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【DEEP105】関鉄矢、山本歩夢に意地のバック奪取から後三角、腕を伸ばしてタップ奪う。

<フェザー級/5分2R>
関鉄矢(日本)
Def.1R2分50秒by 腕ひしぎ腕固め
山本歩夢(日本)

サウスポーの山本が右ローを蹴る。飛び込んで組んだ山本は、ケージに押し込んで離れる。すぐに組んでバックに回った山本がダーティーボクシングで左を連打し、一気にテイクダウンすると腹固めへ。関も殴られながら前転し、離れるとスタンドへ。荒いパンチで自ら姿勢を乱した山本は、ヒザ蹴りを被弾するが組んで肩車で投げる。

関はスクランブルから、バックを取り後ろ三角へ。そのまま腕を伸ばすと、山本はタップし──関が意地の一本勝ちを手にした。関はマイクで大晦日出場をアピールした。


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CORO DEEP DEEP Tokyo Impact DEEP105 MMA RYUKI YUKI   小金翔 山本歩夢 悠太 本田良介 水野竜也 牛久絢太郎 石司晃一 神田コウヤ 笹晋久 誠悟 酒井リョウ 関鉄矢 駒杵嵩大

【DEEP105 & DEEP TOKYO IMPACT2021】計量終了 牛久絢太郎「覚悟が違う」×神田コウヤ「ぜひ生で」

【写真】仕上がり十分、牛久×神田(C)MMAPLANET

12日(日)に東京都港区のニューピアホールで開催されるDEEP TOKYO IMPACT2021およびDEEP 105 IMPACTの計量が11日(度)に同所ロビーで行われた。

DEEPでは恒例となっている出場選手全員の計量後の一言コメントは、今回はDEEP105のメインでフェザー級王座を賭けて戦う牛久絢太郎と神田コウヤの2人のみ実施された。


チャレンジャーの神田が「まず運営の人たちをはじめ、この試合を組むためにご尽力いただいた皆様には感謝しています。明日は精一杯戦いますので、ぜひ生で応援のほうよろしくお願いします」とコメント。

対してチャンピオンは「明日は覚悟の違いを見せて、思い切り楽しみます」と話した。

なおライト級で悠太と対戦する小金翔が、体重が落ちていないと会場入り後に仮計量をせずに走って汗を落としに。

結果、最初の計量では50グラムオーバーとなったが、再計量でリミット丁度の70.8キロでパスしている。

■視聴方法(予定)
12月12日(日)
午後4時45分~SPWN PPV
午後4時45分~ニコニコ生放送

■ DEEP105計量結果

<DEEPフェザー級選手権試合/5分3R>
[王者]牛久絢太郎:65.65キロ
[挑戦者]神田コウヤ:65.8キロ

<メガトン級/5分3R>
水野竜也:105.45キロ
誠悟:116.5キロ

<ライト級/5分3R>
悠太:70.6キロ
小金翔:70.85キロ→70.8キロ

<バンタム級/5分3R>
石司晃一:61.5キロ
笹晋久:61.5キロ

<フェザー級/5分2R>
関鉄矢:66.25キロ
山本歩夢:66.2キロ

<バンタム級/5分2R>
CORO:61.55キロ
RYUKI:61.3キロ

<メガトン級/5分2R>
酒井リョウ:105.6キロ
KENNY中村:114.7キロ

<メガトン級/5分2R>
赤沢幸典:113.85キロ
大成:99.15キロ

<フライ級/5分2R>
本田良介:57.1キロ
駒杵嵩大:57.2キロ

<58キロ契約/5分2R>
日比野”エビ中”純也:57.8キロ
ヒロヤ:57.95キロ

<フェザー級/5分2R>
西谷大成:66.3キロ
鬼山班猫:66.15キロ

DEEP TOKYO IMPACT2021

■DEEP TOKYO IMPACT2021視聴方法(予定)
12月12日(日・日本時間)
午前11時45分~SPWN PPV
午前11時45分~ニコニコ生放送

■ DEEP TOKYO IMPACT2021計量結果

<バンタム級/5分3R>
高野優樹:61.95キロ
橋本優大:61.7キロ

<ライト級/5分2R>
大山釼呑助:70.35キロ
Street♡★Bob”洸助:70.35キロ

<フライ級/5分2R>
島袋チカラ:56.55キロ
力也:57.2キロ

<55.5キロ契約/5分2R>
中村真人:55.4キロ
木戸脇広樹:55.4キロ

<フェザー級/5分2R>
高塩竜司:66.25キロ
ハリー・スタローン:66.05キロ

<フェザー級/5分2R>
大村友也:66.05キロ
高橋辰也:66.0キロ

<フェザー級/5分2R>
小川顕広:66.0キロ
牧野滉風:65.5キロ

<ウェルター級/5分2R>
嶋田伊吹:77.55キロ
レバナ・エゼキエル:77.6キロ

<ウェルター級/5分2R>
コマネチゆうた:76.7キロ
チョウ・テギ:77.15キロ

<バンタム級/5分2R>
岩見凌:61.3キロ
コマネチ竜太:59.95キロ

<アマSPルール・フェザー級/3分2R>
田中ユラ:64.55キロ
岡野雅司:63.25キロ

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【DEEP105】「勝っても第二章がスタートするというだけ」。牛久絢太郎に挑戦、神田コウヤ─02─

