター人生─03これから編─「今年中に安藤達也選手と」

【写真】祖根戦の勝利を活かすも殺すも、これから次第 (C) MMAPLANET

北海道から東京へ、Tribe Tokyo MMAに所属して1年が過ぎ、祖根寿麻戦の勝利で飛躍のチャンスを掴んだ後藤丈治インタビュー最終回。

祖根戦での勝利をステップに、これからをどのように考えているのか。格闘家としての最終目標とともに尋ねた。

<後藤丈治インタビューPart.02はコチラから>


──結局、その1戦は実現しなかったですが、修斗での試合にOKを出したということは、今後は戦う場所は拘らないということでしょうか。

「チャンスを頂けるところで戦いたいと思っています」

──となる修斗、Road to ONEしか選択肢がこの2カ月はなかったということですね。ちなみに27日のTTFC08に出たいという気持ちはなかったですか。

「デビュー戦やキャリアの少ない選手の大会と長南さんに言われていたので……、良い相手なら戦いたいかったです。でも、試合の要請がなかったですし」

──では祖根選手に勝った試合をステッピングボードにしたいということですが、どこに向けてのステッピングボードになるのでしょうか。

「今年中に祖根さんの2つ、3つ上のランクの選手を倒したいと思っています。祖根さん絡みで勝った、負けたという選手とやるのもありかと考えてはいます。修斗だと祖根さんが負けている魚井(フルスイング)選手、勝っている根津(優太)選手。パンクラスなら金太郎選手が祖根さんにハイキックで負けているはずなので、金太郎選手も倒したい1人です」

──ではMMAファイターとしての目標は?

「そこは……心の中にはUFCというのはあります。UFCはバケモノが集まっている。日本人であのバケモノ達に勝てるのかって考えますし、到底無理だろうっていうところに挑戦したい。そういう気持ちはあります」

──あまり時間を共有はしていないかもしれないですが、TTMから巣立った佐藤天選手がUFCで戦っていますね。

「天さんは僕が東京に来てから、少ししてフロリダに行かれたのですが、今も連絡を取らせてもらっています。人生を賭けて、一つ一つUFCで勝つ可能性をあげていくために頑張っている姿勢は、凄く刺激を受けますし尊敬しています。

それとは別に……格闘家としての最終目標として、自分が死んだ後も記憶に残る試合をしたいということがあります。長南さんだったら、アンデウソン・シウバとの試合。それと僕の心の中に凄く残っている青木さんとエディ・アルバレス、KID✖魔裟のような試合に近づきたい。そういう戦いができるなら、場所はどこでも構わないです」

──そのためにも、4月の勝利を活かした試合をしていきたいですね。

「林修先生が『大した努力をしなくても勝てる環境で、死ぬほど努力しろ』と言っていたのですが、僕のこの言葉が好きでモットーになっているんです。真正面からぶつかるんじゃなくて考えて……練って、自分が楽に戦える場所で必死に戦う。

それと佑弥さんの影響も受けていて……佑弥さんは凄く考えて練習をしている人なんです。でも、試合に関しては『顔があったら殴る、腹があったら蹴る。以上!!』っていう感じなんです。試合になると僕も『顔があったら殴る、腹があったら蹴る、首があったら絞める』──そこだけを徹底的に意識して、完全KO決着、完全フィニッシュを突き詰めていきたいです」

──MMAPLANETでは武術の側面からMMAの解析を剛毅會の岩﨑達也宗師にお願いしているのですが、青木選手のみなならず岩﨑さんも後藤選手は殴る実感が拳(ケン)にある選手に、あの戦いができるようになってほしいと期待していました。

「ありがとうございます。その記事も読ませていただき、めっちゃ嬉しかったです。あの記事の最後で『組みの強い選手に後藤丈治がどういう風に戦えるのか』と言われていて、それこそ自分の真価が問われる試合になる……宿題を出してくれたと受け取っています。

そうやって考えた時に殴れて、組める選手が……祖根選手が修斗だったので、修斗でいないかなぁって考えた時に、何か安藤達也という選手がいたりして。トライブとの過去もありますし、安藤選手を倒したいと思っています。今年中に安藤選手と戦いたいです」