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【DEEP107&DEEP JEWELS37】5月8日後楽園ホールで神田コウヤ×青井人、伊藤×関原、長野×ロータス

【写真】この試合は見逃せない! (C)MMAPLANET

17日(木)、DEEPより5月8日(土)に東京都文京区後楽園ホールで開催されるDEEP107 IMPACT とDEEP JEWELS37の追加カードが発表された。

既出の通り、JEWLES37ではDEEP JEWELS フライ級GPの準決勝~決勝戦が中井りん、杉山しずか、栗山葵、Te-aの間で行われ、またDEEP107では106大会のメインからスライドしたDEEPフライ級王座統一戦=正規王者・神龍誠×暫定王者・藤田大和の一戦が決まっている。


今日の発表では昼の部のJEWELS37で女子ストロー級マッチ=長野美香×ケイト・ロータスの2回戦。夜の部のDEEP 107でフェザー級=神田コウヤ×青井人、フライ級で伊東裕樹×関原翔の3回戦が明らかとなった。

神田✖青井は超見ものだ。青井は修斗でのデビュー時から世界を狙える器と目されながら、高橋遼伍の持つ修斗環太平洋フェザー級王座に挑戦した試合で腓骨を骨折、長期離脱後は攻めを凌がれて逆転負けという悪循環に陥っていた。

その青井、RIZIN参戦を経て今年の2月にDEEPに初参戦を果たすと木下尚祐戦ではその爆発力をコントロールし、メリハリのついたファイトを──殺気を帯びたまま展開するという成長ぶりを見せていた。

対する神田コウヤや平田直樹との接戦を制し、昨年12月に牛久絢太郎の持つDEEPフライ級王座に挑戦も惜敗、MMAとしてイニチアチブを取られることもなく微差で敗れた。

ベースはレスリングだが、長身&長いリーチを生かしてアウトの打撃、インのレスリングを駆使する神田とスピード&爆発力の青人の対戦は、ともにここをクリアすることで更なる成長が望める生き残りを賭けた査定試合となる。

他方フライ級の一戦は2月大会で福田龍彌にKO負けを喫した伊藤が、同大会で元ストロー級王者の越智晴雄に勝利した関原とのマッチアップとなった。DEEP106後に「フライ級はRIZINがトーナメントをやることになるかもしれないけど、DEEPでもGPができるだけ層を厚い」と佐伯繁代表が話していたようにロースターが揃っている。

王者対決に挑む両者、伊藤と関原、RIZIN参戦の福田以外に杉山廣平、駒杵嵩大、本田良介と粒揃いのフライ級戦線は1大会ごとに勢力分布が変わるやもしれない注目の階級だ。そして2020年、2021年と5月の後楽園大会は中止&延期となってきたため、今年こそはという力の入ったカードが揃いそうだ。

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Column DEEP DEEP106 MMA MMAPLANET o   中村大介 伊藤裕樹 小見川道大 川名TENCHO雄生 木下尚祐 石塚雄馬 福田龍彌 越智晴雄 関原翔 青井人

【DEEP106】試合結果 最後まで激闘、小見川道大。フライ級で福田龍彌&関原翔が生き残る。青井が新天地V

【写真】メイン終了後、小見川道大の引退式が行われた(C)MMAPLANET

26日(土)、東京都文京区の後楽園ホールでDEEP106 IMPACTが行われた。

メインで中村大介と引退試合を戦った小見川道大。最後までらしく、慎重ななか行くと決めると前に出るファイトで中村と真っ向勝負も、最後は腕十字でタップした。ユーリ・アルカンタラ戦を彷彿させるシーンで、タップを選択した小見川は悔いなく──涙、涙の現役生活最後の時を迎えた。