【写真】落ち着いたなかに芯の強さが感じられる神田だ(C)MMAPLANET

12日(日)、東京都港区のニューピアホールで開催されるDEEP 105 IMPACTで、牛久絢太郎の持つDEEPフェザー級王座に挑戦する神田コウヤ・インタビュー後編。

今やRIZINフェザー級との二冠王となった牛久への挑戦は、神田のキャリアに何をもたらすのか。また牛久✖斎藤裕が行われることで、揺れた心境、さらには今後についた神田が物腰柔らに答えてくれた。

<神田コウヤ・インタビューPart.01はコチラから>


──無責任な自信ですか。良いですねえ。

「それがあったので、ここまで……タイトル挑戦まで続けることができたと思います」

──スタイル的な話になりますが、神田選手のレスリングはグレコですよね。グレコらしさが試合でも見られます。

「ハイ、グレコです。今もグレコっぽさはあるかと思います」

──ただし、グレコはひっついて戦うレスリングです。そこはすぐさまMMAに生かすことは難しかったのではないでしょうか。

「そうですね、打撃とか他の部分しっかりとできるようになればグレコが生きてくると思います。ですから、むしろバックボーンを捨ててMMAを戦うぐらいでやったほうが、後々グレコは生きると思います」

──神田選手はそのグレコとムエタイの首相撲を上手く融合しているように見えます。

「ハイ、グレコローマンと首相撲は互換性があります。そこは自分も前々から考えてきたことなので、同じ意見を聞くとちょっと嬉しくなります」

──結果、首相撲やダーティボクシングが強いというイメージです。

「昔の日本のMMAってヒジがなくて、ムエタイの有効性ってそれほどなかったと思います。今はヒジもあるので、ムエタイは有効です。なのでグレコと互換性を持って戦えれば良いなと思います」

──そのように自身のスタイルを構築しながら今年はDJ.taiki戦と平田直樹戦、タイプの違うファイターを相手にしっかりと勝利を収めました。

「2人もキャリアも戦い方も違います。DJさんだと元チャンピオンのストライカー、平田選手は無敗の新星グラップラーでした。今回、タイトルを挑戦するにあたり2人と試合ができたことは凄く良い経験になっています」

──平田選手などは、神田選手よりもキャリアが少なくて下からの突き上げになりました。

「今回の試合やDJさんとの試合もそうですが、上の選手と戦う方が気持ち的にも楽かなぁというのは考えてしまっています」

──そのタイトル戦ですが、挑戦が決まってから牛久選手が斎藤裕選手に勝利してRIZINでもチャンピオンになっています。

「10月24日が牛久選手と斎藤選手の試合で、僕の挑戦が12月12日ということだったので、その試合をこなしたうえで僕との試合を成立させることができるのかという不安はありました」

──ということは……スバリ、どちらが勝つと思っていましたか。

「斎藤選手が勝つと思っていました」

──それってモチベーションの欠如に通じてこなかったですか。

「そこは大丈夫でした。牛久選手は中村選手にもKOで負けしいますし、自分は現役のチャンピオンと戦ってタイトルが欲しいだけなので」

──では牛久選手がRIZINの王者になったことで、より気持ちが上がるということは?

「それもあったのですが、逆にRIZINのチャンピオンになったことでDEEPの防衛戦が組まれるのかという部分で疑心暗鬼になりました。牛久選手が大晦日に出場するんじゃないかと思って。だからタイトル戦が現実になった時に、めちゃくちゃホッとしました」

──そのタイトル戦、牛久選手と戦ううえで自信のほどを教えてください。

「自信……ですか。自分の方が試合間隔も空いていますし、勝って手にデキることが多いので、気持ちが入っていると思います」

──勝利に必要なモノは何だと思っていますか。

「牛久選手はとてもしぶとい選手なので、そこで負けないこと。互いにやりたいことは違うと思うので、やりたいことができる時間が長い方が勝てる戦いになります。なので、なるべく自分が得意な展開を増やす、攻める時間を増やすよう徹底したいです」

──神田選手は本当に話振りがソフトですね。練習からガツガツ、周囲を圧するような選手もいますが、真逆に感じます。

「そういうのって度胸の使いどころという話になると思うんです。自分はソレは本番で使えば良いですし、そんな無駄なところで度胸を消耗する暇はないというか……。そんな感じです」

──いやぁ、ガツッと来る言葉でした。ではDEEPのタイトル獲得もその一環であるかと思いますが、MMAファイター人生の目標を教えてください。

「最終目標はRIZINでチャンピオンになりたいです。近場でいえば、次の試合で必ず勝つこと。負けないことです」

──では牛久選手はRIZINのチャンピオンですし、次に勝つことがRIZINで王座挑戦に直結するという考えでしょうか。

「この試合に勝つことで、RIZINのチャンピオンになれるとは全く思っていないです。この試合で勝つことで、RIZINで戦うチャンスを頂けるという風に考えています。勝っても第二章がスタートするというだけなので、そこはわきまえて戦いたいと思います」

──では神田コウヤのここを見てほしいということがあれば、一言お願いします。

「自分は国内のフェザー級では体系的にも特殊だと思っています。そこで戦い方にも違いが生まれてくると思うので、そういうところを注目してもらって──なるべくLIVEで見てもらえると嬉しいです」

