ここでまさかの発表。メインに出場する片山が計量で2.7kgオーバーにより試合が消滅。主催者側はチケットの払い戻しに応じるとの事。主催者の姿勢は真摯的だけど、もっと早めに発表してほしかった。わざわざ新宿まで来てるファンもいるんだから。。。そして大幅体重超過の片山。何か事情があるにせよ、さすがにメインでそりゃなしだわ。
【第1試合 アマチュア 女子スーパーアトム級(50kg)】
×丸山帆波(リバーサルジム横浜グランドスラム)
(1R 腕十字)
◯成田柊(AACC)
1R、開始直後からパンチを振るって前に出る。丸山もパンチで応戦するとこれがヒット。成田は腰を落とす。丸山はすかさずタックルに行くが、成田は首を取ってギロチン。下になって絞めるが丸山は首を抜く。しきし成田はすかさず下から腕十字!これが決まってレフェリーが試合を止めた!
【第2試合 トライアウト 58kg契約】
△増田比呂斗(マスタージャパン東京)
(判定0-0)
△鈴木梓文(和術慧舟會HEARTS)
1R、いかにも打ち気満々の増田。ボディがエグい。何度もヒットさせると鈴木はたまらずタックル。これが決まってテイクダウンに成功。マウントから足関節を狙うが増田はスタンドに脱出。だが鈴木はすぐにタックルでテイクダウンしてラウンドを終えた。
2R、開始直後の打撃の交差から鈴木がタックルでテイクダウン。しっかりとポジションを固めて時間が経過。終了間際に増田が立ち上がって膝を放つがタイムアップ。判定はドロー裁定。
【第3試合 トライアウト ウェルター級】
◯後藤亮(TRIBE TOKYO MMA)
(判定3-0)
×石原匠(シューティング宇留野道場)
1R、開始直後にスタンドでバックに周った後藤。すぐにグラウンドに引きずり込む。下になりながら三角絞めを狙うが不発。石原が上になるが膠着してブレイク。再開すると後藤はすぐに組み付いてラウンドを終えた。
2R、やはり組み付いてくる後藤。脚を掛けてテイクダウン。しばらく上を固めるが石原は下からタックルで組み付いてと立ち上がると差し合いになってブレイク。その後も大きな展開なく試合終了。判定は後藤に軍配。
【第4試合 バンタム級】
△藤田ムネノリ(SUBMIT MMA)
(判定0-0)
△永井奏多(TRIBE TOKYO MMA)
1R、藤田が奇襲。ハイからタックルで組みつくとしつこくしつこく寝技に誘い込む。一度はバックに周ったが永井は動き回って脱出を狙う。それでも食らいつく藤田。テイクダウンを巡る激しい攻防の末に藤田はフラフラ。永井の打撃にヒヤヒヤさせられるが、最後は藤田がタックルでテイクダウンしてラウンド終了。
2R、ガス欠気味の藤田に対して永井は細かいパンチとカーフキックをヒット。しかし藤田は決定打をもらわずに組み付いていく。グラウンドに引きずり込むが永井もすぐに立ち上がって一進一退の攻防のまま試合。判定はドロー裁定。
【第5試合 ストロー級】
◯鎌田悠介(パラエストラ松戸)
(1R TKO)
×伊集虎皇(パラエストラ小岩)
1R、開始直後から好戦的な伊集。間合いを詰めてパンチを振るうが鎌田のフックがカウンターでヒット。伊集はダウン。鎌田はパウンドに行くがガードを固めて難を逃れる。しばらく膠着してブレイク。再開すると再び打ち合い。鎌田のパンチが面白いようにヒット。最後はフックで伊集はダウン。パウンドを放ったところでレフェリーが試合を止めた!鎌田が快勝です。
【第6試合 フェザー級 】
△青井太一(心技館)
(判定1-1)
△中村修平(リバーサルジム東京スタンドアウト)
1R、打撃がキレる青井が果敢にパンチをヒットさせる。しかし中村は要所でタックルを決めてテイクダウン。だが青井はすぐに立ち上がる。再びスタンドに戻ると青井のパンチで中村はグラつく。青井は飛び膝を狙うが不発。中村は組み付いてテイクダウン。じわじわとバックに周ると立ち上がった青井の背中に張り付いてラウンドを終えた。
2R、しつこくタックルに来る中村。青井はことごとく切ってパンチを当てる立ち上がり。このまま行くかと思いきや、しがみつくようなタックルで中村はテイクダウンに成功。ポジションをキープしていたが、青井は下からアームロックを仕掛けたところでタイムアップ。判定はスプリットで三者三様のドロー裁定。
【第7試合 フライ級】
△輝龍(roots)
(判定1-0)
△前田壮吉(リバーサルジム横浜グランドスラム)
1R、パンチの交差から刺し合いが長らく続いてブレイク。身体が離れると打ち合いから輝龍のバックハンドブローがヒット。前田は一瞬腰を落とす。だが前田はすぐに立て直して組みつく。首相撲から肘と膝で反撃。しかし大きな展開なく膠着してブレイク。この展開が続いてラウンド終了。
2R、息を吹き返した前田が前に出て距離を潰すとまたも差し合い。首相撲の展開が続く。身体が離れると前田のパンチ、ハイがヒットして輝龍はグラつく。前田は至近距離から肘と膝を狙うがクリーンヒットしない。終盤にはタックルに行くが倒せないまま試合終了。判定はドロー裁定。
【第8試合 フライ級】
×佐々木駿友(T・GRIP TOKYO)
(判定0-3)
◯須藤晃大(格闘DREAMERS)
1R、開始直後に須藤がタックルで組みつく。スタンドでバックに周りかけたが佐々木は正対。身体が離れると須藤のカーフキックが冴え渡る。鋭角に何発もヒットすると佐々木の足が止まる。そこにミドル、前蹴りがボディをえぐると佐々木は後退。危ない場面だったが佐々木は回避。終了間際には須藤がタックルでテイクダウンしてラウンドをまとめて終わった。
2R、やはり須藤のカーフがエグい。何発もヒットして佐々木の動きを止める。手数で圧倒。終了間際にはタックルでテイクダウンを奪うと肩固めであわやの場面を作るが佐々木は何とか凌いで試合終了。判定は須藤に軍配。
【第9試合 フェザー級】
×ヨシ・イノウエ(パラエストラTB)
(1R TKO)
◯猿山千里(RISING SUN)
リーチで劣る猿山は思い切りよく間合いを詰めて左右のフックを振り回す。対するイノウエは長いリーチを活かして遠距離のパンチ、首相撲からの膝の連打で迎撃。一進一退の打撃戦が続く。中盤に入ると猿山がコーナーに追い詰めて左右のフックがクリーンヒット。イノウエが腰を落としたのを見てレフェリーが試合を止めた!
【第10試合 セミファイナル バンタム級】
◯伊集龍皇(パラエストラ小岩)
(1R ヒールホールド)
×青井心二(心技館)
1R、開始直後からダッシュして打撃戦を仕掛ける伊集。青井が迎撃するとタックルに切り替えてテイクダウン。猪木アリ状態から一気に足を掴んでヒールホールド!青井がタップ!伊集が鮮やかに極めた!