またフライ級サバイバルウォーは福田龍彌が伊藤裕樹をKOし、DEEPフライ級戦線で確固たる存在感を示している。

DEEP106 IMPACT
<フェザー級/5分3R>
○中村大介(日本)3R0分51秒
腕十字
詳細はコチラ
×小見川道大(日本)
<フライ級/5分3R>
○福田龍彌(日本)2R0分35秒
TKO
詳細はコチラ
×伊藤裕樹(日本)
<ライト級/5分3R>
○石塚雄馬(日本)2R1分18秒
KO
詳細はコチラ
×川名TENCHO雄生(日本)
<フライ級/5分3R>
○関原翔(日本)3R
判定
詳細はコチラ
×越智晴雄(日本)
<フェザー級/5分3R>
○青井人(日本)2R1分36秒
TKO
詳細はコチラ
×木下尚祐(日本)
<フライ級/5分2R>
○風我(日本)2R
判定
×ヒロヤ(日本)
<バンタム級/5分2R>
○山本有人(日本)2R
判定
×岩見凌(日本)


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DEEP DEEP106 MMA MMAPLANET o ONE キック 越智晴雄 関原翔

【DEEP106】足とTDで越智を捌く関原が追撃をかわして判定勝ち。激戦区フライ級で生き残る

【写真】元ストロー級王者の越智を下した関原がフライ級戦線で生き残った(C)MMAPLANET

<フライ級/5分3R>
関原翔(日本)
Def.3-0:29-28.29-28.29-28
越智晴雄(日本)

プレッシャーをかけていく越智に対し、関原は足を使って距離を取る。ローとサイドキックで越智を中に入れさせない関原。越智は左ローで探る。関原の右ローを受けながら前に出る越智、しかし関原の下がりながらの右ローをもらってバランスを崩した。立ち上がった越智は一気に距離を詰め、両腕を差し上げて関原をケージに押し込んだ。ここでレフェリーが試合を中断、越智の左目上から大量の出血が見られる。ドクターチェックから試合が再開されると、関原は足を使いながら二段蹴り、さらに水面蹴りのような形でもぐり込んだが、立ち上がったところを越智に捉えられる。

しかし体勢を入れ替えた関原が、両腕を差し上げて越智をケージに押し込む。ヒザを打ち込んだあと、離れた関原を追いかける越智。越智の右ストレートに関原も右ストレートを合わせた。左右のフックからシングルレッグ、さらにボディロックに切り替えた越智だが、倒し切ることはできない。反転した関原が越智をケージに押し込む。越智は一度切り返すも、再び関原が越智をケージに押し込むなど、ケージ際の攻防で初回が終了した。

2R開始早々、越智が前に出る。しかしバックステップとサークリングでかわした関原が、反対に組み付いてグラウンドに持ち込んだ。フルガードで下から相手を抱えようとする越智。さらに立ち上がろうと試みるも、関原がトップをキープする。上半身を起こして左腕を相手の首に回そうとする越智、ギロチンを察したか関原はすぐに抑え込んだ。互いに動きがないまま立ち上がってスタンドへ。関原が前に出たところで、越智がケージ際で右腕を相手の首に回してギロチンを仕掛ける。そのままグラウンドに持ち込んだが極めきれない。

ギロチンで絞め上げながら、越智の左目からは再び大量の出血が見られる。ギロチンを凌いで立ち上がった関原が、越智をケージに押し込むも、越智もすぐに離れた。前に出る越智だが、関原を捉えることができない。越智は相手のパンチをかわして右ロー。さらにテイクダウンを狙うが、これはカットされた。しかし組んでも関原がケージに押し込む形で終わった。

最終回、パンチを振って前に出る越智。足を使う関原の顔面を、越智の右フックが捉える。組んだ関原は右腕を差し上げてケージに押し込み、肩パンとヒザで相手を削る。やや疲れた表情を見せる越智は、体勢を入れ替えてもキープできず。両者が離れ、ケージ中央では打撃で探り合いながら、関原がニータップを仕掛ける。これはかわされるも、右サイドキックで相手を近づけない関原。越智のパンチに対し、サークリングとブロックで対応する。

距離を詰める越智に対し、サークリングする関原の左ジャブとローがヒット。さらにもぐり込みながらの右ショート。ここで関原がテイクダウンを奪うが、すぐに立ち上がった越智が反対に押し返し、ケージ際でボディロックから関原に背中を着かせた。関原はケージに背中をつけて立ち上がる。関原の右足を畳んで、相手を押し込みながらパンチを打ち込む越智。関原も苦しい表情を浮かべながら手耐える。左腕を差し上げ、立ち上がった関原。ここでテイクダウンを狙うも、越智に切り返されて試合を終えた。