■視聴方法(予定)
12月12日(日)
午後4時45分~SPWN PPV
午後4時45分~ニコニコ生放送

■ 対戦カード

<DEEPフェザー級選手権試合/5分3R>
[王者]牛久絢太郎(日本)
[挑戦者]神田コウヤ(日本)

<メガトン級/5分3R>
水野竜也(日本)
誠悟(日本)

<ライト級/5分3R>
悠太(日本)
小金翔(日本)

<バンタム級/5分3R>
石司晃一(日本)
笹晋久(日本)

<フェザー級/5分2R>
関鉄矢(日本)
山本歩夢(日本)

<バンタム級/5分2R>
CORO(日本)
RYUKI(日本)

<メガトン級/5分2R>
酒井リョウ(日本)
KENNY中村(日本)

<メガトン級/5分2R>
赤沢幸典(日本)
大成(日本)

<フライ級/5分2R>
本田良介(日本)
駒杵嵩大(日本)

<58キロ契約/5分2R>
日比野”エビ中”純也(日本)
ヒロヤ(日本)

<フェザー級/5分2R>
西谷大成(日本)
鬼山班猫(日本)

■DEEP TOKYO IMPACT2021視聴方法(予定)
12月12日(日・日本時間)
午前11時45分~SPWN PPV
午前11時45分~ニコニコ生放送

■DEEP TOKYO IMPACT2021対戦カード

<バンタム級/5分3R>
高野優樹(日本)
橋本優大(日本)

<ライト級/5分2R>
大山釼呑助(日本)
Street♡★Bob”洸助(日本)

<フライ級/5分2R>
島袋チカラ(日本)
力也(日本)

<55.5キロ契約/5分2R>
中村真人(日本)
木戸脇広樹(日本)

<フェザー級/5分2R>
高塩竜司(日本)
ハリー・スタローン(ブラジル)

<フェザー級/5分2R>
大村友也(日本)
高橋辰也(日本)

<フェザー級/5分2R>
小川顕広(日本)
牧野滉風(日本)

<ウェルター級/5分2R>
嶋田伊吹(日本)
レバナ・エゼキエル(コンゴ民主共和国)

<ウェルター級/5分2R>
コマネチゆうた(日本)
チョウ・テギ(日本)

<バンタム級/5分2R>
岩見凌(日本)
コマネチ竜太(日本)

<アマSPルール・フェザー級/3分2R>
田中ユラ(日本)
岡野雅司(日本)

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【DEEP105】「スノボーで感覚を磨く」&「重いモノを持ち上げる自信」。関鉄矢と対戦、規格外=山本歩夢

【写真】このまま突っ走ることはできるのか──(C)MMAPLANET

12日(日)、東京都港区のニューピアホールで開催されるDEEP 105 IMPACTで、山本歩夢が関鉄矢と対戦する。

昨年12月デビューの山本は、キャリア3戦3勝で全試合が1Rフィニッシュと頭抜けた強さを見せてきた。MMAの練習は月に1、2回。重いモノを挙げ、スノボーで感覚を研ぎ澄ませるという山本はZST王者で、同門の神田コウヤに勝利している関との試合に向け、「ケガせず、初回で勝って大晦日に滑り込む」と断言した。

全てが規格外、ビッグマウスか実力の裏付けがあるのか──とにかく、山本歩夢の言葉に耳を傾け、12日の試合を注視したい。


──今年の2月に山本選手のキャリア2戦目をDEEP100で見て、『強い選手が出てきた』と思っていると、格闘技DREAMERSに出演していたことが分かり、時系列が理解できていなかったです。昨年から今年の流れというのはどういう状況だったのですか。

「もともと柔道をやっていたのですが、引退して半年ぐらい経ったときに、実業団時代の先輩がLDHのオーディションがあることを見つけて教えてくれたんです。先輩自身は30歳で年齢制限があって出られなくて『代わりに出てみないか』と誘われて。

僕は自分で会社を経営しているのですが、その宣伝も含めて手っ取り早く有名になりと思ってオーディションに申し込んだのですが、延期になって。もともと格闘DREAMERSのオーディションは、3月とかだったじゃないですか」

──ハイ、それが新型コロナウィルス拡大で8カ月ほど延期されたと記憶しています。

「いつあるか分からないし、少し体を動かさないと変になりそうでMMAをやろうと思い一番近いジムに入会しようと話を聞きに行って。そこがパラエストラ柏だったんです。それが去年の11月の終わりぐらいで、入門しようというタイミングでオーディションがあるという連絡が入りました」

──なるほどぉ。もともと柔道を、しかも実業団レベルでやっていたので、MMA3戦とは思えない強さを見せることが可能だったのですね。

「21歳まで実業団でやっていました。高校から一旦、大学に進学したのですが……そこから実業団に入りました」

──大学、実業団でやれるということは柔道の腕前も相当だったのでは?

「高校だと埼玉県で……埼玉県って柔道のレベルが高いのですが、66キロ級と73キロ級で優勝して全国大会に出場しています。2人しかいない柔道部でも、埼玉栄とか名門校に勝つことができ、インターハイでも入賞できました。自分でやらないといけない練習は何なのか。そういうことを理解していれば、結果は残せるという気持ちにはなれました。

それもあって所属はパラエストラ柏ですけど、MMAの練習は月イチ、月に2度ぐらいしかしていないです」

──では、普段はどういう練習をしているのですか。

「格闘技とは違う別のことをやっています。沖縄に行って素潜りをするとか」

──!!

「でも素潜りのために石垣島に行くと、『格闘技をやっている人がいるよ』ってブラジリアン柔術の渡辺(直由)さんを紹介してもらいました。なので石垣に行くと、練習に行くというか顔を出させてもらっています」

──素潜り目的で石垣島へ行って、渡辺直由さんと柔術を(笑)。あと、重いモノを挙げるのが好きだと伺ったことがあります。

「好きというか……男として喧嘩が強いのと、重たいモノを持ち上げるのって浪漫があるじゃないですか」

──アハハハハ。そうですか?

「ハイ。アハハハハハ」

──強さ、重いモノを持ち上げるのが男の浪漫!! 私の若い頃は強い、速い、オンナでした(笑)。

「アハハハハ、まさにその通りだと思います。それは分かります。タイでハヤブサ(スズキ・GSX1300R)をかっ飛ばしたりしています。それと僕、スノーボードも得意で試合前にも先輩とスノーボードに行くつもりだったんです。それこそスノーボードはノーブレーキでコントロールできるかどうかっていうスピードで滑降して。感覚が研ぎ澄ますというか、こういうのってMMAを戦うのに生きると思っています」

──バイクでかっ飛ばすのも、スノボの滑降も命がけです。

「ハイ。一歩間違えたらっていう感覚は、格闘技に生きるはずです」

──いやぁ、言わんとしていることは分からないでもないですが、無謀というかトンパチですね。

「それにベンチプレスとかスクワットとかで重たいモノを挙げるのも、他の人より重いモノを挙げていると自信になります。数字は誰が見ても絶対です。でもジムで、皆で汗をかいて強くなっているねぇっていう練習って……それこそRIZINに出ている選手たちと練習していたら、自信になるかもしれないです。でも、それって実体のないモノなので。ケージの中に入っちゃうと『何やっていたっけ?』ってなっちゃうと思うんです。

僕はMMAを始めてまだ間もないですけど、チーム戦ではなくて1人で戦うモノだと思うので。絶対的な数字の方が自信もつくし、安心感があります」

──う~ん、MMAの練習を必至にしている選手から反感を買いそうですね(笑)。

「それもあって、ジムでは割とハブかれています(笑)」

──アハハハハ。面白いです。ところで10月の平田直樹選手との試合がキャンセルとなり、今回の対戦相手は関鉄矢選手になりました。昨年、RIZINでチームメイトの神田コウヤ選手に勝っている選手ですが、その辺りというのは?

「そこは余り意識しないです。普通に勝てるなって思いますし」

──あのう……MMAの練習を月に1、2度していて強いと思う選手はいますか。

「いないですね」

──それは柔道をやってきたからでしょうか。それとも重いモノを挙げて、スノボーをするから?

「柔道がメインだと思いますが、田舎育ちで喧嘩を山ほどしていて……。喧嘩もバチバチにやって、負けたこともないです。ボクシングとかのパンチでもなく、柔道をやっているから投げるでもない。掴んで、後ろに回って背後から殴るとか、そういう陰険な部分が格闘技にも生きてきていると思います」

──いやはや……。肝が据わっているのですね。

「自然な強さ……男らしいことをやりたいだけです」

──ではMMAファイターの目標というのは?

「いやぁ、無いッスね。取りあえず、日本で有名なのはRIZINなのでMMAを始めて1年ぐらいで出ることができればと思っていました。まぁMMAはやってもあと1年、2年はやらないと思うので……よく皆が海外、UFCが何とかって言っていますけど、UFCも視たことないですし。

まぁ今はそういうところは目指していないですけど、もし狙うなら練習なんかしていなくても、国内ではサクっと勝たないと海外では通用しないとは思っていますけどね、完全に」

──その考えだと、格闘DREAMERSで契約を勝ち取ることなど絶対に無理でしたね。髙谷さんも『見ている先が違う』と言われていました。

「ハイ(笑)。ホントにその通りです。僕みたいなのがいると、雰囲気を悪くしてしまいます」

──まずは関選手との戦い、どのような試合を見せたいと思っていますか。

「1Rでケガなく、サクっと勝って大晦日にギリギリで滑り込むつもりです。2R、3Rとか考えてなくて、相手の試合も1回見ただけで対策をもしていません。とりあえず自分の持っている全てを1Rでぶつけます──というような感じですかね」。

■視聴方法(予定)
12月12日(日)
午後4時45分~SPWN PPV配信 & ニコニコ生放送 PPV配信

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【DEEP】牛久絢太郎凱旋!神田コウヤとフェザー級タイトルマッチ!