判定は1、2Rを確実に抑えた関原の勝利となった。


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【DEEP106】福田龍彌と対戦。伊藤裕樹「言葉で表すのが下手くそなんで。試合で見せるのが手っ取り早い」

【写真】計量直後感の頬のこけよう──だが、結局が良かった伊藤。肌の具合から、調子は良さそうに感じられるが果たして……(C)MMAPLANET

26日(土)、東京都文京区の後楽園ホールで開催されるDEEP106で、元修斗世界フライ級王者の福田龍彌と対戦する伊藤裕樹。

その天才肌とも思える当て勘、勝負度胸を持つ。そんな伊藤と漢気感満載の福田の一戦は、どのような展開になろうとも──ライト層からコアファンまで見る者を納得させる戦いになること間違いない。気持ちが拳に乗り移るファイトが信条の両者、そんな対戦を前にして計量直後の伊藤に心境を尋ねた。


――計量を終えたばかりの伊藤選手です。今の心境を教えてください。

「今日、体重オーバーが続いたのですが……、僕は無事パスできたのでホッとしています」

──福田選手はマイクでも声が枯れていました。

「減量は苦労したんだろうなって思って見ていました。でも明日……、しっかりと動いてくれれば僕は満足なんで。これからしっかりとリカバリーは頑張ってほしいですね」

──メインでターゲットとなるべきタイトル統一戦が延期されました。今回の福田選手との試合、どのような位置づけにあると考えていますか。

「福田選手も元修斗フライ級王者で……、そういう看板を持っている選手なので、ここで倒せば自分のランクも1つ上がると思っているので落とせない試合です」

──伊藤選手の藤田戦、福田選手の神龍戦。見る人によっては、勝者は逆という見方もある接戦でした。

「接戦でも負けは負けで。負けた者同士なので……、白黒ハッキリさせる試合をしたいです」

──福田選手はインタビューで、ギリギリの駆け引きができる。誰よりも僕が一番、この試合を楽しみにしていると言っていました。

「まぁギリギリの戦いというか……、僕が圧倒的に叩き切るつもりでやるんで。結構、左に対する対策が上手くて。そこにカウンターなり、合わせることはこっちもやってきたんで……そこを試せる試合になるかと思います」

──試合の男前振りと違い、言葉には余り切れがないのが伊藤選手ですね(笑)。

「試合とインタビューは比例しないってやつですかね(笑)」

──自信が真っすぐ言葉に表れないです(笑)。

「言葉で表すのが下手くそなんで。試合で見せるのが手っ取り早いです」

──ライト層にも、コアファンも楽しめる伊藤選手の戦い、楽しみにしています。

「ハイ、期待してください。頑張ります」

■視聴方法(予定)
2月26日(土)
午後5時40分~SPWN PPV
午後5時40分~ニコニコ生放送

■ DEEP106計量結果

<フェザー級/5分3R>
中村大介:66.0キロ
小見川道大:66.85キロ

<フライ級/5分3R>
伊藤裕樹:57.0キロ
福田龍彌:57.2キロ

<ライト級/5分3R>
川名TENCHO雄生:70.85キロ→70.8キロ
石塚雄馬:70.65キロ

<フライ級/5分3R>
越智晴雄:57.1キロ
関原翔:57.1キロ

<フェザー級/5分3R>
青井人:66.15キロ
木下尚祐:66.45キロ

<フライ級/5分2R>
ヒロヤ:57.1キロ
風我:57.0キロ

<バンタム級/5分2R>
岩見凌:61.5キロ
山本有人:61.65キロ

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【DEEP106】計量終了 小見川「フェザー級最強決定戦楽しみましょう」✖中村「最強の敵だと思って」

【写真】セレモニアル計量ならいざ知らず、カラカラの状態で計量を待つ選手もいることが十分にありえるなか、マイクでの挨拶の数倍の時間をかけて、笑いを取る必要があるのか──再考を願いたい川名陣営だ (C)MMAPLANET