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12月12日にニューピアホールで開催されるDEEP 105 IMPACTで牛久絢太郎(K-Clann )×神田コウヤ(パラエストラ柏)のDEEPフェザー級タイトルマッチが行われる事が発表されました。

驚き以外言葉がないのは私だけ?10月にRIZIN.31で斎藤裕を下してアップセットを起こし、RIZINフェザー級のベルトを手に入れた牛久。RIZINフェザー級の主役に躍り出たシンデレラボーイ。大晦日のRIZIN参戦を要求しても良さそうなものをわざわざDEEPに出てくるとは。。。控えめというか地に足がついているというか。これが牛久スタイルなのでしょう。

でも下世話な格闘技好きの私としては、もし牛久が負けた後の展開を考えてしまう。。、
今でもぐちゃぐちゃのカオスなRIZINフェザー級なのに、さらに足の踏み場のない状態になるのは間違いないでしょう。

RIZIN王者の牛久を倒した神田。その神田をKOした関鉄矢。その関鉄矢をKOした堀江圭功とこの数珠繋ぎは永遠にループしそう。さらに斎藤裕も朝倉未来もクレベル・コイケも金原正徳も絡んでくる。最高に面白くなります。

DEEPフェザー級タイトルマッチながらRIZINフェザー級戦線にも直結する超重要な一戦。マスト観戦ですが、何と私は同日のパンクラス観戦のため新木場STUDIO COASTへ。。。何とも上手くいかないものです。
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【DEEP105】DEEP&RIZIN二冠王の牛久絢太郎、12月ニューピアで神田を相手にDEEP王座防衛戦

【写真】12月12日に王座防衛戦、つまり牛久の大晦日出場はないということか。となれば、なおさら落とせない2度目の防衛戦になる(C)MMAPLANET

11日(木)、DEEPより12月12日に東京都港区のニューピアホールで行われるDEEP105で牛久絢太郎が神田コウヤを相手にDEEPフェザー級王座防衛戦を行うことが発表された。

牛久は10月25日に斎藤裕を破り、RIZINフェザー級王座も獲得しており現在はDEEPとRIZINの二冠王だ。RIZINの現役王者が古巣のプロモーションで戦うのは初めてで、当然タイトルマッチを戦うのも史上初のこととなる。


挑戦者の神田はキャリア8勝3敗、RIZINフェザー級で関鉄矢に敗れてからDEEPでは3連勝中。鬼山斑猫、DJ.taiki、そして6月に牛久と同門の平田直樹を下し、初めてタイトル挑戦のチャンスを掴んだ。

牛久にとっては昨年9月に弥益ドミネーター聡志を破り獲得したベルトの2度目の防衛戦ということになる。一瞬のダブルのフェイクから跳びヒザのカットで斎藤を下した牛久が、この勝利でどれだけ自信を手にし、追い風としているのか。

牛久は体の軸がしっかりしており、頭から突っ込むようなパンチはワンステップで相手を捉え、同時に組みの距離になる。ボディロックテイクダウンも強いチャンピオンだが、身長で10センチ長身のレスリングベースの神田は、決して容易な相手ではない。

長いリーチを打撃とレスリングの両面で生かすことができる神田に対し、牛久は踏み込んでインファイトに持ち込めるか。神田がジャブで突き放し、組みにもしっかりとワキを差して逆ボディロックTDからコントールという展開も有り得る。

牛久のステップイン&パンチへの、レンジの長い神田の対処──まずは、この辺りが見所になるDEEPフェザー級選手権試合だ。

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【DEEP105】水野がメガトン。山本歩夢✖関。悠太✖小金。石司✖笹。えっ、駒杵嵩大✖本田良介が2回戦!!! 

【写真】2回戦というラウンド数が、どのような影響を与えるか(C)MMAPLANET

29日(金)、DEEPより12月12日に東京都港区のニューピアホールで行われるDEEP105の対戦カードの発表があった。既報の通り前日の11日(土)には同所でDEEP JEWLES35が行われ、6月に続いてニューピアでの連日興行となる。

今回発表されたカードは10試合で3回戦は4試合で、前ミドル級チャンピオンの水野竜也がメガトン級に参戦し誠吾と対戦する。


フェザー級3回戦では今月23日に予定されていた平田直樹戦が、平田の負傷欠場で中止となった山本歩夢がZSTフェザー級王者でDEEPでは2戦目となる関鉄矢と戦う。

キャリア3戦の全てが初回フィニッシュ勝利の山本にとって、一気にキャリアップを狙うことができる関戦だ。

この他元ウェルター級王者の悠太がライト級で、ZSTライト級王者の小金翔と戦うことも決まった。

前述した関と小金は9月の後楽園ホール大会でそれぞれ大原樹里、DJ.taikiに判定負けを喫しており、新天地=DEEPで員数合わせファイターにならないためにも連敗は許されない試合となる。

もう1つの3回戦は石司晃一が笹晋久と戦うバンタム級マッチだ。バンタム級&フェザー級のタイトルコンテンダーで、誰も認める実力者ながら接戦を落とすことが増えてきた石司にとって、修斗から戦場をDEEPに移し3連勝の笹との一戦はトップを再度目指すために踏ん張りどことなる。

対してパラエストラ松戸所属となり、さらに手堅い強さがフィニッシュに結びついている笹は、ここを勝ち切ると層が薄くなったバンタム級で一気にタイトルコンテンダーまで駆け上がる可能性すらある査定マッチの意味合いもある。

2回戦で注目は共にDEEPで2試合目となる実力差対決、駒杵嵩大✖本田良介か。この試合は3回戦でもおかしくない顔合わせであることは間違いない。前NEXUSフライ級王者ながらDEEP初陣となった杉山廣平にダウンを喫し判定負けを喫した駒杵は、前回の敗北以前の期待値を取り戻すには、あの敗北を払拭する勝ち方が求められる。とはいえ本田は全くもってイージーな相手とはらない。ばかりか、駒杵のキャリアを振り返ると竿元樹生に伍する実力の持ち主といっても良いぐらいだ。

スクランブルの強さとコントロール力、力の入れ方の塩梅が分かった本田の組み技は、一進一退の攻防になった時に発揮され、流れのなかでもフィニッシュする力を持つ。俄然層が厚くなってきたDEEPフライ級戦線において、One of themにならないためのタフファイトが両者を待つ。

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DEEP DEEP103 DJ.taiki MMA 関鉄矢

【DEEP103】TDを奪えず苦しんだDJが最終回に打撃で攻め立て、ZST王者・関をユナニマスで下す

<フェザー級/5分3R>
DJ.taiki(日本)
Def.3-0:30-27.29-28.29-28.
関鉄矢(日本)

オーソドックスの関が、サウスポーのDJの左側に回る。DJはフェイントを入れながら、関の左足へシングルレッグを仕掛け、ダブル→シングル→ボディロックへとスイッチしながら、ケージ際で関に尻もちを着かせた。立ち上がった関に対し、左腕を差し上げたDJは再びグラウンドに持ち込む。ハードガードの関を抑え込み、掌底を当てるDJ。関はDJの右ワキをくぐりに行くが、返すことはできずクローズドガードへ。

下から足を利かせ、DJの左腕を取り三角あるいは十字を狙う関に対し、DJは体を起こしで腕を抜く。すると関はDJの右腕に狙いを変え、強いパウンドをもらいながらも十字を狙う。体を起こしてディフェンスするDJだが、関はDJの右腕を伸ばしたまま三角へ移行する。DJは左足を関の顔にかけてディフェンス。さらに仰向けになったDJの腕を伸ばす関だったが、これは極まらずラウンド終了のゴングが鳴った。

2R、DJがダブルレッグで飛び込むも、関がダブルアンダーフックでDJを起こし、ケージに押し込む。ケージを背にしたDJは首相撲へ。離れた関が右アッパーを打ち込んだ。ケージ中央で右を伸ばす関。DJはまたもテイクダウンを狙うが、これをカットした関が左腕を差し込みながら右ヒジを狙う。ケージ際で首相撲の展開に持ち込んだDJが、シングルを仕掛けたが関もスプロールする。

倒せないとみるや立ち上がったDJと、ケージ際で首相撲の展開になる関。両者離れて、ケージ中央に戻ると再び関は足を使う。DJは幾度となくテイクダウンを狙うが、関をグラウンドに引きづりこむことはできない。関はケージを背にしながら、首相撲から左を伸ばす。いったん離れて、再びシングルからダブルに切り替えて食らいつくDJだが、関は倒れない。関はテイクダウンを仕掛けてくるDJに、首相撲から右ヒザを狙う。離れると打撃戦を展開する両者、ラウンド終了直前に関が右ストレートを当てた。

最終回、相手の左に回りながらローとミドルハイを繰り出す関。DJも蹴りを返し、さらに左縦ヒジを狙う。スタンド戦を選択したDJがパンチを出しながら関をケージ際に追い込むも、ケージから離れた関が打撃で押し返す。左ジャブとワンツーでDJを追い立てる関が、ケージ際で右ストレートをヒット。DJも左ミドルを当てるが、関を詰めることができない。しかしDJが連打を放ったあと、関の左目尻から大量の出血が見られる。

関の右とDJの左が交錯するなか、DJは組み付いて関をケージに押し込む。しかし離れると前に出ていく関。ここでDJは左右のストレートを当て、関を下がらせる。関は左ジャブで押し返し、DJが前に出てくるとバックステップでかわす。DJは前に出て関にケージを背負わせると、パンチの連打で相手の動きを止めた。ケージ中央に戻り、ストレートを伸ばす両者だが、DJのパンチをもらい関が下がる場面が増え、最後はDJが関をケージに追い詰めて試合を終えた。

ジャッジ1人がフルマークをつけるなど、3-0でDJが判定をものにした。


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【DEEP103】藤田大和に挑戦、伊藤裕樹─01─「良いヤツですよね。もう1回勉強してもらえれば良いかな」

【写真】言葉は丁寧、淡々と受け答えしつつ、言いたいことはズバッという伊藤。ここもファイトスタイルに似通っているか(C)MMAPLANET

23日(木・祝)、東京都文京区の後楽園ホールで開催されるDEEP103で、DEEP暫定フライ級チャンピン藤田大和に伊藤裕樹が挑戦する。

2年前、2019年9月8日に藤田をRNCで破っている伊藤だが、その後はプロ初黒星を喫すると1年間の引き籠り生活に。この間、藤田は敗北を糧に全局面で進化し、今年2月に同王座を獲得している。

伊藤は3月のRIZINを経て、6月にDEEPで安谷屋智弘を破り挑戦権を手にした。先の藤田戦、安谷屋戦もRNCを極め切り、Road FCからキャリア6勝のうち、5つの勝利は相手と仕留めている。