25日(金)、明日26日(土)に東京都文京区の後楽園ホールで開催されるDEEP106 IMPACTの計量が中野区の中野サンプラザで行われた。

DEEPの計量はメインから行われるのが常だが、小見川道大と戦う中村大介が開始時間になっても体重を落としており、会場に姿がなく──まずは小見川が66.0キロでパスした。


その後も今回は下着を脱いで計量に挑む選手が続出し、3選手が再計量が必要となった。

計量直後のコメントは以下の通りだ。

福田龍彌
「大変な時代のなかで試合をさせてもらえて、凄い感謝しています。エェ選手なんで、明日は精いっぱいしばきまくろうと思っています」
伊藤裕樹
「今回、2022年一発目の試合もド派手でいくので皆さん、応援宜しくお願いします」

石塚雄馬
「川名選手とは横須賀で結構練習していて。自分が東京に来て暫らく練習していないんですけど、その間に彼は強くなったと。自分、格闘技をやったりやらなかったりしていましたけど、研究はしてきたので昔とは違うぞというのを見せたいと思います」
川名TENCHO雄生
「先に50グラム、ちょっとオーバーしてしまったことを前提として」(と言ったところで、マイクを山城裕之代表に渡し、代表が代わりに)「ここから最計量に向けて、そこに集中するために言葉を控えさせてもらい、ゼスチャーでいきます」と話す。そして川名が文字を書いたスケッチブックにめくり、代表がマイクでそれに合わせて「おい石塚、コノヤロー」、「練習じゃ、ボコボコにされたけどな」、「俺が絶対に勝ってやるからな。コノヤロー」、「覚悟しとけ。コノヤロー」、「井上直樹選手の許可いただいております。ヨロシク」

関原翔
「自分が格闘技を始めた時から越智選手はDEEPのチャンピオンでした。そんな選手と明日戦えることを楽しみにしています。ここで勝ってDEEPフライ級のタイトルマッチをやりたいと思っています」
越智晴雄
「明日はぶっ飛ばして、次に繋げたいと思います」

木下尚祐
「前回大会、どれぐらい早くKOするかタイムアタックみたいな雑な試合をしてしまったんですけど、今回は綺麗な試合をする準備をしっかり2カ月間してきました」
青井人
「今回DEEP初出場で4連勝中の選手とできるので、今までやってきたことをしっかり楽しみながら試していこうかなぁと。まぁ楽しみたいと思います」

風我
「大きなチャンスを頂いた形になっていますけど、ここに全てをぶつけるために今までやってきたことがないような練習をやってきたので。明日は全てをぶつけようと思います」
ヒロヤ
「明日は叩き潰します」

山本有人
「オープニングをやらしていただくということで、しっかりと会場を盛り上げようと思って明日はバチバチ勝ちます」
岩見凌
「明日は気合を入れて戦います」

小見川道大
「今まで色んな人に支えられて、ここまで来ました。最後の試合、中村選手出てくれてありがとうございます。今まで以上に最高に仕上げてきたんで、明日のフェザー級最強決定戦楽しみましょう」
中村大介
「まず小見川選手の大事な引退試合で、計量に戸惑ってしまって。必ず落としますので。申し訳ございません、必ず落とします。で明日は必ずリカバリーして、今の自分の全てを出してフェザー級トップの……小見川選手は未だに絶対にトップだと思っていますんで。最強の敵だと思って思い切りぶつかります」

■視聴方法(予定)
2月26日(土)
午後5時40分~SPWN PPV
午後5時40分~ニコニコ生放送

■ DEEP106計量結果

<フェザー級/5分3R>
中村大介:66.0キロ
小見川道大:66.85キロ→66.2キロ

<フライ級/5分3R>
伊藤裕樹:57.0キロ
福田龍彌:57.2キロ

<ライト級/5分3R>
川名TENCHO雄生:70.85キロ→70.8キロ
石塚雄馬:70.65キロ

<フライ級/5分3R>
越智晴雄:57.1キロ
関原翔:57.1キロ

<フェザー級/5分3R>
青井人:66.15キロ
木下尚祐:66.45キロ→66.3キロ

<フライ級/5分2R>
ヒロヤ:57.1キロ
風我:57.0キロ

<バンタム級/5分2R>
岩見凌:61.5キロ
山本有人:61.65キロ

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