一発はある。と同時に、流れのなかで極め切る力を優勢、劣性のなかで持っている。この終わらせる感覚はどこから生まれているのか。伊藤に尋ねた。


──Zoomの画面でも左目の周囲が青くなっていることが確認できるのですが……。

「あっ、これは練習中にヒザ蹴りを貰ったもんですね。でも、全然大丈夫です」

──6月に安谷屋選手とのタフファイトをRNCで勝ち切り、タイトル挑戦の権利を手に入れました。

「あの試合はめっちゃしんどかったです。タイトルに関しては、あそこで勝てば佐伯代表から『勝てばタイトルマッチに、かなり近づくから』という風には言ってもらっていたので。そこを意識して戦っていました」

──佐伯さんはその時、神龍誠選手のDEEPカムバックはないと見ていたのかもしれないですね。

「いや、突然試合が発表されてビックリしました。『まだ、やっとんだぁ』って」

──正規王者に復帰については、また後程伺うとして。「しんどかった」と振り返った安谷屋戦、何が「しんどかった」のでしょうか。

「やっぱり組みの展開が多くて……試合前に組みの展開になると厳しくなるとは予想していました。捌きながらチャンスを伺っていたのですが、フィジカル的にもちょっとえらかったです。でも、チャンスに極め切れて良かったです」

──あそでRNCがハマらなかった時は、どうなるのか。それは少し思いました。伊藤選手は終わらせる力を持っている選手ですが、終わらせに行って凌がれるとどうなるのか。

「結構、腕がパンパンでしたしね。3Rまでもつれ込んでいたら……それでも動くことができる体力は残っていました。それに安谷屋選手もミドルとかで削れていることも分かっていたし、3Rになっても何とか勝てたかと。それがあったから、あそこもガムシャラに極めに行くことができたんだと思います」

──試合を終わらせにいくのは、凌がれると相手も気持ちが盛り返すことがありますし、何より自身の体力を消耗します。それでもあのように行けるのは、行けるという感覚があってのことなのでしょうか。

「う~ん、それよりも守りに入るより、常にKOか一本を狙っていきたいという気持ちだと思います。そこで取れなくて形勢逆転されても、一か八かのスリルがめっちゃ好きです」

──そこで行ける伊藤選手なので、愚問かもしれないですが、行ける・行けないの差はどこだと思いますか。

「どうなんですかね。やっぱり気持ち……性格じゃないですか。そこで行かんかったら、僕はあとで後悔すると思います。『あそこで行っておけば』と思うのは嫌いなんです。逝くことができるチャンス、相手に隙があるならガンガン狙って行っちゃいます」

──大したものです。なかなか思い切れないかと思います。

「取りあえず行ったら、なんとかなる。仮に倒すことができなくても、攻めているのはこっちだし次の展開を創れます。だから、思いっきりいきます」

──なるほど、次が頭にあっての思い切りの良さなのですね。

「負ける覚悟をもって、常に勝ちにいくことを意識しています。勝ちに行き、倒しに行くということを。二の矢、三の矢はあるので、またトライすれば良いことです」

──伊藤選手はずば抜けたフィジカルの持ち主でもないし、かといって超スタミナ派でもない。そこは自分でスタミナ配分を考えて戦っているのでしょうか。

「いや、結構すぐにスタミナは切れます(笑)」

──ですよね(笑)。でも、粘る。

「上手く誤魔化して、少し回復させて攻める……みたいな感じですかね。最後まで切らさないというのは、あります」

──少し、伊藤選手が理解できたような気がします。そしてチャンピオン、藤田大和選手です。このところの充実振りは目を見張るものがあると思うのですが、どのような印象を持っていますか。

「2年前に戦った時とは別人になった。そう言って良いぐらい化けています。前はボクシング主体で試合を創っていたのが、今はもう組みも蹴りも使えて『MMAとして格段にレベルが上がっとるな』と思います」

──MMAPLANETのインタビューで、それは伊藤選手に負けたからだと。「ありがとう」という言葉までありました。

「あぁ、読みました。良いヤツですよね(笑)」

──とはいえ、あの言葉は自信の表れかと思います。

「ハイ、まぁもう1回倒して、また勉強してもらえば良いかなって(笑)」

<この項、続く>

■視聴方法(予定)
9月23日(木・祝)
午後5時50分~PPV SPWN

■DEEP103対戦カード

<DEEP暫定フライ級選手権試合/5分3R>
[王者] 藤田大和(日本)
[挑戦者] 伊藤裕樹(日本)

<ライト級/5分3R>
大原樹里(日本)
小金翔(日本)

<フェザー級/5分3R>
DJ.taiki(日本)
関鉄矢(日本)

<フライ級/5分3R>
越智晴雄(日本)
渋谷カズキ(日本)

<メガトン級/5分2R>
誠悟(日本)
SAINT(米国)

<バンタム級/5分2R>
CORO(日本)
橋本優大(日本)

<フライ級/5分2R>
駒杵嵩大(日本)
杉山廣平(日本)

<フライ級/5分2R>
鮎田直人(日本)
関原翔(日本)

<フライ級/5分2R>
力也(日本)
関原翔(日本)

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【DEEP103】DEEP初出場、DJ.taikiと対戦──ZST王者・関鉄矢─02─「面倒くさい試合になるでしょうね」

【写真】面倒くさい試合=しんどい試合、楽しみだ(C)TETSUYA SEKI

9月23日(木・祝)、東京都文京区の後楽園ホールで開催されるDEEP103で、DJ.taikiと対戦する関鉄矢インタビュー後編。
Text by Shojiro Kameike

海外での試合を経て、関の意識は変わった。その結果、ZSTのベルトも巻いている。しかし、そんな関に訪れた挫折ーーRIZINで、堀江圭功にKO負けを喫してしまった。山あり谷あり、そんなMMA人生のなかで関は、一つのことに気づいたという。初参戦となるDEEPで、DJ.taikiを相手に新しい関鉄矢を見せることができるか。

<関鉄矢インタビューPart.01はコチラから>


──2017年4月には2度目の海外遠征を経験しています。中国で開催されたAustralian FCで、アイコス・トレプカに3R TKO勝ちしました。

「あれは嬉しかったですね。前に中国で負けて、ずっとリベンジしたいと思っていて。海外遠征で勝つことができたのは、本当に大きかったです」

──関選手の試合は、スタンドでの打ち合いが多いですよね。今も打撃戦のほうが好きなのですか。

「好きというのもあるんですけどーー根性を見せたくなっちゃうんですよね」

──根性、ですか!?

「試合前はいろいろ作戦とか考えるんですけど、リングに上がるとスイッチが入ってしまうんです。それで試合はプランどおりにできなくて……」

──その点に関して、ジム代表の安田けんさんは、どのように言っていますか。

「試合中にセコンドから注意を受けたりします(苦笑)」

──関選手はリーチも長く、ZSTの試合でもキレイに三角絞めの形に入ったりしています。別にサブミッションができないわけではなく……。

「そうなんですよね。自分では寝技ができないとも思っていません。練習でも極めようと狙ったりもします。でも試合になると、それを出すことができなくて」

──根性を見せるという意味では、RIZINでの神田コウヤ戦(2000年8月、2RにKO勝ち)は根性勝ちのようにも見えました。最後は相手がバテたところをパンチで仕留めています。

「あの試合は、KO勝ちできたことはよかったけど、試合内容は納得いっていないです。ずっと動きが堅かったですよね。大舞台というのを意識しすぎちゃっていました。会場も大きかったですし」

──この頃、関選手はMMAを戦ううえで、目標などは生まれていたのでしょうか。

「いえ、コレという目標はなかったですね。何を目指して戦えばいいのか分からなかった、というのが正直な気持ちです。まずは、自分が出ているプロモーションで一番になりたい。そう考えていました」

──話は前後しますが、ZSTでは2017年5月に橘川尋貴選手とのフェザー級王座決定戦を判定で制して、ベルトを巻いています。

「あの試合も内容が……相手が場外に落ちた結果の判定決着でしたからね。当時、自分のことをチャンピオンだと言っていいのか、分かりませんでした。ちゃんとタイトルマッチで勝ってベルトを巻かないと、自分はチャンピオンだと言えないなと思って。でもそのあとはZSTで連勝して敵がいなくなったと思うので、今は僕がZSTのチャンピオンだと、胸を張っていえます」

──そこで2020年に入り、RIZINからオファーがあった時は、どう感じましたか。

「RIZINからオファーがあったのは、ビックリしました。出たいなぁ、とも思っていたので」

──しかし、そのRIZIN2戦目で、UFC参戦経験もある堀江圭功選手に敗れてしまいました。

「悔しかったです。それまで連勝していて、久々の敗戦でした。完全に実力で負けた。今のスタイルでの限界が見えましたね。打ち合いに固執しているわけではないんですけど、試合前に立てたプランを遂行することができませんでした。……自分の中で、頑固になりすぎている部分があると思うんですよね。とにかく次の試合で結果を出すしかないです」

──堀江戦から半年を経て、次のDJ.taiki戦を迎えます。この期間に、どれだけ変わることができたのかが大きなポイントになるかと思います。

「今までと練習内容を変えました。具体的には言えないですけど、MMAではこういうことができる、ああいうこともやれるーーそういう視野も広がってきたと思います。MMAに夢中になってきたというか」

──夢中になってきた……というと?

「今考えると、野球をやっていた頃って努力していなかったんですよ。家で素振りをしたりとか、そういうこともなかった。特に努力をしなくても、何となくこなせてしまうので」

──しかしMMAは、そうはいかなかったのですね。

「MMAって、本当の個人競技じゃないですか。試合では1対1、勝っても負けても結果は自分自身で受け止めないといけない。野球とか集団競技は、自分がミスしても他の誰かがカバーしてくれる。それはそれで良いことなんですけど、僕はそこに甘えていたと思うんです」

──……。

「MMAは果たし合い、そういう緊張感があります。ようやく分かったんですよね。MMAっていう良いスポーツに出会うことができました。今まで、これほど真剣に取り組んだスポーツは、他になかったので」

──なるほど。次のDEEP初戦は、その気持ちで迎える仕切り直しの一戦ともいえます。

「初めて出場するので、アウェイ感はあると思います。でも、それは意識しません。同じMMAなので」

──対戦相手のDJ.taiki選手の印象を教えてください。

「試合の映像は見ました。面倒くさい試合になるでしょうね」

──面倒くさい試合、というのは?

「相手はタフだし、打撃戦も上等な感じがあるじゃないですか。変則的な動きをすることもあるし。でも、もう誰にも負けない。その自信があります。DEEPでも、RIZINや海外の大会でも──どこで戦おうと、僕はトップになります」

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